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富士通株式会社プラットフォームソリューションセンター

サイボウズガルーン2検証概要と結果サイボウズサイボウズガルーンガルーン22検証概要と結果検証概要と結果

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検証シナリオ(性能検証での操作手順と設定)

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性能検証方法

・・・・・・

1)擬似的な多重アクセス環境を作成

ガルーン(Web/ アプリ)サーバー

ガルーンDBサーバー

負荷分散装置 IPCOM100(「ラウンドロビン」に設定)

メールサーバー

2)擬似クライアントが、規定設定時間中に検証シナリオ(詳細次ページ参照)を繰り返し実行。実行中、実際の体感もチェック。終了後、ログを採取し、アクセス数を算出。

(負荷レベルで台数を設定)

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検証シナリオ

検証シナリオ開始

ログイン画面表示

ログイン

メール受信箱

新着メール受信

メール受信箱

週カレンダー表示

TOPページ表示

カレンダー登録画面表示

カレンダー登録

TOPページ表示

※データベース更新処理が規定負荷となるよう、シナリオのリクエスト内容、リクエスト要求間隔を調整

※約18万件のスケジュール(事前に準備)を登録したデータを利用

※ログイン/ TOPページ表示/ カレンダー登録など、アクセス集中時に主な処理の最大応答時間が規定時間を

超えたところを利用可能の限界と判定

※ユーザー登録数に影響して通常時でも応答時間の要するカレンダー登録画面表示などについては

アクセス集中時に最大応答時間が規定時間に達する場合があることを許容範囲と定義

×負荷レベル分

同時に実行戻る

各動作完了↓

規定待ち時間↓

次の動作

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ガルーン2の利用可能ユーザー数

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ガルーン2の利用可能ユーザー数(Windows、単体構成400ユーザー/Web多重化構成700ユーザーを上限として目安)

ガルーン2のWindowsでの利用可能ユーザー数は以下の通りとなります。

ヘビーユーザーの場合、▲までを上限とし、高クロックCPUを複数搭載するモデルを選択してください。特にWeb/ アプリサーバーのCPUが重要です。

Windows Server 2003 Standard Edition

単体構成

(ガルーン登録ユーザー数):ヘビーユーザー(アクセス集中時、全ユーザーの約40%までが利用することを想定)

:ミドルユーザー(アクセス集中時、全ユーザーの約35%までが利用することを想定)

:ライトユーザー(アクセス集中時、全ユーザーの約30%までが利用することを想定)

(付記)上記の結果は、ユーザー数1000、一つの組織に所属する最大ユーザー数を1000で検証した値です。ユーザー数と組織の関係については、「補足3:ガルーン2での組織の扱いについて」を参照してください。

※ユーザーの定義は、「補足2:ユーザー種別の定義」を参照。

※グラフ中の「単体構成」「Web○台構成」については、「補足1:単体構成/Web多重化構成について」を参照。

Web3台

Web2台複数台構成

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ガルーン2の利用可能ユーザ数(Linux、単体構成/Web多重化構成)

Red Hat Enterprise Linux ES

ガルーン2のLinuxでの利用可能ユーザー数は以下の通りとなります。

ヘビーユーザーの場合、▲までを上限とし、高クロックCPUを複数搭載するモデルを選択してください。特にWeb/アプリサーバーのCPUが重要です。

複数台構成

(ガルーン登録ユーザ数)

:ヘビーユーザー(全ユーザーの約40%までが同時利用)

:ミドルユーザー(全ユーザーの約35%までが同時利用)

:ライトユーザー(全ユーザーの約30%までが同時利用)

※Web複数台構成の結果は、ユーザー数5000、一つの組織に所属する最大ユーザー数を5000で検証した値。

単体構成

最大ユーザー数上限の目安

Web5台

Web4台

Web3台

Web2台

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ガルーン2パフォーマンス測定結果

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0

200

400

500

600

800

900

アクセス多重度

ガルーン処理数/分ガルーン登録全ユーザー数

ヘビーユーザー(全ユーザーの約40%までが利用)

ライトユーザーミドルユーザー(同約35%まで)

