タイムライン(防災行動計画)策定 -...

4
平成29年度 タイムライン(防災行動計画)策定 ―洪水浸水被害等の発生に備えて― 一般財団法人 全国建設研修センター 一般社団法人 建設コンサルタンツ協会 全国知事会・全国市長会・全国町村会 平成24年にアメリカ東海岸に襲来したハリケーンサンディの高潮により、ニューヨー ク市やニュージャージー州などでは大規模な浸水被害が発生しましたが、事前に策定され ていたタイムラインに基づき、地下鉄の運行停止など関係機関が時々刻々と対策を取った ことにより大幅な減災につながり、2日後には地下鉄運行再開など市民生活の早期回復に つながりました。 平成27年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川破堤水害では、避難準備情報、避難勧告、 避難指示が地元市当局から必ずしも適時適切に発令されておらず、市役所の水没もあり、 被害が拡大したと指摘されています。 本研修では、主に超大型の台風が襲来して直撃が予想される際のタイムライン(防災 行動計画)策定に必要な実務のポイントとなる知識・ノウハウを講義及びワークショップ を通じて、短期間に修得するものです。 また、全国から集まる防災対策業務に従事する担当者との相互交流、情報交換の貴重な 機会としても好評を得ています。皆様のご参加をお待ちしています。 一般社団法人 建設コンサルタンツ協会の継続教育(CPD) 認定プログラム(昨年度:単位数 19.66) 一般社団法人 全国土木施工管理技士会の継続教育(CPDS)認定プログラム(昨年度:ユニット数 22) *受講経費の助成制度がある道県(政令市を除いた市町村職員の受講が対象となります。) 北海道・青森・岩手・栃木・群馬・神奈川・新潟・富山・山梨・岐阜・静岡・奈良・和歌山・岡山・山口・徳島・高知・熊本・大分・宮崎の20道県 詳細は、各道県の市町村振興協会・こうち人づくり広域連合にお問い合わせください。 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 当センターの研修につきまして下記のとおりご案内申し上げますので、受講者の 派遣方につきまして格別のご高配を賜りたくお願い申し上げます。 〈受講された方々の声〉 ・近年「タイムライン」というキーワードを耳にすることが多くなっていたが、実際どういうものか知識が全く無かった ので、今回の研修で大変勉強になった。 ・災害時はパニックになる恐れがあるため、事前に行動予定を定めるタイムラインの策定研修は大変ためになった。 (ワークショップの演習風景) 平成30年1月24日(水)~ 1月26日(金)(日間) 一般財団法人 全国建設研修センター 研修会館 187-8540 東京都小平市喜平町2-1-2 TEL 042-324-5315 FAX 042-322-5296 http://www.jctc.jp/ 当センターホームページよりインターネットで研修の申込ができます。

Transcript of タイムライン(防災行動計画)策定 -...

  • 平成29年度

    タイムライン(防災行動計画)策定 ―洪水浸水被害等の発生に備えて―

    共 催 一般財団法人 全国建設研修センター

    一般社団法人 建設コンサルタンツ協会

    後 援 国 土 交 通 省

    全国知事会・全国市長会・全国町村会

    平成24年にアメリカ東海岸に襲来したハリケーンサンディの高潮により、ニューヨー

    ク市やニュージャージー州などでは大規模な浸水被害が発生しましたが、事前に策定され

    ていたタイムラインに基づき、地下鉄の運行停止など関係機関が時々刻々と対策を取った

    ことにより大幅な減災につながり、2日後には地下鉄運行再開など市民生活の早期回復に

    つながりました。

    平成27年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川破堤水害では、避難準備情報、避難勧告、

    避難指示が地元市当局から必ずしも適時適切に発令されておらず、市役所の水没もあり、

    被害が拡大したと指摘されています。

    本研修では、主に超大型の台風が襲来して直撃が予想される際のタイムライン(防災

    行動計画)策定に必要な実務のポイントとなる知識・ノウハウを講義及びワークショップ

    を通じて、短期間に修得するものです。

    また、全国から集まる防災対策業務に従事する担当者との相互交流、情報交換の貴重な

    機会としても好評を得ています。皆様のご参加をお待ちしています。

    一般社団法人 建設コンサルタンツ協会の継続教育(CPD) 認定プログラム(昨年度:単位数 19.66) 一般社団法人 全国土木施工管理技士会の継続教育(CPDS)認定プログラム(昨年度:ユニット数 22) *受講経費の助成制度がある道県(政令市を除いた市町村職員の受講が対象となります。) 北海道・青森・岩手・栃木・群馬・神奈川・新潟・富山・山梨・岐阜・静岡・奈良・和歌山・岡山・山口・徳島・高知・熊本・大分・宮崎の20道県

    詳細は、各道県の市町村振興協会・こうち人づくり広域連合にお問い合わせください。

    時 下 ま す ま す ご 清 祥 の こ と と お 慶 び 申 し 上 げ ま す 。 当センターの研修につきまして下記のとおりご案内申し上げますので、受講者の 派遣方につきまして格別のご高配を賜りたくお願い申し上げます。

