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LIG’s DIRECTION school 2016 初級コース03 スタッフとのコミュニケーションから ディレクションを設計する 株式会社GlobalFun代表取締役 株式会社ファーストタッチ取締役 岩井 和希

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LIG’s DIRECTION school 2016

初級コース03

スタッフとのコミュニケーションから ディレクションを設計する

株式会社GlobalFun代表取締役 株式会社ファーストタッチ取締役

岩井 和希

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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岩井 和希 株式会社GlobalFun 代表取締役 株式会社ファーストタッチ 取締役 → 顧問

金融教育系ベンチャーにて新規事業開発やマーケティング、広報室、企画部リーダーを兼任。ウェブ制作やリスティングを中心としたプロモーションを経験し独立。複数の法人を設立。現在は、アプリやWebの制作ディレクションの他、マーケティングWebプロモーション全体の年間コンサルティングも行う。

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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RDPL

BD CD

UT UATST

RUN

Development Process

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RDPL

BD CD

UT UATST

RUN

【上級コース第2回】 カスタマージャーニーマップ・エクササイズ

【上級コース第5回】 LIG流、サービスを成長させるグロースハック術

【上級コース第1回】 読まれないコンテンツ作りは終わりにしよう!ユーザーと検索エンジンに評価されるコンテンツ制作の極意

【上級コース第3回】 250万人の読者を抱える「LIGブログ」のつくり方

【上級コース第4回】 Webディレクションを左右する「勝つプレゼン!」

【上級コース第6回】 Webにとどまらず商流とビジネスを設計するために僕らが考え設計するべきこと

【初級コース第2回】 クライアントの満足を引き出す、コミュニケーション術

【初級コース第1回】 技術から逃げないディレクターになろう!現場で使える技術の基礎知識

【初級コース第3回】 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する。

【初級コース第4回】 プロジェクトはWBSなくして成功無し!プロジェクト管理のノウハウドゥハウ

【初級コース第6回】 プロジェクトはサイトが完成してからがスタートだ!ビジネスを成功に導くサイト運用術

【初級コース第5回】 ディレクターが知るべきWebプロモーションとは?サイトで売れる仕組みを作る

【初級コース第3回】 スタッフとのコミュニケーションからディレ

クションを設計する。

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プロジェクトの開発工程全体に関わってくる 重要な内容です。

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炎上させない → Speed かっこいい! → Quality 儲かる → Cost

このスクールの目的

ために、ディレクターができること

この講座の目的

ために、ディレクターが コミュニケーションでできること

まず、確認

Projectを

と思ってるはず

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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自己紹介をしよう!

Let’s introduce yourself!

その前に…

制限時間:1人30秒 隣の人と。

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エレベータートーク

「エレベータートーク」とは、同じエレベーターに乗り合わせた際に話せる程度の、ごく短い時間

の中で、 自分の言いたいことを

相手にわかりやすく簡潔に伝える会話術のことをいいます。

もともとは、起業家が集まる アメリカ・シリコンバレー発祥のビジネス文化。

参照:http://jinjibu.jp/keyword/detl/668/

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自己紹介をしよう!その2

Let’s introduce yourself! 2nd.

制限時間:1人30秒 伝えること:今日の講座の目的

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目的の重要性

どのようなコミュニケーションであっても、まずは目的を明確化した上で、行うことが重要。

目的が明確でないと…

炎上!  Speed ださい! Quality 赤字!  Cost

・時間の浪費 ・課題の漏れ ・費用の増加

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コミュニケーションとは?

What is communication ?

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Wikipediaより

コミュニケーション(英: communication、交流)とは、 社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達[1]。 (生物学)動物個体間での、身振りや音声・匂い等による情報の伝達

[1]。

気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。

googleより

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Step1 伝える

Step2 通じ合う

Step3 動かす

コミュニケーションの3STEP

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Step3 動かす

邦題 人を動かす 原題 How to Win Friends and

Influence People 直訳 友を勝ち取り、      

人に影響を与える方法

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コミュニケーションとは?

気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。

人に影響を与えること。

コミュニケーションでできること

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コミュニケーションで困ってること

What are the communication trouble ?

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聞いてみました。

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Director A

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Director B

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Aさん

Bさん

Bさん

Aさん

Designer C,D

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Designer E

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Engineer F箇条書きでめっちゃきた。。。

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打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

もっとできることたくさんあるのになー

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

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打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

もっとできること たくさんあるのになー

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1+1+1が4にも、10にもできる。

コミュニケーションを改善することで

全体パフォーマンスの 適化 をしよう!

