(案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem...

163
(案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシステム一式賃貸借 (平成25年3月~平成30年3月) 仕様書 独立行政法人日本芸術文化振興会 平成23年5月

Transcript of (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem...

Page 1: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

(案)

平成24~29年度

総合チケットシステム開発及びシステム一式賃貸借

(平成25年3月~平成30年3月)

仕様書

独立行政法人日本芸術文化振興会

平成23年5月

Page 2: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

目次 1.名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

2.目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

3.用語の定義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

4.対象業務の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

5.システム化の範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

6.作業の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

7.納入内容

[1]納入物品一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

[2]ドキュメント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

[3]主な納入物品内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

9.納入及び保守・支援実施場所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

10.業務の概略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

11.システム構成・機能

[1]共通事項

(1)包括的要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

(2)データ共有 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

(3)データ移行、作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

(4)外部システム連携 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

(5)入出力機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

(6)ログイン、権限管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

(7)ログ管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

[2]機能詳細

(1)公演管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

(2)座席管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

(3)会員管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21

(4)団体管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28

(5)契約管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

(6)予約管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

(7)窓口販売管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56

(8)団体受注管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63

(9)精算管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75

(10)販売集計管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91

(11)マスタ管理機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94

Page 3: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

(12)その他の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100

[3]検索要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102

[4]照会要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105

[5]帳票要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107

[6]データ要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 123

[7]外部インターフェース要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 130

[8]データ移行・作成要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 134

12.規模・性能要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 135

13.信頼性等要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 136

14.SLA ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 137

15.システム稼動・開発環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141

16.作業の体制及び方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 144

17. 受注者要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 151

18.納品・検収・保証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 151

19.保守・運用支援要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 152

20.賃借期間満了後の取り扱い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159

21.再委託 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159

22.その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159

Page 4: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

1

1.名称 本契約の対象となるシステムの名称は、「総合チケットシステム」(以下「本システム」という。)

と称する。 2.目的 独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「振興会」という)では、平成 10 年度よりチケット管理シ

ステムを開発し、チケット販売に関連する業務を行っている。また平成 19 年度よりインターネットチ

ケット販売システムを開発し、インターネットを利用したチケット販売を行っている。チケット管理

システムは開発以来10年以上経過しており、現在のチケット販売業務の運用に即していない点があり、

他システムとのデータ共有、連携が不十分である等、様々な問題が発生している。インターネットチ

ケット販売システムについても運用開始以降のインターネットを取り巻く環境の急激な変化によりシ

ステムの陳腐化が著しい。 また、両システムとも振興会の情報セキュリティポリシーの整備以前に開発されたシステムであり、

情報セキュリティへの対応が不十分あること、チケット販売業務について 2 つのシステムを運用して

いることによる障害発生ポイントの増加、複雑化、運用の煩雑化等の問題が発生している。 本件ではチケット販売に関連する業務について一元的に管理するシステムを新たに構築することに

より、上記の諸問題を解消し、チケット販売に関連する業務及びシステムの効率化、安定化、セキュ

リティの向上等を図る。 3.用語の定義

用語 定義

チケット管理システム

振興会にて独自開発した、公演のチケット販売を劇場の別なく効

率的に行うための基盤となるシステム。香盤(劇場客席の座席表、

以下同じ)を見ながらの対面販売、電話対応販売を行うほか、チ

ケット発券、配送、精算までの一連の流れを実現する。また、友

の会会員や顧客団体の管理もこのシステム内で行われる。

インターネットチケッ

ト販売システム

振興会にて独自開発した、インターネット上で Web を利用して

チケット販売を行うためのシステム。全ての自主公演に於けるイ

ンタ-ネット販売用に割り当てられたチケットを、利用者が直接

予約し、決済、受け取りまでの流れを包括して実現する。また、

インターネット上で展開される会員組織の管理・運用も行う。

現行チケットシステム 現在、振興会が使用しているインターネットチケット販売システ

ム及びチケット管理システムの総称

チケット販売業務関連

システム

チケット販売業務に関連する情報システム等の総称。連携システ

ム(出力データの直接・間接連携を問わない。また、振興会外の

システムを含む)を含む。 チケット販売業務関連

業者 チケット販売代行、チケット配送、決裁代行、収納代行等のチケ

ット販売業務関連業者

Page 5: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

2

納品 受注者による納品物の設定・動作確認等の作業が終了し、振興会

の検収(受入テストを含む。以下同じ)のために引き渡しができ

る状態 導入 納入物を振興会敷地内に納品するまでの作業

移行 現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

への運用切換も含めた全ての移行作業(導入を含む) 納入 振興会による検収が終了し実利用可能な状態

財務会計等システム 振興会の財務会計等業務を行うためのシステム

利用者クライアント チケット予約等を行う利用者の使用する総合チケットシステム

のクライアント(ソフト及び機器)。

業務クライアント 振興会担当者がチケット販売業務で使用する総合チケットシス

テム又は現行チケットシステムのクライアント(ソフト及び機

器)。 業務クライアント

PC 振興会既設の一般執務用パソコン

業務クライアント機器

業務クライアント PC、窓口販売用の対面モニター 、バーコード

リーダー、待機画面制御用 PC、情報表示ディスプレイ、情報表

示ディスプレイ制御用 PC、プリンター(チケットプリンターを

含む)、RGBスイッチャー、配送データ作成用 PC、自動発券機

など

システム機器 本調達により納入される機器、サーバー、バックアップ装置、自

動発券機

利用者ID等 総合チケットシステム又はインターネットチケット販売システ

ムを利用してチケット予約等をする際に利用者が使用するID

及びパスワード

業務用ID等 総合チケットシステム又は現行チケットシステムを利用してチ

ケット販売業務を行う際に振興会担当者が使用するID及びパ

スワード

マスタ 本システムにおいて業務を遂行する際の基礎情報となるデータ。

情報の種類によって分かれ、登録されたデータから選択すること

により、入力作業の省力化を図る。

基本ソフトウェア 本件で開発する総合チケットシステムを除く、サーバー機器にイ

ンストールされる OS、ミドルウェア等

あぜくら会 国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂の公演についてチケット代金

の割引、先行発売等のサービスを提供する会員組織。国立文楽劇

場の公演についても一部のサービスを提供する。

文楽劇場友の会 国立文楽劇場の公演についてチケット代金の割引、先行発売等の

サービスを提供する会員組織。国立劇場、国立演芸場、国立能楽

Page 6: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

3

堂の公演についても一部のサービスを提供する。

三日目の会 10 月から 1 月までの歌舞伎全 4 公演を、初日から 3 日目の間の

公演日で鑑賞するセット券を販売する会。 4 公演とも同じ席で

鑑賞する。 あぜくら会会員が入会できる。

ステージ 1 日の公演は 1~複数の部(午前の部、第 1 部等)によって構成

され、1 つの部をステージという。

幕見席

幕を上げてから下ろすまでに舞台で演じられる一区切りを一幕

といい、原則として一幕のみを観劇することのできる座席を幕見

席という。基本的には一つの部(ステージ)は複数の幕で構成さ

れる。

セット割引

次の①~⑤の購入により適用される割引。①同一公演内で複数の

ステージのチケットを 低一組ずつ購入、②同一公演内で予め指

定したステージのチケットを 低一組ずつ購入、③予め指定した

複数の公演のチケットを 低一組ずつ購入、④予め指定した複数

の公演内のそれぞれ指定するステージのチケットを 低一組ず

つ購入、⑤同一公演内で予め指定したステージのチケットを親子

の組み合わせで 低一組ずつ購入、⑤同一公演内で予め指定した

ステージのチケットを会員及び引率学生又は会員及び引率子供

の組み合わせで 低一組ずつ購入

通し割引 1 つの公演に属する複数のステージを購入することにより適用

される割引 4.対象業務の概要 業務の概要については別紙 1 チケット関連業務データフロー図、別紙 2 チケット関連業務流れ図、

別紙 3 チケット関連業務機能構成図を参照すること。 5.システム化の範囲 業務の概要については別紙 1 チケット関連業務データフロー図、別紙 2 チケット関連業務流れ図を

参照すること。 6.作業の概要 本調達による作業は、本仕様書に基づき、本システムの基本設計、詳細設計、プログラム開発、シ

ステムテスト、ドキュメント作成、利用者への教育を行う。 また、チケットシステム運用に必要なソフトウェア及び機器一式を振興会LANに組み込み、納入日

から60ヶ月間賃貸する。賃貸期間中は保守及び運用支援を行うとともに、納入日までに現行システム

に蓄えられているデータを新システムへ利用可能な状態で移行し、加えて、移行期間中のデータの登

録も行うものである。詳細は「11. システム機能」を参照のこと。 なお、本システムの管理に使用する業務クライアントは振興会既設の業務クライアント PC 等の業務

Page 7: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

4

クライアント機器を利用し、インターネット等によるチケット販売機能のクライアントは一般に普及し

ている PC 用 WEB ブラウザを使用できる PC 及び携帯電話とする。

7.納入内容 [1]納入物品一覧

項番 項目 内容 システム開発

① システム開発スケジュール(見直しが行われた際は、更新

版を適宜提出すること) 2 部(正、副)

② システム開発作業体制表 2 部(正、副) ③ プロジェクト管理要領 2 部(正、副) ④ プロジェクト計画書 2 部(正、副) ⑤ 要件定義確認書 2 部(正、副) ⑥ 基本設計書 2 部(正、副) ⑦ 詳細設計書 2 部(正、副) ⑧ インターフェース仕様書 2 部(正、副) ⑨ システム関連図 2 部(正、副) ⑩ システム機能構成図 2 部(正、副) ⑪ ネットワーク構成図 2 部(正、副) ⑫ ソフトウェア構成図 2 部(正、副) ⑬ ハードウェア構成図 2 部(正、副)

⑭ テスト実施計画書及びテスト結果報告書(単体テスト、結

合テスト、総合テスト、運用テスト別) 各2 部(正、副)

⑮ テスト実施要領(単体テスト、結合テスト、総合テスト、

運用テスト別) 各2 部(正、副)

⑯ システム設定書(本システム及び関連ソフトウェア)サー

バー、クライアント別 各2 部(正、副)

⑰ システム運用書(本システム及び関連ソフトウェア)サー

バー、クライアント別 各2 部(正、副)

⑱ 操作説明書(管理者用・利用者用) 各2 部(正、副) ⑲ プログラム 1 式

システム機器 (サーバー機器(テスト環境、バックアップ装置、共有コ

ンソール装置、無停電電源装置等を含む)1式、自動発券

機7台)

1 式

○21 機器マニュアル(日本語)

※原則は紙ベース(CD-ROM or DVD-ROM 可) 機器タイプごとに2式

○22 システム機器設定書 2 部(正、副)

Page 8: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

5

○23 システム機器運用書 2 部(正、副) システム移行 ○24 移行実施計画書 2 部(正、副) ○25 移行設計書 2 部(正、副) ○26 移行手順書 2 部(正、副) ○27 業務移行計画書 2 部(正、副) ○28 詳細配線図 2 部(正、副) ○29 移行結果報告書 2 部(正、副) ○30 検収仕様書(案) 2 部(正、副)

保守・運用支援 ○31 運用計画書 2 部(正、副) ○32 各運用手順書 2 部(正、副) ○33 停電時対応手順書 2 部(正、副) ○34 構成管理書 2 部(正、副) ○35 システムの運用に係るセキュリティポリシー 2 部(正、副) ○36 支援体制及び連絡表(実施時間外の緊急連絡体制を含む) 2 部(正、副) ○37 振興会指定の連絡票 作成時及び更新時1 部 ○38 連絡票承認状況一覧 毎月必要部数 ○39 月例業務報告書 毎月必要部数 ○40 各種作業完了報告書 作業実施時2 部(正、副)

○41 セキュリティパッチ・バージョンアップ適用履歴一覧 作成時及び更新時2 部(正、副)

○42 障害履歴一覧 作成時及び更新時2 部(正、副)

○43 FAQ(利用者用・管理者用) 作成時及び更新時2 部(正、副)

注1:⑲、⑳を除く納入物品については、紙媒体及び電子ファイル(Microsoft WordまたはExcel)で保

存したCD-ROMまたはDVD-ROMで納品すること。 注2:⑲プログラムには、ソースプログラム、実行形式プログラム、利用環境等を定義するファイル、

コンテンツを含めること。また、システム機器のハードディスク及びCD-ROM等に格納すること。 注3:納入物品の印刷物については、上記の部数にかかわらず、報告会や打合せ等において、その参加

者の人数分の部数の増刷を行うこと。印刷部数については、振興会担当職員と協議するものとする。 [2]ドキュメント 「[1]納入物品一覧」を含め、振興会に納品・提供するドキュメントは以下の要件を満たすこと。 ・ドキュメントは日本語で作成すること。作成に先立ちその構成や記載項目、記載内容及び記載水準

等を規定した作成要領を提出し、これに従うこと。 ・ドキュメントの内容について、振興会担当職員のレビューを受けること。ただし、振興会担当職員

Page 9: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

6

が不要と判断した場合はこの限りではない。

・ドキュメントの内容について、変更があれば都度作成、提出すること。 ・全てのドキュメントについて、専門的な知識や技術を極力必要とせずに理解できる内容とすること。

また、各ドキュメントには更新内容が分かるようにした更新履歴を設けること。 ・ドッチファイルには表紙、背表紙を付け、ドキュメント別にタグを付け目的の資料を直ちに見付け

られるようにすること。さらに、各ドキュメントには、表紙を設け、ページ番号を付け対応する目

次を付け目的の作業を見付けやすくすること。また、必要に応じて掲載ページ番号を付した用語集

を付けるなど、見やすさ・扱いやすさに配慮すること。

・電子媒体については、振興会で導入している Microsoft Office Professional 2007(振興会の機器更

新等で Microsoft office のバージョンが更新された場合は、これに対応すること。)で表示、修正、

印刷が可能であること。 ・連絡票等、日々提供される納入物のうち振興会が了承したものは、紙媒体・CD-ROM 以外の媒体・

方法(電子メール等)で納入することができる。 [3]主な納入物品内容 (1)システム開発 ①システム開発スケジュール

振興会と受注者の関係者間で作業計画及び進捗状況を共有するため、各成果物と関連付けた作業

スケジュール、作業内容、作業担当者、レビュー実施計画、マイルストーン、及び開始・終了条

件等を定義するWBS(Work Breakdown Structure)に基づき、設計・開発プロジェクトの作業

工程を明確に示すドキュメント ②システム開発作業体制表

設計・開発プロジェクトの各作業スケジュールにおける実施体制及び役割分担を明確に示すド

キュメント。ドキュメントには、再委託先など全ての関係者を含めること。複数の業者が設計・

開発に関与する場合は、事業者間の役割分担、責任範囲も明確化する。 また、設計・開発段階の会議体、会議目的、参加者、開催頻度も明確にする。

③プロジェクト管理要領

以下に示す事項を定義するドキュメント

ア. 進捗管理

イ. 品質管理

ウ. 人的資源管理

エ. コミュニケーション管理

オ. 課題管理

カ. 構成・変更管理

キ. リスク管理

ク. セキュリティ管理

④基本設計書・詳細設計書

システム機能設計書、処理方式設計書、コード設計書、入出力設計書、帳票設計書、画面設計

Page 10: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

7

書、画面遷移図、データ設計書(データモデル、論理データ設計書、ファイル定義書、物理デー

タベース設計書を含む。)、ジョブ設計書(ジョブフロー)、障害対策設計書、接続設計書、セキュ

リティ対策設計書、性能設計書、拡張性設計書、完成図書(機能説明書、プログラム説明書、運

用説明書)、及びプログラムリスト等、他業者がこれを基にして同一システムを構築できるレベル

の設計書 ⑤インターフェース仕様書

外部システム間及び内部システム間の、インターフェース概要図、インターフェース一覧、イ

ンターフェース関連表、インターフェース仕様、及びインターフェース定義書等、システムのイ

ンターフェースを定義するドキュメント

⑥テスト計画書及びテスト結果報告書(単体テスト、結合テスト、総合テスト及び運用テスト等)

各テストの実施スケジュール、実施内容、進捗の予定及び実績、障害対応、実施結果、残課題、

品質指標(バグ密度及びテスト密度等)、及び次工程開始の見通し等、テストの計画及び結果を報

告するドキュメント

※総合テスト:受注者が用意する施設において、実際に導入する機器を仮設した環境にて、システ

ム全体を対象として実施するテスト。

運用テスト:実際に導入する機器を振興会に設置した環境にて、システム全体を対象として実施

するテスト。

⑦テスト実施要領(単体テスト、結合テスト、総合テスト及び運用テスト等)

各テストの開始・終了条件、テスト管理方法、テスト環境、テストデータ、及びテスト運営方

法等、テストの具体的な実施要領を示すドキュメント

(2)システム移行 ①移行実施計画書

移行スケジュール(移行計画の策定から特別運用体制の維持、現行チケット販売業務関連シス

テムの停止及び撤去までにわたる日程計画、イベントスケジュール、役割分担)、動作確認チェ

ックリスト、移行時連絡方法、カットオーバークライテリア(本稼働移行の判定基準)、リスク

別緊急時対応計画、本稼働可否の協議及びそのタイミング等、システムを安全かつ円滑に移行す

るために必要な移行方針を定義したドキュメント ②移行設計書 新旧データ関連図、移行データフロー図、及び移行プログラム詳細設計書等、移行前

後でのデータの所在を確認することができるドキュメント ③業務移行計画書 運用業務一覧、運用業務説明書、及び業務引継ぎスケジュール等、移行前後での運用

業務の責任の所在を確認することができるドキュメント (3)保守・運用支援

①運用計画書 運用体制、各種運用フロー及び具体的な手順を定めたドキュメント。関係者全員が使用するた

め、目次、イメージ図、用語集などを使用して分かり易い表現、内容とすること。 以下の事項を 低限含めること。不明な点は振興会へのヒアリング等により補うこと。

Page 11: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

8

○システム情報 ・システム概要(システム名称、システム概要、導入目的、重要業績評価指標(KPI)等) ・機能概要(実装されている機能一覧及び業務フロー) ・システム構成概要(システム構成図、ハードウェア一覧、ソフトウェア一覧) ・他システムとの関連 ○体制 ・運用・保守体制表(図) ・責務詳細(運用・保守体制表で示した各組織・担当の責務の定義) ・緊急連絡網 ○会議体 ・振興会・受注者間の会議(報告会・連絡会等の目的、報告様式、決定事項、実施周期、主催

者、出席者等) ・振興会内、受注者内の会議(同上) ○作業場所等 受注者が保守・運用業務を遂行するにあたり、作業場所、開発設備、ソフトウェア、文書な

どを使用する必要がある場合に明確化する。 ・作業実施場所 ・作業機器等 ○検収条件 保守・運用業務の結果、納品されることになる検収物品の検収要件を明確化する。 ・納入物品一覧 ・検収条件(納品場所、納入及び納品期限、瑕疵等に対する対応期間及び対応条件等) ○業務要件

・実施内容及び役割分担(保守・運用業務にて実際に実施する作業内容を明確化する。 記載事項は、定例作業、保守・運用プロジェクトマネジメント等)

・運用方針(利用条件等に関わる運用要件を明確化する。記載事項は、利用可能時間、バッチ

処理時間、性能要件、データ保存年数、セキュリティ要件、異常時の復旧目標、復旧までの

対処方法、データリカバリの単位等) ・システム運用(システム監視を実施する監視内容(監視機能、監視内容、実施サイクル、監

視対象、監視方法)を明確化する。ハードウェア・ソフトウェア・プロセス・セキュリティ

監視、閾値一覧等) ・システムバックアップ・リカバリ運用(バックアップ対象範囲、バックアップ時間帯、バッ

クアップ実施方法、世代管理、リカバリ方法等) ・データバックアップ・リカバリ運用(同上) ・一般ファイル(ログ、環境・設定ファイル等)バックアップ・リカバリ運用(同上) ・ログ運用(対象サーバー、ログ対象、ログ内容、実施時期・周期、世代管理手法、ログ名称・

ログファイル名、削除方法等) ・媒体運用(可搬記憶装置を利用する場合の保存内容、耐用期間、保管場所等の運用手順等)

Page 12: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

9

・時刻同期運用(障害の調査やログ分析を正確かつ迅速に行うため、各機器の時刻を合わせる

方式について明記。記載内容は、対象サーバー、同期方法、同期実行契機、同期失敗時の動

作) ・セキュリティ運用(観点(監視、防御、管理)、セキュリティ対象、実現レベル、実現方法

等) ・アプリケーション運用(システムの業務上の要件から、定期的に実施すべき作業項目を明確

化する。年次・月次・日時・随時処理に分けて、各処理をフロー化する。記載内容は、処理

月日時、処理内容、実施月日時補足、処理フロー等) ○保守・運用マネジメント ・インシデント管理(インシデント管理対象(質問・障害・要望・調査等)、発生から解決す

るまでの手順を明確にしたインシデント管理プロセス、対処優先度、記録方法等) ※インシデント:サービスの標準運用に属さない事象であり、システムのサービス品質を低

下させること若しくは低下させる恐れのある全ての事象 ・障害管理(インシデント管理のうち障害発生時の対応について詳細を明記する。) ○SLA

総合チケットシステムのサービス品質確保のために、SLA運用の範囲、SLA評価項目等

について明確化する。 ○その他 ・守秘義務 ・物品管理(物品一覧、消耗品一覧(使用限度回数、耐用期間、交換時期等)) ・その他特に定める事項 ②各運用手順書 運用計画書の各事項の詳細を明記したドキュメント。必要に応じて作成すること。 (システムリカバリ運用手順書、データリカバリ手順書、一般ファイルリカバリ手順書、ロ

グ管理手順書、ログ管理対象一覧、媒体管理手順書、消耗品管理手順書、業務運用手順書(管

理者用、一般利用者用)等) ③構成管理書 総合チケットシステムを構成する各機器(ネットワーク機器を含む)及び設定に関するドキ

ュメント 8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間 平成 25 年 3 月 20 日(水)~平成 30 年 3 月 19 日(月) ※平成 25 年 3 月 20 日にはインターネット予約機能及び自動発券機を納入し、既存のチケット管理

システムと連携すること。その他の機能を含めたシステム全体については、平成 26 年 4 月 1 日よ

り稼働する。 9.納入及び保守・支援実施場所 本システムサーバー機器の納入先は「1)」である。また、保守・支援業務における駐在対応の実施

Page 13: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

10

場所も、障害対応時などを除き「1)」である。 1)独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場本館、国立演芸資料館(以下、「国立演芸場」と言う。)、

事務棟、別館、伝統芸能情報館、以下「隼町地区」という)

東京都千代田区隼町4-1

2)国立劇場能楽堂(以下、「国立能楽堂」と言う。)

東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1

3)国立劇場文楽劇場(以下、「国立文楽劇場」と言う。) 大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10

10.業務の概略 本システムで行う業務について以下の機能により実現する。

機能名 機能概要 (1) 公演管理機能 公演情報の管理を行う (2) 座席管理機能 チケットの販売等を行う座席の管理を行う。 (3) 会員管理機能 チケット販売に関する会員の管理を行う。 (4) 団体管理機能 チケットの販売先である団体の管理を行う。 (5) 契約管理機能 配送等代行業者等との契約の管理を行う。 (6) 予約管理機能 チケット予約の管理を行う。 (7) 窓口販売管理機能 各劇場窓口でのチケット販売を行う。 (8) 団体受注管理機能 団体によるチケット予約の管理を行う。 (9) 精算管理機能 チケット販売に関する代金の精算を行う。 (10) 販売集計管理機能 チケット販売に関するデータの集計及び出力を行う。 (11) マスタ管理機能 本システムで使用するマスタデータの管理を行う。 (12) その他の機能 上記以外の機能

11.システム構成・機能 [1]共通事項 (1)包括的要件 ・現行チケットシステムを統合し、信頼性、安定性を維持したうえで 適化を図ること。 適化要件

は 低限以下のとおり。 ①システム構成の合理化(資源の分散・重複の排除、データベースの統合等) ②機能の効率化(不要な機能の廃止、業務効率化に資する機能の追加等) ③情報システムの運用経費の削減(運用管理業務の整理、特定事業者の独自仕様の排除等) ・原則、現行チケットシステムで実装している機能は、振興会が不要と判断した機能以外は実現する

こと。なお、本開発において追加される機能と共存ができない機能、総合チケットシステムの構成

上不要となる機能、仕様変更により効率化・合理化・低コスト化が図れる機能等があれば提案する

こと。振興会の了承のうえ実装不要とする。 ・業務クライアント PC に搭載しているウェブブラウザソフトウェア上で利用できるシステムとし、専

用端末及び端末用専用ソフトウェアを必要としないシステムとする。

Page 14: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

11

なお、上記の主旨と同等のことが実現可能かつバージョンアップによる追加の費用等が発生しない

提案であり、振興会の了承が得られた場合はこの限りでない。 ・本システムは指定された区分に従って振興会 LAN に接続された業務クライアント PC からすべての

機能操作が行えること。また、一部の機能(検索機能)については、振興会外の PC、携帯電話及び

スマートフォンに対してインターネットを通じてサービスを提供すること。 ・振興会の業務運用上、同時作業が不適切な機能については排他制御を行うこと。また、排他制御が

行われている作業を行おうとした際に、他の作業者に使用中である旨のメッセージを表示する機能

を備えること。 ・会員種別、割引、受取手段等で組み合わせが不可のものについては、誤運用を防ぐために、選択さ

せないこと。 ・「[2]機能詳細」の各機能を実現するために、「[2]機能詳細 (11)マスタ管理機能」のマス

タを活用し、システム運用が効率的に行えること。 ・各マスタの情報の登録及び修正は、固有の画面に於いて任意のタイミングで行われ、即座にシステ

ム全体に反映させること。これらの作業はテキスト入力、選択肢の選択、ファイルの選択等により、

行う機能を有すること。 ・チケット管理システムの各画面に於いて表示されるマスタ項目の並び順を一括で修正する機能を有

すること。また、登録されているマスタ項目の一覧表示を行う機能を有すること。また、システム

の各画面に於けるマスタ項目の表示/非表示を個別に設定する機能を有すること。 ・上位/下位の関係がある複数のマスタがある場合、原則として、上位のマスタを選択した場合には

その下位にあるマスタのみを選択できるよう設定する機能を有すること(例:上位・施設マスタ「国

立劇場」を選択した場合は、下位・劇場マスタ「大劇場」「小劇場」を選択できる)。 ・帳票類の印刷を行う際には、プレビュー表示を行う機能を有すること。 ・本システムを利用する全ての業務クライアント PC で外字ファイルを共有する機能を有すること。 ・郵便番号、住所の入力ついては郵便番号から住所の引用及び都道府県、市区町村、地域の選択から

郵便番号の引用を行う機能を有すること。 ・データの登録・変更の際には必須事項についてチェックし、入力漏れ、入力形式等の誤りがある場

合には画面上にエラー表示を行う機能を有すること。エラー表示はエラー内容が分かるように表示

する機能を有すること。 ・出力データは、電子媒体への出力の場合は、業務クライアントから指定された媒体の任意のフォル

ダーに出力し、紙媒体への出力の場合は、業務クライアントから指定されたプリンターから出力す

る機能を有すること。なお、振興会が出力先を指定した場合はこの限りでない。 (2)データ共有 ・複数の業務で共通に使用するマスタ及びデータについては一元的に管理し、作成、変更、削除の入

力が一度で済むようにすること。 ・システムリソースを有効に活用するため、データの重複保持が生じないデータベース設計を行うこ

と。

Page 15: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

12

(3)データ移行、作成 ・本システムの稼動に必要なデータを全て移行、作成すること。

(4)外部システム連携

・チケット販売業務関連システムと連携する機能を有すること。 ・連携に関しては、振興会及びチケット販売業務関連システムの開発、保守を行っている業者と打合

せを行い、連携に支障が無いようにすること。 ・本システムにおいて入金、請求に関連する行為及びその設定を行う際には、チケット販売業務関連

システムの一つである財務会計等システム(以下「財務システム」という)で管理している以下の

マスタを参照し、使用する機能を有すること。 「勘定科目」「部門」「プロジェクト」「事業所」「事項番号」「税区分」

・財務システムと連携する入金及び請求データを CSV 形式で作成し、振興会の指定するフォルダーに

自動的に格納すること。CSV のレイアウトは「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑳請求

CSV」「○21入金 CSV」を参照すること。CSV 形式のデータを格納する場所は振興会担当職員が設定

により変更する機能を有すること。 (5)入出力機能 ・システムの操作は利用者が操作のためのコマンドを覚える必要がなく、視覚的に操作できる GUI を

利用したものであること。 ・入力に際してはプルダウンや検索により選択可能な情報を一覧表示し、そこから選択する機能を有

すること。入力内容の検索は複数の項目で行えること。また、入力、修正時には必要なエラーチェ

ックを行い、エラー内容を画面で確認、修正が行えること。 ・各機能において、作成した帳票は出力する前に画面で確認でき、指定された書式でプリンターを用

いて出力するとともに、Excel または CSV 形式で出力する機能を有すること。印刷の際には両面印

刷等プリンターの持つ機能を利用する機能を有すること。また帳票の出力形式をデフォルト設定と

して保持し、ユーザーが必要に応じて変更する場合以外は出力形式を設定することなく出力する機

能を有すること。 ・各機能で扱うすべてのデータは単独あるいは複合的な検索により抽出する機能を有すること。検索

機能の詳細については「[3]検索要件」を参照すること。 ・データ入力、取り込みを行う際には、エラーチェックを行い、エラー内容を画面で確認、修正が行

えること。 ・振興会では Office Professional 2007 を導入しているため、Excel 形式の出力、取り込みはこれに対

応すること。振興会がオフィスソフトを更新した場合はこれに対応すること。 ・画面構成は単純化し、まとまった一つの業務が 小の画面数で取り扱えるようにすること。 (6)ログイン、権限管理(業務用 ID 等) ・ID、パスワードによる認証により処理権限の管理を一元的に行う機能を有すること。権限により利

用できる機能の範囲をシステム管理者が設定する機能を有すること。権限の設定について、職務内

Page 16: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

13

容による区分ごとの設定を行う機能を有すること。 ・パスワードの有効期間を管理する機能を有すること。パスワードを利用者自身が変更し、一定期間

パスワードが変更されない場合はログイン時に警告を表示する機能を有すること。有効期間、警告

表示までの期間、表示対象IDをシステム管理者が任意に設定する機能を有すること。 ・認証時にパスワードを複数回誤入力した場合、ID を無効化する機能を有すること。誤入力許容回数

をシステム管理者が任意に設定する機能を有すること。ID の無効化の解除をシステム管理者が任意

に行う機能を有すること。 ・ID、パスワードは全ての機能で共通であり、システム管理者による ID、パスワードの管理及び利用

者によるパスワードの変更の際は 1 回の入力で全ての機能の ID、パスワードに反映されること。 ・各機能はログイン画面を統一し、シングルサインオンとすること。 ・利用者のログオン状況をシステム管理者が確認する機能を有すること。 (7)ログ管理 ・本システムの動作に関する全てのログの採取を行う機能を有すること。また認証、データ操作、情

報参照、帳票印刷、データベース操作に関するログについては採取したログを本システム管理者が

本システム画面で参照及び CSV 形式のファイルとして出力する機能を有すること。 [2]機能詳細 (1)公演管理機能 公演に関する基本事項、公演スケジュール、座席管理、料金設定等の情報を管理する。 ①公演情報管理 振興会が行う公演及びその公演のチケットの管理を行う。公演毎にコード番号(財務システムの「プ

ロジェクトコード」、振興会が行う事業(公演等)に付与される管理番号)により管理を行う。 Ⅰ.公演基本情報管理 公演に関する基本情報の登録、修正、削除を行う。基本情報として管理する項目は以下の通り

とする。 ア.プロジェクトコード

振興会の事業を管理するコード番号。1 公演に 1 つ設定される。財務システムのマスタデー

タを参照すること。 イ.施設 振興会の管理する建物。(国立劇場、国立演芸場等)

ウ.劇場 各建物に所属する劇場。(大劇場、小劇場等) エ.ジャンル(歌舞伎、文楽等) オ.事業区分(自主公演、受託公演) カ.経理システム連携関連項目

勘定科目、部門コード、事業所コード、税区分、事項番号 キ.公演名(日本語名/英語名、日本語略称)(テキスト入力)

Page 17: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

14

ク.冠名(日本語/英語)(テキスト入力) コ.行事内容(演目)(テキスト入力) サ.備考 シ.料金パターン 設定されている割引のうち適用する割引の組合せパターンを設定する。 ス.等級及び正価(インターネットによる摘要可否も設定する) 座席の等級、各座席の定価を設定する。 セ.公演期間(1 日~期間による設定) ソ.部(午前の部、第 1 部等) タ.販売メモ(テキスト入力) ・上記公演基本情報を登録、修正、削除する機能を有すること。 ・セット割引の適用を設定する機能を有すること。 ・通し割引の適用を設定する機能を有すること。 ・「セ.公演期間」、「ソ.部」を随時変更する機能を有すること。ただし、すでにチケットを販売済

みの日、部を削除しようとした場合にはエラーとし、その旨を示すエラーメッセージを表示する

機能を有すること。 ・公演情報の呼び出しは公演一覧からの選択及びプロジェクトコードの直接入力により行う機能を

有すること。 ・幕見席販売の有無を設定する機能を有すること。

・幕見席は等級として取り扱い、「ス.等級及び正価」で幕見席の正価を設定する機能を有すること。 ・インターネット予約画面の表示内容として、参考表示用座席図、公演日表示方法選択(カレンダ

ー/リスト)の選択、注意事項の入力を行う機能を有すること。 Ⅱ.公演詳細情報管理 公演に関する詳細な情報を管理する。詳細項目として管理する項目は以下の通りとする。 ア.公演スケジュール

「Ⅰ.セ.公演期間、ソ.部」の設定情報から公演カレンダーを作成し、各ステージに「イ.