    ご 案 内

    〈受講された方々の声〉

    ・近年「タイムライン」というキーワードを耳にすることが多くなっていたが、実際どういうものか知識が全く無かった

    ので、今回の研修で大変勉強になった。

    ・災害時はパニックになる恐れがあるため、事前に行動予定を定めるタイムラインの策定研修は大変ためになった。

    (ワークショップの演習風景)

    期 間 平成30年1月24日(水)~ 1月26日(金)(3日間)

    場 所 一般財団法人 全国建設研修センター 研修会館

    〒187-8540 東京都小平市喜平町2-1-2

    TEL 042-324-5315 FAX 042-322-5296 http://www.jctc.jp/

    当センターホームページよりインターネットで研修の申込ができます。

  • 平成 29 年度研修「タイムライン(防災行動計画)策定」実施要領

    ―洪水浸水被害等の発生に備えて―

    1.目 的 タイムライン(防災行動計画)の適用対象組織となる地域防災の第一線の地方公共団体及び社会インフ

    ラ関係機関の防災担当職員等に、超大型台風の襲来に備えたタイムラインの基本的な仕組みと導入方法について、講義と演習により修得する。 また、共同生活による相互啓発、相互交流、情報交換を通じて職場における業務の推進に資するものと

    する。 2.対 象 職 員

    地方公共団体及び市民生活に密接な関連のある社会インフラ関係機関や民間企業で、防災担当業務に従事する職員。

    3.募 集 人 数 40名 4.研 修 期 間 平成30年1月24日(水)~ 1月26日(金) 3日間

    全寮制(通学を希望される方は、ご相談ください。) 5.集 合 日 時

    1月 24日(水)、9時 15分までに、研修会館に集合してください。 ※前日宿泊を希望される方は、21時までに入館してください。

    6.教科目、講師及び研修場所 (次頁以降参照) 7.申込先及び問い合わせ先

    一般財団法人 全国建設研修センター 研修局 研修担当:市川、橘 〒187-8540 東京都小平市喜平町 2-1-2 ※ 申込はインターネット、郵送、FAX、メールいずれでも受け付けています。

    ホームページアドレス http://www.jctc.jp/ メールで申込みをする場合は、申込書フォームをメールで請求してください。

    TEL 042-324-5315 FAX 042-322-5296 メールアドレス:[email protected]

    8.研修経費及び納入先 (1)研修経費 (1人当たり、消費税含む)

    ①研修会費 69,000円 ②宿泊費 5,800円(2泊分)※前日宿泊の場合、1 泊分(2,900円)追加となります。 ③合 計 74,800円

    (2)研修経費納入先 三菱東京 UFJ 銀行 新宿支店 普通預金 №0000316 ザイ) ゼンコクケンセツケンシュウセンター 一般財団法人 全国建設研修センター

    リジチョウ アサノマ カズオ 理事長 浅野間 一夫

    (参考) 食費は、研修会館内食堂(土・日・祝日は休み)で定食を摂られた場合、朝 420円、昼 470円 となります。支払いは直接食堂へお願いします。なお、夕食は現在休止しております。

    9.申込締切期日 平成 30年 1月 17日(水)

    10.そ の 他

    (1) ご持参いただくもの(筆記用具、共済組合員証又は健康保険証、洗面具、タオル類、着替え、雨具等) (2) 宿泊施設は2~6人部屋となっています。

    (3) 研修会館に備わっているもの(浴衣、洗濯機、乾燥機、洗濯洗剤、石けん、シャンプー、ドライヤー、スリッパ)

    (4) 研修受講中の服装及び履物は、研修にふさわしい常識的なものを着用してください。 (5) 駐車場はありませんので、自家用車でのご来場はご遠慮ください。

    受講通知書到着後にお振り込みください。 振込手数料は、ご負担ください。 なお、お振り込みの際には、「振込依頼人名」等の頭に、受講通知書等に記載されている 「申込番号」を入力してください。 また、経費別の納入及び当日持参も可能です。

  •    

    月 日講義時間

    教  科  目

    9:00 ~ 9:15 受  付

    9:15 ~ 10:00 開講の挨拶・オリエンテーション

    タイムラインとは

      理事 環境・防災研究所  副所長

    国土交通省におけるタイムラインへの取り組み

      河川保全企画室 企画専門官

    タイムラインのハザードとリスクの決定

     気象現象 (前 予報部 予報課長)

    洪水リスクとタイムラインの取組事例について

       熊本県球磨川の事例を中心として 調査課長

    理事 環境・防災研究所  副所長

    上席研究員

    上席研究員

    主任研究員

    研究員

    防災危機管理課長

    理事 環境・防災研究所  副所長

    上席研究員

    上席研究員

    主任研究員

    研究員

    理事 環境・防災研究所  副所長

    上席研究員

    上席研究員

    主任研究員

    研究員

    理事 環境・防災研究所  副所長

    上席研究員

    上席研究員

    主任研究員

    研究員

         ( 元 NHK 解説主幹  )

