FileMaker ProとBusiness Productivity Kitを使ってEメール マーケティングを

始めるための 10の簡単なステップ

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 2

目次はじめに ........................................................................................................................................ 3

ステップ１：名前を１か所にまとめる .............................................................................................. 4

ステップ２：Eメール アドレスのリストを作成する .......................................................................... 5

ステップ３：Eメール キャンペーン ミックスを作成する ................................................................... 6

ステップ４：Eメールを書く ........................................................................................................... 7

ステップ５：受信者を選ぶ ........................................................................................................... 13

ステップ６：Eメール ブラストを送信する ..................................................................................... 17

ステップ７：メール配信停止の要求を処理する ............................................................................ 18

ステップ８：送り返された Eメールを処理する ............................................................................. 19

ステップ９：フォローアップする ................................................................................................... 25

ステップ 10：改良を加え、繰り返す ........................................................................................... 26

付録１：連絡先情報のエクスポートとインポート .......................................................................... 28

本ガイドでは、個人や小規模ビジネスが 1日以内で Eメール マーケティングを開始できる簡単な方法を、ステップごとにご案内します。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 3

はじめにEメール マーケティングの噂はよく知られているので、どれだけ対費用効果が高いか、また簡単にできるかは、ご存じのことでしょう。本ガイドは、みなさんが独自のプログラムを素早く簡単に始められるよう、お手伝いします。

高級ワインを販売している Tara Bellaワイナリーでは、FileMaker Proの Eメール マーケティング ソリューションであるWinery Proを利用して、お薦めパッケージのワイン販売を知らせる Eメールを顧客ベースに送りました。24時間以内に在庫全品は売り切れ、総売上は 8,500ドルにのぼりました。Eメールを書いて送るのに、どれだけの時間がかかったでしょうか？　何と、3時間以内でした！

Eメール マーケティングは、Tara Bellaの事例のように既存の顧客から即時に売上を確保するのにも役立ちますが、さらに重要なのは、ロイヤリティのある顧客との長期にわたる関係を構築して維持することす。それは、最も成功するビジネスの中核をなすものです。

Eメール マーケティングがビジネスにもたらすメリットは大きいのです。にもかかわらず、まだ利用していないか、その威力を十分に活用しきれていないビジネスが多いのが実情です。

もしすでに Eメールによるマーケティングを行っている場合は、Eメール キャンペーンの結果を向上させる便利なヒントや、ロイヤリティのある顧客との長期にわたる関係を築くためのアイデアが、このガイドで見つかります。

まだ Eメール マーケティングを始めていない場合は、正しい方法で、正しいツールを用いて、効率的かつ効果的に開始する方法が、このガイドで見つかります。

正しい方法とは、あなたからの情報を待っている顧客や見込み客のうち、メールの送信を許可してくれた人々に説得力のある Eメールを送ることです。

正しいツールとは、Eメール アカウントとインターネット接続、そしてWindowsやMac OSのコンピューターさえあれば、いつでも手軽に使え、誰にでも簡単に操作できるツールのことです。

ではさっそく、正しい方法と正しいツールで、「ステップ１：名前を１か所にまとめる」から始めてみましょう。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 4

1：名前を１か所にまとめる一般的な小規模ビジネスでは、数多くの異なるプログラムや場所̶̶Ｅメールのアドレスブックや会計ソフトウェア、ハンドヘルド デバイスから Excelスプレッドシートまで̶̶、デスクやモニターに貼ったポストイットはもちろん、ファイルキャビネットの中の去年の受注書類まで、さまざまな場所に顧客の名前が分散しています。

このステップでは名前をすべて集め、それらを簡単にアクセスでき位置にまとめます。本当にすべての名前を 1か所に集められるでしょうか？もちろん集められます！それも、以下のステップに従えば、決して難しいことではありません。

最初に必要になるのは、データベース プログラムです。• 名前と Eメール アドレスが入った使いやすいデータベースを用意することが、Eメール マーケティングおよび関係構築プログラムを長期にわたって成功させる鍵となります。

• FileMaker Proを使うか別のプログラムを使うかに別にして、コンピューター プログラミングの学位がなくても自分で使えるデータベースが必要です。データベースは、固有のニーズに合わせてカスタマイズできるとともに、ビジネスの成長に伴って拡張できるものでなければなりません。

名前を１か所にまとめる方法はいくつかありますが、できるだけシンプルに進められるよう、FileMaker Proの評価版と FileMaker Business Productivity Kitをお持ちでなければダウンロードしてインストールし（www.fi lemaker.co.jp/bpkからダウロードできます）、以下のステップに従うことをお勧めします。

• 名前がすべて紙形式で記録されているか名刺整理箱に入っている場合は、ここではまず自分で（または誰かに手伝ってもらって）キーボードから入力する必要があります。入力を終了したら、ステップ 2に進むことができます。

幸運にも、名前がすでにMicrosoft Excel、Microsoft Outlook、Microsoft Entourage、その他のソフトウェア プログラムに入力されているのであれば、連絡先情報をこれらのプログラムからエクスポートして FileMaker Proにインポートできるので、面倒なデータ入力作業を最小限にとどめることができます。

はじめに、お持ちの連絡先情報を FileMaker Proが読める、Microsoft Excel（.xlsや .xlsx）またはコンマ／タブ区切りのテキストファイル（.csvや .txt）などの形式にエクスポートします。

名前のエクスポートが完了したら、FileMaker Business Productivity Kitに付属のFileMaker Pro Contactsデータベースに、簡単にインポートすることができます。

連絡先情報をエクスポートしてインポートするステップごとの手順を知りたい場合は、「付録１：連絡先情報のエクスポートとインポート」を参照してください。

やってみましょう：すぐに始めるには、www.f i l e m a ke r. c o. j p / b p k から、Fi leMaker Business Productivity Kit お よ びFileMaker Pro の 30 日間無料評価版をダウンロードしてください。あらかじめデザインされていてすぐに使えるデータベースに、在庫品トラッキングや販売受注処理、プロジェクトとの管理と並んで、連絡先管理と Eメール マーケティング用にデータ入力を始めることができます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 5

