2018年の インシデントを振り返る - JPCERT · 201820182018年の年の年の 2018年の インシデントを振り返るインシデントを振り返るインシデントを振り返る
ドバイで「北海道・日本『食』フェア」 を初開催し...
Transcript of ドバイで「北海道・日本『食』フェア」 を初開催し...
(本発表資料のお問い合わせ先)
経済産業省北海道経済産業局
産業部 農商工連携課
担当者:(丸山、西村)
電話:011-709-2311(内線2593, 2594)
E-mail:[email protected]
~2020年ドバイ国際博覧会を見据え、道産食材と
日本の食文化を丸ごと輸出~
平成30年11月20日
経済産業省北海道経済産業局
ドバイで「北海道・日本『食』フェア」を初開催します
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経済産業省北海道経済産業局では、中東地域に対する道産食品の輸出促進をめざし、中東の拠点であるドバイとの関係強化に力を入れている。これまで市場調査、北海道の魅力発信、ラーメンフェア等を実施。
一部の商材は輸出に繋がったが、限定的。そこで、現地の調理師や輸入業者等のニーズに対応した多様な道産食材と日本の食文化の価値を発信することで、輸出商材の幅を広げるとともに、2020年ドバイ国際博覧会日本館での食文化の発信に貢献する。
平成30年12月5日、ドバイで北海道・日本『食』フェア開催⇒多様な道産食材、日本食文化をPR
道産食品のさらなる輸出拡大 2020年ドバイ国際博覧会日本館での食文化発信に貢献
1.背景と目的 ~2020年ドバイ国際博覧会を見据え、道産食材と日本の食文化を丸ごと輸出~
【これまでの当局のドバイ関連の取組】
平成25~26年度、企業ミッション派遣や現地試食会を実施し、ドバイ側から道産品に対する高い評価を得た。他方、ドバイでの北海道の認知度不足や、道内企業のハラールに対する知識不足が課題となった。
平成27~28年度、ドバイでの北海道の魅力発信拠点整備や道内のムスリムインバウンド対応力強化に加え、ドバイでの調理師ニーズを調査し、本場の北海道ラーメンへのニーズを把握。
平成29年度、現地調理師に本場の調理法を指導しドバイでラーメンフェアを初開催。北海道の食の価値が評
価され、ラーメンやホタテ等の取引に繋がったが、商材の広がりが限定的。
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日時:平成30年12月5日(水)19:00~22:00
場所:アトリエM(アラブ首長国連邦ドバイ市ドバイマリーナ、ピアセブン)
主催:経済産業省北海道経済産業局、(株)北海道二十一世紀総合研究所
協力:農林水産省北海道農政事務所、(独)日本貿易振興機構(JETRO)、北海道
ドバイ側参加者:調理師、バイヤー、輸入業者、政府関係者、インフルエンサー等 300名程度
北海道から食材を持ち込む
北海道とドバイの調理師コラボ
食文化「丸ごと」提供調理法・食べ方 観光映像放映
ファッション等
2.北海道・日本『食』フェア開催概要
【北海道から派遣】和食調理師1名((株)道下産地)ラーメン調理師2名((株)寳龍)
氷彫刻
もちつき体験©HTB
©HTB
※現地名:「Flavors of Hokkaido, Japan」
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企業名 所在地 業種 提供食材
1 西山製麺(株) 札幌市 ラーメン等製造 麺
2 (株)寳龍 札幌市 ラーメン店 たれ
3 和弘食品(株) 小樽市 たれ等製造 たれ
4 (株)道下産地 岩見沢市 農産物生産等 米
5 (株)北海道米菓フーズ 旭川市 おかき製造 おかき
6 小林酒造(株) 栗山町 日本酒製造 日本酒
7 井原水産(株) 留萌市 かずのこ製造 かずのこ
参加企業
食材提供のみ
3.フェア参加企業
企業名 所在地 業種 食材・商品
1 (株)もりもと 千歳市 菓子製造 北の散歩道北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー
2 (有)菓子司新谷 富良野市 菓子製造 ふらのチーズタルト
3 (株)カネサン佐藤水産 室蘭市 水産加工業 ホタテ、秋鮭、しまえび等水産物
その他のニーズがあった道産食材(とうもろこし、かぼちゃ等)も貿易商社を経由して提供。
企業名順不同
【平成30年度の取組内容】
海外調理師等との交流を通じた商談支援7月26~27日、具体的なニーズを持ったドバイの調理師を道内の生産現場に招へいし、食材の
調理法や食べ方も含めた「食文化ごと」価値を伝える産業ツアー・商談会を実施。
ドバイで道産食材や食文化等の魅力を発信するフェアを開催12月5日、海外調理師・インポーター・消費者・投資家等を対象にドバイの高級レストランで開催。
道産食材や食文化等の魅力を発信し、新たなビジネスマッチングの場とする。
海外向けラーメン製造工場の供給体制強化海外需要が増加する中、人手不足が課題であることから、将来的なロボット導入等の検討のため施策情報を調査。
【地域中核企業】西山製麺(株)(札幌市)
生ラーメン等300種類以上の製品を製造。国内外ラーメン店主への開業支援コンサルで顧客との関係を深化。欧米・アジア・中東へ商品を輸出。
資本金:9000万円売上高:31億円従業員:206名
【強み及びこれまでの取組の成果】域内仕入約200社、仕入額の約8割。域外販売比率は約5割、うち海外販売比率は約2割。
平成29年度は、海外と北海道の調理師交流や、中東・北米でのラーメンフェア開催等を行い、年間3000万円規模(道内からUAEへの食品輸出額の57%に相当)
の商談につながった。
北海道招へいやラーメンフェアで道産食材に価値を感じたオーナーシェフが平成30年3月、ドバイで道産食材を使用した飲食店「Oni」をオープン。
道産食品の持続的な輸出拡大と生産性向上を目指す。
4.事業の全体像 【平成30年度:地域中核企業創出・支援事業】調理師ニーズに直接アプローチ!北海道産食材の輸出拡大事業 (事業統括:(株)北海道二十一世紀総合研究所)
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ラーメン(寳龍、すすきの総本店)
水産品(札幌市中央卸売市場)
農産品(大地のテラス、岩見沢市)
日本酒(小林酒造、栗山町)
食器(こぶ志窯、岩見沢市)
チーズ(ファットリアビオ北海道、札幌市)
スイーツ(もりもと、札幌北15条店)
北海道ローカルTVで報道 5
北海道経済産業局は、平成30年7月26~27日、ドバイの高級レストランの調理師や店舗マネージャーを招へいし、 道内の産地や店舗を巡る食産業ツアー・商談会を開催。
道内のラーメン、農水産物、日本酒、チーズ、スイーツ等の生産・販売現場にて、食文化の真の価値を見聞きし理解した上で輸出商材のアドバイスを実施。新鮮な食材を自ら収穫し調理・試食会を開催。
ドバイの調理師は北海道の食材や日本の食文化を高く評価。12月にドバイで北海道・日本フェア開催が決定。
5.ドバイから調理師招へい 「食産業ツアー・商談会」開催
調理(大地のテラス、岩見沢市)
©HTB