    理事 環境・防災研究所  副所長

    国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課         河川保全企画室 企画専門官

    理事 環境・防災研究所  副所長

    国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課         河川保全企画室 企画専門官

    15:05 ~ 15:15 閉 講 式

    ※ 教科目及び講師等について、変更することがあります。

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    松尾 一郎

    宮本 健也

    松尾 一郎

    5.0

    ワークショップ3 タイムラインをつくる-その2

       (行動目標、タイミング)

       (後半で各班発表・グループ間の共有)

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    広田 達郎

    作間  敦

    ふりかえりと講評

    1.0

    松本 健一

    加村 邦茂

    松尾 一郎

    1/26

    (金)

    9:00 ~ 11:00 2.0

    14:10 ~ 15:00 1.0

    1.0

    1.0

    板橋区 危機管理室

    川口 隆尋

    地方公共団体における水害タイムラインの構築とその効果の事例

    松本 健一2.0

    加村 邦茂

    松尾 一郎

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    ワークショップ2 タイムラインをつくる-その1       (シナリオ、リスク)

    16:10 ~ 17:30 1.5

    ワークショップ1 タイムラインの進め方受講者を5グループ分け編成、 各グループにファシリテーターが付いて指導

      (リスクを考える)

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    1/25

    (木)

    9:00 ~ 10:00

    13:00 ~ 18:00

    10:10 ~ 12:00

    松本 健一

    加村 邦茂

    広田 達郎

    作間  敦

    松尾 一郎

    14:10 ~ 16:00 2.0国土交通省 九州地方整備局 八代河川国道事務所

    小林 侑

    松尾 一郎

    11:10 ~ 12:00 1.0国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課

    宮本 健也

    佐々木 洋

    平成29年度研修 タイムライン(防災行動計画)策定 時間割

    - 洪水浸水被害等の発生に備えて -

    時   間 講     師

    H30.1/24(水)

    10:00 ~ 11:00 1.0

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    広田 達郎

    作間  敦

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    CeMI (NPO法人環境防災総合政策研究機構)

    松尾 一郎

    13:00 ~ 14:00 1.0気象庁  総務部  参事官 (気象・地震火山防災) 

    タイムラインで変わる地域防災  -マスコミの視点から-

    国士舘大学 防災・救急救助総合研究所  教授

    山﨑  登

    11:10 ~ 12:00

    広田 達郎

    13:00 ~ 14:00

    宮本 健也

    タイムライン ワークショップ成果発表

    作間  敦

    ワークショップ4 タイムラインを企画する

       (受講者各自の組織について)

    松本 健一

    加村 邦茂

  • 平成 29 年度研修 「タイムライン(防災行動計画)策定」申込書 一般財団法人 全国建設研修センター C305 ふ り が な 年 令 ・ 性 別

    氏 名 □ 男 満 才 □ 女

    最 終 学 歴 □大学院 □大 学 □短大 □高専 □専門学校 □高 校 □その他 科卒業/修了

    当研修に関する経験年数 年 ヶ月 役 職 名 □事務 □技術

    勤 務 先

    (勤務先名)

    部 課 ℡ E-mail @

    勤 務 先 種 別 □国、地方公共団体 □独立行政法人等 □技術センター、財団、社団 □建設業者 □コンサルタント □その他

    勤 務 先 所 在 地 〒 -

    研 修 経 費 納 入 方 法 研 修 会 費 □振 込 □持 参 宿 泊 費 □振 込 □持 参 前日宿泊(1 月 23 日) 希望する 希望しない

    ◎ 前日宿泊の希望は、(希望する 希望しない)のいずれかを○で囲んでください。

    ※ 申込書に記入された氏名、年齢等の個人情報は、研修を円滑に実施するためのものです。

    申込書の記載事項は、研修の事務連絡及び実施に必要な書類等の作成以外の目的では利用いたしません。

    <タイムライン(防災行動計画)策定研修>

    受講者派遣機関名

    所 在 地

    〒 - ℡

    派 遣 事 務 担 当 者

    所 属 ・氏 名

    キ リ ト リ セ ン

    【参考】平成 29年度、当センターが実施いたします防災部門の研修は次のとおりです。

    研 修 名 対象者 日数 期間 研修会費(円/人)

    災害復旧実務 行政 5 5/8(月) 93,000

    地すべり防止技術 一般 4 5/9(火) 82,000

    地域の浸水対策 一般 3 5/24(水) 69,000

    斜面安定対策 一般 3 9/27(水) 67,000

    災害発災直後における対応 一般 3 10/31(火) 69,000

    土木構造物耐震技術 一般 3 H30 1/17(水) 72,000

    タイムライン(防災行動計画)策定 一般 3 H30 1/24(水) 69,000

    ※「行政」 … 国及び地方公共団体、独立行政法人等の職員を対象とした研修 / 「一般」 … 行政、民間の職員を対象とした研修 研修のしおりはホームページ「受講にあたって」からご覧になれます。

    平成 29年度に実施する研修の実施計画についてはホームページで閲覧できます。ホームページアドレス http://www.jctc.jp/