Hosokawa 0211

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個人制作による音楽コンテンツの インターネットを通し 楽曲提示方法の研究 バイオ情報メディア研究科メディアサイエンス専攻 G3109021 細川慎一

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同期の兄ちゃんのスライドだよ

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個人制作による音楽コンテンツのインターネットを通し

楽曲提示方法の研究

バイオ情報メディア研究科メディアサイエンス専攻G3109021

細川慎一

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研究背景 個人制作による音楽コテンツである同人音楽の増加

動画投稿サービスなどを通じて公開

自分の曲が埋没してしまう

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同人音楽とは 個人の自主制作による音楽作品

「同人イベント」とよばれるイベントを中心に発表

制作者と聴取者が対面で作品を売買

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同人音楽イベントM3の参加状況

• 2011年では約1000団体が参加

• 13年で約14倍の規模へ成長

井手口彰典:同人音楽とその周辺新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念, 株式会社青弓社, 東京, 2012

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同人コテンツの動向

• 2012年では約35000団体が参加

• 来場者55万人の規模へ成長

コミックマーケットの現状と海外参加者コミックマーケット準備会共同代表市川孝一http://www.comiket.co.jp/info-a/C77/C77CMKSymposiumPresentation.pdf

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問題提起 同人音楽の分野で発表される楽曲が増加

なんてかけばいい?

自分の作品を知ってほしくても埋没してしまう

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研究方法 事例調査 同人音楽の歴史と現状の調査

同人音楽の制作者が利用する既存サービスの調査

調査結果に基づく楽曲提示手法の提案

評価用テストシステムの実装

評価用テストシステムを用いた評価アンケート

アンケート結果の分析

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同人音楽の拡大の背景

1988年 ローランドよりミュージくん発売 個人に音楽制作環境が提供

1990年代後半 CD-Rが一般化 個人で自主制作によるCDが制作可能に

2000年代よりブロードバンドが普及 動画投稿サービスの登場

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既存のサービスの機能

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杉本のインタビュー メモ

受動的な音楽聴取がひつよう

ランキングに頼りすぎている

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楽曲提示手法の提案 新規に参加する制作者→無名

まだ知られていない作家→再生回数0

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評価用テストモデルの実装 リスト

視聴管理

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テストモデルの増加

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評価アンケート アンケート回答者 同人音楽制作を行っている制作者19名

アンケート回答環境 制作者のPCよりウェブサイト上のアンケートフォー

ムより回答

評価手順 回答者に実際に評価用システムを使用してもらいア

ンケートに回答

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回答者の傾向

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自由記述による回答 再生回数の少ないものから再生されるのは有効である

聴取者自身のバイアスがかからないのではないか?

知名度による偏りが無いのではないか?

新規に参加する制作者が露出しやすくなるのではないか?

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自由記述による回答 再生回数が大きくのびた場合、露出しにくくなるので

はないか?

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同人音楽イベントM3の運営インタビュー

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考察

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展望

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質疑応答

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既存サービスへの不満

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既存サービスへの不満

不満有りと回答した63%の自由記述回答の分析

ニコニコ動画

• ランキング上位や知名度のあるものへ偏る

• 二次創作によるアレンジ楽曲が人気を集め、オリジナル曲が認知されない

• アップロード時に動画を作らなければならないのが負担

YouTube

• 知名度がなければ検索されないため存在を認知されない

• アップロード時に動画を作らなければならないのが負担