JICA いちおし 1 月号...JICA いちおし1 月号 (2019年1月8日発行) グアテマラ...
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JICAいちおし 1月号
(2019年 1 月 8 日発行)
ジャマイカ
*国名にはリンクを張っております。あわせてご確認ください。
グアテマラ
いちおし
コミュニティ防災リーダーによる
自主避難訓練
~私達の安全は私達が守る!~
いちおし
学校給食の改善を目指しエクアドルと
日本の NGOが連携します!
エクアドル①
いちおし
コロンビアの協力で
エクアドル国境地帯 OVOPセミナー開催
エクアドル②
キューバ
いちおし
キューバへの海外投資を増やせ!
キューバ人スタッフに慕われる JICA
専門家が関係者へセミナーを開催
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グアテマラ
いちおし!
コミュニティ防災リーダーによる自主避難訓練
~私達の安全は私達が守る!~
グアテマラで実施中の『中米防災能力向上プロジェクトフェーズ 2』においてコミュ
ニティ自主避難訓練が実施され、火山災害リスクの高いパカヤ火山周辺コミュニテ
ィの住民約 100名が参加しました。
今回の訓練を主導した 15 名は全 5 回の研修を受け、国家防災調整委員会
(CONRED)よりコミュニティ防災委員として任命されたばかりです。避難訓練では
プロジェクト成果品である BOSAI マップ(各コミュニティの避難ルートや避難に必要
な情報が記載)が活用され、今後は火山周辺コミュニティの全 1000 戸に提供され
る予定です。
訓練後は初の大仕事を終え、参加者は充実した様子で訓練の成果を振り返りま
した。訓練に参加した市議会議長からは自主避難訓練の成功を称えられ、防災委
員の自信に繋がったようです。
次回は 1 月中旬に、サンティアギート火山周辺コミュニティで自主避難訓練が開
催される予定です。
専門家の助言を聞く防災委員会 自主避難訓練の様子
BOSAIマップの説明を受ける住民 防災委員会へ防災備品の供与
エクアドル①
いちおし!
学校給食の改善を目指しエクアドルと日本の NGOが連携します!
エクアドルのカヤンベ市山間部の標高の高い地域に点在する小中学校で、エクアド
ルで長年協力を続けている日本の NGO「エクアドルの子どものための友人の会
(SANE)」が JICA草の根技術協力を 1月 15日から開始します。
この協力はこれらの学校の教師、保護者、子どもの農業と栄養に関する知識を向上
させ、継続した学校給食の実施により、子ども達がより健康的な生活を送れるようにな
ることを目指しています。初年度は山間部の 6 校を対象での学校菜園事業の成功を目
標として活動が実施されます。
学校では子どもが空腹によって学習に身が入らない様子が日常的に見られる等が観
察されており、この事業の実施により栄養状態の改善のみでなく、子どもたちの学習に
も良い効果があることが期待されています。
エクアドル事務所の情報はこちらから↓
https://www.jica.go.jp/ecuador/
https://www.facebook.com/JICA-Ecuador-1449678225354548/
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JICA エクアドル(石川所長・中央)と協力機関代表、教育省、
保健省によりミニッツ署名が行われました。
ミニッツ署名式は、対象の一つとなる小学校で保護者と子ども達が参加しました。
エクアドル②
いちおし!
コロンビアの協力でエクアドル国境地帯 OVOPセミナー開催
エクアドル北部のコロンビアとの国境地帯は、長年にわたる麻薬マフィアによる問題等により開発から取り残され”ZONA DEPRIMIDA(意気消沈した地域)”と呼ばれ、地域の経済・
社会面での活性化が喫緊の課題となっています。
JICAエクアドルとしてもこの問題に対応すべく様々な方策を練っており、その一つとして北
部国境地域に対するOVOP(一村一品)セミナー(1月 22日~25日)を実施します。このセミ
ナーにはコロンビアのJICA技術協力「一村一品(OVOP)コロンビア推進プロジェクト」メンバ
ーが講師となり、北部国境地域の県庁職員に対して能力強化を実施します。
2018 年 12 月には同セミナーを JICA と共催するエクアドル北部 4 県連合の職員がコロン
ビア OVOP プロジェクトを訪問しました。コロンビアでのグッドプラクティスから学ぶことがエ
クアドル北部の地域開発の大きな一歩となることが確認されています。
エクアドル事務所の情報はこちらから↓
https://www.jica.go.jp/ecuador/
https://www.facebook.com/JICA-Ecuador-1449678225354548/
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現地訪問時にコロンビアプロジェクトメンバー(ボヤカ県庁)からの
説明に熱心に耳を傾けるエクアドル北部4県連合職員(右から2番目)
コロンビアの OVOPプロジェクトによりエンパワメントされたブエナビスタ地区の産品の一例
キューバ
いちおし!
キューバへの海外投資を増やせ!
キューバ人スタッフに慕われる JICA専門家が関係者へセミナーを開催
2018 年 10 月よりキューバの輸出振興機関「ProCuba」で活動中の清水文裕投資促進
アドバイザー(東京都出身)。キューバ側関係者からの信頼を得て、ベリエール・カストロ
同機関所長以下外国投資促進チームの知恵袋として活動中です。そこで、清水専門家
の経験、知識をキューバで外国投資誘致に携わる関係者が学べるように、1 月後半か
らの開講を目指し同専門家によるセミナーが計画中です。主な対象は、各分野の国営
企業で働く実務担当者たち。元 JETRO 職員として中南米各国の豊富な経験を持つ清
水専門家のセミナーによって、キューバの実務担当者の能力向上が期待されていま
す。
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以上
清水専門家(左)と ProCuba のスタッフたち。
中央の赤いシャツを着た男性がベリエール所長