２：Eメール アドレスのリストを作成するあなたからの情報を待ち、Eメールでの連絡を許可してくれた人たちの Eメール アドレスがなければ、十分な Eメール マーケティングを進めることはできません。

現在の顧客、過去の顧客、見込み客の独自のリストを作成するのが（名前と住所を購入するのよりも）、効果的な Eメール マーケティングのリストを作り始める最もよい方法です。

ステップ１が完了した時点で、データベースには既存の名前が入っています。それでもこれまで Eメール アドレスの必要性があまりなかったために、Eメール アドレスの欄がブランクのままになっている顧客が多いかもしれません。

ここでは、新しい名前と Eメール アドレスを追加するだけでなく、こうした空白の欄を埋めていきます。始めるためには、次のようないくつかのアイデアがあります。

• Webサイト、店頭、受付、電話を、顧客への Eメール送信の許可を集める機会として利用します。現在または将来の顧客が、「はい、私に Eメールを送信する許可を与えます」と言ってくれるように何かを提供するのがいいでしょう。店頭や受付カウンターの簡単なクリップボードまたはWebサイトのフォームで、次のように呼びかけると、うまくいきます。「Eメールで割引クーポンをお送りします̶̶ここにご記入ください」「Eメールで無料ニュースレターをお受け取りなるには、ここでお申し込みください」

• 名前と長いEメール アドレスが入るよう、必ず十分な余裕をもった欄を用意します。Eメール アドレスの入力を求めながら、書き込む欄が2センチほどしかないようなフォームでは、記入する側は本当にがっかりします。そんなことがないようにしてください！

• 最初からあまりたくさんの情報を求めないようにします。手始めに必要なのは、名前とEメールアドレスだけです。名字、会社、電話番号などの詳しい情報の欄を用意し、記入を促しても構いませんが、Eメールを受け取ることに「はい」と言ってもらうには、それらを必須項目にしてはなりません。

• 最も重要なのはプライバシーです。あなたの会社が個人情報をどのように扱うかを顧客に伝える、プライバシーに関する記述を作成する必要があります。プライバシーに関する記述をWebサイトに掲載し、顧客がいつでも見られるようにしなければなりません。詳しい説明とプライバシーに関するリソースについては、特定商取引法またはオンライン・トラストマーク制度を参照してください。

やってみましょう： 郵送の住所一覧があっても Eメール アドレスが少ない場合は、顧客に郵便ハガキを送ってみましょう。無料プレゼントや次回購入時の割引などと交換で、Eメール アドレスの入力を依頼します。毎月抽選で魅力的な賞品を用意し、連絡先情報を記入した Eメールの送信でのみ抽選に参加できるようにすることもできます。

郵便ハガキでは、名前とアドレスを記入した Eメールで抽選に参加するよう、単純に呼びかけてください。受信ボックスに Eメールが届くごとに、Eメール アドレスを、顧客のE メールから FileMaker Proの対応する連絡先レコードにカット＆ペーストします。

FileMaker Proを使用すると、100種類以上ある Averyラベルからお好きなサイズを選んで、ハガキの宛先ラベルを印刷することもできます。

顧客や見込み客がまだいない場合は、Google.comのキーワード広告や、信頼できるプロバイダーからオプトイン Eメールリストを購入する方法もあります。これにはある程度の費用と時間がかりますが、他に方法がなければ、メーリング リストの作成を開始するのに役立ちます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 6

3： Eメール キャンペーン ミックスを作成する内容と頻度を決定する

長く続く関係を築き、維持するためには、Eメール マーケティングの回数が多すぎもせず少なすぎもしない、絶妙なバランスが必要です。あなたからの Eメールを許可してくれたほとんど顧客は、バラエティーに富んだ内容を異なる間隔で受け取りたいと思っています。送る側にしても、送信する Eメールのすべてを宣伝のメールにはしたくないはずです。ロイヤリティのある顧客との長期にわたる関係を築けるように、論説のような内容と広告宣伝とを混ぜていこうと考えるでしょう。

キャンペーン ミックスを決めるにあたっては、まず自分の考え方を明らかにすることが、現在の顧客との関係を保ち、失った顧客を取り戻し、見込み客が顧客になるよう引きつけるために必要です。顧客や見込み客に関する以下の質問に答えてみてください。そうすれば、ターゲットとしている異なるグループに対し、独自のＥメール キャンペーン ミックスを作成することができます。.

1. 私の顧客／見込み客は、どんな内容のメールを受け取ると嬉しいだろうか？

2. どんな内容なら読んで返信する気になるだろうか？

3. 何が私と顧客／見込み客との関係を築くのに役立つだろうか？

4. 情報をもたらすニュースのような論説を読みたいだろうか？

5. 愉快なＥメールやジョークを読みたいだろうか？

6. ポリシーの更新や契約満了についての通知を必要としているだろうか？

7. 緊急アップデートや製品のリコール情報はどうだろうか？

8. 価格変更の注意や、サービス品とディスカウントについて知りたいだろうか？

9. 注文の確認をＥメールで受け取りたいだろうか？または、すでに注文確認のＥメールを送っているなら、それにアップセルなどのマーケティング メッセージを追加できるだろうか？

10. 誕生日や記念日、近づいているパーティーなど、特別な日の親しみやすいお祝いは、喜んでもらえるだろうか？

これらの種類のコミュニケーションの組み合わせなら、喜ばれるでしょうか？その場合には、異なるトピックについて、異なる間隔でＥメールを送信することができます。

話は単純です：ロイヤリティのある関係が競争力を高めるのです！

やってみましょう： いろいろな疑問が浮かんで頭が混乱しているかもしれませんが、大丈夫です。バランスのとれたコミュニケーションをとるためには、3つの単純な「チャンネル」から始めてください。次のような種類のサービスを提供すると、メールの受け取りに興味を示してくれます。１. 毎月のニュースレター２. 四半期ごとのスペシャル サービス３. 1年に 1度のお客様感謝 キャンペーン