ステージ情報」、ステージ無し、休演日を設定する イ.ステージ情報

ステージ毎に開場時間、開演時間、演目名(日本語名、日本語略称/英語名)を設定する。 ウ.販売スケジュール

団体受注開始日及び販売方法別、販売対象別による販売開始日の設定を行う。 インターネット予約画面に表示する電話・窓口の販売スケジュールを設定する。

エ.コンビニ決済関連項目 ・払込票支払期限 予約日を基準に支払期限を設定する。 ・予約可能日 公演日を基準に何日前まで予約可能か設定する。

Page 18: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

15

・配送手数料 チケット 1 枚ごとの手数料を設定する。 オ.オンライン決済関連項目 ・クレジット決済予約可能日 クレジット決済について公演日を基準に何日前まで予約可能か設定する。 ・ペイジー決済支払期限 予約日を基準に支払期限を設定する。 ・ペイジー決済予約可能日 ペイジー決済について公演日を基準に何日前まで予約可能か設定する。 ・配送手数料 チケット 1 枚ごとの手数料を設定する。 カ.公演支出金額、満席数、満席収入額

キ.枚数制限 ・1 回の予約で購入可能なチケット枚数を制限する機能を有すること。 ・チケット購入枚数の制限は公演毎、ステージ毎、受付方法毎、、購入者種別毎に設定する機

能を有すること。また、これらの区分内に於ける座席等級毎の制限枚数を必要に応じて設

定する機能を有すること。等級毎の枚数制限については、必要に応じて制限する期間を設

定する機能を有すること。 ・チケット購入枚数の制限は 2 種類以上設定し、適用する期間を設定する機能を有すること。

・複数演目を購入することを制限する期間を設定する機能を有すること。 ・上記公演詳細情報は、公演基本情報に付随する情報とし、公演基本情報画面から各情報を表示す

る画面を開く機能を有すること。また開いた画面で情報を登録、修正、削除する機能を有するこ

と。 ・1 日の公演におけるステージの内容は固定ではなく、日により「イ.ステージ情報」設定する「演

目名」の順序を入れ替える機能を有すること。 ・幕見席は幕ごとに販売スケジュールを設定する機能を有すること。 ・公演毎に任意の日付でチケット販売を停止する機能を有すること。チケット販売を停止した公演

について任意の日付でチケット販売を再開する機能を有すること。チケット販売の停止、再開は

当該公演に関する全ての販売方法に適用する機能を有すること。また、同時に複数の公演の販売

の停止、再開を設定する機能を有すること。 Ⅲ.ステージ情報管理 ステージ毎に設定する情報を管理する。ステージ情報として管理する項目は以下の通りとする。 ア.販売枠

座席の等級別に販売対象毎(団体、販売方法別、会員種別)の販売可能枚数を設定する機能

を有すること。三日目の会の販売対象ステージの場合、三日目の会販売枚数が設定されてい

ればその座席数を優先して確保する機能を有すること。団体については二次確定後まで販売

Page 19: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

16

枠を超える受注ができない機能を有すること。販売枠は単一の部または、同一の部、任意の

部、全ての部に対して一括で設定する機能を有すること。 イ.料金表 「Ⅰ.ス.等級及び正価」をもとに「Ⅰ.シ.料金パターン」で設定された割引種別毎の販

売価格及び売上価格を自動計算し設定する機能を有すること。また設定された価格を手入力

で修正する機能を有すること。登録した料金はマスタが変更されても反映されないこと。 料金表は公演毎に複数設定でき、ステージ毎に適用する料金表を設定する機能を有すること。 ウ.座席設定

座席の等級、車椅子席、補助席を設定する。自由席の場合は等級毎に販売する枚数を設定す

る。また座席毎にチケットに表示する 寄りの扉を設定する。チケット販売開始後であって

も座席設定を変更する機能を有すること。ただし、予約、購入された座席に対しての変更は

不可とする。 エ.チケット及びコンビニ決済払込用紙レイアウト設定 チケットに印字する項目、内容を設定する。チケット印字パターンは公演毎に複数設定でき、

ステージ毎にチケット印字パターンを設定する。設定したチケット及びコンビニ決済払込用

紙のサンプルを印字する。 チケットに印字する項目は以下の通りとする。また項目ごとに表示、非表示を設定する機能

を有すること。 ・階、列、番(半券) ・扉名称 ・スタンプ(半券) ・公演名(半券)(編集可)

・冠名(編集可) ・演目(編集可) ・公演日(半券) ・施設劇場(日本語/英語)(半券(日本語のみ))(編集可) ・バーコード ・開演時間(半券) ・開演時間備考 ・開場時間 ・開場時間備考 ・等級(半券) ・料金(半券) ・注意事項(編集可)・自由席表示

オ.三日目の会販売対象ステージ 三日目の会の販売対象とするステージを設定する機能を有すること。三日目の会の販売対象

は 1 公演につき 1 ステージとする。またチケットの発送日を設定する機能を有すること。 ・ステージ情報の設定は公演毎に一括またはステージ単位に設定する機能を有すること。 ・幕見席販売対象とするステージを設定する機能を有すること。 ・幕見席販売対象とする幕、チケット代金を設定する機能を有すること。

②公演情報データ取込 CSV 形式で作成された公演情報データ(公演データ及び公演スケジュールデータ)を一括で取り

込む機能を有すること。 ア.取込元データを選択する。

【参照条件】 公演情報データ参照先

イ.データを入力して結果を表示する。 【公演データ一覧】

CSV 名称、登録/修正、公演コード、公演名、公演名英語表記、公演略称、

Page 20: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

17

施設名、劇場名、ジャンル名、事業区分名、収入科目名、公演期間(開始)、 公演期間(終了)、公演期間備考、電話予約開始日(あぜくら会)、 電話予約開始日(文楽劇場友の会)、電話予約開始日(一般)、窓口販売開始日 (あぜくら会)、窓口販売開始日(文楽劇場友の会)、窓口販売開始日(一般)、 Web 販売開始日(あぜくら会)、Web 販売開始時間(あぜくら会)、 Web 販売開始日(文楽劇場友の会)、Web 販売開始時間(文楽劇場友の会)、 Web 販売開始日(会員)、Web 販売開始時間(会員)、 Web 販売開始日(一般)、Web 販売開始時間(一般)

【公演スケジュールデータ一覧】 CSV 名称、公演コード、公演名、冠、冠英語表記、行事内容1~2、 部名称1~7、料金パターン名、等級名1~8、正価1~8

【合計】 入力件数、エラー件数

ウ.処理実行 ・入力したデータの更新処理を行う。 ・エラーがあった場合はエラーリストを出力する機能を有すること。 ・取込するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「①公演データ CSV」

「②公演スケジュールデータ CSV」を参照。 ③三日目の会販売枚数設定 三日目の会の販売枚数の設定を行う。本作業は販売枚数に変更があった場合のみ行うものとする。 ア.設定条件を入力する 【入力項目】

施設、劇場、座席パターン(三日目の会のパターンを指定) イ.現状の枚数情報を表示する。

【等級別明細】 等級、設定可能枚数、販売枚数、

【合計】 設定可能枚数、販売枚数

ウ.必要に応じて販売枚数を変更する。 エ.入力情報を登録する。

・設定可能枚数を超えた販売枚数は入力できないようにする機能を有すること。 ④三日目の会観劇内容登録 三日目の会の販売に必要な公演スケジュール、料金設定、座席設定等の登録を行う。 ア.対象年度を指定する。 【入力項目】

年度

Page 21: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

18

イ.登録内容を表示する。 【観劇内容】 公演名、公演日、部

【観劇料金】 等級、1 枚料金、2 枚料金

ウ.販売座席を設定する。 エ.入力情報を登録する。 ・観劇内容は 大 10 公演とし、公演登録にて該当年度の公演で三日目の会のステージが設定されてい

る情報を取得して表示する機能を有すること。 ・観劇料金は公演登録されている定価に料金種別マスタに登録されている三日目の会の割引率で自動

計算を行い表示する機能を有すること。 ・三日目の会の販売座席を設定する為に座席図を表示する機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を有すること。 ・座席の選択は座席図上の該当座席のクリックまたはドラッグによる範囲指定により座席を選択する

機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除する機能を有すること。選択した座席は

ひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。 ・前年度に販売した座席はひと目で分かるように予め色分けして表示し、座席の選択や解除ができな

いようにする機能を有すること。 ・等級毎に設定枚数と選択枚数を表示し、選択した枚数がわかるように表示する機能を有すること。 ・設定枚数を超えて販売枚数を選択した場合は登録できないようにする機能を有すること。 ・画面には常に三日目の会の必要情報(対象年度、施設、劇場、座席パターン等)を表示する機能を

有すること。 ・観劇内容の登録後に登録した内容の変更、削除が行える機能を有すること。 ・観劇内容の登録後に公演登録で関連する情報の変更が行われた場合は 新の情報を取得して登録内

容を更新する機能を有すること。 ⑤公演情報のインターネット公開

インターネットで販売する公演に関する情報をホームページに掲載する。公演情報を掲載したペー

ジからインターネット予約を行う。 ・公演情報には以下の内容を含むこと。 施設、劇場、公演名、行事内容、料金、発売日程(販売方法、販売対象毎) ・公演情報の掲載期間を分単位で設定する機能を有すること。 ・振興会ホームページに掲載されている当該公演の公演情報詳細のページへ遷移するボタンを表示す

る機能を有すること。遷移先は「①公演情報管理」「Ⅰ.公演基本情報管理」「ア.プロジェクトコ

ード」により判別する機能を有すること。 (2)座席管理機能 チケットの販売等を行う座席の管理を行う。座席の管理には一次確定、二次確定の段階があり、そ

Page 22: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

19

れぞれの段階で行う処理は以下の通りである。 ○一次確定前 ・三日目の会販売対象ステージについて、三日目の会の座席を設定する。 ・三日目の会受付完了処理を実行後、一般販売、会員販売等販売対象毎の販売対象座席を設定する。 ・団体毎に受注枚数を登録する(受注簿)。ただし、販売枠で設定した数を超えて登録することはで

きない。受注簿に登録された枚数分、対象座席を設定する。(受注簿に登録した枚数分、座席を設

定しないと一次確定が行えない。) ○一次確定後(二次確定前) ・一般販売、会員販売等販売対象毎の販売対象座席を設定する。 ・団体に関する処理は全て行うことができない。 ○二次確定後 ・一般販売、会員販売等販売対象毎の販売対象座席の設定、団体の座席の設定を行う。設定を行う

座席図は全ての販売対象で共通とする。 ・販売枠は二次確定後に無効となる。 ①香盤割

香盤とは座席図のことである。公演、ステージを選択し、座席図上でそれぞれの座席の販売対象や

利用目的等による割り当てをあらかじめ設定する。 Ⅰ.香盤割機能 ・公演を選択した場合は公演カレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する機能

を有すること。また、公演があるステージについては作業状況(未確定、一次確定、二次確定)を

表示する機能を有すること。 ・公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、座席図を表

示する機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示できる機能を有すること。 ・香盤割は登録済の香盤枠もしくは既に受注済の団体を一覧から選択し、座席を選択することによっ

て対象の座席を割当てする機能を有すること。 ・座席の選択は座席図上の該当座席のクリックまたはドラッグによる範囲指定により座席を選択する

機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除する機能を有すること。選択した座席は

ひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。 ・対象の公演が自由席の場合は等級毎に枚数を入力することで座席を選択する機能を有すること。ま

た、キャンセルボタンを押すことにより座席選択を解除する機能を有すること。 ・座席を選択した場合はその合計枚数が等級別に分かるように表示される機能を有すること。 ・香盤枠を設定した座席には割当てした香盤枠の ID を表示する機能を有すること。 ・既に受注済の団体に対して設定した座席には団体枠の ID(自動割付する)を表示する機能を有する

こと。 ・出演者契約の団体の団体受付で予約ができる座席は、本機能で出演者に割り当てられた座席のみと

する機能を有すること。出演者への座席の割り当て及び割り当ての解除は随時行い、操作完了後即

Page 23: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

20

時反映させる機能を有すること。 ・インターネット予約で予約ができる座席は、本機能でインターネット予約に割り当てられた座席の

みとする機能を有すること。インターネット予約への座席の割り当て及び割り当ての解除は随時行

い、操作完了後即時反映させる機能を有すること。 ・香盤割の作業中は他の業務クライアント PC で同じステージの香盤割の作業ができないように制御を

かけ、作業中以外の業務クライアント PC に作業中である旨のメッセージを表示する機能を有するこ

と。 ・香盤割の作業が終了後、一次確定の状態に更新する機能を有すること。 ・一次確定の状態から未確定の状態に戻す機能を有すること。 ・一次確定の状態から二次確定の状態に更新する機能を有すること。 Ⅱ.照会機能 ・任意の座席を選択することにより、選択された座席の状態を照会する機能を有すること。本機能の

詳細については「[4]照会要件」の「(2)照会機能」「②座席状態照会」を参照。

・選択されている公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会

要件」の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。

Ⅲ.帳票出力 ・選択されている公演、ステージの座席図(香盤割)を出力する機能を有すること。本機能の詳細に

ついては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑪座席図」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤割結果確認リストを出力する機能を有すること。本機能の詳

細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑤香盤割結果確認リスト」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤枠リストを出力する機能を有すること。本機能の詳細につい

ては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑥香盤枠リスト」を参照。 ・座席図(香盤割)と香盤割結果確認リストについてはそれぞれ個別に出力する場合の他に両方を一

括して出力する機能を有すること。 ②香盤枠リスト 香盤割で香盤枠を設定した結果より香盤枠リストの出力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 公演、ステージ(複数選択可能)、香盤枠種別(複数選択可能)

イ.処理実行 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑥香盤枠リスト」を参照。 ③団体枠リスト 香盤割で団体枠を設定した結果より団体枠リストの出力を行う。

Page 24: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

21

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 公演、ステージ(複数選択可能)、契約区分、団体コード

イ.処理実行 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑦団体枠リスト」を参照。 ④香盤枠開放 ・香盤枠が設定された座席の解放を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 公演、ステージ(複数選択可能)、香盤枠種別(複数選択可能)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 公演名、公演日、部、香盤枠、等級、座席番号 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 解放座席数

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・選択した処理データの座席を空席状態に更新する機能を有すること。 ・香盤枠開放をあらかじめ設定した日時により自動的に行う機能を有すること。香盤枠開放日時の設

定は公演毎及び香盤枠毎に行う機能を有すること。 ・香盤枠開放日時の設定を変更、削除する機能を有すること。 ・設定された日時に関わらず即時香盤枠の開放を行う機能を有すること。 ・香盤枠として押さえられた座席は、任意のタイミングで予約及び販売を開始する機能を有すること。

予約及び販売の開始は、任意の公演の任意のステージ(単独ステージ/複数ステージ/全ステージ)

を選択し、予約及び販売開始を行う香盤枠により座席の抽出を行うことで実現する。 (3)会員管理機能 振興会のチケット販売に関する会員の管理を行う。全ての会員について登録、変更、削除を行う機能

を有すること。なお変更、削除を行うことにより、チケット発券や配送等に支障をきたす場合は警告を

表示する機能を有すること。また、削除を行った会員の情報は、以後参照できることが望ましい項目を

除いては一定期間経過後完全にデータベースから削除すること。CSV 出力についても同様とする。 ①あぜくら会

Page 25: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

22

国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂のチケット販売に関する会員。チケットの先行販売、割引販売、

会報の発送を行う。国立文楽劇場のチケットについては割引販売のみを行う。またインターネットに

よるチケット予約を行う。会員情報として管理する項目は以下の通りとする。 ア.会員番号 イ.カード番号 ウ.氏名(カナ名、漢字名、代表者名) エ.住所・連絡先 (郵便番号、住所(3 項目)、電話番号(2 項目)、FAX 番号) オ.生年月日・性別・年齢(自動計算) カ.地域・地区 キ.注意区分、注意事項、備考 ク.区分(会員区分、職業・団体、部数(会報発送部数)) ケ.入会日 (申込日、許可日、入会金引落年月、年会費引落年月) コ.入金方法(カード・現金) サ.配偶者有無 シ.会報区分(郵送する・郵送しない) ス.口座情報(銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義・続柄) セ.備考 ソ.備考 2

※以下はインターネット予約で必要な管理項目 タ.ログインパスワード チ.WEB 会員入会日・停止日・退会日 ツ.配送先氏名(カナ、漢字) テ.配送先郵便番号 ト.配送先住所 ナ.配送先電話番号 ニ.メールアドレス ヌ.メルマガ『伝統芸能』購読区分 ネ.「チケットセンターからのお知らせ」購読区分 ・会員の申込、入会、停止、解除、退会、カード再発行等の情報を入力する機能を有すること。各処

理ではその理由が入力でき、よく利用するものは予め登録しておくことにより、選択して入力する

機能を有すること。 ・会員番号がわからない時は氏名、電話番号など各検索条件を指定して会員を検索する機能を有する

こと。本機能の詳細については「[3]検索要件」の「(2)検索機能」「⑤会員検索」を参照。 ・会員を検索した時、注意事項(注意区分)が登録されている場合や、三日目の会の会員である場合

はそれが分かるように表示する機能を有すること。

Page 26: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

23

・会員の登録状況の履歴を管理する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会要件」の

「(2)照会機能」「⑦入退会履歴照会」を参照。 ・会員のチケット購入履歴を表示する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会要件」

の「(2)照会機能」「⑧チケット購入履歴照会」を参照。 ・インターネット予約の利用にあたっては事前に会員がホームページから利用登録を行う(インター

ネット予約で必要な管理項目を登録)機能を有すること。 ・「エ.住所・連絡先」は変更前の履歴を 1 世代以上持つ機能を有すること。 ・会員情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものについ

てはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・「セ.備考」は入力日付毎に複数入力する機能を有すること。 ・入会金、年会費、チケット代金等の収納は会員カードのクレジットカード機能により決済代行会社

が行う機能を有すること。 ・会員証の再発行は新規登録となるが、その際会員の情報を引き継ぐことができる機能を有すること。 ②文楽劇場友の会 国立文楽劇場のチケット販売に関する会員。チケットの先行販売、割引販売、会報の発送を行う。

国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂のチケットについては割引販売のみを行う。またインターネット

によるチケット予約を行う。会員情報として管理する項目及び必要な機能は「①あぜくら会」と同様

とする。 ③仮会員機能 あせくら会、文楽劇場友の会の入会申し込みからカード会社の審査が終了するまでに期間を仮会員

とし、会員と同様のサービスの提供を行う。ただし一部のサービスは利用できない。 ・会員番号を登録し、本会員登録後も引き継ぐ機能を有すること。 ・仮会員と本会員を区分する機能を有すること。 ・審査終了後、仮会員を本会員とする機能を有すること。 ・仮会員の有効期間を設定する機能を有すること。有効期間を経過した場合は失効する機能を有する

こと。 ・仮会員期間中は、入会金及び年会費は発生させない機能を有すること。 ・仮会員はインターネット予約機能を利用できない。 ・仮会員は特別販売公演の購入ができない。 ・仮会員には本会員と同じ割引を適用する機能を有すること。 ・仮会員には本会員と同じ販売スケジュールが適用される。 ・仮会員のチケット代金決済方法、チケット受取方法は一般と同じとする。 ・仮会員時のチケットの購入履歴を本会員登録後も引き継ぐ機能を有すること。 ・仮会員を会報発送対象としない機能を有すること。 ・審査の結果、本会員とならなかった場合、既に販売済みのチケットは一般の扱いとして販売する機

能を有すること。

Page 27: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

24

④三日目の会 国立劇場の歌舞伎公演のチケット販売に関する会員。年間チケットの先行販売を行う。あぜくら会

の会員のみが三日目の会に加入することができる。三日目の会の登録処理については「(6)予約管理

機能」の「③三日目の会受付」を参照。あぜくら会を管理する上で三日目の会の会員であるかどうか

も同時に照会等する必要があり、必要となる項目は以下の通りとする。 ア.入会日(加入日、取消日) イ.コメント

⑤NTJ 会員(インターネット会員) インターネットによるチケット予約を行うための会員。会員情報として管理する項目は以下の通り

とする。 ア.会員番号 イ.氏名(カナ名、漢字名) ウ.住所・連絡先 (郵便番号、住所(3 項目)、電話番号、メールアドレス)

エ.ログインパスワード オ.メルマガ『伝統芸能』購読区分 カ.「チケットセンターからのお知らせ」購読区分 キ.クレジットカード情報(カード番号、有効期限) ク.チケット送付先住所(3 件) (配送先氏名、フリガナ、郵便番号、住所(3 項目)、電話番号) ケ.メモ(3 件) ・ホームページから会員登録を行う機能を有すること。 ・ログイン ID は登録されるメールアドレスとすること。 ⑥法人会員(インターネット会員) インターネットによるチケット予約を行うための会員。法人に所属する個人が会員となる場合と法

人自体が会員となる場合がある。個人として管理する情報及び利用できる機能は⑤NTJ 会員と同様と

する。法人の会員情報として管理する項目は以下の通りとする。 ア.会員番号 イ.法人名(カナ名、漢字名、代表者名) ウ.住所・連絡先 (郵便番号、住所(3 項目)、電話番号、メールアドレス) ウ.ログイン ID

エ.ログインパスワード オ.請求先 カ.メモ(3 件)

Page 28: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

25

・法人会員として割引を設定し、チケット予約時に自動的に適用する機能を有すること。 ・法人会員毎に販売対象を劇場単位、公演単位で設定する機能を有すること。 ・法人は「(4)団体管理機能」にて登録されている団体を対象とする。 ・法人に所属する個人の購入方法、決済方法、チケット受取方法は NTJ 会員と同様とする。 ・法人の購入方法は NTJ 会員と同様、支払方法は団体と同様、チケット受取方法は自動発券機による

受取のみとする。 ・法人会員向けのログイン画面を有すること。 ・法人会員毎に専用のトップページを有すること。トップページを自動的に生成する機能を有するこ

と。また法人会員毎のお知らせを法人会員トップページに掲載する機能を有すること。 ・法人のログイン ID は「(4)団体管理機能」にて付与されるコード番号とし、パスワードは自動作

成する機能を有すること。 ・任意のタイミングでパスワードを変更する機能を有すること。

・法人会員が予約することができる座席はインターネット予約に割り当てられた座席とする。 ⑦会員情報別検索

検索条件を指定して会員登録情報の検索を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 《基本検索条件》

名簿種別(あぜくら会/三日目の会/文楽劇場友の会/NTJ 会員)、名簿番号(開始~終

了)、氏名(カナ)(開始~終了)、電話番号(開始~終了)、職業&団体、 年齢(開始~終了)、性別、郵便番号(開始~終了)地域、地区、

注意区分(有/無) 《あぜくら会用検索条件》

銀行名、支店名、口座種別、口座番号、会報区分、 新履歴日付(開始~終了)、 新履歴区分(選択履歴を除く指定も可とすること)

《文楽劇場友の会用検索条件》 銀行名、支店名、口座種別、口座番号、会報区分、 新履歴日付(開始~終了)、

新履歴区分(選択履歴を除く指定も可とすること) 《三日目の会用検索条件》

加入年月日(開始~終了)、 新履歴区分(選択履歴を除く指定も可とすること)

《NTJ 会員用検索条件》 登録日、メールアドレス イ.処理実行

・抽出条件に従いデータの抽出処理を行う。

Page 29: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

26

ウ.抽出結果を表示する。 【表示項目】 今回選択数、前回累積数、今回累積数 ・複数の項目を指定した場合は AND 検索とする機能を有すること。 ・抽出した結果に対して更に抽出条件を指定して追加抽出を行う機能を有すること。また、追加時に

同一会員が重複して抽出された場合、重複を許可するかしないかを指定する機能を有すること。 ・抽出した結果から抽出条件を指定して削除する機能を有すること。 ・抽出データが 終確定した段階で印字順(会員名カナ/電話番号/郵便番号/会員番号)を指定し

て会員一覧表を出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)

帳票機能」「○34会員一覧表」を参照。 ・抽出データが 終確定した段階で印字順(会員名カナ/電話番号/郵便番号/会員番号)を指定し

て DM ラベルを出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)

帳票機能」「○35 DM ラベル」を参照。 ⑧会員登録データ CSV 出力

会員登録データの出力を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 《出力対象》 会員種別(あぜくら会/文楽劇場友の会/三日目の会/NTJ 会員)、 対象区分(全件/現会員)

《基本情報》 会員番号(開始~終了)、会員名(カナ)、性別、生年(開始~終了)、 郵便番号、地域・地区、団体・職業

《あぜくら会/文楽劇場友の会情報》 入会許可日(開始~終了)、入会金引落年月(開始~終了)、 年会費引落月(開始~終了)、銀行名、支店名、会報区分、 新履歴、

新履歴処理日(開始~終了) 《三日目の会情報》 年度、 新履歴、 新履歴処理日(開始~終了)

《NTJ 会員情報》 登録日、メールアドレス

イ.処理実行 ・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・作成するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「○22会員登録データ

CSV」を参照。 ⑨会報データ作成

Page 30: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

27

月ごとに発行する会報誌の配送データの作成を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 発送年月、出力指定(正/副)、会報データ出力先指定

イ.処理実行。 ・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・会報データは業務クライアント PC の指定する媒体の任意のフォルダーに出力する機能を有すること。 ・会報データは 1 回の処理で正副のデータを作成する機能を有すること。 ・会報データ出力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、また、任意の場所にも

変更可能な機能を有すること。 ・データ作成時には作成したデータのファイル名、レコード件数、配送件数等の情報を表示する機能

を有すること。 ・作成するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑦会報配送データ」を参照。 ・作成済の会報データを再作成する機能を有すること。

⑩三日目の会リスト

三日目の会の受付データより対象年度の三日目の会リストの出力を行う。 ・抽出条件として会員種別(全件/文楽劇場友の会/あぜくら会)を指定して集計する機能を有する

こと。 ・作成は年度単位で行える機能を有すること。 ・抽出条件として出力対象(全件/現会員/取消会員/未継続会員)を指定する機能を有すること。 ・出力対象で「現会員」と「取消会員」は該当年度の手続きが完了した分、「未継続会員」は手続きが行わ

れていない分、「全件」は全てのデータを抽出して出力する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○43三日目の会リスト」を参

照。 ⑪三日目の会登録証

三日目の会の受付終了後、会員に送付する登録証の出力を行う。 ・作成は年度単位で一括発行する機能を有すること。 ・作成時に登録証の発行日を指定して登録証に印刷が行える機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○44三日目の会登録証」を参

照。 ・発行を行った受付データを発行済に更新する機能を有すること。 ・発行済の登録証を再発行する機能を有すること。 ⑫会員状況表(各種)

Page 31: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

28

会員数を集計した各種状況表の作成を行う。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○36月別会員状況表」「○37性別・

年齢別会員状況表」「○38地域別会員状況表」を参照すること。 ⑬会員利用記録照会

過去(1999 年 8 月以前)の利用記録の照会を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 会員番号、処理日

イ.抽出結果を表示する。 【会員情報】

氏名(カナ)、氏名(漢字)、住所、電話番号、残高、 終入金日、 終観劇日、還付返金日

【利用記録一覧】 処理日、取引区分、入金区分、金額、入出力情報名、公演コード、 観劇日、部、等級、枚数、取扱、印刷区分、座席番号(1~5)

【合計】 抽出件数 (4)団体管理機能 チケットの販売先である団体の管理を行う。 ①管理項目 Ⅰ.共通管理項目 ア.団体コード イ.団体名(半角カナ・漢字・略称) ウ.住所(郵便番号、都道府県、市区町村、町域名・ビル名、その他) エ.相手先担当(担当部署名・担当者名(メールアドレス)) オ.URL カ.電話番号 キ.FAX 番号 ク.特記事項 ケ.団体区分 コ.検索分類 サ.標準契約 シ.劇場担当 Ⅱ.契約種別ごとの管理項目 (一般契約団体)

Page 32: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

29

ア.契約日 イ.契約期間 ウ.チケット種別 エ.決済種別

オ.手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット) ・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) カ.販売価格 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) キ.売上金額 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (出演者契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.販売価格 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) オ.売上金額 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (割引団体契約) ア.承認 No. イ.契約日 ウ.契約期間 エ.決済方法 オ.契約 No. カ.団体コード

Page 33: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

30

キ.備考 ク.販売価格 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) ケ.売上金額 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) コ.受取方法(窓口・配送) サ.料金テスト ・正価 ・販売価格 ・売上価格 (引換券・割引券契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.販売価格 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) オ.売上金額 ・値引き率または割引金額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (委託手数料契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.チケット種別(配券表/チケット) エ.決済種別 オ.手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット) ・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満)

Page 34: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

31

カ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (クーポン券契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.クーポン券種別(観光会社/プレイガイド) エ.決済種別 オ.手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット) ・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) カ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (招待券契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.チケット種別 ・団体情報を登録、変更、照会、削除する機能を有すること。 ・団体名の入力についてオートコンプリート機能を有すること。 ・「Ⅰ.共通管理項目」「シ.劇場担当」は業務用 ID の直接入力または検索により登録、変更する機能

を有すること。 ・「Ⅰ.共通管理項目」「シ.劇場担当」の変更は、終了した公演の団体受注データには反映させない

機能を有すること。 ・「Ⅰ.共通管理項目」「イ.団体名」~「キ.FAX 番号」の変更を終了した公演の団体受注データに

反映させる機能を有すること。 ・英語での情報入力を行う機能を有すること。 ・団体コードがわからない時は団体名など各検索条件を指定して団体を検索する機能を有すること。

本機能の詳細については「[3]検索要件」の「(2)検索機能」「⑥団体検索」を参照。 ・検索結果から劇場担当を一括で変更する機能を有すること。対象とする団体は検索結果の全て、ま

たは一部を選択する機能を有すること。

Page 35: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

32

・団体の観劇履歴を表示する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会要件」の「(2)

照会機能」「⑥観劇履歴照会」を参照。 ②団体データ CSV 出力 団体データの出力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

《出力形式》 履歴出力/名簿出力

《団体登録情報》 表示(表示/非表示)、団体コード、団体区分(複数選択可能) 契約種別(複数選択可能)、検索分類(複数選択可能)、劇場担当(複数選択可能) 団体名(カナ)、E-mail(全件/有り/無し)、URL(全件/有り/無し)、 FAX 番号(全件/有り/無し)、登録日(開始日~終了日)、 更新日(開始日~終了日)、住所・都道府県(複数選択可能)、 住所・市区町村(複数選択可能)

《観劇履歴情報》 鑑賞日(開始日~終了日)、曜日(日/月/火/水/木/金/土)、 公演コード(開始~終了)、施設(複数選択可能)、 ジャンル(複数選択可能)、契約種別(複数選択可能)

イ.処理実行。 ・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・指定された出力形式のフォーマットで出力する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑤団体データ CSV」

を参照。 ③団体契約データ CSV 出力 団体契約データの出力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

契約区分、契約期間・開始日(開始~終了)、 契約期間・終了日(開始~終了)、契約日(開始~終了)、 団体区分(複数選択可能)、検索分類(複数選択可能)、 劇場担当(複数選択可能)、値引率(%)、住所・都道府県(複数選択可能)、 住所・市区町村(複数選択可能)

イ.処理実行。 ・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。

Page 36: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

33

・作成するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑥団体契約データ

CSV」を参照。 (5)契約管理機能 配送、決済、収納等代行業者等との契約に関する情報を管理する。登録した情報をもとにチケット販

売、代金の決済、契約業者との清算を行う。 ①管理項目 (チケット発送代行契約) ア.契約日 イ.契約期間 エ.決済種別 オ.郵送作業所要日数 カ.発送代行業者作業所要日数 キ.休業日 ・曜日(日、月、火、水、木、金、土、祝日) ・期間×5 (払込票発送代行契約) ア.契約日 イ.契約期間 エ.決済種別 オ.配送作業日数 カ.休業日 ・曜日(日、月、火、水、木、金、土、祝日) ・期間×5 (配送契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.配送所要日数 オ.配送トライ 小日数 カ.配送トライ 大日数 キ.返送所要日数 ク.返送作業日数 ケ.運賃(税抜き) コ.お客様配送額 サ.休業日 ・曜日(日、月、火、水、木、金、土、祝日)

Page 37: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

34

・期間×5 シ.お届け時間帯×9 ・区分 ・名称 ス.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (代引契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.代引手数料×9 ・代引金額 ・代引手数料 オ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (会員クレジット契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット) ・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) オ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (クレジット・デビット契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.クレジット手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット)

Page 38: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

35

・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) オ.デビット手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット) ・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) ・上限金額 ・下限金額 カ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (コンビニ収納代行契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別 エ.配送所要日数 オ.支払期間(日数) カ.速報返信所要日数 キ.取消作業日(日数) ク.基本料 ケ.取扱手数料 コ.休業日 ・曜日(日、月、火、水、木、金、土、祝日) ・期間×5 サ.Web 販売 ・支払期限(日数) ・予約可能公演(日数) シ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) (Web 決済代行契約) ア.契約日 イ.契約期間 ウ.決済種別

Page 39: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

36

エ.インターネット振込決済締日 オ.クレジットカード決済締日 カ.基本料 キ.インターネット振込決済基本料 ク.クレジットカード決済基本料 ケ.収納金精算事務手数料 コ.インターネット振込データ処理料 サ.クレジットオーソリ処理料 シ.クレジット売上/返品処理料 ス.配送手数料 セ.クレジット手数料 ・手数料発生単位(請求締、受付、チケット) ・手数料率または固定手数料額 ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) ソ.消費税 ・消費税発生単位(請求締、受付、チケット) ・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入) ・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満) タ.印紙税 ・「コ.インターネット振込データ処理料」について、ATM 決済手数料(払込金額による手数料変更)

1 件あたりの決済金額を範囲指定し、それぞれの手数料を設定、請求額に計上する機能を有すること。

手数料の設定は 5 件以上行う機能を有すること。ATM 決済手数料は郵貯銀行、その他の銀行で設定

する機能を有すること。 ・「タ.印紙税」について、ATM 決済時に 1 件あたりの決済金額を範囲指定し、それぞれの印紙税相

当分の金額を設定し、手数料として請求額に計上する機能を有すること。ただし、ゆうちょ銀行に

おける ATM 決済は除く。また手数料の設定は 5 件以上行う機能を有すること。 (6)予約管理機能 予約の受付やチケットの配送管理を行う。 ①電話予約

振興会チケットセンターで電話による予約の受付等の管理を行う。振興会担当職員が操作を行う。 Ⅰ.予約受付機能 ア.購入者種別を選択する。 一般(個人、代理店)、会員(あぜくら会、文楽劇場友の会)、職員、割引団体 ・会員の場合は会員種別(あぜくら会/文楽劇場友の会)、会員番号を入力する。

・職員の場合は職員番号を入力する。

Page 40: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

37

・割引団体の場合は団体を選択する。 (団体名称を表示する)

イ.公演を選択する。 ウ.ステージを選択する。 エ.座席を選択する。 オ.引取方法、支払方法を選択 カ.購入者情報入力 会員、職員の場合はアの時点で表示される。

(電話番号、氏名(半角カナ、漢字)、郵便番号、住所、WEB 会員種別、申込区分、メールア

ドレス) キ.割引適用(窓口引取時に適用の場合もあり)

ク.購入内容を確認する。 ケ.予約を確定する。 ・ア.購入者種別で会員が指定された時、その会員の 低 6 ヶ月前までの購入履歴を表示する機能を

有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 公演名、公演日、部、等級、枚数、受付 No、予約日、発券日 ・イ.公演を選択した場合は公演カレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する

機能を有すること。また、公演があるステージについては残席状況を表示する機能を有すること。

また、等級を指定することにより、指定された等級での残席状況表示に切り替える機能を有するこ

と。 ・ウ.公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、座席図

を表示する機能を有すること。 ・ウ.ステージ選択時に幕見席を販売しているステージを区別する機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を有すること。 ・座席の選択は座席図上の該当座席のクリックまたはドラッグによる範囲指定により座席を選択する

機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除する機能を有すること。選択した座席は

ひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。また、選択した座席の合計枚数が表

示される機能を有すること。 ・対象の公演が自由席の場合は等級毎に枚数を入力することで座席を選択する機能を有すること。ま

た、キャンセルボタンを押すことにより座席選択を解除する機能を有すること。 ・1 回の予約で複数の公演、複数のステージのチケットを予約する機能を有すること。 ・座席選択時にダブルブッキングを防止する機能を有すること。 ・座席選択画面に各等級の料金(定価)を表示する機能を有すること。 ・座席選択画面に座席図及び公演カレンダーの残席状況を 新の状態に更新する機能を有すること。 ・購入者種別により受取方法、支払方法を以下のとおり組み合わせて選択する機能を有すること。ま

た、それによって必要となる項目を入力または表示する機能を有すること。 購入者種別 受取方法 支払方法 必要となる項目

一般(個人) 窓口 現金/クレジット 引取期限

Page 41: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

38

配送 代引 配送予定日、配送期限、配送可能公演日、お届け

指定日、お届け時間帯、お問合せ番号、発送日、

返品伝票番号、返送日、返送運賃

コンビニ 発送予定日、お支払期限、CVS 利用可能公演日、払

込票発行日、払込票発行 No、お支払い期限、発送

取扱場所、データキャンセル日

会員 窓口 会員カード 対象公演日、引取期限、購入履歴

配送 会員カード 配送可公演日、配送予定日、購入履歴

一般(代理店) 窓口 クーポン 引取期限、代理店、代理店名称、営業所名称、ご

担当者、電話番号、発行箇所コード、発行日、ク

ーポン番号

職員 窓口 現金/クレジット 引取期限

割引団体 窓口 現金/クレジット 引取期限

配送 代引 配送予定日、配送期限、配送可能公演日、お届け

指定日、お届け時間帯、お問合せ番号、発送日、

返品伝票番号、返送日、返送運賃

コンビニ 発送予定日、お支払期限、CVS 利用可能公演日、払

込票発行日、払込票発行 No、お支払い期限、発送

取扱場所、データキャンセル日

・オ.引取方法で窓口が選択された場合は、引取期限を予約日から 10 日後に自動的に設定する機能を

有すること。引取期限は手動の操作により変更する機能を有すること。引取期限が公演当日と設定

されている料金種別が適用された場合には、引取期限を自動的に公演当日とする機能を有すること。

また、引き取りの時点で割引の適用をやめた場合も延長された引き取り期限はそのままとすること。 ・オ.引取方法で窓口が選択された場合は、引取時に必要となる提示物を表示する機能を有すること。

提示物は料金種別毎に設定する機能を有すること。1 つの予約で複数の料金種別が適用される場合は、

それぞれの提示物が確認できるよう表示する機能を有すること。 ・オ.引取方法で配送を選択した場合、既に登録されている住所への配送、または登録外の住所への

配送を選択する機能を有すること。登録外の住所が選択された場合は、住所等を入力する機能を有

すること。また、登録済みの住所、登録外の住所の両方を画面で確認する機能を有すること。 ・カ.購入者情報は入力された内容を自動的に蓄積しておき、予約時に過去に購入されている電話番

号が入力された場合は 新の情報を呼び出す機能を有すること。 ・購入チケットの確認表示はチケット一枚単位での購入明細と購入合計でそれぞれ明細で表示し、更

に合計枚数と合計金額を表示する機能を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 【購入明細】 公演名、公演日、部、開演時間、演目、等級、座席番号、定価、割引種別 販売単価、受付日、発券日、入金日、配送手数料、収納日、売上単価、支払手数料、 売上単価、再発行回数、 終発券日

【購入合計】 公演名、公演日、部、開演時間、演目、等級、割引種別、販売単価、枚数、金額、

売上金額 【合計】 枚数、金額 ・受取方法が配送で支払方法が代引またはコンビニの場合は配送手数料を表示する機能を有すること。

(この場合、合計金額は配送手数料を含めた金額となる)

Page 42: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

39

・キ.割引の適用がある場合は購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、利用可能な

割引の一覧より適用する割引を選択する機能を有すること。 ・あぜくら会会員、文楽劇場友の会会員の会員割引は自動的に適用する機能を有すること。また会員

割引以外の割引を重複して適用させる機能を有すること。 ・セット割引、通し割引の条件に適合する場合は自動的に適用する機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、選択した座席を取り消しする機能を有す

ること。 ・予約に関して注意事項や伝達事項がある場合は備考として入力する機能を有すること。 ・1 予約の情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものにつ

いてはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・予約確定時に自動採番した受付番号を確認表示し受付番号にて管理する機能を有すること。 ・予約時に電話が切れた等の理由により必須項目を全て入力することができなくても未完了状態で登

録する機能を有すること。未完了状態の予約について、不足している必須項目を入力、変更するこ

とで完了とする機能を有すること。 ・予約された受付内容を受付番号で呼び出し、受付内容の修正を行う機能を有すること。インターネ

ット予約、窓口販売での受付についても、呼び出しの対象とすること。 ・受付番号がわからない時は公演、氏名、電話番号など各検索条件を指定して受付を検索する機能を

有すること。本機能の詳細については「[3]検索要件」の「(2)検索機能」「④受付検索」を参照。 ・発券もしくは売上になった受付や窓口で販売した受付は修正できないように制御をかける機能を有

すること。 ・修正できない状態の受付であっても受付内容が表示でき、備考だけは常に更新が行える機能を有す

ること。 ・発券もしくは売上になった受付は販売画面で操作を行わず、別の管理画面で修正・取消等を行う機

能を有すること。管理画面を開く際にはログインしているユーザーのパスワードの入力を必要とす

る機能を有すること。 ・画面には常に入力担当者名を表示し、また、受付内容を表示した時は 終取扱者名が表示される機

能を有すること。 ・電話予約を行う上での注意事項にういて、常時電話予約を行う画面に表示する機能を有すること。 ・会員に対する予約で、選択した会員に注意事項の登録がある場合は、予約受付を行う画面に表示す

る機能を有すること。 Ⅱ.照会機能

・任意の座席を選択することにより、選択された座席の状態を照会する機能を有すること。本機能の

詳細については「[4]照会要件」の「(2)照会機能」「②座席状態照会」を参照。

・選択されている公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会

要件」の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。

・選択されている受付の取消済座席履歴を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]

照会要件」の「(2)照会機能」「⑤取消済座席履歴照会」を参照。

Page 43: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

40

Ⅲ.帳票出力機能

・選択されている公演、ステージの座席図(空き)を出力する機能を有すること。本機能の詳細につ

いては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑪座席図」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤割結果確認リストを出力する機能を有すること。本機能の詳

細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑤香盤割結果確認リスト」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤枠リストを出力する機能を有すること。本機能の詳細につい

ては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑥香盤枠リスト」を参照。 ・座席図(空き)と香盤割結果確認リストについてはそれぞれ個別に出力する場合の他に両方を一括

して出力する機能を有すること。 ②インターネット予約 チケット予約を行うホームページにより予約の受付等の管理を行う。チケット購入者が WEB ブラ

ウザで操作を行う。あぜくら会会員、文楽劇場友の会会員、NTJ 会員のほか、会員登録をおこなって

いない利用者も予約可能とする。 Ⅰ.通常販売機能 ア.ログイン イ.公演を選択する。 ウ.ステージを選択する。 エ.座席を選択する。 オ.決済方法、引取方法を選択する。 カ.予約確定 キ.購入内容確認画面 ク.予約確認メール送信 ・ホームページへは同時に 2,000 名以上が閲覧、会員登録、チケット予約等の操作を行う機能を有す

ること。 ・ホームページに以下の公演の一覧を表示する機能を有すること。 本日発売の公演、本日上演の公演、発売中の公演、発売予定の公演 ・「本日発売の公演」、「本日上演の公演」、「発売中の公演」をホームページのトップページに表示する

こと。ただし、「発売中の公演」の表示は 1 ページあたり 10 件とし、それを超える場合は 2 ページ

目以降とする機能を有すること。発売予定の公演は前記の公演情報とは別ページで表示する機能を

有すること。 ・公演を選択するにあたり、「ジャンル」「地域」「劇場」「公演日」で公演を検索する機能を有するこ

と。検索結果の公演を一覧で表示する機能を有すること。 ・公演の一覧表示には以下の項目を表示させること。また、公演名及び「公演情報をみる」ボタンか

ら公演情報のページへ遷移する機能を有すること。公演情報ページの詳細は「(1)公演管理機能」

の「⑤公演情報のインターネット公開」を参照すること。

Page 44: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

41

公演名、公演期間、地域、施設、劇場、購入可能な会員等 ・ホームページのトップページに「重要なお知らせ」、「お知らせ」、「おすすめ公演」、「メンテナンス

情報」を掲載する機能を有すること。また、掲載期間を分単位で設定する機能を有すること。 ・「重要なお知らせ」、「お知らせ」、「おすすめ公演」、「メンテナンス情報」は WEB ページの作成及び

