LogicProX 操作基礎 2 第2回 Set up ② - Music PlanzLogic Pro...

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LogicProX 操作基礎 2 第2回 Set up ② LogicProXオーディオ設定 Mac「システム環境設定」でのオーディオ設定とは独立してLogicProX個別でのオーディ オ設定ができます。オーディオインターフェース使用の場合は認識されていれば機種が表示 されます。通常はドライバ不要で「USB AUDIO CODEC」と表示されています。 注)オーディオインターフェースでドライバが必要なものは要注意です。ドライバがLogicProXのオーディオ設定を占領 しOUT/INの個別設定ができないことがあります。 レイテンシーについて レイテンシーとは反応速度の遅延時間のことです。主に、ソフトウェア音源にて鍵盤を弾 いてから発音されるまでの時間をいいます。このレイテンシー時間を短く設定すれば反応が 速くなり打ち込み時に違和感がなくなりますが、その分CPUとメモリへの負担がかかります。 あまりにMacの基本処理性能以上にレイテンシー時間を短く設定すると、ソフトウェア音源 を多く立ち上げることができなくなったり、再生できなくなったりしますので、レイテンシー の違和感がない程度にて調節することが重要です。 12 LogicProXでは、Macのサウンドとは別に独立して設定をできる。 レイテンシーが違和感ないくらいまでに数字を上げておく レイテンシーの秒数 このページの全ての内容、文章、画像は著作権によって保護されています。 権利者の許可なく引用、転載、その他販売などの二次利用することを固く禁じます。 Copyright © 2016 特定非営利活動法人ミュージックプランツ

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LogicProX 操作基礎 2

第2回 Set up ② LogicProXオーディオ設定

Mac「システム環境設定」でのオーディオ設定とは独立してLogicProX個別でのオーディオ設定ができます。オーディオインターフェース使用の場合は認識されていれば機種が表示されます。通常はドライバ不要で「USB AUDIO CODEC」と表示されています。

注)オーディオインターフェースでドライバが必要なものは要注意です。ドライバがLogicProXのオーディオ設定を占領しOUT/INの個別設定ができないことがあります。

レイテンシーについて レイテンシーとは反応速度の遅延時間のことです。主に、ソフトウェア音源にて鍵盤を弾

いてから発音されるまでの時間をいいます。このレイテンシー時間を短く設定すれば反応が速くなり打ち込み時に違和感がなくなりますが、その分CPUとメモリへの負担がかかります。あまりにMacの基本処理性能以上にレイテンシー時間を短く設定すると、ソフトウェア音源を多く立ち上げることができなくなったり、再生できなくなったりしますので、レイテンシーの違和感がない程度にて調節することが重要です。

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LogicProXでは、Macのサウンドとは別に独立して設定をできる。

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レイテンシーが違和感ないくらいまでに数字を上げておく

レイテンシーの秒数

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オーディオ録音の基礎 オーディオトラックでのレコーディングにはまずMacへの入力装置を選択します。オー

ディオインターフェースを使わない場合でも、内蔵マイクやヘッドフォン端子からのヘッドセット用マイクにて簡易録音をすることができます。通常のマイクやライン入力での録音にはオーディオインターフェースが必要になります。

入力装置の選択

      Logic Pro メニュー>環境設定>オーディオ

「入力デバイス」から装置を選択し、「変更を適応」ボタンを押します。 *Mac側の基本サウンド設定はシステム環境設定の「サウンド」で行いますが、それとは独立してLogicProX独自に装置を設定することができます。

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メインウインドウ(アレンジウインドウ)

ショートカットキーでの「隠す/表示」 LogicProXはほとんどの作業をメインウインドウにて進めることができます。必要に応じ

てアレンジ領域以外の様々なウインドウパーツを分割画面に「隠す/表示」することができます。大体のウインドウパーツはキーアサインされています。

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ライブラリ

Yインスペクタ

I

P ピアノロール

N スコアエディタ

X ミキサー

B Smart Control

W オーディオファイルエディタ

画面はイベントリスト。初期設定ではキーコマンドに割り当てられていない

O ループブラウザ

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コントロールバー 上部コントロールバーには「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズ」メニュー

で様々な情報を集約、カスタマイズできます。中央のLCDは設定を「カスタム」に変更することで詳細表示になります。

ツール設定 環境設定>一般>編集タブ 右マウスボタンを「ツールに割り当て可能」に変更すること

で3つ目のツールボックスを作ることができます。

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ライブラリ

Yインスペクタ

I

P ピアノロール

N スコアエディタ

X ミキサー

B Smart Control

W オーディオファイルエディタ

画面はイベントリスト。初期設定ではキーコマンドに割り当てられていない

O ループブラウザ

空白のエリアを「Control + クリック」または「右クリック」デフォルトのLCD

LCD設定を「カスタム」に

すごく便利!チェックを入れよう!

チェックを入れたほうがいい項目

LCD設定「カスタム」では表示が詳細になる

初期画面

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通常(左クリック)ツール ⌘ + クリックツール 右クリックツール

新規に3つめのボックスが増える

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