コミュニケーションの目的

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もっとできること たくさんあるのになー

Step1 伝える

Step2 通じ合う

Step3 動かす

コミュニケーションの3STEP

コミュニケーションでできること

人に影響を与えること。

コミュニケーションの目的

全体パフォーマンスの 適化 をしよう!

ここまでのおさらい

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コミュニケーションにおける4つの課題

4 Challenges in Communication

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先ほどの悩みを整理

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打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

もっとできることたくさんあるのになー

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

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もっとできることたくさんあるのになー

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

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もっとできることたくさんあるのになー

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

知識・経験 チームビルド

情報共有 スピード

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もっとできることたくさんあるのになー

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

知識・経験 チームビルド

情報共有 スピード

今日は、ここメインです。

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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コミュニケーションマトリックス

Communication Matrix

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データには入力と出力があります。(キリッ)

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input 聴く力、読み取る力、質問する力

output 判断力、話力、情報整理、ロジカル、人

間力

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手段は整理できます。

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ドキュメント プレゼン

進行管理 タスク管理

MTG(テレカン)

MTG(対面)

チャット

電話

メール

雑談

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雑談

メール

電話

ドキュメント

プレゼン

進行管理

タスク管理

MTG(テレカン)

MTG(対面)

チャット

Sound

Text

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整理すると

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input output

Sound 聞く 話す

Text 読む 書く

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コミュニケーションマトリックスの深掘り

Communication Matrix 2nd.

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input output

Sound 聞く 話す

Text 読む 書く

Meet

Remote

Chat

Mail

Document

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

Meet

Remote

Chat

Mail

Document

Meet

Remote

Chat

Mail

Document

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良いとこ、悪いとこ

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Meet

メリット デメリット 頻度 方法

a. 複数人への情報共有が可能。

b. 条件分岐が多い課題に対しスピード感を持って対応できる。

c. 人物に対して、より多くの情報を得られる。

a. コスト管理がずさんになりがち会議時間(+移動時間)×人数×平均時給

b. 「話す」行為は記録に残らないため、言った言わないの水掛け論になる可能性も。

月/週/日 緊急時

対面MTG 雑談

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Remote

メリット デメリット 頻度 方法

a. 複数人への情報共有が可能。

b. 条件分岐が多い課題に対しスピード感を持って対応できる。

c. 移動コストが不要

a. 顔が見えない(顔が見えてもより細かい情報が得られない)以上、複雑な意図や立場を伝える場合には注意

b. 「話す」行為は記録に残らないため、言った言わないの水掛け論になる可能性も。

c. 電話魔に捕まると作業中断も。

月/週/日 緊急時

電話 テレカン 音声会議

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Chat

メリット デメリット 頻度 方法

a. スピード感のある情報共有が可能

b. 相手情報の事前取得が不要

c. 話すような手軽さがありつつ記録が残る

a. 相手が見てるかどうか分からない

b. タスクを降る場合は、双方に事前の取り決め・承認が必須。

c. 複数のツールを使用する場合、ツールに切り替えやログイン・ログアウトが手間。

d. 情報管理に不向き

常時

ChatWork Slack Messenger Skype LINE など

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Mail

メリット デメリット 頻度 方法

a. みんな持ってる

b. エビデンスとしての価値がある

a. 相手が見てるかどうか分からない

b. 条件分岐が多い課題に対し、不向き

c. 情報管理に不向き

常時Gmail Outlook など

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Document

メリット デメリット 頻度 方法

a. 正確な情報共有が可能

b. 画像を使ったイメージ共有が可能

c. 他の方法との組み合わせで利便性UP

d. エビデンスとしての価値が高い

a. 作成に時間がかかる。

b. スキル不足の人が作成すると、情報の不足・誤りが発生し大きなトラブルのもとに

c. 相手が見ない可能性がある。

常時

Word Excel

PowerPointPDF など

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「取り敢えず会議すれば良い」「取り敢えず書けばいい」「取り敢えず電話すればいい」

が、良いわけが無い。

それぞれの手法のメリット、デメリットを理解し、 適切なタイミングで用いることで、 効率アップ、成果アップを目指そう!

