MAX 10 の汎用 I/O のユーザーガイド...1.2 MAX 10 I/O バーティカル・マイグレーション・サポート 図 -1: MAX 10 デバイス・マイグレーションの範囲
HATS V85 02...
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Rational Host Access Transformation Services (HATS)V8.5 新機能ガイド
マイグレーション
IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
2マイグレーション
マイグレーション手順
(前提) HATS V8.5がインストール済みであること
1. プロジェクトのインポート
a. エクスポート済みプロジェクトのインポート– 事前に前のバージョンのプロジェクトをZIP形式でエクスポートしておき(付録の「マイグレーションの準備」参照)、HATS V8.5のワークスペースへインポート� WAR + EAR部分をエクスポート → インポート
b. 既存ワークスペース上のプロジェクトのインポート– 既存ワークスペース上のプロジェクトをHATS V8.5のワークスペースへインポート
c. 既存ワークスペースの使用– HATS Toolkit起動時に前のバージョンで使用していたワークスペースを指定してHATS
V8.5 ワークスペースとして使用
2. Rational SDP ワークスペースのマイグレーション
3. プロジェクトのマイグレーション
※マイグレーションしたプロジェクトを元に戻すことはできないので注意
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3マイグレーション
HATSプロジェクトのマイグレーション (1/5)
� 既存のHATSプロジェクトをマイグレーションするためには、既存のHATS プロジェクトをHATS V8.5のワークスペース内に配置する必要がある
�以下のいずれかの方法でワークスペースにHATSプロジェクトを取得– コード・リポジトリー(CVSやRational ClearCaseなど)からプロジェクトをチェックアウト
– HATSプロジェクトを以下の手順でインポート� HATS Toolkitメニュー・バーの「ファイル」から「インポート」を選択
� 「一般」→「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択
� 現行のRational SDP(以下、RSDP)ワークスペースとして、古いバージョンのRSDPワークスペースを指定可能
�RSDPワークスペースをマイグレーションする– RSDPのマイグレーションについての詳細は、ご使用のRSDPのヘルプを参照
�ワークスペースのマイグレーションが正常に完了したら、HATSプロジェクトをマイグレーション可能
�ただし、可能な限りHATSプロジェクトをマイグレーションする際は、新規ワークスペースで行うことが推奨
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4マイグレーション
� 「ファイル」 → 「インポート」を選択
� 「一般」を展開し、「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択
a. エクスポート済みプロジェクトのインポート
マイグレーションしたいプロジェクトを選択。
マイグレーションしたいプロジェクトを選択。
EAR とWAR を選択。EAR とWAR を選択。
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5マイグレーション
b. 既存ワークスペース上のプロジェクトのインポート
1. Rational SDP を起動し、「ファイル」 → 「インポート」を選択
2. 「一般」 → 「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択
3. ルート・ディレクトリーを指定
4. EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方を選択
� EARプロジェクトに関連付いたWARプロジェクトはすべて選択する
5. 「終了」をクリック
EAR とWAR を選択。EAR とWAR を選択。
既存ワークスペースのディレクトリーを選択。
既存ワークスペースのディレクトリーを選択。
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6マイグレーション
� Rational SDP 起動時に、前のバージョンで使用していたワークスペースを
指定
� 前のバージョンのプロジェクトが残っているのでダイアログが表示される※このダイアログは、ワークスペースを開いたときにHATS V8.5 になっていないHATSプロジェクトがある場合に表示されます。
�ダイアログの内容を読み、「OK」をクリック
c. 既存ワークスペースの使用
前のバージョンで使用していたワークスペースの場所を指定
前のバージョンで使用していたワークスペースの場所を指定
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7マイグレーション
Rational SDP ワークスペースのマイグレーション� プロジェクトをワークスペースにインポートしたとき、または前のバージョンのワークスペースを指定したときに自動的にウィザードが起動される
※元のプロジェクトのターゲット・サーバーがHATS V8.5で未定義の場合
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8マイグレーション
プロジェクトのマイグレーション� HATSプロジェクト・ビューを開く
� マイグレーションするプロジェクトの上で右クリック
� 「プロジェクトのマイグレーション」を選択
� マイグレーション対象のプロジェクトを確認し、「OK」をクリック
a. マイグレーション対象のEARプロジェクトに関連付けられたWARプロジェクトは同時にすべてマイグレーションされる
b. マイグレーション対象のEARプロジェクトに関連付けられたWARプロジェクトがワークスペース上にすべてない場合はエラーが表示され、マイグレーションは実
行されない ※a. の場合
※b. の場合
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9マイグレーション
Notes
� マイグレーションされているHATSプロジェクトと関連するすべてのHATSプロジェクトがマイグレーションされます。