既存 WEB ページの URL の設定により掲載する機能を有すること。 ・空席状況を表示する機能を有すること。また、選択した公演毎に各ステージ及び各等級の空席状況

を一覧で表示する機能を設けること。 ・ホームページを利用するにあたり必要な説明等の WEB ページ(「インターネットによるチケット予

約からチケット引き取りまでの手順」、「会員登録」、「会員組織の説明」、「電話予約、窓口販売」、「推

奨環境」等)を作成し、利用者が閲覧する機能を有すること。 ・ログイン後、一定時間操作がない場合にタイムアウトする機能、タイムアウトした際にはその旨を

利用者に表示する機能を有すること。タイムアウトまでの時間をシステム管理者が設定する機能を

有すること。 ・あぜくら会会員、文楽劇場友の会会員の利用登録、NTJ 会員の会員登録を行う機能を有すること。 ・各種会員の登録内容を会員自身がホームページ上で変更する機能を有すること。 ・会員の登録、変更にあったては、電子メールを利用し、手続き及び変更の確認を行う機能を有する

こと。 ・会員が自身の購入履歴をホームページ上で確認する機能を有すること。確認範囲は現在の月から前

年の同月までとする。 ・あぜくら会会員、文楽劇場友の会会員の会員割引は自動的に適用する機能を有すること。 ・セット割引、通し割引の条件に適合する場合は自動的に適用する機能を有すること。 ・チケットの引取方法は各劇場設置の自動発券機による引取及びチケットの配送を選択する機能を有

すること。 ・NTJ 会員及び一般の決済方法は自動発券機による引取の場合は、クレジットカード決済またはペイ

ジー決済を行う機能を有すること。配送の場合は、クレジットカード決済、ペイジー決済またはコ

ンビニエンスストアでの支払を行う機能を有すること。 ・あぜくら会、文楽劇場友の会の会員の決済方法は、会員カード(クレジットカード)による決済と

する。 ・購入内容確認画面には以下の内容を表示する機能を有すること。予約した座席について座席図を別

ウィンドウで開き確認する機能を有すること。また全ての情報を A4 用紙 1 枚で印刷できるよう印刷

用画面を表示する機能を有すること。 ・予約番号 ・公演名 ・公演場所 ・公演日 ・開演時間 ・演目 ・等級

・枚数 ・金額 ・階 ・列 ・番 ・合計金額 ・決済、受取方法 ・QR コード ・座席の選択方法については「Ⅲ.座席選択機能」を参照すること。 ・座席選択時にダブルブッキングを防止する機能を有すること。 ・ク.予約確認メールの送信先を 2 つ以上登録し、登録されたメールアドレスに同時に機能を有する

こと。 ・各ページに利用上の注意を表示すること。注意として表示する文言は実現する機能、必要な操作、

Page 45: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

42

禁止すべき操作等を考慮し、振興会担当者と協議の上、決定する。 ・ウ.ステージ選択時に幕見席を販売しているステージを区別する機能を有すること。 ・オ.決済方法でクレジット決済を選択した場合、セキュリティコード認証に対応する機能を有する

こと。また、稼働開始の時点で 3D セキュアを導入することとなった場合に、3D セキュアパスワー

ド入力画面への遷移やカード会社との認証データの送受信を行えるようにする機能を有すること。 ・オ.受取方法で配送を選択した場合、既に登録されている住所への配送、または登録外の住所への

配送を選択する機能を有すること。登録外の住所が選択された場合は、利用者が住所等を入力する

機能を有すること。 ・本機能について、少なくとも以下の OS、WEB ブラウザについて動作保証を行うこと。動作保証を

行うバージョンは、原則として稼働開始 6 カ月前の時点で 新のバージョン及びその 2 世代前のバ

ージョンとするが、サポート期間、普及状況等を考慮の上、振興会と協議し決定すること。 OS:Windows、Mac OS WEB ブラウザ:Internet Explorer 、Mozilla Firefox、Chrome、Safari

・携帯電話等から利用する機能を有すること。対応は主要 3 キャリア(NTT ドコモ、au、ソフトバン

ク)及びスマートフォン(対応 OS:Windows、iPhone、Android)とする。携帯電話等から利用す

るページへは同時に 2,000 名以上が閲覧、会員登録、チケット予約等の操作を行う機能を有するこ

と。 なお、詳細設計時点において、上記主要キャリア、主要スマートフォン対応OSに変動があった場

合には、その時点での主要キャリア、主要スマートフォン対応OSについて、それぞれ 低3キャ

リア、3OSに対応させること。 ・会員種別により受取方法、支払方法を以下のとおり組み合わせて選択する機能を有すること。

購入者種別 受取方法 支払方法

NTJ 会員・一般利用者 自動発券機 クレジット・ペイジー

配送 クレジット・ペイジー

コンビニ

あぜくら会会員 自動発券機 会員カード

文楽劇場友の会会員 配送 会員カード

・対応する言語は日本語版、英語版の 2 種類とする。ただし英語版では会員登録は行わず、決済方法

はクレジットカード、引取方法は自動発券機のみとする。また、英語版に表示する文言の英訳は本

調達範囲とする。 Ⅱ.特別公演販売機能 親子でのチケット購入など、組み合わせにより特別な割引が適用される販売形式で、機能としては、

画面遷移(通常の販売と特別販売を選択)と枚数の設定(親○枚、子○枚)が通常と異なる。 ・Ⅰ.ウ.ステージ選択前に一般販売、特別公演販売を選択する機能を有すること。 ・引率者及び被引率者の組み合わせにより「(1)公演管理機能」「Ⅰ.公演基本情報管理」「シ.料

金パターン」で設定された割引を適用する機能を有すること。 ・枚数選択時に料金種別ごとに枚数を設定する機能を有すること。 ・枚数選択時に引率者及び被引率者がそれぞれ少なくとも 1 枚ずつ選択されていることを確認する

Page 46: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

43

機能を有すること。どちらか一方のみの選択で確定しようとした際はエラーとし、エラーメッセ

ージを表示する機能を有すること。 ・上記の他は通常の予約と同じとする。 Ⅲ.座席選択機能(「Ⅰ.通常販売機能 エ.座席を選択する。」に相当)

インターネットでのチケット予約時に座席を選択する機能を有すること。座席選択の方法は座席

自動選択、ブロックのみ選択し座席はブロック内で自動選択する方法及びブロックを選択し、ブロ

ック内の個別の座席を選択する方法の 3 種類の座席選択方法を運用する。

(「Ⅰ.通常販売機能 ウ.ステージを選択する。」から)

ア.座席選択方法を選択する。 イ.ブロックを選択する。 ウ.等級を選択する。 エ.枚数を選択する。 オ.座席を選択する。 カ.座席表示画面を表示する。 (「Ⅰ.通常販売機能 オ.決済方法、引取方法を選択する。」へ) ○利用者

・あぜくら会会員等(あぜくら会会員及び文楽劇場友の会会員)、NTJ 会員及び一般利用者が対象。 ・公演毎に座席選択対応を行える利用者の種別を変更できる機能を有すること。 ○販売対象

・国立劇場(大・小劇場)、国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場(文楽劇場・小ホール)で行わ

れる全公演のチケットが対象。 ・指定席の販売に対応する機能を有すること。 ・通常販売に加えて、「Ⅱ.特別公演販売」に対応する機能を有すること。

○Web ページ画面構成 ①以下に示すの画面・機能を有すること。

a. 座席選択方法選択画面 ア. 座席選択方法選択 (1)「自動選択」、「ブロック内自動選択」、「座席任意選択」のうち選択可能な方法を選択する。 ※自由席公演の場合は自動選択のみとする。 (2) 選択した座席選択画面へ遷移する。選択された座席選択方法毎に設定されているブロック及

びブロック内の自動選択優先順位を適用する。 b. 座席選択画面 ア.座席自動選択 (1)「等級」、「枚数」、「連席要否」を選択し、「座席を確認する」ボタンを押下する。

(2) システムが設定された優先順位に従い自動で座席選択を行い、選択条件を満たす座席が確

保できた場合は、「座席表示画面」(図 1)へ遷移する。確保できなかった場合は、確保で

Page 47: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

44

きなかった理由を表示する画面に遷移した後、(1)の条件選択画面に遷移する。

(図 1)座席表示画面(利用者の選択した座席(赤色席)を表示する画面、以下同じ)

イ. ブロック内座席自動選択 (1)「等級」、「枚数」、「連席要否」を選択し、「ブロックを選択する」ボタンを押下する。 (2) (1)で選択した条件に応じて選択可能な「ブロック」が表示された「ブロック図」画面が表

示される。ブロック選択の可否はブロックの色を変えることにより表示する。 (図 2)ブロック図 例

Page 48: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

45

(3) 「ブロック図」画面で希望のブロックを選択し、「座席を確認する」ボタンを押下する。ブ

ロックは「ブロック図」(図 2)をクリックすることにより選択する機能を有すること。ま

たブロック内の残席数を記号によりブロック内に表示する機能を有すること。残席数を表

す記号はブロック図毎に下記の 2 種類を設定すること。 残席表示 ○:残席あり △:残席僅少

(4) システムが自動で選択されたブロック内の座席選択を行い、選択条件を満たす座席が確保

できた場合は、「座席表示画面」(図 1)へ遷移する。確保できなかった場合は、確保できな

かった理由を表示する画面に遷移した後、(1)の条件選択画面に遷移する。なお座席の自動

選択はブロック毎に設定された優先順位に従って行う機能を有すること。この座席選択は

「ア.座席自動選択」で使用する優先順位(既存機能にて設定)とは別に設定すること。 ウ.座席任意選択 (1)「等級」を選択し、「ブロックを選択する」ボタンを押下する。 (2) (1)で選択した条件に応じて選択可能な「ブロック」が表示された「ブロック図」画面が表

示される。(図 2 参照) (3)「ブロック図」画面で希望のブロックを選択し、「ブロック内の座席を選択する」ボタンを

押下。「ブロック内座席図」画面へ遷移する。 (4)「ブロック内座席図」画面(図 3 参照)

・選択されたブロック内の座席図を表示する。また選択しているブロックが分かるよう全体

の座席図を表示する。 ・空席が一目で分かる図とする。 ・「画面更新」ボタン押下により空席を 新状態に更新する機能を有する ・座席の選択は対象座席のクリック、またはドラッグによる範囲指定によって行う。 また、選択された座席の解除も同様の方法で行う。

(図 3)ブロック内座席図 例

(5) 「ブロック内座席図」画面で希望の座席を選択し、「座席確定」ボタンを押下する。

Page 49: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

46

(6) 再度、システムが選択座席の空席確認を行う。 「空席の場合」は、「座席表示画面」(図 1)へ遷移する。また、当該座席が仮予約され、当

該座席がキャンセルされるまでは「ブロック内座席図」の空席から除かれる。 「空席でなくなっていた場合」は、座席が既に他の者に予約されてしまったことを表示す

る画面に遷移した後、『(4)「ブロック内座席図」』に遷移する。 ②日本語と同様に英語のページを設ける。基本的な操作は同様とする。ただし英語版は携帯電話か

らの利用は行わない。 ○WEB ページ画面の要件

①「座席選択方法選択画面」他、本件で作成される画面について「前画面へ」ボタンを設けること。

ボタン押下時に保持している情報がある場合は確認画面を表示し、「はい」「いいえ」の選択によ

り、一つ前の画面に戻る、またはボタン押下をキャンセルする動作を行うこと。(図 4 参照)一つ

前の画面に戻る場合はその画面での選択結果を維持した状態で戻ること。なお利用者クライアン

トでウェブブラウザーの「戻る」ボタンを使用した場合は、「公演情報」画面(図 5 参照)へ戻る

機能を有すること。 また、座席図表示画面では上記の他、「Ⅰ.通常販売機能 ウ.ステージを選択する。」、「イ.

ブロックを選択する。」へ戻る機能を有すること。

(図 4)確認画面 例

○座席選択フロー図

○座席選択方法 自動選択 ブロック内座席自動選択 座席任意選択

ブロック選択(図 2)

座席選択(図 3)

座席選択結果表示(図 1)

Page 50: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

47

(図 5)公演情報画面

○座席選択・管理機能の要件

①座席の選択機能 a.座席自動選択 利用者が選択した「等級」、「枚数」及び「連席要否」の条件に合致する座席を、振興会が設定

した優先順位に従ってシステムが自動選択する。 b.ブロック内座席自動選択

利用者が選択した「等級」、「枚数」、「連席要否」及び「ブロック」の選択条件に合致する座席

を、振興会が設定したブロック内の優先順位に従ってシステムが自動選択する。 c. 座席任意選択

「等級」、「ブロック」、「座席」すべてを利用者自身が選択する。 ②各座席機能の関係 ・①の a~c いずれの場合も、選択条件通りの座席が確保できなければ(複数座席を選択した場合、

1 席でも確保できなければ、確保できなかったとする)、確保できなかった旨の画面を表示し、各

方法の所定の画面に戻る機能を有すること。この際、空席状況を自動更新する機能を有すること。 ・a~c(日本語ページ、英語ページとも)全ての座席選択機能は空席状況の同期をとり、いずれの

座席選択方法であっても、同一時点ではすべて同様の空席状況となる機能を有すること。 ③「b.イ.ブロック内座席自動選択」・「b.ウ.座席任意選択」のブロックは「b.ア.座席自動選択」

とは別に設定すること。また「b.イ.ブロック内座席自動選択」のブロック内の自動選択優先順位

は「b.ア.座席自動選択(既存機能)」とは別に設定すること。

Page 51: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

48

○管理機能の要件 ①座席選択方法の設定は、複数の組み合わせに対応し、公演毎に行う機能を有すること。

②①の設定内容毎に適用スケジュールを設定する機能を有すること。適用スケジュールは公演毎に

複数設定する機能を有すること。また、即時適用する機能も有すること。 例:○月歌舞伎公演

○月 1 日×時~ 「座席自動選択」適用開始 ○月 9 日×時~ 「座席自動選択」、「ブロック内座席自動選択」、「座席任意選択」適用開始

③座席選択方法は、任意のタイミングでその組み合わせ及び適用スケジュールを変更する機能を有

すること。 例:「座席自動選択」、「ブロック内座席自動選択」、「座席任意選択」で販売されている状態で、

「座席任意選択」を任意のタイミングで利用できなくする。 ④①~③の機能は、同一公演において、任意かつ複数の公演日及び利用者種別に対して一括して「同

様の設定内容」を設定する機能を有すること。 ⑤①~④設定時において、適応不可な時間が設定された場合や即時適用ができない場合は、その旨

を画面表示し、再選択する機能を有すること。 ⑥「スケジュール適用」又は「即時適用」の実行時に、座席選択機能の利用者が居た場合は、当該

利用者は継続して利用できるものとする。ただし、「タイムアウトする」、「購入手続きが終了する」、

『「座席選択方法選択画面」に戻った時点』で利用できなくする。 ③三日目の会受付 振興会チケットセンターで電話による三日目の会のチケットの予約を行う。振興会担当職員が操作

を行う。 Ⅰ.予約受付機能 ア.会員番号を入力する。 ・購入者情報を表示する。 (電話番号、氏名(半角カナ、漢字)、郵便番号、住所) イ.処理区分を入力する。 ・新規の場合は「加入」をデフォルト表示する。 ウ.座席を選択する。 エ.購入内容を確認する。 オ.予約を確定する。 ・三日目の会の対象公演の情報を表示する機能を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 施設、劇場、公演名、公演日、部 ・三日目の会の座席図を表示する機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を有すること。 ・座席の選択は座席図上の該当座席のクリックまたはドラッグによる範囲指定により座席を選択する

Page 52: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

49

機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除する機能を有すること。選択した座席は

ひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。 ・座席選択時にダブルブッキングを防止する機能を有すること。 ・座席選択画面に各等級の料金(会員料金で全公演の合計)を表示する機能を有すること。 ・座席選択画面に座席図及び公演カレンダーの残席状況を 新の状態に更新する機能を有すること。 ・受取方法、支払方法はあぜくら会会員と同様とする機能を有すること。 ・購入チケットの確認表示は座席単位での購入明細で表示し、更に合計枚数と合計金額を表示する機

能を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 【購入明細】 等級、座席番号、金額、受付日、入金日、登録証発行日

【合計】 枚数、金額 ・加入の時は加入日または取消日を入力する機能を有すること。通常は当日が自動設定されるが、必

要に応じて変更することも可能とする。 ・三日目の会の会員に関して注意事項や伝達事項がある場合はコメントとして入力する機能を有する

こと。 ・予約に関して注意事項や伝達事項がある場合は備考として入力する機能を有すること。 ・1 予約の情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものにつ

いてはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・公演毎に 1 回の予約で購入可能なチケット枚数をチェックする機能を有すること。 ・選択した座席で全公演のチケットを同じ座席で一括して予約する機能を有すること。 ・既に三日目の会員の場合は会員番号が入力された時に前年度の座席を座席単位で明細表示する機能

を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 年度、前年度、等級、座席番号、金額、受付日

・三日目の会の処理については「加入」「継続」「退会」「変更」「再登録」を行う機能を有すること。各処理

の際には理由を入力する機能を有すること。 ・三日目の会を継続する場合は座席を選択せずに前年度の座席を継続する機能を有すること。 ・三日目の会を継続する場合に前年度から座席を変更する場合は、座席以外の情報を引き継いで登録

する機能を有すること。 ・三日目の会を退会する場合は、それまで保持していた座席を解放することとし、以降の取り扱いは

できないようにすること。 ・予約受付は受付開始処理がされてから受付終了処理が行われるまで可能とする機能を有すること。 ・受付終了処理後は販売画面で操作が行えなくなるが、個別の管理画面では各処理を行う機能を有す

ること。 ・再登録については受付終了後のみ操作可能とし、請求を行わずに加入を行う機能を有すること。 ・取扱できない状態であっても受付内容を表示する機能を有すること。 ・画面には常に三日目の会の対象年度を表示する機能を有すること。 ・画面には常に入力担当者名を表示し、また、受付内容を表示した時は 終取扱者名を表示する機能

Page 53: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

50

を有すること。 Ⅱ.照会機能

・任意の座席を選択することにより、選択された座席の状態を照会する機能を有すること。本機能の

詳細については「[4]照会要件」の「(2)照会機能」「③三日目の会座席状態照会」を参照。

④三日目の会受付開始

三日目の会の受付の開始処理を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 対象年度 イ.処理実行。

・抽出条件に従い更新処理を行う。 ・指定された対象年度の受付が可能な状態に更新する機能を有すること。 ⑤三日目の会受付終了 三日目の会の受付の終了処理を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

対象年度 イ.抽出結果を表示する。

【会員数】 確定人数、未確定人数

【枚数内訳】 等級、確定枚数、未確定枚数、残席数、合計枚数 ※枚数はそれぞれ合計も表示する

ウ.処理実行。 ・抽出条件に従い更新処理を行う。 ・未確定が残っている状態では更新が行えない機能を有すること。

・指定された対象年度の受付を終了の状態に更新する機能を有すること。 ⑥チケット配送データ作成 予約された配送対象の受付情報から発送代行会社が発送するチケットの配送データの作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

配送データ出力先、出力指定(正/副)、予約日(~まで)、 予約時間(~まで)

イ.処理実行。

Page 54: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

51

・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・受取方法が配送で予約されたデータ未作成の受付データを抽出する機能を有すること。 ・配送データはディスク出力の他に MO 等の媒体にも出力する機能を有すること。 ・配送データ出力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、また、任意の場所にも

変更可能な機能を有すること。 ・配送データは 1 回の処理で正副のデータが作成する機能を有すること。 ・データ作成は、予約日時に操作を行っている日時を初期値として表示する機能を有すること。 ・データ作成時には作成したデータのファイル名、レコード件数、配送件数、チケット枚数等の情報

を表示する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「①チケット配送データ」を参照。 ・データ作成を行った受付データを発券済に更新する機能を有すること。 ・作成済の配送データを再作成する機能を有すること。

⑦払込票配送データ作成 予約された配送対象の受付情報から発送代行会社が発送するコンビニの払い込み用紙の配送データ

の作成を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 払込票配送データ出力先、出力指定(正/副)、予約日(~まで)、

予約時間(~まで) イ.処理実行。

・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・受取方法が配送で支払方法がコンビニで予約されたデータ未作成の受付データを抽出する機能を有

すること。 ・配送データはディスク出力の他に MO 等の媒体にも出力する機能を有すること。 ・配送データ出力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、また、任意の場所にも

変更可能な機能を有すること。 ・配送データは 1 回の処理で正副のデータが作成する機能を有すること。 ・データ作成は、予約日時に操作を行っている日時を初期値として表示する機能を有すること。 ・データ作成時には作成したデータのファイル名、レコード件数、配送件数、チケット枚数等の情報

を表示する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「③払込票配送データ」を参照。 ・データ作成を行った受付データを発券済に更新する機能を有すること。 ・作成済の払込票配送データを再作成する機能を有すること。

Page 55: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

52

⑧チケット配送結果データ取込 発送代行会社が作成したチケットの配送結果データの取込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

配送結果データ入力先 イ.処理実行。

・抽出条件に従いデータの取込処理を行う。 ・配送結果データ入力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、また、任意の場所

にも変更可能な機能を有すること。 ・データ取込時には入力したデータのファイル名、レコード件数、更新件数等の情報を表示する機能

を有すること。 ・エラーがあった場合はエラーリストを出力する機能を有すること。 ・取込するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース要件」「②チケット配送結果データ」を参照。 ・取込を行った受付データを発送済に更新する機能を有すること。

⑨払込票配送結果データ取込 発送代行会社が作成したコンビニ払い込み用紙の配送結果データの取込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

配送結果データ入力先 イ.処理実行。

・抽出条件に従いデータの取込処理を行う。 ・配送結果データ入力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、また、任意の場所

にも変更可能な機能を有すること。 ・データ取込時には入力したデータのファイル名、レコード件数、更新件数等の情報を表示する機能

を有すること。 ・エラーがあった場合はエラーリストを出力する機能を有すること。 ・取込するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「④払込票配送結果データ」を参照。 ・取込を行った受付データを発送済に更新する機能を有すること。

⑩コンビニ収納データ取込 コンビニ収納代行会社が作成したコンビニ収納データを取込する。

ア.抽出条件を入力する。

Page 56: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

53

【抽出条件】 コンビニ収納データ入力先 イ.処理実行。

・抽出条件に従いデータの取込処理を行う。 ・コンビニ収納データ入力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、また、任意の

場所にも変更可能な機能を有すること。 ・データ取込時には入力したデータのファイル名、レコード件数、更新件数等の情報を表示する機能

を有すること。 ・エラーがあった場合はエラーリストを出力する機能を有すること。 ・取込するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)インターフェース

機能」「⑤コンビニ収納データ」を参照。 ・取込を行った受付データを収納済に更新する機能を有すること。

⑪予約チケット一括発券 予約された配送対象の受付情報から発送するチケットの一括発券を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 予約日(~まで)、予約時間(~まで)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 受付 No、カナ氏名、電話番号、枚数、金額、受取方法、支払方法、予約日、

有効期限、公演名、公演日、部、購入者種別、住所 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計枚数、合計金額

ウ.処理実行 ・選択された処理データよりチケットの発券処理を行う。 ・受取方法が配送で予約されたチケットが未発券の受付データを抽出する機能を有すること。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケット」及び「②お買

い上げ明細書」を参照。 ・チケットを発行した受付データを発券済に更新する機能を有すること。 ・発券済になったチケットを再発券する機能を有すること。

⑫予約払込票一括発行

Page 57: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

54

予約された配送対象の受付情報から発送するコンビニ払込票の一括発行を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 予約日(~まで)、予約時間(~まで)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 受付 No、購入者氏名、電話番号、予約日、時間、発行日、枚数、

発行 No、チケット代金、配送手数料、払込金額、支払期限 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計枚数、合計金額

ウ.処理実行 ・選択された処理データより帳票の作成処理を行う。 ・受取方法が配送で支払方法がコンビニで予約された払込票が未発行の受付データを抽出する機能を

有すること。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑮払込票」を参照。 ・払込票を発行した受付データを発券済に更新する機能を有すること。 ・発行済になった払込票を再発行する機能を有すること。

⑬予約チケット一括取消 引取期限切れ(予約日から設定された日数を経過した場合)もしくは公演当日の開演時間までに引

取が無かった予約チケットの一括取消を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 引取期限(~まで) 公演、ステージ

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 受付 No、カナ氏名、電話番号、枚数、金額、受取方法、支払方法、予約日、

有効期限、未完了、公演名、公演日、部、購入者種別、住所 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】

Page 58: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

55

合計件数、合計枚数、合計金額 ウ.処理実行

・選択された処理データの更新処理を行う。 ・支払方法が現金/クレジットで未発券の受付データを抽出する機能を有すること。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・取消した座席は予約チケット一括取消リストに出力する機能を有すること。また、取消は行わずリ

ストだけを出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)

帳票機能」「⑭予約チケット一括取消リスト」を参照。 ⑭払込票期限切れ一括取消 コンビニ払い込み用紙が支払期限切れとなった予約チケットの一括取消を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 期限切れ取消日(~まで)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 受付 No、購入者氏名、電話番号、予約日、支払期限、期限切れ取消日、

枚数、チケット代金、配送手数料、払込金額 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計枚数、合計金額

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・取消した座席は払込票期限切れ一括取消リストに出力する機能を有すること。また、取消は行わず

リストだけを出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)

帳票機能」「⑯払込票期限切れ一括取消リスト」を参照。 ⑮ペイジー支払限切れ一括取消 ペイジー決済で支払期限切れとなった予約チケットの一括取消を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 期限切れ取消日(~まで)

イ.処理データを選択する。

Page 59: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

56

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 受付 No、購入者氏名、電話番号、予約日、支払期限、枚数、チケット代金、

配送手数料、払込金額 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計枚数、合計金額

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・取消した座席はペイジー支払期限切れ一括取消リストに出力する機能を有すること。また、取消は

行わずリストだけを出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」

の「(2)帳票機能」「⑰ペイジー支払期限切れ一括取消リスト」を参照。 ⑯代引返品入力 不在、宛先不明、受取拒否等の理由により代引の返品があった場合、その情報の入力を行う。 ア.受付を選択する。 イ.受付内容を表示する。 表示する項目は基本的に予約受付時の内容と同じとする

ウ.返品情報を入力する。 返品伝票番号、返送日、返送運賃 エ.返品を確定する。 ・代引以外、もしくは代引でも未発送になっている受付については取扱できないように制御をかける

機能を有すること。 ・取扱できない状態であっても受付内容を表示する機能を有すること。 ・返品確定後は選択された受付のチケットを取消し、座席を空席状態に更新する機能を有すること。 ・入力返品情報を基に配送契約会社と返品運賃の精算を行う機能を有すること。

(7)窓口販売管理機能 チケット売り場でのチケットの販売及び予約したチケットの引取りを行う。振興会担当職員が操作

を行う。 Ⅰ.窓口販売機能 ア.公演を選択する イ.ステージを選択する

Page 60: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

57

ウ.座席を選択する エ.購入者種別を選択する

一般(個人)、会員、職員、割引団体 ・会員の場合は会員種別(あぜくら会/文楽劇場友の会)、会員番号を入力する。

・職員の場合は職員番号を入力する。 ・割引団体の場合は団体を選択する。

(団体名称を表示する) ・会員、職員の場合は購入者情報を表示する。

(電話番号、氏名(半角カナ、漢字)、郵便番号、住所、WEB 会員種別 申込区分、メールアドレス)

オ.割引を適用する カ.購入内容を確認する

キ.お買い上げ内容確認画面を表示する。 ク.決済方法を選択する ケ.チケットを発券する

・入場券窓口では振興会担当職員側及び客側それぞれに画面がある。操作は振興会担当職員側の画面

で行い、客側の画面には指定する一部の画面のみを表示、それ以外は共通の案内画面を表示する機

能を有すること。 ・客側に表示する画面は次の画面とする。 ア~ウ.座席選択を行う画面 カ~キ.お買い上げ内容確認画面 ・ア.公演を選択した場合は公演カレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する

機能を有すること。また、公演があるステージについては残席状況を表示する機能を有すること。

また、等級を指定することにより、指定された等級での残席状況表示に切り替える機能を有するこ

と。 ・イ.公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、座席図

を表示する機能を有すること。 ・イ.ステージ選択時に幕見席を販売しているステージを区別する機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を有すること。 ・座席の選択は座席図上の該当座席のクリックまたはドラッグによる範囲指定により座席を選択する

機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除する機能を有すること。選択した座席は

ひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。また、選択した座席の合計枚数が表

示される機能を有すること。 ・対象の公演が自由席の場合は等級毎に枚数を入力することで座席を選択する機能を有すること。ま

た、キャンセルボタンを押すことにより座席選択を解除する機能を有すること。 ・座席選択時にダブルブッキングを防止する機能を有すること。 ・座席選択画面に各等級の料金(定価)を表示する機能を有すること。 ・座席選択画面に座席図及び公演カレンダーの残席状況を 新の状態に更新する機能を有すること。

Page 61: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

58

・1 回の販売で複数の公演、複数のステージのチケットを販売する機能を有すること。 ・エ.購入者種別で会員が指定された時、その会員の 低 6 ヶ月前までの購入履歴を表示する機能を

有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 公演名、公演日、部、等級、枚数、受付 No、予約日、発券日 ・購入チケットの確認表示はチケット一枚単位での購入明細と購入合計でそれぞれ明細で表示し、更

に合計枚数と合計金額を表示する機能を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 【購入明細】 公演名、公演日、部、開演時間、演目、等級、座席番号、定価、割引種別、 販売単価、受付日、発券日、入金日、配送手数料、収納日、売上単価、支払手数料、 売上単価、再発行回数、 終発券日

【購入合計】 公演名、公演日、部、開演時間、演目、等級、割引種別、販売単価、枚数、金額、

売上金額 【合計】 枚数、金額 ・オ.割引の適用がある場合は購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、利用可能な

割引の一覧より適用する割引を選択する機能を有すること。 ・あぜくら会会員、文楽劇場友の会会員の会員割引は自動的に適用する機能を有すること。また会員

割引以外の割引を重複して適用させる機能を有すること。 ・セット割引、通し割引の条件に適合する場合は自動的に適用する機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、選択した座席を取り消しする機能を有す

ること。 ・販売に関して注意事項や伝達事項がある場合は備考として入力する機能を有すること。 ・1 販売の情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものにつ

いてはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・公演毎に 1 回の販売で購入可能なチケット枚数をチェックする機能を有すること。 ・販売画面に「(1)公演管理機能」「①公演情報管理」「Ⅰ.公演基本情報管理」「タ.販売メモ」を

表示する機能を有すること。 ・カ.お買い上げ内容確認画面では購入内容を確認表示する機能を有すること。表示する項目は以下

のとおりとする。 【ヘッダ部】 氏名(カナ)、枚数、金額、お支払方法

【購入明細】 公演名、公演日、開演時間、演目、等級、枚数、販売単価、金額

【フッタ部】 注意事項、決済種別

・購入者種別、受取方法により決済方法を以下のとおり組み合わせて選択する機能を有すること。ま

た、それによって必要となる項目を入力または表示する機能を有すること。(購入者種別が会員の場

Page 62: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

59

合は会員カードでの決済となる為、決済種別及びその他の情報入力は行わない) 購入者種別 受取方法 決済種別 必要となる項目

一般(個人) 窓口 現金 お預かり金額、お釣り

クレジット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

デビット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

会員 窓口 - -

職員 窓口 現金 お預かり金額、お釣り

割引団体 窓口 現金 お預かり金額、お釣り

クレジット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

デビット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

・販売時に自動採番した受付番号を確認表示し、受付番号にて管理する機能を有すること。 ・販売後は時に自動採番した受付番号を確認表示し受付番号にて管理する機能を有すること。 ・ケ.チケット発券で出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケ

ット」及び「②お買い上げ明細書」を参照。 ・画面には常に入力担当者名を表示する機能を有すること。 ・チケットを手売りした結果を翌日に入力でき、前日分の売上として処理する機能を有すること。 Ⅱ.予約引取機能 ア.受付を選択する。 イ.受付内容を表示する。 ・予約方法 ・購入者種別 一般(個人)、会員、一般(代理店)、職員、割引団体

・会員の場合は会員種別(あぜくら会/文楽劇場友の会)、会員番号を表示する。 ・職員の場合は職員番号を表示する。

・割引団体の場合は団体名称を表示する。 ・受取方法、支払方法

・購入者情報 (電話番号、氏名(半角カナ、漢字)、郵便番号、住所、WEB 会員種別、申込区分

メールアドレス) ・購入チケット(購入明細、購入合計、合計枚数、合計金額) ・備考

ウ.割引を適用する。 エ.購入内容を確認する。 オ.お買い上げ内容確認画面を表示する。 カ.決済方法選択する。 キ.チケットを発券する。

Page 63: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

60

・ア.予約された受付内容を受付番号で呼び出し、チケット発券を行う機能を有すること。 ・受付番号がわからない時は公演、氏名、電話番号など各検索条件を指定して受付を検索する機能を

有すること。本機能の詳細については「[3]検索要件」の「(2)検索機能」「④受付検索」を参照。 ・予約引取で扱える組合せは以下のとおりとし、予約時と同じ内容を表示し、必要項目については追

加入力及び修正する機能を有すること。 購入者種別 受取方法 支払方法 必要となる項目

一般(個人) 窓口 現金/クレジット 引取期限

会員 窓口 会員カード 引取期限、購入履歴

一般(代理店) 窓口 クーポン 引取期限、代理店、代理店名称、営業所名称、ご

担当者、電話番号、発行箇所コード、発行日、ク

ーポン番号

職員 窓口 現金/クレジット 引取期限

割引団体 窓口 現金/クレジット 団体名称、引取期限

・予約引取で取り扱わない受付番号(インターネット予約、窓口販売の受付番号)が入力された場合

でも受付内容を表示する機能を有すること。 ・購入者種別が会員の時、その会員の 低 6 ヶ月前までの購入履歴を表示する機能を有すること。表

示する項目は以下のとおりとする。 公演名、公演日、部、等級、枚数、受付 No、予約日、発券日 ・必要に応じて座席を追加し、追加した座席は予約済の座席と一緒に精算及び発券する機能を有する

こと。公演、ステージ、座席の選択の機能については窓口販売の場合と同様とする。 ・購入チケットの確認表示はチケット一枚単位での購入明細と購入合計でそれぞれ明細で表示し、更

に合計枚数と合計金額を表示する機能を有すること。表示する項目は窓口販売の場合と同様とする。 ・ウ.割引の適用がある場合は購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、利用可能な

割引の一覧より適用する割引を選択する機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、選択した座席を取り消しする機能を有す

ること。但し、追加した座席のみ取消可能とする。 ・販売に関して注意事項や伝達事項がある場合は備考として入力する機能を有すること。 ・1 販売の情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものにつ

いてはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・公演毎に 1 回の販売で購入可能なチケット枚数をチェックする機能を有すること。 ・カ.お買い上げ内容確認画面では購入内容を確認表示する機能を有すること。表示する項目は以下

のとおりとする。 【ヘッダ部】 氏名(カナ)、枚数、金額、お支払方法

【購入明細】 公演名、公演日、開演時間、演目、等級、枚数、販売単価、金額

【フッタ部】 注意事項、決済種別

・購入者種別、受取方法により決済方法を以下のとおり組み合わせて選択する機能を有すること。ま

た、それによって必要となる項目を入力または表示する機能を有すること。(購入者種別が会員の場

合は会員カード、一般(代理店)の場合はクーポンでの決済となる為、決済種別及びその他の情報

Page 64: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

61

入力は行わない) 購入者種別 受取方法 決済種別 必要となる項目

一般(個人) 窓口 現金 お預かり金額、お釣り

クレジット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

デビット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

会員 窓口 - -

一般(代理店) 窓口 - -

職員 窓口 現金 お預かり金額、お釣り

割引団体 窓口 現金 お預かり金額、お釣り

クレジット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

デビット クレジット端末番号、クレジット端末名称、ご利

用金額、ご利用伝票 No

・キ.チケット発券で出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケ

ット」及び「②お買い上げ明細書」を参照。 ・窓口販売分も含め発券した受付や配送で予約した受付は処理できないように制御をかける機能を有

すること。 ・窓口販売分も含め発券した受付であってもチケットを再発券する機能を有すること。 ・処理できない状態の受付であっても受付内容が表示でき、備考だけは常に更新が行える機能を有す

ること。 ・チケット発券を行った受付は販売画面で操作を行わず、別の管理画面で修正・取消等を行う機能を

有すること。管理画面を開く際にはログインしているユーザーのパスワードの入力を必要とする機

能を有すること。 ・画面には常に入力担当者名を表示し、また、受付内容を表示した時は 終取扱者名を表示する機能

を有すること。 Ⅲ.照会機能 ・任意の座席を選択することにより、選択された座席の状態を照会する機能を有すること。本機能の

詳細については「[4]照会要件」の「(2)照会機能」「②座席状態照会」を参照。

・選択されている公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会

要件」の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。

・選択されている受付の取消済座席履歴を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]

照会要件」の「(2)照会機能」「⑤取消済座席履歴照会」を参照。

Ⅳ.帳票出力機能 ・選択されている公演、ステージの座席図(空き)を出力する機能を有すること。本機能の詳細につ

いては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑪座席図」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤割結果確認リストを出力する機能を有すること。本機能の詳

細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑤香盤割結果確認リスト」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤枠リストを出力する機能を有すること。本機能の詳細につい

ては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑥香盤枠リスト」を参照。

Page 65: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

62

・座席図(空き)と香盤割結果確認リストについてはそれぞれ個別に出力する場合の他に両方を一括

して出力する機能を有すること。 ②ステージ別購入者一覧表 チケットの購入者情報よりステージ別購入者一覧表の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演、ステージ(複数選択可能)、購入者種別 イ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑱ステージ別購入者一覧表」

を参照。 ③未回収クーポン券一括売上確定 チケットの引取が無くクーポン券が未回収となった予約チケットを一括で売上の更新を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演日、施設 イ.処理実行。

・抽出条件に従い更新処理を行う。 ④クーポン券明細(売上日別) 売上になったクーポン券情報よりクーポン券明細の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

取扱場所、売上日(開始~終了)、申込団体(代理店) 回収区分(全件/回収/未回収)

種別(全件/観光会社/プレイガイド協会) イ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑳クーポン券明細」及び「○21

クーポン券合計」を参照。 ⑤非常用座席図印刷 非常用座席図の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

本日日付、施設

Page 66: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

63

イ.処理実行。 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・本日日付をデフォルト表示することができ、また、任意の日付にも変更可能な機能を有すること。 ・指定された翌日と翌々日にその施設で公演があればその座席図を出力する機能を有すること。

