KRONOS 61/73/88KRONOS X 61/73/88New KRONOS (KRONOS 2) 61/73/88

System Version 3.0.3 June, 21, 2015

Version 3.0.3の新機能KRONOSソフトウェア・バージョン3.0.3では、KRONOSエディターおよびプラグイン・エディター 3の対応、KRONOS/KRONOS Xのサウンド・ファイルのファクトリー・プログラム自動リマップ機能、セット・リスト・モードのスロット・トランスポーズ表示などの新機能を追加しました。詳細については、ダウンロードしたKRONOS_Update_3_0_3.zipに含まれるManualsフォルダー内にある、KRONOS_v303_New_Featuresをご覧ください。これらの新機能追加に加えて、さまざまな動作改善や精度向上を行っています。

ソフトウェア・バージョン3.0.3以前をお使いの方は、コルグ・ウェブサイト（https:/shop.korg.com/kronos/Support）から無料でダウンロードすることができます。全てのKRONOS、KRONOS X、New KRONOSに対して、アップデートすることができます。どのソフトウェア・バージョンからも、バージョン 3.0.3へのアップデートが可能です。

KRONOSエディターおよびプラグイン・エディター 3KRONOSエディターおよびプラグイン・エディター 3に対応するための機能をKRONOS本体に追加します。KRONOSエディターおよびプラグイン・エディター 3は、https://shop.korg.com/kronos/Support にて無償ダウンロードすることができます。

KRONOS / KRONOS Xのサウンド・ファイルのファクトリー・プログラム自動リマップ機能New KRONOSとKRONOS/KRONOS Xでは、ファクトリー・プリロード・プログラムのバンク／ナンバー配列が異なります。このため、KRONOS/KRONOS Xでセーブしたサウンド・ファイルを、new KRONOSでロードした場合、コンビネーション、ソング、ドラム・トラックでファクトリー・プリロード・プログラムを使用している音色が正しく発音しない場合があります。

この新機能を使用することで、KRONOS/KRONOS X(ソフトウエア・バージョン2.1以前)でセーブした.PCGファイルを判別して、KRONOS/KRONOS Xからnew KRONOSのプログラムのバンク／ナンバー配列に自動的に変換してロードします。

Set ListモードのSlot Transpose表示Set Listモード、Playページに、スロットのトランスポーズ設定を表示します。Set Listモードで演奏中にトランスポーズ設定が一目で確認できる便利な機能です。

Version 3.0.2からの主な動作改善、不具合修正内容

General[動作改善]: ノブ等の動作中のグラフィック表示を改善。

[バグ修正]: EXsオプションのドラム・サンプル等で不正なノイズが発生する場合がある不具合を修正。Version 3.0.2でのみ発生していた不具合。

[バグ修正]: MIDIダンプ・データ受信直後にHELPを押しても、Helpダイアログが表示されない不具合を修正。

MIDI[動作改善]: "Add to Set List"実行で、Add先のSet List#、Slot#に対応するMIDIメッセージを送信しないように改善。

[バグ修正}: セット・リストやコンビネーションでのプログラム・チェンジや"Transpose"のエディットにおいて、"All Sound Off" メッセージが送信されていた不具合を修正。

Set Listモード[バグ修正]: セット・リストでトランスポーズしたとき、SGX-2プログラムのストリングス・レゾナンス機能が正しく効果で発音しない不具合を修正。

[バグ修正]: セット・リストで設定したトランスポーズが、ドラム・トラックのドラム・プログラムが"Pitched"サブ・カテゴリーの時に有効とならない不具合を修正。

[バグ修正]: セット・リスト、EQグラフィク等の表示乱れが発生する場合がある不具合を修正。

Programモード[動作改善]: EXi - EP-1プログラム "Panel/IFX/Amp"ページで、エフェクトのプラグ・グラフィック部分をタッチすると、エフェクト・リストが表示されるように動作改善。

[バグ修正]: EXi - PolysixEXプログラムのParameter Detailsでのパラメータのエディット操作で、稀に動作が不正となる場合がある不具合を修正。

[バグ修正]: ドラム・トラックに対して、RPNファイン・チューンを受信したときに、"Detune"値表示が更新されない不具合を修正。

Combinationモード[バグ修正]: コンビネーションを演奏したまま、グローバル・モードに移行した時に、"All Sound Off"メッセージが送信されていた不具合を修正。

[バグ修正]: ティンバーの"Transpose"値を大きく下げた状態で低音鍵盤を演奏すると動作が不正となる場合がある不具合を修正。

Sequencerモード[バグ修正]: Track Play Loopの設定操作で極端にスロー・ダウンする場合がある不具合を修正。

[バグ修正]: ポップアップを表示させたままシーケンサーを再生した場合、ソングの最後に演奏が進んだ時に、動作が不正となる場合がある不具合を修正。

Samplingモード[バグ修正]: サンプルを共有しているデータを含む、UserBank.KSCファイルをロードしたときに、発音処理動作が不正となる場合がある不具合を修正。

[バグ修正]: セーブしたUserBank.KSCのファイル名を変更した場合に、"Load required samples"機能を使ったサンプル・データのロードができない不具合を修正。

Globalモード[バグ修正]: HD-1, EXi AL-1, STR-1, MOD-7, SGX-2で、"Osc/Timbre/Track Transpose"パラメーターの設定が正しく動作しない場合がある不具合を修正。

[バグ修正]: "Sample Manage"ページでUnload実行時に、操作手順によっては、未選択のサンプル、マルチ・サンプルがUnloadされてしまう場合がある不具合を修正。

Diskモード[バグ修正]: EXsインストール時に、インストーラー・ファイル(.exsins)が、"&"文字を含むフォルダーがパスに含まれると、"Failed: EXsInstall.exsins file error"と表示されインストールができない不具合を修正。

[バグ修正]: "Multi Select"オンで、ファイルのコピー、ペースト操作中に、稀に動作が不正となる場合がある不具合を修正。

[バグ修正]: "Load DX Program Bank"ダイアログで、ロード先にI-B...I-Fが選択できない不具合を修正。

その他、システムの細かい動作改善、不具合を修正しました。