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Flameにfirefox os2.1を入れてみた+α
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FlameにFirefoxOS2.1を入れてみた+α
~関西Firefox OS勉強会 7th GIG~
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan
自己紹介• 名前 たかなお • 職業 プログラマー等 • 得意 VC++, C#, C, ObjC, Java etc.. • Twitter @uniunix • blog http://uniunix.com/blog
もくじ1. ビルド環境(OS等)の準備 2. FirefoxOSのビルド 3. +α 4. 参考資料
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan
ビルド環境の準備
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan
ビルド環境の準備どんな環境を用意するか? ホストOSの環境が違う事による問題を避けたい ので仮想マシン上で作成。 !
推奨はUbuntu 12.04になっていますが、12.04 の64bit版isoイメージが見つけられなかった& 最新版が好きなので、最新の長期サポート版、 「Ubuntu 14.04の64bit版」を使用。
ビルド環境の準備仮想マシン環境の準備 VMWare, Parallels Desktop, Virtual Box, etc..
ビルド環境の準備UbuntuのDL
UbuntuのisoイメージをDLします。
http://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix
ビルド環境の準備インストール
DLしたisoイメージで、仮想環境にUbuntuを
インストールします。
!
!
HDDは多めに。最低で40GByteくらいは確保しましょう。FirefoxOSのビルドは20GByteでは足りませんでした。
ビルド環境の準備Ubuntuの日本語設定
インストール直後は、英語設定になっています
ので、日本語環境に変更します。
!
日本語環境が不要な人は、ちょっとした休憩時間
だと思って聞き流して下さい。
ビルド環境の準備「System Settings…」を選択する
ビルド環境の準備「User Accounts」を選択
ビルド環境の準備ユーザーを選択して「Language」を変更する
ビルド環境の準備一旦ログアウトして、再度ログオンする
日本語入力の設定
日本語入力の設定もしておきましょう。
!
日本語入力が必要ない人は(以下略
ビルド環境の準備
ビルド環境の準備「現在の入力メソッドの設定」を選択する
ビルド環境の準備設定の追加を選択する
ビルド環境の準備Mozcを選択(他のでも良いかも?)
ビルド環境の準備Mozcを上にしておく
ビルド環境の準備日本語が入力できるようになりました
・・・ということで、ビルド環境として、Ubuntuを
仮想マシンにインストールして、日本語化を行いまし
た。 知らない人は結構はまったりするかな・・?
と思ったのですが参考になるでしょうか?
!
次が本番の、Firefox OSのビルドとFlameへの転送です。
ビルド環境の準備
FirefoxOSのビルド
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan
端末(ターミナル)を起動
Firefox OSのビルド
Firefox OSのビルドMDNを参考に、コマンドを入力していきます
Firefox OSのビルドマルチアーキパッケージ対応
$ sudo dpkg --add-architecture i386 $ sudo apt-get update
マルチアーキパッケージとは、マルチアーキテクチャ(64bitや32bit)のアプリケーションで、このコマンドでdpkgにi386(32bit)アプリケーションをサポートするように通知しています(多分。。)
Firefox OSのビルド必要なパッケージインストール
$ sudo apt-get install --no-install-recommends autoconf2.13 bison bzip2 ccache curl flex gawk gcc g++ g++-multilib gcc-4.6 g++-4.6 g++-4.6-multilib git lib32ncurses5-dev lib32z1-dev zlib1g:amd64 zlib1g-dev:amd64 zlib1g:i386 zlib1g-dev:i386 libgl1-mesa-dev libx11-dev make zip libxml2-utils $ sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.6 1 $ sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.8 2 $ sudo update-alternatives --install /usr/bin/g++ g++ /usr/bin/g++-4.6 1 $ sudo update-alternatives --install /usr/bin/g++ g++ /usr/bin/g++-4.8 2 $ sudo update-alternatives --set gcc "/usr/bin/gcc-4.6" $ sudo update-alternatives --set g++ "/usr/bin/g++-4.6"
Firefox OSのビルドadbインストール
$ sudo apt-get install android-tools-adb
adbとは、Android Debug Bridgeの事で、Androidアプリケーションの開発を支援する為のツールです。 Firefox OSは、カーネル部(Gonk)でAndroidを母体としているため、adbを使用して、デバイスにアクセスする事が出来ます。
Firefox OSのビルドudev ルールの設定
$ chmod 777 /etc/udev/rules.d/ $ vi /etc/udev/rules.d/android.rules
udevとは、Linuxのデバイス管理ツールです。USBでFlameを接続する為に、udevの設定を変更します。
rules.dフォルダが読み取り専用になっている為、chmodで読み取り専用を解除しています。(777である必要はないかも。。)
Firefox OSのビルドudev ルールの設定
android.rulesに以下の行を追加します。(ファイルがない場合は、新規作成) !SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="05c6", ATTRS{idProduct}=="9025", GROUP="users", MODE="0666"
usb機器を追加する設定をおこなっています。
Firefox OSのビルドudevデーモンを再起動
$ sudo service udev restart
再起動する事でandroid.rulesに記述した設定を有効にします。
Firefox OSのビルドFlameのリモートデバッグを有効にする
[Device information] → [More Information] → [Developer Menu] で、リモートでバッグを有効にします。
Firefox OSのビルドUSBでFlameを接続してadbで確認
$ adb devices List of devices attached 1da256ab device
Firefox OSのビルドFlameのデータをバックアップしておく
$ mkdir flame_backup $ cd flame_backup $ adb pull /system . $ adb pull /data .
