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B1WD-3211-01Z0(00) 20138Windows(64) SIMPLIA/COBOL支援キット V11.0 ユーザーズガイド

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B1WD-3211-01Z0(00)2013年8月

Windows(64)

SIMPLIA/COBOL支援キット V11.0

ユーザーズガイド

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まえがき

本書の目的

本書は、SIMPLIA製品の取扱い、およびご使用に際して、特に注意すべき事項や参考となる情報等を説明しています。

本書の読者

SIMPLIA製品の利用を検討されている方、あるいは使用する方を対象としています。

本書の構成

本マニュアルは、次の構成になっています。

第1章 製品概要

SIMPLIA/COBOL支援キットに含まれる、各製品の主な機能と製品構成について説明しています。

第2章 各製品のユーザーズガイド

SIMPLIA/COBOL支援キットに含まれる、各製品とユーザーズガイドの対応について説明しています。

第3章 アイコンおよびフォルダについて

SIMPLIA/COBOL支援キットで作成される、アイコンとフォルダ構成について説明しています。

第4章 注意事項

SIMPLIA/COBOL支援キットに含まれる、各製品の注意事項について説明しています。

第5章 SIMPLIA製品に関する情報

SIMPLIA製品に関する 新情報について説明しています。

高度な安全性が要求される用途への使用について

本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、原子

力施設における核反応制御、航 空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療

用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接

生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造されたものではあり

ません。

お客様は本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客様がハイセイ

フティ用途に本製品を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても富士通株式

会社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

商標について

Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Server、Windows Vista、Visual Studio、Visual Basicまたはその他のマイクロソフト製品

の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

CitrixはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。

Citrix Presentation ServerおよびCitrix XenAppはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。

UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。

OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商

品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

製品の呼び名について

本書に記載されている製品の名称を、以下のように略して表記します。

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正式名称 略称

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation

Windows Server 2012

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Windows Server 2008R2

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)

Windows Server 2008

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition

Windows Server 2003

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

Windows Server 2003

または

Windows Server2003(x64)

Windows(R) 8

Windows(R) 8 Pro

Windows(R) 8 Enterprise

Windows 8

Windows(R) 7 Home Premium

Windows(R) 7 Professional

Windows(R) 7 Enterprise

Windows(R) 7 Ultimate

Windows 7

Windows Vista(R) Home Basic

Windows Vista(R) Home Premium

Windows Vista(R) Business

Windows Vista(R) Enterprise

Windows Vista(R) Ultimate

Windows Vista

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System

Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Operating System

Windows XP

次の製品すべてを指す場合は、「Windows(x64)」と表記しています。

- ii -

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-Windows Server 2012

-Windows Server 2008 R2

-Windows 8(x64)

-Windows 7(x64)

次の製品すべてを指す場合は、「Windows(x86)」と表記しています。

-Windows Server 2008

-Windows Server 2003

-Windows 8(x86)

-Windows 7(x86)

-Windows Vista

-Windows XP

次の製品すべてを指す場合は、「Windows」と表記しています。

-Windows(x86)

-Windows(x64)

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必

要な手続きをおとりください。

お願い

本製品におけるソースコードは弊社または開発会社の秘密情報です。

弊社に無断でソースコードを第三者へ開示することを禁止します。

本書を無断で他に転載しないようお願いします。

本書は予告なしに変更されることがあります。

2013年 8月

Copyright 1999-2013 FUJITSU LIMITED

- iii -

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目 次

第1章 製品概要.........................................................................................................................................................................11.1 SIMPLIAとは.......................................................................................................................................................................................11.2 SIMPLIA/COBOL支援キットとは.......................................................................................................................................................1

1.2.1 SIMPLIA/TF-LINDA...................................................................................................................................................................11.2.2 SIMPLIA/TF-MDPORT...............................................................................................................................................................21.2.3 SIMPLIA/TF-EXCOUNTER.......................................................................................................................................................21.2.4 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER..................................................................................................................................................3

第2章 各製品のユーザーズガイド...............................................................................................................................................4

第3章 アイコンおよびフォルダについて.......................................................................................................................................5

第4章 注意事項.........................................................................................................................................................................64.1 SIMPLIA共通の注意事項..................................................................................................................................................................64.2 SIMPLIA/TF-LINDAの注意事項......................................................................................................................................................64.3 SIMPLIA/TF-MDPORTの注意事項..................................................................................................................................................74.4 SIMPLIA/TF-EXCOUNTERの注意事項..........................................................................................................................................84.5 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERの注意事項.....................................................................................................................................8

第5章 SIMPLIA製品に関する情報.............................................................................................................................................9

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第1章 製品概要

1.1 SIMPLIAとは

SIMPLIA(SIMple development & maintenance support Program LIbraries for Application system)は、アプリケーション開発・保守作業

を支援するツール群の総称です。

SIMPLIA製品を導入することにより、作業効率アップ・生産性/品質向上などの効果が期待できます。

SIMPLIA製品は、機能別に以下の体系に分類されます。

PFシリーズ 主にプログラム設計工程をサポートします。

プログラム設計書自動出力ツール

TFシリーズ 主にテスト工程をサポートします。

テストデータ作成支援ツール、コード変換ツールなど

VFシリーズ テスト結果の確認作業等の検証作業をサポートします。

ファイル内容比較ツール

DFシリーズ 各種ドキュメントを出力します。

クロスリファレンス、ファイルレイアウト、ジョブフローなど

MFシリーズ 主に保守・管理工程をサポートします。

プログラムステップ計測ツール

1.2 SIMPLIA/COBOL支援キットとは

SIMPLIA/COBOL支援キットとはNetCOBOLに含まれるSIMPLIAのCOBOL開発支援ツール群の総称です。SIMPLIA/COBOL支援

キットには、下記の製品が含まれています。

1.2.1 SIMPLIA/TF-LINDAテストデータの作成、検証を支援します。

COBOLデータファイルを、COBOLの登録集原文に基づき、項目単位に操作(作成/検証)します。

データ編集機能

・ Windows上のCOBOLデータファイル、または一般ファイル(バイナリファイル)の編集が可能です。新規作成、既存データの表示・

更新・追加が行えます。

・ COBOLの登録集原文、ファイル定義体、またはレイアウト定義ファイルに基づき、項目単位での編集が可能です。

データ検証支援機能

・ データ内容や項目名での検索が行えます。

・ 編集中のデータ内容を一覧形式イメージで印刷することが可能です。

・ データ項目単位に生成条件を指定し、テストデータの自動生成が行えます。

・ 16進数による表示/編集が行えます。

インポート/エクスポート機能(MDPORT連携機能)

・ SIMPLIA/TF-MDPORT をインストールしている場合、編集中のデータを異なるコード、ファイル形式に変換し入出力が行えます。

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1.2.2 SIMPLIA/TF-MDPORT汎用機,オフコン,UNIX機,PCとの間で、データやソースの流通を支援するツールです。

基本機能

・ ファイル形式変換と文字コード変換

一般のコード変換ユーティリティではテキストファイルの変換しか行われないため、COBOL特有の内部10進(パック)やバイナリデー

タの変換ができません。

本製品は、レイアウト定義機能によりデータファイルのフォーマット情報を与え、項目属性を意識した変換を行うことにより、バイナ

リ形式・CSV形式の間で相互にファイル形式変換が可能です。

また、文字コードについては、シフトJIS,EUC,JEF,JIS,Unicodeや富士通以外の他社コード間の相互変換をサポートしているため、

移行したいコード体系に合わせた変換を行うことが可能です。

※ サポート他社コード IBM,KEIS,JIPS(E),JIPS(J),AVX

なお、実運用データなど重要情報を含むデータを扱う際にマスキングを行うことで指定した項目の情報を隠蔽することが可能で

す。

・ バッチ実行(TFMDP64コマンド)

変換指示ファイルで指定された内容に従い、変換処理をコマンドにて実行することが可能です。

レイアウト定義機能

・ レイアウト定義作成機能

データファイル変換にて使用するレイアウト定義ファイルを作成・編集します。

コマンド機能

・ MDPORTCコマンド

MDPORTCコマンドは、[基本機能]をコマンドにて実行することが可能です。

変換指示ファイルで指定していた項目がオペランドで全て指定可能なため、変換指示ファイル無しでも動作します。

また、ファイルの標準入出力も可能です。

1.2.3 SIMPLIA/TF-EXCOUNTERNetCOBOLが出力するCOUNT情報を利用して、テスト量の把握やテスト漏れの防止、テスト作業の効率化を支援します。

基本機能

・ 蓄積機能

COBOLプログラムで、'COUNT'オプションを指定したプログラムから出力されるCOUNT情報を蓄積します。

・ 帳票出力機能

蓄積されたCOUNT情報をもとに、各種帳票をCSV形式で出力します。

- 命令実行情報累積

全テストケースを通じて、集計した情報をソースリスト形式で出力します。

- 命令実行情報個別

指定されたテストケースで、集計した情報をソースリスト形式で出力します。

- テストケース一覧

テストケースの網羅率情報を出力します。

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・ 除外文番号指示ファイル作成機能

命令実行網羅率の測定対象から除外するステートメントを、未実行行から情報を抽出し除外文番号指示ファイルとして作成しま

す。

・ ビューア表示機能

蓄積されたCOUNT情報をビューア表示します。

1.2.4 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERCOBOL/C/C++/IDL/Java等の言語ソース、およびHTML/JSP/CSS/JavaScript等のプログラムステップ数を、組み込み資産・コメント等

に区分して計測するツールです。

ステップ数計測機能

・ 計測基準(ユーザーズガイドの「ステップ数計測基準」のトピック参照)にもとづいた計測結果(※1)を得ることができます。

・ 計測対象はC,COBOL,Java,IDL,HTML,JSP,CSS,JavaScript,VB.NET,C#,ASP.NET,VisualBasic6.0言語を対象としています。

・ 計測結果情報はメンテナンス作業にて有効な資料として活用する事ができます。また、計測結果情報は以下のような利用ができ

ます。

- 計測結果情報の保存

- 計測結果情報の印刷

- 計測結果情報の再利用

※1計測結果には次の情報が入ります。

a. プログラムステップ情報

C,COBOL,Java,IDL,HTML,JSP,CSS,JavaScript,VB.NET,C#,ASP.NET,VisualBasic6.0ソースのプログラムステップ数を計測しま

す。

C,COBOLプログラムの場合はコピー句やインクルードの展開ステップ数を、手書きと組み込みメンバに分けてカウントします。

b. 組み込みメンバステップ情報

計測対象プログラム内で使用しているインクルードファイル、コピー登録集ファイルのステップ情報を示します。さらに、その組み

込みメンバがどのプログラムにて使用しているかを示したクロスリファレンス情報も入っています。

修正量計測機能

・ 新/旧2つのファイルやフォルダを比較することにより、修正ステップ数(挿入/修正/削除)を計測することが出来ます。

・ 計測対象はCOBOL,Java,C/C++言語を対象としています。

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第2章 各製品のユーザーズガイド

SIMPLIA/COBOL支援キット各製品のユーザーズガイドは、以下になります。

SIMPLIA/TF-LINDA ユーザーズガイド

SIMPLIA/TF-MDPORT ユーザーズガイド

SIMPLIA/TF-EXCOUNTER ユーザーズガイド

SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER ユーザーズガイド

SIMPLIA/COBOL支援キットに含まれる製品とユーザーズガイドの対応を以下に記載しますので、それぞれの製品をインストールする

前に必ずお読みください。

x64-Windows版 SIMPLIA/TF-LINDA V70L10A SIMPLIA/TF-LINDA ユーザーズガイド

x64-Windows版 SIMPLIA/TF-MDPORT V80L20 SIMPLIA/TF-MDPORT ユーザーズガイド

x64-Windows版 SIMPLIA/TF-EXCOUNTER V70L10 SIMPLIA/TF-EXCOUNTER ユーザーズガイド

x64-Windows版 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER V60L10 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER ユーザーズガイド

PDF形式のユーザーズガイドは、以下の環境で参照してください。

ユーザーズガイドは、Adobe(R) Reader(R) XまたはAdobe(R) Acrobat(R) X以降でご覧ください。

Adobe(R) Reader(R) XおよびAdobe(R) Acrobat(R) X以降は、アップデートを適用し、 新の状態にしてください。

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第3章 アイコンおよびフォルダについて

アイコンについて

SIMPLIA/COBOL支援キットのインストールが完了すると、NetCOBOLグループの「SIMPLIA」の配下に以下のアイコンが作成されま

す。

SIMPLIA TF-LINDA

SIMPLIA TF-LINDA ホストデータ変換ツール

SIMPLIA TF-MDPORT

SIMPLIA TF-MDPORT レイアウト定義

SIMPLIA TF-EXCOUNTER(COBOL)

SIMPLIA MF-STEPCOUNTER

カスタムインストールを行った場合は、選択した製品に関連するアイコンのみ作成されます。

フォルダ構成について

インストールが完了すると、以下のディレクトリ構成でSIMPLIA/COBOL支援キットに関係するファイルが格納されます。

NetCOBOL

├Samples

| |

| └SIMPLIA

| |

| ├TF-LINDA :TF-LINDAのサンプル資産が格納されます。

| ├TF-MDPORT :TF-MDPORTのサンプル資産が格納されます。

| ├TF-EXCOUNTER :TF-EXCOUNTERのサンプル資産が格納されます。

| └MF-STEPCOUNTER :MF-STEPCOUNTERのサンプル資産が格納されます。

├Manual :PDF形式のユーザーズガイドが格納されます。

└SIMPLIA

├TF-LINDA :TF-LINDAのEXE等の実行資産が格納されます。

├TF-MDPORT :TF-MDPORTのEXE等の実行資産が格納されます。

├TF-EXCOUNTER :TF-EXCOUNTERのEXE等の実行資産が格納されます。

└MF-STEPCOUNTER :MF-STEPCOUNTERのEXE等の実行資産が格納されます。

インストールが完了すると、インストールしたシステムのレジストリ情報にSIMPLIA/COBOL支援キットに含まれる各製品のインストール

情報が格納されます。

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第4章 注意事項

4.1 SIMPLIA共通の注意事項

・ インストール時に作成されるファイルは、アンインストール以外の方法で削除しないでください。

・ NetCOBOL V10.3.0以降では、32ビット版 SIMPLIA/COBOL支援キットを導入している環境に、本64ビット版 SIMPLIA/COBOL支援キットを用いて同じ製品をインストールすることができます。

・ HTML形式のユーザーズガイドを参照するには、HTML3.2をサポートするWWWブラウザをお使いください。

・ HTML形式のユーザーズガイドをWindows(R) Internet Explorer 7で表示した場合、拡大・縮小によってレイアウトが崩れる場合が

あります。その場合、ブラウザの更新ボタンで再表示を試みてください。

・ Windows 8およびWindows Server 2012では、IVS(Ideographic Variation Sequence)を利用した文字を使用できますが、SIMPLIAでは、IVSを利用した文字は使用できません。

・ その他SIMPLIA/COBOL支援キットに含まれる製品の注意事項については、各製品のユーザーズガイドの「制限・注意事項」の

ページを参照してください。

ターミナルサービス/XenApp使用時のライセンスについて

・ XenApp(Citrix XenApp)は、MetaFrameおよびCitrix Presentation Serverの後継製品です。ここでは、XenApp、MetaFrame、および

Citrix Presentation Serverを総称してXenAppと略します。

ターミナルサービス/XenAppを使用して、開発パッケージ製品あるいはクライアント運用パッケージ製品を使用する場合、ターミナ

ルサービス/XenAppを同時に利用するクライアント台数分のライセンスが必要です。

4.2 SIMPLIA/TF-LINDAの注意事項

V60系 から V70L10Aへの移行について

・ 旧バージョンのテストケースファイルは、扱うことができません。

V60L41からの非互換事項について

・ テストケースファイルは、互換性がありません。

・ フォーマット解析のファイル種別で、ファイル定義体を指定した解析をすることができなくなりました。

・ EUCのデータファイルを扱う場合は、以下の制限があります。

- カナJIS8モードが利用出来なくなりました。

・ Unicode のデータファイルを扱う場合は、以下の制限があります。

- コード変換にCharset Managerを使用できなくなりました。

- コード変換が行えない場合には、エラーを発生させずに表示できるUnicode文字に置き換えて表示する仕様になりました。

・ 変換結果が以下の通り変更されました。

- Unicode(UTF8、UCS2L、UCS2B)->シフトJISの変換時、IBM拡張文字に変換していた13文字がNEC特殊文字に変換されま

す。

- Unicode(UTF8、UCS2L、UCS2B)->EUC(S90)の変換時、拡張文字に変換していた9文字がJIS非漢字に変換されます。

- EBCDIC系タブコードの変換時、変換エラーとしていたタブコードが変換可能になりました。

・ 利用者定義変換テーブルのコード対応定義データの記述方法が変更されました。

- EUCカナ(コードセット2)を指定する場合は、"8E"を付加して4桁で指定します。

- 記述可能なコード範囲は、文字コードとして定義されている領域となります。

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※ 上記変更点の詳細については、ユーザーズガイドを参照してください。

・ 代替文字の出力仕様が変更になりました。

- EUC->Unicode変換時のX項目において、"0x8E"ではじまるコードを変換する場合の代替コード("0x8EA1"から"0x8EDF"を除

く)は、1バイト系代替コードを使用します。

4.3 SIMPLIA/TF-MDPORTの注意事項

V80L10からV80L20への移行について

・ MDPORTCコマンドで指定するオペランド[-u {ucs2 [{big | little}] | utf8}]の指定が不要となりました。オペランド"-ic または -oc"に、

Unicode種別およびエンディアンを直接指定してください。新たに指定可能となる設定値は「ucs2b/ucs2l/utf8」です。

なお、オペランド"-ic および -oc"で指定する設定値により、既存のオペランド"-u"の扱いは、下記の通りとなります。

-ic/-oc unicode ucs2b ucs2l utf8

unicode ◇ ● ● ●

ucs2b ● ○ ○ ○

ucs2l ● ○ ○ ○

utf8 ● ○ ○ ○

○:オペランド"-u"は無視されます。

●:オペランド"-icまたは-oc"どちらか一方で指定した「unicode」は、オペランド"-u"で設定した「Unicode種別およびエンディアン」

が指定されたものとして扱います。

◇:オペランド"-u"で設定した「Unicode種別およびエンディアン」で同一コードが指定されたものとして扱います。

V70L20からV80L10への移行について

・ MDPORTCコマンドで指定するオペランド[-lf {yes | no}]を指定した場合、これを無視します。順/行順ファイルは、常に1GBを超え

るサイズのCOBOLファイルとして扱います。

V80L10からV80L20への非互換事項について

ありません。

V70L20からV80L10への非互換事項について

・ EUCコードを扱う場合、英数字項目上の半角カナをJIS8コードとして扱う指定ができなくなりました。半角カナはコードセット2として

扱います。

・ COBOL解析オプションのファイル種別で、ファイル定義体を指定した解析をすることができなくなりました。

・ 下記の変換結果が変更されました。

- シフトJIS->IBMおよびIBM->シフトJISの変換時

1. 83JIS追加漢字4文字の字体変更

2. 83JIS追加漢字4文字の追加

3. 1文字の字体変更

4. 拡張文字の一部が変換可能

※ただし標準変換時に限ります。

- Unicode(UTF8、UCS2L、UCS2B)->シフトJISの変換時

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1. IBM拡張文字に変換していた13文字がNEC特殊文字に変換されます。

(Unicode_SJIS.cnv を適用することで、V70系と互換性のあるコード変換が可能です。)

- Unicode(UTF8、UCS2L、UCS2B)->EUC(S90)の変換時

1. 拡張文字に変換していた9文字がJIS非漢字に変換されます。

(Unicode_EUC(S90).cnv を適用することで、V70系と互換性のあるコード変換が可能です。)

※ただしInterstage Charset Managerを使用する変換時に限ります。

・ 利用者定義変換テーブルのコード対応定義データの記述方法が変更されました。

- EUC->Unicode変換時のX項目において、"0x8E"ではじまるコードを変換する場合の代替コード("0x8EA1"から"0x8EDF"を除

く)は、1バイト系代替コードを使用します。

- 入力コードがUnicodeで"0x0000"から"0x001F"(UCS2B表記)をN項目からX項目へ変換する場合の代替コードは、2バイト系

代替コードを使用します。

・ 変換エラー発生時の動作が変更されました。

- 1バイト文字変換時("0x80"から"0xFF")における、UTF8->シフトJIS、UTF8->EUC、UTF8->JEF、UTF8->JEF英小の違いがあ

ります。

- Unicode変換時に情報長が溢れた場合、埋め込む文字が半角空白になります。

※ 上記変更点の詳細については、ユーザーズガイドを参照してください。

4.4 SIMPLIA/TF-EXCOUNTERの注意事項

ありません。

4.5 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERの注意事項

・ 計測結果ファイル(*.stpファイル)や計測対象一覧ファイル(*.stjファイル)は直接エディタなどで編集しないでください。

ステップ数計測機能について

・ 帳票形式とリストビュー形式で平均行の計測率およびETCのステップ数の算出方式が異なるため、値が異なることがあります。

修正量計測機能について

・ 計測オプション等によって計測方法が異なるため、ステップ数計測機能の計測結果とは値が異なります。詳細はユーザーズガイド

の「修正量計測基準」を参照してください。

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第5章 SIMPLIA製品に関する情報

SIMPLIA製品に関する 新の情報は、下記のURLアドレスに示すホームページに記載されています。

URL : http://software.fujitsu.com/jp/simplia/

障害情報については、下記に記載されています。随時ご確認ください。

URL : http://software.fujitsu.com/jp/simplia/service/trouble/

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FUJITSUSIMPLIA/TF-EXCOUNTER

          ユーザーズガイド           (テスト実行網羅率測定ツール)

 

 

 

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x64-Windows版 SIMPLIA/TF-EXCOUNTER V70L10

オンラインマニュアル

第 1.0 版

2012年10月作成

はじめに

SIMPLIA/TF-EXCOUNTERは、NetCOBOLが出力するCOUNT情報を利用して、テスト量の把握やテスト漏れの防止、テスト

作業の効率化を支援します。

ヘルプを読むために

HTML3.2をサポートするWWWブラウザをお使いください。

本オンラインマニュアルでは「NetCOBOL」または「COBOL97」を総称して「COBOL」と表記しています。

登録商標について

本オンラインマニュアルで使われている登録商標および商標は、以下のとおりです。

- Microsoft、Windows、Windows Vistaおよび Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国に

おける登録商標または商標です。

- その他の会社名または製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

略記について

本オンラインマニュアルでは、各製品を次のように略記しています。

「Windows(R) 8」または、

「Windows(R) 8 Pro」、

「Windows(R) 8 Enterprise」

→ 「Windows 8」

「Windows(R) 7 Home Premium」または、

「Windows(R) 7 Professional」、

「Windows(R) 7 Enterprise」、

「Windows(R) 7 Ultimate」

→ 「Windows 7」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation」

→ 「Windows Server 2012」

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「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation」

→「Windows Server 2008」または、

「Windows Server 2008 R2」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-

V(TM)」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-

V(TM)」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-

V(TM)」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation」

→ 「Windows Server 2008」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition」ま

たは、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition」

「Windows Server 2003 x64 Edition」また

は、

「Windows Server 2003 R2 x64 Edition」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition」また

は、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition」

「Windows Server 2003 x64 Edition」また

は、

「Windows Server 2003 R2 x64 Edition」

「Windows 8」または、

「Windows 7」、

「Windows Server 2012」、

「Windows Server 2008 R2」、

「Windows Server 2008」、

「Windows Server 2003 R2 x64 Edition」、

「Windows Server 2003 x64 Edition」

→ 「Windows」

Copyright 1999­2012 FUJITSU LIMITED

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背景と目的

1) テストの必要性

ソフトウェアの開発は、設計からプログラミングまでの段階とテスト段階からなります。高い品質のソフトウェアを開発するに

は、設計からプログラミングまでの段階で誤りを防止し、テストの段階で仕様を漏れなく確認する必要があります。

前者を行うためには、様々な設計技法や設計支援技術やレビュー技術が工夫され、適用されてきていますが、それらだけで品質

を保証することはできません。最終的な品質は、すべての仕様をテストする以外に確認する方法がないのが現状です。

2) テスト漏れの弊害

"テスト漏れがある"ということは"品質が確認されていない"ということであり、"品質が悪い"と同一ではありません。しかし、設

計からプログラミングまでの段階で品質を保証しない限り"良い品質"とは言えません。"テスト漏れがある"場合、どれくらい品質

が悪いかは、設計からプログラミング段階での誤りと、テスト段階でのテスト漏れがどれくらい多いかに大きく左右されます。

3) テストの評価尺度の必要性

テスト漏れがあるか否かはどうすれば知ることができるでしょうか。

テストを十分に行ったかどうかの評価がテスト担当者の主観に委ねられている場合には、その担当者の経験・スキル・意識等に

大きく左右されるため、テスト漏れが起こる可能性が高くなります。

そこで、テストの量を客観的に評価するための尺度が必要となります。テスト量の尺度としては、テスト項目数(テストで確認

Administrator
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した機能の数)や実行網羅率(実行された部分の全体に占める割合)等があります。

4) 命令実行網羅率について

テストには機能面でとらえたテスト(機能テスト)と、構造面からとらえたテスト(構造テスト)とがあります。

テスト項目数は、機能テストの評価尺度として有効であり、実行網羅率は、構造テストの評価尺度として有効です。

構造テストは、プログラム単体テストなど、テストの前半の工程で特に有効ですが、構造面からの評価は人手では難しく、ツー

ルによる支援が必要となります。

実行網羅率には、全命令、全分岐、全パス等、何を計測の単位にするかで様々な種類がありますが、本ツールでは、全命令に占

める実行命令の割合を計測し、数値による客観的なソフトウェアの品質情報を提供します。

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TF-EXCOUNTERの特長

TF-EXCOUNTERには、以下の特長があります。

1) テスト結果を構造面から評価する事により、テスト漏れを無くす事が可能

 プログラムのテスト結果を構造面から評価し、未実行命令を表示する事により、 テスト漏れの箇所の確認ができます。確認

結果から未実行命令を通過させるテストケースを 追加する事によって、テスト漏れを無くす事が可能です。

 

2) 機能テストと構造テストの同時実行が可能

 ソースプログラムを変更することなく実行情報を取得することができます。 したがって、機能テストを実施しながら、実行

網羅率の取得が可能です。

 

3) 命令実行網羅率の測定対象を絞込みが可能

 テスト対象範囲が限られる場合には、テスト対象外のステートメントを、 命令実行網羅率の測定対象から除外する事が可能

です。

 

4) テストケースなしモードでの測定が可能

 テストケースを意識せずに本ツールを使用したい場合には、テストケースなし モードの使用が可能です。ただし、テスト

ケース毎の実行情報の出力が行えないため、 テストケース毎の検証作業用資料としては活用できず、納品用資料の位置づけ

と なります。

 

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TF-EXCOUNTERの機能一覧

本製品の全体構成を以下に示します。

No 機能名 機能概要

1 蓄積機能 プログラム実行時にCOBOLから出力された、COUNT情報から、命令実行

網羅率測定に必要な情報をCOUNTLOGファイルに蓄積します。

2 命令実行情報累積 COBOLソースファイルに対して、実行したテストケースの累積で、命令

行単位に実行した回数を編集した帳票を出力(CSV形式ファイル)します。

3 命令実行情報個別 COBOLソースファイルに対して、実行したテストケースの命令行単位に

実行した回数を編集した帳票を出力(CSV形式ファイル)します。

4 テストケース一覧 テストケース毎に総命令数に対する実行命令網羅率を出力(CSV形式ファ

イル)します。

5 ビューア機能 COBOLソースファイルと実行回数を表示します。

6 除外文番号指示ファイ

ル作成機能

命令実行網羅率の測定対象を絞り込むための情報を出力しま

す。COUNTLOGファイルの未実行行を、対象外の行番号として自動的に

抽出します。

ファイル作成後に、除外理由を記述することで、実行命令情報リストに合

わせて、出力します。

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TF-EXCOUNTERの適用のタイミング

テストのどの段階から、TF-EXCOUNTERを適用すれば効果的かを説明します。テストの形態は次の3つ

があります。

1) 全テストケース完了後に適用する形態

  全テストケースの完了後、実行網羅率を測定するために、再度同じテストケースを全て実行します。

2) テスト途中、ソース修正の頻度が少なくなってから適用する形態

 ソース修正が発生したらリグレッションテストを実施後、次のテストケースへ進みます。

この形態は、中核となるロジックのテストが完了してから適用することをお薦めします。中核となるロジックに修正が発

生した場合には、多くのテストケースに影響が発生し、手戻りが大きいからです。

3) テスト開始時から適用し、ソース修正が発生したらCOUNTLOGファイルを新たに作成する形態

 テスト開始時から適用し、ソース修正が発生したらCOUNTLOGファイルを新たに作成してテストを続け、全テストケース

終了後、最後のソース修正以前に実行したテストケースだけを再実行します。

 

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各種帳票の活用方法

以下に各種帳票の活用方法を示します。

帳票名

テスト

ケース 活用方法

あり なし

命令実行情報個

別○ ×

テストケース毎に実行した経路などを確認し、デバッグの情報として活用します。

●実行行と未実行行および、実行回数による実行経路の確認

●削除行、挿入行の行数比較により、リグレッションとして実行

テストケースが影響を受けていたか、いないかの確認となります。

影響しないテストケースであれば、削除、挿入は0件となります。

なお、修正行をコメントとし、修正内容を追加行とした場合は削除行=追加行とな

ります。

命令実行情報累

積○ ○

納品用資料として、全テストケースの累積結果を出力します。

●プログラム全体の実行経路の確認

●除外行と除外理由の整合性の確認

●実行網羅率によるテスト充分性の確認

テストケース名

一覧○ ×

納品用の補足資料として、テストケース毎の実行情報を出力します。

●テストケース毎の実行整合性の確認

●最終ソース修正日とテストケース実行日との比較

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メイン画面-ファイルメニュー

ファイル コマンド 表示 オプション ヘルプ

No 項目 内容

1 COUNTLOGファイルを新規作成

(N)

COUNTLOGファイルを新規作成するときに選択します。

2 COUNTLOGファイルを開く(O) COUNTLOGファイルを開くときに選択します。

3 CSVファイルを開く(C) 直前に作成されたCSVファイルを開くときに選択します。

予め環境設定のCSVファイル表示プログラムを指定しなければなりませ

ん。

4 除外文番号指示ファイルを開く

(E)

除外文番号指示ファイルを開くときに選択します。

予め環境設定の除外文番号指示ファイル編集プログラムを指定しなけれ

ばなりません。

5 最近使ったファイル 最近使ったCOUNTLOGファイルが最大5個表示されます。

6 SIMPLIA/TF-EXCOUNTERの終了

(X)

TF-EXCOUNTERを終了します。

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メイン画面-コマンドメニュー

ファイル コマンド 表示 オプション ヘルプ

No 項目 内容

1 蓄積機能(A) 蓄積機能を表示します。

2 ビューア起動(V) ビューア起動を表示します。

3 帳票出力(P) 帳票出力を表示します。

4 除外文番号(E) 除外文番号を表示します。

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メイン画面-表示メニュー

ファイル コマンド 表示 オプション ヘルプ

No 項目 内容

1 ツールバー(T) ツールバーの表示/非表示を選択します。

2 コマンドボタンバー(C) コマンドボタンバーの表示/非表示を選択します。

3 ステータスバー(S) ステータスバーの表示/非表示を選択します。

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メイン画面-オプションメニュー

ファイル コマンド 表示 オプション ヘルプ

No 項目 内容

1 環境設定(S) 環境設定を表示します。

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メイン画面-ヘルプメニュー

ファイル コマンド 表示 オプション ヘルプ

No 項目 内容

1 ヘルプ(H) オンラインマニュアルを表示します。

2 バージョン情報(A) バージョン情報を表示します。

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メイン画面-ツールバー

No 項目 内容

1 新規作成 COUNTLOGファイルを新規作成するときに選択します。

2 開く COUNTLOGファイルを開くときに選択します。

3 ヘルプの表示 オンラインマニュアルを表示します。

4 バージョン情報 バージョン情報を表示します。

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メイン画面-コマンドボタンバー

No 項目 内容

1 蓄積機能 蓄積機能を表示します。

2 ビューア起動 ビューア起動を表示します。

3 帳票出力 帳票出力を表示します。

4 除外文番号 除外文番号を表示します。

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ビューア画面-ファイルメニュー

ファイル 編集 表示 ヘルプ

No 項目 内容

1 ファイルを閉じる(C) ファイルを閉じるときに選択します。

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ビューア画面-編集メニュー

ファイル 編集 表示 ヘルプ

No 項目 内容

1 ジャンプ(J) ジャンプ画面を表示します。指定された行番号の位置にカーソルを移動

します。

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ビューア画面-表示メニュー

ファイル 編集 表示 ヘルプ

No 項目 内容

1 ツールバー(T) ツールバーの表示/非表示を選択します。

2 ステータスバー(S) ステータスバーの表示/非表示を選択します。

3 フォント(F) ソースファイルを表示するフォントを設定します。

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ビューア画面-ヘルプメニュー

ファイル 編集 表示 ヘルプ

No 項目 内容

1 ヘルプ(H) オンラインマニュアルを表示します。

2 バージョン情報(A) バージョン情報を表示します。

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ビューア画面-ツールバー

No 項目 内容

1 ヘルプの表示 オンラインマニュアルを表示します。

2 バージョン情報 バージョン情報を表示します。

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TF-EXCOUNTERの使い方

TF-EXCOUNTERの基本的な使い方を製品に添付しているサンプルプログラムを使用して説明します。

サンプルプログラムは、TF-EXCOUNTERのインストールフォルダ\Sample配下にあります。

1) COUNT情報ファイル作成手順

1. サンプルプログラムのプロジェクトを開く

NetCOBOL Studio(x64)を起動し、製品に添付しているサンプルプログラムのプロジェクトをインポートします。

・インポート手順

1.NetCOBOL Studio(x64)のメニューバーから[ファイル]-[インポート]を選択します。

2.[一般]-[既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

3.[ルートフォルダの選択]を選択し、プロジェクトが格納されているフォルダを選択します。

サンプルプログラムのプロジェクトは、TF-EXCOUNTERのインストールフォルダ\Sampleに配置されています。

2. 翻訳オプションとしてCOUNTオプションの付加

"プロジェクト"メニューの"プロパティ"の"ビルド"から"翻訳オプション"を選択します。

※サンプルプログラムはあらかじめ"COUNT"オプションを付加されています。

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"追加"ボタンを押下し翻訳オプションの追加から"COUNT"を選択します。

"翻訳オプションの設定"が表示されるので、"使用する"を選択します。

3. サンプルプログラムのビルド

"プロジェクト"メニューから"プロジェクトのビルド"を選択します。

4. サンプルプログラムの実行環境を設定

NetCOBOLに同梱されている"実行環境設定ツール"を起動します。

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サンプルプログラム実行用初期化ファイル"COBOL85.CBR"を開き、"共通"タブを選択します。

以下の情報を設定します。

DI001:"infile.dat" (入力ファイル)

DO002:"outfile.dat" (出力ファイル)

SYSCOUNT:COUNT情報の出力ファイルとなるファイル名を指定します。(サンプルプログラムでは"cnt.log"を指定しています。)

下記に適用ボタンを選択した後のCOBOL85.CBRの内容を記載します。

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DI001=infile.dat

DO002=outfile.dat

SYSCOUNT=cnt.log

5. サンプルプログラムの実行

"実行"メニューの"実行"から"COBOLアプリケーション"を選択します。

作成したサンプルプログラムを実行すると、COUNT情報ファイル"cnt.log"が作成されます。

COUNT情報ファイルからTF-EXCOUNTERを使用して命令実行網羅率の測定を行います。

実行環境設定ファイル(COBOL85.CBR)について

COBOL85.CBRが存在しない場合は、実行プログラム格納フォルダ配下にテキストエディタで作成してくださ

い。

COBOL85.CBR記述例

SYSCOUNT=cnt.log

実行環境設定ツールについて

実行環境設定ツールの詳細な使用方法については、COBOLオンラインマニュアルをご参照ください。

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2)TF-EXCOUNTER使用手順

1. TF-EXCOUNTERの起動

2. COUNTLOGファイルの作成

ファイルメニューの"COUNTLOGファイルを新規作成"、または、ツールバーの"新規作成"を選択します。

※既存のCOUNTLOGファイルに情報の蓄積が可能な"蓄積機能"からも作成が可能です。

"COUNTLOGファイル格納フォルダ"にCOUNTLOGファイルを作成するフォルダを指定します。

"COUNT情報ファイル"には、サンプルプログラムを使用し出力したCOUNT情報ファイル"cnt.log"を指定します。

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蓄積情報設定画面が表示されます。

定義プログラムには、"SAMPLE"が表示されます。

蓄積モードは、"NONUMBER"、テストケース名は、"無し"を選択します。

"次へ"ボタンを押下します。

蓄積情報確認画面が表示されます。

表示されている情報を確認し、"完了"ボタンを押下します。

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蓄積状況表示画面が表示されます。

蓄積が終了後に表示されている情報を確認し、"OK"ボタンを押下します。

3. COUNTLOGファイルの取込み

ファイルメニューから"COUNTLOGファイルを開く"を選択し、ファイル選択画面からCOUNTLOGファイルを選択します。

COUNTLOGファイル指定後に"COUNTLOGファイルを開く"画面が表示されるので、COBOLソースファイルを選択します。

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"OK"ボタンを押下すると、"SAMPLE.CLG"の情報が表示されます。

4. 命令実行情報累積帳票の出力

コマンドメニュー、または、コマンドボタンバーの"帳票出力"より対象プログラムの網羅率を帳票出力させることができます。

COBOLソースファイル名に"sample.cob"、出力CSVファイル名に"sample.csv"を指定し、"OK"ボタンを押下します。

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TF-EXCOUNTERの画面構成

No 項目 内容

(1) メニューバー メニューが表示されます。

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(2) ツールバー ツールバーが表示されます。

(3) コマンドボタンバー コマンドボタンバーが表示されます。

(4) プログラムID プログラムIDが表示されます。

(5) テストケース 下層にテストケース名が表示されます。

(6) テストケース名 テストケース名が表示されます。

(7) 変更 ポップアップメニューです。

COBOLソースファイル、CSVファイル、除外文番号指示ファイルのパス

名を変更する画面が表示されます。

(8) COBOLソースファイル COBOLソースファイルのパス名が表示されます。

(9) CSVファイル 直前に帳票出力機能で作成したCSVファイルのパス名が表示されます。

(10) 除外文番号指示ファイル 直前に使用、又は作成した除外文番号指示ファイルのパス名が表示され

ます。

(11) 作成種別 作成種別COBOLが表示されます。

(12) 蓄積モード 蓄積機能で指定した蓄積モードNUMBER、NONUMBERが表示されま

す。

(13) 初回蓄積COUNT情報ファイル日

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の実行日時が表示されます。

(14) 最終蓄積COUNT情報ファイル日

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の実行日時が表示されます。

(15) プログラム名、または、テスト

ケース名

COUNTLOGファイルのプログラム名、または、選択されたテストケース

名が表示されます。

(16) 命令実行網羅率 命令実行網羅率が表示されます。

(17) 未実行命令数 未実行行数が表示されます。

(18) 実行命令数 実行行数が表示されます。

(19) 総命令数 総行数が表示されます。

変更(C)ボタンを選択すると以下の画面が表示されます。

No 項目 内容

(1) 変更される項目(F) COBOLソースファイル、CSVファイル、除外文番号指示ファイルいずれ

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か の、パス名を変更する項目名が表示されます。

(2) 参照(O) ボタンを押下するとファイル選択ダイアログを表示します。

変更するファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定できます。

(3) OK 指定したファイルをCOUNTLOGに反映する場合、押下します。

(4) キャンセル 処理をキャンセルする場合、押下します。

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蓄積機能

プログラム実行時にCOBOLから出力されたCOUNT情報から、命令実行網羅率測定に必要な情報を

COUNTLOGファイルに蓄積します。

1) 機能構成

2) 蓄積機能の使用手順(画面)

ファイルメニューの"COUNTLOGファイルを新規作成"、ツールバーの "新規作成"又は、

コマンドメニュー、コマンドボタンバーの"蓄積機能"を選択することで以下の画面が表示されます。

以下に各入力フィールドを説明します。

1. 初期情報設定

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No 項目 設定内容

(1) COUNTLOGファイル格納フォル

ダ(C)

COUNTLOGファイルの出力先フォルダを指定します。

(2) 参照(D) ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

出力先COUNTLOGフォルダを指定します。

(3) COUNT情報ファイル(S) 蓄積対象のCOUNT情報ファイルを指定します。

環境設定でカレントフォルダを設定している時は、ファイル名のみの指定

が可能です。

(4) 参照(F) ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

蓄積対象のCOUNT情報ファイルを指定します。

(5) 次へ(N) 初期情報を設定し蓄積情報設定画面へ移ります。

(6) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(7) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。

2. 蓄積情報設定画面

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No 項目 設定内容

(1) 定義プログラム(L) COUNT情報のプログラムIDが表示されます。

蓄積対象のプログラムIDをチェックします。

(2) 作成モード 新規にCOUNTLOGファイルを作成する場合は選択します。

COUNTLOGファイルを新規作成する場合には、デフォルトで選択されています。

(3) 蓄積モード 蓄積モードをボタンで選択します。(コンパイルオプションに合わせます)

(4) 作成種別 作成種別COBOLが表示されます。

(5) テストケース名 蓄積するテストケース名を指定します。(テストケースなしモードは、指定不要です)

(6) 戻る(B) 初期情報設定画面に戻る場合、クリックします。

(7) 次へ(N) 蓄積情報を設定し蓄積情報確認画面へ移ります。

(8) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(9) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。

蓄積モード、作成種別について

蓄積モード、作成種別は蓄積対象とするプログラム情報と間違わずに指定してください。

誤った指定を行った場合、帳票出力、除外文番号の処理が正しく動作しません。

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テストケース名について

テストケース名の最大長は、255バイトまで指定可能です。

3. 蓄積情報確認画面

No 項目 設定内容

(1) プログラム名 蓄積情報設定画面で蓄積対象としたプログラム名を表示します。

(2) 作成モード 蓄積情報設定画面で設定した作成モードを表示します。

(3) 蓄積モード 蓄積情報設定画面で設定した蓄積モードを表示します。

(4) 作成種別 作成種別COBOLが表示されます。

(5) テストケース名 蓄積情報設定画面で設定したテストケース名を表示します。

(6) COUNTLOGファイル格納フォル

初期情報初期画面で設定したCOUNTLOGファイル格納フォルダを表示しま

す。

(7) 戻る(B) 蓄積情報設定画面に戻る場合、クリックします。

(8) 完了 COUNTLOGファイルを作成する場合、クリックします。

(9) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(10) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。

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COUNTLOGファイル名について

COUNTLOGファイルは、蓄積機能の初期情報設定で指定した"COUNTLOGファイル格納フォ

ルダ"配下に作成されます。

ファイル名は、"プログラムID.clg"となります。

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蓄積機能(コマンドライン)

インストール配下のtfexcc64.exeをコマンドプロンプト上で実行することで、複数のCOUNT情報ファイ

ルを指定して蓄積処理を行うことができます。

以下にコマンド入力形式と機能について説明します。

1. 実行形式

コマンドの記述形式を示します。記述形式は以下の規約で記述しています。

- 通常の文字で記述されている語は、そのとおりに入力することを示しています。

- 形式中の日本語の語は、置き換えて入力することを示しています。

- [ ]で囲まれている部分は、省略可能であることを示しています。また、省略された場合は、括弧中

の下線のある語が選択されることを示しています。

蓄積コマンド:

tfexcc64 /OUT フォルダ名 [/NEW] [/MODE NONUMBER | NUMBER] [/TCASE テストケース名] [/CODE

SJIS | UTF8] [/TEMP フォルダ名] ファイル名 ...

2. オプション

オプション 種別 設定内容

/OUT 必須

COUNTLOGファイル格納フォルダ名を指定します。

/OUTの後ろに半角スペースを空けてフォルダ名を指定してください。

注)

・絶対パス、相対パスの両方に対応しています。

/NEW 任意

新規にCOUNTLOGファイルを作成する場合指定します。

注)

・同名のCOUNTLOGファイルが存在するとき上書きします。

/MODE 任意

蓄積モードを指定します。

/MODEの後ろに半角スペースを空けてNONUMBERもしくはNUMBERを指定してください。

注)

・指定されていない場合はNONUMBER指定になります。

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/TCASE 任意

テストケース名を指定します。

/TCASEの後ろに半角スペースを空けてテストケース名を指定してください。指定されていない

場合はテストケース名無しになります。

半角255バイト、全角127文字以内のテストケース名を指定してください。

注)

・既にCOUNTLOGファイルが存在し、蓄積処理を行う時、以下のケースの場合はエラーとなり

蓄積処理を行いません。

COUNTLOGファイル内にテストケースが存在する時、実行オプションでテストケースを指定し

なかった場合。

COUNTLOGファイル内にテストケースが存在しない時、実行オプションでテストケースを指定

した場合。

/CODE 任意

COUNT情報ファイルの文字コードを指定します。

/CODEの後ろに半角スペースを空けてSJISもしくはUTF8を指定してください。

注)

・指定されていない場合はSJIS指定になります。

/TEMP 任意

TF-EXCOUNTERが一時的に使用するファイルが作成されるフォルダを指定します。

/TEMPの後ろに半角スペースを空けてフォルダ名を指定してください。

注)

・指定されていない場合は環境変数"TEMP"で指定されているフォルダになります。

ファイル名 必須COUNT情報ファイル名を指定します。

複数ファイルを指定する場合は、スペースで区切ってください。

3. 使用例

C:\> tfexcc64 /MODE NONUMBER /OUT C:\DATA C:\count.log

複数ファイル指定する時は、以下のように指定します。

C:\> tfexcc64 /OUT C:\DATA C:\count1.log C:\count2.log C:\count3.log

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COUNTLOGファイルを開く

COUNTLOGファイルとソースプログラムからメイン画面で実行網羅率を表示します。

1) COUNTLOGファイルの使用手順

1. ファイルメニューまたは、ツールバーの"開く"を選択します。

2. ファイル選択画面からCOUNTLOGファイルを選択します。

3. COUNTLOGファイルを開く画面からCOBOLソースファイル名を選択します。

4. 除外文を使用する場合は、除外文番号指示ファイル名を選択します。選択時は除外文情報が反映されます。

ファイルメニューまたは、ツールバーの"開く"を選択することで以下のCOUNTLOGファイルを開く画面

が表示されます。 以下に各入力フィールドを説明します。

No 項目 設定内容

(1) COBOLソースファイル名(S) 処理対象のプログラムが存在するCOBOLソースファイルを指定しま

す。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在して

いるときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(2) 参照(F) ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

COBOLファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定できま

す。

(3) 除外文を使用する(U) 除外文を使用する場合チェックします。

(4) 除外文番号指示ファイル名(E) 除外文を使用する場合、除外文番号指示ファイルを指定します。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在して

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いるときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(5) 参照(X) 除外文を使用する場合、ボタンをクリックするとファイル選択ダイ

アログを表示します。

除外文番号指示ファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定

できます。

(6) OK メイン画面で実行網羅率情報を表示する場合、クリックします。

(7) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(8) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。

COBOLソースファイルオープン時にエラーが発生すると、以下のメッセージが表示されま

す。

「はい」を選択した場合、「COUNTLOGファイルを開く」ダイアログに戻ります。

「いいえ」を選択した場合、実行網羅率を計算しないで、メイン画面へ遷移します。

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ビューア起動

COUNTLOGファイルとソースプログラムから実行行情報を表示します。

1) ビューア起動機能の使用手順

1. ファイルメニューの"COUNTLOGファイルを開く"を選択しCOUNTLOGファイルを開きます。

2. COBOLソースファイル名とテストケース名および除外文を使用する場合除外文番号指示ファイル名から実行行情報を表示します。

COUNTLOGファイルツリー上で右クリック後に表示されるポップアップメニューの"ビューア起動"や、

コマンドメニュー、コマンドボタンバーの"ビューア起動"を選択することで以下のビューア起動画面が表示さ

れます。 以下に各入力フィールドを説明します。

No 項目 設定内容

(1) COBOLソースファイル名(S) 処理対象のプログラムが存在するCOBOLソースファイルを指定しま

す。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在して

いるときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(2) 参照(F) ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

COBOLファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定できま

す。

(3) テストケース名(T) テストケース名を指定します。"*"を選択時、全テストケース名が対

象となります。

(4) 除外文を使用する(U) 除外文を使用する場合チェックします。

(5) 除外文番号指示ファイル名(E) 除外文を使用する場合、除外文番号指示ファイルを指定します。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在して

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いるときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(6) 参照(X) 除外文を使用する場合、ボタンをクリックするとファイル選択ダイ

アログを表示します。

除外文番号指示ファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定

できます。

(7) OK ビューア起動し実行行情報を表示する場合、クリックします。

(8) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(9) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。

ビューア画面のフォーマット

ビューア画面のフォーマットを説明します。

ビューア起動によりCOUNTLOGファイルの実行行情報が表示されます。

ビューア画面

No 項目 設定内容

(1) 行番号 COBOLソースファイルの行番号を表示しています。

実行行や未実行行など各ステータスによって表示色が異なります。

実行行は左部のアイコンが緑色表示、未実行行は灰色表示となります。

(2) ソースコード COBOLソースファイル実ソースコードを表示しています。

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実行行や未実行行など各ステータスによって表示色が異なります。

(3) 実行回数 その行の実行回数を表示しています。

(4) その他 備考などを表示しています。

除外文番号指示ファイルに除外理由を設定している場合は除外理由が表

示されます。

ビューア画面について

テストケース名がある場合、"*"を選択して"OK"を選択すると、全てのテストケース情報をマージして実行回数を表示しま

す。テストケース名を指定した場合には、テストケース情報毎の実行回数を表示します。

2) ビューア画面の機能

ビューア画面の機能を説明します。

ビューア画面のジャンプ機能は編集メニューの"ジャンプ"を選択します。

この画面で入力された行番号へカーソルが移動します。

ビューア画面のフォント機能は表示メニューの"フォント"を選択します。

この画面で設定されたフォントでソースファイルなどを表示します。

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帳票出力

TF-EXCOUNTERは、COUNTLOGファイルの情報を編集して、CSV形式にて帳票を出力する事が可能で

す。

帳票の種類としては、以下の3種類があります。

帳票名 概要

命令実行情報累積 全テストケースの情報を累積しソースコードと共に帳票を作成します。

命令実行情報個別 選択されたテストケースの情報のみをソースコードと共に帳票を作成します。

テストケース一覧 全テストケースの情報を一覧形式で帳票を作成します。

1) 機能構成

2) 帳票出力機能の使い方

1.ファイルメニューの"COUNTLOGファイルを開く"を選択し該当のCOUNTLOGファイルを開きます。

2.コマンドメニューの帳票出力を選択します。

・帳票出力画面

コマンドメニュー、または、コマンドボタンバーの"帳票出力"を選択することで以下の画面が表示されま

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す。

以下に各入力フィールドを説明します。

No 項目 設定内容

(1) COUNTLOGファイル名 対象となるCOUNTLOGファイル名を表示します。

(2) 出力形式 出力する形式をボタンで選択します。

(3) テストケース名

処理対象のテストケース名を指定します。

(命令実行情報累積およびテストケース一覧出力では、指定不要で

す。)

(4)COBOLソースファイル

名(S)

処理対象のプログラムが存在するCOBOLソースファイルを指定しま

す。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在してい

るときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(5) 参照(F)

ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

COBOLソースファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定でき

ます。

(6) 出力CSVファイル名(C)

出力CSVファイルを作成する場所とファイル名を指定します。

環境設定で設定したカレントフォルダを設定しているときは、ファイ

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ル名だけでの指定も可能です。

(7) 参照(O)

ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

出力CSVファイルをファイル選択ダイアログを使用してファイル名を

指定できます。

(8) 除外文を使用する(U) 除外文を使用する場合チェックします。

(9)除外文番号指示ファイル

名(E)

除外文を使用する場合、除外文番号指示ファイルを指定します。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在してい

るときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(10) 参照(X)

除外文を使用する場合、ボタンをクリックするとファイル選択ダイア

ログを表示します。

除外文番号指示ファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定で

きます。

(11) OK 指定した形式でCSVファイルを作成させる場合、クリックします。

(12) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(13) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルを表示します。

3) 帳票説明

命令実行情報累積

[ヘッダー部]

プログラム名初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間

COBOLソース

ファイル

No 編集項目 編集内容概要

1 プログラム名 指定されたCOUNTLOGファイルのプログラム名を編集します。

2 初回蓄積COUNT情報ファイル日

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

3 初回蓄積COUNT情報ファイル時

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

4 最終蓄積COUNT情報ファイル日

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

5 最終蓄積COUNT情報ファイル時

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

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6 COBOLソースファイル 帳票出力で指定されたCOBOLソースファイル名を編集します。

[ディティール部]

未実行マーク 行番号 ソースコード 除外理由 実行回数

No 編集項目 編集内容概要

1 未実行マーク 累積した行情報を元に以下の場合、未実行マークを編集します。

・未実行行の場合…X

注)未実行行とは、COUNT情報を蓄積した結果実行回数が0の行のこと

です。

2 行番号 COBOLソースファイルの行番号を編集します。

ただし、PROCEDURE DIVISIONのみです。

3 ソースコード COBOLソースファイルのソースコードを編集します。

ただし、PROCEDURE DIVISIONのみです。

4 除外理由 除外文番号指示ファイルが指定されており、除外対象の場合、除外文番

号指示ファイルの理由を"#"記号を先頭に付加し編集します。

5 実行回数 累積した行情報の実行回数を編集します。

[フッター部]

テストケース数 総命令数 実行命令数 未実行命令数 命令実行網羅率 挿入行数 削除行数

No 編集項目 編集内容概要

1 テストケース数 COUNTLOG内のテストケースの数を編集します。

2 総命令数 COBOLソースファイルの総命令数を編集します。

ただし、PROCEDURE DIVISIONのみでかつ除外文は除きます。

3 実行命令数 実行された命令数を編集します。

4 未実行命令数 未実行命令数を編集します。

5 命令実行網羅率 実行命令数÷総命令数で算出します。

6 挿入行数 累積したテストケースの挿入行数を編集します。

7 削除行数 累積したテストケースの削除行数を編集します。

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命令実行情報個別

[ヘッダー部]

プログラム

テストケース

初回蓄積COUNT

情報ファイル日

初回蓄積COUNT

情報ファイル時

最終蓄積COUNT

情報ファイル日

最終蓄積COUNT

情報ファイル時

COBOL

ソースファイ

No 編集項目 編集内容概要

1 プログラム名 指定されたCOUNTLOGファイルのプログラムIDを編集します。

2 テストケース名 帳票出力で指定されたテストケース名を編集します。

3 初回蓄積COUNT情報ファイル日

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

4 初回蓄積COUNT情報ファイル時

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

5 最終蓄積COUNT情報ファイル日

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

6 最終蓄積COUNT情報ファイル時

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

7 COBOLソースファイル 帳票出力で指定されたCOBOLソースファイル名を編集します。

[ディティール部]

未実行マーク 行番号 ソースコード 除外理由 実行回数

No 編集項目 編集内容概要

1 未実行マーク 累積した行情報を元に以下の場合、未実行マークを編集します。

・未実行行の場合…X

注)未実行行とは、COUNT情報を蓄積した結果実行回数が0の行のこと

です。

2 行番号 COBOLソースファイルの行番号を編集します。

ただし、PROCEDURE DIVISIONのみです。

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3 ソースコード COBOLソースファイルのソースコードを編集します。

ただし、PROCEDURE DIVISIONのみです。

4 除外理由 除外文番号指示ファイルが指定されており、除外対象の場合、除外文番

号指示ファイルの理由を"#"記号を先頭に付加し編集します。

5 実行回数 累積した行情報の実行回数を編集します。

[フッター部]

テストケース数 総命令数 実行命令数 未実行命令数 命令実行網羅率 挿入行数 削除行数

No 編集項目 編集内容概要

1 テストケース数 COUNTLOG内のテストケースの数を編集します。

2 総命令数 COBOLソースファイルの総命令数を編集します。

ただし、PROCEDURE DIVISIONのみでかつ除外文は除きます。

3 実行命令数 実行された命令数を編集します。

4 未実行命令数 未実行命令数を編集します。

5 命令実行網羅率 実行命令数÷総命令数で算出します。

6 挿入行数 累積したテストケースの挿入行数を編集します。

7 削除行数 累積したテストケースの削除行数を編集します。

テストケース一覧

[ヘッダー部]

プログラム名初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間

COBOLソース

ファイル

No 編集項目 編集内容概要

1 プログラム名 指定されたCOUNTLOGファイルのプログラムIDを編集します。

2 初回蓄積COUNT情報ファイル日

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

3 初回蓄積COUNT情報ファイル時

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

4 最終蓄積COUNT情報ファイル日

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

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5 最終蓄積COUNT情報ファイル時

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

6 COBOLソースファイル 帳票出力で指定されたCOBOLソースファイル名を編集します。

[ディティール部]

テスト

ケース

命令実

網羅率

総命令

実行

命令数

挿入

行数

削除

行数

初回蓄積

COUNT

情報ファイル

日付

初回蓄積

COUNT

情報ファイル

時間

最終蓄積

COUNT

情報ファイル

日付

最終蓄積

COUNT

情報ファイル

時間

No 編集項目 編集内容概要

1 テストケース名 COUNTLOGのテストケース名です。

2 命令実行網羅率 実行命令数÷総命令数で算出します。

3 総命令数 総命令数を編集します。

4 実行命令数 実行された命令数を編集します。

5 挿入行数 挿入行数を編集します。

6 削除行数 削除行数を編集します。

7 初回蓄積COUNT情報ファイル日

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

8 初回蓄積COUNT情報ファイル時

最初に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

9 最終蓄積COUNT情報ファイル日

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の日付を編集します。

10 最終蓄積COUNT情報ファイル時

最後に蓄積を行ったCOUNT情報の時間を編集します。

除外文と総命令数、実行命令数、未実行命令数および命令実行網羅率について

"除外文を使用する"をチェックした場合、除外文番号指示ファイルで指示された行情報は、総

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命令数、実行命令数および未実行命令数の対象となりません。

そのため、全ての未実行命令に対して除外文番号指示ファイルで行情報が指示されている時

は、命令実行網羅率は100%となります。

除外理由について

除外理由は、"除外文を使用する"をチェックしたときのみ出力されます。

"除外文を使用する"をチェックしていないときは出力されませんのでご注意ください。

挿入行数、削除行数について

挿入行数と削除行数の編集は、作成種別がCOBOLで、かつ、蓄積モードがNUMBERのときの

み出力されます。

他のモードのときは出力されませんのでご注意ください。

蓄積モードがNUMBERで、初回にCOUNTLOGファイルを蓄積後に出力された帳票は挿入行

数、削除行数は"0"となります。

COBOLソースの修正を行い、再度蓄積を行うと出力された帳票に挿入行数、削除行数の情報

が反映されます。

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帳票出力(コマンドライン)

インストール配下のfs1tct64.exeをコマンドプロンプト上で実行することで、複数COUNTLOGファイルの

帳票一括出力処理を行うことができます。

以下にコマンド入力形式と機能について説明します。

1. 実行形式

コマンドの記述形式を示します。記述形式は以下の規約で記述しています。

- 通常の文字で記述されている語は、そのとおりに入力することを示しています。

- 形式中の日本語の語は、置き換えて入力することを示しています。

- { }で囲まれている部分は、その括弧中の一つを明に指定する必要があることを示しています。

- [ ]で囲まれている部分は、省略可能であることを示しています。また、省略された場合は、括弧中

の下線のある語が選択されることを示しています。

- 前述の括弧中に"α | β"と語句がわかれている部分は、αおよびβが選択対象であることを示してい

ます。

- 各オプションについて大文字・小文字は区別しません。

単一出力:

fs1tct64 /IF COUNTLOGファイル名 {/MR | /MK [テストケース名] | /TI} [/SF COBOLソースファ

イル名] [/IS | /IU] [/OF 出力CSVファイル名] [/OS | /OU] [/NOLOG]

一括出力:

fs1tct64 /ID COUNTLOGフォルダ名 {/MR | /MK [テストケース名] | /TI} [/SD COBOLソースフォ

ルダ名] [/IS | /IU] [/OD 出力CSVフォルダ名] [/OS | /OU] [/NOLOG]

2. オプション

指定できるオプションは以下の通りです。

利用区分オプショ

ン種別 設定内容

単一出力 COUNTLOGファイル名を指定します。

/IFの後ろに半角スペースを空けてフルパスを指定してください。

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/IF 必須注)

・COUNTLOGファイル名を含めたフルパスを記述してください。

/MR

/MK

/TI

必須

出力帳票を指定します。

指定オプション 内容

/MR 命令実行情報累積出力

/MK 命令実行情報個別出力

/TI テストケース一覧出力

出力される各帳票のフォーマットは3) 帳票説明を参照してください。

注)

・/MK(命令実行情報個別)指定時は、半角スペースを空けてテストケース名を指定し

ます。

・テストケース名が指定されていない場合は、COUNTLOGファイルに含まれる全テ

ストケースに関する情報を出力します。

/SF 任意

COBOLソースファイル名を指定します。

/SFの後ろに半角スペースを空けてフルパスを指定してください。

注)

・COBOLソースファイル名を含めたフルパスを記述してください。

・オプションが未指定の場合はCOUNTLOGファイルに設定されているCOBOLソース

ファイルが使用されます。

・オプションが未指定且つCOUNTLOGファイルに設定されていない場合はエラーに

なります。

/IS

/IU任意

COBOLソースファイルの文字コードを指定します。

指定オプション 内容

/IS入力COBOLソースがSJISの場合

に指定します。(デフォルト)

/IU入力COBOLソースがUTF-8の場

合に指定します。

注)

・指定されていない場合はSJIS指定になります。

出力CSVファイル名を指定します。

/OFの後ろに半角スペースを空けてフルパスを指定してください。

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/OF 任意

注)

・CSVファイル名を含めたフルパスを記述してください。

・オプションが未指定の場合はCOUNTLOGファイルに設定されているパスへ出力し

ます。

・オプションが未指定且つCOUNTLOGファイルに設定されていない場合

は"COUNTLOGファイル指定(/IF)"で指定されたパスに出力されます。

・CSVファイルは下記の命名規約で出力されます。

オプション指定時の命名規約

出力帳票種別 出力ファイル名

命令実行情報

累積[指定したファイル名].csv

命令実行情報

個別

[指定したファイル名]_[テストケース

名].csv

※/MKのみを指定時はテストケース数分

ファイルが出力されます。

テストケース

一覧[指定したファイル名].csv

オプション未指定時の命名規約

出力帳票種別 出力ファイル名

命令実行情報

累積

MR_COUNTLOGファイル名_出力日時

(yymmddhhmmssSSS).csv

命令実行情報

個別

MK_COUNTLOGファイル名_テストケース

名_出力日時(yymmddhhmmssSSS).csv

※/MKのみを指定時はテストケース数分

ファイルが出力されます。

テストケース

一覧

TI_COUNTLOGファイル名_出力日時

(yymmddhhmmssSSS).csv

/OS任意

CSVファイルの文字コードを指定します。

指定オプション 内容

/OS出力CSVファイルがSJISの場合

に指定します。(デフォルト)

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/OU/OU

出力CSVファイルがUTF-8の場

合に指定します。

注)

・指定されていない場合はSJIS指定になります。

/NOLOG 任意

バッチ実行ログを出力しない場合に指定します。

注)

・指定されていない場合はバッチ実行ログを出力します。

一括出力

/ID 必須

COUNTLOGファイル格納フォルダ名を指定します。

/IDの後ろに半角スペースを空けてフルパスを指定してください。

注)COUNTLOGファイル格納フォルダ名を含めたフルパスを記述してください。

/MR

/MK

/TI

必須

出力帳票を指定します。

指定オプション 内容

/MR 命令実行情報累積出力

/MK 命令実行情報個別出力

/TI テストケース一覧出力

注)

・/MK(命令実行情報個別)指定時は、半角スペースを空けてテストケース名を指定し

ます。

・テストケース名が指定されていない場合は、COUNTLOGファイルに含まれる全テ

ストケースに関する情報を出力します。

/SD 任意

COBOLソース格納フォルダ名を指定します。

/SDの後ろに半角スペースを空けてフルパスを指定してください。

注)

・COBOLソースが格納されたフォルダ(ディレクトリ)のフルパスを記述してくださ

い。

・オプションが未指定の場合はCOUNTLOGファイルに設定されているCOBOLソース

ファイルが使用されます。

・オプションが未指定且つCOUNTLOGファイルに設定されていない場合はエラーに

なります。

COBOLソースファイルの文字コードを指定します。

指定オプション 内容

入力COBOLソースがSJISの場合

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/IS

/IU任意

/ISに指定します。(デフォルト)

/IU入力COBOLソースがUTF-8の場

合に指定します。

注)

・指定されていない場合はSJIS指定になります。

/OD 任意

出力CSVファイル格納フォルダ名を指定します。

/ODの後ろに半角スペースを空けてフルパスを指定してください。

注)

・CSVを出力するフォルダ(ディレクトリ)のフルパスを記述してください。

・COUNTLOGファイルに設定されていない場合は"COUNTLOGファイル格納フォル

ダ(/ID)"で指定されたパスに出力されます。

・CSVファイルは下記の命名規約で出力されます。

出力帳票種別 出力ファイル名

命令実行情報

累積

MR_COUNTLOGファイル名_出力

日時(yymmddhhmmssSSS).csv

命令実行情報

個別

MK_COUNTLOGファイル名_テス

トケース名_出力日時

(yymmddhhmmssSSS).csv

※/MKのみを指定時はテストケー

ス数分ファイルが出力されます。

テストケース

一覧

TI_COUNTLOGファイル名_出力日

時(yymmddhhmmssSSS).csv

/OS

/OU任意

CSVファイルの文字コードを指定します。

指定オプション 内容

/OS出力CSVファイルがSJISの場合

に指定します。(デフォルト)

/OU出力CSVファイルがUTF-8の場

合に指定します。

注)

・指定されていない場合はSJIS指定になります。

バッチ実行ログを出力しない場合に指定します。

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/NOLOG 任意 注)

・指定されていない場合はバッチ実行ログを出力します。

3. 使用例

単一出力の場合:

C:\> fs1tct64 /IF C:\DATA\Sample.clg /MR /SF C:\SRC\Sample.cob /IS /OF

C:\DATA\Sample.csv /OS

一括出力の場合:

C:\> fs1tct64 /ID C:\DATA /MR /SD C:\SRC /IS /OD C:\DATA /OS

4. バッチ実行ログ

/NOLOGオプションが指定されていない場合、帳票出力の情報と処理結果をログファイ

ルに出力します。

出力場所:ユーザ環境変数(TEMP/TMP)に出力されます。ユーザ環境変数が設定されて

いない場合はシステム環境変数(TEMP/TMP)に出力されます。

ファイル名:fs1tct64.log

出力形式:追加書き、命令単位で出力します。

出力例:

2011/10/25 19:40:40 帳票出力を開始します。

2011/10/25 19:40:40 COUNTLOGファイル:[C:\cobol\SAMPLE.clg]

2011/10/25 19:40:40 出力帳票オプション:[/MR]

2011/10/25 19:40:40 COBOLソースファイル:[C:\cobol\sample.cob]

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2011/10/25 19:40:40 出力CSVファイル:

[C:\cobol\MR_SAMPLE_111025194040223.csv]

2011/10/25 19:40:40 帳票出力が終了しました。

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除外文番号指示ファイル作成

COUNTLOGファイルとソースプログラムから、未実行行を抽出し、除外文番号指示ファイルとして出力

します。

1) 機能構成

2) 除外文番号指示ファイル作成機能の使用手順

1. ファイルメニューの"COUNTLOGファイルを開く"を選択しCOUNTLOGファイルを開きます。

2. コマンドメニューの除外文番号を選択します。

コマンドメニュー、または、コマンドボタンバーの"除外文番号"を選択することで以下の画面が表示され

ます。

以下に各入力フィールドを説明します。

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No 項目 設定内容

(1) COUNTLOGファイル名 対象となるCOUNTLOGファイル名を表示します。

(2) COBOLソースファイル名(S)

処理対象のプログラムが存在するCOBOLソースファイルを指定し

ます。

環境設定で設定したカレントフォルダの配下にファイルが存在し

ているときは、ファイル名だけでの指定も可能です。

(3) 参照(F)

ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

COBOLソースファイルをファイル選択ダイアログを使用して指定

できます。

(4) 除外文番号指示ファイル名(E)

除外文番号指示ファイル名を指定します。

環境設定でカレントフォルダを設定しているときは、ファイル名

のみの指定が可能です。

(5) 参照(X)

ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

除外文番号指示ファイルをファイル選択ダイアログを使用して

ファイル名を指定できます。

(6) OK 除外文番号指示ファイルを作成する場合、クリックします。

(7) キャンセル 処理をキャンセルする場合、クリックします。

(8) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。

除外文番号指示ファイルのファイルフォーマット

除外文番号指示ファイルのファイルフォーマットを説明します。

除外文番号指示ファイルはテキストファイルで作成されます。

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除外文番号指示ファイルヘッダ

No 設定値 設定内容

1SIMPLIA/TF-EXCOUNTER△除外文番号指示

ファイル

除外文番号指示ファイルの識別レコードです。

この書式以外は、除外文番号指示ファイルとしては

無効となります。

△は半角空白となります。

プログラム情報

No 設定値 設定内容

1 ******[Program]******

COBOLの場合、Programにプログラム名を指定しま

す。

この書式以外は、除外文番号指示ファイルとしては

無効となります。

除外文行情報

No 設定値 設定内容

1 nnnnnn除外理由

nnnnnnには6桁の行番号を指定します。

除外理由には除外理由を指定します。

この書式以外は、除外文番号指示ファイルとしては

無効となります。

除外文番号指示ファイル作成について

除外文番号指示ファイル作成では、除外文行情報の除外理由を設定せずに出力します。

そのため、テキストエディタを利用し、除外理由を設定してください。

除外理由は512バイト(全角256文字)まで有効です。

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除外文番号指示ファイル例

プログラム名"JYUCHU"の222行目の除外理由として"エラー処理のため"を設定する。

記述例

SIMPLIA/TF-EXCOUNTER 除外文番号指示ファイル

******[JYUCHU]******

000222エラー処理のため

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環境設定

1) 環境設定

オプションメニューの"環境設定"を選択すると、"環境設定"ダイアログが表示されます。

以下に各入力フィールドを説明します。

No 項目 設定内容

(1) カレントフォルダ(N)

蓄積機能、帳票出力および除外文番号指示ファイル作成で、ファイ

ル名を指定する項目でファイル名のみを指定した場合、ここで指定

したカレントフォルダ配下にファイルを作成します。 参照(D)ボタ

ンでのみ指定できます。

(2) 参照(D)

ボタンをクリックするとフォルダ選択ダイアログを表示します。

カレントフォルダをフォルダ選択ダイアログを使用して指定できま

す。

(3) 作業用フォルダ(W)

TF-EXCOUNTERが一時的に使用するファイルが作成されるフォルダ

を指定します。

初期状態として、環境変数"TEMP"で指定されているフォルダ名を表

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示します。

(4) 参照(T)

ボタンをクリックするとフォルダ選択ダイアログを表示します。

作業用フォルダをフォルダ選択ダイアログを使用して場所を指定で

きます。

(5)CSVファイル表示プログラ

ム(C)

CSVファイルを表示するプログラムファイルを指定します。

CSVファイル表示プログラムには、表計算プログラムでCSVファイ

ル形式が表示可能なプログラムを指定してください。

CSVファイル表示プログラムを指定することにより、ファイルメ

ニューの"CSVファイルを開く"を選択することで帳票出力で作成し

たCSVファイルを開くことができます。

(6) 参照(V)

ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

CSVファイル表示プログラムをファイル選択ダイアログを使用して

プログラムファイルを指定できます。

(7)除外文番号指示ファイル編

集プログラム(E)

除外文番号指示ファイルを編集するプログラムファイルを指定しま

す。

除外文番号指示ファイル編集プログラムには、テキストファイルが

編集できるプログラムを指定してください。

除外文番号指示ファイル編集プログラムを指定することによ

り、ファイルメニューの"除外文番号指示ファイルを開く"を選択す

ることで除外文番号指示ファイル作成で作成した除外文番号指示

ファイルを開くことができます。

(8) 参照(F)

ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログを表示します。

除外文番号指示ファイル編集プログラムをファイル選択ダイアログ

を使用してプログラムファイルを指定できます。

(9) COBOLソースファイル(S)COBOLソースファイルの文字コードを指定します。使用するCOBOL

ソースファイルの文字コードを指定してください。

(10) COUNT情報ファイル(I)COUNT情報ファイルの文字コードを指定します。 使用するCOUNT

情報ファイルの文字コードを指定してください。

(11) 出力ファイル(O)

帳票出力、除外文番号指示ファイルの文字コードを指定します。

ファイルは指定した文字コードで出力されます。

除外文番号指示ファイルについては、入力時の文字コードとしても

使用されます。

(12) OK 設定した情報を保存する場合、クリックします。

(13) キャンセル 設定した情報を保存しない場合、クリックします。

(14) ヘルプ クリックすると、オンラインマニュアルを表示します。

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作業用フォルダについて

作業用フォルダには、ドライブのルートディレクトリは指定しないでください。

各設定項目について

全ての項目はフルパスで設定してください。

UNC名は使用できません。ローカルコンピュータの物理ドライブ、またはネットワークドラ

イブのみ指定可能です。

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CSVファイルの出力例

帳票出力で出力される帳票の出力例を示します。

1) 命令実行情報累積(COBOL)

プログラム名初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間COBOLソースファイル

JYUCHU 1999/4/23 11:07:27 1999/4/23 11:07:27 C:\Program\JYUCHU.cob

未実行マーク 行番号 ソースコード 実行回数

110 PROCEDURE DIVISION JYUCHU

111 PERFORM 初期処理. 1

112 PERFORM UNTIL 終了フラグ = 定数-ON 1

X 113 PERFORM 主処理 0

114 END-PERFORM.

115 PERFORM 終了処理. 1

:

:

テストケース数 総命令数 実行命令数 未実行命令数 命令実行網羅率

1 40 30 10 75.00%

2) 命令実行情報累積(COBOL) 除外文番号指示ファイル使用

プログラム名初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間COBOLソースファイル

JYUCHU 1999/4/23 11:07:27 1999/4/23 11:07:27 C:\Program\JYUCHU.cob

未実行マーク 行番号 ソースコード 除外理由 実行回数

110 PROCEDURE DIVISION JYUCHU

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111 PERFORM 初期処理. 1

112 PERFORM UNTIL 終了フラグ = 定数-ON 1

113 PERFORM 主処理 # エラー系のテストケースのため 0

114 END-PERFORM.

115 PERFORM 終了処理. 1

:

:

テストケース数 総命令数 実行命令数 未実行命令数 命令実行網羅率

1 30 30 0 100.00%

3) 命令実行情報個別(COBOL)

※除外文番号指示ファイル使用時は命令実行情報累積と同様、ディティール部に除外理由

が出力されます。

プログラム名 テストケース名初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間COBOLソースファイル

JYUCHU JYUCHU_CASE1 1999/4/23 11:07:27 1999/4/23 11:07:27 C:\Program\JYUCHU.cob

未実行マーク 行番号 ソースコード 実行回数

110 PROCEDURE DIVISION JYUCHU

111 PERFORM 初期処理. 1

112 PERFORM UNTIL 終了フラグ = 定数-ON 1

X 113 PERFORM 主処理 0

114 END-PERFORM.

115 PERFORM 終了処理. 1

:

:

テストケース数 総命令数 実行命令数 未実行命令数 命令実行網羅率

1 40 30 10 75.00%

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4) テストケース一覧(COBOL)

プログラム名初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間COBOLソースファイル

JYUCHU 1999/4/23 11:07:27 1999/4/23 11:07:27 C:\Program\JYUCHU.cob

テストケース名 命令実行網羅率 総命令数 実行命令数初回蓄積COUNT

情報ファイル日付

初回蓄積COUNT

情報ファイル時間

最終蓄積COUNT

情報ファイル日付

最終蓄積COUNT

情報ファイル時間

JYUCHU_CASE1 75.00% 40 30 1999/4/23 11:07:27 1999/4/23 11:07:27

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制限・注意事項

1)前提条件

-測定対象プログラムは、COUNTオプションでコンパイルされていなければなりません。

2)制限・注意事項

-蓄積機能の蓄積モードがNUMBER指定の場合、ソースプログラム内行番号は昇順に付けられていなければなりません。

-PROCEDURE DIVISION内でINCLUDE文は使用できません。無視します。

-PROCEDURE DIVISION内でのCOPY文については、帳票にソース情報は表示されません。

また、ビューア表示時はCOPY文を無視します。

-COBOLソースファイルには、PROGRAM-IDおよびPROCEDURE DIVISIONが含まれていなければなりません。COPY句内で宣言は

行わないでください。

-実行命令語(IF、MOVEなど)、CONTINUE、EXIT、手続き名は、1行に2つ以上記述してはなりません。

もし記述した場合には、2番目以降の命令語は無視されます。

-命令実行網羅率測定中のソースプログラムについて、全テストケースの測定が終了するまでに、リナンバを行った場合には結果

は保障されません。この場合には、そのプログラムのCOUNTLOGファイルを再度作り直してください。

-COBOLの場合、クラスおよびメソッドは測定できません。

-COBOLの場合、正書法はFIXまたはVARでなければなりません。FREEでは動作しません。

-除外文番号指示ファイルおよび帳票出力で出力したCSVファイルは常に上書きとなります。

-蓄積機能において、初回蓄積COUNT情報ファイル日付、初回蓄積COUNT情報ファイル時間より古い日時のCOUNT情報ファイル

を蓄積した場合、最終蓄積COUNT情報ファイル日付、最終蓄積COUNT情報ファイル時間は古い日時で蓄積されます。

-全ての命令が実行回数0の場合に、除外文番号指示ファイルを使用し帳票出力した場合でも、命令実行網羅率は0%となります。

-環境設定で指定する作業用フォルダには、ドライブのルートディレクトリは指定しないでください。

-COBOL拡張オプションを利用したプログラムの網羅率を測定する場合は、COUNT情報、およびソースプログラムはShift-JISコー

ドもしくはUTF-8コードである必要があります。

-PROCEDURE DIVISION宣言や、PROGRAM-IDは、同一行内に記述してください。

-見出し部のAUTHORなどの注釈にPROCEDURE DIVISIONのキーワードが存在する場合、ビューアや帳票にソース内容が出力され

ます。

-COBOLが出力するCOUNT情報ファイルのサイズが2GBを超えている場合、ファイルのアクセスに失敗する場合があります。

-環境設定画面で指定した文字コードと、実際に使用するファイルの文字コードは同じでなければなりません。一致しない場合、

正しく動作しません。

-入力ファイルの文字コードがUTF-8の場合、Shift-JISコード範囲外の文字は"?"(代替文字)に変換されて出力ファイルに出力さ

れます。

-JIS2004の4バイトコードで表現される文字を使用した場合は、正しく動作しません。

- 入力項目に入力した場合

- 文字を含むフォルダ名、ファイル名を選択した場合

-除外文番号指示ファイルに512バイト以上の除外理由を記述した場合、ビューア・帳票には512バイトまで表示されます。

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-入力ファイルの改行コードにCR+LF以外が使用された場合、正しく動作しません。

-帳票出力コマンドを使用して帳票出力を行う場合は、除外文番号指示ファイルは指定できません。

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メッセージ一覧

ID メッセージ 意味と対処方法

10000正しいCOUNTLOGファイル格納フォルダを

指定してください。

COUNTLOGファイル格納フォルダに誤りがあります。再度

COUNTLOG格納フォルダを指定してください。

10001正しいCOUNT情報ファイルを指定してくだ

さい。

指定されたのはCOUNT情報ファイルではありません。再度

COUNT情報ファイルを指定してください。

10002 テストケース名を指定してください。テストケース有りの場合は、テストケース名の入力が必須です。

入力してください。

10003

COBOLソースファイル読み込み中にエラー

が発生しました。

COBOLソースファイル名:(%1)詳細:(%2)

COBOLソースファイル読み込み中にエラーが発生しました。

%1:COBOLソースファイルパス名

%2:詳細

COBOLソースファイルを確認し再度指定してください。

10004COBOLソースファイル読み込み中にメモリ

不足が発生しました。

COBOLソースファイル読み込み中にメモリ不足が発生しました。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

10006

COBOLソースファイル中にPROCEDURE

DIVISIONが見つかりません。

COBOLソースファイル名:(%1)

COBOLソースファイル中にPROCEDURE DIVISIONが見つかりま

せんでした。

COBOLソースファイルにはPROCEDURE DIVISIONが存在しなけ

ればなりません。

%1:COBOLソースファイルパス名

10007

COBOLソースファイル中にPROGRAM-IDが

見つかりません。

COBOLソースファイル名:(%1)

COBOLソースファイル中にPROGRAM-IDが見つかりませんでし

た。

COBOLソースファイルにはPROGRAM-IDが存在しなければなりま

せん。

%1:COBOLソースファイルパス名

10008

COBOLソースファイルのオープン時にエ

ラーが発生しました。

COBOLソースファイル名:(%1)詳細:(%2)

COBOLソースファイルオープン時にエラーが発生しました。

%1:COBOLソースファイルパス名

%2:詳細

COBOLソースファイルを確認し再度指定してください。

10009テストケースのマージ処理中にメモリ不足

が発生しました。

テストケースのマージ処理中にメモリ不足が発生しました。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

10010 行情報が一つも見付かりません。

COUNTLOGファイル中に行情報がありませんでした。

COUNTLOGファイルが壊れている可能性があります。

再度蓄積処理でCOUNTLOGファイルを作成してください。

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10011 内部プログラム情報がありません。

COUNTLOGファイル中に内部プログラム情報がありませんでし

た。

COUNTLOGファイルが壊れている可能性があります。

再度蓄積処理でCOUNTLOGファイルを作成してください。

10012

COUNTLOGファイルの読み込み中にエラー

が発生しました。

COUNTLOGファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNTLOGファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

%1:COUNTLOGファイル名

%2:詳細

COUNTLOGファイルを確認し再度指定してください。

10013COUNTLOGファイルの読み込み中にメモリ

不足が発生しました。

COUNTLOGファイル読み込み中にメモリ不足が発生しました。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

10014

COUNTLOGファイルの読み込み中にエラー

が発生しました。

COUNTLOGファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNTLOGファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

%1:COUNTLOGファイル名

%2:詳細

COUNTLOGファイルを確認し再度指定してください。

10015

COUNTLOGファイルのオープン時にエラー

が発生しました。

COUNTLOGファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNTLOGファイルオープン時にエラーが発生しました。

%1:COUNTLOGファイル名

%2:詳細

COUNTLOGファイルを確認し再度指定してください。

10016

COUNTLOGファイルの書き込み中にエラー

が発生しました。

COUNTLOGファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNTLOGファイルの書き込み中にエラーが発生しました。

%1:COUNTLOGファイル名

%2:詳細

COUNTLOGファイルを確認し再度指定してください。

10017COUNTLOGファイルの書き込み中にメモリ

不足が発生しました。

COUNTLOGファイル書き込み中にメモリ不足が発生しました。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

10018

COUNTLOGファイルの書き込み中にエラー

が発生しました。

COUNTLOGファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNTLOGファイルの書き込み中にエラーが発生しました。

%1:COUNTLOGファイル名

%2:詳細

COUNTLOGファイルを確認し再度指定してください。

10019

CSVファイルの書き込み中にエラーが発生

しました。

CSVファイル名:(%1)詳細:(%2)

CSVファイルの書き込み中にエラーが発生しました。

%1:CSVファイル名

%2:詳細

CSVファイルを確認し再度指定してください。

10020

CSVファイルのオープン時にエラーが発生

しました。

CSVファイル名:(%1)詳細(%2)

CSVファイルオープン時にエラーが発生しました。

%1:CSVファイル名

%2:詳細

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CSVファイルを確認し再度指定してください。

10021

除外文番号指示ファイルの書き込み中にエ

ラーが発生しました。

除外文番号指示ファイル名:(%1)詳細:

(%2)

除外文番号指示ファイルの書き込み中にエラーが発生しました。

%1:除外文番号指示ファイル名

%2:詳細

除外文番号指示ファイルを確認し再度指定してください。

10022除外文番号指示ファイル作成中にメモリ不

足が発生しました。

除外文番号指示ファイル書き込み中にメモリ不足が発生しまし

た。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

10023

除外文番号指示ファイルのオープン時にエ

ラーが発生しました。

除外文番号指示ファイル名:(%1)詳細:

(%2)

除外文番号指示ファイルオープン時にエラーが発生しました。

%1:除外文番号指示ファイル名

%2:詳細

除外文番号指示ファイルを確認し再度指定してください。

10024 CSVファイルの作成に失敗しました。CSVファイルの作成に失敗しました。

詳細な情報は直前のメッセージを参照してください。

10025除外文番号指示ファイルの作成に失敗しま

した。

除外文番号指示ファイルの作成に失敗しました。

詳細な情報は直前のメッセージを参照してください。

10026未実行行が無いために除外文番号指示ファ

イルの作成は行いません。

未実行行がありませんでしたので除外文番号指示ファイルの作成

はおこないません。

10027プログラム数が前回の情報と一致しませ

ん。

プログラム数が前回の情報と一致しません。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

10028プログラム名が前回の情報と一致しませ

ん。

プログラム名が前回の情報と一致しません。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

10029プログラムの行情報が前回の情報と一致し

ません。

プログラムの行情報が前回の情報と一致しません。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

10030PROCEDURE DIVISIONの行番号が前回の情

報と一致しません。

PROCEDURE DIVISIONの行番号が前回の情報と一致しません。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

10031COUNTLOGファイルが選択されていませ

ん。

COUNTLOGファイルが選択されていません。

COUNTLOGファイルを選択後、再度処理を行ってください。

10032テストケースのマージ処理中にメモリ不足

が発生しました。

テストケースのマージ処理中にメモリ不足が発生しました。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

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10033 テストケースが一つも見つかりません。

COUNTLOGファイル中にテストケース情報がありませんでした。

COUNTLOGファイルが壊れている可能性があります。

再度蓄積処理でCOUNTLOGファイルを作成してください。

10034

COUNTLOGファイルの内部プログラム数と

COBOLの内部プログラム数に相違がありま

す。

COUNTLOGファイルの内部プログラム数:

(%1)COBOL内部プログラム数:(%2)

COUNTLOGファイルのプログラム数と、COBOLのプログラム数

で相違があります。

対象のプログラムでは無い可能性があります。

正しいソースファイルを指定してください。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

%1:COUNTLOGファイルの内部プログラム数

%2:COBOL内部プログラム数

10035

COUNTLOGファイルのプログラムID

と、COBOLのプログラムIDに相違があり

ます。

COUNTLOGファイル プログラムID:

(%1)COBOL プログラムID:(%2)

COUNTLOGファイルのプログラムIDと、COBOLのプログラムID

で相違があります。

対象のプログラムでは無い可能性があります。

正しいソースファイルを指定してください。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

%1:COUNTLOGファイル プログラムID

%2:COBOL プログラムID

10036

COUNTLOGファイルのPROCEDURE

DIVISIONの行番号と、COBOLの

PROCEDURE DIVISIONの行番号に相違があ

ります。

COUNTLOGファイル:(%1)COBOL:(%2)