・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑪座席図(空き)」を参照。 (8)団体受注管理機能

団体向けチケット販売の受注管理を行う。 ①受注入力 団体から受注の受付を行う。振興会担当職員が操作を行う。 Ⅰ.団体別公演一覧機能 団体を指定して公演別の受付一覧を表示する。

ア.申込団体を選択する。 イ.受付状況を表示する。

【団体情報】 団体名

【受付一覧】 劇場、公演年月、公演名、契約区分、劇場担当、枚数、 状態(配券・発券・決定・請求・入金)、鑑賞日(5 日間まで表示可)

【合計】 件数、枚数

ウ.受付を開始する。 ・受付一覧は公演毎、ステージ毎に表示する機能を有すること。 ・ア.申込団体が未登録の場合は団体の基本情報を入力して登録する機能を有すること。但し、登録

が行えるのは一般団体契約のみとする。入力項目については「(4)団体管理機能」の「①管理項目」

を参照。 ・受付一覧に表示する状態はそれぞれの処理毎に空白(未処理)、△(一部処理)、○(完了)で状況

を表示する機能を有すること。 ・受付一覧に受付対象の公演が無い場合は新規受付を行う機能を有すること。 ・受付一覧に受付対象の公演がある場合はそれを選択することにより、既に受注済の受付内容を呼び

出し変更する機能を有すること。 ・受付一覧に受付対象の公演がある場合で、受注が 1 件もない場合は削除できる機能を有すること。 ・登録されている団体の基本情報を修正及び照会する機能を有すること。修正及び照会する項目につ

いては「(4)団体管理機能」の「①管理項目」を参照。 ・受付一覧から対象の公演を選択すことにより受注書を出力する機能を有すること。出力する帳票の

詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「④受注書/納品書」を参照。

Page 67: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

64

Ⅱ.公演別団体一覧機能 公演を指定して団体別の受付一覧を表示する。

ア.公演を選択する。 イ.受付状況を表示する。

【公演情報】 施設、劇場、ジャンル、公演名、行事内容、公演期間(開始~終了)、 公演日数・ステージ回数、公演日備考

【受付一覧】 申込団体、契約区分、劇場担当、枚数、 状態(配券・発券・決定・請求・入金)、鑑賞日(5 日間まで表示可)

【合計】 件数、枚数

ウ.受付を開始する。

・「ア.公演を選択する。」は公演全体、公演日単位、ステージ単位に選択する機能を有すること。 ・受付一覧は公演毎、公演日毎、ステージ毎に表示する機能を有すること。

・受付一覧に表示する状態はそれぞれの処理毎に空白(未処理)、△(一部処理)、○(完了)で状況

を表示する機能を有すること。 ・受付一覧に受付対象の申込団体が無い場合は新規受付を行う機能を有すること。また、新規受付時

に申込団体が未登録の場合は団体の基本情報を入力して登録する機能を有すること。但し、登録を

行うのは一般団体契約のみとする。入力項目については「(4)団体管理機能」の「①管理項目」を

参照。 ・受付一覧に受付対象の申込団体がある場合はそれを選択することにより、既に受注済の受付内容を

呼び出し、変更する機能を有すること。 ・受付一覧に受付対象の公演がある場合で、受注が 1 件もない場合は削除できる機能を有すること。

・公演を選択することにより抽出された受付一覧に対し、更に契約区分、劇場担当者、ステージを指

定して受付を絞り込んで表示する機能を有すること。 ・選択された公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会要件」

の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。

・選択された公演の団体連絡情報を CSV ファイルに出力する機能を有すること。本機能の詳細につい

ては「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「③団体連絡表 CSV」を参照。

・受付一覧から対象の公演を選択することにより受注書を出力する機能を有すること。出力する帳票

の詳細については[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「④受注書/納品書」を参照。 Ⅲ.団体受付機能 ア.ステージを選択する。 イ.座席を選択する。 ウ.必要事項を入力する。(後で入力する場合もあり)

Page 68: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

65

(劇場担当者、契約区分、支払方法、引渡方法、必要書類、引渡日) エ.割引を適用する。(後で適用する場合もあり) オ.購入内容を確認する。 カ.予約を確定する。 ・選択済の公演カレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する機能を有すること。

また、公演があるステージについては残席状況を表示する機能を有すること。また、等級を指定す

ることにより、指定された等級での残席状況表示に切り替える機能を有すること。 ・ア.公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、座席図

を表示する機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を有すること。 ・座席の選択は座席図上の該当座席のクリックまたはドラッグによる範囲指定により座席を選択する

機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除する機能を有すること。選択した座席は

ひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。また、選択した座席の合計枚数が表

示される機能を有すること。 ・選択されている公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会

要件」の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。 ・対象の公演が自由席の場合は等級毎に枚数を入力することで座席を選択する機能を有すること。ま

た、キャンセルボタンを押すことにより座席選択を解除する機能を有すること。 ・対象の公演が香盤割前の状態の場合は等級毎に枚数を入力することで座席を選択する機能を有する

こと。また、枚数をマイナスで入力することにより座席選択を解除する機能を有すること。 ・座席選択時にダブルブッキングを防止する機能を有すること。 ・対象の公演が香盤割前の状態の場合は座席選択時に香盤割時の優先度(Aランク、Bランク、Cラ

ンク、普通 等)を入力する機能を有すること。 ・座席選択時にはそのステージで予約されている他の団体の受付状況(申込団体、契約区分、観劇団

体、受付 No、優先度、等級、枚数)を確認する機能を有すること。 ・申込団体が複数の観劇団体をとりまとめて申込をしてくる場合は観劇団体毎に座席を選択する機能

を有すること。また、観劇団体は受付時にその場で登録が行える機能を有すること。 ・座席選択画面に各等級の料金(定価)を表示する機能を有すること。 ・座席選択画面に座席図及び公演カレンダーの残席状況を 新の状態に更新する機能を有すること。

・1 回の受付で複数のステージのチケットを受付する機能を有すること。 ・受注画面で附帯情報のメモを表示する機能を有すること。

・購入チケットの確認表示はチケット一枚単位での購入明細と購入合計でそれぞれ明細で表示し、更

に合計枚数と合計金額を表示する機能を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 【公演情報】 公演名、契約区分、申込団体、劇場担当 【購入明細】 観劇団体、受付No、公演日、部、等級、座席番号、定価、料金種別、販売単価、

Page 69: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

66

受付日、配券日、発券日、決定日、入金日、売上単価、配券No、再発行回数、 終発券日、クーポン処理 No

【購入合計】 観劇団体、受付No、公演日、部、演目、等級、定価、枚数、料金種別、販売単価、

配券枚数、発券枚数、決定枚数、販売価格 【合計】 枚数(各種)、金額(各種) ・表示された購入明細もしくは購入合計は観劇団体を指定することにより、絞り込んで表示する機能

を有すること。 ・エ.割引の適用がある場合は購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、利用可能な

割引の一覧より適用する割引を選択する機能を有すること。また、任意の単価を入力(直接入力も

しくは%を入力して計算)することも可能な機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、取り消しする機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、発券する機能を有すること。 ・チケットの発券時には各項目の印字有無(販売価格を含む)と任意の文字(団体名等)が入力でき、

チケットに反映する機能を有すること。発券を行った場合は発券日を更新する機能を有すること。

出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケット」及び「③チケ

ット明細書」を参照。 ・発券を行った場合は対象の座席を納品書に出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細につい

ては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「④受注書/納品書」を参照。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、再発券する機能を有すること。再発券を

行った場合は 終発券日と再発行回数を更新する機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、返券する機能を有すること。また、返券

を行った座席は空席状態とはせず、キャンセルボックスにして、別途、任意のタイミングで開放す

る機能を有すること。 ・返券を行った場合は対象の座席を返券明細書に出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細に

ついては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑩返券明細書」を参照。 ・購入明細または購入合計から対象のチケットを選択し、枚数を決定する機能を有すること。決定を

行った場合は決定日を更新し、請求可能な状態にする機能を有すること。また、決定を取消して決

定前の状態に元に戻す機能を有すること。 ・購入明細もしくは購入合計から対象のチケットを選択し、支払方法をクーポンに設定する機能を有

すること。設定を行った場合はクーポン処理 No を採番して更新し、クーポン券の売上確定処理が可

能な状態にする機能を有すること。また、クーポンの設定を取消して設定前の状態に元に戻す機能

を有すること。 ・受付に関して注意事項や伝達事項がある場合は備考として入力する機能を有すること。 ・「(4)団体管理機能」「①管理項目」「Ⅰ.共通事項」の「ク.特記事項」の団体受付を行う画面で

確認する機能を有すること。 ・団体受付を行う画面で、受付操作中の団体の観劇履歴を表示する機能を有すること。本機能の詳細

Page 70: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

67

については「[4]照会要件」の「(2)照会機能」「⑥観劇履歴照会」を参照。 ・1 受付の情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものにつ

いてはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・登録済の団体の基本情報を修正する機能を有すること。 ・観劇団体毎に受付番号を自動採番し、受付番号にて管理する機能を有すること。 ・受付した内容を呼び出し、任意に受付内容の変更を行う機能を有すること。 ・チケットの受け付け中は任意に登録されている団体の基本情報を修正及び照会する機能を有するこ

と。修正及び照会する項目については「(4)団体管理機能」の「①管理項目」を参照。 ・チケットの受け付け中は任意に付帯情報の受付も同時に行う機能を有すること。 ・画面には常に入力担当者名を表示し、また、受付内容を表示した時は 終取扱者名を表示する機能

を有すること。 ・返券入力画面、請求書発行画面へ遷移する機能を有すること。その際受付団体を引きつぐこと。

Ⅳ.付帯情報受付機能 ア.ステージを選択する。 イ.受付状況を表示する。 【受付一覧】 申込団体、観劇団体、契約区分、劇場担当、優先度、枚数、食事場所、

食事時間、レクチャー場所、レクチャー時間、駐車場バス台数、受付机台数、 受付椅子脚数、看板有無、イヤホン外と日本語個数、イヤホン英語個数、 筋書有無、土産有無

ウ.付帯情報を入力する。 【公演・受付情報】※表示項目

公演名、契約区分、申込団体、劇場担当、公演日、開演時間、演目、 観劇団体、観劇人数(合計及び等級別)

【付帯情報】 食事店名、食事時間、単価、個数、食券有無、食事メモ、 レクチャー場所、レクチャー時間(開始~終了)、レクチャーメモ、 受付机台数、受付椅子脚数、受付T字棒本数、 駐車場バス台数、駐車場乗用車台数、看板名、 筋書単価、筋書冊数、筋書引換券有無、筋書請求書発行有無、 土産有無、土産店名、イヤホンガイド日本語単価、イヤホンガイド日本語個数、 イヤホンガイド日本語引換券有無、イヤホンガイド英語単価、 イヤホンガイド英語個数、イヤホンガイド英語引換券有無、 イヤホンガイド割引券単価、メモ、その他

エ.入力内容を登録する。 ・選択済の公演のカレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する機能を有するこ

Page 71: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

68

と。また、公演があるステージについてはチケットの受付有無を表示する機能を有すること。 ・ア.公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、ステー

ジの受付状況を表示する機能を有すること。 ・受付一覧より任意の団体の受付を選択することにより、その付帯情報の内容を照会する機能を有す

ること。 ・ウ.付帯情報の入力では入力した内容を CSV ファイルに出力でき、また、CSV ファイルを取込んで

その内容を画面に表示する機能を有すること。本機能の詳細については[6]データ要件」の「(2)

データ機能」「④団体付帯情報 CSV」を参照。

Ⅴ.現金入金機能 ア.選択されている公演、団体の精算情報を表示する。

【公演情報】 公演名、契約区分、申込団体、劇場担当

【精算明細】 公演日、部、演目、等級、料金種別、定価、枚数、単価、売上金額、 未収金額、今回入金額、観劇団体、受付No、請求No

【合計】 合計枚数、合計売上金額、合計未収金額、今回入金額 イ.入金日を入力する。 ウ.入金対象と入金額を入力する。(デフォルトは全明細を全額入金) エ.入力内容を登録する。 ・現金入金が行われたチケットについては、売上を計上する機能を有すること。 ・精算明細は決定処理がされており未入金または一部入金済の購入データを抽出する機能を有するこ

と。 ・精算対象とする明細は全て選択をデフォルトとするが、個別に選択することも可能な機能を有する

こと。 ・入金額の入力は全額をデフォルトとするが、任意の金額を手入力して一部入金にすることも可能な

機能を有すること。 ・入金を行った場合は売上現金引渡書を出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については

「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○24売上現金引渡書」を参照。 ・登録完了時に入金 No を確認表示する機能を有すること。また、入金 No は売上現金引渡書にも印刷

する機能を有すること。なお、入金 No は自動採番する機能を有すること。 ・入金入力後に入金 No を指定して入金を取消しする機能を有すること。また、入金情報が取消された

場合は売上現金引渡書も印刷する機能を有すること。 ・画面には常に入力担当者名を表示し、また、受付内容を表示した時は 終取扱者名を表示する機能

を有すること。

Page 72: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

69

Ⅵ.クーポン券確定機能 ア.確定を行うクーポン処理 No を選択する。 イ.選択された精算情報を表示する。

【公演情報】 公演名、契約区分、申込団体、劇場担当

【精算明細】 公演日、部、演目、等級、料金種別、定価、枚数、単価、売上金額、 観劇団体、受付 No

【合計】 合計枚数、合計売上金額 ウ.クーポン券情報を入力する。

決定日、代理店コード、代理店名、発行箇所コード、発行日、クーポン番号 エ.入力内容を登録する。 ・選択できるクーポン処理 No はチケットの受付でクーポン設定を行い採番されたクーポン処理 No の

み可能とする機能を有すること。クーポン処理 No に関連付いている購入情報を精算明細に表示する

機能を有すること。 ・クーポン確定を行った場合は決定日を更新し、請求可能な状態にする機能を有すること。 ・クーポン確定を行った場合はクーポン券明細を出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細に

ついては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑳ーポン券明細」を参照。 ・クーポン確定後にクーポン処理Noを指定してクーポン確定を取消する機能を有すること。 Ⅶ.公演管理台帳機能 ア.ステージを選択する。 イ.受付状況を表示する。

【公演情報】 公演名、契約区分、申込団体、劇場担当

【受付一覧】 契約区分、申込団体、劇場担当、等級、料金種別、販売単価、優先度、枚数、 合計金額、状態(発券・決定・請求・入金)、観劇団体

【合計】 枚数、枚数 ウ.座席図を照会する。 ・選択済の公演のカレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する機能を有するこ

と。 ・ア.公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、ステー

ジの受付状況を表示する機能を有すること。

Page 73: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

70

・受付一覧に表示する状態はそれぞれの処理毎に空白(未処理)、△(一部処理)、○(完了)で状況

を表示する機能を有すること。 ・ステージを選択することにより抽出された受付一覧に対し、更に契約区分を指定して受付を絞り込

んで表示する機能を有すること。 ・受付一覧より任意の団体の受付を選択することにより、その付団体に販売した座席が座席図で照会

する機能を有すること。対象の座席がひと目で分かるように色分けして表示する機能を有すること。

他にも公演、ステージ、開演時間、演目、契約区分、申込団体、観劇団体の情報を表示する機能を

有すること。 ・座席図の照会で座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を

有すること。 ・座席図照会画面に各等級の料金(定価)を表示する機能を有すること。 ・座席図照会画面に座席図を 新の状態に更新する機能を有すること。 ・座席図照会画面から残席状況表を表示する機能を有すること。 Ⅷ.照会機能 ・任意の座席を選択することにより、選択された座席の状態を照会する機能を有すること。本機能の

詳細については「[4]照会要件」の「(2)照会機能」「②座席状態照会」を参照。

・選択されている公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会

要件」の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。

・選択されている受付の受注返券状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]

照会要件」の「(2)照会機能」「①受注返券状況照会」を参照。

・団体の観劇履歴を表示する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会要件」の「(2)

照会機能」「⑥観劇履歴照会」を参照。 Ⅸ.帳票出力機能 ・選択されている公演、ステージの座席図(団体)を出力する機能を有すること。本機能の詳細につ

いては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑪座席図」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤割結果確認リストを出力する機能を有すること。本機能の詳

細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑤香盤割結果確認リスト」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤枠リストを出力する機能を有すること。本機能の詳細につい

ては「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑥香盤枠リスト」を参照。 ・座席図(団体)と香盤割結果確認リストについてはそれぞれ個別に出力する場合の他に両方を一括

して出力する機能を有すること。 ②返券入力 団体に販売したチケットの返券処理を行う。 Ⅰ.返券入力機能 ア.受付 No を入力する。

Page 74: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

71

イ.受付情報を表示する。 申込団体、公演名、備考、 終取扱者、契約区分、支払方法 ウ.ステージを選択する。 エ.座席を選択する。 オ.返券内容を確認する。 カ.返券を確定する。 ・ア.購入者種別で会員が指定された時、その団体の 低 6 ヶ月前までの購入履歴を表示する機能を

有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 公演名、公演日、部、等級、枚数、受付 No、予約日、発券日 ・ウ.ステージ選択では公演カレンダーを表示し、公演の有無、休演日がわかるように表示する機能

を有すること。また、この受付で座席を押さえているステージが確認できるよう表示し、その中か

ら選択する機能を有すること。 ・エ.公演カレンダーからステージを選択した場合は選択されたステージの開演時間、演目、座席図

を表示する機能を有すること。既に押さえている座席がひと目で分かるように色分けして表示する

機能を有すること。 ・座席図はフロアボタンで「1階」「2・3階」「補助席」等を切り替えて表示する機能を有すること。 ・返券する座席は座席図上で既に押さえられている座席から行い、該当座席のクリックまたはドラッ

グによる範囲指定により座席を選択する機能を有すること。また同様の操作により座席選択を解除

する機能を有すること。選択した座席はひと目で分かるように色分けして表示する機能を有するこ

と。また、選択した座席の合計枚数が表示される機能を有すること。 ・枚数が決定(売上)になっている座席は選択できないようにする機能を有すること。 ・座席選択画面に各等級の料金(定価)を表示する機能を有すること。 ・オ.返券チケットの確認表示はチケット一枚単位での返券明細と返券合計でそれぞれ明細で表示し、

更に合計枚数と合計金額を表示する機能を有すること。表示する項目は以下のとおりとする。 【返券明細】 公演日、部、等級、座席番号、定価、割引種別、単価、配券日、発券日、売上日、 入金日、売上単価、配券 No、再発行回数、 終発券日

【返券合計】 公演日、部、等級、定価、割引種別、単価、枚数、販売金額、売上金額

【合計】 合計枚数、合計金額 ・1 受付の情報を 1 画面で表示する機能を有すること。ただし振興会と協議の上、承認されたものにつ

いてはスクロールやポップアップ等により表示してもよい。 ・バーコードリーダーでチケットのバーコードを読み取る機能を有すること。この場合、受付 No の入

力と座席選択は不要とし、読み取りを行ったチケットを返券明細及び返券合計に直接確認表示する

機能を有すること。

Page 75: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

72

・受付番号がわからない時は公演、団体など各検索条件を指定して受付を検索する機能を有すること。

本機能の詳細については「[3]検索要件」の「(2)検索機能」「⑤受付検索」を参照。 ・返券を行った座席は空席状態とはせず、キャンセルボックスにして、別途、任意のタイミングで開

放する機能を有すること。 ・返券を行った場合は対象の座席を返券明細書に出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細に

ついては「[5]帳票要件」の「(2)帳票要件」「⑩返券明細書」を参照。 ・画面には常に入力担当者名を表示し、また、受付内容を表示した時は 終取扱者名が表示する機能

を有すること。 Ⅱ.照会機能 ・任意の座席を選択することにより、選択された座席の状態を照会する機能を有すること。本機能の

詳細については「[4]照会要件」の「(2)照会要件」「②座席状態照会」を参照。

・選択されている公演の残席状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]照会

要件」の「(2)照会機能」「④残席状況照会」を参照。

・選択されている受付の受注返券状況を照会する機能を有すること。本機能の詳細については「[4]

照会要件」の「(2)照会機能」「①受注返券状況照会」を参照。

Ⅲ.帳票出力機能 ・選択されている公演、ステージの座席図(団体)を出力する機能を有すること。本機能の詳細につ

いては「[5]帳票要件」の「(2)帳票要件」「⑪座席図」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤割結果確認リストを出力する機能を有すること。本機能の詳

細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票要件」「⑤香盤割結果確認リスト」を参照。 ・選択されている公演、ステージの香盤枠リストを出力する機能を有すること。本機能の詳細につい

ては「[5]帳票要件」の「(2)帳票要件」「⑥香盤枠リスト」を参照。 ・座席図(団体)と香盤割結果確認リストについてはそれぞれ個別に出力する場合の他に両方を一括

して出力する機能を有すること。 ③配券チケット一括単価変更 団体に配券されたチケットの一括単価変更を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 公演、ステージ、契約区分、団体(複数選択可能)

イ.単価変更を行う。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 公演名、受付 No、契約区分、申込団体、公演日、部、開演時間、等級、

定価、割引種別、単価、枚数、販売金額、売上単価、売上金額 【合計】

Page 76: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

73

販売金額、売上金額 ・単価を変更する対象を選択して単価変更を行う。 ウ.処理実行 ・単価が変更されたデータの更新処理を行う。 ・単価変更が可能な未売上の受付データを抽出する機能を有すること。 ・単価の変更は抽出された結果の一覧から対象の明細を選択し、利用可能な割引の一覧より適用する

割引を選択する機能を有すること。 ・単価を変更する対象の選択は個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・変更した単価で受付データを更新する機能を有すること。 ・複数の等級にまたがっている場合も単価を変更する機能を有すること。

④配券チケット一括発券 団体に配券されたチケットの一括発券を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 公演、ステージ、発券種別(チケット/配券表)、契約区分、 団体(複数選択可能)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 公演名、受付 No、契約区分、申込団体、公演日、部、開演時間、

配券 No、発券枚数、配券枚数、発券済枚数、発券種別 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 発券枚数

ウ.処理実行 ・選択された処理データよりチケットの発券処理を行う。 ・未発券のチケットがある受付データを抽出する機能を有すること。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケット」及び「②お買

い上げ明細書」を参照。 ・発券したチケットは配券チケット一括発券リストに出力する機能を有すること。また、発券は行わ

ずリストだけを出力する機能を有すること。出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)

帳票機能」「⑧配券チケット一括発券リスト」を参照。 ・チケットを発行した受付データを発券済に更新する機能を有すること。

Page 77: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

74

・発券済になったチケットを再発券する機能を有すること。再発券を行ったチケットは一括再発券リ

ストに出力する機能を有すること。 ⑤団体座席図印刷 団体に引き渡す座席図の一括作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演、ステージ、団体、契約区分 イ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑪座席図(団体)」を参照。 ⑥チケット申込・返券履歴現在状況表 チケット申込・返券履歴現在状況表の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演、ステージ、団体、契約区分、合計表作成有無 イ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・合計表作成で有が指定された時は該当する公演、契約の全ての団体受付データを集計して出力する

機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑫チケット申込・返券履歴

現在状況表」を参照。 ⑦配券チケット一括売上確定 団体に配券されたチケットの一括売上確定を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 公演、ステージ、契約区分、団体(複数選択可能)

イ.売上日を入力する。 ウ.処理データを選択する。

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 公演名、受付 No、契約区分、申込団体、公演日、部、開演時間、

売上金額、売上済金額 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

Page 78: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

75

【合計】 売上金額

エ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・未売上のチケットがある受付データを抽出する機能を有すること。 ・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・入力した売上日で受付データを売上済に更新する機能を有すること。

⑧チケット精算状況表 チケット精算状況表の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演、ステージ、団体、契約区分、合計表作成有無 イ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・合計表作成で有が指定された時は該当する公演、契約の全ての団体受付データを集計して出力する

機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑬チケット精算状況表」を

参照。 (9)精算管理機能 売上金の集計やチケット代金及び各種手数料の請求、入金等の精算管理を行う。 ①売上日報/入金日報 当日の売上または入金を集計して売上日報/入金日報の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

種別(売上日報/入金日報)、日付(売上日または入金日)、 施設、販売場所、PCNo.

イ.処理実行 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・PCNo.にはコンピュータ名を入力し、入力された時はその業務クライアント PC で販売した売上また

は入金を集計する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○22売上日報/入金日報」を

参照。

Page 79: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

76

②クレジット売上伝票引渡書 クレジットカード、デビットカードでの売上より販売場所単位で集計してクレジット売上伝票引渡

書の作成を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 販売場所、売上日(~まで)、決済種別(クレジット/デビット)

イ.処理実行 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・クレジットカード、デビットカードで販売した売上を抽出する機能を有すること。 ・締め処理(前回出力した後に新たに発生した未処理分だけを抽出して出力)を行う機能を有するこ

と。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○23クレジット売上伝票引渡

書」を参照。 ・出力済のクレジット売上伝票引渡書を再出力する機能を有すること。

③売上現金引渡書 現金での売上より販売場所単位で集計して売上現金引渡書の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

販売場所、売上日(~まで) イ.処理実行

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・現金で販売した売上を抽出する機能を有すること。 ・締め処理(前回出力した後に新たに発生した未処理分だけを抽出して出力)を行う機能を有するこ

と。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○24売上現金引渡書」を参照。

・出力済の売上現金引渡書を再出力する機能を有すること。 ④入金伝票チェックリスト 現金での売上より入金取扱課係単位で集計して入金伝票チェックリストの作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

入金取扱課係、売上日(~まで) イ.処理実行

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。

Page 80: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

77

・売上現金引渡書が出力されている売上を抽出する機能を有すること。 ・締め処理(前回出力した後に新たに発生した未処理分だけを抽出して出力)を行う機能を有するこ

と。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○25入金伝票チェックリスト」

を参照。 ・出力済の入金伝票チェックリストを再出力する機能を有すること。

⑤入金伝票 現金での売上より入金取扱課係単位で集計して入金伝票の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

入金取扱課係、売上日(~まで)、経理課引渡日 イ.処理実行

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・入金伝票チェックリストが出力されている売上を抽出する機能を有すること。 ・締め処理(前回出力した後に新たに発生した未処理分だけを抽出して出力)を行う機能を有するこ

と。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○26入金伝票」を参照。 ・出力済の入金伝票を再出力する機能を有すること。 ・入金(売上)データを財務システムに送信する機能を有すること。送信するデータの詳細について

は「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェース機能」「⑨入金(売上)デー

タ」を参照。 ⑥請求書発行 チケットの販売先へ請求する請求書の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

契約区分、申込団体、公演年月(~まで) イ.処理データを選択する。

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 申込団体、契約区分、施設、劇場、公演名、受付No、数量、金額、

支払方法、観劇団体 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計数量、合計金額

Page 81: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

78

ウ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】

請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名) コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、

納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要) 料金種別(要/不要)

エ.処理実行 ・選択された処理データより帳票の作成処理を行う。 ・未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・異なる契約があった場合でも同時に選択でき、まとめて請求する機能を有すること。 ・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・一般団体契約、出演者契約、割引団体契約、引換券・割引券契約、委託手数料契約の登録内容に従

って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」及び「○28請求明

細書」を参照。 ・請求したデータは選択した処理データより契約情報に従い請求書を出力する機能を有すること。出

力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」及び「○28請求明細

書」を参照。 ・請求データを財務システムに送信する機能を有すること。送信するデータの詳細については「[7]

外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェース機能」「⑧請求データ」を参照。 ⑦クーポン請求書発行 旅行代理店、プレイガイドに請求する請求書の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

請求先、売上日(~まで)、申込団体、回収区分(回収/未回収) イ.処理データを選択する。

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 請求先、申込団体、契約区分、施設、劇場、公演名、クーポン番号、

売上日、数量、金額、回収区分、支払方法 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】

Page 82: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

79

合計件数、合計数量、合計金額 ウ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】

請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名) コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、

納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要)

エ.処理実行 ・選択された処理データより帳票の作成処理を行う。 ・一般及び団体にクーポン券で販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・クーポン券契約の登録内容に従って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」及び「○28クーポ

ン請求明細書」を参照。 ・請求データを財務会計システムに送信する機能を有すること。 ・送信するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑧請求データ」を参照。 ⑧会員請求書発行 会員カード取扱会社に請求する請求書の作成を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

請求先、売上年月 イ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】 請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名)

コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、 納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要) 相殺入会金件数、相殺入会金単価、相殺入会金金額、

相殺年会費件数、相殺年会費単価、相殺年会費金額 ウ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・会員カードで販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

Page 83: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

80

・請求先は現行の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・請求明細の不要を固定で設定する機能を有すること。 ・会員の入会金、年会費、チケット購入代金の請求ができ、支払手数料を相殺して精算する機能を有

すること。 ・会員証の再発行を行った場合は、請求書にその手数料を含めること。 ・決済代行会社が入会金、年会費を登録口座から引落とせなった場合、画面から金額を手入力するこ

とにより相殺して精算する機能を有すること。 ・会員クレジット契約の登録内容に従って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」を参照。

・請求データを財務会計システムに送信する機能を有すること。 ・送信するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「○27請求データ」を参照。 ⑨会員請求データ作成 会員カード取扱会社が登録口座から引き落しする請求データ(会員の入会金、年会費、チケット購

入代金)の作成を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 請求先、売上年月、請求№、請求データ出力先(DISK(伝送用)/FD 用)、

出力指定(正/副)、会員請求データ出力先、会員請求 CSV 出力先 イ.処理実行。

・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・請求先、売上年月、請求 No をデフォルト表示する機能を有すること。 ・請求データはディスク出力の他にフロッピーディスクに出力する機能を有すること。フロッピーデ

ィスクの場合、1枚でデータが入りきらない時は複数枚に分けての作成を行う機能を有すること。 ・請求データは1回の処理で正副のデータを作成する機能を有すること。 ・請求データは代行会社へ渡すデータの他に、照会用として CSV 形式でのデータを作成する機能を有

すること。 ・請求データ出力先及び会員請求CSV出力先は予め設定された場所をデフォルト表示することができ、

また、任意の場所にも変更可能な機能を有すること。 ・データ作成時には作成したデータのファイル名、レコード件数等の情報を表示する機能を有するこ

と。 ・作成するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑥会員請求データ」及び「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑧会員請求 CSV」

を参照。

Page 84: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

81

・作成済の請求データを再作成する機能を有すること。 ⑩クレジット精算対象消込 クレジット・デビットカード利用分の精算対象の消込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 請求先、締め日(~まで)、決済種別(クレジット/デビット)、 クレジット端末番号

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 決済種別、施設名、クレジット端末名称、端末番号、売上日、伝票番号、

金額、取扱手数料、受付No、支払方法 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計金額、取扱手数料、差引額

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・クレジットカード、デビットカードで販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・クレジット・デビット契約の登録内容に従って計算を行い、必要な情報を表示する機能を有するこ

と。 ・更新処理を行った後も請求処理がされていなければ、再びデータを呼び出して精算対象データの修

正(追加選択や選択解除)を行う機能を有すること。 ・消込対象としたデータは請求処理を可能にする機能を有すること。 ⑪クレジット請求書発行 クレジット・デビットカード取扱会社に請求する請求書の作成を行う。

ア.請求先を入力する。 【入力項目】

請求先 イ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】 請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名)

コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、

Page 85: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

82

納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要)

ウ.処理実行。 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・クレジット精算対象消込で消込された精算対象データを抽出する機能を有すること。

・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・請求明細の不要を固定で設定する機能を有すること。 ・クレジット・デビット契約の登録内容に従って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」を参照。 ・請求データを財務会計システムに送信する機能を有すること。 ・送信するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑧請求データ」を参照。 ⑫代引精算対象消込 代引利用分のうち代引金額の精算対象の消込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 請求先、発送日(~まで)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】

発送日、伝票 No、代引き代金、手数料、返品伝票No、返品代金、 返品日、売上日、受付番号、支払方法

・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 発送件数、代引金額、手数料、消費税、印紙代、返品件数、

返品金額、差引支払額 ウ.処理実行

・選択された処理データの更新処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・代引で販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・代引契約の登録内容に従って計算を行い、必要な情報を表示する機能を有すること。

Page 86: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

83

・更新処理を行った後も請求処理がされていなければ、再びデータを呼び出して精算対象データの修

正(追加選択や選択解除)を行う機能を有すること。 ・消込対象としたデータは請求処理を可能にする機能を有すること。 ⑬代引運賃精算対象消込 代引利用分のうち運賃の精算対象の消込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 請求先、発送日(~まで)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】

発送日、伝票No、運賃合計、運賃、消費税、受付No、返品区分、 支払方法

・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 件数、運賃合計、運賃、消費税等

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・代引で販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・配送契約の登録内容に従って計算を行い、必要な情報を表示する機能を有すること。 ・更新処理を行った後も請求処理がされていなければ、再びデータを呼び出して精算対象データの修

正(追加選択や選択解除)を行う機能を有すること。 ・消込対象としたデータは請求処理を可能にする機能を有すること。 ⑭代引請求書発行 代引取扱会社に請求する請求書の作成を行う。

ア.請求先を入力する。 【入力項目】

請求先 イ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】 請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名)

コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、

Page 87: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

84

納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要)

ウ.処理実行。 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・代引精算対象消込及び代引運賃精算対象消込で消込された精算対象データを抽出する機能を有する

こと。 ・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・請求明細の不要を固定で設定する機能を有すること。 ・代引契約及び配送契約の登録内容に従って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」を参照。 ・請求データを財務会計システムに送信する機能を有すること。 ・送信するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑧請求データ」を参照。 ⑮コンビニ精算対象消込 コンビニ決済利用分の精算対象の消込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 請求先、締め日、選択(速報/確報)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】

収納日、収納金額、取扱手数料、速報受信日、確報受信日、受付No、 氏名カナ、公演名、公演日、部、等級、座席番号

・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 収納件数、収納金額、基本料、取扱手数料、手数料合計、消費税、 差引入金額

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・コンビニ決済で販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

Page 88: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

85

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・コンビニ収納代行契約の登録内容に従って計算を行い、必要な情報を表示する機能を有すること。 ・更新処理を行った後も請求処理がされていなければ、再びデータを呼び出して精算対象データの修

正(追加選択や選択解除)を行う機能を有すること。 ・消込対象としたデータは請求処理を可能にする機能を有すること。 ⑯コンビニ請求書発行 コンビニ収納代行会社に請求する請求書の作成を行う。

ア.請求先を入力する。 【入力項目】

請求先 イ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】 請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名)

コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、 納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要)

ウ.処理実行。 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・コンビニ精算対象消込で消込された精算対象データを抽出する機能を有すること。

・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・請求明細の不要を固定で設定する機能を有すること。 ・コンビニ収納代行契約の登録内容に従って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」を参照。 ・請求データを財務会計システムに送信する機能を有すること。 ・送信するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑧請求データ」を参照。 ⑰オンライン決済精算対象消込 Web 決済利用分の精算対象の消込を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】 請求先、ペイジー決済締め日、クレジット決済締め日、

Web 決済種別選択(クレジットカード/ペイジー) イ.処理データを選択する。

Page 89: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

86

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】

受付 No、予約日時、収納金額、売上日、Web 決済種別、受取方法 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 収納件数、オーソリ件数、売上件数、返品件数、基本料、 ペイジー決済金額、クレジット決済金額、収納代金引渡手数料、 取扱手数料計、消費税、収納金額合計、事務取扱手数料合計、 送金金額合計

ウ.処理実行 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・Web 決済で販売した未請求の売上済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・選択されたデータは CSV ファイルに出力する機能を有すること。作成するデータの詳細については

「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑦オンライン決済精算データ CSV」を参照。 ・Web 決済代行契約の登録内容に従って計算を行い必要な情報を表示する機能を有すること。 ・更新処理を行った後も請求処理がされていなければ、再びデータを呼び出して精算対象データの修

正(追加選択や選択解除)を行う機能を有すること。 ・消込対象としたデータは請求処理を可能にする機能を有すること。 ⑱オンライン請求書発行 Web 決済代行会社に請求する請求書の作成を行う。

ア.請求先を入力する。 【入力項目】

請求先、売上年月 イ.請求書の必要情報を入力する。 【入力項目】 請求書送付先(郵便番号、住所、団体名、部署名、担当者名)

コメント(1~10)、お問い合せ先(1・2)、 納入者氏名(1・2)、発行者名(1・2)、請求書日付、納入期限、 請求書日付印字(する/しない)、請求明細(要/不要) オーソリ件数、売上件数、返品件数

ウ.処理実行。 ・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。

Page 90: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

87

・請求先は操作時点の契約先をデフォルト表示する機能を有すること。 ・オンライン精算対象消込で消込された精算対象データを抽出する機能を有すること。 ・オンライン精算対象消込で消込した時のオーソリ件数、売上件数、返品件数を表示する機能を有す

ること。 ・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・納入期限は入力した請求書発行日より自動計算して表示し、手入力で変更する機能を有すること。 ・請求の項目毎に手作業で金額の修正を行う機能を有すること。 ・請求済みの受付について取消が発生した場合、次回以降の請求書に反映する機能を有すること。 ・請求明細は不要を固定で設定する機能を有すること。

・Web 決済代行契約の登録内容に従って請求書を作成する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」を参照。

・請求データを財務システムに送信する機能を有すること。送信するデータの詳細については「[7]

外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェース機能」「⑧請求データ」を参照するこ

と。 ⑲請求書再発行

発行済の請求書の再作成を行う。 ア.抽出条件を入力する。

【抽出条件】 請求処理日、請求書日付(開始~終了)、発行 No、請求 No(開始~終了)、

請求先(複数選択可能) イ.処理データを選択する。

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 申込団体名、納入者氏名、発行 No、請求 No、請求処理日、数量、

請求額、請求書日付、請求書再発行日、納入期限、 終取扱者、 請求年月、入金有無

・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計数量、合計請求額

ウ.処理実行。 ・選択された処理データにより帳票の作成処理を行う。 ・請求書が発行されている請求済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・複数の請求があった場合でも同時に選択でき、まとめて再発行する機能を有すること。 ・請求書の内容は当初発行した時と同じ内容で再出力される機能を有すること。出力する帳票の詳細

Page 91: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

88

については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○27請求書」及び「○28請求明細書」及び「○29クー

ポン請求明細書」を参照。 ・請求書を再発行した請求データを再発行済に更新する機能を有すること。

⑳請求書発行取消 発行済の請求書の取消を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

請求処理日、請求書日付(開始~終了)、発行No、請求No(開始~終了)、 請求先(複数選択可能)

イ.処理データを選択する。 ・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 申込団体名、納入者氏名、発行No、請求No、請求処理日、数量、

請求額、請求書日付、請求書再発行日、納入期限、 終取扱者、 請求年月、入金有無

・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 合計件数、合計数量、合計請求額

ウ.処理実行。 ・選択された処理データの更新処理を行う。 ・請求書が発行されている請求済データを抽出する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・複数の請求があった場合でも同時に選択でき、まとめて再発行する機能を有すること。 ・請求データが作成済もしくは入金済のデータを選択した場合はエラーにする機能を有すること。 ・請求データを取消して未発行の状態に更新する機能を有すること。 ・請求データを財務システムに送信する機能を有すること。請求データの内容は取消情報とする。 ・送信するデータの詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェ

ース機能」「⑧請求データ」を参照。 ○21経理連携データ再送信 送信済の経理連携データの再送信を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

