週刊文春_編集スパルタ塾_Mana

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20150721編集スパルタ塾第3期 いかにして週刊文春の 女性読者を増やすか 連載・レギュラー企画

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20150721編集スパルタ塾第3期 いかにして週刊文春の 女性読者を増やすか 連載・レギュラー企画

週刊文春と私

卒業論文は「週刊誌の存在意義」を100P執筆。 研究していた当時(2006年)の主要6誌でも、週刊文春が一番好きでした。 もちろん、10年近く経った今も。

週刊文春と私

昨年連載していた、水道橋博士の「週刊藝人春秋」。 欠かさず毎週購入し、全部スクラップ。

週刊文春と私

今でも印象に残っている「安倍・真央ちゃんの顔面相似形」(2006年) 文春が好きになったきっかけのひとつかもしれません。

週刊文春の好きなところ ※個人の見解です。

 ジャーナリズム、そしてゴシップの漢  「正しい」より「面白い」  「正しそうなこと」とより「起きていること」  欲求に素直に。欲を否定しない。  文化から離れない。下世話であっても、下品ではない。

若い頃やんちゃだったらしい。50歳を過ぎた今も、ふざけてばかり。

だけど本や自然科学のことをよく知っている。

やんちゃなのに、教養がある。 話を聞いていないとか、メールを読んでないとか… 「ちょっと、しっかりして!」て言いたくなるけれど。

ふとしたときに感じる男気。

出世や名誉に関心がない。日々を楽しく働き生きている。

自分のことに、いい意味で関心がない。

週刊文春を人格にしてみると

私にとって週刊文春は、上司にしたい50代男性です。

週刊文春 女性にますますモテる連載企画 コンセプト

アラサー文化系OLにとっての(そして50代男性にとっても)

理想の職場が週刊文春にある。

Cancam系キラキラOL 希望いっぱい新入社員

一度味わったら、あまりの居心地のよさに終身雇用万歳! 知性とチャーミングさを持ち合わせた上司や、 いつもふざけてるけど男気のある上司、 いい意味で空気を読まないムードメーカー… 一貫して「正しいことより、面白いこと」をモットーとした社風に包まれたら、 毎週通わずにはいられない、心の拠り所になる。

××

モットーは「正しいより面白い」 理想の職場を体現するキャスティング

※週刊文春にはすでに、伊集院静さんや林真理子さん、そして宮藤官九郎さんに… 職場にいてほしい(しかも知的な)メンバーが勢ぞろいですが、 文春を手にとったことのないけど実は親和性がある女性読者向け入り口として考えました。

知性と遊び心を持ち合わせた 部長:いとうせいこう

自分勝手だが 憎めない? 課長:東野幸治

テキトーに愚痴を

きいてくれる

同僚:おぎはやはぎ

いい意味で空気を読まない癒しの 後輩:ローラ

いつも一生懸命でかわいい 後輩:perfume

賛否両論を 体現してきた 産業医: とんねるず

・1200字の物語(もちろん1話完結) ・社会で起きていることについて、いとうせいこうの視点で物語化。 ・最新の教養が身につく、日本一短い素材文に。

連載① 教養ある部長の、怒り・失望・希望・遊び心を包む表現に感化される

「とある日のショートショート」

<作品テーマイメージ> ・安保法案成立後の未来の、自衛官のとある日 ・ドローンを使って正義を貫く男の話 ・国会で勤める女性職員目線の会期中のある日 ・新国立競技場のために命を譲った「木」の心情 ・恋愛禁止アイドルのSNS ※ご本人が描きたいと思うテーマで毎週執筆

非常識さと常識を持ち合わせた課長的存在東野幸治と、 空気を読まない純粋さが周りを明るくするローラの ちぐはくだけど、温かい交換日記

連載② 変人課長と、空気を読まないムードメーカーのやりとりに癒される

「東野ローラの交換日記」

<交換日記のルール> ・始まりは「ローラ、あのね」「東野、あのね」 ・相手への質問やメッセージを必ず含める ※内容に縛りはなし。  自由気ままに思ったことや伝えたいできごとを。 ※コーナーとしては毎週連載、それぞれは隔週。

愚痴を言ったところで意味ないし…と大人になったあなた。 いつもテキトー脱力系な同僚的存在、おぎやはぎが あなたの悪口、前向きで楽になれる言葉に言い換えてあげるよ。

連載③ 本音で話せるテキトーな同僚に愚痴を聞いてもらいたい

「あなたの悪口、変換してあげるよ」

・読者が、最近あった嫌なことや 誰にも言えない汚い言葉での悪口を投稿 ・それを、おぎやはぎが「テキトー」に オブラートに包んだり、 どうでもよく思える表現に変換したりする。 (変換の例) なんでアイツのやることなすこと腹が立つんだ! もう視界に入ってくんな!消えろ!

↓変換 なんであの人のやることなすこと、私の心を揺さぶるのかな…お願いだからこれ以上動揺させないで!

平成のサラリーマンはデジタル漬け。 目の前にいるのに、なぜわざわざメールで言うの?口で言えばよくない?

時代に逆らってアナログにしてみたらどうなるだろう? なんて妄想をかわいい若手社員、perfumeが実験!(おじさんもメロメロ)

連載④ かわいい若手社員にツッコミを入れたい

「こう見えて昭和生まれのアナログ派なんです‼」︎

※二人が昭和生まれ。一人が平成元年生まれ。

<お題の例> ・「コピー30枚とって!」と言われたので  30枚写経だと思って書き写してみた。 ・電卓を使わずに暗算で見積書をつくってみた。 ・企画書に入れるイメージ写真の代わりに  絵を描いてみた。 ※実験の過程を編集してレポート ※可処分時間の結果と、3人の感想も。

俺たちのおかげでみんなゴシップ楽しんでるくせに‼ ︎正義感ぶりやがって‼ ︎と、思わないこともない文春記者の心。(妄想)

こんな俺たちを慰め励ましてくれるのは、 暴れん坊で経験豊富で、常に賛否両論を巻き起こしてきた とんねるず大先生だけ…?!

連載⑤ 暴れん坊代表・経験豊富で魅力たっぷりな産業医?!

「とんねるず、週刊文春の専属カウンセラーになる」

・週刊文春の記者がとんねるず(隔週で交代)に  相談を持ちかける。 ・バラエティー界で賛否両論を巻き起こしてきた  とんねるず先生が、大真面目にカウンセリング。 ・週刊誌記者ならずとも、心に響く処方箋を。

以上です。 ありがとうございました。