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CCD カラーカメラ KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL 取扱説明書 株式会社日立国際電気 このたびは日立 CCD カメラをお買い上げいただき、 ありがとうございます。 ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みください。 お読みになった後は、後日お役に立つこともあります ので大切に保管してください。 絵表示について この「安全上のご注意」では、製品を安全に正しくお使いいただ き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぐため に、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のよう になっています。内容をよく理解してから本文をお読みくださ い。 この表示を無視して、誤った取扱いをす ると、人が死亡または重傷を負う可能性 が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取扱いをす ると、人が損害を負う可能性が想定され る内容および物的損害のみの発生が想定 される内容を示しています。 安全上のご注意 警告 注意 絵表示の例 ○: この記号は禁止の行為であることを告げる ものです。図の中や近傍に具体的な禁止 内容(左図の場合は分解禁止)が描かれて います。 ●: この記号は行為を強制したり指示したり する内容を告げるものです。図の中に具体 的な表示内容(左図の場合は電源プラグを コンセントから抜く)が描かれています。 RoHS Compliant These products compile with the requirement of he RoHS (Restriction of the use of Certain Hazardous Substances in Electrical and electronic Equipment) Directive 2002/95/EC.

Transcript of KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP …...CCDカラーカメラ KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL...

CCD カラーカメラ

KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL

取 扱 説 明 書

株式会社日立国際電気

このたびは日立 CCD カメラをお買い上げいただき、

ありがとうございます。

ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みください。

お読みになった後は、後日お役に立つこともあります

ので大切に保管してください。

絵表示について

この「安全上のご注意」では、製品を安全に正しくお使いいただ

き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぐため

に、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のよう

になっています。内容をよく理解してから本文をお読みくださ

い。

この表示を無視して、誤った取扱いをす

ると、人が死亡または重傷を負う可能性

が想定される内容を示しています。

この表示を無視して、誤った取扱いをす

ると、人が損害を負う可能性が想定され

る内容および物的損害のみの発生が想定

される内容を示しています。

安全上のご注意

警告

注意

絵表示の例

○: この記号は禁止の行為であることを告げる

ものです。図の中や近傍に具体的な禁止

内容(左図の場合は分解禁止)が描かれて

います。

●: この記号は行為を強制したり指示したり

する内容を告げるものです。図の中に具体

的な表示内容(左図の場合は電源プラグを

コンセントから抜く)が描かれています。

RoHS Compliant These products compile with the requirement of he RoHS (Restriction of the use of Certain Hazardous Substances in Electrical and electronic Equipment) Directive 2002/95/EC.

