ドライブレコーダー取付説明書 -共通編-...取付作業者用...
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取付作業者用
ドライブレコーダー取付説明書 -共通編-
発売元:スズキ株式会社
このたびはスズキ純正用品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございました。本書はドライブレコーダー本体の取付方法、配線要領等について記載してあります。取り付け前には本書と取付説明書ー車種別編ーを必ずお読みいただき、正しい取り付けを行ってください。本書に記載の取付位置以外の場所または取付方法以外の方法で取り付けられたものについては取付作業者の責任となります。取り付け後は、「取扱説明書」を必ずお客様にお渡しください。
安全に関する表示
安全に関する表示…………………………………………………………………………………………… 1品番…………………………………………………………………………………………………………… 1目次…………………………………………………………………………………………………………… 1構成部品……………………………………………………………………………………………………… 2取り付けに必要な工具類…………………………………………………………………………………… 2取付作業前の注意事項……………………………………………………………………………………… 3その他の注意事項…………………………………………………………………………………………… 4接続要領……………………………………………………………………………………………………… 4取付方法……………………………………………………………………………………………………… 4取付手順……………………………………………………………………………………………………… 5 1.ドライブレコーダーの取り付け…………………………………………………………………… 5 2.カメラコード・電源コードの配線……………………………………………………………… 12動作確認手順……………………………………………………………………………………………… 16取り付け後の点検………………………………………………………………………………………… 24
目 次
この取付説明書は使用に際して、特に重要な事項を のマークを用いて表示してあります。このマークにより表現された内容は、以下のような意味を持ちますので特に注意して下さい。
取付方法を誤った(守らなかった)場合、傷害を負う可能性がある内容または物的損害の発生が想定される内容を示す。
品 番
品 番 99000-79AD0:ドライブレコーダー
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① ② ③
④ ⑤ ⑥
⑦ ⑧ ⑨
⑩
0.85〜1.25sq用
構 成 部 品
No. 品 名 個数
① ドライブレコーダー 1
② 電源コード 1
③ 映像コード 1
④ コードガイド 1
⑤ SDカード 1
⑥ バンドクランプ 13
⑦ ハーネス固定テープ 2
⑧ 保護シート 2
⑨ クリーナー 1
⑩ 電源サブハーネス_バッテリー電源用(白色:黄色コード) 1
作業前に構成部品が揃っているか確認してください。
0.3〜0.5sq用
取り付けに必要な工具類
ドライバー(⊕)、クリップクランプツール、ニッパー、プライヤー、直尺、巻尺、ソケットレンチ(10mm、12mm)、カッター、ハサミ、マスキングテープ、絶縁テープ、ドライヤー、ケブラ手袋、動作確認用パソコン(下記環境)
パソコンの必要条件OS WindowsXP(SP3以降)32bit版のみ対応
WindowsVista(SP2以降) 32bit版、64bit版対応Windows7 32bit版、64bit版対応Windows8 32bit版、64bit版対応
CPU Pentium III 800MHz以上メモリ 128MB以上(WindowsXPの場合)
その他OSはMicrosoft社の推奨要件が必要ディスプレイ 800×640ピクセル以上、High Color(16ビット)以上サウンド Windowsで使用可能なPCMサウンド再生機能その他 Internet Explorer 4.0以降
USB 2.0またはPCMCIAスロット経由でSDメモリーカードにアクセスできること
● WindowsXP、WindowsVista、Windows7、 Windows8は米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
その他、本文中に掲載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
※1 上記のOSより古いバージョンのOS上で、起動させた場合のアプリの動作は保障されません。
