シャープペンシルの芯で 手づくり電球...
Transcript of シャープペンシルの芯で 手づくり電球...
実験方法をプリントする
実験をするときの注意
実験のやり方
・ 実験はおうちの人と相談して、大人といっしょにやりましょう。
実験ムービー「シャープペンシルの芯で手づくり電球」
・手順に記載してあることを必ず守って実験を行ってください。・専門家の監修の下で掲載していますが、様々な要因で掲載手順通りに行えないことも考えられます。当社では、本実験で生じた事故等について一切の責任を負いかねますので、保護者の皆様の監督・責任の下で行うようにしてください。
保護者の方へ
リード線のビニールをむく1
まず最初に、長さ50センチのリード線を赤と黒、それぞれ1本ずつ用意します。
次に、リード線の両はしのビニールを2センチくらいカッターでむきます。※カッターを使う時は、手を切らないよう軍手をします。
リード線とクリップをつなぐ2
むき終わったら、リード線の両はしをクリップにつなぎ、ねじって止めます。
用意するもの
・ 実験はおうちの人と相談して、大人といっしょにやりましょう。注意
●赤と黒のリード線 ●金属製のクリップ4個●2Bのシャープペンシルの芯 ●単一乾電池5本●使用済みの単一乾電池1本 ●ガラスコップ●ビニールテープ ●画びょう ●カッター●ハサミ ●軍手
実験のやり方
シャープペンシルの芯で手づくり電球
しん
・手順に記載してあることを必ず守って実験を行ってください。・専門家の監修の下で掲載していますが、様々な要因で掲載手順通りに行えないことも考えられます。当社では、本実験で生じた事故等について一切の責任を負いかねますので、保護者の皆様の監督・責任の下で行うようにしてください。
保護者の方へ
リード線とクリップをつなぐ2
むき終わったら、リード線の両はしをクリップにつなぎ、ねじって止めます。
電球の土台部分をつくる3
土台には使用済みの単一乾電池を使用します。土台となる使用済みの単一乾電池にビニールテープを2周巻きます。
巻き終わったら、そのテープの上に赤と黒のリード線をそれぞれのクリップが向き合うように、さらに上からビニールテープを2周巻いて固定します。
シャープペンシルの芯を取り付ける4
シャープペンシルの芯をそれぞれのクリップにはさみこむように取り付けます。芯が直接電池に触れないように取り付けます。
クリップのすきまを画びょうなどで広げておくと芯を取り付けやすくなります。
直径8cm以上
深さ8cm以上
コップをかぶせて電球部分をつくる5
ガラスコップは、芯と触れてしまわないように、直径8センチ、深さ8センチ以上の大きさのものを使用します。ガラスコップをかぶせて電球部分の完成です。
○
電池をつなぐ6
単一電池を、直列になるように1本ずつビニールテープでつないでいき5本の電池をつなぎます。
○
電球と電池をつなぐ7
電池のマイナスに黒いリード線のクリップをテープで止めます。
シャープペンシルの芯の手づくり電球が光るしくみPOINT
電気を光に変える電球、その発光部分を「フィラメント」といいます。フィラメントには、熱に強く、細くて
丈夫な材料が適しています。電球を発明した工ジソンは、電球のフィラメントの部分に竹を炭にしたもの
を使用して成功しました。
シャープペンシルの芯は「黒鉛」という炭素でできています。エジソン電球と同じように、炭素を材料とす
るシャープペンシルの芯をフィラメントにしたのが、この実験です。炭素は電気を流すので、芯に電流を
流すと、芯の電気抵抗で発熱し、炭が燃えるように発光するのです。
エジソン電球以降、長持ちする電球を求めて、さまざまな物質がフィラメントに使われてきましたが、現
在では丈夫な「タングステン」と呼ばれる金属をコイル状にしたものが使われています。
こくえん
次に電池のプラスに赤いリード線のクリップをテープで止めます。
手づくり電球の完成8
電気が流れるとシャープペンシルの芯が光りだして、30秒から40秒くらい続きます。その後、一段と強く光ると芯が切れて、光は消えます。※発光部分は熱くなるので点灯中はさわらないでください。※光が消えた後もクリップなどが熱いので5分くらいはさわらないでください。
白熱電球はくねつ
電気の流れ
フィラメント 光2000℃~ 3000℃
フィラメント
電気の流れ
電子の流れ
電子
シャープペンシルの芯の手づくり電球が光るしくみPOINT
電気を光に変える電球、その発光部分を「フィラメント」といいます。フィラメントには、熱に強く、細くて
丈夫な材料が適しています。電球を発明した工ジソンは、電球のフィラメントの部分に竹を炭にしたもの
を使用して成功しました。
シャープペンシルの芯は「黒鉛」という炭素でできています。エジソン電球と同じように、炭素を材料とす
るシャープペンシルの芯をフィラメントにしたのが、この実験です。炭素は電気を流すので、芯に電流を
流すと、芯の電気抵抗で発熱し、炭が燃えるように発光するのです。
エジソン電球以降、長持ちする電球を求めて、さまざまな物質がフィラメントに使われてきましたが、現
在では丈夫な「タングステン」と呼ばれる金属をコイル状にしたものが使われています。
こくえん
次に電池のプラスに赤いリード線のクリップをテープで止めます。
手づくり電球の完成8
電気が流れるとシャープペンシルの芯が光りだして、30秒から40秒くらい続きます。その後、一段と強く光ると芯が切れて、光は消えます。※発光部分は熱くなるので点灯中はさわらないでください。※光が消えた後もクリップなどが熱いので5分くらいはさわらないでください。
白熱電球はくねつ
電気の流れ
フィラメント 光2000℃~ 3000℃
フィラメント
電気の流れ
電子の流れ
電子