A

■異常なときは使わない

万一、煙が出ている、変な匂いや音がする

など異常状態のまま使用すると、火災、感

電の原因となります。すぐに電源ユニット

の電源スイッチを切り、その後必ず電源プ

ラグをコンセントから抜いてください。煙

が出なくなるのを確認して販売店に修理を

ご依頼ください。お客様による修理は危険

ですから絶対におやめください。

■異物を入れない

通風口や開口部などから内部に金属類や燃

えやすいものを差し込んだり、入れたりし

ないでください。火災、感電の原因となり

ます。

万一、異物が内部に入った場合は、電源ユ

ニットの電源スイッチを切り、必ず電源プ

ラグをコンセントから抜いた後、お買い上

げの販売店にご連絡ください。そのまま使

用すると火災、感電の原因となります。

警告

■原因不明のまま、画面が映らないときは使わない

画面が映らないなどの故障状態で使用しな

いでください。火災、感電の原因となります。

すぐに電源ユニットの電源スイッチを切り、

電源プラグを抜いて修理を販売店にご依頼

ください。

■落下するおそれのある場所に設置しない

もろい材質の天井板(および壁面)に設置

しないでください。

落下してけがの原因となります。

■レンズを強い光に向けない

ビデオカメラのレンズを目に当てて強い光

に向けると、目を痛めることがありますの

で強い光に向けないでください。

警告

■水の入った容器を置かない

電源ユニット、AC アダプター、ビデオカメ

ラの上に、花瓶、植木鉢、化粧品、薬品、水

などの入った容器(水槽やコップなど)を

置かないでください。こぼれたりして、内

部に水などが入ったまま使用すると、火災、

感電の原因となります。

万一、内部に水が入った場合は、ご使用を

中止してください。そのままご使用になり

ますと、火災、感電の原因となります。

■風呂場では使用しない

風呂場では使用しないでください。火災、

感電の原因となります。

■不安定な場所に置かない

ぐらついた台の上や傾いた所など、不安定

な場所に置かないでください。落ちたり、

倒れたりして、けがの原因となります。

■カバーを開けない

カバーの内部には電圧の高い危険部分もあ

ります。カバーを開けると感電の原因とな

ります。内部の点検、調整、修理はお買い

上げの販売店にご依頼ください。

■分解、改造はしない

分解、改造はしないでください。火災、感

電の原因となります。

■水に濡らさない

雨天、降雪中に使用するときは、濡らさな

いようにご注意ください。火災、感電の原

因となります。

万一、水などが内部に入った場合は使用を

やめ、電源ユニットの電源スイッチを切り、

必ず電源プラグをコンセントから抜いた後、

お買い上げの販売店にご連絡ください。そ

のまま使用すると火災、感電の原因となり

ます。

B

■落としたり、キャビネットを破損しない

万一落としたり、キャビネットを破損した

場合は、電源スイッチを切り、必ず電源プ

ラグをコンセントから抜いた後、お買い上

げの販売店にご依頼ください。そのまま使

用すると、火災、感電の原因となります。

警告

■電源コードを熱器具に近づけない

コードの被覆が溶けて、火災、感電の原因

となります。

■電源プラグを抜くときはコードを引っ張らない

コードを引っ張って電源プラグを抜くとコ

ードが傷つき、火災、感電の原因となるこ

とがあります。電源プラグを抜くときは、

必ずプラグ部分を持って抜いてください。

■濡れた手で電源プラグを抜き差ししない

感電の原因となることがあります。

■長時間後使用にならないときは電源プラグを抜く

安全のため、電源プラグをコンセントから

抜いてください。

■移動させるときは電源プラグを抜く

移動させるときは、電源コードのプラグと

外部機器の接続コードも抜いたことを確認

の上、移動してください。つながったまま

移動させると、電源コードなどが傷つき、

火災、感電の原因となることがあります。

■ほこりの多いところには置かない

ほこりの多い所や油煙や湯気が当たるよ

うな場所に置かないでください。火災、感

電の原因となることがあります。

■振動や衝撃の加わる所には置かない

この機器に振動や衝撃が加わると、火災や

故障の原因となることがあります。

■重いものを上に置かない

バランスが崩れて倒れたり、落下してけが

の原因となることがあります。

■腐食性ガスのあるところには置かない

この機器の周囲に腐食性ガスがあると、火

災や故障の原因となることがあります。

■油煙や湯気が当たる場所に設置しない

調理台や加湿器のそばなどに設置しないで

ください。火災、感電の原因となることが

あります。

■温度の高いところには置かない

直射日光が当たる所や熱器具のそばなど温

度の高い所には置かないでください。内部

の温度が上がり、火災や故障の原因となる

ことがあります。

■温度の低いところには置かない

冷凍倉庫や外気にさらされるなど、温度変

化の激しい所には置かないでください。結

露などにより、火災や故障の原因となるこ

とがあります。

定期点検とお手入れについて

お手入れ前には必ず電源を切って、電源コードのプラグを抜

いてから行ってください。

■年に一度はサービスマンに定期点検と内部の清掃を

依頼してください

機器内部にほこりがたまったまま長い間掃

除をしないと、火災や故障の原因となるこ

とがあります。なお、定期点検や掃除費用

については販売店などにご相談ください。

■カバーは乾いた布で拭いてください

汚れがひどいときは、薄目の中性洗剤を浸

しよく絞った布で拭き取ってから、から拭

きしてください。このとき、液が内部に入

らないように注意してください。ベンジン、

シンナー、アルコールなどの液体クリーナ

ーやスプレー式クリーナーは使用しないで

ください。

注意

■発火や引火の危険性がある場所に設置しない

ガスなどが充満した場所に設置すると、火

災の原因となります。

■落下の恐れのある場所に設置しない

ビデオカメラの重量に耐えられないような

場所に設置しないでください。落下してけ

がの原因となります。設置の際は、販売店

にご相談ください。

C

CCD 特有の現象

● CCD の特性により次の様な現象が発生することがありますが故障ではありません。

スミア、ブルーミング現象

強い光(電灯、蛍光燈、太陽光の強い反射など)を写したときに起こる現象で、強い光の上下に縦に薄く尾を引いたような帯が出

ることがあります。このようなときは、強い光が画面に入りにくい位置にカメラの角度を変えてください。

固定パターン

高温時に動作させたとき、一定のパターンを持つ模様(縦スジ、白点スポット、梨地状のザラザラ)が現れることがあります。

カメラ感度を高くするほど見え易くなります。

モアレ現象

細かい線の集まりや縞模様を写した時には、実際にない縞模様(干渉縞)が現れることがあります。

ゴースト現象

被写体の近くに強い光(電灯、蛍光燈、太陽光の強い反射など)がありますと、ゴースト(正規の画像とずれて重複して現れる虚

像)が発生することがあります。レンズの絞り具合、またはレンズの種類によっては、ゴーストが顕著に現れることがあります。

このようなときは、カメラの角度を変えてください。

ご使用になる前に

1.電源について 外部電源から供給する場合は直流 12V は 11~13V の範囲で供給してください。

2.お手入れについて ●センサーのガラス面には手を触れないでください。汚れ、傷などにより画像が劣化します。

●レンズやガラス面に付着したごみや汚れ等は、手吹きブロアーやレンズブラシで吹き払うか、綿棒でガラスに傷をつけない様

に取り除いてください。

●本カメラを使用しない場合でもレンズ又はシールを取り付けて、ガラス面にごみや傷がつかないように保護してください。

3.カメラを保護するために ●直射日光の下や、雨や雪が直接当たる場所や、引火性ガスや腐食性ガスのある場所での使用および保管はおやめくださ

い。

●本機は、0~40℃の範囲で動作しますが、特に高温(40℃以上)で長時間連続して使用したり放置したりすると寿命が短くなり

ます。連続で長時間ご使用になる場合は、温度の高いところをさけて設置してください。また湿度の高い場所も故障の原因と

なりますので避けてください。

●落としたり、強いショック・振動を与えたりしないでください。

●コネクタの抜き差しはコネクタ部分を持って行ってください。

4.カメラの配置 カメラを数台極めて近づけて配置させた場合、お互いに干渉してノイズが生じる場合があります。このような場合は、なるべく離

して配置するか、外部同期をかけてご使用ください。

5.カメラの固定 ズームレンズ等重いレンズを使用する場合や、激しい振動や衝撃が加わる場合には、レンズも装置へ固定してください。

6.取り扱いについて ●レンズ等の取付け作業は、ごみ付着防止のために清浄な場所で行ってください。

●レンズを取り付けるときは傾きが生じないように取扱いに注意してください。また、レンズのマウントネジ部にはごみ等の異物

の付着、傷が無いものをご使用ください。

D

目次

1. 概要 ············································································································································································································ 1

2. 標準構成 ·································································································································································································· 1

3. 特長 ············································································································································································································ 1

4. システム例 ······························································································································································································· 1

5. 各部の名称と働き ················································································································································································ 2

6. カメラの取付け ······················································································································································································· 2

7. レンズ ········································································································································································································· 2

8. 光学フィルタ ···························································································································································································· 3

9. コネクタ ······································································································································································································ 4

10. カメラ機能の説明 ················································································································································································· 5

11. リモートコントロール ············································································································································································ 9

12. コマンドリスト ······················································································································································································· 16

13. カメラリンク出力タイミングチャート ············································································································································· 19

14. トリガ動作とタイミングチャート ····················································································································································· 23

15. 入出力信号 ·························································································································································································· 27

16. 分光感度特性 ····················································································································································································· 28

17. 仕様 ········································································································································································································· 30

18. 外形寸法図 ·························································································································································································· 31

19. CD-ROM ································································································································································································· 32

2007 年 9 月 第 3 版発行

1

概要 日立カメラKP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLは、RGB原色モザイクフィルタ付き全画

素読出し方式CCDを採用したCameraLink出力方式プログレッシブスキャンカラーカメラです。

KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL は PowerOverCL タイプですので、カメラリンクケーブルから電源供給されます。

標準構成

梱包を開いたときにご確認ください。

カメラ本体(IRカットフィルタ付き) ············································1

CD ROM (ドキュメント、コントロールソフト) ··························1

構成表/保証書···············································································1

特 長

・高解像度

2/3型500万画素(KP-FD500PCL/SCL)、1/1.8型200万画素(KP-FD202PCL/SCL)、1/2型145万画素(KP-FD140PCL/SCL)

の正方格子高画素CCDの採用により、高解像度映像を実現します。

・小型軽量

デジタル出力コネクタに小型SDRコネクタを採用し、44(W)×44(H)×41(D)mm、約110gの小型軽量化を実現しています。

・高色再現

RGB 原色モザイクフィルタの採用と、6 色独立マスキング機能の搭載により良好な色再現性を実現します。

・電源供給型カメラリンク

KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL は、カメラリンクケーブルから電源供給されます。

システム例

KP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLはCameraLinkケーブルを使用してフレームグラバ

ボードと接続します。

HITACHI

HITACHI

KP-FD500PCL

KP-FD202PCL

KP-FD140PCL

KP-FD500SCL

KP-FD202SCL

KP-FD140SCL

電源アダプタ

給電型カメラリンク フレームグラバボード

カメラリンク フレームグラバボード

給電型 ミニカメラリンクケーブル×2

(Base configuration 時は×1)

ミニカメラリンクケーブル

(Medium configuration 時は×2)

注意 本製品を国外に輸出される場合には、外国為替および外国貿易管理法の規制をご確認の上、必要な手続きをお取りください。 なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問合わせください。

別売品 (1)12 ピンプラグ HR10A-10P-12S(01) (2)AC アダプタ UD-M1 (3)ジャンクションボックス JU-F30/JC-100 (4)ダミーガラス(AR コート) ARC1214 (5)三脚アダプタ TA-F500 (6)ミニカメラリンクケーブル (7)カメラケーブル

モールドタイプ シールドタイプ

2m C-201KSM C-201KSS

5m C-501KSM C-501KSS

10m C-102KSM C-102KSS

CE マーキング適応地域ではシールドタイプを使用下さい。ま

た、ケーブル両端にクランプフィルタ(ZCAT2035-0930A: TDK)を

装着してください

2

各部の名称と働き

カメラの取付け

オプションの三脚アダプタ「TA-F500」を装着して、カメラを三脚または取り付け金具に固定してください。

カメラ取り付けねじは、次のものをご使用ください

U1/4-20 山

L = 4~5.5mm

5.5mm を超えるねじはカメラを破損することがあり

ます。また、4mm 以下のねじでは正しく固定できず

にカメラが落下することがあります。

レンズ

SEE

MAN

UAL

AP

ERC

EVO

IR

MANU

EL

PLATE,RATED

RoHS

SER.N

O.

D.OUT2D.OUT1

DCIN/SYNC

CameraLink コネクタ デジタル映像出力およびカメラ制御信号の入出力に使用します。

カメラ/三脚アダプタ 取付用ネジ

カメラ/三脚アダプタ 取付用ネジ穴

レンズマウント (C マウント)

DC IN/SYNC コネクタ DC+12V 電源(KP-FD500SCL /FD202SCL/FD140SCL) お よび外部トリガ信号の入力に使用します

レンズ選定上のご注意

レンズの取り付け部分の寸法は右図の制限守ってください。

寸法が確保できない場合はレンズ及びカメラが破損しますので

絶対に取り付けないでください。

レンズのフランジ面

レンズの突起面

9mm 以下

3

光学フィルタ

IR カットフィルタの取外し方

(1)ネジ①2 本を外すとフィルタ押さえ②が外れます。

(2)次にフィルタ枠④の中から IR カットフィルタ③を取り外します。

(3)IR カットフィルタを取り外した後に、フィルタ押さえをネジ 2 本で再び

取り付けます。

※ゴミ等がカメラ受光面に侵入するため、クリーンルーム等の清浄された

空気下で作業を行ってください。

1

2

3

4

4

コネクタ

1.カメラリンクコネクタ

D.OUT 1(コネクタ 1)

Pin No. Signal Pin No. Signal

+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL) 1

GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL) 14 GND

2 TXOUT 0 (-) 15 TXOUT 0 (+)

3 TXOUT 1 (-) 16 TXOUT 1 (+)

4 TXOUT 2 (-) 17 TXOUT 2 (+)

5 TXCLKOUT (-) 18 TXCLKOUT (+)

6 TXOUT 3 (-) 19 TXOUT 3 (+)

7 RX (+) [ SERTC (+) ] 20 RX (-) [ SERTC (-) ]

8 TX (-) [ SERTFG (-) ] 21 TX (+) [ SERTFG (+) ]

9 TRIG/VD (-) [ CC1 (-) ] 22 TRIG/VD (+) [ CC1 (+) ]

10 N.U. [ CC2 (+) ] 23 N.U. [ CC2 (-) ]

11 N.U. [ CC3 (-) ] 24 N.U. [ CC3 (+) ]

12 N.U. [ CC4 (+) ] 25 N.U. [ CC4 (-) ]

+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL) 13 GND 26

GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)