COUNTLOGファイルのPROCEDURE DIVISIONの行番号

と、COBOLのPROCEDURE DIVISIONの行番号で相違がありま

す。

対象のプログラムでは無い可能性があります。正しいソースファ

イルを指定してください。

プログラムを変更した場合は、蓄積処理でCOUNTLOGファイルを

新たに作成してください。

もしくは、コンパイル時に指定したオプション

(NUMBER/NONUMBER)が、COUNTLOGファイル蓄積時の蓄積

モードの指定と異なっている可能性があります。

コンパイルオプションまたは蓄積モードを確認してください。

%1: COUNTLOGファイル名

%2:COBOL

10037 CSVファイルが指定されていません。CSVファイルが指定されていません。

CSVファイルを指定してください。

CSVファイル表示用プログラムが指定されCSVファイル表示用プログラムが指定されていないため、帳票出

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10038ていません。

力で作成したCSVファイルが表示できません。

環境設定でCSVファイル表示用プログラムを指定してください。

10039除外文番号指示ファイルが指定されていま

せん。

除外文番号指示ファイルが指定されていないため、開くことがで

きません。

除外文番号指示ファイルを作成してから処理を行ってください。

10040除外文番号指示ファイル編集用プログラム

が指定されていません。

除外文番号指示ファイル編集用プログラムが指定されていないた

め、除外文番号指示ファイル作成で作成した除外文番号指示ファ

イルが表示できません。

環境設定で除外文番号指示ファイル編集用プログラムを指定して

ください

10041 %1の起動に失敗しました。

プログラムの起動に失敗しました。

環境設定で指定したCSVファイル表示用プログラムまたは除外文

番号指示ファイル編集用プログラムを確認してください。

%1:プログラム名

10042 ヘルプの起動に失敗しました。

ヘルプの起動に失敗しました。

インストールディレクトリ配下にHELPフォルダが存在するか確

認してください。

10043

COUNT情報ファイルの内容に誤りがありま

す。

確認を行ってください。

COUNT情報ファイルの内容に誤りがあります。

COUNT情報ファイルを確認してください。

10044 COUNT情報ファイルではありません。COUNT情報ファイルではありません。

COUNT情報ファイルを確認し、再度指定してください。

10045

COUNT情報ファイルの日付が正しくありま

せん。

内容(%1)。

COUNT情報ファイルの日付が正しくありません。

COUNT情報ファイルを確認し、再度指定してください。

%1:日付

10046COUNT情報ファイルに有効な行情報がみつ

かりません。

COUNT情報ファイルに有効な行情報がみつかりません。

COUNT情報ファイルにプログラムに関する行情報が存在しませ

ん。

COUNT情報ファイルを確認し、再度指定してください。

10047COUNT情報ファイルに有効なプログラム情

報がみつかりません。

COUNT情報ファイルに有効なプログラム情報がみつかりません。

COUNT情報ファイルにプログラムに関する情報が存在しません。

COUNT情報ファイルを確認し、再度指定してください。

10048

COUNT情報ファイルの時間が正しくありま

せん。

内容(%1)

COUNT情報ファイルの時間が正しくありません。

COUNT情報ファイルを確認し、再度指定してください。

%1:時間

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10049

COUNT情報ファイルのオープン時にエラー

が発生しました。

COUNT情報ファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNT情報ファイルオープン時にエラーが発生しました。

%1:COUNT情報ファイル名

%2:詳細

COUNT情報ファイルを確認し再度指定してください。

10050

COUNT情報ファイルの読み込み中にエラー

が発生しました。

COUNT情報ファイル名:(%1)詳細:(%2)

COUNT情報ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

%1:COUNT情報ファイル名

%2:詳細

COUNT情報ファイルを確認し再度指定してください。

10051COUNT情報ファイルの読み込み中にメモリ

不足が発生しました。

COUNT情報ファイルの読み込み中にメモリ不足が発生しました。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

10052COUNT情報ファイルの解析中にエラーが発

生しました。

COUNT情報ファイルの解析中にエラーが発生しました。

COUNT情報ファイルを確認してください。

10053

除外文番号指示ファイルの読み込み中にエ

ラーが発生しました。

除外文番号指示ファイル名:(%1)詳細:

(%2)

除外文番号指示ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

%1:除外文番号指示ファイル名

%2:詳細

除外文番号指示ファイルを確認し再度指定してください。

10055作業フォルダが見つかりません。

作業フォルダ名:(%1)

作業フォルダが指定されていません。

環境設定で作業用フォルダを指定してください。

%1:作業フォルダ名

10059 定義プログラムを選択してください。定義プログラムが選択されていません。

蓄積する場合は、定義プログラムを一つ以上選択してください。

10062指定されたものは除外文番号指示ファイル

ではありません。

指定されたものは除外文番号指示ファイルではありません。

除外文番号指示ファイルを確認し再度指定してください。

10100COUNTLOGファイル名(%1)の長さが255バ

イトを超えています。

COUNTLOGファイル名の長さが255バイトを超えました。

%1:COUNTLOGファイル名

COUNTLOGファイル格納フォルダを確認し再度指定してくださ

い。

10101COUNT情報ファイル名(%1)の長さが255バ

イトを超えています。

COUNT情報ファイル名の長さが255バイトを超えました。

%1:COUNT情報ファイル名

COUNT情報ファイル名を確認し再度指定してください。

10102COBOLソースファイル名(%1)の長さが255

バイトを超えています。

COBOLソースファイル名の長さが255バイトを超えました。

%1:COBOLソースファイル名

COBOLソースファイル名を確認し再度指定してください。

10104除外文番号指示ファイル名(%1)の長さが

除外文番号指示ファイル名の長さが255バイトを超えました。

%1:除外文番号指示ファイル名

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255バイトを超えています。除外文番号指示ファイル名を確認し再度指定してください。

10105CSVファイル名(%1)の長さが255バイトを

超えています。

CSVファイル名の長さが255バイトを超えました。

%1:CSVファイル名

CSVファイル名を確認し再度指定してください。

10300 カレントフォルダ(%1)が見つかりません。

カレントフォルダが見つかりませんでした。

%1:カレントフォルダ名

環境設定でカレントフォルダを確認し再度指定してください。

10301 作業用フォルダ(%1)が見つかりません。

作業用フォルダが見つかりませんでした。

%1:作業用フォルダ名

環境設定で作業用フォルダを確認し再度指定してください。

10302CSVファイル表示プログラム(%1)が見つか

りません。

CSVファイル表示プログラムが見つかりませんでした。

%1:CSVファイル表示プログラム名

環境設定でCSVファイル表示プログラムを確認し再度指定してく

ださい。

10303除外文番号指示ファイル編集プログラム

(%1)が見つかりません。

除外文番号指示ファイル編集プログラムが見つかりませんでし

た。

%1:除外文番号指示ファイル編集プログラム名

環境設定で除外文番号指示ファイル編集プログラムを確認し再度

指定してください。

10400 フォルダに(%1)は指定できません。

無効なフォルダ名が指定されました。

%1:フォルダ名

再度フォルダを指定してください。

10401 ファイルに(%1)は指定できません。

無効なファイル名が指定されました。

%1:ファイル名

再度ファイルを指定してください。

10402 フォルダ(%1)が見つかりません。

指定されたフォルダが見つかりません。

%1:フォルダ名

再度フォルダを指定してください。

10403 ファイル(%1)が見つかりません。

指定されたファイルが見つかりません。

%1:ファイル名

再度ファイルを指定してください。

10404 ドライブ直下(%1)は指定できません。

ファイルの出力先にドライブ直下は指定できません。

%1:フォルダ名

フォルダを指定してください。

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10500指定されたCOUNTLOGファイルの形式はサ

ポート対象外です。サポート対象外のCOUNTLOGファイルが指定されました。

12008正しいソースライブラリ名を指定してくだ

さい。

ソースライブラリ名の指定に誤りがあります。

正しいソースライブラリ名を指定してください。

12009正しい除外文番号指示ファイル名を指定し

てください。

除外文番号指示ファイル名の指定に誤りがあります。

正しい除外文番号指示ファイル名を指定してください。

12011正しい出力CSVファイル名を指定してくだ

さい。

出力CSVファイル名の指定に誤りがあります。

正しい出力CSVファイル名を指定してください。

12012正しいCOBOLソースファイル名を指定して

ください。

COBOLソースファイル名の指定に誤りがあります。

正しいCOBOLソースファイル名を指定してください。

13000内部処理中にエラーが発生しました。

詳細:%1

内部処理でエラーが発生しました。

%1:詳細

指定したファイルやフォルダについて再度確認してください。

13001

作業用フォルダ(%1)でエラーが発生しまし

た。

詳細:%2

作業用フォルダでエラーが発生しました。

%1:フォルダ名

%2:詳細

指定した作業用フォルダについて再度確認してください。

13002エラーが発生しました。正しいファイルを

選択して下さい。

COBOLソースファイルの指定に誤りがあります。

正しいCOBOLソースファイルを指定してください。

20000

行指定エラー

指定された行番号が見つかりませんでし

た。正しい行番号を指定してください。

指定された行番号が見つかりませんでした。

正しい行番号を指定してください。

詳細

ID メッセージ 意味と対処方法

11001 未定義エラー特定できないエラーが発生しました。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

11002 ファイル未定義ファイルが見付かりませんでした。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

11003 不正パスパス名が不正です。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

11004 オープンファイル数超過オープンしているファイル数が多いため処理ができません。

他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってください。

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11005 ファイルアクセス禁止ファイルのアクセスに失敗しました。

指定したファイルの属性を確認し再度処理を行ってください。

11006 不正ファイルハンドル使用

不正なファイルハンドルを使用しました。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

または、他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってくださ

い。

11008 ディレクトリフル

ディレクトリが一杯です。

指定したディレクトリ配下のファイルを削除し再度処理を行って

ください。

11009 ファイルポインタ設定エラー

ファイルポインタ設定に誤りがありました。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

または、他のアプリケーションを終了し再度処理を行ってくださ

い。

11011 共有違反

共有違反が発生しました。

指定したファイルが他のアプリケーションで開いていないか確認

し再度処理を行ってください。

11013 ディスクフル

ディスク容量が不足しています。

不要なファイルを削除するか、他のドライブを指定し再度処理を

行ってください。

11014 ファイルの終わりに到達

読み込み中にファイルの終わりに到達しました。

ファイルが壊れている可能性があります。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

12001 未定義エラー特定できないエラーが発生しました。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

12002 入力用ファイルへの書き込み入力用にオープンしたファイルから書き込もうとしました。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

12003 ファイルの終わりに到達

読み込み中にファイルの終わりに到達しました。

COUNTLOGファイルが壊れている可能性があります。

再度蓄積処理でCOUNTLOGファイルを新たに作成してください。

12004 出力用ファイルへの読み込み出力用にオープンしたファイルから読み込もうとしました。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

12005 ファイルフォーマットエラーファイルフォーマットに誤りがあります。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

12006 ファイルフォーマットエラーファイルフォーマットに誤りがあります。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

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12007 ファイルフォーマットエラーファイルフォーマットに誤りがあります。

指定したファイルを確認し再度処理を行ってください。

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FUJITSUSIMPLIA/TF-MDPORT

ユーザーズガイド(   (ソフトウェア開発保守支援システム/開発資産流用支援ツール)  

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Windows版

SIMPLIA/TF-MDPORT V80L20

オンラインマニュアル

第1.0版

はじめに

SIMPLIA/TF-MDPORTは、ソフトウェア開発保守支援システムの一つとして位置づけられ、汎用機・オフコン・UNIX機・PCとの間で、

データやソースの流通を支援するツールです。

ヘルプを読むために

- HTML3.2以降をサポートするWWWブラウザをお使いください。

- 本オンラインマニュアルでは「NetCOBOL」または「COBOL97」を総称して「COBOL97」と表記しています。「NetCOBOL」、また

は「COBOL97」とMDPORTの関係については「ソフトウェア説明書」を参照してください。

輸出管理規制について

本オンラインマニュアルを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、

必要な手続きをおとり下さい。

登録商標について

本オンラインマニュアルで使われている登録商標及び商標は、以下のとおりです。

- Microsoft,Windows,MS-DOS,MSは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

- UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。

- OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

- INFORMIXは、米国Informix Software,Inc.の登録商標です。

- Excelは、米国Microsoft Corporationの製品です。

略記について

本オンラインマニュアルでは、各製品を次のように略記しています。

「Windows(R) 8」または、

「Windows(R) 8 Pro」、

「Windows(R) 8 Enterprise」

→ 「Windows 8」

「Windows(R) 7 Home Premium」または、

「Windows(R) 7 Professional」、

「Windows(R) 7 Enterprise」、

「Windows(R) 7 Ultimate」

→ 「Windows 7」

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「Windows Vista(R) Home Basic」または、

「Windows Vista(R) Home Premium」、

「Windows Vista(R) Business」、

「Windows Vista(R) Enterprise」、

「Windows Vista(R) Ultimate」

→ 「Windows Vista」

「Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Operating System」または、

「Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System」→ 「Windows XP」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation」

→ 「Windows Server 2012」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)」

→ 「Windows Server 2008」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise」→

「Windows Server 2008」または、

「Windows Server 2008 R2」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition」→ 「Windows Server 2003」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition」→

「Windows Server 2003」または、

「Windows Server 2003 R2」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition」

→「Windows Server 2003」または、

「Windows Server 2003 x64 Edition」

次の製品全てを指す場合

Microsoft(R) Internet Explorer 6

Windows(R) Internet Explorer 7

Windows(R) Internet Explorer 8

Windows(R) Internet Explorer 9

Windows(R) Internet Explorer 10

→ 「Internet Explorer」

次の製品全てを指す場合

Windows 8

Windows 7

Windows Vista → 「Windows」

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Windows XP

Windows Server 2012

Windows Server 2008

Windows Server 2003

Copyright 1994-2013 FUJITSU LIMITED

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機能概要

機能 概要

コード変換

シフトJIS、EUC、JEF、JIS、Unicode(UCS2,UTF8)間の相互変換をサポートしています。また、他社

コード変換機能により富士通以外の他社コードからシフトJISへの変換も可能です。

サポート他社コード:IBM漢字コード、日立KEISコード、日本電気JIPS(E/J)コード、日本電気AVX日本

語コード

データ構造変換

一般のコード変換ユーティリティではテキストファイルの変換しか行われないため、COBOL特有の内部

10進(パック)やバイナリデータの変換ができません。MDPORTはレイアウト定義機能によりデータファ

イルのフォーマット情報を与え、項目属性を意識した変換を行うことにより、バイナリ形式・COBOL形

式(Windows上のCOBOLファイル)・CSV形式・XML形式ファイルの間で相互にファイル形式変換が

可能です。また、C言語連携機能によりC言語のインクルードファイル中の構造体のint型のサイズやア

ライメントを意識した変換も行うことができます。

バッチ実行

(TFMDP32コマンド)[x86版]

(TFMDP64コマンド)[x64版]

変換指示ファイルで指定された内容に従い、変換処理をコマンドにて実行することができます。

プレビュー 事前に変換結果を画面で表示し確認することができます。

SIMPLIA/TF-LINDA

との連携

Windows上のSIMPLIAシリーズ製品である“SIMPLIA/TF-LINDA”よりMDPORTを連携起動することが

できます。この機能により、SIMPLIA/TF-LINDAで表示している各種データファイルを、MDPORTによ

りCSV形式や他編成へのファイル形式変換、およびコード変換を行えます。

マスク機能

実運用データをテストで用いる際、個人情報(氏名・住所・電話・誕生日)が含まれているため、個人

情報流出の危険性があります。

本機能はMDPORTにて変換を行う前のデータを対象とし、レイアウト定義機能にて入力データを元に類

似データの作成を行う機能です。

マスク機能を使うことにより個人情報を秘匿して開示できます。よって、個人情報漏洩の安全性向上に

つながります。

可変長COBOLファイル入出力可変長のCOBOLファイルの入出力ができます。

(但し、COBOLランタイムシステムが必要になります。)

マルチレイアウト機能 マルチフォーマットのファイルを取り扱う事ができます。

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適用

以下のようなケースでの適用が挙げられます。

- ダウンサイジング等におけるデータ移行としての手段

- 分散開発におけるテストデータの流用

- 異なるプラットフォーム上のファイル内容の確認手段

- データファイルの加工

- CSV形式を介しての各種RDBや表計算ソフトとのデータ流通

- 16bitアプリケーションと32bitアプリケーションのデータ流通

- アライメントの異なるアプリケーション間のデータ流通

- XML形式を介してのデータ流通

-開発時、システム担当者が運用データ(実データ)をマスク処理にかけ、テスト担当者(委託先)にテストデータとして渡す場合 ※

-開発時、システム担当者が運用データ(実データ)をマスク処理にかけ、データ特性を損なわずにテストデータとして使用する場合

※2

- 運用時、システム管理者が、データに含まれる特定情報(個人情報等)のみを、秘匿して開示(保管)させたい場合 ※1

※1 適用時することにより個人情報漏洩の危険性を低下できる

※2 適用時することによりデータの整合性を保持できる

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MDPORT変換指示 [ファイル]メニュー

ファイル(F) 表示(V) ツール(T) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

変換指示の新規設定 MDPORT変換指示を初期状態にし、新規に変換指示を行います。

変換指示ファイルを開く 既存の変換指示ファイルを開いて再使用することができます。なお、エクスプローラ等からのド

ラッグ&ドロップ操作でも変換指示ファイルを開くことができます。

以前に作成された変換指示ファイルを開く時、保存時に設定していたレイアウト定義ファイル等が

存在しないと、正しく開くことができないので注意してください。

変換指示ファイルの上書き保存 現在指定されている内容を変換指示ファイルとして、上書きで保存します。

変換指示ファイルに名前を付けて保存 現在指定されている内容を変換指示ファイルとして、ファイル名を付けて保存します。

SIMPLIA/TF-MDPORTの終了 SIMPLIA/TF-MDPORTを終了します。

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MDPORT変換指示 [表示]メニュー

ファイル(F) 表示(V) ツール(T) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

ツールバー ツールバーの表示/非表示を切り替えます。

ステータスバー ステータスバーの表示/非表示を切り替えます。

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MDPORT変換指示 [ツール]メニュー

ファイル(F) 表示(V) ツール(T) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

レイアウト定義 レイアウト定義プログラムを起動します。 →レイアウト定義機能

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MDPORT変換指示 [オプション]メニュー

ファイル(F) 表示(V) ツール(T) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

環境設定 MDPORTを動作させるにあたっての環境設定を行います。

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MDPORT変換指示 [ヘルプ]メニュー

ファイル(F) 表示(V) ツール(T) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

TF-MDPORT ヘルプ オンラインマニュアルを表示します。

バージョン情報 バージョン情報を表示します。

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レイアウト定義機能 [ファイル]メニュー

ファイル(F) 編集(E) 設定(S) 表示(V) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

既存COBOL資産からの新規作成

既存COBOL資産(COPYライブラリ)より、項目定義を自動生成します。 → 「COPYライブ

ラリからの取り込

み」

既存C言語資産からの新規作成

既存C言語資産(インクルードファイル)より、項目定義を自動生成します。 → 「インクルード

ファイルからの取

り込み」

新規作成 レイアウト定義ファイルを新規に作成します。

開く 既存のレイアウト定義ファイルを開きます。

上書き保存 編集中のレイアウト定義ファイルを上書きで保存します。なお、定義内容に誤りがあると、その

まま保存するかどうかの問い合わせが発生します。

名前を付けて保存 編集中のレイアウト定義ファイルに名前を付けて保存します。なお、定義内容に誤りがあると、

そのまま保存するかどうかの問い合わせが発生します。

旧バージョンで出力

マルチレイアウト対応(V70)以前のバージョンでレイアウト定義ファイルを出力しま

す。SIMPLIA/TF-LINDA(V60L20)でレイアウト定義ファイルの読み込みを行う場合は、当機能で

レイアウト定義ファイルを出力して下さい。

COBOL登録集作成

編集中のレイアウト定義の情報で、COBOL登録集を作成します。COBOL登録集出力指定で作成す

る対象(入力側・出力側)を選択します。

→「COBOL登録集

作成事例」

DTD作成 編集中のレイアウト定義がXML形式の場合、DTDを作成します。 →「DTD作成事

例」

DDL文作成 編集中のレイアウト定義の情報で、DDL文を作成します。DDL文作成で作成する対象(入力/出力

側・対応RDBMS)を選択します。

→「DDL文作成事

例」

→「DDL文生成に

おける制限・注意

事項」

既存レイアウト定義の取込

既に作成しているレイアウト定義からレイアウト情報を取り込んで、選択中のレイアウトに上書

きします。

取り込むレイアウト情報は、編集中のレイアウトと同じ変換形式である必要があります。

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異なる変換形式を読み込んだ場合は、警告ダイアログが表示されます。

マルチレイアウト定義ファイルの取り込みは出来ません。

既存COBOL資産から取込

既に作成している既存COBOL資産を取り込んで、選択中のレイアウトに上書きします。

取り込まれたCOBOL資産は、現在編集中のレイアウトの変換形式へ自動的に変換されます。

終了 レイアウト定義機能を終了します。

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画面説明 - レイアウト定義 - [COBOL登録集出力指定]ダイアログボックス

COBOL登録集を入力、出力情報のどちらの属性で作成するかを指定します。デフォルトは出力情報の属性で作成になります。

項目 説明

入力情報の属性 レイアウト定義の入力情報の属性でCOBOL登録集を作成します。

出力情報の属性 レイアウト定義の出力情報の属性でCOBOL登録集を作成します。

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レイアウト定義機能 COBOL登録集作成事例

レイアウト定義では、編集中のレイアウト定義の記述をCOBOL登録集として出力できます。

レイアウト定義の入力情報・出力情報のどちらの情報の属性で作成するかを、COBOL登録集出力指定で指定します。

雛型のCOBOL登録集の出力について

出力対象のデータ形式がCSV形式、またはXML形式の場合、出力されるCOBOL登録集は属性が文字列の場合、"PIC X(1)"、数値の場

合、"PIC 9(1)"の形式で出力されます。

また、数値文字列の場合は"PIC X(1)"の形式で出力されます。

【例】

レイアウト定義

階層 反復数 項目名 属性 符号 領域長 全桁 小数

0 ITEM1 X 10

0 GROUP1

1 ITEM2 X 3

1 ITEM3 X 1

0 10 GROUP2

1 ITEM4 X 5

1 ITEM5 X 5

1 5 GROUP2-1

2 ITEM6 Z 2

1 ITEM7 X 2

0 ITEM8 X 20

0 5 GROUP-3

1 ITEM9 X 8

0 ITEM10 X 1

出力されるCOBOL登録集

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01 ABC-REC. 03 ITEM1 PIC X(10). 03 GROUP1. 05 ITEM2 PIC X(3). 05 ITEM3 PIC X(1). 03 GROUP2 OCCURS 10. 05 ITEM4 PIC X(5). 05 ITEM5 PIC X(5). 05 GROUP2-1 OCCURS 5. 07 ITEM6 PIC 9(2). 05 ITEM7 PIC X(2). 03 ITEM8 PIC X(20). 03 GROUP-3 OCCURS 5. 05 ITEM9 PIC X(8). 03 ITEM10 PIC X(1).

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レイアウト定義機能 DTD作成事例

レイアウト定義では、編集中のレイアウト定義のXML形式の記述をDTDとして出力できます。レイアウト定義上では、厳密にXMLの定義

を表現できませんので、生成されるDTDも厳密なものではありません。ここで定義したレイアウト定義から生成したXML文書の構造と違

う場合もありえます。XML文書構造の参考程度にすることを薦めます。

【例】

レイアウト定義

階層 反復数 項目名 属性 タグ属性

0 ITEM1 X

0 GROUP1

1 GROUP2 N

2 ITEM2 X

2 ITEM3 X

0 GROUP3

1 ITEM4 X

1 ITEM5 X

1 GROUP4

2 ITEM6 Z

2 ITEM7 X

0 ITEM8 X

0 GROUP5

1 ITEM9 X A

1 ITEM10 X N

0 5 GROUP6

1 ITEM11 X

1 ITEM12 X N

出力されるDTD

<!ELEMENT ABC-REC (ITEM1,GROUP1,GROUP3,ITEM8,GROUP5,GROUP6)><!ELEMENT ITEM1 (#PCDATA)><!ELEMENT GROUP1 (GROUP2)>

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<!-- ELEMENT GROUP2 (ITEM2,ITEM3) --><!ELEMENT ITEM2 (#PCDATA)><!ELEMENT ITEM3 (#PCDATA)><!ELEMENT GROUP3 (ITEM4,ITEM5,GROUP4)><!ELEMENT ITEM4 (#PCDATA)><!ELEMENT ITEM5 (#PCDATA)><!ELEMENT GROUP4 (ITEM6,ITEM7)><!ELEMENT ITEM6 (#PCDATA)><!ELEMENT ITEM7 (#PCDATA)><!ELEMENT ITEM8 (#PCDATA)><!ELEMENT GROUP5 (#PCDATA)><!ATTLIST GROUP5 ITEM9 CDATA #IMPLIED><!ELEMENT GROUP6 (ITEM11+)><!ELEMENT ITEM11 (#PCDATA)>

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画面説明 - レイアウト定義 - [DDL文作成]ダイアログボックス

入力/出力情報のどちらの属性、及びどのRDBMSに対応するDDL文を作成するかを指定します。デフォルトは出力情報の属性で作成にな

ります。

項目 説明

情報設定 DDL文を作成するレイアウト定義の情報の属性を指定します。

入力情報の属性 レイアウト定義の入力情報の属性でDDL文を作成します。

出力情報の属性 レイアウト定義の出力情報の属性でDDL文を作成します。

RDBMS設定 どのRDBMSに対応したDDL文を出力するかを指定します。

Symfoware Symfoware用のDDL文を作成します。

Oracle Oracle用のDDL文を作成します。

SQLServer SQLServer用のDDL文を作成します。

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レイアウト定義機能 DDL文作成事例

レイアウト定義では、編集中のレイアウト定義の情報に基づいて、RDBMSであ

るSymfoware、Oracle、SQLServerに対応したデータベース作成文の雛形を出力する事が出来ます。.

→DDL文作成における注

意事項

【例1】

レイアウト定義(データ形式)

レコード名:GROUP1

階層 項目名 属性 符号 領域長 小数桁

0 ITEM01 X 20

0 ITEM02 N 20

0 ITEM03 Z S 10 2

出力されるDDL文(例 Symfoware)

CREATE TABLE "GROUP1"("ITEM01" VARCHAR(20),"ITEM02" NCHAR(10),"ITEM03" NUMERIC(10,2));

【例2】

レイアウト定義(CSV/XML形式)

レコード名:GROUP2

階層 項目名 属性 符号 領域長 小数桁

0 ITEM01 V

0 ITEM02 M

0 ITEM03 --

出力されるDDL文(例 Symfoware)

CREATE TABLE "GROUP2"("ITEM01" NUMERIC(1),"ITEM02" VARCHAR(1));

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レイアウト定義機能 [編集]メニュー

ファイル(F) 編集(E) 設定(S) 表示(V) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

行の切り取り 選択されている行を切り取ってコピーバッファ上に入れます。

行のコピー 選択されている行をコピーバッファ上に入れます。

行の貼り付け コピーバッファ上の内容を、フォーカスされている行の前に挿入します。

行の挿入 フォーカスされている行の前に、新たに定義行を挿入します。

行の削除 選択されている行を削除します。

最終行の追加 最終行へ、新たに定義行を追加します。

新規レイアウトの挿入 現在表示中のレイアウトの手前に、レイアウトを新規に追加します。

新規レイアウトの追加 現在表示中のレイアウトの後に、レイアウトを新規に追加します。

レイアウトの編集 レイアウト定義テンプレートダイアログを表示します。

レイアウトの削除 現在表示中のレイアウトを削除します。

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レイアウト定義機能 [設定]メニュー

ファイル(F) 編集(E) 設定(S) 表示(V) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

項目定義テンプレート フォーカスされている行に対して項目定義の設定を行います。

基本情報 レコード名や入出力側の各種情報を設定します。

データ形式 入力および出力のデータ形式を設定・変更します。

一括設定 項目情報を一括して設定することができます。

COBOL解析オプション COBOL資産を解析するための各種情報を設定します。

C言語資産解析オプション C言語資産を解析するための各種情報を設定します。

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レイアウト定義機能 [表示]メニュー

ファイル(F) 編集(E) 設定(S) 表示(V) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

ツールバー ツールバーの表示/非表示を行います。

ステータスバー ステータスバーの表示/非表示を行います。

ウィンドウサイズのリセット ウィンドウサイズや項目定義表のセル幅等を初期状態にします。

拡張表示 項目拡張情報を表示するかをチェックします。 →項目情報

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レイアウト定義機能 [オプション]メニュー

ファイル(F) 編集(E) 設定(S) 表示(V) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

環境設定 レイアウト定義機能が動作するにあたっての環境設定を行います。

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画面説明 - レイアウト定義 - [環境設定]プロパティシート

レイアウト定義画面上でのダブルクリック時の編集方法の指定ができます。デフォルトは、項目定義テンプレートによる編集です。

項目 説明

項目定義テンプレートによる編集 ダブルクリックした行が編集対象となり項目定義テンプレートダイアログが開きます。

直接入力 ダブルクリックしたセルの入力がレイアウト定義画面上で可能になります。

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レイアウト定義機能 [ヘルプ]メニュー

ファイル(F) 編集(E) 設定(S) 表示(V) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

TF-MDPORT ヘルプ オンラインマニュアルを表示します。

バージョン情報 バージョン情報を表示します。

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プレビュー機能 [終了]メニュー

終了(X) オプション(O) ヘルプ(H)

プレビュー機能を終了します。

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プレビュー機能 [オプション]メニュー

終了(X) オプション(O) ヘルプ(H)

項目 説明

16進表示 データ内容に対し16進コードでの表示を行います。

罫線表示 指定したカラムの単位で縦の罫線を表示し、データの各相対位置を見やすくします。

1/5/10カラム毎、または罫線なしに設定できます。

フォントサイズ 表示フォントの指定を行います。

小/標準/大より選択できます。

変換エラー表示 プレビュー表示されている変換の範囲(出力レコードの先頭100件)で発生した変換エラーを、変換エ

ラー表示機能にて表示します。

→変換エラー表

示機能

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プレビュー機能 [ヘルプ]メニュー

終了(X) オプション(O) ヘルプ(H)

プレビュー機能のヘルプを表示します。

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使用方法 サンプルデータでの動作確認手順

製品に付随するサンプルの使用手順について説明します。インストール後の動作確認等に使用してください。なおサンプルデータには、

変換エラー表示機能を使用するために、項目属性に合わないデータ値が意図的に含まれています。

1. TF-MDPORTの起動

. スタートメニューの“TF-MDPORT”のアイコンより起動します。

2. 変換指示ウィザードの起動

. ファイルメニュー「変換指示の新規設定」またはツールバー「新規設定」もしくはコ

マンドボタンより、変換指示ウィザードを起動します。

3. 変換指示ウィザード(1/5)

. ファイル変換モードとカレントフォルダを指定します。

ファイル変換モードは「データファイル変換」を選択し、カレントフォルダにはサン

プルデータ(DATA1.DAT)が格納されているフォルダを指定してください。

4. 変換指示ウィザード(2/5)

. レイアウト定義ファイルを指定します。ここでは新規にレイアウト定義ファイルを作

成するものとし、「レイアウト定義の起動」よりレイアウト定義プログラムを起動し

ます。

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5. レイアウト定義機能(既存COBOL資産の解析)

. ファイルメニュー「既存COBOL資産からの新規作成」またはツールバー「既存資産

(COPYライブラリ、他)からの新規作成」より、「既存COBOL資産の指定」ダイアログ

を開きサンプルのCOPYライブラリ(DATA1.COB)を選択します。

6. レイアウト定義機能(データ形式の指定)

. 既存COBOL資産の解析が完了すると、「データ形式指定」ダイアログが表示されま

す。

ここで入力と出力のデータ形式を指定します。

入力データ形式は「データファイル形式」、出力データ形式は「CSV形式」を選択し

てください。

7. レイアウト定義機能(レイアウト定義の確認・保存・終了)

. 解析された結果が一覧表示されます。

ファイルメニューまたはツールバー「名前を付けて保存」より、任意の名前(拡張子

は“.LAY”)で保存してください。

サンプルのレイアウト定義ファイル(DATA1.LAY)は、同様に解析し保存したもので

す。

保存後、レイアウト定義機能を終了し、TF-MDPORTの変換指示ウィザード(2/5)に戻

ります。

8. 変換指示ウィザード(2/5 レイアウト定義ファイル作成後)

. レイアウト定義ファイル名に、レイアウト定義機能で保存したファイル名を指定して

ください。

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9. 変換指示ウィザード(3/5)

. 入力情報を指定します。

コード体系は「シフトJIS」、ファイル名はサンプルデータ(DATA1.DAT)、ファイル形

式は「一般ファイル」を指定し、レコード属性として「固定長」、レコード

長“500”を指定してください。

10. 変換指示ウィザード(4/5)

. 出力情報を指定します。

コード体系は「シフトJIS」、ファイル名は任意のファイル名(デフォルト

で“DATA1.CSV”になります)を指定し、レコード属性として「可変長」、レコードの

区切り「改行コード(CR+LF)」を指定してください。

加えて出力するCSV形式の設定を行うため「CSV形式の詳細」より「CSV情報の指定」

ダイアログを開きます。

11. CSV情報の指定

. CSV情報の詳細設定を行います。

参考設定より「Oracle」を選択してください。Oracleの一般的なローダ形式の設定に

なります。

ダイアログを閉じ、変換指示ウィザード(5/5)へ進みます。

12. 変換指示ウィザード(5/5)

. 変換に関するその他の情報を指定します。

必要であれば変更可能ですが、サンプルの場合はデフォルトのままで良いでしょう。

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「完了」で変換指示ウィザードを終了します。

13. プレビュー

. 「プレビュー」ボタンよりプレビュー画面を表示します。

CSV形式になっていることを確認します。なお、サンプルデータには変換不能文字が

含まれているため一部“■”で表示されます。

「終了」でプレビュー画面を閉じます。

14. 変換実行

. 「変換実行」ボタンにより、実際の変換処理が開始されます。

変換処理が終了すると、ダイアログが開き入出力レコード件数とエラー発生件数が表

示されます。

サンプルデータの場合は、以下のようになります。

入力レコード件数: 14

出力レコード件数: 14 エラー発生件数: 2

15. 変換エラー表示

. 「変換エラー表示」ボタンより、変換エラーファイルの内容を表示します。

サンプルデータでは以下のエラーが発生したことがわかります。

3レコード目の23バイト目、項目名「製品名」、項目属性「日本語項目(N)」で

コード変換エラー(入力コードは0x0000)

4レコード目の46バイト目、項目名「売上数量」、項目属性「外部10進(Z)」で数

値部エラー

16. 変換指示ファイルの保存

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. ファイルメニュー「変換指示ファイルに名前を付けて保存」またはツールバー「名前

をつけて保存」により、変換指示ファイル(拡張子は“.MDP”)を保存します。

17. TF-MDPORTの終了

. ファイルメニュー「SIMPLIA/TF-MDPORTの終了」によりTF-MDPORTを終了しま

す。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力ファ

イルの準備

2 ファイル変換モードの決

3 レイアウト定義(データ

ファイル変換の場合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能による変

換結果の事前確認

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処理

MDPORTでは一切の通信機能を持っていないため、汎用機やUNIX機上のファイルを入力とする場合、利用

者がファイル転送等を利用してWindows上に持ち込む必要があります。

ファイル転送を行う場合の注意として、一切のコード変換を行わないバイナリモード(透過モード)で転送し

てください。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力ファイル

の準備

2 ファイル変換モードの決定

3 レイアウト定義(データファイ

ル変換の場合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能による変換結

果の事前確認

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処理

変換するファイルの種類によって、以下の変換モードのいずれかを決定する必要があります。変換

モードによって以降の手順が異なります。

- データファイル変換

- テキスト変換

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象と

なる入力

ファイルの

準備

2 ファイル変

換モードの

決定

3 レイアウト

定義(データ

ファイル変

換の場合)

4 変換指示の

指定

5 プレビュー

機能による

変換結果の

事前確認

6 MDPORTの

実行

7 エラー内容

の確認

8 出力ファイ

ルの後処理

レイアウト定義機能を使用してデータファイルのフォーマットを定義します。レイアウト定義機能では、既存のCOPYラ

イブラリやインクルードファイルを元にレイアウト定義ファイルを作成できるため、変換元または変換先データファイ

ルのCOPYライブラリやインクルードファイルを用意しておくと効率的かつ正確です。

また、変換対象データの一部に秘匿したい取扱要注意情報が含まれるときは、ここでその指定をしてください。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力ファイ

ルの準備

2 ファイル変換モードの決定

3 レイアウト定義(データファ

イル変換の場合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能による変換

結果の事前確認

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処理

MDPORTを起動させて、入力・出力ファイル等の変換指示を行います。指定された内容は変換指示ファ

イルとして保存することができ、再実行も可能です。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力ファイルの

準備

2 ファイル変換モードの決定

3 レイアウト定義(データファイル

変換の場合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能による変換結果

の事前確認

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処理

必要に応じて、プレビュー機能を利用することにより、全てのレコードを変換する前に、結果を画面

上で確認することができます。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力ファイルの準備

2 ファイル変換モードの決定

3 レイアウト定義(データファイル変換の場合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能による変換結果の事前確認

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処理

変換処理を実行します。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力ファイルの準備

2 ファイル変換モードの決定

3 レイアウト定義(データファイル変換

の場合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能による変換結果の事前

確認

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処理

変換エラーが発生している場合、変換エラーファイルを表示し、エラーの内容を確認すること

ができます。

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使用手順

MDPORTを使用してファイル変換を行うには、以下の手順にて操作します。

1 変換対象となる入力

ファイルの準備

2 ファイル変換モード

の決定

3 レイアウト定義(デー

タファイル変換の場

合)

4 変換指示の指定

5 プレビュー機能によ

る変換結果の事前確

6 MDPORTの実行

7 エラー内容の確認

8 出力ファイルの後処

入力同様、MDPORTでは一切の通信機能を持っていないため、出力ファイルが汎用機やUNIX機向けのファイ

ルの場合、利用者がファイル転送等を利用してWindows上から移出する必要があります。

ファイル転送を行う場合の注意として、一切のコード変換を行わないバイナリモード(透過モード)で転送して

ください。

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使用方法 MDPORT変換指示

MDPORTを実行するにあたっての必要な情報を設定します。指定された情報は変換指示ファイルとして保存し再度使用するこ

とができます。

変換指示の設定は、MDPORT変換指示ウィザードによって行います。参照したいページをクリックしてください。

→変換指示

ファイル

- 基本情報(ページ1)

- レイアウト定義情報(ページ2)

- 入出力ファイル情報(ページ3/4)

- 変換仕様・エラー(ページ5)

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使用方法 変換処理の実行

変換処理の実行中は進行状況インジケータが表示され、入力ファイルの処理状況、変換エラー発生状況が表示されます。

[中断]ボタンにより変換処理を中断することができます。その場合の出力ファイルの内容は保証されません。

変換処理が終了すると、入出力レコード件数、変換エラー発生件数等が表示されます。

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使用方法 レコード抽出処理の実行

変換処理中に以下のメッセージが表示された場合は、データ条件設定の条件値を確認してください。詳細はレコード抽出仕様を参照して

ください。

また、制限・注意事項については、レコード抽出機能における制限・注意事項を参照してください。

「抽出条件のコード変換に失敗しました。

n番目の抽出条件がコード変換できませんでした。

この条件では、正常な抽出ができない可能性があります。」

n : データ条件の通し番号

ここでは、レコード抽出処理を実施した場合の変換処理について説明します。

MDPORT変換指示ウィザード 2/5で、データ条件設定を行った場合、レコード抽出処理を行います。レコード抽出処理後は、通常の変換

処理と同様の処理を行います。

レコード抽出の変換処理が終了すると、入出力レコード件数、変換エラー発生件数等が表示されます。

入力レコード件数 入力ファイルのレコード数

出力レコード件数 データ条件と一致したレコード数

エラー発生件数 レコード抽出を実施したレコード内の変換エラー発生件数

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使用方法 利用者定義変換テーブル

利用者定義変換テーブルにより、利用者定義文字(外字)や拡張文字の変換仕様を任意に指定することができます。

利用者定義文字(外字)や拡張漢字・非漢字を任意の文字コードに変換するには、以下の方法があります。

- Charset Managerの文字コード変換表に対応させるコードを定義する。(推奨)

変換指示ウィザードにて[Charset Managerを使用する]をチェックします。他社コード変換機能を利用する場

合は指定できません。

- MDPORTの利用者定義変換テーブルを使用する。

利用者定義変換テーブルの書式

利用者定義変換テーブルはテキストファイルとしてメモ帳等を使用して作成します。

利用者定義変換テーブルは、コード系定義文とそれに従属する1つ以上のコード対応定義データで構成されていま

す。それぞれは、行の1カラム目の内容(“#”または空白)で識別されます。1カラム目が“*”の場合は注釈行と

みなされます。

[コード系定義文] # コード系名1 コード系名2

- 1カラム目には“#”を指定します。

- コード系名は4文字以内の文字列で、以下のように指定します。

文字コード体系 コード系名

シフトJISコード SJIS

EUCコード EUC

JEFコード JEF(カナ)、JEFA(英小文字)

JISコード JIS

Unicode UCS2

その他 コードID

- コード系名1とコード系名2に同じコードを指定することもできます。その場合、以降のコード対応定義

データは、変換元:変換先の順序で記述します。

[コード対応定義データ] 文字コード1:文字コード2

- 1カラム目には空白を指定し、文字コード1と文字コード2の間にコロン(“:”)を指定します。途中に空白

があってはいけません。

- 文字コードは16進で2桁または4桁で指定します。EUCコードの場合、G3文字は“8F”を付けて6桁で指

. →変換指示ウィザード

→他社コード変換機能

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定し、G2(カナ)文字は“8E”を付けて4桁で指定します。Unicodeの場合、UCS2ビッグエンディアンで4

桁で指定します。

- 文字コードに“NO”を指定すると、対応するコードがないとみなされます。

- 同一の変換元コードに対して変換規則が複数存在する場合は、最後に記述されている指定が有効となりま

す。

- 以下のコード範囲を指定することはできません。

コード体系 1バイト 2バイト 3バイト

SJIS81-9F

E0-FC

先頭1バイトが

00-7F,A1-DF-

EUC8E,8F

A1-FE

1バイト目が00-7F

1バイト目が8Fで

2バイト目が

A1-FE (G3の1,2バイト目)

1バイト目が

00-7F,8E

JEF

JEFA28,29,38,30 左記コードで始まる2バイト -

JIPE 3F 左記コードで始まる2バイト -

JIPJ 1A 左記コードで始まる2バイト -

KEIS 0A,30 左記コードで始まる2バイト -

IBM 0E,0F 左記コードで始まる2バイト -

JIS 1B 左記コードで始まる2バイト -

AVX

2バイト文字の1バイト目

04,06,08-0A,14,17,1A,1B,

20-25,28-2C,30,31,33-36,

38-3B,3E,57,59,62-66,6A,

74-79,80,8B,9B,9C,A0,A1,

AB,B0,B2-B9,C0,CA-CF,

DA-DF,E1,EA,EB

左記コードで始まる2バイト

1バイト目

05,40-56,58,5A-61,6B-6F,7A-

7F,

81-8A,8C-9A,9D-9F,A2-

AA,AC-AF,

BA-BF,C1-C9,D0-D9,E0,E2-E9,

F0-F9

-

UCS2 - 2バイト(4桁)定義以外 -

UTF8

C0-FD

(先頭1文字が他のバイト数文

字の先頭以外)

1バイト目

00-7F

4,5,6バイト系で始まる

先頭1バイト

F0-F7, F8-FB, FC-FD

1バイト目

00-7F

4,5,6バイト系で始まる

先頭1バイト

F0-F7, F8-FB, FC-FD

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3バイト文字の1,2バイト目

1バイト目 E0-EF

2バイト目 80-BF

1,2バイト目が2バイト文字

C080-DFBFで始まる3バイト

利用者定義変換テーブル定義例

* JEF-シフトJIS間での変換

# JEF SJIS

47C9:92CB

00:5F

5B:NO

* シフトJIS-EUC間での変換

# SJIS EUC

EB40:F7A1

EB41:8FA1A1

【雛型利用者定義テーブル】

MDPORTの[sample]ディレクトリ配下に以下のファイルが格納されています。

ファイル名:JEF_SJIS.cnv

JEF→SJIS変換で、字体重視変換+縮退変換が行えます。

詳細はファイル内のコメント文を参照してください。

【参考情報 -利用者定義文字の領域】

文字コード(コード範囲)

文字数上位バイト 下位バイト

JEF 80~A0 A1~FE 3102

EUC(U90) DD~FD A1~FE 3102

EUC(S90) F5~FE A1~FE 940

R90(sjisdos) F0~F9 40~FC 1880

シフトJIS(sjisms) F0~F9 40~FC 1880

Unicode E0~F8 00~FF 6400

EUC(U90)の利用者定義領域はG3領域です。したがって上位バイトに0x8Fが付きます。

Unicode-JEFフォントを利用する場合、0xF001~0xFFFFはJEF拡張文字の領域に割り当てています。

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使用方法 プレビュー機能

プレビュー機能により、ファイル変換結果を事前に画面上で確認することができます。文字で構成されていないファイルは、一般のテキ

ストエディタ(メモ帳等)で参照することはできませんが、プレビュー機能を利用するとレコードや文字以外のコードを意識して表示されま

す。

プレビューでは、先頭レコード100件分の変換結果ファイルを表示します。通常の表示では、ファイルの内容をそのままシフトJISコード

で表示します。よって、出力側コード体系がシフトJISコード以外では、表示内容はあまり意味を持ちません。シフトJIS以外の出力では

16進表示を使用して内容を確認して下さい。

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使用方法 変換エラーの表示

変換中に発生したエラーは、変換エラーファイルへ出力されます。変換エラー表示機能は、出力された変換エラー

ファイルを環境設定で指定された外部ビューアプログラム(デフォルトはメモ帳)により表示する機能です。

EUC(G3)3バイト文字の変換エラーが発生した場合、変換エラーファイルに「コード変換エラー」項目は出力さ

れません。

→変換エラーファイル

→環境設定

【コード変換エラー】 コード変換エラーとなった文字コードの一覧です。Unicodeの場合は種別(UCS2/UTF8)や

エンディアンにかかわらず、UCS2ビッグエンディアンで表示されます。

書式 文字コード16進2桁または4桁(出現数)

【エラー発生項目】 変換エラーの発生した項目の一覧です。(データファイル変換の場合のみ)

書式 レイアウト定義の項目No:項目名:項目属性(エラー発生数)

【エラー詳細】 変換エラーの詳細内容を発生順に列挙します。変換指示ウィザードで指定する変換エ

ラー出力可能件数の範囲までが出力対象です。Unicodeの場合は、種別(UCS2/UTF8)やエ

ンディアンについて入力コードのまま表示されます。

入力データ形式がCSV、XML形式の場合は、レコード上の相対位置は、常に0となりま

す。

書式 入力レコード番号-レコード上の相対位置 エラー内容 レイアウト定義の項目No:項

目名:項目属性

変換エラーファイル出力例

下記は、サンプル資産を実行した場合に、発生するエラーについて説明しています。

入力ファイル : DATA1.DAT

レイアウト定義ファイル : DATA1.LAY( SJIS[DATA形式]からSJIS[CSV]形式へ変換 )

*** SIMPLIA/TF-MDPORT 変換エラーファイル ***

カレントフォルダ: C:\SIMPLIA\TF-MDPORT Pro\Sample

入力ファイル名: data1.dat

レイアウト定義ファイル名: data1.lay

変換エラー発生数: 2

【コード変換エラー】()内は出現数 (*)は100以上

0000( 1)

【エラー発生項目】項目No:項目名:属性(エラー発生数 *は100以上)

3:製品名:N( 1)

5:売上数量:Z( 1)

.

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【エラー詳細】レコード番号-位置 エラー内容 項目No:項目名:属性

3-23 コード変換エラー(0x0000) 3:製品名:N

4-46 数値部エラー 5:売上数量:Z

使用方法 変換エラーの表示 代表的なエラーの紹介

ここでは、代表的な変換エラーの発生要因について説明します。 .

【領域溢れエラー】 ~領域長変動の要因

データファイル変換で英数字、日本語、混在、可変長文字列、可変長日本語項目のコード変換を行うと、1項目の入力データ長と出力

データ長が異なる場合があります。

領域長変動要因 対処方法

1 シフトJIS/JEF/他社コードの半角カナをEUCコードへ変換

→EUCコードでは、半角カナ(見た目上は1バイト)は2バイトのコードで表現され

ます。(他は1バイトのコードで表現)

レイアウト定義にて、出力側の各項目の領域長

を拡大してください。

2 シフトJIS/EUC/JEF/他社コードの1バイトコード(ASCII,/EBCDIC)をUnicode(UCS2

形式)へ変換

→UCS2形式では、全ての文字が2バイトのコードで表現されます。

3 各種コード体系の2バイト文字をUnicode[UTF8形式]へ変換

→UTF8形式では、日本語文字や特殊記号文字が2~3バイトのコードで表現されま

す。

4 シフトJIS/EUCコードの混在項目をJIS/JEF/他社コードへ変換

→JIS/JEF/他社コードには、日本語制御切替コードが存在します。(JEFコードの

0x28,0x29等)

5 JEFコードの拡張漢字/拡張非漢字(2バイトコード)をEUCコード(U90形式)へ変

→EUCコード(U90)では、拡張文字コード領域としてコードセット3(3バイト

コード)で表現されます。

6 CSV/XML形式のデータをデータ形式へ変換

→CSV/XML形式では、各項目の入力項目の長さは可変です。従って、変換後のデー

タ長と出力領域長が一致しない場合があります。変換後のデータ長が出力領域長に

満たない場合は、空白文字を埋め込み(項目属性により、1バイトまたは2バイトの

空白を埋め込みます)、超える場合は、文字単位に切り捨てエラーを出力します。

【コード変換エラー】 ~コード変換エラー/正しく変換されない

コード変換エラー要因 対処方法

1 JEFの㈱や㈲をSJISに変換するとコード変換エラーが発生する。

→MDPORTは83JISに準拠し、第1/第2水準漢字、非漢字(JEFでは基本非漢字)を

1.2)JEF拡張漢字/拡張非漢字の変換を行うた

めには、

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規則的に変換するため、JEFの拡張領域の漢字をMDPORTの標準変換では正しく変換

することができません。

MDPORTのCharset Manager変換機能を利用す

るか、利用者定義ファイルでの定義の2通りの

方法があります。

-㈱や㈲のようにWindows(R)固有に存在し、

かつ、JEF拡張領域に存在する文字について

は、Charset Managerの字体重視変換を行うこ

とで変換が可能です。(jefaugkana→sjisms)

-利用者定義ファイルで対応表を作成すること

でも変換が可能です。

※Sampleフォルダ内のJEF_SJIS.cnvファイル内

に対応表を作成していますので、必要に応じて

利用可能です。

※他社コードについては独自に作成する必要が

あります。

※JEF固有の拡張漢字や外字を変換する場合

は、シフトJISのユーザ定義領域にコードを割

りあてて対応関係を作成する必要があります。

3)Charset Manager変換機能を利用すること

で、83JIS改定文字を考慮した変換を行うこと

が可能です。JEF_SJIS.cnv内のファイルにも対

応表は準備されてますので、必要に応じて利用

してください。

2 JEF固有の拡張漢字や外字をSJISに変換するとコード変換エラーが発生する。

→変換エラーの理由は1と同じです。他社コードからの変換においても同様に変換エ

ラーとなります。

3 JEFの基本漢字内の一部の文字をSJISに変換すると正しく変換されない。

→MDPORTの標準変換機能はJIS83準拠による変換であるため、JEFコードは’78JIS

準拠のため、一部の文字(’83JISでの改定文字)について同一の文字へ変換されませ

ん。

4 LOW-VALUE(0x00)やHIGH-VALUE(0xFF)を変換すると変換エラーが発生する。

→MDPORTはLOW-VALUEやHIGH-VALUE、JEFのデバイス制御コードについては文

字と認識しないため、変換エラーとなり代替文字に置き換わります。

利用者定義ファイルで対応表を作成してくださ

い。

例)

------------

# jef sjis

00:00

FF:FF

------------

【数値部エラー】 ~数値部エラーの要因

数値部エラー要因

- 外部10進/内部10進内のデータに数値以外のデータが存在する。

属性 符号 COPY句 内部表現(16進) 値 エラー

外部10進 なし 9(4) 31323334 1234 なし

外部10進 あり S9(4) 31323344 +1234 なし

外部10進 なし 9(4) 3132333A 0 あり

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内部10進 なし 9(4) COMP3 01234F 1234 なし

内部10進 あり S9(4) COMP3 01234D -1234 なし

内部10進 なし 9(4) COMP3 012B4F 0 あり

- CSV/XML形式のデータ(数値)内に数値以外の文字や記号が存在する

属性 符号 COPY句 値 エラー

外部10進 なし 9(4) ABCD あり

外部10進 あり S9(4) $1234 あり

【符号部エラー】 ~符号部エラーの要因

データファイル変換で、外部10進、内部10進項目の変換を行う際に、符号部のチェックを厳密に行います。符号部チェックを行う場合

は、レイアウト定義の項目定義で、「入力チェックを行う」を設定する必要があります。

属性 符号 COPY句 内部表現 値 エラー

外部10進 なし 9(4) 31323334 1234 3以外はエラー

外部10進 あり S9(4) 31323354 -12344,5以外はエラー

外部10進 あり S9(4) 31323344 +1234

内部10進 なし 9(4) COMP3 01234F 1234 F以外はエラー

内部10進 あり S9(4) COMP3 01234C +1234C,D以外はエラー

内部10進 あり S9(4) COMP3 01234D -1234

注)外部10進の例はASCIIコード系の例です。以下にEBCDIC系コードの演算符号を記載します。

F : ゾーンビット

C : 正の演算符号

D : 負の演算符号

【マスタデータのコード変換エラー】 ~マスタデータのコード変換エラーの要因

コード変換エラー要因 対処方法

1 マスタデータのコード変換中にエラーが発生する

→表示されているマスタデータファイルにコード変換できないデータが入っているた

め、マスク機能の準備処理でエラーとなります。表示されているマスタデータファイルの該当す

る項目のデータを、正常にコード変換できる

データに変更する必要があります。

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【MDPORT変換時のエラー】 ~継続不可能なエラー要因

コード変換エラー要因 対処方法

1 継続不可能なエラーが発生し、変換処理が中断する

→マスタデータファイルを利用してマスクするデータ(値)を指定した場合、マス

ク指定した項目名に対応したマスタデータファイルが見つからなかった場合エラー

となります。

→マスタデータファイルを利用してマスクするデータ(値)を指定した場合、読み

込みマスタデータファイルの1行目に、マスク指定した項目名が見つからなかった

場合、エラーとなります。

MDPORTのインストールフォルダに、マ

スク指定した項目名に対応したマスタデータ

(項目名+.csv)が存在すること、また読み込

んだマスタデータにマスク指定した項目名が

存在すること確認をする必要があります。

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使用方法 レコード抽出機能

レコード抽出機能では、入力ファイルのデータ項目のデータ条件に一致するレコードのみを出力します。

データ条件設定画面は、以下の手順により起動します。

1. MDPORT変換指示ウィザードの2/5より、レイアウト定義ファイル名を指定してください。→制限・

注意事項

2. MDPORT変換指示ウィザードの2/5より、【データ条件設定】ボタンをクリックしてください。

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レイアウト定義機能

レイアウト定義機能では、データファイル変換にて使用するレイアウト定義ファイルを作成・編集します。

レイアウト定義機能は、以下の方法により起動することができます。

- スタートメニューからの起動

- MDPORT変換指示からの起動

- エクスプローラ等から "F5AVPLAY.EXE" を起動

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レイアウト定義機能 COPYライブラリからの取り込み

レイアウト定義ファイルは、既存COBOL資産(COPYライブラリ)から取り込みを行って作成することができま

す。

取り込みを行うと各項目定義が自動生成されて展開されます。必要に応じて、展開された項目定義を編集して

ください。

. →レイアウト定義ファイル

→COPYライブラリ

→レイアウト定義機能に

て取り込める既存資産

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レイアウト定義機能 インクルードファイルからの取り込み

レイアウト定義ファイルは、既存C言語資産(インクルードファイル)から取り込みを行って作成することがで

きます。

取り込みを行うと各項目定義が自動生成されて展開されます。その際に、C言語資産解析オプションで設定さ

れた情報が反映されます。必要に応じて、展開された項目定義を編集してください。

. →レイアウト定義ファイル

→インクルードファイル

→レイアウト定義機能に

て取り込める既存資産

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レイアウト定義機能 データ形式の指定

レイアウト定義ファイルを作成する際に、入力および出力のデータ形式を指定します。データ形式には以下の3つの形式があります。

- データファイル形式

- CSV形式

- XML形式

データ形式を変更する場合の注意

既に作成済のレイアウト定義ファイルに対してデータ形式を変更すると、定義済の情報が失われてしまいます。また、CSV形式、XML形式

からデータファイル形式に変更した場合は、全ての項目について相対位置や領域長を定義しなければなりません。データ形式を変更する場

合は、再度、新規作成にてCOPYライブラリやインクルードファイルから取り込みを行うことを薦めます。

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レイアウト定義機能 項目情報の編集方法

項目情報を編集するには、以下の2つの方法があります。また、環境設定によってダブルクリックによる編集方

法(項目定義テンプレート、直接編集)を変更することができます。

項目定義テンプレートによる編集 (推奨)

項目単位での編集が行えます。項目定義テンプレートは、[設定]メニュー、F8キーまたは表のダブルクリッ

クにより起動されます。

- 項目情報の拡張情報を設定する場合

項目情報の拡張情報の設定は、[拡張設定]ダイアログボックスで行います。[拡張設定]ダイアログボックス

は、項目定義テンプレート上の[拡張設定]ボタンを押下することにより表示されます。

レイアウト定義画面による直接編集

変更を行いたいセルにフォーカスをあててEnterキーを押下すると、直接編集ができます。環境設定で直接

入力を選択すると、ダブルクリックによる直接編集ができます。編集用のエディットコントロールでEnter

キーを押すと表に反映され、Escキーを押すと反映されずに復帰します。

直接編集により入力された内容は、レイアウト定義ファイルの保存時にチェックされます。無効な設定がさ

れている場合は、無視されて初期化されます。

- 項目情報の拡張情報を設定する場合

編集方法は上記と同様ですが、レイアウト定義機能起動後の初期状態では項目情報の拡張情報は表示され

ていません。項目情報の拡張情報を表示するには、[拡張表示]メニューをチェックします。

→項目情報

→環境設定

→項目定義テンプレート

→拡張情報

→[拡張設定]

ダイアログボックス

→[拡張表示]メニュー

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レイアウト定義機能 反復項目の定義

レイアウト定義では、COBOLデータ記述の「OCCURS句」等に相当する反復項目(配列)に対応しています。

反復数の指定は反復定義行で行われ、通常の項目定義行と異なります。また、反復対象となる項目は、反復定義行より深い階層で示され

ます。反復定義行は階層と反復数のみで構成され、次の行は必ず階層が1つ深くなければなりません。反復階層は7階層までです。

【例】(COBOL解析オプションの集団項目の扱い無効の時の表示例)

COBOLでのデータ記述

01 ABC-REC. 03 ITEM1 PIC X(10). 03 GROUP1. 05 ITEM2 PIC X(3). 05 ITEM3 PIC X(1). 03 GROUP2 OCCURS 10. 05 ITEM4 PIC X(5). 05 ITEM5 PIC X(5). 05 GROUP2-1 OCCURS 5. 07 ITEM6 PIC 9(2). 05 ITEM7 PIC X(2). 03 ITEM8 PIC X(20). 03 ITEM9 OCCURS 5 PIC X(8). 03 ITEM10 PIC X.

レイアウト定義

階層 反復数 項目名

0 ITEM1

0 ITEM2

0 ITEM3

0 10

1 ITEM4

1 ITEM5

1 5

2 ITEM6

1 ITEM7

0 ITEM8

0 5

1 ITEM9

0 ITEM10

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レイアウト定義機能 集団項目の定義

レイアウト定義では、COBOLデータ記述の「集団項目」の記述に対応しています。

集団項目の指定は反復項目の定義の反復数の指定がない記述と同じ形式になります。また、集団項目に従属する項目は、集団項目定義行

より深い階層で示されます。集団項目定義行は階層と項目名のみで構成され、次の行は必ず階層が1つ深くなければなりません。指定でき

る最大階層は7階層までです。

既存COBOL資産からの新規作成でレイアウト定義画面に集団項目を表示させるには、COBOL解析オプションで集団項目の扱いを有効にす

る必要があります。また、この集団項目の扱いの指定に関係なく、レイアウト定義では集団項目の追加、削除等の編集は可能です。

【例】

COBOLでのデータ記述

01 ABC-REC. 03 ITEM1 PIC X(10). 03 GROUP1. 05 ITEM2 PIC X(3). 05 ITEM3 PIC X(1). 03 GROUP2. 05 ITEM4 PIC X(5). 05 ITEM5 PIC X(5). 05 GROUP2-1. 07 ITEM6 PIC 9(2). 05 ITEM7 PIC X(2).

レイアウト定義

階層 反復数 項目名

0 ITEM1

0 GROUP1

1 ITEM2

1 ITEM3

0 GROUP2

1 ITEM4

1 ITEM5

1 GROUP2-1

2 ITEM6

1 ITEM7

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マルチレイアウト定義機能

データファイル変換において、1ファイル上のレコードフォーマットが、レコードによって変わる(複数のレコードフォーマットが存在

する)ものを、本書ではマルチフォーマットと呼びます。ここでは、マルチレイアウト定義機能を使用したマルチフォーマットの対応方

法について説明します。

マルチレイアウト定義機能では、定義したレコードレイアウトが、どのような条件のレコードについて適用するかを指示します。なお、

この機能を応用することにより、入力ファイルに対するレコード抽出も行うことができます。

マルチフォーマットデータの変換について

【マルチフォーマットデータの変換イメージ】

マルチレイアウト定義ファイルの作成手順

マルチレイアウト定義ファイルの作成手順について説明します。

1. TF-MDPORT レイアウト定義の起動

. スタートメニューの“TF-MDPORT レイアウト定義”のアイコンより起動します。

2. レイアウトを新規に作成する

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. レイアウト定義ファイルは、既存COBOL資産(COPYライブラリ)や既存レイアウト定

義の取り込みを行って作成することができます。 取り込みを行うと各項目定義が自

動生成されて展開されます。

3. マルチレイアウトの編集をする

. レイアウト定義テンプレートで比較条件等を設定します。

4. レイアウトを追加する

. 「新規レイアウトの追加」ボタンを押下し、既存レイアウトの次に追加します。

5. レイアウトを挿入する

. 「新規レイアウトの挿入」ボタンを押すと、表示されているレイアウトの前に挿入

します。

6. レイアウトを削除する

. 表示されているレイアウトを削除するときは、「レイアウト削除」ボタンを押下し

ます。

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7. レイアウトを保存する

. ファイルメニューの「名前を付けて保存」を選択し、作成したマルチレイアウト定

義ファイルを保存します。

画面リファレンス

マルチレイアウト定義画面の操作手順について説明します。

1. レイアウト定義画面

. スタートメニューの“TF-MDPORT

レイアウト定義”のアイコンより起

動します。

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2. マルチレイアウト定義指定ダイアログバー

. ①レイアウト名のリスト

選択されるレイアウト名が一覧表示されます。 一覧表示

されたレイアウト名を選択する事で該当のレイアウトが

画面に表示されます。

②編集するレイアウトの制御文

選択されたレイアウト名の制御文が表示されます。

・フォーマット

op 位置,情報長:pos,len 比較データ:min~max

op …演算子。EQ/NOT/OTHER/NONEのいずれかが表示

される。

pos…比較するデータの開始位置が表示されます。

len…比較するデータの長さが表示されます。

min…比較するデータの最小値が表示されます。

max…比較するデータの最大値が表示されます。

3. レイアウト定義テンプレートダイアログ

. ①レイアウト名

レイアウト名を指定します。 レイアウト名は90バイト

まで指定可能です。 既存のレイアウト名(基本情報ダイ

アログのレイアウト名)とは異なります。

②条件式

比較条件式を指定します。 必ず指定する必要がありま

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す。 条件は、EQ(等しい)、NOT(等しくない)、OTHER(そ

れ以外)、NONE(無し)です。

③フィールド位置

比較するレコードのバイト位置を1を先頭とした値で指

定します。 必ず指定する必要があります。 最大指定値は

32767です。

④フィールド長

比較する長さ(バイト数)を指定します。 必ず指定する必

要があります。 最小値は1、最大値は「32767 - フィー

ルド位置」です。

⑤最小値

比較する値の最小値を指定します。 文字列を指定する場

合は、"(ダブルクォーテーション)で括って指定します。

それ以外の場合は、16進数で設定します。 フィールド長

よりも短い場合は、余った領域にNULLがあるものとして

比較します。 フィールド長よりも長い場合は、フィール

ド長の長さまでを利用して比較します。

最大値を空欄の状態で最小値のみを指定すると、最小値

の定置比較となります。

⑥最大値

比較する値の最大値を指定します。 文字列を指定する場

合は、"(ダブルクォーテーション)で括って指定します。

それ以外の場合は、16進数で設定します。 フィールド長

よりも短い場合は、余った領域にNULLがあるものとして

比較します。 フィールド長よりも長い場合は、フィール

ド長の長さまでで比較します。

最小値を空欄の状態で最大値のみを指定すると、最大値

の定置比較となります。

⑦前レイアウト

設定内容を保存して、一つ前のレイアウトの情報を表示

します。 既に先頭レイアウトの場合は、警告のダイアロ

グを表示します。

⑧次レイアウト

設定内容を保存して、次のレイアウトの情報を表示しま

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す。 最終レイアウトの場合は、レイアウトを新規作成し

て表示します。

⑨OK

各項目のチェックを行い、設定内容を保存して、ウィン

ドウを閉じます。 実際のレイアウトレコード長とフィー

ルド位置・フィールド長のチェックは、ファイル保存時

に行います。

⑩キャンセル

現在編集中の設定内容を破棄して、ウィンドウを閉じま

す。

⑪ヘルプ

ヘルプを表示します。

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バッチモードでの変換 バッチモードについて

MDPORTでは、変換処理をバッチモードで実行することができます。

バッチモードとは、一切のユーザ介入なしで変換処理を実行することを示します。また、指定によりウィンドウを

表示せずにバックグラウンド上で処理を実行させることもできます。実行結果については、コマンドの復帰値およ

びログファイル・イベントログの内容により確認できます。

なお、バッチモードでの変換には、事前に変換指示ファイルを作成しておく必要があります。 →変換指示ファイル

- 起動方法

- ログ出力の内容

変換中に発生したエラーは、変換エラーファイルへ出力されます。

※バッチモードでMDPORTを複数起動した場合の動作は保証していません。

→変換エラーファイル

→環境設定

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バッチモードでの変換 起動方法

バッチモードでの変換実行は、以下のコマンドにて行います。オプションの指定に誤りがあった場合は、メッセージボックスにてエラー

が表示されます。

コマンドライン形式([]は省略可)

Tfmdp32.exe /x|b 変換指示ファイル名(*.mdp)[/c カレントフォルダ名][/i 入力ファイル名][/o 出力ファイル名][/e 変換エラー出力ファイル][/f][/v]

※[x64版]は、Tfmdp64.exeというファイル名に変更となります。

パラメータ説明

x 変換指示ファイル名を指定。(実行時に進捗状況インジケータを表示します。)

進行状況インジケータの[中断]ボタンによる、終了中断が可能です。

b 変換指示ファイル名を指定。(ウィンドウを一切表示しません。)

c カレントフォルダ名を指定。

i 入力ファイル名を指定。

o 出力ファイル名を指定。

e 変換エラー出力ファイル名を指定。

f 強制上書きモード。

v ログファイルに出力する内容をイベントログにも出力する場合に指定。

注意

- x または b は、どちらか一方を必ず指定しなければなりません。

- x と b は、同時に指定することはできません。

- c,i,o,e が指定された場合、変換指示ファイル中の対応するファイル名に指定されたファイル名が無効になります。

- c,i,o,e オペランドは、それぞれ省略可能で、省略した場合は変換指示ファイルの内容が使用されます。

- i,o オペランドは、ワイルドカードの指定が可能です。ただし、出力ファイル形式がXML形式以外で、o オペランドでワイルドカードを

指定した場合には変換結果は保証されません。

(注:空白を含むファイル名を指定する場合は、ファイル名をダブルクォーテーションで囲んで指定してください)

- i オペランドにワイルドカードが指定された場合、o オペランドの指定文字列を拡張子と見なし、入力ファイル名の拡張子と置き換えた

ファイル名を、出力ファイルとします。

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- i,o オペランド以外にはワイルドカードは使えません。

- o オペランドで指定したファイルが既に存在している場合、処理を中断します。

- f オペランドが指定されている場合は出力ファイルが既に存在しても、強制的に上書きします。

→ f オペランドが指定されていない場合は、強制終了されます。

復帰値

実行コマンドは以下のいずれかの復帰値で終了します。(プロセスの強制終了や異常終了時の復帰値は保証できません)

復帰値説明

0 正常終了(変換エラーなし)

1 正常終了(変換エラーあり)

2 ログファイルアクセスエラーによる異常終了

3 異常終了(ログファイルへエラー内容出力)

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バッチモードでの変換 ログ出力

ログファイル出力

. ログファイルはバッチモードで実行した場合に作成されるテキストファイルです。ログファイルの格納先およびファイル名

は環境設定により指定します。

ログファイルへの出力は、既存のログファイルがあれば追加書きとなり、存在しなければ自動作成されます。

バッチモードでは、正常終了した場合でも常にログファイルへの出力が行われます。

. →環境設定

ログファイル出力例 (Mdport.log)

2003/07/28 17:39:51[data1.mdp] 変換処理を開始します。

2003/07/28 17:39:52[data1.mdp] 変換処理が正常に終了しました。入力レコード件数:14 出力レコード件数:14 エラー発生件数:2

2003/07/29 22:06:30[xdata1.mdp] 変換処理を開始します。

2003/07/29 22:06:30[xdata1.mdp] ファイルがみつかりません。File:’Data2.dat’ Call:CreateFile,Error:2

イベントログ出力

. イベントログはバッチモードでオペランドに[/v]、コマンド実行時にオペランドに[-ev]を指定して実行した場合、イベントログに実行時

の日付、時間、コマンドのオペランドが出力されます。

オペランドに誤りがあった場合、イベントログは出力されません。

オペランドにカンマ","がある場合は、空白に置き換えられます。

イベントログ出力例

2003/07/31 18:10:23[] /b data1.mdp /i input.dat /o output.dat /f /v

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SIMPLIA/TF-LINDAとの連携

MDPORTをSIMPLIA/TF-LINDAより起動し、LINDAで使用しているファイルをMDPORTを経由して、CSVやXML形式にエクスポートした

り、CSVやXMLファイルをLINDA側にインポートすることができます。詳細は、SIMPLIA/TF-LINDAのオンラインマニュアルを参照して

ください。

LINDA側の操作の基本的な流れ

1 データファイルを開き、[MDPORT連携]メニューを選択します。 .

2 入力側や出力側のデータ形式等を設定し、MDPORTを起動させます。

→ MDPORTで必要となる変換指示ファイル、レイアウト定義ファイル、入力ファイルが、LINDAの作業

フォルダに一時ファイルとして作成されます。

→変換指示ファイル

→レイアウト定義ファイル

MDPORT側の操作(エクスポート時)

1 MDPORT変換指示ウィザードの4ページ目が表示されるので、出力側のファイル名やコード体系等を設定し、

以降の変換指示を完了させます。

. →MDPORT変換指示

ウィザード

2 [変換実行]ボタンにより変換処理が行われます。

3 システムメニューの[閉じる](またはALT+F4キー)によりMDPORTを終了させると、LINDAで作成された一時

ファイルは削除されます。

※インポート時はMDPORTの操作はありません。

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画面説明 - MDPORT変換指示 - ツールバー

ボタン 対応するメニュー

[ファイル(F)]-[変換指示の新規設定(N)]

[ファイル(F)]-[変換指示ファイルを開く(O)]

[ファイル(F)]-[変換指示ファイルの上書き保存(S)]

[ファイル(F)]-[変換指示ファイルに名前を付けて保存(A)]

[ツール(T)]-[レイアウト定義(L)]

[オプション(O)]-[環境設定(E)]

[ヘルプ(H)]-[TF-MDPORT ヘルプ(H)]

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画面説明 - MDPORT変換指示 - コマンドボタン

ボタン名 説明

[設定] 変換指示ウィザードが起動され、変換情報の設定・変更を行いま

す。

→変換指示

[プレビュー] 変換結果を事前に画面上で確認することができます。

出力ファイルが一般ファイルの時に活用してください。

→プレビュー

[変換実行] 変換処理を開始します。

[変換エラー表示] 変換処理にて発生したエラー内容を表示します。変換エラーファイ

ルが存在する場合に、表示できます。

→変換エラー表示

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画面説明 - MDPORT変換指示 - 環境設定

基本情報

項目 説明

作業用フォルダ 作業用フォルダを指定します。

省略した場合、システムの作業用フォルダ(環境変数TEMPまたはWindowsディレクトリ)が使用されます。

バッチ実行時のログファイル バッチモードで実行した時に出力されるログファイルをフルパス名で指定します。

省略した場合、作業用フォルダに以下のファイル名で作成されます。

“MDPORT.LOG” [x86版]

“MDPORT64.LOG” [x64版]

作業用フォルダを省略して、ログファイル名だけを指定した場合、バッチ実行時のカレントディレクトリに

ログファイルが出力されます。

変換エラーを表示するビューアプログラム

変換エラーを表示する外部ビューアプログラムをフルパス名で指定します。ワードパッドや各種テキストエ

ディタ等を指定できます。

省略した場合、メモ帳が起動されます。

COBOL

項目 説明

BYTE単位の領域長を扱う

2進項目においてBYTE単位の領域長を扱う場合に指定します。

一般ファイルをCOBOLの仕様で扱う

コード体系がUnicode かつ ファイル形式を一般ファイルと指定した場合、COBOLの仕様で扱うかどうかを

指定します。

- チェックした場合 :COBOLの仕様で扱います。

- チェックを外した場合 :コード体系に依存した形で扱います。

COBOLの仕様では、一部の属性について以下の様なコード体系で表されています。

英数字項目(X-英数字)

混在項目(M-混在)

UTF8

日本語項目(日本語(2バイト系)キャラクタのみの格納形式) UCS2

※チェックボックスがオンの場合、V60L10以前のバージョンとの互換性のあるデータを出力します。

(初期値はオンの状態です。)

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MDPORT変換指示ウィザード 1/5 (基本情報)

項目 説明

ファイル変換モード ファイル変換にあたり、データファイル変換かテキスト変換かを選択します。 →データ

ファイル変

→テキスト

変換

カレントフォルダの設定 カレントフォルダを設定すると、それを基準として以降の各ファイル名を相対パスで設定すること

ができます。

変換指示ファイルを再使用する時に格納フォルダが変更されている場合に、このカレントフォルダ

を変更するだけで各ファイル名の再設定を行わなくて済みます。

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MDPORT変換指示ウィザード 2/5 (レイアウト定義情報)

項目 説明

レイアウト定義ファイル名 データファイル変換にて使用するレイアウト定義ファイルのファイル名を指定します。

レイアウト定義の起動 レイアウト定義プログラムを起動します。

データ条件設定 データ条件設定画面を起動します。

レイアウト定義の生成 既存COBOL資産もしくは既存C言語資産を指定することにより、レイアウト定義ファイルを生成します。

レイアウト定義ファイルを作成するには、以下の5通りの方法があります。

- レイアウト定義プログラムを起動し、既存COBOL資産より新規作成を行う。

- レイアウト定義プログラムを起動し、既存C言語資産より新規作成を行う。

- 変換指示ウィザードの[レイアウト定義の生成]ボタンにより、既存COBOL資産もしくは既存C言語資産より生成する。

- レイアウト定義プログラムを起動し、全ての項目定義を手入力する。

- mdportlcコマンドを利用して、既存COBOL資産より新規作成を行う。(mdportlcはMDPORT Pro固有機能です。)

【注

意】

このページはテキストモード変換の場合には表示されません。

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画面説明 - データ条件設定

入力ファイルから抽出するレコードのデータ条件を指定するための画面です。指定したデータ条件に一致するレコードのみ出力します。

レコード抽出の仕様については、抽出仕様のレコード抽出を参照してください。

制限・注意事項については、レコード抽出機能における制限・注意事項を参照してください。

項目 説明

追加 条件内容グループ内で項目名・演算子[16進指定]・条件値(2件目以降は、連結条件の選択必要)をそれぞれ

設定し、追加ボタンを選択します。条件確定一覧に抽出条件が追加されます。

エラー発生時には、メッセージの内容に従い条件内容を修正してください。

更新 条件確定一覧で変更したい条件を選択後、条件内容グループ内で項目名・演算子[16進指定]・条件値(2件目

以降は、連結条件の選択必要)をそれぞれ設定し、更新ボタンを選択します。条件確定一覧の抽出条件が更新

されます。

エラー発生時には、メッセージの内容に従い条件内容を修正してください。

削除 条件確定一覧で削除したい条件を選択後、削除ボタンを選択します。条件確定一覧から抽出条件が削除されま

す。

条件確定一覧 設定したデータ条件が表示されます。ここで表示されている条件でレコード抽出を行います。

No. データ条件の通し番号を表示します。

設定したデータ条件のNo.1からNo.10の順に判定を行います。

連結条件 データ条件の連結子「AND」、または、「OR」を表示します。(No2以降)

項目名 データ条件の項目名を表示します。

演算子 データ条件の演算子を表示します。

条件値 データ条件の条件値を表示します。

16進指定 16進指定を設定している場合は、「○」、設定していない場合は「×」を表示し

ます。

連結条件 データ条件を2つ以上指定する場合、前の条件との連結子を「AND」、「OR」から選択します。初期値は設

定されていません。

項目名 MDPORT変換指示ウィザードの2/5で指定したレイアウト定義ファイル内の項目名を設定します。集団項目名

や反復項目名は指定できません。

演算子 入力ファイルのデータ内容と条件値を比較するための演算子を指定します。データ属性により、指定可能な演

算子が異なります。

文字型属性 「=(完全一致)」、「≒(前方一致)」、「≠(不一致)」

数値型属性 「=」、「≠」、「>」、「≧」、「<」、「≦」

16進指定 条件値を16進で指定する場合、チェックボックスをオンにします。文字型属性の場合のみ有効です。

条件値 入力ファイルのデータ内容を抽出するための条件値を指定します。

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条件値には最大150バイトまでの条件値の指定が可能です。

数値型属性の場合、最大18桁(「+」、「-」、「.(小数点)」は含みません)の数値指定が可能です。

条件値が未入力の場合、NULLデータと判断します。文字列項目(M)属性の場合のみ条件値の未入力指定が

可能です。

※CSV、XML形式の文字列項目のNULLデータ抽出に利用可能です。

16進指定時の条件値設定方法

使用できる文字は、半角英数字の0~9、A~F、a~fおよび ;(セミコロン)です。

セミコロンを使用する場合は、バイトごとに使用してください。なお、ビット間にセミコロンを指定した場合

は、下位ビットの0(16進)が省略されたものとみなします。

条件に合わないレコード

を出力する

データ条件から漏れたレコードを出力する場合に、チェックボックスをオンにします。

抽出漏れファイル名 抽出漏れレコードを出力するファイル名を指定します。

レコード抽出条件に一致しなかった入力レコードが存在する場合、当ファイルに出力します。抽出漏れファイ

ルには、MDPORT変換前のデータが出力されるため、再レコード抽出処理を行う入力ファイルとして利用可能

です。

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MDPORT変換指示ウィザード 3・4/5 (入出力ファイル情報)

項目 説明

コード体系 ファイルのコード体系を選択します。「その他」を選択した場合は、コードIDの入力が必要で

す。

→文字コード

の変換仕様

コードID 他社コード変換機能を使用する場合に指定します。 →他社コード

変換機能

ファイル名 入力または出力ファイル名をフルパスで指定します。カレントフォルダを設定している場合は

相対パスでの指定も有効です。

ファイル形式 (データファイル変換の場合)

一般ファイルまたはCOBOLファイルかを指定します。Windows上のCOBOLファイル以外は一般

ファイルを指定してください。

→一般ファイル

→COBOLファイル

キー情報指定 (COBOL索引ファイル出力の場合)

索引キーに関する情報を設定します。

→キー情報指定

CSV形式の詳細 (CSV形式ファイルの場合)

CSV形式に関する情報を指定します。

→CSV形式の詳細

XML形式の詳細 (XML形式ファイルの場合)

XML形式に関する情報を指定します。

→XML形式の詳細

Unicodeの詳細 (コード体系がUnicodeの場合)

Unicodeに関する情報を指定します。

項目 設定値

○:指定可 ×:指定不可 -:未表示

入力 出力

※1

※2

※3

※5

※1

※2

※4

※6

種別UCS2

○ × ○ × × × × ○×

○ × ○ × ○ × × ○×

UTF8 ○ ○

エンディアンBig

○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ×

Little

シグネチャを省略する - - - - - - - - - ○ × × × × × × ○ ○

※1 COBOL仕様として取り扱う仕様です(*)

※2 選択したコード体系に依存する仕様です(*)

※3 入力が行順ファイルの時は、Signatureに従います。

※4 出力が行順ファイルの時は、エンディアンは指定できず、リトルエンディアンのみに

なります。

(COBOLの仕様)

→エンディアン

→Signature

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※5 入力がXMLの時は、エンコーディング形式が優先されます。(XMLの仕様)

※6 出力がXMLの時は、UTF8形式のみの出力になります。

(*)詳細は、環境設定の「一般ファイルをCOBOLの仕様で扱う」を参照。

シグネチャを省略する Signatureの出力を省略するかを指定します。

チェックしない場合、Unicodeの詳細で指定した形式のSignatureをファイルの先頭に付加しま

す。

(入力ファイルまたはコード体系がUnicode以外の場合は、選択できません。)

→Signature

レコード属性の指定 レコード属性の指定レコードに関する情報を指定します。一般的には以下のように指定しま

す。

種類 属性 レコードの区切り

データファイル形式 固定長 なし (レイアウト定義と同じレコード長)

Windows(DOS)CSV形式 可変長 改行コード(CR+LF)

Windows(DOS)テキスト 可変長 改行コード(CR+LF)

UNIXテキスト(CSV含む) 可変長 改行コード(LF)

汎用機ソース 固定長 なし (レコード長: 80が多い)

XML形式 可変長 改行コード(CR+LF)

ワイルドカードによる指定

入力ファイルにワイルドカードを指定した場合は、出力ファイル名の項目に入力された文字列を拡張子と見なし、入力ファイル名の拡張

子と置き換えたファイル名を出力ファイル名とします。(XML形式の場合、一部を除く)

【例】

入力ファイル名項目 : *.dat出力ファイル名項目 : .out↓

検索されたファイル名 : aaa.dat、bbb.dat …出力ファイル名 : aaa.out、bbb.out …

エラーファイルについて

- 入力ファイルにワイルドカードを指定した場合は、デフォルトのエラーファイル名として "Mdport.err" が設定されます。

- エラーファイルには検索されたすべての入力ファイルのエラーが追加モードで出力されます。

※ エラーファイルが既に存在する場合は、既存のファイルは削除され新たにファイルが作成されます。

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- レイアウト定義ファイルは、同じものが利用されます。

- 出力ファイルが既に存在している場合、上書きして良いかどうかを確認するメッセージボックスが表示されます。

※ バッチモードでは、出力ファイルが既に存在している場合、処理は終了されます。

※ /fオプションが指定された場合は、強制的に上書きします。

XML形式のワイルドカード指定について

入力側がXML形式の場合 →XML形式変換における制限・注意事項

入力ファイル名項目 : *.xml出力ファイル名項目 : aaa.dat↓

検索されたファイル名 : aaa.xml、bbb.xml …出力ファイル名 : aaa.dat

出力側がXML形式の場合

入力ファイル名項目 : aaa.dat出力ファイル名項目 : *.xml↓

入力ファイル名 : aaa.dat出力ファイル名 : aaa00000.xml、aaa00001.xml、aaa00002.xml …

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MDPORT変換指示ウィザード [索引キー情報設定]ダイアログボックス

COBOL索引ファイルへ出力する場合に、索引キーに関する情報を設定します。

項目 説明

主キー / 副キー1~4 主キーの位置と長さをセミコロン(;)で区切って指定します。キーが連続した領域でない場合、同様に並べて指定しま

す。主キーは省略できません。

位置 1から始まるレコード上の相対バイト位置。

長さ バイト長。

キー重複 各キーについて重複ありの場合、チェックします。

【例】

主キーが1~5バイト重複なし。副キー1が1から7バイト重複あり。副キー2が5~7,11~15バイト重複ありのファイルの場合。

キー項目 キー設定内容 重複

主キー: 1;5 なし

副キー1: 1;7 あり

副キー2: 5;3;11;5 あり

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MDPORT変換指示ウィザード [CSV詳細設定]ダイアログボックス

CSV形式に関する情報を指定します。

項目 説明

参考設定 各RDBでサポートされる、デフォルトの形式を選択できます。

項目 Symfoware Oracle INFORMIX SQL Server Excel

引用符文字 " " なし なし "

区切り文字 , , , , ,

引用符文字は2つ Yes Yes No No Yes

ヌル文字列も括る No Yes No No No

項目名ヘッダ出力 No No No No Yes

+符号を出力しない No No No No No

引用符文字 レイアウト定義で引用に“Y”が指定されている場合の、引用符文字を指定します。

引用符文字として指定可能な文字は「CSV形式で扱える引用符・区切り文字」を参照して下さい。

区切り文字 項目間を区切るための文字を指定します(通常、CSV形式はカンマ)。

区切り文字として指定可能な文字は「CSV形式で扱える引用符・区切り文字」を参照して下さい。

タブ 項目間を区切るための文字として、タブコード(0x09)を指定する場合は、当チェックボックスをチェックしてくださ

い。

区切り文字として指定可能な文字は「CSV形式で扱える引用符・区切り文字」を参照して下さい。

引用符データは2つ並べて表現

データ中に引用符が存在する場合の扱いを指定します。

1つの引用符データは2つの引用符で表現し、文字列項目をくくっている引用符との識別を行う場合にチェックします。レイア

ウト定義で引用に“Y”が指定されている場合のみ有効です。

※ JISコードの場合は正常に出力されない場合があります。

ヌル文字列も引用符で括って出力(出力側の場合にのみ有効)

ヌルの項目文字列を表現する場合、2つの引用符で表す場合にチェックします。チェックしない場合、ヌルの項目文字列には引

用符は付加されません。

項目名ヘッダを先頭レコードに出力(出力側の場合にのみ有効)

CSV出力レコードの1件目に、項目名の見出しレコードを出力する場合にチェックします。出力されたCSV形式ファイルを表計

算ソフトで使用する場合に便利です。

+符号を出力しない(出力側の場合にのみ有効)

CSV出力レコードの符号あり数値文字列項目に、+符号を出力しない場合にチェックします。

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MDPORT変換指示ウィザード [XML詳細設定]ダイアログボックス

XML形式に関する情報を指定します。

項目 説明

MDPORT標準テンプレートファイルを付加する

コード体系に応じて、MDPORT標準のDTDテンプレートを出力ファイルの先頭に付加する場合にチェックします。

MDPORT標準のテンプレートファイルとして、出力コード毎に以下の4つを用意しています。

コード テンプレートファイル名

シフトJIS SJIS.xml

EUC EUC.xml

JIS JIS.xml

Unicode(UTF-8) UTF8.xml

テンプレートファイル名

独自のテンプレートファイル名をフルパスで指定します。カレントフォルダを設定している場合は相対パスでの指定も有効で

す。

参照

テンプレートファイルをファイル一覧から選択するダイアログを開きます。

※ テンプレートを付加しない場合は、「MDPORT標準のテンプレートファイルを付加する」がチェックを外し、テンプレートファイル名

を空欄にして下さい。

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MDPORT変換指示ウィザード [Charset Manager環境設定]ダイアログボックス