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 7

4： Eメールを書くＥメール マーケティングのデータベースを開く

Ｅメール キャンペーン ミックスを考えたら、www.fi lemaker.co.jp/bpkで入手できる FileMaker Proの 30日評価版と FileMaker Business Productivity Kitに付属の Eメール マーケティング データベースを使って、最初の Eメールを簡単に書くことができます。

以下のステップに従って最初のキャンペーンを作成する：ダウンロードした FileMaker Business Productivity Kit の フ ァ イ ル bps_Main_Menu.fp7を開きます。ここで［Eメール］をクリックして、事前にデザインされた Eメール マーケティング データベースを開きます。

やってみましょう : 1. 短い文を書き、Webサイトの詳しい記事へのリンクをはるか、詳しい内容が知りたい顧客からは連絡をもらうようにします。文章が長すぎると、誰も読んでくれません。

2. 現在の顧客を、見込み客と別扱いにします。現在の顧客には、将来または過去の顧客とは少しだけ異なる Eメールを送って、特別に扱われていると感じてもらうようにします。

3. 件名は大切です。ほとんどの受信ボックスにはジャンクメールのフィルターがかかっているので、宣伝の言葉が積極的になりすぎたり、大文字や感嘆符による強調が行き過ぎたりしないよう注意してください。無料で提供できるものがあれば、件名に「無料」の言葉を入れても構いませんが、まず友人や同僚にいくつかのメッセージを送るテストを行って、顧客の「迷惑フォルダー」に入れられないことを確認してください。必ず、顧客のアドレスブックにまだ追加されていない（eNews@yourdomain.comなどの）新しい Eメール アドレスから送信します。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 8

まず、最初のキャンペーンを定義する必要があります。この例では、毎月のニュースレターです。キャンペーンの名称として、「マンスリーニュースレター」と入力します。

状況を［オープン］にマークします。次に、好みの［詳細］を追加します。詳細を追加しておくと、誰かがそのニュースレターを書くアイデアが必要になった場合、含めるべき内容の概要を画面で詳しく読めるので、とても便利です。

［テンプレート］タブをクリックします。ここが Eメールのテキストを入力する場所です。書き始めに役立つヒントを次に示します。

Eメールのテキストを入力する• Eメールのテキストは重要です。文章には説得力のある内容、特別サービス、驚くようなニュースなどを入れ、内容に要点をもたせてください。書き始めるにあたって役立つ、いくつかの異なるスタイルの Eメール例を以下にあげておきます。

• FileMaker Proにはデータベースのフィールドを Eメール テキストにマージする機能があるので、活用してください。Eメールを受取人個人に宛てたものにするために、［テンプレート］タブの左にあるサイドバーから、適切なフィールドボタンをクリックします。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 9

最初のマンスリーレターを書き始める場合の例を示します。

＜顧客名＞様、

このニュースレターは、このEメール アドレスを使ってBig Mountain Bikesのサイクルアップデートにご登録いただいた方にお送りしています。

まもなく下記のような楽しいイベントが次々に開催されます。お忘れのないよう、ぜひカレンダーに書き込んでおいてください。

１．ここにイベントの詳細を追加。２．ここにイベントの詳細を追加。３．ここにイベントの詳細を追加。

新しい Web サイト http://www.bigmountainbikes.com で、最近のイベントの詳しい結果とすばらしい写真をご覧いただけます。来月のトライアスロンに、オンラインで登録することもできます。

＊＊パトリック・トマス様が iPod を獲得＊＊今月 iPod nano を獲得されたのは、グレートフォールズのパトリック・トマス様です。おめでとうございます！来月の iPod 抽選に参加ご希望の方は、ストアまたは http://www.bigmountainbikes.com の Web サイトからふるってご応募ください。この E メールをお知り合いの皆様に転送していただき、たくさんの方々からのご応募をお待ちしています。

＊＊無料チューンアップ最後のチャンス＊＊今月末までに 25 ドル以上お買い上げのお客様は、無料でチューンアップが受けられます。今すぐストアに、または電話でご予約ください！ 406-555-1234 までお電話をお待ちしています。

来月の内容：＊真夜中のモアブ — ケン・ブッフホルツからのレポート＊ 2009 年の新ギア評価 — ホットなもの、そうでないもの＊ビッグリバー・トライアスロンの結果

お元気でライディングをお楽しみください、Big Mountain Bikes チームより

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊この Eメールは、Big Mountain Bikes, 1234 Main St., Whitefish, MT 93446 が配信しています。

このニュースレターは、この E メール アドレスを使ってニュースレターにご登録いただいた方にお送りしています。ニュースレターのご登録を解除し、E メールによるマンスリーニュースレターの配信停止をご希望の場合は、件名を「停止」として本メールにご返信ください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 10

次に、Eメールでサービスを提供してビジネスに直結させたい場合の、四半期ごとの特別サービス提供メールの例を示します。

＜顧客名＞様、

このニュースレターは、この Eメール アドレスを使って Big Mountain Bikes のスペシャルサービスメールにご登録いただいた方にお送りしています。

このスペシャルサービスは、Big Mountain Bikes のお得意様のみにご提供しております。期間限定ですので、ぜひご利用ください。

＊＊無料チューンアップ＊＊25 ドル以上お買い上げのお客様は、無料チューンアップが受けられます。ストアまたは Webサイトで 25 ドル以上お買い上げのお客様は、69 ドル相当のチューンアップが無料になります。ストアにお立ち寄りになるか、800-555-1234 までお電話の上、無料チューンアップをと予約ください。