データ識別(請求/入金(売上))、送信状態(未送信/送信済)、 担当部署、伝票日付(請求書日付/売上日)、

Page 92: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

89

伝票 No(請求 No/入金伝票 No) イ.処理データを選択する。

・抽出結果を表示する。 【売上(入金)データ】

CSV ファイル名、経理伝票番号、 伝票日付、伝票 No(入金伝票 No/請求 No)、 請求先名(請求データの時のみ)、金額、 CSV 送信日、CSV 再送信日、再送信回数、出力日、担当部署

・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

【合計】 送信件数

ウ.処理実行。 ・選択された処理データによりデータの送信処理を行う。 ・未送信データもしくは送信済データの両方を送信する機能を有すること。

・処理データの選択では個別選択、個別解除、一括選択、一括解除を行う機能を有すること。 ・複数のデータを同時に選択でき、まとめて再送信する機能を有すること。 ・連携データの内容は当初送信した時と同じ内容で再送信される機能を有すること。送信するデータ

の詳細については「[7]外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェース機能」「⑧請

求データ」及び「⑨入金(売上)データ」を参照すること。 ・未送信のデータを送信した場合は送信済に、送信済のデータを再送信した場合は再送信済に更新す

る機能を有すること。 ○22入金入力 発行した請求書に対して入金があった場合、その入金情報の入力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

請求 No、請求先 イ.処理データを選択する。

・抽出結果を表示する。 【抽出結果一覧】 請求 No、請求書日付、受付 No、申込団体名称、契約区分、公演名、

請求額、入金済額、今回入金額、残額、合計額、納入者氏名 【合計】

総請求額、総入金済額、今回入金額、総残額 ・処理対象のデータを一覧から選択する。 ・選択されたデータの合計を計算して確認表示する。

Page 93: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

90

【合計】 選択請求額、選択入金済額、今回入金額、選択残額 ・入金情報を入力する。 【入力項目】

入金区分(入金/回収不能)、入金日、支払方法(現金/振込)、 今回入金額

・残額を計算して確認表示する。 エ.入力情報を登録する。

・未入金または一部入金済の請求済データを抽出する機能を有すること。

・複数の請求があった場合でも同時に選択でき、まとめて入金する機能を有すること。 ・入金額の入力は一部入金でも可能な機能を有すること。

・入金履歴 CSV 出力を呼び出す機能を有すること。帳票の詳細については「[6]データ要件」の「(2)

データ機能」「⑨入金履歴 CSV 出力」を参照。 ・支払方法で現金を選択した場合は売上現金引渡書を出力する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○24売上現金引渡書」を参照。 ・登録完了時に入金 No を確認表示する機能を有すること。また、入金 No は売上現金引渡書にも印刷

する機能を有すること。 ・入金入力後に入金 No を指定して入金を取消しする機能を有すること。また、現金の入金情報が取消

された場合は売上現金引渡書も印刷する機能を有すること。 ・入金データを財務システムに送信する機能を有すること。送信するデータの詳細については「[7]

外部インターフェース要件」の「(2)外部インターフェース機能」「⑨入金(売上)データ」を参

照。 ○23会員現金入金入力 会員から現金(会員証再発行代金もしくはその他代金)を受領した時に入金情報の入力を行う。

ア.対象日と対象者を入力する。 【入力項目】 処理日、会員種別、会員番号

イ.入金情報を入力する。 【入力項目】 適用区分(会員証再発行/その他)、入金額、

入金区分(窓口/書留)、領収証(印刷する/印刷しない) ウ.入力情報を登録する。

・入金情報を登録、変更、削除する機能を有すること。 ・領収証を印刷すると選択した場合、確定時に領収証を印刷する機能を有すること。出力する帳票の

詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○39領収証」を参照。

Page 94: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

91

・領収証 No を自動採番して領収証に印字する機能を有すること。 ・領収証に印字する領収証 No は会員種別(あぜくら会/文楽劇場友の会)毎に予め設定でき、任意の

タイミングで変更(年度の替わりに番号をリセットする 等)する機能を有すること。 ・入力された内容は当日の売上日報や現金集計等に計上される機能を有すること。

○24入金履歴 CSV 出力 入金履歴 CSV の出力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演年月、入金日(開始~終了)、請求先、請求No、 入金区分(入金/回収不能)、支払方法(現金/振込)、販売場所

イ.処理実行。 ・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・作成するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑨入金履歴 CSV」を

参照。 ○25未精算 CSV 出力 未精算 CSV 出力の出力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

公演年月(開始~終了)、売上日(開始~終了)、入金日(~まで)、 公演、発行場所

イ.処理実行。 ・抽出条件に従いデータの作成処理を行う。 ・作成するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑩未精算 CSV 出力」

を参照。 (10)販売集計管理機能 チケット販売に関するデータの集計及び出力を行う。 ①販売集計照会・データ作成 チケットの販売データより集計を行い結果の照会及びデータ出力を行う。

ア.出力項目を選択する。複数の項目を選択する機能を有すること。 【Key 項目】 施設、劇場、公演、科目、ジャンル、事業区分、公演日、部、開演時間、

受付区分、受付番号、電話番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)、等級、料金種別、 購入者種別、会員種別、会員番号、契約区分、団体、団体区分、予約方法、

Page 95: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

92

受取方法、支払方法、Web 会員種別、申込区分、クレジット端末番号、 請求先、販売単価、売上単価、入出力情報名、観光券、発送日、予約日、 予約時間、受付日、配券日、発券日、売上日、入金日、住所、配送先、備考 未完了、受付担当者、 終担当者、劇場担当、PC NO.、払込票発行日 収納日、販売場所、有効期限、D.C.Date

【集計項目】 受付件数、枚数、販売金額、売上金額

イ.抽出条件を入力する。複数の条件を入力する機能を有すること。 【抽出条件】 施設、劇場、事業区分、公演日、部、公演、ステージ、等級、受付区分、 購入者種別、契約区分、予約方法、受取方法、支払方法、観光券、 発送日(開始~終了)、予約日(開始~終了)(有/無)、

受付日(開始~終了)(有/無)、配券日(開始~終了)(有/無)、 発券日(開始~終了)(有/無)、売上日(開始~終了)(有/無)、 入金日(開始~終了)(有/無)、料金種別、会員種別、Web 会員種別、 申込区分、団体区分、団体、クレジット、請求先、配送先、未完了、 予約日時(~まで)、有効期間(~まで)、D.C.Date(~まで)、 払込票発行日(開始~終了)、収納日、販売場所、受付担当者、 終担当者 劇場担当、PC No.

ウ.集計結果を表示する。 【抽出結果一覧】

施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、公演コード、公演名、 科目コード、科目名、ジャンルコード、ジャンル名、事業区分、

事業区分名、公演日、部区分、部、入出力情報名、受付区分、 受付区分名称、受付番号、電話番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)、 等級区分、等級名、料金種別区分、 料金種別、購入者種別区分、 購入者種別名、会員種別、会員種別名、Web 会員種別、 Web会員種別名、申込区分、配送料単価、申込区分名、会員番号、契約区分、 契約区分名、団体コード、団体名、団体区分、団体区分名、

予約方法区分、予約方法名、受取方法区分、受取方法名、支払方法区分、 支払方法名、クレジット端末番号、クレジット端末番号名、請求先コード、 請求先名、販売単価、売上単価、観光券、入出力情報名、予約日、

予約時間、受付日、配券日、発券日、売上日、入金日、発送日、住所、配送先 備考、未完了、受付担当者コード、受付担当者名、 終担当者コード、 終担当者名、劇場担当、PC No.、払込票発行日、収納日、販売場所、有効期限

D.C.Date、受付件数、枚数、販売金額、売上金額 【合計】

受付件数計、枚数計、販売金額計、売上金額計、配送料計

Page 96: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

93

・集計結果は CSV ファイルに出力する機能を有すること。作成するデータの詳細については[6]デ

ータ要件」の「(2)データ機能」「⑪販売集計 CSV」を参照。 ・出力項目の選択ではコード出力の有無(名称のみか名称とコードを両方出力するか)を選択する機

能を有すること。 ・選択した出力項目は名前を付けてパターン登録することができ、次回以降はパターンを選択するこ

とで再利用を行う機能を有すること。 ②ステージ別収入報告書 操作時点でのチケットの販売データより売上を集計してステージ別収入報告書の出力を行う。 ・抽出条件として公演、ステージ(複数選択可能)を指定して集計する機能を有すること。 ・1 度作成を行ったステージ別収入報告書は公演データが削除されても帳票作成する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○30ステージ別収入報告書」

を参照。 ③等級別収入報告明細表 操作時点でのチケットの販売データより売上を集計して等級別収入報告明細表の出力を行う。 ・抽出条件として公演、ステージ(複数選択可能)を指定して集計する機能を有すること。 ・1 度作成を行ったステージ別収入報告書は公演データが削除されても帳票作成する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○31等級別収入報告明細表」

を参照。 ④等級別収入報告合計表 操作時点でのチケットの販売データより売上を集計して等級別収入報告合計表の出力を行う。 ・抽出条件として公演を指定して集計する機能を有すること。 ・1 度作成を行った等級別収入報告合計表は公演データが削除されても帳票作成する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○32等級別収入報告合計表」

を参照。 ⑤公演別収入報書 操作時点でのチケットの販売データより売上を集計して公演別収入報書の出力を行う。 ・抽出条件として公演、ステージ(複数選択可能)を指定して集計する機能を有すること。 ・1 度作成を行った公演別収入報書は公演データが削除されても帳票作成する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○33公演別収入報書」を参

照。 ⑥販売データ CSV 出力(各種) 操作時点でのチケットの販売データより売上を集計して CSV の出力を行う。

Page 97: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

94

・抽出条件として公演年月(開始~終了)、公演月、施設、劇場、事業区分、ジャンル、公演を指定し

て集計する機能を有すること。 ・1 度作成を行った CSV データは公演データが削除されてもデータ作成する機能を有すること。 ・作成するデータの詳細については「[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑫ステージ別販売デ

ータ CSV」「⑬等級別〔明細〕販売データ CSV」「⑭等級別〔合計〕販売データ CSV」「⑮公演別販

売データ CSV」を参照。 ⑦三日目の会売上集計 三日目の会の売上を集計して三日目の会枚数金額表の出力を行う。

ア.抽出条件を入力する。 【抽出条件】

年度 イ.処理実行。

・抽出条件に従い帳票の作成処理を行う。 ・作成するデータの詳細については[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○45三日目の会枚数金額表」

を参照。 ⑧会員現金売上集計 会員から受領した現金での売上(会員証再発行代金もしくはその他代金)を集計し各種報告書の出

力を行う。 ・作成は日、月、年度で行い、それぞれの報告書を作成する機能を有すること。 ・抽出条件として会員種別(全件/文楽劇場友の会/あぜくら会)を指定して集計する機能を有する

こと。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「○40入金日報」「○41入金月報」

「○42入金年報」を参照。 (11)マスタ管理機能 システムで使用するマスタの管理を行う。マスタの登録、変更、削除を行う。CSV 形式のデータによ

る一括入力及び CSV 出力を行う機能を有すること。マスタの変更及び削除を行うことで販売に影響が出

る可能性がある場合はアラームをあげること。 ①共通管理項目 全てのマスタで管理する項目。

表示/非表示、並び順 ②施設マスタ管理項目 振興会の管理する施設に関するマスタで管理する。

施設コード、表示、施設名称、施設名称[カナ]、施設略称、チケットデザイン名称、 地域区分、並び順、郵便番号、住所1、住所2、住所3、電話番号、

Page 98: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

95

FAX番号、Address1、Address2、Address3 ③劇場マスタ管理項目 振興会の管理する劇場に関するマスタで管理する。

施設コード、劇場コード、劇場名称、劇場名称[カナ]、劇場略称、 チケットデザイン名称、チケットデザイン名称[英字]

④ジャンルマスタ管理項目 振興会で行う公演のジャンルを管理する。 ジャンルコード、ジャンル名称、ジャンル略称 ⑤科目マスタ管理項目 振興会の勘定科目を管理する。 科目コード、科目名称、科目略称、表示科目コード、予算科目コード (財務システムのマスタを参照する。) ⑥部マスタ管理項目 公演を区分する単位である「部」を管理する。 部区分、部名称、部略称 ⑦開場時間備考マスタ管理項目 チケット券面に表示する開場時間備考に表示する文言を管理する。 開場時間備考コード、開場時間備考 ⑧開演時間備考マスタ管理項目 チケット券面に表示する開演時間備考に表示する文言を管理する。 開演時間備考コード、開演時間備考 ⑨料金種別マスタ管理項目 チケット販売時に適用する正価、各種割引等を管理する。 料金種別コード、料金種別名称、略称、スタンプ名称、備考、引取期限延長可否

窓口引取提示物 【適用】 料金体系、受付区分、会員種別、会員料金区分、契約区分、Web 会員種別、 受取方法、

【Web 割引案内】 公開区分、表示名称、表示名称(英語)、表示順区分

Page 99: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

96

割引条件1~10、割引条件(英語)1~10 【請求先】 請求先コード

【割引率・割引期間】 設定No、有効期間(開始~終了)、備考、

販売価格・値引率、販売価格・割引金額、 販売価格・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入)、 販売価格・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満)、 売上金額・値引率、売上金額・割引金額、 売上金額・丸め区分(切り上げ、切り捨て、四捨五入)、 売上金額・丸め桁(1 円未満、10 円未満、100 円未満、1000 円未満)

・料金マスタの登録/変更時には入力した割引情報で料金計算のシミュレーションを行う機能を有

すること。 ⑩料金表パターンマスタ管理項目 施設、劇場毎に料金種別と料金体系の組合せとして設定される料金表パターンマスタを管理する。

施設コード、劇場コード、料金表パターンコード、料金表パターン名称、 料金種別コード、適用区分

・料金表パターンマスタの登録/変更時には登録されている料金種別を料金体系毎に一覧表示し、

対象にする料金をチェックする方法で一括して入力する機能を有すること。 ・料金種別に登録されている備考を表示し、備考の内容を確認しながら作業を行う機能を有する

こと。 ⑪等級マスタメンテナンス 座席に設定される等級について管理する。 等級コード、等級名称、略称1[全角]、略称2[半角]、英語表記、

Web 公開区分、Web 販売有無 ⑫座席パターンマスタ管理項目 劇場毎に座席の等級、番号、未使用座席を設定する座席パターンを管理する。 施設コード、劇場コード、パターンコード、座席パターン名称、

背景画像ファイル、座席番号、等級SEQ ・座席パターンマスタの登録/変更時には香盤を表示して等級を選択し、その対象とする座席を

クリックまたはドラッグで選択することによって割り当てる機能を有すること。 ・座席図の背景に表示するビットマップファイルを指定する機能を有すること。

⑬扉マスタ管理項目 各劇場の扉を管理する。

Page 100: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

97

施設コード、劇場コード、扉コード、扉名称、チケットデザイン名称 ⑭扉パターンマスタ管理項目 チケットに印字する座席毎の 寄りの扉を設定する。 施設コード、劇場コード、座席番号、扉コード

・扉パターンマスタの登録/変更時には香盤を表示して扉を選択し、その対象とする座席をクリ

ックまたはドラッグで選択することによって割り当てる機能を有すること。 ⑮チケット備考マスタ管理項目 チケットに印字する備考を設定する。 チケットパターンコード、チケット備考パターンコード、

チケット備考パターン名称、注意事項1・2、備考1~4 ⑯香盤枠種別マスタ管理項目 香盤割で割り当てられる香盤枠について座席図上で表示する記号を設定する。

香盤枠 ID、香盤枠名称、Web 配券区分 ⑰予約有効期限マスタ管理項目 購入者の種別、チケット受取方法別、支払方法別に予約の有効期間及び予約を行える期間(公演日

から何日前まで予約可能か)を設定する。 購入者種別コード、受取方法区分、支払方法区分、有効期間、予約可能期間 ⑱処理権限マスタ管理項目 本システムのユーザーに設定される処理権限の管理を行う。 権限ランク、権限ランク名称、メニューコード、処理 ID、

機能単位の権限(フル/修正のみ/照会のみ/権限なし) ・処理権限マスタの登録/変更時には処理を一覧表示し、該当する権限(フル/修正のみ/照会

のみ/権限なし)をそれぞれチェックする方法で一括して入力する機能を有すること。 ・氏名及び住所等の個人情報の一括での閲覧、出力を制限する権限を設定する機能を有すること。

⑲部署マスタ管理項目 財務システムとのデータ連携ために作成される CSV ファイルについてファイルの名称、作成場所を

利用部署ごとに設定する。 部署コード、部署名称、略称、入金伝票取扱[表記名]、請求連動パス、

請求 CSV 名称、入金連動パス、入金 CSV 名称 ⑳販売場所マスタ管理項目 劇場毎のチケット販売場所を設定する。

Page 101: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

98

施設コード、販売場所コード、販売場所名称、略称、入金取扱課係、 窓口販売会員種別

○21残席表示マスタ管理項目 香盤割画面、窓口販売画面等の公演カレンダーに表示する残席数、表示記号の設定を行う。 施設コード、劇場コード、対象枚数(~まで)、残席表示/記号表示、表示記号 ○22担当者マスタ管理項目 本システム利用者の設定を行う。

担当者コード、担当者名称、担当者名称[カナ]、略称、権限ランク、 部署コード、Mail Address、パスワード、備考

○23祝日マスタ管理項目 祝日の設定を行う。 祝日コード、祝日名称、祝日有効期限(開始~終了)、

祝日指定区分(日付指定[月日]、計算式指定[月、週、曜日]、 春分の日、秋分の日)

○24休館日マスタ管理項目 各劇場の休館日を設定する。 施設コード、休館日 ・休館日マスタの登録/変更時には施設と年度を指定することで一年分のカレンダーを表示し、

その中から休館日とする日を選択する方法で一括して入力する機能を有すること。 ○25クレジット端末マスタ管理項目 クレジットカード決済時に使用するクレジット端末機を管理する。

クレジット端末コード、端末名称、端末番号 ○26団体区分マスタ管理項目 団体の区分を管理する。

団体区分、団体区分名称、略称 ○27団体検索分類マスタ管理項目 団体登録の項目である検索分類を管理する。

検索分類コード、検索分類名称、略称 ○28請求書発行場所マスタ管理項目 請求書発行業務を行う場所を管理する。

Page 102: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

99

請求書発行場所コード、発行場所名、略称 ○29請求書マスタ管理項目 請求書に印字する請求元(振興会)の住所等の項目を管理する。

施設コード発行者コード、発行者名1・2、発行場所コード、担当部署コード、 説明、銀行名1~3、口座番号1~3

○30精算項目マスタ管理項目 精算項目として使用する料金を管理する。 精算項目コード、精算項目名称、略称 ○31印刷科目設定マスタ管理項目 精算項目毎に適用する勘定科目を管理する。 精算項目コード、科目コード、摘要印字名称(区分名)

・印刷科目設定マスタの登録/変更時には精算項目を一覧表示し、適用する科目と適用印字名称

を一括して入力する機能を有すること。 ○32発送取扱場所マスタ管理項目 チケット発送業務を行う場所を管理する。 発送取扱場所コード、発送取扱場所名称、略称 ○33払込票コメントマスタ管理項目 払込票に表示するコメントを管理する。 払込票コメントコード、払込表コメント名称、略称、

コメント1~5、注意事項1・2 ○34地域区分マスタ管理項目 地域を管理する。 地域区分コード、地域名称、地域名称(英語表記) ○35会員種別マスタ管理項目 会員の種別を管理する。 会員種別(あぜくら会/文楽劇場友の会/三日目の会/NTJ 会員)、

会員種別名称、略称、会員期間、更新期間、入会金有無、入会金、 年会費有無、年会費、再発行手数料有無、再発行手数料、並び順 等

○36業種マスタ管理項目 会員登録の項目である業種を管理する。

Page 103: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

100

業種コード、業種名称、略称 ○37職業マスタ管理項目 会員登録の項目である職業を管理する。

職業コード、職業名称、略称 ○38会員区分マスタ管理項目 会員区分を管理する。 会員区分、会員区分名称、略称 ○39マスタコードブック印刷 マスタを種類ごとに印刷する。

・出力対象のマスタを指定してコードブックを出力する機能を有すること。 ・出力順(コード順/表示順)を指定する機能を有すること。 ・出力対象は全件もしくは表示のみ(非表示を除く)のいずれかを指定する機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「マスタコードブック」を

参照。 (12)その他の機能 ①メルマガ『伝統芸能』登録連携機能

各種会員情報において購読を「する」「しない」の選択に応じて、振興会 HP のメルマガ『伝統芸能』

会員データと連携し、自動的に会員の登録、削除を行う機能を有すること。データの連携は 1 日 1 回

以上行う機能を有すること。 ②「チケットセンターからのお知らせ」電子メール送信機能 各種会員情報において「チケットセンターからのお知らせ」を「購読する」とした会員に「チケッ

トセンターからのお知らせ」を電子メールで送信する機能を有すること。 ・「チケットセンターからのお知らせ」の内容を登録、編集する機能を有すること。 ・送信済みのメールの参照、修正、再送信を行う機能を有すること。

・「チケットセンターからのお知らせ」は個人会員(あぜくら会、文楽劇場友の会、NTJ 会員)と法人

会員それぞれを対象としたメールを送信する。 ③振興会ホームページ連携機能 本システムで公演情報がチケットセンターHPに掲載された時点で振興会HPの該当する公演情報詳

細のページにチケットセンターHP の公演情報へのリンクとなるバナーを表示させる。 ・リンク表示の制御は公演コードにより行う機能を有すること。 ④自動発券機対応 国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場に設置する入場券発券機により予約済みのチケ

ットを発券する。 ・予約番号の入力、クレジットカードまたは QR コードの読み取りにより予約済み且つ決済済みのチ

Page 104: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

101

ケットを発券する機能を有すること。 ・クレジットカードの読み取りの場合は、該当するクレジットカードで決済された複数の予約のチケ

ットを同時に画面表示し、発券するチケットを選択する機能を有すること。 ・自動発券機の操作はタッチパネルにより行う機能を有すること。 ・自動発券機の画面表示は日本語及び英語で行うこと。日本語と英語の表示切り替えは利用者がタッ

チパネルで 1 操作により行う機能を有すること。 ・チケットの発券については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケット」を参照すること。 ・クレジットカードを排出する際に自動発券機の画面にクレジットカードを取るよう促すメッセージ

を表示し、警告音を鳴らす機能を有すること。利用者がクレジットカードを抜いた後、警告音を停

止し、チケットを出力する機能を有すること。また自動発券機の画面にはチケットを発券中とのメ

ッセージを表示する機能を有すること。 ⑤インフォメーションディスプレイ表示 チケット売場に設置されたインフォメーションディスプレイに発売中の公演の空席状況を表示して

お客様へ案内を行う機能を有すること。 ・案内する対象公演は施設、劇場で抽出し、更にその中から個別に選択することも可能な機能を有す

ること。 ・表示時間は公演毎に 10 秒~60 秒の間で設定する機能を有すること。画面表示の切り替えはスライ

ドにより行う機能を有すること。 ・案内する項目は以下の内容とする。

公演名、公演期間(開始~終了)、劇場名、ステージ、等級 空席状況(◎/○/△/残数/×)、備考(公演登録画面の備考欄)

⑥ブランクチケット印刷 ・印刷枚数を指定して手書き用のブランクチケットの作成を行う機能を有すること。 ・出力する帳票の詳細については「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「①チケット」を参照。 ⑦電話帳管理

・各販売画面で入力された購入者情報は電話番号をキーに電話帳データとして保存しておき、次回の

販売時に再利用する機能を有すること。 電話番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)、郵便番号、住所、メールアドレス、認証コード 予備(1~3)

・電話帳データを取り込む機能を有すること。取込するデータの詳細については「[6]データ要件」

の「(2)データ機能」「○24電話帳データ CSV」を参照。 ・電話帳データの入力、修正、削除を行う機能を有すること。 ・チケットの購入がない電話帳データは必要に応じて一括で削除を行う機能を有すること。 ⑧PC 設定変更 ・クライアント毎に販売場所(各劇場の窓口)と通常使うチケットプリンターを設定する機能を有す

ること。 ⑨公演データ削除 ・公演の登録データ及び販売データを削除する機能を有すること。

Page 105: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

102

・指定した公演年月の公演を一括して削除し、また、個別に指定した公演だけを削除する機能を有す

ること。 ・削除条件の公演年月はデータ削除の運用に合わせてデフォルト表示する機能を有すること。 ・公演データを削除する場合はデータを保存する目的で対象データを CSV ファイルに出力する機能を

有すること。作成するデータの詳細については[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑯チケ

ット販売 CSV」「⑰団体附帯情報 CSV」「⑱配送手数料 CSV」「⑲支払 CSV」を参照。 ・公演データを削除する場合はデータベースにも公演データを集約した形で蓄積しておき、データ削

除後もその公演のデータが利用可能とする機能を有すること。 ⑩精算データ削除 ・請求及び入金データを削除する機能を有すること。 ・指定した入金日までに全ての入金が行われて精算が完了しているデータを一括して削除する機能を

有すること。 ・削除条件の入金日はデータ削除の運用に合わせてデフォルト表示する機能を有すること。 ・精算データを削除する場合はデータを保存する目的で対象データを CSV ファイルに出力する機能を

有すること。作成するデータの詳細については[6]データ要件」の「(2)データ機能」「⑳請求

CSV」「○21入金 CSV」を参照。 ⑪郵便番号データ更新 ・郵便事業株式会社提供の郵便番号データを取り込み、システムで使用する機能を有すること。 ・郵便番号、住所を個別に登録、編集、削除する機能を有すること。 [3]検索要件

本システムで使用する主な検索機能は以下のとおりである。「[2]機能詳細」の中で説明しているも

のは当該機能の中で使用し、特に説明のないものは随時使用するものとする。

(1)検索機能一覧

No 照会機能名

1 住所検索

2 職員検索

3 公演検索

4 受付検索

5 会員検索

6 団体検索

(2)検索機能

①住所検索

検索条件を指定して住所を一覧表示し、対象となる住所を選択する。検索条件及びの結果の表示

項目は以下の通りとする。

【検索条件】

検索方法は以下のいずれかにより行う。

Page 106: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

103

・郵便番号を入力して検索する。

・住所(漢字)を入力して検索する。

・都道府県及び市区町村を選択して検索する。

【住所一覧】

郵便番号、都道府県、市区町村、町域名、事業所名、住所(カナ)

・郵便番号または住所(漢字)を入力して検索する場合はあいまい検索を行う機能を有すること。

・住所一覧では指定した項目で並び順を変更する機能を有すること。

②職員検索

検索条件を指定して職員を一覧表示し、対象となる職員を選択する。検索条件及びの結果の表示

項目は以下の通りとする。

【検索条件】

職員番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)

【職員一覧】

職員番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)

・職員一覧では指定した項目で並び順を変更する機能を有すること。

③公演検索

公演を一覧表示し、対象となる公演を選択する。表示項目は以下の通りとする。

【公演一覧】

施設、劇場、事業区分名、公演名、公演期間、行事内容、

あぜくら会電話予約開始日、文楽劇場友の会電話予約開始日、一般電話予約開始日、

あぜくら会窓口販売開始日、文楽劇場友の会窓口販売開始日、一般窓口販売開始日、

Web 販売開始日、公演コード

・公演一覧は「全件表示」「発売終了表示」「発売中表示」「発売予定表示」のボタンにより表示対象を切

り替える機能を有すること。

・公演一覧は「全件表示」「自主公演」「受託公演」のボタンにより表示対象を切り替える機能を有する

こと。

・呼び出し元の画面によりデフォルトの表示対象を変更する機能を有すること。(例:公演登録は「全

件表示」、販売画面では「発売中表示」等)

・公演一覧は並び変えたい項目の順番と昇順/降順を設定することで並び順を変更できる機能を有

すること。また、並び順を変更した場合はクライアント単位でその設定が保存され、毎回、設定

することなく同じ設定で使用する機能を有すること。

④受付検索

検索条件を指定して受付を一覧表示し、対象となる受付を選択する。検索条件及びの結果の表示

項目は以下の通りとする。

【検索条件】

Page 107: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

104

公演日(開始~終了)、公演、ステージ、購入者種別、会員種別、会員番号、

職員番号、割引団体、予約方法、座席選択方法(インターネット予約)、電話番号、

氏名(カナ)、氏名(漢字)、郵便番号、住所(1~3)、メールアドレス、受取方法

支払方法、お問合せ番号、返品伝票番号、返送日、発送場所、データ取消日、収納日

支払期限、払込票発行日、速報受信日、確報受信日、代理店、発行個所コード

発行日、クーポン番号、未完了、予約中、発券済、受付日(開始~終了)

【受付一覧】

受付No、購入者種別、カナ氏名、電話番号、受付日、予約方法、受取方法、

支払方法、会員種別・会員・職員番号・クーポン券情報等、住所

・複数の検索項目に入力がある場合は、AND を行う機能を有すること。

・あいまい検索を行う機能を有すること。 ・受付一覧では指定した項目で並び順を変更する機能を有すること。

⑤会員検索

検索条件を指定して会員を一覧表示し、対象となる会員を選択する。検索条件及びの結果の表示

項目は以下の通りとする。

【検索条件】

会員種別、会員番号、カード番号、電話番号、氏名(カナ)、郵便番号、住所

【会員一覧】

状態、会員番号、カード番号、会員種別、氏名(カナ)、氏名(漢字)、電話番号、

住所、理由、コメント、備考

・複数の検索項目に入力がある場合は、AND を行う機能を有すること。

・あいまい検索を行う機能を有すること。 ・会員一覧では指定した項目で並び順を変更する機能を有すること。

・チケット販売時の会員検索では状態が停止や退会になっている会員は検索対象としない機能を有

すること。

⑥団体検索

検索条件を指定して会員を一覧表示し、対象となる団体を選択する。検索条件及びの結果の表示

項目は以下の通りとする。

【検索条件】

名称(カナ)、名称(漢字)、検索分類、住所(都道府県、市区町村) 、相手先担当部署名

相手先担当者名、劇場担当

【団体一覧】

検索分類、団体名(カナ)、団体名(漢字)、団体名(略称)、相手先担当部署名、

相手先担当者名、電話番号、住所、備考(特記事項)、団体コード

・複数の検索項目に入力がある場合は、AND 検索を行う機能を有すること。 ・あいまい検索を行う機能を有すること。

Page 108: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

105

・団体一覧では指定した項目で並び順を変更する機能を有すること。

・チケット販売時の団体検索では契約期間外になっている団体は検索対象としない機能を有するこ

と。

・チケット販売時の団体検索では検索条件に該当する団体が未登録だった場合、その場で一般団体

として新規登録して選択する機能を有すること。

[4]照会要件

本システムで使用する主な照会機能は以下のとおりである。「[2]機能詳細」の中で説明しているも

のは当該機能の中で使用し、特に説明のないものは随時使用するものとする。

(1)照会機能一覧

No 照会機能名

1 受注返券状況照会

2 座席状態照会

3 三日目の会座席状態照会

4 残席状況照会

5 取消済座席履歴照会

6 観劇履歴照会

7 入退会履歴照会

8 チケット購入履歴照会

9 団体座席照会

(2)照会機能

①受注返券状況照会

各画面で選択されている申込団体及び公演の受注返券履歴を一覧表示する。表示する情報は以下

の通りとする。

【ヘッダ】

公演、契約区分、申込団体名称、劇場担当名

【履歴一覧】

公演日、部、等級、枚数、残数、処理日、

処理(予約/予約追加/予約取消/配券/配券取消/返券 等)、

入力者、観劇団体名

②座席状態照会

各座席選択画面から任意の座席を右クリックもしくは右ドラッグすることにより、選択された座

席の状態を一覧表示する。表示する情報は以下の通りとする。

【座席一覧】

座席番号、等級、受付区分、受付 No、購入者種別、会員種別、会員 No、

購入者名、定価、割引種別、単価、予約日、発券日、配券日、売上日、入金日、

売上額、手数料、再発行回数、座席状態、メモ欄(編集可)

・メモの入力、修正、削除、閲覧は座席状態照会画面で行う機能を有すること。

Page 109: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

106

・メモの入力、修正、削除、閲覧は座席が空席(販売対象、利用目的が割り当てられていない状態、

香盤割前の座席)又は香盤枠状態(未発券・未販売)の場合に行う機能を有すること。

・座席の状態を変更した場合は、メモを自動的に削除する機能を有すること。

(例:空席から香盤枠、香盤枠”団体 A”から”団体 B”)

・メモは販売画面では表示せず、香盤割入力画面のみで閲覧する機能を有すること。

③三日目の会座席状態照会

三日目の会の座席選択画面から任意の座席を右クリックもしくは右ドラッグすることにより、選

択された座席の状態を一覧表示する。表示する情報は以下の通りとする。

【座席一覧】

座席番号、等級、受付区分、会員 No、購入者名、料金、予約日、座席状態

④残席状況照会

各画面で選択されている公演の残席状況をステージ、等級別に表示する。表示する情報は以下の

通りとする。

【ヘッダ】

公演名、等級

【明細】

公演日、部、残席数、残席数(各等級別)

・本画面から残席状況表を出力する機能を有すること。(「[5]帳票要件」の「(2)帳票機能」「⑲

残席状況表」を参照)

・残席状況を CSV 形式で出力する機能を有すること。出力するデータは期間、劇場、公演を条件と

して抽出する機能を有すること。

⑤取消済座席履歴照会

各画面で選択されている受付で取消された座席の履歴を表示する。表示する情報は以下の通りと

する。

【履歴一覧】

施設、劇場、公演名、公演日、部、演目、等級、座席番号、割引種別、単価、

受付日、受付担当者、取消日、取消時間、取消担当者、処理名称

⑥観劇履歴照会

選択されている団体の観劇履歴を表示する。表示する情報は以下の通りとする。

【履歴一覧】

公演年月、公演名、鑑賞日(曜日を含む)、開演時間、部、等級、料金種別、単価、 受注枚数、決定枚数、金額、契約種別、申込団体名称、観劇団体名称、受注日、 決定日、その他(「(8)①Ⅳ.付帯情報受付機能」より)

・公演単位で受注枚数、決定枚数、金額の計を表示する機能を有すること。

Page 110: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

107

・履歴データは公演データを削除後も表示する機能を有すること。 ・抽出条件は申込団体名、検索分類、住所、観劇団体名とすること。

⑦入退会履歴照会

選択されている会員の入退会履歴を表示する。表示する情報は以下の通りとする。

【履歴一覧】

処理日付、履歴区分名(入会/退会/変更/停止/継続 等)、理由

⑧チケット購入履歴照会

選択されている会員のチケット購入履歴を表示する。表示する情報は以下の通りとする。

【履歴一覧】

開催日、部、催物名称、金額、料金種別、座席番号、発送区分、処理日付、

履歴区分名、座席種別、発券種別、予約方法、申込日、口座引落日

・履歴データは公演データを削除後も表示する機能を有すること。 ⑨団体座席照会

選択されている団体の過去の受付で確保した座席を表示する。表示する情報は以下の通りとする。 【履歴一覧】

施設、劇場、公演名、公演日、部、演目、等級、座席番号、割引種別、単価、

受付日、受付担当者

[5]帳票要件 本システムで使用する帳票は以下のとおりである。「[2]機能詳細」の中で説明しているものは当該

機能の中で使用し、特に説明のないものは随時使用するものとする。

(1)帳票機能一覧

No 帳票名

1 チケット

2 お買い上げ明細書 3 チケット明細書 4 受注書/納品書 5 香盤割結果確認リスト 6 香盤枠リスト 7 団体枠リスト 8 配券チケット一括発券リスト 9 チケット明細表(配券表) 10 返券明細書 11 座席図 12 チケット申込・返券履歴現在状況表 13 チケット精算状況表 14 予約チケット一括取消リスト 15 払込票 16 払込票期限切れ一括取消リスト 17 ペイジー支払期限切れ一括取消リスト

Page 111: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

108

18 ステージ別購入者一覧 19 残席状況表 20 クーポン券明細 21 クーポン券合計 22 売上日報/入金日報 23 クレジットカード売上伝票引渡書 24 売上現金引渡書 25 入金伝票チェックリスト 26 入金伝票 27 請求書 28 請求明細書 29 クーポン請求明細書 30 ステージ別収入報告書 31 等級別収入報告明細表 32 等級別収入報告合計表 33 公演別収入報告書 34 会員一覧表 35 DMラベル 36 月別会員状況表 37 性別・年齢別会員状況表 38 地域別会員状況表 39 領収証 40 入金日報 41 入金月報 42 入金年報 43 三日目の会リスト 44 三日目の会登録 45 三日目の会枚数・金額表 46 マスタコードブック

(2)帳票機能 ①チケット

チケットを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【本券】

座席番号、扉名称、スタンプ、公演名称(英文字)、任意、 公演名称、演目 1・2、公演日、開演時間、開演時間備考、開場時間、 開場時間備考、施設劇場名、施設劇場名(英文字)、等級、料金、、注意事項 1・2、 バーコード、バーコードデータ

【半券】 スタンプ、公演名称、公演日、開演時間、階、列、番、等級、料金、 施設名、劇場名、バーコードデータ、通し番号、発行場所、担当者

・専用のチケット用紙に対応すること。 ・窓口発券用のプリンターと大量発券用のプリンターの両方に対応すること。

・幕見席のチケットには「幕見席」の表示、対象の演目を表示する機能を有すること。 ・チケットデザイン時のレイアウト確認用としてサンプルチケットを出力する機能を有すること。

サンプルチケットは券面(本券・半券とも)に「サンプル」と表示すること。 ②お買い上げ明細書

Page 112: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

109

チケット購入時の引渡用としてお買い上げ明細書を出力する機能を有すること。出力する項目は

以下の通りとする。 【本券】

氏名、会員番号、会員番号、公演名称、公演日、開演時間、等級、単価、枚数、 金額、座席番号、備考、計枚数、計金額、手数料名、手数料金額、合計枚数 合計金額、発行日時、受付番号等

【半券】 会員番号、ページ、氏名、枚数、金額、お支払方法、発行日時、受付番号、 発行場所、担当者コード、通し番号、販売価格

・専用のチケット用紙に対応すること。 ・販売価格の表示の有無を選択する機能を有すること。 ・一般向けチケットの発券時に同時に印刷する機能を有すること。

③チケット明細書 団体チケットの引渡用としてチケット明細書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下

の通りとする。 【本券】

お客様氏名、団体コード、受付番号、公演名称、公演日、開演時間、等級、 単価、枚数、金額、座席番号、備考、合計枚数、合計金額、発行日時、受付番号 等

【半券】 団体コード、ページ、お客様氏名、枚数、金額、受領サイン、発行日時、 受付番号等、発行場所、担当者コード、通し番号

・専用のチケット用紙に対応すること。 ・団体向けチケットの発券時に同時に印刷する機能を有すること。

④受注書/納品書 受注したチケットの確認用として受注書、チケット納品時の確認用として納品書を出力する機能

を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【送付状】

申込団体郵便番号、申込団体住所(1~3)、申込団体名 1・2、 申込団体部署 1・2、申込団体担当者名、差出人(部署及び担当者)、決済欄

【ヘッダ】 タイトル(受注書/納品書)、施設名、劇場名、公演名1・2、受付番号

【明細】 鑑賞日、部、開演、等級、単価、枚数、金額、備考

【合計】 枚数、金額、受領印欄

【その他】

Page 113: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

110

コメント、担当者コード ・請求書送付先及び納入者氏名は団体登録情報よりデフォルト表示する機能を有すること。 ・【送付状】の入力項目を手動で編集する機能を有すること。 ・観劇団体単位で選択(全選択/一部選択)して印刷する機能を有すること。 ・発券したチケットのみを対象として印刷を行う機能を有すること。

