一級建築士登録　第１１２３０９号　　伊井　伸　

一級建築士事務所登録　愛知県　(い)　第7993号　

名古屋市中区丸の内３－６－２７　EBSビル６F

株式会社 都市造形研究所 物件名

縮尺日付

図面場所

図面名 図面番号柱脚工法設計・施工標準図

安城東部小学校校舎改修第２期主体工事

2013.09

S-10

注入口ボルト孔

a

a a

t

a

t

d d

L

1 2 0 X b

d d

L

1 2 0 X 5 0

d d

g t

g

d

AB

(e

)

c

a2

a1

t

d

6 5 6 5W

65

65

W

6 5 6 5W6 5

65

65

W6

5

Ｄ

Ｄ

30

90以

上

1 5 0 以上

l 1 l 2 l 1 l 1 l 2 l 2 l 1

l2

l1

l1

l1

l2

l2

l1

5 0x

W

J3

0以

上90

h寸

法

65

J3

0以

上90

5 0

W

x

h寸

法

65 5 0x

W

J3

0以

上90

h寸

法

65

P M 2 7

記号

M 3 3

M 3 6

3 5 1 1 0

適用a 1 c

1 8 3 4

t d 材質

S S 4 0 0

M 2 7

M 3 0P M 3 0

P M 3 3

P M 3 6

3 1

2 8

1 0 13 2

3 2 1 0 1

1 8

1 8

1 1 0

アンカーボルトa 2

4 5

4 2

4 2

3 5 4 5 1 8 3 7

単位 m m

A B ( e ) 呼び

M 2 7 2 2 4 1 4 7

M 3 0 2 4 4 6 5 3

M 3 3 2 6 5 0 5 8

M 3 6 2 9 5 5 6 4

単位 m m

5 5

g dt

9

材質適用アンカーボルト

5 5 3 1

6 0 3 4S S 4 0 0

6 5 1 2 3 7

9

9

M 2 7

M 3 0

M 3 3

M 3 6

単位 m m

注 1 ) 据付け高さが低い場合に短いアンカーボルトを使用する。

呼びL b

M 2 7 D 2 9

M 3 0 D 3 2

M 3 3 D 3 5

材質

S D 4 9 0

（ 降伏 比７ ５％ 以下 ）

X

4 5

4 5

6 0M 3 6 D 3 8

4 5

d

異形部

呼び名

単位 m m

【 J I S G 3 1 1 2 】

注 1 ) 注 1 ) X

4 5

4 5

M 3 6 D 3 8

D 2 9

7 4 0 , 7 7 5

M 3 3 6 9 5 , 7 7 5

M 3 0 6 5 0 , 6 9 5D 3 2

D 3 5

M 2 7 6 5 0 , 6 9 5

材質

（ 降伏比 ７ ５％以 下 ）

S D 4 9 0

L

4 5

呼び

d

単位 m m

異形部

呼び名

【 J I S G 3 1 1 2 】

注 1 )

2 注入座金

3 Ｍナット

4 ベースパックグラウト (グラウト材 )

5 定着座金

6 テンプレート

7 フレームポスト

8 フレームベース

9 ステコンアンカー

（コンクリートアンカー）

2 3 5

B C R 2 9 5

B C P 2 3 5

鋼種 採用２

2 9 5

S T K R 4 0 0

１．１ 構成部材

１．２ 柱脚の定着方法概要

■検査方法：溶接部の検査は超音波探傷検査により行う。

■施工管理：７．本工法の施工及び施工管理参照。

■ベースプレートの予熱

●気温 (鋼材表面温度 ) が 5 ゜ C以上でのベースプレートの予熱は次に示

　す予熱温度標準により行う。その他必要に応じて適切な予熱をする。

G

R

完全溶込み溶接の開先標準（ J A S S 6 　鉄骨工事 2 0 0 7 年版より ）

図

ベ－スプレ－ト

α1

適用板厚

T ( m m )

溶接

方法

ア

ク｜

溶

接

スシ

ルド

ガ

ク

接溶

ア

シ ｜

｜ ｜

接溶ク

ル｜

アド

ルフ

セ

覆

被

6 ～

6 ～

ルート間隔 G ( m m )

標準値 許容差

7

9

6

7

ルート面 R ( m m )

標準値 許容差

2

2

2

2

開先角度α 1 ( ° )