- 3 -
お客様や他の人への危害や財産への損害を未然に防止するために、以下の表示をしています。その表示と内容をよく理解してから本文をお読みください。
取付作業前の注意事項
安全上のご注意
●本機取り付けのために必ず守っていただきたいこと、知っておくと便利なことを下記の表示で記載しています。
:しなければならないことを表しています。
:してはいけないことを表しています。
: 注意をしなければならないことを表しています。
この表示を無視して、誤った取扱をすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱をすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
本機は DC12V アース車専用です。大型トラックや寒冷地仕様のディーゼル車などの 24V 車での使用はしないでください。火災の原因となります。
取付作業前には、必ずバッテリーのマイナス端子をはずしてください。プラスとマイナス経路のショートによる感電や怪我の原因となります。
本機を次のような場所には取り付けないでください。本機を、前方の視界を妨げる場所や、ステアリング、シフトレバー、ブレーキペダルなどの運転操作を妨げる場所など運転に支障をきたす場所、同乗者に危険を及ぼす場所などには絶対に取り付けないでください。交通事故や怪我の原因となります。
車体のボルトやナットを使用して機器の取り付けやアースを取る場合は、ステアリング、ブレーキ系統やタンクなどの保安部品のボルト、ナットは絶対に使用しないでください。
これらの部品を使用しますと、制動不能や発火、交通事故の原因となります。
本機を分解したり、改造しないでください。交通事故、火災、感電の原因となります。
ヒューズを交換するときは、必ず規定容量(アンペア数)のヒューズを使用してください。規定容量を越えるヒューズを使用すると、火災や故障の原因となります。
画面が映らない、音が出ないなどの故障状態で使用しないでください。そのまま使用すると、思わぬ事故、火災、感電の原因となります。
万一、異物が入った、水がかかった、煙りが出る、変な匂いがするなどの異常が起きた場合は、直ちに使用を中止し、必ずお買い上げの販売店に相談してください。
そのまま使用すると思わぬ事故、火災、感電の原因となります。
エアバッグの動作を妨げる場所には、絶対に本機の取り付けと配線をしないでください。エアバッグ動作を妨げる場所に取り付け・配線すると誤作動を起こしたり、交通事故の際、エアバッグシステムが正常に動作しない可能性があり、死亡事故の原因となります。
電源コードの被覆を切って、他の機器の電源を取ることは絶対に止めてください。電源コードの電流容量がオーバーし、火災、感電の原因となります。
接続したコードや使用しないコードの先端など、被覆がない部分は絶縁性テープ等で絶縁してください。ショートにより火災、感電の原因となります。
コード類は、運転操作の妨げとならないよう、テープ等でまとめて固定してください。 ステアリングやシフトレバー、ブレーキペダルなどに巻きつくと事故の原因となり危険です。
必ず付属の部品を指定通り使用してください。指定以外の部品を使用すると、機器内部の部品を損傷したり、しっかりと固定できずに外れることがあり危険です。
車体のねじ部分、シートレール等の可動部にコード類をはさみ込まないように配線してください。断線やショートにより、火災や感電、故障の原因になります。
取付説明書で指定された通りに接続してください。正規の接続を行わないと、火災や故障の原因となることがあります。
この表示は、本機の故障や破損を防ぐために守っていただきたいこと、知っておくと便利なこと、知っておいていただきたい内容を示しています。アドバイス
両面テープを取り付ける場合は、取り付け場所の汚れやワックスをきれいにふき取ってください。きれいにふき取らないと、走行時の振動で機器が外れて運転の妨げとなり交通事故や怪我の原因となることがあります。
コードが金属部に触れないように配線してください。金属部に接触しコードが破損して火災や感電、故障の原因となることがあります。
コード類の配線は、高温部を避けて行ってください。コード類が車体の高温部に接触すると被覆が溶けてショートし、火災、感電の原因となることがあります。
コード類を決して途中で切断しないでください。コード類には、ヒューズなどが付いている場合があるので、保護回路が働かなくなり、火災の原因となることがあります。
電源用リード線をバッテリーに直接接続しないでください。車の振動や熱でコードの被覆が破れ、ショートして火災や感電の原因となることがあります。
本機を車載用として以外は使用しないでください。発煙や発火、感電や怪我の原因となることがあります。
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接続要領
