日本の対マレーシア クリーン開発メカニズムの経済効果分 … · 施,国際排出権取引制度,クリーン開発メカニ ズム)の利用が認められている。その中で唯一
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ヘッドライト クリーン&プロテクト施工マニュアル
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2019.12
ヘッドライト クリーン&プロテクトヘッドライトの基礎知識従来、車のヘッドライトは、“ガラス製のシールドビーム”が大半を占めていましたが、10年以上前から “ポリカーボネイト”(樹脂)製のレンズカバーが付いたハロゲンランプやディスチャージランプが主流になりました。
またポリカーボネートの表面は、水性の「ハードコート」で保護してあります。 近年多発している ‶ヘッドライトの黄ばみ″は、この「ハードコート」が紫外線や熱で劣化したものです。
黄ばんだヘッドライトは、耐水ペーパーやコンパウンドでハードコートを除去することでキレイになります。ただし、ハードコートの無いヘッドライトの表面は耐擦性に乏しく、黄ばみやくすみが再発しやすくなります。
それらを防ぐために必ずカバーの保護をしなければなりません。しかし、水性ハードコートの再施工には大がかりなブースが必要です。
そこでハードコートと同等以上の保護効果が期待できるガラスコーティング剤を用いたいところですが、従来のガラスコーティング剤のほとんどは、ポリカネードにひび割れを発生させる有機溶剤が含まれており、
ヘッドライトの保護コーティングには使用できませんでした。【ヘッドライト クリーン&プロテクト】では、ヘッドライトの保護にポリカコートを使用します。
ポリカコートはドイツのSONAX社で作られた商品で、低分子量のアルコキシオリゴマーを主成分とし、有機溶剤を全く含んでいない特殊なガラスコーティング剤です。ですからポリカーボネイトにひび割れを起こしません。
これは他のガラスコーティング剤との決定的な違いであり、レンズはもちろん、どんな素材に対しても安心して使用することができます。
ヘッドライトにポリカコートを塗ると、低分子量であるアルコキシオリゴマーがレンズ表面の隙間にしっかりと
入り込みます。ハードコートほどの厚みはありませんが、質の高い優れた耐久性を持つコーティング被膜を形成します。
ポリカコートを用いた【ヘッドライト クリーン&プロテクト】は、
お客様に提供するヘッドライトケアの商品として、ベストな方法だと考えます。
準備するもの
商 品 名 用 途
① バフレックスグリーンシート ハードコート除去用耐水ペーパー (中目)
② バフレックスブラックシート ハードコート除去用耐水ペーパー (細目)
③ バフレパッドNH バフレックスの専用パッド
④ ミラーポリッシュ ポリカーボネイト研磨用ポリッシュ
⑤ ウールバフ (ダブル・ギアアクション用) ポリカーボネイト研磨用バフ
⑥ アクアポリッシュ ポリカーボネイト仕上げ研磨用ポリッシュ
⑦ ブリリアントバフ (ダブル・ギアアクション用) ポリカーボネイト仕上げ研磨用バフ
⑧ ポリカコート ポリカーボネイト用ガラスコーティング剤(付属品:マイクロスポンジ、ダイヤクロス)
その他・・・マスキングテープ ・バケツ ・タオル数枚
上記の製品は、すべてKeePer技研(株)で購入できます
工程1 マスキング
幅15mm前後のものと
養生シート付きの2種類
あると便利
レンズのまわりをしっかりと
囲む様に、マスキングテー
プを貼る
POINT
ボディーに傷を付けない様
広い範囲 に 2重 に貼る
バンパー付近に養生シート
付きのマスキングをすると、
周りが汚れず後処理が
簡単になる
マスキングテープの種類 ① マスキング作業 Ⅰ ② マスキング作業Ⅱ
※予めヘッドライトの状態を確認し、内側の色あせやヒビ割れなど、 キレイにならない部分があるか確認してください。
POINT(プロの技)
コーナー部分(指を差しているところ)の黄ばみを念入りに除去すると、仕上がりが良くなる
工程2 ハードコートの除去
バフレパッドにバフレックスを貼り付ける
1.バフレックス グリーン2.バフレックス ブラック の順で、2工程行う※劣化したハードコートを完全に除去することが目的です
砂・ほこりをタオルで拭き取る。 次に水によく浸したバフレックスで、傷んだハードコート層を擦りながら除去する
注意・力を入れすぎず軽く磨く・全体を均一に磨く・全体が白くボケるまで しっかりとハードコートを取り除く