⑤香盤割結果確認リスト ステージ毎に香盤割結果の確認用として香盤割結果確認リストを出力する機能を有すること。出

力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

公演名、公演日、部、開演時間、開演時間備考 【明細】 ID、受付番号、団体名、枚数(合計、等級別) 【合計】 合計・枚数(合計、等級別)、 その他・枚数(合計、等級別)、 残席・枚数(合計、等級別)

⑥香盤枠リスト ステージ毎に香盤枠リストを出力する機能を有すること。香盤枠の座席を一覧で出力する。出力

する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

団体枠名、座席送信区分名、公演名、公演日、部、開演時間 【明細】 等級、座席番号階、座席番号列、座席番号番、枚数、備考

【小計】 枚数

【合計】 枚数

⑦団体枠リスト 公演毎に団体枠リストを出力する機能を有すること。受注団体の座席を一覧で出力する。出力す

る項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 団体枠名、公演名、公演日、部、開演時間

【明細】 等級、座席番号階、座席番号列、座席番号番、枚数、備考

Page 114: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

111

【小計】 枚数

【合計】 枚数

⑧配券チケット一括発券リスト 団体チケットの一括発券時の確認用として配券チケット一括発券リストを出力する機能を有する

こと。出力する項目は以下の通りとする。 【明細】

公演名、受付番号、契約区分、団体名、公演日、部、開演時間、配券 No、、発券数、 配券数、発券済、チケット種別、備考

【合計】 件数、配券枚数、発券枚数、発券済枚数

⑨チケット明細表(配券表) 配券座席の通知用としてチケット明細表(配券表)を出力する機能を有すること。出力する項目

は以下の通りとする。 【ヘッダ】 受付番号、団体名 1・2、団体コード、公演名、施設・劇場名

【明細】 公演日、開演時間、等級、単価、座席番号、枚数、金額

【合計】 枚数、金額

【その他】 発行番号、発行場所コード、担当者コード

⑩返券明細書 返券結果の返券結果の確認用として返券明細書を出力する機能を有すること。出力する項目は以

下の通りとする。 【ヘッダ】 申込団体名称、申込団体コード、観劇団体名称、公演名称

【明細】 公演日、部名称、開演時間、等級名称、単価、枚数、座席番号、等級計、備考

【合計】 枚数

⑪座席図 座席図を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

Page 115: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

112

【ヘッダ】 公演名、公演日、開演時間、開演時間備考、名称、階数別座席枚数、等級別正価 【座席図】

座席表 ・空席(空き状態の確認用)、香盤割(香盤割結果の確認用)、団体(団体座席の確認用)、インター

ネット販売のそれぞれの目的合わせた内容で出力する機能を有すること。 ・団体用座席図には申込団体名及び観劇団体名を表示する機能を有すること。 ・車椅子席、スロープ及び座席番号を表示する機能を有すること。

⑫チケット申込・返券履歴現在状況表 団体の申込・返券履歴の確認用としてチケット申込・返券履歴現在状況表を出力する機能を有す

ること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 受付番号、団体名 1、団体名 2、団体コード、公演名

【明細】 《申込履歴》公演日、開演時間、等級、枚数、座席番号、 《返券履歴》公演日、開演時間、等級、枚数、座席番号、 差引枚数

【合計】 等級、申込累計枚数、返券累計枚数、差引枚数

【その他】 発行場所コード、担当者コード

⑬チケット精算状況表 団体の精算状況の確認用としてチケット精算状況表を出力する機能を有すること。出力する項目

は以下の通りとする。 【ヘッダ】

受付番号、団体名 1、団体名 2、団体コード、公演名 【明細】 公演日、開演時間、等級、単価、枚数、金額、合計枚数、合計金額、確定日、 入金済額、未入金額

【合計・明細】 等級、売上確定未入金・金額、売上確定入金済・金額、売上確定合計・枚数、 売上確定合計・金額、売上未確定・枚数、売上未確定・金額、合計・件数、合計・金額

【合計・縦計】 売上確定未入金・金額、売上確定入金済・金額、売上確定合計・枚数、売上確定合計・金額、 売上未確定・枚数、売上未確定・金額、合計・件数、合計・金額

【その他】

Page 116: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

113

発行場所コード、担当者コード

⑭予約チケット一括取消リスト 予約チケット取消時の確認用として予約チケット一括取消リストを出力する機能を有すること。

出力する項目は以下の通りとする。 【明細】 受付番号、氏名カナ、電話番号、枚数、金額、受取方法、支払方法、予約日、期限、 未完了、公演名、部、購入者種別

【合計】 件数、金額

⑮払込票 チケット代金の払込用としてコンビニの払込用紙を出力する機能を有すること。出力する項目は

以下の通りとする。 【左上】

払込票コメント 1~5 【右上】 受付番号、チケット枚数、お客様郵便番号、お客様住所(1~3)、お客様氏名

【上部明細用】 お客様氏名、受付番号、払込票注意事項 1、予約受付日、お支払期限、 払込票注意事項 2

【申込明細用】 公演名、ご観覧日、金額、手数料、合計、備考 ≪合計≫、金額、手数料、合計、備考

【払込票・コンビニエンス本部提出用】払込人氏名、 自由使用コード+再発行コード、バーコード、金額、支払期限、予約受付日、 受付番号、代行会社名、

【払込票・コンビニエンスストア店舗用】 金額、払込人氏名、自由使用コード+再発行コード、代行会社名

【払込票・払込受領証】 (券面)、階、列、番、扉名称、公演名称、冠、演目 1 演目 2、公演日、開演時間、 開演時間備考、開場時間、開場時間備考、施設劇場名、施設劇場名(英文字)、等級、 料金、注意事項 1、注意事項 2、(下面)、お客様氏名、自由使用コード+再発行コード、 受付番号、チケット枚数、チケット代金、手数料、合計金額、代行会社名、通し番号、 発行場所、担当者コード

⑯払込票期限切れ一括取消リスト 払込票の期限切れで予約チケット取消時の確認用として払込票期限切れ一括取消リストを出力す

Page 117: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

114

る機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【明細】 受付番号、購入者種別、電話番号、予約日、支払期限、期限切れ取消日、 枚数、チケット代金、配送手数料、払込金額

【合計】 件数

⑰ペイジー支払期限切れ一括取消リスト 払込票の期限切れで予約チケット取消時の確認用として払込票期限切れ一括取消リストを出力す

る機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【明細】 受付番号、会員番号、購入者氏名、電話番号、予約日、支払期限、枚数、 チケット代金、配送手数料、払込金額

【合計】 件数

⑱ステージ別購入者一覧 ステージ別購入者一覧を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

【ヘッダ】 購入者種別、公演名、公演日、部、開演時間

【明細】 会員番号、氏名、郵便番号、住所、電話番号、受付番号、等級、座席番号、金額、 受取方法、チケット引取、入金状態、備考

【小計】 枚数、金額

【合計】 枚数、金額

⑲残席状況表 残席状況表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

【ヘッダ】 公演名

【明細】 公演日、部、残席数

【合計】 合計残席数

⑳クーポン券明細

Page 118: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

115

クーポン券明細を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 団体名、団体コード、売上日(開始~終了)

【明細】 クーポン番号、受付番号、公演コード、公演名、公演日、開演時間、枚数、 金額、合計枚数、合計金額、備考

【計】 枚数、金額、支払手数料

【合計】 枚数、金額

○21クーポン券合計 クーポン券合計を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

売上日(開始~終了) 【明細】 団体名、公演コード、公演名、枚数、金額、備考

【計】 枚数、金額、支払手数料

【合計】 枚数、金額

○22売上日報/入金日報 当日の売上確認用として売上日報、入金の確認用として入金日報を出力する機能を有すること。

出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

タイトル(売上日報/入金日報)、販売場所、PCNo. 【明細】 支払種別、受付件数、枚数、金額

【合計】 受付件数、枚数、金額

○23クレジットカード売上伝票引渡書 クレジットカードの売上伝票の引渡し用としてクレジットカード売上伝票引渡書を出力する機能

を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

売上年月日、売上金額、取扱課係、売上伝票引渡書 No. 【明細】 端末番号、件数、金額、備考

Page 119: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

116

【合計】 件数、金額

・受渡し用、担当者控え用の二部印刷する機能を有すること。 ○24売上現金引渡書

売上現金の引渡し用として売上現金引渡書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の

通りとする。 【ヘッダ】

売上年月日、売上金額、入金 No.、販売場所、売上現金引渡書 No. 【明細】 勘定科目 1・2、摘要 1,2、数量、単価、金額、備考 1・2

【小計】 数量、金額

・受渡し用、担当者控え用の二部印刷する機能を有すること。 ○25入金伺書チェックリスト

売上現金の入金チェック用として入金伝票チェックリストを出力する機能を有すること。出力す

る項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

売上年月日、売上金額、取扱課係、入金伝票チェックリスト No. 【明細】 販売場所、売上現金引渡書№、売上金額、売上年月日、備考

【小計】 件数、売上金額

【合計】 件数、売上金額

○26入金伺書

売上現金の経理入金用として入金伝票を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通り

とする。 【ヘッダ】

引渡年月日、売上年月日、売上金額、取扱課係、入金伝票№ 【明細】 勘定科目 1・2、適用 1・2、数量、単価、金額、備考 1・2

【小計】 数量、金額

・受渡し用、担当者控え用の二部印刷する機能を有すること。

Page 120: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

117

○27請求書 請求書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【受渡し用・送付状】 郵便番号、住所 1、住所 2、住所 3、団体名 1、団体名 2、部署名、担当者名、 コメント 1~10、問合せ先名称、問合せ先電話番号

【受渡し用・ヘッダ】 請求 No、請求書日付、納入者氏名 1、納入者氏名 2、発行者名 1、発行者名 2、 合計金額

【受渡し用・明細】 公演コード、公演名、金額、摘要

【受渡し用・フッタ】 合計金額、お支払い期限、説明文、振込銀行名 1~6、口座番号 1~6、 代表住所 1、代表名称、代表電話番号、請求書発行担当部署コード、 発行場所コード-担当者コード、発行 No

【担当部署控・ヘッダ】 請求 No、請求書日付、納入者氏名 1、納入者氏名 2、申込団体コード、 申込団体名称、発行者名 1、発行者名 2、合計金額

【担当部署控・明細】 科目コード、科目名称、公演コード、公演名、金額、摘要

【担当部署控・フッタ】 合計金額、納入期限、請求書発行担当部署コード、発行場所コード-担当者コード、発行 No

【経理控・ヘッダ】 請求 No、請求書日付、納入者氏名 1、納入者氏名 2、申込団体コード 申込団体名称、納入者名 1、納入者名 2、合計金額

【経理控・明細】 科目コード、科目名称、公演コード、公演名、金額、摘要

【経理控・フッタ】 納入期限、合計金額、代表住所1、代表名称、代表電話番号、 請求書発行担当部署コード、発行場所コード-担当者コード、発行 No

・受渡し用、担当部署控え用、経理控え用(2 部)の 4 部印刷する機能を有すること。 ○28請求明細書

請求明細書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

請求 No、納入者氏名 1、納入者氏名 2、申込団体コード、申込団体名称 【明細】 受付番号、公演コード、公演名、公演日、開演時間、等級、単価、 数量、金額、料金種別、合計数量、合計金額、備考

Page 121: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

118

【小計】 数量、金額

【合計】 数量、金額

【その他】 契約名称、請求書管理部署コード、発行場所コード、担当者コード、発行 No

・請求書を発行した時に同時に印刷する機能を有すること。 ・受渡し用、担当者控え用の 2 部印刷する機能を有すること。 ・請求書の発行時に請求明細が必要と指定された場合のみ印刷する機能を有すること。

○29クーポン請求明細書

クーポン請求明細書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

請求 No、納入者氏名 1、納入者氏名 2、団体コード、団体名(略称)、団体名 【明細】 クーポン番号、受付番号、公演コード、公演名、公演日、開演時間、 数量、金額、合計枚数、合計金額、備考

【小計】 枚数、金額

【合計】 数量、金額

【その他】 請求書管理部署コード、発行場所コード、担当者コード、発行 No

・クーポン券契約(旅行代理店、プレイガイド)の請求書を発行した時に同時に印刷する機能を有

すること。 ・受渡し用と担当者控え用の 2 部印刷する機能を有すること。 ・請求書の発行時に請求明細が必要と指定された場合のみ印刷する機能を有すること。

○30ステージ別収入報告書

ステージ別収入報告書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

公演名、公演期間、公演日数・公演回数、演目、施設名、満席数、満席収入額、 収入、支出、差額、事業名称、報告区分名称

【明細】 公演日、開演時間、枚数、金額、収入率、入場率

【合計】 枚数、金額、収入率、入場率

Page 122: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

119

○31等級別収入報告明細表 等級別収入報告明細表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 公演名、施設名、公演日、開演時間、事業名称、報告区分名称 【明細】 等級名称、単価、割引種別、枚数、金額

【合計】 枚数、金額

○32等級別収入報告合計表 等級別収入報告合計表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 公演名、公演期間、公演日数・公演回数、施設名、満席数、満席収入額、収入、 支出、差額、事業名称、報告区分名称

【明細】 等級、枚数、金額

【合計】 枚数、金額

○33公演別収入報告書 公演別収入報告書を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 対象公演年月(開始~終了)、事業名称、報告区分名称

【明細】 ジャンル名、公演名、施設、回数、枚数、金額、収支、収入率、入場率

【合計】 枚数、金額、収支、収入率、入場率

○34会員一覧表 会員一覧表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【明細】 会員 No、会員名、 新履歴、JCB 番号、会員期間開始、会員期間終了、銀行名称、 預金種別、口座番号、名義人、生年月日、住所1、住所2、電話番号、【合計】、人数

○35 DM ラベル

配送物に添付する宛名ラベルを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

出力対象は抽出結果の全て、または印刷対象の選択を行う機能を有すること。 【明細】

Page 123: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

120

郵便番号、住所 1、住所 2、会員名、会費引落 【合計】 郵便番号、件数

・専用のラベル用紙(A4、20 面)に対応すること。 ・印刷前にプレビュー画面を表示し、部数の設定を行う機能を有すること。

○36月別会員状況表 年度・月別に会員数を集計して会員状況表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の

通りとする。 【ヘッダ】 会員種別、年度、月(4 月~3 月) 【明細】

月別入会数、月別退会数、月別会員数 【合計】 入会数、退会数、会員数

○37性別・年齢別会員状況表

性別・年齢別に会員数を集計して会員状況表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下

の通りとする。 【ヘッダ】 会員種別 【明細】 年齢(開始~終了)、男性会員数、女性会員数、法人会員数、不明会員数、 合計会員数

【合計】 男性会員数、女性会員数、法人会員数、不明会員数、合計会員数性別別人数

【比率(%)】 男性会員比率、女性会員比率、法人会員比率、不明会員比率、合計会員数比率

○38地域別会員状況表 地域別に会員数を集計して会員状況表を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通り

とする。 【ヘッダ】

会員種別、年度 【明細】 都道府県名、地区名、会員数

【小計】 会員数

Page 124: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

121

【合計】 会員数

○39領収証 会員から現金(会員証再発行代金もしくはその他代金)を受領した時に必要となる領収証を出力

する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 領収証№、発行日、会員番号(控えのみ)、会員名、金額

摘要(会員証再発行/その他)

○40入金日報 会員から現金(会員証再発行代金もしくはその他代金)を受領した結果を日単位で集計して入金

日報を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

会員区分 【明細】 処理年月日、会員番号、氏名、区分、金額、摘要(会員証再発行/その他)

【合計】 窓口現金件数、窓口金額、現金書留件数、現金金額、合計件数、合計金額

○41入金月報 会員から現金(会員証再発行代金もしくはその他代金)を受領した結果を月単位で集計して入金

月報を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

会員区分、処理年月 【明細】 処理年月日、会員証再発行金額、会員証再発行件数、その他金額、その他件数、 合計金額、合計件数

【合計】 会員証再発行金額、会員証再発行件数、その他金額、その他件数、合計金額、合計件数

○42入金年報 会員から現金(会員証再発行代金もしくはその他代金)を受領した結果を年度で集計して入金年

報を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

会員区分、年度 【明細】 処理年月、会員証再発行金額、会員証再発行件数、その他金額、その他件数、 合計金額、合計件数

Page 125: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

122

【合計】 会員証再発行金額、会員証再発行件数、その他金額、その他件数、合計金額、合計件数

○43三日目の会リスト

三日目の会の会員の確認用として三日目の会リストを出力する機能を有すること。出力する項目

は以下の通りとする。 【ヘッダ】

年度 【明細】

No(連番)、JCB 番号、会員名、加入日、取消日、等級、座席番号、 枚数、金額、 新履歴

【合計】 等級、等級別会員数、等級別枚数、合計会員数、合計枚数

○44三日目の会登録証

三日目の会登録証を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 会員番号、会員名、登録証発行日、座席料金、等級、申込み枚数、施設名 劇場名、座席番号、観劇日

○45三日目の会枚数・金額表

三日目の会の売上確認用として三日目の会枚数・金額表を出力する機能を有すること。出力する

項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】 年度

【明細】 公演名、枚数、金額計

【合計】 枚数、金額

○46マスタコードブック

マスタコードブックを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ】

マスタ分類名 【明細】 No(連番)、コード 1、コード 2、名称 1、名称 2、表示順

状態(表示/非常時) 【合計】 出力件数

Page 126: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

123

[6]データ要件 本システムで使用する主なデータ機能は以下のとおりである。「[2]機能詳細」の中で説明している

ものは当該機能の中で使用し、特に説明のないものは随時使用するものとする。

(1)データ機能一覧

No データ名 入出力 形式 備考

1 公演データ CSV 入力 CSV 形式

2 公演スケジュールデータ CSV 入力 CSV 形式

3 団体連絡表 CSV 出力 CSV 形式

4 団体附帯情報 CSV 入出力 CSV 形式

5 団体データ CSV 出力 CSV 形式

6 団体契約データ CSV 出力 CSV 形式

7 オンライン決済精算データ CSV 出力 CSV 形式

8 会員請求 CSV 出力 CSV 形式

9 入金履歴 CSV 出力 CSV 形式

10 未精算 CSV 出力 CSV 形式

11 販売集計 CSV 出力 CSV 形式

12 ステージ別販売データ CSV 出力 CSV 形式

13 等級別〔明細〕販売データ CSV 出力 CSV 形式

14 等級別〔合計〕販売データ CSV 出力 CSV 形式

15 公演別販売データ CSV 出力 CSV 形式

16 チケット販売 CSV 出力 CSV 形式 保存用データ

17 団体附帯情報 CSV 出力 CSV 形式 保存用データ

18 配送手数料 CSV 出力 CSV 形式 保存用データ

19 支払 CSV 出力 CSV 形式 保存用データ

20 請求 CSV 出力 CSV 形式 保存用データ

21 入金 CSV 出力 CSV 形式 保存用データ

22 会員登録データ CSV 出力 CSV 形式

23 会員残高データ CSV 出力 CSV 形式

24 電話帳データ CSV 入力 CSV 形式

(2)データ機能

①公演データ CSV 公演データ CSV を入力する機能を有すること。入力する項目は以下の通りとする。

データ区分("1"固定)、公演コード、公演名 1、公演名称英語表記、公演名(略称)、 施設コード、劇場コード、ジャンルコード、事業区分、収入科目、公演期間[開始]、 公演期間[終了]、公演期間備考、電話予約開始日(あぜくら会)、 電話予約開始日(文楽劇場友の会)、電話予約開始日(一般)、 窓口販売開始日(あぜくら会)、窓口販売開始日(文楽劇場友の会)、 窓口販売開始日(一般)、WEB 販売開始日[あぜ]、WEB 販売開始時間[あぜ]、 WEB 販売開始日[文友]、WEB 販売開始時間[文友]、WEB 販売開始日[Web 会員]、 WEB 販売開始時間[Web 会員]、WEB 販売開始日[一般]、WEB 販売開始時間[一般]

②公演スケジュールデータ CSV

Page 127: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

124

公演スケジュールデータ CSV を入力する機能を有すること。入力する項目は以下の通りとする。 データ区分("2"固定)、公演コード、公演名 1、冠、冠英語、行事内容 1、行事内容 2、 部区分 1、部区分 2、部区分 3、部区分 4、部区分 5、部区分 6、部区分 7、料金パターン、 等級区分 1、正価 1、等級区分 2、正価 2、等級区分 3、正価 3、等級区分 4、正価 4、 等級区分 5、正価 5、等級区分 6、正価 6、等級区分 7、正価 7、等級区分 8、正価 8

③団体連絡表 CSV

団体連絡表 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 受付 No、公演コード、公演名、契約区分コード、契約区分名、申込団体コード、 申込団体名、劇場担当、公演日、公演曜日、部、開演時間、演目、 観劇団体名(カナ)、観劇団体名(漢字)、観劇団体郵便番号、観劇団体住所 1、 観劇団体住所 2、観劇団体住所 3、観劇団体電話番号、観劇団体備考、 相手先担当者 1、相手先担当者 2、特記事項、枚数、等級 1、等級 2、等級 3、 等級 4、等級 5、等級 6、等級 7、等級 8、来場時間、食事店名、食事時間、 食事単価、食事個数、食事券有無、食事備考、レクチャー場所、 レクチャー開始時間、レクチャー終了時間、レクチャー備考、受付机、受付椅子、 T字棒、看板名、駐車場バス、駐車場乗用車、筋書単価、筋書冊数、 筋書引換券有無、筋書請求書発行有無、土産有無、土産店名、 イヤホンガイド日本語単価、イヤホンガイド日本語個数、イヤホンガイド日本語引換券有無、 イヤホンガイド英語単価、イヤホンガイド英語個数、イヤホンガイド英語引換券有無、 イヤホンガイド割引券単価、その他

④団体附帯情報 CSV 団体附帯情報 CSV を入力及び出力する機能を有すること。入力及び出力する項目は以下の通りと

する。 受付 No、公演コード、公演名、契約区分コード、契約区分名、申込団体コード、

申込団体名、劇場担当、公演日、公演曜日、部、開演時間、演目、観劇団体、 来場時間、観劇人数(等級1~8)、食事店名、食事時間、食事単価、食事個数、 食事券有無、食事備考、レクチャー場所、レクチャー開始時間、レクチャー終了時間、 レクチャー備考、受付机、受付椅子、T字棒、看板名、駐車場バス台数、 駐車場乗用車台数、筋書単価、筋書冊数、筋書引換券有無、筋書請求書発行有無、 土産有無、土産店名、イヤホンガイド日本語単価、イヤホンガイド日本語個数、 イヤホンガイド日本語引換券有無、イヤホンガイド英語単価、イヤホンガイド英語個数、 イヤホンガイド英語引換券有無、イヤホンガイド割引券単価、その他

⑤団体データ CSV 団体データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

【履歴出力】

Page 128: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

125

レコード区分、団体コード、団体分類区分、団体分類名称、団体区分、 団体区分名称、名称、名称2、名称[カナ]、名称[略称]、部署名 1、部署名 2、 担当者名 1、担当者名 2、メールアドレス 1、メールアドレス 2、企業 URL、 郵便番号、住所 1A、住所 1B、住所 2、住所 3、電話番号、FAX 番号、 備考、標準契約区分、標準契約区分名称、劇場担当、劇場担当者名、 公演コード、契約区分、契約区分名称、施設コード、施設名称、劇場コード、 劇場名称、ジャンルコード、ジャンル名称、鑑賞日、公演名略称、開演時間、 部名称、等級名称、料金種別名称、販売価格、受注枚数、決定枚数、受注日、 決定日、観劇団体名称

【名簿出力】 レコード区分、団体コード、団体分類区分、団体分類名称、団体区分、 団体区分名称、名称、名称2、名称[カナ]、名称[略称]、部署名 1、部署名 2、 担当者名 1、担当者名 2、メールアドレス 1、メールアドレス 2、企業 URL、 郵便番号、住所 1A、住所 1B、住所 2、住所 3、電話番号、FAX 番号、 備考、標準契約区分、標準契約区分名称、劇場担当、劇場担当者名

⑥団体契約データ CSV 団体契約データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

レコード区分、団体コード、団体分類区分、団体分類名称、団体区分、団体区分名称、 名称、名称 2、名称[カナ]、名称[略称]、部署名 1、部署名 2、担当者名 1、担当者名 2、 メールアドレス 1、メールアドレス 2、企業 URL、郵便番号、住所 1A、住所 1B、 住所 2、住所 3、電話番号、FAX 番号、備考、標準契約区分、標準契約区分名称、 劇場担当、劇場担当者名

⑦オンライン決済精算データ CSV オンライン決済精算データCSVを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 受付 No、予約日、予約日曜日、予約時間、収納金額、売上日、売上日曜日、 Web 決済種別コード、Web 決済種別名称、受取方法コード、受取方法名称

⑧JCB 請求 CSV

JCB 請求 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 No(連番)、売上日、会員番号、JCB 番号、会員名、劇場コード、劇場名称、 引落とし金額、観劇日、入場料、入会金、年会費、作成日、集計日

・JCB 請求データの作成時に一緒に作成されること。

⑨入金履歴 CSV 入金履歴 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

入金 No、施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、公演コード、公演名、

Page 129: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

126

入金日、入金区分、入金額、支払方法、請求先コード、請求先名、請求 No、 総請求額、入金場所コード、入金場所

⑩未精算 CSV

未精算 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、科目コード、科目名、公演コード、 公演名、請求先コード、請求先名、数量、売上額、入金済額、残額、請求 No 契約区分、契約区分名、請求書発行場所コード、請求書発行場所

⑪販売集計 CSV

販売集計 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、公演コード、公演名、勘定科目コード、 科目名、ジャンルコード、ジャンル名、事業区分、事業区分名、公演日、公演日・曜日、 部 SEQ、部、開演時間、受付区分、受付名称、受付番号、電話番号、氏名(カナ)、 氏名(漢字)、等級区分、等級名、料金種別区分、料金種別、購入者種別区分、 購入者種別名、会員種別区分、会員種別名、会員番号、契約区分、契約区分名、 団体コード、団体名、団体区分、団体区分名、予約方法区分、予約方法名、 受取方法区分、受取方法名、支払方法区分、支払方法名、Web 会員種別、 Web 会員種別名称、申込区分、申込区分名称、クレジット端末番号、端末番号名、 請求先コード、請求先名、受付件数、枚数、販売単価、販売金額、売上単価、売上金額、 観光券、発送日、発送日曜日、予約日、予約日曜日、予約時間、受付日、受付日曜日、 配券日、配券日曜日、発券日、発券日曜日、売上日、売上日曜日、入金日、入金日曜日、 郵便番号、住所1、住所2、住所3、備考、未完了区分、未完区分名、受付担当者コード、 受付担当者、 終担当者コード、 終担当者、PC No、払込票発行日、 払込票発行日曜日、収納日、収納日曜日、販売場所コード、販売場所名称、有効期限、 D.C.Date、受付件数計、枚数計、販売金額計、売上金額計

⑫ステージ別販売データ CSV ステージ別販売データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 公演年月、公演コード、公演名、施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、 事業コード、事業名、ジャンルコード、ジャンル名、公演日、曜日、部区分、部名称、 開演時間、満席数、満席収入額、枚数[合計]、枚数[金額]、収入率、入場率、枚数[一般]、 金額[一般]、枚数[委託販売]、金額[委託販売]、枚数[出演者]、金額[出演者]、枚数[会員]、 金額[会員]、枚数[団体]、金額[団体]

⑬等級別〔明細〕販売データ CSV 等級別〔明細〕販売データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 公演年月、公演コード、公演名、施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、

Page 130: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

127

事業コード、事業名、ジャンルコード、ジャンル名、公演日、曜日、部区分、部名称、 開演時間、等級区分、等級名称、単価、料金種別コード、料金種別名称、枚数[合計]、 金額[合計]、枚数[一般]、金額[一般]、枚数[委託販売]、金額[委託販売]、枚数[出演者]、 金額[出演者]、枚数[会員]、金額[会員]、枚数[団体]、金額[団体]

⑭等級別〔合計〕販売データ CSV 等級別〔合計〕販売データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 公演年月、公演コード、公演名、施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、 事業コード、事業名、ジャンルコード、ジャンル名、等級区分、等級名、枚数[合計]、 金額[合計]、枚数[一般]、金額[一般]、枚数[委託販売]、金額[委託販売]、枚数[出演者]、 金額[出演者]、枚数[会員]、金額[会員]、枚数[団体]、金額[団体]、枚数[招待]

⑮公演別販売データ CSV 公演別販売データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 ジャンルコード、ジャンル名、公演年度、公演コード、公演名、施設コード、施設名、 劇場コード、劇場名、事業コード、事業名、公演期間[開始]、曜日、公演期間[終了]、 曜日、公演回数、満席数、満席収入額、枚数[合計]、金額[合計]、支出額、収支、収入率、 入場率、枚数[一般]、金額[一般]、枚数[委託販売]、金額[委託販売]、枚数[出演者]、 金額[出演者]、枚数[会員]、金額[会員]、枚数[団体]、金額[団体]

⑯チケット販売 CSV(保存用)

保存用のチケット販売 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 公演コード、公演名、施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、事業区分、

事業区分名、ジャンルコード、ジャンル名、科目コード、科目名、受付区分、 受付区分名、契約区分、契約名、申込団体コード、申込団体名、相手先担当者名 1、 相手先担当者名2、劇場担当者コード、劇場担当者名、請求先コード、請求先名、 引渡区分、引渡名、必要書類、引渡日、引渡日曜日、コメント欄、受付 No、 観劇団体名[カナ]、観劇団体名[漢字]、観劇団体郵便番号、観劇団体住所 1、 観劇団体住所2、観劇団体住所3、観劇団体電話番号、観劇団体備考、 購入者種別コード、購入者種別名、会員種別コード、会員種別名、会員 No・職員 No、 予約方法区分、予約方法名、座席選択方法区分、座席選択方法名、受取方法区分、 受取方法名、支払方法区分、支払方法名、電話番号、氏名[カナ]、氏名[漢字]、郵便番号、 住所 1、住所 2、住所 3、MailAddress、備考、有効期限、有効期限曜日、配送予定日、 配送予定日曜日、配送指定日、配送指定日曜日、配送希望時間区分、発送日、 発送日曜日、問い合わせ伝票番号、返品日、返品日曜日、返品問い合わせ伝票番号、 返品手数料、クレジット端末番号、クレジット伝票番号、支払期限、支払期限曜日、 データキャンセル日、データキャンセル日曜日、未完了区分、未完了区分名、公演日、公演日曜日、 部区分、部名称、開演時間、演目、等級区分、等級名称、正価、料金種別区分、

Page 131: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

128

料金種別名、販売単価、売上単価、枚数、販売金額、売上金額、予約日、予約日曜日、 予約時間、受付日、受付日曜日、配券日、配券日曜日、発券日、発券日曜日、売上日、 売上日曜日、入金日、入金日曜日、収納日、収納日曜日、速報受信日、速報受信日曜日、 確報受信日、確報受信日曜日、クーポン処理 No、クーポン契約区分、クーポン契約名、 クーポン請求先コード、クーポン請求先名、クーポン区分、クーポン区分名、 クーポン営業所名、クーポン相手担当者名、クーポン連絡先電話番号、 クーポン連絡先FAX番号、クーポン券発行箇所、クーポン券発行日、クーポン券 NO、 クーポン券回収区分、クーポン券回収名、割引団体契約区分、割引団体契約名、 割引団体請求先コード、割引団体請求先名、割引団体請求金額、販売場所コード、 販売場所名、受付担当者コード、受付担当者名、 終担当者コード、 終担当者名、 終 PCNO

⑰団体附帯情報 CSV(保存用)

保存用の団体附帯情報 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 公演コード、公演名、施設コード、施設名、劇場コード、劇場名、公演日、公演日曜日、 部区分、部名称、開演時間、演目、契約区分、契約名、申込団体コード、申込団体名、 相手先担当者名1、相手先担当者名2、劇場担当者コード、劇場担当者名、受付区分、 受付区分名、受付 NO、観劇団体名[カナ]、観劇団体名[漢字]、観劇団体郵便番号、 観劇団体住所 1、観劇団体住所 2、観劇団体住所 3、観劇団体電話番号、観劇団体備考、 観劇人数、等級 1、等級 2、等級 3、等級 4、等級 5、等級 6、等級 7、等級 8、特記事項、 来場時間、食事店名、食事時間、食事単価、食事個数、食事券有無、食事備考、 レクチャー場所、レクチャー時間[開始]、レクチャー時間[終了]、レクチャー備考、 受付机、受付椅子、受付T字棒、看板名、駐車場[バス]、駐車場[乗用車]、筋書単価、 筋書冊数、筋書引換券有無、筋書請求書発行有無、土産有無、土産店名、 イヤホンガイド日本語単価、イヤホンガイド日本語個数、 イヤホンガイド日本語引換券有無、イヤホンガイド英語単価、イヤホンガイド英語個数、 イヤホンガイド英語引換券有無、イヤホンガイド割引券単価、その他

⑱配送手数料 CSV(保存用)

保存用の配送手数料 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 受付区分、受付区分名、受付 No、明細 SEQ、精算項目名、決済種別、決済種別名、 請求先コード、請求先名、金額、売上日、売上日曜日、入金日、入金日曜日

⑲支払 CSV(保存用)

保存用の支払 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 受付区分、受付区分名、受付 No、明細 No、支払区分、支払SEQ、精算項目名、 決済種別、決済種別名、支払先コード、支払先名、金額、消費税、精算対象日、 精算対象日曜日、返品日、返品日曜日、精算日、精算日曜日、クレジット端末番号、

Page 132: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

129

相手先伝票 No.1、相手先伝票 No.2

⑳請求 CSV(保存用) 保存用の請求 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 請求 No、請求区分、請求コード、請求先名、郵便番号、住所 1、住所 2、住所 3、 団体名 1、団体名 2、部署名、担当者名、コメント 1、コメント 2、コメント 3、 コメント 4、コメント 5、コメント 6、コメント 7、コメント 8、コメント 9、 コメント 10、お問合せ先 1、お問合せ先 2、納入者氏名 1、納入者氏名 2、発行者コード、 発行者名 1、発行者名 2、請求書日付、請求書日付曜日、請求書日付印刷フラグ、 納入期間、納入期間曜日、請求明細印刷区分、合計枚数、合計金額、精算項目コード、 精算項目名、収支区分、科目コード、科目名、公演コード、公演名、施設コード、 施設名、劇場コード、劇場名、レコード件数、金額、入会金・年会費件数、部署コード、 作成場所コード、作成場所名、作成担当者コード、作成担当者名、請求書発行 No、 劇場住所、劇場電話番号、請求書処理日、請求処理日曜日、請求書発行日、 請求書発行日曜日、請求書再発行日、請求書再発行日曜日、JCB 請求年月

○21入金 CSV(保存用)

保存用の入金 CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 入金NO、入金区分、入金区分名、入金日、入金日曜日、合計入金額、支払方法区分、 支払方法名、請求 No、請求先コード、請求先名、総請求額、精算項目コード、 精算項目名、収支区分、科目コード、科目名、公演コード、公演名、施設コード、 施設名、劇場コード、劇場名、枚数、入金額、窓口団体個人負担フラグ、コメント、 売上現金引渡書 No、入金場所コード、入金場所名、入金担当者コード、入金担当者名

○22会員登録データ CSV

会員登録データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 会員番号、氏名[カナ]、氏名[漢字]、代表者、郵便番号、住所 1、住所 2、住所 3、 電話番号 1、電話番号 2、FAX 番号、生年月日、曜日、生年、性別、地域コード、 地域名称、地区コード、地区名称、注意事項、備考、部数、団体職業コード、 団体職業名称、コメント 1、コメント 2、コメント 3、JCB 登録番号、入会申込日、曜日、 入会許可日、曜日、入会金引落し年月、年会費引落し月、入金区分、入金区分名称 口数、配偶者有無区分、会報区分、銀行名、支店名、口座種別コード、口座種別名称 口座番号、口座名義人、続柄、 新履歴処理日、曜日、 新履歴区分、 新履歴名称 加入日[三日目の会]、曜日、取消日[三日目の会]、曜日、 新履歴処理日[三日目の会]、曜日、コメント[三日目の会]、 新履歴区分[三日目の会]、 新履歴名称[三日目の会]、年度[三日目の会]、枚数[三日目の会]、料金[三日目の会]、

受付日[三日目の会]、等級区分 1[三日目の会]、階 1[三日目の会]、列 1[三日目の会]、 番 1[三日目の会]、料金 1[三日目の会]、等級区分 2[三日目の会]、階 2[三日目の会]、

Page 133: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

130

列 2[三日目の会]、番 2[三日目の会]、料金 2[三日目の会]

○23会員残高データ CSV 会員残高データ CSV を出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

会員番号、残高、氏名カナ、氏名漢字、電話番号、住所 1 漢字、住所 2 漢字、 住所 1 カナ、住所 2 カナ、郵便番号、生年月日、性別、会報区分、退会日、 退会理由、会員区分、入会日

○24電話帳データ CSV

電話帳データ CSV を入力する機能を有すること。入力する項目は以下の通りとする。 電話番号 1(市外局番)、電話番号 2(市内局番)、電話番号 3(番号)、 氏名(カナ)、氏名(漢字)、郵便番号 1、郵便番号 2、住所 1A(都道府県)、 住所 1B(市区町村)、住所 2、住所 3、MailAddress、認証コード、予備 1、予備 2、 予備 3、予備 4、予備 5、予備 6、予備 7、予備 8、予備 9、予備 10、予備 11、予備 12

[7] 外部インターフェース要件 本システムで使用する主な外部インターフェース機能は以下のとおりである。「[2]機能詳細」の中

で説明しているものは当該機能の中で使用し、特に説明のないものは随時使用するものとする。

(1)外部インターフェース一覧

No インターフェース名 入出力 形式 データ連携先

1 チケット配送データ 出力 テキスト形式 チケット配送代行会社

2 チケット配送結果データ 入力 テキスト形式 チケット配送代行会社

3 払込票配送データ 出力 テキスト形式 払込票配送代行会社

4 払込票配送結果データ 入力 テキスト形式 払込票配送代行会社

5 コンビニ収納データ 入力 テキスト形式 コンビニ収納代行会社

6 会員請求データ 出力 テキスト形式 会員カード取扱会社

7 会報配送データ 出力 テキスト形式 会報配送代行会社

8 請求データ 出力 CSV 形式 財務会計システム

9 入金(売上)データ 出力 CSV 形式 財務会計システム

10 ペイジー予約データ 出力 CSV 形式 WEB 決済代行会社

11 ペイジー入金データ 入力 CSV 形式 WEB 決済代行会社

(2)外部インターフェース機能

①チケット配送データ チケット配送データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

【ヘッダ情報】 レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、送付区分、送付先コード、 お届け先郵便番号、お届け先住所 1、お届け先住所 2、お届け先住所 3、 お届け先法人名称、お届け先部署名称、お届け先氏名[カナ]、お届け先氏名、 お届け先電話番号、お届け先荷受人 Code、発送元郵便番号、発送元住所 1、