取付方法 ※車種により取付位置、取付方法が異なります。詳しくは「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
車両前
ワイパー
検査標章
フロントガラス
ワイパー可動範囲
①ドライブレコーダー
・フロントガラスへの取り付けに関し、道路運送車両の保安基準第29条4項を満足することを確認しています。ただし、誤った位置に①ドライブレコーダーを貼り付けると保安基準に抵触する恐れがありますので、「取付説明書-車種別編-」で示す①ドライブレコーダーの貼り付け寸法を遵守してください。
(詳細は、道路運送車両の保安基準の細目に定める告示第195条第5項第二号または自動車検査法人審査事務規定第5章5-47による、道路及び交通状況に係る情報の入手のためのカメラに指定されている要件を参照してください。)
・ ①ドライブレコーダーがワイパーの可動範囲内に貼り付けられていることを確認してください。 ワイパーの可動範囲外に①ドライブレコーダーを貼り付けると、雨天の際に鮮明な映像を撮影でき
ない可能性があります。
車両外側から見た図
①ドライブレコーダー
5P(メス)
5P(オス)
アースコード
〔別売〕純正用品ナビゲーションACC電源へ
バッテリー電源へ
1P 1P
ヒューズ
ヒューズ赤色
黄色
②電源コード ③映像コード
1.コネクターやターミナルは確実に接続してください。2.コネクターは、リード線を引っ張らずにコネクター本体を持って外してください。3.ハーネスやリード線は、車両ハーネスにテープで固定してください。4.車両を汚したり、傷を付けないよう作業部周辺にはカバーを付けてください。
その他の注意事項
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車両前
①ドライブレコーダー
ドライブレコーダー貼付範囲
85mm
※
※
基準(ヘッドライニング端または黒セラライン下端)
・取付位置は、車種により異なりますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
・各作業の際、カメラレンズ部に工具等を当てたり、保護マット等がない場所にドライブレコーダー①を置いたりしないでください。
本体、レンズ部等にキズがつくことがあります。
■ 取付位置概要
■ ドライブレコーダーの取り付け条件
・「取付説明書ー車種別編ー」で示すドライブレコーダー①の貼付寸法を遵守してください。誤った位置にドライブレコーダー①を貼り付けると保安基準に抵触する恐れがあります。
・ドライブレコーダー①を取り付けるには、フロントガラスに左図寸法の取付スペースが必要です。
・※印の寸法は、車種により異なりますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
検査標章
ドライブレコーダー貼付範囲 ドライブレコーダー貼付範囲
・ドライブレコーダー①は、検査標章を貼り付けていない場合、または検査標章がドライブレコーダー貼付範囲外に貼り付けてある場合に取り付けることができます。
・新車時などにドライブレコーダー①を貼り付ける場合、検査標章をドライブレコーダー貼付範囲外へ貼り付けてください。
・検査標章がドライブレコーダー貼付範囲に貼り付けてある場合、ドライブレコーダー①を取り付けることができません。
車両前
55mm
車両中心
車両前車両前
検査標章 ドライブレコーダー貼付範囲
車両前
ドライブレコーダーの取り付け
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○検査標章( カメラ視野範囲外に貼り付けている)
×検査標章( カメラ視野範囲外に貼り付けていない)
①ドライブレコーダー車両前 ・検査標章を貼り付ける際は、カメラ視野範囲
外に貼り付けてください。カメラ視野範囲内に検査標章を貼り付けるとSDカード⑤に記録される映像に検査標章が映り込みます。
カメラ視野範囲
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カメラコード
大きい方(※1)
小さい方(※1)
④コードガイド
カメラコード⑦ハーネス固定テープ (25×40mm)
※巻きつけ位置寸法は「取付説明書ー車種別編ー」を参照
※
① ドライブレコーダー
40mm 100mm 100mm 40mm40mm
(2) コードガイド④を寸法通り切り取る。
・車種によってコードガイド④を使用しない場合がありますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
・コードガイド④の使用する側(※1)および切取寸法(※2)は、車種により異なりますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
