企業サバイバビリティを ... - ビジネス+IT ·...

企業サバイバビリティを高める次世代ナレッジワーカーの育成に向けた企業の取り組みとは

ナレッジネットワーク株式会社

代表取締役森戸裕一

主催：共催：メディア協力：

2009.2.25 13：30-14：30

不況下の企業経営に求められるIT戦略セミナー不況下の企業経営に求められるIT戦略セミナー

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講演者プロフィール

ナレッジネットワーク株式会社

代表取締役森戸裕一 http://www.tisiki.net/セミナー・研修講師実績専門分野

ソフトバンククリエイティブ様中堅中小企業競争力強化実践セミナー基調講演

ソフトバンクＢＢビジネス・パートナーセミナー2007秋基調講演

ＮＥＣ様、大塚商会様主催ＩＴ経営セミナー

マイクロソフト様ＩＴ実践塾（経営者セミナー：全国47都道府県）

マイクロソフトカンファレンス戦略的ナレッジ活用研修

日本ヒューレット・パッカード様中堅市場向け情報化セミナー

日本ヒューレット・パッカード様パートナー向けカンファレンス基調講演

オービックビジネスコンサルタント様奉行フォーラム講演

富士通パートナー企業様ソリューションフェア講演

東芝様管理職向け情報戦略立案研修（ナレッジマネジメント）

パナソニック様上級幹部社員研修（最新技術動向）

コマツ製作所様インターネット戦略策定研修

商工会議所様主催ＩＴ活用セミナー（全国２０ケ所）

雇用能力開発機構様主催人材育成・採用セミナー

中小企業団体中央会様主催人材育成セミナー

河北新報社様主催東北ビジネスフォーラム基調講演

ホンダ技研様戦略的人材育成に関する講演

インフォコム様企業コンテンツ管理による『見える化』セミナー

パソナテック様主催就職フォーラム基調講演

地方銀行様主催経営革新セミナー

日本経済新聞社様プラスNIKKEI会セミナー他多数

戦略的人材育成（人材育成・人材採用）

戦略的企業情報化戦略（ＥＲＰ、ＳＦＡ、ＣＲＭ、ナレッジマネジメント）

ＩＴ経営手法（中小・中堅企業経営革新）

インターネット活用技術（Ｗｅｂマーケティング、セキュリティ）

個人情報保護関連（プライバシーマーク取得コンサルティング）

インターネットを活用した教育システム構築（e-Learning）

コンサルティング活動

組織改革（人材育成、情報共有、コミュニケーション）

人材採用（採用支援、内定者研修、新人研修）

営業システム導入（販売戦略、営業担当者研修）

ＩＴ戦略策定（中小・中堅企業向けＩＴ戦略）

ベンチャー企業支援（企画、マーケティング、営業戦略）

その他活動

教育工学会企業内研究部会（会員）

日本ビジネスモデル学会（会員）

早稲田大学ＩＴ戦略研究所リーダーズフォーラム（会員）

サイバー大学客員教授

福岡大学非常勤講師、九州情報大学講師、九州大学講師


講演内容

1. 知識資本時代の人材育成「部下を支える」という考え方

1. 知識資本時代の人材育成「部下を支える」という考え方

2.新人・若手社員の成長を支援する情報活用新人・若手社員が自ら成長を目指し、行動するために必要な情報

2.新人・若手社員の成長を支援する情報活用新人・若手社員が自ら成長を目指し、行動するために必要な情報

3.個人の力を伸ばし組織ＩＱを高める人事マネジメント個人のスキル、知識、経験情報を育成計画、教育企画に活用

3.個人の力を伸ばし組織ＩＱを高める人事マネジメント個人のスキル、知識、経験情報を育成計画、教育企画に活用

1. 知識資本時代の人材育成

「部下を支える」という考え方


本格的な知識・情報化時代の到来

経済成長とS字曲線

出典：総務省「平成19年版情報通信白書」 http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/ja/h19/index.html

消費者メディアの台頭


消費者メディアの種類と利用者の伸び

出典：ITPro記事「消費者メディアサイト、動画共有とQ&Aコミュニティの利用が急増」（2008.4.3）http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080403/297922/