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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主なコミュニケーション手法

The Main Communication Method

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会議・MTG

Meeting

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Meet

Remote

Chat

Mail

Document

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MTGの3つの種類

3 Type of Meeting

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1. Report 2. Decision

3. Brainstorming

報告MTG 決定MTG アイディアMTG

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1. Report 2. Decision

3. Brainstorming

事前資料、時間制限 決定者、時間制限 ルール、雰囲気

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Web開発におけるMTGの5つ種類

5 Type of Development Meeting

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Kickoff

メリット デメリット 頻度 方法

a. プロジェクトの全体像や経緯、重要課題などの共有と意識レベルの共通化ができる

b. メンバーの性格や人柄、コミット度を把握でき、Projectの進行が円滑になる。

ー 初回 対面MTG

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Regular

メリット デメリット 頻度 方法

a. 進捗に合せて課題の共有ができる

b. 重要課題に対する意識合わせ

c. スケジュールを立てやすい

a. プロジェクトが進むと形骸化し始める

b. 不要な会議が増える

月/週/日対面MTG テレカン

   スクラップ&ビルドを忘れずに!

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Irregular

メリット デメリット 頻度 方法

a. 状況に合わせてMTGの組み立てが可能

b. メンバーを絞ること無駄な時間を減らせる

c. 溜まっていた課題が一気に解決することも

d. 人間関係を改善できる

a. メンバーのスケジュール調整が手間

b. 重要課題、継続課題の解決には向いていない

都度対面MTG テレカン 電話

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Emergency

メリット デメリット 頻度 方法

a. スピード感のある情報共有および決断が可能

b. 1人では出てこないアイディアを出せる

a. 会議を開催することで満足してしまう。

b. その場では解決できない問題にも関わらず会議が長引く

都度対面MTG テレカン 電話

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Closed

メリット デメリット 頻度 方法

a. 今後の課題と改善点が明確になる

b. プロジェクトメンバーとの仲を深められる。

c. 追加発注や継続契約の話も

a. めんどくさい

b. だいたいみんなやらない

c. 知らない人いっぱい

納品後フェーズ終了

対面MTG

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Closed

クローズドMTGでおすすめの KPT法

KPTは、Keep/Problem/Tryの略で、「Keep=よかったこと」「Problem=悪かったこと」「Try=次に試すこと」の、3つの点で振り返るフレームワーク。

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Closed KPT

Keep

Problem

Try

続けたいこと1

続けたいこと2

続けたいこと3

続けたいこと4

問題1 問題2 問題3

問題4 問題5 問題6

試したいこと1

試したいこと2

試したいこと3

試したいこと4

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成功するMTGの9つのTips

9 Tips of Meeting to Succeed

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1. アジェンダ 2. 参加者 3. 事前資料 4. ファシリテーター 5. 時間前準備 6. 課題・担当・期限 7. 終了前フィードバック

8. 時間制限 9. 議事録

MTG 9Tips

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ドキュメント・資料

Document

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Meet

Remote

Chat

Mail

Document

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Document

メリット デメリット 頻度 方法

a. 正確な情報共有が可能

b. 画像を使ったイメージ共有が可能

c. エビデンスとしての価値が高い

a. 作成に時間がかかる。

b. スキル不足の人が作成すると、情報の不足・誤りが発生し大きなトラブルのもとに

c. 相手が見ない可能性がある。

常時

Word Excel

PowerPointPDF など

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ドキュメントの目的

The purpose of the document

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ドキュメントにより、皆の頭の中のもやもやを、 可視化する。

テキスト化、イメージ化することで、 より正確な情報共有が可能に。

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ドキュメントの種類

Type of Documents

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RDPL

BD CD

UT UATST

RUN

Development Process

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

RDPL

BD CD

UT UATST

RUN

Development Process

スケジュール

見積書

契約書

組織図、体制図

課題管理表

検討資料

議事録

ミッション

マーケット調査、解析、プランニング

業務フロー、ユースケース、ビジネスルール

要件定義書、画面定義書

詳細設計書、テスト仕様書

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

ミッション

マーケット調査、解析、プランニング

業務フロー、ユースケース、ビジネスルール

要件定義書、画面定義書

詳細設計書、テスト仕様書

スケジュール

見積書

契約書

組織図、体制図

課題管理表

検討資料

議事録

Input

Output

Management

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

誰が作るべきか?

Who should make the Document ?

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

本来は…

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

本来は…

ミッション

マーケット調査、解析、プランニング

業務フロー、ユースケース、ビジネスルール

要件定義書、画面定義書

詳細設計書、テスト仕様書

スケジュール

見積書

契約書

組織図、体制図

課題管理表

検討資料

議事録

Input クライアント

Output 開発チーム

Management

マネジメント チーム

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でも、実際は…

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

でも、実際は…

ミッション

マーケット調査、解析、プランニング

業務フロー、ユースケース、ビジネスルール

要件定義書、画面定義書

詳細設計書、テスト仕様書

スケジュール

見積書

契約書

組織図、体制図

課題管理表

検討資料

議事録

全部、ディレクター

無理っす!