・コードガイド④は、はさみ等で寸法通り切って使用してください。
(3) コードガイド④にカメラコードを通す。(4) コードガイド④をドライブレコーダー①に押
し込む。
・コードガイド④は、本体の溝奥に突き当たるまで押し込んでください。
(1) カメラコードにハーネス固定テープ⑦を巻きつける。
・ハーネス固定テープ⑦の巻きつけ箇所および※の寸法は、車種により異なりますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
・ハーネス固定テープ⑦は、はさみ等で切って使用してください。
④コードガイド
① ドライブレコーダー
※2
⑦ハーネス固定テープ (25×40mm)
カメラコード
40mm
100mm
切り取る
押し込む
■ ドライブレコーダーの取り付け
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カメラロックダイヤル
カメラロックダイヤル
角度調整目盛り
角度合わせ基準
カメラ角度調整用ダイヤル
テープ等でマーキングする
※貼付位置寸法は「取付説明書ー車種別編ー」を参照
※
車両中心車両前
(5) カメラロックダイヤルをゆるめる。(6) カメラ角度調整用ダイヤルをまわし、角度調
整目盛りとカメラ角度調整用ダイヤルの合わせ基準を合わせる。
(7) カメラロックダイヤルを確実に締め付ける。
・カメラ角度を調整する際、カメラレンズ部に触らないようにしてください。カメラレンズ部に汚れやキズがつく恐れがあります。
・角度調整目盛り位置は車種により異なりますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
・カメラロックダイヤルを締め付けた後、角度調整目盛りとカメラ角度調整用ダイヤルの合わせ基準がずれていないことを確認してください。
・カメラ画像に必要な情報が記録されない恐れがある為、「取付説明書ー車種別編ー」で指定されている角度調整目盛りに確実に調整してください。
① ドライブレコーダー
① ドライブレコーダー
① ドライブレコーダー
車両内側から見た図(8) フロントガラスへテープ等でドライブレコー
ダー①の貼付用基準線1をマーキングする。
・貼付位置寸法については「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
・テープ等でマーキングする際、テープ等の外側が貼付用基準線1になるようにしてください。
・貼付用基準線1のマーキングを貼り付けるときは、地面に対して垂直に貼れていることを車両外側から確認してください。
① ドライブレコーダー
貼付用基準線1
- 9 -
貼付用基準線2
テープ等でマーキングする
※
黒セラドットパターン20mm以内で貼る
貼付用基準線1のマーキング車両前
ハクリ紙×4
両面テープ×4
基準(ヘッドライニング端または黒色セラライン下端)
※貼付位置寸法は「取付説明書ー車種別編ー」を参照
(9) 車両内側からテープ等でドライブレコーダー①の貼付用基準線2をマーキングする。
・図は、車両内側から見た図を示しています。・テープ等でマーキングする際、テープ等の下側
が貼付用基準線2になるようにしてください。・貼付用基準線1のマーキングより20mm以内
に貼付用基準線2のマーキングをしてください。20mm以上マーキングを行うと①ドライブレコーダー貼付後、貼付用基準線2のマーキングが外せなくなる恐れがあります。
(10) ドライブレコーダー①の両面テープからハクリ紙をはがす。
・粘着力が弱まり、ドライブレコーダー①が落下する恐れがありますので、両面テープの粘着面に手で触れたりしないでください。
・ドライブレコーダー①を貼り付ける前にクリーナー⑨を使用して貼付位置の汚れ、水分、油分を十分にふき取ってください。
車両内側から見た図
① ドライブレコーダー
マーキング
ドライヤー等
貼り直さない
車両前
① ドライブレコーダー
車両前
・作業環境(温度・湿気)に注意してください。・温度が低い場合は、ドライヤー等でフロントガ
ラス面とドライブレコーダー①の両面テープ部を暖めてから貼り付け作業を行ってください。
・温度について 貼付作業時の環境温度は、15℃以上が推奨で
す。気温が低い時期(気温15℃未満の作業環境など)は、両面テープの柔軟性が低下して、ガラス面と十分な粘着力が得られない場合があります。
・湿気について 貼付部のガラス表面を乾燥させてください。
室温に比べてガラス表面温度が低い場合は、結露によって水滴や湿気が付着しやすくなり、両面テープの粘着力が著しく低下します。
・ドライブレコーダー①を暖めすぎると、破損する可能性がありますので、両面テープを暖める際は、数秒だけドライヤー等で暖めてください。
・粘着力が弱まり、落下する恐れがありますので、ドライブレコーダー①を貼り直したりしないでください。