Charset Managerを使用した変換を行う場合、MDPORTのコード変換規則はCharset Manager(iconv)に従います。こ

のダイアログボックスでは、入出力で定義したコード体系がiconv変換(iconv_open関数)のどのキーワードに該当させ

るかを指定します。

各キーワードの意味やコード変換の詳細は、Charset Managerのマニュアルを参照して下さい。

. →Charset Manager

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MDPORT変換指示ウィザード 5/5 (変換仕様・エラー情報)

コード変換仕様の設定

項目 説明

Charset Managerを使用するCharset Managerを使用してコード変換する場合にチェックします。Charset Managerが正常

にインストールされていない場合や、同一コードでの変換、Charset Managerで対応してい

ないコード変換パスではチェックできません。Charset Managerに関する動作環境は、[詳細]

ボタンで設定します。

→Charset

Manager

→[Charset

Manager

環境設定]

Charset Managerの外字連携機能を利用することにより、利用者定義文字や拡張文字を任意

の外字区画等に割り当てたコード変換を行うことができます。

入力定義や出力定義の内容を変更すると、チェックは解除されるので注意してください。

※ Unicodeのコード変換で、この項目がチェックされていない場合はWindows APIを使用し

たコード変換が行われます。

(シフトJIS ←→ Unicode 間の変換時のみ。)

同一コードの場合、

変換しない入力コードと出力コードに同一のコードを指定した場合にのみ、

変換処理を行わないようにします。

異なるコードの場合に指定する事は出来ません。

→[同一コード

無変換出力

注意事項・制

限]

利用者定義変換テーブル コード変換の際に参照される利用者定義変換テーブルのファイル名を入力します。利用者定

義変換テーブルの形式については、「利用者定義変換テーブル」を参照してください。

→利用者定義変

換テーブル

Charset Manager機能を利用したコード変換を実施する場合は、当機能を使用せずCharset

Managerの外字連携機能を使用することを推奨します。

変換エラーに関する情報の設定

項目 説明

変換エラーファイル名 変換エラーファイルのファイル名をフルパス名で指定します。カレントフォルダを設定して

いる場合は相対パスでの指定も有効です。

→変換エラー

ファイル

デフォルトでは入力ファイル名の拡張子を「.err」にしたファイル名となります。

変換エラー出力可能件数 変換エラーファイルへ詳細情報を出力する最大件数を指定します。指定できる値は1から

9999で、デフォルトは100件です。

エラー出力可能件数を

超えても続行

チェックボックスがオフの場合、変換処理中に変換エラー出力可能件数を超えると、処理を

中断するかどうかの問い合わせが発生します。オンの場合は、「続行方法」の指定に従って

処理を続行します。

(バッチモードで起動した場合は、問い合わせは発生せず処理を中断します。)

→バッチモード

続行方法 エラーの出力件数が超えた後でそのまま処理を変換続行する場合の、変換エラーの出力方法

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を選択します。

エラー出力可能件数を

超えても続行続行方法 処理方法

オン

エラー情報を出力しながら続行エラー情報を出力しながら、変換

処理を続行します。

エラー情報を出力せずに続行エラー情報を出力せずに、変換処

理を続行します。

オフ -処理を中断するかどうかの問い合

わせが発生します。

1カラム系代替コード 1カラム系文字コード(ANK文字)の変換にエラーが発生した場合に、出力データとして何の文

字へ置き換えるかを16進コードで、Unicode以外は2桁、Unicodeの時は4桁で指定します。

指定は出力側コード体系でのコードを入力します。Unicodeの時はUCS2ビッグエンディアン

で指定します。

省略されている場合は、出力側コード体系の“_”(アンダースコア)とします。

2カラム系代替コード 2カラム系文字コード(日本語文字)の変換にエラーが発生した場合に、出力データとして何の

文字へ置き換えるかを16進コード4桁で指定します。指定は出力側コード体系でのコードを

入力します。Unicodeの時はUCS2ビッグエンディアンで指定します。

省略されている場合は、出力側コード体系の“■”(黒い四角文字)とします。

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画面説明 - レイアウト定義 - ツールバー

ボタン 対応するメニュー

[ファイル(F)]-[既存COBOL資産からの新規作成(C)]

[ファイル(F)]-[既存C言語資産からの新規作成(H)]

[ファイル(F)]-[新規作成(N)]

[ファイル(F)]-[開く(O)]

[ファイル(F)]-[上書き保存(S)]

[ファイル(F)]-[名前を付けて保存(A)]

[編集(E)]-[行の切り取り(T)]

[編集(E)]-[行のコピー(C)]

[編集(E)]-[行の貼り付け(P)]

[編集(E)]-[行の挿入(I)]

[編集(E)]-[行の削除(D)]

[編集(E)]-[最終行の追加(A)]

[編集(E)]-[新規レイアウトの挿入(S)]

[編集(E)]-[新規レイアウトの追加(N)]

[編集(E)]-[レイアウトの編集(E)]

[編集(E)]-[レイアウトの削除(L)]

[オプション(O)]-[環境設定(E)]

[ヘルプ(H)]-[TF-MDPORT ヘルプ(H)]

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画面説明 - レイアウト定義 - 項目情報の説明

レイアウト定義上の項目情報には以下のものがあります。(*)の付いているものは拡張情報です。拡張情報を表示

するには[拡張表示]メニューをチェックしてください。

→[拡張設定]ダイアログ

ボックス

→[拡張表示]メニュー

種類 意味

階層 項目の階層を示します。0~7階層までのいずれかを定義します。COBOLデータ記述のレベル番

号とは意味が異なるので注意して下さい。

[直接入力編集] 階層:0~7

反復 反復数を示します。指定がある場合、その行は反復指定行として他の項目定義行とは意味が異

なります。反復については、「反復項目の定義」を参照してください。

[直接入力編集] 反復数:2~32767

→反復項目の定義

項目名 任意の名称で、全半角混在で60バイトまで定義可能です。省略や他項目との同一名称の指定も

可能ですが、項目名はXMLのタグ名やレコード抽出機能の項目条件指定のキーワード項目とな

るので注意してください。

項目データを秘匿することが可能です。詳細は『取扱要注意情報の変換』を参照してくださ

い。

→取扱要注意情報の変換

属性 データ格納形式を意味する項目属性の種類を選択します。属性は文字属性と数値属性に分類さ

れ、文字属性と数値属性との変換はできません。

→項目属性の種類

符号 (数値属性の場合)

符号ありの場合は符号チェックボックスをオンにします。外部10進の場合は項目属性の選択が

必要です。

[直接入力編集]

符号あり:"S"

但し、外部10進の場合は属性により指定値が異なります。詳

細は「外部10進の符号形式」を参照してください。

→外部10進の符号形式

相対位置 (データファイル形式の場合)

レコード上における項目の開始位置を、1から始まる相対バイト位置で指定します。[設定]メ

ニューの一括設定画面で相対位置を自動的に振ることも可能です。

領域長 項目領域長をバイト単位で指定します。日本語項目属性の場合は常に偶数となります。

CSV形式、XML形式は省略可能です。

全桁 (データファイル形式での数値属性の場合)

数値における全体桁数を指定します。全体桁数とは整数部桁数と小数部桁数を足した桁数を指

します。

小数 (データファイル形式での数値属性の場合)

数値における小数部桁数を示します。

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引用符(*) (CSV形式の場合)

文字項目を引用符でくくる場合、「CSV形式の文字項目を引用符で括る」チェックボックスをオ

ンにします。“Y”を指定します。デフォルトでは、文字属性は引用符でくくり、数値属性はく

くりません。MDPORT変換指示ウィザードの[CSV形式の詳細]ダイアログで引用符を指定した場

合に有効です。

[直接入力編集] 引用符で括る:"Y"

入力チェック(*) 入力データに対し、数値項目(外部10進、内部10進の符号部)の厳密チェック処理を行う場合、

「入力チェックを行う」チェックボックスをオンにします。本指定は、変換エラーの出力レベ

ルを制御するものであり、変換仕様が変わることはありません。

[直接入力編集] 入力チェックを行う:"Y"

無変換(*) 入力データに対し、一切の変換処理を行わずに出力する場合(無変換出力)、「無変換で出力す

る」チェックボックスをオンにします。

可変長項目は無変換をサポートしていません。

[直接入力編集] 無変換で出力する:"Y"

固定出力(*) 出力側項目が可変長の項目(出力がCSV形式の場合も含む)に対して、常に指定された領域長

(固定長)で出力する場合、「固定長で出力する」チェックボックスをオンにして、「領域

長」を指定します。出力領域長が省略されている場合は、領域長0として扱われるため、注意し

てください。出力が数値文字列属性("V")の場合、全体桁数及び小数部桁数の指定が有効となり

ます。

全ての項目に対し本指定を行うと、出力ファイルは固定レコード長となります。

[直接入力編集]固定出力を行う:"Y"

領域長の指定:出力側領域長にバイト単位で指定

ゼロ抑制(*) (固定出力指定の数値文字列属性に対して有効)

固定出力指定の数値文字列属性(“V”)に対して、ゼロ抑制を行う場合、「ゼロ抑制を行う」

チェックボックスをオンにします。

チェックボックス オフ:先行ゼロおよび小数部下位ゼロは抑制されません。

チェックボックス オン:ゼロは抑制され空白で出力します。小数点付きのデータを抑制する場

合は、直接入力にて、領域長、全桁および少数桁を指定してください。

[直接入力編集] ゼロ抑制を行う:"Y"

ヌル扱い(*) MDPORTは、ヌルコード(0x00)は文字以外の項目と見なして変換エラー扱いとします。入力

データが全てヌルコード(0x00)に対して、変換エラーとしない場合、「全てヌルでもエラーと

しない」チェックボックスをオンにします。

データファイル中の英数字項目属性で入力データが全てヌルの場合

チェックボックス オフ:ヌルコードは変換エラー扱いとなり代替文字に変換されます。

チェックボックス オン:変換エラーとはならず、出力側項目属性の初期値で出力されます。

[直接入力編集] ヌル扱いで変換エラーとしない:"I"

拡張 マスクオプション機能を設定する場合、「マスクする」のチェックボックスをオンにします。

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チェックボックスにチェックがある場合、列項目「拡張」に「M」が反映されています。

[直接入力編集]拡張設定:"M"

マスク機能を実行する対象となります。

タグ属性(*) (XML形式の場合)

XML形式に対して、項目名の出力方法を「開始/終了タグ」、「属性」として扱う、

「EMPTY」(EMPTYタグとして扱う)、または、「なし」(タグ/属性として出力させない)

のいずれかから指定します。デフォルトでは、「開始/終了タグ」としています。

[直接入力編集]

開始/終了タグ:指定なし

属性:"A"

EMPTY:"E"

なし:"N"

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画面説明 - レイアウト定義 - 外部10進での符号の種類

外部10進項目属性には、以下の符号の種類があります。

記号欄は直接編集入力時の設定値をあらわしています。

記号 種類 意味

S あり TRAILING属性。末尾バイトの上位4ビット上に表現されます。

記号の"T"が指定された場合と同じです。

L LEADING LEADING属性。先頭バイトの上位4ビット上に表現されます。

T TRAILING TRAILING属性。末尾バイトの上位4ビット上に表現されます。

記号の"S"が指定された場合と同じです。

LS LEADING SEPARATE LEADING SEPARATE属性。先頭の1バイトで表現されます。

TS TRAILING SEPARATE TRAILING SEPARATE属性。末尾の1バイトで表現されます。

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画面説明 - レイアウト定義 - 項目属性の種類

項目属性は文字属性と数値属性に分類されます。CSV形式およびXML形式の場合に指定できるものは、“M”と“V”の

みです。

意味の欄に、(*)の付いているものは、エンディアン指定により内部形式が異なります。 →エンディアン

記号欄は直接編集入力時の設定値をあらわしています。

分類 記号 属性 意味

文字 X 英数字 1バイト系キャラクタの格納形式

N 日本語 日本語(2バイト系)キャラクタのみの格納形式

M 混在 1/2バイト系キャラクタ混在の格納形式

C char型 ヌルで終了する文字列

R 可変長文字列 先頭2バイトに有効データ長(領域長)を持つ文字列 (*)

サポートコード体系はSJIS、EUC、Unicodeです。

Y 可変長日本語 先頭2バイトに有効データ長(文字数)を持つ日本語属性の文字列 (*)

サポートコード体系はSJIS、EUC、Unicodeです。

※UTF8コードの場合は、領域長をもちます。

数値 Z 外部10進数 COBOL独自のゾーン形式

P 内部10進数 COBOL独自のパック形式

B 2進数 COBOL独自のバイナリ形式

5 COMP-5属性 COBOL独自のバイナリ形式 (*)

S short型 16ビットで表現されるバイナリ形式 (*)

L long型 32ビットで表現されるバイナリ形式 (*)

V 数値文字列 数値をキャラクタ表現した形式(符号や小数点も文字で表現される)

その他 - 項目なし 項目の追加・削除に使用

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画面説明 - レイアウト定義 - [項目定義テンプレート]ダイアログボックス

項目定義テンプレートを使用すると、項目単位に情報を設定することができます。

それぞれの項目の意味は、「項目情報」を参照してください。

項目の拡張情報の設定は、[拡張設定]ダイアログボックスで行います。[拡張設定]ダイアログボックスは、項目定義テン

プレート上の[拡張設定]ボタンを押下することにより表示されます。

編集対象行の移動機能

「先頭」「前行」「次行」「最終」の行移動ボタンにより、編集対象のレイアウト定義行を変更することが可能です。

また最終行で「次行」ボタン押下により行追加も可能です。

集団項目の指定方法

入力情報と出力情報の「属性」コンボボックスの一番下の空白行を選択し、相対位置、領域長、全体桁数、小数部桁数

を0クリアしてOKボタンを押下する必要があります。集団項目を作成する場合、既存の項目を修正するのではなく、行

挿入、行追加で新規に作成することを薦めます。

相対位置の自動変更機能

データ形式の場合に項目定義テンプレートにより領域長を変更すると、以降の行について相対位置を自動変更するかを

選択します。自動変更した場合、領域長の変更分が以降の項目定義行の相対位置に加算または減算されます。

なお、階層や反復数の変更、また、階層が1以上の項目の領域長の変更については、自動変更機能は使用できません。

「キャンセル」ボタンで編集を無効にできる範囲

「キャンセル」ボタンにおいて、編集を無効できるのは、現在編集対象の行情報のみです。行移動ボタンにより別の行

の項目を変更している場合、その変更を無効にすることはできません。

. →項目情報

→拡張情報

→[拡張設定]ダイ

アログボックス

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画面説明 - レイアウト定義 - [レイアウト定義テンプレート]ダイアログボックス

レイアウト定義テンプレートを使用して、マルチレイアウトの条件式を設定することができます。

それぞれの項目の意味は、「レイアウト定義情報」を参照してください。

編集対象レイアウトの移動機能

「前レイアウト」「次レイアウト」の移動ボタンにより、編集対象のレイアウトを変更することが可能です。また

最終レイアウトで「次レイアウト」ボタン押下によりレイアウト追加も可能です。

「キャンセル」ボタンで編集を無効にできる範囲

「キャンセル」ボタンにおいて、編集を無効できるのは、現在編集対象のレイアウト情報のみです。レイアウト移

動ボタンにより別のレイアウトの項目を変更している場合、その変更を無効にすることはできません。

. →レイアウト定義情報

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画面説明 - レイアウト定義 - レイアウト定義情報の説明

マルチレイアウト定義上のレイアウト定義情報には以下のものがあります。 .

種類 意味

レイアウト レイアウトの名称を指定します。

レイアウトの名称は90バイトまで指定可能です。

条件式 比較条件式を指定します。

条件は必ず指定する必要があります。

EQ 等しい

NOT 等しくない

OTHER それ以外

NONE 無し

フィールド位置 比較するレコードのバイト位置を1を先頭とした値で指定します。

必ず指定する必要があります。

最大指定値は32767です。

フィールド長 比較する長さ(バイト数)を指定します。

必ず指定する必要があります。

最小値は1、最大値は「32767 - フィールド位置」です。

最小値 比較する値の最小値を指定します。

文字列を指定する場合は、"(ダブルクォーテーション)で括って指定します。

それ以外の場合は、16進数で設定します。

フィールド長よりも短い場合は、余った領域にNULLがあるものとして比較します。

フィールド長よりも長い場合は、フィールド長の長さまでを利用して比較します。

最大値 比較する値の最大値を指定します。

文字列を指定する場合は、"(ダブルクォーテーション)で括って指定します。

それ以外の場合は、16進数で設定します。

フィールド長よりも短い場合は、余った領域にNULLがあるものとして比較します。

フィールド長よりも長い場合は、フィールド長の長さまでで比較します。

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画面説明 - レイアウト定義 - [拡張設定]ダイアログボックス

項目情報の拡張情報を設定します。[項目定義テンプレート]ダイアログボックスにて、[拡張設定]ボタンを押下

することにより表示されます。

それぞれの項目の意味は、「項目情報」を参照してください。

→[項目定義テンプレート]

ダイアログボックス

→項目情報

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画面説明 - レイアウト定義 - [基本情報]ダイアログボックス

現在編集中のレイアウト定義ファイルにおける、基本情報の設定を行います。

項目 説明

レイアウト名 レイアウト名を指定します。XML形式のルートタグ名になります。

レコード名 レコード名を指定します。COBOL登録集作成の01レベルのレコード名、XML形式のレコード

名、DTD作成の場合のルートタグの名前になります。

以下の項目は、設定対象を入力側および出力側それぞれで選択します。

項目 説明

各項目にヌル表示域を設定 (データファイル形式の場合)

チェックした場合、各項目の先頭に2バイトのヌル表示域があることを示します。ヌル表示域

がある場合、実際の領域長は項目情報の領域長より2バイト必要になります。

→ヌル表示域

→項目情報

本指定を変更した場合、一般的には各項目の相対位置も変更する必要があります。一括設定

を使用すれば効率的に相対位置を振りなおすことができます。

→一括設定

バイナリをビッグエンディアンで扱う

データ上のバイナリ数値のエンディアンWORD_ENDIANを指定します。本指定は以下のデー

タ部分に対して反映されます。

→エンディアン

- COMP-5,short型,long型の項目属性の内部表現

- 可変長項目属性(項目属性が“R”,“Y”)の先頭2バイトに付加される有効データ長の領域

SPARCのUNIXマシンや汎用機のデータを扱う場合は本指定をチェックし、WindowsやDOSの

データを扱う場合はチェックしないでください。

入力データ中のヌルを文字列終了とみなす (入力がデータファイル形式の場合)

入力側の項目属性が文字列属性(項目属性が“X”,“N”,“M”,“R”)の場合に、入力データ

中のヌル文字を文字列の終了として扱う場合にチェックします。チェックしないと、ヌルは

文字として正しくないため変換エラーとなりますが、チェックするとヌルまでが有効データ

とし変換エラーとはなりません。項目属性が“C”の場合は、本指定をせずともヌルを文字列

終了とします。

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画面説明 - レイアウト定義 - [データ形式]ダイアログボックス

レイアウト定義ファイルを作成する際に、入力および出力のデータ形式を指定します。データ形式には以下の3つの形式があります。

- データファイル形式

- CSV形式

- XML形式

データ形式を変更する場合の注意

既に作成済のレイアウト定義ファイルに対してデータ形式を変更すると、定義済の情報が失われてしまいます。また、CSV形式やXML形

式からデータファイル形式に変更した場合は、全ての項目について相対位置や領域長を定義しなければなりません。データ形式を変更す

る場合は、再度、新規作成にてCOPYライブラリやインクルードファイルから取り込みを行うことを薦めます。

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画面説明 - レイアウト定義 - [一括設定]ダイアログボックス

全ての項目情報を一括して設定することができます。

項目 説明

設定メニュー 設定する内容を一覧より選択します。それぞれの機能については、メニュー選択後に説明欄を参照してくださ

い。

設定の対象 設定の対象として、入力側および出力側それぞれ指定します。設定メニューの内容、および入力/出力側の

データ形式によって、指定できないものがあります。

説明 設定メニューの各機能が表示されます。

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画面説明 - レイアウト定義 - [COBOL解析オプション]プロパティーシート

COBOL資産を解析するための各種情報の設定を行います。

※ (*)がある項目は、初回起動時のデフォルト設定です。

項目 説明

ファイル種別 フォーマットのファイル種別を指定します。

項目 説明

COBOL登録集(*) COBOL85/97によるレコード記述のファイル

YPSインクルード仕様書 YPS/COBOLによるレコード記述のファイル

※ YPS/COBOLがインストールされている必要があります。

※ [x64版]では解析できません。

ファイル定義体 FILEによるレコード記述のファイル

※ [x64版]では解析出来ません。

解析オプション その他の解析時情報を指定します。

項目 説明

正書法の種類 固定長 COBOL登録集の正書法の形式を、指定します。

YPSインクルード仕様書の場合、YPSインクルード仕様書からCOBOL登録集を生成

し、COBOL登録集として解析します。その際、正書法は「可変長」として扱います。

よってYPS/COBOLコンパイラの「環境設定(COBOL仕様)」の「レコード長」で

は、251を設定する必要があります。

ファイル定義体の場合、この設定は関係ありません。解析するCOBOL資産の正書法の

種類を指定します。

※ ファイル種別が、"COBOL登録集"以外の場合は、"可変長"固定になります。

可変長(*)

自由

2進項目の扱い WORD(*)COBOL翻訳オプションである「BINARY」に関する設定を行います。

BYTE

COPY文への付加文字列を指

定する

COBOL登録集が仮原文(括弧など)を含む場合、REPLACING句の指定を行わないと正

しく解析することができません。正しく解析するために、ここでCOPY文への付加文字

列を指定します。指定する文字列は、COBOL文法に従って記述する必要があります。

なおJOINING/DISJOINING句の指定も可能です。

YPSインクルード仕様書、およびファイル定義体の場合、この設定は関係ありませ

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ん。COPY文に任意の文字列を付加する場合に指定します。

指定例)

REPLACING ==()== BY ==AA==

※ ファイル種別に、"COBOL登録集"が指定された時のみ選択可能です。

集団項目の扱い 有効(*) 解析結果として集団項目をレイアウト定義に表示する場合に指定します。集団項目、

反復定義の項目名を表示します。

解析結果として集団項目をレイアウト定義に表示しません。V50L20以前のバージョン

のレイアウト定義と同じ表示にしたいときに指定します。

無効

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画面説明 - レイアウト定義 - [C言語資産解析オプション]プロパティシート

C言語資産を解析するための各種情報の設定を行います。

項目 説明

入力 入力データ側の設定を行います。

出力 出力データ側の設定を行います。

int型のサイズ int型メンバのサイズを指定します。

longをチェックした場合、intはlongと同じサイズ(4バイト)と見なされます。

shortをチェックした場合、intはshortと同じサイズ(2バイト)と見なされます。

構造体のアライメント 構造体を利用するアプリケーションをコンパイルした際に指定した、アライメントサイズを選

択します。

→アライメントサイ

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変換仕様 文字コードの変換

コード変換と形式変換パス

MDPORTでは以下のコード体系の変換パスに対応しています。その他については他社コードの変換を参照してください。

各ファイル形式によってサポートするコード体系は異なるので注意してください。

入力/出力 シフトJIS EUC JEF JEF英小 JIS Unicode その他

シフトJIS ○ ◎ ◎ ◎ ▲ ◎ △

EUC ◎ ○ ◎ ◎ ▲ ▲ ×

JEF ◎ ◎ ○ × ▲ ◎ ×

JEF英小 ◎ ◎ × ○ ▲ ▲ ×

JIS ▲ ▲ ▲ ▲ × × ×

Unicode ◎ ▲ ◎ ▲ × ◎ ×

その他 △ × × × × × ×

○ : 変換可能

◎ : Charset Managerによる変換も可能

▲ : Charset Managerが必要

△ : 他社コード変換機能(Charset Managerによる変換も可能)

× : 未サポート

備考. 表中のUnicodeは、UCS2(ビッグエンディアン、リトルエンディアン)およびUTF8を示す

なお、UCS2ビッグエンディアン同士、UCS2リトルエンディアン同士およびUTF8同士は、Charset Managerとの連携は行わない

MDPORTでは以下のファイル形式の変換パスに対応しています。

入力/出力 一般ファイル COBOLファイル CSVファイル XMLファイル テキストファイル

一般ファイル ○ ○ ○ ○ ×

COBOLファイル ○ ○ ○ ○ ×

CSVファイル ○ ○ × ○ ×

XMLファイル ○ ○ ○ ○ ×

テキストファイル × × × × ○

○ : 変換可能

× : 未サポート

MDPORTでは各ファイル形式に対して以下のコード体系をサポートしています。

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形式/コード シフトJIS EUC JIS JEF JEF英小 UCS2 UTF8 その他

一般ファイル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

COBOLファイル ○ ○ ○ ○ × ▲ ▲ ×

CSVファイル ○ ○ △ × × ○ ○ ×

XMLファイル ○ ○ ○ × × × ○ ×

テキストファイル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

○ : 変換可能

△ : 出力のみサポート

▲ : X項目(UTF8形式)、N項目(UCS2形式)で格納

× : 未サポート

1バイト系コード変換

MDPORTで対応している1バイト系コードとして、ASCIIコード系(シフトJIS、EUC等)とEBCDICコード系(JEF)があります。EBCDIC(ASCII)

には対応していません。

MDPORTでは同一コード系であっても、文字以外のコードはエラーとなります。ただし、ASCIIコード系どうしでのタブ文字(0x09)や、日

本語シフト制御コード(SI/SO)はエラーとしません。

EBCDICコード系とASCIIコード系の文字変換において、特に一般のコード変換仕様と異なる点を以下に示します。

EBCDIC-ASCIIコード変換による代替文字

EBCDIC |(4F) £(4A) !(5A) ¬(5F)

ASCII ](5D) [(5B) !(21) ^(5E)

※一般のコード変換ではASCIIの"["と"!"が入れ替わっています。

英文字/カナの変換

EBCDIC(カナ)→ASCII 英大→英大、カナ→カナ

ASCII→EBCDIC(カナ) 英大→英大、英小→英大、カナ→カナ

EBCDIC(英小文字)→ASCII 英大→英大、英小→英小

ASCII→EBCDIC(英小文字) 英大→英大、英小→英小、カナ→変換エラー

2バイト系コード変換

MDPORTでの2バイト系コードの変換は、以下のいずれかの方法で行われます。

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標準変換

MDPORT内部で算術式によりコード変換を行います。算術式では各コード体系がJISコード準拠とみなして1~94区のコード配置を変

えるだけで、95区以降のコード変換はエラーとなり拡張文字や利用者定義文字は変換できません。また、JEFコードは’78JIS準拠の

ため、一部の文字(’83JISでの改定文字)について同一の文字へ変換されません。正しい文字の変換を行うなら、JEFコードを扱う場合

はCharset Manager変換を行うようにしてください。

MDPORTインストールフォルダの「sample」フォルダ配下の「JEF_SJIS.cnv」(利用者定義テーブル)を活用することによっ

て、JEF(78JIS準拠)からシフトJISコードへ正しく変換することが可能です。

Unicodeの変換において、シフトJIS←→Unicode間の変換のみCharset Managerを使用せずに変換が可能です。

この場合、Windows APIを使用した変換が行われます。

Charset Manager変換

Charset Managerを使用してiconv変換を行います。この変換では、厳密な文字の対応付け

を実現し、Charset Managerによる外字連携を行うことができます。Charset Managerを使

用するには、変換指示ウィザードにて指定し、Charset Manager環境設定にてiconvキー

ワードを指定します。

なお、1バイト系コードの変換ではCharset Managerは使用されません。

. →Charset Manager

→変換指示ウィザード

→Charset Manager環境設定

日本語コードの検出について

シフトJISコード - 文字コードの先頭バイトにより1バイト系または2バイト系コードかの判断をし、日本

語コードであることを検出します。0x81~0x9F,0xE0~0xFCで始まるコードを日本語

コードとします。

EUCコード - 文字コードの先頭バイトにより1バイト系または2バイト系コードかの判断をし、日本

語コードであることを検出します。0xA1以上で始まるコードを日本語コードとします。

また、EUCコードの場合、0x8Fで始まるコードはコードセット3の日本語コードとみな

します。

JEFコード - テキストモード変換およびデータファイル変換の混在項目(M項目)では、日本語コード

への切替制御コード(シフトコード0x28,0x38)が出現した場合に日本語コードである

ことを検出します(シフトコード0x29で1バイトコードに切り替わります)。データファイ

ル変換の日本語項目では、無条件に日本語コードとして扱われます。

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変換仕様 他社コードの変換

他社コード変換

他社コード変換機能を使用する場合は、外付けのコードテーブルを参照、またはCharset Managerを使用し、以下の富士通

以外の他社漢字コードとシフトJISコード間のコード変換を行います。インストール時に他社コードテーブルを選択していな

い場合で、Charset Managerをインストールしていない場合は利用できません。

変換方法は、SIMPLIA/TF-MDPORTの変換指示ウィザードの入出力ファイル情報(3・4/5) にて、以下の指定を行います。

コード名 コード体系 コードID

IBM漢字コード その他 IBM

日立KEISコード その他 KEIS

日本電気JIPS(E/J)コード その他JIPE

JIPJ

日本電気AVX日本語コード その他 AVX

なお、対する相手側のコード体系はシフトJISでなければなりません。

IBM漢字コード

- IBM日本語コードは、83JIS対応版を対象としています。変換対象文字はJIS規格の範囲です。

日立KEISコード

-日立KEISコードでは、83JISに準拠した規則的な変換を行います。83JISコード体系の範囲外については変

換できません。

日本電気JIPS(E/J)コード

-JIPS(E),JIPS(J)コードでは、83JISに準拠した規則的な変換を行います。83JISコード体系の範囲外につい

ては変換できません。

日本電気AVX日本語コード(Charset Managerを使用した変換はできません)

-日本電気AVX日本語コードでは、83JISに準拠した規則的な変換を行います。83JISコード体系の範囲外につ

いては変換できません。

. →他社

コード

変換機

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変換仕様 文字列の変換

英数字、日本語、混在の各項目属性は、文字列として変換を行います。また、テキストモード変換も文字列(混在属性扱い)変換です。

英数字/英数字日本語混在項目 - レイアウト定義にて属性を“X”で定義した英数字項目では、内容が全て1バイト系文字(半角カ

ナ含む)としてみなし、1バイト系のコード変換を行います。

EBCDIC系またはシフトJISからEUCコードへ変換する場合、1バイト系JISカナが存在すると、1文

字あたりのバイト長が異なるため、変換後データ長が変動し出力領域を溢れる場合があります。溢

れを防ぐ方法としては、レイアウト定義の出力側の領域長を増やす方法があります。出力がCSVや

XMLの場合は、上記の限りではありません。

JISコードの場合、半角カタカナが存在すると切り替え制御コードがあるため、変換後データ長が

変動し出力領域が溢れる場合があります。溢れを防ぐ方法としては、同様にレイアウト定義の出力

側の領域長を増やしてください。

UCS2コードの場合、1バイト系のコードは全て2バイト文字に変換されるため、変換後データ長が

変動し出力領域が溢れる場合があります。溢れを防ぐ方法としては、同様にレイアウト定義の出力

側の領域長を増やしてください。

- レイアウト定義にて属性を"M"で定義した英数字日本語混在項目では、不定に英数字/日本語文字

が混在しているとみなし、各コードの変換を行います。

JISコードとJEFおよび他社コードは、日本語制御コードが存在しないと、日本語文字の開始/終了

を認識できません。

日本語項目 - レイアウト定義にて属性を"N"で定義した日本語項目では、内容が全て日本語文字としてみなし、2

バイト系変換が行われます。

JISとJEFおよび他社コードでは、本領域中に日本語切替制御コードが存在してはいけません。EUC

コードのコードセット3の文字は、cobolEUC(2バイト/文字)で表現されます。

UCS2文字は2バイト文字、UTF8の文字は1~3バイト文字で表現されます。

後続ブランクカット処理

MDPORTでの文字列変換では、出力側領域長に対する桁溢れを識別する機能があり、末尾の空白文字が溢れても桁溢れの対象としませ

ん。そのため、変換実行中に後続空白文字をカットします。

(1) 入力文字列の変換処理を行います。

(2) 変換処理実行中に後続空白文字の削除を行います。

(3) 変換結果の文字列の長さが出力領域長を越えた場合は桁溢れエラーとし、溢れ部分をカットします。領域長に満たない場合は、出力

属性に応じた空白文字を埋めます。

(4) レイアウト定義においてX項目の情報長に奇数を指定した場合、UCS2BigまたはUCS2Littleに変換すると1バイト分満たない、または

溢れます。

その1バイト分の領域には、それぞれ半角空白の1バイト目(Big:00 20、Little:20 00)を埋めます。

(5) レイアウト定義においてN項目の情報長には偶数のみ指定可能なので、UTF8に変換して変換後の情報長が奇数になる場合、1バイト

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分満たない、または溢れます。

その1バイト分の領域には、半角空白(20)を埋めます。

また、指定した情報長によっては2バイト満たない、または溢れます。その場合は、半角空白の2文字(2020)を埋めます。

※ テキストモード変換や出力がCSV形式の場合は出力領域長を持たないため、(3)の処理は行われません。ただし、最大レコード長を越

えた場合は溢れエラーとなります。

cobolEUCコードの対応

UXP/DS COBOLでは、EUCコードのG3文字(コードセット3)を2バイトの16ビットで扱う機能(cobolEUCコード)があります。MDPORTで

はcobolEUCコード変換に対応しており、日本語属性項目のみG3文字は2バイトのcobolEUCコードで扱います。

英数字、日本語、混在の各項目属性は、文字列として変換を行います。また、テキストモード変換も文字列(混在属性扱い)変換です。

JISコード変換におけるシフトコードの扱い

- 入力ファイルに指定可能なシフトコードは、78/83/90JISです。

- 出力ファイルには83JIS準拠で出力します。

NULL(0x00)の扱い

MDPORTでは X'00' は文字列として扱わないため変換エラーとなります。すべての変換パスにおいてエラーとなり、代替文字に書き換わ

ります。

[補足]

代替方法として、利用者定義テーブルを用いて、一部回避することが可能です。

------------

# jef sjis

00:00

FF:FF

------------

シフトコードの出力仕様

JEFや一部の他社コードを扱う場合、テキストモード変換およびデータファイル変換の混在項目の出力時にシフトコードを出力しま

す。MDPORTは通常、1バイト系コードから2バイト系コードの切替、2バイト系コードから1バイト系コードの切替時にシフトコードを

出力します。以下、特殊なケースに関するシフトコードの出力仕様をまとめています。

- 2バイトコードから開始するデータを変換する場合、テキストモード変換およびデータファイル変換の混在項目の出力時には、1バイト

系コードから2バイト系コードの切替シフトコードを出力します。

- 2バイトコードで終了するデータを変換する場合、テキストモード変換およびデータファイル変換の混在項目の出力時には、2バイト系

コードから1バイト系コードの切替シフトコードを出力します。ただし、シフトコード分のみ領域長が溢れるケースでは、MDPORTは

シフトコードを出力しません。また、2バイト系シフトコード出力時に1バイト分領域が溢れる場合は、半角空白を出力します。

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変換仕様 数値の変換

数値属性では以下のように符号を意識して変換します。

CSV形式及びXML形式出力での符号の付加

CSV形式及びXML形式へ出力する場合、符号ありの項目では先頭に“+”または“-”が付加されます。

CSV形式及びXML形式入力での符号の識別

CSV形式及びXML形式から入力する場合は、先頭または末尾に“+”または“-”があると符号と認識します。符号文字が無い場合は正数

値とみなします。

数値エラー時の出力結果

数値部が有効な値でなかった場合、数値エラーが発生します。外部10進および数値文字列(CSV形式及びXML形式)の項目属性の場合は、

エラーの発生した桁の下位4ビットで数値を認識します。例として、文字“A”(0x41)は“1”と認識し、文字“J”(0x4A)は9以上のた

め“0”と認識します。それ以外の属性では数値エラーが発生した場合、項目全体を0として処置します。なお、ケースによっては必ずし

もこのように処置されるわけではありません。

EBCDICコード系とASCIIコード系との数値項目では、外部10進(USAGE DISPLAY指定)の数値データ属性において、符号部の内部表現が

異なります。下表に外部10進におけるEBCDIC/ASCIIコード系の相違を示します。

内部10進では、F:絶対値、C:正、D:負の演算符号をあらわし、EBCDIC/ASCII共通です。

外部10進におけるEBCDIC/ASCIIコード系の相違

外部10進での相違点内部表現(16進)

EBCDICコード ASCIIコード

ゾーンビット (4ビット) F 3

正の符号ビット (4ビット) C 4

負の符号ビット (4ビット) D 5

[補足]

入力の数値項目(外部10進、内部10進)の属性が符号付きの場合において、外部10進のゾーンビットや内部10進の絶対値符号や正/負以

外のビットを検出した場合、MDPORTは正の符号と判断します。

例: EBCDIC(DATA) → ASCII(DATA) 符号付外部10進[ S9(4) ]の変換

入力データ: 0xF0F0F0F0 → 出力データ: 0x30303040

桁溢れが発生した場合

データファイル形式への変換で、出力側桁数に有効値が入りきらない場合は、溢れエラーを出力し右詰め(小数点合わせ)で出力されます。

[制限事項]

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2進数、COMP-5属性数値において、18桁を超えるデータが入力の場合は、溢れエラーを出力せず右詰で出力されます。

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変換仕様 マスク機能

実運用データを元にマスタデータファイルから、マスク機能を使用しデータを変換します。

取扱要注意情報の変換について

実運用データをマスタデータファイルに定義した内容で、マスクオプションにかけることにより、レイアウト定義ファイルで指定した項

目が置き換えられます。

置き換えることによりマスク出力ファイルには実運用データと違う情報が出力され個人情報を特定することが不可能になります。

マスタデータファイル作成手順

手順 注意点

1、 各変換テーブル項目名の入力

-テキストエディタの場合、カンマ区切りでデータを入力します。2、 データ件数入力

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3、 データ件数分情報を入力

4、 作成したデータを保存します-保存時の拡張子は"csv"です。

作成したマスタデータファイルをインストールフォルダに保存します。

備考

-マスタデータファイルは秘匿対象項目数と同じ数だけ作成します。

-テキストエディタの場合、文字コードは「Shift-JIS」とします。

(「Shift-JIS」ではない場合、マスタデータを入力データの文字コードに内部で交換します)

-マスタデータファイルの命令規則は「(レイアウト定義画面に表示される)項目名」で、拡張子は"csv"です。

-2つ秘匿対象項目がある場合は関連を考慮してマスタデータファイルを作成します。

住所の場合、県名とその県内にある市区町村名と対応させて作成します。

(例) 東京都 , 大田区

東京都 , 渋谷区

神奈川県 , 川崎市

神奈川県 , 平塚市

データの一部だけ変換する場合

マスク変換を行う場合、拡張設定の"マスクする"のチェックをはずすと、拡張項目から"M"表示が消えるため、マスク変換は行われませ

ん。

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抽出仕様 レコード抽出

ここでは、レコード抽出処理に関する仕様について説明します。

- 条件値の文字コード変換(文字型属性データの場合)

- 条件値の数値変換(数値型属性データの場合)

- [補足]複数のデータ条件を設定している場合の判定規則

なお、抽出仕様に関する制限・注意事項については、レコード抽出機能における制限・注意事項を参照してください。

条件値の文字コード変換(文字型属性データの場合)

文字型属性のデータを条件にレコード抽出処理を行う場合、「データ条件設定」ダイアログで設定した条件値を入力ファイルのコード体

系へコード変換を行うことによって、入力ファイルのデータと条件値の比較を行います。条件値のコード変換は以下の規則で行われま

す。入力ファイルのコード体系がシフトJIS、または16進指定の場合、コード変換は行いません。

※シフトJISから入力ファイルのコード体系へのコード変換を実施します。

入力ファイルのコード体

系Charset Manager指定なし Charset Manager指定あり(*)

シフトJIS コード変換未実施(条件値の指定データを利用します)

EUC MDPORT標準変換[シフトJIS → EUC] Charset Manager変換[sjisms → EUC]

JEF MDPORT標準変換[シフトJIS → JEF] Charset Manager変換[sjisms → JEF]

JIS --- Charset Manager変換[sjisms → JIS]

Unicode(UCS2/UTF8) MDPORT標準変換[シフトJIS →

Unicode]

Charset Manager変換[sjisms →

Unicode]

他社コード MDPORT標準変換[シフトJIS → 他社

コード]---

(*) Charset Manager指定の詳細は「Charset Manager環境の設定」ダイアログの変換元コードに従います。

文字コード変換後は、演算子指定に従い抽出判定処理を行います。抽出判定の仕様について説明します。

□英数字/日本語/混在/文字列(CSV,XML)項目

完全一致[不一致] 条件値と入力ファイルデータの領域長と値が一致した場合に完全一致とみなします。

前方一致 条件値の領域長分の値が入力ファイルデータと一致した場合に前方一致とみなします。

□CHAR型項目

完全一致[不一致] 条件値と入力ファイルデータ(文字列の終了を表すNULLは含まない)の領域長と値が一致した場合に完全一

致とみなします。

前方一致 条件値の領域長分の値が入力ファイルデータと一致した場合に前方一致とみなします。

□可変長文字列項目

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完全一致[不一致] 条件値と入力ファイルデータ(RDW内の有効領域長分)の領域長と値が一致した場合に完全一致とみなしま

す。

前方一致 条件値の領域長分の値が入力ファイルデータと一致した場合に前方一致とみなします。

□可変長日本語項目

完全一致[不一致] 条件値と入力ファイルデータ(RDW内の文字数分)の領域長と値が一致した場合に完全一致とみなします。

※UTF8形式のデータの場合、RDWは領域長分として扱います。

前方一致 条件値の領域長分の値が入力ファイルデータと一致した場合に前方一致とみなします。

条件値の数値変換(数値型属性データの場合)

数値型属性のデータを条件にレコード抽出処理を行う場合、入力ファイル内の数値データを「データ条件設定」ダイアログで設定した条

件値と比較できる形式(数値データ)に変換してから、入力ファイルのデータと条件値の比較を行います。数値データへの変換は以下の

規則で行われます。

数値変換後は、演算子指定に従った抽出判定処理を行い、レコード抽出を行います。

符号なし属性 常に正の値として扱います。

符号あり属性負の符号を検出した場合、負の値として扱います。それ以外は、正の値として扱いま

す。

抽出対象外

外部10進/内部10進

・数値部に数値以外のデータが格納されている場合

CSV/XML形式

・正負の符号/小数点/数字以外のデータが格納されている場合

・有効桁数が18桁を超えるデータが格納されている場合

・先頭以外に正負の符号の存在、小数点が複数検出された場合

[補足]複数のデータ条件を設定している場合の判定規則

2つ以上の判定条件を設定している場合の判定規則を例で説明します。

【データ条件の設定例】

No 連結条件 項目名 演算子 条件値 16進指定

1 -- 製品名 =(完全一致) バーコードリーダ ×

2 OR 製品名 ≒(前方一致) 高速 ×

3 OR 単価 > 10000 ×

4 AND 単価 ≦ 90000 ×

5 OR 顧客名 ≒(前方一致) 8FAC97D1 ○

6 OR 顧客名 ≒(前方一致) 8E52;89BA ○

データ条件の判定順番

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1. No.1のデータ条件の判定を行う。

2. No.2のデータ条件の判定を行う。

3. No.1とNo.2のデータ条件の判定結果をORする。

4. No.3のデータ条件の判定を行う。

5. 3.の判定結果とNo.3のデータ条件の判定結果をORする。

6. No.4のデータ条件の判定を行う。

7. 5.の判定結果とNo.4のデータ条件の判定結果をANDする。

8. No.5のデータ条件の判定を行う。

9. 7.の判定結果とNo.5のデータ条件の判定結果をORする。

10. No.6のデータ条件の判定を行う。

11. 9.の判定結果とNo.6のデータ条件の判定結果をORする。

これが、最終的なレコード抽出のデータ条件となります。

上記順序を式で表現すると以下のようになります。

(((((製品名=バーコードリーダ) OR (製品名≒高速)) OR (単価>10000)) AND (単価≦90000)) OR (顧客名≒8FAC97D1)) OR (顧客

名≒8E52;89BA)

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MDPORTで扱えるファイル・データ形式

MDPORTで変換できるファイルやデータ形式には、以下のような制限があります。

定量制限

内容 制限値 備考

最大レコード長 32767バイト

最小レコード長 1バイト

データファイル変換における最大項目数 3000

データファイル変換における最大レイアウト数 100

文字データ項目の最大領域長 32767バイト

数値項目の最大桁数 18桁 小数部桁数含む

反復階層 7 繰り返しの入れ子

COPYライブラリおよびインクルードファイルの解析での最大項目

数3000 集団項目含む

項目名の最大長 60バイト 日本語では30文字

変換エラー最大出力可能件数 9999件

出力件数の指定上限は9999件ですが、

無制限出力の指定を行うと、メモリを許す限り出力可

XMLファイル最大出力可能件数 100000件 ファイルシステムにより異なる

[ COBOLファイルの最大入出力ファイルサイズについて ]

COBOLファイルを扱う場合、扱えるCOBOLファイルの入出力ファイルサイズは使用するCOBOLやCOBOLランタイムシステムに依存しま

す。ファイルサイズの関係はソフトウェア説明書を参照してください。

扱えない形式

- 可変長レコード属性の汎用機やオフコン上のファイル(一般ファイル)

- 入力がXML形式で構成されるマルチフォーマットのファイル

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変換指示ファイルにおける制限・注意事項

MDPORTでは変換指示ウィザードで指定した内容を、変換指示ファイルとして保存することができますが、以下の制限があります。

- 変換指示ファイルは、レイアウト定義ファイルや入出力ファイルをフルパス名で情報管理しているため可搬性がありません。例えば、

変換指示を保存した時のレイアウト定義ファイルが存在しない、または移動されていると、変換指示ファイルを開いた時にエラーが発

生します。

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COBOLファイルにおける注意事項

MDPORTでCOBOLファイルの入出力を行うにあたって、以下の注意事項があります。

- COBOLファイルにおける排他制御は行われません。変換中は他のアプリケーションから対象のファイルを更新しないようにしてくださ

い。

- 重複キーなしと指定した索引ファイルへ出力する場合、重複したキー値のレコードが存在するとアクセスエラーとなり変換処理は中断

されます。事前にキーの重複が無いことを確認してください。

- COBOLファイルから入力を行う場合、変換指示の設定と実際のファイルとで、編成・レコード属性・レコード長が異なると正常に処理

されません。ただし、索引ファイルからの入力の場合は、ファイルよりレコード情報を取得するため、変換指示で設定した情報が誤っ

ていても無視されて正常に処理されます。

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レイアウト定義機能にて取り込める既存資産

レイアウト定義機能では、COBOLのCOPYライブラリやC言語のインクルードファイルを解析し、レイアウト定義ファイルを生成する機能

があります。ただし、解析には以下のような制限があります。

COPYライブラリ

- COBOLの文法上、正しく記述されていないと解析処理は保証されません。

- 扱える項目数は、集団項目を含めて3000迄です。これを越える場合は、項目を結合する等してCOPYライブラリを加工してください。

- 01レベルが複数ある場合は、最初に出現する01レベルのレコードしか解析されません。

- 以下の記述がある場合は、正しく解析できません。COPYライブラリを加工してください。

- レベル番号が01~49以外の項目。

- SYNCHRONIZED(SYNC)句。

- OCCURS DEPENDING ON句。

- REDEFINES句の記述は無視され、再定義の項目は解析対象となりません。なお、再定義される項目は解析対象となります。

- MDPORTでは以下の項目属性変換に対応していないため、解析時に英数字項目属性として扱います。

ポインタ項目、ブール項目、指標データ項目、浮動小数項目

- 数字編集項目・英数字編集項目は英数字項目属性として解析されます。

- 以下の記述は無視されて解析されます。

KEY IS句、INDEXED BY句、JUSTIFIED句、BLANK句、VALUE句、CHARACTER TYPE句、PRINTING POSITION句、BASED ON句

- SJIS以外のCOPYライブラリを扱うことができません。 SJIS以外のCOPYライブラリを扱う場合は、コード変換を行ってください。

YPSインクルード仕様書

- YPS/COBOL文法上、正しく記述されていなければなりません。

- 解析する前にYPS/COBOLコンパイラの「環境設定(COBOL仕様)」の「レコード長」で、251を設定しておく必要があります。

ファイルの定義体

- FILEで正しく作成されたファイル定義体でなければなりません。

インクルードファイル

- C言語の文法上、正しく記述されていないと解析処理は保証されません。

- レイアウト定義ファイルの生成対象は、インクルードファイル中の最初の構造体の定義のみです。

- 解析はインクルードファイル全体に対して行われますので、全体の記述が解析可能な内容である必要があります。

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- 解析可能な字句は以下の通りです。

struct, signed, unsigned, char, int, short, long, float, double, *(ポインタ), [](配列), {}(構造体定義), /* */(コメント), //(コメント), <構造体

名>, <メンバ名>

- 以下の記述があると解析できません。上記の字句を使った記述にインクルードファイルを変更してください。

- #includeや#defineといったマクロ記述。

- typedefによる型宣言。

- 構造体定義中の、別の構造体の定義や構造体型のメンバ(ポインタも含む)。

- 構造体の定義以外の構文(コメントは可)。

- char a[N] のようなchar型の1次元配列は、領域長Nbyteの1つの項目として解釈されます。char b[M][N] と記述された場合は、領域長

Nbyteの項目のM回繰り返しと解釈されます。

- 配列やポインタは7次元までです。それ以上は切り捨てます。

- double型やfloat型は同じ長さのchar型配列に置き換わります。

- アライメントにより項目間に隙間が発生した場合、その部分には@DUMMYという項目が追加されます。

- ポインタの項目の場合、項目名の先頭に*が付加されます。

- 解析時にエラーが発生した場合、解析エラーファイルにエラー情報が出力されます。

- ポインタの項目はx86版、x64版共に領域長:4として解析されます。

レイアウト定義直接入力

- 空白付きや後続空白が存在する項目名を入力した場合の動作は保証していません。

属性長の変更

- 以下の属性は、x86版とx64版で属性長が変更になります。

・ POINTER(ポインタデータ項目)

・ INDEX(指標データ項目)

これに合わせて解析結果も以下のように変更となります。

属性 属性の内容 MDPORTの解析結果

x86版 x64版

POINTER ポインタデータ項目。MDPORTではX項目として扱う。 属性:X

項目長:4

属性:X

項目長:8

INDEX 指標データ項目。MDPORTではX項目として扱う。 属性:X

項目長:4

属性:X

項目長:8

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プレビュー機能における制限・注意事項

プレビュー機能は、各種変換指定の整合性の概略を確認するための機能です。表示内容にあたっては以下の制限事項があるため、厳密な

文字変換の整合性や正確なデータ内容の確認には適していません。

- 出力ファイルの形式が一般ファイルの場合に活用してください。CSV出力では引用符や区切り文字のコードも表示されるため、プレ

ビュー機能には適していません。XML出力では、改行コードが存在しないためプレビュー表示結果はあまり意味をもちません。

CSVやXMLの結果は、変換結果を各種アプリケーションを利用して確認することを薦めます。

- 表示されるのは先頭レコードから100件分までです。

- プレビュー機能では、出力ファイルの内容をそのままシフトJISコードとして表示するため、出力側コード体系がシフトJISコードでない

と文字を確認できません。ただし、16進表示での確認としては利用できます。

- プレビュー上のフォントは「MS ゴシック」を使用しています。

- 出力内容に未定義の利用者定義文字コードが存在すると、実際のデータが2バイトであるのに対し、表示上は1バイトの“・”が表示さ

れて以降の文字が詰められてしまいます。よって、表示データ相対位置と上段カラムおよび16進表示との間でズレが生じますので注意

してください。

- 改行コード等のキャラクタ以外のコードは、“・”で表示されます。

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変換エラー表示機能における制限・注意事項

変換エラー表示機能における制限を以下に示します。

- 変換エラー表示を行う際、変換エラーの格納先に変換エラーファイルが存在しないと表示できません。

- 外部ビューアプログラムを任意に設定した場合、コマンドラインに変換エラーファイル名を設定して起動されます。このインタフェー

ス以外のプログラムだと正常に実行されません。

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CSV形式で扱える引用符・区切り文字

CSV形式で扱える引用符・区切り文字を、以下のASCIIコード表に示します。

ASCIIコード表

\ 0 1 2 3 4 5 6 7

0 SP 0 @ P ` p

1 ! 1 A Q a q

2 " 2 B R b r

3 # 3 C S c s

4 $ 4 D T d t

5 % 5 E U e u

6 & 6 F V f v

7 ' 7 G W g w

8 ( 8 H X h x

9 ) 9 I Y i y

A * : J Z j z

B + ; K [ k {

C , < L \ l |

D - = M ] m }

E . > N ^ n ~

F / ? O _ o

■:使用可

■:使用不可

注1) 引用符文字と区切り文字を同一コードで指定した場合、変換結果は保証されません。

注2) 引用符文字を使用しない文字項目及び数値項目に、区切り文字と同一の文字が存在する場合、変換結果は保証されません。

注3) 0x09の指定方法に関しては、「MDPORT変換指示ウィザード[CSV詳細設定ダイアログボックス]」 を参照してください。

注4) コード体系でunicodeコード(UCS2)を指定した場合は、上記ASCIIコードをunicodeコード(UCS2)に変換された文字になります。

例)カンマ( , :0x2E)の場合、UCS2は(Big:00 2E、Little:2E 00)となる

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XML形式変換における制限・注意事項

XML形式変換における制限・注意事項を以下に示します。

- XML形式から他形式への変換は評価用機能です。XMLファイルのサイズが大きい場合(複数レコード/ファイルの構成)、読み込み時に

エラーが発生したり、処理性能が劣化します。

- XML形式から他形式への変換において、扱えるコードはShiftJIS範囲内に限られます。ShiftJIS範囲外のコードを変換する場合、代替文

字「・(Midddle Dot)」に変換されます。変換エラーは出力されません。

- 基本的に、Valid XML(正当:DTDを必要とする)ファイルを対象としています。

- Well-formedness XML(適正:DTDを必要としない)ファイルでも構造が明確であるものは変換可能です。

- Fujitsu XML Libraryで読み込むことの出来ないXMLファイルは扱えません。

- レイアウト定義でValid XMLファイルの構造を表現できないXMLファイルの読み込みは出来ません。

- 入力または出力にXML形式を指定したレイアウト定義を作成することは可能ですが、保存時に警告ダイアログが表示されます。[x64版]

- 入力または出力にXML形式を指定したレイアウト定義を変換で使用することは出来ません。[x64版]

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DDL文生成における制限・注意事項

DDL文生成における制限・注意事項。

- COBOL言語の集団項目 テーブル定義では階層構造には対応していない為、階層が【0】以外の項目はテーブル定義に含みませ

ん。

- 文字型におけるCSV形式

XML形式時の桁指定について

文字型では、桁数を指定する必要がありますが、形式がCSV形式、XML形式の場合、桁数を指定する事が

出来ません。

この場合、1桁をデフォルトとしてDDL文を出力します。

- 日本語項目について 日本語項目(N)、可変長日本語項目(Y)の場合、出力されるDDL文の桁数は『文字数』であるため、領域長

の半分の値となります。

属性とRDBMSのデータ型の変換表

レイアウト情報の属性.

RDBMSのデータ型. 備考

データ型 略語 Symfoware Oracle SQLServer

英数字 X

.

VARCHAR VARCHAR2 varchar

.

1バイト系キャラクタの格納形式

日本語 N NCHAR NCHAR nchar 日本語(2バイト系)キャラクタのみの格納形式

混在 M VARCHAR VARCHAR2 varchar 1/2バイト系キャラクタ混在の格納形式

char型 C CHAR CHAR char ヌル(NULL)で終了する文字列

可変長文字列 R VARCHAR VARCHAR2 varchar 先頭2バイトに有効データ長を持つ文字列(※)

可変長日本語 Y NCHAR VARYING NVARCHAR2 nvarchar 先頭2バイトに有効データ長を持つ日本語属性の文字列(※)

外部10進数 Z NUMERIC NUMBER numeric COBOL独自のゾーン形式

内部10進数 P NUMERIC NUMBER numeric COBOL独自のパック形式

2進数 B NUMERIC NUMBER numeric COBOL独自のバイナリ形式

COMP-5属性 5 NUMERIC NUMBER numeric COBOL独自のバイナリ形式(※)

short型 S INTEGER INTEGER int16ビットで表現されるバイナリ形式(※)

-32,768~32,767

long型 L INTEGER INTEGER int32ビットで表現されるバイナリ形式(※)

-2^31~2^31-1

数値文字列 V NUMERIC NUMBER numeric数値をキャラクタ表現した形式(符号や小数点も文字で表現さ

れる)

※:エンディアン指定により内部形式が異なります。Windows上では、リトルエンディアン形式です。

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レコード抽出機能における制限・注意事項

レコード抽出機能における制限・注意事項を以下に示します。

「データ条件設定」ダイアログの起動

「データ条件設定」ダイアログで条件を設定した後に、レイアウト定義ファイルを変更した場合は、データ条件の確認を必ず行ってくだ

さい。一旦、データ条件を削除してから再設定することを推奨します。

以下の機能を利用している場合、レコード抽出は行えません。ダイアログ起動時にエラーメッセージを表示します。バッチ機能やコマン

ド機能を利用してレイアウト定義ファイルを指定した場合は、データ条件とレイアウト定義のチェックは行われないため、正常なレコー

ド抽出が行われない可能性があります。

※コマンド機能はMDPORT Pro固有機能です。

- 入力ファイルのデータにヌル表示域を含んでいる場合

「レイアウト定義機能」→「基本情報」ダイアログ→「各項目のヌル表示域を設定」チェックボックス(入力側)を指定している場合

- 入力ファイルのバイナリデータをビッグエンディアンで扱う場合

「レイアウト定義機能」→「基本情報」ダイアログ→「バイナリをビッグエンディアンで扱う」チェックボックス(入力側)を指定し

ている場合

「データ条件設定」ダイアログ

- 同一項目名が複数存在する項目に対して条件値を指定した場合、レコード抽出では最初に検索された項目名を対象に処理を行います。

レコード抽出を行う場合は、レイアウト定義の項目名を一意にしてください。

- レイアウト定義内の項目名に空白やカンマを指定している場合、レコード抽出を行うことはできません。

- 条件値で入力可能な領域は150バイトのため、150バイトを越えるデータ項目に対する完全一致は行えません。前方一致で代用してく

ださい。

- Windowsのカット&ペースト機能等を利用して条件値に文字以外のコードを設定した場合、レコード抽出の動作は保証しません。制御

文字を検出したい場合は16進指定を利用してください。

- 反復項目に対して条件値を指定した場合、レコード抽出では1回目の反復項目を対象に処理を行います。反復項目に対するレコード抽

出を行う場合は、レイアウト定義で反復項目分展開して定義する等の対処を行ってください。

- 数値型項目の16進指定は行えません。

変換結果ファイルと抽出漏れファイル

- 複数ファイルへ出力する(1レコード/1ファイル)場合、抽出対象外のレコード(ファイル)は出力されません。その他の出力形式

では、抽出対象レコードが1件もない場合、空の変換結果ファイル(0バイト)が作成されます。ただし、CSVの項目ヘッダ出力指定や

XMLのルートタグやテンプレートを指定している場合は、それらの情報が出力されます。

- 対象となる入力ファイル形式が索引ファイル、XMLファイルの場合、抽出漏れファイルを指定していてもファイルは作成されません。

- 対象となる入力ファイルが複数の場合、抽出漏れファイル出力は未サポートです。最後に処理された入力ファイルに対する抽出漏れレ

コードのみ出力します。

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条件値の文字コード変換(文字型属性データ)

入力ファイルの文字型属性項目の文字の扱いや構成によって、文字型データのレコード抽出処理を行うこと(データ条件と入力ファイル

のデータを一致させることができない)ができません。以下のような文字を含んでいる場合は、16進指定を利用したレコード抽出を行っ

てください。

- コード体系がJISで、JIS78、83、90の混在データを含んでいる場合、レコード抽出は行えません。条件値の文字列はJIS83形式に変換

します。

- コード体系がEUCでJIS8形式の半角カナを含んでいる場合、レコード抽出は行えません。条件値の半角カナはコードセット2の2バイト/

文字に変換します。

- コード体系がEUC(U90)で日本語項目(COBOL-EUC)を含んでいる場合、レコード抽出は行えません。条件値の日本語項目はコード

セット3の3バイト/文字に変換します。

- 入力ファイルのデータ項目内に制御コードが存在する場合、レコード抽出は行えません。(CHAR型項目の終了を表すNULLやシフト

コードへは対応しています。)

条件値の数値変換(数値型属性データの場合)

- ファイル形式がCSV/XMLの場合、NULLデータは0と判断します。

- 外部10進/内部10進項目の数値データの符号部は、負の符号部のみ厳密に判断します。それ以外は正の符号と判断します。(符号なし

データは、常に正と判断します。)

- 条件値の数値変換では桁数の厳密なチェックを行わないため、入力ファイル内の数値データが異常であっても、正常データと判断して

数値変換を実施します。その結果、期待する抽出を得られない可能性があります。

- [例]

PIC 9(6) COMP3.

入力データ(16進形式) : 1234567C

の場合、抽出では+1234567(7桁)の数値と解釈します。

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マスク機能における制限・注意事項

マスク機能の制限・注意事項を以下に示します。

- マスタデータファイルは、MDPORTインストールフォルダ直下に保存してください。

- マスク対象の項目属性とマスタデータファイルに定義されているマスク値の属性の整合性はチェックはしません。

これにより、マスク機能によって日本語項目属性の項目が半角英数字に置き換えられる場合があります。

(これは、テストデータとしてイレギュラーなデータを生成するような使用方法を想定しています。)

項目属性に対して明らかに不正指定が使用された場合

→レイアウト保存時にチェックしダイヤログにてエラーを通知し、マスク変更を行いません。

- マスタデータファイルはSJISコードで記述し、Excelで編集可能な範囲の文字を記述できるものとします。

- データ整合性は、ファイル内でのみ有効です。

そのため、複数ファイルに同一項目名のデータが存在しても同一の値でマスクされるとは限りません。

- どちらのケースも入力データと出力データは同一ではない(重複していない)データとして扱われます。

入力データ(マスク前) 出力データ(マスク後)

小山_田 小山

小_山 小山

←入力データと出力データは異なった文字列のため問題なし。

←空白をつめた場合、入力データと出力データは同一内容になってしまう。(制

限)

※"_"は空白(ブランク)を表しています。

- マスタデータに、入力データに存在するデータが含まれていた場合、重複しないデータ選択のためリトライするが、マスタデータの内

容によっては、入力データと同一のデータが出力されることがあります。(その場合、警告メッセージを表示します。)

※マスタデータには、入力データを含まないデータで作成する必要があります。

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マルチレイアウト機能における制限・注意事項

マルチレイアウト機能の制限・注意事項を以下に示します。

- マルチレイアウト機能で扱う事が出来るレイアウトの数は100件までです。

- 入力がXML形式のレイアウトを扱う事は出来ません。

- 可変長マルチフォーマット(全レイアウトのレコード長が異なる)のファイルの場合、ファイル属性は可変長しか選択できません。

- 入力が一般ファイル形式の場合、データの途中で改行(0x0d0a/0x0a)が存在すると、そこをレコードの区切りと見なされ、意図した変

換が出来ません。

- マルチフォーマットのCOBOLファイルを取り扱う為には、COBOLランタイムシステムが可変長の入出力に対応している必要がありま

す。

- 条件の最小値・最大値の文字列指定(ダブルクォーテーションで括る指定)で比較される文字コードは、SJIS固定となります。

- 新規レイアウトの挿入及び新規レイアウトの追加で、既存レイアウトの取込を行う場合、入出力のデータ形式を、既存のレイアウト定

義に合わせる必要があります。

また、既存COBOL資産の取込を行う場合も、入出力のデータ形式は既存のレイアウト定義に合わせる必要があります。

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同一コード無変換出力機能における制限・注意事項

同一コード無変換出力機能の制限・注意事項を以下に示します。

- 入力領域長>出力領域長の場合、入力データは出力領域長のサイズに切り捨てられます。その際、溢れエラーは出力されません。

- 入力領域長<出力領域長の場合、余った領域にはNULLが挿入されます。

- 可変長文字項目について

- 入力の場合、有効データ長は入力領域長となります。

- 出力の時、有効データ長は、

・入力形式がDATA形式の時は、入力領域長

・入力形式がCSV形式の時は、NULLの位置までのデータ長

(但し、入力領域長>(出力領域長-2)の場合、入力データは(出力領域長-2)の

サイズに切り捨てられます。その際、溢れエラーは出力されません。

入力領域長<(出力領域長-2)の場合、余った領域にはNULLが挿入されます。)

がそれぞれ指定されます。

- 数値項目に関しては、通常通りの変換を行います。

- テキストファイル形式、XML形式の入出力については、未サポートです。

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Charset Managerの文字コード変換表のカスタマイズ機能を使用した場合の制限事項

Charset Managerの文字コード変換表のカスタマイズ機能を利用し、利用者固有の文字コードの対応関係を定義(以下、「カスタマイズ定

義」と表記します)した環境において、MDPORTでCharset Managerを利用した変換(SJISと他社コードの変換および変換元または変換先

がUnicodeの変換)を行う場合、以下の制限があります。

文字コード対応関係を定義する場合はMDPORTの利用者定義変換テーブルを使用することをお薦めします。

- Charset Managerは変換依頼した文字が未定義文字の場合、全角アンダースコアを返しますが、MDPORTでは変換先コードの全角アン

ダースコアを変換エラーと判断します。このためカスタマイズ定義で変換先に全角アンダースコアを定義した場合、変換元に定義した

コードに対して、変換エラーを出力します。また変換元がUnicodeの場合に、変換元に全角アンダースコアを定義した場合、その定義は

変換結果に反映されません。

UCS2とSJISMSの変換の例で説明します。

カスタマイズ定義:

DEFCDPR SJISMS UCS2

A :FF3F

※ AはSJISMSの任意の1文字を示します

"FF3F"はUCS2の全角アンダースコア"_"です

sjisms→Unicodeの変換を行うと、sjisms(A)は変換エラーとなります。 Unicode→sjismsの変換の場合、カスタマイズ定

義は反映されません。Unicode"FF3F"はsjisms"8151"(全角アンダースコア)に変換されます。

上記カスタマイズ定義でのMDPORT変換

SJISMS Unicode

A → 変換エラーになる

Unicode SJISMS

"FF3F" → "8151"(全角アンダースコアは全角アンダースコアになる)

- Charset Managerを利用した変換で変換元がUnicodeの場合にカスタマイズ定義を行うと、その定義が反映される場合とされない場合が

起こります。また変換先に定義したコードに対応するUnicodeの文字が変換エラーとなります。

UCS2とSJISMSの変換の例で説明します。

カスタマイズ定義:

DEFCDPR UCS2 SJISMS

A’:A

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※ A、A’は指定のコードの任意の1文字を示します。また Charset ManagerのUCS2とSJISMSの文字コード変換表にA

→A、A’→A’の対応関係があるとします。

既にA→Aの対応関係がある文字に対してA’→A のように N:1 となるようなカスタマイズ定義を行いUnicode→sjisms

の変換をするとUnicode(A’)は定義が反映されsjisms(A)に変換される場合と定義が反映されずsjisms(A’)に変換され

る場合があります。また、Unicode(A)は変換エラーとなります。

上記カスタマイズ定義でのMDPORT変換

Unicode SJISMS

A’ → Aになる場合とA’になる場合がある

A → 変換エラーになる

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用語集

*項目名

ポインタ型の項目の場合、項目名の先頭に'*'が付加されます。

レイアウト定義が生成される際、無変換が指定されます。

また、データ形式がデータファイル形式からCSV形式に変更された際にはこの項目の属性は"なし(-)"に変更されます。

@DUMMY

アライメントWORD_ALIGNMENTによる項目間の隙間に対応させた項目です。

レイアウト定義が生成される際、無変換が指定されます。

また、データ形式がデータファイル形式からCSV形式に変更された際にはこの項目の属性は"なし(-)"に変更されます。

Charset Manager

富士通標準コード変換を提供しているWindows上のソフトウェアです。

Charset ManagerのバージョンレベルはV2.1以降でなければなりません。

なお、Unicodeを使用する場合はV2.1L30以降が必要です。

COBOLファイル

Windows上のCOBOLアプリケーションプログラムでアクセスするファイルの形式。ファイル編成として、レコード順ファイル、行順

ファイル、相対ファイル、索引ファイルがあります。

なお、汎用機上のCOBOLプログラムで作成されたファイルは、MDPORTでは一般ファイルとして扱います。

COPYライブラリ

COBOL言語で記述された、レコード記述項のCOPY原始文ソースを指しています。

CSV形式

項目間をカンマ(デリミタ文字)で区切った形式のテキストファイルを指します。MDPORTでは区切り文字がカンマ以外でもCSV形式と

呼びます。一般的に可変長レコードです。これに対し、レコード上の相対バイト位置で項目を区切るデータファイルを、データファイ

ル形式と呼びます。

CSV形式であれば、表計算ソフトや各種RDBローダファイル、awk等のユーティリティへと応用することができます。

DTD文

XML文書の要素やデータ構造を定義したもの。DTD( Document Type Definition:文書型定義 )

DDL

RDBMS(リレーショナルデータベース)のテーブルを制御する言語。DDL (Data Definition Languege)

Oracle

Oracle社が開発したリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。

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RDBMS

リレーショナルデータベースを管理するソフトウェア。1件のデータを複数の項目の集合体として表現し、データの集合をテーブルと

呼ばれる表で表し、ID番号や名前などキーとなる情報を元にデータの結合・抽出・削除を行う事が出来る。

Relational DataBase Management Systemの略。

signature

Unicodeファイルが、UCS2(リトルエンディアン)・UCS2(ビッグエンディアン)・UTF8のどれなのかを識別するためのコードです。ファ

イルの先頭に付加されます。

SQLServer

マイクロソフト社が開発したリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。

Symfoware

富士通が開発したリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。

XML形式

MDPORTでXMLデータを作成する場合に指定する形式です。レイアウト定義の項目名をタグ、属性としてXMLデータを作成できます。

一般ファイル

Windows上のCOBOLファイル以外を、MDPORTでは一般ファイルと呼びます。一般ファイルとしては以下のものが挙げられます。

- 汎用機やUNIX機上から移入されたバイナリファイル

- 汎用機やUNIX機上へ移出するバイナリファイル

- Windows(DOS)やUNIXで扱うテキストファイル

エンディアン

バイナリ数値の内部形式には以下の2種類があり、マシンやOS、プログラム言語によって形式が異なります。

ビッグエンディアン 低アドレスのバイト位置が上位桁を表す形式です。SPARC等のUNIXマシンではビッグエンディアンです。

リトルエンディアン 低アドレスのバイト位置が下位桁を表す形式です。Windows上のプログラムはリトルエンディアンです。

他社コード変換機能

提供されているコード変換テーブル、またはCharset Managerを使用すると、富士通以外の他社コード体系も扱うことができます。詳

細は「変換仕様:他社コードの変換」を参照して下さい。

項目拡張情報

レイアウト定義の[拡張表示]メニューにより表示される項目情報を示します。

詳細は「レイアウト定義機能:項目情報」を参照して下さい。

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マスクデータ

個人情報が含まれているデータを、別の情報に置き換えたデータ。

データファイル形式

レコード上の相対バイト位置で項目を区切るデータファイルの形式を指します。COBOLプログラムで作成されたファイルはこの形式で

す。これに対し、不定位置で項目間をカンマ(デリミタ文字)で区切った形式をCSV形式と呼びます。

データファイル変換

複数の項目で構成されたレイアウトを意識した変換モード。一般的にアプリケーションでの処理対象となるデータファイルを変換する

場合に指定します。CSV形式ファイルを対象とする場合もデータファイル変換モードを使用します。

テキスト変換

ソース等のテキストファイルを変換するモード。

ヌル表示域

各項目の先頭に付加される2バイトの領域です。この領域の内容が0xFFFF(16進)の場合、その項目はヌルであることを示

し、0x0000(16進)の場合はヌルでないことを示します。

変換エラーファイル

変換エラーが発生した場合にエラー情報が格納されるファイルで、拡張子は「.err」です。テキストファイルの形式で、メモ帳等で内

容を参照できます。

変換指示ファイル

MDPORT変換指示により指定された情報を格納するファイルで、拡張子は「.mdp」です。保存した変換指示ファイルを開くことによ

り、同じ指定を復元させることができます。

マスタデータファイル

項目名をカンマ区切りで並べたデータファイルのこと。ファイル名は「項目名.csv」。

マスク出力ファイル

マスク処理が施された個人情報が含まれていないデータのこと。

利用者定義変換テーブル

利用者定義文字(外字)や拡張漢字/非漢字を任意の文字へ変換するための、コードの対応づけを行うテーブルファイルです。

レイアウト定義ファイル

レイアウト定義機能により作成されるファイルで、拡張子は「.lay」です。データファイル変換では必須となります。

C言語連携機能

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C言語連携機能を使用すると、インクルードファイル中の構造体のレイアウトも取り込むことができます。

インクルードファイル

C言語で記述された、構造体定義のヘッダファイルを指しています。

アライメントサイズ

データ領域を割り当てる際、そのコンピュータやアプリケーションが最適に動けるよう、ある値の整数倍のアドレスに変数や構造体メ

ンバが割り当てられます。そのときのある値というのがアライメントサイズで、アプリケーションのコンパイル時に指定します。通常

1byte、2byte、4byte、8byte、16byteのうちのいずれかです。デフォルトは8byteです。

アライメント

プログラムをコンパイルする際、コンパイラはそのコンピュータやアプリケーションが最適に動けるような位置に構造体のメンバを配

置します。そのときは次のような規則が成り立ちます。

次に配置するメンバのデータ型のサイズと指定されたアライメントサイズのうち、小さい方の値の整数倍の位置に配置する。

また、構造体のサイズ(sizeof()関数で求められる)を決定する際にも、次のような規則が成り立ちます。

構造体のメンバのうち最も大きいデータ型のサイズと、指定されたアライメントサイズのうち、小さい方の値の整数倍の値が構造体の

サイズとなる。

MDPORTではアライメントにより項目(メンバ)間に隙間が発生する場合、@DUMMYという項目を追加して対応しています。

解析エラーファイル

既存C言語資産の解析エラーが発生した場合にエラー情報が格納されるファイルで、インクルードファイル名の末尾に「.txt」が付加さ

れたファイル名で作られます。テキストファイルの形式で、メモ帳等で内容を参照できます。

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Windows版

SIMPLIA/TF-MDPORT V80L20 コマンド機能、コード変換/レコード変換機能

オンラインマニュアル

※MDPORT Pro固有機能

第1.0版

はじめに

SIMPLIA/TF-MDPORT コマンド機能は、TF-MDPORTの基本機能をコマンドにて実行することができます。

SIMPLIA/TF-MDPORT コード変換/レコード変換機能は、ユーザアプリケーションに組み込むことによりPCと汎用機・UNIX機間で、

ソースやデ-タファイル等の資源を流用することができます。

※当機能はMDPORT Pro固有機能です。なおx64-Windows版SIMPLIA/COBOL支援キットでは、MDPORTCコマンド機能のみ提供されま

す。

ヘルプを読むために

- HTML3.2以降をサポートするWWWブラウザをお使いください。

- 本オンラインマニュアルでは「NetCOBOL」または「COBOL97」を総称して「COBOL97」と表記しています。「NetCOBOL」、また

は「COBOL97」とMDPORTの関係については「ソフトウェア説明書」を参照してください。

輸出管理規制について

本オンラインマニュアルを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、

必要な手続きをおとり下さい。

登録商標について

本オンラインマニュアルで使われている登録商標及び商標は、以下のとおりです。

- Microsoft,Windows,MS-DOS,MSは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

- UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。

- OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

- INFORMIXは、米国Informix Software,Inc.の登録商標です。

- Excelは、米国Microsoft Corporationの製品です。

略記について

本オンラインマニュアルでは、各製品を次のように略記しています。

「Windows(R) 8」または、

「Windows(R) 8 Pro」、

「Windows(R) 8 Enterprise」

→ 「Windows 8」

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「Windows(R) 7 Home Premium」または、

「Windows(R) 7 Professional」、

「Windows(R) 7 Enterprise」、

「Windows(R) 7 Ultimate」

→ 「Windows 7」

「Windows Vista(R) Home Basic」または、

「Windows Vista(R) Home Premium」、

「Windows Vista(R) Business」、

「Windows Vista(R) Enterprise」、

「Windows Vista(R) Ultimate」

→ 「Windows Vista」

「Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Operating System」または、

「Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System」→ 「Windows XP」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation」

→ 「Windows Server 2012」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)」

→ 「Windows Server 2008」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise」→

「Windows Server 2008」または、

「Windows Server 2008 R2」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition」→ 「Windows Server 2003」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition」→

「Windows Server 2003」または、

「Windows Server 2003 R2」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition」

→「Windows Server 2003」または、

「Windows Server 2003 x64 Edition」

次の製品全てを指す場合

Microsoft(R) Internet Explorer 6

Windows(R) Internet Explorer 7

Windows(R) Internet Explorer 8

Windows(R) Internet Explorer 9

Windows(R) Internet Explorer 10

→ 「Internet Explorer」

次の製品全てを指す場合

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Windows 8

Windows 7

Windows Vista

Windows XP

Windows Server 2012

Windows Server 2008

Windows Server 2003

→ 「Windows」

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機能概要

MDPORTCコマンド

Windows版TF-MDPORTをバッチモードで実行するためのコマンド機能です。変換指示ファイルで指定していた項目がオペランドで全て指

定可能となるため、変換指示ファイル無しでも動作します。また、ファイルの標準入出力も可能です。

なお、当機能は、TF-MDPORT Proのみ提供されます。

MDPORTLCコマンド

Windows版レイアウト定義生成をバッチモードで実行するためのコマンド機能です。COPYライブラリ名、レイアウト定義ファイル名、解

析オプション及びデータ形式で指定していた項目がオペランドで全て指定可能となります。

なお、当機能は、TF-MDPORT Proのみ提供されます。

コード変換/レコード変換機能

コード変換/レコード変換機能では、ユーザアプリケーションに組み込むことによりPCと汎用機・オフコン・UNIX機間で、ソースやデータ

ファイル等の資源を流用することができます。図1にコード変換/レコード変換機能の概要を示します。

なお、当機能は、TF-MDPORT Proのみ提供されます。

図1 コード変換/レコード変換機能

コード変換/レコード変換機能は以下のような機能を提供する関数群です。

コード変換機能 コード変換機能は、各種コード変換を行う関数群です。

レコード変換機能 レコード変換機能は、レコード単位にコード変換、レコード形式変換を行う関数群です。

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コマンド機能

MDPORTのコマンド入力形式とその機能について説明します。MDPORTで用意されているコマンドは、以下のとおりです。

MDPORTCコマンド

ファイル形式の変換を行います。汎用機型のファイル形式や、UNIXのテキストファイル、COBOLファイル、CSV形

式ファイルでの形式変換を行います。ファイル形式変換にともない、データ属性に合わせたコード変換も行いま

す。

MDPORTLCコマンドデータファイル変換にて使用するレイアウト定義ファイルを作成します。既存COBOL資産(COPYライブラリ)から取

り込みを行って作成することができます。

各コマンドは次の形式で説明します。

[名 前]

コマンドの名称と機能の概要を以下の形式で示します。

コマンド名-機能の概要

[形 式]

コマンドの記述形式を示します。記述形式は以下の規約で記述しています。

- 通常の文字で記述されている語は、そのとおりに入力することを示しています。

- 形式中の日本語の語は、置き換えて入力することを示しています。

- { }で囲まれている部分は、その括弧中の一つを明に指定する必要があることを示しています。

- [ ]で囲まれている部分は、省略可能であることを示しています。また、省略された場合は、括弧中の下線のある語が選択されることを

示しています。

- 前述の括弧中に"α | β”と語句がわかれている部分は、αおよびβが選択対象であることを示しています。

[機能説明]

コマンドの機能やオペランドについて説明します。

[注 意]

コマンドを使用するうえで注意すべき事項を記述しています。

なお、当機能は、TF-MDPORT Proのみ提供されます。

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MDPORTCコマンド

[名 前]

MDPORTC

[形 式 1]変換指示ファイル(.mdp)を使用する場合

MDPORTC.EXE

-b 変換指示ファイル名

{ [-fn [ファイル名]] |

[-i [入力ファイル名]] [-o [出力ファイル名]]

[-e [メッセージ出力先ファイル名]] } [-f]

[-l レイアウト定義ファイル名]

[-c [カレントフォルダ名]]

[-it {text | data | cblfile | csv | xml}]

[-ot {text | data | cblfile | csv | xml}]

[-m {メッセージ出力件数 | 100}] [-t [yes | no]]

[-ic {sjis | euc | jef | jis | jefa | ucs2b | ucs2l | utf8 | 他社}]

[-oc {sjis | euc | jef | jis | jefa | ucs2b | ucs2l | utf8 | 他社}]

[-ns] [-j [yes | no]]

[-ik 入力コードiconvキーワード] [-ok 出力コードiconvキーワード]

[-v 利用者定義変換テーブルファイル名]

[-a1 1カラム系代替コード] [-a2 2カラム系代替コード]

[-id {crlf | lf}] [-od {crlf | lf}]

[-ib {seq | lsq | rel | idx}]

[-ob {seq | lsq | rel | idx[,キー位置;キー長[;...][;dup]][,...]}]

[-ir {f | v}] [-or {f | v}]

[-il [入力レコード長]] [-ol [出力レコード長]]

[-p {rdb2 | oracle | informix | sqlserver | excel}]

[-s {文字 | ,}] [-q {文字 | "}]

[-qd] [-n] [-h] [-np] [-g]

[-d] [-w [作業用フォルダ名]] [-lg [ログファイル名]]

[-bi {yes | no}]

[-xt [XMLテンプレートファイル名]]

[-dv] [-ev] [-nc]

[形 式 2]変換指示ファイル(.mdp)を使用しない場合

MDPORTC.EXE

{ -fn [ファイル名] |

-i [入力ファイル名] [-o [出力ファイル名]]

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[-e [メッセージ出力先ファイル名]] } [-f]

[-l レイアウト定義ファイル名]

[-c [カレントフォルダ名]]

-it {text | data | cblfile | csv | xml}

[-ot {text | data | cblfile | csv | xml}]

[-m {メッセージ出力件数 | 100}] [-t [yes | no]]

[-ic {sjis | euc | jef | jis | jefa | ucs2b | ucs2l | utf8 | 他社}]

[-oc {sjis | euc | jef | jis | jefa | ucs2b | ucs2l | utf8 | 他社}]

[-ns] [-j [yes | no]]

[-ik 入力コードiconvキーワード] [-ok 出力コードiconvキーワード]

[-v 利用者定義変換テーブルファイル名]

[-a1 1カラム系代替コード] [-a2 2カラム系代替コード]

[-id {crlf | lf}] [-od {crlf | lf}]

[-ib {seq | lsq | rel | idx}]

[-ob {seq | lsq | rel | idx[,キー位置;キー長[;...][;dup]][,...]}]

[-ir {f | v}] [-or {f | v}]

[-il 入力レコード長] [-ol 出力レコード長]

[-p {rdb2 | oracle | informix | sqlserver | excel}]

[-s {文字 | ,}] [-q {文字 | "}]

[-qd] [-n] [-h] [-np] [-g]

[-d] [-w [作業用フォルダ名]] [-lg [ログファイル名]]

[-bi {yes | no}]

[-xt [XMLテンプレートファイル名]]

[-dv] [-ev] [-nc]

[機能説明]

-b 変換指示ファイル名

変換指示ファイル名を指定します。他のオペランドを同時に指定した場合は、変換指示ファイル内の指定が無効となり、オペランドの方を

有効とします。

-fn [ファイル名]

変換元の入力ファイル名を指定します。

-fnオペランドで指定するファイル名には、ワイルドカードを使用することができます。オペランドを入力した場合、入力ファイル名に従

い、出力ファイル名、レイアウト定義ファイル名、メッセージ出力先ファイル名を決定します。

例:入力ファイル名(aaa.in)、レイアウト定義ファイル名(aaa.lay)、出力ファイル名(aaa.out)、メッセージ出力先ファイル名(aaa.err)

ファイル名を指定しない場合には、標準入出力となります。

使用する各ファイルの名前を任意に指定したい場合は、-fnオペランドを指定せずに、-i,-o,-eの各オペランドに任意のファイル名を指定しま

す。変換指示ファイルを指定せずに-fnオペランドを指定しなかった場合は標準入出力となります。

-l オペランドを指定している場合に限り、-l オペランドのレイアウト定義ファイルが優先されます。

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-i [入力ファイル名]

-fnオペランドを指定しない場合に、変換元の入力ファイル名を指定します。

-iオペランドで指定するファイル名には、ワイルドカードを使用することができます。 ファイル名を指定しない場合には、標準入力となり

ます。

-fnオペランドを指定せずに本オペランドを省略すると、標準入力となります。ただし、変換指示ファイルを指定した場合には標準入力とは

なりません。

-it cblfile、または、xmlを指定した場合には標準入力とはなりません。入力ファイルが指定されていない状態とみなします。

-o [出力ファイル名]

-fnオペランドを指定しない場合に、変換後の出力ファイル名を指定します。

-oオペランドで指定するファイル名には、ワイルドカードを使用することができます。 ファイル名を指定しない場合には、標準出力となり

ます。

-fオペランドが指定されていないと、既存ファイルは指定できません。

-fnオペランドを指定せずに本オペランドを省略すると、標準出力となります。ただし、変換指示ファイルを指定した場合には標準出力とは

なりません。

-ot cblfileを指定した場合には標準出力とはなりません。出力ファイルが指定されていない状態とみなします。

-e [メッセージ出力先ファイル名]

-fnオペランドを指定しない場合に、MDPORTCコマンドで出力される警告メッセージを指定のファイルへ出力します。

-eオペランドで指定するファイル名には、ワイルドカードを使用することができます。ファイル名を指定しない場合には、標準エラー出力

となります。出力先ファイルが既に存在している場合は、内容が上書きされます。

-fnオペランドを指定せずに本オペランドを省略すると、警告メッセージは標準エラー出力に出力されます。ただし、変換指示ファイルを指

定した場合には標準エラー出力とはなりません。

-l レイアウト定義ファイル名

レイアウト定義ファイル名を指定します。指定するファイル名には、ワイルドカードを使用することはできません。

-f

出力ファイルが既に存在する場合に、上書きして出力します。

-c [カレントフォルダ名]

カレントフォルダ名を指定します。-cオペランドのみ指定した場合、当コマンドを実行したフォルダがカレントフォルダとなります。

-it {text | data | cblfile | csv | xml}

入力ファイル形式を指定します。以下にファイル形式の意味を示します。

ファイル形式 意味

text :テキストファイル 文字キャラクタのみで構成されたファイルを示します。

data :データファイル バイナリのデータファイルを示します。

Windows上のCOBOLアプリケーションプログラムでアクセスするファイルの形式です。

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cblfile:COBOLファイルファイル編成として、レコード順ファイル、行順ファイル、相対ファイル、索引ファイルがあります。

csv :CSV形式ファイル 項目間をカンマ(デリミタ文字)で区切った形式のテキストファイルを指します。

xml :XML形式ファイルeXtensible Markup Language(拡張可能マーク付け言語)の略で、項目をタグで囲み、要素を識別可能なテキスト

ファイルを指します。

変換指示ファイルを指定しなかった場合には、本オペランドは省略できません。

MDPORTがサポートしているコード変換や形式変換パスについては、TF-MDPORTオンラインマニュアルの変換仕様 「文字コードの変換」

を参照してください。

-ot {text | data | cblfile | csv | xml}

出力ファイル形式を指定します。ファイル形式の意味については、-itオペランドと同じです。

テキストモード変換ではtextのみ指定可能となり、本オペランドを省略することができます。データファイル変換では省略することはでき

ません。

-m {メッセージ出力件数 | 100}

MDPORTCコマンドで出力される警告メッセージの出力件数の上限値を指定します。

(メッセージ出力件数:上限値を1~9999までの範囲で指定)