市場に情報が溢れ混沌としてきた現代社会

530倍

出典：総務省情報通信政策局情報通信経済室「平成20年度情報流通センサス報告書」 http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/linkdata/ic_sensasu_h18.pdf

思考が発散・停止

枠組みを作る必要性

情報流通量等の推移（平成8 年度＝100）


知識資本時代の組織に必要な人材とは

自社にしかない付加価値の提供～人が創造する付加価値が注目されている～

（インターネット）

情報社会

モノ

サービス

知識・アイデア

人が創る付加価値

供給者の課題付加価値を認識してもらうこと

消費者の変化

商品に関する知識の増大、価値あるモノしか買わないニーズの多様化・個別化、自分だけのモノが欲しい

モノ余り／モノあふれ

供給者の持つ情報量＞購買者の持つ情報量

供給者主導の市場

供給者の持つ情報量＜購買者の持つ情報量

消費者主導の市場


正解ではなく納得解を出させる

20世紀（成長社会） 21世紀（成熟社会）

「正解」を導き出す

早く、正確に処理することが優先。

記憶力や計算力が必要。

情報処理力

必要な力

「納得解」を導き出す

知識や経験を組み合わせ、イメージを広げられることが重要。

情報の加工や発信、シミュレーションをする力が必要。

抽象化→論理化→仮説化

情報編集力

参考：藤原和博著『「ビミョーな未来」をどう生きるか』ちくまプリマー新書


時代に合った上司と部下の関係

行動に対しての事前アドバイス事後フォロー

指示・指導しなければならない上

司

自ら考えて動く指示された通りに動く部下

現在過去


サポート

下から支えるリーダーシップ

お客さま

参考：池田守男/金井壽宏著『サーバント・リーダーシップ入門』かんき出版

サポート

管理職

経営者

一般社員（現場）

ミッション

ミッション・

ミッション実現のための行動

共有

2.新人・若手社員の

成長を支援する情報活用

新人・若手社員が自ら成長を目指し

行動するために必要な情報


情報データ

知識（ナレッジ）

知恵

応用力、適用力を用い行動を通じて価値を創造するもの

価値を生み出すための直接的な材料となるもの

目的をもって整理加工され、意図を伝えるもの

事実を定量的にあらわしたもの

情報から生み出される気付きをサポート

人が気付き（価値）創造

ＩＴ運用可能

最終的な判断をするのは「人間の勘」（勘とは情報と経験の蓄積）

判断の軸となるのは「情報量」と「分析力」（情報から本質を探る）


組織の情報編集力を加速させるマネジメント

A 90 × 50％＝ 4545B 80 × 90％＝ 7272

成果成果

情報情報活用効率活用効率成果成果ヒト

モノ情報

カネ

企業の資産

情報の編集効率を考える何の情報を誰にどのように見せるのかを考え、溢れる情報を取捨選択するのは管理職の仕事

自分の経験を時代にあった形に編集して部下に伝える力を持った管理職が必要とされる


企業力を高めるグループウェアの有効活用①

グループウェア

意味のあるコンテンツ配置も重要

意味のあるコンテンツ配置も重要

情報共有はスケジュールのメモではない

管理職

部下

（部下の行動）

営業先への同行を依頼情報の発信は、誰のどのような行動を促すかを意識して行う

・ポータル・スケジュール管理、施設予約・ブログ、メール、掲示板・ＲＳＳ・文書管理、検索、雛形の配信

・・・etc.