○はガルーンの応答時間より、利用できないことを示す。(※)(同約30%まで)

※アクセス多重度を段階的に増加させたときのガルーン処理数とガルーンの応答時間の変化を測定。⇒ 「Web○台」については、「補足1:単体構成とWeb多重化構成について」を参照。

⇒ 「ヘビーユーザー」「ミドルユーザー」「ライトユーザー」については、「補足2:ユーザー種別の定義」を参照。

1000

Web2台

Web3台

Web4台

Web5台

ガルーン2パフォーマンス測定結果(ブレードサーバーのブレード数変化による利用数変化)

(お客様の利用する機能やユーザー数によっては適用が困難な場合もございます。)

Web2台構成

Web3台構成

Web4台構成

Web5台構成ブレードサーバーをWebサーバーとして構築。

・ ・ ・

・ ・ ・

・ ・ ・

・ ・ ・

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Webサーバー5台構成

負荷分散装置 IPCOM100

ガルーン(Web/ アプリ)サーバー

ガルーンDBサーバー

ガルーン(Web/ アプリ)サーバー

PRIMERGY BX620S2(5枚まで設置) (CPU:x64Xeon3.60EGHz X 2way , MEM:4GBDISK:147GB(U320,10Krpm) x 2 RAID1)OS : Red Hat Enterprise Linux ES v.3

ガルーン(DB)サーバー

PRIMERGY TX200S2 (CPU:x64Xeon3.60EGHz X 2way , MEM:2GBDISK:73GB(U320,15Krpm) x 3 RAID5)OS : Red Hat Enterprise Linux ES v.3

メールサーバー

PRIMERGY RX200S2 (CPU:Xeon3.60EGHz X 2way , MEM:2GBDISK:73GB(U320,15Krpm) x 2 RAID1)OS : Red Hat Enterprise Linux ES v.3

(参考)検証環境(ブレードサーバーのブレード数変化による利用数変化)

メールサーバー

性能検証では、Webサーバーの台数を変えながら、検証を実施。

※性能検証実施時に使用した環境の価格例です。 (合計価格 Linux:¥9,665,000(IPCOM100を含む))

⇒ 「Webサーバ○台構成」については、「補足1:単体構成とWeb多重化構成について」を参照。

⇒ Webサーバーのメモリについて、2GBでも同等の性能であることを確認済。

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ガルーン2パフォーマンス測定結果(最小構成での利用数変化)

0

50

100

150

200

アクセス多重度

ガルーン処理数/分ガルーン登録全ユーザー数

ヘビーユーザー(全ユーザの約40%までが利用)

・・・

ライトユーザーミドルユーザー(同約35%まで)

○はガルーンの応答時間より、利用できないことを示す。(※)(同約30%まで)

※アクセス多重度を段階的に増加させたときのガルーン処理数とガルーンの応答時間の変化を測定。⇒ 「単体」、「Web○台」については、「補足1:単体構成とWeb多重化構成について」を参照。

⇒ 「ヘビーユーザー」「ミドルユーザー」「ライトユーザー」については、「補足2:ユーザー種別の定義」を参照。

単体Win(TX150S4)

単体Linux(TX150S4)単体Linux

・・・単体Win

(お客様の利用する機能やユーザー数によっては適用が困難な場合もございます。)

単体Win(TX200)(参考)

単体Linux(TX200)(参考)

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(参考)検証環境(最小構成での利用数変化)

ガルーン(Web/ アプリ/ DB)サーバー

PRIMERGY TX150S4(CPU:PentiumD2.8GHz X 1way 、MEM:1GB、

DISK:147GB(U320,15Krpm) x 3 RAID5)OS : Red Hat Enterprise Linux ES v.4 、

Windows Server 2003 Standard Editionメールサーバー

PRIMERGY RX200S2(CPU:Xeon3.80GHz X 2way 、MEM:2GB、

DISK:147GB(U320,15Krpm) x 3 RAID1)OS : Red Hat Enterprise Linux ES v.4

単体構成

※性能検証実施時に使用した環境です。

※単体構成については、「補足1:単体構成とWeb多重化構成について」を参照。

※上記環境でのサーバー本体価格(性能検証実施時)は、以下の通り。

ガルーンサーバーがLinuxの場合 ¥561,000

ガルーンサーバーがWindowsの場合 ¥582,000

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補足(本資料中で使用している用語の説明)