D.OUT 2(コネクタ 2:Medium configuration 時に使用)

Pin No. Signal Pin No. Signal

+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL) 1

GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL) 14 GND

2 TYOUT 0 (-) 15 TYOUT 0 (+)

3 TYOUT 1 (-) 16 TYOUT 1 (+)

4 TYOUT 2 (-) 17 TYOUT 2 (+)

5 TYCLKOUT (-) 18 TYCLKOUT (+)

6 TYOUT 3 (-) 19 TYOUT 3 (+)

7 N.U. 20 N.U.

8 N.U. 21 N.U.

9 N.U. 22 N.U.

10 N.U. 23 N.U.

11 N.U. 24 N.U.

12 N.U. 25 N.U.

+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL) 13 GND 26

GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)

SDR コネクタ(3M) 又は相当品 N.U.:Not used

デジタル出力ケーブルは、特性インピーダンス100Ωのツイストペア線および外皮シールドタイプをご使用ください。また、ビデ

オ機器やフレームグラバー等のGND端子にデジタル出力ケーブルのシールド線(GND)を接続してください。

TX:カメラ→装置への送信データです。

RX:装置→カメラへの送信データです。

(注)カメラに電源を投入したまま、ケーブル(デジタル出力ケーブル)の抜き差しは行わないでください。

CE マーキング適合地域では、ケーブル両端(カメラ及び画像処理側)にクランプフィルタ(ZCAT2035-0930A:TDK)を装着し

てください。

2.DCIN/SYNC コネクタ

PIN NO. Signal PIN NO. Signal

1 GND 7 Trigger IN / VD IN

---- (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL)2

+12V (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)8 GND

3 GND 9 ----

4 ---- 10 FLASH OUT / VD OUT

5 GND 11 ----

6 ---- 12 GND

プラグ(ケーブル側適合プラグ) :HR10A-10P-12S(01) ヒロセ電機 又は相当品

(注)カメラに電源を投入したまま、ケーブル(カメラケーブル)の抜き差しは行わないでください。

5

カメラ機能の説明

KP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLの機能設定はカメラリンク経由でPCから行います。本

章では搭載されている機能の説明とその調整方法について説明します。

各コマンドの送受信方法に関しては、9~15ページ「リモートコントロール」および16~18ページ「コマンドリスト」を参照ください。

(1) TRIGGER : 外部トリガに関する設定

・MODE : モードの選択

OFF (出荷時設定) : トリガモードが OFF になります(ノーマルモード)

FIXED SHUTTER : 固定シャッタモードになります

ONE TRIGGER : ONE トリガモードになります

VD CONTROL : VD 同期モードになります

・POLARITY : トリガ極性の選択

POSITIVE (出荷時設定) : 入力極性 HIGH をトリガ信号とします

NEGATIVE : 入力極性 LOW をトリガ信号とします

・SOURCE : トリガソースの選択

CL-CC1 (出荷時設定) : カメラリンク信号 CC1(4 ページ「コネクタ」参照)にトリガ信号を入力します

12pin : 12pinDCIN/SYNC コネクタの 7 番ピンからトリガ信号を入力します

※詳細は 23~27 ページ「トリガ動作とタイミングチャート」を参照ください。

(2) OUTPUT SIGNAL : 12pinDCIN/SYNCコネクタの10番ピンから出力する信号についての設定

OFF (出荷時設定) : 何も出力しません

FLASH OUT : フラッシュパルス(ストロボ)を出力します

VD : カメラ VD を出力します

(3) SHUTTER : 電子シャッタについての設定

OFF (出荷時設定) : シャッタ動作を OFF にします(ノーマルシャッタ)

1/12 or 1/30 (*1),

1/60, 1/100,

1/250, 1/1000, 1/2000,

1/10000, 1/50000 second : 設定したシャッタスピードになります(PRESET シャッタ)

(*1) 1/12: KP-FD500PCL/SCL

1/30: KP-FD202PCL/SCL and KP-FD140PCL/SCL

VARIABLE : 10~1/100000 秒の範囲でシャッタスピードを設定できます(VARIABLE シャッタ)

・VARIABLE VALUE : VARIABLE シャッタのシャッタスピードを設定します

10 ~ 1/100000 second : 1536 段階でシャッタスピードを設定します

(出荷時設定:1/12: KP-FD500PCL/SCL

1/30: KP-FD202PCL/SCL and KP-FD140PCL/SCL)

シャッタスピードの設定値は下記の計算式から求めます。(ShutterSpeed : μsec)

a) 露光時間から設定値 XYY16 を求める式

⎟⎟⎠

⎞⎜⎜⎝

⎛×⎟⎠

⎞⎜⎝

⎛ −=

−=

+ 9100

110

1

161X

YY

X

edShutterSpe

edShutterSpe

int

))int(log(

b) 設定値 XYY16 から露光時間を求める式

sec])[( µ9110 1 ×+×= +

16

16X

100

YYedShutterSpe

6

例 1. 露光時間= 1/125sec (= 8000μsec)にする設定値 XYY を求める

( )( )

16

16

16

1612

2C7XYY

C7

9

1007

9

1001

10

8000YY

2

18000X

=∴

=

⎟⎠

⎞⎜⎝

⎛×=

⎟⎟⎠

⎞⎜⎜⎝

⎛×⎟⎠

⎞⎜⎝

⎛ −=

=−=

+

  

  

  

int

int

logint

例 2. 設定値 nnn = 25D16 のときの露光時間を求める

[sec]

sec][

)(

  

  

234.221

4269.53

9100

5D110

16

162

=

=

×+×= +

µ

1edShutterSpe

(4) DATA BIT : 出力ビット幅の設定

24bit (出荷時設定) : 接続方法を Base configuration に切り換えて、映像を 24bit で出力します

30bit : 接続方法を Medium configuration に切り換えて、映像を 30bit で出力します

36bit : 接続方法を Medium configuration に切り換えて、映像を 36bit で出力します

(5) VD/FVAL : 垂直同期信号の設定です

VD : VD を出力します

FVAL (出荷時設定) : FVAL を出力します

(6) HD/LVAL : 水平同期信号の設定です

HD : HD を出力します

LVAL (出荷時設定) : LVAL を出力します

(7) GAIN LEVEL : 電気感度を手動で調整します

0 (出荷時設定) : AGC が OFF のときに MANUAL ゲインを設定します。

~ 12dB or 18dB (*1) (*1) 0~12dB を 337 段階で設定: KP-FD500PCL/SCL

0~18dB を 504 段階で設定: KP-FD202PCL/SCL and KP-FD140PCL/SCL

(8) GAMMA : ガンマ補正の設定です

・MODE : モードの選択

OFF (出荷時設定) : ガンマ補正を行いません

ON : 設定した値に応じたカーブでガンマ補正を行います

・LEVEL : ガンマ補正量の詳細な調整

0 ~ 255 : ガンマカーブを 256 段階で設定します(出荷時:128)

(9) SHARPNESS : 輪郭補正の設定です

・MODE : モードの選択

OFF (出荷時設定) : 輪郭補正を行いません

ON : 設定した値に応じて輪郭補正を行います

・LEVEL : 輪郭補正量の調整

0 ~ 255 : 0 側は輪郭がソフトになり、255 側は輪郭がシャープになります(出荷時:128)

(10) BRIGHTNESS : マスターブラックを調整します

0 ~ 255 : 256 段階で設定します(出荷時設定:128)

(11) KNEE : ニーの動作モードに関する設定です

-MODE- : モードの選択

OFF (出荷時設定) : ニーは動作しません

ON : 画像の明るい部分の階調を自然にします

7

-KNEE POITN- : ニーポイント調整

0 (出荷時設定) ~ 32 : 0 側に行くほどニーの開始レベルが低くなり 32 側に行くほど高くなります

-KNEE SLOPE- : ニースロープ調整

0 (出荷時設定) ~ 159 : 0 側に行くほどニーの利きが強くなり 159 側に行くほどニーの利きが弱くなります

(12) ALC : 画像レベルの自動調整(Auto Level Control)の設定です

・MODE : モードの選択

OFF (出荷時設定) : AGC および AES を OFF にします(MANUAL ゲイン、NORMAL シャッタ)

AGC : AES を OFF にして 0~12dB (KP-FD500PCL/SCL)、0~18dB (KP-FD202PCL/SCL and

KP-FD140PCL/SCL)の範囲で自動的にレベル調整を行います

AES : AGC を OFF にしてシャッタスピードにより自動的にレベル調整を行います

AGC & AES : AGC および AES を ON にします

・VIDEO LEVEL : AGC か AES が ON のときに自動的に調整されるビデオレベルの設定です

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側は収束レベルが下がり、255 側は収束レベルが上がります