＊＊ 1点のお買い上げで、1点を無料サービス＊＊秋のシーズンに備えて、主要製品を1点のお値段で2点ご提供します。ジャージ、リム、タイヤ、ペダル、サドルなど、1 点を定価でお求めのお客様にもう１点を無料でサービスいたします。詳細はストアまたは Web サイトで。お急ぎください！このサービスは今月末までです。

＜顧客名＞様のような、お得様だけにご提供するスペシャルサービスが、まだまだあります。http://www.bigmountainbikes.com/offers をぜひご覧ください。

お元気でライディングをお楽しみください、Big Mountain Bikes チームより

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊この Eメールは、Big Mountain Bikes, 1234 Main St., Whitefish, MT 93446 が配信しています。

このニュースレターは、この E メール アドレスを使ってこの E メールにご登録いただいた方にお送りしています。この E メールのご登録を解除し、スペシャルサービスメールの配信停止をご希望の場合は、件名を「停止」として本メールにご返信ください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 11

次に、得意先の顧客との関係を構築して維持するのに役立つ、顧客感謝イベントを伝えるEメールの例を示します。

＜顧客名＞様、

お客様感謝デーおよび昼食会にご招待いたします。

日ごろより格別のご愛顧をいただき、心より感謝いたしております。つきましては、ボーズマン・ビストロのオーナーシェフであるフィリップ・ロスチャイルドが腕を振るうグルメ昼食会にご招待いたしたく、下記の通りご案内申し上げます。

内容：お客様感謝デーおよび昼食会日付：2009 年 12 月 15 日時間：午前 11 時～午後 2時場所：Big Mountain Bikes 本店、1234 Main St.ご出席のお申し込み：555-1234 までお電話で、または tom@bigmountainbikes.com まで Eメールで、ご連絡ください。

当日はストア全品の大幅値引きが実施され、1000 ドル相当のマウンテンバイクが当たるチャンスもご用意しています。

ご参加をお待ちいたしております。 ｰ トム＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊この Eメールは、Big Mountain Bikes, 1234 Main St., Whitefish, MT 93446 が配信しています。

このニュースレターは、この E メール アドレスを使ってこの E メールにご登録いただいた方にお送りしています。この E メールのご登録を解除し、お客様感謝イベントメールの配信停止をご希望の場合は、件名を「停止」として本メールにご返信ください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 12

次に示すのは、バースデーメールの例です ̶ バースデーメールを受け取って喜ばない人はいません！

＜顧客名＞様、お誕生日、おめでとうございます！

本日は、心よりお誕生日のお祝いを申し上げます。

私共が商売を続けられているのも、ひとえに長年のご愛顧の賜物だと感謝いたしております。

つきましてはささやかな感謝の印といたしまして、本日より今月末までにお買い上げの品より、50 ドルの割引をさせていただきます。この E メールを印刷してショップにお持ちになるか、Web サイトからご注文の際にはプロモーションコードの欄に「Bday」と入力していただければ、割引が受けられます。

楽しいお誕生日をお過ごしください。そしてまたのご来店をお待ちしています。 ｰ トム＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊この Eメールは、Big Mountain Bikes, 1234 Main St., Whitefish, MT 93446 が配信しています。

このニュースレターは、この E メール アドレスを使ってこの E メールにご登録いただいた方にお送りしています。この E メールのご登録を解除し、スペシャルグリーティングメールの配信停止をご希望の場合は、件名を「停止」として本メールにご返信ください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 13

5： 受信者を選ぶここでは、特定の Eメールを受信する顧客または顧客グループを選択します。書き始めに役立つヒントを次に示します。

［受信者］タブをクリックし、［連絡先追加］を選択します。受信者リストに追加したい名前の左にある赤い矢印をクリックします。

名前を選ぶごとに、その名前が受信者リストに追加されていきます。ただし名前の数が多いと、時間がかかってしまいます。その場合は受信者の選択を素早く行えるよう、下記のグループ作成の項を参照してください。

［詳細］タブをもう一度クリックし、内容を確認してください。ただし、［送信］ボタンはまだ押さないでください。

注：この方法を用いると、Eメールを「下書き」フォルダーに入れ、Eメール クライアントから送信する際にそこから選ぶことができます。

FileMaker Proには、Eメール クライアントを使用せずに Eメールを送信するオプションもあります。SMTPから Eメールを直接送信する方法の詳細については、www.fi lemaker.comをご覧ください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 14

必ずしなければならないこと1. 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律（特定電子メール法）などの関係法令やガイドラインを理解し、該当する要件のすべてに準拠していることを確認してください。

詳しくは、次のサイトをご覧ください： http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html

2. みなさんが顧客あてに送る Eメールは、顧客側がメールリストへの追加を依頼しているので、技術的にはスパムではありませんが、Eメールを送信する場合には必ず以下の 2つのことを行わなければなりません。

ｰ Eメールの末尾に、組織の実際の住所を書き加えること。「この Eメールは、Big Mountain Bikes, 1234 Main St., Whitefi sh, MT 93446が配信しています。」のような文章を入れてください。

ｰ Eメールの末尾にある住所の記載の後に、次のような文章を加えて、Eメールの配信停止の方法を知らせること：「このニュースレターは、この Eメール アドレスを使ってこの Eメールにご登録いただいた方にお送りしています。この Eメールのご登録を解除し、スペシャルサービスメールの配信停止をご希望の場合は、件名を「停止」として本メールにご返信ください。」

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 15

受信者のグループを作成する：受信者のグループを作成して、受信者の選択を素早く行えるようにするには、以下のステップに従ってください。

画面の左上にあるヘッダーから、メールの文字の下の［キャンペーン］と［テンプレート］の間にある［グループ］を選択します。

ブランクレコードが表示されるので、新しいグループの詳細を入力することができます。

ここで［メンバー］フィールドをクリックしてデータベースから連絡先を選択することができます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 16

新しいグループを作成できたら（この例では「現在の顧客」）、［キャンペーン］ボタンをクリックしてから、［グループを追加］をクリックしてください。作成したばかりのグループが表示されます。ここで赤い矢印をクリックして、このグループの連絡先を受信者リストに追加します。