・貼り付け後、ガラスクリーナー等を用いて付近を清掃する場合は、必ず20分以上放置後に行ってください。十分な時間が経たずにガラスクリーナー等のスプレーや水分が付着すると、粘着力が低下し落下する可能性があります。
- 10 -
貼付用基準線1
貼付用基準線2
貼付用基準線2に合わせる
ドライブレコーダー貼付面右端(運転席側に貼り付ける場合、左端を合わせる)
貼付用基準線1
ドライブレコーダー貼付面上端
貼付用基準線2
ドライブレコーダー貼付面上端
3押し付ける
2貼り付ける
1コードガイドを入れる
④コードガイド
車両前
④コードガイド
カメラコード
ヘッドライニング
④コードガイドの端面とヘッドライニングの端面が合うように入れる
引っ掛け部
(11) コードガイド④の引っ掛け部をヘッドライニング内に入れる。
・コードガイド④とヘッドライニングの端面を合わせて、コードガイド④の引っ掛け部をヘッドライニング内に収まるように取り付けてください。
・車種によってコードガイド④を使用しない場合がありますので「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
(12) 貼付用基準線1にドライブレコーダー①の右端を合わせ、同時に貼付用基準線2にドライブレコーダー①の上端を合わせてフロントガラスに貼り付ける。
・ドライブレコーダー貼付用両面テープ部に水分が付着しないようにしてください。水分が付着した場合は、ドライヤー等で乾燥させてください。
・貼り付け時、フロントガラスと両面テープの間の空気(気泡)を抜くように、貼付面右端から左端へ徐々に貼り付けてください。
① ドライブレコーダー
① ドライブレコーダー
① ドライブレコーダー
① ドライブレコーダー
ドライブレコーダー貼付範囲
車両前
- 11 -
スイッチは押さない
ドライブレコーダーを均等に強く押し付ける
車両前
カメラコード
※ ⑦ハーネス固定テープ巻きつけ位置は、 「取付説明書ー車種別編ー」を参照
⑦ハーネス固定テープ
・両面テープをしっかりと定着させる為、十分に①ドライブレコーダーをフロントガラスに押し付けてください。
・押し付ける際、スイッチ部を押さずに貼付面の四隅を押し付けるようにしてください。
・①ドライブレコーダー貼付後、車両外側から見て両面テープの部分に気泡がないことを確認してください。
・①ドライブレコーダー貼付後、貼付基準用のマーキングをはがしてください。① ドライブレコーダー
(13) ヘッドライニングの端の部分を少し下げカメラコードをヘッドライニング内に収め配線する。
・両面テープをしっかりと定着させる為、十分にドライブレコーダー①をフロントガラスに押し付けてください。
・押し付ける際、スイッチ部を押さずに貼付面の四隅を押し付けるようにしてください。
・ドライブレコーダー①貼付後、車両外側から見て両面テープの部分に気泡がないことを確認してください。
・ドライブレコーダー①貼付後、貼り付け基準用のマーキングをはがしてください。
・ヘッドライニングに無理な力を加えてヘッドライニングが折り曲がらないよう注意してください。
① ドライブレコーダー
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カメラコードおよび電源コードの配線配線要領は車種によって異なります。下記の点に注意し、取付説明書ー車種別編ーを参照して作業を行ってください。
・コード断線の原因になりますので、下記の点に注意し確実にコードを固定してください。
車両部品の復元時にかみ込む
フロントピラー部の配線
車両エッジに⑧保護シートを貼り保護している
板金接合部(車両エッジ)
車両前 車両前
車両クリップ穴 車両クリップ穴
車両前
余長処理
車両部品の復元時にかみ込む車両クリップ
車両部品
余長箇所
②電源コード + ③映像コード
余長箇所(カメラコード)
車両クリップ
カメラコード中継コネクター
②電源コード
映像コネクター
③映像コード
⑦ハーネス固定テープ(25×80mm) (異音防止の為、必ず貼り付ける)
・カメラコード、電源コード②および映像コード③は合わせて固定してください。
カメラコード車両エッジと干渉している
車両部品
車両前
余長箇所
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グローブボックス裏の配線
車両エッジを避けている
車両エッジと干渉している
車両前ブレース部など
(車両エッジ)
車両前ブレース部など
(車両エッジ)
余長処理
車両前
車両前
余長箇所
余長箇所
ブレース部など(車両エッジ)
車両エッジと干渉している
車両エッジに⑧保護シートを貼りコードを保護している
余長箇所(②電源コード + ③映像コード)
配線要領は車種によって異なります。下記の点に注意し、取付説明書ー車種別編ーを参照して作業を行ってください。
・コード断線の原因になりますので、下記の点に注意し確実にコードを固定してください。