-tオペランドが指定されていない場合に、警告メッセージの出力件数が上限値を超えるとコマンドは変換処理を中断します。

本オペランドを省略した場合は、メッセージ出力件数の上限値を100とします。

-t [yes | no]

本オペランドは、警告メッセージが上限値を越えて発生した場合に、処理を行う方法を指定します。

指定オペランド 意味

無 警告メッセージの出力上限値を超えると、コマンドは変換処理を中断します。

-t 警告メッセージの出力上限値を超えても、コマンドは変換処理を続行しますが、上限

値を越えた分の警告メッセージは出力されません。-t no

-t yes警告メッセージの出力上限値を超えても、コマンドは警告メッセージを出力しなが

ら、変換処理を続行します。

-ic {sjis | euc | jef | jis | jefa | ucs2b | ucs2l | utf8 | 他社}

入力ファイル上のコード体系を指定します。以下に指定できるコード体系の意味を示します。入力がXMLの時は、エンコーディング形式

が優先されます。

コード体系 意味

sjis シフトJISコード

euc ASCIIおよびEUCコード

jef EBCDICカナおよびJEFコード

jis JIS8単位コード

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jefa EBCDIC英小文字およびJEFコード

ucs2b UCS2(ビッグエンディアン)形式

ucs2l UCS2(リトルエンディアン)形式

utf8 UTF8形式

他社 EBCDICおよび他社日本語コード

-itオペランドの指定により、本オペランドで指定できるコード体系が異なります。

入力コードがUnicode(ucs2b/ucs2l/utf8)で、-it textまたはcsvの場合、シグネチャが優先されます。

入力コードがUnicode(ucs2b/ucs2l/utf8)で、入力ファイルが行順ファイルの場合、シグネチャに従います。

他社コードには、提供されているコード変換テーブルを使用すると、以下の指定を行うことができます。

IBM EBCDICおよびIBM漢字コード

KEIS EBCDICおよび日立KEISコード

JIPE EBCDICおよび日本電気JIPS(E)コード

JIPJ EBCDICおよび日本電気JIPS(J)コード

AVX EBCDICおよび日本電気AVX日本語コード

本オペランドを省略した場合、-ic sjisとして扱われます。

-oc {sjis | euc | jef | jis | jefa | ucs2b | ucs2l | utf8 | 他社}

出力ファイル上のコード体系を指定します。指定できるコード体系の意味は-icオペランドと同じです。

-otオペランドの指定により、本オペランドで指定できるコード体系が異ります。

本オペランドを省略した場合、-oc sjisとして扱われます。

-ns

Signature出力を省略します。

出力コード体系がUnicodeかつ出力ファイルがテキスト、CSV形式、XML形式の場合以外は指定しても無視されます。

-j [yes | no]

Charset Managerを使用してコード変換する場合に指定します。Charset Managerが正常にインストールされていない場合や、同一コードで

の変換、Charset Managerで対応していないコード変換パスでは指定できません。

指定オペランド 意味

Charset Managerを使用した変換を行います。

同一コードやCharset Managerで対応していないコードについては、

標準変換を行います。

但し、変換指示ファイルが指定されていた場合は、変換指示ファイルの指定に従いま

す。

Charset Managerを使用した変換を行います。

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-j 同一コードやCharset Managerで対応していないコードについては、

標準変換を行います。

-j no 標準変換を行います。

-j yes

Charset Managerを使用した変換を行います。

Charset Managerで対応しないコードについては、変換エラーが発生して、処理を中

断します。

-ik 入力コードiconvキーワード

入力で定義したコード体系がCharset Manager変換(iconv_open関数)のどのキーワードに該当させるかを指定します。

指定された入力コード別に以下の指定を行うことができます。

入力コードがsjisの場合

sjis シフトJIS(R90)

sjisdos シフトJIS(DOS)

sjisms シフトJIS(MS)

入力コードがeucの場合

u90 EUC(U90)

s90 EUC(S90)

入力コードがjef,jefaの場合

jefkana JEF + EBCDIC(カナ)

jefaugkana JEF + EBCDIC(カナ) 字体重視

jefcorekana JEF + EBCDIC(カナ) 領域重視

※jefaの場合は、EBCDIC(英小文字)です。1バイト系の変換規則は、TF-MDPORT

オンラインマニュアルの変換仕様 「文字コードの変換」を参照してください。

-ok 出力コードiconvキーワード

出力で定義したコード体系がCharset Manager変換(iconv_open関数)のどのキーワードに該当させるかを指定します。

指定できるキーワードは-ikオペランドと同じです。

-v 利用者定義変換テーブルファイル名

コード変換の際に参照される利用者定義変換テーブルのファイル名を指定します。

-a1 1カラム系代替コード

1カラム系文字コード(ANK文字)の変換にエラーが発生した場合に、出力データとして何の文字へ置き換えるかを16進コードで、Unicode以

外は2桁、Unicodeの時は4桁で指定します。

指定は出力側コード体系でのコードを入力します。Unicodeの時はUCS2ビッグエンディアンで指定します。

本オペランドを省略した場合、出力側コード体系の“_”(アンダースコア)で出力されます。

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-a2 2カラム系代替コード

2カラム系文字コード(日本語文字)の変換にエラーが発生した場合に、出力データとして何の文字へ置き換えるかを16進コード4桁で指定し

ます。指定は出力側コード体系でのコードを入力します。Unicodeの時はUCS2ビッグエンディアンで指定します。

本オペランドを省略した場合、出力側コード体系の“■”(黒い四角文字)で出力されます。

-id {crlf | lf}

入力レコードの改行コードの有無または種類を指定します。以下に指定の意味を示します。

設定なし 入力レコードには改行コードは付加されていないことを示します。

crlf 入力レコードには2バイトのCR+LF改行コード(0x0D0A)が付加されていることを示します。

lf 入力レコードには1バイトのLF改行コード(0x0A)が付加されていることを示します。

-itがtext、data、xmlまたはcsvで、かつ-icがJEFコード、他社コード以外の場合に有効となります。

-od {crlf | lf}

出力レコードの改行コードの有無または種類を指定します。

指定できる改行コードの有無または種類は-idオペランドと同じです。

-otがtext、data、xmlまたはcsvで、かつ-ocがJEFコード、他社コード以外の場合に有効となります。

-ib {seq | lsq | rel | idx}

Windows上のCOBOLアプリケーションプログラムでアクセスするファイルの形式を指定するもので、-it cblfileを指定したときに有効とな

り、それ以外では無視されます。

seq レコード順ファイル

lsq 行順ファイル

rel 相対ファイル

idx 索引ファイル

本オペランドを省略するとseqとして扱われます。

-ob {seq | lsq | rel | idx[,キー位置;キー長[;...][;dup]][,...]}

Windows上のCOBOLアプリケーションプログラムでアクセスするファイルの形式を指定するもので、指定できるレコード属性の種類は-ib

オペランドと同じです。

-ot cblfileを指定したときに有効となり、それ以外では無視されます。

索引ファイルを指定した場合には、オペランドに続けてキー位置、キー長をセミコロン(;)で区切って指定します。

キー位置はレコードの先頭を1とした相対バイト位置を指定し、キー長はキー位置からのバイト数で指定します。重複キーを持つ索引ファ

イルの場合は";dup"を続けて指定します。主キーは省略できません。

-ir {f | v}

入力ファイルのレコード属性を指定します。

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f 固定長

v 可変長

本オペランドを省略すると、fとして扱われます。

-or {f | v}

出力ファイルのレコード属性を指定します。

指定できるレコード属性の種類は、-irオペランドと同じです。

本オペランドを省略すると、fとして扱われます。

-il [入力レコード長]

入力ファイルのレコード長を指定します。指定可能なレコード長は1~32767です。

入力レコード長を省略した場合は、レイアウト定義ファイルに格納されている入力レコード長が指定されたものとみなしますが、レイアウ

ト定義ファイルが指定されなかった場合はエラーとなります。

-ol [出力レコード長]

出力ファイルのレコード長を指定します。指定可能なレコード長は1~32767です。

出力レコード長を省略した場合は、レイアウト定義ファイルに格納されている出力レコード長が指定されたものとみなしますが、レイアウ

ト定義ファイルが指定されなかった場合はエラーとなります。

種類 コマンド例(出力形式)

データファイル形式(Data) -ot data -or f -ol 500

Windows(DOS)CSV形式 -ot csv -or v -od crlf

Windows(DOS)テキスト -ot text -or v -od crlf

UNIXテキスト(CSV含む)-ot text -or v -od lf または -ot csv -or v -

od lf

汎用機ソース -ot text -or f -ol 80

XML形式 -ot xml -or v -od crlf

-p {rdb2 | oracle | informix | sqlserver | excel}

CSV形式ファイルを扱う場合に、対象のRDB向けローダ形式を指定します。

-itまたは-otオペランドにcsvを指定したときに有効となり、それ以外では無視されます。

rdb2 Symfowareのローダ形式

oracle Oracleのローダ形式

informix INFORMIXのローダ形式

sqlserver SQL Serverのローダ形式

excel ExcelのCSV形式

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本オペランドを省略した場合は、rdb2として扱われます。

-s {文字 | ,}

CSV形式ファイルを扱う場合に、項目間を区切るための文字を指定します。

-itまたは-otオペランドにcsvを指定したときに有効となり、それ以外では無視されます。

文字

指定文字を区切り文字として使用します。

区切り文字としてタブを使用した場合は、直接タブ文字を指定してください。

区切り文字を使用しない(ヌルを使用する)場合は""と指定してください。

, カンマを区切り文字として使用します。

本オペランドを省略した場合、「,」として扱われます。

-q {文字 | "}

CSV形式ファイルを扱う場合に、項目をくくるための引用符文字を指定します。

レイアウト定義で引用に“Y”が指定されている場合に有効となり、それ以外では無視されます。

文字指定文字を引用符文字として使用します。

引用符文字を使用しない(ヌルを使用する)場合は""と指定して下さい。

" ダブルクォーテーションを引用符文字として使用します。

本オペランドを省略した場合、「"」として扱われます。

-qd

データ中に引用符が存在する場合の扱いを指定します。

1つの引用符データは2つの引用符で表現し、文字列項目をくくっている引用符との識別を行う場合に指定します。レイアウト定義で引用

に“Y”が指定されている場合のみ有効です。

-n

ヌルの項目文字列を2つの引用符で表す場合に指定します。

本オペランドを省略した場合、ヌルの項目文字列には引用符は付加されません。

-h

CSV出力レコードの1件目に、項目名の見出しレコードを出力する場合に指定します。

但し、このオペランドを指定してマルチレイアウトの処理を行うと、エラーを出力して、変換処理を中断します。

-np

CSV出力レコードの符号あり数値文字列項目に、+符号を出力しない場合に指定します。

CSV出力でない場合は、このオペランドは無視されます。

-g

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ログファイルに出力する内容を標準エラー出力にも出力する場合に指定します。

-d

MDPORT本体の実行環境の設定を初期化する場合に指定します。

本オペランドを省略した場合、MDPORT本体の環境設定に従います。

-w, -lg, -biオペランドを同時に指定した場合、それぞれのデフォルトの設定は無効となり、-w, -lg, -biオペランドの指定を有効とします。

本オペランドを指定した場合のデフォルト値は以下の通りとなります。

-w システムの作業用フォルダ

-lg

作業用フォルダに以下のファイル名で作成されます。

“MDPORT.LOG” [x86版]

“MDPORT64.LOG” [x64版]

-bi no(扱わない)

-w [作業用フォルダ名]

作業用フォルダ名をフルパスで指定します。

作業用フォルダ名を省略した場合は、システムの作業用フォルダ(環境変数TEMPまたはWindowsディレクトリ)を使用します。

本オペランドを省略した場合、-dオペランドの指定に従います。

-lg [ログファイル名]

ログファイル名をフルパスで指定します。

ログファイル名を省略した場合は、作業用フォルダに以下のファイル名で作成されます。

“MDPORT.LOG” [x86版]

“MDPORT64.LOG” [x64版]

本オペランドを省略した場合、-dオペランドの指定に従います。

-bi {yes | no}

2進項目においてBYTE単位の領域長の扱いを指定します。

yes 扱う

no 扱わない

本オペランドを省略した場合、-dオペランドの指定に従います。

-xt [XMLテンプレートファイル名]

出力ファイル形式がXML形式の場合、XML宣言文等をXMLファイルの先頭に付加するためのXMLテンプレートファイル名を指定します。

XMLテンプレートファイル名を省略した場合は、出力先コードと同一文字コードで作成された標準のXMLテンプレートファイルが付加され

ます。

本オペランドを省略した場合、XMLテンプレートファイルをXMLファイルの先頭に付加しません。

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-dv

入力ファイルを複数ファイルに分割して出力する場合に指定します。

出力ファイル名にワイルドカード[*.拡張子]を指定した場合にのみ有効となります。

-dvオペランドの出力仕様について

-dv オペランド指定 入力側(例) 出力側(例) 説明

なし aaa.in bbb.out bbb.outへ変換結果を出力します。

なし aaa.in *.out出力側に入力された文字列を拡張子と見なし、入力ファイル(aaa.in)の拡張子と置き換え

たファイルへ出力します。

なし *.in *.out出力側に入力された文字列を拡張子と見なし、入力対象となるファイル名の拡張子と置

き換えたファイルへ出力します。

なし *.in bbb.outbbb.outへ変換結果を出力します。入力対象ファイルが複数存在する場合は、出力ファイ

ルへ追加書きされます。

あり aaa.in *.out

出力側に入力された文字列を拡張子と見なし、入力ファイル(aaa.in)の拡張子と置き換え

たファイルへレコード単位(ファイルに連番が振られます)に出力します。(例)

aaa00000.out, aaa00001.out........

あり *.in *.out出力側に入力された文字列を拡張子と見なし、入力対象となるファイル名の拡張子と置

き換えたファイルへレコード単位(ファイルに連番が振られます)に出力します。

-ev

ログファイルに出力する内容をイベントログにも出力する場合に指定します。

イベントログの出力内容については、TF-MDPORTオンラインマニュアルの「ログ出力」を参照してください。

-nc

同一コードを指定した場合に限り、変換を行わずにそのままデータを出力します。

異なるコードを指定した場合は、このオペランドは無視されます。

[復帰値]

当コマンドは以下のいずれかの復帰値で終了します。(プロセスの強制終了や異常終了時の復帰値は保証できません。)

復帰値 意味

0 正常終了(変換エラーなし)

1 正常終了(変換エラーあり)

2 ログファイルアクセスエラーによる異常終了

3 異常終了(ログファイルへエラー内容出力)

参照)コマンド機能における制限・注意事項

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MDPORTLCコマンド

[名 前]

MDPORTLC

[形 式]

MDPORTLC.EXE

-c COPYライブラリ名

[-l レイアウト定義ファイル名] [-f]

[-i {data | csv | xml}]

[-o {data | csv | xml}]

[-d]

[-t {cob | yps | ffd}]

[-w {fix | var | free}]

[-b {word | byte}]

[-a [COPY文への付加文字列名]]

[-p {yes | no}]

[-g]

[-v]

[機能説明]

-c COPYライブラリ名

COPYライブラリ名を指定します。

パスを省略した場合、パスはカレントフォルダ(MDPORTLC.EXEの起動場所)となります。

COPYライブラリ名にはワイルドカードを使用することができます。

-l レイアウト定義ファイル名

作成するレイアウト定義ファイル名を指定します。

パスを省略した場合、レイアウト定義ファイルの出力フォルダはカレントフォルダとなります。

レイアウト定義ファイル名には、指定されたCOPYライブラリ名の拡張子を置き換える目的で[*.拡張子]と指定することができます。

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義ファイル名は、指定されたCOPYライブラリ名の拡張子を[lay]に置き換えた名前になりま

す。また、出力先は指定されたCOPYライブラリの存在するフォルダとなります。

-f

作成するレイアウト定義ファイルが存在する場合、上書きして出力します。

作成するレイアウト定義ファイルが存在する場合、本オペランドを省略すると“出力ファイルが既に存在しています。”と警告メッセージ

を出力します。

-i {data | csv | xml}

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入力データ形式を指定します。以下に入力データ形式の意味を示します。

data データファイル形式

csv CSV形式

xml XML形式

本オペランドを省略した場合、-i dataとして扱われます。

-o {data | csv | xml}

出力データ形式を指定します。以下に入力データ形式の意味を示します。

data データファイル形式

csv CSV形式

xml XML形式

本オペランドを省略した場合、-o dataとして扱われます。

-d

レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定を無視してデフォルトの設定を指定します。

-t、-w、-b、-a、-pのオペランドを一緒に指定した場合、それぞれのデフォルトの設定は無効となり、-t、-w、-b、-a、-pのオペランドの指

定を有効とします。

デフォルトの設定

-t (ファイル種別) cob (COBOL登録集)

-w (正書法の種類) var (可変長)

-b (2進項目の扱い) word (WORD)

-a (付加文字列名) NULL

-p(集団項目の扱い) yes(扱う)

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定となります。また作業フォルダ、ログファイルは

MDPORT本体の環境設定の設定となります。

-t {cob | yps | ffd}

ファイル種別を指定します。以下にファイル種別の意味を示します。

cob COBOL登録集

yps YPSインクルード仕様書(YPS/COBOLをインストール済みの場合のみ)

ffd ファイル定義体

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定となります。

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-w {fix | var | free}

正書法の種類を指定します。以下に正書法の種類の意味を示します。

fix 固定長

var 可変長

free 自由

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定となります。

-b {word | byte}

2進項目の扱いを指定します。以下に2進項目の扱いの意味を示します。

word WORD

byte BYTE

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定となります。

-a [COPY文への付加文字列名]

COBOL登録集が仮原文を含む場合、REPLACING句の指定を行わないと正しく解析することができないので、COPY文への付加文字列名を指

定します。

付加文字列名の文字数は64(byte)以内とします。パラメータを省略した場合COPY文への付加文字列の指定は、指定無しとなります。

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定となります。

-p {yes | no}

解析結果としてレイアウト定義に出力する集団項目の扱いを指定します。

yes 扱う

no 扱わない

本オペランドを省略した場合、レイアウト定義機能のCOBOL解析オプションの設定となります。

-g

ログファイルに出力する内容を標準エラー出力にも出力する場合に指定します。

-v

ログファイルに出力する内容をイベントログにも出力する場合に指定します。

[復帰値]

当コマンドは以下のいずれかの復帰値で終了します。(プロセスの強制終了及び異常終了の復帰値は保証できません。)

復帰値 意味

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0 正常終了(解析エラーなし)

1 異常終了(ログファイルアクセスエラー)

2 異常終了(上記以外のエラー)

[使用可能なオペランドの詳細]

使用可能なオペランドの組合せを下記に示します。

ファイル種別

指定項目COBOL登録集 YPSインクルード仕様書 ファイル定義体

正書法の種類(固定長) ○ × ×

正書法の種類(可変長) ○ ○ ○

正書法の種類(自由) ○ × ×

2進項目の扱い ○ ○ ○

COPY文への付加文字列の指定 ○ × ×

COPY文への付加文字列 ○ × ×

○:使用可 ×:使用不可

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サンプルデータでの動作確認手順

製品に付随するサンプルの使用手順について説明します。インストール後の動作確認等に使用してください。

なおサンプルデータには、変換エラー表示機能を使用するために、項目属性に合わないデータ値が意図的に含まれています。 

MDPORTCコマンド

【手 順】

1.  コマンドプロンプトを起動します。

2.  当製品がインスト-ルされているフォルダ配下のSAMPLEフォルダに移動します。

3.  "SAMPLE.BAT"と入力します。

4.  Enterキーを押すと実行状況が出力されます。サンプルデータの場合は、以下のようになります。

2000/07/13 14:55:34[Data1.dat]変換処理を開始します。

*** SIMPLIA/TF-MDPORT 変換エラーファイル ***

カレントフォルダ: 

入力ファイル名: Data1.dat

レイアウト定義ファイル名: Data1.lay

変換エラー発生数: 2

【コード変換エラー】()内は出現数 (*)は100以上

0000( 1)

【エラー発生項目】項目No:項目名:属性(エラー発生数 *は100以上)

3:製品名:N( 1)

5:売上数量:Z( 1)

【エラー詳細】レコード番号-位置 エラー内容 項目No:項目名:属性

3-23 コード変換エラー(0x0000) 3:製品名:N

4-46 数値部エラー 5:売上数量:Z

2000/07/13 14:55:35[Data1.csv]変換処理が正常に終了しました。 入力レコード件数 : 14 出力レコード件数 : 14 エラー発生件数

: 2

正常終了 (復帰値:1 変換エラーあり)

5.  サンプルデータでは以下のエラーが発生したことがわかります。

3レコード目の23バイト目、項目名「製品名」、項目属性「日本語項目(N)」でコード変換エラー(入力コードは0x0000) 

4レコード目の46バイト目、項目名「売上数量」、項目属性「外部10進(Z)」で数値部エラー

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MDPORTLCコマンド

【手 順】

1.  コマンドプロンプトを起動します。

2.  当製品がインスト-ルされているフォルダ配下のSAMPLEフォルダに移動します。

3.  "SAMPLE2.BAT"と入力します。

4.  Enterキーを押すと実行状況が出力されます。サンプルデータの場合は、以下のようになります。 

2001/02/27 18:36:19[data1.cob] 解析処理を開始します。

2001/02/27 18:36:19[data4.lay] 解析処理が正常に終了しました。

正常終了 (復帰値:0 解析エラーなし)

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コード変換/レコード変換機能

コード変換/レコード変換機能は、PCと汎用機・オフコン・UNIX機間で、ソースやデータファイル等の資源を流用させることを目的とした

関数群で、以下の機能に分類されます。

コード変換機能 各種コードへのコード変換を行います。

レコード変換機能 レコード単位にコード変換、レコード形式変換を行います。

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コード変換機能

コード変換機能は、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として提供され、ユーザアプリケーションと動的にリンクすることにより、各

種コードへのコード変換を行います。

[機能説明]

コード変換機能は以下の関数をユーザアプリケーションに組込むことにより、各種コード変換を行います。コード変換関数の詳細について

は“付録 コード変換/レコード変換機能”を参照して下さい。

№ 関数名 機能

1 MDCOINIT() 使用するコード変換関数の宣言を行います。

2 MDCOFREE() コード変換終了処理を行います。

3 MDCOSTAT() 詳細エラー情報を取得します。

4 MDCOEBEU() EBCDICからEUC(半角英数カナ)に変換します。

5 MDCOEBJ7() EBCDICからJIS7に変換します。

6 MDCOEBJ8() EBCDICからJIS8に変換します。

7 MDCOEUEB() EUC(半角英数カナ)からEBCDICに変換します。

8 MDCOEUJ7() EUC(半角英数カナ)からJIS7に変換します。

9 MDCOEUJ8() EUC(半角英数カナ)からJIS8に変換します。

10 MDCOEUJE() EUCからJEFに変換します。

11 MDCOEUJI() EUCからJISに変換します。

12 MDCOEUSJ() EUCからSJISに変換します。

13 MDCOJ7EB() JIS7からEBCDICに変換します。

14 MDCOJ7EU() JIS7からEUC(半角英数カナ)に変換します。

15 MDCOJ7J8() JIS7からJIS8に変換します。

16 MDCOJ8EB() JIS8からEBCDICに変換します。

17 MDCOJ8EU() JIS8からEUC(半角英数カナ)に変換します。

18 MDCOJ8J7() JIS8からJIS7に変換します。

19 MDCOJEEU() JEFからEUCに変換します。

20 MDCOJEJI() JEFからJISに変換します。

21 MDCOJESJ() JEFからSJISに変換します。

22 MDCOJIEU() JISからEUCに変換します。

23 MDCOJIJE() JISからJEFに変換します。

24 MDCOJISJ() JISからSJISに変換します。

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25 MDCOSJEU() SJISからEUCに変換します。

26 MDCOSJJE() SJISからJEFに変換します。

27 MDCOSJJI() SJISからJISに変換します。

[動作環境]

コード変換機能のシステムフローを図1に示します。

図1 コード変換機能のシステムフロー

[使用方法]

コード変換機能によるコード変換手順を図2に示します。

図2 コード変換機能によるコード変換手順

[実行環境]

コード変換機能では、関数の変換仕様に関わる環境変数を指定することができます。表1にコード変換機能で指定可能な環境変数を示しま

す。その他の環境変数は、“実行環境”を参照して下さい。

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表1 コード変換機能に関する環境変数

環境変数設定できる値

(下線は省略時)

MDPORT_JIS

jiskana

jiskana8

jiskana7

MDPORT_CS3ON

OFF

MDPORT_ISOON

OFF

MDPORT_JIS

- 変換元または変換後のコードがJISの時に有効で、半角・英数カナのモードを指定します。

jiskana JISローマ字とJISカタカナの切り替えをエスケープシーケンスで行います。

jiskana8 1バイトコード(半角・英数カナ)を、8ビットコードで扱います。

jiskana7 JISローマ字とJISカタカナの切り替えをSI/SOで行います。

MDPORT_CS3

- 変換元または変換後のコードがEUCの時に、コードセット3(3バイト/1文字表現)を使用するかしないかを指定します。OFFにする

と、コードセット3の文字が扱えなくなります。

詳細はレコード変換機能のMDP_init() cs3modeの説明を参照してください。

MDPORT_ISO

- EBCDICコードとASCIIコード間の変換における、変換仕様を指定します。OFFにすると、emuモードで変換されます。

詳細はレコード変換機能のMDP_init() isomodeの説明を参照してください。

[使用例]

C言語プログラムからコード変換機能の関数を使用する場合の記述例を示します。

#include "MDPcomm.h"

struct CODPARA codpara; /* コード変換パラメタ */

char indata[256]; /* 入力データ */

char outdata[256}; /* 出力データ */

codpara.inlen = indata_len; /* 入力データ長設定 */

codpara.outlen = outdata_len; /* 出力データ長設定 */

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/** コード変換初期処理変換パスの宣言 */

/** EUC<-->JIS8, JIS7<-->JIS8, EBCDIC<-->JIS8 */

rtn = MDCOINIT( FUNC_MDCOEUJ8 ); /* MDCOEUJ8()の宣言 */

rtn = MDCOINIT( FUNC_MDCOJ7J8 ); /* MDCOJ7J8()の宣言 */

rtn = MDCOINIT( FUNC_MDCOEBJ8 ); /* MDCOEBJ8()の宣言 */

/** コード変換ライブラリ呼出し */

rtn = MDCOEUJ8( &codpara, indata, outdata

);/* EUC -> JIS8 */

rtn = MDCOJ7J8( &codpara, indata, outdata

);/* JIS7 -> JIS8 */

rtn = MDCOEBJ8( &codpara, indata, outdata

);/* EBCDIC -> JIS8 */

/** コード変換終了処理 */

rtn = MDCOFREE();

return(0);

[コンパイル方法]

コード変換機能は、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として提供されます。コンパイル時にF5AVPCOD.libをリンクして下さい。

[注 意]

- 本機能は、マルチスレッドアプリケーションには対応していません。

- 本機能は、Charset Managerがインストールされている場合、コード変換規則はCharset Managerに従います。Charset Managerが使用

できない場合には、内部の変換テーブルを使用します。

- 本ライブラリは、32ビット以外のアプリケーションとリンクして使用することはできません。

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レコード変換機能

レコード変換機能は、以下の二つの機能に分類されます。

- mdportgコマンド

mdportgコマンドは、レコード変換機能が、変換処理を行う際に使用するデータ定義文解析ファイルを生成します。データ定義文解析

ファイルとは、データ定義文を解析して作成される中間ファイルです。

レコード変換機能を使用してデータ変換を行う場合は、あらかじめmdportgコマンドによりデータ定義文解析ファイルを生成しておく

必要があります。

- レコード変換関数

レコード変換関数には、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として提供され、ユーザアプリケーションと動的にリンクすることに

より、各種コードへのコード変換を行います。

mdportgコマンドとレコード変換関数の詳細については“レコード変換機能 mdportg”を参照して下さい。

[機能説明]

レコード変換機能は、以下の関数をユーザアプリケーションに組込み、レコード単位にコード変換、レコード形式変換を行います。

レコード変換機能で提供される関数は以下のとおりです。

№ 関数名 機能

1 MDP_init()変換パスの宣言、データ定義文解析ファイルの指定、変換に使用する領域の動的確保等、コード変換の初期処理を行いま

す。

2 MDP_conv() MDP_init()指示された内容に従ってコード変換、またはレコード形式変換を行います。

3 MDP_fin() MDP_init()で確保した領域の解放等、コード変換の終了処理を行います。

4 MDP_stat() MDP_conv(), MDP_fin()で発生したエラーの詳細情報を取得します。

[動作環境]

レコード変換部品のシステムフローを図1に示します。

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図1 レコード変換部品のシステムフロー

[使用方法]

レコード変換機能によるコード変換手順を図2に示します。

手順1 : mdportgコマンド(データ定義文解析ファイル生成処理)を使用して、データ定義文ファイルと変換形式の指示をもとにデータ定

義文解析ファイルを生成します。ただし、テキスト変換の場合、手順1は必要ありません。

手順2 : ユーザアプリケーションで使用する変換パス毎に、コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)初期化処理(MDP_init)により必

要情報(変換パス、データ定義文解析ファイル名等)を宣言します。

手順3 : コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)変換処理(MDP_conv)によりコード変換、データ形式変換処理を行います。

手順4 : コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)終了処理(MDP_fin)で、終了処理を行います。

例 : 1つのアプリケーションで複数の変換パスを使用(データ定義文が異なる等)する場合

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図2 レコード変換機能によるコード変換手順

[実行環境]

レコード変換機能では、関数の変換仕様に関わる環境変数を指定することができます。表1にレコード変換機能で指定可能な環境変数を示

します。その他の環境変数は、“実行環境”を参照して下さい。

表1 レコード変換機能に関する環境変数

環境変数設定できる値

(下線は省略時)

MDPORT_JIS

jiskana

jiskana8

jiskana7

MDPORT_JIS

- 変換元または変換後のコードがJISの時に有効で、半角・英数カナのモードを指定します。

jiskana JISローマ字とJISカタカナの切り替えをエスケープシーケンスで行います。

jiskana8 1バイトコード(半角・英数カナ)を、8ビットコードで扱います。

jiskana7 JISローマ字とJISカタカナの切り替えをSI/SOで行います。

[使用例]

C言語プログラムからレコード変換機能の関数を使用する場合の記述例を示します。

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#include "MDPcomm.h"

struct MDPcvinf cvinf[2];

char *mdpinf[2];

char indata[256];

char outdata[256];

int inlen;

int outlen;

/**************************************

* テキスト(JEF)→テキスト(EUC)の初期

処理

**************************************/

strcpy(cvinf[0].icode, "jef"); /* 入力コード : JEF */

strcpy(cvinf[0].ocode, "euc"); /* 出力コード : EUC */

cvinf[0].itype = TYPE_T; /* 入力形式 : テキスト */

cvinf[0].otype = TYPE_T; /* 出力形式 : テキスト */

cvinf[0].irecdlm = DLM_NO; /* 入力区分文字なし */

cvinf[0].orecdlm = DLM_LF; /* 出力区分文字 (LF) */

cvinf[0].iso = ISO; /* ISOモード変換 */

cvinf[0].okana = KANA_E; /* EUC CS2 */

cvinf[0].irecfm = RECFM_F; /* 入力固定長レコード */

cvinf[0].amend1 = 0x2f; /* 1BYTE 代替文字“?” */

cvinf[0].amend2 = 0xa1a9; /* 2BYTE 代替文字“?” */

cvinf[0].msgmax = 100; /* WARNING 最大件数 */

cvinf[0].msgcont = MSGCONT_ON; /* 処理続行 */

cvinf[0].msgfname =

"C:\\tmp\\MDP01.msg";/* MSG 出力ファイル */

cvinf[0].usrfname = "C:\\USRTBL.cnv"; /* 利用者定義テーブル */

/* レコード変換初期化関数呼出し */

mdpinf[0] = MDP_init( &cvinf[0] );

/***************************************

* データ(SJIS)→CSV形式(EUC)の初期処

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**************************************/

strcpy(cvinf[1].icode, "sjis"); /* 入力コード : SJIS */

strcpy(cvinf[1].ocode, "euc"); /* 出力コード : EUC */

cvinf[1].itype = TYPE_D; /* 入力形式 :データ */

cvinf[1].otype = TYPE_R; /* 出力形式 :CSV形式 */

cvinf[1].orecdlm = DLM_LF; /* 出力区切文字(LF) */

cvinf[1].okana = KANA_E; /* EUC CS2 */

cvinf[1].irecfm = RECFM_F; /* 入力固定長レコード */

cvinf[1].amend1 = 0x2f; /* 1BYTE 代替文字“?” */

cvinf[1].amend2 = 0xa1a9; /* 2BYTE 代替文字“?” */

cvinf[1].delimita = ','; /* 区切り文字’,’ */

cvinf[1].msgmax = 100; /* WARNING 最大件数 */

cvinf[1].msgcont = MSGCONT_ON; /* 処理続行 */

cvinf[1].msgfname =

"C:\\tmp\\MDP02.msg";/* MSG 出力ファイル */

/* レコード変換初期化関数呼出し */

mdpinf[1] = MDP_init( &cvinf[1] );

/**************************************

* テキスト(JEF)→テキスト(EUC)の変換

処理

**************************************/

rtncod = MDP_conv( mdpinf[0], indata, inlen, outdata, &outlen );

/**************************************

* データ(SJIS)→CSV形式(EUC)の変換

処理

***************************************/

rtncod =MDP_conv( mdpinf[1], indata, inlen, outdata, &outlen );

/**************************************

* レコード変換後処理

***************************************/

MDP_fin( mdpinf[0] );

MDP_fin( mdpinf[1] );

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return(0);

[コンパイル方法]

レコード変換機能は、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として提供されます。コンパイル時にF5AVPREC.libをリンクして下さい。

[注 意]

- 本機能は、マルチスレッドアプリケーションには対応していません。

- 本機能は、Charset Managerがインストールされている場合、コード変換規則はCharset Managerに従います。Charset Managerが使用

できない場合には、内部の変換テーブルを使用します。

- 本ライブラリは、32ビット以外のアプリケーションとリンクして使用することはできません。

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データ定義文の入力形式

レコード変換機能でデータファイル変換を行う際必要となる、レコードフォーマットを定義するデータ定義文の入力形式について説明しま

す。

データ定義文で指定するレコードフォーマットは、入力または出力となるデータファイル(およびCOBOLファイル)に対して定義します。

例えば、入力CSV形式ファイルで、出力がデータファイルの場合は、出力するデータファイルのレイアウトに対して定義します。CSV形式

ファイルの場合、項目ごとの領域長は可変のため、データ定義文で定義した項目長は意味を持ちません。

データ定義文はCOBOL言語のデータ記述項のイメージで記述します。

[テキスト構成]

データ定義文を記述するソースは、可変長のテキストファイルに定義し、1行の長さは251バイト以下です。図1にデータ定義文の正書法

を示します。

データ定義文中のタブは、1つの空白としてみなされます。そのため、見かけ上のカラム位置と解析上のカラム位置とは異なります。

各々の領域の意味は以下のとおりです。

一連番号領域(1~6カラム)

行番号を記述します。ただし、コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)では意味を持たないため、空白でも構いません。

この領域に“######”の記述があると、その行はフォーマット指示制御文とみなします。フォーマット指示制御文については、“フォー

マット指示制御文によるマルチフォーマット定義”を参照してください。

特殊指示(7カラム)

特殊指示のある文のデータフィールド定義について、特殊なフォーマット編集指示を行うことができます。表1に指定可能な特殊指示を示

します。

表1 指定可能な特殊指示

指定文字 意 味

ブランク 特殊な意味はもたない。

* 注記行であることを示す。

I 指定行のデータフィールド文は、出力側レコードに空白文字の項目を追加することを示す。

D 指定行のデータフィールド文は、出力側レコードに出力しないことを示す。

U“U”指定行のデータフィールド文の領域長を、後続の特殊指示“L”で指定された領域長に変更して出力することを示す。

L

N 指定行のデータフィールド文は、一切のコード変換を行わないことを示す。

S 出力側がCSV形式ファイルの場合、入力フィールドのデータが全て空白なら、1バイトの空白を出力することを示す。

データフィールド定義(8カラム以降)

データ定義文のフィールド定義を、COBOL文法のデータ記述項に従って記述します。後述のCOBOL文法規約に反する記述がされている場

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合の動作は、保障できません。

図1 データ定義文の正書法

[記述形式]

レベル番号 {FILLER | データ名-1} [{PICTURE | PIC} 文字列]

[[USAGE IS] {BINARY | COMPUTATIONAL | COMP | COMPUTATIONAL-3 | COMP-3 | DISPLAY | PACKED-DECIMAL }]

[OCCURS 整数-1 TIMES].

備考

下線のある語は、必要語を示します。その機能を用いるときは必ず記述が必要です。下線のない語は補助語であり省略しても構いません。

日本語の語は、利用者の与える語、定数等を示します。

{ }で囲まれている部分は、その括弧中の一つを明に指定しなければなりません。

[ ]で囲まれている部分は、省略することができます。

[構文規則・一般規則]

- コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)では、厳密な構文規則の検査を行っていないため、記述形式に反する記述をされた場合の動

作は保証できない場合があります。

- 記述形式にないCOBOL言語のキーワードがあると、コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)では構文検査により異常終了します。

- 可変長レコードの場合のRDWは、このレコード定義上に含めてはいけません。

- 可変長レコードを定義する場合は、最大レコード長分のデータフィールド定義を行う必要があります。

- 先頭のデータフィールド定義文のレベル番号は、01で集団項目属性でなければなりません。その後に続く文は、それに従属されるデー

タフィールド定義でなくてはなりません。01レベルのデータフィールド定義は先頭の一文でしか記述できません。

- データフィールドに対する、データ項目名またはFILLER句は省略できません。

- USAGE句で指定される数値項目の表現形式は、領域長の大きさとコード変換仕様に影響されます。

- OCCURS句の整数-1に指定できる値は1~32767の範囲で、OCCURS句の入れ子は7階層まで記述できます。

- 各種データフィールド文の指定における内部表現仕様等は、“データファイル変換での変換仕様”を参照してください。

- PICTURE句で指定できる文字列の種類を表2に示します。英字、英数字編集、数字編集、日本語編集、ブールのデータ種類は指定でき

ません。なお、文字列“M”については規格外の拡張仕様です。

- PICTURE句で英数字項目を指定した場合、PICTURE文字列“X”で表現されるけた数はバイト数と一致します。EUCコードでのコード

セット2の1バイト系JISカタカナは、MDPcvinf構造体の指定(ikanaまたはokana)により、内部表現をJIS8コード(1バイト/文字)

またはEUCコード(2バイト/文字)として扱うことができます。Unicodeの場合、UCS2コード(2バイト/文字)、UTF8コード(1

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バイト/文字)として扱います。

- PICTURE句で日本語項目を指定した場合、内部表現は1文字あたり2バイトとなります。JEF,IBM,KEISコードでの日本語切替制御

コード(シフトイン/シフトアウト)は、項目内に存在してはいけません。Unicodeの場合、UCS2コード(2バイト/文字)、UTF8

コード(3バイト/文字)になります。

- PICTURE句で英数字日本語混在項目を指定した場合、PICTURE文字列“M”で表現されるけた数はバイト数と一致します。EBCDIC系

コード(JEF、他社)およびJISコードでは、混在項目内に日本語切替制御コードが存在していないと、日本語文字として識別されませ

ん。また、EUCコードではコマンドオペランドの指定と関係なく、半角カナは2バイト/文字となります。

- EUCコードでのコードセット3の文字(JEF拡張、利用者定義文字)は、日本語項目ではcobolEUC(注)表現(2バイト/文字)とな

り、英数字日本語混在項目では3バイト/文字となります。

(注) cobolEUCは、COBOL独自の日本語内部表現形式16ビットワイドキャラクタを示します。

表2 PICTURE句で指定可能な文字列

文字列 意 味 備 考

X 英数字項目1バイト系コードのみの項目(半角カナ含む)

日本語文字は認識されない

N 日本語項目 日本語文字のみの項目(2バイト系コード)

M 英数字日本語混在項目 1/2バイト系コードが混在している項目

9 数字項目 数字編集項目は指定できない

S 符号 数字項目にて符号の有無を指定

V 小数点 数字項目にて小数点の位置を指定

[特殊指示における構文規則・一般規則]

7カラム目に指定できる特殊指示において、以下の規則に従っていなければなりません。また、データ定義文の記述例を図2に示します。

●項目追加指示(Ⅰ)

- 本指定がされている項目は、入力レコード上にはなく、出力レコードへの編集の際に新たに領域を追加することを示します。追加領域

には空白文字が埋められます。

- 集団項目に対して、本指定はできません。

- PICTURE文字列は“X”で定義されていなければなりません。

- 出力がCSV形式ファイルの場合は、領域長を指定しても後続ブランクが削除されるため、ヌル文字列として出力されます。

●項目削除指示(D)

- 本指定がされている項目は、入力レコード上から出力レコードへの編集の際に、出力しないことを示します。

- 集団項目に対して、本指定はできません。

- 入力がCSV形式ファイルの場合は、入力項目が固定の領域長を持っていないため、データ定義文のけた数は意味を持ちません。削除対

象となる項目名全体が有効になります。

●領域長変更指示(U,L)

- “U”指定の行には変更されるデータフィールド定義を行い、直後の“L”指定の行にはデータフィールド定義欄に変更後の領域長のみ

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を指定します。

- “U”指定の行には、集団項目は定義できません。

- “U”指定の行のPICTURE文字列は、“X”,“M”または“N”で定義されていなければなりません。

- “U”指定行の直後に、“L”指定行がなくてはなりません。

- “L”指定の行には、変更後領域バイト長を0~32767の範囲で、外部10進数で記述します。

- “U”指定を最終行に記述し、“L”指定を行っていない場合は“U”は無視されます。

- 入力がCSV形式ファイルの場合は、“U”指定行の領域長は意味がなく、“L”指定行の領域長で出力されます。出力がCSV形式ファイ

ルの場合は、“L”指定行の領域長は意味がなく、“U”指定行の領域の変換結果がCSV形式に編集されて出力されます。

●無変換指示(N)

- 本指定がされている領域は、一切の変換処理を行わずに、入力項目の領域をそのまま出力することを示します。ただし、出力がCSV形

式又はテキストファイルの場合は空白で出力されます。

- 集団項目に対しての“N”指定は無視されます。

- 入力がCSV形式ファイルの場合は、一切の変換処理を行わずに、入力項目の内容をそのまま出力しますが、出力長に満たない場合には

空白が埋められます。

●ヌル抑制指示(S)

- 本指定は、入力ファイル形式がデータファイル(-itype data)かつ出力ファイル形式がCSV形式ファイル(-otype rdb)の場合に有効と

なります。それ以外では本指定があっても意味を持ちません。また、-informix指定の場合も意味を持ちません。

- 本指定がされている入力領域が全て空白文字の場合、出力データは1バイトの空白を引用符(”)でくくって出力します。この機能

は、対象項目の出力をヌルとしたくない場合に有効です。

- 集団項目および数値項目に対しての“S”指定は無視されます。

図2 データ定義文の使用列

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フォーマット指示制御文によるマルチフォーマット定義

データファイル変換において、1ファイル上のレコードフォーマットが、レコードによって変わる(複数のレコードフォーマットが存在す

る)ものを、本書ではマルチフォーマットと呼びます。ここでは、フォーマット指示制御文を使用したマルチフォーマットの対応方法につ

いて説明します。

フォーマット指示制御文では、定義したレコードフォーマットが、どのような条件のレコードについて適用するかを指示します。なお、こ

の機能を応用することにより、入力ファイルに対するレコード抽出も行うことができます。

フォーマット指示制御文は、データ定義文上に記述して定義します。フォーマット指示制御文は、1つのデータ定義文ファイル上のフォー

マットの区切りとなります。

フォーマット指示制御文によるマルチフォーマット定義の例を、図2に示します。

[テキスト構成]

図1 フォーマット指示制御文の書式

制御文識別領域データ定義文のデータフィールド定義行と区別するため、この領域には“######”を指定し、フォーマット指示制

御文であることを定義します。

フォーマット指示文 フォーマット指示を記述します。

[記述形式]

{ SELECT フィールド位置, フィールド長, { EQ | NOT }, 最小比較値[,最大比較値] OTHER }

[構文規則・一般規則]

- フォーマット指示制御文で定義するフォーマットは、次のフォーマット指示制御文の出現、またはデータ定義文の末尾まで有効となり

ます。

- フォーマット指示制御文を使用する場合、データ定義文の1行目は、フォーマット指示制御文である必要があります。また、フォー

マット指示制御文の次の行は、01レベルのデータフィールド定義でなければなりません。

- SELECT文では、フォーマットを適用させるレコードの条件を定義します。OTHER文では、SELECT文に該当しないレコードに対しての

フォーマットを定義します。

- 1つのデータ定義文に対して、SELECT文を複数定義することにより、フォーマットは最大99まで定義できます。OTHER文のフォー

マット定義は複数定義できません。

- 複数のSELECT文がある場合、SELECT文の記述順でフォーマット判定が行われます。最初に条件に合致したSELECT文でフォーマット

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で処理され、それ以降のSELECT文条件判定は行われません。

- どのSELECT文にも合致しない場合、OTHER文のフォーマットで処理されます。OTHER文が定義されていないと、そのレコードは変換

処理の対象とならず、出力もされません。(この機能により、レコード抽出が可能です)

- レコード長が固定長の場合、レコードフォーマットで定義されている全てのレコード長は、同じでなければなりません。

- SELECT文では、レコード中の固定の領域について内容判定を行います。SELECT文で記述する内容は以下のとおりです。

フィールド位置 条件判定を行う領域の開始位置を、先頭を1としたレコード内相対バイト数で指定します。

フィールド長 条件判定を行う領域の長さを、バイト数で指定します。

EQまたはNOT EQでは、領域の内容が次の比較値に合致すれば真とします。NOTでは、比較値に合致しなければ真とします。

最小比較値領域の内容に対する最小比較値を指定します。指定方法は、文字列をニ重引用符(”)で囲む方法と、16進数による直

定数指定があります。指定した内容は、フィールド長と合致しなければなりません。

最大比較値領域の内容に対する最大比較値を指定します。指定方法は、最小比較値と同じです。最大比較値を省略した場合、最小比

較値と同じ値で条件判定されます。

- フォーマット指示制御文では、レコード相対番号による条件指定はできません。(1件目と2件目以降でフォーマットが異なる場合、

等)

図2 フォーマット指示制御文によるマルチフォーマット定義の例

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実行環境

コード変換/レコード変換機能(ライブラリ)を実行するにあたっての環境について、説明します。

参照される環境変数

コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)では表1に示す環境変数により、動作や変換仕様等を制御することができます。

表1 コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)で参照される環境変数

環境変数 省略時の値 意味

TMPDIR 環境変数TEMPまたはWindowsディレクトリ 作業用ディレクトリを設定します。

MDPORT_MFSZ(注) 1000

メッセージ出力先ファイルの最大サイズをキロバイト単位で指定し

ます。

(1~2000までの範囲で指定します。)

注)コード変換/レコード変換機能(ライブラリ)を使用する場合に指定します。

変換仕様に係わる環境変数

コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)の他社コード以外のコード変換で、Charset Managerが正常にインストールされている場合、本

機能のコード変換規則はCharset Managerに従います。表2に示す環境変数を設定することにより、入出力で定義したコード体系が変換

(iconv_open関数)のどのキーワードに該当させるかを指定します。

各キーワードの意味やコード変換の詳細は、Charset Managerのマニュアルを参照して下さい。

表2 Charset Managerに関連する環境変数

コード系 環境変数設定できる値

(下線は省略時)

JEF MDPORT_ICONV_JEF

Jefkana

Jefcorekana

Jefaugkana

EUC MDPORT_ICONV_EUCU90

S90

シフトJIS MDPORT_ICONV_SJIS

sjis

sjisdos

sjisms

JIS MDPORT_ICONV_JIS

jiskana

jiskana7

jiskana8

JISコードの場合の、JISローマ字とJISカタカナの切り替えの方法が、環境変数MDPORT_ICONV_JISの値により、以下のように変わりま

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す。

jiskana JISローマ字とJISカタカナの切り替えをエスケープシーケンスで行います。

jiskana8 1バイトコード(半角・英数カナ)を、8ビットコードで扱います。

jiskana7 JISローマ字とJISカタカナの切り替えをSI/SOで行います。

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1バイト系コードの変換仕様

EBCDIC(カナ)コードとEUC/シフトJISコード間での変換では、一部の記号文字において代替文字への変換が発生します。表1に1バイト

系コード変換による代替文字を示します。また、EUCからEBCDICの変換では、英小文字は英大文字に代替変換します(MDPcvinf構造体の

isomodがEMUの場合)。

シフトJISコードとEUCコード間での変換では、規則的な変換を行うため、代替文字は発生しません。ただし、コード定義の違いによ

り“\”は“\”となります。

表1 EBCDIC(カナ)-EUCコード変換による代替文字

EBCDIC(カナ) | (4F) £(4A) ! (5A) ¬(5F)

EUCEMU ](5D) [(5B) !(21) ^(5E)

ISO !(21) [(5B) ](5D) ^(5E)

EUCコードのカナ文字は、MDPcvinf構造体のikana、okanaによりコードセット2またはJIS8コードとして扱われます。

文字として定義されていない1バイト系コードが変換時に発見された場合は、変換不能文字としMDPcvinf構造体のamend1に指定された

コードで出力されます。

レコード変換機能では、EBCDIC(カナ)コードのみを扱うため、シフトJISとJEF(または他社コード)間の変換では、以下の変換仕様とな

ります。

EBCDIC(カナ)→ASCII 英大→英大、カナ→カナ

ASCII→EBCDIC(カナ) 英大→英大、英小→英大、カナ→カナ

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2バイト系コードの変換仕様

コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)での各種2バイト系コード(日本語コード)の変換仕様を以下に示します。変換仕様で、規則的

な変換とされているものは、JISコードに準拠されたコードの並びで対応させた変換のことを示します。

EUCコード

U90またはS90コードを前提としています。

U90コード独自の拡張文字やJEF拡張漢字の表示・印刷には、U90提供のフォントを使用する必要があります。そのため、一般的なPC上の

telnet等では、U90フォントは表示することができません。

JEFコード

コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ)でのJEFコードは、84JEFを対象としています。

Charset Manager機能にもとづく字体重視変換/領域重視変換の切替えは、環境変数の指定により行うことができます。字体重視変換(環境

変数省略時)では、EUCへ変換すると83JISコード体系と不規則な対応の文字(“塚”,“靴”,“槙”,等の旧字体)はコードセット3

(3バイト/文字)へ変換されます。

JEF拡張漢字/JEF拡張非漢字の変換では、対応するEUCコードは1文字につき2バイトあるいは3バイト(コードセット3)になります。

ただし、MDPcvinf構造体のcs3modeにNOCS3_EUCを指定した場合は、コードセット3の文字は変換不能になり、2バイト系代替文字コー

ド(MDPcvinf構造体のamend2に指定されたコード)で出力されます。

一部のJEF拡張非漢字(ローマ数字,“(株)”,“(有)”,“Tel”,等のOASYS拡張文字)の変換では、U90コードのコードセット1

(2バイト/文字)の94区に対応づけされます。

シフトJISコード

83年JIS準拠のシフトJISを対象にしています。

JISコード

90年版のJISコードを対象にしています。

IBM日本語コード

IBM日本語コードは、83JIS対応版を対象としています。変換対象文字はJIS規格の範囲です。

ただし、以下のJIS範囲外の文字については、EUCへ変換するとU90コードセット1の拡張文字との変換を行います。

| ’ ” (株) No. Tel 【ローマ数字】 i ~ x I~X

日立KEISコード

日立KEISコードでは、83JISに準拠した規則的な変換を行います。83JISコード体系の範囲外については変換できません。

日本電気JIPSコード

JIPS(E),JIPS(J)コードでは、83JISに準拠した規則的な変換を行います。83JISコード体系の範囲外については変換できません。

各コード体系における日本語コードの検出は、以下のように行われます。

シフトコードによる検出(入力コードがJEF,他社コードの場合)

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テキストモード変換およびデータファイル変換の混在項目では、日本語コードへの切替制御コード(シフトコード)が出現した場合に日本

語コードであることを検出します。データファイル変換の日本語項目では、無条件に日本語コードとして扱われます。

コードの値による検出(入力コードがEUC、シフトJISコードの場合)

文字コードの先頭バイトにより1バイト系または2バイト系コードかの判断をし、日本語コードであることを検出します。

シフトJISコードの場合は、0x81~0x9F,0xE0~0xFCで始まるコードを日本語コードとし、EUCコードの場合は0xA1以上で始まるコード

を日本語コードとします。また、EUCコードの場合、0x8Fで始まるコードはコードセット3の日本語コードとみなします。

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テキストモードの変換

テキストモードでの変換では、入出力のコード体系によって変換仕様が異なります。

EBCDIC系からASCII系への変換

ASCII系からASCII系への変換

入力レコードの後続ブランクは削られて出力されます。

図1にASCII系コードへのテキストモード変換(出力レコード区切文字に改行コードを指定)を示します。

ASCII系からEBCDIC系への変換

MDP_conv()関数の*oreclenに指定されたレコード長で出力されます。レコード長を超える部分は削られ、満たない部分には空白が埋められ

ます。

図1 ASCII系コードへのテキストモード変換

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COBOLソース型の変換

COBOL仕様において固定ソース形式の73~80カラムがプログラム識別領域のため、EUCコードの可変ソース形式やSJISコードへ出力する際

にプログラム識別領域を取り除きます。図1にCOBOLソース型の変換を示します。

図1 COBOLソース型の変換

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データファイル変換での変換仕様

データファイル変換を行う場合、データ定義文を元にコード変換を行います。各データ項目属性ごとの変換仕様について説明します。

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数値項目における変換仕様

EBCDICコード系とASCIIコード系との数値項目では、外部10進(USAGE DISPLAY指定)の数値データ属性において内部表現が異なります。

表1に外部10進におけるEBCDIC/ASCIIコード系の相違を示します。

表1 外部10進におけるEBCDIC/ASCIIコード系の相違

外部10進での相違点内部表現(16進)

EBCDICコード ASCIIコード

ゾーンビット (4ビット) F 3

正の符号ビット (4ビット) C 4

負の符号ビット (4ビット) D 5

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英数字項目における変換仕様

データ定義文にてPICTURE句を“X”で定義した英数字項目では、内容が全て1バイト系文字(半角カナ含む)としてみなされ、1バイト

系コード変換が行われます。

EBCDIC系またはシフトJISからEUCコードへ変換する場合、1バイト系JISカタカナが存在すると、1文字あたりのバイト長が異なるため、

変換後データ長が変動し出力領域を溢れる場合があります。溢れを防ぐ方法としては、MDPcvinf構造体のokanaにKANA_Jを指定するか、

データ定義文特殊指示“U”,“L”により出力領域長を増やす方法があります。

JISコードの場合、半角カタカナが存在すると切り替え制御コードがあるため、変換後データ長が変動し出力領域を溢れる場合があります。

溢れを防ぐ方法としては、データ定義文特殊指示“U”,“L”により出力領域長を増やすか、環境変数MDPORT_ICONV_JISに"jiskana8"を指

定する方法があります。

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日本語項目における変換仕様

データ定義文にてPICTURE句を“N”で"定義した日本語項目では、内容が全て日本語文字としてみなされ、2バイト系コード変換が行われ

ます。

JISとJEFおよび他社コードでは、本領域中に日本語切替制御コードが存在してはいけません。EUCコードのコードセット3の文字

は、cobolEUC(2バイト/文字)で表現されます。

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英数字日本語混在項目における変換仕様

データ定義文にてPICTURE句を“M”で定義した英数字日本語混在項目では、不定に英数字/日本語文字が混在しているとみなされ、各コー

ド系の変換が行われます。

JIS/ASCIIとJEFおよび他社コードでは、日本語切替制御コードが存在しないと、日本語文字の開始/終了の認識ができません。

JIS/EBCDICの場合、混在項目は扱えません。英数字項目とみなし処理します。

EUCコードでは、コードセット3の文字は、3バイト/文字で表現され、1バイト系JISカタカナはMDPcvinf構造体のikana、okanaの指定に

関係なく、2バイト/文字で表現されます。

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文字項目での領域長変動による文字の切捨て・埋め込み

データファイル変換で英数字項目、日本語項目、混在項目のコード変換を行うと、1項目の入力データ長と出力データ長が異なる場合があ

ります。領域長が変動される要因は以下のとおりです。

- EBCDIC/JIS8コードのカナ(1バイト/文字)とEUCコードのカナ(2バイト/文字)間での変換

- JIS/JEF/他社コードとEUC/シフトJISコードとの変換では、日本語切替制御コードの分、相違がある

- JEFコードの拡張漢字/拡張非漢字(2バイト/文字)とEUCコードのコードセット3(3バイト/文字)間での変換

- JEFコードとUnicode間での変換

- 利用者定義変換テーブルにて、相手側コード2バイトに対し、EUCコードのコードセット3(3バイト)の変換を指定

- 利用者定義変換テーブルにて、Unicode2バイトに対し、JEFコード(1バイト)の変換を指定

- データ定義文特殊指示の領域長変更(7カラム目に“U”,“L”指示)

また、入力ファイル形式がCSV形式の場合は、区切り文字で区切られた範囲の文字列を入力長とするため、入力項目の長さは可変となりま

す。出力ファイル形式がCSV形式の場合は、出力領域長が可変となります。

これらの要素が発生し、変換後データ長と出力領域長が一致しない場合、領域長の調整を行います。変換後データフィールド長が出力

フィールド領域に満たない場合は空白(日本語項目では2バイト系の空白文字、それ以外では1バイト系の空白文字)が埋め込まれ、超え

る場合は文字単位に切り捨てられて、警告エラーが出力されます。表1に領域長変動の例を示します。

表1 領域長変動の例

EBCDICカナ(1バイト/文字)

“アイウエオ” : 5バイト⇒

EUCコードセット2カナ(2バイト/文字)

“アイウエオ” : 10バイト

EBCDIC + JEF混在(シフトコードあり)

“AB#あいうえお#DE” : 16バイト

(#は日本語切替制御コードを意味する)

⇒EUC 1バイト/日本語混在

“ABあいうえおDE” : 14バイト

JEF 拡張漢字(2バイト/文字)

“■■” : 4バイト⇒

EUC コードセット3 JEF拡張(3バイト/文字)

“■■” : 6バイト

- Unicode変換での文字の切捨て・埋め込み

データ定義文においてX項目の領域長に奇数を指定した場合、UCS2(Big,Little)に変換すると1バイト分満たない、または溢れます。その1

バイト分の領域には、それぞれ半角空白の1バイト目(Big:00 20、Little:20 00)を埋めます。

また、N項目をUTF8に変換すると、出力の領域長により1バイト分満たない、または溢れる場合があります。その1バイト分の領域には、

全角空白の1バイト目(E3 80 80)を埋めます。また指定した領域長によっては2バイト満たない、または溢れます。その場合は全角空白の

先頭2バイト(E3 80 80)を埋めます。

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CSV形式ファイルの変換

CSV形式ファイルでは、全てのデータ属性をキャラクタで表現します。CSV形式ファイルとデータファイルとの変換仕様について説明しま

す。

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データファイルからCSV形式ファイルへの変換

データ定義文の各データ項目属性にしたがい、項目ごとに以下の変換が行われます。

文字属性

データ定義文の英数字・日本語・混在項目が対象となります。

コード変換後、項目単位で後続のブランクが削除され、-rdb2または-oracleオペランドや指定の場合、項目の前後に引用符(”)が付加され

ます。項目の内容が全て空白の場合はヌルデータとなり、-rdb2では引用符付加されず、-oracleでは引用符が二つ並ぶことになります。

出力としてヌルを抑制したい場合には、データ定義文特殊指示のヌル抑制(7カラム目に“S”指示)を行うことにより、入力内容が全て空白

の場合、1文字の空白を出力することができます。

例: -rdb2,-oracleオペランド指定

数値属性

数値属性からキャラクタへの変換後、整数部十の位以上の先行ゼロおよび小数部の後続ゼロは削除されます。小数部のあるデータは小数点

が付加されます。符号つきの項目は、“+”または“-”の符号文字を、データの先頭に付加します。

例:

編集された個々のデータ項目間には、MDPcvinf構造体宣言のdelimitaで指定された区切り文字が挿入され、レコードの末尾には改行コー

ドが付加されて出力されます。図1に例を示します。

なお、EUC形式のCSV形式ファイルへ変換した結果、RDBで対応していないコードセット3の文字や、ローダ制御記号が、出力データ上に

出現する場合がありますので、RDBへのロード時には注意が必要です。

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図1 CSV形式ファイルへの変換例

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CSV形式ファイルからデータファイルへの変換

1行を1レコードとみなし、MDPcvinf構造体宣言のdelimitaで指定された区切り文字が項目間の区切りとして分離します。データ定義文の

各データ項目属性にしたがい、項目ごとに以下の変換が行われます。

文字属性

CSV形式からデータファイル変換の場合は、コード変換後データ長が出力領域長に満たないと項目属性にあわせた空白文字が充填され、超

える場合は文字単位で切り捨てられて警告エラーが出力されます。

-rdb2または-oracle指定で、項目の先頭に引用符(”)がある場合、文字列のくくり記号とみなされ、次の引用符の出現までを1つの文字

項目として扱います。

数値属性

CSV形式からデータファイル変換の場合は、キャラクタから数値属性への変換を行いますが、入力項目がヌル文字列の場合はゼロとして扱

われ、符号つきの項目で入力文字列の前後に“+”または“-”の符号文字が付加されていない場合は正数として扱います。また、変換処理

は小数点を基準に行われますが、整数部または小数部のけた溢れが発生する場合は、溢れ分を削除し警告エラーを出力します。

データ定義文の項目数に対し、入力データの項目数が多い場合、はみ出し分は削除され警告エラーが出力されます。入力データの項目数が

データ定義文の項目数に満たない場合、不足分の項目は各データ属性にしたがい、空白文字または値ゼロが充填されます。

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データファイルからテキスト型への変換

データファイルからテキスト型への変換仕様は、基本的にはデータファイルからCSV形式への変換仕様と同じです。以下の点で異なりま

す。

- 文字・数値属性ともにキャラクタへの変換後、後続ブランク・先行ゼロ削除の処理は行われません。

- 出力側テキストファイルの項目開始位置は、各項目で固定です。よって、フォーマットが固定になり、C言語等のアプリケーションで

扱いやすくなります。

各項目の出力領域長は、データ定義文のPICTURE句で指定したけた数で、以下のように決定され、原則として各フィールドの開始カラムは

全レコード共通となります。

英数字項目・混在項目

PICTURE句“X”または“M”のけた数が、そのまま出力領域のバイト長となります。

日本語項目

PICTURE句“N”のけた数を2倍したものが、出力領域のバイト数となります。

数値項目

USAGE句の属性に関係なく、PICTURE句“9”のけた数が、出力領域のバイト長となります。小数点(“V”)または符号(“S”)の指定

があれば、出力領域はさらにそれぞれ1バイト加算されます。

特殊指示“U”,“L”指定の場合

項目属性に関係なく、データ定義文で特殊指示“U”,“L”指定の項目では、“L”指定の出力領域長となります。

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使用例 -コマンド機能[ mdportc ]

ここでは、適用パターンをあげてMDPORT コマンド機能の使用例を説明します。MDPORTは一切の通信機能を持っていないため、汎用機

やUNIX機上の入力ファイルについて、利用者がファイル転送等を利用してWindows上に持ち込んできたと仮定して説明しています。

- 汎用機上の一般ソースからのテキスト変換

- データファイルからWindows上のCOBOLファイルへ変換

- データファイルからSymfowareローダ型ファイルへの変換(Unicode形式)

- Windows上のCOBOL順ファイルからXMLデータへの変換

- Windows上のRDBローダ型ファイルからデータファイルへの変換

- IBM漢字コードを使用する汎用機上のデータファイルからRDBローダ型ファイルへの変換

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汎用機上の一般ソースからのテキスト変換

【要件】

EBCDICおよびJEFコードで記述されている固定長80バイトの一般ソースを、Windows上のテキストファイルへ変換

する。

【フロー図】

【コマンド呼び出し形式】

mdportc -fn SRC -it text -ic jef -il 80 -or v -od crlf

【コマンド形式 -補足】

省略しない呼び出し形式

mdportc -fn SRC -it text -ot text -ic jef -oc sjis -ir f -il 80 -or v -od crlf

-使用する各ファイルの名前を任意に指定したい場合は、-fnの代わりに-i, -oオペランドを使用してください。

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データファイルからWindows上のCOBOLファイルへ変換

【要件】

EBCDICおよびJEFコードで構成される順編成ファイルを、そのままWindows上COBOLレコード順ファイルへ変換す

る。

【フロー図】

【コマンド呼び出し形式】

mdportc -fn AMASTER -it data -ot cblfile -ic jef -il -ol

【コマンド形式 -補足】

省略しない呼び出し形式

mdportc -fn AMASTER -it data -ot cblfile -ob seq -ic jef -oc sjis -ir f -or f -il 69 -ol 69

-使用する各ファイルの名前を任意に指定したい場合は、-fnの代わりに-i, -o, -lオペランドを使用してください。

-順ファイル以外のCOBOLファイルへ出力する場合は、-obオペランドにより指定してください。

-入力データが富士通機以外の汎用機では、-icに入力データのコード体系を指定してください。

【レイアウト定義例】

COBOL登録集雛型

01 AMASTER-REC.

03 FILLER PIC X(20).

03 FILLER PIC 9(05).

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03 FILLER PIC S9(07) PACKED-DECIMAL.

03 AAA-G OCCURS 3.

05 FILLER PIC X(08).

05 FILLER PIC S9(04) BINARY.

03 FILLER PIC X(10).

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データファイルからSymfowareローダ型ファイルへの変換(Unicode形式)

【要件】

EBCDICおよびJEFコードで構成される固定長の順編成ファイルを、Windows上のSymfoware向けのローダ型ファイ

ル(UCS2形式)へ変換する。

【フロー図】

【コマンド呼び出し形式】

mdportc -fn AMASTER -it data -ot csv -ic jef -oc ucs2l -ns -or v -il -od crlf

【コマンド形式 -補足】

省略しない呼び出し形式

mdportc -fn AMASTER -it data -ot csv -p rdb2 -ic jef -oc ucs2l -ns -ir f -or v -il 69 -od crlf

-使用する各ファイルの名前を任意に指定したい場合は、-fnの代わりに-i, -o, -lオペランドを使用してください。

-Symfoware型ローダ形式以外のCSV形式で出力する場合は、-pオペランド、または、-s, -qオペランドで引用符、区切文字

を指定してください。

【レイアウト定義例】

COBOL登録集雛型

01 AMASTER-REC.

03 FILLER PIC X(20).

03 FILLER PIC 9(05).

03 FILLER PIC S9(07) PACKED-DECIMAL.

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03 AAA-G OCCURS 3.

05 FILLER PIC X(08).

05 FILLER PIC S9(04) BINARY.

03 FILLER PIC X(10).

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Windows上のCOBOL順ファイルからXMLデータへの変換

【要件】

Windows上のCOBOL順編成ファイルから、UTF8形式のXMLデータへ変換する。

※1ファイル/レコード 単位にXMLファイルを出力します。

【フロー図】

【コマンド呼び出し形式】

mdportc -i AMASTER -o *.xml -l AMASTER.lay -it data -ot xml -ic sjis -oc utf8 -ns -or v -il -od crlf -dv -xt

【コマンド形式 -補足】

省略しない呼び出し形式

mdportc -i AMASTER -o *.xml -l AMASTER.lay -it data -ot xml -ic sjis -oc utf8 -ns -ir f -or v -il 69 -od crlf -dv -xt

-入力ファイルを複数ファイルに分割して出力する場合は、-dvオペランドを指定して、-oオペランドにワイルドカード指定

[*.xmlのように]を行ってください。

-XML出力はsjis, euc, jis, utf8をサポートしています。

-ユーザ作成によるXMLテンプレートを先頭に付加したい場合は、-xtオペランドにファイルを指定してください。指定しな

い場合はMDPORT標準のテンプレートを付加します。

【レイアウト定義例】

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COBOL登録集雛型

01 AMASTER-REC.

03 FILLER PIC X(20).

03 FILLER PIC 9(05).

03 FILLER PIC S9(07) PACKED-DECIMAL.

03 AAA-G OCCURS 3.

05 FILLER PIC X(08).

05 FILLER PIC S9(04) BINARY.

03 FILLER PIC X(10).

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Windows上のRDBローダ型ファイルからデータファイルへの変換

【要件】

Windows上のRDBローダ型ファイル(SJIS)から、EBCDICおよびJEFコードで構成される固定長のデータファイルへ

変換する。

【フロー図】

【コマンド呼び出し形式】

mdportc -fn AMASTER -it csv -ot data -oc jef -ir v -id crlf -ol

【コマンド形式 -補足】

省略しない呼び出し形式

mdportc -fn AMASTER -it csv -ot data -p rdb2 -ic sjis -oc jef -ir v -or f -id crlf -ol 69

-使用する各ファイルの名前を任意に指定したい場合は、-fnの代わりに-i, -o, -lオペランドを使用してください。

-Symfoware型ローダ形式以外のCSV形式で入力にする場合は、-pオペランド、または、-s, -qオペランドで引用符、区切文

字を指定してください。

【レイアウト定義例】

COBOL登録集雛型

01 AMASTER-REC.

03 FILLER PIC X(20).

03 FILLER PIC 9(05).

03 FILLER PIC S9(07) PACKED-DECIMAL.

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03 AAA-G OCCURS 3.

05 FILLER PIC X(08).

05 FILLER PIC S9(04) BINARY.

03 FILLER PIC X(10).

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IBM漢字コードを使用する汎用機上のデータファイルからRDBローダ型ファイルへの変換

【要件】

他社汎用機上のデータファイルから Microsoft(R) Excel が標準サポートするCSV形式へ変換します。

変換結果をイベントログに出力します。

【フロー図】

【コマンド呼び出し形式】

mdportc -fn IMASTER -it data -ot csv -p excel -ic IBM -or v -il -od crlf -ev

【コマンド形式 -補足】

省略しない呼び出し形式

mdportc -fn IMASTER -it data -ot csv -p excel -ic IBM -oc sjis -ir f -or v -il 69 -od crlf -ev

-使用する各ファイルの名前を任意に指定したい場合は、-fnの代わりに-i, -o, -lオペランドを使用してください。

--iオペランドでファイル名を指定しない場合は標準入力となり、-oオペランドでファイル名を指定しない場合は標準出力と

なります。

-IBM以外の他社コードを入力とする場合は、KEIS[EBCDICおよび日立KEISコード]、JIPE[EBCDICおよび日本電気JIPS(E)

コード]、 JIPJ[EBCDICおよび日本電気JIPS(J)コード] または、AVX[EBCDICおよび日本電気AVX日本語コード]のいずれかの指

定が可能です。

--evオペランド指定がない場合は、イベントログへ出力しません。 -lgオペランドでログファイル名を指定してください。

【レイアウト定義例】

COBOL登録集雛型

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01 AMASTER-REC.

03 FILLER PIC X(20).

03 FILLER PIC 9(05).

03 FILLER PIC S9(07) PACKED-DECIMAL.

03 AAA-G OCCURS 3.

05 FILLER PIC X(08).

05 FILLER PIC S9(04) BINARY.

03 FILLER PIC X(10).

【イベントログ出力例】

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付録 コード変換/レコード変換機能

ここでは、コード変換/レコード変換機能に関する関数、及び、エラーメッセージの説明をします。

関数形式

コード/レコード変換機能で利用可能な関数の形式について説明します。

- コード変換機能

- レコード変換機能

出力メッセージ形式

コード/レコード変換機能が出力するメッセージについて説明します。

- メッセージ形式

- 警告メッセージ

【コード変換/レコード変換機能の関数形式】

[名 前]

関数名とその機能の概要を以下の形式で示します。

関数名 - 機能の概要

[形 式]

C言語での記述形式を示します。通常の字体は、示されているとおりに記述することを示しています。斜体の字体の引数は、置き換えて記

述することを示しています。

[機能説明]

関数の機能などについて説明します。

[復帰値]

関数の復帰値について説明します。

[変換仕様]

コード変換時の仕様について説明します。

[注 意]

関数を使用するにあたっての注意事項を記述します。

【コード変換/レコード変換機能の出力メッセージ形式】

コード/レコード変換機能は msgfilenameで指定した出力先に警告メッセージを出力します。

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コード変換機能

コード変換機能は、各種コード変換を行う関数群を提供します。

コード変換機能の各関数仕様について説明します。

MDCOINIT 使用するコード変換関数を宣言し、コード変換の初期処理を行います。

MDCOFREE コード変換の終了処理を行います。

MDCOSTAT 詳細エラー情報を取得します。

MDCOEBEU EBCDICコードからEUC(半角・英数カナ)コードに変換します。

MDCOEBJ7 EBCDICコードからJIS7コードに変換します。

MDCOEBJ8 EBCDICコードからJIS8コードに変換します。

MDCOEUEB EUC(半角・英数カナ)からEBCDICコードに変換します。

MDCOEUJ7 EUC(半角・英数カナ)コードからJIS7コードに変換します。

MDCOEUJ8 EUC(半角・英数カナ)コードからJIS8コードに変換します。

MDCOEUJE EUCコードからJEFコードに変換します。

MDCOEUJI EUCコードからJISコードに変換します。

MDCOEUSJ EUCコードからシフトJISコードに変換します。

MDCOJ7EB JIS7コードからEBCDICコードに変換します。

MDCOJ7EU JIS7コードからEUC(半角・英数カナ)コードに変換します。

MDCOJ7J8 JIS7コードからJIS8コードに変換します。

MDCOJ8EB JIS8コードからEBCDICコードに変換します。

MDCOJ8EU JIS8コードからEUCコードに変換します。

MDCOJ8J7 JIS8コードからJIS7コードに変換します。

MDCOJEEU JEFコードからEUCコードに変換します。

MDCOJEJI JEFコードからJISコードに変換します。

MDCOJESJ JEFコードからシフトJISコードに変換します。

MDCOJIEU JISコードからEUCコードに変換します。

MDCOJIJE JISコードからJEFコードに変換します。

MDCOJISJ JISコードからシフトJISコードに変換します。

MDCOSJEU シフトJISコードからEUCコードに変換します。

MDCOSJJE シフトJISコードからJEFコードに変換します。

MDCOSJJI シフトJISコードからJISコードに変換します。

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MDCOINIT()

[名 前]

MDCOINIT - 使用するコード変換関数を宣言し、コード変換の初期処理を行います。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOINIT(int funcnm);

[機能説明]

funcnmには、アプリケーション内で使用するコード変換関数を以下の中から指定し、メモリの確保、コード変換ケーブルの展開等の初期処

理を行います。

FUNC_MDCOEBEU 関数MDCOEBEU()を表します。

FUNC_MDCOEBJ7 関数MDCOEBJ7()を表します。

FUNC_MDCOEBJ8 関数MDCOEBJ8()を表します。

FUNC_MDCOEUEB 関数MDCOEUEB()を表します。

FUNC_MDCOEUJ7 関数MDCOEUJ7()を表します。

FUNC_MDCOEUJ8 関数MDCOEUJ8()を表します。

FUNC_MDCOEUJE 関数MDCOEUJE()を表します。

FUNC_MDCOEUJI 関数MDCOEUJI()を表します。

FUNC_MDCOEUSJ 関数MDCOEUSJ()を表します。

FUNC_MDCOJ7EB 関数MDCOJ7EB()を表します。

FUNC_MDCOJ7EU 関数MDCOJ7EU()を表します。

FUNC_MDCOJ7J8 関数MDCOJ7J8()を表します。

FUNC_MDCOJ8EB 関数MDCOJ8EB()を表します。

FUNC_MDCOJ8EU 関数MDCOJ8EU()を表します。

FUNC_MDCOJ8J7 関数MDCOJ8J7()を表します。

FUNC_MDCOJEEU 関数MDCOJEEU()を表します。

FUNC_MDCOJEJI 関数MDCOJEJI()を表します。

FUNC_MDCOJESJ 関数MDCOJESJ()を表します。

FUNC_MDCOJIEU 関数MDCOJIEU()を表します。

FUNC_MDCOJIJE 関数MDCOJIJE()を表します。

FUNC_MDCOJISJ 関数MDCOJISJ()を表します。

FUNC_MDCOSJEU 間数MDCOSJEU()を表します。

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FUNC_MDCOSJJE 関数MDCOSJJE()を表します。

FUNC_MDCOSJJI 関数MDCOSJJI()を表します。

本関数1回の呼び出しで、複数の関数名を同時に指定することはできません。1つのアプリケーションで異なる複数のコード変換関数を使

用する場合は、使用するコード変換関数の分だけ本関数を事前に呼び出す必要があります。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

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MDCOFREE()

[名 前]

MDCOFREE - コード変換の終了処理を行います。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOFREE();

[機能説明]

本関数は、MDCOINIT()関数で展開された文字コードテーブル変換テーブル等の動的に確保した領域の解放等のコード変換の終了処理を行

います。引数はありません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[注 意]

本関数を呼び出すと、MDCOINIT()により確保された資源は全て解放されます。本関数の呼び出し後は、再度MDCOINIT()を呼び出し初期化

処理を行わないと、コード変換処理を行えません。

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MDCOSTAT()

[名 前]

MDCOSTAT - 詳細エラー情報を取得します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

void MDCOSTAT(struct mdco_stat *stat);

[機能説明]

本関数は、各コード変換関数で発生したエラーの詳細情報を取得します。mdco_stat構造体宣言とその内容は以下の通りです。

struct mdco_stat {

int st_etyp; /* エラー種別 */

int st_eno; /* エラー番号 */

int st_wnum; /* ワーニング発生数 */

int *st_wpos; /* ワーニング発生位置 */

int *st_wtyp; /* ワーニング発生種別 */

} ;

st_etypには、各コードへ変換関数で発生したエラーの種別が返されます。エラーの種別は以下のとおりです。

0 エラーはありません。

MDCO_WAR 文字の変換エラーが発生しました。

MDCO_ERR 上記以外のエラー(システムエラー等)が発生しました。

st_enoは、st_etypの値が、MDCO_ERRの場合に以下の値が設定されます。MDCO_ERR以外の場合は無効となります。

MDCO_ENV 実行環境でエラーが発生しました。

MDCO_PAR パラメタに誤りがあります。

その他 上記以外の場合、システムのerrnoが設定されます。

st_wnumは、st_etypの値がMDCO_WARの場合に、ワーニングの発生件数を返します。MDCO_WAR以外の場合は無効となります。なお、

設定される最大件数は9999件までです。

st_wposは、st_etypの値がMDCO_WARの場合に、発生した変換エラーの先頭からの位置(バイト単位)がst_wnumで示される数の配列と

して格納され、そのポインタが返されます。

st_wtypは、st_etypの値がMDCO_WARの場合に、発生した変換エラー種別がst_wnumで示される数の配列として格納され、そのポインタ

が返されます。

エラー種別は以下のとおりです。

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MDCO_WCH1 未定義文字(1バイト系)です。

MDCO_WCH2 未定義文字(2バイト系)です。

MDCO_WNUM 数値エラーです。

MDCO_WOVR 領域長オーバー(変換後文字列長>出力文字列長)です。

[復帰値]

復帰値はありません。

[注 意]

本関数によって返されるエラー詳細情報は、直前に呼び出されたコード変換関数についての情報のみです。対象とするコード変換関数から

復帰後、本関数を呼び出す前に、ほかのシステムコールや関数を呼び出すとエラー詳細情報は無効になります。

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MDCOEBEU()

[名 前]

MDCOEBEU - EBCDICコードからEUC(半角・英数カナ)コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEBEU(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEBCDICコードからEUCコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、本関数では使用しません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEBCDIC(カナ)コード、出力データの文字コードはEUCコード(ASCIIコード+JISカタカナ(CS2))として変換

を行います。それ以外の文字コードは変換エラーとします。

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MDCOEBJ7()

[名 前]

MDCOEBJ7 - EBCDICコードからJIS7コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEBJ7(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEBCDICコードからJIS7コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、以下の値を設定することにより、出力データにパリティビットを付加することができます。

MDCOOPT_PN JIS7コードへ通常の変換を行います。パリティビットは付加しません。

MDCOOPT_PE JIS7コードへ変換し、上位1ビットを偶数パリティビットとします。

MDCOOPT_PO JIS7コードへ変換し、上位1ビットを奇数パリティビットとします。

その他 MDCOPT_PNと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEBCDIC(カナ)コード、出力データの文字コードはJIS7コードとして変換を行います。それ以外の文字コードは

変換エラーとします。本関数では、JIS7コードはASCII SO(シフトアウト)とSI(シフトイン)を使用し、下位7ビットのみでJISローマ

字、JISカタカナを表します。なお、パリティビットを付加する場合は、JIS7コードで使用されない上位1ビットを使用します。

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MDCOEBJ8()

[名 前]

MDCOEBJ8 - EBCDICコードからJIS8コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEBJ8(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEBCDICコードからJIS8コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、本関数では使用しません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEBCDIC(カナ)コード、出力データの文字コードはJIS8コードとして変換を行います。それ以外の文字コードは

変換エラーとします。

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MDCOEUEB()

[名 前]

MDCOEUEB - EUC(半角・英数カナ)からEBCDICコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEUEB(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEUC(半角・英数カナ)コードからEBCDICコードに変換し、outdataに設定しま

す。MDCOPARA構造体宣言とその設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、本関数では使用しません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEUC(ASCIIコード+JISカタカナ(CS2))、出力データの文字コードは、EBCDIC(カナ)コードとして変換を行

います。それ以外の文字コードは変換エラーとします。

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MDCOEUJ7()

[名 前]

MDCOEUJ7 - EUC(半角・英数カナ)コードからJIS7コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEUJ7(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEUC(半角・英数カナ)コードからJIS7コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA

構造体宣言とその設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、以下の値を設定することにより、出力データにパリティビットを付加することができます。

MDCOOPT_PN JIS7コードへ通常の変換を行います。パリティビットは付加しません。

MDCOOPT_PE JIS7コードへ変換し、上位1ビットを偶数パリティビットとします。

MDCOOPT_PO JIS7コードへ変換し、上位1ビットを奇数パリティビットとします。

その他 MDCOOPT_PNと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEUC(ASCIIコード+JISカタカナ(CS2))コード、出力データの文字コードは、JIS7コードとして変換を行いま

す。それ以外の文字コードは変換エラーとします。本関数では、JIS7コードはASCII SO(シフトアウト)とSI(シフトイン)を使用し、下

位7ビットのみでJISローマ字、JISカタカナを表します。なお、パリティビットを付加する場合は、JIS7コードで使用されない上位1ビッ

トを使用します。

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MDCOEUJ8()

[名 前]

MDCOEUJ8 - EUC(半角・英数カナ)コードからJIS8コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEUJ8(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEUC(半角・英数カナ)コードからJIS8コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA

構造体宣言とその設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、本関数では使用しません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEUC(ASCIIコード+JISカタカナ(CS2))コード、出力データの文字コードは、JIS8コードとして変換を行いま

す。それ以外の文字コードは変換エラーとします。

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MDCOEUJE()

[名 前]

MDCOEUJE - EUCコードからJEFコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEUJE(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEUCコードからJEFコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設定

内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEUCコード、出力データの文字コードは、JEFコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エラー

とします。

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MDCOEUJI()

[名 前]

MDCOEUJI - EUCコードからJISコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEUJI(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEUCコードからJISコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設定

内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEUCコード、出力データの文字コードは、JISコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エラー

とします。

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MDCOEUSJ()

[名 前]

MDCOEUSJ - EUCコードからシフトJISコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOEUSJ(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをEUCコードからシフトJISコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とそ

の設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはEUCコード、出力データの文字コードは、シフトJISコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換

エラーとします。

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MDCOJ7EB()

[名 前]

MDCOJ7EB - JIS7コードからEBCDICコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJ7EB(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJIS7コードからEBCDICコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、以下の値を設定することにより、入力データのパリティビットのチェックを行うことができます。

MDCOOPT_PN入力データは、通常のJIS7コードで、パリティビットは付加されていないものとして変換を行います。入力データパリ

ティビットが付加されている場合でも、上位1バイトは無視して変換を行います。

MDCOOPT_PE 入力データは、偶数パリティビット(上位1バイト)付のJIS7コードであるものとして変換を行います。

MDCOOPT_PO 入力データは、奇数パリティビット(上位1バイト)付のJIS7コードであるものとして変換を行います。

その他 MDCOOPT_PNと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJIS7コード、出力データの文字コードは、EBCDIC(カナ)コードとして変換を行います。それ以外の文字コード

は変換エラーとします。本関数では、入力データであるJIS7コードはASCII SO(シフトアウト)とSI(シフトイン)を使用してJISローマ

字、JISカタカナの切り替えを行い、下位7ビットのみで表されているものとします。また、パリティビットのチェックでエラーとなった場

合は、変換対象外の文字として扱います。

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MDCOJ7EU()

[名 前]

MDCOJ7EU - JIS7コードからEUC(半角・英数カナ)コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJ7EU(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJIS7コードからEUC(半角・英数カナ)コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA

構造体宣言とその設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、以下の値を設定することにより、入力データのパリティビットのチェックを行うことができます。

MDCOOPT_PN入力データは、通常のJIS7コードで、パリティビットは付加されていないものとして変換を行います。入力データパリ

ティビットが付加されている場合でも、上位1バイトは無視して変換を行います。

MDCOOPT_PE 入力データは、偶数パリティビット(上位1バイト)付のJIS7コードであるものとして変換を行います。

MDCOOPT_PO 入力データは、奇数パリティビット(上位1バイト)付のJIS7コードであるものとして変換を行います。

その他 MDCOOPT_PNと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJIS7コード、出力データの文字コードは、EUC(ASCIIコード+JISカタカナ(CS2))コードとして変換を行いま

す。それ以外の文字コードは変換エラーとします。本関数では、入力データであるJIS7コードはASCII SO(シフトアウト)とSI(シフトイ

ン)を使用してJISローマ字、JISカタカナの切り替えを行い、下位7ビットのみで表されているものとします。また、パリティビットの

チェックでエラーとなった場合は、変換対象外の文字として扱います。

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MDCOJ7J8()

[名 前]

MDCOJ7J8 - JIS7コードからJIS8コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJ7J8(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJIS7コードからJIS8コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設

定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

Page 334: ユーザーズガイドsoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/m130019/b1wd...CitrixはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。Citrix

alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、以下の値を設定することにより、入力データのパリティビットのチェックを行うことができます。

MDCOOPT_PN入力データは、通常のJIS7コードで、パリティビットは付加されていないものとして変換を行います。入力データパリ

ティビットが付加されている場合でも、上位1バイトは無視して変換を行います。

MDCOOPT_PE 入力データは、偶数パリティビット(上位1バイト)付のJIS7コードであるものとして変換を行います。

MDCOOPT_PO 入力データは、奇数パリティビット(上位1バイト)付のJIS7コードであるものとして変換を行います。

その他 MDCOOPT_PNと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJIS7コード、出力データの文字コードは、JIS8コードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エ

ラーとします。本関数では、入力データであるJIS7コードはASCII SO(シフトアウト)とSI(シフトイン)を使用してJISローマ字、JISカタ

カナの切り替えを行い、下位7ビットのみで表されているものとします。また、パリティビットのチェックでエラーとなった場合は、変換

対象外の文字として扱います。

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MDCOJ8EB()

[名 前]

MDCOJ8EB - JIS8コードからEBCDICコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJ8EB(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJIS8コードからEBCDICコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

Page 336: ユーザーズガイドsoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/m130019/b1wd...CitrixはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。Citrix

alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、本関数では使用しません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJIS8コード、出力データの文字コードは、EBCDIC(カナ)コードとして変換を行います。それ以外の文字コード

は変換エラーとします。

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MDCOJ8EU()

[名 前]

MDCOJ8EU - JIS8コードからEUCコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJ8EU(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJIS8コードからEUCコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設