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例えば…

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

例えば…

ミッション

マーケット調査、解析、プランニング

業務フロー、ユースケース、ビジネスルール

要件定義書、画面定義書

詳細設計書、テスト仕様書

スケジュール

見積書

契約書

組織図、体制図

課題管理表

検討資料

議事録

ディレクター

マーケッター プランナー

クライアント

クライアント

クライアント

ディレクター

テクニカルディレクター、エンジニア

ディレクター

専門家

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クライアント資料だからと待っていては、 いつまでたってもProjectが進まない…

叩きの資料を作り、 Projectをスムーズに進めよう!

そのフォーマットが財産になります。

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成功するドキュメントの5つのTips

5 Tips of Document to Succeed

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1. ファイル名 2. フォルダー名 3. バージョン管理 4. 更新履歴 5. 無駄に作り過ぎない

Document 5Tips

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

すべてのDocumentsをディレクターが作るのは、 時間、コストの観点から無理であり無駄。

必要性に応じて、担当と責任の所在をはっきりし、 チームとして動くべし。

ただし、丸投げは禁止。 どの資料も概要は理解できるよう努力しよう。

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雑談

Small Talk

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Meet

Remote

Chat

Mail

Document

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

Projectの成功のためには、自他共にプロとして 責任をもって対応する必要がある。

殺伐とした雰囲気を改善できるのが、 ちょっとした雑談。

仲良くなる必要は無い。 が、仲良いほうが、楽しいし幸せ。 わざわざ軋轢を作る必要もない。

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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ワークショップでは、 全3回の会議を、ひとつの開発Projectに見立て、

初回 キックオフMTG 2回   メインMTG 3回 クローズドMTG

を実施し、Project全体の流れを借り体験して頂きました。

詳細は、セミナーのみ公開

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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ここからは、メインの話ではないのでゆるりと。

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もっとできることたくさんあるのになー

スケジュール実現するための費用を算出しても結局値切る。だったら安請け合いしないで相談してベストな方法を相談してほしい。

クライアントからの質問事項などをそのまま丸投げ。こちらからの回答をそのままクライアントに丸投げ。

スケジュールの調整ができない。例)HTMLの作成が3日遅れます。→では組み込み締め切りも3日ずれますね→いえ、お尻は変わりません。

開発するもののおおよそどうやって作るのかそもそもクライアント以上に理解しておらずエンジニアはディレクターとクライアント2者に1〜10説明しなければならない。ディレクターのシステム知識が低すぎる。

打ち合わせにエンジニア不参加の時にその場でディレクターが安請け合いをして無茶なスケジュールを組む。

すべてのクライアントへの打ち合わせに参加できるわけではないので打ち合わせの日必要な議事録の共有がなかったりクライアントからの要望などがディレクターで止まってエンジニアに降りてこない。またその逆でエンジニアからの声がディレクターで止まってクライアントへ届かないものがある。

スキルセットをきちんと共有して仕事をスタートさせることってあんまりないんですよね、、、

企画に至った経緯まで把握して制作にあたりたいですが、共有されない

関係者が向いてる方向バラバラな状況で、自分がどう立ち回れば良いかって事が気になるかな~。

企画書とか仕様書がしょぼい

デュレクターの行動時間に合わせて連絡をガンガンしてくる。(早朝だったり深夜だったり)緊急であれば致し方ないが緊急度の精査もせず送ってくるのは如何なものか。

レス遅せーとか電話出ねーとかでしょうか…

返信ないとか電話ないとかは厄介ですね。

デザイナー=グラフィッカーとしてアサインされるケースが多いので、それ以外は全然やらないってこともあります。だからあんまり楽しくない仕事も多いです。

「 低限」の仕事になってしまうので、良い仕事をする、お互いに 大のパフォーマンスを発揮するためにどのようなコミュニケーションをとればいいのかが知りたいなって、

自分の仕事にどのくらいの裁量と自由度があるのか、どのくらいまで踏み込んで提案したらいいのかとか、がいつもわからない

エンジニアの作業範囲がディレクターの範囲まで侵食することが多すぎる。例)工数20工数で見積もる→スケジュールも引いてもらえますか?