adbコマンドで/systemと/dataをバックアップしておきます。/vendorもバックアップしようと思ったのですが、pullできませんでした。。(理由知っている方教えて下さい。)
Firefox OSのビルドここから、時間のかかる作業に入ります。
コーヒーブレイク…どころか、たっぷり昼寝が
できるくらい時間がかかるので、時間のあるとき
に行いましょう。
!
寝る前に動かしておいても良いかも。
Firefox OSのビルドGitでB2Gレポジトリ取得
$ git clone git://github.com/mozilla-b2g/B2G.git $ cd B2G
ここは比較的すぐ終わります
Firefox OSのビルドB2GをFlame用に構成
$ ./config.sh flame
これが、かなり時間かかります。実行したら寝てしまっても良いかもしれません・・・というくらい時間がかかります。 ちなみに、MDNにも書かれてありますが./config.shを引数なしで実行すると、サポートされているデバイスの一覧が表示されます。
Firefox OSのビルドビルド実施
$ ./build.sh
ここも、かなり時間がかかります。PCの性能にもよると思いますが、2時間程度は覚悟しておいて下さい。
Firefox OSのビルドビルドに失敗する場合
$ ./build.sh -j1
-j1は、ビルド時に使用するタスクを1つにするオプションです。(マルチタスクでのビルドをしない)
マルチタスクをやめる事で、エラー原因が特定し易くなります。 ちなみに、これを指定するだけで、エラーが無くなる事もありました。
Firefox OSのビルドFlameにビルドしたFirefoxOSを転送
$ ./flash.sh
これだけです。
Firefox OSのビルド焼けました!
と、画面は日本語になっています
が、この時点ではまだ日本語を使
える用にしていません。
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+α
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan
+αという事で、+αとして日本語化の方法を見ていきたいと思います。
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全てを解説したいところなのですが、、色々な意味で時間がなかったため、本日はgaiaのマルチロケールの設定方法についてを説明します。
+αmercurialのインストール
$ sudo opt-get install mercurial
言語関連のファイルは、mercurialというバージョン管理ツールで管理されているようなので、まずはそちらをインストールします。
+αgaia-l10nのclone
$ hg clone https://hg.mozilla.org/releases/gaia-l10n/v2_0/ja gaia-l10n/ja
hg はmercurialのコマンド(gitに当たるもの)です。
+α言語設定ファイルをgaia-l10nへコピーしておく
$ cp ./gaia/locales/languages_dev.json ./gaia-l10n/
gaiaの下に、選択できる言語を定義したファイルがあるので、それをベースにファイルを作成します。
+αファイルを開いて、内容変更
$ vi ./gaia-l10n/languages_dev.json !以下のような感じで。"日本語"の後に,とか残さないように注意。 ---- { "en-US" : "English (US)", "ja" : "日本語" } ----
+α環境変数を設定
$ export LOCALE_BASEDIR=$PWD/gaia-l10n $ export LOCALES_FILE=$PWD/gaia-l10n/languages_dev.json $ export GAIA_DEFAULT_LOCALE=ja
本当は、.userconfigで設定するのが良いと思いますが・・
+αそしてビルド
$ ./build.sh
この状態でビルドすると、とりあえず見た目は日本語になっています。
という状態のFlame端末を本日は持参していますので、興味のある方は声をかけて下さい。
参考資料
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan
参考資料MDN:Mozilla Developer Network
https://developer.mozilla.org/ja/Firefox_OS
フォクすけのFirefox情報局(フォクすけ画像)
http://foxkeh.jp/
他にも色々な方のHPを参考にさせて頂きました
http://blog.sola-dolphin-1.net/
http://tech.junkpot.net/
おわりご清聴ありがとうございました!
"フォクすけ" (C) 2008 Mozilla Japan