・電源コード②および映像コード③は合わせて固定してください。
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・分岐コネクターの使用方法
■ 電源サブハーネスを使用しない場合
■ 電源サブハーネスを使用する場合
(14) アースコードをスクリューまたは六角ボルトで車両に固定する。
・アースコードの取付位置については、「取付説明書ー車種別編ー」を必ず参照してください。
・ボデーアースが確実に取れていることをテスターで確認してください。
アースコード
スクリュー
車両前方
(1) 車両側コードの線径に合わせて電源サブハーネス⑩を接続する。
・電源サブハーネス⑩使用の有無については、「取付説明書ー車種別編ー」を参照してください。
(2) 車両側コードに電源サブハーネス⑩をかみ込ませる。
(3) 車両側コードに電源コード②の分岐コネクターをかみ込ませる。
②電源側中継コードの分岐コネクター
⑩電源サブハーネス
オーディオコネクター 20P車両側コード
②電源側中継コードの分岐コネクター
オーディオコネクター 20P
・電源の取り出し位置については、 「取付説明書-車種別編-」を参照してください。
・電源の取り出し位置については、 「取付説明書-車種別編-」を参照してください。
⑩電源サブハーネス
車両側コード
②電源側中継コードの分岐コネクター
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車両側コード
ロックする
分岐コネクター
プライヤー
分岐コネクター
⑦ハーネス固定テープ (25×60mm)
ヒューズケース
(4) プライヤー等でロックがかかるまで、はさみ込む。
・車両側コードのビニール等がジョイントの邪魔になる場合は、ニッパ等でビニール等に切れ込みを入れて作業を行ってください。分岐コネクター接続後、切り込み部分にテープを巻いて絶縁処理してください。
・仮止めロックは片側にしかついていないため、本止めのロックが上下合わさるところで「カチッ」と音がするまで確実にプライヤーでロックしてください。
取り付けた後、車両側コードを軽く引っ張って断線していないことを確認してください。
・分岐コネクター接続後、テープを巻き付けて分岐コネクターを保護してください。
・取り外す場合は、分岐コネクターを付けたまま接続コード②を30mm残して切り離し、テープ等で絶縁処理してください。
・ヒンジが折れた場合でも性能に影響がないため使用可能です。
・異音防止の為、ヒューズケースにハーネス固定テープ⑦を巻き付けてください。
③映像出力コード
ビデオ入力端子(RCA端子)
(5) 映像コード③とビデオ入力端子(RCA端子)を接続する。
・異音防止の為、映像コード③端子部にハーネス固定テープ⑦を巻き付けてください。
・映像コードを接続しない場合も同様に、ハーネス固定テープ⑦を巻きつけてください。
⑦ハーネス固定テープ (50×60mm)
⑦ハーネス固定テープ (50×60mm)
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・準備事項1 SDカード、カードリーダー、パソコンを準備してください。
・必ず、動作確認用のSDカードを事前に準備してください。同梱(お客様用)のSDカードを使用すると、車両引き渡し前までの映像がSDカードに残ってしまう場合があります。
・SDカードは、512MB、1GB、2GBが使用可能です。・同梱のSDカードは、車両引き渡し時に、お客様へ取扱書と一緒にお渡しください。 SDカードを挿入するまでは、「ピー、ピー、ピー」と作動音が鳴り続けます。
2 ビューアーソフト、フォーマットソフトウェアを下記からダウンロードしてください。http://www.e-iserv.jp/top/driverecorder/13a/
・必ず、専用のビューアーソフトを使用して作動確認を実施してください。 他のビューアーソフトでは正常な作動確認を実施できません。・必ず、専用のフォーマットソフトウェアを使用してSDカードのフォーマットを実施してください。・SDカードのフォーマット方法
1.SDカードフォーマットソフトウェアを準備します。2.SDカードフォーマットソフトウェアを起動します。3.「フォーマット」ボタンをクリックします。
・「Drive:」欄が、SDカードを挿入したドライブになっていることを必ず確認してからフォーマットを行ってください。異なるドライブが選択されている場合、「更新」ボタンをクリックし、SDカードを挿入したドライブを選択してください。
4.フォーマットが終わると、確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。5.「終了」ボタンをクリックします。
動作確認手順