［詳細］タブをもう一度クリックし、内容を確認してください。ただし、［送信］ボタンはまだ押さないでください。

内容を見直して確認したら、送信の準備は完了しました。ただし［送信］を押す前に次の項を読んで、タイミングが適切かどうかを確認してください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 17

6：Eメールを送信するEメールはタイミングが大切です。ほとんどは 3日ほどで忘れられてしまうので、オフィスでビジネスをしている人宛てにマーケティングするなら、金曜日に送るより、週の前半に送るほうが得策です。

最近の調査によると、家庭宛てに送信する場合は、週末が、特に日曜日が適切だとされています。ただし Eメール送信に適切な日は、注目の秋の新色のように頻繁に変わるので、どの曜日が最適かはご自分で試して確認してみてください。

また、FileMaker ProはOutlook、Outlook Express、Entourage、Apple Mailなどの既存の Eメール プログラムと統合されており、これらで Eメールを送信できることにも注目することが大切です。送信したい Eメールはすべて「下書き」フォルダーに入っているので、適切な日の適切な時刻に［送信］をクリックするだけで、すべてが完了します。

受信者に適した日時に［送信］をクリックします。

注：SMTPサーバーから Eメールを直接送信するEメールを、Eメール クライアントと Business Productivity Kitの事前定義されたテンプレートから送信するのではなく、SMTPサーバーから直接送信したい場合には、FileMaker Pro のファイルメニューからメール送信を選択してから、［SMTPサーバー経由で送信］を選択し、画面の指示に従ってください。

やってみましょう：一般的に、ビジネスマンが月曜の朝に受信ボックスを開くと、週末に到着したメッセージがたくさんあります。メッセージが読まずに削除されたり、他のメールといっしょに斜め読みされたりしては困るので、Eメールは通常、月曜日の午後から火曜日にかけて送信するほうがいいでしょう。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 18

7：メール配信停止の要求を処理するEメールの送信を終えると、たくさんの電話や注文、またWebサイトへの訪問があるはずです。また同時に、もうあなたやあなたの会社から Eメールを受け取りたくない顧客もいるでしょう。顧客が気持ちよく過ごせるよう、配信停止の処理には常に注意を払う必要があります。顧客が Eメールを受け取りたくないからと言って、その顧客が二度と気を変えないというわけではありません。そこでメッセージの送信後、できるだけ迅速に、顧客の希望に応えるようにしてください。

配信停止の要求に対処する方法上記の手順に従って、顧客に Eメール配信停止の方法を説明したものとして、受け取った配信停止の要求を処理する必要があります。配信停止は、Eメール、郵便、電話で要求される可能性があります。最も一般的なものは、受信者が件名に「停止」や「登録解除」と書いて返信してくる方法です。処理する前に、あらゆるチャネルからの配信停止要求をきちんと受け取っていることを確認してください。

FileMaker Proで配信停止要求を処理するには、メールの［受信者］タブで［グループ］と［連絡先］を更新するだけで済みます。これには以下のステップに従ってください。

FileMaker Business Productivity Kit に付属の Eメール データベースを開きます。

［キャンペーン］をクリックして、顧客が応答しているキャンペーン レコードに進みます。この例では、「マンスリーニュースレター」です。

［受信者］タブをクリックします。

今後のメール送信から削除する人の名前で、赤い ×をクリックします。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 19

OKをクリックして削除を確認します。さらに［グループ］もクリックして、このメールに関連のあるすべてのグループからもその人の名前を削除します。

8：バウンスメールを処理するまた、受信者の Eメール アドレスが無効だったり受信ボックスがいっぱいだったりしたために、「送信不能」として戻されてきたメッセージもあるかもしれません。これらは「バウンスメール」と呼ばれています。

まず、バウンスメールについてはすべて、連絡先情報を更新する必要があります。次の方法を用いれば簡単に行えます。

［連絡先］データベースに、「Eメールのアップデートが必要？」という新しいフィールドを追加します。それには以下のステップに従ってください。

FileMaker Proの［連絡先］データベースを開きます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 20

［ファイル］メニューから［管理］＞［データベース］を選択すると、データベースに追加する新規フィールドを定義することができます。

フィールドを定義するには、3つの情報を入力する必要があります。フィールド名、そのフィールドに保管するデータのタイプ、そして任意のコメントです。

フィールド名に「Eメールのアップデートが必要？」と入力します。

フィールドタイプに［テキスト］を選択し、このフィールドの用途を知るために役立つ任意のコメントを追加します。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 21

これでフィールドを定義できたので、それをレイアウトに追加することができます。

［挿入］メニューから［フィールド］を選択します。

［フィールドの指定］ダイアログから「Eメールのアップデートが必要？」を選択します。

［ラベルを作成］をクリックすると、フィールドの横に名前が表示されます。OKをクリックしてください。

スクリーンの色の設定によっては、テキストが見えにくい場合があります。新しいフィールドのラベルが見えない場合は、フィールド ラベル「会社名」を強調表示してから、ステータスツールバーの「書式のコピー /貼り付け」を選択し、追加したばかりの新しいフィールドを強調表示します。これで「会社名」フィールドと同じフォーマットに設定されるので、レイアウトすべてが一貫性のあるフォーマットになります。

これで画面に新しいフィールドが追加されました。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 22

次に、バウンスメールについて、最新の有効な Eメール アドレスを入手したいかどうかを決めることができます。いくつかの選択肢があります。

1. 1か月程度のうちに、送り返された Eメールをすべて再送信してみることができます。これによって、受信ボックスがいっぱいだったために送り返されたメールが届けられる可能性が生まれます。夏休み中に教師宛てに送信したマーケティングは、8月下旬まで再送信しないようにしてください。

2. すべての顧客に電話をかけ、要求に応じてマンスリーニュースレターを送信しようとしたが、Eメール アドレスが無効だったことを伝えることができます。顧客が新しいアドレスを教えてくれれば、うまくいきます。

