MARELLI - 特 許 · 2019. 10. 21. · 85 特 許 ステアリング支持部材構造 出 願 番...

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83 特  許 (最近の公開公報より) ■ 気体圧縮機のトルク推定装置 ■ クーリングモジュール ■ ステアリング支持部材構造 ■ ハンダ接合方法およびパワーモジュール ■ モータ支持構造 ■ ヘッドアップディスプレイ装置 ■ 車両空調用安全装置、及びその制御方法 ■ 排気熱回収器

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Page 1: MARELLI - 特 許 · 2019. 10. 21. · 85 特 許 ステアリング支持部材構造 出 願 番 号: pct/jp2016/058757 平成28年3月18日(2016.3.18) 公 開 番 号:

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特  許(最近の公開公報より)

■ 気体圧縮機のトルク推定装置

■ クーリングモジュール

■ ステアリング支持部材構造

■ ハンダ接合方法およびパワーモジュール

■ モータ支持構造

■ ヘッドアップディスプレイ装置

■ 車両空調用安全装置、及びその制御方法

■ 排気熱回収器

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CALSONIC KANSEI TECHNICAL REVIEW vol.13 2017

■気体圧縮機のトルク推定装置

出 願 番 号: 特願 2014-250158 平成 26 年 12 月 10 日(2014.12.10)公 開 番 号: 特開 2016-107951 平成 28 年 6 月 20 日(2016.6.20)発明の名称 : 気体圧縮機のトルク推定装置発 明 者 : 佐藤 敬太

【課題】 気体圧縮機のトルク推定装置において、起動時のトルクを推定する精度を向上させる.

【解決手段】 気体圧縮機200のトルク推定装置100は、気体圧縮機200の特定の動作状態における気体圧縮機200のトルク特性として基準トルク特性を記憶した基準トルク特性記憶部20と、入力された気体圧縮機200の回転速度及び気体圧縮機200から吐出された冷媒の圧力に対応するトルクを、基準トルク特性記憶部20に記憶された基準トルク特性に基づいて設定するトルク設定部10と、トルク設定部10により設定されたトルクのうち気体圧縮機200の起動時のトルクを、トルク設定部10により設定されたトルクに対する回転速度及び起動時からの経過時間に応じた補正により設定するトルク補正部と、を備える.

■クーリングモジュール

出 願 番 号: PCT/JP2015/051657 平成 27 年 1 月 22 日(2015.1.22)公 開 番 号: WO2015/129348 平成 27 年 9 月 3 日(2015.9.3)発明の名称 : クーリングモジュール発 明 者 : 下野園 均、古野 翔、吉田 秀希、大川 則行、平柳 光、藤田 隆司

【課題】 コンデンサとラジエータとをこれらの冷却の必要度に応じて冷却することができ、コンデンサとラジエータとの冷却効率が低下することを抑制することができるクーリングモジュールを提供する.

【解決手段】 車輌3に搭載されるクーリングモジュール1において、車輌3に設置されるダクト5と、ダクト5内に設けられたラジエータ7と、ダクト5内でラジエータ7の前方に設けられたコンデンサ11と、車輌3の走行状態に応じて、ラジエータ7へ流れる空気の量を調節する空気量調整部12と、ダクト5内で空気の流れを強制的につくる送風部14とを有する.

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特  許

■ステアリング支持部材構造

出 願 番 号: PCT/JP2016/058757 平成 28 年 3 月 18 日(2016.3.18)公 開 番 号: WO2016/152793 平成 28 年 9 月 29 日(2016.9.29)発明の名称 : ステアリング支持部材構造発 明 者 : 安部 雅人

【課題】 ステアリング支持部材でステアリングコラムをその重心位置で固定するようにした場合に、サイドブラケットの取付けができるようにする.

【解決手段】 車室の前部にステアリングコラム2を支持するステアリング支持部材3を設け、このステアリング支持部材3が、車幅方向4へ延びるステアリング支持部材本体5と、このステアリング支持部材本体5の両端部を車体に固定するサイドブラケット6と、を有するステアリング支持部材3の構造に関する.上記ステアリング支持部材本体5が、上記ステアリングコラム2の重心位置21の上方に配置されて、ステアリングコラム2の重心位置21またはその近傍を固定するものとされる.少なくとも上記ステアリングコラム2に近い側の上記サイドブラケット6が、車体に対して車両前後方向8に固定するための前後方向固定部22を有するものとされる.

■ハンダ接合方法およびパワーモジュール

出 願 番 号: 特願 2015-003143 平成 27 年 1 月 9 日(2015.1.9)公 開 番 号: 特開 2016-128184 平成 28 年 7 月 14 日(2016.7.14)発明の名称 : ハンダ接合方法およびパワーモジュール発 明 者 : 中田 裕輔、佐藤 豊

【課題】 ハンダ接合の信頼性を向上させるハンダ接合方法およびパワーモジュールを提供する.