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・作動確認(映像記録)3 フォーマット済みのSDカードを本体に挿入し、 車のエンジンをかけてください。
・同梱のSDカードは使用しないでください。・「LOCK」を解除したSDカードを挿入してください。・ インジケーター(LED)が点滅してからしばらくすると、作動
音が「ピッ」と鳴りインジケーター(LED)が点灯します。・ インジケーター(LED)が点灯してから10秒以上経過しても、 [自己診断エラー](P.20参照)が出ていないことを確認してください。
・ 記録モードを起動した時刻(作動音が「ピッ」と鳴った時刻)をメモしておいてください。
(後述の記録データの確認の中で必要になります。)
・ナビゲーションによる記録映像の確認 ( 純正用品ナビゲーションと同時装着の場合のみ作業を行ってください。)
注:この作業では、ナビゲーションにドライブレコーダーのメニュー画面が映ることを確認します。ドライブレコーダーの作動確認は、必ずパソコンでビューアーソフトを使用して行ってください。
4 ナビゲーションをVTRモードにしてください。5 ドライブレコーダーのスイッチ「>」を3秒以上押してください。
「ピッ」と作動音が鳴り再生モードに移行します。6 ナビゲーション画面にドライブレコーダーのメニュー画面が映しだされることを確認してください。
7 メニュー画面でドライブレコーダーのスイッチ「<」と「>」を同時に1秒以上押してください。 「ピッ」と作動音が鳴り記録モード(通常作動状態)に移行することができます。
インジケーター(LED)
①ドライブレコーダー
動作確認用のSDカード
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・パソコンによる記録映像の確認8 自己診断エラーが出ていないことを確認したら車のエンジンを切り、ドライブレコーダーからSDカードを抜
いてください。9 SDカードに記録されたデータを、パソコンでビューアーソフトを起動して確認してください。
以下の手順でビューアーソフトを起動し、映像を再生します。1.ドライブレコーダーから抜いたSDカードを、カードリーダーなどを使用してパソコンへ挿入します。2. 2でダウンロードした「DriveRecorder.exe」をダブルクリックします。
DriveRecorder.exe
3.ビューアーソフトが起動します。
4.次に、見たい映像のファイルを指定します。 ボタン(ファイルを開くボタン)をクリックします。
(メニューの「ファイル」-「開く」を選択しても同様の動作となります。)
5. SDカードのドライブを指定し、MOVファイルを開きます。 その中の映像を保存しているファイル(※1)を選択し、[開く]ボタンをクリックします。
※1:ファイル名についてMM DD _ XXX.DAT
月 日 通し番号
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6.ビューアーに指定した映像が読み込まれ、自動再生します。
ビューアーを終了します。指定した映像の撮影日時を表示します。
音量を調整します。設定範囲 :0 〜 16数値を大きくすると、音量が大きくなります。映像の明るさを調整します。設定範囲 :0.1 〜 5.0数値を大きくすると、映像が明るくなります。
再生する映像を指定します。
一つ後の映像を再生します。
一つ前の映像を再生します。
一つ後の日付の映像を再生します。
一つ前の日付の映像を再生します。
再生を停止します。
映像を再生します。再生中は一時停止ボタンとなります。
縦軸:加速度横軸:データの時間
記録データチェックリスト(ビューアーソフトの確認)
・パソコンによる記録映像の確認項目 チェック内容 確認 ×の場合の処置方法
カメラ映像の確認 映像に黒セラドットパターンやミラーベースなどが極端に映り込んでいないか。 ○・× 取付要領書通りの作業を
行ってください。
ドライブレコーダー本体の確認
音声は記録できているか。・周辺の音声が録音されていること
○・×本体の不良が考えられます。富士通テン SS にお問い合わせください。
記録された日時にずれがないか。・動作確認手順の3で記録した日時と合っていること
○・× 「日時設定」を行ってください。
7.終了する場合は、 ボタンをクリックします。(メニューの「ファイル」-「終了」を選択しても同様の動作となります。)
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※自己診断機能ドライブレコーダーには、自己診断機能を搭載しています。電源ONとなり装置が起動すると、初期化処理においてドライブレコーダーの自己診断を行います。
[自己診断エラー]の種類
通知方法検出できる異常状態 対処方法
ブザー音 イン ジ ケ ー ター(LED)
ピーッピーッピーッ…
(スイッチ「<」または「>」を押すまで鳴り続ける)
