ミャンマー冷蔵冷凍物流 クロスボーダー輸送の新サービス展開13 高速道路...
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ミャンマー冷蔵冷凍物流 クロスボーダー輸送の新サービス展開
2015年7月29日
双日株式会社 理事
双日ロジスティクス株式会社 代表取締役社長
平川 真淳
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目次 -第1部-
1. 双日ロジスティクスの概要と海外展開
3. クロスボーダー輸送(CBT)
2. ミャンマーにおけるコールドチェーンの取組
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会社概要
会社名 双日ロジスティクス株式会社
設立 1986年10月1日
資本金 14,390万円
代表者 代表取締役社長 平川 真淳
本社所在地 〒100-8691 東京都千代田区内幸町2-1-1
TEL 03-6871-5080(代表)
FAX 03-6871-7197
URL http://www.sojitz-logistics.com
海外拠点 アジア:10拠点 、 アメリカ・中南米:2拠点 、
EU:1拠点
海外代理店 88拠点
(2014年4月時点)
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会社概要 <拠点Map>
東京・名古屋・大阪/日本
ニューデリー/インド
青島/中国
上海/中国
広州/中国
ジャカルタ/インドネシア
シンガポール
ホーチミン/ベトナム
バンコック/タイ
プノンペン/カンボジア
アジア 地区
ヤンゴン/ミャンマー
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会社概要 <拠点Map>
Dusseldorf / Germany
Chicago / USA
Irapuato / Mexico
San Luis Potosi / Mexico
EU 地区 北中米 地区
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双日グループ グローバルネットワーク
全世界をカバーするグローバルネットワークのもと、 国内外に500社を超えるグループ会社を擁し、 世界約50ヵ国で事業を展開する総合商社。
拠点数 国内: 7(支店、国内法人等)
海外: 87(現地法人、駐在員事務所等)
グループ会社(連結対象) 国内: 116社
海外: 303社
従業員数 単体: 2,271名
連結: 16,132名
(2014年12月31日時点)
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双日ロジステイクス㈱が提供する物流サービスをご紹介します。
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物流サービス 一覧
①国際複合一貫輸送 ②国際海上輸送
⑦国際航空輸送 ⑧クロスボーダー輸送 ⑨液体輸送 ⑥重量物・プロジェクト輸送
⑤設備機械一貫輸送 ③倉庫/検品/加工 ④保税倉庫/通関/輸出入代行
⑭輸配送/納入代行 ⑮工業団地物流
⑩SCM/3PL/アウトソース
⑫バイヤーズ コンソリデーション
⑬WMI/FTWZ ⑪物流コンサルティング
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双日の海外工業団地
グリーンランドインターナショナル インダストリアルセンター工業団地(GIIC)
ジャカルタ市内迄の距離:37km 立地:インドネシア・ブカシ県チカラン地区
ロンビンテクノパーク工業団地(LOTECO)
ホーチミン市内迄の距離:30km 立地:ベトナム・ドンナイ省ビエンホア市
ロンドウック工業団地(LDIP)
ホーチミン市内迄の距離:42km 立地:ベトナム・ドンナイ省ロンタン市
双日マザーソン工業団地(SMIP)
チェンナイ市迄の距離:45km 立地:インド・タミールナド州チェンナイ市
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『ワンストップソリューション』
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1. 双日ロジスティクスの概要と海外展開
2. ミャンマーにおけるコールドチェーンの取組
3. クロスボーダー輸送(CBT)
目次 -第2部-
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ミャンマーの小売概況
■ミャンマー概要 人口 :5,142万人(2014年国勢調査) 面積 :67万8,330㎢(日本の1.8倍) 宗教 :仏教(89.4%)、キリスト教(4,9%)、イスラム教(3.9%) 首都 :ネピドー 為替レート :1USドル=約1,048チャット(2015年3月末現在) 経済成長率 :8.5%(2014年10月IMF推計値) 一人当たり名目GDP:1,269USドル(2014年10月IMF推計値)