(13) WHITE BALANCE : ホワイトバランスの設定です

・MODE : モードの選択

ATW : リアルタイムでホワイトバランスを自動で追尾します

AWC : AWC ADJUST で自動調整した後の状態にします

MANUAL (出荷時設定) : マニュアルで R-GAIN、B-GAIN を調整します

AWC ADJUST : MODE を AWC 設定時にホワイトバランスの自動調整を実行します

・R-GAIN : Red ゲインの調整

0 ~ 255 : R ゲインを 256 段階で調整します (出荷時設定:128)

・B-GAIN : Blue ゲインの調整

0 ~ 255 : B ゲインを 256 段階で調整します (出荷時設定:128)

(14) MASKING : 6色独立マスキング(原色R,G,Bと補色Ye,Cy,Mgの飽和度と色相を独立に変える)の設定です

・MODE : モードの選択

OFF (出荷時設定) : マスキング機能を使用しません

ON : マスキング機能を使用します

・R-SATURATION : Red の飽和度調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Red の飽和度を 256 段階で調整します

・R-HUE : Red の色相調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど Ye よりになり 255 側に行くほど Mg よりになります

・Cy-SATURATION : Cyan の飽和度調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Cyan の飽和度を 256 段階で調整します

・Cy-HUE : Cyan の色相調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど B よりになり 255 側に行くほど G よりになります

・G-SATURATION : Green の飽和度調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Green の飽和度を 256 段階で調整します

・G-HUE : Green の色相調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど Cy よりになり 255 側に行くほど Ye よりになります

・Mg-SATURATION : Magenta の飽和度調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Magenta の飽和度を 256 段階で調整します

・Mg-HUE : Magenta の色相調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど R よりになり 255 側に行くほど B よりになります

・B-SATURATION : Blue の飽和度調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Blue の飽和度を 256 段階で調整します

・B-HUE : Blue の色相調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど Mg よりになり 255 側に行くほど Cy よりになります

・Ye-SATURATION : Yellow の飽和度調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Yellow の飽和度を 256 段階で調整します

・Ye-HUE : Yellow の色相調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど G よりになり 255 側に行くほど R よりになります

8

(15) PAINT BLACK : ペイントブラック(RGBそれぞれの色レベルを独立に変える)の設定です

・MODE : モードの選択

OFF (出荷時設定) : ペイントブラック機能を使用しません

ON : ペイントブラック機能を使用します

・RED : Red の色レベル調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Red の色レベルを 256 段階で調整します

・GREEN : Green の色レベル調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Green の色レベルを 256 段階で調整します

・BLUE : Blue の色レベル調整

0 (出荷時設定) ~ 255 : Blue の色レベルを 256 段階で調整します

(16) PARTIAL SCAN : パーシャルスキャンに関する設定です

-MODE- : モードの選択

OFF (出荷時設定) : パーシャルスキャンを行いません

ON : パーシャルスキャンを行います

-START- : パーシャルスキャンのスタート位置

1 (出荷時設定) ~ 2050 : 1~2050 (KP-FD500PCL/SCL) の範囲で設定したラインから走査を開始します

1 (出荷時設定) ~ 1220 : 1~1220 (KP-FD202PCL/SCL) の範囲で設定したラインから走査を開始します

1 (出荷時設定) ~ 1024 : 1~1024 (KP-FD140PCL/SCL) の範囲で設定したラインから走査を開始します

-WIDTH- : パーシャルスキャンのスキャン幅

1 ~ 2050 (出荷時設定) : 1~2050 (KP-FD500PCL/SCL) の範囲で設定したライン数の走査を行います

1 ~ 1220 (出荷時設定) : 1~1220 (KP-FD202PCL/SCL) の範囲で設定したライン数の走査を行います

1 ~ 1024 (出荷時設定) : 1~1024 (KP-FD140PCL/SCL) の範囲で設定したライン数の走査を行います

※WIDTHの値を16以下にすると、AGCやAESが動作しない場合があります。

9

リモートコントロール

1.通信方式

・制御方式 : 調歩同期方式

・転送速度 : 9600bps

・データ長 : 8ビット

・スタートビット : 1ビット

・ストップビット : 1ビット

・パリティ : 無し

・ビット転送 : LSBファースト

2.通信制御方法

リモートコントロールソフトが通信制御の全コントロールを行い、カメラ制御マイコンに対しTEXTデータを転送する事によりデー

タ送受信制御を行う。

3.プロトコルデータ説明

次ページ以降説明する内容は、カメラ制御マイコンとリモートコントロールソフトのデータプロトコルを表す。また、カメラ制御マイ

コンをスレーブ、リモートコントロールソフトをマスタとする。

・受信保護タイマ(タイムアウトエラー)

マスタ、スレーブの共通処理として、受信保護タイマを1秒間とする。

“TEXT”データ等の1ブロックデータ受信制御時、データ間隔が1秒以上経過した場合は、直ちにエラーとして受信データを破棄

する。また、受信データに関する応答信号は出力しない。

10

(1)マスタがデータを送信した場合(正常処理)

① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。

② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。

③ マスタは、“送信データ”をスレーブに対し送信する。

④ スレーブは、“送信データ”受信後に“ACK”コードをマスタに送信してハンドシェークを終了させる。

(2)マスタがデータを読み出す場合(正常処理)

① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。

② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。

③ マスタは、“読出しコマンド”をスレーブに対し送信する。

④ スレーブは、“読出しコマンド”受信後に“ACK”コードをマスタに送信する。

⑤ スレーブは、“読出しデータ”をマスタに対し送信する。

⑥ マスタは、“読出しデータ”受信後に“ACK”コードをスレーブに送信してハンドシェークを終了させる。

スレーブ

(KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL)

HITACHI

マスタ(装置)

1

2

3

4

ENQコード(05H)

ACKコード(06H)

送信データ(ASCIIコード)

ACKコード(06H)

HITACHI

マスタ(装置)

1

2

3

4

ENQコード(05H)

ACKコード(06H)

読出しコマンド(ASCIIコード)

ACKコード(06H)

6

5 読出しデータ(ASCIIコード)

ACKコード(06H)

スレーブ

(KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL)

11

(3)マスタがデータを送信した場合(制御打ち切り処理)

① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。

② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信不可状態のため、“NACK”

コードを送信する。

③ 一連のシーケンスを繰り返し、再転送処理を行う。再転送回数は、3回までとする。

3回連続でNACKコードを受信した場合、通信制御が行えない状態とし通信制御を終了させる。

(4)マスタがデータを送信時(データエラー発生時処理)

① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。

② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。

③ マスタより“送信データ”を送信する。

④ スレーブは、“送信データ”を受信する。受信データにエラーを検出した場合(フレーミング、オーバー

ランエラーのエラー検出)、データ通信を行わない。

⑤ ③、④のシーケンスを繰り返した後、“送信データ(正常データ)”をマスタが転送する。

⑥ スレーブは、“送信データ”を受信する。受信データが正常データを検出後、“ACK”コードを送信し、

一連のシーケンスを終了させる。

HITACHI

マスタ(装置)

1

2

3

ENQコード(05H)

NACKコード(15H)

ENQコード(05H)

NACKコード(15H) ENQコード(05H)

NACKコード(15H)

ENQコード(05H)

NACKコード(15H)

スレーブ

(KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL)

HITACHI

マスタ(装置)

1

2

3

ENQコード(05H)

ACKコード(06H)

送信データ(エラー発生)

送信データ(エラー発生)

送信データ(正常データ)

ACKコード(06H)

4

5

6

3秒間

経過

3秒間

経過

スレーブ

(KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL)

12

(5)送信フレームエラーの場合(マスタ送信時)

① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。

② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。

③ マスタより“送信データ”を送信する。

④ スレーブ側では、何らかの原因によりデータ受信が行われなかった。

⑤ マスタは、“送信データ”に対する応答コードが受信できないため、3秒後再度“送信データ”を送信す

る。このシーケンスを3回繰り返す。

⑥ マスタが3回再送信を行っても正常受信不可の場合、シーケンスを打ち切り制御を終了させる。

マスタ(装置)

1

2

3

ENQコード(05H)

ACKコード(06H)

送信データ(ASCII コード)

送信データ(ASCII コード)

送信データ(ASCII コード)

4

5

3秒間

経過

3秒間

経過

送信データ(ASCII コード) 6

3秒間

経過

スレーブ

(KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL)

HITACHI

13

(6)送信フレームエラーの場合(マスタ受信時)

① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。

② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。

③ マスタより“読出しコマンド”を送信する。

④ スレーブは、“読出しコマンド”受信後に“ACK”コードをマスタに送信する。

⑤ スレーブは、“読出しデータ”をマスタに対し送信する。

⑥ マスタ側では、何らかの原因によりデータ受信が行われなかった。

⑦ スレーブは、“読出しデータ”に対する応答コードが受信できないため、3秒後再度“読出しデータ”を送

信する。このシーケンスを3回繰り返す。

⑧ スレーブが3回再転送を行っても正常受信不可の場合、シーケンスを打ち切り制御を終了させる。

HITACHI

マスタ(装置)

1

2

6

ENQコード(05H)

ACKコード(06H)

読出しデータ(ASCII コード)

読出しデータ(ASCII コード)

読出しデータ(ASCII コード)

7

3秒間

経過

3秒間

経過

読出しデータ(ASCII コード) 8

3秒間

経過

3

4

読出しコマンド(ASCII コード)

ACKコード(06H)

5 スレーブ

(KP-FD500PCL/SCL

KP-FD202PCL/SCL

KP-FD140PCL/SCL)

14

4.通信コマンドデータ形式

(1)送信データ、読出しコマンド(マスタ → スレーブ)

(a) コマンドデータは、ASCIIコードに変換し送信する。

(b) 通信バイト数は18バイトとする。

(c) 通信データ形式(送信順)

・STX(スタートコード) : TEXTの開始を表すコード。

1バイト(02H)

・TEXTデータ : 送受信されるデータ。

14バイト(ASCIIコード)

・ETX(エンドコード) : TEXTの終了を表すコード。

1 バイト(03H)

・サム値 : STX、TEXTデータ、ETXの全データ加算値と(FFH)とのXOR結果とする。

2バイト(ASCIIコード)

(d) TEXTデータ形式詳細(送信順)

・ステータス : 送信するデータのステータス情報。

2バイト(ASCIIコード)

EEPROMの書き込みに使用。

(0:書き込み無し、1:書き込み有り)

・ID No. : カメラ固有の ID。

KP-FD500PCL/SCL、KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCL は(FFH)固定

2バイト(ASCIIコード)

・エリアアドレス : 送信データ(01H)と読出しコマンド(81H)の区別。

2バイト(ASCIIコード)

・相対 No. : 調整する項目毎にNo.をセットする(0~255まで)。

2バイト(ASCIIコード)

・データ(注) : 送信するデータをセットする。

2バイト×3(ASCIIコード)

STX 1バイト

TEXTデータ 14バイト

ETX 1バイト

サム値 2バイト

18バイト

ステータス 2バイト

ID No. 2バイト

エリアアドレス

2バイト 相対 No. 2バイト

データ 2バイト×3

14バイト

15

(2) 読出し(受信)データ(スレーブ → マスタ)

(a) コマンドデータは、ASCIIコードに変換し送信する。

(b) 通信バイト数は10バイトとする。

(c) 通信データ形式(送信順)

・STX(スタートコード) : TEXTの開始を表すコード。

1バイト(02H)

・TEXTデータ : 送受信されるデータ。

6バイト(ASCIIコード)

・ETX(エンドコード) : TEXTの終了を表すコード。

1バイト(03H)

・サム値 : STX、TEXTデータ、ETXの全データ加算値と(FFH)とのXOR結果とする。

2バイト(ASCIIコード)

(d) TEXTデータ形式詳細(送信順)

・データ(注) : 受信されたデータがセットされる。

2バイト×3(ASCIIコード)

(注)データ転送順について

エリアアドレス データ種類 データバイト数 1st データ 2nd データ 3rd データ

1 バイト データ 0 0

コモンデータ 2 バイト 上位データ 下位データ 0 0x01(送信データ)

0x81(読出しコマンド) 3 バイト 最上位データ 中位データ 下位データ

5.SUM 値の求め方

1 2 3 4 5 6 7 STX

STATUS ID NO AREA ADDRESS RELATIVE NO DATA ETX SUM

02 01 FF 01 04 00 00 00 03 28

1. STATUS から DATA までを ASCII コードにより、数値に変換する(STX と ETX はそのまま)。

'0'→(30)16 '1'→(31)16 '4'→(34)16 'F'→(46)16 STX:(02)16 ETX:(03)16

2. STX から ETX までを全て足し合わせる(1つずつ足す)。

(02)16+(30)16+(31)16+(46)16+(46)16+(30)16+(31)16+(30)16+(34)16+(30)16+(30)16+(30)16+(30)16+(30)16+(30)16+(03)16 =(2D7)16

STX STATUS ID AREA RELATIVE DATA ETX

3. 2 で出た答えと(FF)16 との XOR(Exclusive OR)をとり、出てきた答えの下2桁が SUM 値となる。

(2D7)16 と (FF)16 との XOR ⇒ (228)16

STX 1バイト

TEXTデータ 6バイト

ETX 1バイト

サム値 2バイト

10バイト

データ 2バイト×3

6バイト

16

1.送信データ(設定コマンド、注意:1~7 及び SUM は ASCII コードに変換する必要があります)

1 2 3 4 5 6 7

Item STXSTATUS ID NO.

AREA ADDRESS

RELATIVENO.

DATA ETX SUM

OFF 02 01 FF 01 04 00 00 00 03 28

FIXED 02 01 FF 01 04 01 00 00 03 27

1TRIG 02 01 FF 01 04 02 00 00 03 26MODE

VD CONT 02 01 FF 01 04 04 00 00 03 24

POSITIVE 02 01 FF 01 0F 00 00 00 03 16POLARITY

NEGATIVE 02 01 FF 01 0F 01 00 00 03 15

CL-CC1 02 01 FF 01 05 00 00 00 03 26

TRIGGER

SOURCE 12pin 02 01 FF 01 05 01 00 00 03 25

OFF 02 01 FF 01 06 00 00 00 03 26

FLASH OUT 02 01 FF 01 06 01 00 00 03 25OUTPUT SIGNAL

VD 02 01 FF 01 06 02 00 00 03 24

OFF 02 01 FF 01 08 00 00 00 03 24

1/12 or 1/30 02 01 FF 01 08 01 00 00 03 23

1/60 02 01 FF 01 08 02 00 00 03 22

1/100 02 01 FF 01 08 03 00 00 03 21

1/250 02 01 FF 01 08 04 00 00 03 20

1/1000 02 01 FF 01 08 05 00 00 03 1F

1/2000 02 01 FF 01 08 06 00 00 03 1E

1/10000 02 01 FF 01 08 07 00 00 03 1D

1/50000 02 01 FF 01 08 08 00 00 03 1C

PRESET

VARIABLE (*2) 02 01 FF 01 08 FF 00 00 03 F8

MIN (1/100000(s)) 02 01 FF 01 11 00 00 00 03 2A

SHUTTER SPEED (*1)

VARIABLE VALUE (2Byte) (*2) MAX (10(s)) 02 01 FF 01 11 06 00 00 03 1E

24bit 02 01 FF 01 14 00 00 00 03 27

30bit 02 01 FF 01 14 01 00 00 03 26DATA BIT

36bit 02 01 FF 01 14 02 00 00 03 25

VD 02 01 FF 01 15 00 00 00 03 26VD/FVAL

FVAL 02 01 FF 01 15 01 00 00 03 25

HD 02 01 FF 01 16 00 00 00 03 25HD/LVAL

LVAL 02 01 FF 01 16 01 00 00 03 24

MIN (0) 02 01 FF 01 0C 00 00 00 03 19GAIN( 2Byte) (*4)

MAX (336/503) 02 01 FF 01 0C 01 50/CE 00 03 13/F0

OFF 02 01 FF 01 23 00 00 00 03 27MODE

ON 02 01 FF 01 23 01 00 00 03 26

MIN (0) 02 01 FF 01 24 00 00 00 03 26GAMMA

LEVEL MAX (255) 02 01 FF 01 24 FF 00 00 03 FA

OFF 02 01 FF 01 27 00 00 00 03 23MODE

ON 02 01 FF 01 27 01 00 00 03 22

MIN (0) 02 01 FF 01 28 00 00 00 03 22SHARPNESS

LEVEL MAX (255) 02 01 FF 01 28 FF 00 00 03 F6

MIN (0) 02 01 FF 01 17 00 00 00 03 24BRIGHTNESS

MAX (255) 02 01 FF 01 17 FF 00 00 03 F8

ON 02 01 FF 01 42 00 00 00 03 26MODE

OFF 02 01 FF 01 42 01 00 00 03 25

MIN (0) 02 01 FF 01 43 00 00 00 03 25KNEE POINT

MAX (32) 02 01 FF 01 43 20 00 00 03 23

MIN (0) 02 01 FF 01 44 00 00 00 03 24

KNEE

KNEE SLOPE MAX (159) 02 01 FF 01 44 9F 00 00 03 05

OFF 02 01 FF 01 0B 00 00 00 03 1A

AGC 02 01 FF 01 0B 01 00 00 03 19

AES 02 01 FF 01 0B 02 00 00 03 18MODE

AGC & AES 02 01 FF 01 0B 03 00 00 03 17

MIN (0) 02 01 FF 01 26 00 00 00 03 24

ALC

VIDEO LEVEL MAX (255) 02 01 FF 01 26 FF 00 00 03 F8

(*1) SHUTTER SPEED の設定は、ONE トリガモード時もしくは AES が ON のときには無効になります。 (*2) VARIABLE を選択したときだけ、VARIABLE VALUE を設定できます。 (*3) VARIABLE VALUE は、000016~060016 の範囲で設定できます(シャッタスピードの設定値については 5~6 ページを参照)。 (*4) ALC MODE が OFF/AES のときの GAIN LEVEL 設定です。 000016~015016 (KP-FD500PCL/SCL)、000016~01CE16 (KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCL)の範囲で設定できます。

コマンドリスト

17

1 2 3 4 5 6 7

Item STXSTATUS ID NO.