Page 134: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

131

発送元住所 2、発送元住所 3、発送元法人名称、発送元部署名称、発送元氏名、 発送元電話番号、合計金額、受付区分、受付番号、購入者種別、受取方法区分、 支払方法区分、オプションフラグ 1、オプションフラグ 2、オプションフラグ 3、 オプションフラグ 4、オプションフラグ 5、オプションフラグ 6、オプションフラグ 7、 オプションフラグ 8、配送指定日、配送時間指定区分、引渡期限、チケット枚数

【明細情報】 レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、明細 NO、受付明細区分、

受付明細区分(並び順)、公演コード、公演日、開演時間、部、部(並び順)、 等級区分、等級(並び順)、単価、料金種別区分、料金種別(並び順)、 座席分類区分、階 IDX、列、IDX、番 IDX、デザインパターン、階、列、番、 扉名称、スタンプ、公演名称、団体名、冠、演目 1、演目 2、備考 1、備考 2、 備考 3、備考 4、公演日、開演時間、開演時間備考、開場時間、開場時間備考、 施設名/劇場名、施設名/劇場名[英文字]、等級名、料金、税等込み表示、 注意事項 1、注意事項 2、バーコードデータ、半券スタンプ、半券公演名称、 半券公演日 1、半券公演日 2、半券開演時間、半券階、半券列、半券番、 半券施設名、半券劇場名、発行場所、担当者コード、 お買い上げ明細用・公演名称、お買い上げ明細用・公演日 お買い上げ明細用・開演時間、お買い上げ明細用・等級名 お買い上げ明細用・階、お買い上げ明細用・列、お買い上げ明細用・番 お買い上げ明細用・備考(スタンプ)、お買い上げ明細用・手数料名 お買い上げ明細用・お支払方法、お買い上げ明細用・税等込み表示

②チケット配送結果データ

チケット配送結果データを入力する機能を有すること。入力する項目は以下の通りとする。 レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、受付区分、受付番号、伝票番号、発送日

③払込票配送データ

払込票配送データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 【開始情報】

レコード区分、レコード識別、作成日、作成回数、代行会社名 1、代行会社名 2、再送信フラグ 【ヘッダ情報】

レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、送付区分、送付先コード、 お届け先郵便番号、お届け先住所 1、お届け先住所 2、お届け先住所 3、 お届け先法人名称、お届け先部署名称、お届け先氏名[カナ]、お届け先氏名、 お届け先電話番号、お届け先荷受人 Code、発送元郵便番号、発送元住所 1、 発送元住所 2、発送元住所 3、発送元法人名称、発送元部署名称、発送元氏名、 発送元電話番号、合計金額、受付区分、受付番号、購入者種別、受取方法区分、 支払方法区分、オプションフラグ 1、オプションフラグ 2、オプションフラグ 3、

Page 135: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

132

オプションフラグ 4、オプションフラグ 5、オプションフラグ 6、オプションフラグ 7、 オプションフラグ 8、配送指定日、配送時間指定区分、引渡期限、チケット枚数、 予約日、支払期限

【明細情報】 レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、明細 NO、受付明細区分、

受付明細区分(並び順)、公演コード、公演日、開演時間、部、部(並び順)、 等級区分、等級(並び順)、単価、料金種別区分、料金種別(並び順)、 座席分類区分、階 IDX、列 IDX、番 IDX、デザインパターン、階、列、番、 扉名称、スタンプ、公演名称、団体名、冠、演目 1、演目 2、備考 1、備考 2、 備考 3、備考 4、公演日、開演時間、開演時間備考、開場時間、開場時間備考、 施設名/劇場名、施設名/劇場名[英文字]、等級名、料金、税等込み表示、 注意事項 1、注意事項 2、バーコードデータ、半券スタンプ、半券公演名称、 半券公演日 1、半券公演日 2、半券開演時間、半券階、半券列、半券番、 半券施設名、半券劇場名、発行場所、担当者コード、お買い上げ明細用・公演名称、 お買い上げ明細用・公演日、お買い上げ明細用・開演時間、お買い上げ明細用・等級名、 お買い上げ明細用・階、お買い上げ明細用・列、お買い上げ明細用・番、 お買い上げ明細用・備考(スタンプ)、お買い上げ明細用・手数料名、 お買い上げ明細用・お支払方法、お買い上げ明細用・税等込み表示、配送手数料、 収納金額、バーコード 1、バーコード 2、バーコード 3、バーコード 4、バーコード 5

【終了情報】 レコード区分、レコード識別、作成日、作成回数、レコード件数

④払込票配送結果データ チケット配送結果データを入力する機能を有すること。入力する項目は以下の通りとする。

レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、受付区分、受付番号、伝票番号、発送日

⑤コンビニ収納データ コンビニ収納データを入力する機能を有すること。入力する項目は以下の通りとする。 【ヘッダ情報】

レコード区分、作成日、企業コード、収納企業コード、収納企業名(カナ)、予備 【データ情報】

レコード区分、データ識別、CVS 店舗での収納年月日、CVS 店舗での収納時間、 バーコード情報 1、バーコード情報 2、バーコード情報 3、バーコード情報 4、 CVS 受付店舗コード、データ取得日、振込予定日、POS 処理日、経理処理日、 CVS コード、予備エリア

【トレーラー情報】 レコード区分、件数合計、金額合計、件数合計、金額合計、件数合計、金額合計、予備

【エンド情報】

Page 136: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

133

レコード区分、レコード総件数、予備

⑥会員請求データ 会員請求データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

【ヘッダ情報】 レコード ID、取引種別、加盟店番号、加盟店名、カード会社コード、MT 作成日、 集計年月日

【データ情報】 レコード ID、取引種別、取引コード、加盟店番号、会員番号、売上年月日、売上金額、 税その他、売上合計、承認番号、有効期限、伝票検索キー

【トレーラー情報】 レコード ID、取引種別、加盟店番号、売上件数、売上額合計、税その他合計、売上総合計

【エンド情報】 レコード ID

⑦会報配送データ 会報配送データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

レコード区分、レコード識別、年度、配送 SeqNo、送付区分、送付先コード、 お届け先郵便番号、お届け先住所 1、お届け先住所 2、お届け先住所 3、 お届け先法人名称、お届け先部署名称、お届け先氏名[カナ]、お届け先氏名、 お届け先電話番号、お届け先荷受人 Code、発送元郵便番号、発送元住所 1、 発送元住所2、発送元住所3、発送元法人名称、発送元部署名称、発送元氏名、 発送元電話番号、代引金額、受付区分、受付番号、購入者種別、受取方法区分、 支払方法区分、オプションフラグ 1、オプションフラグ 2、オプションフラグ 3、 オプションフラグ 4、オプションフラグ 5、オプションフラグ 6、オプションフラグ 7、 オプションフラグ 8、配送指定日、配送時間指定区分、引渡期限、チケット枚数

⑧請求データ

請求データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。 システム識別、伝票番号、行番号、売上年月日、予定日、部門 CD、勘定科目 CD、

補助科目 CD、金額、公演 CD、摘要 CD、摘要、取引先 CD、件名、 支払伺書番号、支払伺書行番号、予算番号、入金支払方法、口座 CD、企業 CD、 内容 CD、品目 CD、相手科目区分、相手科目コード、振込先銀行 CD、振込先支店 CD、 振込先預金種別、振込先口座番号、振込先口座名義人

⑨入金(売上)データ 入金(売上)データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

システム識別、伝票番号、行番号、売上年月日、予定日、部門 CD、勘定科目 CD、

Page 137: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

134

補助科目 CD、金額、公演 CD、摘要 CD、摘要、取引先 CD、件名、 支払伺書番号、支払伺書行番号、予算番号、入金支払方法、口座 CD、企業 CD、 内容 CD、品目 CD、相手科目区分、相手科目コード、振込先銀行 CD、振込先支店 CD、 振込先預金種別、振込先口座番号、振込先口座名義人

⑩ペイジー予約データ ペイジー予約データを出力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

ポータルCD、ショップCD、決済機関CD、決済区分、管理番号、金額、 決済完了時の戻りURL、決済未完了時の戻りURL、顧客姓名、顧客姓名(予備)、 顧客カナ姓名、顧客カナ姓、顧客カナ名、商品名、商品名(カナ)、備考 1、備考 2、 備考 3、顧客郵便番号 1、顧客郵便番号 2、顧客住所 1、顧客住所 2、顧客住所 3、 顧客電話番号、E-MAILアドレス、消費税、成約日、支払期日、カード番号、有効期限、 端末番号、スマートピットカード

⑪ペイジー入金データ ペイジー入金データを入力する機能を有すること。出力する項目は以下の通りとする。

ポータルCD、ショップCD、決済機関CD、決済区分、管理番号(入金消込用)、 決済結果区分、決済結果理由CD、決済結果内容、処理日、処理時刻、顧客カナ姓名、

顧客カナ姓、顧客カナ名、取引金額、手数料金額、入金予定日、商品名、備考 1、備考 2、 備考 3、取次番号、決済結果情報検証値

[8]データ移行・作成要件 ①インターネット予約機能の検収に必要なデータを平成25年1月20日までにすべて移行、作成する。ま

た、本稼動時に必要なデータについて振興会と協議の上、平成25年3月19日までに同様に移行、作成

する。本稼働時に必要なデータとは、基本的には移行時点でインターネットチケット販売システムが

所有する全てのデータとする。 ②チケットシステムの検収に必要なデータを平成26年2月1日までにすべて移行、作成する。また、本

稼動時に必要なデータについて振興会と協議の上、平成26年3月31日までに同様に移行、作成する。

本稼働時に必要なデータとは、基本的には移行時点でチケット管理システムが所有する全てのデー

タとする。 ③データ移行、作成の役割分担は下記のとおりとする。

区分 担当 現行システムからのデータ抽出準備、データ作成に必

要な資料の準備 振興会

データ抽出、変換、項目編集、作成 受注者 システムへの取込み、追加データの登録 受注者 データ内容の確認 振興会、受注者

Page 138: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

135

12.規模・性能要件 (1)規模要件 ①システム機器設置場所 ・本システムで利用する、業務クライアント機器以外の機器は、振興会サーバー室内に設置する。 自動発券機は、国立劇場に4台、国立演芸場に1台、国立能楽堂に1台、国立文楽劇場に1台を設置す

る。 ②利用者数 ・業務クライアントPCの同時利用者数は、 大で国立劇場55名、国立演芸場5名、能楽堂5名、文楽劇

場15名の利用を想定している。 ・8.[2](6)②インターネット予約についてはPC(スマートフォンを含む)で2,000名以上、及び、

携帯電話(スマートフォンを含む)で2,000名以上が同時に会員登録、チケット予約等の操作を行う

機能を有すること。 ・システム管理者は5名である。 ③データ量 ・年間の公演数及び公演日数は、国立劇場大劇場15公演175日、国立劇場小劇場20公演100日、国立演

芸場60公演270日、国立能楽堂55公演60日、国立文楽劇場15公演120日、国立文楽劇場小ホール10公演30日を想定している。

・年間の予約数は48,000件程度、販売チケット枚数は140,000枚程度を想定している。 ・あぜくら会会員は約18,000名で、年間600名の増加を想定している。 ・文楽劇場友の会会員は約8,000名で、年間200名の増加を想定している。 ・NTJ会員は約25,000名で、年間15,000名の増加を想定している。

(2)性能要件 ①同時利用者数 ・(1)②の利用者が同時利用して正常に稼動すること。

②レスポンスタイム ・レスポンスタイムとは、全ての個別サービスが稼働しており、(1)②の利用者が同時にログイン

している状態で、対象となる個別サービスすべてにおいて(外部インターネット接続を除く)、利

用者が何らかの処理を行った後、システムが処理を行い、再度、利用者に操作が委ねられるまでの

時間とする。 ・レスポンスタイムの目標値は平常時 3 秒以内、ピーク時 5 秒以内とする。 ・本要件を満たすことができない処理がある場合には、開発期間において、受注者がその根拠を提示

し、振興会の了承を得ること。ただし、現行チケットシステムにおけるレスポンスタイムより劣化

することは認めないため、本条件から除外を求める処理がある場合には、事前に当該処理の現行チ

Page 139: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

136

ケットシステムにおけるレスポンスタイムを受注者が測定し、提示すること。 ・業務・利用者クライアントでの処理時間及びネットワークの通信速度がレスポンスに影響を与える

場合は、クライアント内での処理時間や通信時間を排除した実績を計上することも可とする。 ③耐用性・耐久性 ・1 日 24 時間電源が投入された状態で賃貸借期間内の使用に耐え得るに十分な信頼性を確保している

こと。

13. 信頼性等要件 (1)信頼性 ・ソフトウェアの障害に伴うシステム停止(受注者が構築する契約となっているソフトウェアを対象

とし、運用に関しての受注作業に起因しての停止も含む。なお、安定稼動させるために実施される

振興会の了承した計画的な保守作業等や、冗長化されている箇所の部分的な停止でシステムが業務

に支障なく稼働している場合及び「15.システム稼動・開発環境 (2)機器構成 ①サーバー」

のテスト環境は除く)は年1回以内とすること。 ・納入物品について、全社的に製品の信頼性を確保するための品質管理体制を有していること。この

体制には、万一、欠陥が発見された場合は、直ちに対応策がとれることを含む。 ・提案の機器などを構成するハードウェア、ソフトウェアは、技術的要件と同等の機能を有する機種

において、過去に出荷・稼働実績及び十分に高い信頼性を有する標準的な既製品(注)であること。 (注)「標準的な既製品」とは、メーカーが一般市場において販売するために、主な製品系

列の一環として製造する物品で、稼働実績を有するものをいう。 ・ハードウェアは、設置から「20.賃貸借期間満了後の取扱」の「③」の延長期間を含む賃貸借期間

満了まで、当該機器及びそれを構成する部品の調達が保証されること。 ・一部変更が想定されている機能は、サーバー側のパラメータファイルの修正若しくは設定変更、又

はクライアント画面での設定変更及び操作のみで対応可能なこと。 なお、修正、設定変更等の作業は振興会職員において対応可能作業とすること。 ・本システム導入により、業務クライアント機器の環境設定変更が必要となる場合、その作業は本調

達内で実施すること。 ・障害復旧の際、データ復旧はすべてバックアップデータのリストアで対応できること。 ・システム内の機能や取扱データは、その機能やデータの利用権限を持つユーザーのみが利用可能で

あること。 ・本システムについて、「独立行政法人日本芸術文化振興会セキュリティポリシー」に基づく秘密保

持を実現する設計及び開発をすること。また、サーバー上のデータ、システム等がシステム利用者

の過失等により失われることのないよう、例えば利用者によるデータの変更・削除時の実行前に確

認メッセージを出力する等して、情報セキュリティの機密性、完全性、可用性に十分配慮したシス

テムを構築すること。 (2)拡張性 ・将来、データ量等が調達時に指定した量の5割増となっても、プログラム等の改修なく対応できるよ

Page 140: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

137

う、データベースやメモリ、ハードディスク等の容量に余裕を持たせること。 (3)上位互換性 ・インターネット予約機能及び自動発券機の導入時に本システムで利用する全てのソフトウェアにつ

いて、ベンダーからバージョンアップ情報が既に提供されている場合には、それにも対応できるよ

うにシステムを構築すること。なお、技術的な問題等がある場合には、対応の可否について振興会

と協議し、その指示に従うこと。

(4)システム中立性要件 ・特定の業者、製品に依存することなく、他者に引き継ぐことが可能なシステム構成であること。 ・システムの更改時に、円滑なデータ移行が可能なシステム構成であること。

(5)稼動監視 ・システム機器の死活、レスポンス及びプロセス監視を振興会外部から Ping を使って常に行える状態

にすること。なお、この監視自体は本調達には含まない。 14.SLA

本調達で導入する情報システムは、振興会チケット販売業務の基幹となるものであり、障害等によ

り停止した場合には、振興会のチケット販売業務が不能となる程の大きな影響を持つ、サービス提供

中の常時稼働が原則の情報システムであるため、振興会が求めるサービス(システム・システム構成

機器等の物品と、運用・保守支援作業といった役務を合わせた全調達対象をすべて「サービス」とす

る)品質への要求水準を明確化するとともに、受注者から提供されるサービスの信頼性・品質・性能

を確保することを目的として SLA を定義する。このため、システム開発手法、機能要件、機種の選定、

冗長化構成及び予備機器の確保数等については、SLA を満たす範囲において、受注者の提案範囲とす

るため、以下に記述する SLA を踏まえて検討されたい。

(1)稼働率

サービスレベル設定値を 99.8%以上とする。

・稼動率とは、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間」における稼働予定時間に対して実

際に稼働した時間(稼働時間)の割合であり、以下の算式により計算する。

<稼働率(%)=(1-6 ヶ月間の停止時間÷6 ヶ月間の稼働予定時間)×100>

・稼働予定時間とは、定期システム停止、定期保守、計画停電等による計画した停止時間を除く、

6 ヶ月間に稼働すべき時間である。

・停止時間とは、サービスが停止(完全停止のみならず一部の停止を含む)していると確認された

時刻(利用者(振興会及び保守・運用支援業者等を含む。SLA において以下同じ。)が連絡(保守・

運用支援要業務実施時間帯に利用者が受注者に連絡しようと試みたことをもって連絡とする。受

注者の担当者不在、通話中等による連絡不能を問わない。なお、電子メール、FAX の取扱につい

ては契約後に協議することとする。「14.SLA」において以下同じ。)した時刻、または、受注者が

発見した時刻のいずれか早い方)から利用可能とされた時刻までの経過時間を指す。

Page 141: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

138

・停止時間には、待機系システム等への切換えのために発生した停止時間、障害からの本格復旧の

ために必要になった停止時間、人為的なミスにより発生した停止時間等を含む。

・冗長化構成されている部分のうち、一部分が停止した場合でも、冗長化によりサービスの提供に

支障を来さなかった場合は、停止時間として取り扱わない。

・停止した機能と同等以上の機能あるいは、サービスの提供によりサービスの提供に支障を来さな

かった場合は、支障の改善された時間以降を停止時間として取り扱わない。ただし、停止したサ

ービスを利用した場合に比べ振興会の負担が増える場合は停止時間とする。

・「15.システム稼動・開発環境 (2)機器構成 ①サーバー」のテスト環境は除く。

・振興会側に責任があることが確認できた場合は、停止時間として取り扱わない。

・稼働後 6 ヶ月毎に評価を実施するため、稼働後 6 ヶ月毎に SLA 達成状況の報告を行うこと。た

だし、6 ヶ月経過以前に SLA が遵守されないことが明らかになった場合は、その時点で報告を行

うこと。

なお、推移については、月次で集計して報告すること。

(2)平均システム障害復旧時間

サービスレベル設定値を 6時間以内とする。

・平均システム障害復旧時間とは、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間」において、本

システムに障害(機器の故障を原因とする障害を除く。平均システム障害復旧時間に関して以下

同じ)が発生した時刻から障害が復旧した時刻までに要した時間の1件あたりにおける平均値で

ある。

・平均システム障害復旧時間は、以下の算式により計算する。

<平均システム障害復旧時間=

1ヶ月間の総システム障害復旧時間÷1ヶ月間の総システム障害件数>

・障害が発生した時刻とは、利用者が連絡した時刻、または、受注者が障害を検知・発見した時刻

のいずれか早い方とする。

・障害復旧とは、本システムの障害原因を排除し、正常に稼働することを確認し、利用者が使用可

能な状態にあることとする。

・振興会に責任があることが確認できた場合には、障害復旧時間計算の対象から除外する。ただし、

障害復旧は行うこと。

・障害のあった機能と同等以上の機能あるいは、サービスの提供を受けた場合には、障害復旧した

ものとする。この場合、障害復旧時刻とは、サービスの復旧が確認された時刻を指す。

・毎月評価を実施するため、月次の SLA 達成状況の報告を行うこと。

(3)平均故障復旧時間

サービスレベル設定値を 120 分以内とする。

・平均故障復旧時間とは、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間」において、機器に故障

が発生した時刻から故障が復旧した時刻までに要した時間の1ヶ月における平均値である。

・平均故障復旧時間は、以下の算式により計算する。

<平均故障復旧時間=1ヶ月間の総故障復旧時間÷1ヶ月間の総故障件数>

※冗長化構成されている部分のうち、一部分が故障した場合でも、冗長化によりサービスの提

Page 142: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

139

供に支障を来さなかった場合は、当該故障の故障復旧時間を 6で除した数値で計算する。

・故障が発生した時刻とは、利用者(振興会を含む)が連絡した時刻または、受注者が障害を検知・

発見した時刻のいずれか早い方とする。

・故障復旧とは、機器の故障原因を排除し、正常に稼働することを確認し、利用者が使用可能な状

態にあることとする。

・振興会に責任があることが確認できた場合には、故障復旧時間計算の対象から除外する。ただし、

故障復旧は行うこと。

・故障した機器と同等以上の代替機器あるいは、サービスの提供を受けた場合には、故障復旧した

ものとする。この場合、故障復旧時刻とは、代替機による稼働が確認された時刻を指す。

・毎月評価を実施するため、月次の SLA 達成状況の報告を行うこと。

(4)障害・問合せの発生から一次回答までの所要時間

サービスレベル設定値を 15 分以内とする。

・障害・問合せの発生から一次回答までの所要時間とは、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実

施期間」において、障害・問合せが発生した時刻から、連絡してきた利用者に対して、その内

容についての把握状況、初動等に関する状況を報告するまでの時間とし、1 ヶ月間における平

均値として、以下の式により算出する。

<障害・問合せの発生から一次回答までの所要時間

=1 ヶ月間の総障害・問合せの発生から一次回答までの所要時間

÷1 ヶ月の総障害・問合せ件数>

・障害・問合せが発生した時刻とは、利用者が連絡した時刻、または、受注者が障害を検知・発見

した時刻のいずれか早い方とする。

・利用者に連絡を試みたが、利用者の都合等により連絡を取ることができなかった場合には、本 SLA

項目の対象から除外する

・毎月評価を実施するため、月次の SLA 達成状況の報告を行うこと。

(5)平均故障間隔

サービスレベル設定値を 2年間以上とする。

・機器に故障が発生してから、次に故障が発生するまでの平均時間であり、以下の式により算出す

る。

<平均故障間隔=導入機器台数×総稼働時間÷総故障件数>

・総稼働時間及び総故障件数は、本システム稼働日からの累計である。

・導入機器台数はサーバー用電子計算機(テスト環境サーバー用電子計算機を含む)の台数とする。

・機器の稼働状態(完全停止、一部停止、通常稼働)に関わらず、すべての故障(ハードディスク

の故障等サービスの提供に影響のでる消耗品の故障を含む)・不具合(ソフトウェアの欠陥、機器

の故障を原因とするデータ消失等)を故障件数として取り扱うこと。

・振興会側に責任があることが確認できた場合は、故障件数として取り扱わない。

・稼働後 2 年 6 ヶ月毎に評価を実施するため、稼働後 2 年 6 ヶ月毎に SLA 達成状況の報告を行う

こと。ただし、2 年 6 ヶ月経過以前に SLA が遵守されないことが明らかになった場合は、その時

点で報告を行うこと。

Page 143: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

140

(6)SLA 遵守に関する規定

SLA は、設定したサービスレベルを振興会と受注者が協力しながら、達成、維持、及び改善する

ことにある。また、その目的は、あくまで受注者が品質の高いサービスレベルを継続してサービ

ス提供することにあり、受注者に不当に厳しい条件を課すことが目的でない。しかし、本システ

ムは、振興会及び振興会サービス利用者に対して多大な影響を与えるものであり、その重要性を

考慮し、サービスレベル設定値に対して未達成の場合、受注者において「サービス改善」を実施

するものとする。また、「改善の実施」にも関わらず未達成となる場合は、金銭的なペナルティを

課す。

金銭的なペナルティは、落札金額の 12%の金額を SLA 遵守状況に応じた成功報酬として扱い、月

次(稼働率については 6 ヶ月毎。ただし、6 ヶ月経過以前に未達成が明らかになった場合はその

月)の SLA 達成状況の報告をベースに評価し、「達成度合い」(SLA 項目1つにつき落札金額の 3%)

に応じた額を基本報酬に上乗せした形で、月単位の報酬として支払うこととする。リース業者を

含む三者契約等による場合は、毎月の支払額における該当金額を受注者において負担することと

する。

なお、「平均故障間隔」については、本規定の対象範囲外とし、「(8)平均故障間隔についての

SLA 遵守に関する規定」によるものとする。

(7)サービス改善の実施

① サービスレベル設定値が達成できていないサービスに対しては、速やかに改善策及びその改善

実行計画を検討し、振興会担当者に承認を得た後、改善を実施する。

② 改善の実施に当たっては、その改善実行ログを取得し、改善の効果、サービスレベル設定値へ

の影響度を分析の上、サービスレベル設定値に達成できる改善がなされるまで月次レベルで報

告すること。

③ 改善に必要な人的リソースの追加、体制の変更、改善のために必要なシステム・仕組みの導入

等に費用がかかる場合、受注者の費用負担により、実施することとする。

(8)平均故障間隔についての SLA 遵守に関する規定

平均故障間隔に関する SLA 項目について、遵守されない場合の取扱いを受注者へのペナルティと

して規定する。

① 平均故障間隔に関する SLA 項目の評価は、稼働後 2年 6ヶ月毎に実施する。

ただし、2 年 6 ヶ月経過以前に SLA が遵守されないことが明らかになった場合は、その時点と

する。

なお、平均故障間隔の推移については、月次で集計して報告すること。

② サービスレベル設定値を下回った場合は、サービスレベル設定値を下回る主な原因となった機

器と同一機種の機器について、原則、導入したすべての機器を、より高品質な上位機器あるい

は、製造元の異なる機器へ、受注者の負担により無償で交換すること。

ただし、交換と同程度またはそれ以上に有効な改善策の提示が受注者からあり、交換の必要が

ないと振興会が判断した場合にはこの限りではない。

(9)サービスレベル評価に当たっての免責事項

サービスレベルの評価に当たって、以下の事項に該当する場合は、SLA 規定の範囲外とする。

Page 144: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

141

① 振興会の都合によって障害等の復旧ができなかった場合

② 振興会の事由によって障害等の通知を受けることができなかった場合

③ 予見できない不測の事態(社会通念上、受注者に責任がないことが認められる事態)

15.システム稼動・開発環境 (1)全体構成 ・本システムは、振興会内のLANに接続されるシステム機器及びチケットプリンターと、同じく振興

会内のLAN に接続された業務クライアント機器より構成される。 ・本システムはWeb方式又はサーバークライアント方式とWeb方式の併用で稼動すること。 ・本システムは指定された区分に従って振興会内のLANに接続された各業務クライアントPCからすべ

ての機能の操作が行えること。 (2)機器構成

ハードウェアの構成について「12. 規模・性能要件」の「(1)規模要件」、「13. 信頼性等要

件」、「14.SLA」及び以下の要件を満たすことを前提として、本システムが正常に稼動するハー

ドウェア及びソフトウェアを提案すること。また機器構成、品名、機器仕様の一覧を添付すること。

①共通事項 ・ハードウェアは、可能な限り「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入

法)」が定める基準を満たした製品とすること。 ・業務クライアント機器(自動発券機を除く)は振興会設置のものを使用し、必要なソフトウェアの

導入、設定等を行うこと。 ・ライセンスが必要なソフトウェアの利用は原則不可とする。ただし、機器更新にあたっても追加で

費用が発生しない場合又は振興会が承認した場合は可とする。 ・導入する基本ソフトウェアは、運用の簡易さを考慮し、同様の機能をできるだけ同一のソフトウェ

アによって実現するよう配慮すること。また、原則として、導入時点で 新のバージョンを導入す

ること。 ・提案する機器及びソフトウェアは、原則として入札時点に於いて製品化されていること。製品化さ

れていない機器又はソフトウェアにより応札する場合には、技術的要件を満たすこと及び納入期限

までに納入できることを証明すること。 ・総合チケットシステムを設置する振興会サーバー室は、設置スペース、電源容量及び冷却能力の不

足が懸念される。コストパフォーマンスを第一義とするが、その上で可能な限り省スペース、消費

電力が少なく、冷却機能に優れたハードウェアを選定すること。 ・本システムの「②サーバー」、「③バックアップ装置」及び「④テスト環境」は振興会が指定する

既存の19インチサーバーラック(EIA規格・42U)4架以内に収納すること。また、ディスプレイ、

ポインティングデバイス及びJIS配列の日本語キーボードは設置するラック毎に共有コンソール装

置を設置し、共有すること。 ・「②サーバー」、「③バックアップ装置」及び「④テスト環境」は、無停電電源装置を持ち、不意

Page 145: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

142

の電源中断時も、安全にサーバーのシャットダウン処理を行えるまで稼働させる機能を有すること。

5分以上の停電時に自動でシャットダウンが開始され、無停電電源装置のランタイム時間内にシャ

ットダウンが完了するよう設定すること。また、復旧時に自動的に再起動するよう設定すること。

無停電電源装置はホットスワップ機能を有しバッテリーの交換等がシステムを停止させることなく

行えること。電源管理ソフトウェアにより、スケジュールによる自動再起動、自動シャットダウン

を行う機能を有すること。 ・耐震性については、設置後、震度6強での転倒、移動、振動防止の耐震構造を装備すること。

②サーバー ・データベースサーバー、アプリケーションサーバーの構成を基本とすること。 ・ラックマウント型とすること。 ・HDD は冗長化構成をとること。 ・ホットスワップ機能を有し、クラスタシステム、デュアルシステム又はデュプレックスシステム(ホ

ットスペアのみ)であること。 ・アプリケーションサーバーについてはシステムの冗長化・負荷分散を行うこと。 ・外部メディアに対してシステム及びデータのバックアップをスケジュールにより自動で行えること。

システムを停止せずにバックアップを行えること。 ・SSL に対応し、通信を暗号化できること。なお、次の要件を満たすこと。また将来、EVSSL へ移行

しても問題が生じないようにすること。

ア.国内外からのアクセスに対して利用可能なこと。

イ.必要なサーバー台数をまかなうこと。

ウ.128 ビット以上の暗号化に対応すること。

・外部 NTP サーバーを利用して、システムサーバーの時刻を常時自動的に合わせること。 ・全てのサーバーにウィルス対策ソフトを導入すること。Windows 版、Linux 版については振興会か

ら支給することが可能である。振興会からの支給を受ける場合は、振興会に設置されているウィル

ス監視サーバーから配信されるウィルスパターンファイルを受け取るよう設定すること。 ・個人情報を格納する場合はその暗号化を行うこと。方式は問わない。

③バックアップ装置 ・データベースサーバー、アプリケーションサーバーそれぞれに接続し、格納されているデータにつ

いてバックアップを行えること。設定変更やメディアの摩耗等以外に操作及びメディア交換を行う

必要がないこと。 ・災害等によりサーバー機器が全損した場合に、バックアップデータが消失することを防ぐため、バ

ックアップデータをサーバー機器から離れた耐火金庫等に保管する必要がある。このためバックア

ップメディアは持ち運びに耐えられるリムーバブルメディアとすること。また、メディア交換をシ

ステム管理者が行えること。 ・バックアップを行う際にシステム運用に影響を与えない構成であること。 ・バックアップするデータ量が増加しても安定してバックアップを行えること。

Page 146: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

143

・データベースサーバーについてはフルバックアップを毎日行い、7 世代以上、アプリケーションサー

バーについてはフルバックアップを週 1 回行い、2 世代以上管理すること。 ・クリーニングがひと月に二度以上必要な場合には、クリーニング媒体を常時格納し、必要に応じて

自動的にクリーニングをかける機能を有すること。 ・クリーニングメディアの交換をシステム管理者が行えること。 ・納入時に、7世代のデータ保存を行うためのバックアップメディアを必要数納品すること。また、

クリーニングが必要な場合は、賃貸借期間中必要なクリーニングメディアを本調達内で提供するこ

と。

④テスト環境

・本システムに関する改修、運用変更、設定変更等を行った際に、本番環境(実運用で利用する環境)

に適用する前に振興会において動作確認をするため、また、研修等で操作練習を行うためのテスト

環境を振興会内に構築すること。テスト環境については、研修等で 大 30 名程度の利用が見込まれ

るため支障が出ない性能であること。 ・テスト環境は動作確認及び試行・練習用の環境であり、本番環境ほどの安定性を求めていないため、

シングルサーバー(機器の冗長化を行わないサーバー)で実現すること。また、負荷テスト等の本

番環境に求められる性能に関するテストを想定する必要はない。 ・「②サーバー」機器に登載することも可とするが、テスト環境の利用方法によらず本番環境に影響を

与えないこと。 ・ラックマウント型とすること。 ・HDD は冗長化構成をとること。 ・フルバックアップを毎日行い、1 世代以上管理すること。

⑤業務クライアント機器

ア.チケットプリンター

平成25年3月から平成26年3月までは以下の既存の機器を利用すること。また、平成26年4月以降

は新たな機器を導入する予定のため、チケット発券が行えるよう本調達で対応すること。 窓口発券用 KP3000C(AIソリューションズ株式会社製) 大量発券用 TP4030(AIソリューションズ株式会社製)

イ.業務クライアントPC及びプリンター(チケットプリンターを除く)

主な仕様は以下の通りである。 なお、現行業務クライアント機器は、平成26年3月末日でリース契約が終了し、同年4月1日から新

しい機器に入れ替わる予定である。新しい機器では、下記のOS、標準搭載ソフト、Webブラウザ等

の 新版になり、プリンターも下記と同等以上の性能を有する機器になる。入替後の環境でも本シ

ステムが支障なく動作するよう本調達で対応すること。 項目 主な仕様

OS Windows XP Professional SP3 、Windows 7

Page 147: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

144

CPU Core2DUOプロセッサ 2GHz メモリ 1GB ハードディスク 40GB ネットワークI/F 100BASE-TX 外部記憶装置 FD,CD-ROM モニター 15インチ,1024×768 標準搭載ソフト Office professional 2007 Webブラウザ Internet Explorer 6、7及び8

プリンター EPSON LP-8900及びLP-M5500Z同等品 Konica Minolta bizhub C550

・現行の業務クライアントPC及びプリンター以外の業務クライアント機器(自動発券機を除く)は、

主にチケット管理システムで利用している機器である。チケット管理システムが停止し、本シス

テム全体が稼動する平成26年4月には、本システム環境に対応した新たな機器を導入する予定であ

るため、本システムにおいて支障なく動作するよう本調達で対応すること。 なお、平成26年4月以前に本システムにおいてこれらの現行機器を利用する必要がある場合は、支

障なく動作するよう本調達で対応すること。

ウ.自動発券機 ・自動発券機の機能については「11.システム機能 [2]機能詳細 (12)その他の機能 ④自

動発券機への対応」を参照すること。 ・自動発券機は国立劇場4台、国立演芸場1台、国立能楽堂1台、国立文楽劇場1台とする。

(3)ネットワーク構成 ・振興会が運営しているLANを利用し、プロトコルとしてTCP/IP を使用すること。 ・ネットワークトラフィックの効率化を図るために、冗長なトラフィックを発生させないようにする

こと。 16. 作業の体制及び方法 [1]作業体制 (1)体制

受注者は、契約後速やかに本作業を履行できる体制を設けると共に、作業に先立ち以下の事項に

ついて提出し、担当職員の了承を得ること。また、連絡窓口は一本化すること。なお、原則として

体制の変更は認めず、やむを得ず変更する場合は事前に振興会担当職員の了承を得ること。 ・受注者側の体制 ・受注者側の責任者 ・連絡体制(受注者側の対応窓口)

Page 148: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

145

(2)主要担当者 主要担当者は、システムの企画・設計、デザインに関する知見や技術を有すること。 また、販売先、在庫の管理を行う販売管理システム、インターネットを利用した販売システムに

ついても知識を有すること。

(3)特記事項 ・現行システムの設計書、データ等の情報及び新システム開発について必要な資料がある場合受注

者は書面をもって振興会に要請すること。 ・受注者は振興会内で取り扱うデータ及び情報について、「独立行政法人日本芸術文化振興会情報セ

キュリティポリシー」を遵守して取り扱うこと。また、これらを振興会外に出す場合は事前に振興

会の了承を得ること。 ・受注者は、本作業において開発された技術及び知識についてはその機密を保持するものとし振興

会に無断で公開又は第三者への使用を行わないこと。また、本作業により知り得た会員等の個人情

報及びチケット管理業務等、振興会の内部情報一切について、開発中及び開発完了後を問わず、機

密を保持すること。 ・本契約の実施に伴い知り得た振興会に関する事項が掲載された資料(電子媒体を含む)及びデー

タ(その複製物を含む)等(以下「資料等」)を利用する場合は、預かり書を提出すること。契約

における目的の終了時、または振興会からの返還の要求があるときは、上記資料等を使用完了報告

書と共に、直ちに返却すること。上記データに関しては、情報が漏えいしない方法により破棄した

うえ、その証明書を、使用完了報告書と共に提出すること。

・受注者側の責任者は本作業に従事する者全てを代表して守秘義務遵守の旨を示す誓約書を署名、

捺印のうえ提出すること。

[2]開発方法 (1)ソフトウェアの開発言語等 ・ソフトウェアの開発言語は、日本語対応であること。 ・開発メーカー独自仕様の言語は使用しないこと。 ・特定の業者、製品に依存することなく、他者が修正できる言語であること。

(2)開発工程 ・本調達は2段階の納品により完成する開発であるため、各工程を必要に応じて分割すること。ま

た、振興会事業の見直し等により、開発途中で要件が変更になる可能性がある。この場合は、可

能な限り変更に対応すること。 ・各開発段階(要件定義確認、基本設計、詳細設計の提案段階においては必ず行うこと。)に応じた

レビューを各機能の担当者ごとに定期的に行うこと。レビューではサンプルの提示等による具体

的な説明を行うことで、システムの機能及び各種設定等について、振興会職員との認識の統一を

図ること。 ・やむを得ずスケジュール等を変更する場合は、事前に協議すること。

Page 149: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

146

・振興会の管理する一般執務用 PC 等の機器及び設備を使用する必要がある場合は、振興会の了承を

得ること。また、使用する際には、振興会の運用規則等に関する十分な知識を習得し、担当職員

から与えられた環境下においてまた、振興会の指示に従って作業を行うこと。 ①開発管理等 ・受注者は、作業に先立ち「システム開発スケジュール」、「システム開発作業体制表」、「プロジェ

クト管理要領」を提出し、担当職員の了承を得ること。スケジュールについては振興会職員に対

しての設計時のヒアリング期間及び開発されたシステムの検証期間を十分見込むこと。 ②設計・開発計画 ・設計・開発を計画的に確実に実施するため、連絡体制、責任分担及び設計・開発期間中の体制を