標準値 許容差

α 1： 4 5

下向き

α 1： 3 5

α 1 ： 4 5

α 1 ： 3 5

下向き

許容差 ・記号 + ∞は制限無しを示す。

・ 2 段書きは「鉄骨精度検査基準」に規定する許容差（上段：管理許容差、下段括弧内：限界許容差）を示す。

t ＜ 3 2

板厚 ( m m )溶接方法

S N 4 9 0 B

鋼種

予熱なし

低水素系被覆アーク溶接

C O ガスシールドアーク溶接

4 0 ≦ t ≦ 5 0

5 0 ℃

予熱なし

3 2 ≦ t ＜ 4 0

5 0 ℃

予熱なし

予熱なしS N 4 9 0 B

３．７

３．５ 注入座金

３．３ M ナット

形状（イ） 形状（ロ）

３．１ ベースプレート

●材質

S N 4 9 0 B 【 J I S G 3 1 3 6 】

３．２ アンカーボルト（ M アンカーボルト）

３．４ 定着座金

３．６ フレームベース

i ) A タイプ・特 A タイプ i i ) B タイプ

４．１ 形状・材質 ４．２ 配筋

●コンクリ－ト

●鉄筋

普通コンクリートとし、設計

基準強度は 2 1 N / m m 　以上

とする。

４．３ 基礎立上がり

※トップフープはダブルとする

●ベースプレートの中心線（ ｹ ｶ ﾞ ｷ 線）に柱材軸心を合わせる。

●完全溶込み溶接とする。

■溶接方法（完全溶込み溶接 )

■組立

●フレームベースはステコンアンカーにより水平に固定する。

●柱脚部の捨コンの厚さは 9 0 m m 以上とし、表面は平滑に仕上げる。

行い、標準許容差は下図による。

●アンカーボルト（フレーム）の組立ては、 4 隅のアンカーボルト 4 本で組立て

６．１ 基礎工事

６．２ アンカーボルト据付け

を行う。

６．３ 配筋およびコンクリート打設

●配筋はアンカーボルト（フレーム）との取り合いを考慮する。

●コンクリート打設前にテンプレート位置精度を確認する。

●レベルモルタルはベースパック

グラウト（グラウト材）を使用し

大きさは右図による。

６．４ 建方

●本締めはグラウト材の充填前に行い、ダブルナットを標準とする。

アンカーボルトの本締め（弛み止め）６．５

６．６ ベースパックグラウト ( グラウト材 ) の注入溶接

姿勢

●本工法は、管理者又は施工者（元請）の管理のもとで実施するものとする。

●本工法のうち６．２アンカーボルト据付け及び６．６ベースパックグラウトの

注入は、ベースパック施工技術委員会によって認定された有資格者（ベース

パック施工管理技術者・施工技能者）が施工を実施し、チェックシート等に

より施工管理を行うものとする。

●ベースプレート溶接部の施工管理は、鉄骨製作業者に属する鉄骨製作管理

技術者等による。

基準高さより誤差は

ｅ 1

- 3 ≦ｅ≦ 1 0

- 2 ≦ e 1 ≦ 2標

準許容

差

図

けがき線

テンプレ－ト

アンカ－ボルト

中心線

a

寸法 ( m m )

ベースプレート

採用

（イ） 3 0 0

3 0 - 1 9 R □ - 3 0 0 × 3 0 0 t ≦ 1 9

φ 4 5

3 2 0

3 6 0

3 6 0

4 6 0

4 6 0

4 6 0

5 2 0

5 2 0

5 2 0

5 6 0

5 0

4 5

4 5

4 5

5 5

5 5

5 5

5 0

5 0

5 0

6 0

1 7 5

1 7 5

1 7 5

2 1 0

2 1 0

2 1 0

2 2 0

φ 4 5

φ 4 5

φ 5 0

φ 4 5

φ 4 5

φ 5 0

φ 5 0

φ 5 0

φ 5 5

φ 5 5

4 - M 2 7

4 - M 3 0

4 - M 3 0

4 - M 3 3

8 - M 2 7

8 - M 3 0

8 - M 3 3

8 - M 3 0

8 - M 3 3

8 - M 3 6

8 - M 3 6

-

本数 - 呼び立上り筋 フープ筋

配筋

コンクリート柱型

特 A

( m m )