① バフレックスをセット ②バフレックスグリーンで研磨
➃コーナー部分の研磨
POINT・すべりが悪くなったら水を足す・時々タオルで拭きながら キレイに磨けているか 確認する
バフレックスグリーンで付いた白ボケをある程度整える
③バフレックスブラックで研磨
工程3 レンズの研磨Ⅰ
ポリッシャーにウールバフを取り付ける
ミラーポリッシュを5ml(1円玉くらい)つけ、軽く水をスプレーする
バフレックスで付いた白ボケを消す様に、レンズ全体を均等に研磨するPOINT・乾いたら水を足す・熱を持たせない(時々、レンズを触って確認)
・1箇所を集中的に 磨かない
研磨を終えたら、タオルで表面を拭き、様々な角度から磨き残しがないか確認する
注意この段階で、「レンズ内側の汚れ」が見えてくる場合があります。・お客様へのアナウンスは早めに・深追いはしない
① ポリッシャー&バフの準備 ② ポリッシュ(極細目)で研磨 ③ 研磨の仕上がり確認
ポリッシャーにスポンジバフを取り付ける
アクアポリッシュを5ml(1円玉くらい)つけ、軽く水をスプレーする
微細傷を消しながら、レンズ全体を仕上げ研磨する※アクアポリッシュは完全ノン
シリコンなので、作業後に油分を取り除く(脱脂)必要がない
POINT・乾いたら水を足す・熱を持たせない(時々、レンズを触って確認)
・1箇所を集中的に 磨かない
研磨を終えたら、ポリッシュを洗い流し、様々な角度から磨き残しがないか確認する
全ての作業を終えたらマスキングテープを剥がし、細部に入り込んだポリッシュをキレイに洗い流す。
工程4 レンズの研磨Ⅱ
①ポリッシャー&バフの準備 ②ポリッシュ(超微粒子)で研磨 ③ 研磨の仕上がり確認
ポリカーコートをレンズ全体に塗る ・細部までキッチリ塗る・スポンジのスベリが 悪くなったら、液剤を 付け足す
・使う量は、1枚で ヘッドライト両目・直接レンズにつけ ない
ダイヤクロス(マイクロファイバークロス)で乾拭きする
・細部の拭き残しがな いか確認する
注意・施工後は1時間以上水が かからないようにする
工程5 ポリカコート塗布
①ポリカーコートの切り あ口を斜めにカットする
③ポリカコートをレンズ全体 につける
④乾拭き 乾燥②ポリカコートをスポンジに あつける
・斜めにカットする
“ポリッシャー用バフレックスを使用した場合”
商 品 名 用 途
① スーパーバフレックスグリーンディスク ダブル・ギアアクションポリッシャー用バフレックスグリーン (中目)
② スーパーバフレックスブラックディスク ダブル・ギアアクションポリッシャー用バフレックスブラック(細目)
③ 3Mワンタッチ中間ソフトパッド ダブル・ギアアクションポリッシャー用バフレックスの専用パッド
④ ミラーポリッシュ ポリカーボネイト研磨用ポリッシュ
⑤ ウールバフ (ダブル・ギアアクション用) ポリカーボネイト研磨用バフ
⑥ アクアポリッシュ ポリカーボネイト仕上げ研磨用ポリッシュ
⑦ ブリリアントバフ (ダブル・ギアアクション用) ポリカーボネイト仕上げ研磨用バフ
⑧ ポリカーコートポリカーボネイト用ガラスコーティング剤(付属品:マイクロスポンジ、ダイヤクロス)
その他・・・マスキングテープ ・バケツ ・タオル数枚
上記の製品は、すべてKeePer技研(株)で購入できます
準備するもの
ポリッシャー用のパッドにバフレックスを貼り付け、ポリッシャーにセットする
1.バフレックス グリーン2.バフレックス ブラック の順で、2工程行う
※劣化したハード
コートを全て除去することが目的です
工程2´ ハードコートの除去
砂・ほこりをタオルで拭き取る。 ヘッドライト表面に水が軽くスプレーし、ポリッシャーで均一に研磨する
POINT(プロの技)コーナー部分(指を差しているところ)の黄ばみを念入りに除去すると、仕上がりが良くなる
注意・力を入れ過ぎず軽く磨く・全体を均一に磨く・全体が白くボケるまで しっかりとハードコートを取り除く・プレスラインをまたがない
①バフレックスをセット ②バフレックスグリーンで研磨
➃コーナー部分の研磨
“ポリッシャー用バフレックスを使用した場合”
POINT ・すべりが悪くなったら 水を足す ・時々タオルで拭きながら キレイに磨けているか 確認する ・ポリッシャーの回転数は、 LHR12E RUPESで「3~4」
バフレックスグリーンで付いた白ボケをある程度整える
③バフレックスブラック で研磨
※「
工程3」
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