明記した総合チケットシステムの設計及び開発作業におけるプロジェクト計画書を策定し、担当

職員の了承を得ること。 なお、プロジェクト計画書には以下の内容を含めること。 ア.個別開発組織及び受注者の設計・開発実施体制と役割 イ.制約条件(時間、品質等を制限する条件)及び前提条件(事前に必要となる条件) ウ.設計・開発に係る詳細な作業及びスケジュール エ.開発環境 オ.開発方法 カ.開発ツール 等

③要件定義の確認 仕様書においては、不確実、不足又は過剰な要件が存在する可能性があるため、また、関係者

間の認識の統一を図るため、振興会関係者と調整し、必要かつ十分な要件定義を確定させ、要件

定義確認書を作成すること。 ④設計 ・設計業務において、システム関連図、システム機能構成図、ネットワーク構成図、ソフトウェア

構成図、ハードウェア構成図、基本設計書、詳細設計書、インターフェース仕様書を作成し、振

興会の了承を得ること。 ⑤開発 ・詳細設計書を基に、開発及び単体テストを行うこと。また、標準記述様式及び標準規約等を定め、

ドキュメント間の整合性を確保した上で、プログラム、テスト計画書、テスト実施要領及びテス

ト結果報告書を提出すること。 ・開発に必要な環境(機器、ソフトウェア、作業場所等)については、受注者の責任と負担におい

て、用意すること。 ⑥結合テスト・総合テスト・運用テスト ・総合チケットシステムの正常稼動を保証するためのテストとして、結合テスト・総合テスト・運

用テストを実施すること。 ・結合テスト・総合テスト及び運用テストについて、テスト方針、実施内容、及び実施理由を記述

したテスト計画書を及びテスト実施要領を提出し、振興会担当職員の了承を得ること。 テスト計画書及びテスト実施要領のいずれかに以下の内容を含めること。

Page 150: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

147

ア.個別開発組織及び受注者のテスト実施体制と役割 イ.テストに係る詳細な作業及びスケジュール ウ.テスト環境 エ.テストツール オ.テスト項目・テストシナリオ カ.合否判定基準

・各テスト終了時に実施内容、品質評価結果、残課題、品質指標(バグ密度及びテスト密度等)等

について、テスト結果報告書を提出し、振興会の承認を得ること。 ・各テストのために掛かる費用は、全て受注者が負担すること。 ・総合テストは、受注者が用意する施設において、実際に導入する機器を仮設した環境にて実施す

ること。 ・運用テストは、実際に導入する機器を振興会に設置した環境にて実施すること。 ・総合テスト・運用テストの確認に当たっては、開発プログラム等が仕様に適合し、かつ実稼動環

境で利用可能であることを確認できる評価指標及び合否判定基準を設定した上で実施すること。

特に、性能、キャパシティ及び負荷テストにおいては、「12.規模・性能要件(1)規模要件 ②利用者数」が、同時に利用した場合であっても問題が生じないことを確認すること。また、「12.規模・性能要件(1)規模要件 ③データ量」の想定される 大量まで達した場合であっても問題

が生じないことを確認すること。 ⑦受入テスト支援 振興会担当職員と協議の上、振興会が指定する事項について、受入テストの支援を行うこと。 以下に、受入テストにおいて、受注者が対応すべき事項を示す。

ア. 可能な限り本番環境に近いテスト環境の提供 イ. 可能な限り本番データに近いテストデータの提供 ウ. 2 ヶ月以上の十分なテスト期間の確保 エ. 新旧システムの運用結果の比較結果の提示 オ. 利用者の積極的な参画のための企画・周知 カ. 振興会の品質保証(確認)担当の参画のための企画・周知 キ. 受入テスト担当者に対するテストを実施するのに必要な仕様・操作等の教育

・受入テストのために必要な追加機器・ソフトウェア等については、受入テスト期間中は受注者が

提供し、テスト終了後に撤去すること。ただし、総合チケットシステムの実稼動に支障がない範

囲において、本調達機器を一次的に使用することは差し支えない。

(3)進捗管理方法 ・原則として週 1 回、振興会に対して進捗報告をすること。 ・進捗報告には、開発スケジュールと実際の進捗状況の差を明らかにし、その原因と対策を明らか

にすること。 ・振興会敷地内での作業に当たっては振興会の指示に従うものとし、作業終了後は報告書を提出す

ること。

Page 151: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

148

[3]移行 開発したシステムは、「15.システム稼動・開発環境」で利用することが可能となるように、移行作

業を実施すること。また、業務利用に必要なサーバー環境設定及びマスタ、データ設定等を全て行

うこと。 (1)業務継続性の確保

・振興会のチケット販売業務に影響を与えることがないよう、業務停止などの影響が少なく、安全

で確実な作業方法を優先すること。 ・振興会が承認した日時を除き、現行チケット販売業務関連システムの全個別機能を停止すること

なく、移行を行うこと。 ・チケット販売業務に関連するシステムの停止または個別機能の停止を伴う作業が避けられない場合

は、業務への影響を 小限とするため、チケット販売業務サービス提供時間外に行うことを基本と

して検討し、振興会の承認を得ること。 ・連携システムの機能停止が避けられない場合は、振興会担当者及び連携システム開発・保守業者と

協議のうえ、振興会のチケット販売業務の継続に支障が出ないように手配すること。 ・振興会担当職員が、総合チケットシステムへ移行をしないよう指示するデータ等を除き、現行チケ

ット販売業務関連システムが保有するデータ等については、全て移行し、完全に動作するよう受注

者の責任と負担で対応すること。 (2)責任範囲 ・移行のために振興会職員が行う作業は、振興会職員以外では作業不可能と振興会担当者が判断し

た作業にとどめること。 ・移行のために、振興会職員の作業が必要となる場合は、作業説明書を作成すること。 ・移行のために必要な追加機器・ソフトウェア等については、移行期間中は受注者が提供し、テスト

終了後に撤去すること。ただし、総合チケットシステムの実稼動に支障がない範囲において、本調

達機器を一時的に使用することは差し支えない。 ・業務の引継ぎ及びシステム切換作業に関わる協力依頼等、受注者が現行チケット販売業務関連シス

テムの保守・運用支援業者と調整が必要になる場合には、振興会から当該保守・運用支援業者に対

して依頼するが、当該保守・運用支援業者の作業により費用負担が発生する場合には、受注者の責

任と負担において対応すること。 (3)移行計画・設計 本調達は、インターネットチケット販売機能を先行移行し、その後、チケット管理機能を移行す

る段階的移行を想定している。以下の①~④は、移行作業毎に行うこと。 ①移行実施計画

・移行作業の実施中及び実施後においても、チケット販売業務の継続に影響することがない「移行

実施計画書」を策定し、振興会の了承を得ること。 なお、本システムの移行作業は、振興会が指定する日時及び設置場所とすること。

・移行作業時に想定されるリスクを抽出・分析し、回避、軽減等のリスク別緊急時対応計画を策定

し、移行実施計画書に含めること。

Page 152: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

149

・移行作業移の成否判定における予定値としてカットオーバークライテリア(本稼動移行への判定

基準)を定め、移行実施計画書に含めること。カットオーバークライテリアの項目は、可能な限

り定量的なものとし、第三者でも客観的に判断可能なものとすること。 ・移行作業時及び実施後暫くの間は、障害報告・問い合わせが多数発生することが想定されるため、

通常時より多くの要員、対応時間を確保すること。 ・「[2]開発方法(2)開発工程 ⑦受入テスト支援」の内容に対応した振興会による受入テストの

計画を移行実施計画に含めること。 ②移行設計書

・「移行設計書」を策定し、振興会の了承を得ること。移行設計書には、システム移行に係る設計と

して、ハードウェア・ミドルウェア・ネットワーク、プログラム及び環境設定等に関する設計と、

データ移行に係る設計として、データ変換、データクレンジング等に関する設計を含めること。 ③移行手順書

・準備・移行・導入作業及び動作確認等を対象とした「移行手順書」を策定すること。 なお、移行手順書には以下の事項を含めること。

ア. バックアップ等移行準備作業、移行作業を対象とした時間単位のスケジュール イ. 移行作業関係者(障害時に対応する保守・支援業者を含む)全ての関係者を含む作業体制図

及び連絡先一覧表 ウ. 納入機器情報(型式・製造番号・設置場所・IP アドレス等)及び作業に必要なID等の移

行資源管理一覧 エ. トラブル発生時の切り戻し手順及び切り戻しタイミング判断基準 オ.「[2]開発方法(2)開発工程 ⑥受入テスト」の内容に対応した支援振興会による受入テ

スト手順 ・システム移行・データ移行について、正確性及び効率性を考慮し、移行プログラムを作成するこ

と。また、移行後の検証作業についても、可能な限り移行プログラムの対象とすること。 ・可能な限り、移行作業を模した条件下において、個別移行作業単位で移行リハーサルを実施し、

移行手順、移行プログラムの信頼性、作業時間、体制、移行データの品質を確認すること。 ・リハーサルの結果等を基に移行手順書の内容及び移行プログラムが適切であることを検証し、検

証結果(リハーサル結果を含む)を提出のうえ、振興会の了承を得ること。 ④その他

・移行にあたりネットワーク・機器・チケット販売業務関連システムの保守・運用支援業者の作業

が必要となった場合、詳細な指示書を作成すること。指示書に不備があり障害等の問題が発生し

た場合は、受注者の責任と負担において速やかに解決すること。 (4)導入作業の実施 ・現行チケット販売業務関連システムと総合チケットシステムの共存が想定されるため、振興会業

務に影響がないように作業を実施すること。 ・障害等により本稼動させることで振興会業務への影響が大きい場合には、現行チケット販売業務

関連システムへの切り戻しを行うこと。なお、切り戻し作業については、受注者の責任と負担に

より行うこと。

Page 153: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

150

・導入作業時及び実施後暫くの間は、障害報告・問い合わせ・受入テストによる対応依頼が多数発

生することが想定されるため、通常時より多くの要員、対応時間を確保すること。 ①機器等の設置

・移行実施計画書に従い、機器等について、設置場所への搬入、据付、配線、調整、ネットワーク

接続、機器設定、ソフトウェア設定、実稼動させるのに必要な全ての作業を行うこと。また、各

機器の動作確認及び既設 LAN を含むネットワーク全体を使用した動作確認を行うこと。IP アド

レス等 LAN の接続に必要な情報等詳細は別途指示する。 ・機器等の接続に必要なケーブル類を用意し、ネットワーク接続を行うこと。配線は美観を損なわ

ないように注意すること。また、運用管理作業や通行の妨げにならないように、束ねるなど配慮

すること。 ・サーバー及びネットワーク機器等を設置するラックは既存のものを利用するが、ファン等の部品

等が不足する場合は、本調達内で導入すること。機器の設置は震度6強での転倒、移動、振動防

止の耐震構造を装備すること。 ・納入機器には、振興会担当職員が指示する機器番号、IP アドレスを明記したラベルシールを貼付

すること。貼付位置は別途指示する。また、当該ラベルシールとは別にサーバー機器及びケーブ

ル類には各機器のシステム上の用途やケーブルの接続先等の運用、管理に必要な情報を明記した

ラベル等を探さなくとも見える場所に付けること。 ・機器の接続に必要なケーブル類を用意し、ネットワーク接続を行うこと。配線は美観を損なわな

いように注意すること。また、運用管理作業や通行の妨げにならないように、束ねるなど配慮す

ること。 ・機器等を設置する際、ラック内に既存機器が設置されている場合、必要に応じてラック内の位置

の移動を行うこと。また、機器への配線の状況が悪い場合は、振興会の指示のもと整頓を行うこ

と。 ・納入時に、必要に応じて搬入導線の養生を行うこと。なお、振興会が必要と判断した場合は必ず

搬入導線の養生を行うこと。 ②機器等設置後の作業等

・梱包資材のうち振興会担当職員が不要と判断したものは納入後、責任を持って処分すること。 ・ネットワーク、機器間、電源の詳細な配線状況が把握できるような詳細配線図を作成すること。

なお、配線図の範囲は本調達で納入する機器が関連する部分全体とする。 ③総合チケットシステムの導入

・移行実施計画書に従い、設置した機器に総合チケットシステムを導入すること。 ・本システムの利用に際して、業務クライアント PC 等既存機器での設定が必要な場合は、振興会

と協議の上実施すること。 ③移行後

・本システムの導入により、システムを利用するクライアント及び振興会内の既設 LAN を含むネ

ットワークに不具合が生じた場合は、受注者の責任と負担で復旧及び改修を行うこと。 (5)利用者教育

「9.納入及び保守・支援実施場所」において、「18. 納品・検収・保証(1)納品期限」のシス

Page 154: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

151

テム導入日(平成 25 年 3 月 20 日)以降、振興会の求めに応じ、随時、下記の利用者教育を行うこと。

利用者教育に必要なクライアントは振興会側が用意するものとする。 ・「12.規模・性能要件(1)規模要件 ②利用者数」における本システムの業務クライアント PC 利用

者( 大 80 名)が、業務を円滑に行っていく上で必要な教育を実施すること。教育は東京、大阪の

両方で実施すること。 ・システム管理者(3 名)に対し、システム管理機能を習得し、システムの管理・維持を行っていく上

で必要な教育を実施すること。 ・システムのハードウェア(サーバー、クライアント)管理者(5 名)に対し、別途、ハードウェアの

管理及び振興会環境におけるソフトウェアの設定を中心とした教育を実施すること。 ・上記利用者教育において(6)ドキュメントにおける各マニュアルを準備すること。

(6)ドキュメント ・「7.納入内容 [1]納入物品一覧」の「システム開発」、「システム移行」に含まれるドキュメン

トを移行完了時までに振興会に提供すること。また、振興会の求めに応じて資料説明・修正を行う

こと。 ・「操作説明書(管理者用・利用者用)」、「システム設定書」、「システム運用書」、「システム機器設定

書」、「システム機器運用書」については、情報システムの知識を持たないエンドユーザーも利用する。

理解しやすいよう、専門用語を極力排除し、各操作手順において画面イメージを用いる等の配慮をするこ

と。 ・利用者教育の過程で振興会からの求めがあった場合、編集・追加等の措置に応じること。 ・振興会内に設置された業務クライアント PC にハード障害等が発生した場合に、当該クライアント PC の修理

後、正常に作動させるまでの詳細な手順を「システム運用書(クライアント用)」に掲載すること。 ・「システム運用書」、「システム機器運用書」には、本システム及び機器のシャットダウン及び起動に

ついての詳細な手順を記すこと。 17.受注者要件 ・本件は個人情報管理に高い信頼性を求めることから、受注者はプライバシーマークまたは ISO27001

の認証取得事業者であること。また、システムの品質管理において高い信頼性を有する ISO9001 の

認証を取得しているものであること。 ・平成 20 年 4 月以降に「販売先・在庫の管理を行う販売管理システム」及び「インターネッ

トを利用した販売システム」の開発及び保守を行い、納入した実績があること。 18. 納品・検収・保証 (1)納品期限 ・本システムは、インターネット予約機能(現行チケット販売業務関連システムとの連携機能を含む。

以下同じ。)及び自動発券機については平成 25 年 1 月 20 日までに導入し、その他全ての機能につい

ては平成 26 年 2 月 1 日までに導入し、2 ヶ月以上の振興会における検収期間を設けること。 ・導入日には、本システムが稼動するための環境構築、システム設定等、運用に必要なすべての作業

を完了させるとともに、検収のための動作確認に必要なデータを振興会担当職員と協議のうえ決定

Page 155: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

152

し、システムに登録すること。 ・インターネット予約機能及び自動発券機については平成 24 年 1 月 20 日までに、その他全ての機能

については平成 26 年 2 月 1 日までに、「11.システム構成・機能[8]データ移行・作成要件」に

おいて求める、全てのデータ登録を完了させること。 ・インターネット予約機能及び自動発券機については平成 25 年 3 月 19 日(火)までにその他全ての

機能については平成 26 年 3 月 31 日(月)までに移行データの確認を伴う本システムの検収を終え、

それぞれ平成 25 年 3 月 20 日(水)、平成 26 年 4 月 1 日(火)に本稼動するものとする。 ・上記日程は、業務上の都合等により、受注者と協議のうえ、変更する場合がある。

(2)納品物品 「7. 納入内容」を参照のこと。

(3)検収 ・受注者は、検収の基準となる仕様書、受入テスト項目、テストデータ、テスト方法及び検収期間等

を定めた「検査仕様書(案)」を作成し、振興会の承認を受けるものとする。「検査仕様書(案)」は

本仕様書で求める全機能について、システムの検査を確認できるものとする。 ・「検収仕様書(案)」については、振興会に説明を行い、テストデータ、テスト用の操作マニュアル

等の必要な資料等を提供すること。また、振興会より修正・質問等があった場合は即座に応じるこ

と。当該期間内に特段の異議がない場合、振興会は「検査仕様書」に基づく検収完了確認を行うも

のとする。 ・検収に含まれる受入テストを実施する際は、「16. 作業の体制及び方法 [2]開発方法 ⑦受入テ

スト支援」の支援を行うこと。 (3)保証

納入されたハードウェア或いはソフトウェアが本仕様書の規定或いは本仕様書に基づく協議結果に

適合しないことが判明したときは、振興会は、受注者に対し、瑕疵の修補又はこれに代わる損害賠償、

もしくは瑕疵の修補とともに損害賠償を請求することができることとする。 瑕疵の修補による場合、受注者は、その負担において、速やかに本仕様に適合するように機器の交

換、システムの調査及びプログラム等の修正又は調整を行うこと。必要な場合は関係する書類を修正

して提出すること。 19.保守・運用支援要件 (1)業務内容 ①総合チケットシステム保守・障害対応

②総合チケットシステム利用者支援

③総合チケットシステム運用管理支援

④資料の提出・作成、提案書及び情報提供

⑤その他

Page 156: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

153

(2)一般事項 ①保守・運用支援業務の統括責任者を配置し、全体の管理を行うこと。

②障害対応やオンサイト対応時にも駐在者の業務に支障がでないような体制を組むこと。

③振興会担当職員の負担軽減に配慮すること。また、保守・運用支援業務支援ツールを導入して作業

の効率化を図るとともに、状況やログ確認等により障害等の発生予防や再発防止に努めること。 ④本業務における全ての問い合わせ、作業依頼等に対して発生から完了までのコントロールを行い、

速やかに対応するための体制を整えること。対応による業務の中断を 小限に抑え、短時間で完了

するよう努めること。また、必要に応じて保守業者やハード機器ベンダー、ネットワーク業者等と

連携し、解決を図ること。

⑤運用・保守業務を 適かつ円滑に実施し、継続的・安定的な運用を実現するため、運用体制、業務

要件、対応基準、保守・運用マネジメント等に関するドキュメントとして、「運用計画書」及び各運

用の詳細な手順を明確にするための「運用手順書」を実稼動までに策定し、振興会の了承を得たう

えで提出すること。 ⑥「運用計画書」及び各「運用手順書」は、情報システムの知識を持たないエンドユーザーも利用する。

理解しやすいよう、専門用語を極力排除し、各操作手順において画面イメージを用いる等の配慮をするこ

と。 ⑦種別(障害、質問、要望等)、受付日時、対応期限、緊急度、優先順位、現在の対応状況、完了日時

等を管理し、常に 新の状況が把握できる仕組みとすること。 ⑧保守・運用支援業務に関して、依頼・質問等に基づき作業を行う際は、振興会の定める連絡票を使

用すること。連絡票の必要事項は全て記載し、必要に応じて 新の状況に更新を行うこと。 なお、重要案件、緊急対応を要する案件、障害については、提出時に振興会担当職員に報告・説明を

行うこと。 ⑨連絡票は、対応完了後2営業日以内に振興会担当職員の承認を受けること。また、連絡票は振興会

担当者の承認(内容確認)により完了する。承認状況一覧を作成し、業務完了状況を管理すること。

連絡票は作成時及び更新時、連絡票承認状況一覧は月例業務報告書と併せて毎月提出すること。 ⑩本業務で行われる障害対応、運用支援及び点検等の作業の際は、作業要領・タイムスケジュール等

について、詳細な説明文書を用いて事前に説明を行うこと。ただし、緊急の障害対応時はその限り

ではない。また、これらの作業完了時には詳細な報告文書を提出すること。 ⑪1 ヶ月毎に前月の作業内容について、報告会を実施すること。ただし、振興会が不要と判断した月は

この限りではない。

⑫受注者が保守業務の実施に必要な機器及びソフトウェアを受注者の負担において用意すること。 ⑬その他、保守・運用支援業務の実施にあたって疑義が発生した場合には、振興会に報告し、指示を

受けること。 (3)実施形態及び業務実施時間帯 ①各業務は、原則として下記の業務時間内に実施するものとするが、障害、業務に深刻な影響を及ぼ

す操作ミス等の緊急な対応が必要な場合は、その緊急度により個別に協議し対応すること。

Page 157: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

154

また、振興会の業務に影響を及ぼす可能性のある作業は、原則として業務時間外に実施すること。

ア.電話、電子メール及び FAX による対応

9 時 30 分~18 時 15 分(12 月 29 日から 1 月 1 日を除く) イ.駐在対応 振興会が指定する日(土日祝祭日を含む)の 9 時 30 分~18 時 15 分

ウ.オンサイト対応(定期リブート、計画停電対応及び障害対応等) 平日の 9 時 30 分~18 時 15 分。ただし、定期リブート、計画停電対応については振興会と協議の

上決定する。 ②原則として駐在対応及びオンサイト対応(障害対応等を除く)は隼町地区内において実施する。隼

町地区以外での現地での障害対応等の実績については、平成 19 年度から平成 22 年度までの間、1回発生している。

③本業務を行うための連絡窓口は電話、電子メール及び FAX についてそれぞれ一本化し、①‐アの業

務時間内に確実に連絡が取れる「支援体制及び連絡表」を振興会に提出すること。また、「支援体制

及び連絡表」には、業務時間外にも連絡が取れる緊急連絡先及び緊急連絡体制を明示すること。な

お、支援体制および連絡先は、振興会と契約を結んでいる他の業務がある場合は、共通のものとす

ることができる。 ④障害対応は、原則として連絡を受けてから 30 分以内に対処を開始し、オンサイトの場合は 2 時間以

内に現場での対処を開始するものとする。ただし、振興会に駐在している場合は直ちに対処を開始

するものとする。解決に時間を要する場合は、振興会と協議の上、対応を決定するものとする。 ⑤振興会の求めに応じて行う、情報の提供及び資料作成支援は、原則として 5 日以内に完了するもの

とする。対応に時間を要する場合は、概要及びスケジュールを提示し振興会と協議の上し、暫定資

料の提供等の対応方法を決定するものとする。 ⑥振興会内に駐在を要する日は、駐在前月末までに振興会と協議の上、決定するものとするが、概ね

月 10 日前後、1 年間あたり合計 90 日以内とする。ただし、定期リブート、計画停電対応及び障害

対応等におけるオンサイト対応はこの日数に含まない。 ⑦駐在者は①-イの業務時間内に隼町地区内の振興会指定の場所に待機し、(5)~(8)の業務に対

応すること。業務時間内に対処を完了することができない場合は、振興会と協議の上、対応するも

のとする。

(4)駐在者及びオンサイト対応を行う担当者の要件 ①ネットワークの運用管理に関する十分な知識と技術力を有すること。 ②サーバーの運用管理に関する十分な知識と技術力を有すること。 ③パーソナルコンピューター(以下、「PC」という)の OS(Windows 及び MacOS)、アプリケーシ

ョン(Word 等)、周辺機器に関する技術、製品知識を有すること。 ④ネットワークセキュリティに関する知識を有し、対処を実施できること。 ⑤本システムの保守・支援を行うに当たり必要な仕組み・操作等についての技術を有していること。 ⑥振興会のチケット販売業務を十分に理解していること。

※⑥については、契約後にチケット販売業務に関する資料を提供する。

Page 158: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

155

(5)保守・障害対応

連絡票の作成、切り分けから障害復旧、動作確認、報告までを一体として行うこと。

①障害検知、切り分け

ア.障害検知・切り分けを行うためのガイドラインを作成し、迅速な対応を実現すること。

イ.障害発生の連絡を受けた場合は、状況を調査し、振興会と協議の上、対処策を講じること。修復

にあたっては作業予定を振興会に提出すること。

ウ.障害の原因を切り分け、障害原因となった部位の保守担当業者等と連絡をとり、早期の復旧を実

施すること。

エ.対処策の実施に際し、振興会の業務に影響を及ぼす可能性のある作業は、原則として業務時間外

に実施すること。対処策を講じた後、障害報告書を振興会に提出し、必要に応じて今後の対策を

協議すること。

②障害修復

ア.本システムに係るハードウェアに障害が発生した時は、本調達の範囲内で遅滞なく修理し、又は

欠陥のないものと交換すること。

イ.ソフトウェアに起因する障害については速やかにプログラムの修復を行うこと。緊急の場合は、

修正プログラムのデータ送信、もしくは振興会内におけるデータ修正作業により、 も早く復旧

が見込まれる方法で対応すること。

ウ.修正ソフトウェアは、テストを行い、正常に動作することを確認のうえ適用すること。また、障

害時に破損したデータも可能な限り修復すること。データの復旧が不可能な場合は、振興会と協

議をして対策を講じること。

エ.障害修復に際し、振興会の業務に影響を及ぼす可能性のある作業は、原則として業務時間外に実

施し、業務に支障のないよう配慮すること。

オ.ソフトウェアの修正と同時にマニュアル等のドキュメントの修正を行うこと。

カ.ソフトウェア修正によって派生する新たな環境設定を行うこと。

キ.障害の原因究明と対策の実施に時間を要する場合は、概要及びスケジュールを提示し暫定の運

用手段等を振興会担当職員に説明の上、その承諾を得た上で、対処すること。

③システム復旧

障害原因となった部位の保守担当業者が対処を完了した後、本システム及びデータを障害前の状

態に復旧するために必要なすべての作業を行うこと。

④障害分析

発生した障害を分析し、原因及び今後の改善策を振興会に報告すること。

(6)システム利用者支援

①受付

本システム利用者から本システムに関する問合せを受け付け、指導または回答を実施すること。

ア.本システムの故障・不具合時等の問合せ対応

イ.本システムの操作・設定等に関する問合せ対応

Page 159: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

156

ウ.本システムの仕様に関する問合せ対応

エ.本システム関連ソフトウェア、ハードウェア利用に関する問合せ対応

オ.本システム及び本業務への利用者から変更・改善要望 等

②障害対応及び回復支援

ア.問合せの内容が障害の発生である場合は、直ちに(5)の障害対応を実施すること。

イ.操作ミスに係わるデータの修復等、回復支援を行うこと。

ウ.問診で障害の切り分け、回復支援ができない場合は、振興会担当職員と協議の上、調査、切り

分けを実施すること。

③操作研修

新たに配置されたチケットシステム利用者等に対し、振興会の指定する場所(隼町地区)でチケ

ットシステム操作研修を行うこと。研修は 1 年間あたり 2 回以内とし、1 回あたりの研修者は 10 名

程度とする。

④FAQ の作成

操作方法、設定変更方法、不具合対応等の問い合わせ及び対応情報を蓄積し、FAQ を作成して、

振興会に提供すること。また、内容は1ヶ月毎に見直し、更新があればその都度提供すること。内

容については、システムに不慣れな利用者でも分かるものとすること。

(7)運用管理支援

①システム維持管理業務

ア.システム環境の情報等について、現状の状態を把握し、管理すること。

イ.システムの稼働状況及びリソースについて管理し、システム全般の品質管理に関わる作業を実

施すること。また、システムのプログラムソースについては、バージョン管理及びリソース管

理を適切に行い、障害復旧等の際に不具合のないようにすること。

②セキュリティ対策

ア.本システムにおいて機密性、完全性、可用性の視点から網羅的に十分なセキュリティ対策が講

じられているか否かチェックし、講じられていない場合は、振興会に連絡し対処策を協議した

上、対策を講じること。

イ.ウィルス等に感染した場合は、影響を把握し、振興会と協議のうえ、処置方法の検討、処置を

実施すること。

③ハードウェア及びソフトウェアのバージョンアップ等

本システムのハードウェア及びソフトウェアについて、セキュリティパッチ及び機能追加版(バ

ージョンアップ)の提供が可能なものについては、プログラム等の評価を行った上で、振興会と協

議し必要とされた場合は、提供及び適用を行うこと。

④定期リブート

定期的なリブートを要するものは、振興会と協議の上、計画書及び手順書を作成し、適宜停止、

再起動を実施すること。リブートは業務時間外に実施するものとする。

⑤停電対応

ア.計画停電に際して、本システムサーバー等機器の停止及び電源復旧後の機器およびシステムの再

Page 160: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

157

起動をオンサイトで行うこと。計画停電終了後の再起動及びシステム全体の動作確認を行い、シ

ステム全体が正常に動作していることを確認すること。

イ.本業務にあたっては、本システムの運用環境を詳細に把握し、振興会の業務に支障が出ないよう

に、関連機器及びシステムの保守業者等と協力すること。

ウ.停電時のシステム停止から復旧、動作確認までの手順を「停電時対応手順書」として作成し、振

興会に提出すること。

エ.計画停電対応の連絡は、振興会から原則として 3 日前までに行うので対応すること。計画停電の

過去の実績は、毎年 7 月 1 日に実施する定期計画停電を含み、平成 20 年度 1 回、平成 21 年度

2 回、平成 22 年度 1 回である。 オ.不意の停電が発生し、システムがシャットダウンした場合には計画停電時と同様の再起動をオン

サイトで行うこと。 ⑥通常と異なる運用時の対応

年末年始等の長期の休日、停電など通常と異なる運用時に、チケット販売業務(チケット販売業

務関連システムとの連携機能及びチケット販売業者関連業者へのデータ提供等を含む。)に影響がで

ないように必要な作業を行うこと。

⑦データ調査、変更、削除及びデータベース再編

ア.振興会の要請に応じてチケットシステムのデータ調査を行い、必要な場合にはデータの変更等適

切な処置を行うこと。

イ.公演終了後、振興会と協議の上、公演データ等の削除を行い、必要に応じデータベースを再編す

ること。

⑧運用変更対応

振興会が本システムの運用を変更する場合、必要に応じて画面の調整、設定及びプログラム改修

等の作業を行うこと。

⑨本システム動作確認及び検証作業支援

本システム及びシステム環境に変更があった場合の動作確認、及び検証作業を行うこと。

⑩本システムマスタデータ設定対応

振興会の求めに応じ本システムのマスタデータの設定を行うこと。

⑪運用管理支援に必要な作業マニュアルの作成

本システムの運用管理支援に必要な作業マニュアルを作成し、常時、 新の状態に維持すること。

また、振興会の求めに応じて提供すること。

(8)資料の提出・作成、提案書及び情報提供

①月例業務報告書

1 ヶ月毎に前月の作業内容について、月例業務報告書を作成し提出すること。月例業務報告書には、

問題・課題の提起及び具体的な改善の提案を含めること。

②提案書

振興会がチケット管理業務の変更等により本システムの改修が必要と判断した場合、または本シ

ステムについて改善すべき点を発見した場合は、振興会の要請に応じ、機能要件を整理した上、提

Page 161: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

158

案書を作成し、振興会に提出すること。

③本システム等に関する情報提供・企画支援

本システム及び関連システムについて、振興会からの求め(質問、資料の確認等)に応じ、情報

の提供や助言、資料作成等(システムの動作条件、機器、ソフトウェア等に関する情報提供、本シ

ステムのデータ調査・抽出、業務フロー作成等)を行うこと。必要に応じて、保守業者やハード機

器ベンダー、ネットワーク業者等、他ベンダーに照会・資料要求を行うこと。

④チケット管理業務の見直し等に関する情報提供・企画支援

チケット管理業務に関連するシステムの将来的な在り方、運用等に関する情報提供等チケット管

理業務に関連するシステムの将来的な在り方、運用等に関して、振興会からの求めに応じ、下記の

情報の提供や助言、資料作成等を行うこと。

ア.システムのプログラム、インターフェース、運用、保守に関する情報

イ.システムのデータ、テーブル、画面、帳票等の内容、数量等の情報

ウ.システム構成機器(サーバー、クライアント、ネットワーク機器)の機能、性能、設定等に

関する情報

エ.上記ア~ウに関連するその他の情報(必要工数、著作権、SLA、保険等)

(9)その他

①保守・運用支援を行うにあたっては、チケット管理業務の他、振興会の業務に対する影響を考慮し、

必要であれば業務時間外に対応を行うなど極力業務に支障が出ないよう配慮すること。

②振興会の求めに応じて、報告会、打合せ等を開催すること。 ③チケット管理業務の運用、チケットシステムのソフトウェア(プログラム改修等を含む)・ハードウ

ェアに変更があった場合は、変更部分を保守・運用支援の対象に含めること。 ④遠隔操作による保守を行う場合には、あらかじめ定めた方法により振興会情報セキュリティ責任者

の認可のもとに行うこと。遠隔保守を行うにあたり、必要な設定及び費用等につては全て本調達の

範囲とすること。 ⑤サーバーについて、年に 1 回以上定期点検を行い、詳細な報告書を提出すること。点検の範囲は、

内部/外部部品の清掃、不良部品の交換、エラーログ確認とする。 ⑥サーバー機器について、定期及び故障等により部品交換(ハードディスク、UPSバッテリーを含

む)をする場合は、部品費用を含め本契約の中で交換作業を行うこと。 ⑦本業務の結果、不具合が生じた場合は原則として連絡を受けてから 30 分以内に対処を開始し、オン

サイトの場合は 2 時間以内に現場での対処を開始するものとする。ただし振興会に駐在している場

合は直ちに対処を開始するものとする。これに必要な費用は本調達に含める。 ⑧保守・運用支援業務の結果、チケットシステムのソースプログラム、設計書、マニュアル等に変更

が生じた場合は、修正を行ったものを振興会に納品すること。プログラムは、ソースプログラム、

実行形式プログラム、利用環境等を定義するファイル、コンテンツを含め、本件改修部分を含むチ

ケットシステム全体のプログラムとする。 ⑨振興会の保管するソースプログラム、設計書、マニュアル等に実際との齟齬、誤り、不足がある場

合には各資料を修正、補完すること。

Page 162: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

159

⑩その他、本システムを円滑に運用する上で必要な事柄がある場合は、振興会に提案し、承諾を受け

た上、本調達内で行うこと。 ⑪振興会の求めに応じて保守・支援業務内容の引き継ぎを行うこと。引き継ぎは、引継ぎ資料を作成

のうえ、本業務を引き継いだ者が同等の作業を行うことができるように漏れなく引き継ぐこと。 引継ぎ時期は、振興会と協議のうえ決定するが、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間」中

とし、引き継ぐ者が、引継ぎ業務開始日までに引継ぎ内容を習得可能な時期とする。 20.賃借期間満了後の取り扱い ①本調達に関する納入物については、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間」満了後 1 か月以

内に、受注者に返還されるものとする。返還の日程についてはあらかじめ振興会と調整を行うこと。 ②受注者は、①期間内にサーバー等のハードウェアの引き上げ、及び室内の原状復帰を行うこと。そ

の際は、本システムのデータ全てを振興会が指定するメディアに保存したうえで、振興会敷地内に

おいて、HDD 及び本システムの運用で使用した記録媒体等に保存されたデータの消去を行うこと。

消去レベルは米国国防総省準拠方式とする。当該作業はすべて本調達の範囲内で行うものとする。 なお、賃貸借期間の満了に関わりなく、故障修理等によるハードディスク装置等記憶媒体交換後も

同様の消去を行うこと。 ③振興会は、「8.賃貸借及び保守・運用支援業務実施期間」満了日の 3 か月前までに、書面での意思

表示をもって、本システムの賃貸借、及び「19.保守・運用支援要件」による保守の契約延長ができ

るものとする。契約延長は 1 年間程度を想定している。延長料金については、別途協議するが入札

時の人日単位を基本とするものとする。 21.再委託

・受注者は、受注業務の全部または主要部分を第三者に再委託することはできない。受注業務の一部

を再委託する場合は、事前に、再委託先業者名、再委託の内容、提供する情報の内容、再委託先の

管理方法等を具体的に記載した文書を振興会に提出し、書面による承認を受けること。受注者は、

機密保持、知的財産権等に関して本仕様書が定める受注者の債務を再委託先業者も負うよう、受注

者と同様の守秘義務を遵守させる契約を締結し、必要な処置を実施のうえ、振興会に報告し、承認

を得ること。なお、第三者に再委託する場合は、その 終的な責任を受注者が負うこと。

・保守・支援業務について、受注者以外の者をもって業務の一部に従事させる場合には、事前に当該

者の技術力、実績等を提示するとともに、振興会の了承を得ること。

22.その他 ①本仕様書の内容の具体的な実現方法については、必要に応じて実現案を提示するとともに、振興会

の指示に従うこと。

②受注者は、振興会の服務規程及び情報セキュリティポリシーを遵守し本業務を実施すること。

③受注者は、振興会LANへの情報機器の接続等にあたっては、振興会の指示に従うこと。

④受注者、業務に携わる者は、日本語による円滑なコミュニケーション能力を有し、かつ、協力的な

姿勢及び良好な関係が保てること。

Page 163: (案) 平成24~29年度 総合チケットシステム開発及びシス … ticketsystem siyousho.pdf現行チケット販売業務関連システムから総合チケットシステム

160

⑤振興会は、受注者に対して本業務遂行に関して問題があると判断した場合、異議を申し立てること

ができる。受注者は、振興会から異議申し立てを受けた場合、受注者側で問題の把握、業務に携わ

る者の交代等改善策の検討を行い、振興会と協議の上、改善策を実施すること。

⑥本件により受注者が作成、納入した成果物の全ての著作権(著作権法第 27 条、同第 28 条に定める

権利を含む)を振興会に譲渡すること。また、著作者人格権を行使しないこと。

⑦受注者は、本業務の実施に伴い知り得た振興会に関する事項に関し、許可なく他に開示しないこと。

本契約終了後も同様とする。また、当該事項が掲載された資料及びデータ(その複製物を含む)等

は本契約における目的の終了時、または振興会からの返還の要求があるときは、直ちに返却するか、

情報が漏えいしない方法により破棄すること。

⑧受注者は、本仕様書に記載なき事項であっても、本業務遂行に必要と認められる事項については、

振興会と協議の上、誠意を持って対応すること。

⑨本業務に基づき行う全ての作業、回答、提案及び情報提供にあたっては、その内容・結果に責任を

持ち、振興会の業務に支障のないようにすること。

⑩経済産業省が公表している「情報システムの信頼性向上に関するガイドライン」の 新版に準拠し

た業務・作業を行うこと。

⑪本業務を適正かつ確実に実施するため、各業務内容について、「14.SLA」以外についても必要に

応じて SLA を振興会との協議により定めること。 ⑫本仕様書に基づく納入物品については、製造者の如何に関わらず、 終責任を負うこと。 ⑬本仕様に係わる経費はシステム及び機器の開発、ネットワーク及び既存サーバー群の調査及び変更、

機器及びシステムの保守、必要なソフトウェアライセンス(サーバー証明書等含む)の取得、賃貸

借期間満了後の機器の返還等、全ての事項を含むものとする。