AREA ADDRESS

RELATIVENO.

DATA ETX SUM

ATW 02 01 FF 01 29 00 00 00 03 21

AWC 02 01 FF 01 29 01 00 00 03 20

MANUAL 02 01 FF 01 29 02 00 00 03 1F MODE

AWC ADJUST (*5) 02 01 FF 01 29 03 00 00 03 1E

MIN (0) 02 01 FF 01 2A 00 00 00 03 19 R-GAIN

MAX (255) 02 01 FF 01 2A FF 00 00 03 ED

MIN (0) 02 01 FF 01 2B 00 00 00 03 18

WHITE BALANCE

B-GAIN MAX (255) 02 01 FF 01 2B FF 00 00 03 EC

OFF 02 01 FF 01 31 00 00 00 03 28 MODE

ON 02 01 FF 01 31 01 00 00 03 27

MIN (0) 02 01 FF 01 32 00 00 00 03 27 R-SATURATION

MAX (255) 02 01 FF 01 32 FF 00 00 03 FB

MIN (0) 02 01 FF 01 33 00 00 00 03 26 R-HUE

MAX (255) 02 01 FF 01 33 FF 00 00 03 FA

MIN (0) 02 01 FF 01 34 00 00 00 03 25 Cy-SATURATION

MAX (255) 02 01 FF 01 34 FF 00 00 03 F9

MIN (0) 02 01 FF 01 35 00 00 00 03 24 Cy-HUE

MAX (255) 02 01 FF 01 35 FF 00 00 03 F8

MIN (0) 02 01 FF 01 36 00 00 00 03 23 G-SATURATION

MAX (255) 02 01 FF 01 36 FF 00 00 03 F7

MIN (0) 02 01 FF 01 37 00 00 00 03 22 G-HUE

MAX (255) 02 01 FF 01 37 FF 00 00 03 F6

MIN (0) 02 01 FF 01 38 00 00 00 03 21 Mg-SATURATION

MAX (255) 02 01 FF 01 38 FF 00 00 03 F5

MIN (0) 02 01 FF 01 39 00 00 00 03 20 Mg-HUE

MAX (255) 02 01 FF 01 39 FF 00 00 03 F4

MIN (0) 02 01 FF 01 3A 00 00 00 03 18 B-SATURATION

MAX (255) 02 01 FF 01 3A FF 00 00 03 EC

MIN (0) 02 01 FF 01 3B 00 00 00 03 17 B-HUE

MAX (255) 02 01 FF 01 3B FF 00 00 03 EB

MIN (0) 02 01 FF 01 3C 00 00 00 03 16 Ye-SATURATION

MAX (255) 02 01 FF 01 3C FF 00 00 03 EA

MIN (0) 02 01 FF 01 3D 00 00 00 03 15

MASKING

Ye-HUE MAX (255) 02 01 FF 01 3D FF 00 00 03 E9

OFF 02 01 FF 01 3E 00 00 00 03 14 MODE

ON 02 01 FF 01 3E 01 00 00 03 13

MIN (0) 02 01 FF 01 3F 00 00 00 03 13 RED

MAX (255) 02 01 FF 01 3F FF 00 00 03 E7

MIN (0) 02 01 FF 01 40 00 00 00 03 28 GREEN

MAX (255) 02 01 FF 01 40 FF 00 00 03 FC

MIN (0) 02 01 FF 01 41 00 00 00 03 27

PAINT BLACK

BLUE MAX (255) 02 01 FF 01 41 FF 00 00 03 FB

OFF 02 01 FF 01 1E 00 00 00 03 16 MODE

ON (*6) 02 01 FF 01 1E 01 00 00 03 15

MIN (1) 02 01 FF 01 1F 00 01 00 03 14 START (*6) MAX

(2050/1220/1024) 02 01 FF 01 1F

08/04/04(*7)

02/C4/00 (*7)

00 030B/FA

/11

MIN (1) 02 01 FF 01 20 00 01 00 03 29

PARTIAL SCAN

WIDTH (*6) (*8) MAX (2050/1220/1024)

02 01 FF 01 20 08/04/04

(*7) 02/C4/00

(*7) 00 03

20/0F/26

(*5) MODE が AWC のときに使用します。

(*6) PARTIAL SCAN の MODE を ON にしたときだけ、PARTIAL SCAN START/WIDTH が有効になります。

PARTIAL SCAN の START と WIDTH の合計は KP-FD500PCL/SCL: 80316、KP-FD202PCL/SCL: 4C516、KP-FD140PCL/SCL: 40116

を超えないようにしてください。

(*7) START/WIDTH MAX は KP-FD500PCL/SCL: 080216、KP-FD202PCL/SCL: 4C416、KP-FD140PCL/SCL: 40016 です。

(*8) WIDTH が 16(DATA:1016)以下のときは、AGC/AES が機能しない場合があります。

18

2.読出しコマンド(注意:1~7 及び SUM は ASCII コードに変換する必要があります)

1 2 3 4 5 6 7

Item STX STATUS ID NO.

AREA ADDRESS

RELATIVENO.

DATA ETX SUM

MODE 02 00 FF 81 04 00 00 00 03 21TRIGGER

POLARITY 02 00 FF 81 0F 00 00 00 03 10

PRESET 02 00 FF 81 08 00 00 00 03 1DSHUTTER SPEED

VARIABLE VALUE 02 00 FF 81 11 00 00 00 03 23

DATA BIT 02 00 FF 81 14 00 00 00 03 20

VD / FVAL 02 00 FF 81 15 00 00 00 03 1F

HD / LVAL 02 00 FF 81 16 00 00 00 03 1E

GAIN LEVEL 02 00 FF 81 0D 00 00 00 03 11

MODE 02 00 FF 81 23 00 00 00 03 20GAMMA

LEVEL 02 00 FF 81 24 00 00 00 03 1F

MODE 02 00 FF 81 27 00 00 00 03 1CSHARPNESS

LEVEL 02 00 FF 81 28 00 00 00 03 1B

BRIGHTNESS 02 00 FF 81 17 00 00 00 03 1D

MODE 02 00 FF 81 0C 00 00 00 03 12ALC

VIDEOLEVEL 02 00 FF 81 26 00 00 00 03 1D

MODE 02 00 FF 81 29 00 00 00 03 1A

R-GAIN 02 00 FF 81 2A 00 00 00 03 12WHITE BALANCE

B-GAIN 02 00 FF 81 2B 00 00 00 03 11

MODE 02 00 FF 81 31 00 00 00 03 21

R-SATURATION 02 00 FF 81 32 00 00 00 03 20

R-HUE 02 00 FF 81 33 00 00 00 03 1F

Cy-SATURATION 02 00 FF 81 34 00 00 00 03 1E

Cy-HUE 02 00 FF 81 35 00 00 00 03 1D

G-SATURATION 02 00 FF 81 36 00 00 00 03 1C

G-HUE 02 00 FF 81 37 00 00 00 03 1B

Mg-SATURATION 02 00 FF 81 38 00 00 00 03 1A

Mg-HUE 02 00 FF 81 39 00 00 00 03 19

B-SATURATION 02 00 FF 81 3A 00 00 00 03 11

B-HUE 02 00 FF 81 3B 00 00 00 03 10

Ye-SATURATION 02 00 FF 81 3C 00 00 00 03 0F

MASKING

Ye-HUE 02 00 FF 81 3D 00 00 00 03 0E

MODE 02 00 FF 81 3E 00 00 00 03 0E

RED 02 00 FF 81 3F 00 00 00 03 0C

GREEN 02 00 FF 81 40 00 00 00 03 21PAINT BLACK

BLUE 02 00 FF 81 41 00 00 00 03 20

MODE 02 00 FF 81 1E 00 00 00 03 0F

START 02 00 FF 81 1F 00 00 00 03 0EPARTIAL SCAN

WIDTH 02 00 FF 81 20 00 00 00 03 23

スレーブからの読出しデータは「リモートコントロール」の「4.通信コマンドデータ形式(2)」(15 ページ)に従います。

19

1.水平タイミング

2.垂直タイミング

カメラリンク出力タイミングチャート

VIDEO Active Picture

LVAL

KP-FD500PCL/SCL: 2568 clk

KP-FD202PCL/SCL: 1920 clk

KP-FD140PCL/SCL: 1790 clk

KP-FD500PCL/SCL: 2448 clk

KP-FD202PCL/SCL: 1620 clk

KP-FD140PCL/SCL: 1360 clk

(A)