3. 全員にハガキか手紙を郵送して、新しい情報を尋ねることができます。差し込み印刷によって送り返された Eメール アドレスを文面に加え、現在の Eメール アドレスを書き込める空白を用意して返信できるようにするか、顧客が新しい情報を入力できるWebサイトのリンクまたは Eメール アドレスを指定してください。

ハガキか封筒に使う宛先ラベルを印刷するには、以下のステップに従ってください。Eメールアップデートのフィールドが Yesのレコードをすべて見つけます。これには「Eメールのアップデートが必要？」フィールドに Yesがあるレコードを右クリックし、［一致するレコードを検索］を選択してください。

画面の右上隅にある［宛名ラベル印刷］をクリックします。すると住所ラベルが画面上に表示され、プリンターに送る準備ができました。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 23

内容を確認したら、プリンターに Avery 5160宛先ラベルを用意し、［ファイル］メニューから［印刷］を選択します。ただし、まだプリンターには命令を送らないでください。ラベル 1つだけでなくラベルのページ全体を印刷できるよう、最後に設定を 1つ変更する必要があります。

［プリント］ダイアログに［ページ］の項があります。このリストから［FileMaker Pro］を選択してください。

［プリント］をクリックしてから、［続行］ボタンをクリックして、画面のラベル レポートを閉じます。

これでハガキや封筒に貼れる美しいラベルが用意できました。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 24

ハガキや封書を送る場合、顧客に Eメール アドレスのアップデートを要求する文面として何を書けばよいのか迷ったときは、手始めに次のテキストが役立ちます。

＜顧客名＞様、

今週、BigMountain Bikes から 11 月のニュースレターをお送りしましたが、お客様からご指定いただいた下記の Eメール アドレスでは送信することができませんでした。

お客様ご指定の Eメール アドレス： ＜ここに Eメール アドレスを差し込み印刷する＞

お 手 数 で は ご ざ い ま す が、 お 客 様 の 新 し い 連 絡 先 情 報 を E メ ー ル に て tom@bigmountainbikes.com までお知らせいただければ、新たな Eメール アドレスにニュースレターをお送りし、それ以上のお手間はとらせません。お知らせいただいた情報は、ニュースレター送信の目的以外には一切使用しないことをお約束いたします。

＊＊連絡先情報をアップデートしていただいた方に、抽選で iPod を差し上げます＊＊

また、今月末までにご連絡をいただいた方には、抽選で iPod nano が当たります。当選された方には Eメールで通知をお送りするので、Eメール アドレスにお間違えのないようご注意ください。

連絡先情報を記入した Eメールを下記宛てにお送りいただいた方が、抽選の対象となります：tom@bigmountainbikes.com

＜顧客名＞様からのご連絡をお待ち申し上げます。

楽しいライディングを。 ｰ トムと Big Mountain Bikes の仲間より！

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 25

9：フォローアップする「バウンス」Eメール アドレスをもつ顧客のフォローアップについて説明してきましたが、Eメールを受け取った顧客のフォローアップも、受け取れなかった顧客の場合と同じく大切です。

受信者のフォローアップには、別の Eメールを送る、郵便ハガキを送る、電話をするなどのさまざまな方法があります。

1. フォローアップの Eメールを送る：印刷物の広告やテレビコマーシャルと同様、多忙な人たちはお勧め情報を何度も見てからでなければ、本気で消費しようとはしません。この場合は FileMaker Business Productivity Kitに含まれている Eメール モジュールを利用して Eメールを送信する方法を説明しているので、メッセージの緊急性と件名を以下の方針に沿ってわずかに変えるだけで、フォローアップを行うことができます。

i 毎月のスペシャルサービスをフォローアップする Eメールの新しい件名フォローアップの件名 送信の時期

無料チューンアップの最後のチャンスサービスを発表した最初の Eメールから２週間後に送信

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2. フォローアップのハガキを送る：費用の余裕がある場合、Eメール マーケティングの戦術の締めくくりとして印刷媒体を郵送すれば必ず効果が上がります。そしてFileMaker Proでは Eメールを送信するのと同じくらい簡単に宛先ラベルを印刷できるので、ハガキさえ印刷すれば、すぐに準備は完了します。

3. 電話をかける：常に気を使わなければならない領域なので、電話勧誘販売に対する規制を犯さないよう注意が必要ですが、名前を名乗って電話をかけ、送信の要求があった Eメールを送信できなかったことを伝えれば、感謝されることが多いでしょう。電話で新しいアドレスを教えてくれた場合は、それをその後のメールに利用します。留守番電話にメッセージを残さなければならない場合は、折り返しの電話を依頼するか、Webサイトから新しい情報を入力するよう依頼します。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 26

10：改良を加え、繰り返す最初の Eメール キャンペーンで、どんなことを学べましたか？次のメールを作成する前に、いくつかの質問に答えてみてください。

1. 効果があったのは何で、効果がなかったのは何か？2. 希望していた結果を得られたか？3. 顧客との関係を築きつつあるのか？ それともメッセージはジャンク フォルダーに入れられてしまったのか？

4. 最後の Eメールを顧客はどう思ったか？　何人かに連絡して、確かめてみよう！5. 次回は、何をもっとよくできるか？6. データベースに追加すべき新しい名前はあるか？7. アップデートすべきレコードはあるか？

自分の経験、顧客、その他から学んだことによってアプローチの改良を続け、以上の 10の簡単なステップを必要な回数だけ繰り返して、顧客に何度でもメールを「開いてクリック」してもらえる活発な Eメール マーケティング プログラムを構築してください。

結論顧客との継続的なコミュニケーションには大きな努力が必要ですが、このガイドにあるステップに従えば、まず始めるのは難しいことではありません。

そして準備が整ったら、顧客プロファイリング、トランザクショナル マーケティング、メール開封率とクリック率の測定、配信不能メッセージと配信停止要求の処理の自動化、A/Bテスト、HTMLメール、その他のもっと高度なデータベース モデリングとマイニングによってテクニックを磨けるよう、さらに多くのヒントや要領を学ぶことができます。