�その他のHATSプロジェクト
� HATS EARプロジェクト
� リンクHATS / WebFacing EARプロジェクト
� WebFacingプロジェクトはこの方法ではマイグレーションされません。�WebFacingプロジェクトにリンクされたHATSプロジェクトをマイグレーションする場合、WebFacingプロジェクトのマイグレーションも必要
�WebFacingプロジェクトのマイグレーションについては、Information Centerの「WebFacingアプリケーションの開発」の「WebFacingプロジェクトのマイグレーション」の章を参照– http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/topic/com.ibm.hats.doc/doc/PDFs/ja/webfacing.pdf
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10マイグレーション
マイグレーションの完了ダイアログ
� マイグレーション・レポート
�マイグレーション終了時にポップアップ表示され、詳細の確認が可能
�マイグレーションのログはmigration.log ファイルに保管– HATSプラグインのmigration フォルダーに配置例) C:¥Program Files¥IBM¥SDP70Shared¥plugins¥com.ibm.hats_8.5.0.201205161233¥migration
※正常にマイグレーションされた場合
※マイグレーションに失敗した場合は、「詳細表示」およびログを参照してください
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11マイグレーション
MigrationBackupディレクトリー
� マイグレーション・プロセスによって上書きされたファイルが保管される
�マイグレーション前後の比較 / マージするために保存
�マイグレーション後削除することも可能
※MigrationBackupフォルダーが原因で、マイグレーション後のプロジェクトをWASへの公開に失敗する場合があります。その場合はMigrationBackupフォルダーを削除してください。
マイグレーション前の状態のファイル
マイグレーション前の状態のファイル
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12マイグレーション
サービス・ヒストリー・ファイル� serviceHistory.xmlというファイルが以下に保持される�HATSプロジェクト
– プロジェクト設定ファイル(application.hap)と同一フォルダー� 「プロジェクト」→「Web Content」→「WEB-INF」→「profiles」
�HATS EARプロジェクト– プロジェクトのルート�HATS RCPプロジェクト
– Runtime Extensionのルート
� 「ナビゲーター」ビューで確認可能�「HATSプロジェクト」ビューには表示されない
� プロジェクトが作成/更新/移行されたときのプラグインのバージョン情報を含む
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13マイグレーション
マイグレーションの考慮事項 (1/2)� 自動拡張
� HATS V6では、lxgfunction.jsファイルに行”turnAutoTabOn();”を追記して自動拡張機能を有効にしていました。HATS V8.5でこの機能を使用可能にしたい場合は、プロジェクト設定ファイルの「その他」タブ→「クライアント設定」から「自動フィールド移動を有効にする」設定を使用する必要があります。
� ボタン・ウィジェット
� HATS V7.0.0.2より前のバージョンで作成されたプロジェクトで、かつスタイルシート”blacktheme.css”を使用したプロジェクトをマイグレーションする場合に、「前景色を使用可能にする」オプションを使用するには、”blacktheme.css”を手動で更新する必要があります。
� フィールド・ウィジェット
� マイグレーションしたプロジェクトのフィールド・ウィジェットに「モノスペース・フォントを使用してレンダリング」設定を使用する場合、かつプロジェクトがV7.0以前のリリースで作成されている場合、CSSファイルを以下のように更新する必要があります。
1. 次のクラスをwhitetheme.css、graytheme.css、monochrometheme.css、tantheme.css、blacktheme.cssファイルに追加� .HF { font-family: courier new, monospace; }
2. すべてのCSSファイルのすべてのH-color (HATSカラー)クラスから次の設定を除去� font-family: monospace
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14マイグレーション
マイグレーションの考慮事項 (2/2)� 以下のバージョンからのマイグレーションは非サポートです。
�HATS V4.0.x
�HATS LE
� HATS V4.0.xおよびHATS LEからのマイグレーションは、以下の2ステップのプロセスが必要です。
�まずは、 HATS V5、V6、V7、V7.1、またはV7.5のいずれかへマイグレーション
�その後、HATS V8.5へマイグレーション
� Host Publisher からのマイグレーション�Host Publisher V4 からマイグレーションする場合、プロジェクト全体をマイグレーションすることも、既存プロジェクトの統合オブジェクトのみをマイグレーションすることもできます。
�詳細については、ヘルプの「ユーザーと管理者のガイド」 → 「HATS V8.5 へのマイグレーション」 → 「Host Publisher ユーザーのためのHATS」を参照してください。
� 変換をマイグレーションした後は、元に戻すことはできません。
� その他マイグレーションの詳細は、ヘルプの「ユーザーと管理者のガイド」 → 「HATS V8.5 へのマイグレーション」を参照してください。
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15マイグレーション
付録
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16マイグレーション
付録
� マイグレーションのための準備