■ミャンマー小売概況 ミャンマーの小売りは電力不足により常温食品が中心であり、依然として「ゼー」と呼ばれる伝統市場や道端の路上店を通じて行われることが多い。これらが全体流通量の9割を占めると言われている。 また国内には2ケタ規模の店舗数を有する小売業が少なく、大半は 冷蔵冷凍設備を持たない状況のためコールドチェーンの確立が課題。 一方、最近はヤンゴン、マンダレー、ネピドーなどの都市部を中心に 近代的な大型ショッピングセンターやコンビニエンスストアなど近代的な 小売業態が急拡大しており、買い物のスタイルも大きく変化している。 この代表格がミャンマーの小売り・流通分野最大手のCity Martグループである。 11
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Premium Sojitz Logistics (PSL)
■Premium Sojitz Logistics社の設立 このミャンマー流通市場が冷蔵・冷凍食品の消費増加により大きな転換期を迎え、物流分野の外資受入が進んだことにより、双日㈱及び双日ロジスティクス㈱は、このCity Martグループ(以下、CMグループ)傘下の食品・生活消費財卸売会社であるPremium Distribution Co.,Ltd.社(以下、PDC社)との共同出資により、Premium Sojitz Logistics社(以下、PSL社)を設立。
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事務所 兼
第1倉庫
ヤンゴン市内
第2倉庫
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Premium Sojitz Logistics (PSL)
■ミャンマー国内のコールドチェーン事業基盤拡充 PSL社は、ヤンゴン市内に3温度帯物流倉庫(常温・冷蔵・冷凍) 拠点を設け、この6月より営業開始。高品質なコールドチェーン物流 サービスを開始し、コールドチェーン事業基盤を拡充。 同時に、CMグループのミャンマー地方都市への積極的展開に即応し、 ヤンゴン、ネピドー、マンダレーを結ぶ主幹路線での長距離コールド物流 定期サービス構築中。 ■大メコン圏におけるコールドチェーン・越境物流(CBT) インドシナにおける加工食品・消費財等々の一大生産拠点となっているタイからの生産品輸送のため、また今年度末に控えるAEC(アセアン経済共同体)発足を受けてミャンマーと近隣諸国との流通発展のために、インドシナにおけるクロスボーダー物流(以下、CBT)で既に実績のある当社双日ロジスティクスのインドシナでの物流ネットワークと連結させてタイ~ミャンマー間を始めとするコールドチェーンCBT網拡充推進中。 (詳細次項にてご紹介)
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高速道路
一般道路
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City Martグループへの
■City Martグループへの双日グループからの新たな価値の提供
① ミャンマー国内におけるコールドチェーン基盤の拡充
② バンコク~国境~ヤンゴンを繋げ、越境陸路物流(CBT)にコールドチェーン物流 網を構築。これを活用した、タイを起点としたミャンマー向け商品・サービス開発
③ 世界各国のブランド商品をミャンマー市場に供給(双日㈱として) ④ City Martグループに向けた物流システム及び情報分析システムを開発、導入・運用 ⑤ 流通事業・物流事業の機能優位性を利用したCity Mart向け事業領域の幅出し (例):加工食品事業、野菜生産・輸出事業、外食事業、他(現在検討中)
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City Martグループについて
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■City Mart グループ □ミャンマー小売最大手 □小売事業、卸売事業等を展開 ■小売事業(City Mart Holdings) <2015年5月末時点> □City Mart(スーパーマーケット) 20店舗を展開 □Ocean (ハイパーマーケット) 7店舗を展開 □City Express (コンビニエンスストア) 45店舗を展開 □City Care (ドラッグストア) 22店舗を展開 □Seasonベーカリーストア 22店舗を展開 ■卸売事業 □Pahtama Group(生活消費財卸売事業) □Premium Distribution (食品卸売事業) □Arctic Sun(食品卸売事業) ■物流事業 □Premium Sojitz Logistics(三温度帯物流事業)
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City Mart Holdings
1996年設立。 全国の店舗合計で年間のべ10百万人が訪れる。 客層はミャンマー人が95%、外国人が5%。 City Martを訪れるを訪れるミャンマー人の世帯当たり収入(月額)は400USドル以上とされる。取扱商品に占める輸入品率が高く、食品の輸入先としては1位がタイ、2位がマレーシアとなっている。 外国人を含む富裕層向けの「マーケット・プレイス」(2011年3月開店)には、日本食を扱う専門棚を設置。