そこに至るまでの間は、正しい方法と正しいツールで Eメール マーケティングを開始するために必要なすべてを整え、顧客との関係を強化し、これから長年にわたって顧客のロイヤリティを築きあげられるような、すばらしいプログラムを作成できるようにしましょう。

その他の Eメール マーケティングおよびオンライン リソースwww.fi lemaker.co.jp/bpk から、FileMaker Pro の 30 日間無料評価版と FileMaker Business Productivity Kitをダウンロードしてください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 27

また www.google.comで「Eメール マーケティング」を検索すれば、このトピックに関する豊富な情報が見つかるでしょう。そもそもあなたがこのガイドを見つけたのも、Googleの検索かもしれませんね。

さらに、以下のあげるサイトでも詳しい情報を調べてみてください。• FileMaker TrialのWebサイト。FileMaker Proの 30日間無料評価版、Business

Productivity Starter Kit、その他さまざまなプログラムをダウンロードすることができます：www.fi lemaker.co.jp

• 消費者庁：http://www.caa.go.jp/

• 経済産業省　特定商取引法：http://www.meti.go.jp/policy/economy/consumer/consumer/tokutei/

• オンライン・トラストマーク制度：http://www.jadma.org/ost/

© 2010 FileMaker, Inc. All rights reserved.FileMakerは、米国およびその他諸国で登録された FileMaker, Inc.の商標です。その他のトレードマークはすべて、それぞれの所有者の所有物です。

Eメール マーケティングに関して適用されるすべての法律および規制に準拠するのは、あなたの責任です。

このガイドは主題に関する一般的な情報を提供するためのものであり、FileMakerは法的またはその他の専門的サービスを提供することは一切ありません。法的助言またはその他の専門的支援が必要な場合には、能力のある専門家のサービスを求めてください。サードパーティー企業またはサービスに関する言及は情報提供のみを目的とするものであり、それら企業またはサービスの選択、実績、または利用に関して、FileMakerは一切責任を負いません。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 28

付録１：連絡先情報のエクスポートとインポートこの付録では、連絡先情報を Microsoft Excel、Microsoft Outlook、Microsoft Entourageなどの人気プログラムから FileMaker Proに取り込むのに役立つ、ステップごとの手順を説明します。

• Microsoft Excel

• Microsoft Outlook

• Microsoft Entourage

注：これらの手順は、このガイド作成時点で入手可能な最新バージョンの出版物に示されているものです。実際にご使用の画面が以下に示す画面と異なる場合は、データのエクスポートの詳細について、ご使用中のプログラムのユーザーズガイドを参照してください。

またご使用中の製品がこのリストにない場合は、ご使用中のプログラムのユーザーズガイドで、Microsoft Excel（.xlsまたは .xlsx）、コンマ区切りテキスト（.csv）、またはタブ区切りテキスト（.txt）ファイルに情報をエクスポートする詳細を参照してください。その後、以下の基本的手順に従って連絡先を FileMaker Proにインポートしてください。

Microsoft® ExcelFileMaker Proは Excelファイルを直接開くことができ、また Excelファイルから即時にまったく新しいデータベースを作成することができます。その場合、情報のエクスポートやインポートは必要ありません。ただしここでは、既存の Excel情報を既存の FileMaker Proの連絡先データベースに取り込みたいので、以下のステップに従ってください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 29

Excelから FileMaker Proへの連絡先のインポートFileMaker Business Productivity Solutionのメインメニューから、［連絡先］を選択します。

手順：ダウンロードした FileMaker Business Productivity Kitのファイル bps_Main_Menuを開きます。（まだダウンロードしていない場合は、www.fi lemaker.co.jp/bpkからダウンロードしてください。）

メインメニューから［連絡先］を選択すると、空白のデータベースが表示されます。このデータベースは名前と Eメール アドレスの入力を待っています！

［ファイル］メニューから［レコードのインポート］を選択し［ファイル］を選択します。「ファイルの種類：」の選択（Windowsの場合）または「ファイルタイプ :」の選択（Mac OSの場合）を Excelファイル（*.xlsまたは .xlsx）に変更して、Excelファイルをすべて表示します。拡張子（.xlsまたは .xlsx）をもち、名前と Eメール アドレスが入っている既存のExcelファイルをブラウズします。ファイルを選択し［開く］をクリックします。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 30

右側の列にある矢印をドラッグして、左の列にあるフィールドを一致させます。FileMaker Proにインポートしたくないフィールドについては、右向きの矢印をクリックしてください。Eメール アドレスのフィールドは、必ず一致させるようにしてください。右側のリストの下のほうにあります。

次に「フィールドデータのインポート順」という画面が表示されます。面倒に見えるかもしれませんが、各行の項目を見て、左側の Excelファイルのフィールド名を右側の FileMaker Proのターゲットフィールドに一致させるだけで、名前が間違いなくインポートされます。

次に［インポート］をクリックして、もう一度［インポート］をクリックします。するとインポートしたレコードの要約画面が表示されます。

次に、画面上にインポートされたレコードが表示されます。ステータスツールバーの左上にある本の形のアイコンをクリックすれば、レコードをブラウズすることができます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 31

Microsoft® Outlook for WindowsOutlookからの連絡先のエクスポート FileMaker Proに直接インポートできる Excelファイルとは異なり、Outlookファイルはまず FileMakerによって読み取れるフォーマットにエクスポートしなければなりません。

Outlookの名前と Eメール アドレスをエクスポートするには、まず Outlookを開き、［連絡先］をクリックして、すべての連絡先を画面に表示します。次に［ファイル］メニューから［インポート］と［エクスポート］を選択します。実行するアクションを選択するリストから、［ファイルにエクスポート］を選んで［次へ］をクリックします。