�HATS V5、V6、V7.0、V7.1、V7.5およびV8.0 アプリケーション
� J2EEのマイグレーション
� 問題判別
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17マイグレーション
マイグレーションのための準備- HATS V5~V8.0� マイグレーションするプロジェクトのエクスポート
� エクスポート用のファイル形式は以下の2通り(EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方をエクスポート)
– ZIPファイル
– プロジェクト交換ファイル
例) HATS V7.5 Toolkitよりプロジェクトのエクスポート
1. 「ファイル」 → 「エクスポート」をクリック
2. 「その他」 → 「プロジェクト交換」を選択し、「次へ」をクリック
3. EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方を選択
4. エクスポート先を指定
5. 「終了」をクリック
EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方を選択
EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方を選択
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18マイグレーション
Note� HATS V8.5にプロジェクトをマイグレーションするために、マイグレーションするプロジェクトをHATS SDPからエクスポートする必要があります。エクスポート用のファイル形式は以下の2通りです。� ZIPファイル
� プロジェクト交換ファイル
� プロジェクトをエクスポートする際は、ひとつのプロジェクト交換ファイル、あるいはZIPファイルに対して、ひとつのWARプロジェクトとEARプロジェクトをエクスポートします。WARプロジェクトのみをエクスポートしてHATS V8.5にマイグレーションする場合は、HATS V8.5でEARプロジェクトを新規作成するか、あるいはHATS V8.5に既存のものを使用すること。
� 上記の例はHATS V7.5のものですが、他のバージョンも同様の手順で行ってください。
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19マイグレーション
J2EEのマイグレーション
� J2EE 1.4 レベル(WAS V6.1)のHATSアプリケーションをマイグレーション
する場合
�J2EE 1.4 レベルのままマイグレーションされる
�そのままでWAS V8.5 上で稼動させることが可能
�Java EE 5 or 6 レベルのHATSアプリケーションにマイグレーションするためには、Rational SDPの機能を使用する
– 手順は次ページからを参照
� エンタープライズ・アプリケーションのJ2EEのレベルおよびターゲット・ランタ
イム(プロジェクトが対象としているWASのレベル)の確認方法は以下の通り
�ナビゲーター・ビューを開き、EARプロジェクト上で右クリックし、「プロパティー」を選択
�「プロジェクト・ファセット」および「ランタイム」欄を参照
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20マイグレーション
J2EEレベルのマイグレーション手順 (1/2)1.ナビゲーター・ビューを表示
1.ナビゲーター・ビューを表示
2.マイグレーション対象のEAR プロジェクトを右クリック
2.マイグレーション対象のEAR プロジェクトを右クリック
3.「J2EE」 → 「仕様アップグレード・ウィザード」を選択
3.「J2EE」 → 「仕様アップグレード・ウィザード」を選択
4.「次へ」をクリック4.「次へ」をクリック
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21マイグレーション
J2EEレベルのマイグレーション手順 (2/2)
5.「J2EE バージョン」と「ターゲット・ランタイム」を選択
5.「J2EE バージョン」と「ターゲット・ランタイム」を選択
6.「終了」をクリック6.「終了」をクリック 7.マイグレーション完了のレポートを確認
7.マイグレーション完了のレポートを確認
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22マイグレーション
問題判別 (1/3)
� マイグレーション時のエラーおよび警告は、マイグレーション完了ダイアログに表示される
� マイグレーション中に上書きされたファイルはプロジェクト内のMigrationBackupフォルダーに保存される
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23マイグレーション
問題判別 (2/3)
� MigrationBackupフォルダー内のエラー
�マイグレーション中に上書きされたファイルのバックアップが含まれる
�マイグレーションが完了し、必要なくなった場合は削除可能
�削除した場合、MigrationBackupフォルダー内のエラーは消える
� 詳細については、「ユーザーと管理者のガイド」を参照
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24マイグレーション
問題判別 (3/3)
� Facesリソースの更新が必要
�エラーを右クリックし、Facesリソースを更新するために「クイック・フィックス」を選択
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25マイグレーション
参考情報
� HATSのマイグレーションに関する情報は、Information Centerの「ユーザーと管理者のガイド」の「HATS V8.5へのマイグレーション」の章を参照
�http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/topic/com.ibm.hats.doc/doc/PDFs/ja/uguide.pdf
� WebFacingのマイグレーションに関する情報はInformation Centerの「WebFacingアプリケーションの開発」の「WebFacingプロジェクトのマイグ
レーション」の章を参照
�http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/topic/com.ibm.hats.doc/doc/PDFs/ja/webfacing.pdf