最低 h 寸法

5 5 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

6 0 0

7 0 0

7 0 0

-

-

-

-

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

S N 4 9 0 B

材質 形状

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

S D 4 9 0

材質

アンカーボルト柱

2 5 0

2 8 0

3 2 0

3 2 0

2 2 3

2 2 0

2 1 6

2 9 0

2 8 6

2 8 3

3 0 3

-

4 0 0

4 0 0

4 0 0

4 7 0

4 7 0

4 7 0

4 9 0

-

-

-

寸法 W ( m m )

フレームベース

特 A

1 5 0

1 8 0

2 2 0

2 2 0

1 2 3

1 2 0

1 1 6

1 9 0

1 8 6

1 8 3

2 0 3

-

3 0 0

3 0 0

3 0 0

3 7 0

3 7 0

3 7 0

3 9 0

-

-

-

寸法 x ( m m )

フレームポスト間

特 A

J 寸法

l 1 l 2

2 0 0

2 3 0

2 7 0

2 7 0

（イ）

（イ）

（イ）

（ロ）

（ロ）

（ロ）

（ロ）

（ロ）

（ロ）

（ロ）

t

2 8

3 2

3 2

3 6

3 2

3 6

4 0

4 0

4 0

4 5

5 0

d( m m )

A

A

A

A

B

B

B

B

B

B

B

標準

寸法 D ( m m )

標準フレーム 特 A

-

-

-

設計基準強度

2

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

2 1 以上

1 5 - 1 2 R t ≦ 1 2

1 7 - 1 2 R

2 0 - 0 9 R

2 0 - 1 2 R

2 5 - 0 9 R

2 5 - 1 2 R

2 5 - 1 6 R

3 0 - 0 9 R

3 0 - 1 2 R

3 0 - 1 6 R

□ - 1 5 0 × 1 5 0

□ - 1 7 5 × 1 7 5

□ - 2 0 0 × 2 0 0

□ - 2 0 0 × 2 0 0

□ - 2 5 0 × 2 5 0

□ - 2 5 0 × 2 5 0

□ - 2 5 0 × 2 5 0

□ - 3 0 0 × 3 0 0

□ - 3 0 0 × 3 0 0

□ - 3 0 0 × 3 0 0

t ≦ 1 2

t ≦ 9

t ≦ 1 2

t ≦ 9

t ≦ 1 2

t ≦ 1 6

t ≦ 9

t ≦ 1 2

t ≦ 1 6

外径 板厚

( m m )

（桟木等）

注入枠

9

3

8

32

4

1

角形鋼管 角形鋼管

1 0

4

9

5

321 0

5

77

8

3

1

3 6

1

レベルモルタル（ベースパックグラウト）

1 アンカーボルト

1 0 ベースプレート

( 注 ) 上記 1 ～ 1 0 の構成部材はベ－スパック構成部品として供給される。

( 注 ) 上記 6 ～ 9 は現場状況により仕様が異なる場合がある。

注入座金

グラウトロ－ト

グラウト材

注 2 ) アンカーボルト外側に基礎梁主筋を配筋しない

場合、下表の（ ）内の寸法を使用できる。

フープ筋

立上り筋

T

テンプレ－ト

柱心

柱心

e 1

e1

約３０ｍ

ｍ

ベースパックグラウト

２ /３　程度

F 値 ( N / m m )

6 6 5 , 7 1 5

7 1 0 , 7 5 5

7 1 5 , 7 5 5 , 7 9 5

8 1 5 , 8 5 0

1 0 8 , 1 5 3

1 0 8 , 1 5 3

8 5 , 1 1 3 , 1 5 3

1 2 1 , 1 5 6

単位 m m

２

S D 3 4 5 ( D 1 9 , D 2 2 )

S D 2 9 5 ( D 1 0 , D 1 3 , D 1 6 )

( J A S S 6 　鉄骨工事による )

- 2 , + ∞

( - 3 , + ∞ )

- 2 , + ∞

( - 3 , + ∞ )

- 2 , + ∞

( - 3 , + ∞ )

- 2 , + ∞

( - 3 , + ∞ )

- 2 , + 1

( - 2 , + 2 )

- 2 , + 1

( - 2 , + 2 )

- 2 , + 1

( - 2 , + 2 )