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補足1:単体構成/ Web多重化構成について

ガルーン(Web/ アプリ/ DB)サーバー

負荷分散装置 IPCOM100

ガルーン

(Web/ アプリ)サーバー

ガルーンDBサーバー

Web2台構成 Web3台構成

単体構成

単体構成では、1サーバーでガルーン2システムを構成します。

Web多重化構成

Web多重化構成では、複数サーバーをDBサーバー1台とWeb/ アプリサーバー数台とに分け、

負荷分散装置と組み合わせてガルーン2システムを構成します。

負荷分散装置 IPCOM100

ガルーン

(Web/ アプリ)サーバー

ガルーンDBサーバー

ガルーン2システムの構成には、単体構成とWeb多重化構成がございます。

各構成例を以下に示します。

メールサーバー(Webメール機能を利用するとき必要となります)

メールサーバー(Webメール機能を利用するとき必要となります)

メールサーバー(Webメール機能を利用するとき必要となります)

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補足2:ユーザー種別の定義

本資料では、ガルーン2の利用頻度に応じて、以下の指標を適用しております。

●ヘビーユーザー(出社時などアクセス集中時に全ユーザーの約40%までが利用することを想定)

●ミドルユーザー(出社時などアクセス集中時、全ユーザーの約35%までが利用することを想定)

●ライトユーザー(出社時などアクセス集中時、全ユーザーの約30%までが利用することを想定)

(付記)以下のような「利用形態」、「お客様」をヘビーユーザーと考えております。

-WEBメールを利用する形態 (メールチェックするために、ガルーン利用頻度があがります)-官公庁のお客様 (朝の出勤時間帯が重なる場合が多いため、ガルーンへのアクセス集中度があがります)-サイボウズOfficeからの乗り換えのお客様

(活用しているユーザーが多いため、ガルーンの利用頻度があがります)

お客様の利用頻度が上記ヘビーユーザーまたはミドルユーザーと予想される場合、ユーザー規模や利用機能などによっては提案が困難な場合がございます。

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補足3:ガルーン2での組織の扱いについて

ガルーン2では、複数の組織を階層的に作成できます。階層的なグループを表現できるので、

実際の組織そのままに作成したり、「課長職以上」や一時的なプロジェクトといったグループも

組織として定義できます。

(ルート) 組織A

組織F

組織B

組織D

快適にご利用いただくための目安として、以下の値を最大値としてご検討ください。(サイボウズ社)

●組織階層は10階層以下

●一つの組織に所属するユーザー数はおよそ100人以下

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バージョンアップ時の留意事項

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PRIMERGY RX300 (2WAY)×2台

ユーザ数800/OSがWindowsの場合

ガルーン1.5では ガルーン2では

○Windowsで500ユーザー、Linuxで1000ユーザー以上の場合、システム構成の見直しをご検討ください。

○Windowsで500ユーザー、Linuxで1000ユーザー未満の場合でも、CPUスペック不足の場合、サーバーリプレース、

またはシステム構成の見直しをご検討ください。

理由:ガルーン1.5では、ユーザー全体をワークグループという単位で分け、ワークグループごとにサーバー1台という形で

構築していました。ところが、ガルーン2ではユーザー全体を1システムで賄うようになりました。そのため、

そのままガルーン2にバージョンアップすると、スペック不足になる可能性が高くなるためです。

バージョンアップ時のサイジングにおける注意

ユーザ数1500/OSがLinuxの場合

負荷分散装置追加

サーバー1台追加

例えば

(ワークグループ2台構成)

または

負荷分散装置 IPCOM100

ガルーン(Web/アプリ)サーバー×2

ガルーンDBサーバー

(お客様の利用する機能やユーザー数ではガルーン2の適用が困難な場合もございます。)

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