』グランドオープン日 限定キャンペーン分析 全国 …...大津 472 4 622 % 542 70...
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前週比
約2.5倍
≪施設周辺における渋滞状況≫
熊本県の交通調査機関の提供情報では、熊本市中心部でも混雑率の高い国道3号線、浄行寺~世安の区間の一例では、キャンペーン前週同曜の渋滞長(*3)が3.11kmであったのに対し、当日は1.84kmと、約41%の減少が記録されています。
≪当日のバス、電車(市電・電鉄)利用実績≫
プロジェクトメンバーによる聞き取り調査の結果、当日に「バス」、または「市電・電鉄」など、キャンペーン対象となる交通機関でSAKURA MACHI Kumamoto、あるいは施設周辺の熊本市中心部への来訪は約70%。また、対象機関の利用者数(*2)は、前週同曜比で約2.5倍(バスは約2.9倍、市電・電鉄は約1.9倍)となる結果が見られました。
熊本・桜町の商業施設『SAKURA MACHI Kumamoto』グランドオープン日(9/14㊏)限定キャンペーン分析
全国初“熊本県内バス・電車無料の日”分析発表・第一弾
熊本市中心部へのバス/市電・電鉄利用は約70%、前週比約2.5倍
~キャンペーンの目的とした「公共交通の利用促進」、および「渋滞緩和」には一定の手応えを確認~
九州・熊本を中心にバス、観光、飲食、物販など暮らしに根差したサービスを展開する九州産交グループは、2019年9月14日(土)、熊本県中心市街地における桜町再開発事業の商業施設『SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)』グランドオープンの記念とともに、当日の施設周辺地域の渋滞緩和を目的に“熊本県内バス・電車無料の日”(*1)のトライアルキャンペーンを実施しました。
当キャンペーンで得られるビッグデータを分析する任意組織『SAKURA MACHI DATA Project』では、分析の第一弾として、当日の対象交通機関の利用実績、および渋滞緩和状況の概略を発表します。
NEWS RELEASE 2019年10月31日
SAKURA MACHI Kumamotoはグランドオープンから10日間で併設の熊本桜町バスターミナル利用者を含む来訪者が100万人を突破、1ヶ月経過時点では230万名を超える方々に足を運んでいただいています。
今回の『SAKURA MACHI DATA Project』分析の第一弾からは、キャンペーンの認知とともに、実施の目的とした渋滞緩和についても、一定の手応えを確認することができました。今後さらに、ビッグデータを活用した分析を進め、当施設の存在価値の一つとして考える、熊本市中心部の賑わい創出、回遊性向上への効果検証を進めてまいります。
(*1) 空港往復便(リムジンバス、直行便)、土曜運休便、県外乗入れ便、およびJR、肥薩おれんじ鉄道、南阿蘇鉄道、くま川鉄道を除く。施設の発着に限らず。県下全域を対象にし、施設の発着を問わず、複数社間の公共交通機関が連携する規模においては、国内で例のない取り組みに。(*2) バスの利用者数は、整理券取得カウントにより算出(整理券取り漏れによる誤差+15%~20%)。電車の利用者数は、運転士、および 係員によるカウント数により算出(カウント漏れによる誤差+7~8%)。(*3) 約300m置きにある、トラフィックカウンターを基に算出した時速20km以下で走行する車列の長さ。
SAKURA MACHI Kumamoto
≪取材・報道に関するお問い合わせ≫ 九州産交グループ/SAKURA MACHI Kumamoto 広報:和田 直人 📲 080-5801-8583 📩 [email protected]
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グラフ:『SAKURA MACHI DATA Project』聞き取りより
グラフ:キャンペーン対象とした交通機関の利用者数
「バス」「市電・電鉄」利用
504名(69%)
/有効回答724名
サ ク ラ マ チ デ ー タ プ ロ ジ ェ ク ト
■『SAKURA MACHI DATA Project』について
ヤフー株式会社(千代田区紀尾井町1番3号、代表取締役社長:川邊
健太郎 )が10月31日よりサービスを開始した、ヤフーのビッグデータを用いて事業支援などを行う事業者向けのデータソリューションサービスを分析の軸として、トラフィックブレイン株式会社(千代田区内神田3丁目2番9号、代表取締役社長:太田 恒平)、および熊本市(交通政策課、都市整備景観課、経済政策課)、熊本大学(大学院先端科学研究部 溝上 章志 教授)のサポートで構成される、産・学・官の連携体制。
別紙_参考資料
■補足資料①(キャンペーン当日、および前週・翌週同曜の方面別バス利用実績)
キャンペーン当日は観光地として県内外からの来訪の多い天草や、温泉地として人気の玉名、山鹿方面など、 熊本桜町バスターミナルから直通のある中長距離路線にて利用率の伸びが著しかった。
■ 補足資料②(熊本市中心部の渋滞長記録) 14日は、熊本市中心部の移動総量は増加しているものの、渋滞自体は前週、翌週に比べ少ないことがうかがえる。
(サクラマチ データ プロジェクト)
(キャンペーン日)
前週差 前週割合 前々週差
帯山・保田窪 14,664 36,244 21,580 247.2% 16,040 1,376
光の森 11,433 29,377 17,944 256.9% 12,559 1,126
健軍・県庁 6,787 21,821 15,034 321.5% 7,284 497
浜線 4,118 13,623 9,505 330.8% 4,505 387
川尻・松橋 2,672 10,813 8,141 404.7% 3,355 683
山鹿 2,577 9,117 6,540 353.8% 2,927 350
新町・上熊本 2,740 8,943 6,203 326.4% 3,532 792
御船甲佐 2,115 6,750 4,635 319.1% 2,221 106
植木 2,384 6,918 4,534 290.2% 2,915 531
玉名・南関 1,488 5,598 4,110 376.2% 1,687 199
菊池 2,455 6,552 4,097 266.9% 2,777 322
天草 1,278 4,976 3,698 389.4% 1,341 63
熊本市内環状 2,451 5,990 3,539 244.4% 2,658 207
田崎・野口 782 3,144 2,362 402.0% 936 154
八代・水俣 1,523 3,248 1,725 213.3% 1,603 80
大津 472 1,094 622 231.8% 542 70
荒尾 676 1,251 575 185.1% 639 -37
宇土・宇城 305 852 547 279.3% 264 -41
南阿蘇 320 808 488 252.5% 346 26
人吉 235 710 475 302.1% 275 40
阿蘇 382 746 364 195.3% 334 -48
益城 53 127 74 239.6% 58 5
総合計 61,910 178,702 116,792 288.6% 68,798 6,888
9月7日㊏ 9月14日㊏ 9月21日㊏
方面
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9月7日㊏オープン前週
渋滞長:最大17.9km 9月14日㊏オープン当日
渋滞長:最大15.1km 9月21日㊏オープン翌週
渋滞長:最大27.1km
表:熊本県内すべてのバス会社の集計より
図:熊本県の交通調査機関より/太線で示した道路が調査日において1.5km以上の車列(20km/hの走行車列)の観測区間