- 2 , + 1

( - 2 , + 2 )- 2 . 5 , + ∞

( - 5 , + ∞ )

- 2 . 5 , + ∞

( - 5 , + ∞ )

●グラウト材のカクハンは、グラウト材１袋（ 6 k g ）に対して、計量カップで

●グラウト材の注入は、グラウトロートを注入座金にセットし、グラウト材の

　　の水を加え、電動カクハン機で混練することにより行う。1 . 0 ～ 1 . 1

自重圧により他の注入座金からグラウト材が噴き出るまで行う。

8 - D 1 3

8 - D 1 6

8 - D 1 3

8 - D 1 6

8 - D 1 6

8 - D 1 6

8 - D 1 9

8 - D 1 6

8 - D 1 9

8 - D 2 2

D 1 0 @ 1 5 0

D 1 0 @ 1 5 0

D 1 0 @ 1 5 0

D 1 0 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

D 1 3 @ 1 5 0

7 0 0

7 0 0

7 3 0

4 6 0

5 0 0

5 5 0

5 5 0

6 2 0 ( 6 0 0 )

6 2 0 ( 6 0 0 )

6 3 0 ( 6 0 0 )

7 3 0 ( 7 0 0 )

6 3 0 ( 6 0 0 )

6 3 0 ( 6 0 0 )

6 4 0 ( 6 0 0 )

7 1 0 ( 7 0 0 )

7 3 0 ( 7 0 0 )

7 3 0

7 0 0

1 2 - D 2 2

注 2 )

注 2 )

注 2 )

注 2 )

注 2 )

( N / m m ) ( m m )

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 3 5

1 5 0

1 5 0

標準 ﾌ ﾚ ｰ ﾑ 標準 ﾌ ﾚ ｰ ﾑ 標準 ﾌ ﾚ ｰ ﾑ

ﾌ ﾚ ｰ ﾑ

ﾀ ｲ ﾌ ﾟ

ｱ ﾝ ｶ ｰ

2

注 2 )

注 2 )

注 2 )

注 2 )

i ) アンカーフレーム A タイプ・特 A タイプ の場合 i i ) アンカーフレーム B タイプ の場合

2 8

アンカーフレーム形状および据付け時諸寸法

●ベースパックの据付け高さ（ h 寸法）はフレームベース下端からコンクリート柱型天端までを示す。据付けに最低限必要な高さ（最低 h 寸法）は下表に記載の値とする。

< 特 A タイプ >

基礎梁天端

●位置決めは、テンプレートの中心線と地墨等の柱心を合致させることにより

: 柱心とテンプレ－トのけがき線との

許容差

柱心

< A タイプ > ※杭頭納まり及び配筋状況に合わせて< B タイプ >※

●基礎立上がり高さは 5 0 m m 以下とする。

特 A タイプを選択できる。

あるいは

フーチング天端

立上り高さ

6 0

ベースパック

記号

※ただし基礎立上がり高さが 5 0 m m を超え 3 0 0 m m 以下の場合、Ｌシリーズを使用することができる。

F 値 2 9 5 N / m m 以下

□ - 1 5 0 × 1 5 0 ～ □ - 3 0 0 × 3 0 0 用

角形鋼管

２．柱

１．工法概要

設計

施工 ●ベースパック柱脚工法の設計は「ベースパック柱脚工法設計ハンドブック」による。ベースパック柱脚工法　標準図

４．コンクリート柱型 ６．工事場施工

５．工場製作（溶接）

７．本工法の施工及び施工管理

２ベースパック　型

（財）日本建築センターによる一般評定「 B C J 評定 - S T 0 0 9 3 - 1 0 」（平成 2 3 年 2 月 1 8 日付）

T E L 0 3 （ 3 2 9 6 ） 3 5 1 5T E L 0 3 （ 3 6 2 4 ） 5 3 3 6

旭化成建材株式会社岡部株式会社

2 0 1 2 年 2 月作成

３．構成部材・寸法

一級建築士登録　第１１２３０９号　　伊井　伸　

一級建築士事務所登録　愛知県　(い)　第7993号　

名古屋市中区丸の内３－６－２７　EBSビル６F

株式会社 都市造形研究所 物件名

縮尺日付

図面場所

図面名 図面番号合成スラブ設計・施工標準仕様書

安城東部小学校校舎改修第２期主体工事

2013.09

S-11