City Mart
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食品だけでなく、衣類、雑貨、家具、家電なども取り揃える。
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City Mart Holdings
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2. ミャンマーにおけるコールドチェーンの取組
3. クロスボーダー輸送(CBT)
1. 双日ロジスティクスの概要と海外展開
目次 -第3部-
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大メコン圏におけるクロスボーダー物流(CBT) <双日ロジティクスCBT網>
【双日ロジスティクスのCBT】 ◆南部回廊(第2東西回廊) ・ホーチミン~プノンペン間 ➔国境での積替え無し一貫輸送提供中 ・バンコク~プノンペン間 ➔日系発の定期混載便開始 ◆南北回廊 ・バンコク~昆明間 ◆タイ~ミャンマー ・タイ~ミャワディ~ヤンゴン、他
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CBTのメリット
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CBT by Truck バンコク – ヤンゴン (メソット経由)
所用時間: 3~5日間 by CBT
【海上輸送】(Door-Door) バンコク – ヤンゴン (シンガポール経由) 所用時間: 12~18日間 ⇒陸路より所用日数多い!
バンコク – プノンペン 所用時間: 約3~5日間 by CBT
東京 – プノンペン (via ホーチミン) 所用時間: 約10日間前後 by Sea
Laos, China
【航空輸送】(Door-Door) バンコク – ヤンゴン 所用時間: 1-2日間 ⇒コストは陸路より割高!
《インドシナ・クロスボーダー輸送》 バンコク⇒ヤンゴン
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CBT by Truck / タイ➔ミャンマー間ルート
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ミャワディ・ルート
タチレク・ルート
ティキ・ルート
メーホーンソーン・ルート
バンコク
ヤンゴン
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Myawaddy (Myanmar)
Mae Sot (Thailand)
Warehouse
ミャンマーへの輸送ビジネス ➔ ミャンマー事業展開
-Frozen Products -
Trans-Loading
Cold warehouse
“Cold Logistics” to Myanmar
40‘Reefer Containerを倉庫敷地内に設置
CBT by Truck/ミャワディ・ルート
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バンコク
ヤンゴン
ティンガニーノ~コーカレイ間の現状と課題 ①従来、この山越えのために偶数日・奇数日で一方通行のため、それを逆算してバンコクを出発する必要あった。また混雑や国境での通関時間等々により最悪1日待機も。(山越えルートは所用3時間前後。故障車などにより時間は増加。) ②この間にバイパスが出来、2015年7月1日正式開通。所用40分に減少。コンテナも通過可能。
ティンガニーノ
CBT/ミャワディ・ルート/課題
ミャワディ (ミャンマー)
メソット(タイ)
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CBT/タチレク・ルート/現状
タチレク・ルートについて ①従来、このルートはタイとミャンマーを抜けて中国南部昆明に抜ける南北回廊の一つのルート。 または、タイとミャンマーの中小規模の貿易ルートであり、生活資材を始め、中古車なども往来有る。 ただ、南北としてはラオスを抜けるルートの方が利便性が良く、中小貿易もタイ~ミャンマーへの一方的な販売となっている。 タイのトラックはミャンマーに出入り出来るが、実際には国境で貨物を下して積替えを行なっている。 ②コンテナ輸送可能のため、ミャワディにおける有事の際の代替としての利用を検討中。
バンコク
ヤンゴン
タチレク
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双日ロジスティクス株式会社 〒100-8691 東京都千代田区内幸町2丁目1-1 飯野ビルディング17F 営業本部 輸送営業第2部 部長 担当 : 粕井 哲治 (カスイ テツジ) TEL : 03-6871-5090 E-mail : [email protected]
御問合せは・・・
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ご清聴有難うございました