定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

Page 338: ユーザーズガイドsoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/m130019/b1wd...CitrixはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。Citrix

alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、本関数では使用しません。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJIS8コード、出力データの文字コードは、EUC(ASCIIコード+JISカタカナ(CS2))コードとして変換を行いま

す。それ以外の文字コードは変換エラーとします。

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MDCOJ8J7()

[名 前]

MDCOJ8J7 - JIS8コードからJIS7コードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJ8J7(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJIS8コードからJIS7コードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設

定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、本関数では使用しません。

optは、以下の値を設定することにより、出力データにパリティビットを付加することができます。

MDCOOPT_PN JIS7コードへ通常の変換を行います。パリティビットは付加しません。

MDCOOPT_PE JIS7コードへ変換し、上位1ビットを偶数パリティビットとします。

MDCOOPT_PO JIS7コードへ変換し、上位1ビットを奇数パリティビットとします。

その他 MDCOOPT_PNと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJIS8コード、出力データの文字コードは、JIS7コードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エ

ラーとします。本関数では、JIS7コードはASCII SO(シフトアウト)とSI(シフトイン)を使用し、下位7ビットのみでJISローマ字、JISカ

タカナを表します。なお、パリティビットを付加する場合は、JIS7コードで使用されない上位1ビットを使用します。

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MDCOJEEU()

[名 前]

MDCOJEEU - JEFコードからEUCコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJEEU(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJEFコードからEUCコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設定

内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJEFコード、出力データの文字コードは、EUCコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エラー

とします。

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MDCOJEJI()

[名 前]

MDCOJEJI - JEFコードからJISコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJEJI(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJEFコードからJISコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設定

内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen: /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJEFコード、出力データの文字コードは、JISコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エラー

とします。

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MDCOJESJ()

[名 前]

MDCOJESJ - JEFコードからシフトJISコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJESJ(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJEFコードからシフトJISコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とそ

の設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJEFコード、出力データの文字コードは、シフトJISコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換

エラーとします。

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MDCOJIEU()

[名 前]

MDCOJIEU - JISコードからEUCコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJIEU(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJISコードからEUCコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設定

内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードJISコード、出力データの文字コードは、EUCコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エラーと

します。

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MDCOJIJE()

[名 前]

MDCOJIJE - JISコードからJEFコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJIJE(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJISコードからJEFコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその設定

内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJISコード、出力データの文字コードは、JEFコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換エラー

とします。

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MDCOJISJ()

[名 前]

MDCOJISJ - JISコードからシフトJISコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOJISJ(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをJISコードからシフトJISコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはJISコード、出力データの文字コードは、シフトJISコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換

エラーとします。

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MDCOSJEU()

[名 前]

MDCOSJEU - シフトJISコードからEUCコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOSJEU(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをシフトJISコードからEUCコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とそ

の設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはシフトJISコード、出力データの文字コードは、EUCコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換

エラーとします。

Page 355: ユーザーズガイドsoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/m130019/b1wd...CitrixはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。Citrix

MDCOSJJE()

[名 前]

MDCOSJJE - シフトJISコードからJEFコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOSJJE(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをシフトJISコードからJEFコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とそ

の設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

Page 356: ユーザーズガイドsoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/m130019/b1wd...CitrixはCitrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。Citrix

alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはシフトJISコード、出力データの文字コードは、JEFコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換

エラーとします。

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MDCOSJJI()

[名 前]

MDCOSJJI - シフトJISコードからJISコードに変換します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDCOSJJI(struct MDCOPARA *codpara, char *indata, char *outdata);

[機能説明]

本関数は、indataで指定された入力データをシフトJISコードからJISコードに変換し、outdataに設定します。MDCOPARA構造体宣言とその

設定内容は以下の通りです。

struct MDCOPARA {

int rtncod; /* 復帰値 */

int rlen; /* 変換結果長 */

char filler1[32]; /* 空き領域 */

short int inlen; /* 入力データ長 */

short int outlen; /* 出力データ長 */

char alt1[1]; /* 1バイト系代替文字 */

char alt2[2]; /* 2バイト系代替文字 */

char filler2[1]; /* 空き領域 */

int opt; /* 変換オプション */

} ;

rtncodには本関数の復帰詳細コードが返されます。設定される内容は以下のとおりです。

0x00 正常(コード変換成功)

0x08 条件付正常(出力データ長>変換後データ長)

0x09 条件付正常(入力データに変換対象外の値があります)

0x10 異常(入力データ長<1)

0x11 異常(出力データ長<変換後データ長)

0x12 異常(入力データ長>最大入力データ長または出力データ長>最大出力データ長)

0x18 異常(その他の異常:システムエラー等)

rlenには、変換後のデータ長が返されます。

inlenは、入力データ長を設定します。

outlenは、出力データ長を設定します。

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alt1は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する1バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

alt2は、入力データに変換不能な文字が含まれる場合に、代替する2バイト系の文字を変換先のコード体系で指定します。

optは、以下の値を設定することにより、変換仕様の切り替えを行います。

MDCOOPT_N入力および出力データはCOBOLの日本語項目に指定されるデータ(2バイト/1文字)として変換を行い、シフトコードは

含まないものとします。

MDCOOPT_M入力および出力データはCOBOLの英数字日本語混在項目として変換を行い、必要であればシフトコードが含まれるものと

します。

その他 MDCOOPT_Mと同意です。

[復帰値]

正常終了時(条件付き正常終了含む)は0を、異常終了時は-1を返します。

[変換仕様]

入力データの文字コードはシフトJISコード、出力データの文字コードは、JISコードとして変換を行います。それ以外の文字コードは変換

エラーとします。

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レコード変換機能

レコード変換機能は、レコード単位にコード変換、レコード変換を行う関数群を提供します。

レコード変換機能の各関数仕様およびデータ定義文解析ファイル生成コマンドについて説明します。

mdportg データ定義文解析ファイル生成コマンド

MDP_init レコード変換関数の初期化を行います。

MDP_conv 文字コードの変換/レコード形式の変換を行います。

MDP_fin レコード変換関数の終了処理を行います。

MDP_stat 詳細情報を取得します。

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mdportg

[名 前]

mdportg - データ定義文解析ファイル生成コマンド

[形 式]

mdportg -if infile [-of outfile]

-itype { data | rdb } -otype { text | data | rdb } [-oracle | -informix | -rdb2 ]

[機能説明]

mdportgは、指定されたデータ定義文と変換対象のファイル/レコードの形式を解析し、レコード変換機能(関数群)で使用可能なデータ定

義文解析ファイルを生成します。

以下にmdportgのオプションと意味を説明します。

表1 MDPORTGのオプション説明

-if infile解析の対象となるデータ定義文ファイル名を指定します。データ定義文の入力形式については“データ定義文

の入力形式”を参照して下さい。

-of outfile

データ定義文解析ファイル名を指定します。データ定義文解析ファイルは-ifで指定されたデータ定義文ファイ

ルを解析して作成されます。このオプションを省略した場合は、“infile.mdg”に出力されます。既にファイル

が存在している場合は上書きされます。

-itype { data | rdb }入力対象となるレコードまたはファイルの形式を指定します。形式については表2を参照して下さい。

rdbをcsvと指定することも可能です。

-otype { text | data | rdb }出力対象となるレコードまたはファイルの形式を指定します。形式については表2を参照して下さい。

rdbをcsvと指定することも可能です。

-oracle | -informix | -rdb2CSV形式ファイル/レコードを扱う場合に、各RDBでサポートされるローダ形式を指定します。-itypeまたは-

otypeにrdbを指定したときのみ有効です。ローダ形式については、表3を参照して下さい。

表2 ファイル形式の意味

text テキストファイル文字キャラクタのみで構成されたファイルを示します。コード体系によりレコードの単位が異なり、ASCII系

コードでは改行コードをレコードの区切りとします。

data データファイルバイナリのデータファイルを示します。汎用機上の順ファイルを、ファイル転送や外部媒体経由で移入した

ファイルが、この形式に該当します。レコードフォーマットは、データ定義文により識別されます。

rdb

(csv) CSV形式ファイル

データ項目間に区切り文字を挿入した、CSV形式のテキストファイルを示します。CSVの形式は各RDBのローダ

形式に従います。EUCまたはシフトJISコードの文字キャラクタのみで構成され、改行コードをレコードの区切

りとします。

表3 ローダ形式

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-rdb2

Symfowareのローダ形式

文字型データは引用符(”)でくくられます。データ中の引用符1文字(”)を表す場合、引用符を2つ並べます。ヌル文字列

は引用符でくくりません。

-oracle

ORACLEのローダ形式

文字型データは引用符(”)でくくられます。データ中の引用符1文字(”)を表す場合、引用符を2つ並べます。ヌル文字列

も引用符でくくります。

-informixINFORMIXのローダ形式

文字型データは引用符(”)でくくられません。

[注意]

mdportgで指定できる変換パスは以下のとおりです。

出力形式

入力形式text rdb data

text - - -

rdb - - ○

data ○ ○ ○

※text変換の場合(text → text)はデータ定義文解析ファイルは不要です。

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MDP_init()

[名 前]

MDP_init - レコード変換関数の初期化を行います。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

char *MDP_init(struct MDPcvinf *inf);

[機能説明]

本関数は、infが指すコード変換指示に従って、コード変換テーブルの展開/レイアウト情報の展開を行い、コード変換情報として、その先

頭アドレスを復帰値として返します。MDPcvinf構造体宣言とその設定内容は以下の通りです。

struct MDPcvinf { /* コード変換/ レコード変換機能(ライブラリ) 変換指示

構造体 */

char icode[8]; /* 入力文字コード */

char ocode[8]; /* 出力文字コード */

int itype; /* 入力ファイル形式 */

int otype; /* 出力ファイル形式 */

int irecdlm; /* 入力レコード改行コード */

int orecdlm; /* 出力レコード改行コード */

int isomode; /* ISO/エミュレータモード */

int ikana; /* 入力半角カナモード */

int okana; /* 出力半角カナモード */

int irecfm; /* 入力レコード属性 */

int orecfm; /* 出力レコード属性 */

int shift; /* シフトコード除去モード */

int cs3mode; /* コードセット3モード */

int amend1; /* 1バイト系代替文字 */

int amend2; /* 2バイト系代替文字 */

char delimita; /* CSV区切り文字 */

char noblc; /* 後続空白削除抑止フラグ */

char filler[2]; /* 未使用 */

int msgmax; /* メッセージ出力MAX 件数 */

int msgcont; /* MSG 上限到達処理続行 */

char *msgfname;/* メッセージ出力先ファイル

*/

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char *usrfname; /* 利用者定義ファイル名 */

char *layfname; /* データ定義文解析ファイル */

} ;

icode、ocodeはそれぞれ入力文字コード、出力文字コードのキーワードを指定します。

sjis ASCIIおよびシフトJISコード

euc ASCIIおよびEUCコード

jef EBCDICおよびJEFコード

jefallEBCDICおよびJEFコード(相手側のコード体系がUnicodeの時のみ指定可

能)

Unicode UCS2形式、UTF8形式およびCOBOLのUnicode形式

他社コー

ドEBCDICおよび他社日本語コード

Unicodeには、以下の指定を行うことができます。

ucs2b UCS2形式(ビッグエンディアン)

ucs2l UCS2形式(リトルエンディアン)

utf8 UTF8形式

cobubCOBOLファイルのUnicode形式、日本語項目は、UCS2(ビッグエンディア

ン)、英数字項目または英数字日本語混在項目は、UTF8として扱います

cobulCOBOLファイルのUnicode形式、日本語項目は、UCS2(リトルエンディア

ン)、英数字項目または英数字日本語混在項目は、UTF8として扱います

他社コードには、以下の指定を行うことができます。

ibm EBCDICおよびIBM漢字コード

keis EBCDICおよび日立KEISコード

jipse EBCDICおよび日本電気JIPS(E)コード

jipsj EBCDICおよび日本電気JIPS(J)コード

表1 データファイル変換で指定できる変換パス

otype ocode

itype icode

data rdb text

sjis euc jef jefall Unicode他

社sjis euc ucs2b ucs2l utf8 sjis euc ucs2b ucs2l utf8

sjis ○ ○ ○ - - ○ ○ ○ - - - ○ ○ - - -

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data

euc ○ ○ ○ - - ○ ○ ○ - - - ○ ○ - - -

jef ○ ○ - - ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

jefall - - - - ○ - - - ○ ○ ○ - - ○ ○ ○

Unicode - - ○ ○ - - - - - - - - - - - -

他社 ○ ○ - - - - ○ ○ - - - ○ ○ - - -

rdb

sjis ○ ○ ○ - - ○ - - - - - - - - - -

euc ○ ○ ○ - - ○ - - - - - - - - - -

ucs2b - - ○ ○ - - - - - - - - - - - -

ucs2l - - ○ ○ - - - - - - - - - - - -

utf8 - - ○ ○ - - - - - - - - - - - -

○ : 指定可 - : 指定不可

備考. 表1に載っていない指定はできない

表中のUnicodeは、ucs2b, ucs2l, utf8, cobub, cobulのコードを示す

表2 テキストモード変換で指定できる変換パス

otype ocode

itype icode

text

sjis euc jef jefall ucs2b ucs2l utf8他

text

sjis ○ ○ ○ - - - - ○

euc ○ ○ ○ - - - - ○

jef ○ ○ - - ○ ○ ○ -

jefall - - - - ○ ○ ○ -

ucs2b - - ○ ○ - - - -

ucs2l - - ○ ○ - - - -

utf8 - - ○ ○ - - - -

他社 ○ ○ - - - - - -

COBOLソースjef ○ ○ - - - - - -

他社 ○ ○ - - - - - -

○ : 指定可 - : 指定不可

備考. 表2に載っていない指定はできない

itype、otypeはそれぞれ入力レコード形式、出力レコード形式を以下の値の中から指定します。

TYPE_T テキスト

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TYPE_D データ

TYPE_S COBOL固定長ソース

TYPE_O CSV形式(oracle)

TYPE_R CSV形式(RDB2,Symfoware)

TYPE_I CSV形式(INFORMIX)

irecdlm、orecdlmはそれぞれ入力レコード区切文字、出力レコード区切文字を以下の値の中から指定します。

DLM_CRLF 復帰改行(CRLF)

DLM_LF 改行(LF)

DLM_NO コードによる区切りなし

isomodeはEBCDIC系のコード変換において、以下の値の中から指定します。なお、EBCDIC系以外のコード変換では無視されます。

ISO ISOモード変換

EMU エミュレータモード変換

icodeまたはocodeに、EBCDIC系コード(jef,他社コード)を指定していない場合は意味を持ちません。

ISOを指定した場合は、富士通のISOコード変換仕様に基づいた変換が行われます。EMU指定との相違点を表3に示します。

表3 EMUとISOオペランドの相違点

変換パス 変換前変換後

EMU指定 ISO指定

EBCDIC→ASCII! ! ]

| ] !

ASCII→EBCDIC

! ! |

] | !

(英小文字) (英大文字) (変換エラー)

ikanaは入力の半角カナモードを以下の値の中から指定します。

(入力がEUCコードの時のみ指定が有効になります。)

KANA_E EUCコード体系のコードセット2(2バイト/1文字)

KANA_J JIS8コード(1バイト/1文字)

okanaは出力の半角カナモードを以下の値の中から指定します。

(出力がEUCコードの時のみ指定が有効になります。)

KANA_E EUCコード体系のコードセット2で出力(2バイト/1文字)

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KANA_J JIS8コードで出力(1バイト/1文字)

KANA_G EUCコード体系のコードセット1(全角カナ)で出力

irecfmは入力ファイルのレコード属性を指定します。入力ファイル形式がデータファイル、EBCDIC系コードのテキストファイルの場合に有

効となります。それ以外のASCII系コードのテキストファイルや、RDB型ローダファイルでは、改行コードをレコードの区切りとするため無

効となります。省略した場合は固定長レコードとして扱われます。

RECFM_F 固定長レコード

orecfmは出力ファイルのレコード属性を指定します。出力ファイルがEBCDIC系コードのテキストファイル、データファイルの場合に有効

となります。ASCII系コードのテキストファイルやRDB型ローダファイルの出力では、改行コードをレコードの区切りとするため無効となり

ます。省略した場合は固定長レコードとして扱われます。

RECFM_F 固定長レコード

shiftはEBCDIC系コードからのデータ変換において、入力レコード上の制御コードの扱いを以下の値の中から指定します。

SHIFT_L シフトコード除去後 左詰め

SHIFT_B シフトコードを空白(0x20)へ置換

cs3modeは変換後または変換元のEUCコードとして、コードセット3(3バイト/1文字表現)の使用する/しないを指定します。

入力EUCデータにコードセット3の文字が存在すれば、変換エラーとなり2バイト系代替文字コードで出力され、変換結果EUCデータに

コードセット3の文字が存在すれば、2バイト系代替文字コードで出力されます。ただし、利用者定義変換テーブルにEUCコードセット3

を定義した場合は、定義内容が有効となり代替文字コードで出力されません。

NOCS3_BLK コードセット3を使用しません。

NOCS3_EUC コードセット3を使用します。

amend1は1バイト系コードの変換において、変換不可能な文字が発生した場合、代替文字として出力する文字の文字コードを指定しま

す。省略した場合、“_”(アンダーバー)を代替文字とします。

amend2は2バイト系コードの変換において、変換不可能な文字が発生した場合、代替文字として出力する文字の文字コードを指定しま

す。省略した場合、“■”(塗りつぶした四角)を代替文字とします。

delimitaはCSV形式の項目間の区切り文字を指定します。以下の値の中から指定して下さい。なお、指定する文字は1バイトの1文字でなけ

ればなりません。

省略(NULL) “,”(カンマ)を区切り文字として使用します。

文字 指定文字を区切り文字として使用します。

noblcは変換後の文字項目データについて、後続空白を削除する/しないを指定します。なお出力レコード形式がデータの場合、出力領域長

に満たない部分は、出力属性に応じた空白文字を埋めますのでこの指定は意味をもちません。

BLC_ON 後続空白を削除して出力します。

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BLC_OFF 後続空白は削除せずに出力します。

msgmaxはコード変換時に発生した警告メッセージの出力件数の上限値を以下の値の中から指定します。

MSG_NO 警告メッセージを出力しません。

0 警告メッセージを無制限に出力します。

1~9999 指定された値を警告メッセージの出力の上限値とします。

msgcontはコード変換時に発生した警告メッセージの件数がmsgmaxで指定した値に達した時、その後の変換処理を続行するか否かを指定

します。省略した場合、MSGCONT_ONとして扱います。

MSGCONT_ON 処理を続行します。

MSGCONT_OFF 処理を中断します。

msgfnameはコード変換時に発生した警告メッセージの出力先ファイル名を指定します。NULLが指定された場合、警告メッセージは出力さ

れません。指定されたファイル名が存在しない場合は新規に作成し、既に存在する場合は上書きします。

usrfnameは利用者定義変換テーブルファイル名を指定してください。利用者定義ファイルを使用しない場合はNULLを指定してください。

指定されたファイル名が存在しない場合は異常終了します。

利用者定義テーブルに関する詳細はTF-MDPORTオンラインマニュアルの"MDPORT変換指示 利用者定義変換テーブル"を参照して下さい。

layfnameはmdportgコマンドにより出力されたデータ定義文解析ファイル名を指定してください。データファイル変換以外の場合は無視さ

れます。指定されたファイル名が存在しない場合は異常終了します。

[復帰値]

正常終了の場合確保されたコード変換情報のアドレスが返されます。異常終了の場合はNULLが返されます。

[注 意]

MDP_init()関数で初期化を行わずに、他のレコード変換関数を呼び出さないで下さい。動作は保証されません。

MDP_init()関数での初期化は1度だけ行ってください。重複して初期化を行う必要はありません。

mdportgコマンドとMDP_init()関数で指定する入出力ファイル形式は同じにして下さい。異なる場合、動作は保証されません。

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MDP_conv()

[名 前]

MDP_conv - 文字コードの変換/レコード形式の変換を行います。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDP_conv(char *inf,char *irec,int ireclen,char *orec,int *oreclen);

[機能説明]

本関数は、MDP_init()の復帰値として返されたコード変換情報infに従い、入力レコードirecをireclenバイトだけ読み込み、変換結果、変換

後バイト長をそれぞれorec、oreclenに返します。なお、orecの領域はireclen、文字コード、ファイルタイプなどを考慮したうえで呼び出し

元で十分な領域を確保し、そのバイト長をoreclenに設定して下さい。

[復帰値]

正常終了時はMDPORT_OKを、異常終了時はMDPORT_NGを返します。

[注 意]

- 入出力レコードが行区切り文字ありの場合、それぞれのレコード長は、行区切文字長を含むものとします。

- 入出力レコード長に指定できる最大レコード長は、32767バイトまでです。

- 入出力レコードが可変長レコードの場合、RDW(Record Descriptor Word)は含まないものとします。

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MDP_fin()

[名 前]

MDP_fin - レコード変換関数の終了処理を行います。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDP_fin(char *inf);

[機能説明]

本関数は、MDP_init()の復帰値として返されたコード変換情報infの領域を解放し、レコード変換の後処理を行います。

[復帰値]

正常終了時はMDPORT_OKを、異常終了時はMDPORT_NGを返します。

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MDP_stat()

[名 前]

MDP_stat - 詳細情報を取得します。

[形 式]

#include “MDPcomm.h”

int MDP_stat(int para, char *inf);

[機能説明]

本関数は、MDP_init()の復帰値として返されたコード変換情報infからparaに従った情報を取得します。paraに以下の値を指定することがで

きます。

MDP_WARNUM ワーニング発生件数を取得します。

MDP_ERROR 本関数を呼び出す直前のMDP_conv()または、MDP_fin()で発生したエラー詳細コードを取得します。

[復帰値]

paraに指定された値により以下の値が返されます。

MDP_WARNUM

0 : ワーニングは発生していません。

正の整数 : ワーニング発生件数

MDP_ERROR

0 : 正常終了しました。

MDPERR_PARA : 引数に誤りがあります。

MDPERR_CONV : コード変換エラー(ワーニング)が発生しました。

MDPERR_ENV : 環境に誤りがあります。

その他の数値 : システムのerrnoです。

[注 意]

- 本関数では、MDP_init()の詳細情報は取得できません。MDP_init()の詳細情報はメッセージの出力先ファイルまたは、標準エラー出力を

参照して下さい。

- 本関数によって返されるエラー詳細情報は、直前に呼び出されたレコード変換関数についてのみの情報です。対象とするレコード変換関

数から復帰後、本関数を呼び出す前に、他のシステムコールや関数を呼び出すとエラー詳細情報は無効になります。

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データ定義文解析ファイル生成コマンド[mdportg]のエラーメッセージ

ここでは、コード変換/レコード変換機能で利用するmdportg関数のエラーについて説明します。以下にメッセージ形式を示します。

MDPORT メッセージレベル:メッセージ本文

メッセージレベル

以下に、出力されるメッセージレベルを示します。

(なし) 実行に関して、利用者に通知する確認メッセージです。

error エラーが発生しだい処理を中断し、コマンドは異常終了します。

warning 軽度のエラーが存在しますが、適当な仮定に従って処理を続行します。

メッセージ本文

メッセージの内容を示します。メッセージによっては2行にわたって出力され、2行目には、メッセージの示す箇所や詳細情報が示されま

す。

例 :

MDPORT ERROR : データ定義文に文法上の誤りがあります。

line:5 detail 不当な文字列が存在

このメッセージ例では、データ定義文の5行目に、指定可能キーワード以外の文字列を検出したことを意味しています。

エラー等が発生した場合は、メッセージ本文中の発生理由をもとに、正しい指定を行う等して再度コマンドを実行してください。以下に、

メッセージ本文の2行目に出力される詳細情報の意味を示します。

line データ定義文等の入力となるファイルの行番号を示します。

obj エラーが発生したMDPORTのプログラム名を示します。

file エラーが発生した時にアクセスを試みたファイル名を示します。

sys エラーが発生した関数名・システムコール名を示します。

errno システムコールより通知されたエラーコードを示します。

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警告メッセージ

ここでは、警告メッセージの出力形式や意味を説明します。

警告メッセージは、処理続行可能な軽度のエラーが発生した場合に出力されます。警告メッセージの出力先は、以下のように決定されま

す。

MDP_init関数内のmsgfnameでコード変換時に発生した警告メッセージの出力先ファイル名を指定します。NULLが指定された場

合、警告メッセージは出力されません。指定されたファイル名が存在しない場合は新規に作成し、既に存在する場合は上書きしま

す。

警告メッセージは以下の形式で出力されます。

nnnn-mmm : 警告メッセージ内容 nnnn : 入力ファイルに対する1から始まるレコード番号

mmmm : 入力レコードに対する1から始まる発生カラム位置

表1に、出力される警告メッセージ内容とその意味を示します。

表1 警告メッセージ内容と意味

警告メッセージ内容 意 味

char:XX 変換不能文字の発生(XXは変換不能なコード)

num error 数値項目における数値例外または符号例外

RDW error 可変長レコードRDW情報に誤り

multi-c error 2バイト系コード値の異常

length over 変換結果が出力長を超えた

item over 入力データの項目数がデータ定義文より多い

警告メッセージは出力時に、1行80バイト以内におさまるように編集されます。以下に、出力の例を示します。

例:1-10:char:01 1-25:char:09 1-305:num error 1-400:multi-c error

2-404:item over 5-10:char:06 28-404:item over 100-1:char:FF

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コマンド機能における制限・注意事項

コマンド機能における制限・注意事項を以下に示します。

- データファイル変換では当コマンドはUNIX版と異なり、COPYライブラリを直接指定しての変換(COPY句の解析を同時に行うこと)はで

きません。

あらかじめレイアウト定義機能(F5AVPLAY.EXEまたはMDPORTLC.EXE)で、レイアウト定義ファイルを作成して下さい。

- 変換指示ファイルを指定した変換において、指定された変換指示ファイルがCharset Managerを使用して変換するよう定義されている場

合、-jオペランドを指定しなくてもCharset Manager変換となります。

- コマンド機能の変換仕様はTF-MDPORTオンラインマニュアルに記載されている変換仕様に従います。コード/レコード変換機能の変換

仕様とは異なる部分があります。

- MDPORTを複数起動した場合の動作は保証していません。

- 4GBを超えるログファイルへのログ出力を行うことはできません。また、入力ファイルにワイルドカードを指定し、出力ファイルが単

一で追加書きとなる場合も同様に、4GBを超える出力ファイルに追加書きすることはできません。

- MDPORTCコマンドで可変長データの変換を行う場合に-ilオペランドを指定すると、ファイルの途中で変換処理が終了する場合がありま

す。可変長データの変換の場合は-ilオペランドを指定しないでください。

- 入力または出力にXML形式を指定したレイアウト定義を変換で使用することは出来ません。[x64版]

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コード変換/レコード変換機能における制限・注意事項

コード変換/レコード変換機能における制限・注意事項を以下に示します。

- Charset Managerがインストールされている場合は、Charset Managerを利用したコード変換を行います。

同一コードでの変換やCharset Managerで対応していないコード変換パスでは利用しません。

Charset Managerの動作環境の設定に関する詳細は"実行環境"を参照して下さい。

- 変換不能文字がある場合、MDPcvinf構造体宣言のmsgfnameに指定したファイルに変換元コードが16進形式で出力されます。

Unicodeの場合は種別(UCS2/UTF8)やエンディアンにかかわらず、UCS2ビッグエンディアンで出力されます。

- 利用者変換定義テーブルでUnicodeを指定する場合は、コード系名にUCS2を指定し文字コードは、UCS2ビッグエンディアン4桁で指定

します。

UnicodeからJEFへの変換の場合、利用者変換定義テーブルの指定によって、X項目にJEF2バイト文字やN項目にJEF1バイト文字が設

定される場合があります。 この場合変換エラーの扱いになります。

利用者変換定義テーブルに関する詳細はTF-MDPORTオンラインマニュアルの"MDPORT変換指示 利用者定義変換テーブル"を参照して

下さい。

- レコード変換機能ではUnicodeファイルのSignatureを認識しません。ユーザアプリケーションで認識し、レコードデータのみをレコー

ド変換機能に渡して下さい。 またUnicode変換後のSignatureの付与についてもユーザアプリケーションで必要に応じて行って下さい。

- UCS2(ビッグエンディアン)の入力レコード長を奇数バイトにした場合、半端な最後の1バイトは変換エラーとしますが、 UCS2(リトル

エンディアン)の場合は端数バイトを無視しエラーとしていません。

- MDPcomm.hの定義文において、当マニュアルに説明がない項目については、本バージョンでは意味を持ちません。

- レコード変換機能で変換中にシステムエラーなどの継続不可能なエラーが発生した場合、当該レコードの変換結果は保証されません。

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用語集

Charset Manager

富士通標準コード変換を提供しているWindows上のソフトウェアです。

Charset ManagerのバージョンレベルはV2.1以降でなければなりません。

なお、Unicodeを使用する場合はV2.1L30以降が必要です。

COBOLファイル

Windows上のCOBOLアプリケーションプログラムでアクセスするファイルの形式。ファイル編成として、レコード順ファイル、行順

ファイル、相対ファイル、索引ファイルがあります。

なお、汎用機上のCOBOLプログラムで作成されたファイルは、コード変換/レコード変換機能(ライブラリ)では一般ファイルとして扱い

ます。

COPYライブラリ

COBOL言語で記述された、レコード記述項のCOPY原始文ソースを指しています。

CSV形式

項目間をカンマ(デリミタ文字)で区切った形式のテキストファイルを指します。コード変換/レコード変換機能(ライブラリ)では区切り

文字がカンマ以外でもCSV形式と呼びます。一般的に可変長レコードです。これに対し、レコード上の相対バイト位置で項目を区切る

データファイルを、データファイル形式と呼びます。

CSV形式であれば、表計算ソフトや各種RDBローダファイル、awk等のユーティリティへと応用することができます。

XML形式

コマンド機能(mdportc)でXMLデータを作成する場合に指定する形式です。レイアウト定義の項目名をタグ、属性としてXMLデータを

作成できます。

Signature

Unicodeファイルが、UCS2(リトルエンディアン)・UCS2(ビッグエンディアン)・UTF8のどれなのかを識別するためのコードです。ファ

イルの先頭に付加されます。

データ定義文ファイル

レコード変換機能(ライブラリ)で、入力または出力のファイル形式がデータファイルの場合に使用します。データファイルのレコード

フォーマットを、COBOL文法のデータレコード記述を使用して記述したテキストファイルで定義します。COBOL文法は、コード変換/

レコード変換機能(ライブラリ)でサポートしているANSI'85規定範囲内で記述します。

データ定義文解析ファイル

データ定義文解析ファイル生成コマンドにより作成されるファイルです。レコード変換機能(ライブラリ)によるデータ変換では必須と

なります。

変換指示ファイル

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コマンド機能(mdportc)の変換指示により指定された情報を格納するファイルで、拡張子は「.mdp」です。変換指示ファイルは

MDPORT本体機能で作成します。

利用者定義変換テーブル

利用者定義文字(外字)や拡張漢字/非漢字を任意の文字へ変換するための、コードの対応づけを行うテーブルファイルです。

レイアウト定義ファイル

レイアウト定義機能により作成されるファイルで、拡張子は「.lay」です。データファイル変換では必須となります。

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FUJITSU SIMPLIA/TF­LINDA

          ユーザーズガイド         (テストデータ作成・更新・検証ツール) 

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x64-Windows版

SIMPLIA/TF-LINDA V70L10A

オンラインマニュアル

第 1.1 版

はじめに

SIMPLIA/TF-LINDA(SIMple development and maintenance support Program LIbraries for Application system/Testing Facility of

Logical INformation support tool of DAtaset 以降、LINDAまたはTF-LINDAと略します)は、開発支援システムの1つであ

り、Windows(R) のGUIを用いた簡単な会話形式により、一般ファイルのデータ作成・更新・検証を支援します。

輸出管理規制について

本オンラインマニュアルを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の

上、必要な手続きをおとり下さい。

登録商標について

本オンラインマニュアルで使われている登録商標及び商標は、以下のとおりです。

- Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

略記について

本オンラインマニュアルでは、各製品を次のように略記しています。

「Windows(R) 7 Home Premium」または、

「Windows(R) 7 Professional」、

「Windows(R) 7 Enterprise」、

「Windows(R) 7 Ultimate」

→ 「Windows 7」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise」

→ 「Windows Server 2008」または

「Windows Server 2008 R2」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)」

→ 「Windows Server 2008」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition」

→ 「Windows Server 2003 x64 Edition」または

「Windows Server 2003 R2 x64 Edition」

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「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition」

→ 「Windows Server 2003 x64 Edition」

次の製品すべてを指す場合

Windows 7

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008

Windows Server 2003 R2 x64 Edition

Windows Server 2003 x64 Edition

→ 「Windows」

Copyright 1994­2013 FUJITSU LIMITED

Administrator
タイプライターテキスト
Administrator
タイプライターテキスト
Administrator
タイプライターテキスト
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背景と効果

システム開発におけるテスト工程は、その品質と信頼性を左右する重要な要素の一つです。

テスト工程では、個々のプログラムあるいはシステム全体の稼働確認を行いますが、このテスト工程はさらに、テスト環境の作成からテスト結果の検証までいくつかの作業に分類することができます。これらの作業の中で特に時間と費用が必要となる作業がテストデータの作成作業とテスト結果の検証作業です。TF-LINDAは、この2つの作業を正確かつ迅速に行えるよう支援します。

TF-LINDAの使用による効果 - テスト作業で使用するテストデータ作成の効率化 - テスト結果の検証作業の効率化

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特徴

TF-LINDAには以下の特徴があります。

●データ項目単位に表示する見やすい画面

画面上に、COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)のデータ項目名/項目属性に応じた形式で、データを表示するため、データ内容を容易に確認、また作成ができます。

●使いやすいユーザインタフェース

データを複数の形式(一覧形式画面/レコード形式画面)で表示します。これにより、テストデータの作成、更新が容易に行えます。

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機能概要

■操作可能ファイル

TF-LINDAで扱えるファイル編成や操作を以下に示します。

ファイル種類 利用可能な操作COBOLに準拠した順ファイル 新規作成、追加、更新、表示COBOLに準拠した行順ファイル 新規作成、追加、更新、表示COBOLに準拠した索引ファイル 新規作成、追加、更新、表示COBOLに準拠した相対ファイル 新規作成、追加、更新、表示一般ファイル(順ファイルかつ固定長) 新規作成、追加、更新、表示

■主な機能

ここでは、Windows(R)上のデータファイルを扱う場合の機能について説明します。 以下に主な機能を示します。

●COBOL登録集、YPSインクルード仕様書「未サポート」、ファイル定義体「未サポート」、レイアウト定義ファイルからのフォーマット解析

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)から、レコードフォーマットを解析します。制御文やレコード定義体等によるわずらわしい定義は不要です。

●ファイル操作環境の自動保存

ファイル情報、使用したCOBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)情報および、アイテムセレクト情報をファイル単位で自動保存しています。そのため、一度操作したファイルについては、上記情報を再度設定しなおす必要はありません。

●抽出条件によるデータの絞り込み

既存のデータファイルを操作する場合、編集対象データをレコード単位で絞り込むことができます。その方法は、以下に示す3通りです。 全件抽出 既存データ全てを編集対象とします。 格納順範囲抽出 レコードの物理的並び順での範囲設定で編集対象レコードを絞り込みます。 データ条件 データ項目に対するデータ条件で編集対象レコードを絞り込みます。

●各種コード対応

TF-LINDAでは各種コード体系のデータに対応しており、それぞれのコードで表示/編集/印刷することができます。また、Charset Managerがインストールされている場合、コード変換処理にCharset Managerを使用することも可能(Unicode以外)です。

対応しているコード体系

ASCIIコードおよびシフトJISコードで作成されたデータEBCDIC(カナ)コードおよびJEF日本語コードで作成されたデータEUCコードで作成されたデータUnicodeで作成されたデータ

●データ編集時の画面形式

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編集する画面形式には以下に示す2種類があり、双方への画面切り替えが可能です。 レコード形式画面 1レコード単位での表示/編集であり、任意のデータ項目を選択して更新することができます。また、レコードの挿入/追加/複写/削除処理もこの画面にて行うことができます。 一覧形式画面 複数レコードを表形式の一覧形式画面に表示することができ、任意のデータ項目を選択して更新することができます。

●アイテムセレクト機能

表示または、編集したいデータ項目の選択やレコード情報を切り替えることができます。実際に設定できる機能は以下に示す4つになります。 レコードフォーマット切り替え COBOL登録集ファイル内に01レベルのデータ項目が複数存在する場合、各フォーマットに切り替えることができます。 OCCURS句展開 レコードフォーマット切り替えにより選択したレコード内にOCCURS句が存在する場合、そのデータ項目に対し、配列分展開して表示/更新することができます。 項目選択 レコードフォーマット切り替えにより選択したレコードのデータ項目一覧から、操作(検証)したい項目だけを、選択することが可能です。集団項目を指定することも可能です。 再定義属性の切り替え REDEFINES指定の項目に対し、再定義のデータ属性に切り替えることができます。

●16進編集

各データ属性にそった表示/編集だけでなく、16進数による表示/編集も可能です。

●別データファイルへ保存

編集(抽出)中のデータ内容を別のデータファイルへ保存できます。この際、新たに作成されるデータファイルは、ファイル編成・レコード形式ともに編集中のものと同じ形式となります。

●MDPORT連携機能

SIMPLIA/TF-MDPORT(以降、MDPORTと略します)をインストールしている場合、編集中のデータ内容を、異なるコード/ファイル編成のデータファイル、CSV形式、またはXML形式「未サポート」に変換して出力することができます。 また、CSV形式ファイル、XML形式ファイル「未サポート」を編集画面に取り込むことができます。

●データ生成機能

データ項目単位にデータ生成条件を指定することにより、テストデータを自動生成することができます。データ生成は、以下の機能で指定可能です。 レコード挿入/最後に追加 自動生成したデータが埋め込まれたレコードを挿入/追加します。 レコード複写 既存レコードの一部を自動生成したデータに置き換えたレコードを複写します。 データ一括更新 既存レコードの1データ項目を自動生成したデータに置換します。

●印刷機能

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編集中のデータ内容を一覧形式イメージで印刷することができます。ヘッダ/フッタやデータの16進数値等を付加して印刷することも可能です。 また、印刷イメージをプレビュー画面で確認することもできます。

●検索機能

検索機能には大きく別けて以下の2つの機能があります。 データの検索 1項目内で特定の文字列/数値データを探し出す検索と、16進数による検索が可能です。 項目の検索 項目名を指定することにより、その項目を編集画面の先頭に位置づけて表示します。項目数が多い場合に便利です。

●置換機能

1項目内で特定の文字列データを検索して置き換える置換と、16進数による置換が可能です。

●ドラック&ドロップ機能のサポート

TF-LINDA初期画面にデータファイルをドラッグ&ドロップすることで、操作したいデータファイルを指定することができます。

●ファイル名を指定して実行

コマンドラインから、データファイル名を指定してTF-LINDAを起動することができます。 例) DOSプロンプトからの起動 C:¥Program Files¥SIMPLIA¥TF-LINDA> TFLIN64.EXE sample¥copyt1.dat 例) ファイル名を指定して実行による起動 C:¥Program Files¥SIMPLIA¥TF-LINDA¥TFLIN64.EXE C:¥Program Files¥SIMPLIA¥TF-LINDA¥sample¥copyt1.dat

●バックアップ機能

データファイル更新処理の際、更新前のデータファイルを別フォルダに退避することができます。

●バイナリアクセス

COBOLファイル以外のファイル(順編成で固定長)に対してアクセスする機能です。(COBOLがインストールされていない環境で利用できます)

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ファイル(F)メニューコマンド

ファイル(F)メニューコマンドについて説明します。

データファイルの新規作成(N)

データファイルを新規作成したい場合に、このコマンドを実行します。

[実行可能条件] : 初期画面(データがなにも表示されていない状態の画面)

データファイルを開く(O)

既存のデータファイルを操作したい場合に、このコマンドを実行します。また、ここでは新規のデータファイルを指定することもできます。

[実行可能条件] : 初期画面

別データファイルへ保存(A)

編集中のデータ内容を別のファイルへ同一のファイル属性で保存します。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

保存して閉じる(S)

データファイルの更新を行い、初期画面に戻ります。その際、更新件数確認のメッセージが表示されます。変更データが存在しない場合は、なにもせずに初期画面に戻ります。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

保存しないで閉じる(C)

初期画面に戻ります。変更データが存在する場合は、保存するかどうかのメッセージボックスが表示されます。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

印刷ページ設定(U)

印刷に関する各種設定を行います。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

印刷プレビュー(V)

印刷イメージを画面上で確認することができます。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

印刷(P)

編集中のデータを一覧形式イメージで印刷することができます。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

ファイル一覧

過去に操作したデータファイル名が最新のものから最大5件表示されます。

[実行可能条件] : 初期画面

SIMPLIA/TF-LINDAの終了(X)

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SIMPLIA/TF-LINDAを終了します。変更データが存在する場合は、保存するかどうかのメッセージボックスが表示されます。

[実行可能条件] : 初期画面、レコード形式画面、一覧形式画面

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データ操作(D)メニューコマンド

データ操作(D)メニューコマンドについて説明します。

やり直し(U)

1レコード単位で変更データを元の値に戻します。ただし、データ変更後、他のレコードへ移動すると、その時点で「やり直し(U)」ができなくなります。

[実行可能条件] : レコード形式画面

レコード挿入(I)

現在、表示しているレコードの前にレコードを挿入します。一度に複数件の挿入が可能です。 また、自動生成機能を利用することにより、あらかじめ値が設定されたレコードを挿入することができます。

[実行可能条件] : 順/行順編成ファイル操作時のレコード形式画面

最後に追加(A)

存在するレコードの一番後ろにレコードを追加します。一度に複数件の追加が可能です。 また、自動生成機能を利用することにより、あらかじめ値が設定されたレコードを追加することができます。

[実行可能条件] : 順/行順編成ファイル操作時のレコード形式画面

レコード追加(A)

レコードを1件追加します。追加処理後のレコードの並びは、索引ファイルの場合は主キーの昇順、相対ファイルの場合は相対レコード番号の昇順となります。

[実行可能条件] : 索引/相対編成ファイル操作時のレコード形式画面

レコード複写(C)

・順/行順編成ファイル操作時は、現在表示中のレコードを複写位置で指定された位置に挿入複写します。 複写位置に「0」を指定すれば最後尾に追加複写します。また、一度に複数件の複写が可能です。 また、自動生成機能を利用することにより、指定した項目値を自動生成値に置きかえたレコードを複写することができます。 ・索引/相対編成ファイル操作時は、現在表示中のレコードを1件複写します。追加処理後のレコードの並びは、索引ファイルの場合は主キーの昇順、相対ファイルの場合は相対レコード番号の昇順となります。

[実行可能条件] : レコード形式画面

レコード削除(D)

現在、表示中のレコードを削除します。この処理によって削除されたレコードは、「レコード復元(R)」コマンドによって復元することができます。順/行順編成ファイル操作時は、一度に複数件の削除が可能です。

[実行可能条件] : レコード形式画面

レコード復元(R)

「レコード削除(D)」コマンドによって削除したレコードを表示した状態でこのコマンドを実行するとレコード削除する前の状態に戻すことができます。一度に1件しか復元できません。

[実行可能条件] : レコード形式画面

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編集(E)メニューコマンド

編集(E)メニューコマンドについて説明します。

16進編集(H)

16進数によるデータの表示/編集を行います。現在、カーソルの存在するデータ項目が処理対象となります。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

Unicode編集(U)

指定したデータ項目をUnicodeで編集します。 Unicodeフォントを指定することで、Unicode文字を表示/入力することができます。

[実行可能条件] : データファイルのコード情報がUnicode時のレコード形式画面、一覧形式画面

データ一括更新(P)

自動生成機能を利用し、指定したデータ項目のデータを自動生成値に置き換えます。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

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検索(S)メニューコマンド

検索(S)メニューコマンドについて説明します。

前レコード(P)

現在表示しているレコードの1つ前のレコードを表示します。

[実行可能条件] : レコード形式画面

次レコード(N)

現在表示しているレコードの1つ次のレコードを表示します。

[実行可能条件] : レコード形式画面

レコード番号による指定(J)

指定されたレコード番号のレコードを表示します。

[実行可能条件] : レコード形式画面

先頭レコード(T)

先頭レコードを表示します。

[実行可能条件] : レコード形式画面

最終レコード(B)

最終レコードを表示します。

[実行可能条件] : レコード形式画面

検索(F)

指定した文字列/数値により、特定項目内から合致するデータを検索します。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

16進データの検索(H)

指定した16進数と合致するデータを検索します。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

前候補(U)

カーソル位置より前に向かって検索を行います。検索対象となるデータは、検索または、16進データの検索で指定した値です。また、現在カーソルが位置づけられているデータは、検索対象外です。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

次候補(D)

カーソル位置より後ろに向かって検索を行います。検索対象となるデータは、検索または、16進データの検索で指定した値です。また、現在カーソルが位置づけられているデータは、検索対象外です。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

項目名の検索(I)

指定した項目名を画面の先頭に表示します。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

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置換(R)

指定した文字列/数値により、特定項目内から合致するデータを検索し、置換後の文字列に指定した文字列/数値に置換します。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

16進データの置換(E)

指定した16進数と合致するデータを検索し、置換後の16進数データに指定した16進数に置換します。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

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表示(V)メニューコマンド

表示(V)メニューコマンドについて説明します。

一覧形式画面(T)

データ編集画面をレコード形式画面から一覧形式画面に切り替えます。その際、レコード形式画面で表示していたレコードを先頭にして一覧表示します。

[実行可能条件] : レコード形式画面

レコード形式画面(R)

データ編集画面を一覧形式画面からレコード形式画面に切り替えます。その際、一覧形式画面でフォーカスが設定されているレコードを表示します。

[実行可能条件] : 一覧形式画面

フォントの指定(F)

ビュー上の文字フォントを指定することができます。初期状態では、「MS ゴシックの9ポ」に設定されています。

[実行可能条件] : 初期画面、レコード形式画面、一覧形式画面

表示形式の変更(A)

以下に示す領域の表示/非表示を設定します。 ・レベル番号(L) ・属性(A) ・相対番号(N) ・ツールバー(T) ・ステータスバー(S) ・16進編集バー(H)

[実行可能条件] : 初期画面(ツールバー、ステータスバーのみ)、レコード形式画面、一覧形式画面(レベル番号除く)

アイテムセレクト(I)

表示/編集したいデータ項目を選択します。詳しくは以下のような処理が可能です。 ・レコードフォーマットの指定 ・OCCURS句展開表示/非展開表示 ・表示項目の選択 ・被再定義項目/再定義項目の切り替え

[実行可能条件] : レコード形式画面

キー情報表示(K)

レコードキー情報を表示します。索引編成ファイルの時のみ選択可能です。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

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オプション(O)メニューコマンド

オプション(O)メニューコマンドについて説明します。

環境設定(P)

TF-LINDAが動作する上での各種設定を行います。設定可能な項目群は、以下のものです。 ・フォルダ設定 ・作業環境 ・バックアップ ・フォーマット解析方法 ・コード変換情報 ・表示形式

[実行可能条件] : 初期画面

MDPORT連携(M)

・インポート SIMPLIA/TF-MDPORTの機能を利用し、CSV形式、XML形式「未サポート」のファイルを取り込むことができます。 ・エクスポート 編集中のデータ内容を、SIMPLIA/TF-MDPORTの機能を利用し、異なるコード/ファイル編成または、データファイル形式、CSV形式、XML形式「未サポート」に変換して出力します。

[実行可能条件] : レコード形式画面、一覧形式画面

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ヘルプ(H)メニューコマンド

ヘルプ(H)メニューコマンドについて説明します。

TF-LINDA ヘルプ(H)

オンラインヘルプのコンテンツを表示します。

[実行可能条件] : 初期画面、レコード形式画面、一覧形式画面

バージョン情報(A)

TF-LINDAの製品情報を表示します。

[実行可能条件] : 初期画面、レコード形式画面、一覧形式画面

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基本フロー

TF-LINDAの基本的な操作の流れについて説明します。

1.TF-LINDAの起動 [起動方法]

スタートメニューよりTF-LINDAを起動します。

2.環境設定 [設定方法]

必要に応じてTF-LINDAでの動作環境の設定を行います。

-フォルダ設定(環境設定)

-作業環境(環境設定)

-バックアップ(環境設定)

-フォーマット解析方法(環境設定)

-コード変換情報(環境設定)

-表示形式(環境設定)

3.データファイルの指定

新規データファイル名/既存データファイル名の入力を行います。また、ファイルメニュー内のファイル名履歴から選択することも可能です。

4.データファイルの指定 [設定方法]

項目3.で指定されたデータファイルに対する編集モード、フォーマット情報、データファイル情報、抽出条件等の設定/変更を行います。

5.データの表示/編集

レコード形式画面または、一覧形式画面にてデータの表示/編集を行います。また、この画面で、次の機能が操作可能です。 - 別データファイルへ保存 - データ印刷 - レコード挿入/追加/複写/削除(レコード形式画面でのみ操作可能) - 16進編集 - データ一括更新 - 検索/16進数による検索/項目名の検索(一覧形式画面でのみ操作可能) - 置換/16進数による置換(一覧形式画面でのみ操作可能) - 画面形式切り替え - アイテムセレクトによる表示/編集データ項目の選択(レコード形式画面でのみ操作可能) - MDPORT連携によるデータのインポート/エクスポート

6.データの保存/破棄

レコード形式画面または、一覧形式画面より、データを保存して閉じるか、データを保存しないで閉じるかを選択できます。

7.TF-LINDAの終了

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TF-LINDAを終了します。レコード形式画面または、一覧形式画面より、終了することも可能です。

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TF-LINDAの起動/終了方法

TF-LINDAの起動/終了方法について説明します。

起動

スタートメニューよりTF-LINDAを起動します。

終了

TF-LINDAを終了するときは、メニューバーから「ファイル(F)」を選択し、プルダウンメニュー内の「SIMPLIA/TF-LINDAの終了(X)」を選択します。その際、変更データが存在する場合は、保存するかどうかのメッセージボックスが表示されます。 また、 TF-LINDAは以下のような方法で終了することができます。 マウス アプリケーション ウィンドウのコントロール メニュー ボックスをダブルクリックします。キーボード ALT+F4

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環境設定の操作方法

TF-LINDAの環境設定の操作方法ついて、以下の順に説明します。

設定手順

1.メニューバーから「オプション(O)」を選択し、プルダウンメニュー内の「環境設定(P)」を選択します。 2.環境設定プロパティシートが表示されます。 3.環境設定プロパティシートで各項目の設定を行います。 4.設定が終了したら、「OK」ボタンを押してください。

環境設定プロパティシート説明

環境設定で設定できる項目を以下に説明します。

-フォルダ設定(環境設定)

-作業環境(環境設定)

-バックアップ(環境設定)

-フォーマット解析方法(環境設定)

-コード変換情報(環境設定)

-表示形式(環境設定)

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テストケース選択/設定の操作方法

データファイルに対する編集モード、フォーマット情報、ファイル情報、抽出条件等の設定/変更を行います。テストケース選択/設定ダイアログボックスの設定手順は以下の通りです。

-TF-LINDAで初めて扱うデータファイルの場合

-TF-LINDAで扱ったことのあるデータファイルの場合

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TF-LINDAで初めて扱うデータファイルの場合

1.「新規作成」ダイアログボックスで指定した新規ファイル名が、TF-LINDAで初めて扱うものだった場合、「テストケース設定」ダイアログボックスが表示されます。

2.ダイアログボックスにて各項目に設定を行います。

2-1「フォーマットファイルを指定する」ダイアログボックスにより、ファイルフォーマットに使用するCOBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)ファイルを設定する。

<注意> 「フォーマットファイルに関する制限事項/注意事項」参照

2-2データファイルのファイル編成を選択する。(データファイルが既に存在する状態で索引編成を選択した場合、2-3~2-6は、設定する必要がありません。)

2-3データファイルのレコード形式を選択する。

2-4データファイルのレコード長(最大レコード長)を確認/設定する。

2-5データファイルの最小レコード長を設定する。(索引編成ファイル・可変長レコードの新規作成時)

※ここで直接設定しなくても、次のキー情報を設定することにより、自動的に設定されます。

2-6データファイルのレコードキー情報を設定する。(索引編成ファイルの新規作成時)

2-7データファイルのコード体系を選択する。

2-8必要であればコメントを入力する。

3.設定がすべて完了したら、「OK」ボタンを押下します。すると「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

4.ダイアログボックスにて以下の各項目を設定します。

4-1データファイルの編集モードを選択する。(既存データ操作時)

4-2データファイルの抽出条件を選択/設定する。(既存データ操作時)

4-3必要であればレコードキー情報を参照できます。(索引編成時)

5.設定がすべて完了したら、「OK」ボタンを押下します。その後、「レコード形式画面(更新/追加モードの場合)」または、「一覧形式画面 (表示モードの場合)」が表示されます。

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TF-LINDAで扱ったことのあるデータファイルの場合

1.「開く」ダイアログボックスで指定した既存データファイル名が、TF-LINDAで扱ったことのあるものだった場合、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

2.ダイアログボックスには、前回の設定内容が表示されています。設定内容を変更したい場合のみ、「テストケースの設定(T)」ボタンを押下することにより、「テストケース設定」ダイアログボックスが表示されるので、そちらで行います。このダイアログボックスでは、次の設定を行います。

2-1データファイルの編集モードを選択する。(既存データ操作時)

2-2データファイルの抽出条件を選択/設定する。(既存データ操作時)

2-3必要であればレコードキー情報を参照できます。(索引編成時)

3.設定がすべて完了したら、「OK」ボタンを押下します。その後、「レコード形式画面(更新/追加モードの場合)」または、「一覧形式画面 (表示モードの場合)」が表示されます。

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データファイルの新規作成手順

データファイルの新規作成手順について説明します。

1.初期画面で、「ファイル(F)」メニューの「データファイルの新規作成(N)」を選択すると、「新規作成」ダイアログボックスが表示されます。

2.新規作成したいデータファイル名を入力し、「OK」ボタンを押下すると、「テストケース設定」ダイアログボックスが表示されます。

※過去、同じデータファイル名を扱った事があれば、その時の設定が有効となり、「テストケース選択」ダイアログボックスが先に表示されます。設定内容を変更したい場合のみ「テストケース設定」ボタンを押下してください。変更の必要が無い場合は、項番4.へ進んでください。

3.ダイアログボックスで、まずCOBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)を指定して解析します。次に、データファイル情報を設定し、「OK」ボタンを押下します。すると「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

4.ダイアログボックスの「データファイルの編集モード」では、自動的に「追加」が選択されていますので、「OK」ボタンを押下します。

5.「レコード形式画面」が表示されますので、データを編集してください。

※最初は、自動的に1レコード用意されていますが、その後レコードを追加したい場合は、「データ操作(D)」メニューにより行ってください。

6.データの編集がすべて完了したら、「ファイル(F)」メニューの「保存して閉じる(S)」を選択して、編集したデータを保存します。

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既存データファイルのレコード更新/追加/削除手順

既存データファイルのレコード更新/追加/削除手順について説明します。

1.初期画面で、「ファイル(F)」メニューの「データファイルを開く(O)」を選択すると、「開く」ダイアログボックスが表示されます。

2.操作したいデータファイル名を入力し、「OK」ボタンを押下すると、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

※初めてTF-LINDAで扱うデータファイルであった場合、「テストケース設定」ダイアログボックスが先に表示されます。各情報を設定した後、「OK」ボタン押下により、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

3.ダイアログボックスの「データファイルの編集モード」では、「更新」を選択し、「OK」ボタンを押下します。

※書き込み権限のないデータファイルを操作時は、自動的に「表示」が選択されていて、「更新」「追加」を選択することはできません。

4.「レコード形式画面」が表示されますので、データの編集を行ってください。

5.データの編集がすべて完了したら、「ファイル(F)」メニューの「保存して閉じる(S)」を選択して、編集したデータを保存します。

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■更新

既存のデータファイルに対して、データの編集やレコードの追加・更新・削除処理を行います。

■表示

既存データファイルのデータ内容の参照が可能です。

■追加

既存データファイルに対しての、レコードの追加処理を行います。データファイルが新規の場合は自動的に「追加」となります。追加を選択した場合は、抽出条件は選択できません。

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既存データファイルに対してのレコード追加手順

既存データファイルに対してのレコード追加手順について説明します。

1.初期画面で、「ファイル(F)」メニューの「データファイルを開く(O)」を選択すると、「開く」ダイアログボックスが表示されます。

2.操作したいデータファイル名を入力し、「OK」ボタンを押下すると、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

※初めてTF-LINDAで扱うデータファイルであった場合、「テストケース設定」ダイアログボックスが先に表示されます。各情報を設定した後、「OK」ボタン押下により、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

3.ダイアログボックスの「データファイルの編集モード」では、「追加」を選択し、「OK」ボタンを押下します。

※書き込み権限のないデータファイルを操作時は、自動的に「表示」が選択されていて、「更新」「追加」を選択することはできません。

4.「レコード形式画面」が表示されますので、データの編集を行ってください。

※最初は、自動的に1レコード用意されていますが、その後レコードを追加したい場合は、「データ操作(D)」メニューにより行ってください。

5.データの編集がすべて完了したら、「ファイル(F)」メニューの「保存して閉じる(S)」を選択して、編集したデータを保存します。

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既存データファイルの表示手順

既存データファイルの表示手順について説明します。

1.初期画面で、「ファイル(F)」メニューの「データファイルを開く(O)」を選択すると、「開く」ダイアログボックスが表示されます。

2.操作したいデータファイル名を入力し、「OK」ボタンを押下すると、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

※初めてTF-LINDAで扱うデータファイルであった場合、「テストケース設定」ダイアログボックスが先に表示されます。各情報を設定した後、「OK」ボタン押下により、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

3.ダイアログボックスの「データファイルの編集モード」では、「表示」を選択し、「OK」ボタンを押下します。

※書き込み権限のないデータファイルを操作時は、自動的に「表示」が選択されていて、「更新」「追加」を選択することはできません。

4.「一覧形式画面」が表示されますので、データの参照を行ってください。

5.データの参照が終了したら、「ファイル(F)」メニューの「保存しないで閉じる(C)」を選択して、初期画面に戻ります。

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データファイルの印刷手順

データファイルの印刷手順について説明します。

1.初期画面で、「ファイル(F)」メニューの「データファイルを開く(O)」を選択すると、「開く」ダイアログボックスが表示されます。

2.操作したいデータファイル名を入力し、「OK」ボタンを押下すると、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

※初めてTF-LINDAで扱うデータファイルであった場合、「テストケース設定」ダイアログボックスが先に表示されます。各情報を設定した後、「OK」ボタン押下により、「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

3.ダイアログボックスの「データファイルの編集モード」では、「更新」または、「表示」を選択し、「OK」ボタンを押下します。

※書き込み権限のないデータファイルを操作時は、自動的に「表示」が選択されていて、「更新」「追加」を選択することはできません。

4.「データファイルの編集モード」で「更新」を選択した場合、「レコード形式画面」が表示されます。「データファイルの編集モード」で「表示」を選択した場合、「一覧形式画面」が表示されます。

5.「ファイル(F)」メニューの「印刷ページ設定(U)」を選択すると、「印刷ページ設定」プロパティシートが表示されますので必要な設定を行った後、「OK」ボタンを押下します。

6.印刷イメージを画面上で確認したい場合、「ファイル(F)」メニューの「印刷プレビュー(V)」を選択すると、「印刷プレビュー」画面が表示されます。終了する場合は、ツールバーの「閉じる」ボタンを押下してください。

7.「ファイル(F)」メニューの「印刷(P)」を選択すると、「印刷」ダイアログボックスが表示されますのでプリンタ・印刷範囲・印刷部数を設定した後、「OK」ボタンを押下します。

8.プリンタへの印刷を開始します。

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バイナリアクセス

COBOLファイル以外のファイル(順編成で固定長)に対してアクセスする機能です。

この機能はCOBOLがインストールされていない環境で使用できます。

設定手順

設定手順は以下の通りです。

1.メニューバーから「オプション(O)」を選択し、プルダウンメニュー内の「環境設定(P)」を選択します。 2.環境設定プロパティシートが表示されます。 3.環境設定プロパティシートの「作業環境」シートの「アクセス方法」を「バイナリアクセス」に設定します。 4.設定が終了したら、「OK」ボタンを押してください。

操作手順

操作手順はアクセス方法がCOBOLファイルの場合と同様です。

操作を行いたい各機能の操作方法をオンラインマニュアルで参照してください。

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レコード形式画面の説明

レコード形式画面では、レコード単位に項目の内容が表示され、データの編集、レコードの追加、更新、削除を行うことができます。追加、更新モードの場合は、レコード形式画面が最初に表示されます。

■レコード形式画面で可能な操作

編集モード毎の機能

キー操作説明

■画面説明

画面イメージ

ステータス(ツールバー下)

表示中のレコードの更新状況について表示します。表示内容と説明は以下の通りです。

表示内容 説明「 」 既存レコードで修正が行われていない場合は何も表示されません。「更新」 既存レコードに対して修正を行うと表示されます。「挿入」 新たに挿入したレコードに表示されます。「追加」 新たに追加したレコードに表示されます。「削除」 削除したレコードに表示されます。

レコード長(ツールバー下)

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表示中のレコードの長さを表示します。可変長形式のデータファイル操作時、追加レコードに対して変更可能です。

レコード番号(ツールバー下)

編集データ内での「現在表示中のレコード番号」と「全件数」を表示します。

16進編集(ツールバー下)

データ内容を、16進数で編集することができます。(初回起動時は非表示)

レベル番号

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体、レイアウト定義ファイル)ファイル内で定義されているデータ項目毎のレベル番号を階層化して表示します。 ※アイテムセレクト機能によるデータ項目選択後も、階層化した形式で表示されていますが、主従関係は正しくありません。

アイテム名

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)内で定義されているデータ項目名を表示します。

属性

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)内で定義されているデータ項目毎の属性を簡略化して表示します。 -データ項目属性の表記について

相番

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)の項目毎の先頭からの相対位置を表示します。

データ内容

項目ごとにデータ内容を表示します。また、データの編集もここで行います。 各データ項目の入力/表示仕様に関しては以下の通りです。 -数字項目の入力/表示仕様 -英数字項目の入力/表示仕様 -日本語項目の入力/表示仕様 -浮動小数点項目の入力/表示仕様 -ブール項目の入力/表示仕様 -文字コードの変換仕様

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編集モード毎の機能(レコード形式画面)

■更新/追加モード

「テストケース選択」ダイアログボックス内、「データファイルの編集モード」で「更新」/「追加」を選択した場合の「レコード形式画面」での機能について説明します。また、追加モード時の初期状態は、新規のレコードが1件だけ存在します。

-データ内容を変更する(通常編集)

-データ内容を編集する(16進編集)

-データ内容を編集する(Unicode編集)

-1レコード内の変更データを変更前に戻す

-レコード(初期値)を挿入/追加する

-レコード(自動生成データ)を挿入/追加する(順/行順編成)

-レコードを複写する(通常)

-レコードを複写する(一部自動生成データに置換)(順/行順編成)

-レコードを削除する

-削除レコードを復元する

-1項目のデータを自動生成データに置換する

-レコード長を変更する(可変長形式)

-データファイルに対する実際の更新を行う

-編集データを破棄する

-MDPORT連携(インポート)

■表示モード

「テストケース選択」ダイアログボックス内、「データファイルの編集モード」で「表示」を選択した場合の「レコード形式画面」での機能について説明します。

-データ内容を16進数で表示する

-終了する

■編集モード共通

「テストケース選択」ダイアログボックス内、「データファイルの編集モード」の設定に関わらず使用できる機能について説明します。

-目的のレコードを表示する

-アイテムセレクト

-MDPORT連携(エクスポート)

-印刷ページ設定

-印刷プレビュー

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-印刷

-その他の機能

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キー操作説明(レコード形式画面)

レコード形式画面での基本的なキー操作について説明します。

■キーボード操作

キー名称 説明[Enter] 次項目データへの移動、データの入力確定[Esc] 入力データのキャンセル[Tab] 次項目データへの移動[Shift]+[Tab] 前項目データへの移動[カーソルキー↑] 前項目データへの移動[カーソルキー↓] 次項目データへの移動[カーソルキー←] 1文字左へのカーソル移動[カーソルキー→] 1文字右へのカーソル移動[Insert] 上書き/挿入の切り替え[Delete] 1文字削除[Home] データ先頭へのカーソル移動[End] データ最後尾へのカーソル移動[Shift]+[Home] 先頭からカーソル位置までのデータ選択[Shift]+[End] カーソル位置から最後までのデータ選択

■マウス操作

マウス操作 説明項目データをクリック クリックした項目データへの移動、移動前項目データの入力確定レコード長をクリック レコード長への移動(可変長形式時の追加レコード)右ボタン ポップアップメニューの表示

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データ内容を変更する(通常編集)

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して変更したいレコードを表示します。

2.マウスで変更したいデータ項目のデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、[Tab]キー、[Shift]+[Tab]キー、[Enter]キーにより、変更したいデータ項目のデータ内容にフォーカスを移動します。

3.データ内容を変更し、マウスで別のデータ内容をクリックすれば、変更確定です。キーボードでの操作は、[Tab]キー、[Shift]+[Tab]キー、[Enter]キーにより、別のデータ内容に移動した時点で変更確定となります。 その他、メニュー上のコマンドを実行しても入力確定となります。 また、確定する前に[Esc]キーで変更前のデータ内容に戻すことが可能です。

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データ内容を変更する(16進編集)

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して変更したいレコードを表示します。

2.マウスで変更したいデータ項目のデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、[Tab]キー、[Shift]+[Tab]キー、[Enter]キーにより、変更したいデータ項目のデータ内容にフォーカスを移動します。

3.「編集(E)」メニューの「16進編集」を実行すると「16進編集バー」にフォーカスが移動します。マウスの右ボタンによるポップアップメニューから実行することも可能です。

※「16進編集バー」は、初回起動時では表示されません。「表示(V)」メニューの「表示形式の変更(A)」内のリストまたは、ツールボタンの「16進編集バー」を選択してください。

4.データ内容が16進数で表示されていますので、変更を行った後、[Enter]キーで変更確定となります。レコード形式画面上のデータ内容は、Unicodeに変換した形式で表示されます。 また、[Esc]キーで変更せずにレコード形式画面へ戻る事ができます。

※ここでの入力は、各種コード体系に合わせたコードで行ってください。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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データ内容を変更する(Unicode編集)

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して変更したいレコードを表示します。

2.マウスで変更したいデータ項目のデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、[Tab]キー、[Shift]+[Tab]キー、[Enter]キーにより、変更したいデータ項目のデータ内容にフォーカスを移動します。

3.「編集(E)」メニューの「Unicode編集」を実行すると「Unicode編集」ダイアログボックスが表示されます。マウスの右ボタンによるポップアップメニューから実行することも可能です。

4.データ内容がUnicodeで表示されていますので、変更を行った後、[Enter]キーで変更確定となり、ダイアログボックスが閉じます。必要により「フォント」ボタンを押下し、「フォント」ダイアログボックスで表示フォントを変更してください。レコード形式画面上のデータ内容は、Unicodeに変換した形式で表示されます。 また、[Esc]キーで変更せずにダイアログボックスを閉じることができます。

※ここでの入力は、各種コード体系に合わせたコードで行ってください。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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1レコード内の変更データを変更前に戻す

操作手順は以下の通りです。

1.「データ操作(D)」メニューまたは、ツールボタンの「やり直し」を実行します。

2.変更前のデータ内容が表示されます。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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レコード(初期値)を挿入/追加する

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して処理対象のレコードを表示します。

2.「データ操作(D)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード挿入」(順/行順編成)、「最後に追加」(順/行順編成)、「レコード追加」(索引/相対編成)を実行します。 順/行順編成の場合、「件数設定」ダイアログボックスが表示されます。

2-1.挿入/追加レコード件数を指定する。

2-2.「項目の値を自動生成する」は、チェックしない。

2-3.「OK」ボタンを押下する。

3.追加されたレコード(複数件の場合、その中の先頭レコード)の内容が表示されますので、この後、データ変更などの操作が可能です。

更新モードの場合、データファイルに対する実際の更新が行われた後のレコード格納位置に関して以下の注意点があります。

※「最後に追加」(順/行順編成)により追加したレコードは、常に既存レコードの最後に追加されます。

例)既存レコードが10件のファイルから先頭5件を抽出し、「最後に追加」により1件追加した場合、追加したレコードは11件目に保存されています。

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レコード(自動生成データ)を挿入/追加する(順/行順編成)

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して処理対象のレコードを表示します。

2.「データ操作(D)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード挿入」、「最後に追加」を実行します。 「件数設定」ダイアログボックスが表示されます。

2-1.挿入/追加レコード件数を指定する。

2-2.「項目の値を自動生成する」をチェックし、「詳細」ボタンを押下する。

2-3.「データ生成」ダイアログボックスが表示されるので、項目毎に生成方法を設定し、「OK」ボタンを押下する。

2-4.「件数設定」ダイアログボックスに戻り、「OK」ボタンを押下する。

3.追加されたレコード(複数件の場合、その中の先頭レコード)の内容が表示されますので、この後、データ変更などの操作が可能です。

更新モードの場合、データファイルに対する実際の更新が行われた後のレコード格納位置に関して以下の注意点があります。

※「最後に追加」(順/行順編成)により追加したレコードは、常に既存レコードの最後に追加されます。

例)既存レコードが10件のファイルから先頭5件を抽出し、「最後に追加」により1件追加した場合、追加したレコードは11件目に保存されています。

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レコードを複写する(通常)

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して処理対象のレコードを表示します。

2.「データ操作(D)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード複写」を実行します。 順/行順編成の場合、「レコード複写」ダイアログボックスが表示されます。

2-1.複写レコードの挿入位置を指定する。

2-2.複写レコード件数を指定する。

2-3.「項目の値を自動生成する」は、チェックしない。

2-4.「OK」ボタンを押下する。

3.追加されたレコード(複数件の場合、その中の先頭レコード)の内容が表示されますので、この後、データ変更などの操作が可能です。

更新モードの場合、データファイルに対する実際の更新が行われた後のレコード格納位置に関して以下の注意点があります。

※「レコード複写」(順/行順編成)により複写位置に「0」を指定して追加したレコードの格納位置は、複写対象レコードの1件前のレコードのステータスにより次のようになります。

-前レコードのステータスが追加の場合(「最後に追加」により追加したレコード) 「最後に追加」により追加したレコードと同じ扱いになります。

例)既存レコードが10件のファイルから先頭5件を抽出し、「最後に追加」により1件追加後、「レコード複写」により複写位置に「0」指定で1件追加した場合、複写したレコードは12件目に保存されています。

-前レコードのステータスが追加以外の場合 画面上の並びと同じ位置に挿入されます。

例1)既存レコードが10件のファイルから先頭5件を抽出し、「レコード複写」により複写位置に「0」指定で1件追加した場合、複写したレコードは6件目に保存されています。

例2)既存レコードが10件のファイルから後ろ5件を抽出し、「レコード複写」により複写位置に「0」指定で1件追加した場合、複写したレコードは11件目に保存されています。

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レコードを複写する(一部自動生成データに置換)(順/行順編成)

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して処理対象のレコードを表示します。

2.「データ操作(D)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード複写」を実行します。 「レコード複写」ダイアログボックスが表示されます。

2-1.複写レコードの挿入位置を指定する。

2-2.複写レコード件数を指定する。

2-3.「項目の値を自動生成する」をチェックし、「詳細」ボタンを押下する。

2-4.「データ生成」ダイアログボックスが表示されるので、項目毎に生成方法を設定し、「OK」ボタンを押下する。

2-5.「レコード複写」ダイアログボックスに戻り、「OK」ボタンを押下する。

3.追加されたレコード(複数件の場合、その中の先頭レコード)の内容が表示されますので、この後、データ変更などの操作が可能です。

更新モードの場合、データファイルに対する実際の更新が行われた後のレコード格納位置に関して以下の注意点があります。

※「レコード複写」(順/行順編成)により複写位置に「0」を指定して追加したレコードの格納位置は、複写対象レコードの1件前のレコードのステータスにより次のようになります。

-前レコードのステータスが追加の場合(「最後に追加」により追加したレコード) 「最後に追加」により追加したレコードと同じ扱いになります。

例)既存レコードが10件のファイルから先頭5件を抽出し、「最後に追加」により1件追加後、「レコード複写」により複写位置に「0」指定で1件追加した場合、複写したレコードは12件目に保存されています。

-前レコードのステータスが追加以外の場合 画面上の並びと同じ位置に挿入されます。

例1)既存レコードが10件のファイルから先頭5件を抽出し、「レコード複写」により複写位置に「0」指定で1件追加した場合、複写したレコードは6件目に保存されています。

例2)既存レコードが10件のファイルから後ろ5件を抽出し、「レコード複写」により複写位置に「0」指定で1件追加した場合、複写したレコードは11件目に保存されています。

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レコードを削除する

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して削除したいレコード(複数の場合、削除したいレコードの先頭)を表示します。

2.「データ操作(D)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード削除」を実行します。 順/行順編成の場合、「件数設定」ダイアログボックスが表示されます。

2-1.削除レコード件数を指定する。

2-2.「OK」ボタンを押下する。

3.削除されたレコードは、淡色表示となり、データ変換が不可能になります。ただし、データファイルに対する実際の更新が行われるまで削除レコードを参照することは可能です。

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削除レコードを復元する

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して削除レコードを表示します。

2.「データ操作(D)」メニューの「レコード復元(R)」を実行します。削除したレコードを1レコードずつ復元します。

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1項目のデータを自動生成データに置換する

操作手順は以下の通りです。

1.「編集(E)」メニューの「データ一括更新(P)」を表示します。

2.「データ一括更新」ダイアログボックスが表示されます。

2-1.「項目の生成書式」に、置換したいデータ項目名を指定します。

2-2.「書式情報」の「種別」を選択します。

2-3.必要に応じて「書式情報」のその他の情報を設定します。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.「レコード形式画面」に戻り、置換されたデータで表示されます。

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レコード長を変更する(可変長形式)

「レコード挿入」、「最後に追加」、「レコード追加」、「レコード複写」処理によって追加したレコードに対して、レコード長を変更することができます。その手順は以下の通りです。

1.ツールバー下のレコード長エディットコントロールが入力可能になっているのを確認し、そこをマウスでクリックします。

2.値を変更後、「Enter」キーにて確定します。

※指定できる値は、1~最大レコード長(「テストケース設定」ダイアログボックスの「データファイル情報」の「レコード長」で設定した値)です。

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MDPORT連携(インポート)の操作方法

CSV形式ファイル、またはXML形式ファイル「未サポート」を編集中のファイルに取り込むことができます。

インポート可能なCSV形式ファイルは、以下の項目を満たすものです。それ以外の形式で記述されたものはインポート時にエラーとなります。項目 形式

区切り文字(デリミタ) 引用符

半角カンマ「,」により区切られたもの。 数値、文字項目ともに引用符で括られていないもの、またはダブルコーテーション「"」で括られているもの。

インポート可能なXML形式ファイルは、MDPORTがサポートしている形式のものです。それ以外の形式で記述されたものはインポート時にエラーとなります。 XML形式ファイルをインポートする場合は、Fujitsu XML Library(V2.3以降)が必要です。事前にインストールしておいてください。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

操作手順

1.レコード/一覧形式画面の「オプション(O)」メニューまたは、ツールボタンから、「MDPORT連携(M)」を実行します。

2.「MDPORT連携」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「インポート」を選択します。

2-2「データ形式」で「CSV形式」か「XML形式」を選択します。

2-3「インポートするデータ位置」を指定します。

2-4「対象ファイル指定」で取り込むファイルを指定します。

2-5「データ形式」が「CSV形式」の場合、「インポートするCSVファイルの引用符」を指定します。

2-6「データ形式」が「XML形式」の場合、 ・MDPORTのレイアウト定義で作成したレイアウト定義ファイルがある場合は、 「XML形式のレイアウト定義ファイル指定」で「既存のファイルを指定」を選択し、MDPORTで作成したレイアウト定義ファイルを指定します。 ・上記ファイルがない場合は、「新規作成」を選択し、作成するレイアウト定義ファイルを指定します。 ※入力がXML形式、出力がデータ形式のレイアウト定義ファイルが必要です。

3.すべての設定が完了したら、「MDPORT起動」ボタンを押下します。

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データファイルに対する実際の更新を行う

レコード形式画面が表示されている時点では、データファイルに対する実際の更新は、一切行われていません。(作業ファイル上での編集です。)よって、データファイルに対する実際の更新を行うには、次の処理を行う必要があります。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「保存して閉じる(S)」を実行します。

2.「更新確認」ダイアログボックスが表示され、更新/追加/削除件数が確認できます。

3.「OK」ボタンを押下するとデータファイルに対する実際の更新を行い、初期画面が表示されます。

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編集データを破棄する

レコード形式画面が表示されている時点では、データファイルに対する実際の更新は、一切行われていません。(作業ファイル上での編集です。)よって、データファイルに対する実際の更新を中止するには、次の処理を行う必要があります。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「保存しないで閉じる(C)」を実行します。

2.「データが変更されています。保存しますか」メッセージボックスが表示されます。

3.「いいえ」ボタンを押下すると編集データを破棄して、初期画面に戻ります。

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データ内容を16進数で表示する

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して処理対象のレコードを表示します。

2.マウスで表示したいデータ項目のデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、[Tab]キー、[Shift]+[Tab]キー、[Enter]キーにより、表示したいデータ項目のデータ内容にフォーカスを移動します。

3.「編集(E)」メニューの「16進編集」を実行すると「16進編集バー」にフォーカスが移動します。マウスの右ボタンによるポップアップメニューから実行することも可能です。

※「16進編集バー」は、初回起動時では表示されません。「表示(V)」メニューの「表示形式の変更(A)」内のリストまたは、ツールボタンの「16進編集バー」を選択してください。

4.データ内容が16進数で表示されます。[Enter]キーまたは[Esc]キーにより終了する事ができます。

※ここでの表示内容は、各種コード体系に従っており、データファイルの内容がそのまま表示されています。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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終了する

操作手順は以下の通りです。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「保存しないで閉じる(C)」を実行します。

2.初期画面に戻ります。

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目的のレコードを表示する

操作手順は以下の通りです。

1.「検索(S)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード番号による指定」、「先頭レコード」、「前レコード」、「次レコード」、「最終レコード」を使用して参照したいレコードを表示します。 レコード番号による指定の場合、「レコード番号による指定」ダイアログボックスが表示されます。

1-1.表示したいレコード番号を指定する。

1-2.「OK」ボタンを押下する。

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アイテムセレクトの設定方法

アイテムセレクトを設定することにより、表示/編集したいデータ項目の選択、OCCURS句を展開して表示等の設定ができます。

アイテムセレクト設定後の表示について

レコード形式画面および、一覧形式画面どちらでも、アイテムセレクトでの設定に従って表示されます。また、アイテムセレクトの設定情報は、レコード形式画面と一覧形式画面で共通です。 (レコード形式画面でのみ「アイテムセレクト」の設定変更が可能)

アイテムセレクトを設定しない場合(通常)

画面形式の種類 表示されている項目 編集できる項目レコード形式画面 一覧形式画面

レコード/集団項目/基本項目 基本項目

基本項目のみ 基本項目のみ

・OCCURS句項目は、配列(1)~配列(最大値)の項目全てが選択されています。

・再定義項目は、選択されていません。

アイテムセレクトの設定手順

1.レコード形式画面の「表示(V)」メニューまたは、ツールボタンから、「アイテムセレクト(I)」を実行します。

2.「アイテムセレクト」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「レコードフォーマットの指定」より、使用するレコードを選択します。(複数定義されている場合)

2-2「OCCURS句展開する」を選択します。(OCCURS句が含まれている場合)

2-3「表示項目の選択」より、表示/編集したいデータ項目だけを選択します。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.レコード/一覧形式画面では、アイテムセレクトで設定した形式に従って表示されます。

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MDPORT連携(エクスポート)の操作方法

編集中のデータ内容を、異なるコード/ファイル編成のデータファイル、CSV形式、またはXML形式「未サポート」に変換して出力することができます。なお、出力対象となるデータ項目はアイテムセレクトで選択されているもののみです。アイテムセレクトしていない場合は、全ての基本項目が対象となります。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

操作手順

1.レコード/一覧形式画面の「オプション(O)」メニューまたは、ツールボタンから、「MDPORT連携(M)」を実行します。

2.「MDPORT連携」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「エクスポート」を選択します。

2-2「データ形式」を選択します。

2-3アイテムセレクト機能で項目を選択している場合かつ、「データ形式」が「データファイル形式」の場合、「アイテムセレクトで選択されていない項目の扱い」を選択します。

2-4「データ形式」が「XML形式」の場合、 ・MDPORTのレイアウト定義で作成したレイアウト定義ファイルがある場合は、 「XML形式のレイアウト定義ファイル指定」で「既存のファイルを指定」を選択し、MDPORTで作成したレイアウト定義ファイルを指定します。 ・上記ファイルがない場合は、「新規作成」を選択し、作成するレイアウト定義ファイルを指定します。 ※入力がデータ形式、出力がXML形式のレイアウト定義ファイルが必要です。

3.すべての設定が完了したら、「MDPORT起動」ボタンを押下します。

4.「MDPORT連携」ダイアログボックスが閉じて、MDPORTが起動されます。

※MDPORTの操作方法に関しては、SIMPLIA/TF-MDPORTオンラインマニュアルを参照してください。

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印刷ページ設定の設定方法

印刷ページ設定の操作方法について、以下の順に説明します。

設定手順

1.メニューバーから「ファイル(F)」を選択し、プルダウンメニュー内の「印刷ページ設定(U)」を選択します。 2.「印刷ページ設定」プロパティシートが表示されます。 3.プロパティシートで各項目の設定を行います。 4.設定が終了したら、「OK」ボタンを押してください。

環境設定プロパティシート説明

印刷ページ設定で設定できる項目を以下に説明します。

-TF-LINDAの設定(印刷ページ設定)

-ページ(印刷ページ設定)

-余白(印刷ページ設定)

-ヘッダ/フッタ(印刷ページ設定)

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印刷プレビューの参照方法

■印刷プレビュー機能

印刷イメージを画面上でページ単位に確認することができます。 プレビューで表示される印刷イメージは、「印刷ページ設定」での設定にもとづいています。

< 注意 > 印刷に関する制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

■印刷プレビューの操作手順

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンから「印刷プレビュー(V)」を実行します。

2.「印刷プレビュー」画面が表示されます。各ツールボタンの機能については、次の通りです。

印刷 プレビューのイメージで印刷を行います。前ページ 前ページを表示します。次ページ 次ページを表示します。拡大 印刷イメージを現状のサイズより1段階拡大して表示します。縮小 印刷イメージを現状のサイズより1段階縮小して表示します。閉じる プレビュー画面を終了し、レコード形式画面または一覧形式画面に戻ります。

3.編集画面に戻りたい場合、「閉じる」ボタンを押下します。

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印刷の操作方法

■印刷機能

一覧形式イメージでのデータの印刷を行います。 印刷に関する設定については、「印刷ページ設定」プロパティで行います。 実際に印刷する前に印刷イメージを確認したい場合は、「印刷プレビュー」画面にて行ってください。

< 注意 > 印刷に関する制限事項/注意事項参照

■帳票説明

■印刷プレビューの操作手順

ファイルダンプリスト(項目区切りあり)

ファイルダンプリスト(項目区切りあり)(16進付加)

ファイルダンプリスト(項目区切りなし)

ファイルダンプリスト(項目区切りなし)(16進付加)

■印刷の操作手順

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンから「印刷(P)」を実行します。

2.「印刷」ダイアログボックスが表示されます。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.印刷を開始します。

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その他

■別データファイルへ保存

編集中のデータ内容を別のファイルへ保存します。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「別データファイルへ保存(A)」を実行します。

2.「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されるのでファイル名を指定して「OK」ボタンを押下します。

■一覧形式画面

データ編集画面をレコード形式画面から一覧形式画面に切り替えます。その際、レコード形式画面で表示していたレコードを先頭にして一覧表示されます。

1.「表示(V)」メニューまたは、ツールボタンの「一覧形式画面」を実行します。

2.「一覧形式画面」に切り替わります。

■フォントの指定

ビュー上の文字フォントを指定することができます。初期状態では、「MS ゴシックの9ポ」に設定されています。

1.「表示(V)」メニューの「フォントの指定(F)」を実行します。

2.「フォントの指定」ダイアログボックスが表示されるので各項目を設定後、「OK」ボタンを押下します。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■表示形式の変更

画面の表示形式をメニューのチェック形式で選択します。

1.「表示(V)」メニューの「表示形式の変更(A)」内の各メニューを実行します。

2.各項目ごとに表示/非表示が切り替わります。

■キー情報表示

編集中のファイルが索引編成の場合、レコードキー情報を参照することができます。

1.「表示(V)」メニューの「キー情報表示(K)」を実行します。

2.「キー情報」ダイアログボックスが表示されます。

■バージョン情報

現在、動作しているTF-LINDAのバージョン情報を確認することができます。

1.「ヘルプ(H)」メニューの「バージョン情報(A)」を実行します。

2.「バージョン情報」ダイアログボックスが表示されます。

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一覧形式画面の説明

それぞれのレコードは基本項目単位に表形式で表示されます。また、既存のレコードに対してのみ更新できます。レコード追加、レコード削除等はできません。表示モードの場合は、一覧形式画面が最初に表示されます。

■一覧形式画面で可能な操作

編集モード毎の機能

キー操作説明

■画面説明

画面イメージ

項目名(ツールバー下)

現在、選択されている(フォーカスが位置づけられている)データ内容の項目名を表示します。

データ表示域(ツールバー下)

現在、選択されている(フォーカスが位置づけられている)データ内容の表示をします。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

16進編集(ツールバー下)

データ内容を、16進数で編集することができます。(初回起動時は非表示)

項目名

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COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)ファイル内で定義されているデータ項目名を表示します。

属性

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)ファイル内で定義されているデータ項目毎の属性を簡略化して表示します。 -データ項目属性の表記について

相番

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)の項目毎の先頭からの相対位置を表示します。

ステータス

レコード毎の更新状況について表示します。表示内容と説明は以下の通りです。

表示内容 説明「 」 既存レコードで修正が行われていない場合は何も表示されません。「更新」 既存レコードに対して修正を行うと表示されます。「挿入」 新たに挿入したレコードに表示されます。「追加」 新たに追加したレコードに表示されます。「削除」 削除したレコードに表示されます。

データ内容

レコード/項目ごとにデータ内容を表示します。また、データ入力したいセルの選択を行います。 各データ項目の入力/表示仕様に関しては以下の通りです。 -数字項目の入力/表示仕様 -英数字項目の入力/表示仕様 -日本語項目の入力/表示仕様 -浮動小数点項目の入力/表示仕様 -ブール項目の入力/表示仕様 -文字コードの変換仕様

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編集モード毎の機能(一覧形式画面)

■更新/追加モード

「テストケース選択」ダイアログボックス内、「データファイルの編集モード」で「更新」/「追加」を選択した場合の「一覧形式画面」での機能について説明します。また、追加モード時の初期状態は、新規のレコードが1件だけ存在します。

-データ内容を変更する(通常編集)

-データ内容を編集する(16進編集)

-データ内容を編集する(Unicode編集)

-16進データの置換の操作方法

-データファイルに対する実際の更新を行う

-編集データを破棄する

-MDPORT連携(インポート)

■表示モード

「テストケース選択」ダイアログボックス内、「データファイルの編集モード」で「表示」を選択した場合の「一覧形式画面」での機能について説明します。

-データ内容を16進数で表示する

-終了する

■編集モード共通

「テストケース選択」ダイアログボックス内、「データファイルの編集モード」の設定に関わらず使用できる機能について説明します。

-MDPORT連携(エクスポート)

-印刷ページ設定

-印刷プレビュー

-印刷

-検索

-16進データの検索

-項目名の検索

-その他の機能

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キー操作説明(一覧形式画面)

