JATA「旅行業者を取り巻く環境と旅行業経営分析」から · 2014. 3. 16. ·...

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調 2009 21 3 21 2507 第3 JATA「 り巻く 」から ●従業員1人当たりの人件費 ●取扱高・粗利益構成率(規模別) より したが500 円を えるに らず496 円に まった。 540 円。 みる Dグループが 520 円、Aグループが 416 円。 だった Fグループ。596 500 円を えた。 ●1社当たりの平均推移表 20 21 50 51 34 ●海外旅行と国内旅行での企画旅行、手配旅行取扱高内訳 ●旅行業取扱実績等報告提出528社1社平均の経営状況など ●従業員1人当たり営業利益推移 ●取扱高営業利益率推移 員1 たり より15 した。 62 円。 Cグループが70 額を した。 して より0.17ポイント し0.38 %。 益が 0.55%だっ た。 グループがプラス った。

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  • 調査データ

    観 光 経 済 新 聞週 刊 (8)2009年(平成21年)3月21日(土曜日)第2507号 第3種郵便物認可

    JATA「旅行業者を取り巻く環境と旅行業経営分析」から日本旅行業協会(JATA)は第1種旅行業者の経営指標を作成した。

    規模別の取扱高と粗利益の構成比、収益性と生産性などを分析しており、

    今後の経営に生かしてもらう。今回はその一部を紹介する。

    ●従業員1人当たりの人件費●取扱高・粗利益構成率(規模別)

    前年度より上昇したが500万円を超えるには至らず496万円にとどまった。健全企業では540万9千円。規模別でみるとDグループが最高で520万7千円、Aグループが最低で416万3千円。健全企業で最高だったのはFグループ。596万円で500万円を超えた。

    ●1社当たりの平均推移表分析対象社数は528

    社。規模別に20人以下を

    A、21〜50人をB、51〜

    100人をC、101〜

    300人をD、301〜

    500人をE、501人

    から1千人をF、100

    1人以上をGとした。

    取扱高と粗利益の構成

    比率をみると、国内旅行

    は対前年度比取扱額で1

    ・5�、粗利益で2・0

    �下昇。規模別では国内

    旅行の取扱額構成比率が

    最多だったのはE。

    旅行別取扱額の内訳を

    みると国内旅行では、募

    集型企画旅行が1兆37

    88億3529万7千円

    となり最も多い。受注型

    企画旅行が4811億34

    万7千円、手配旅行が1

    兆2044億8288万

    2千円で計3兆644億

    1852万6千円だっ

    た。海

    外旅行では募集型企

    画旅行が1兆2564億

    1987万円、受注型企

    画旅行が2807億92

    30万6千円、手配旅行

    が1兆3194億622

    8万2千円で計2兆85

    66億7445万8千円

    となった。

    ●海外旅行と国内旅行での企画旅行、手配旅行取扱高内訳

    ●旅行業取扱実績等報告提出528社 1社平均の経営状況など

    ●従業員1人当たり営業利益推移●取扱高営業利益率推移

    従業員1人当たりの営業利益も前年度より15万4千円下降した。健全企業の場合では62万1千円。規模別ではCグループが70万円で最高額を示した。

    全体としては前年度より0.17ポイント下降し0.38%。経常利益が黒字決算の健全企業では0.55%だった。規模別では全グループがプラス値となった。