昭和 年 月 日　第 種郵便物承認 年（平成 年） 月 日（ ）広島県医師会速報（第 号）

ひろしま医療情報ネットワーク（ＨＭネット）参加医療機関の公募要項

　ひろしま医療情報ネットワーク（以下、HMネット）の参加医療機関を募集します。今回の募集は、診療情報開示システムに参加した病院の診療情報の参照を希望する医療機関やグループウェアの利用を希望する医療機関が対象となります。　なお、平成 年 月までに参加した医療機関には、参加初期費用と平成 年 月までの維持費が免除されます。また、免除対象は先着で 医療機関となります。

．公募対象

　診療情報開示システムに参加した近隣病院の診療情報の参照、モデル 地域のパイロット事業のグループウェアの使用、今後新たに構築されるグループウェアの使用、等を希望する医療機関。

．参加によって利用可能となるコンテンツ

敢　近隣の診療情報開示病院の診療情報を参照できる（別表 ）。柑　モデル 地域で稼働中のグループウェアや今後県医師会、地区医師会、任意団体等で構築されるコンテンツが使用できる。　　（地域連携サイバーパス、オンライン検査予約システムなど）桓　HMネットのVPNをオンラインレセプトに使用できる。

．　応募前提条件

敢　「ひろしま医療情報ネットワーク利用規定」、「他医療機関の情報閲覧に関する規約」等の各種規定、規約を遵守できること。柑　診療情報開示病院が個別の契約を要求する場合はそれに応じること。桓　HMネット参加用回線としてインターネット回線を有すること。棺　診療情報参照のためのPCを有すること。款　地域における病診連携の推進に協力していただけること。歓　希望する患者に対する「地域共通IDカード（HMカード）発行事業」および「名寄せ事業」に可能な範囲で協力すること（運用詳細未決定）。汗　以下の初期費用および維持費用を負担することに同意すること。・インターネット回線の初期費用と維持費用・自施設の任意でセキュリティ装置を追加設置する場合、その初期費用と維持費用・USBトークンの追加費用と追加分の平成 年度の維持費用、および平成 年度以降の全維持費用・参照用ルータを用いてHMネットに参加する場合、ルータの初期費用と設置調整費および維持費用・バーコードリーダー（診療情報開示カードおよびHMカード読み取り用）を追加する場合の追加分費用　※バーコードリーダー 台は平成 年 月末までに参加する施設には無料支給。・シールプリンター（HMカード作成用）を追加する場合の追加分費用　※シールプリンター 台はHMカードを発行する医療機関に限り無料支給。・利用者数に応じたユーザーアカウント月額管理料（別表 ）

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．　HMネット参加に必要な諸設備の最小構成、費用、および今回の補助範囲

　 － 　HMネット参加用接続設備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：円）　　接続基本設備（USBトークン）

維持費用初期費用数　　量

※

基本月額， ／月

（H 年 月分まで無料）

， ／本（H 年 月末日までに参加し

た場合は無料）本初期

USBトークン自費

， ／本／月有料， ／本追加本数分追加

修理・買い換えは自費

， ／台（H 年 月末日までに参加し

た場合は無料支給）台初期バーコードリーダー

（情報開示カードとHMカードの読取り用）

自費追加台数分追加

自費自費一式インターネット回線

自費自費一式自施設の任意で設置するセキュリティ装置

自費自費一式端末PCのセキュリティソフト

※ ：施設内の ヵ所以内のPCからHMネットに接続する場合に適する方法で、診療所や有床診療所、小規模病院向けの接続方法。

接続設備オプションプラン　（中〜大施設用　参照用ルータ設備）　接続設備として、USBトークンの他に、施設内の多くの場所に設置したPCからHMネットに接続する場合に適する方法で、中～大病院向けの接続方法がある。　参照用ルータ設置調整費は、病院のセキュリティーポリシーや院内ネットワークの環境で異なる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：円）

維持費用初期費用数　　量

自　　費Ａ：　， /月Ｂ： ， /月

有料貸与Ａ： ，Ｂ： ，

一式一式

参照用ルータ設備　Type A（アクセス 以下）　Type B（アクセス無制限）

自　　費， ～　　

　　　 ，一式参照用ルータ設置調整費

　 － 　HMカード発行関連設備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：円）維持費用初期費用数　　量

修理・買い換えは自費

， /台（H 年 月末日までに参加し、実証実験段階からHMカード発行に協力する施設に支給）

台初期HMカード発行用シールプリンター

自費追加台数分追加

追加分自費（ ， /本）支給本シールプリンター用テープ

支給予定支給枚HMカード台紙

※HMカード発行用PCは自院のHMネット参照用PCを使用する。

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表 ：診療情報開示予定病院一覧開示開始予定医　療　機　関　名地　区　名