一覧形式画面での基本的なキー操作について説明します。

■キーボード操作

●一覧内項目間操作

○項目が選択されている状態

キー名称 説明[Enter] データ編集状態へ移行(エディットコントロール)[カーソルキー↑] 前レコードへの移動[カーソルキー↓] 次レコードへの移動[カーソルキー←] 前項目データへの移動[カーソルキー→] 次項目データへの移動

○項目が編集できる状態

キー名称 説明[Enter] 一覧内で編集中のデータの入力確定、次レコードへの移動[Shift]+[Enter] 一覧内で編集中のデータの入力確定、前レコードへの移動[Tab] 一覧内で編集中のデータの入力確定、次項目データへの移動[[Shift]+[Tab] 一覧内で編集中のデータの入力確定、前項目データへの移動

●エディットコントロール内操作(一覧内編集域)

キー名称 説明[Enter] データの入力確定[Esc] 入力データのキャンセル[カーソルキー←] 1文字左へのカーソル移動[カーソルキー→] 1文字右へのカーソル移動[Insert] 上書き/挿入の切り替え[Delete] 1文字削除[Home] データ先頭へのカーソル移動[End] データ最後尾へのカーソル移動[Shift]+[Home] 先頭からカーソル位置までのデータ選択[Shift]+[End] カーソル位置から最後までのデータ選択

 

■マウス操作

マウス操作 説明項目データをクリック クリックした項目データへの移動、移動前項目データの入力確定右ボタン ポップアップメニューの表示

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データ内容を変更する(通常編集)

操作手順は以下の通りです。

1.マウスで変更したいデータ項目のデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、カーソルキーで移動後、[Enter]キーを1度押下します。そうすると、一覧表内にて項目内容を直接変更可能になります。

2.データ内容を変更し、マウスで別のデータ内容をクリックすれば、変更確定です。キーボードでの操作は、[Tab]キー、[Shift]+[Tab]キー、[Enter]キーにより別のデータ内容に移動した時点で変更確定となります。 その他、メニュー上のコマンドを実行しても入力確定となります。 また、確定する前に[Esc]キーで変更前のデータ内容に戻すことが可能です。

※一覧表内での編集時、 [Ctrl]+カーソルキーにて編集状態のまま項目の移動が可能です。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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データ内容を変更する(16進編集)

操作手順は以下の通りです。

1.マウスで変更したいデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、カーソルキーで変更したいデータ内容にフォーカスを移動します。

2.「編集(E)」メニューの「16進編集」を実行すると「16進編集バー」にフォーカスが移動します。マウスの右ボタンによるポップアップメニューから実行することも可能です。

※「16進編集バー」は、初回起動時では表示されません。「表示(V)」メニューの「表示形式の変更(A)」内のリストまたは、ツールボタンの「16進編集バー」を選択してください。

3.データ内容が16進数で表示されていますので、変更を行った後、[Enter]キーで変更確定となります。一覧形式画面上のデータ内容は、Unicodeに変換した形式で表示されます。 [Esc]キーで変更せずに一覧形式画面へ戻る事ができます。

※ここでの入力は、各種コード体系に合わせたコードで行ってください。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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データ内容を変更する(Unicode編集)

操作手順は以下の通りです。

1.マウスで変更したいデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、カーソルキーで変更したいデータ内容にフォーカスを移動します。

2.「編集(E)」メニューの「Unicode編集」を実行すると「Unicode編集」ダイアログボックスが表示されます。マウスの右ボタンによるポップアップメニューから実行することも可能です。

3.データ内容がUnicodeで表示されていますので、変更を行った後、[Enter]キーで変更確定となり、ダイアログボックスが閉じます。必要により「フォント」ボタンを押下し、「フォント」ダイアログボックスで表示フォントを変更してください。一覧形式画面上のデータ内容は、Unicodeに変換した形式で表示されます。 また、[Esc]キーで変更せずにダイアログボックスを閉じることができます。

※ここでの入力は、各種コード体系に合わせたコードで行ってください。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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1項目のデータを自動生成データに置換する

操作手順は以下の通りです。

1.「編集(E)」メニューの「データ一括更新(P)」を表示します。

2.「データ一括更新」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「項目の生成書式」に、置換したいデータ項目名を指定します。

2-2「書式情報」の「種別」を選択します。

2-3必要に応じて「書式情報」のその他の情報を設定します。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.一覧形式画面に戻り、置換されたデータで表示されます。

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データファイルに対する実際の更新を行う

一覧形式画面が表示されている時点では、データファイルに対する実際の更新は、一切行われていません。(作業ファイル上での編集です。)よって、データファイルに対する実際の更新を行うには、次の処理を行う必要があります。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「保存して閉じる(S)」を実行します。

2.「更新確認」ダイアログボックスが表示され、更新/追加/削除件数が確認できます。

3.「OK」ボタンを押下するとデータファイルに対する実際の更新を行い、初期画面が表示されます。

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置換の操作方法

■置換機能

指定した文字列を、編集データ内から検索し、置換後の文字列に指定した文字列に置換します。比較は、指定したデータ項目の属性に合わせて、表示形式に変換した形で行います。 検索対象となるデータは、指定した1データ項目の範囲内のみです。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■置換の操作手順

1.一覧形式画面の「検索(S)」メニューから、「置換(R)」を実行します。

2.「文字列の置換」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「検索対象項目名」に検索対象のデータ項目名を設定する。

2-2「検索文字列」に検索したい文字列を設定する。

2-3「置換後の文字列」に置き換えたい文字列を設定する。

2-4「大文字/小文字を区別する」を選択する。(検索対象のデータ項目が英数字属性の場合)

2-5「検索する方向」を選択する。

3.すべての設定が完了したら、「次を検索(S)」ボタンを押下して、検索を開始します。合致するデータが存在する場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。 ただし、合致するデータが既に画面上に表示されている場合、スクロールせずカーソルのみが移動します。

4.検索した文字列を置換したい場合は、「置換(R)」ボタンを押下し文字列を置き換えます。

5.続けて別の同一データを置換したい場合は、「置換(R)」ボタンを押下して置換を行います。置換を行わない場合は、「次を検索(S)」ボタンで次の文字列を検索します。 対象となる文字列をすべて置換したい場合は、「すべて置換(A)」ボタンを押下します。

検索対象とした値は、「検索(F)」/「16進データの検索(H)」/「置換(R)」/「16進データの置換(E)」により別の値を検索対象として指定するまで有効です。

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16進データの置換の操作方法

■16進データの置換機能

指定した16進数値を、編集データ内から検索し、置換後の16進データに指定した値に置換します。比較は、データ項目単位に16進数で行います。 検索対象となるデータは、指定した1データ項目の範囲内のみです。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■16進データの置換操作手順

1.一覧形式画面の「検索(S)」メニューから、「16進データの置換(E)」を実行します。

2.「16進データの置換」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「検索対象項目名」に検索対象のデータ項目名を設定する。

2-2「検索する16進データ」に検索したい16進数を設定する。

2-3「置換後の16進データ」に置き換えたい16進数を設定する。

2-4「検索する方向」を選択する。

3.すべての設定が完了したら、「次を検索(S)」ボタンを押下して、検索を開始します。合致するデータが存在する場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。 ただし、合致するデータが既に画面上に表示されている場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。

4.検索した16進数を置換したい場合は、「置換(R)」ボタンを押下し文字列を置き換えます。

5.続けて別の同一データを置換したい場合は、「置換(R)」ボタンを押下して置換を行います。置換を行わない場合は、「次を検索(S)」ボタンで次の16進数を検索します。 対象となる16進数をすべて置換したい場合は、「すべて置換(A)」ボタンを押下します。

検索対象とした値は、「検索(F)」/「16進データの検索(H)」「置換(R)」/「16進データの置換(E)」により別の値を検索対象として指定するまで有効です。

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編集データを破棄する

一覧形式画面が表示されている時点では、データファイルに対する実際の更新は、一切行われていません。(作業ファイル上での編集です。)よって、データファイルに対する実際の更新を行わずに、編集データを破棄して終了できます。次の手順で行います。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「保存しないで閉じる(C)」を実行します。

2.「データが変更されています。保存しますか」メッセージボックスが表示されます。

3.「いいえ」ボタンを押下すると編集データを破棄して、初期画面に戻ります。

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データ内容を16進数で表示する

操作手順は以下の通りです。

1.マウスで変更したいデータ内容をクリックします。キーボードでの操作は、カーソルキーで表示したいデータ内容にフォーカスを移動します。

2.「編集(E)」メニューの「16進編集」を実行すると「16進編集バー」にフォーカスが移動します。マウスの右ボタンによるポップアップメニューから実行することも可能です。

※「16進編集バー」は、初回起動時では表示されません。「表示(V)」メニューの「表示形式の変更(A)」内のリストまたは、ツールボタンの「16進編集バー」を選択してください。

3.データ内容が16進数で表示されます。[Enter]キーまたは[Esc]キーにより終了する事ができます。

※ここでの表示内容は、各種コード体系に従っており、データファイルの内容がそのまま表示されています。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

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検索の操作方法

■検索機能

指定した文字列/数値を、編集データ内から検索します。比較は、指定したデータ項目の属性に合わせて、表示形式に変換した形で行います。 検索対象となるデータは、指定した1データ項目の範囲内のみです。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■検索の操作手順

1.一覧形式画面の「検索(S)」メニューから、「検索(F)」を実行します。

2.「検索」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「検索項目名」に検索対象のデータ項目名を設定する。

2-2「検索文字列」に検索したい文字列を設定する。

2-3「大文字/小文字を区別する」を選択する。(検索対象のデータ項目が英数字属性の場合)

2-4「検索する方向」を選択する。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.ダイアログボックスを閉じて、検索を開始します。合致するデータが存在する場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。 ただし、合致するデータが既に画面上に表示されている場合、スクロールせずカーソルのみが移動します。

5.続けて別の同一データを検索したい場合は、「検索(S)」メニューの、「前候補(U)」/「次候補(D)」を実行します。 検索対象とした値は、「検索(F)」/「16進データの検索(H)」/「置換(R)」/「16進データの置換(E)」により別の値を検索対象として指定するまで有効です。

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16進データの検索の操作方法

■16進データの検索機能

指定した16進数値を、編集データ内から検索します。比較は、データ項目単位に16進数で行います。検索対象は、検索データ項目を指定しない限り、抽出/編集データすべてです。ただしアイテムセレクトにより、表示項目を選定している場合は、そのデータだけが検索対象となります。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■16進データの検索操作手順

1.一覧形式画面の「検索(S)」メニューから、「16進データの検索(F)」を実行します。

2.「16進データの検索」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「16進データ」に検索したい16進数を設定する。

2-2特定項目内だけで検索したい場合、「検索対象とする項目を指定する」をチェックし、データ項目名を設定する。

2-3「検索する方向」を選択する。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.ダイアログボックスを閉じて、検索を開始します。合致するデータが存在する場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。 ただし、合致するデータが既に画面上に表示されている場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。

5.続けて別の同一データを検索したい場合は、「検索(S)」メニューの、「前候補(U)」/「次候補(D)」を実行します。 検索対象とした値は、「検索(F)」/「16進データの検索(H)」/「置換(R)」/「16進データの置換(E)」により別の値を検索対象として指定するまで有効です。

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項目名の検索の操作方法

■項目名の検索機能

指定したデータ項目を画面の先頭に表示します。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■項目名の検索の操作手順

1.一覧形式画面の「検索(S)」メニューから、「項目名の検索(I)」を実行します。

2.「項目の選択」ダイアログボックスが表示されます。

2-1「項目選択」より表示したいデータ項目名を選択/設定する。

3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。

4.ダイアログボックスを閉じて、検索を開始します。合致するデータが存在する場合、そのレコードおよび、データ項目を先頭として編集画面が再表示されます。 ただし、合致するデータが既に画面上に表示されている場合、スクロールせずカーソルのみが移動します。

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その他

■別データファイルへ保存

編集中のデータ内容を別のファイルへ保存します。

1.「ファイル(F)」メニューまたは、ツールボタンの「別データファイルへ保存(A)」を実行します。

2.「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されるのでファイル名を指定して「OK」ボタンを押下します。

< 注意 > 印刷に関する制限事項/注意事項参照

■レコード形式画面

データ編集画面を一覧形式画面からレコード形式画面に切り替えます。その際、一覧形式画面でフォーカスが設定されているレコードが表示されます。

1.「表示(V)」メニューまたは、ツールボタンの「レコード形式画面」を実行します。

2.「レコード形式画面」に切り替わります。

■フォントの指定

ビュー上の文字フォントを指定することができます。初期状態では、「MS ゴシックの9ポ」に設定されています。

1.「表示(V)」メニューの「フォントの指定(F)」を実行します。

2.「フォントの指定」ダイアログボックスが表示されるので各項目を設定後、「OK」ボタンを押下します。

< 注意 > 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■表示形式の変更

画面の表示形式をメニューのチェック形式で選択します。

1.「表示(V)」メニューの「表示形式の変更(A)」内の各メニューを実行します。

2.各項目ごとに表示/非表示が切り替わります。

■キー情報表示

編集中のファイルが索引編成の場合、レコードキー情報を参照することができます。

1.「表示(V)」メニューの「キー情報表示(K)」を実行します。

2.「キー情報」ダイアログボックスが表示されます。

■バージョン情報

現在、動作しているTF-LINDAのバージョン情報を確認することができます。

1.「ヘルプ(H)」メニューの「バージョン情報(A)」を実行します。

2.「バージョン情報」ダイアログボックスが表示されます。

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サンプルデータでの動作確認手順

TF-LINDAに付属するサンプルデータの使用手順を以下に説明します。

1.スタートメニューからTF-LINDAを起動します。

2.メニューバーから「オプション(O)」を選択し、プルダウンメニュー内の「環境設定(P)」を選択します。

3.環境設定プロパティシートが表示されます。

4.「フォーマット解析方法」タグを選択し、以下のように設定します。

ファイル種別 COBOL登録集解析オプション 正書法の種類 可変長

2進項目の扱い WORD文字コードの扱い SJIS(シフトJIS)COPY文への付加文字列を指定 チェックしない

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5.設定後、「OK」ボタンを押下します。

6.初期画面で、「ファイル(F)」メニューの「データファイルを開く(O)」を選択します。

7.「開く」ダイアログボックスが表示されます。

8.インストール先の「Sample」サブフォルダ内のサンプルデータファイル("COPYT1.DAT")を指定し、「開く」ボタンを押下します。

9.「テストケース設定」ダイアログボックスが表示されます。

10.「フォーマット情報」の「設定」ボタンを押下します。

11.「フォーマットファイルを指定する」ダイアログボックスが表示されます。

12.インストール先の「Sample」サブフォルダ内のサンプルCOBOL登録集ファイル("COPYT1.COB")を指定し、「開く」ボタンを押下します。

13.解析確認メッセージが表示されますので、「OK」を選択します。

14.解析完了後、「テストケース設定」ダイアログボックスに戻り、レコード長が設定されます。

15.「テストケース設定」ダイアログボックスのデータファイル情報に以下の設定がされていることを確認後、「OK」ボタンを押下します。

ファイル編成 順編成レコード形式 固定長レコード長 500コード情報 シフトJIS

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16.「テストケース選択」ダイアログボックスが表示されます。

17.「データファイルの編集モード」が「更新」に設定されていることを確認後、「OK」ボタンを押下します。

18.「抽出確認」ダイアログボックスが表示されますので、「OK」ボタンを押下します。

19.レコード形式画面が表示されます。 この画面でTF-LINDAの各機能をお試しください。

20.TF-LINDAを終了するときは、メニューバーから「ファイル(F)」を選択し、プルダウンメニュー内の「SIMPLIA/TF-LINDAの終了(X)」を選択します。

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テストケース選択

■テストケース選択ダイアログボックスとは

フォーマット情報やデータファイル情報の確認および、データファイルの編集モードや抽出方法を指定するための画面です。

■画面イメージ

●タイトルバー

テストケース選択(COBOL) アクセス方法に「COBOLを使用」を選択している場合テストケース選択(バイナリ) アクセス方法に「バイナリアクセス」を選択している場合

■コントロールの説明

●データファイル名

フォルダ データファイルのフォルダパス名を表示します。ファイル名 データファイルのファイル名を表示します。

●データファイルの編集モード

「更新」、「表示」、「追加」の中から選択します。

●テストケースの設定

データファイル情報、フォーマット情報等の設定を変更したい場合に押下します。

●フォーマット情報

ファイル名 フォーマットファイル名を表示します。レコード名 フォーマットのレコード名を表示します。レコード長 フォーマットのレコード長を表示します。

ファイル種別 フォーマットのファイル種別(COBOL登録集、YPSインクルード、ファイル定義体、レイアウト定義ファイル)を表示します。

バイナリ フォーマットファイル解析時に、「環境設定(フォーマット解析方法)」内の「2進項目の扱い」で設定していた内容が表示されます。

アイテムセレクト編集/表示したいデータ項目を選定します。「アイテムセレクト」ボタン押下により、「アイテムセレクト」ダイアログボックスが表示されます。レコード形式画面からの変更も可能です。 文字コード体系がUnicodeの行順編成ファイルの場合は使用不可です。

●データファイル情報

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ファイル編成 データファイルの編成を表示します。レコード形式 データファイルのレコード形式を表示します。レコード長 データファイルのレコード長(最大レコード長)を表示します。最小レコード長 データファイルの最小レコード長を表示します。(索引編成・可変長形式時のみ。それ以外の場合は、0)

キー情報 索引編成ファイルの場合のみレコードキー情報を参照することができます。「参照」ボタン押下により、「キー情報」ダイアログボックスが表示されます。

コード情報 データファイルのコード体系を表示します。

●抽出条件

「データファイルの編集モード」が、「更新」、「表示」の時だけ設定することができます。「全件」、「格納順」、「データ条件」から選択します。「格納順」または「データ条件」が設定された際、「設定」ボタンが押下可能となります。設定手順は以下の通りとなります。

格納順 1.「設定」ボタンを押下すると、「格納順範囲設定」ダイアログボックスが表示されます。

2.「格納順範囲設定」ダイアログボックスにて、各設定を行います。

3.設定がすべて完了したら、「OK」ボタンを押下します。その後、「テストケース選択」ダイアログボックスに戻ります。データ条件 1.「設定」ボタンを押下すると、「条件設定」ダイアログボックスが表示されます。

2.「条件設定」ダイアログボックスにて、各設定を行います。

3.設定がすべて完了したら、「OK」ボタンを押下します。その後、「テストケース選択」ダイアログボックスに戻ります。

※フォーマットファイルがレイアウト定義ファイルの場合、「データ条件」で抽出する事はできません。

●コメント

コメント内容を表示します。

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テストケース設定

■テストケース選択ダイアログボックスとは

フォーマット情報やデータファイル情報を設定するための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●フォーマット情報

・ファイル種別

「環境設定(フォーマット解析方法)」内の「ファイル種別」で設定した内容が表示されます。

・COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)の設定手順については以下の通りです。

1.「設定」ボタンを押下すると「フォーマットファイルを指定する」ダイアログボックスが表示されます。

2.COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)ファイル名を設定し、「OK」ボタンを押下します。「キャンセル」ボタンを押下すると「テストケース設定」ダイアログボックスに戻ります。

※環境設定(フォーマット解析方法)の「ファイル種別」で選択されているファイル種別のものだけ、指定可能です。それ以外は、解析エラーとなります。

3.「フォーマットファイル XXXXXXXを解析しますか」メッセージボックスが表示されます。

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4.「OK」ボタンを押下するとCOBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)の解析を開始します。「キャンセル」ボタンを押下すると「テストケース設定」ダイアログボックスに戻ります。

5.解析が正常終了した場合は、「テストケース設定」ダイアログボックスに戻り、ファイル名とレコード長および、データファイル情報のレコード長が表示されます。解析エラーが発生した場合は、その旨のメッセージボックスが表示され、「テストケース設定」ダイアログボックスに戻ります。

・文字コード

「環境設定(フォーマット解析方法)」内の「文字コードの扱い」で設定した内容が表示されます。

・バイナリ

「環境設定(フォーマット解析方法)」内の「2進項目の扱い」で設定した内容が表示されます。

●データファイル情報

・ファイル編成

データファイルの編成を「順編成」、「行順編成」、「索引編成」、「相対編成」から選択します。

・レコード形式

データファイルのレコード形式を「固定長」、「可変長」から選択します。デフォルトでは、「固定長」に設定されています。また、既存データファイル操作時でかつ、「ファイル編成」で「索引編成」が設定された場合、この項目は、設定不可となります。(データファイルより自動取得するため)

・レコード長

データファイルのレコード長(最大レコード長)を指定します。デフォルトでは、COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)のレコード長が設定されています。1~32760の範囲で指定可能です。また、既存データファイル操作時でかつ、「ファイル編成」で「索引編成」が設定された場合、この項目は設定不可となります。(データファイルより自動取得するため)

・最小レコード長

データファイルの最小レコード長を指定します。データファイル新規作成操作時でかつ、「ファイル編成」で「索引編成」を選択、かつ「レコード形式」で「可変長」が選択されている場合に、設定可能です。デフォルトでは、0が設定されています。また、既存データファイル操作時でかつ、「ファイル編成」で「索引編成」が設定された場合、この項目は設定不可となります。(データファイルより自動取得するため)

※ここで直接設定しなくても、次のキー情報を設定することにより、自動的に設定されます。

・キー情報「設定」

データファイル新規作成操作時でかつ、「ファイル編成」で「索引編成」が選択されている場合に、設定可能です。キー情報の設定手順については、以下の通りです。

1.「設定」ボタンを押下すると、「キー情報設定」ダイアログボックスが表示されます。

2.キー情報の設定を行います。

主キー/副キー

キーを構成するフィールドを、「相対位置(バイト),(カンマ)長さ(バイト)」の形式で設定します。相対位置は1から開始します。複数指定は/(スラッシュ)で区切ります。例) ‘1,10/11,5’

重複キーあり 主キーまたは、それぞれの副キーに対して重複を許可するかどうかを設定します。

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3.すべての設定が完了したら、「OK」ボタンを押下します。その後、「テストケース設定」ダイアログボックスに戻ります。また、索引編成の可変長レコード形式、かつ最小レコード長に値が設定されていないか、設定値にキー情報との不整合が生じた場合、自動的に最小レコード長を再設定します。

・コード情報

データファイルの作成または更新を行う際のコード体系を指定します。 データファイルを新規に作成する際のコード体系(初期値)は、「環境設定(コード変換情報)」ダイアログボックスで設定します。 既存のデータファイルを開く際には、データファイルの更新時に指定したコード体系が使用されます。 ご利用のパソコン以外の場所にあるデータファイルを開く場合など、データファイルのコード体系とここで指定するコード体系との違いが原因で文字化けが起こることがあります。 この場合はデータファイルに合ったコード体系を指定してください。 ファイル編成で「行順編成」を選択、かつ「Unicode」が選択された場合のみ、「行順編成ファイルのコード種別」を選択できます。

・コメント

テストケースの内容を認識するためのコメントを記述する欄です。必要なければ、空白のままで構いません。

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キー情報設定

■キー情報設定ダイアログボックスとは

索引編成ファイルの新規作成時にレコードキーを設定するための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

主キー

キーを構成するフィールドを、「相対位置(バイト),(カンマ)長さ(バイト)」の形式で設定します。 相対位置は1から開始します。 複数指定は/(スラッシュ)で区切ります。例) 「1,10/11,5」 設定可能な情報は、254文字分の情報です。それ以降は無効となります。

副キー

キーを構成するフィールドを、「相対位置(バイト),(カンマ)長さ(バイト)」の形式で設定します。 相対位置は1から開始します。 複数指定は/(スラッシュ)で区切ります。例) 「1,10/11,5」 設定可能な情報は、254文字分の情報です。それ以降は無効となります。

重複キー有り 主キー/副キー毎に重複を許可するかどうかの設定を行います。

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キー情報

■キー情報ダイアログボックスとは

索引編成ファイルのレコードキー情報を参照するための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

種別 レコードキー名(主キー・副キー)を表示します。

重複キー毎に重複が許可されているかを表示します。 -空白:重複が許可されていないことを示します。 -重複:重複が許可されていることを示します。

設定内容 キーを構成するフィールドを、「相対位置(バイト),(カンマ)長さ(バイト)」の形式で表示します。

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格納順範囲設定

■格納順範囲設定ダイアログボックスとは

既存データファイルから抽出するレコードの範囲を指定するための画面です。データファイルに格納されているレコードの順序に従って「開始レコード番号」から「終了レコード番号」に相当するレコードを抽出します。

■画面イメージ

■コントロールの説明

開始レコード番号 格納順に抽出するデータの開始レコード番号を指定します。 デフォルトは1です。

終了レコード番号 格納順に抽出するデータの終了レコード番号を指定します。 デフォルトは0です。(0は最終レコードを意味する。)

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条件設定

■条件設定ダイアログボックスとは

既存データファイルから抽出するレコードのデータ条件を指定するための画面です。指定したデータ条件に合致するレコードのみ抽出します。

■画面イメージ

■抽出条件の設定方法

●追加

画面下部の条件内容で項目名・条件値・条件(2件目以降時は、連結条件も選択必要)をそれぞれ設定し、追加ボタンを押下します。画面上部の確定条件一覧に抽出条件が追加されます。最大10条件指定することが可能です。

●更新

画面上部の確定条件一覧で変更したい条件を選択後、画面下部の条件内容で項目名・演算子・条件(2件目以降時は、連結条件も選択必要)をそれぞれ設定し、更新ボタンを押下します。確定条件一覧の抽出条件が更新されます。

●削除

画面上部の確定条件一覧で削除したい条件を選択後、削除ボタンを押下します。確定条件一覧から抽出条件が削除されます。

※同一項目の複数設定が可能です。

■コントロールの説明

●確定条件一覧

設定したデータ条件が表示されます。ここで表示されている条件でデータを抽出します。

●条件内容

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・連結条件

データ条件を2つ以上指定する場合、前の条件との連結子を「AND」、「OR」から選択します。デフォルトでは、「AND」に設定されています。

・項目名

抽出条件を設定するデータ項目名を指定します。 また、項目選択ボタン押下により、「項目の選択」ダイアログボックス内の項目一覧から選択することができます。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。

チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

・演算子

項目のデータ内容と条件値を比較するための演算子を選択します。データ項目属性により、以下のように指定可能な演算子が異なります。

文字型属性 「前方一致」、「完全一致」数字型属性 「=」、「≠」、「>」、「≧」、「<」、「≦」

・条件値

抽出条件値を設定します。

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抽出確認

■抽出確認ダイアログボックスとは

抽出対象のレコード件数を確認するための画面です。データファイルに何件のレコードが存在するかわからない場合や、抽出条件にヒットするレコード件数を知るのに有効です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●ヒット件数

抽出対象のレコード件数が表示されます。

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レコード複写(順/行順編成ファイルの場合)

■レコード複写ダイアログボックスとは

「レコード複写」処理に必要な情報を指定するための画面です。現在表示中のレコードを複写位置で指定された位置に挿入複写します。複写位置に「0」を指定すれば最後尾に追加複写します。また、一度に複数件の複写が可能です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●複写位置

現在表示中のレコードを複写位置で指定された位置に挿入複写します。複写位置に「0」を指定すれば最後尾に追加複写します。デフォルトは、表示されているレコードの位置になります。

●複写件数

複写する件数の指定を行います。

●項目の値を自動生成する

チェックすると、複写するレコードの一部のデータを自動生成値に置き換えて追加します。詳細ボタン押下により、「データ生成」ダイアログボックスが表示され、データ生成に関する詳細設定が行えます。

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件数設定(順/行順編成ファイルの場合)

■件数設定ダイアログボックスとは

「レコード挿入」/「最後に追加」/「レコード削除」処理時に必要なレコード件数を指定するための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●処理件数

「レコード挿入」/「最後に追加」処理時は、何レコード追加するのかを指定します。「レコード削除」処理時は、現在表示中のレコードから何レコード削除するのかを指定します。

●項目の値を自動生成する

チェックすると、レコードの一部のデータを自動生成値に置き換えて追加します。詳細ボタン押下により、「データ生成」ダイアログボックスが表示され、データ生成に関する詳細設定が行えます。 「レコード削除」処理時は、選択できません。

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データ生成

■データ生成ダイアログボックスとは

データの自動生成(レコード追加、レコード複写処理時)に関する詳細設定を行うための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

項目 説明生成書式一覧 各項目に設定された書式が表示されます。書式の編集 ボタン

「データ生成 詳細情報」ダイアログボックスが表示されます。

項目情報

現在選択中の項目情報が表示されます。

書式情報

生成種別

● 初期値を設定 初期値が設定されます。  

● 書式を設定(初期値) 書式を設定し、書式に従ってデータ生成します。  

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● 他の項目を参照 指定された項目のデータ生成方法に従います。  

● 列挙型を設定 あらかじめ用意されたデータからデータを生成します。

ファイル名

列挙型で使用する"列挙ファイル"を指定します。 種別で「列挙型を設定」を選択した場合、設定可能です。1項目に対し1ファイルを指定します。 「編集」ボタンを押すと、指定したファイルがメモ帳で開かれます。

列挙ファイルのフォーマット

● シフトJISのテキストファイルで記述します。

● 改行コードまでの1レコードを1データとします。

● 引用符(")はデータとしてみなされます。

● カンマ(,)は扱えません。

● 記述できるデータの数は最大10万個までです。

● 改行のみのレコードは無視されます。

記述例あああああ いいいいい ううううう :  

11.111 22.222 33.333 :

参照項目

参照する項目名を指定します。

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種別で「他の項目を参照」を選択した場合、設定可能です。

書式

書式を指定します。種別で「書式を設定」を選択すると、各項目属性に合わせた書式がデフォルトとして設定されます。

● 書式のカスタマイズ

チェックすると書式をカスタマイズすることができます。

書式と設定例

● 「登録書式の選択」ボタン

初期時、「%D」、「%U」、「%s」、「%S」、「%N」、「%YMD」、「%YMA」、「%T」、「%TS」が登録されています。 自分が設定した書式を書式例に追加することや、必要のなくなった書式例を削除することも可能です。ただし初期登録されているものは、削除できません。

開始値

可変部の開始値を設定します。可変部が複数ある場合は、文字「,」(カンマ)で区切って指定します。指定する文字は、対応する書式が取り得る範囲内である必要があります。

終了値

可変部の終了値を設定します。可変部が複数ある場合は、文字「,」(カンマ)で区切って指定します。指定する文字は、対応する書式が取り得る範囲内である必要があります。

増分値

可変部の増分値を設定します。-9~+9で指定可能です。

終了値を超えた場合の動作

生成しようとするデータ件数に満たない条件の場合(可変部の値が終了値を超えた場合、列挙型のデータ数が生成レコード件数に満たない場合 )の扱いを指定します。

● 初期値設定 初期値が設定されます。  

● 開始値より繰り返す 指定された書式で、開始値から繰り返し生成を行います。

書式の削除

選択されている項目の書式情報をクリアします。

書式の設定

指定した書式を、選択されている項目へ設定します。

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前の項目、次の項目

ダイアログボックスを開いたまま、項目を移動します。

書式の削除 ボタン

選択されている項目の書式情報をクリアします。 ※キャンセルボタンを押下しても、書式は元に戻せません。

繰り返し生成情報 書式の設定されている項目に対してレベル番号と繰り返し数を指定して、データが入れ子になったレコードを作成します。 レベル番号の指定より入れ子の対象となる項目の上下関係を指定して、下位レベルの項目から増分を繰り返します。

繰り返しを行う

繰り返しを行いデータを生成します。 レベル、繰り返し、ともに1以上の値を指定します。 書式が指定されていない項目に対しては、繰り返し指定は行えません。

一覧に反映

指定した繰り返し生成情報を、生成書式一覧に反映します。

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出力情報 引用符の指定

利用できません。

 

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データ生成 - 書式と設定例

書式の形式

書式は、可変部と固定部により構成されます。可変部のみ、固定部のみの指定でも構いません。また、指定順に制限はありません。

可変部

文字「%」(パーセント)で始まり、「桁数」、「書式文字」の順で指定します。指定例)%9D桁 数

データ項目属性の範囲内で指定可能です。可変部を複数指定した場合、合計の桁数がデータ項目属性の範囲内になるように設定する必要があります。(固定部を含む場合、その桁数も考慮する必要があります。)

書 式 文 字 D

符号付き数値。 値の取り得る範囲は、-9~+9です。 可変桁数は18桁まで指定可能です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)・数字型(外部10進項目など)です。

U

符号無し数値。 値の取り得る範囲は、0~9です。 可変桁数は18桁まで指定可能です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)・符号無し数字型(外部10進項目など)です。

s

半角英小文字。 値の取り得る範囲は、a~zです。増分方法は、文字列全体に対して増分値を加算した形式で行います。 可変桁数は5桁まで指定可能です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

S

半角英大文字。 値の取り得る範囲は、A~Zです。増分方法は、文字列全体に対して増分値を加算した形式で行います。 可変桁数は5桁まで指定可能です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

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N

全角文字。 値の取り得る範囲は、JIS非漢字/第一水準/第二水準です。増分方法は、それぞれの桁に対して増分値を加算した形式で行います。 可変桁数は64桁まで指定可能です。 指定可能な項目属性は、日本語型(日本語項目など)です。

YMD

日付(エラーなし)。 値の取り得る範囲は、実際に存在する日付です。 「19700101」~「20380119」の範囲で指定します。 可変桁数は4桁又は2桁の指定が可能です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

YMA

日付(エラーあり)。 値の取り得る範囲は、実際に存在しない日付を含みます。 「00010101」~「99991231」の範囲で指定します。 (全月、31日まで)可変桁数は4桁又は2桁の指定が可能です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

T

時間

時分秒を含むデータです。 可変桁数を指定することはできません。

指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

TS

日付+時間

年月日および時分秒を含むデータです。 「19700101 090000」~「20380119 031407」の範囲で指定します。 可変桁数を指定することはできません。

指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

固定部

文字「'」(シングルクォート)で文字列の最初と最後を囲います。指定例) '9999'

 

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設定例

  ●書式:D(符号付き数値)

書式「D」の使用例を以下に示します。 例1) S9(5)で定義されている項目に対して、それぞれ「101」~「200」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5D開始値 +00101 (101でも可)終了値 +00200 (200でも可)増分値 1処理件数 100

例2) S9(5)で定義されている項目に対して、それぞれ「50」~「-49」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5D開始値 +00050 (50でも可)終了値 -00049 (-49でも可)増分値 -1処理件数 100

  ●書式:U(符号無し数値)

書式「U」の使用例を以下に示します。 例1) 9(5)で定義されている項目に対して、それぞれ「101」~「200」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5U開始値 00101(101でも可)終了値 00200(200でも可)増分値 1処理件数 100

例2) X(10)で定義されている項目に対して、それぞれ「ABCDE00001」~「ABCDE00100」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 'ABCDE'%5U開始値 00001(1でも可)

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終了値 00100(100でも可)増分値 1処理件数 100

  ●書式:s(半角英小文字)

書式「s」の使用例を以下に示します。 例1) X(5)で定義されている項目に対して、それぞれ「aaaaa」~「aaadv」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5s開始値 aaaaa終了値 aaadv増分値 1処理件数 100

例2) X(10)で定義されている項目に対して、それぞれ「aaaaa10cc」~「aaadv10fx」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5s'10'%2s開始値 aaaaa,cc終了値 aaadv,zz増分値 1処理件数 100

  ●書式:S(半角英大文字)

書式「S」の使用例を以下に示します。 例1) X(5)で定義されている項目に対して、それぞれ「ZZZZZ」~「ZZZWE」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5S開始値 ZZZZZ終了値 ZZZWE増分値 -1処理件数 100

例2) X(10)で定義されている項目に対して、それぞれ「AAAAAAAA番」~「AAADVADV番」の値をもつレコード100件を生成したい場合

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書式 %5S%3S'番'開始値 AAAAA,AAA終了値 AAADV,ADV増分値 1処理件数 100

  ●書式:N(全角文字)

書式「N」の使用例を以下に示します。 例1) N(5)で定義されている項目に対して、それぞれ「あああああ」~「んんんんん」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %5N開始値 あああああ終了値 んんんんん増分値 1処理件数 100

例2) N(10)で定義されている項目に対して、それぞれ「日本語項目10000」~「日本語項目でてててて」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 '日本語項目'%5N開始値 10000終了値 でてててて増分値 1処理件数 100

  ●書式:YMD(日付:エラーなし)

書式「YMD」の使用例を以下に示します。 例1) X(8)で定義されている項目に対して、それぞれ「20000101」~「20000410」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %4YMD開始値 20000101終了値 20000410増分値 1処理件数 100

例2) X(6)で定義されている項目に対して、それぞれ「000101」~

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「000410」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %2YMD開始値 000101終了値 000410増分値 1処理件数 100

  ●書式:YMA(日付:エラーあり)

書式「YMA」の使用例を以下に示します。 例1) X(8)で定義されている項目に対して、それぞれ「20000101」~「20000407」の値(途中エラーの値含む)をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %4YMA開始値 20000101終了値 20000407増分値 1処理件数 100

例2) X(6)で定義されている項目に対して、それぞれ「990701」~「991007」の値(途中エラーの値含む)をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %2YMD開始値 990701終了値 991007増分値 1処理件数 100

  ●書式:T(時間)

書式「T」の使用例を以下に示します。 例1) X(6) で定義されている項目に対して、それぞれ「100001」~「100140」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %T開始値 100001終了値 100140

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増分値 1処理件数 100

  ●書式:TS(日付+時間)

書式「TS」の使用例を以下に示します。 例1) X(8)で定義されている項目に対して、それぞれ「20000101 100001」~「20000407 100140」の値をもつレコード100件を生成したい場合

書式 %TS開始値 20000101 100001終了値 20000407 100140増分値 1処理件数 100

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データ一括更新

■データ一括更新ダイアログボックスとは

データの自動生成(データ一括更新処理時)に関する詳細設定を行うための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●生成書式

自動生成データに置換するデータ項目名を指定します。また、参照ボタン押下により、「項目の選択」ダイアログボックス内の項目一覧から選択することができます。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。

チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

●書式情報

・種別

データ一括更新の種別を「初期値を設定」、「書式を設定」から選択します。デフォルトでは、「初期値を設定」が選択されています。

初期値を設定 項目属性毎の初期値を設定します。書式を設定 書式を設定し、書式に従って一括更新します。

・書式

書式のカスタマイズ

チェックすると書式をカスタマイズすることができます。

書式

書式を指定します。種別で「書式を設定」を選択すると、各項目属性に合わせた書式がデフォルトとして設定されます。

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[書式の形式] 書式は、可変部と固定部により構成されます。可変部のみ、固定部のみの指定でも構いません。また、指定順に制限はありません。

可変部 文字「%」(パーセント)で始まり、「桁数」、「書式文字」の順で指定します。指定例)%9D

[桁数]データ項目属性の範囲内で指定可能です。可変部を複数指定した場合、合計の桁数がデータ項目属性の範囲内になるように設定する必要があります。(固定部を含む場合、その桁数も考慮する必要があります。) 書式文字「YMD」「YMA」時の桁数は、4か2のみ指定可能です。

[書式文字]

D

符号付き数値。 値の取り得る範囲は、-9~+9です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)・数字型(外部10進項目など)です。

U

符号無し数値。 値の取り得る範囲は、0~9です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)・符号無し数字型(外部10進項目など)です。

s

半角英小文字。 値の取り得る範囲は、a~zです。増分方法は、文字列全体に対して増分値を加算した形式で行います。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

S

半角英大文字。 値の取り得る範囲は、A~Zです。増分方法は、文字列全体に対して増分値を加算した形式で行います。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

N

全角文字。 値の取り得る範囲は、JIS非漢字/第一水準/第二水準です。増分方法は、それぞれの桁に対して増分値を加算した形式で行います。 指定可能な項目属性は、日本語型(日本語項目など)です。

YMD

日付(エラーなし)。 値の取り得る範囲は、実際に存在する日付です。 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

YMA

日付(エラーあり)。 値の取り得る範囲は、実際に存在しない日付を含みます。(全月、31日まで) 指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

T

時間

時分秒を含むデータです。 「000000(0時0分0秒)」~「235959(23時59分59秒)」の範囲で指定します。 可変桁数を指定することはできません。

指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

TS

日付+時間

年月日および時分秒を含むデータです。 「19700101 090000(1970年1月1日9時00分00秒)」~「20380119 031407(2038年1月19日3時14分7秒)」の範囲で指定します。 可変桁数を指定することはできません。

指定可能な項目属性は、文字型(英数字項目など)です。

固定部文字「'」(シングルクォート)で文字列の最初と最後を囲います。指定例) '9999'

書式例

書式例が一覧で表示されています。初期時、「%D」、「%U」、「%s」、「%S」、「%N」、「%YMD」、「%YMA」、「%T」、「%TS」が登録されています。自分が設定した書式を書式例に追加することや、必要のなくなった書式例を削除することも可能です。ただし初期登録されているものは、削除できません。

・範囲指定

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開始値

可変部の開始値を設定します。可変部が複数ある場合は、文字「,」(カンマ)で区切って指定します。指定する文字は、対応する書式が取り得る範囲内である必要があります。

終了値

可変部の終了値を設定します。可変部が複数ある場合は、文字「,」(カンマ)で区切って指定します。指定する文字は、対応する書式が取り得る範囲内である必要があります。

増分値

可変部の増分値を設定します。-9~+9で指定可能です。

終了値を超えた場合の動作

可変部の値が終了値を超えた場合の扱いを「初期値設定」、「開始値より繰り返す」から選択します。

■使用例

●書式:D(符号付き数値)

書式「D」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード100件のPIC S9(5)で定義されている項目を、それぞれ「101」~「200」の値に置換したい場合

  書式 %5D

  開始値 +00101 (101でも可)

  終了値 +00200 (200でも可)

  増分値 1

     

例2) 既存レコード100件のPIC S9(5)で定義されている項目を、それぞれ「50」~「-49」の値に置換したい場合

  書式 %5D

  開始値 +00050 (50でも可)

  終了値 -00049 (-49でも可)

  増分値 -1

     

●書式:U(符号無し数値)

書式「U」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード100件のPIC 9(5)で定義されている項目を、それぞれ「101」~「200」の値に置換したい場合

  書式 %5U

  開始値 00101(101でも可)

  終了値 00200(200でも可)

  増分値 1

     

例2) 既存レコード100件のPIC X(10)で定義されている項目を、それぞれ「ABCDE00001」~「ABCDE00100」の値に置換したい場合

  書式 'ABCDE'%5U

  開始値 00001(1でも可)

  終了値 00100(100でも可)

  増分値 1

     

●書式:s(半角英小文字)

書式「s」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード100件のPIC X(5)で定義されている項目を、それぞれ「aaaaa」~「aaadv」の値に置換したい場合

  書式 %5s

  開始値 aaaaa

  終了値 aaadv

  増分値 1

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例2) 既存レコード100件のPIC X(10)で定義されている項目を、それぞれ「aaaaa10cc」~「aaadv10fx」の値に置換したい場合

  書式 %5s'10'%2s

  開始値 aaaaa,cc

  終了値 aaadv,zz

  増分値 1

     

●書式:S(半角英大文字)

書式「S」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード100件のPIC X(5)で定義されている項目を、それぞれ「ZZZZZ」~「ZZZWE」の値に置換したい場合

  書式 %5S

  開始値 ZZZZZ

  終了値 ZZZWE

  増分値 -1

     

例2) 既存レコード100件のPIC X(10)で定義されている項目を、それぞれ「AAAAAAAA番」~「AAADVADV番」の値に置換したい場合

  書式 %5S%3S'番'

  開始値 AAAAA,AAA

  終了値 AAADV,ADV

  増分値 1

     

●書式:N(全角文字)

書式「N」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード82件のPIC N(5)で定義されている項目を、それぞれ「あああああ」~「んんんんん」の値に置換したい場合

  書式 %5N

  開始値 あああああ

  終了値 んんんんん

  増分値 1

     

例2) 既存レコード100件のPIC N(10)で定義されている項目を、それぞれ「日本語項目10000」~「日本語項目でてててて」の値に置換したい場合

  書式 '日本語項目'%5N

  開始値 10000

  終了値 でてててて

  増分値 1

     

●書式:YMD(日付:エラーなし)

書式「YMD」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード100件のPIC X(8)で定義されている項目を、それぞれ「20000101」~「20000410」の値に置換したい場合

  書式 %4YMD

  開始値 20000101

  終了値 20000410

  増分値 1

     

例2) 既存レコード100件のPIC X(6)で定義されている項目を、それぞれ「000101」~「000410」の値に置換したい場合

  書式 %2YMD、または%YMD

  開始値 000101

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  終了値 000410

  増分値 1

  *2桁の年を表す値が「99」「02」の場合、その関係は「99<02」となります。

     

●書式:YMA(日付:エラーあり)

書式「YMA」の使用例を以下に示します。

例1) 既存レコード100件のPIC X(8)で定義されている項目を、それぞれ「20000101」~「20000407」の値(途中エラーの値含む)に置換したい場合

  書式 %4YMA

  開始値 20000101

  終了値 20000407

  増分値 1

     

例2) 既存レコード100件のPIC X(6)で定義されている項目を、それぞれ「990701」~「991007」の値(途中エラーの値含む)に置換したい場合

  書式 %2YMA、または%YMA

  開始値 990701

  終了値 991007

  増分値 1

  *2桁の年を表す値が「99」「02」の場合、その関係は「99>02」となります。

     

●書式:T(時間)

書式「T」の使用例を以下に示します。

例1) PIC X(6) で定義されている項目に対して、それぞれ「100001」~「100140」の値をもつレコード100件を生成したい場合

  書式 %T

  開始値 100001

  終了値 100140

  増分値 1

  処理件数 100

     

●書式:TS(日付+時間)

書式「TS」の使用例を以下に示します。

例1) PIC X(15)で定義されている項目に対して、それぞれ「20000101 100001」~「20000407 100140」の値をもつレコード100件を生成したい場合

  書式 %TS

  開始値 20000101 100001

  終了値 20000407 100140

  増分値 1

  処理件数 100

 

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アイテムセレクト

■アイテムセレクトダイアログボックスとは

「アイテムセレクト」処理時に必要な情報を設定するための画面です。アイテムセレクトを設定することにより、表示/編集したいデータ項目の選択、OCCURS句を展開せずに表示等の設定ができます。

■画面イメージ

■アイテムセレクト設定後の表示について

レコード形式画面および、一覧形式画面どちらでも、アイテムセレクトでの設定に従って表示されます。また、アイテムセレクトの設定情報は、レコード形式画面と一覧形式画面で共通です。

●アイテムセレクトを設定しない場合(通常)

画面形式 表示されている項目の種類 編集できる項目レコード形式画面 レコード/集団項目/基本項目 基本項目のみ一覧形式画面 基本項目 基本項目のみ

・OCCURS句項目は、配列(1)~配列(最大値)の項目全てが選択されています。

・再定義項目は、選択されていません。

■コントロールの説明

●レコードフォーマットの指定

COBOL登録集ファイルに定義されている01レベルの項目(レコード)がすべて列挙されていますので、その中から表示したい項目を選択します。デフォルトでは、COBOL登録集ファイル内で最初に定義されているものが選択されています。

●OCCURS句展開する

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OCCURS句定義されている項目を展開しない(配列(1)のみ)で表示するか、それとも展開して(配列(1)~配列(反復回数)をすべて)表示するかを選択します。デフォルトでは、展開するに設定されています。

※COBOL登録集ファイルにOCCURS句定義のある項目が存在する場合のみ選択可能です。

●表示項目の選択

項目一覧より表示/編集したい項目を選択します。[Shift]キーを押しながらクリックすることで、範囲選択することも可能です。

項目一覧の仕様は以下の通りとなっています。

-「レコードフォーマットの指定」で選択されたレコード内の項目が全て表示されています。

-「OCCURS句展開する」での設定内容に従って表示されています。

-再定義項目については、左端に「R」の表記があり、COBOL登録集ファイルで定義されているのと同じ位置に表示されています。よって、同一階層内で一つ上に表示されている項目が被再定義項目となります。

※「R」の表記が同レベルにおいて2項目以上続けて表示されている場合について 2つめ以降の再定義項目は、どの項目に対しての再定義であるか知る事ができません。COBOL登録集ファイルを参照して確認してください。

例) 以下のDATA3は、DATA1とDATA2のどちらの項目に対しての再定義であるか分かりません。

<項目一覧の内容> 03 DATA1 R 03 DATA2 R 03 DATA3

※OCCURS句指定をもつ再定義項目について 「OCCURS句展開する」がチェックされている場合、OCCURS句指定をもつ再定義項目の要素すべてに「R」が表記されていますが、各要素単位で同時に選択することができます。

例) 以下のDATA-Rは、DATAを再定義、かつOCCURS 2をもつ事を表しています。この場合、DATA-R(1)とDATA-R(2)を同時に選択することができます。

<項目一覧の内容> 03 DATA R 03 DATA-R(1) R 03 DATA-R(2)

選択可能な条件は以下の通りです。

-索引編成ファイルの場合、主キーに相当する項目は無条件で選択されています。

-集団項目とその集団項目内に含まれる基本項目の両方を選択した場合は、集団項目のみ選択された形式となります。

-被再定義項目とそれに対する再定義項目の両方を選択した場合は、被再定義項目のみ選択された形式となります。

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MDPORT連携

■MDPORT連携ダイアログボックスとは

「MDPORT連携」処理時に必要な情報を設定するための画面です。以下のようなインポート/エクスポート処理を行うことが可能です。

●インポートとは

CSV形式ファイル、XML形式ファイル「未サポート」を編集中のファイルに取り込むことができます。 インポート可能なCSV形式ファイルは、以下の項目を満たすものです。項目 形式区切り文字(デリミタ) 半角カンマ「,」により区切られたもの。

引用符 数値、文字項目ともに引用符で括られていないもの、 またはダブルコーテーション「"」で括られているもの。

インポート可能なXML形式ファイルは、MDPORTがサポートしている形式のものです。それ以外の形式で記述されたものはインポート時にエラーとなります。 ※XML形式ファイルをインポートする場合は、入力がXML形式、出力がデータ形式のレイアウト定義ファイルが必要です。

●エクスポートとは

編集中のデータ内容を、異なるコード/ファイル編成のデータファイル、CSV形式、またはXML形式「未サポート」に変換して出力することができます。なお、出力対象となるデータ項目はアイテムセレクトで選択されているもののみです。アイテムセレクトしていない場合は、全ての基本項目が対象となります。 ※XML形式ファイルをエクスポートする場合は、入力がデータ形式、出力がXML形式のレイアウト定義ファイルが必要です。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

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■コントロールの説明

●インポート/エクスポート

「インポート」/「エクスポート」から処理を選択します。

●データ形式

ファイル形式を「データファイル形式」、「CSV形式」、「XML形式」から選択します。「インポート」の場合、「データファイル形式」は選択できません。

●アイテムセレクトで選択されていない項目の扱い

「エクスポート」の時だけ、有効です。 アイテムセレクトでデータ項目を絞り込んでいない場合、関係ありません。 アイテムセレクトされていない項目にあたる部分のデータをNULLで出力するか、または詰めて出力するかを選択します。チェックした場合は、後者になります。「データ形式」で「データファイル形式」を設定した場合、有効となります。また、出力されるファイルのレコード長のデフォルト値は、次のとおりとなります。

-「フィールドを詰める」をチェックした場合 アイテムセレクトで選択したデータ項目の項目長の総和

-「フィールドを詰める」をチェックしない場合 アイテムセレクトで選択した先頭データ項目から、アイテムセレクトで選択した最終データ項目までの総和(途中の選択していない項目の長さも含まれる)

 

●インポートするデータの位置

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「インポート」の時だけ、有効です。 取り込んだデータを編集中データの何レコード目に挿入するかを指定します。デフォルト値は、「1」(先頭)が設定されています。

※MDPORTの操作方法に関しては、SIMPLIA/TF-MDPORTオンラインマニュアルを参照してください。

●インポートするCSVファイルの引用符

CSVファイルの引用符を指定します。デフォルト値は、「なし」が設定されています。

●対象ファイル指定

編集中のファイルに取り込むファイルを指定します。

 

●XML形式のレイアウト定義ファイル指定

MDPORTのレイアウト定義で作成したレイアウト定義ファイルを指定します。 または新規作成するレイアウト定義ファイルを指定します。

 

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印刷

■印刷ダイアログボックスとは

印刷に関する標準的な設定をするための画面です。TF-LINDAでは一覧形式イメージでのデータの印刷を行います。 この他の印刷に関する設定については、「印刷ページ設定」プロパティで行います。 実際に印刷する前に印刷イメージを確認したい場合は、「印刷プレビュー」画面にて行ってください。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●プリンタ

コンピュータに設定されているプリンタの選択および情報を表示します。

●印刷範囲

印刷する範囲を指定します。ドキュメント全体、または指定したページを印刷するように指定します。

●印刷部数

印刷する部数を指定します。

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検索

■検索ダイアログボックスとは

「検索」処理に必要な情報を設定するための画面です。「検索」処理とは、指定した文字列/数値を編集データ内から検索します。 検索対象となるデータは、指定した1データ項目の範囲内のみです。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

■コントロールの説明

●検索文字列

検索したい文字列または数値を指定してください。最新のものから5つまで履歴をもつことが可能で,、ツールを終了するまで有効です。また、検索対象のデータ項目属性により、以下のように指定方法が異なります。

文字型属性 単純に文字列を指定します。数字型属性 「比較演算子+数値」の形式で指定します。

比較演算子として指定できる記号は、「=」(等しい)、 「>」(より上)、 「<」(より下)、 「>=」(以上)、 「<=」 (以下)の5つです。また、「=」(等しい)の場合、省略可能です。 例)500以上のデータを検索したい場合 >=500 符号および、小数点の指定も可能です。符号省略時は、正の数と見なします。また、符号なしのデータ属性に符号が入力された場合、その符号は無視します。 ※比較演算子を指定する場合、先頭、および比較演算子間には、空白を入れないでください。 エラーとなる例) 「 >=500」 (先頭に空白) 「> =500」 (比較演算子間に空白)

●大文字/小文字を区別する

大文字/小文字を別の文字として扱うかどうかを指定します。デフォルトでは、「区別する」が設定されています。文字型属性のデータ項目を検索する場合に有効となります。

●検索対象項目名

●検索する方向

現在のカーソル位置より、どの方向に向かって検索するか「前方へ検索する」「後方へ検索する」より選択します。デフォルトでは、「後方へ検索する」が設定されています。また、現在カーソルが位置づけられているデータ項目が「検索対象とする項目」と同一の場合、そのデータも検索対象に含まれます。

検索対象とするデータ項目名を1つ指定します。デフォルトでは、直前に一覧形式画面でカーソルが位置付けられていた項目名が設定されています。 また、参照ボタン押下により、「項目の選択」ダイアログボックス内の項目一覧から選択することができます。 指定するデータ項目名は、完全一致でなければなりません。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

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チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

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16進データの検索

■16進データの検索ダイアログボックスとは

「16進データの検索」処理に必要な情報を設定するための画面です。「16進データの検索」処理とは、指定した16進数値を、編集データ内から検索します。 検索対象は、検索データを指定しない限り、抽出/編集データすべてです。ただしアイテムセレクトにより、表示項目を選定している場合は、そのデータだけが検索対象となります。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

■コントロールの説明

●16進データ

検索したい16進数値を指定してください。最新のものから5つまで履歴をもつことが可能で、ツールを終了するまで有効です。

●検索対象とする項目を指定する

検索対象とするデータ項目名を指定するかどうかを指定します。指定しない場合は、全ての編集中データを検索対象とします。指定する場合は、データ項目名を1つだけ指定できます。 また、参照ボタン押下により、「項目の選択」ダイアログボックス内の項目一覧から選択することができます。 指定するデータ項目名は、完全一致でなければなりません。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

●検索する方向

現在のカーソル位置より、どの方向に向かって検索するか「前方へ検索する」「後方へ検索する」より選択します。デフォルトには、「後方へ検索する」が設定されています。また、現在カーソルが位置づけられているデータも検索対象に含まれます。(ただし、検索対象とする項目を指定した場合は、「検索」処理と同様)

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文字列の置換

■文字列の置換ダイアログボックスとは

「文字列の置換」処理に必要な情報を設定するための画面です。「文字列の置換」処理とは、編集データ内から指定した文字列を検索し、置換後の文字列に指定した文字列に置換します。 英数字項目または日本語項目のデータが置換可能です。検索対象となるデータは、指定した1データ項目の範囲内のみです。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

■コントロールの説明

●検索文字列

検索したい文字列を指定してください。最新のものから5つまで履歴をもつことが可能で、ツールを終了するまで有効です。

●置換後の文字列

置き換えたい文字列を指定してください。最新のものから5つまで履歴をもつことが可能で、ツールを終了するまで有効です。

●大文字/小文字を区別する

大文字/小文字を別の文字として扱うかどうかを指定します。デフォルトでは、「区別する」が設定されています。文字型属性のデータ項目を検索する場合に有効となります。

●検索対象項目名

検索対象とするデータ項目名を1つ指定します。デフォルトでは、直前にレコード形式画面または、一覧形式画面でカーソルが位置付けられていた項目名が設定されています。 また、参照ボタン押下により、「項目の選択」ダイアログボックス内の項目一覧から選択することができます。 指定するデータ項目名は、完全一致でなければなりません。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

●検索する方向

現在のカーソル位置より、どの方向に向かって検索するか「前方へ検索する」「後方へ検索する」より選択します。デフォルトでは、「後方へ検索する」が設定されています。また、現在カーソルが位置づけられているデータ項目が「検索対象とする項目」と同一の場合、そのデータも検索対象に含まれます。

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16進データの置換

■16進データの置換ダイアログボックスとは

「16進データの置換」処理に必要な情報を設定するための画面です。「16進データの置換」処理とは、編集データ内から指定した16進数値を検索し、置換後の文字列に指定した文字列に置換します。 英数字項目または日本語項目のデータが置換可能です。検索対象となるデータは、指定した1データ項目の範囲内のみです。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

■コントロールの説明

●検索する16進データ

検索したい16進数値を指定してください。最新のものから5つまで履歴をもつことが可能で、ツールを終了するまで有効です。

●置換後の16進データ

置き換えたい16進データを指定してください。最新のものから5つまで履歴をもつことが可能で、ツールを終了するまで有効です。

●検索対象項目名

検索対象とするデータ項目名を1つ指定します。デフォルトでは、直前にレコード形式画面または、一覧形式画面でカーソルが位置付けられていた項目名が設定されています。 また、参照ボタン押下により、「項目の選択」ダイアログボックス内の項目一覧から選択することができます。 指定するデータ項目名は、完全一致でなければなりません。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

●検索する方向

現在のカーソル位置より、どの方向に向かって検索するか「前方へ検索する」「後方へ検索する」より選択します。デフォルトには、「後方へ検索する」が設定されています。また、現在カーソルが位置づけられているデータも検索対象に含まれます。(ただし、検索対象とする項目を指定した場合は、「検索」処理と同様)

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項目の選択

■項目の選択ダイアログボックスとは

データ項目名を指定するための画面です。「項目名の検索」処理の場合、指定したデータ項目を画面の先頭に表示します。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■画面イメージ

■コントロールの説明

●項目名指定

データ項目名を指定します。 指定するデータ項目名は、完全一致でなければなりません。

※アイテムセレクト機能で選択している項目のみ設定可能です。(デフォルトでは、基本項目のみ設定可能です。)

※OCCURS句をもつ項目の場合、アイテムセレクト機能の「OCCURS句展開する」の設定状況により、指定方法が異なります。それは、以下の通りです。

チェックしている場合 データ項目名に添字を付加して指定します。チェックしていない場合 データ項目名に先頭の添字を付加して指定します。

●項目選択

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)内で定義されているデータ項目の一覧が表示されています。ここで項目を選択することにより、上部の「項目名指定」エディットボックスに設定されます。

※アイテムセレクト機能により表示項目を選定している場合、それらの項目しか表示されません。

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レコード番号による指定

■レコード番号による指定ダイアログボックスとは

データ内容を表示したいレコード番号を指定するための画面です。ここで指定したレコード番号に相当するレコードのデータ内容を表示します。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●レコード番号

表示したいレコードの番号を指定します。「0」を指定した場合は、最終レコードとなります。

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16進編集

■16進編集バーとは

16進数によるデータの表示/編集を行います。現在、カーソルの存在するデータ項目が処理対象となります。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●16進編集

表示/編集対象のデータ内容が16進数表記で表示されています。

●カーソル位置

エディットボックス内のカーソル位置を「現在位置/属性長」(単位:バイト数)の形式で表示します。 たとえば、カーソル位置が「先頭から6バイト目の上位バイト」にあるときは "6/10 Byte [H]" と表示されます("H"は上位バイトを表し、"L"は下位バイトを表す)。

※ただし、範囲選択時における現在位置の表示で、不正確なケースがあります。

●移動

[Enter]キー押下後、指定された位置(単位:バイト数)へ移動します。 ただし、0(ゼロ)を入力した場合は、16進データの最終位置に移動します。

 

●日本語項目(UCS2)の16進表示形式

16進数値が「ビッグエンディアン」、「リトルエンディアン」のどちらのモードになっているかを示します。 コード体系がUnicode、かつ日本語項目の際、表示されます。 「BE」は「ビッグエンディアン」を、「LE」は「リトルエンディアン」を意味します。 「環境設定(コード変換情報)」の「日本語項目(UCS2)の16進表示形式」で変更できます。

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Unicode編集

■Unicode編集ダイアログボックスとは

Unicodeによるデータの表示/編集を行います。現在、カーソルの存在するデータ項目が処理対象となります。 英数字項目または日本語項目のデータが編集可能です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●項目名

表示/編集対象のデータ項目名が表示されています。

●データ内容

編集中のデータ項目の内容が、Unicodeで表示されます。改行コード(CR+LF固定)が含まれる場合、複数行で内容が表示されます。

●フォント

「フォント」ダイアログから表示フォントを切り替えます。

●カーソル位置情報 (Unicode編集ダイアログの右上)

入力エリア内のカーソル位置情報は、「現在位置(単位:文字数)/属性長(単位:桁数)」の形式で表示されます。

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フォント

■フォントダイアログボックスとは

表示メニューコマンドのフォントの指定で、レコード形式画面、一覧形式画面の文字フォントを選択します。 また、「Unicode編集」ダイアログのデータ内容に表示するフォントを選択します。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●フォント名

表示するフォントを指定します。

●スタイル

表示する文字スタイルを指定します。

●サイズ

表示する文字サイズを指定します。

●文字飾り

表示する文字飾りを指定します。

●サンプル

現在指定している文字のサンプルを表示します。

●文字セット

指定したフォントで利用できる文字セットの一覧から、設定されている言語にあった文字セットを選択します。

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更新確認

■更新確認ダイアログボックスとは

編集したデータ件数を確認するための画面です。また、「アイテムセレクト」処理の設定情報を保存する/しないを選択できます。

■画面イメージ

■コントロールの説明

●更新件数

更新したレコードの件数を表示します。

●追加件数

追加したレコードの件数を表示します。

●削除件数

削除したレコードの件数を表示します。

●アイテムセレクト情報を保存する

チェックした場合、アイテムセレクトで設定した情報を保存します。

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バージョン情報

■画面イメージ

■説明

現在、動作しているTF-LINDAのバージョン情報を確認することができます。

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フォルダ設定(環境設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●テストケースファイルを保存するフォルダ

TF-LINDAで作成したテストケースファイルを保存するための、フォルダ名を設定します。デフォルトでは、「TF-LINDAのインストール先フォルダ¥TEMP」が設定されています。

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

●テストケースフォルダ参照

「フォルダの選択」ダイアログボックスにより、フォルダを簡単に設定することができます。

●LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ

TF-LINDAが使用する作業ファイルを作成するための、作業用フォルダ名を設定します。デフォルトでは、「TF-LINDAのインストール先フォルダ¥TEMP」が設定されています。

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<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

●作業ファイル用フォルダ参照

「フォルダの選択」ダイアログボックスにより、フォルダを簡単に設定することができます。

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作業環境(環境設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●COBOL埋め込み文字

文字型データ項目に対して、空き領域がある場合、「空白」か「NULL」のどちらで値を埋め込むかを設定します。「空白」を設定した場合は、Xタイプ項目のときは半角の空白、Nタイプ項目のときは全角の空白が埋め込まれます。デフォルトでは、「空白」が設定されています。

●アクセス方法

データファイルにアクセスするための方法を設定します。

COBOLを使用 COBOLファイルへアクセスする場合に指定します(COBOLがインストールされている必要があります)。

バイナリアクセス

COBOLファイル以外のファイル(順編成で固定長)へアクセスする場合に指定します(COBOLを必要としません)。

●編集モードのデフォルト設定

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既存データファイルを操作する際、「テストケース選択」ダイアログボックス内の「データファイルの編集モード」のデフォルトを「更新」、「表示」、「追加」の中から選択します。デフォルトでは、「更新」が設定されています。

またデータ編集時にデータ内容の値をデフォルトで全選択にするかどうかの選択を行います。

●索引/相対編成のレコード操作時のメッセージの表示

レコード形式画面のレコード追加/複写処理時に、メッセージボックスを表示するかどうかを設定します。これは、誤ってレコード追加/複写処理を行った場合、その操作に対しての取り消しができないため、設けてあります。デフォルトでは、「表示しない」が設定されています。

●エラーファイル表示用エディタの指定

フォーマット解析によりエラーが発生した場合、エラー内容を参照することができます。その際、エラー表示に使用するエディタを指定することができます。デフォルトでは、「Notepad.exe」が指定されています。

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バックアップ(環境設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●バックアップファイルの作成

デ-タファイルのバックアップが必要である場合に、チェックボックスをチェックします。バックアップファイルは、下の「バックアップファイルを作成するフォルダ」で設定したフォルダ内に作成されます。バックアップファイル名は 「ファイル名」+「.BAK」 という名前で作成されます。なお同名のファイルが既に存在する場合は、強制的に上書き保存します。デフォルトでは、「作成する」が設定されています。

例) データファイル名 バックアップファイル名

LINDA01.DAT → LINDA01.DAT.BAK

●バックアップファイルを作成するフォルダ

デ-タファイルのバックアップファイルを保存するためのフォルダ名を設定します。デフォルトでは、「TF-LINDAのインストール先フォルダ¥TEMP」が設定されています。

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<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

●バックアップフォルダ参照

「フォルダの選択」ダイアログボックスにより、フォルダを簡単に設定することができます。

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フォーマット解析方法(環境設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●ファイル種別

フォーマットのファイル種別を指定します。次の4種類が指定可能でデフォルトでは、「COBOL登録集」が設定されています。

COBOL登録集 COBOLによるレコード記述のファイルYPSインクルード仕様書 「未サポート」ファイル定義体 「未サポート」レイアウト定義ファイル MDPORTのレイアウト定義で作成したレイアウト定義ファイル

●解析オプション

正書法の種類

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COBOL登録集の正書法の形式を、「固定長」、「可変長」、「自由」から選択します。デフォルトでは、「可変長」が設定されています。

2進項目の扱い

COBOL翻訳オプションである「BINARY」に関する設定で2進項目の扱いを「WORD」、「BYTE」から選択します。デフォルトでは、「WORD」が設定されています。 レイアウト定義ファイルの場合、この設定は関係ありません。

<注意> フォーマットファイルに関する制限事項/注意事項参照

文字コードの扱い

COBOL登録集の文字コードを、「シフトJIS」、「EUC」、「Unicode(UTF8)」の何れかから指定します。デフォルトでは、「シフトJIS」が設定されています。 ※Unicodeを選択した場合、UCS2で記述されているものは解析できません。 ※Unicodeを選択している場合で、シフトJISコード範囲外の拡張漢字等が含まれていた場合は、エラーとなります。

COPY文への付加文字列

COBOL登録集が仮原文(括弧など)を含む場合、REPLACING句の指定を行わないと正しく解析することができません。正しく解析するために、ここでCOPY文への付加文字列を指定します。指定する文字列は、COBOL文法に従って記述する必要があります。なおJOINING/DISJOINING句の指定も可能です。

指定例) REPLACING ==()== BY ==AA==

<注意> フォーマットファイルに関する制限事項/注意事項参照

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コード変換情報(環境設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●扱うデータのコード体系

コード体系

「テストケース設定」ダイアログボックスの「コード情報」のデフォルトを「シフトJIS」、「EUC」、「JEF」、「Unicode」から選択します。デフォルトでは、「シフトJIS」が設定されています。

●コード変換仕様

Charset Managerを使用する

コード変換をTF-LINDA内部処理で行うか、Charset Managerで行うかを指定します。デフォルトでは、「TF-LINDAで行う」が設定されています。

※「Charset Managerを使用する」を指定可能にするには、Charset Managerがインストールされている必要があります。

※データファイルのコードが「Unicode」の場合は、Charset Managerは利用できません。

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iconv変換のキーワード

「シフトJIS」、「EUC」、「JEF」コードに関するキーワード(Charset Managerに準拠)を設定します。「Charset Managerを使用する」が指定された場合のみ設定可能です。なお設定できるキーワードは、以下の通りです。

コード体系 キーワードシフトJIS sjis/sjisdos/sjisms(デフォルト)EUC S90(デフォルト)/U90

JEF Jefkana(デフォルト)/Jefaugkana/Jefcorekana

利用者定義変換を使用する[Charset Manager使用時は無効]

MDPORTの機能である利用者定義変換機能を使う場合に指定します。

※「Charset Managerを使用する」にチェックが入っている場合は、利用者定義変換は使用できません。

※データファイルのコードが「Unicode」の場合は、利用者定義変換は使用できません。

利用者定義変換テーブル

利用者定義変換テーブルファイルを絶対パス名で指定します。

利用者定義変換テーブルの使用方法

※利用者定義変換テーブルの定義で指定可能な定義は以下のとおりです。

(LINDAのデータ表示画面が、UCS2コードで表示しているため)

・「# SJIS UCS2」 ・「# EUC UCS2」 ・「# JEF UCS2」

●Unicodeの詳細設定

日本語項目(UCS2)のエンディアン

「データ格納形式」では、データの格納形式を「ビッグ(エンディアン)」、「リトル(エンディアン)」から選択します。デフォルトでは「リトル(エンディアン)」が設定されています。 「16進表示形式」では、画面上(16進編集バー上)に表示する16進数のエンディアンを「ビッグ(エンディアン)」、「リトル(エンディアン)」から選択します。デフォルトでは「リトル(エンディアン)」が設定されています。

行順編成ファイルのコード種別

「テストケース設定」ダイアログボックス内「行順編成ファイルのコード種別」のデフォルトを「UCS2」、「UTF8」から選択します。デフォルトでは、「UCS2」が設定されています。

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表示形式(環境設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●一覧形式画面:項目の最大表示幅の抑制

項目の最大表示幅

一覧形式画面での最大項目表示幅の設定を行います。「0」を指定した場合は、各項目属性にあわせた表示幅となります。デフォルトでは、「0」が設定されています。

●レコード形式画面:項目名の表示幅

項目名の表示幅

レコード形式画面におけるデータ項目名の表示幅の設定を行います。「0」を指定した場合は、「60」バイトとなります。デフォルトでは、「30」バイトが設定されています。また設定可能な最小値は「14」です。

●編集方法

数値項目のゼロサプレスを行う

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レコード/一覧形式画面での数値項目表示の際、ゼロサプレスを行うかどうかを設定します。デフォルトでは、「ゼロサプレスしない」が設定されています。

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TF-LINDAの設定(印刷ページ設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

●印刷レコード範囲

開始レコード

印刷対象とするデータの開始レコード番号を指定します。デフォルトでは、1が設定されています。

終了レコード

印刷対象とするデータの終了レコード番号を指定します。デフォルトでは、編集中の全レコード件数が設定されています。また、「0」の指定は、最終レコードまでを意味します。

削除レコードを印刷する

データ編集で削除したレコードを印刷対象とするかを指定します。デフォルトでは、「しない」が設定されています。

●書式

16進表示を印刷する

16進表記のデータ内容を付加して印刷するかを指定します。デフォルトでは、「しない」が設定されています。

印刷時に項目区切りを行う

各項目属性に従って印刷するかを指定します。デフォルトでは、「行う」が設定されています。

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下線を印刷する

データ内容部分に下線を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「しない」が設定されています。

ヘッダ/フッタを印刷する

ヘッタ/フッタを印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。

レコード番号を印刷する

レコード番号を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。 また、「する」を設定した場合、印刷箇所を「全ページ」と「先頭ページ」から選択できます。デフォルトでは、「全ページ」が設定されています。

レコードのステータスを印刷する

各レコードのステータス(更新/追加/削除等)を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。

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ページ(印刷ページ設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

プリンタ名 印刷するプリンタ名が表示されます。プリンタ設定 印刷するプリンタ名を変更したい場合に押下します。

フォントの変更 印刷する文字列のフォントを指定します。デフォルトでは、「MSゴシックの9ポ」が設定されています。

<注意> 印刷に関する制限事項/注意事項参照

用紙サイズ 印刷する用紙サイズを表示します。印刷の向き 印刷する用紙の向きを表示します。

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余白(印刷ページ設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

余白の設定

上 上部の余白サイズをmm単位で指定します。デフォルトでは、「25mm」が設定されています。

下 下部の余白サイズをmm単位で指定します。デフォルトでは、「20mm」が設定されています。

左 左部の余白サイズをmm単位で指定します。デフォルトでは、「10mm」が設定されています。

右 右部の余白サイズをmm単位で指定します。デフォルトでは、「10mm」が設定されています。

<注意> 印刷に関する制限事項/注意事項参照

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ヘッダ/フッタ(印刷ページ設定)

■画面イメージ

■コントロールの説明

ヘッダ情報

ファイル名 編集中のファイル名をヘッダに印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。

指定文字列 ヘッダに指定文字列を印刷するかを指定します。印刷したい文字列がある場合、ここで入力します。デフォルトでは、「しない」が設定されています。

印刷日時 ヘッダに印刷日付を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。

印刷時間 ヘッダに印刷時間を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。

フッタ情報

ページ番号 フッタにページ番号を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。

コード情報

データのコ-ド体系を印刷するかを指定します。デフォルトでは、「する」が設定されています。 コード体系がUnicodeかつ、日本語項目の場合はエンディアンに関する情報が出力されます。 出力形式は「データ格納形式/16進表示形式」です。 例: UnicodeBE/ビッグエンディアン

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フォルダの参照

■画面イメージ

■コントロールの説明

●フォルダの選択

フォルダを選択します。

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フォーマットファイルを指定する

■フォーマットファイルを指定するダイアログボックスとは

データフォーマットに使用するCOBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)ファイルを選択するための画面です。

■画面イメージ

■コントロールの説明

基本的には「開く」のコモンダイアログボックスであるため説明を省略します。ここでは、データフォーマットとして指定可能なファイルの種類についてのみ説明します。

●ファイルの種類

次のうち、環境設定(フォーマット解析方法)の「ファイル種別」で選択されているものが表示されます。

-COBOL登録集(*.CPY;*.COB;*.CBL;*.COBOL)

-YPSインクルード仕様書(*.YAC;*.YCB)

-ファイル定義体(*.FFD)

-レイアウト定義ファイル(*.LAY)

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ファイルダンプリスト(項目区切りあり)

■帳票イメージ

■帳票説明

ここで説明する帳票は、「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で以下のような設定をすることにより印刷できます。 -「16進表示を印刷する」をチェックしない。 -「印刷時に項目区切りを行う」をチェックする。

ヘッダ部

データファイル名・指定文字列・印刷日付・印刷時間が印刷可能であり、全てのページに印刷されます。ヘッダを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「ヘッダ情報」で印刷したい項目をチェックします。

※ヘッダ部として印刷される文字列が1ページ内に納まらない場合、その部分は切り捨てられます。

見出し部

データ項目名、データ項目属性、相対位置が印刷可能です。データ項目属性・相対位置の印刷は、一覧形式画面の表示形式に合わせて行われます。

明細部

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レコード番号

画面上、表示されているレコード番号と同じ番号が印刷されます。「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で次の印刷書式を設定できます。 - レコード番号を印刷する: 印刷する/しない - 印刷するページ : 全ページ/レコードの先頭ページのみ

ステータス画面上、表示されているステータスと同様に編集状況のステータスが印刷されます。レコードの先頭ページにのみ印刷されます。「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で印刷する/しないの選択が可能です。

データ内容

1データ項目毎にデータ内容を区切って印刷します。データ内容は、表示形式と同様に各データ項目属性に合わせた形式で印刷します。また、表示形式と同様に常にUnicodeのコード体系に変換して印刷します。 「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で下線を印刷する/しないが選択可能です。

終端記号 レコードの終わりを表す記号として下矢印(↓)がレコードの終端直後に印刷されます。

フッタ部

ページ番号・データファイルのコード情報が印刷可能です。ページ番号は、横方向優先として連番で印刷されます。フッタを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「フッタ情報」で印刷したい項目をチェックします。

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ファイルダンプリスト(項目区切りあり)(16進付加)

■帳票イメージ

■帳票説明

ここで説明する帳票は、「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で以下のような設定をすることにより印刷できます。 -「16進表示を印刷する」をチェックする。 -「印刷時に項目区切りを行う」をチェックする。

ヘッダ部

データファイル名・指定文字列・印刷日付・印刷時間が印刷可能であり、全てのページに印刷されます。ヘッダを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「ヘッダ情報」で印刷したい項目をチェックします。

※ヘッダ部として印刷される文字列が1ページ内に納まらない場合、その部分は切り捨てられます。

見出し部

データ項目名、データ項目属性、相対位置が印刷可能です。データ項目属性・相対位置の印刷は、一覧形式画面の表示形式に合わせて行われます。

明細部

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レコード番号

画面上、表示されているレコード番号と同じ番号が印刷されます。「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で次の印刷書式を設定できます。 - レコード番号を印刷する: 印刷する/しない - 印刷するページ : 全ページ/レコードの先頭ページのみ

ステータス画面上、表示されているステータスと同様に編集状況のステータスが印刷されます。レコードの先頭ページにのみ印刷されます。「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で印刷する/しないの選択が可能です。

データ内容

1データ項目毎にデータ内容を区切って印刷します。データ内容は、表示形式と同様に各データ項目属性に合わせた形式で印刷します。また、表示形式と同様に常にUnicodeのコード体系に変換して印刷します。 「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で下線を印刷する/しないが選択可能です。

16進データ

データ内容を16進表記にて縦2段で印刷します。1データ項目毎にデータ内容を区切って印刷します。データは、ファイルに格納されている内容をそのままの形式で印刷します。 「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で下線を印刷する/しないが選択可能です。

終端記号 レコードの終わりを表す記号として下矢印(↓)がレコードの終端直後に印刷されます。

フッタ部

ページ番号・データファイルのコード情報が印刷可能です。ページ番号は、横方向優先として連番で印刷されます。フッタを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ//フッタ」の「フッタ情報」で印刷したい項目をチェックします。

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ファイルダンプリスト(項目区切りなし)

■帳票イメージ

■帳票説明

ここで説明する帳票は、「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で以下のような設定をすることにより印刷できます。 -「16進表示を印刷する」をチェックしない。 -「印刷時に項目区切りを行う」をチェックしない。

ヘッダ部

データファイル名・指定文字列・印刷日付・印刷時間が印刷可能であり、全てのページに印刷されます。ヘッダを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「ヘッダ情報」で印刷したい項目をチェックします。

※ヘッダ部として印刷される文字列が1ページ内に納まらない場合、その部分は切り捨てられます。

明細部

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レコード番号

画面上、表示されているレコード番号と同じ番号が印刷されます。「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で次の印刷書式を設定できます。 - レコード番号を印刷する: 印刷する/しない - 印刷するページ     : 全ページ/レコードの先頭ページのみ

データ内容

1レコード単位でデータ内容を印刷します。データ内容は、各データ項目属性の意識がありません。また、常にUnicodeのコード体系に変換して印刷します。 「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で下線を印刷する/しないが選択可能です。

終端記号 レコードの終わりを表す記号として下矢印(↓)がレコードの終端直後に印刷されます。

フッタ部

ページ番号・データファイルのコード情報が印刷可能です。ページ番号は、横方向優先として連番で印刷されます。フッタを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「フッタ情報」で印刷したい項目をチェックします。

目盛り

10バイト単位で目盛りを印刷します。これは、レコード単位のデータ相対位置に対応しています。

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ファイルダンプリスト(項目区切りなし)(16進付加)

■帳票イメージ

■帳票説明

ここで説明する帳票は、「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で以下のような設定をすることにより印刷できます。 -「16進表示を印刷する」をチェックする。 -「印刷時に項目区切りを行う」をチェックしない。

ヘッダ部

データファイル名・指定文字列・印刷日付・印刷時間が印刷可能であり、全てのページに印刷されます。ヘッダを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「ヘッダ情報」で印刷したい項目をチェックします。

※ヘッダ部として印刷される文字列が1ページ内に納まらない場合、その部分は切り捨てられます。

明細部

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レコード番号

画面上、表示されているレコード番号と同じ番号が印刷されます。「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で次の印刷書式を設定できます。 - レコード番号を印刷する: 印刷する/しない - 印刷するページ     : 全ページ/レコードの先頭ページのみ

データ内容

1レコード単位でデータ内容を印刷します。データ内容は、各データ項目属性の意識がありません。また、常にUnicodeのコード体系に変換して印刷します。 「印刷ページ設定」プロパティの「TF-LINDAの設定」画面で下線を印刷する/しないが選択可能です。

終端記号 レコードの終わりを表す記号として下矢印(↓)がレコードの終端直後に印刷されます。

フッタ部

ページ番号・データファイルのコード情報が印刷可能です。ページ番号は、横方向優先として連番で印刷されます。フッタを印刷するには、「印刷ページ設定」プロパティ、「TF-LINDAの設定」の「ヘッダ/フッタを印刷する」をチェックし、「ヘッダ/フッタ」の「フッタ情報」で印刷したい項目をチェックします。

目盛り

10バイト単位で目盛りを印刷します。これは、レコード単位のデータ相対位置に対応しています。

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数字項目の入力/表示仕様

■データ項目属性

TF-LINDA上で数字項目の扱いが適用されるデータ項目は以下のものです。

・外部10進項目

・外部10進項目(LEADING)

・外部10進項目(TRAILING)

・外部10進項目(LEADING SEPARATE)

・外部10進項目(TRADING SEPARATE)

・内部10進項目(PACKED-DECIMAL)

・内部10進項目(COMP-3)

・2進項目(BINARY)

・2進項目(COMP)

・2進項目(COMP-4)

・2進項目(COMP-5)

・ポインタ項目

■初期値

新規作成時、又はレコード追加時、初期値として0が設定されます。

■入力仕様

入力可能文字 入力可能な文字は、0から9、+ - .の半角文字のみです。入力可能桁数 各項目属性にしたがって上限が設定されています。

符号の入力について

・符号の入力位置は、先頭または最後尾でなければなりません。

・符号の入力は、1つでなければなりません。

・符号無しの項目に対する符号の入力は無視します。

・符号ありの項目に符号省略した場合は + を付加します。

小数点の入力について

・小数点の入力位置は、整数部・小数部とも0でない限り、桁数が項目属性の範囲を超えないように指定してください。

・小数点の入力は、1つでなければなりません。

・小数点なしの項目に対する小数点の入力は、小数点以下の値が0である限り可能であり、整数値部分だけを有効とします。

・小数点ありの項目に対する小数点省略は、入力値を整数として扱うため、整数部分の桁数が項目属性の範囲内であるかまたは0の場合、可能です。

・符号の入力位置は、先頭または最後尾でなければなりません。

■表示仕様

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各数字項目属性に準拠した形式で表示します。また、環境設定(表示形式の数値項目のゼロサプレスを行う)の指定により表示形式が異なります。次に表示形式の例を示します。

例)   属性 値 0サブレス指定時 0サブレスなし時

符号/小数点なし 9(4)0 0 0000123 123 0123

符号あり S9(4)0 +0 +0000123 +123 +0123

小数点あり V9(4)0 0 0.00000.123 0.123 0.1230

符号/小数点あり SV9(4)0 +0 +0.00000.123 +0.123 +0.1230

数値部が有効な値でなかった場合、数値エラーが発生します。外部10進の項目属性の場合は、エラーの発生した桁の下位4ビットで数値を認識します。それ以外の属性では数値エラーが発生した場合、項目全体を0として処理します。なお、ケースによって必ずしもこのように処置されるわけではありません。

外部)10進の例 文字”A”(0x41)の場合:”1”と認識 文字”J”(0x4A)の場合:”0”と認識(9以上のため”0”と認識)

■格納データ形式

COBOL登録集上で定義されている各数字項目属性に準拠した形式で格納されます。

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英数字項目の入力/表示仕様

■データ項目属性

TF-LINDA上で英数字項目の扱いが適用されるデータ項目は以下のものです。

・英字項目

・英数字項目

・英数字編集項目

・指標データ項目

・数字編集項目

・集団項目(アイテムセレクトにより項目選択した場合)

■初期値

新規作成時、又はレコード追加時、画面上、初期値として環境設定(作業環境の埋め込み文字)で指定した値が設定されます。

■入力仕様

入力可能文字 半角文字、全角文字、半角/全角の混在可能。

入力可能桁数 入力上、桁数制限はありませんが確定時、項目属性に従って桁数チェックが行われます。

■表示仕様

基本的に格納されているデータをそのままの形式で表示します。ただし、環境設定(作業環境のCOBOL埋め込み文字)の指定により表示形式が異なります。

-NULLを設定した場合 空白のみのデータ又は、文字列に後続空白をもつデータの場合、その空白部分を削らずに表示します。

例) 項目属性 データ内容 表示内容X(5) “” “”X(5) “・・・・・” “・・・・・”X(5) “ABC・・” “ABC・・”

-空白を設定した場合 空白のみのデータ又は、文字列に後続空白をもつデータの場合、その空白部分を削って表示します。

※ここでの空白とは半角空白“・”のことです。

例) 項目属性 データ内容 表示内容X(5) “” “”X(5) “・・・・・” “”X(5) “ABC・・” “ABC”

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<注意> 表示内容/操作内容における制限事項/注意事項参照

■格納データ形式

基本的に入力されたデータをそのままの形式で格納します。ただし埋め込み文字については、環境設定(作業環境のCOBOL埋め込み文字)の指定により格納するデータ形式が異なります。

-NULLを設定した場合 入力された文字列が項目属性の最大桁数に満たない場合、空き領域にNULLが埋め込まれます。

-空白を設定した場合 入力された文字列が項目属性の最大桁数に満たない場合、空き領域に半角空白が埋め込まれます。

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日本語項目の入力/表示仕様

■データ項目属性

TF-LINDA上で日本語項目の扱いが適用されるデータ項目は以下のものです。

・日本語項目

・日本語編集項目

・日本語編集項目(PIC G USAGE DISPLAY-1)

■初期値

新規作成時、又はレコード追加時、画面上、初期値として NULLが設定されます。

■入力仕様

入力可能文字 全角文字のみ可能。ただし、Unicodeの場合は半角文字・全角文字・半角/全角の混在可能。入力可能桁数 入力上、桁数制限はありませんが確定時、項目属性に従って桁数チェックが行われます。

■表示仕様

基本的に格納されているデータをそのままの形式で表示します。ただし、環境設定(作業環境のCOBOL埋め込み文字)の指定により表示形式が異なります。

-NULLを設定した場合 空白のみのデータ又は、文字列に後続空白をもつデータの場合、その空白部分を削らずに表示します。

例) 項目属性 データ内容 表示内容N(5) “” “”N(5) “□□□□□” “□□□□□”N(5) “ABC□□” “ABC□□”

-空白を設定した場合 空白のみのデータ又は、文字列に後続空白をもつデータの場合、その空白部分を削って表示します。

※ここでの空白とは全角空白のことです。ただし、Unicodeの場合は半角空白。

例) 項目属性 データ内容 表示内容N(5) “” “”N(5) “□□□□□” “”N(5) “ABC□□” “ABC”

<注意> 表示内容/操作方法における制限事項/注意事項参照

■格納データ形式

基本的に入力されたデータをそのままの形式で格納します。ただし、環境設定(作業環境のCOBOL埋め込み文字)の指定により格納するデータ形式が異なります。

-NULLを設定した場合 入力された文字列が項目属性の最大桁数に満たない場合、空き領域にNULLが埋め込まれます。

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-空白を設定した場合 入力された文字列が項目属性の最大桁数に満たない場合、空き領域に全角空白が埋め込まれます。

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浮動小数点項目の入力/表示仕様

■データ項目属性

TF-LINDA上で浮動小数点項目の扱いが適用されるデータ項目は以下のものです。

・外部浮動小数点項目

・単精度内部浮動小数点項目(COMP-1)

・倍精度内部浮動小数点項目(COMP-2)

■初期値

新規作成時、又はレコード追加時、初期値としてNULLが設定されます。

■入力仕様

入力可能文字 半角文字、全角文字、半角/全角の混在可能。

入力可能桁数外部 各属性項目に従って上限が設定されています。COMP-1 最大2桁(16進編集バーでは、4バイトのため、8桁になります。)COMP-2 最大4桁(16進編集バーでは、8バイトのため、16桁になります。)

※入力可能桁数は、画面に表示する際のコード体系がUnicodeであるため、たとえばCOMP-1では、4バイトのため、2桁となります。また、このとき入力できる文字数は4文字となりますが、入力確定時に先頭2文字のみ採用されます。

■表示仕様

格納されているデータをそのままの形式で表示します。

■格納データ形式

入力されたデータをそのままの形式で格納します。入力したデータが最大桁数に満たない場合、空き領域(後ろ)にNULLが埋め込まれます。

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ブール項目の入力/表示仕様

■データ項目属性

TF-LINDA上でブール項目の扱いが適用されるデータ項目は以下のものです。

・内部ブール項目(BIT)

・外部ブール項目(DISPLAY)

■初期値

新規作成時、又はレコード追加時、初期値として0が桁数分埋められます。

■入力仕様

入力可能文字 入力可能な文字は、0か1の半角文字のみ。入力可能桁数 各属性項目に従って上限が設定されています。

■表示仕様

0と1による文字列表現。

■格納データ形式

COBOL登録集上で定義されている各ブール項目属性に準拠した形式で格納されます。また、入力したデータが最大桁数に満たない場合、空き領域(後ろ)に 0 が埋め込まれます。

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文字コードの変換仕様

■コード変換パス

TF-LINDAではシフトJIS、EUC、JEF、Unicodeのデータファイルに対応しています。画面に表示する際のコード体系はUnicodeであるため、データファイルのコード体系によっては、表示/格納処理においてコード変換が発生します。以下にコード体系の変換パターンを示します。

表示処理入力   出力EUC → UnicodeJEF → UnicodeシフトJIS → Unicode

格納処理入力   出力Unicode → EUCUnicode → JEFUnicode → シフトJIS

■1バイト系コード変換

TF-LINDAで対応している1バイト系コードとして、ASCIIコード系(シフトJIS、EUC)とEBCDIC(カナ)コード系(JEF)があります。EBCDIC(英小文字)やEBCDIC(ASCII)には対応していません。 TF-LINDAでは同一コード系であっても、文字以外のコードはエラーとなります。ただし、ASCIIコード系どうしでのタブ文字(0x09)や、日本語シフト制御コード(SI/SO)はエラーとしません。 EBCDICコード系とASCIIコード系の文字変換において、特に一般のコード変換仕様と異なる点を以下に示します。

代替文字の置き換えEBCDIC(カナ) |(4F) £(4A) !(5A) ¬(5F)ASCII ](5D) [(5B) !(21) ^(5E)

※一般のコード変換ではASCIIの”[”と”!”が入れ替わっています。

英小文字の変換EBCDIC(カナ)→ASCII 英大文字 → 英大文字

ASCII→EBCDIC(カナ)英大文字 → 英大文字英小文字 → 英大文字

■2バイト系コード変換

TF-LINDAでの2バイト系コードの変換は、以下のいずれかの方法で行われます。

標準変換

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TF-LINDA内部で算術式によりコード変換を行います。算術式では各コード体系がJISコード準拠とみなして 1~94区のコード配置を変えるだけで、95区以降のコード変換はエラーとなり拡張文字や利用者定義文字は変換できません。また、JEFコードは’78JIS準拠のため、一部の文字(’83JISでの改定文字)について同一の文字へ変換されません。正しい文字の変換を行うなら、JEFコードを扱う場合はCharset Manager変換を行うようにしてください。

Charset Manager変換

Charset Managerを使用してiconv変換を行います。この変換では、厳密な文字の対応付けを実現し、 Charset Managerによる外字連携を行うことができます。Charset Managerを使用するには、環境設定のコード変換情報内にある「Charset Managerを使用する」をチェックし、iconvキーワードを指定します。なお、1バイト系コードの変換ではCharset Managerは使用されません。

■cobolEUCコードの対応

UXP/DS COBOLでは、EUCコードのG3文字(コードセット3)を2バイトの16ビットで扱う機能(cobolEUCコード)があります。TF-LINDAではcobolEUCコード変換に対応しており、日本語属性項目のみG3文字は2バイトのcobolEUCコードで扱います。

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使用方法 利用者定義変換テーブル

利用者定義変換テーブルにより、利用者定義文字(外字)や拡張文字の変換仕様を任意に指定することができます。

利用者定義文字(外字)や拡張漢字・非漢字を任意の文字コードに変換するには、以下の方法があります。

- Charset Managerの文字コード変換表に対応させるコードを定義する。(推奨) ※詳細はCharset Managerのマニュアルを参照して下さい。

- 利用者定義変換テーブルを使用する。 ※以下、利用者定義変換テーブルの使用方法について説明します。 なお、本機能を利用する場合は環境設定画面の「コード変換情報」-「コード変換仕様」で「利用者定義変換を使用する」にチェックする事で利用出来ます。

利用者定義変換テーブルの書式

利用者定義変換テーブルはテキストファイルとしてメモ帳等を使用して作成します。

利用者定義変換テーブルは、コード系定義文とそれに従属する1つ以上のコード対応定義データで構成されています。それぞれは、行の1カラム目の内容(“#”または空白)で識別されます。1カラム目が“*”の場合は注釈行とみなされます。

[コード系定義文] # コード系名1 コード系名2

- 1カラム目には“#”を指定します。

- コード系名は4文字以内の文字列で、以下のように指定します。

文字コード体系 コード系名シフトJISコード SJISEUCコード EUCJEFコード JEFUnicode UCS2

- コード系名1とコード系名2に同じコードを指定することもできます。その場合、以降のコード対応定義データは、変換元:変換先の順序で記述します。

[コード対応定義データ] 文字コード1:文字コード2

.