【解決手段】 絶縁基板1と、絶縁基板の一側面1aに第1のハンダ層3および第1の金属層2を介して接合されるパワー半導体素子4と、絶縁基板の他側面1bに第2の金属層5および第2のハンダ層6を介して接合される冷却器7とを備えるパワーモジュールPM1のハンダ接合方法であって、第1のハンダ層および第2のハンダ層の少なくとも一方のハンダ層内に、柱状のSn-Cu金属間化合物20を形成させる.

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CALSONIC KANSEI TECHNICAL REVIEW vol.13 2017

■モータ支持構造

出 願 番 号: 特願 2014-152226 平成 26 年 7 月 25 日(2014.7.25)公 開 番 号: 特開 2016-032309 平成 28 年 3 月 7 日(2016.3.7)発明の名称 : モータ支持構造発 明 者 : 阿部 尚太郎

【課題】 主に、モータ本体の振動による異音発生を抑制または防止し得るようにする.

【解決手段】 両端面に出力軸6を設置する軸穴部7、8を有して、ヨーク部3およびエンドカバー4を備えたモータ本体5と、モータ本体5を収容可能なモータホルダ23と、を備えたモータ支持構造に関する.モータホルダ23が、側面に間隙部S1を有してヨーク部3を収容可能なヨーク側ホルダ部材32と、側面に間隙部S2を有してエンドカバー4を収容可能なエンドカバー側ホルダ部材34と、に分けて設けられると共に、両者間に、互いに嵌合可能な嵌合部35が設けられる.更に、ヨーク側ホルダ部材32の底部32aとエンドカバー側ホルダ部材34の底部34aとに対し、モータ本体5の両端面を出力軸6と平行な方向に挟着保持可能な一対のモータ保持部38、39を備える.

■ヘッドアップディスプレイ装置

出 願 番 号: 特願 2015-012318 平成 27 年 1 月 26 日(2015.1.26)公 開 番 号: 特開 2016-137746 平成 28 年 8 月 4 日(2016.8.4)発明の名称 : ヘッドアップディスプレイ装置発 明 者: 神山 英明、瀧田 季史

【課題】 表示装置の表示を立体的で多様なものにして、例えば、走行経路の表示を、距離感がつかみ易いものにすることができるようにする.

【解決手段】 表示装置5の表示を、前方に投影させるようにしたヘッドアップディスプレイ装置4に関する.上記表示装置5が、向きの異なる複数の表示面を有する.少なくとも1つの表示面が、表示を縦向きに投影させる基準表示面とされる.他の表示面が、上記基準表示面の表示に対して、傾斜した表示を投影させる立体視用傾斜表示面とされる.

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特  許

■車両空調用安全装置、及びその制御方法

出 願 番 号: 特願 2013-254265 平成 25 年 12 月 9 日(2013.12.9)公 開 番 号: 特開 2015-112917 平成 27 年 6 月 22 日(2015.6.22)発明の名称 : 車両空調用安全装置、及びその制御方法発 明 者 : 神山 直久、佐藤 武、小笠原 武、吉岡 宏起

【課題】 加熱装置に異常が発生し、異常が解除されていない場合にヒータのON/OFFが繰り返し行われることを抑制する.

【要約】 車両空調用安全装置において、ヒータによって冷媒を加熱する加熱装置に異常が発生した場合に、復帰可能異常か復帰不可異常かどうか判定し、復帰可能異常であると判定された場合に、復帰可能異常が解除されたかどうか判定し、復帰可能異常、または復帰不可異常が発生すると、ヒータによる加熱を禁止し、復帰可能異常の発生によりヒータによる加熱を禁止した後に、復帰可能異常が解除された場合に、ヒータによる加熱を復帰させる.

■排気熱回収器

出 願 番 号: 特願 2015-034854 平成 27 年 2 月 25 日(2015.2.25)公 開 番 号: 特開 2016-156324 平成 28 年 9 月 1 日(2016.9.1)発明の名称 : 排気熱回収器発 明 者 : 中嶋 史朗、鱒渕 宏章

【課題】 排気が熱交換部を迂回して導かれる作動モードにおいて、熱交換部の断熱が十分に行われる排気熱回収器を提供すること.

【解決手段】 バルブ70がバルブ軸75を中心に回動することで、排気の流れ方向が熱交換部2又はバイパス部3に向けられる.境界部45は、熱交換部2とバイパス部3との間から分流部4の内部に延びる上流側プレート41を有する.上流側プレート41は、排気の流れ方向についてバルブ軸75の下流側に対向する先端41aと、熱交換部2とバイパス部3との間に空気層9を形成する基端41bと、を有する.