次の画面から、「テキストファイル（Windows、カンマ区切り）」を選んで、［次へ］をクリックします。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 32

次に、エクスポートしたい［連絡先］フォルダーを選びます。

ファイルの名前と保存する場所を確認しながら作業を進めてください。すぐにそのファイルを使います。

ファイルに、Outlookエクスポート .csvなどの任意の名前をつけ、［次へ］をクリックします。［ブラウズ］ボタンを選んで、その .csvファイルを任意の場所に保存することができます。

すべてうまく行ったら、［終了］をクリックします。

［連絡先］はOutlookから、FileMaker Proがインポートできるファイル フォーマットにエクスポートされます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 33

Outlookから FileMaker Proへの連絡先のインポートOutlookの連絡先が入っている .csvファイルをインポートするには、以下のステップに従ってください。

FileMaker Business Productivity Solutionのメインメニューから、［連絡先］を選択します。

手順：ダウンロードした FileMaker Business Productivity Kitのファイル bps_Main_Menuを開きます。（まだダウンロードしていない場合は、www.fi lemaker.co.jp/bpkからダウンロードしてください。）

メインメニューから［連絡先］を選択すると、いくつかのサンプルの連絡先が表示されます。これらは後で削除することができます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 34

［ファイル］メニューから［レコードのインポート］を選択し［ファイル］を選択します。「ファイルタイプ：」の選択を「コンマ区切りテキスト（*.csv，*.txt）」に変更してください。次にOutlookエクスポートまたは上記で任意につけた名前の .csvファイルをブラウズし、［開く］をクリックします。

右側の列にある矢印をドラッグして、左の列にあるフィールドを一致させます。FileMaker Proにインポートしたくないフィールドについては、右向きの矢印をクリックしてください。Eメール アドレスのフィールドは、必ず一致させるようにしてください。左側のリストの下のほうにあります。

次に「フィールドデータのインポート順」という画面が表示されます。面倒に見えるかもしれませんが、ただ各行の項目を見て、左側のOutlookファイルのフィールド名を右側のFileMaker Proのターゲットフィールドに一致させるだけで、名前が間違いなくインポートされます。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 35

インポートしたレコードはこの画面のように見え、Outlookからの情報が FileMaker Proの対応するフィールドすべてに入っています。

次に［インポート］をクリックして、もう一度［インポート］をクリックします。するとインポートしたレコードの要約画面が表示されます。

次に、画面上にインポートされたレコードが表示されます。ステータスツールバーの左上にある本の形のアイコンをクリックすれば、レコードをブラウズすることができます。

Microsoft Entourage for MacMicrosoft Entourageからの連絡先のエクスポート

Entourageファイルはまず FileMakerによって読み取れるフォーマットにエクスポートしなければなりません。Entourageから情報をエクスポートするには、以下のステップに従ってください。

Entourageの名前と Eメール アドレスをエクスポートするには、まず Entourageを開き、アドレスブックのアイコンをクリックして、すべての連絡先を画面に表示します。次に［ファイル］メニューから［エクスポート］を選択します。

「エクスポート」画面で、「連絡先をタブ区切りのリストにエクスポート」という最初のラジオボタンを選択します。右矢印をクリックして続行してください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 36

ファイルの名前と保存する場所を確認しながら作業を進めてください。すぐにそのファイルを使います。

次の画面では、アドレス帳（エクスポート）.txtという名前が、エクスポートされるファイルの名前として選択されています。これをそのままにすることも、別の名前と場所を選ぶこともできます。

［アドレスブック］のデータは Entourageから、FileMaker Proがインポートできるファイル フォーマットにエクスポートされます。[完了 ]をクリックしてください。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 37

Entourageから FileMaker Proへの連絡先のインポートEntourageのアドレスブック データが入っている .txtファイルをインポートするには、以下のステップに従ってください。

FileMaker Business Productivity Solutionのメインメニューから、［連絡先］を選択します。

手順：ダウンロードした FileMaker Business Productivity Kitのファイル bps_Main_Menuを開きます。（まだダウンロードしていない場合は、www.fi lemaker.co.jp/bpkからダウンロードしてください。）

メインメニューから［連絡先］を選択すると、いくつかのサンプルの連絡先が表示されます。これらは後で削除することができます。

すでにいくつかの名前をこのデータベースにインポートしたり追加したりしているかもしれませんが、それでも大丈夫です。さらに多くのレコードをインポートしても、単にそのデータベースに名前が追加されるだけで、すでに入っている連絡先が上書きされることはありません。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 38

［ファイル］メニューから［レコードのインポート］を選択し［ファイル］を選択します。

「ファイルタイプ：」の選択を「タブ区切りテキスト」に変更してください。次にアドレス帳（エクスポート）または上記で任意につけた名前の .txtファイルをブラウズし、［開く］をクリックします。

Eメール マーケティングを始めるための 10の簡単なステップ 39

右側の列にある矢印をクリックし、右側のフィールドを動かして左にあるフィールドに一致させます。FileMaker Proにインポートしたくないフィールドについては、右向きの矢印をクリックしてください。Eメール アドレスのフィールドは、必ず一致させるようにしてください。左側のリストの下のほうにあります。

次に「フィールドデータのインポート順」という画面が表示されます。面倒に見えるかもしれませんが、ただ各行の項目を見て、左側の Entourageのアドレスブック ファイルのフィールド名を右側の FileMaker Proのターゲットフィールドに一致させるだけで、名前が間違いなくインポートされます。

インポートしたレコードはこの画面のように見え、Entourageアドレスブックからの情報が FileMaker Proの対応するフィールドすべてに入っています。

次に［インポート］をクリックして、もう一度［インポート］をクリックします。するとインポートしたレコードの要約画面が表示されます。

次に、画面上にインポートされたレコードが表示されます。ステータスツールバーの左上にある本の形のアイコンをクリックすれば、レコードをブラウズすることができます。