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- 1カラム目には空白を指定し、文字コード1と文字コード2の間にコロン(“:”)を指定します。途中に空白があってはいけません。

- 文字コードは16進で2桁または4桁で指定します。EUCコードの場合、G3文字は“8F”を付けて6桁で指定し、G2(カナ)文字は“8E”を付けて4桁で指定します。Unicodeの場合、UCS2ビッグエンディアンで4桁で指定します。

- 文字コードに“NO”を指定すると、対応するコードがないとみなされます。

- 同一の変換元コードに対して変換規則が複数存在する場合は、最後に記述されている指定が有効となります。

- 以下のコード範囲を指定することはできません。 コード体系 1バイト 2バイト 3バイト

SJIS 81-9F E0-FC

先頭1バイトが 00-7F,A1-DF -

EUC 8E,8F A1-FE

1バイト目が00-7F 1バイト目が8Fで 2バイト目が A1-FE (G3の1,2バイト目)

1バイト目が 00-7F,8E

JEF 28,29,38,30 左記コードで始まる2バイト -UCS2 - 2バイト(4桁)定義以外 -

利用者定義変換テーブル定義例

* EUC-UCS2間での変換 # EUC UCS2 *√ ADF5:221A

【雛型利用者定義テーブル】

LINDAの[SAMPLE]ディレクトリ配下に以下のファイルが格納されています。 ※サンプルの雛型利用者変換テーブル(Usertbl.cnv)は、コピーしてご利用下さい。

ファイル名:Usertbl.cnv ★EUC→Unicode変換で縮退が発生する文字をNEC拡張非漢字又はNEC互換IBM選定非漢字に対応付けることができます。 詳細はファイル内のコメント文を参照してください。

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【参考情報 -利用者定義文字の領域】

文字コード(コード範囲)

文字数上位バイト 下位バイト

JEF 80~A0 A1~FE 3102EUC(U90) DD~FD A1~FE 3102EUC(S90) F5~FE A1~FE 940R90(sjisdos) F0~F9 40~FC 1880シフトJIS(sjisms) F0~F9 40~FC 1880Unicode E0~F8 00~FF 6400

EUC(U90)の利用者定義領域はG3領域です。したがって上位バイトに0x8Fが付きます。 Unicode-JEFフォントを利用する場合、0xF001~0xFFFFはJEF拡張文字の領域に割り当てています。

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データ項目属性の表記について

COBOL登録集(または、YPSインクルード仕様書・ファイル定義体・レイアウト定義ファイル)ファイル内で定義されているデータ項目毎の属性を簡略化して表示します。項目属性の表示形式の詳細は以下の通りです。

名称形式 PICTURE定義 画面表示英字項目 A X(1) A英数字項目 X X(1)英数字編集項目 XA99AX X(6)数字編集項目 99/99 #X(5) 9数字編集項目 ¥¥¥,¥¥9 #X(7) 9日本語項目 N N(1)日本語編集項目 NBN #N(3)日本語編集項目 G(10) DISPLAY-1 N(10)数字項目 9 9(1)数字項目 999999999999999999 9(18)数字項目(符号付き) S9 S9(1)数字項目(小数点付き) 9V9 9(1)V9(1)数字項目(内部10進) 9(4) PACKED-DECIMAL 9(4) PD数字項目(内部10進) 9(4) COMP-3 9(4) C3数字項目(バイナリ) 9(4) BINARY 9(4) B数字項目(バイナリ) 9(4) COMP 9(4) C数字項目(バイナリ) 9(4) COMP-4 9(4) C4数字項目(バイナリ) 9(4) COMP-5 9(4) C5外部ブール項目 1(8) DISPLAY 1(8) D内部ブール項目 1(8) BIT 1(8) B外部浮動小数点項目 +9.9E+99 9(8) E9(E)単精度内部浮動小数点項目 COMP-1 9(4) C1倍精度内部浮動小数点項目 COMP-2 9(8) C2ポインタ項目 POINTER 9(18) P指標データ項目 INDEX X(8) I

※数字項目(符号付き)にSIGN句が指定されていても、その情報は表示されません。

※アイテムセレクトにより、表示項目を選定した場合、属性欄に「FG」が表記されることがありますが、これはその項目が集団項目であることを表します。

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全般における制限事項/注意事項

TF-LINDAを使用するにあたっての、全般的な制限事項/注意事項を以下に示します。

1.Windows(R)の強制終了について

TF-LINDA起動中は、Windows(R)の強制終了を行わないようにしてください。操作中のファイルが破壊される可能性があります。

2.データファイルの復旧方法について

TF-LINDAで各種ファイルを使用中に、システムやTF-LINDA本体、関連ソフトウェア等に異常が発生した場合、処理の復旧ができず、ファイルの内容が破壊される場合があります。事前に、利用者がバックアップを取得する等の処置を行ってください。索引ファイルが破壊され、バックアップがない場合は、富士通のCOBOL製品に添付されている、COBOLファイルユーティリティを使用して復旧処理を行ってください。

3.ディスクドライブの空き容量について

データファイルを作成するドライブの空き容量が十分確保されている状態で使用してください。保存時、容量不足が発生すると一部のデータが失われる可能性があります。事前に、利用者がバックアップを取得する等の処置を行ってください。

4.空白の扱いについて

日本語項目の入力時、文字列中の空白の扱いとして、全角空白とするか、半角2バイトの空白とするかは、利用者の使用する日本語変換(FEP)の環境設定によって決定されます。半角2バイト空白の環境では項目属性に反するため、全角空白の環境で使用してください。

5.COBOL登録集について

データファイルを操作するために使用するCOBOL登録集は、COBOL文法上、正しく記述されていなければなりません。

6.データファイルの情報設定について

指定したファイル編成・属性と、実際のファイルの編成・属性が合致しないと、ファイルをオープンすることができない場合があります。

7.ファイルの排他について

TF-LINDAで使用中のファイルを、他のアプリケーションから同時に使用すると、正しく動作しない場合があります。

8.TF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダについて

フォルダ内には、以下のファイルが作成されます。十分な領域を確保してください。

-ファイル操作用ワークファイル:操作対象のファイルサイズの約2倍の領域が必要です。また、大量にデータを追加/複写する場合は、上記に加えて、追加/複写するデータ件数×レコード長×2の作業領域が必要です。

-エラーファイル:フォーマットファイル解析時のエラーファイルが出力されます。

9.編集可能なレコード数について

TF-LINDAが一度に編集(追加、更新、削除)できるレコードの件数は10万件までです。 10万件を超えるデータファイルは複数回に分けて編集してください。 レコードの件数は抽出条件を指定することによって絞り込むことができます。

10.フォーマットとデータファイルのレコード長が異なる場合について

フォーマットレコード長> データファイルレコード長の場合

データファイルのレコード長より大きい部分もデータ入力可能ですが、最終的に破棄されます。

フォーマットレコード長< データファイルレコード長の場合

フォーマットレコード長より大きい部分は、データ入力できません。追加レコードのフォーマットレコード長より大きい部分のデータは、NULL文字となります。「レコード複写」では、フォーマットレコード長より大きい部分のデータは、複写されずNULL文字となります。索引編成でキーがフォーマットレコード長より大きい部分に定義されている場合、レコード形式画面での「レコード追加」「レコード複写」処理を実行することはできません。

11.テストケースファイルについて

別フォルダに同じファイル名のデータファイルが存在する場合、それぞれで使用するテストケースファイルは同一のものとなります。

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12.データビューが表示されていない場合について

ウィンドウのサイズ変更等により、データビュー(データ内容が表示されている子ウィンドウ)が表示されていない場合、実行不可となるメニューがあります。

13.保存時の空き容量チェックについて

TF-LINDAではデータ保存時、空き領域のチェックを行っていますが、データファイルを保存するドライブが、Windows(R)システムをインストールしているドライブと同じ場合、正しい値を求められないため、以下のような問題が発生する場合があります。

-空き容量が十分であるのに保存できないというメッセージが表示される。

-空き容量が不十分であるのに保存する。この場合、可能である限りのデータをレコード単位で保存します。

14.データファイル名 および COPY句ファイル名として扱えない文字列

以下に示す文字列を使用しているデータファイルおよび、COPY句ファイルは、Windowsの制限上、扱うことができません。

- AUX (補助デバイス)

- CON (コンソールデバイス)

- PRN (プリンタデバイス)

- NUL (NULLデバイス)

15.UNC表記について

ファイル/フォルダ指定を行う場合、UNC表記を行わないでください。UNC表記による指定で容量不足が発生した場合は、正しく動作しません。

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表示内容/操作方法における制限事項/注意事項

TF-LINDAの画面表示内容および操作方法に関する制限事項/注意事項について、以下に示します。

1.代替文字について

レコード/一覧形式画面上のコード変換エラーの発生したデータは、以下のような代替文字で表示されます。

-英数字項目 : “_” (アンダースコア)

-日本語項目 : “■” (黒四角)

2.エディット操作について

-レコード形式画面、一覧形式画面、または16進編集画面のエディット操作時、カーソル位置が表示されます。文字列の範囲選択を行った場合、常に選択範囲の先頭をカーソル位置として表示します。

-コントロールの制限により、属性長の大きな項目を編集する場合にデータが表示されず折り返される場合があります。(表示上、カーソルが左先頭位置に戻ります)

3.索引編成ファイル

-主キーが重複許可されている索引編成ファイルは、格納順範囲、データ条件による抽出を選択できません。

-新規作成する際の副キーの定義は,最大4個までです。

-新規作成する際のキーとして指定できる項目数は、キー情報設定画面で定義したキー情報(255文字で表現できる範囲以下)です。

-符号付きの数値項目にキーが割り当てられている場合のレコードの並びは、絶対値の順番となります。

-レコードフォーマットを変更した場合、キーとなる項目の相対位置・データ長が一致していないと、正しい動作が行われなくなります。アイテムセレクト機能により、キーを含む項目を変更した場合も、同様です。

-索引編成ファイルのキー項目のデータは、16進編集バーで編集できません。

4.行順編成のコード体系がUnicodeのファイル

行順編成のコード体系がUnicodeのデータファイルを扱う場合、使用するフォーマットに次の規約があります。

-UCS2コードとして扱う場合、全ての項目属性が日本語項目系で構成されているフォーマットを使用する必要があります。

-UTF8コードとして扱う場合、日本語項目系を除く項目属性で構成されているフォーマットを使用する必要があります。

5.環境設定 テストケースファイルを保管するフォルダおよびTF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダおよびバックアップファイルを作成するフォルダについて

-ドライブのルートは指定できません。サブフォルダを指定してください。

-ロングファイル名をサポートしていないファイルシステム上に指定しないでください。

-相対パスでの指定はできません。絶対パスで指定してください。

6.やり直し

-他のレコードを表示したり、メニュー処理を実行した時点で実行不可になります。

-データ内容が変更されていない場合は、実行できません。

7.フォントの変更

-設定可能な文字サイズは、6~26です。

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-色の設定は、無効です。

-文字セットの変更は無効です。

8.16進編集

-BIT属性の項目は扱えません。

-システムの制限により、2000バイトを超える項目に対しては、値がずれる可能性があります。

-16進編集バー上のカーソル位置は、「現在位置/属性長」の形式(単位:バイト数)で表示されます。

9.MDPORT連携

インポート/エクスポート共通

-レコード形式が可変長の場合、 MDPORT連携を実行する事はできません。

-扱える項目数は、MDPORT側の仕様に依存します。

インポート

-データファイル形式のインポートは、サポートしていません。

-アイテムセレクトで表示項目を絞り込んでいる場合、この機能は使用できません。

-編集中ファイルの編成が索引/相対編成である場合、この機能は使用できません。

-CSV形式ファイルのコード体系は、シフトJISである必要があります。

-「テストケース選択」画面での編集モードが「追加」でなければ、この機能は使用できません。

-インポートで扱えるCSV形式ファイルは、指定のフォーマットで記述されたもののみです。 (詳細は、MDPORT連携の操作方法を参照してください。)

エクスポート

-OCCURS句については、アイテムセレクト内の「OCCURS句展開する」の設定の有無に関わらず、常に展開された形式となります。

-出力対象となるレコードには、「レコード削除」によって削除したレコードも含まれます。

-COMP-5属性のデータ内容は、PC上の形式で保存します。

10.検索

データファイルのコード体系がEUC、JEFの場合、コード変換エラーとなるデータは、正しく検索されません。 以下のデータ項目は、扱うことができません。

-浮動小数点項目(COMP-1/COMP-2/外部浮動小数点)

-内部ブール項目(BIT)

以下の文字は、検索文字列として指定することができません。

-“'_” (アンダースコア)

-“■” (黒四角)

フォーマットとデータファイルのレコード長が異なる場合の仕様は以下のとおりです。(可変長レコード形式も同様)

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フォーマットレコード長> データファイルレコード長の場合

データファイルのレコード長を超える相対位置に相当するデータ項目は、指定できません。(項目選択ダイアログボックスの一覧に表示されません)

フォーマットレコード長< データファイルレコード長の場合

フォーマットのレコード長を超える部分のデータを検索することは出来ません。

11.16進データの検索

2つ以上のデータ項目にまたがる合致データは、合致していると見なしません。

以下のデータ項目は、扱うことができません。

- 内部ブール項目(BIT)

フォーマットとデータファイルのレコード長が異なる場合の仕様は以下のとおりです。(可変長レコード形式も同様)

フォーマットレコード長> データファイルレコード長の場合

データファイルのレコード長を超える相対位置に相当するデータ項目は、指定できません。(項目選択ダイアログボックスの一覧に表示されません)

フォーマットレコード長< データファイルレコード長の場合

フォーマットのレコード長を超える部分のデータを検索することは出来ません。

12.検索/16進データの検索および、前候補/次候補

合致するデータへのカーソル位置付けは、データ項目単位で行われます。そのため、1つのデータ項目に合致する文字列や値が複数含まれている場合でも、1度しか位置付けられません。

13.項目名の検索

フォーマットとデータファイルのレコード長が異なる場合の仕様は以下のとおりです。(可変長レコード形式も同様)

フォーマットレコード長> データファイルレコード長の場合

データファイルのレコード長を超える相対位置に相当するデータ項目は、指定できません。(項目選択ダイアログボックスの一覧に表示されません)

14.データ条件の指定による抽出

最大10件までデータ抽出条件を指定することができます。

データ条件に指定できない項目は、以下のものです。

- 浮動小数点項目

- 内部ブール項目(BIT)

- 外部ブール項目

- アイテムセレクトにより選定されていない項目(アイテムセレクトがデフォルトの場合、集団項目)

- データファイルのレコード長よりフォーマットのレコード長が長い場合、データファイルのレコード長を超える領域に位置する項目

アクセス方法がバイナリアクセスの場合、データ条件抽出を行うことができません。

データ条件の指定にて抽出されたレコードには、レコードの挿入/複写処理を行うことはできません。

※「最後に追加」(順/行順編成)により追加したレコードは、常に既存レコードの最後に追加されます。

15.データ生成/データ一括更新

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- 書式に指定可能な文字数は、最大128バイトです。

- COBOL登録集ファイルに定義されている01レベルの項目が複数ある場合は、データ生成が出来ない場合があります。

- 開始値、終了値に指定可能な文字数は、カンマなどを含めて最大128バイトです。

- 増分値に指定可能な値の範囲は、-9~+9です。

- 書式 %s、%Sの桁数の指定は、最大5まで可能です。

- 書式 %D、%Uの桁数の指定は、最大18まで可能です。

- 英数字系の項目に対する固定部の指定は、最大3個まで可能です。(可変部は、制限なし)

- 日本語系の項目に対する固定部・可変部の指定は、それぞれ1個のみ可能です。

- 数字系の項目に対する固定部・可変部の指定は、それぞれ1個のみ可能です。

- 書式例への登録は、最大100個まで可能です。

- 位取りを指定する場合は、以下の書式でなければ生成されません。 0<書式の位取り=<属性の位取り

データ生成/データ一括更新で扱えない項目は、以下のものです。

- ポインタ項目

- 浮動小数点項目

- ブール項目

- 相対編成の相対レコード番号

- アイテムセレクトにより選定されていない項目(アイテムセレクトがデフォルトの場合、集団項目)

- データファイルのレコード長よりフォーマットのレコード長が長い場合、データファイルのレコード長を超える領域に位置する項目

16.一覧形式画面

項目に入力した値を確定するためには、フォーカスを移動するか、[Enter]キーを押下してください。

17.置換

検索に関する制限・注意事項は「10.検索」に準じます。

-検索文字と置換文字の長さは同じとする。検索文字<置換文字や、検索文字>置換文字の場合はエラーとする。

-文字列に対する検索置換を実施する場合は、検索文字列と置換文字列の項目の属性に対するチェックを行う。

-索引編成/相対編成のキー項目に対する置換処理は行わない。

18.16進データの置換

検索に関する制限・注意事項は「11.16進データの検索」に準じます。

-検索文字と置換文字の長さは同じとする。検索文字<置換文字や、検索文字>置換文字の場合はエラーとする。

-16進検索置換を実施する場合、置換文字列より入力データがコード変換エラーを起こす場合でもエラーとはしない。 指定されて検索文字列を指定された置換文字列に置換する。結果としてコード変換でエラーが発生する可能性がある。

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-索引編成/相対編成のキー項目に対する置換処理は行わない。

19.別データファイルへ保存

-出力対象となるレコードには、「レコード削除」によって削除したレコードは含まれません。

-アイテムセレクト機能によるデータ項目の選定に依存しません。

20.データファイルの指定 および COPY句を指定する ダイアログボックス

ディレクトリ・ファイル名一覧リストボックスで表示可能な項目数は最大999個です。

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フォーマットファイルに関する制限事項/注意事項

データファイルのデータ操作を行う場合、COBOL登録集・YPSインクルード仕様書、ファイル定義体、またはレイアウト定義ファイルを解析してレコードフォーマット情報を作成します。各フォーマットファイル(レコード定義)に関しての制限事項/注意事項を以下に示します。

共通

項目数について

01レベルの項目を含めて9,999項目まで扱うことが可能です。なお、繰り返し(COBOL登録集では、OCCURS句)指定がある場合、反復数の分、項目数にカウントされます。

COBOL登録集

1.記述について

COBOL文法上、正しく記述されていなければなりません。

2.ネスト構造のCOBOL登録集について

ファイルがネスト構造であるCOBOL登録集を解析する場合、関係するファイルがすべて同一フォルダ内に存在する必要があります。

3.以下の指定があってはいけません

-OCCURS DEPENDING ON句

-01レベルにREDEFINES句

4.以下の指定があっても、TF-LINDAでは無視されます

-レベル番号77の項目

-レベル番号66、または88の項目

-BASED ON句

-JUSTIFIED句

-BLANK WHEN ZERO句

-RENAME句

-KEY IS句

-VALUE句

-VALUE NULL句

-条件名VALUEの記号および、記号定数

-PRINTING POSITION句

-CHARACTER TYPE句

-SYNC句

5.コピー句の記述で、以下の指定については、TF-LINDAで制限されます

-数字編集項目および英数字編集項目は、英数字項目として扱われます。

-USAGE句のINDEX指定はX(8)として扱われます。

-外部浮動小数点項目は英数字項目として扱われます。ただし、埋め込み文字は、環境設定(作業環境)内の「COBOL埋め込み文字」の設定には、影響されず常に「NULL」となります。

-ポインタデータ項目は、"PICTURE 9(18) COMP-5"の指定と同等に扱われます。ただし、属性欄には、"9(18)P"を表示します。

-COMPUTIONAL-1およびCOMPUTIONAL-2の属性は、それぞれ"PICTURE X(4)"、"PICTURE X(8)"の属性として扱われます。ただし、埋め込み文字は、環境設定(作業環境)内の「COBOL埋め込み文字」の設定には、影響されず常に「NULL」となります。

-通貨記号は、対応していません。

-COMPUTIONAL-4およびCOMPUTIONAL-5の属性は、2進項目と同等に扱われます。ただし、COMPUTIONAL-5の記憶領域の内部表現は、低アドレスのバイト位置が下位桁を表し、高アドレスのバイト位置が上位桁を表します。

- 32,760以上の桁数が指定された項目は扱えません。

6.01レベル項目の自動付加について

01レベルの項目がない場合、TF-LINDA-ADDRECというレコード名を自動的に付加します。

7.集団項目のUSAGE句指定について

集団項目にUSAGE句が付加されている場合、基本項目はすべて以下のように表示されます。

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- 2進数項目      :B - 内部10進数項目  :PD

8.OCCURS句指定を伴うBIT属性項目について

OCCURS句指定されているBIT属性の基本項目、またはOCCURS句指定されている集団項目にBIT属性項目が従属している場合、扱うことができません。これらを含むCOBOL登録集をTF-LINDAで扱った場合、データ内容や動作は保証されません。

9.再定義項目について

下記に該当するCOPY句を使用した場合、データ内容や動作は保証されません。

-再定義項目を再定義している場合 再定義項目であると同時に被再定義項目でもある項目。

-再定義項目が入れ子となっている場合 アイテムセレクトにて、再定義項目の組み合わせにより選択できない場合があります。 例)000001 01 samplerec. 000002 03 itemA PIC X(4). 000003 03 itemB REDEFINES itemA. 000004 05 itemC PIC X(4). 000005 05 itemD REDEFINES itemC. 000006 07 itemE PIC X(2). 000006 07 itemF PIC X(2).

-再定義項目の長さが異なる場合 被再定義項目と再定義項目の長さが異なるCOPY句。

10.2進データの基本項目の扱いについて

TF-LINDAでは、COBOL翻訳オプションである“BINARY”に対応しているため、WORD/BYTE形式の両方を扱うことができます。ただし、以下の制限があります。WORD形式 符号なし2進項目は、常に“BINARY(WORD,MLBOFF)"指定されたものとして扱います。

11. マルチレコードのレコード長について

1コピー句ファイル内に、複数のレコード(01レベル)が定義されている場合、それぞれのレコード長が同値でなければなりません。

12. 数字/英数字編集項目について

数字編集項目および英数字編集項目は、英数字項目として扱われます。

13. 扱えないファイルについて

-コピー句ファイル名のフルパスが256文字以上である場合、扱えません。 また、SJIS以外のコピー句ファイル名のフォルダ名の長さが237文字以上である場合、扱えません。 - ¥、/、,、:、*、?、"、<、>、| のいずれかの記号文字をファイル名に含んでいる場合、操作できません。14. コピー句ファイルの文字コードについて

-コピー句ファイルの文字コードと、環境設定の「フォーマット解析方法」-「解析オプション」-「文字コードの扱い」を合わせる必要があります。

YPSインクルード仕様書

1.記述について

YPS/COBOL文法上、正しく記述されていなければなりません。

 

2.解析方法について

解析する前にYPS/COBOLコンパイラの「環境設定(COBOL仕様)」の「レコード長」で、251を設定しておく必要があります。

 

ファイル定義体

1.記述について

FILEで正しく作成されたファイル定義体でなければなりません。

 

レイアウト定義ファイル

1.記述について

MDPORTのレイアウト定義で正しく作成されたレイアウト定義ファイルでなければなりません。

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文字コードはシフトJISでなければなりません。

2.レベル番号について

設定されている項目は、02レベルの基本項目として扱われます。

OCCURS項目内の項目は+2ずつ(04、06、08・・・・)として扱います。

3.以下の指定があっても、TF-LINDAでは無視されます。

マルチフォーマットや複数の01レベルの指定は行えません。

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データファイルの扱いに関する制限事項/注意事項

データファイルの扱いに関する制限事項/注意事項を、以下に示します。

1.レコード長について

扱えるファイルのレコード長は、最大32,760バイトです。

2.ファイルの排他について

TF-LINDAで使用中のファイルは、ファイル単位での排他制御となります。ただしCOBOLアプリケーション内でのみ有効であるため、他のプログラムと共用した場合、TF-LINDAが正常に動作しない場合があります。

3.扱えないファイルについて

-0バイトのファイルは扱えません。

-データファイル名のフルパスが259文字以上であるファイルは操作できません。

-アクセス方法が"バイナリアクセス"の場合、2GB以上のファイルは扱えません。

-¥、/、:、*、?、"、<、>、| のいずれかの記号文字をファイル名に含んでいる場合、操作できません。

4.レコード形式が固定長であるファイルについて

固定長レコードの場合、テストケース設定画面で指定したレコード長と実際のファイルのレコード長が異なると次のような制限が生じます。

-最終レコードは更新できません。

-レコード追加/削除/複写はできません。

-正しくデータ内容が表示されません。

5.行順編成ファイルについて

-COMP、PACKED-DECIMAL、BIT属性の項目が含まれていると、正常に動作しない場合があります。

6.索引編成ファイルについて

-索引編成ファイルの更新中に異常が発生すると、データファイルが破壊される場合があります。その場合は富士通のCOBOL製品のファイルユーティリティによるファイルの復旧処理を行ってください。

-集団項目配下に1項目しか項目がなく、基本項目(例ではitemA)をキーに設定した場合、集団項目がキーとして扱われます。 集団項目はX項目として扱われるため、UnicodeでのN項目(UCS2)の場合はエンディアンが正しく設定されません。 例.000001 01 samplerec. 000002 03 itemA PIC N(1).

7.Unicodeファイルについて

-日本語項目は、UCS2(リトルエンディアン)コード、英数字・数字項目は、UTF8コードとして扱います。

-アイテムセレクト機能でレコードフォーマットの変更や集団項目および、再定義項目の選択ができません。

-行順編成の場合、UCS2(リトルエンディアン)コードまたは、UTF8コードのどちらか一方のコードでのみ作成されます。それに伴いフォーマットとして指定できる項目属性に次の制約があります。

UCS2(リトルエンディアン)コードで扱う場合、日本語項目だけの項目属性で構成されている必要があります。

UTF8コードで扱う場合、日本語項目以外の項目属性で構成されている必要があります。

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-索引編成ファイルにおいて、主キー情報と項目情報の相対位置と長さが一致していなければTF-LINDAで扱うことができません。

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印刷に関する制限事項/注意事項

印刷および、印刷プレビューに関する制限事項/注意事項を、以下に示します。

1.印刷全般について

-扱えるデータ項目数は、最大1,500項目です。

-一覧形式イメージの印刷のみ可能です。レコード形式イメージの印刷はサポートしていません。

-抽出していないレコードは、印刷することができません。

-同一マシン内で複数のTF-LINDAを起動していると、メモリ不足が発生する場合があります。

-プリンタの解像度は、300dpi以上を指定してください。240dpi以下の場合、プレビュー画面のイメージ通りに印刷されない可能性があります。

2.余白について

-設定できる値は、上下左右とも、0~50mmです。

3.フォントについて

-扱えるフォントサイズは、6~26です。

-扱えるフォントは、固定ピッチのフォントのみです。(固定ピッチのフォントのみ一覧に表示されています)

-WYSIWYG(表示と印刷時のイメージが同じ)フォント以外のものを指定した場合、プレビュー画面のイメージ通りに印刷されない可能性があります。

4.行間/データ項目間隔について

行間/データ項目間隔サイズは固定であり、それぞれ次のとおりです。

行間 フォント文字サイズの4分の1データ項目間隔 半角2文字の空白(項目区切りありの場合)

5.16進印刷について

-残り印刷行が3行(通常印刷行と16進印刷行を合わせて)に満たない場合、後のページに印刷します。

-内部ブール項目(BIT)は、「-」(ハイフン)で印刷します。

-EUCコードの3バイト系文字、半角カナ文字および、JEFコードの場合、通常印刷行データと1データ項目内の範囲でずれます。

6.印刷用紙について

以下に示すもの以外の用紙サイズは、「印刷ページ設定プロパティ」内の「用紙サイズ」に「Unknown」が表示されます。ただし印刷は可能です。

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-「Letter (8 1/2 × 11 inc)」 -「Legal (8 1/2 × 14 inc)」 -「A4シート (210 × 297 mm)」 -「A3シート (297 × 420 mm)」 -「A4 smallシート (210 × 297 mm)」 -「A5シート (148 × 210 mm)」 -「B4シート (250 × 354 mm)」 -「B5シート (182 × 257 mm)」 -「Cシート (17 × 22 インチ)」 -「Dシート (22 × 34 インチ)」 -「Eシート (34 × 44 インチ)」 -「Letter Small (8 1/2 × 11 インチ)」 -「Tabloid (11 × 17 インチ)」 -「Ledger (17 × 11 インチ)」 -「Statement (5 1/2 × 8 1/2 インチ)」 -「Exective (7 1/2 × 10 1/2 インチ)」 -「Folio (8 1/2 × 13 インチ)」 -「Qurrto (215 × 275 mm)」 -「10 × 14インチシート」 -「11 × 17インチシート」 -「Note (8 1/2 × 11 インチ)」 -「#9 Envelope (3 7/8 × 8 7/8 インチ)」 -「#10 Envelope (4 1/8 × 9 1/2 インチ)」 -「#11 Envelope (4 1/2 × 10 3/8 インチ)」 -「#12 Envelope (4 3/4 × 11 インチ)」 -「#14 Envelope (5 × 11 1/2 インチ)」 -「DL Envelope (110 × 220 mm)」 -「C5 Envelope (162 × 229 mm)」 -「C3 Envelope (324 × 458 mm)」 -「C4 Envelope (229 × 324 mm)」 -「C6 Envelope (114 × 162 mm)」 -「C65 Envelope (114 × 229 mm)」 -「B4 Envelope (250 × 353 mm)」 -「B5 Envelope (176 × 250 mm)」 -「B6 Envelope (176 × 125 mm)」 -「Italy Envelope (110 × 230 mm)」 -「Monarch Envelope (3 7/8 × 7 1/2 インチ)」 -「6 3/4 Envelope (3 5/8 × 6 1/2 インチ)」 -「US Std Fanfold (14 7/8 × 11 インチ)」 -「German Std Fanfold (8 1/2 × 12 インチ)」 -「German Legal Fanfold (8 1/2 × 13 インチ)」

7.ヘッダ/フッタについて

ヘッダ/フッタの印刷文字列が1ページに納まらない部分は切り捨てられます。

8.小見出しについて

小見出しは、項目区切りありの場合にのみ、印刷されます。 小見出しである属性/相対位置は、画面上での表示/非表示状態と同じ形式で印刷されます。ヘッダ/フッタの印刷文字列が1ページに納まらない部分は切り捨てられます。

9.レコード番号について

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印刷されるレコード番号は、画面上表示されているものと対応付けられています。そのため削除レコードを印刷対象としない場合、その部分に相当するレコード番号が飛ぶことになります。

10.項目区切りなしの印刷について

-EUCコードの3バイト系文字、半角カナ文字および、JEFコードの場合、目盛りとずれます。

-8で割り切れないBIT項目が連続するものを含むCOBOL登録集には対応していません。

11.可変長形式のレコードについて

可変長レコードの場合、データフォーマットが存在する長さ(フォーマットのレコード長)で印刷します。

12.フォーマットとデータファイルのレコード長が異なる場合について

フォーマットレコード長> データファイルレコード長の場合

データが存在しない部分の小見出し(データ項目名/属性/相対位置)

フォーマットレコード長< データファイルレコード長の場合

データフォーマットが存在しない部分のデータは、印刷されません。

13.文字列のページ引き継ぎについて

印刷する文字列がページ内に納まらない場合、印刷可能なところまで出力し、続きを次ページに印刷します。 また、日本語文字がちょうど良くページに収まらない場合、文字化け防止として、余白(0mm設定時含む)部分にはみ出した形式で1バイト余計に印刷します。それに伴い、次ページの先頭1バイトは空白となります。

14.プリンタについて

Windowsに対応していないプリンタを使用した場合、プレビュー画面のイメージ通りに印刷されない可能性があります。

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ツールバー

TF-LINDAで使用できるツールバーについて以下に説明します。

ファイル 1 データファイルの新規作成

データファイルを新規作成したい場合に、このコマンドを実行します。

2 データファイルを開く

既存のデータファイルを操作したい場合に、このコマンドを実行します。また、ここでは新規のデータファイルを指定することもできます。

3 別データファイルへ保存

編集中のデータ内容を別のファイルへ同一のファイル属性で保存します。

4 保存して閉じるデータファイルの更新を行い、初期画面に戻ります。その際、更新件数確認のメッセージが表示されます。変更データが存在しない場合は、なにもせずに初期画面に戻ります。

5 保存しないで閉じる 初期画面に戻ります。変更データが存在する場合は、保存するかどうかのメッセージボックスが表示されます。

6 印刷 編集中のデータを一覧形式イメージで印刷することができます。7 印刷プレビュー 印刷イメージを画面上で確認することができます。

データ操作8 やり直し

1レコード単位で変更データを元の値に戻します。ただし、データ変更後、他のレコードへ移動すると、その時点でやり直し(U)ができなくなります。

9 最後に追加存在するレコードの一番後ろにレコードを追加します。一度に複数件の追加が可能です。 また、自動生成機能を利用することにより、あらかじめ値が設定されたレコードを追加することができます。

10 レコード複写

・順/行順編成ファイル操作時は、現在表示中のレコードを複写位置で指定された位置に挿入複写します。複写位置に「0」を指定すれば最後尾に追加複写します。また、一度に複数件の複写が可能です。 また、自動生成機能を利用することにより、一部を自動生成値に置きかえたレコードを複写することができます。 ・索引/相対編成ファイル操作時は、現在表示中のレコードを1件複写します。追加処理後のレコードの並びは、索引ファイルの場合は主キーの昇順、相対ファイルの場合は相対レコード番号の昇順となります。

11 レコード削除現在、表示中のレコードを削除します。この処理によって削除されたレコードはレコード復元(R)コマンドによって復元することができます。順/行順編成ファイル操作時は、一度に複数件の削除が可能です。

検索 12 レコード番号による指定 指定されたレコード番号のレコードを表示します。

13 先頭レコード 先頭レコードを表示します。14 前レコード 現在表示しているレコードの1つ前のレコードを表示します。15 次レコード 現在表示しているレコードの1つ次のレコードを表示します。16 最終レコード 最終レコードを表示します。

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表示17 レコード形式画面

データ編集画面を一覧形式画面からレコード形式画面に切り替えます。その際、一覧形式画面でフォーカスが設定されているレコードが表示されます。

18 一覧形式画面データ編集画面をレコード形式画面から一覧形式画面に切り替えます。その際、レコード形式画面で表示していたレコードを先頭にして一覧表示されます。

19 アイテムセレクト

表示/編集したいデータ項目を選択します。詳しくは以下のような処理が可能です。 ・レコードフォーマットの指定 ・OCCURS句展開表示/非展開表示 ・表示項目の選択 ・被再定義項目/再定義項目の切り替え

20 16進編集 16進数によるデータの表示/編集を行います。現在、カーソルの存在するデータ項目が処理対象となります。

オプション

21 環境設定

TF-LINDAが動作する上での各種設定を行います。設定可能な項目群は、以下のものです。 ・フォルダ設定 ・作業環境 ・バックアップ ・フォーマット解析方法 ・コード変換情報 ・表示形式

22 MDPORT連携

インポート SIMPLIA/TF-MDPORTの機能を利用し、CSV形式のファイルを取り込むことができます。・エクスポート 編集中のデータ内容を、SIMPLIA/TF-MDPORTの機能を利用し、異なるコード/ファイル編成または、CSV形式に変換して出力します。

ヘルプ 23 TF-LINDA ヘルプ オンラインマニュアルのコンテンツを表示します。

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ステータスバー

ステータスバーの左側の部分には、メニューコマンドを選択したときにそれぞれの簡単な説明が表示されます。同様に、ツールバーのボタンを押したままにしても簡単な説明が表示されます。説明を見た後でそのツールバーのコマンドの実行を中止したいときは、マウス ポインタをそのツールバー ボタン以外の位置に移動してマウス ボタンを離します。

表示 説明ファイル編成 [順編成]/[行順編成]/[索引編成]/[相対編成]レコード属性 [固定長]/[可変長]編集モード [更新]/[表示]/[追加]コード情報 データファイルの文字コード体系を表示します。

[シフトJIS]/[EUC]/[JEF]/[UnicodeBE]/[UnicodeLE]/[Unicode/UCS2BE]/[Unicode/UCS2LE]/[Unicode/UTF8]

メッセージ その他の情報を表示します。カーソル位置 入力エリア内のカーソル位置を「現在位置(単位:文字数)/属性長(単位:桁数)」の形式で表示しま

す。

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ショートカットキー

TF-LINDAで使用できるショートカットキーを以下に説明します。

■ファイル(F)

Ctrl + O [データファイルを開く]Ctrl + S [保存して閉じる]Ctrl + P [印刷]

■データ操作(D)

Ctrl + Z [やり直し]Ctrl + A [最後に追加]

■編集(E)

Ctrl + H [16進編集]

■検索(S)

F7 [前レコード]F8 [次レコード]F5 [先頭レコード]F6 [最終レコード]

Ctrl + F [検索]Shift + F3 [前候補]

F3 [次候補]Ctrl + I [項目名の検索]Ctrl + M [置換]

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メッセージの説明形式

出力メッセージについて説明します。

TF-LINDA製品の実行時に出力されるメッセージの説明をします。

日本語詳細メッセージ[意味] 出されたメッセージの詳細情報を示します。[対処] 利用者が行うべき対処方法を示します。

※一覧に記載されていないメッセージが表示された場合、 メッセージ内容から対処が不明であるときは、富士通技術員(SE)に連絡してください。 ※また、メモリ不足などのメッセージが出力される場合は、以下の処置を行ってみてください。それでも同じ現象が発生する場合は、富士通技術員(SE)に連絡してください。

・Windows(R)の再立ち上げを行い、再度処理を行う。

・他のアプリケーションが起動されている場合、終了してから、再度処理を行う。

・Windows(R)システムおよび、TF-LINDAで作業に使用しているドライブに容量不足が無いか確認する。

・搭載メモリは、十分か確認する。

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10001:レジストリに環境設定の情報(フォルダ設定・テストケースファイル格納フォルダ)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10002:レジストリに環境設定の情報(フォルダ設定・作業ファイル用フォルダ)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10003:レジストリに環境設定の情報(作業環境・COBOL埋め込み文字の設定)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10004:レジストリに環境設定の情報(作業環境・編集モード)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10005:レジストリに環境設定の情報(バックアップ・バックアップファイル作成の有無)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10006:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・原始プログラム)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10007:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・登録集)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10008:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・英小大文字の区別)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。

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10009:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・タブコードの扱い)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10010:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・文字コード)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10011:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・Charset Managerを使用する)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10013:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・変換元コード体系)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10014:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・変換先コード体系)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10015:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・変換元iconvキーワード)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10016:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・変換先iconvキーワード)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10017:レジストリに環境設定の情報(作業環境・索引/相対編成のレコード操作時のメッセージの表示)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量

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を確認してください。 10018:レジストリに環境設定の情報(表示形式・数値項目の0サプレス)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10019:レジストリに環境設定の情報(作業環境・エラーファイル表示用エディタ名)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10020:レジストリに環境設定の情報(バックアップ・バックアップファイル作成フォルダ)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10021:レジストリに環境設定の情報(表示形式・一覧形式画面:項目の最大表示幅の抑制)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10022:レジストリに環境設定の情報(表示形式・レコード形式画面:項目名の表示幅)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10023:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・解析方法)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10024:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・2進項目の扱い)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10025:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・COPY文への付加文字列)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。

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【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10026:レジストリに環境設定の情報(フォーマット解析方法・ファイル種別)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10027:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・行順編成ファイルのコード種別)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10028:レジストリに環境設定の情報(コード変換情報・日本語項目(UCS2)の16進表示形式)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10029:レジストリに環境設定の情報(作業環境・COBOLファイルサイズ)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10030:レジストリに環境設定の情報(作業環境・編集時に入力データの全選択を行なう)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10031:レジストリに環境設定の情報(サーバ情報・ホスト名)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10032:レジストリに環境設定の情報(サーバ情報・ポート番号)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10033:レジストリに環境設定の情報(サーバ情報・サーバ側のカレントディレクトリ)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量

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を確認してください。 10034:レジストリに環境設定の情報(転送・転送時の最大件数)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10035:レジストリに環境設定の情報(作業環境・アクセス方法)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10036:レジストリに環境設定の情報(表示形式・接続先情報の表示)を保存できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 10101:指定されたフォルダが存在しないため、保存できませんでした。 【意味】指定されたフォルダが存在しないため、保存できませんでした。 【対処】指定したフォルダ名が実際に存在するか確認してください。また、TF-LINDAでは、ドライブのルートに保存することはできません。必ずフォルダを作成し、その中へ保存してください。 10102:指定されたフォルダに書き込み権限が無いため、保存できませんでした。 【意味】指定されたフォルダに書き込み権限が無いため、保存できませんでした。 【対処】対象フォルダのアクセス権に書き込み許可を与えるか、または、書き込み権限をもつ別のフォルダへ保存してください。 10103:指定されたファイルに書き込み権限が無いため、上書き保存できませんでした。 【意味】上書き保存を実行しましたが、既存ファイルに書き込み権限が無いため、保存できませんでした。 【対処】対象の既存ファイルのアクセス権に書き込み許可を与えるか、または、別のファイル名で保存してください。 10201:テストケースファイルのフルパスが制限を超えました。指定するデータファイルのファイル名を短くしてください。 【意味】テストケースファイル名(ドライブ名・フォルダ名含む)の長さが制限を超えました。 【対処】テストケースファイル名の長さは、データファイル名と環境設定のテストケースファイルを保存するフォルダに影響されます。詳細は、以下のとおりです。 環境設定のテストケースファイルを保存するフォルダで指定したフォルダ名(フルパス)の長さ+テータファイル名の長さ+4(テストケースファイルの拡張子「.LNC」) 10202:指定されたフォルダが存在しないため、保存できませんでした。 【意味】指定されたフォルダが存在しないため、保存できませんでした。 【対処】指定フォルダを確認してください。

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10203:指定されたフォルダに書き込み権限が無いため、保存できませんでした。 【意味】指定されたフォルダに書き込み権限が無いため、保存できませんでした。 【対処】指定フォルダのアクセス権限を確認してください。 10204:指定されたファイルに書き込み権限が無いため、上書き保存できませんでした。 【意味】指定されたファイルに書き込み権限が無いため、上書き保存できませんでした。 【対処】指定ファイルのアクセス権限を確認してください。 10205:指定されたTF-LINDAの制御ファイルに書き込み権限が無いため、上書き保存できませんでした。 【意味】テストケースファイルに書き込み権限が無いため、上書き保存できませんでした。 【対処】環境設定のテストケースファイルを保存するフォルダ内に存在する、指定したデータファイル名+.LNCファイルのアクセス権限を確認してください。 10206:TF-LINDAで開いているファイルが指定されています。別データファイルを指定してください。 【意味】指定されたデータファイルは、現在開いているデータファイルです。 【対処】別のデータファイル名を指定してください。 10207:指定されたファイルは他のアプリで使用されているため開けません。他のアプリを終了して処理を実行してください。 【意味】指定されたデータファイルは、他のアプリケーションで既に使用されています。 【対処】他のアプリケーションでデータファイルを閉じてから、TF-LINDAで指定してください。 10211:指定されたファイルは既に存在します。データファイルを上書きしてもよろしいですか? 【意味】指定されたデータファイルは、既に存在しています。上書き保存してもよろしいですか? 【対処】上書き保存しても良い場合は「はい」を、上書き保存したくない場合は「いいえ」を選択し、別名で再指定してください。 10212:指定されたファイルは既に存在します。TF-LINDAの制御ファイルを上書きしてもよろしいですか? 【意味】テストケースファイルは、既に存在しています。上書き保存してもよろしいですか? 【対処】上書き保存しても良い場合は「はい」を、上書き保存したくない場合は「いいえ」を選択し、データファイル名から再指定してください。 10301:追加、挿入されたレコードを保存するとデータファイルのサイズが2GBを超えます。バイナリアクセスは2GBまでのデータファイルしか扱えません。追加、挿入したレコードを削除して保存してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 10302:追加、挿入されたレコードを保存するとデータファイルのサイズが2GBを超えます。COBOL連携版では2GBまでのデータファイルしか転送できません。追加、挿入したレ

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コードを削除して保存してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 10303:指定されたフォルダ名が制限を超えました。フォルダ名を短くするか、再設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。  

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20001:メモリ領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域を確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 20002:レコード位置に範囲外の値が指定されたため、レコードの検索に失敗しました。 【意味】範囲外の値が指定されました。 【対処】1以上かつ、存在するレコード総数以下の値、または、「0」(ゼロ)を指定してください。 20003:レコード位置に範囲外の値が指定されたため、レコード複写できませんでした。 【意味】レコード位置に範囲外の値が指定されました。 【対処】レコード位置に1以上かつ、存在するレコード総数以下の値、または、「0」(ゼロ)を指定してください。 20008:レコードのデータを検出できませんでした。データが壊れている可能性があります。処理を終了しメインウィンドウから再開してください。 【意味】何らかの原因でデータとメモリ情報に矛盾が発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 20009:内部ファイルのアクセスエラーが発生しました。データが壊れている可能性があります。処理を終了しメインウィンドウから再開してください。 【意味】何らかの原因でデータとメモリ情報に矛盾が発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 20010:入力されたレコードキーの値は、既に存在します。値を変更してください。 【意味】重複が許されていないレコードキーに対して、既に存在する値が入力されました。 【対処】存在しないレコードキー値を入力する。 20011:コントロールの作成に失敗しました。 【意味】メモリ不足のため、コントロールの作成に失敗しました。 【対処】Windows(R)再立ち上げを行い、再度処理を行ってください。 20012:選択されたフォントのサイズは大きすぎます。選択をやり直してください。 【意味】指定したフォントサイズは、TF-LINDAでは扱えません。 【対処】フォントサイズには、6~26の範囲内で指定してください。 20013:入力されたレコード長が最大長を超えました。 【意味】指定したレコード長の値は、最大レコード長を超えています。 【対処】1~最大レコード長(テストケース選択ダイアログボックス:データファイル情報のレコード長値)の範囲内で指定してください。 20014:指定されたレコード位置に誤りがあります。 【意味】範囲外の値が指定されました。 【対処】1以上かつ、存在するレコード総数以下の値、または、「0」(ゼロ)を指定してくだ

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さい。 20015:内部処理でエラーが発生しました。 【意味】何らかの原因で内部処理にエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 20016:このレコードデータを更新前に戻します。更新されたデータは破棄されますがよろしいですか? 【意味】現在表示しているレコードを更新前のデータに戻しますが、よろしいですか。 【対処】特になし。 20017:データが更新されています。保存しますか? 【意味】データが更新されています。保存しますか。 【対処】特になし。 20018:レコードキーの値を入力してください。 【意味】レコードキーに当たる部分の項目に対してのデータ入力が行われていません。 【対処】レコードキー項目へのデータ入力を行ってください。 20019:先頭レコードです。 【意味】現在表示しているレコードが先頭レコードです。 【対処】特になし。 20020:最終レコードです。 【意味】現在表示しているレコードが最終レコードです。 【対処】特になし。 20021:コントロールの破棄に失敗しました。 【意味】何らかの原因で内部処理にエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 20022:レコードキーの値が重複しているレコードが存在します。これらのレコードは、ファイル属性に反するため破棄されます。 【意味】追加しようとしたレコードは、既に存在するレコードキーの値をもつレコードです。そのため、このレコードは破棄されます。 【対処】特になし。 20023:レコード操作のやり直しに失敗しました。 【意味】レコードのやり直し処理中にエラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 20024:レコードキーにあたるデータは変更できません。 【意味】指定した項目は、レコードキー項目であるためデータ編集できません。 【対処】特になし。 20025:入力された相対レコード番号は、既に存在します。値を変更してください。 【意味】入力された相対レコード番号は、既に存在します。

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【対処】相対レコード番号としてまだ指定されていない値を入力してください。 20026:相対レコード番号を入力してください。 【意味】相対レコード番号を入力してください。 【対処】相対レコード番号を入力してください。 20027:相対レコード番号は、変更できません。 【意味】指定した項目は、相対レコード番号であるためデータ編集できません。 【対処】特になし。 20028:アイテムセレクトで設定した情報を保存しますか? 【意味】アイテムセレクトした情報をテストケースファイル内に保存しますか。 【対処】特になし。 20029:入力された相対レコード番号に誤りがあります。1~99999の範囲で入力してください。 【意味】指定した相対レコード番号の値に誤りがあります。 【対処】1~99999の範囲内で指定してください。 20030:作業フォルダのディスク空き容量が不足しています。 【意味】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したドライブのディスク空き容量が不足しています。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 20031:レコードを追加します。やり直しできませんがよろしいですか? 【意味】レコード追加処理を行うと、その後レコード追加処理を行う前の状態に戻すことはできません。 【対処】特になし。 20032:指定されたファイルは既に存在します。新規のファイル名を指定してください。 【意味】データファイルの新規作成を実行したにもかかわらず、既に存在するファイルを指定しました。 【対処】存在しないファイル名を入力してください。 20033:テストケースのアナライズ情報に矛盾があります。フォーマットファイルの設定からやり直してください。 【意味】テストケースファイルとメモリ上でのフォーマット情報に矛盾があります。 【対処】テストケース設定ダイアログボックスにて、再度、フォーマットファイルの解析を行ってください。 20034:入力されたレコード長に誤りがあります。 【意味】入力されたレコード長の値に誤りがあります。 【対処】1~最大レコード長(テストケース選択ダイアログボックス:データファイル情報のレコード長値)の範囲内で指定してください。また、索引編成ファイルの場合、最小レコード長以上の値で指定してください。 20035:相対レコード番号の値が重複しているレコードが存在しています。これらのレコー

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ドは、ファイル属性に反するため破棄されます。 【意味】入力された相対レコード番号は、既に存在します。 【対処】相対レコード番号としてまだ指定されていない値を入力してください。 20036:選択されたフォントのサイズは小さすぎます。選択をやり直してください。 【意味】指定したフォントサイズは、TF-LINDAでは扱えません。 【対処】フォントサイズには、6~26の範囲内で指定してください。 20037:TF-LINDAは既に起動しています。 【意味】TF-LINDAは既に起動されているので、2重起動は行えません。 【対処】2重起動する場合は、EXEの引数に「-d」を指定して実行してください。 20038:LINDAで扱うことのできるレコード数(10万件)を超えました。 【意味】編集可能なレコード数の制限(10万件)を超えました。 【対処】テストケース選択ダイアログボックスの抽出条件で編集レコードを絞り込むか、追加モードで編集してください。 20039:この項目は16進編集では編集できません。 【意味】BIT属性の項目は、16進編集できません。 【対処】特になし。 20040:データを保存するディスクの空き領域が不足しています。不要なレコードを削除するか、領域を確保してから処理をやり直してください。 【意味】データファイルを保存するドライブのディスクの空き容量が不足しています。 【対処】ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 20041:検索処理が異常終了しました。 【意味】検索処理において予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 20042:該当するデータが見つかりませんでした。 【意味】該当するデータが見つかりませんでした。 【対処】特になし。 20043:データのソートに失敗しました。 【意味】データのソート処理でエラーが発生しました。 【対処】環境設定のTF-LINDAで作業ファイルを作成するフォルダのディスク容量を確認してください。または、PowerSORTのオンラインマニュアルを参照ください。 20044:データを生成するための書式が指定されていません。データは自動生成されませんがよろしいですか? 【意味】同上。 【対処】データの自動生成を行わない場合は「はい」を、自動生成する場合は「いいえ」を選択してください。 20045:データの生成に失敗しました。 【意味】データの生成処理でエラーが発生しました。 【対処】ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。

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20046:データの生成でエラーが発生しました。エラーファイルを参照しますか? 【意味】データの生成処理でエラーが発生しました。エラーの詳細内容を参照しますか? 【対処】エラー内容を参照し、データ生成の設定を再指定してください。 20047:生成されたデータの取り込みに失敗しました。 【意味】生成されたデータを取り込む処理でエラーが発生しました。 【対処】データ生成の設定を再指定してください。 20048:生成されたデータの取り込みでエラーとなるデータがありました。エラーファイルを参照しますか? 【意味】生成されたデータを取り込む処理でエラーが発生しました。 【対処】エラー内容を参照し、データ生成の設定を再指定してください。 20049:データを生成する項目の情報を取得できませんでした。データは自動生成されません。 【意味】データ生成処理を行うために必要なデータ項目情報の取得できませんでした。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 20050:データを生成できる項目がありません。 【意味】データ生成処理可能な属性のデータ項目がありません。 【対処】データ生成処理でサポートしている属性のデータ項目を含むフォーマットで処理してください。 20051:生成されたデータの取り込みでエラーを出力するファイルの作成に失敗しました。エラー内容は出力されません。 【意味】自動生成されたデータを取り込む処理でエラーが発生したが、エラー内容をエラーファイルに出力できませんでした。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したファルダの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 20061:索引キーが指定された01レベルのレコード長の範囲内にありません。索引キーに値が設定できないので、レコードの追加/複写は行えません。 【意味】指定されたレコードフォーマットは、レコードキーとして指定されている位置のフォーマットをもたないため、追加レコードに対するキー値を設定する事ができません。よってレコード追加/複写処理を行えません。 【対処】レコード追加/複写処理を行う場合は、別のフォーマットを指定する必要があります。 20091:この項目はUnicode編集では編集できません。 【意味】Unicode編集の対象となる項目の属性が、Unicode編集を行えない属性です。 【対処】特になし。  

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41001:指定されたファイルは、属性に問題があります。 【意味】指定したデータファイルは、属性に問題があります。 隠しファイル、システムファイル、ボリュームファイル、ディレクトリの属性が設定されている場合に表示されます。 【対処】指定したデータファイルを確認してください。 41002:テストケースファイルのフルパスが制限を超えました。ファイル名かパスを短くしてください。 【意味】テストケースファイルを保存するフォルダの長さがTF-LINDAで扱える長さを超えました。 【対処】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で短いフォルダ名を指定してから、再度処理してください。 41003:作業ファイルのフルパスが制限を超えました。ファイル名かパスを短くしてください。 【意味】作業ファイル作成フォルダの長さがTF-LINDAで扱える長さを超えました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で短いフォルダ名を指定してから、再度処理してください。 41006:フォーマットファイルが指定されていません。フォーマットファイルを指定してください。 【意味】使用するフォーマットファイルの設定が行われていません。 【対処】使用するフォーマットファイルを設定してください。 41007:データファイル情報のファイル編成が指定されていません。ファイル編成を指定してください。 【意味】データファイルのファイル編成情報が指定されていません。 【対処】データファイルのファイル編成を指定してください。 41008:データファイル情報のレコード形式が指定されていません。レコード形式を指定してください。 【意味】データファイルのレコード形式情報が指定されていません。 【対処】データファイルのレコード形式を指定してください。 41009:データファイル情報のレコード長が入力されていません。レコード長を入力してください。 【意味】データファイルのレコード長(最大レコード長)情報が指定されていません。 【対処】データファイルのレコード長を指定してください。 41010:テストケース格納フォルダが存在しないかアクセス権限が設定されていません。環境設定でテストケース格納フォルダを設定してください。 【意味】テストケース格納フォルダは以下のことが考えられます。       ・指定されたフォルダが存在しない。       ・指定されたフォルダに利用者に対する権限が不足している。 【対処】環境設定でテストケース格納フォルダを、利用者に対して権限のあるフォルダに設定してください。

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41011:作業ファイル用フォルダが存在しないかアクセス権限が設定されていません。環境設定で作業ファイル用フォルダを設定してください。 【意味】作業ファイル用フォルダは以下のことが考えられます。       ・指定されたフォルダが存在しない。       ・指定されたフォルダに利用者に対するアクセス権限が不足している。 【対処】環境設定で作業ファイル用フォルダを、利用者に対してアクセス権限のあるフォルダに設定してください。 41012:テストケースファイル情報の領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41013:COBOL登録集フォルダ名の領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41014:COBOL_WBフォルダ名の領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41015:テストケースファイル名(フルパス)の領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41016:データファイル(FULLパス)の領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41017:抽出先ファイル(FULLパス)の領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41020:レコードキー情報領域の解放に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が解放できませんでした。

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【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41025:指定されたデータファイルのフォルダは存在しません。データファイルを再指定してください。 【意味】指定されたフォルダが存在しないため、保存できませんでした。 【対処】指定したフォルダ名が実際に存在するか確認してください。また、TF-LINDAでは、ドライブのルートに存在するファイルを扱うことができません。必ずフォルダを作成し、その中のファイルを扱うようにしてください。 41026:指定されたファイルは、0バイトのファイルです。LINDAでは、0バイトのファイルを扱えません。 【意味】指定されたファイルは、ファイル長が0バイトのファイルです。 【対処】別のファイルを指定するか、または、ファイルを削除してから、再度、処理してください。 41027:富士通のCOBOL製品または、富士通のCOBOL製品ランタイムシステムがインストールされていないか、インストール情報に誤りがあります。 【意味】COBOLのインストールが正しく行われていません。 【対処】COBOLのインストールを再度、行ってから、TF-LINDAを使用してください。 41029:指定されたデータファイルを作成するフォルダには、書き込み権限がありません。 【意味】データファイルを作成するフォルダに、書き込み権限の無いフォルダを指定しました。 【対処】書き込み権限をもつフォルダを指定するか、または、対象フォルダに書き込み許可を与えてから、再度処理してください。 41032:データファイル名(フォルダ名含む)の長さが制限を超えました。ファイル名を再設定してください。 【意味】指定したデータファイル名の長さ(フォルダパス名+ファイル名)がTF-LINDAで扱える長さを超えました。 【対処】フォルダ名または、ファイル名を短くしてください。 41033:Charset Managerがインストールされていないか、インストール情報に誤りがあります。 【意味】Charset Managerのインストールが正しく行われていません。 【対処】Charset Managerのインストールを再度、行ってから、TF-LINDAを使用するか、または、環境設定の「Charset Managerを使用する」のチェックを外してください。 41034:テストケースファイルの存在チェックに失敗しました。 【意味】テストケースファイルの存在チェック処理時、予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 41036:テストケースファイルの項目参照に失敗しました。 【意味】テストケースファイルからフォーマットの項目情報を取得する処理でエラーが発生

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しました。 【対処】テストケースファイル(環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で指定したフォルダの中の「データファイル名+“.LNC”」)を削除してください。 41037:データファイル情報の取得に失敗しました。 【意味】データファイル情報の取得に失敗しました。 【対処】指定したデータファイルが索引編成ファイルかどうか確認してください。 41038:レコードキー情報の領域の取得に失敗しました。 【意味】レコードキー情報のための領域の確保に失敗しました。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41039:索引編成ファイルのレコードキー情報の取得に失敗しました。 【意味】レコードキー情報の取得に失敗しました。 【対処】指定したデータファイルが索引編成ファイルかどうか確認してください。 41040:テストケースファイルの項目設定に失敗しました。 【意味】テストケースファイルへフォーマットの項目情報を設定する処理でエラーが発生しました。 【対処】Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41041:アナライズテーブルの作成に失敗しました。 【意味】フォーマットの項目情報を作成する処理でエラーが発生しました。 【対処】Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 41042:データファイルの抽出に失敗しました。 【意味】データファイルの読み込みに失敗しました。 【対処】テストケース設定ダイアログで設定したデータファイル情報が正しいか確認してください。 または、抽出条件に存在しないレコード番号を指定していないか確認してください。 メッセージに、COBOLに関するエラーメッセージが付加されていた場合は、NetCOBOLの「COBOL ファイルアクセスルーチン 使用手引書」を参照してください。 41046:抽出レコード数が制限(10万件)を超えました。制限(10万件)まで抽出します。 【意味】TF-LINDAで編集できるレコード数の上限は、10万件ですが、指定したデータファイルのレコード数は、それ以上存在しています。10万件のみ編集の対象とします。 【対処】10万件以降のレコードを編集したい場合は、テストケース選択ダイアログボックスの抽出条件で編集レコードを絞り込むか、追加モードで編集してください。 41047:重複許可のレコードキーをもつ索引編成ファイルの抽出レコード数が制限(10万件)を超えました。このファイルはLINDAでは扱えません。 【意味】レコードキーに重複許可が設定されていて、かつ、レコード数が10万件以上存在する場合、このデータファイルは扱えません。 【対処】特になし。 41048:索引キーが指定された01レベルのレコード長の範囲内にありません。索引キーに値

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が設定できないので、レコードの追加/複写は行えません。処理を続けてもいいですか? 【意味】同上。 【対処】レコードの追加/複写を行いたい場合は、キー部に相当する項目をもつフォーマットを指定してください。 41049:バックアップファイルの作成フォルダがが存在しないかアクセス権限が設定されていません。環境設定でバックアップファイルの作成フォルダを設定してください。 【意味】バックアップファイルの作成フォルダは以下のことが考えられます。      ・指定されたフォルダが存在しない。      ・指定されたフォルダに利用者に対するアクセス権限が不足している。 【対処】バックアップファイルの作成フォルダを、利用者に対してアクセス権限のあるフォルダに設定してください。 41051:バックアップファイルのフルパスが制限を超えました。ファイル名かパスを短くしてください。 【意味】バックアップファイルを作成するフォルダの長さがTF-LINDAで扱える長さを超えました。 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」で短いフォルダ名を指定してから、再度処理してください。 41052:抽出レコード数が転送MAX件数を超えました。転送MAX件数まで抽出します。 【意味】抽出レコード数が10万件に達しました。LINDAでは、10万件までのデータを抽出します。 【対処】編集対象のレコードが10万件より後ろにある場合は、条件設定により件数を絞り込んでください。 41061:指定されたデータファイルのフォルダは存在しないか、アクセス権限が設定されていません。指定されたフォルダが存在する場合は、システム管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41062:指定されたデータファイルには、アクセス権限が設定されていません。指定されたデータファイルを使用する場合は、システム管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41066:テストケースファイルには、アクセス権限が設定されていません。システム管理者に通知してテストケース格納フォルダ下のファイルのアクセス権限を取得してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41067:バックアップファイルには、アクセス権限が設定されていません。システム管理者に通知してバックアップファイルの作成フォルダ下のファイルのアクセス権限を取得してください。 【意味】同上。

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【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41068:バックアップファイルが読み込み専用のファイルです。バックアップファイルに書き込み権限を与えてください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41071:フォーマットファイルの解析情報に矛盾があります。TF-LINDAを再起動してフォーマットファイルを再解析してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41072:コード体系がUnicodeに指定された行順編成ファイルのフォーマット情報に、日本語項目とその他の項目が混在しています。コード体系がUnicodeの行順編成ファイルでは、日本語項目とその他の項目が混在するフォーマットは指定できません。テストケース設定よりフォーマット情報を指定し直してください。 【意味】コード体系がUnicode、ファイル編成が行順編成を操作する場合、フォーマットが日本語項目だけ、または日本語項目以外の属性で構成されている必要があります。 【対処】日本語項目だけ、または日本語項目以外の属性で構成されているファイルをフォーマットとして指定してください。 41073:フォーマット情報に日本語項目以外の属性の項目が存在します。行順編成ファイルのコード種別にUCS2が指定されているので、日本語項目以外の属性の項目を含むフォーマット情報は指定できません。テストケース設定よりフォーマット情報を指定し直してください。 【意味】コード体系がUnicode(UCS2)、ファイル編成が行順編成を操作する場合、フォーマットが日本語項目だけで構成されている必要があります。 【対処】日本語項目だけで構成されているファイルをフォーマットとして指定してください。 41074:フォーマット情報に日本語項目が存在します。行順編成ファイルのコード種別にUTF8が指定されているので、日本語項目を含むフォーマット情報は指定できません。テストケース設定よりフォーマット情報を指定し直してください。 【意味】コード体系がUnicode(UTF8)、ファイル編成が行順編成を操作する場合、フォーマットが日本語項目以外の属性で構成されている必要があります。 【対処】日本語項目以外の属性で構成されているファイルをフォーマットとして指定してください。 41075:設定されたキーの相対位置と長さが、項目と一致していません。テストケース設定より、キー情報を設定し直してください。 【意味】設定されたキーの相対位置・長さの情報とフォーマットのデータ項目の相対位置・長さの情報が一致しません。 【対処】フォーマットのデータ項目の相対位置・長さに合わせてキー情報を設定してください。 41076:アナライズテーブルが作成されていません。テストケース設定よりフォーマットファイルを再解析してください。

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【意味】同上。 【対処】フォーマットファイルを再解析してください。 41077:テストケースファイルが正常に作成されていない可能性があります。テストケースファイルを削除して再解析してください。テストケースファイルを削除しても良いですか? 【意味】同上。 【対処】テストケースファイルを削除しても良い場合は、「はい」のボタンを押下して、テストケースファイルを作成し直してください。 41078:COBOLのバージョンがV60L10よりも前のものなので、Unicodeとして指定されたデータファイルは使えません。Unicodeのデータファイルを操作するには、COBOLのバージョンがV60L10より後のものをインストールし直してください。 【意味】インストールされているCOBOLは、V60L10よりも古いCOBOLです。このバージョンでは、Unicodeのデータファイルを扱うことができません。 【対処】Unicodeを扱う場合は、V60L10以降のバージョンのCOBOLをインストールしてください。 41079:環境設定でCOBOLファイルサイズがラージファイルに設定されています。ラージファイルアクセスでは索引・相対編成ファイルにはアクセスできません。環境設定でCOBOLファイルサイズを標準ファイルにして実行してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41080:選択されたデータファイルに対する更新権限がありません。データファイルに対する保存はできませんがよろしいですか? 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41082:コード変換仕様にCharset Managerが指定されています。データファイル情報のコード情報にUnicodeを指定した場合は、環境設定の「コード変換情報」タブで「Charset Managerを使用する」を選択しないでください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 41101:抽出されたデータの最終レコードはレコード長に満たないレコードです。抽出時の相対位置が間違っているか、フォーマットの形式が違う可能性があります。現状のまま、レコード操作を行うとファイルのフォーマットが変わるおそれがあります。 【意味】同上。 【対処】対象のファイルのCOPY句を確認して、正しいCOPY句を指定して再解析してください。 41102:バイナリアクセスで順編成以外のファイル編成が指定されています。テストケース設定よりファイル編成を変更してください。 【意味】バイナリアクセスは、ファイル編成が順編成のファイルしか扱えません。 【対処】バイナリアクセスを行う場合は、ファイル編成を順編成に変更してください。 41103:バイナリアクセスで固定長以外のレコード形式が指定されています。テストケース

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設定よりレコード形式を変更してください。 【意味】バイナリアクセスは、レコード形式が固定長のファイルしか扱えません。 【対処】バイナリアクセスを行う場合は、レコード形式を固定長に変更してください。 41104:バイナリアクセスで抽出条件にデータ条件が指定されています。抽出条件を変更してください。 【意味】バイナリアクセスでは、抽出時の条件に「データ条件」を指定できません。 【対処】抽出条件を変更してください。 42002:アナライズオプションファイルの作成に失敗しました。作業フォルダを確認してください。 【意味】作業ファイルの作成に失敗しました。 【対処】ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 42003:フォーマットファイルが指定されていません。フォーマットファイルを指定してください。 【意味】使用するフォーマットファイルの設定が行われていません。 【対処】使用するフォーマットファイルを設定してください。 42004:データファイル情報のファイル編成が指定されていません。ファイル編成を指定してください。 【意味】データファイルのファイル編成情報が指定されていません。 【対処】データファイルのファイル編成を指定してください。 42005:データファイル情報のレコード形式が指定されていません。レコード形式を指定してください。 【意味】データファイルのレコード形式情報が指定されていません。 【対処】データファイルのレコード形式を指定してください。 42006:データファイル情報のレコード長が入力されていません。レコード長を入力してください。 【意味】データファイルのレコード長(最大レコード長)情報が指定されていません。 【対処】データファイルのレコード長を指定してください。 42007:データファイル情報のレコードキー情報が設定されていません。レコードキー情報を設定してください。 【意味】レコードキー情報の設定が行われていません。 【対処】レコードキー情報を設定してください。 42008:レコードキー情報領域の解放に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が解放できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 42009:指定されたデータファイルは、索引編成ファイルではありません。ファイル編成を設定し直してください。 【意味】指定されたデータファイルは、索引編成ファイルではありません。

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【対処】指定したデータファイルを確認してください。 42011:データファイル情報のレコード長に範囲外の数値が入力されています。1-32760の範囲で入力してください。 【意味】データファイルのレコード長に範囲外の数値が入力されました。 【対処】1~32760の範囲内で入力してください。 42012:データファイル情報の取得に失敗しました。 【意味】レコードキー情報の取得に失敗しました。 【対処】指定したデータファイルが索引編成ファイルかどうか確認してください。 42013:索引編成ファイルのレコードキー情報の取得に失敗しました。 【意味】レコードキー情報の取得に失敗しました。 【対処】指定したデータファイルが索引編成ファイルかどうか確認してください。 42014:テストケースファイルの項目設定に失敗しました。 【意味】テストケースファイルへフォーマットの項目情報を設定する処理でエラーが発生しました。 【対処】Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 42015:フォーマットファイル********を解析しますか? 【意味】フォーマットファイル********を解析しますか? 【対処】特になし。 42016:フォーマットファイル********の解析に失敗しました。 【意味】フォーマットファイル********の解析に失敗しました。 【対処】フォーマットファイルの文法エラーを修正してください。 42018:フォーマットファイルのEUCからシフトJISへの変換でエラーが発生しました。フォーマットファイルを再指定してください。発生個所: 【意味】フォーマットファイルをコード変換する処理で変換エラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの文字コードを確認してください。 42019:データファイル情報のレコード長に32760を超える値が設定されました。1-32760の範囲で設定しなおしてください。 【意味】32760Byteを超えるレコード長は指定できません。 【対処】レコード長を設定し直してください。 42020:副キーを含むキーの長さが、254バイトを超えました。254バイト以下で設定してください。 【意味】254Byteを超えるキー情報は設定できません。 【対処】キー情報を254Byte以内にしてください 42021:レコードキーとして指定された範囲が、1レコードに収まりません。キーを指定しなおしてください。 【意味】レコードキーの情報がレコードの範囲外に設定されています。 【対処】「開始位置+キー長<=レコード長」になるように設定してください。

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42022:フォーマットファイル解析結果のエラー情報をファイルに保存できませんでした。 【意味】フォーマットファイル解析により発生したエラー情報をファイルに書き込む際に、エラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダ配下に「Analyze.err」ファイルが存在する場合、そのファイルのアクセス権限を確認してください。 42023:フォーマットファイル解析結果のエラー情報をファイルに保存できませんでした。エラー情報ファイルを表示しているアプリケーションを終了してください。 【意味】フォーマットファイル解析により発生したエラー情報をファイルに書き込む際に、エラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダ配下に「Analyze.err」ファイルが存在する場合、そのファイルを開いているアプリケーションを終了してください。 42024:データファイル情報の最小レコード長に範囲外の数値が入力されています。最小レコード長を入力してください。 【意味】最小レコード長としてふさわしくない値が入力されました。 【対処】最小レコード長には、1以上32760以下の値で設定してください。 42025:データファイル情報のレコード長に最小レコード長以下の値が設定されています。レコード長には最小レコード長よりも大きな値を設定してください。 【意味】レコード長に入力された値が最小レコード長の値より小さいか、等しい。 【対処】レコード長には、最小レコード長より大きな値を設定してください。 42026:データファイル情報の最小レコード長が入力されていません。最小レコード長を入力してください。 【意味】データファイルの最小レコード長が指定されていません。 【対処】データファイルの最小レコード長を指定してください。 42027:レコードキーとして指定された範囲が、最小レコード長に収まりません。レコードキーを指定しなおしてください。 【意味】レコードキー情報の最終相対位置が最小レコード長を超えています。 【対処】レコードキー情報の最終相対位置が最小レコード長以下になるように調整してください。 42028:YPS/COBOL製品のライブラリの取り込みに失敗しました。 【意味】YPSインクルード仕様書を解析するための、YPS/COBOLライブラリのロードに失敗しました。 【対処】YPS/COBOLのインストール情報が正しくありません。再インストール後、処理してください。 42029:YPSインクルードのコンパイルでエラーが発生しました。エラーコードは*****です。解析を中断します。 【意味】YPSインクルード仕様書の解析でエラーが発生しました。 【対処】YPSインクルード仕様書の記述に誤りがないか、または翻訳オプションの指定に誤りがないか確認してください。

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42030:YPS/COBOL製品のオプションファイルが見つかりませんでした。解析を中断します。 【意味】YPSインクルード仕様書を解析するための、コンパイルオプションファイル見つかりませんでした。 【対処】YPS/COBOLコンパイラで環境設定を行ってください。 42031:YPS/COBOLのコンパイラオプションファイルの作成に失敗しました。解析を中断します。 【意味】YPSインクルード仕様書を解析するための、コンパイルオプションファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダの空き容量が不足していないか確認してください。 42032:フォーマットファイルのファイル名が長すぎて、フォーマットファイルを取得できません。作業ファイル用フォルダ名を短くしてください。 【意味】作業フォルダ下に作成しようとした、フォーマットファイルの作業ファイルのフルパスが256文字を超えます。 【対処】対象のファイル名でフォーマットファイルを扱う場合は、作業フォルダのパスを変更してください。 42033:サーバより取得したフォーマットファイルの改行コードの変換に失敗しました。 【意味】同上 【対処】サーバ側のフォーマットファイルのコードを確認してください。 42034:Unicode/UCS2の行順編成ファイルで、レコード長が奇数になるフォーマットファイルが指定されています。Unicode/UCS2のフォーマットファイルとして適当ではありません。フォーマットファイルを変更してください。 【意味】同上 【対処】レコード長が偶数になるフォーマットファイルを指定するか、ファイルのコード系をUnicode以外に変更してください。 42035:Unicode/UCS2の行順編成ファイルのレコード長に奇数の値が設定されています。Unicode/UCS2のレコード長は常に偶数です。レコード長を変更してください。 【意味】フォーマットファイルをコード変換する処理で変換エラーが発生しました。 【対処】レコード長を偶数にするか、ファイルのコード系をUnicode以外に変更してください。 42036:フォーマットファイルのUnicodeからシフトJISへの変換でエラーが発生しました。フォーマットファイルを再指定してください。発生個所: 【意味】同上 【対処】フォーマットファイルの文字コードを確認してください。 42201:データの抽出中です 【意味】データファイルを読み込み中です。 【対処】特になし。 42202:データの更新中です

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【意味】データファイルを更新中です。 【対処】特になし。 42203:解析中です 【意味】フォーマットファイルを解析中です。 【対処】特になし。 43001:主キーが設定されていません。主キーを設定してください。 【意味】主キー情報が設定されていません。 【対処】主キー情報は必ず設定してください。 43002:相対位置が入力されていません。相対位置を入力してください。 【意味】キーの開始位置が入力されていません。 【対処】「キーの開始位置、キーの長さ」の形式で入力してください。 43003:キー長が入力されていません。キー長を入力してください。 【意味】キーの長さが入力されていません。 【対処】「キーの開始位置、キーの長さ」の形式で入力してください。 43004:相対位置として無効な文字が入力されました。相対位置を数値で入力してください。 【意味】キーの開始位置の指定に無効な文字が入力されました。 【対処】「キーの開始位置、キーの長さ」の形式で入力してください。 43005:キー長として無効な文字が入力されました。数値で入力してください。 【意味】キーの長さの指定に無効な文字が入力されました。 【対処】「キーの開始位置、キーの長さ」の形式で入力してください。 43006:レコードキー情報領域の取得に失敗しました。 【意味】レコードキー情報の取得に失敗しました。 【対処】指定したデータファイルが索引編成ファイルかどうか確認してください。 43007:レコードキー情報領域の解放に失敗しました。 【意味】レコードキー情報の解放に失敗しました。 【対処】Windows(R)を再起動して、再度同じ処理を行ってください。 43008:相対位置として'0'は指定できません。 【意味】キーの相対位置に「0」(ゼロ)は指定できません。 【対処】1~データファイルのレコード長の範囲で指定してください。 43009:相対位置に範囲外の数値が入力されています。(1-*****)の範囲の数値を入力してください。 【意味】キーの相対位置に指定範囲外の値が設定されています。 【対処】1~データファイルのレコード長の範囲内で指定してください。 43010:キー長に範囲外の数値が入力されています。(1-254)の範囲の数値を入力してください。 【意味】キーの長さに指定範囲外の値が設定されています。

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【対処】1-254の範囲内で指定してください。 43011:主キーの長さが、254バイトを超えました。254バイト以下で設定してください。 【意味】主キーの長さの総和が254バイトを超えました。 【対処】主キーの長さの総和が254バイト以下になるように設定してください。 43012:キーとして指定された範囲が、1レコードに収まりません。 【意味】レコードキーの情報がレコードの範囲外に設定されています。 【対処】「開始位置+キー長<=レコード長」になるように設定してください。 43013:副キー1の長さが、254バイトを超えました。254バイト以下で設定してください。 【意味】副キー1の長さの総和が254バイトを超えました。 【対処】副キー1の長さの総和が254バイト以下になるように設定してください。 43014:副キー2の長さが、254バイトを超えました。254バイト以下で設定してください。 【意味】副キー2の長さの総和が254バイトを超えました。 【対処】副キー2の長さの総和が254バイト以下になるように設定してください。 43015:副キー3の長さが、254バイトを超えました。254バイト以下で設定してください。 【意味】副キー3の長さの総和が254バイトを超えました。 【対処】副キー3の長さの総和が254バイト以下になるように設定してください。 43016:副キー4の長さが、254バイトを超えました。254バイト以下で設定してください。 【意味】副キー4の長さの総和が254バイトを超えました。 【対処】副キー4の長さの総和が254バイト以下になるように設定してください。 43017:キーとして無効な文字列が設定されました。 【意味】キー情報として指定できない文字が入力されました。 【対処】数字、カンマ(,)、スラッシュ(/)のみで入力してください。 43018:相対位置かキー長が設定されていません。 【意味】キーの相対位置または、キーの長さが設定されていません。 【対処】「キーの開始位置、キーの長さ」の形式で入力してください。 43019:複数の相対位置がキー情報に設定されています 【意味】キーの相対位置が複数設定されています。 【対処】「キーの開始位置、キーの長さ」の形式で入力してください。 43020:数値と区切り文字以外の文字が設定されています。 【意味】キー情報として指定できない文字が入力されました。 【対処】数字、カンマ(,)、スラッシュ(/)のみで入力してください。 43021:設定されていないキーに対して重複許可が設定されました。キー情報を設定するか、重複を許可しないに設定してください。 【意味】キー情報を設定していないレコードキーに対して「重複」を指定しました。 【対処】キー情報を設定するか、または、重複のチェックを外してください。 43022:キーとして指定された範囲が、最小レコード長に収まりません。最小レコード長を

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キーの範囲にあわせて変更します。 【意味】キーとして設定した情報の最終相対位置が最小レコード長を超えています。最小レコード長にキーの最終相対位置を設定します。 【対処】特になし。 44002:集団項目とそれに従属する基本項目が同時に指定されたため、基本項目の指定を無効にしました。 【意味】集団項目とその集団項目に含まれる基本項目が同時に指定されたため、集団項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44003:再定義項目と関係する被定義項目が同時に指定されたため、再定義項目の指定を無効にしました。 【意味】再定義項目と対象の被再定義項目が同時に指定されたため、被再定義項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44004:アイテムセレクトの設定でエラーが発生しました。 【意味】アイテムセレクトの処理で何らかのエラーが発生しました。 【対処】Windows(R)を再起動して、再度同じ処理を行ってください。 44005:同じ被再定義項目を示す再定義項目が同時に指定されたため、後の再定義項目の指定を無効にしました。 【意味】同じ被再定義項目に対する複数の再定義項目が同時に指定されたため、最初に定義されている再定義項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44006:上位レベルの再定義項目と関係する被再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、再定義項目の下位レベル項目を無効にしました。 【意味】再定義項目の下位レベル項目と対象の被再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、被再定義項目の下位レベル項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44007:再定義項目と関係する被再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、再定義項目を無効にしました。 【意味】再定義項目と対象の被再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、被再定義項目の下位レベル項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44008:上位レベルの再定義項目に対する被再定義項目が指定されているため、下位レベル項目を無効にしました。 【意味】再定義項目の下位レベル項目と対象の被再定義項目が同時に指定されたため、被再定義項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44009:上位レベルの再定義項目と同じ被再定義項目を示す再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、後の項目指定を無効にしました。

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【意味】同じ被再定義項目に対する複数の再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、最初に定義されている再定義項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44010:上位レベルの再定義項目と同じ被再定義項目を示す再定義項目が同時に指定されたため、後の項目指定を無効にしました。 【意味】同じ被再定義項目に対する再定義項目と別の再定義項目の下位レベル項目が同時に指定されたため、最初に定義されている再定義項目のみ指定されたものとして処理します。 【対処】特になし。 44011:同時に選択できない項目が選択されました。項目を選択しなおしてください。 【意味】同時に選択できない項目を選択しました。 【対処】選択をやりなおしてください。基本的に集団項目とそれに従属する基本項目は、同時に選択できません。また、被再定義項目と関係する再定義項目は、同時に選択できません。 44012:同データファイルのコードにUnicodeが指定されているので、集団項目・再定義項目の項目は指定できません。項目を選択しなおしてください。 【意味】データファイルのコードがUnicodeであるため、集団項目・再定義項目は、指定できません。 【対処】基本項目のみ指定してください。 44013:データファイルのコードにUnicodeが指定されているので、集団項目・再定義項目はデータが正しく表示されない可能性があります。 【意味】集団項目はX項目として扱います。基本項目にX項目以外の項目があると、正しく表示されません。再定義項目は、被再定義項目と型が違う場合、正しく表示されません。 【対処】警告です。警告を無視する場合は「はい」を選んでください。 45001:テストケースファイル格納フォルダは、存在しないかアクセス権限が設定されていません。指定されたフォルダを使用する場合は、新規に作成するか管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】バックアップファイルの作成フォルダは以下のことが考えられます。      ・指定されたフォルダが存在しない。      ・指定されたフォルダに利用者に対するアクセス権限が不足している。 【対処】メッセージに従ってください。または、フォルダ名にSJIS範囲外の文字が含まれている場合は、SJIS範囲内の文字で設定してください。 45003:作業用ファイルを作成するフォルダは、存在しないかアクセス権限が設定されていません。指定されたフォルダを使用する場合は、新規に作成するか管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】バックアップファイルの作成フォルダは以下のことが考えられます。      ・指定されたフォルダが存在しない。      ・指定されたフォルダに利用者に対するアクセス権限が不足している。 【対処】メッセージに従ってください。 45007:コード体系が設定されていません。コード体系を設定してください。 【意味】同上。