点灯(0.5 秒)
↓
消灯(1.5 秒)
↓
┆
SD カードが挿入されていない。 SD カードを挿入してください。
SD カードのフォーマット異常の可能性がある。
SD カードをフォーマットしてください。
SD カードが書き込み禁止になっている。
SD カ ー ド の「LOCK」 を 解 除 し、SD カードを再挿入してください。
プー
点灯(1.5 秒)
↓
消灯(0.5 秒)
↓
┆
記録される日時が異常になっている。
※2パソコンのビューアーソフトで「日時設定」してください。
「日時設定方法について」を参照してください。それでも改善しない場合は、富士通テン SS にお問い合わせください。
映像または音声の保存ができなかった。
電源を入れ直してください。それでも改善しない場合は、富士通テン SS にお問い合わせください。
ピープーピープー…
(スイッチ「<」または「>」を押すまで鳴り続ける)
点滅(0.5 秒)
↓
消灯(0.5 秒)
↓
┆
映像および音声の保存ができなかった。
電源を入れ直してください。それでも改善しない場合は、富士通テン SS にお問い合わせください。
ピー(高音)
点滅(0.5 秒)
↓
消灯(0.5 秒)
↓
┆
アプリケーションの異常を検知した。
電源を入れ直してください。それでも改善しない場合は、富士通テン SS にお問い合わせください。
※2 純正用品ナビゲーションと同時装着した場合、ナビゲーション画面にて「日時設定」を行うことができます。
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・日時設定方法・ ナビゲーション画面による日時設定方法 ( 純正用品ナビゲーションと同時装着した場合、ナビゲーション画面にて「日時設定」を行うことができま
す。)1.ナビゲーションをVTRモードにします。2. スイッチ「<」を3秒以上押します。
作動音が「ピピッ」と鳴り設定モードに移行します。3.日時設定画面が表示されます。
4.日時を設定します。(画面のボタン操作に従って設定してください。)
日付設定画面
5. 秒の1桁目(最右端の桁)で「>」ボタンを1秒押します。 設定した日時が保存され、記録モードに移行します。
※操作の途中で終了した場合、変更した日時は保存されません。
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・パソコンによる日時設定方法1. ドライブレコーダーから抜いたSDカードを、カードリーダーなどを使用してパソコンへ挿入します。2.ビューアーソフトを起動し、メニューの「設定」-「日時設定」を選択します。
3.日時設定画面が表示されます。
4.日時を設定します。現在の日時ではなく、次回にエンジンスイッチ「ON」または「ACC」にする日付と時刻を設定してください。
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5.[OK]ボタンをクリックします。書き込み先選択ダイアログが表示されるので、書込み先として SDカードを指定し、[OK]ボタンをクリックします。SDカードへ設定を保存します。
6. 日時設定を保存したSDカードを用いて、次回にエンジンキーをオンしたときに、 自動的に設定値が 反映されます。
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確認のポイント■ 画像判定基準 自車のボンネット両端が撮影範囲に入っていること。 ・ ボンネットが短い車両については、自車の車幅の1m前方が撮影範囲に入っていること
(自車が衝突したのか横から衝突されたのか、を判断できるようにするため)。
■ カメラ角度の確認 カメラが上向きになりすぎている(空ばかり映る)、下向きになりすぎている(ボンネットや インストルメントパネルばかり映る)ときは、 ① “取付説明書どおりの角度であるか確認する。” ② “取付説明書どおりの角度でなかったら、取付説明書どおりの角度に調整する。” ・カメラの角度調整方法は、P.8を参照してください。
■ 音声が録音できているか。
■ 日時が合っているか。 日時の調整方法は、P.21、P.22の「日時設定方法」をご参照ください。
インストルメントパネル撮影範囲
ボンネットの両端ボンネット
1.取り付けの確認 (1)配線や取り付けに異常がないか確認してください。 (2)特に車両ハーネスを無理に押したり、引っ張ったり、かみ込んだりしていないか確認してください。 (3)取付ねじの締め付け忘れがないかを確認してください。2.動作確認 (1) バッテリーの⊖端子を取り付け、エンジンを始動した状態で、取扱説明書の操作要領どおりに作動
するかを確認してください。 (2)車両の電装品が正常に作動するかを確認してください。
取り付け後の点検
090003-330107001304 (CN)