(B)HD

(C) (A) (B) (C) 1 clk

KP-FD500PCL/SCL 8 clk 100 clk 12 clk 15.625 ns

KP-FD202PCL/SCL 100 clk 100 clk 100 clk 13.889 ns

KP-FD140PCL/SCL 130 clk 100 clk 200 clk 17.361 ns

Active PictureVIDEO

FVAL

KP-FD500PCL/SCL: 2079 H

KP-FD202PCL/SCL: 1252 H

KP-FD140PCL/SCL: 1068 H KP-FD500PCL/SCL: 2050 H

KP-FD202PCL/SCL: 1220 H

KP-FD140PCL/SCL: 1024 H

(A)

(B)VD

(C) (A) (B) (C) 1 H

KP-FD500PCL/SCL 10 H 3 H 16 H 2568 clk = 40.125 μs

KP-FD202PCL/SCL 12 H 3 H 17 H 1920 clk = 26.667 μs

KP-FD140PCL/SCL 24 H 3 H 17 H 1790 clk = 31.076 μs

20

3.LVDS シリアルデータ出力パルス位置

(1)Base Configuration

(a)24bit

D.OUT 1

N.U.: Not used

※Base configuration でご使用するときは、ケーブルは必ず D.OUT1 に接続してください。

D.OUT2 に接続した場合機械が故障する恐れがあります。

Previous Cycle

TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)

R7-1 R6-1 N.U. B7 B6 G7 G6 R7 R6

B3-1 B2-1 N.U. FVAL LVAL B5 B4 B3 B2

G2-1 G1-1 B1 B0 G5 G4 G3 G2 G1

R1-1 R0-1 G0 R5 R4 R3 R2 R1 R0

X3

X2

X1

X0

CLKX

Next Cycle

(VD) (HD)

21

(2)Medium Configuration

(a)30bit

D.OUT 1

N.U.: Not used

D.OUT 2

N.U.: Not used

Previous Cycle

R7-1 R6-1 N.U. B7 B6 N.U. N.U. R7 R6

B3-1 B2-1 N.U. FVAL LVAL B5 B4 B3 B2

N.U. R9-1 B1 B0 B9 B8 N.U. N.U. R9

R1-1 R0-1 R8 R5 R4 R3 R2 R1 R0

X3

X2

X1

X0

CLKX

Next Cycle

(VD) (HD)

TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz) KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)

Previous Cycle

N.U. N.U. N.U. N.U. N.U. G7 G6 N.U. N.U.

N.U. N.U. N.U. FVAL LVAL N.U. N.U. N.U. N.U.

G2-1 G1-1 G9 G8 G5 G4 G3 G2 G1

N.U. N.U. G0 N.U. N.U. N.U. N.U. N.U. N.U.

Y3

Y2

Y1

Y0

CLKY

Next Cycle

(VD) (HD)

TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)

22

(b)36bit

D.OUT 1

N.U.: Not used

D.OUT 2

N.U.: Not used

Previous Cycle

R7-1 R6-1 N.U. B7 B6 B11 B10 R7 R6

B3-1 B2-1 N.U. FVAL LVAL B5 B4 B3 B2

R10-1 R9-1 B1 B0 B9 B8 R11 R10 R9

R1-1 R0-1 R8 R5 R4 R3 R2 R1 R0

X3

X2

X1

X0

CLKX

Next Cycle

(VD) (HD)

TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz) KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)

Previous Cycle

N.U. N.U. N.U. N.U. N.U. G7 G6 N.U. N.U.

G11-1 G10-1 N.U. FVAL LVAL N.U. N.U. G11 G10

G2-1 G1-1 G9 G8 G5 G4 G3 G2 G1

N.U. N.U. G0 N.U. N.U. N.U. N.U. N.U. N.U.

Y3

Y2

Y1

Y0

CLKY

Next Cycle

(VD) (HD)

TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz) KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)

23

1.ノーマルモード

ノーマルモード時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 2079H 1252H 1068H

*2 10H 12H 24H

*3 16H 17H 17H

*4 2050H 1220H 1024H

パーシャルスキャン時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 (20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H (22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H (22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H

*2 (1+(2071-取込み幅)/4-取込みスタート位置/4) H (2+(1232-取込み幅)/10-取込みスタート位置/10) H (2+(1048-取込み幅)/10-取込みスタート位置/10) H

*3 (16+取込みスタート位置/4) H (17+取込みスタート位置/10) H (17+取込みスタート位置/10) H

*4 取込み幅 H 取込み幅 H 取込み幅 H

※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」は

2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)

以下で使用ください。

※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。

トリガ動作とタイミングチャート

Shutter time

Shutter time (Camera setting value)

Data output

FVAL

(*4)

(*1)

VD (*2) (*3)

3H

24

パーシャルスキャン時に取込み幅から総ライン数およびフレームレートを求める式は次のとおりになります。

・KP-FD500PCL/SCL

総ライン数 = 20 + 取込み幅 + (2071 - 取込み幅) / 4 ・・・ 小数点以下切捨て

フレームレート = (64000000 / 2568) / 総ライン数

・KP-FD202PCL/SCL

総ライン数 = 22 + 取込み幅 + (1232 - 取込み幅) / 10 ・・・ 小数点以下切捨て

フレームレート = (72000000 / 1920) / 総ライン数

・KP-FD140PCL/SCL

総ライン数 = 22 + 取込み幅 + (1048 - 取込み幅) / 10 ・・・ 小数点以下切捨て

フレームレート = (57600000 / 1790) / 総ライン数

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

0 500 1000 1500 2000

取込み幅 [H]

フレ

ーム

レー

ト [

fps]

0

50

100

150

200

250

300

0 200 400 600 800 1000取込み幅 [H]

フレ

ーム

レー

ト [

fps]

0

50

100

150

200

250

300

0 200 400 600 800 1000 1200取込み幅 [H]

フレ

ーム

レー

ト [

fps]

25

2.固定シャッタモード

外部トリガ信号がPOSITIVE (High active)の場合、トリガ信号の立ち上がりで露光を開始します。設定されたシャッタスピードの

間露光し、露光が終わると内部VD信号がリセットされ、画像データを転送します。

ノーマルモード時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 T = 2079H T = 1252H T = 1068H

*2 16H 17H 17H

*3 2050H 1220H 1024H

パーシャルスキャン時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 T = (20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H T = (22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H T = (22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H

*2 (16+取込みスタート位置/4) H (17+取込みスタート位置/10) H (17+取込みスタート位置/10) H

*3 取込み幅 H 取込み幅 H 取込み幅 H

※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」は

2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)

以下で使用ください。

※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。

(*3)

Trigger input

(POS)

High

Low

Shutter time Shutter time (Camera setting value)

Data output

More than 10μs More than T (*1)

VD

3H

FVAL

(*2)

Strobe output

KP-FD500PCL/SCL: 0.47μsKP-FD202PCL/SCL: 0.22μsKP-FD140PCL/SCL: 0.28μs

26

3.ONEトリガモード

外部トリガ信号がPOSITIVE (High active)の場合、トリガ信号の立ち上がりから立ち下がりまでの時間で、露光時間を決めます。

トリガ信号の立ち下がりで、内部VD信号がリセットされ、画像データを転送します。

ノーマルモード時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 T = 2079H T = 1252H T = 1068H

*4 16H 17H 17H

*5 2050H 1220H 1024H

パーシャルスキャン時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 T = (20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H T = (22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H T = (22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H

*4 (16+取込みスタート位置/4) H (17+取込みスタート位置/10) H (17+取込みスタート位置/10) H

*5 取込み幅 H 取込み幅 H 取込み幅 H

※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」は

2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)