H ．医療法人社団まりも会　ヒロシマ平松病院

広 島 市

H ．　広島赤十字・原爆病院

H ．国家公務員共済組合連合会　吉島病院

H ．　医療法人あかね会　土谷総合病院

H ．国家公務員共済組合連合会　広島記念病院

H ．　医療法人光臨会　荒木脳神経外科病院

H ．医療法人社団曙会　シムラ病院

H ．　公益財団法人 広島原爆障害対策協議会

H ．　独立行政法人 労働者健康福祉機構 中国労災病院呉 市

H ．　福山市民病院福 山 市

H ．　公立学校共済組合　中国中央病院

H ．　広島県厚生農業協同組合連合会　尾道総合病院尾 道 市

H ．　独立行政法人 国立病院機構 広島西医療センター大 竹 市

H ．マツダ株式会社　マツダ病院安芸地区

H ．広島市医師会運営　安芸市民病院

H ．　広島県厚生農業協同組合連合会　廣島総合病院佐伯地区

H ．　広島医療生活協同組合　広島共立病院安 佐

H ．市立三次中央病院三次地区

H ．　寺岡記念病院府中地区

表 ：ユーザーアカウント月額管理料（参照施設用）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：円）

月額管理料（消費税込み）ユーザーアカウント数　　　　　　　　　　　　　　　追加ユーザーあたり　　　　 ～　施設あたり　　　　　　 ，　 ～　　　　　　　　　　　　　，　 ～　　　　　　　　　　　　　，　 ～　　　　　　　　　　　　 ，　 ～　　　　　　　　　　　 ，～　　　　　　　　　　　 ，以上

※追加ユーザーアカウント数 以下の場合は ユーザーアカウントごとに追加月額 円とする（例：追加ユーザーアカウント数の場合、追加月額は × ＝ ， 円）。　ユーザーアカウント数 以上の場合は、ユーザーアカウントの数により固定料金とする。ただし、追加ユーザーアカウント数 以上の施設では、施設内のユーザーの入退会に関する管理、施設内で発生する質問事項への対処、センターへの連絡等の業務を行う責任者を置くこと。

．　提出書類備　　考提出部数提　　出　　書　　類

HM申－ひろしま医療情報ネットワーク参加申請書

HMア－ひろしま医療情報ネットワーク参照施設向けアンケート

HM誓－他医療機関の診療情報閲覧に関する誓約書

※開示開始予定時期は変更される場合がある。

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．　その他敢　提出された申請書等は返却しない。柑　選定にあたり、事務局から内容について質問や確認をすることがある。桓　本件に関し、県医師会から受領又は閲覧した資料等について、県医師会の了解なく公表または使用してはならない。棺　当申請に係る経費は自院が負担する。

．　提出先及び問合せ先　　　広島県医師会　広報情報課（坂口、角田、桑原）　　　　〒 ‐ 　広島市西区観音本町‐‐ 　　　　　TEL： ‐ ‐ /FAX： ‐ ‐ 　　　　　E-mail：koubo@hm-net.or.jp

　公募要項及び提出書類は以下のホームページからダウンロード可能です。　　URL： http://www.hm-net.or.jp/koubo/koubo.zip

（用語説明）　●VPNとは？　　Virtual Private Networkの略。

　我々が通常利用しているネットワーク回線は、誰でも利用可能なネットワークで安価である一方、誰でも利用可能なためセキュリティの面で「なりすまし」や「盗聴」などの危険が多い。その一方、利用者のみ通信できる専用の回線を設置する方法もあるが、専用線を設置するため、初期費用や月額の維持費用が非常に高額になってしまう。　VPN技術とは専用回線ではなく、我々が通常利用している安価なインターネット回線をUSBトークンやルータ型接続（後述）により、あたかも専用回線のように使用する技術で、我々のHMネットもこの技術を使用しているが、HMネットのVPNはオンラインレセプトにも利用できる。

　●USBトークンとは？　VPN網を構築するために必要な鍵情報がUSB内に格納されており、このUSBトークンをインターネットPCに挿し、ユーザーIDとパスワードを入力することで、HMネットが提供するVPN網に接続することができる。

　USBトークンによる接続方法の長所は手軽なことで、例えば医師が自宅のPCから、自院のデータを見る場合にも使用することもできる（院内のポリシーに準じて患者認証構造が構築されている場合）。短所はUSBトークン 本ごとに使用料がかかるため、HMネット利用者の多い施設では維持費が高額になる点と、多数のUSBトークンの管理が非常に煩雑で紛失の危険も生じうる点である。

●ルータ型接続（参照用ルータ）とは？　ルータ型接続はUSBトークンによる接続の問題点を解決するVPN接続設備である。

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　施設内にHMネットに接続する参照用ルータを 台設置することで、その配下のPCがすべてUSBトークンを使用せずにHMネットに接続できるようになる。病院等のセキュリティポリシーが許せば、施設内の電子カルテ端末からでもHMネットに接続可能となる。ルータ型接続の長所は、HMネットを利用する端末PCが多い施設では、USBトークンによる接続よりも月額利用料が大幅に安価になるという大きな長所がある。一方、参照用ルータのある施設内でしか使用できない、通常のインターネットを併用することは通常では困難、といった短所もある。　なお、今回、広島県医師会で用意した参照用ルータには同時接続数の違いから以下の タイプがある。

●地域共通IDとは？　HMネットで管理する患者情報の固有識別ID。HMネットで発行するHMカードに 次元のQR

HMネットへの同時接続数が『 以下』Type A

同時接続数が『無制限』Type B

コードとして暗号化して格納している。　地域共通IDは、複数の医療機関ごとに発行されている異なる患者カルテ番号とその配下にある診療情報を紐付けるために利用するIDである。当座は各種地域連携パスやがん登録など、共通番号を付することが有効なアプリケーションに使用するが、将来はオンライン電子お薬手帳や災害対策システムに応用する。　HMネットでは、地域共通IDを発行する際、患者のカナ氏名、生年月日とともに患者が容易に暗唱しうる つのキーワードを基本情報に含めて登録する。これにより、同姓同名患者の識別やHMカード不携行者のデータへの到達が可能となる。　また運用上、地域共通ID発行（＝HMカード発行）に関する申請書が当該患者のデータをセンターサーバーで管理することの個別同意書となる。

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