在席外

（発信する情報）

「忙しい」ことではなく

「相談できる」時間

スケジュール管理


企業力を高めるグループウェアの有効活用②

膨大な社内の情報資産を活用しやすいよう管理する

機能で何ができるかよりも、システムを利用してどのように活用できるかをイメージする

グループウェア一般社員

派遣社員

閲覧・編集可

閲覧不可

アクセス制限を細かく設定

利用者が意識しなくても必要な人のみ利用できる

雛形、最新資料の検索

すでにある情報は流用し効率的に資料を作成

ＲＳＳ機能を利用

早く知るべき情報を選別する手間を省く


情報を基に部下の成長を促すコミュニケーション

例）顧客情報例）顧客情報

案件情報

案件情報案件ごとの

プロセス

案件情報案件

基本情報

これからの行動に対してアドバイス

上司必要な情報を報告する

部下

一緒に情報を見て未来の行動を考える

情報の見方がわかり部下の「考える力」が養われる


データベース

現場指導をサポートする業務プロセスの可視化

業務プロセスの最適化業務プロセスを最適化して効率的な人員配置とコンピテンシー整備

業務プロセスの可視化業務フローを見える状態にして

現場OJTを機能させる

正確性透明性

市場動向企業動向

顧客ニーズ業務経験

経営戦略

行動予定

顧客ニーズを見て個別にアプローチ

顧客ニーズを見て個別にアプローチ

上司の行動予定を見て客先への同行を依頼

上司の行動予定を見て客先への同行を依頼

市場動向を見て商品開発

市場動向を見て商品開発


データ入力

仮説から行動を促すワークプレイスラーニング

顧客情報

商談状況

財務状況

経営方針事業計画

ナレッジワーカー

参照

検索

データ

情報

知識

知恵

トレーナー→若手社員

OJT

参照


グラフ・映像を活用した若手社員の教育

情報活用能力、想像（イメージ）力を高める指導

多面的・定期的に情報を与え、イメージさせる

社内外の様々な情報

顧客情報、方針、実績、業務マニュアル、

ニーズ、市場動向、競合情報・・・etc.

社内外の様々な情報

顧客情報、方針、実績、業務マニュアル、

ニーズ、市場動向、競合情報・・・etc.

ビジュアルに提供

常に更新されるe-Learning


的確なアドバイスと考えさせる訓練で

手間をかけない人材育成を実現

長期的な人材育成

短期的な成果実現

様々な情報を

社内で流通

社員の能力を引き出す効果的な人材育成

3.個人の力を伸ばし組織IQを高める人事マネジメント

個人のスキル、知識、経験情報を

育成計画、教育企画に活用


新人・若手社員の行動を促す育成の考え方

知識情報

行動成果

目標を達成しないといけない理由はわかるが…

お客さまから喜ばれる行動ができている

抽象化

論理化

仮説化

成果につながる行動＝知識 × 経験

情報e-Learning、メールシステム・・・etc.

ノウハウ上司からのアドバイス


目標管理制度と人材育成の連携

目標を与えるだけ

ノウハウを伝えるだけ

情報を見せながらノウハウを伝える

行動に結びつけられない

自分で考えない

自分で考えて行動できるようになる

（成長）

成長を促す仕事の与え方


お客さまの価値と

自社の価値とを認

識し、自己のキャリ

アを含めた適切な

行動判断

お客さまの価値と

自社の価値とを認

識し、自己のキャリ

アを含めた適切な

行動判断

自立した個人

個々の社員が仕事

を通じて常に問題

意識を持ち、共に

考えを共有できる

個々の社員が仕事

を通じて常に問題

意識を持ち、共に

考えを共有できる

考える組織

お客さまに対し、独

自の価値を創造し

迅速に提供できる

お客さまに対し、独

自の価値を創造し

迅速に提供できる

業務プロセスが明確になって考え始める社員と組織

顧客価値創造企業

市場ニーズ・動向・・競合他社情報・・情報共有


組織IQを高めるには

学習する組織

個人の能力開発と組織ビジョン自分のキャリア向上のための自

己努力と、組織が求める能力の

方向性が一致しており、組織に

て自己実現を図る。互いが必要

な存在として機能している（但し

、全てが組織のためというわけではない）

チーム学習能力

・複雑な問題を、共に、洞察力をもって考える

・自分の意見をおしつけず、守ろうともせず、様々な意見を受け入れる

・他のチームを支援する

システム思考

複雑な問題だからと放置せず、

個々の問題を発生させている

深い構造を把握し、その構造を

変える何かを発見する

ビジョンの共有

学習する組織とは・・・個人と組織のビジョンを融合させ、共有されたビジョンを、組織として達成する能力をもつ組織のこと。


組織力を高める情報活用

市場に選ばれる企業（将来性）

・

優秀な人材が活躍する組織

企業価値向上

新たな価値創造

改善

現状の問題点を発見して改善する

現状

人材育成への取り組み

成長レベル

情報を活用した課題解決と人材育成が鍵

情報の活用情報の活用社員の成長社員の成長

情報収集管理↓傾向把握、分析から改善点を見出す

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