以下で使用ください。

※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。

(*2) KP-FD500PCL/SCL: 0.47μsKP-FD202PCL/SCL: 0.22μs KP-FD140PCL/SCL: 0.28μs

(*3) KP-FD500PCL/SCL: T2 = 34.0μs KP-FD202PCL/SCL: T2 = 17.4μs KP-FD140PCL/SCL: T2 = 15.6μs

Trigger input

(POS)

High

Low

Shutter time Shutter time (Integration time)

Data output

More than T (*1)

Strobe output

VD

3H

FVAL

(*4)

(*3)

More than 10μs

(*2)

(*5)

27

4.VDリセット

入力VDの立下りで内部VD信号がリセットされ同期を取ります。露光時間は設定したシャッタスピードです。

ノーマルモード時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 2079H 1252H 1068H

*2 16H 17H 17H

*3 2050H 1220H 1024H

パーシャルスキャン時

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

*1 (20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H (22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H (22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H

*2 (16+取込みスタート位置/4) H (17+取込みスタート位置/10) H (17+取込みスタート位置/10) H

*3 取込み幅 H 取込み幅 H 取込み幅 H

※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」はそれぞれ

2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)

以下で使用ください。

※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。

(注) カメラ動作モードに合わない周期の外部VDを入力すると、シャッタ時間に誤差が生じます。

1.入力信号

KP-FD500PCL/SCL、KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCLに入力するトリガ信号のレベルは次のとおりになります。

(1)CameraLinkコネクタから入力するとき

LVDSレベル

(2)DCIN12pinコネクタから入力するとき

Highレベル :+2.5~+5.0V

Lowレベル : 0~+0.3V

2.出力信号

KP-FD500PCL/SCL、KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCLから出力されるVD/ストロボ信号のレベルは次のとおりになり

ます。

Highレベル :+5V

Lowレベル : 0V

入出力信号

High

Low

Data output

Camera VD

3H

VD (Trigger)

input (NEG)

VD output

3H

KP-FD500PCL/SCL: 0.42μs KP-FD202PCL/SCL: 0.31μs KP-FD140PCL/SCL: 0.38μs

(*1)

(*3)

28

・KP-FD500PCL/SCL

分光感度特性例

0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

400 450 500 550 600 650 700

Wave Length (nm)

Rela

tive

Resp

onse

B

G R

IR cut filter

29

・KP-FD202PCL/SCL ・KP-FD140PCL/SCL

0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

400 450 500 550 600 650 700Wave Length (nm)

Rela

tive

Resp

onse

B

G R

IR cut filter

0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

400 450 500 550 600 650 700Wave Length (nm)

Rela

tive

Resp

onse

B

G R

IR cut filter

30

KP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLの仕様を示します。

KP-FD500PCL/SCL KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL

1) 撮像素子 2/3型インターライン 1/1.8型インターライン 1/2型インターライン

転送方式CCD 転送方式CCD 転送方式CCD

総画素数 2536 (H) x 2068 (V) 1688 (H) x 1248 (V) 1434 (H) x 1050 (V)

有効画素数 2456 (H) x 2058 (V) 1628 (H) x 1236 (V) 1392 (H) x 1040 (V)

実効画素数 2448 (H) x 2050 (V) 1620 (H) x 1220 (V) 1360 (H) x 1024 (V)

画素ピッチ 3.45μm (H) x 3.45μm (V) 4.4μm (H) x 4.4μm (V) 4.65μm (H) x 4.65μm (V)

色フィルタ RGB原色モザイクフィルタ

2) 撮像面積 8.45mm (H) x 7.07mm (V) 7.13mm (H) x 5.37mm (V) 6.32mm (H) x 4.76mm (V)

3) 走査方式 プログレッシブスキャン

4) アスペクト比 5:4 4:3

5) フレームレート 12フレーム/秒 (全画素読出し) 30フレーム/秒 (全画素読出し)

6) 水平駆動周波数 48.0000 MHz 72.0000 MHz 57.6000 MHz

7) 水平走査周波数 24.922 kHz 37.5 kHz 32.179 kHz

8) 垂直走査周波数 11.99 Hz 29.95 Hz 30.13 Hz

9) 同期方式 内部同期

10) レンズマウント Cマウント

11) フランジバック 17.526mm(調整不可)

12) 映像出力

インタフェース CameraLink 64.0000 MHz CameraLink 72.0000 MHz CameraLink 57.6000 MHz

Base / Medium configuration (注:デジタル出力のケーブル長は、MAX10mです)

出力画像サイズ 2448 (H) x 2050 (V) 1620 (H) x 1220 (V) 1360 (H) x 1024 (V)

(全画素読出し) (全画素読出し) (全画素読出し)

13) 感度 2000lx、F11、3200K 2000lx、F5.6 3200K

14) 最低被写体照度 5lx (F1.4、ゲイン最大) 10lx (F1.4、ゲイン最大)

15) 電子シャッタ

プリセット 1/12秒(KP-FD500PCL/SCL) or 1/30秒(KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL)、

1/60秒、1/100秒、1/250秒、1/1000秒、1/2000秒、1/10000秒、1/50000秒

バリアブル 10~1/100000秒

16) フレームオンデマンド

モード OFF(ノーマルモード)、固定シャッタモード、ONEトリガモード、VD同期モード

入力 CameraLink (CC1)もしくはDCIN/SYNCコネクタから入力

17) パーシャルスキャン 取込みスタート位置及び取込み間隔を1H刻みで設定

18) リモート制御

通信方式 調歩同期式

制御項目 TRIGGER、OUTPUT SIGNAL、SHUTTER SPEED、DATA BIT

VD/FVAL、HD/LVAL、GAIN LEVEL、GAMMA、SHARPNESS、BRIGHTNESS

KNEE、ALC、WHITE BALANCE、MASKING、PAINT BLACK、PARTIAL SCAN

19) 電源電圧 DC12V±1V

20) 消費電流

ノーマルモード 約310mA(約3.7W) 約340mA(約4.1W) 約300mA(約3.6W)

パーシャルスキャン 最大約380mA(約4.6W) 最大約415mA(約5.0W) 最大約320mA(約3.8W)

取込み幅:1H時 取込み幅:1H時 取込み幅:1H時

21) 周囲温湿度

性能維持 0~40℃ RH90%以下

動作維持 -10~50℃ RH90%以下

保存 -20~60℃ RH70%以下 (結露なきこと)

22) 耐振動性 10~55Hz(2.37~71.7m/s2) 1分の掃引 3方向 各30分間

23) 耐衝撃性 490.3m/ s2 (上下左右、各面1回)

24) 外形寸法 44(W) x 44(H) x 41(D) mm (突起部を除く)

25) 質量 約110g

26) 標準構成 カメラ本体、CD-ROM(取扱説明書、コントロールソフト)、構成表/保証書

仕様

31

外形寸法図

PLATE,RATED

COLOR:BLACK    

34±1

10.5

22±0.5

22

±0.5

10.5±0.5

0.5 40.5

SEE MANUAL

APERCEVOIR

MANUEL

D.OUT 2D.OUT 1

2-M2(DEPTH:3)

2-M3(DEPTH:3) 2-M2(DEPTH:3)

21

±1

COLOR:BLACK

47±1.5

34±1

28

±0.5

44

±0.5

25

±0.5

44±0.5

28±0.5

26

±1

U1

25

3×2-M3(DEPTH:3)

4-M3(DEPTH:6)

RoHS

SER.N

O.

10

±1

2.5

±0.5

DC IN/SYNC

・MASS: APPROX 110 g

・UHIT: mm

・SCALE: NTS

・MASS: APPROX 110g

・UNIT: mm

・SCALE: NTS

32

付属 CD-ROM

付属の CD-ROM は次のものが入っています。

○KP-FD500_202_140P(S)CL_OperationManual(E)/(J).pdf :カメラの取扱説明書(本書)です。和文と英文があります。

○KP-FD500_202_140P(S)CL_ControlManual(E)/(J).pdf :カメラコントロールソフトのマニュアルです。和文と英文があります。

○KP-FDXXP(S)CL.exe :カメラコントロールソフトです。

※同梱されたソフトに関する注意事項

① 同梱されたCD-ROMに含まれているコントロールソフトは、Windows 98/NT/2000/Me/XPに対応しています。それ以外の

OSでは動作は保証いたしません。

② コントロールソフトは、日立国際電気製カメラリンクカメラ専用となっていますので、異なるカメラで使用すると正常動作しな

い場合があります。

③ コントロールソフトで生じたお客様のハードウェアおよびソフトウェアの不具合、 損害につきましては、弊社は保証いたしま

せん。

33

〒101-8980 東京都千代田区外神田4-14-1 (秋葉原UDXビル11F) http://www.h-kokusai.com

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