どっちがどこまでやるかの線引きが曖昧なときとかは面倒ですかね。

チームビルディングの問題

社長が現場から離れつつあるのに決定権は握り続ける

知識・経験 チームビルド

情報共有 スピード

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知識・経験

Knowledge & Experience

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デザインやシステム要件など

Web開発に対する専門知識が不足している

専門家に確認をとった上で、先に進める。 ただし、丸投げしない。

学びは続ける

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チームビルディング

Team Building

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コミュニケーションを決める前に、 あるべき組織構造を理解し、チームビルディングをする必要がある

Step1 組織構造の理解

Step2 チームビルディング

Step3 コミュニケーション設計

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PL

PJオーナー

PMPMO

DirL

Dir

TechL

Tech

GDE

DE ME

ENL

EN

Dir Tech

EN

プロジェクトに対する組織構造の理解

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パートナー2パートナー1

外部ベンダー

クライアント 自社

PJオーナー

社長さん

PL

伊藤さん

PM

田中さん

PMO

佐藤さん

DirL

山田さん

決済機能

南さん

音声機能

東さん

PM

山田さん

DirL

岩井さん

Dir

山根さん

TechL

山本さん

Tech

山下さん

GDE

辻原さん

DE

辻之内さん

ME

坂田さん

ENL

山々さん

EN

猪俣さん

Dir

加藤さん

Tech

山中さん

EN

飯田さん

事業部A

伊藤和さん

事業部B

佐藤卓さん

事業部C

佐藤未さん

ENL

井上さん

case1. クライアントワークの場合

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

パートナー2パートナー1

外部ベンダー

クライアント

PJオーナー

社長さん

PL

伊藤さん

PM

田中さん

PMO

佐藤さん

決済機能

南さん

音声機能

東さん

GDE

辻原さん

DE

辻之内さん

ME

坂田さん

EN

猪俣さん

EN

飯田さん

事業部A

伊藤和さん

事業部B

佐藤卓さん

ENL

井上さん

case2. 担当者不在

自社

PM

未定

DirL

岩井さん

Dir

山根さん

TechL

未定

Tech

山下さん

ENL

山々さん

Dir

未定

Tech

山中さん

DirL

未定

事業部C

未定

リーダー不在

クライアント側のメンバー不在

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

パートナー2パートナー1

外部ベンダー

クライアント 自社

PJオーナー

社長さん

PL

伊藤さん

PM

田中さん

PMO

佐藤さん

DirL

山田さん

決済機能

南さん

音声機能

東さん

PM

山田さん

DirL

岩井さん

Dir

山根さん

TechL

山本さん

Tech

山下さん

GDE

辻原さん

DE

辻之内さん

ME

坂田さん

ENL

山々さん

EN

猪俣さん

Dir

加藤さん

Tech

山中さん

EN

飯田さん

事業部A

伊藤和さん

事業部B

佐藤卓さん

事業部C

佐藤未さん

ENL

井上さん

case3. 忙しい

複数プロジェクト兼任

複数プロジェクト兼任

転勤・退社

複数プロジェクト兼任

転勤・退社

転勤・退社

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正しい組織構造を理解した上で、 Projectの進行に合わせ、

その時々の不足人員を把握する。 その上で、適切なチームビルドを行う。

その先に、コミュニケーション があります。

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コミュニケーションのスピード

Communication Speed

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回答の遅延がボトルネックとなり、 炎上のリスクも。

そもそも、回答が遅いと信用されない…

ビジネスメールは24時間以内が基本 すぐに回答できない問題であっても

「確認します」「追って連絡します」とだけでも返信する。

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目次

1. 自己紹介 2. 今日の講座 3. コミュニケーションの目的 4. コミュニケーションの整理 5. コミュニケーションの手法 6. ワークショップ 7. コミュニケーション補足 8. まとめ

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今日はいろいろな話をしましたが、

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LIG’s DIRECTION school 2016 スタッフとのコミュニケーションからディレクションを設計する

経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、

残りの85パーセントは「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」

これ、コミュニケーションで改善できる部分です。

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「知識が無いからできない」「経験が無いから失敗する」ではなく、

コミュニケーションのあるべき姿を理解

コミュニケーションを適切に用い、 きちんと伝え、通じ合い、人に影響を与えることで

Projectを成功に導こう!

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まとめのまとめ

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ディレクターのスキルは、 ビジネス基礎スキルの積み上げです。

ディレクションをスムーズに進められる人は、 どんな仕事でもだいたいできます。

食いっぱぐれない。

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おわり

ご静聴ありがとうございました。

さぁミートアップだ!!!

LIG’s&DIRECTION&School&&next&is…�

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お知らせ

社員、パートナー激しく募集中!!!

ディレクター、デザイナー、コーダー、エンジニア

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おわり

ご静聴ありがとうございました。

さぁミートアップだ!!!