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【対処】メッセージのとおり、対処してください。 45008:シフトJISのiconv変換のキーワードが設定されていません。キーワードを設定してください。 【意味】シフトJISのiconv変換キーワードが設定されていません。 【対処】シフトJISのiconv変換キーワードを設定してください。 45009:EUCのiconv変換のキーワードが設定されていません。キーワードを設定してください。 【意味】EUCのiconv変換キーワードが設定されていません。 【対処】EUCのiconv変換キーワードを設定してください。 45010:JEFのiconv変換のキーワードが設定されていません。キーワードを設定してください。 【意味】JEFのiconv変換キーワードが設定されていません。 【対処】JEFのiconv変換キーワードを設定してください。 45011:指定されたエディタは実行形式ではありません。再度エディタを指定しなおしてください。 【意味】エディタに指定されたファイルは、実行形式ではありません。 【対処】エディタを設定してください。 45012:バックアップファイルを作成するフォルダは、存在しないかアクセス権限が設定されていません。指定されたフォルダを使用する場合は、新規に作成するか管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】バックアップファイルの作成フォルダは以下のことが考えられます。      ・指定されたフォルダが存在しない。      ・指定されたフォルダに利用者に対するアクセス権限が不足している。 【対処】メッセージに従ってください。 45015:バックアップファイルを作成するフォルダに指定された文字列は、相対パスです。絶対パスで指定してください。 【意味】「バックアップファイルを作成するフォルダ」が相対パスの形式で指定されています。 【対処】絶対パスの形式で指定してください。 45016:テストケースファイル格納フォルダに指定された文字列は、相対パスです。絶対パスで指定してください。 【意味】「テストケースファイルを保存するフォルダ」が相対パスの形式で指定されています。 【対処】絶対パスの形式で指定してください。 45017:作業用ファイルを作成するフォルダに指定された文字列は、相対パスです。絶対パスで指定してください。 【意味】「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」が相対パスの形式で指定されています。 【対処】絶対パスの形式で指定してください。

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45018:項目名の表示幅で指定された値が、有効な数値ではありません。0もしくは14~60の範囲で設定してください。 【意味】「レコード形式画面:項目名の表示幅」に指定された値が、有効ではありません。 【対処】0(最大表示60)、または、14~60の範囲内で指定してください。 45022:COPY文への付加文字列が指定されていません。付加文字列を指定しない場合はチェックを外してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 45023:サーバ側カレントディレクトリが設定されていません。サーバ側カレントディレクトリを設定してください。 【意味】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリが設定されていません。 【対処】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリが設定してください。 45024:サーバ側カレントディレクトリに¥を含んだ文字が設定されました。¥を含む文字を変更してください。 【意味】同上。 【対処】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリを変更してください。 45025:サーバ側カレントディレクトリに . または .. は指定できません。サーバ側カレントディレクトリを変更してください。 【意味】同上。 【対処】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリを変更してください。 45026:ホスト名が設定されていません。ホスト名を設定してください。 【意味】同上。 【対処】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリを変更してください。 45027:ホスト名に , は指定できません。ホスト名を変更してください。 【意味】同上。 【対処】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリを変更してください。 45028:サーバ側カレントディレクトリには連続して / は指定できません。サーバ側カレントディレクトリを変更してください。 【意味】同上。 【対処】環境設定-サーバ情報のサーバ側カレントディレクトリを変更してください。 46001:16進数以外の文字が入力されました。'0-9'、'A-F'の文字を入力してください。 【意味】16進数以外の文字が入力されました。 【対処】「0~9、A~F」の文字で入力してください。 46002:入力されたデータが不足しています。****文字まで入力してください。 【意味】入力したデータの長さが足りません。 【対処】データ項目が必要とする桁数×2バイトの入力を行ってください。 46003:16進文字の変換エラーが発生しました。不当な16進文字が入力されています。

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【意味】不当な16進数が入力されました。 【対処】「0~9、A~F」の文字で入力してください。 46004:カーソル位置として不適当な値が入力されています。値を入力しなおしてください。 【意味】不当な値が入力されました。 【対処】「0~9」の文字で入力してください。 47001:終了レコード番号が開始レコード番号より小さい。 【意味】終了レコード番号に、開始レコード番号の値より小さな値が設定されています。 【対処】基本的には、開始レコード番号より、大きな値を設定する。ただし、「0」(ゼロ:最終レコードを示す)の設定は可能です。 48001:終了キー値が開始キー値より小さい。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 49001:TF-MDPORTがインストールされていないか、インストール情報に誤りがあります。 【意味】TF-MDPORTのインストールが正しく行われていません。 【対処】TF-MDPORTのインストールを再度、行ってから、TF-LINDAを使用してください。 49002:TF-MDPORTの起動に失敗しました。TF-MDPORTを確認して処理を行ってください。 【意味】TF-MDPORTのインストールが正しく行われていません。 【対処】TF-MDPORTのインストールを再度、行ってから、TF-LINDAを使用してください。 49003:レイアウト定義ファイルの作成に失敗しました。 【意味】作業ファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 49004:実行指示ファイルの作成に失敗しました。 【意味】作業ファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 49005:ローカルファイル作成のためのデータファイル保存に失敗しました。 【意味】作業ファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 49006:ローカルファイルの作成に失敗しました。 【意味】作業ファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。

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49007:対象のデータ項目数が制限を超えているため扱えません。 【意味】データ項目数が制限を超える場合、MDPORT連携できません。 【対処】アイテムセレクト機能により、項目数を制限以下に絞り込んでください。制限数はMDPORTの制限を参照してください。 49008:TF-MDPORTがインストールされていません。 【意味】TF-MDPORTがインストールされていません。 【対処】MDPORT連携機能を使用する場合、TF-MDPORTをインストールしてください。 49009:MDPORTは既に起動しています。 【意味】MDPORTの複数起動はできません。 【対処】特になし。 49011:インポートに失敗しました。 【意味】指定したデータファイルのインポートに失敗しました。 【対処】指定したファイルがCSV形式か確認してください。 49012:インポートでデータの変換エラーがありました。エラーファイルを参照しますか? 【意味】インポート処理で変換エラーがありました。発生した変換エラー情報を参照しますか。 【対処】入力に使用したデータと項目属性を見比べてみてください。 49013:インポートでデータの変換エラーがありましたが、エラーファイルを出力できませんでした。 【意味】インポート処理で変換エラーが発生したため、エラー情報をファイルに出力しようとしたが、何らかの原因により、出力できませんでした。 【対処】エラーファイルを他のアプリケーションで扱っているものと思われます。他のアプリケーションを終了してください。 49014:指定されたCSVファイルには、アクセス権限が設定されていません。指定されたCSVファイルを使用する場合は、システム管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49015:XML形式のインポートはコード系がSJISのデータでしか行えません。XML形式のインポートを行う場合はデータをSJISで作成してください。 【意味】XML形式のインポートは、データファイルのコード系がSJIS以外では扱えません。 【対処】XML形式のインポートを行う場合はデータをSJISで作成してください。 49016:インポートの対象のファイルが指定されていません。インポートするファイルを指定してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49017:指定されたインポートの対象ファイルは存在しません。インポートする対象ファイルを指定しなおしてください。 【意味】同上 【対処】特になし。

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49018:指定されたインポートの対象のファイルには、アクセス権限が設定されていません。指定されたインポートの対象のファイルを使用する場合は、システム管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49019:レイアウトファイルが指定されていません。レイアウトファイルを指定してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49020:指定されたレイアウトファイルは存在しません。レイアウトファイルを指定しなおしてください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49021:指定されたレイアウトファイルには、アクセス権限が設定されていません。指定されたレイアウトファイルを使用する場合は、システム管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49022:レイアウトファイルの読み込みに失敗しました。指定したレイアウトファイルの正当性を確認して再度実行してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49023:指定されたレイアウトファイルはXMLデータのインポートには使えません。入力データ形式が「XML形式」、出力データ形式が「データファイル形式」のレイアウトファイルを指定してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49024:指定されたレイアウトファイルはXMLデータのエクスポートには使えません。入力データ形式が「データファイル形式」、出力データ形式が「XML形式」のレイアウトファイルを指定してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49025:指定されたパスにファイルが存在します。存在しないファイルのパスを指定するか、既存ファイルを指定のラジオボタンで選択してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49026:インポートに関連するTF-MDPORTのDLLの動的ロードに失敗しました。TF-MDPORTが正常にインストールされているか確認してください。 【意味】同上

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【対処】特になし。 49027:インポートに関連するTF-MDPORTのMDApiの関数のアドレスの取得に失敗しました。TF-MDPORTが正常にインストールされているか確認してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49028:指定されたインポートの対象ファイルは0Byteのファイルです。インポートする対象ファイルを指定しなおしてください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49029:インポート時のエラーファイルが他のアプリケーションで排他OPENされています。エラーファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49030:XMLファイルのインポートでデータの変換エラーがありました。エラーファイルを表示します。 【意味】同上 【対処】特になし。 49031:XMLファイルのインポートに失敗しました。対象のファイルがXMLファイルとして正しくない可能性が有ります。TF-MDPORTのヘルプを参照して対象のファイルがXMLファイルとして正しいか確認してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49032:現在選択されているCOPY句はTF-MDPORTが対応していません。COPY句を変更して実行してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49033:指定されたレイアウトファイルのフォルダは存在しないか、アクセス権限が設定されていません。フォルダを確認してパスを変更するか、システム管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49044:編集中のレコード数が制限(10万件)に達しているのでインポートは行えません。編集中のデータを終了して再度実行してください。 【意味】同上 【対処】特になし。 49046:内部処理エラー。作業領域を超える情報が設定されています。 【意味】同上 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。

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50001:開始レコード番号に終了レコード番号よりも大きな値が設定されています。 【意味】開始レコード番号に終了レコード番号よりも大きな値が設定されています。 【対処】「開始レコード番号<=終了レコード番号」となるように設定してください。ただし、終了レコード番号に0(ゼロ)を指定することは可能です。 50002:開始レコード番号に存在するレコード件数よりも大きな値が設定されています。開始レコード番号を設定し直してください。 【意味】開始レコード番号に存在するレコード件数より大きな値が設定されています。 【対処】1以上存在するレコード件数以下の範囲内で指定してください。 50003:印刷処理ではプロポーショナルフォントをサポートしていません。 【意味】印刷処理におけるフォントの指定にプロポーショナルフォント(可変長ピッチのフォント)は指定できません。 【対処】固定長ピッチのフォントを指定してください。 50004:ヘッダの指定文字列が設定されていません。文字列を設定するか、指定文字列チェックボックスのチェックをはずしてください。 【意味】ヘッダの指定文字列において、チェックボックスでは印刷する設定となっているのに、実際印刷する文字列の指定がありません。 【対処】印刷しないのであれば、チェックをはずしてください。印刷するのであれば、文字列を指定してください。 50005:指定されたレコードの範囲には削除レコードしかありません。 【意味】「印刷レコード範囲」により設定した範囲内には、削除レコードしか存在しません。 【対処】削除レコードだけでも印刷したいのであれば、印刷ページ設定の「削除レコードを印刷する」をチェックしてください。 50101:データを印刷する領域を確保できませんでした。印刷の処理を終了します。 【意味】印刷処理に必要な領域の確保ができませんでした。印刷処理をキャンセルします。 【対処】メモリ不足または、システムの作業領域(ディスク容量)不足が考えられます。 50102:データ印刷における前処理でエラーが発生しました。印刷の処理を終了します。 【意味】印刷処理に必要な領域の確保ができませんでした。印刷処理をキャンセルします。 【対処】メモリ不足または、システムの作業領域(ディスク容量)不足が考えられます。 50103:削除レコードの印刷が指定されていないのに、指定されたレコードの範囲には削除レコードしかありません。印刷ページ設定より、削除レコードの印刷を指定してください。 【意味】「印刷レコード範囲」により設定した範囲内には、削除レコードしか存在しません。 【対処】削除レコードだけでも印刷したいのであれば、印刷ページ設定の「削除レコードを印刷する」をチェックしてください。 50104:指定された項目が印刷の処理で扱える項目数の制限(1500個)を超えています。アイテムセレクトで項目数を減らして処理を行ってください。 【意味】印刷処理におけるデータ項目数の制限を超えました。

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【対処】アイテムセレクト機能により、データ項目数を1500項目以内に選出すれば印刷できます。 50105:印刷の処理でメモリ不足が発生しました。印刷プレビューを実行している場合は、プレビューの処理を終了してください。 【意味】印刷処理中にメモリ不足が発生しました。 【対処】印刷プレビュー表示時は、印刷プレビュー画面を終了させてください。TF-LINDAを多重起動したり、他のアプリケーションを起動している場合、それらを終了してから再度実行してください。 50106:データの存在する項目が選択されていないので印刷できません。アイテムセレクトでデータの存在する項目を選択してください。 【意味】データファイルのレコード長を超える相対位置に位置づけられている項目のみであるため、印刷可能なデータがありません。アイテムセレクト機能により、データファイルのレコード長以下の項目を選択してください。 【対処】アイテムセレクト機能により、データファイルのレコード長以下の項目を選択するか、選択を解除してください。 50107:印刷範囲の開始位置に、印刷の最大ページ数よりも大きな値が設定されています。印刷を行うページがありません。 【意味】同上。 【対処】開始位置に正しい値を設定してください。 50108:印刷範囲の終了位置に、印刷の最大ページ数よりも大きな値が設定されています。 【意味】同上。 【対処】終了位置に正しい値を設定してください。 51001:検索文字列が項目長を超えています。項目長以下の長さで指定してください。 【意味】検索文字列に指定した文字列長が検索対象である項目の長さを超えています。 【対処】検索対象の項目長以下の文字列で指定してください。 51002:項目が指定されていません。項目名を指定してください。 【意味】検索対象の項目名が指定されていません。 【対処】項目名を指定してください。 51003:指定された項目は存在しません。項目名を再指定してください。 【意味】指定した項目名は、存在しません。 【対処】完全に一致する名前で指定してください。繰り返しをもつ項目の場合、添字も記述する必要があります。 51004:検索文字列が指定されていません。検索文字列を指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51005:検索文字列の指定に誤りがあります。指定された項目の型に従って入力してください。 【意味】検索文字列に指定した文字列は、検索対象の項目のデータ型に合いません。 【対処】検索対象の項目のデータ型に合わせた形式で指定してください。

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51006:16進文字列が指定されていません。16進文字列を指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51007:16進文字列として不当な文字が指定されました。 【意味】16進数以外の文字が入力されました。 【対処】「0~9、A~F」の文字で入力してください。 51008:指定された項目は検索の対象外です。項目名を再指定してください。 【意味】指定した項目の相対位置には、データが存在しません。 【対処】レコード長(最大レコード長)の範囲内に定義されている項目を指定してください。 51009:指定された項目のデータは有効ではありません。レコード長を確かめてください。 【意味】指定した項目の相対位置には、データが存在しません。 【対処】レコード長(可変長形式時、各レコードのレコード長)の範囲内に定義されている項目を指定してください。 51010:入力文字数が奇数です。2バイト単位で指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51011:文字'■'もしくは'_'は検索文字列として指定できません。これらの文字は削除してください。 【意味】‘■’(黒四角)と‘_’(半角アンダースコア)が検索文字列に含まれています。これらの文字は、検索文字列として指定することができません。 【対処】検索文字列には、‘■’(黒四角)と‘_’(半角アンダースコア)を含めないようにしてください。 51012:指定された項目は基本項目ではありません。アイテムセレクトで項目を有効にするか、項目名を再指定してください。 【意味】同上。 【対処】基本項目を指定してください。 51013:置換後の文字列が指定されていません。置換後の文字列を指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51014:検索文字列と置換後の文字列の長さが同じではありません。長さが同じになるように入力してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51015:置換後の文字列の指定に誤りがあります。指定された項目の型に従って入力してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。

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51016:置換後の16進データが指定されていません。16進文字列を指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51017:置換後の16進データに16進文字列として不当な文字が指定されました。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51018:指定された項目は置換の対象外です。項目を再指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51019:検索する16進データと置換後の16進データの文字列の長さが同じではありません。長さが同じになるように入力してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51020:置換後の16進データの入力文字数が奇数です。2バイト単位で指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51021:文字'■'もしくは'_'は置換文字列として指定できません。これらの文字は削除してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51022:***個の置換を行いました。 【意味】同上。 【対処】特になし 51023:検索文字列と置換後の文字列に同じ文字列が指定されています。文字列を再指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51024:置換したデータは元に戻せません。すべて置換を行いますか? 【意味】同上。 【対処】特になし 51025:指定された項目はキー項目です。項目を再指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51026:検索する16進データと置換後の16進データに同じ文字列が指定されています。文字列を再指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。

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51027:置換を終了しました。 【意味】同上。 【対処】特になし 51028:置換後の文字列が項目の属性長を超えています。項目長以下の長さで指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51029:検索する16進データが項目の属性長の2倍を超えています。項目長の2倍以下の長さで指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 51030:置換後の16進データが項目の属性長の2倍を超えています。項目長の2倍以下の長さで指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 52001:項目が指定されていません。項目名を指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 52002:指定された項目が存在しないか、アイテムセレクトされていません。アイテムセレクトされていない場合は、アイテムセレクトより項目を選択して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 52003:相対レコード番号がソートのキーとして指定されました。相対レコード番号はソートのキーとして指定できません。 【意味】同上。 【対処】特になし。 52004:指定された項目はユーザ指定のレコード長を超えています。ユーザ指定のレコード長に収まる項目を選択し直してください。 【意味】指定された項目は、データファイルのレコード長を超える領域に位置付けられています。 【対処】データファイルのレコード長内に位置付けられている項目を選択してください。 52005:指定された項目は属性長が128バイトを超えています。属性長が128バイトを超える項目はソートのキーとして指定できません。 【意味】同上。 【対処】特になし。 52006:ソートのキーとして指定できない属性の項目が指定されました。浮動小数点項目、ブール項目はソートのキーとして指定できません。 【意味】同上。

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【対処】特になし。 52007:ソート処理で詳細コード*****のエラーが発生しました。エラーの詳細は、PowerSortのヘルプより確認してください。ソートの実行に失敗しました。データはソートされません。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 52008:PowerSortのロードに失敗しました。PowerSortがインストールされていることを確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】PowerSORTが正しくインストールされていない可能性があります。PowerSORTを再インストール後、処理してください。 52100:データが全件以外の条件で抽出されています。ソートを実行すると現在のデータファイルに対して操作を保存できなくなります。別データファイルへ保存を行えばデータを保存することができます。ソートを実行してもよろしいですか? 【意味】同上。 【対処】ソートを行う場合は「はい」を、取り消したい場合は「いいえ」を選択してください。 52101:ソート中... 【意味】同上。 【対処】特になし。 52102:データはソートされました 【意味】同上。 【対処】特になし。 52103:データのソートに失敗しました 【意味】同上。 【対処】特になし。 52104:データが制限(10万件)までしか抽出されていません。ソートを実行すると現在のデータファイルに対して操作を保存できなくなります。別データファイルへ保存を行えばデータを保存することができます。ソートを実行してもよろしいですか? 【意味】同上。 【対処】特になし。 53001:項目が指定されていません。項目名を指定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53002:アイテムセレクトされていない項目名を条件に指定しています。アイテムセレクトされた項目名を設定して処理を行ってください。 【意味】アイテムセレクトで選択されていない項目名を条件に指定しています。 【対処】アイテムセレクトで選択している項目名を設定するか、アイテムセレクトで項目を再選択してください。

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53003:相対レコード番号が条件として指定されました。相対レコード番号は条件として指定できません。 【意味】同上。 【対処】特になし。 53004:指定された項目はユーザ指定のレコード長を超えています。ユーザ指定のレコード長に収まる項目を選択し直してください。 【意味】指定された項目は、データファイルのレコード長を超える領域に位置付けられています。 【対処】データファイルのレコード長内に位置付けられている項目を選択してください。 53005:条件として指定できない属性の項目が指定されました。浮動小数点項目、ブール項目は条件として指定できません。 【意味】同上。 【対処】特になし。 53006:文字項目の条件に対して、数値項目の比較演算子が設定されています。比較演算子を変更して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】文字型項目用の比較演算子を指定してください。 53007:数値項目の条件に対して、文字項目の比較演算子が設定されています。比較演算子を変更して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】数字型項目用の比較演算子を指定してください。 53008:条件値が設定されていません。条件値を設定してください。 【意味】同上。 【対処】条件値を指定してください。 53009:指定された項目の属性に対して、条件値の値が正しくありません。条件値か項目名を変更してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53010:条件値のコード変換でエラーが発生しました。指定された項目の属性に対して、条件値の値が正しくありません。条件値か項目名を変更してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53011:アイテムセレクトの保存に失敗しました。テストケース設定より再解析を行なって条件を再設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53101:条件抽出ファイルのOPEN時に、ディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。

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【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53102:条件抽出ファイルのOPEN時に、ファイルアクセス禁止のエラーが発生しました。条件抽出ファイルの設定を確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】条件抽出ファイルのアクセス権限を確認してください。 53103:条件抽出ファイルのOPEN時に、ファイル未定義のエラーが発生しました。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53104:条件抽出ファイルのOPEN時に、不正パスのエラーが発生しました。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53105:条件抽出ファイルのOPEN時に、オープンファイル数超過のエラーが発生しました。他のアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53106:条件抽出ファイルのOPEN時に、未定義エラーが発生しました。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53107:条件抽出ファイルのOPEN時に、排他エラーが発生しました。条件抽出ファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53108:条件抽出ファイルのOPEN時にエラーが発生しました。条件抽出ファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53109:内部処理エラー。条件抽出ファイル共通ヘッダ部の領域が解放されていません。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53110:内部処理エラー。条件抽出ファイルはOPENされていません。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53111:内部処理エラー。条件抽出ファイル共通ヘッダ部の領域が取得されていません。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53112:条件抽出ファイルより、共通ヘッダ部の読み込みに失敗しました。条件抽出ファイ

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ルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53113:条件抽出ファイルとテストケースファイルのヘッダの共通情報が異なります。テストケース設定ダイアログよりCOBOLの情報を再析して、条件を新規に登録してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53114:共通ヘッダ部を条件抽出ファイルへの書き込む際にディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53115:共通ヘッダ部を条件抽出ファイルへの書き込みに失敗しました。条件抽出ファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53116:内部処理エラー。条件抽出ファイル条件設定部の領域が解放されていません。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53117:内部処理エラー。条件抽出ファイルのヘッダ部の領域の取得に失敗しました。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53118:条件抽出ファイルより、条件設定部の読み込みに失敗しました。条件抽出ファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53119:内部処理エラー。条件抽出ファイル条件設定部の領域が取得されていません。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53120:条件設定部を条件抽出ファイルへの書き込む際にディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53121:条件設定部の条件抽出ファイルへの書き込みに失敗しました。条件抽出ファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53122:内部処理エラー。条件抽出ファイル共通ヘッダ部の領域が取得に失敗しました。 【意味】同上。

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【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 53123:データ条件による抽出が指定されているのに、条件が1件も登録されていません。設定ボタンより条件設定ダイアログを起動して、条件を登録してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53124:条件として指定された項目名はありますが項目の情報は異なります。設定ボタンより条件設定ダイアログを起動して、条件を登録しなおしてください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53125:指定された条件抽出ファイルは属性に問題があります。条件抽出ファイルを削除して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53126:条件抽出ファイルに書き込み権が有りません。条件抽出ファイルに書き込み権を与えて処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53127:条件抽出ファイルのバージョン情報が異なります。条件抽出ファイルを削除して処理を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 53128:条件抽出ファイルには、アクセス権限が設定されていません。システム管理者に通知してテストケース格納フォルダ下のファイルのアクセス権限を取得してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 54001:サーバとは既に接続されています。 【意味】同上。 【対処】特になし。 54002:ホスト名が設定されていません。環境設定でホスト名を設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 54003:ポート番号が設定されていません。環境設定でポート番号を設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 54004:SIDが設定されていません。環境設定でSIDを設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。

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54005:ユーザIDが設定されていません。ユーザIDを設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 54006:パスワードが設定されていません。パスワードを設定してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 54007:サーバとの接続に失敗しました。 【意味】同上。 【対処】サーバの管理者にLindaサーバが起動しているか確認してください。 54008:COBOLアクセス処理の初期化に失敗しました。サーバとの通信を切断してください。 【意味】サーバ側のCOBOLアクセス処理の初期化に失敗しました。 【対処】サーバとの接続を切断して、サーバの管理者にCOBOLが正しくインストールされているか確認してください。 54050:サーバとの通信を切断します。 【意味】同上。 【対処】特になし。 54051:COBOLアクセス処理の終了化に失敗しました。 【意味】同上。 【対処】特になし。 54100:広域領域の取得に失敗しました。 【意味】同上。 【対処】特になし。 55001:ディレクトリパス名が長すぎる為、処理できません。 【意味】対象ファイルのパスが512文字を超えています。 【対処】対象のファイルを操作するためには、ファイル名/ディレクトリを変更してください 55002:ファイル名が長すぎる為、処理できません。 【意味】対象ファイルのファイル名が256文字を超えています。 【対処】対象のファイルを操作するためには、ファイル名を変更してください 55003:ファイル名に指定できないパスが指定されました。ディレクトリを含むパスはカレントの配下のディレクトリしか指定できません。 【意味】設定されたファイル名に指定できない文字が付加されています。 【対処】ファイル名のみを指定してください。 55004:コード変換に失敗しました。 【意味】ファイル名のコード変換に失敗しました。 【対処】Lindaサーバの起動コードを確認してください。

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55005:作業ファイル名のフルパスが長すぎる為、処理できません。 【意味】内部処理で作成する作業ファイルのパスが256文字を超えています。 【対処】作業フォルダを変更して、処理を行ってください。 55006:作業ファイルのアクセスで失敗しました。 【意味】内部処理で使用する作業ファイルのアクセスに失敗しました。 【対処】作業フォルダの権限を確認してください。 55007:UNIXディレクトリ情報の取得に失敗しました。 【意味】サーバ側の対象ファイル一覧の情報の取得に失敗しました。 【対処】サーバの管理者にLindaサーバが起動しているか確認してください。 55008:指定されたファイル名の存在チェックに失敗しました。 【意味】同上 【対処】サーバの管理者にLindaサーバが起動しているか確認してください。 55009:ファイル名が指定されていません。 【意味】同上 【対処】ファイル名を指定してください。 55010:指定されたファイル名は存在しません。 【意味】同上 【対処】特になし。 55011:指定されたファイル名は既に存在します。 【意味】同上 【対処】特になし。 55012:ファイル名にスペースが含まれています。 【意味】ファイル名に空白文字は指定できません。 【対処】空白文字を含まないファイル名を指定してください。 55013:ファイル名にクライアントで使用できない文字が含まれています。 【意味】同上 【対処】Windows(R)でファイル名に使用できない文字を含んだファイル名を指定しないでください。 55014:指定されたファイル名はクライアントで使用できないファイル名です。ファイル名を変更して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】Windows?の予約語をファイル名として指定しないでください。 55015:環境設定のサーバ側カレントディレクトリが設定されていません。サーバ側カレントディレクトリを設定してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 55016:指定されたファイルへのアクセス権限がありません。管理者に通知してアクセス権

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限を取得してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 55017:指定されたサーバ側のカレントディレクトリがありません。環境設定で指定したサーバ側のカレントディレクトリを確認してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 55018:指定されたディレクトリへのアクセス権限がありません。管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 55019:指定されたファイル名は既存のディレクトリです。ファイル名を変更してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 55020:指定されたデータファイルのディレクトリは存在しないか、アクセス権限が設定されていません。指定されたディレクトリが存在する場合は、管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 58101:Unicode編集機能のライブラリの取り込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。  

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60001:数値の変換でエラーが発生しました。変換できない値があります。 【意味】数値項目のデータチェックでエラーが発生しました。 【対処】データ内容を確認してください。 60002:数値変換エラーです。変換できない値があります。 【意味】数値項目のデータチェックでエラーが発生しました。 【対処】データ内容を確認してください。 60003:数値変換エラーです。符号の設定に誤りがあります。 【意味】数値項目の符号の設定方法に誤りがあります。 【対処】符号の設定方法を確認してください。 60004:数値変換エラーです。小数点の設定に誤りがあります。 【意味】数値項目の小数点の設定方法に誤りがあります。 【対処】小数点の設定方法を確認してください。 60005:数値変換エラーです。変換領域を超えました。 【意味】数値項目に範囲外の値が入力されました。 【対処】属性に合わせた範囲内の値で入力してください。 60006:Nタイプの項目に1バイト系の値が指定されました。 【意味】日本語項目1バイトの文字が入力されました。 【対処】2バイトの文字のみ入力してください。空白についても全角で入力してください。 60007:数値変換エラーです。符号の指定がありません。 【意味】符号付きの数値項目に符号が入力されていません。 【対処】符号を入力してください。 60008:数値変換エラーです。数値以外の値が指定されました。 【意味】数値項目のデータチェックでエラーが発生しました。 【対処】入力したデータ内容を確認してください。 60009:数値変換エラーです。整数部の値が桁数を超えました。 【意味】小数点を含む数値項目の整数部桁数が許容範囲を超えました。 【対処】入力したデータ内容を確認してください。 60010:数値変換エラーです。小数部の値が桁数を超えました。 【意味】小数点を含む数値項目の小数部桁数が許容範囲を超えました。 【対処】入力したデータ内容を確認してください。 60011:数値変換エラーです。ゾーン部に変換できない値があります。 【意味】数値項目のデータチェックでエラーが発生しました。 【対処】入力したデータ内容を確認してください。 60020:数値変換エラーです。その他のエラーが発生しました。 【意味】数値項目のデータチェックでエラーが発生しました。 【対処】入力したデータ内容を確認してください。

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60030:コード変換エラーです。変換できない不当な文字があります。 【意味】コード変換エラーが発生しました。 【対処】入力したデータ内容を確認してください。 60031:コード変換の出力で領域を超えました。 【意味】コード変換エラーが発生しました。 【対処】入力した文字数の確認をしてください。 60039:コード変換エラーです。パラメタエラーが発生しました。 【意味】予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 60099:数値変換エラーです。パラメタエラーが発生しました。 【意味】予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 61101:組み込みCOBOLコンパイラがインストールされていないか、インストール情報に誤りがあります。 【意味】同上。 【対処】SIMPLIA/TF-LINDAを再インストールしてください。  

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70002:テストケースファイルの属性に読み取り専用が設定されているか、他のアプリで使用されています。 【意味】同上 【対処】TF-LINDAを多重起動していて同一のデータファイル名を扱っていないか確認してください。また、ネットワーク運用している場合、他の人が同一のデータファイル名を扱っていないか確認してください。 70003:テストケースファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】テストケースファイルの読み込みに失敗しました。 【対処】ディスクの容量不足かメモリ不足が考えられます。 ディスクの容量不足である場合、環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 メモリ不足の場合、他のアプリケーションが起動している場合は、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 70004:テストケースファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】テストケースファイルの書き込みに失敗しました。 【対処】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70005:テストケースファイルのクローズに失敗しました。 【意味】同上 【対処】LINDAを終了して、再起動して操作を行ってください。 70006:テストケースファイルの作成に失敗しました。 【意味】テストケースファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70007:テストケース作業ファイルのオープンに失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70008:テストケース作業ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】テストケース作業ファイルの読み込みに失敗しました。 【対処】ディスクの容量不足かメモリ不足が考えられます。 ディスクの容量不足である場合、環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 メモリ不足の場合、他のアプリケーションが起動している場合は、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。

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70009:テストケース作業ファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】テストケース作業ファイルの書き込みに失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 または、解析するコピー句が正しい形式でない可能性があります。コピー句の内容を確認してください。 70010:テストケース作業ファイルのクローズに失敗しました。 【意味】同上 【対処】LINDAを終了して、再起動して操作を行ってください。 70011:テストケース作業ファイルの作成に失敗しました。 【意味】テストケース作業ファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70012:アナライズオプションファイルの削除に失敗しました。削除してください。 【意味】作業ファイルの削除に失敗しました。 【対処】ツール終了後、環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」内の作業ファイルを削除してください。 ※拡張子が「LNC」以外のファイルは削除して構いません。 70013:作業ファイルの削除に失敗しました。削除してください。 【意味】作業ファイルの削除に失敗しました。 【対処】ツール終了後、環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」内の作業ファイルを削除してください。 ※拡張子が「LNC」以外のファイルは削除して構いません。 70014:フォーマット解析処理が起動できません。(メモリ不足) 【意味】メモリ不足のため、フォーマット解析処理を起動できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 70015:フォーマット解析処理が起動できません。(ディスク容量不足) 【意味】ディスク容量不足のため、フォーマット解析処理を起動できませんでした。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 70016:フォーマット解析処理の解析エラーが発生しました。エラーファイルを参照しますか? 【意味】フォーマットファイル解析でエラーが発生しました。エラー情報ファイルを参照しますか。 【対処】エラー情報ファイルを参照してフォーマットファイルを修正してください。 70017:DEPENDINGON句を含むCOBOL登録集は扱うことができません。 【意味】TF-LINDAではDEPENDINGON句をもつCOBOL登録集を扱うことができません。

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【対処】COBOL登録集ファイルからDEPENDINGON句を外してください。 70018:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(環境設定) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70019:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(レベル番号) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70020:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(データ型) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70021:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(OCCURS句) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70022:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(REDEFINES句) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70023:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(桁数) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70024:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(バイト長) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70025:フォーマット解析処理の解析結果取得時のエラー(相対位置) 【意味】フォーマットファイル解析結果の取得処理でエラーが発生しました。 【対処】フォーマットファイルの記述に間違いが無いか確認してください。 70026:LINDAで扱えるデータ項目数が制限を超えています。 【意味】TF-LINDAで扱うことのできる項目数を超えています。 【対処】TF-LINDAで扱うことのできる項目数は、9998項目です。またOCCURS句がふくまれている場合、展開した形式でのカウントとなります。 70027:メモリ不足が発生しました。使用しないアプリケーションを終了させてください。 【意味】メモリ不足が発生しました。 【対処】他の使用しないアプリケーションを終了してください。 70028:メモリ不足が発生しました。使用しないアプリケーションを終了させてください。 【意味】メモリ不足が発生しました。 【対処】他の使用しないアプリケーションを終了してください。 70029:COBOLソース作業ファイルのオープンに失敗しました。作業フォルダを確認してく

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ださい。 【意味】COBOLプログラムファイル用の作業ファイルのオープン処理においてエラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70030:COBOLソース作業ファイルの読み込みに失敗しました。作業フォルダを確認してください。 【意味】COBOLプログラムファイル用の作業ファイルの読み込み処理においてエラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70031:COBOLソース作業ファイルの書き込みに失敗しました。作業フォルダを確認してください。 【意味】COBOLプログラムファイル用の作業ファイルの書き込み処理においてエラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70032:COBOLソース作業ファイルのクローズに失敗しました。作業フォルダを確認してください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70033:COBOLソース作業ファイルの作成に失敗しました。作業フォルダを確認してください。 【意味】COBOLプログラムファイル用の作業ファイルの作成処理においてエラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70034:作業ファイル名の作成に失敗しました。作業フォルダ名の設定を確認してください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70035:システムエラー (ファイルポインタ操作) 【意味】テストケースファイルのファイル操作で問題が発生しています。 【対処】LINDAを終了して、再起動して操作を行ってください。 70039:COBOL登録集のレベル番号66・88の項目を無視して解析を行いました。 【意味】COBOL登録集ファイルにレベル番号66・88項目が定義されている場合、無視します。 【対処】特になし。

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70040:COBOL登録集のレコード長が制限値(32,760バイト)を超えています。 【意味】レコード長が32760バイトを超えるCOBOL登録集は扱えません。 【対処】特になし。 70041:内部ブール項目に対するOCCURS句はサポートしていません。COBOL登録集を変更してください。 【意味】OCCURS句指定されている内部ブール項目(BIT)を含むCOBOL登録集は扱えません。内部ブール項目が従属している集団項目にOCCURS句指定されている場合も同様です。 【対処】特になし。 70042:テストケースファイルではないファイルがテストケースファイルとして指定されています。 【意味】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で指定したフォルダ内にデータファイル名+.LNCという名前のファイルが存在しますが、TF-LINDAで扱える形式ではありません。 【対処】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で指定したフォルダ内のデータファイル名+.LNCという名前のファイルを削除後、再度処理してください。 70045:01レベルがないか、記述に誤りがあります。¥nCOBOL登録集を変更してください。 【意味】同上 【対処】同上 70051:COBOL97製品のライブラリの取り込みに失敗しました。 【意味】COBOL97のインストールに失敗しています。 【対処】COBOL97をインストールしてください。 70052:項目情報データベースの生成処理でエラーが発生しました。 【意味】フォーマットファイル解析処理の項目情報データベース生成過程でエラーが発生しました。 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」で別のフォルダを指定するか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 70053:項目情報の取得に失敗しました。 【意味】フォーマットファイル解析処理のデータベースから情報取得する過程でエラーが発生しました。 【対処】メモリ不足が考えられます。他の使用しないアプリケーションを終了後、再度処理してください。 70054:項目情報の取得に失敗しました。DLLのバージョンが一致しません。 【意味】インストールされているCOBOL97は、サポート外のバージョンレベルのものです。 【対処】ソフトウェア説明書に記述されているバージョンレベルのCOBOL97をインストールする。 70060:テストケース作業ファイルがありません。COBOL解析を再度行ってください。 【意味】テストケースファイルの解析に失敗している可能性があります。 【対処】フォーマットファイルの解析を再度行ってください。

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70061:テストケース作業ファイルのパスが誤ってます。作業フォルダを確認してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 70062:テストケース作業ファイルの属性に読み取り専用が設定されているか、他のアプリで使用されています。COBOL解析を再度行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 70063:ディスクの容量が不足しています。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 70064:テストケース作業の情報が誤ってます。COBOL解析を再度行ってください。 【意味】テストケースファイルの情報が間違っています。 【対処】フォーマットファイルを再解析してください。 70101:項目名で60バイトを超えるものがありました。60バイト以上の項目名はTF-LINDAでは扱えません。対象の項目名の60バイトまでを項目名とみなします。 【意味】同上 【対処】特になし。 70102:内部処理エラー。作業領域を超える情報が設定されています。 【意味】同上 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 71001:メモリ領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 71002:広域メモリ域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 71003:ファイルのオープンに失敗しました。ファイル名を確認してください。 【意味】テストケースファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】テストケースファイルを確認してください。 71004:ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】テストケースファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】テストケースファイルを確認してください。

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71005:ファイルの読み込む情報はありません。 【意味】読み込んだファイルには、テストケース情報がありませんでした。 【対処】テストケースファイル(環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で指定したフォルダの中の「データファイル名+“.LNC”」)を削除してください。 71006:OCCURS展開数に誤りがあります。(システムエラー) 【意味】このCOBOL登録集は、サポートできていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 71007:被定義項目が設定されていません。被再定義項目を正しく設定してください。 【意味】このCOBOL登録集は、サポートできていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 71008:集団項目の相対位置が設定できません。基本項目を正しく設定してください。 【意味】同上 【対処】フォーマットファイルが正しいか確認してください。 71009:集団項目の項目長が設定できません。項目レベルを正しく設定してください。 【意味】同上 【対処】フォーマットファイルが正しいか確認してください。 71010:OCCURS項目の展開に失敗しました。 【意味】このCOBOL登録集は、サポートできていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 71011:階層の設定に失敗しました。 【意味】このCOBOL登録集は、サポートできていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 71012:何らかのエラーが発生しました。 【意味】予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 71013:再定義項目の子項目の設定に失敗しました。 【意味】同上 【対処】フォーマットファイルが正しいか確認してください。 71014:01レベルに対する再定義はサポートしていません。COBOL登録集を変更してください。 【意味】COBOL登録集ファイル内に01レベルに対する再定義項目が定義されていると扱えません。 【対処】01レベルに対する再定義項目を外してください。 71015:OCCURS展開項目数が制限値を超えました。COBOL登録集を変更してください。 【意味】OCCURS句展開項目数が制限を超えました。 【対処】特になし。

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71016:内部ブールの項目のOCCURS展開はサポートしていません。COBOL登録集を変更してください。 【意味】内部ブールの項目にOCCURS句を設定することはできません。 【対処】COBOL登録集を変更してください。 72001:メモリ領域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 72002:広域メモリ域の取得に失敗しました。 【意味】TF-LINDAの動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 72003:ファイルのオープンに失敗しました。ファイル名を確認してください。 【意味】対象ファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】対象ファイルの権限を確認してください。 72004:ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】対象ファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】対象ファイルの権限を確認してください。 72005:ファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】対象ファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】対象ファイルの権限を確認してください。 72006:ファイル操作に失敗しました。 【意味】対象ファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】対象ファイルの権限を確認してください。 72007:ファイルの読み込む情報はありません。 【意味】対象ファイルの読み込み処理で問題が発生しました。 【対処】対象ファイルのサイズを確認してください。 72008:データファイルではありません。データファイルを指定してください。 【意味】指定されたファイルは富士通のCOBOL製品用のデータファイルでは、ありません。 【対処】富士通のCOBOL製品用のデータファイルを指定してください。 72009:データファイルに書き込み権限がありません。 【意味】指定されたデータファイルには、書き込み権限がありません。 【対処】データファイルに書き込み権限を与えてください。 72010:COBOLファイルマネージャ初期化でエラーが発生しました。 【意味】COBOLランタイムライブラリの初期化でエラーが発生しました。

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【対処】Windows(R)を再起動して、再度同じ処理を行ってください。 72011:COBOLファイルマネージャ終了化でエラーが発生しました。 【意味】COBOLランタイムライブラリの終了でエラーが発生しました。 【対処】Windows(R)を再起動して、再度同じ処理を行ってください。 72012:索引ファイルのレコードキー数が不整合です。 【意味】レコードキー数のチェックで不整合を検出しました。このデータファイルは、サポートできていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 72013:データファイルのオープンに失敗しました。 【意味】データファイルをオープンできませんでした。 【対処】データファイル情報に設定した内容が正しいか確認してください。 72014:データファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】データファイルを読み込めませんでした。 【対処】データファイル情報に設定した内容が正しいか確認してください。 72015:レコードキー情報の取得に失敗しました。 【意味】レコードキー情報の取得に失敗しました。 【対処】指定したデータファイルが索引編成ファイルかどうか確認してください。 72016:ファイルの終わりを読み込みました。抽出レコード番号を正しく設定してください。 【意味】データファイルを最後まで読み込みましたが、抽出条件に対応するレコードはありませんでした。 【対処】抽出条件を確認してください。 72017:データファイルの作成に失敗しました。 【意味】データファイルの作成に失敗しました。 【対処】ディスク容量を確認してください。 72018:データファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】データファイルの書き込みに失敗しました。 【対処】ディスク容量を確認してください。 72019:データファイルのクローズに失敗しました。 【意味】データファイルのクローズに失敗しました。 【対処】索引ファイルの場合、富士通のCOBOL製品添付のファイルユーティリティにより、データファイルを復旧させる必要があります。 72020:パラメタに誤りがあります。正しいパラメタを設定してください。 【意味】内部処理で予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 72021:読み飛ばしのモード設定に誤りがあります。正しいモードを設定してください。 【意味】内部処理で予想していないエラーが発生しました。

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【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 72022:バックアップファイルの作成に失敗しました。 【意味】バックアップファイルの作成に失敗しました。 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」で指定したフォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 72023:作業ファイルの削除に失敗しました。 【意味】作業ファイルの削除に失敗しました。 【対処】ツール終了後、環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」内の作業ファイルを削除してください。 ※拡張子が「LNC」以外のファイルは削除して構いません。 72024:何らかのエラーが発生しました。 【意味】予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 72025:指定されたデータファイルは既に使用されています。 【意味】指定されたデータファイルは、他のアプリケーションで使用されています。 【対処】他のアプリケーションを終了してください。 72026:格納順範囲指定の開始レコード番号を正しく設定してください。 【意味】開始レコード番号の値に誤りがあります。 【対処】1~存在するレコード数の範囲内で指定してください。 72027:索引編成ファイルのレコードキー値が重複しています。 【意味】索引編成ファイルのキーデータが重複しています。 【対処】特になし。 72029:ファイルアクセスエラーが発生しました。 【意味】データファイルを新規作成できませんでした。 【対処】ディスク容量やアクセス権限を確認してください。 72030:条件にヒットするレコードが存在しません。条件を変更して抽出を行ってください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対応してください。 72031:データファイルにはコード種別が設定されていません。テストケースを再設定して処理を行ってください。 【意味】指定されたデータファイルには、コード情報がありません。よって、Unicodeの行順編成ファイルではありません。 【対処】テストケース設定画面でデータファイルに関する情報を再設定してください。 72032:環境設定でCOBOLファイルサイズがラージファイルに設定されています。ラージファイルアクセスでは索引・相対編成ファイルにはアクセスできません。環境設定でCOBOLファイルサイズを標準ファイルにして実行してください。 【意味】同上。

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【対処】メッセージのとおり、対処してください。 72033:ファイルは既に存在しています。既存ファイルを更新するか削除してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 72034:COBOLアクセスライブラリのローディングに失敗しました。 【意味】同上。 【対処】COBOLのインストール情報が正しくありません。再インストール後、処理してください。。 72035:COBOLアクセスライブラリのアンローディングに失敗しました。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 72036:バックアップファイルを作成できませんでした。バックアップファイル作成領域が不足しているおそれがあります。領域を増やして下さい。 【意味】同上。 【対処】バックアップファイル作成領域に読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 72037:指定されたデータファイルは、行順編成ファイルではありません。¥nファイル編成を設定し直してください。 【意味】指定されたデータファイルは、行順編成ファイルではありません。 【対処】指定したデータファイルを確認してください。 73001:ハンドルに誤りがあります。正しいハンドルを設定してください。 【意味】予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 73002:領域のポインタに誤りがあります。正しい領域ポインタを設定してください。 【意味】予想していないエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 73003:TF-LINDAの内部処理でメモリ不足が発生しました。TF-LINDAを終了してください。他のアプリケーションを終了してメモリを解放した後にTF-LINDAを再起動してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対応してください。 73004:エディタの起動ができませんでした。環境設定のエラーファイル表示用エディタが正しいか確認してください。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対応してください。 74102:データ生成機能のライブラリの取り込みに失敗しました。 【意味】同上。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。

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75001:データファイルのOPEN時に、ディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75002:データファイルのOPEN時に、ファイルアクセス禁止のエラーが発生しました。データファイルの設定を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75003:データファイルのOPEN時に、ファイル未定義のエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか確認して操作してください。 75004:データファイルのOPEN時に、不正パスのエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか確認して操作してください。 75005:データファイルのOPEN時に、オープンファイル数超過のエラーが発生しました。他のアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75006:データファイルのOPEN時に、未定義エラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか確認して操作してください。 75007:データファイルのOPEN時に、排他エラーが発生しました。データファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75008:データファイルのOPEN時にエラーが発生しました。データファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75009:ファイルの長さを取得する際に、ディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75010:ファイルの長さを取得する際に、ファイルアクセス禁止のエラーが発生しました。ファイルの設定を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。

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75011:ファイルの長さを取得する際に、ファイル未定義のエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか確認して操作してください。 75012:ファイルの長さを取得する際に、不正パスのエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか確認して操作してください。 75013:ファイルの長さを取得する際に、オープンファイル数超過のエラーが発生しました。他のアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75014:ファイルの長さを取得する際に、未定義エラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか確認して操作してください。 75015:ファイルの長さを取得する際に、排他エラーが発生しました。ファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75016:ファイルの長さを取得する際にエラーが発生しました。ファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75017:抽出ファイルのOPEN時に、ディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75018:抽出ファイルのOPEN時に、ファイルアクセス禁止のエラーが発生しました。抽出ファイルの設定を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75019:抽出ファイルのOPEN時に、ファイル未定義のエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75020:抽出ファイルのOPEN時に、不正パスのエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。

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75021:抽出ファイルのOPEN時に、オープンファイル数超過のエラーが発生しました。他のアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75022:抽出ファイルのOPEN時に、未定義エラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75023:抽出ファイルのOPEN時に、排他エラーが発生しました。抽出ファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75024:抽出ファイルのOPEN時にエラーが発生しました。抽出ファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75025:ワークファイル2のOPEN時に、ディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75026:ワークファイル2のOPEN時に、ファイルアクセス禁止のエラーが発生しました。ワークファイル2の設定を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75027:ワークファイル2のOPEN時に、ファイル未定義のエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75028:ワークファイル2のOPEN時に、不正パスのエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75029:ワークファイル2のOPEN時に、オープンファイル数超過のエラーが発生しました。他のアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。

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75030:ワークファイル2のOPEN時に、未定義エラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75031:ワークファイル2のOPEN時に、排他エラーが発生しました。ワークファイル2を使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75032:ワークファイル2のOPEN時にエラーが発生しました。ワークファイル2を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75033:データファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか、権限が設定されているか、ディスク容量が不足していないかを確認して操作してください。 75034:抽出ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75035:データファイルへの書き込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】対象のファイルのパスが正しいか、権限が設定されているか、ディスク容量が不足していないかを確認して操作してください。 75036:抽出ファイルへの書き込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75037:ワークファイル2への書き込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75038:データファイルへの書き込み時に、ディスクの容量不足が発生しましたディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75039:抽出ファイルへの書き込み時に、ディスクの容量不足が発生しましたディスクの容量を確認して処理を行ってください。

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【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75040:ワークファイル2への書き込み時に、ディスクの容量不足が発生しましたディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75041:バックアップファイルの作成に失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか、ディスクの容量が不足していないかを確認してから、再度処理してください。 75042:データファイルは既にOPENされています。データファイルを閉じて処理を行ってください。 【意味】対象のデータファイルを他のアプリで開いている可能性があります。 【対処】他のアプリで対象のファイルを操作していないか確認してください。 75043:データファイルはOPENされていません。処理を終了してください。 【意味】何らかの理由で内部処理が強制終了しています。 【対処】LINDAを終了して、再起動して操作を行ってください。 75044:抽出ファイル名が長さの制限を超えました。環境設定の作業ファイル作成フォルダを再設定してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75045:バックアップファイル名が長さの制限を超えました。環境設定の作業ファイル作成フォルダを再設定してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75046:相対位置指定の開始位置か終了位置に問題があります。相対位置を再設定して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75047:ファイルのIOに必要な情報が設定されていません。 【意味】ファイルアクセスに必要な情報が設定されていません。 【対処】テストケース選択ダイアログで情報が全て設定されているか確認して、操作を行ってください。 75048:抽出ファイル作成時のパラメタの設定に問題があります。再度データファイルを指定して処理を行ってください。 【意味】ファイルアクセスに必要な情報が設定されていません。 【対処】テストケース選択ダイアログで情報が全て設定されているか確認して、操作を行ってください。

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75049:抽出レコード数が制限(10万件)を超えました。抽出条件で制限(10万件)まで抽出してください。 【意味】10万件以上のレコードは扱えません。 【対処】抽出時のレコード件数が10万件に収まるように、抽出条件を指定して抽出してください。 75050:バックアップファイルのOPEN時に、ディスクの容量不足が発生しました。ディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75051:バックアップファイルのOPEN時に、ファイルアクセス禁止のエラーが発生しました。バックアップファイルの設定を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか、権限が不足していないかを確認してから、再度処理してください。 75052:バックアップファイルのOPEN時に、ファイル未定義のエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75053:バックアップファイルのOPEN時に、不正パスのエラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75054:バックアップファイルのOPEN時に、オープンファイル数超過のエラーが発生しました。他のアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75055:バックアップファイルのOPEN時に、未定義エラーが発生しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。 75056:バックアップファイルのOPEN時に、排他エラーが発生しました。バックアップファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 75057:バックアップファイルのOPEN時にエラーが発生しました。バックアップファイルを確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか確認してから、再度処理してください。

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75058:バックアップファイルへの書き込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか、権限が不足していないかを確認してから、再度処理してください。 75059:バックアップファイルへの書き込み時に、ディスクの容量不足が発生しましたディスクの容量を確認して処理を行ってください。 【意味】同上 【対処】環境設定の「バックアップファイルを作成するフォルダ」の指定が正しいか、権限が不足していないかを確認してから、再度処理してください。 75060:対象のファイルはバイナリアクセスで扱えるサイズを超えています。COBOLのラージファイルアクセスで操作してください。 【意味】対象のデータファイルが2GByteを超えています。 【対処】2GByteを超えるファイルはCOBOLのラージアクセスで操作してください。 75061:格納順範囲指定の開始レコード番号が、ファイルに保存されているレコード数を超えています。格納順範囲指定の開始レコード番号を正しく設定してください。 【意味】同上 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 76001:レイアウト定義情報の取得に失敗しました。 【意味】同上 【対処】対象のレイアウト定義ファイルが存在する場合は、権限が不足していないかを確認してください。 76002:対象ファイルがデータファイル形式でない為、TF-LINDAでは扱えません。 【意味】レイアウトファイルの入力形式がデータファイル形式ではないので、LINDAでは扱えません。 【対処】入力形式がデータファイル形式のレイアウトファイルを作成しなおしてください。 76003:対象ファイルに入力データが設定されていない為、TF-LINDAでは扱えません。 【意味】指定されたレイアウトファイルのレコード長が0になっています。 【対処】レイアウトファイルを作成しなおしてください。 76004:対象ファイルのレコード長が制限値(32,760バイト)を超えている為、TF-LINDAでは扱えません。 【意味】同上 【対処】レイアウトファイルを作成しなおしてください。 76005:メモリ領域の取得に失敗しました。 【意味】内部処理で領域の取得に失敗しました。 【対処】不要なアプリを終了して、再度処理を行ってください。 76006:ディスク容量不足によりテストケース作業ファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】同上 【対処】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」で別のフォルダを指定す

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るか、ディスクの空き容量を増やしてから、再度処理してください。 76007:対象ファイルの項目数が制限値(9999個)を超えている為、TF-LINDAでは扱えません。 【意味】同上 【対処】レイアウトファイルを作成しなおしてください。  

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80001:ファイル名の指定に誤りがあります。ファイル名は、絶対パスで指定してください。 【意味】ファイル名の指定方法に誤りがあります。 【対処】ファイル名は、絶対パスで指定してください。 80002:指定されたファイルへのアクセス権限がありません。アクセス権を付加してください。 【意味】指定されたファイルへのアクセス権限がありません。 【対処】指定しているファイルにアクセス権を付加してください。 80003:指定されたファイルは他のTF-LINDAまたは、他のアプリケーションで使用されているため開けません。他のTF-LINDAまたは、他のアプリケーションを終了して処理を実行してください。 【意味】指定されたファイルは、他のアプリケーションで使用されているため開けません。 【対処】他アプリケーションが、使用している指定されたファイルを解放する。 80004:指定されたファイルは存在しません。存在するファイルを指定してください。 【意味】指定されたファイルは存在しません。 【対処】存在するファイルを指定してください。 80005:ファイルのオープン処理で何らかのエラーが発生しました。指定したファイルを確認してください。 【意味】指定されたファイルのオープン処理で何らかのエラーが発生しました。 【対処】指定されたファイルが正常なファイルか確認してください。  

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90001:INFO: The daemon started normally. 【意味】通知メッセージ:デーモンが起動したことを知らせてます。 【対処】なし 90002:INFO: Wait time (minutes)-> 【意味】通知メッセージ:通信待ち時間を表示しています。単位は分です。 【対処】なし 90003:INFO: The daemon terminated normally. 【意味】通知メッセージ:デーモンが終了したことを知らせてます。 【対処】なし 90004:領域取得に失敗しました。 【意味】製品が動作するために必要なメモリ域が取得できませんでした。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 90005:グループの設定に失敗しました。 【意味】デーモン起動処理が失敗しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90006:The version level do not match. 【意味】デーモンとクライアントのバージョンレベルが異なるために動作しません。 【対処】同一のバージョンレベルのデーモンとクライアントで動作させてください。 90007:子プロセスが制限値を超えるため作成できません。 【意味】デーモンが作成できる子プロセスの制限を超えたため、新しくプロセスを作成できません。 【対処】起動中のクライアントを終了させて、新たにクライアントを接続させてください。 90008:子プロセス情報を設定できません。 【意味】デーモンが作成できる子プロセスの制限を超えたため、新しくプロセスを作成できません。 【対処】起動中のクライアントを終了させて、新たにクライアントを接続させてください。 90009:コマンドに誤りがあります。 【意味】デーモンが処理できるコマンド以外の情報が通知されてます。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90010:ユーザIDに誤りがあります。 【意味】サーバマシンに接続できるユーザIDではありません。 【対処】サーバマシンに接続できるユーザIDをクライアントから設定し、再接続してください。 90011:プロセスをユーザIDに変更できません。 【意味】子プロセスをユーザIDに変更する権限がデーモン起動者にありません。 【対処】プロセスのIDに変更する権限があるユーザでデーモンを再起動してください。

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90012:The directory set in the environment variable or environment file does not exist. 【意味】環境変数または環境ファイルに設定されているディレクトリは存在しません。 【対処】環境変数または環境ファイルには存在するディレクトリを設定してください。 90013:The object set in the environment variable or environment file is not a directory. 【意味】環境変数または環境ファイルに設定されているものはディレクトリではありません。 【対処】環境変数または環境ファイルには存在するディレクトリを設定してください。 90014:There is no write authority for the directory set in the environment variable or environment file. 【意味】環境変数または環境ファイルに設定されているディレクトリに書き込み権がありません。 【対処】環境変数または環境ファイルに書き込み権限があるディレクトリを設定してください。 90015:The work directory area exceeded 512 bytes. 【意味】作業ディレクトリ域が512バイトをこえました。 【対処】作業ディレクトリには512バイト以内のディレクトリ名を設定してください。 90016:No work directory has been set in the environment variable or environment file. 【意味】作業ディレクトリが環境変数または環境ファイルに未設定です。 【対処】環境変数または環境ファイルに作業ディレクトリを設定してください。 90017:The work directory contains an error. 【意味】作業ディレクトリに誤りがあります。 【対処】作業ディレクトリには、存在し、ディレクトリであるものを設定してください。 90018:エラーファイルがオープン出来ません。 【意味】エラーファイルがオープン出来ません。 【対処】エラーファイルに書き込み権限を設定してください。 90019:子プロセスの作成に失敗しました。 【意味】子プロセスの作成に失敗しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90020:Could not terminate the daemon because a child process was running. 【意味】デーモン終了の依頼がきましたが、子プロセスが起動中のためデーモンを終了できません。 【対処】接続中のクライアントをすべて終了し、デーモンを終了させてください。 90021:ユーザパスワードに誤りがあります。 【意味】ユーザパスワードに誤りがあります。 【対処】クライアントから正しいパスワードを設定して接続してください。 90022:ユーザIDまたはパスワードに誤りがあります。 【意味】ユーザIDまたはパスワードに誤りがあります。 【対処】クライアントから正しいユーザIDまたは、パスワードを設定して接続してくださ

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い。 90023:子プロセスの起動に失敗しました。 【意味】子プロセスの起動に失敗しました。 【対処】サーバモジュールが存在するか確認してください。また、サーバモジュールの存在するディレクトリ、関連製品が存在するディレクトリが環境に設定されているか確認してください。 90024:環境変数または環境ファイルに設定されているディレクトリに読み込み権がありません。 【意味】環境変数または環境ファイルに設定されているディレクトリに読み込み権がありません。 【対処】環境変数または環境ファイルに設定されているディレクトリに読み込み権を設定してください。 90025:tf-linda running on the server does not match the client. 【意味】サーバ側で動作しているtf-lindaがクライアントと一致していません。 【対処】サーバ、クライアントの製品種別が同じか確認してください。 90026:The daemon is already started. 【意味】通知メッセージ:デーモンは既に起動されています。 【対処】なし 90027: IPアドレス設定ファイルがありません。 【意味】IPアドレス設定ファイルがありません。 【対処】作業ディレクトリ内にIPアドレスファイルがありません。 90028:子プロセスを起動しました。 【意味】通知メッセージ:子プロセスを起動しました。 【対処】なし 90029:未登録のIPアドレスで接続されたため、子プロセスは起動できません。 【意味】接続したIPアドレスがIPアドレス設定ファイルにありません。 【対処】IPアドレス設定ファイルに設定されているIPアドレスで接続してください。 90030:ログファイルを作成できませんでした。 【意味】クライアント情報を設定するログファイルを作成できませんでした。 【対処】作業ファイルを作成するフォルダに読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 90031:IPアドレスを取得できませんでした。 【意味】接続したクライアントのIPアドレスが取得できませんでした。 【対処】通信でなんらかのエラーが発生しています。管理者に連絡してください。 90042:IPアドレス設定ファイルのIPアドレスの設定方法が誤ってます。 【意味】IPアドレス設定ファイルのIPアドレスの設定方法が誤ってます。 【対処】「xxx.xxx」形式でIPアドレスを設定してください。xxxには数値が入ります。

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90044:「 ユーザの割り込み 」により処理を終了します。 【意味】「 ユーザの割り込み 」のシグナル処理によってプロセスが終了されます。 【対処】デーモンを再起動するか、クライアントから再接続してください。 90045:環境ファイルがありません。 【意味】環境ファイルがありません。 【対処】デーモンモジュールと同一ディレクトリに環境ファイルを作成してください。 90046:環境ファイルが開けません。 【意味】環境ファイルが開けません。 【対処】環境ファイルに読み込み権限つけてください。 90047:子プロセス数の設定に誤りがあります。 【意味】子プロセス数の設定に誤りがあります。 【対処】環境ファイルに設定されている子プロセス数を正しい値にしてください。 90048:強制終了の設定に誤りがあります。 【意味】強制終了の設定に誤りがあります。 【対処】環境ファイルに設定されている強制終了の設定を正しい値にしてください。 90049:タイムアウト時間の設定に誤りがあります。 【意味】タイムアウト時間の設定に誤りがあります。 【対処】環境ファイルに設定されているタイムアウト時間の設定を正しい値にしてください。 90050:ディレクトリに空白が設定されています。 【意味】ディレクトリに空白が設定されています。 【対処】環境ファイルに設定されているディレクトリは空白が含まれないディレクトリ名を指定してください。 90051:デーモンと子プロセスの通信処理でエラーが起きてます。このエラーが何度もでるようでしたら、デーモンを再起動させてください。 【意味】通知メッセージ:デーモンと子プロセスの通信処理でエラーが起きてます。このエラーが何度もでるようでしたら、デーモンを再起動させてください。 【対処】なし 90052:The information file was not created properly. The work area may be insufficient. Expand the area. 【意味】管理ツールが作成する情報ファイルが正しく作成されていません。作業領域不足のおそれがあります。領域を増やしてください。 【対処】情報ファイルを作成する作業フォルダまたは、ユーザ指定フォルダに読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 90053:子プロセスを終了しました。 【意味】子プロセスが終了された通知メッセージ 【対処】なし

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90054:The information file was not created properly. 【意味】なんらかの理由で管理ツールが作成する管理情報ファイルが作成できなかった。 【対処】情報ファイルを作成する作業フォルダまたは、ユーザ指定フォルダに読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 90055:Specified file already exists. Please specify a new file name. 【意味】管理ツールのパラメタに設定されたファイルがすでに存在します。 【対処】新規ファイル名を管理ツールのパラメタに設定してください。 90100:領域取得に失敗しました。 【意味】製品が動作するために必要なメモリ域が取得できませんでした。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 90101:タイムアウトが発生しました。 【意味】通知メッセージ:タイムアウトが発生しました。 【対処】なし 90102:コマンドに誤りがあります。 【意味】デーモンが処理できるコマンド以外の情報が通知されてます。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90103:情報ファイルのオープンに失敗しました。 【意味】プロセスが動作するために必要な情報ファイルが開けません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90104:ファイルに情報が設定されていません。 【意味】プロセスが動作するために必要なファイルに情報が設定されてません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90105:プロセスが強制的に終了されました。 【意味】未使用 【対処】 90106:実行モードと排他処理に矛盾があります。 【意味】データベースアクセス時の実行モードと排他処理に矛盾があります。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90107:子プロセスのパラメタに誤りがあります。 【意味】子プロセスのパラメタに誤りがあります。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90108:ファイル処理でエラーが発生しました。 【意味】ファイル処理でエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90109:環境変数設定でエラーが発生しました。

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【意味】プロセス実行のための環境を設定できませんでした。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90110:子プロセス起動環境設定でエラーが発生しました。 【意味】子プロセス起動環境設定でエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90111:シグナルの登録に失敗しました。 【意味】シグナルの登録に失敗しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 90112:「 ユーザの割り込み 」により処理を終了します。 【意味】「 ユーザの割り込み 」のシグナル処理によってプロセスが終了されます。 【対処】デーモンを再起動するか、クライアントから再接続してください。 90113:情報ファイルが正しく作成されていません。作業領域不足のおそれがあります。領域を増やしてください。 【意味】情報ファイルが正しく作成されていません。作業領域不足のおそれがあります。領域を増やしてください。 【対処】情報ファイルを作成する作業フォルダまたは、ユーザ指定フォルダに読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 91000:通信を切断し、再接続してください。 【意味】通信を切断し、再接続してください。 【対処】クライアントから再接続してください。 91001:領域取得に失敗しました。 【意味】製品が動作するために必要なメモリ域が取得できませんでした。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 91002:ホスト名に誤りあります。 【意味】ホスト名に誤りあります。 【対処】正しいホスト名を設定してください。 91003:コマンド番号に誤りがあります。 【意味】コマンド番号に誤りがあります。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91004:ファイル名が設定されていません。 【意味】ファイル名が設定されていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91005:ファイルのオープンに失敗しました。 【意味】ファイルのオープンに失敗しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91006:ファイルの書き込みに失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足

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のおそれがあります。 【意味】ファイルの書き込みに失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足のおそれがあります。 【対処】サーバ側の作業域または、ログ域に読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 91007:ファイルのサイズが取得でませんでした。 【意味】ファイルのサイズが取得でませんでした。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91008:名称の長さに誤りがあります。 【意味】名称の長さに誤りがあります。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91009:ユーザIDが設定されていません。 【意味】ユーザIDが設定されていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91010:パスワードが設定されていません。 【意味】パスワードが設定されていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91011:名称が設定されていません。 【意味】名称が設定されていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91012:処理フラグが設定されていません。 【意味】処理フラグが設定されていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91013:ファイルの権限を変更できません。 【意味】ファイルの権限を変更できません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91014:ファイルの転送を中断しました。 【意味】ファイルの転送を中断しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91015:ランダムなファイル名を取得できません。 【意味】ランダムなファイル名を取得できません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 91016:アクセスの権限があたえられていません。 【意味】選択ファイルおよびディレクトリのアクセス権限がありません。 【対処】選択ファイルおよびディレクトリを使用する場合は、管理者に通知してアクセス権限を取得してください。

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91017:ファイル名が、そのプロセスに割り当てられたアドレス空間外を指しています。 【意味】ファイルアクセス中になんらかのエラーがおきました。 【対処】システム管理者に連絡してください。 91018:システムの関数がシステム・コール中にシグナルを受け取りました。 【意味】ファイルアクセス中になんらかのエラーがおきました。 【対処】システム管理者に連絡してください。 91019:ファイル名変換中に検出したシンボリック・リンクの数が多すぎます。 【意味】ファイル名変換中に検出したシンボリック・リンクの数が多すぎます。 【対処】システム管理者に連絡してください。 91020:ファイル名の構成要素が複数の遠隔マシンへのホップを必要としていますが、ファイル・システムはそれを許可していません。 【意味】ファイル名の構成要素が複数の遠隔マシンへのホップを必要としていますが、ファイル・システムはそれを許可していません。 【対処】選択ファイルおよびディレクトリを使用する場合は、管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 91021:ファイル名の長さが最大値を超えています。 【意味】システムで使用できるファイル名の最大値を超えているためアクセスできません。 【対処】システムで使用できるファイル名の長さに変更してください。 91022:指定されたファイル名がディレクトリではありません。 【意味】指定されたサーバのファイル名がディレクトリではありません。 【対処】ディレクトリ名を指定してください。 91023:指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません。 【意味】指定されたサーバのファイル名またはディレクトリ名が存在しません。 【対処】存在する名前を指定してください。 91024:ファイル名が遠隔マシンを指していますが、そのマシンへのリンクがもはやアクティブではありません。 【意味】ファイル名が遠隔マシンを指していますが、そのマシンへのリンクがもはやアクティブではありません。 【対処】ファイルが存在するマシンへのリンクを張りなおしてください。 91025: 読み取り専用ファイル・システム上のファイルに対して、書き込みはできません。 【意味】読み取り専用ファイル・システム上のファイルに対して、書き込みはできません。 【対処】書き込み権限をもつフォルダを指定するか、または、対象フォルダに書き込み許可を与えてから、再度処理してください。 91026:構成要素がパラメタによって指された構造体の中に保存されるには大き過ぎます。 【意味】構成要素がパラメタによって指された構造体の中に保存されるには大き過ぎます。 【対処】管理者に連絡してください。 91027:パラメタの情報が有効なオープン・ファイル記述子ではありません。 【意味】パラメタの情報が有効なオープン・ファイル記述子ではありません。

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【対処】管理者に連絡してください。 91028:現在、最大数のファイル記述子がオープンされています。 【意味】現在、最大数のファイル記述子がオープンされています。 【対処】管理者に連絡してください。 91029:システム・ファイル・テーブルがいっぱいです。 【意味】システム・ファイル・テーブルがいっぱいです。 【対処】管理者に連絡してください。 91030:ファイルのオープンに失敗しました。 【意味】作業ディレクトリにファイルを作成できません。 【対処】作業ディレクトリにファイルを作成する権限がありません。管理者に通知して権限を取得してください。 91031:ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】作業ディレクトリにあるファイルを読み込むことができません。 【対処】作業ディレクトリにファイルを読み込む権限がないか、ファイルに読み込み権限がありません。管理者に通知して権限を取得してください。 91032:ファイルの書き込みに失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足のおそれがあります。 【意味】ファイルの書き込みに失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足のおそれがあります。 【対処】サーバ側の作業域または、ログ域に読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 91033:ファイルのクローズに失敗しました。 【意味】ファイルをクローズすることができませんでした。 【対処】作業ディレクトリにファイルをアクセス権限がないか、ファイルにアクセス権限がありません。管理者に通知して権限を取得してください。 91034:ファイル処理でエラーが発生しました。 【意味】ファイルの送受信等でエラーが発生しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92001: 領域取得に失敗しました。 【意味】製品が動作するために必要なメモリ域が取得できませんでした。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 92002: ホスト情報の取得に失敗しました。 【意味】ホスト情報の失敗敗しました。 【対処】正しいホスト名を設定し、再接続してください。 92003: ポート番号に誤りがあります。 【意味】ポート番号に誤りがあります。 【対処】正しいポート番号を設定し、再接続してください。

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92004: ホスト名が存在しません。 【意味】ホスト名が存在しません。 【対処】正しいホスト名を設定し、再接続してください。 92005: ソケット番号の取得に失敗しました。 【意味】ソケット番号の取得に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92006: ソケットのオプション設定に失敗しました。 【意味】ソケットのオプション設定に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92007: 通信の開設に失敗しました。 【意味】通信の開設に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92008: ソケットの待ち行列の確保に失敗しました。 【意味】ソケットの待ち行列の確保に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92009: アクセス待ち時間の設定に失敗しました。 【意味】アクセス待ち時間の設定に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92010: ソケットの作成に失敗しました。 【意味】ソケットの作成に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92011: データ受信に失敗しました。 【意味】データ受信に失敗しました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92012: データ送信に失敗しました。 【意味】データ送信に失敗しました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92013: 子プロセスのポート番号に空きがありません。 【意味】子プロセスのポート番号に空きがありません。 【対処】サーバ側で起動している製品を終了させて、再接続してください。 92014: タイムアウト処理が発生しました。 【意味】通知メッセージ:タイムアウト処理が発生しました。 【対処】なし 92015:Communication was cut.

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【意味】通信が切断されています。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92200:WINSOCKETの初期化に失敗しました。 【意味】WINSOCKETの初期化に失敗しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92201:ソケットインタフェースでエラーが発生しました。 【意味】ソケットインタフェースでエラーが発生しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92202:システムの割り込みが発生しました。 【意味】「 ユーザの割り込み 」のシグナル処理によってプロセスが終了されます。 【対処】デーモンを再起動するか、クライアントから再接続してください。 92203:システムの割り込みが発生しました。 【意味】「 ユーザの割り込み 」のシグナル処理によってプロセスが終了されます。 【対処】デーモンを再起動するか、クライアントから再接続してください。 92204:アクセスが拒否されました。 【意味】アクセスが拒否されました。 【対処】管理者に連絡してください。 92205:アドレス例外が発生しました。 【意味】アドレス例外が発生しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92206:オプション指定に誤りがあります。 【意味】オプション指定に誤りがあります。 【対処】管理者に連絡してください。 92207:オープンできるソケットがもうありません。 【意味】オープンできるソケットがもうありません。 【対処】管理者に連絡してください。 92208:ネットワーク処理はブロックされています。 【意味】ネットワーク処理はブロックされています。 【対処】管理者に連絡してください。 92209:ネットワーク処理を開始しました。 【意味】通知メッセージ:ネットワーク処理を開始しました。 【対処】なし 92210:ネットワーク処理を開始しました。 【意味】通知メッセージ:ネットワーク処理を開始しました。 【対処】なし

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92211:ソケットでない値が指定されました。 【意味】ソケットでない値が指定されました。 【対処】管理者に連絡してください。 92212:通信先のアドレスを要求されました。 【意味】通信先のアドレスを要求されました。 【対処】管理者に連絡してください。 92213:データ超過のため切り捨てました。 【意味】データ超過のため切り捨てました。 【対処】管理者に連絡してください。 92214:誤ったプロトコルが指定されました。 【意味】誤ったプロトコルが指定されました。 【対処】管理者に連絡してください。 92215:プロトコルが使用不能な状態です。 【意味】プロトコルが使用不能な状態です。 【対処】管理者に連絡してください。 92216:プロトコルがサポートされていません。 【意味】プロトコルがサポートされていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92217:ソケットの種別がサポートされていません。 【意味】ソケットの種別がサポートされていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92218:処理がソケットでサポートされていません。 【意味】処理がソケットでサポートされていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92219:プロトコルファミリをサポートしていません。 【意味】プロトコルファミリをサポートしていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92220:アドレスファミリをサポートしていません。 【意味】アドレスファミリをサポートしていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92221:アドレスファミリをサポートしていません。 【意味】アドレスファミリをサポートしていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92222:アドレスファミリをサポートしていません。 【意味】アドレスファミリをサポートしていません。 【対処】管理者に連絡してください。

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92223:ネットワークが停止しています。 【意味】ネットワークが停止しています。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92224:ネットワークは到達不可能な状態です。 【意味】ネットワークは到達不可能な状態です。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92225:ネットワークの結合がリセットされました。 【意味】ネットワークの結合がリセットされました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92226:ネットワークの結合が破棄されました。 【意味】ネットワークの結合が破棄されました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92227:通信先に強制的に切断されました。 【意味】通信先に強制的に切断されました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92228:バッファ領域がたりません。 【意味】バッファ領域がたりません。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 92229:ソケットは既に結合されています。 【意味】ソケットは既に結合されています。 【対処】管理者に連絡してください。 92230:ソケットはまだ結合していません。 【意味】ソケットはまだ結合していません。 【対処】管理者に連絡してください。 92231:通信はクローズされています。 【意味】通信はクローズされています。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92232:通信の参照数が超過しました。 【意味】通信の参照数が超過しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92233:通信でタイムアウトが発生しました。 【意味】通信でタイムアウトが発生しました。

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【対処】サーバ側でタイムアウトがおきています。クライアントを再接続してください。 92234:The request for communication was denied. 【意味】通信の要求は拒否されました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92235:シンボルのレベル数が超過しています。 【意味】シンボルのレベル数が超過しています。 【対処】管理者に連絡してください。 92236:ファイル名が長すぎます。 【意味】ファイル名が長すぎます。 【対処】管理者に連絡してください。 92237:ホストがダウンしています 。 【意味】ホストがダウンしています 。 【対処】ホストを起動してください。 92238:ホストまで通信が到達できません。 【意味】ホストまで通信が到達できません。 【対処】管理者に連絡してください。 92239:ディレクトリが空ではありません。 【意味】ディレクトリが空ではありません。 【対処】管理者に連絡してください。 92240:システム内のプロセス数が超過しています。 【意味】システム内のプロセス数が超過しています。 【対処】サーバ側で起動している製品を終了させて、再接続してください。 92241:システム内のユーザ数が超過しています。 【意味】システム内のユーザ数が超過しています。 【対処】サーバ側で起動している製品を終了させて、再接続してください。 92242:ディスクエラーです。 【意味】ディスクエラーです。 【対処】管理者に連絡してください。 92243:NFSファイルハンドルを失いました。 【意味】NFSファイルハンドルを失いました。 【対処】管理者に連絡してください。 92244:リモートのパスの階層が深すぎます。 【意味】リモートのパスの階層が深すぎます。 【対処】管理者に連絡してください。 92245:通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。

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【意味】通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【対処】管理者に連絡してください。 92246:WinSockの準備が整っていません。 【意味】WinSockの準備が整っていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92247:WinSockのレベルが異なります。 【意味】WinSockのレベルが異なります。 【対処】管理者に連絡してください。 92248:WinSockが初期化されていません。 【意味】WinSockが初期化されていません。 【対処】管理者に連絡してください。 92249:ホスト名を参照できませんでした。 【意味】ホスト名を参照できませんでした。 【対処】正しいホスト名を設定してください。 92250:通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【意味】通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92251:通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【意味】通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 92252:通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【意味】通信プロトコルで何らかのエラーが発生しました。 【対処】サーバ側でタイムアウトがおきているか、通信処理が異常です。クライアントを再接続してください。 97001:メモリ領域の取得に失敗しました。 【意味】製品が動作するために必要なメモリ域が取得できませんでした。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 97002:広域メモリ域の取得に失敗しました。 【意味】製品が動作するために必要なメモリ域が取得できませんでした。 【対処】ほかに動作している製品を終了させるか、メモリを増やして再起動してください。 97003:ファイルのオープンに失敗しました。ファイル名を確認してください。 【意味】ファイルのオープンに失敗しました。ファイル名を確認してください。 【対処】正しいファイル名を設定してください。 97004:ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】ファイルの読み込みに失敗しました。

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【対処】ファイルに読み込み権限を設定してください。 97005:ファイルの書き込みに失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足のおそれがあります。 【意味】ファイルの書き込みに失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足のおそれがあります。 【対処】サーバ側の作業域または、ログ域に読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 97006:ファイル操作に失敗しました。 【意味】ファイル操作に失敗しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97007:ファイルの読み込む情報はありません。 【意味】ファイルの読み込む情報はありません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97008:COBOLファイルではありません。COBOLファイルを指定してください。 【意味】COBOLファイルではありません。COBOLファイルを指定してください。 【対処】COBOLファイルではありません。COBOLファイルを指定してください。 97009:COBOLファイルに書き込み権がありません。書き込み権限が設定されたCOBOLファイルを指定してください。 【意味】COBOLファイルに書き込み権がありません。書き込み権限が設定されたCOBOLファイルを指定してください。 【対処】COBOLファイルに書き込み権がありません。書き込み権限が設定されたCOBOLファイルを指定してください。 97010:COBOLファイルマネージャ初期化でエラーが発生しました。 【意味】COBOLアクセスでエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97011:COBOLファイルマネージャ終了化でエラーが発生しました。 【意味】COBOLアクセスでエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97012:COBOL索引ファイルのキー数が不整合です。正しいキー数を取得してください。 【意味】COBOL索引ファイルのキー数が不整合です。正しいキー数を取得してください。 【対処】COBOL索引ファイルのキー数が不整合です。正しいキー数を取得してください。 97013:COBOLファイルのオープンに失敗しました。 【意味】COBOLファイルのオープンに失敗しました。 【対処】正しいファイル名を設定してください。 97014:COBOLファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】COBOLファイルの読み込みに失敗しました。 【対処】ファイルに読み込み権限を設定してください。

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97015:キー情報の取得に失敗しました。 【意味】キー情報の取得に失敗しました。 【対処】キー情報が存在するファイルを指定してください。 97016:ファイルの終わりを読み込みました。抽出レコード番号を正しく設定してください。 【意味】レコード抽出時にエラーとなりました。 【対処】抽出レコード数をファイルレコード数内で設定してください。 97017:COBOLファイルの作成に失敗しました。 【意味】COBOLファイルの作成に失敗しました。 【対処】作成先ディレクトリに作成権限を付加するか、作成できる領域を増やしてください。 97018:COBOLファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】COBOLファイルの書き込みに失敗しました。 【対処】ファイルに書き込み権限を設定するか、ファイルが存在するディレクトリの領域を増やしてください。 97019:COBOLファイルのクローズに失敗しました。 【意味】COBOLファイルのクローズに失敗しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97020:パラメタに誤りがあります。正しいパラメタを設定してください。 【意味】COBOLアクセスでエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97021:読み飛ばしのモード設定に誤りがあります。正しいモードを設定してください。 【意味】COBOLアクセスでエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97022:バックアップファイルの作成に失敗しました。 【意味】バックアップファイルの作成に失敗しました。 【対処】ファイルを作成するディレクトリに書き込み権限を設定するか、ファイルを作成できるディレクトリの領域を増やしてください。 97023:作業ファイルの削除に失敗しました。 【意味】作業ファイルの削除に失敗しました。 【対処】作業ディレクトリに削除権限を付加してください。 97024:何らかのエラーが発生しました。 【意味】何らかのエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97025:指定されたデータファイルは既に使用されています。 【意味】指定されたデータファイルは既に使用されています。 【対処】新規ファイル名を指定してください。

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97026:格納順範囲指定の開始レコード番号を正しく設定してください。 【意味】格納順範囲指定の開始レコード番号を正しく設定してください。 【対処】格納順範囲指定の開始レコード番号を正しく設定してください。 97027:索引編成ファイルのキーが重複しています。 【意味】索引編成ファイルのキーが重複しています。 【対処】索引編成ファイルのキーは、重複しないように設定してください。 97028:索引編成ファイルのレコード形式が可変長のものは開けません。 【意味】索引編成ファイルのレコード形式が可変長のものは開けません。 【対処】索引編成ファイルのレコード形式が可変長ではないファイルを指定してください。 97029:ファイルアクセスエラーが発生しました。 【意味】ファイルアクセスエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97030:転送できるファイルサイズの最大値を超えました。レコード件数を減らし、ファイルサイズを2GB以内にしてください。 【意味】転送できるファイルサイズの最大値を超えました。レコード件数を減らし、ファイルサイズを2GB以内にしてください。 【対処】ファイルサイズが2GB以内になるようにレコード件数を減らしてください。 97031:データファイルにはコード種別が設定されていません。 【意味】データファイルにはコード種別が設定されていません。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 97032:ファイルを作成できませんでした。作成領域が不足しているおそれがあります。領域を増やしてください。 【意味】ファイルの作成に失敗しました。サーバ側の作業域または、ログ域が領域不足のおそれがあります。 【対処】サーバ側の作業域または、ログ域に読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 97033:バックアップファイルを作成できませんでした。バックアップファイル作成領域が不足しているおそれがあります。領域を増やしてください。 【意味】バックアップファイルを作成できませんでした。バックアップファイル作成領域が不足しているおそれがあります。領域を増やしてください。 【対処】バックアップファイル作成領域に読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 97034:COBOLアクセスでエラー識別コード %s、入出力状態 %d のエラーが発生しました。 【意味】COBOLファイルをアクセスした時点でCOBOLからエラーが返却されました。 【対処】COBOLのマニュアルを参照してメッセージを確認するか、富士通技術員(SE)に連絡してください。

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99001:領域の取得に失敗しました。 【意味】データ生成の動作で必要とするメモリ領域が確保できませんでした。 【対処】他のアプリケーションが起動している場合、それらを終了し、再度同じ処理を行ってください。それでも同じ現象が発生する場合、Windows(R)再起動後、再度同じ処理を行ってください。 99002:制御ファイルのオープンに失敗しました。 【意味】データ生成で使用するファイルをオープンできませんでした。 【対処】環境設定の「TF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」及び、「テストケースファイルを保存するフォルダ」に指定したフォルダに読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。権限がある場合は、フォルダが存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 99003:制御ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】データ生成で使用するファイル内容を読みこむことができませんでした。 【対処】環境設定の「TF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」及び、「テストケースファイルを保存するフォルダ」に指定したフォルダに読み込権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。 99004:ファイル操作に失敗しました。 【意味】データ生成で使用するファイルを操作することができませんでした。 【対処】環境設定の「TF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」及び、「テストケースファイルを保存するフォルダ」に指定したフォルダに読み書き権限がないか確認し、ない場合は権限を付加してください。 99005:書式情報ファイルのバージョン情報が一致しません。 【意味】書式情報ファイルをバージョンが違うため、動作しているTF-LINDAから使用することができません。そのため、データ生成画面は起動しません。データも作成できません。 【対処】環境設定の「テストケースファイルを保存するフォルダ」に存在する書式情報ファイルの名前を変更するか、移動させるか、削除して、データ生成の処理を再度行ってください。 99006:%sに書式が設定されていません。書式を設定してください データ生成画面を終了する場合はキャンセルを押してください。 【意味】書式を全く設定していないのに、「OK」ボタンが押されました。書式を作成することができません。 【対処】書式を設定した場合は、「OK」ボタンを押してください。書式を設定しないで、終了する場合は「キャンセル」ボタンを押してください。 99007:属性に誤りがあります。 【意味】選択した属性には、書式に設定した属性は設定できません。 【対処】選択した属性に対応した書式属性を書式に設定してください。 99008:開始値、終了値または増分値に設定された数値の桁数に誤りがあります。桁数を確認し再設定してください。 【意味】選択した属性の桁数外の桁数が、開始値、終了値または増分値に設定されてます。 【対処】選択した属性の桁数内で設定できる桁数を、開始値、終了値または増分値に設定し

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てください。 99009:属性文字に誤りがあります。 【意味】書式に設定した属性文字が誤ってます。 【対処】選択した属性に対応した書式属性を書式に設定してください。 99010:書式に設定できる最大長を超えています。長さを確認し書式を再設定してください。 【意味】書式に設定できる128バイトより大きい文字列が設定されました。 【対処】128バイト以内の文字列を書式に設定してください。 99011:書式に設定できる固定部の最大数を超えています。固定部の長さを確認し書式を再設定してください。 【意味】選択した属性よって書式に設定できる固定部数が決まってます。設定できる固定部数以上の固定部が設定されました。 【対処】選択した属性で、書式に設定できる固定部数はHELPを参照してください。HELPに書かれた固定部数以内で書式に設定してください。 99012:書式に設定できる可変部の最大数を超えています。可変部の長さを確認し書式を再設定してください。 【意味】選択した属性よって書式に設定できる可変部数が決まってます。設定できる可変部数以上の可変部が設定されました。 【対処】選択した属性で、書式に設定できる可変部数はHELPを参照してください。HELPに書かれた可変部数以内で書式に設定してください。 99013:開始値に設定した可変部の数と書式に設定された可変部の数が一致しません。 【意味】書式に設定した可変部数分、開始値に可変部が設定されてません。 【対処】開始値には、書式に設定した可変部数と同じ数の可変部を設定してください。 99014:終了値に設定した可変部の数と書式に設定された可変部の数が一致しません。 【意味】書式に設定した可変部数分、終了値に可変部が設定されてません。 【対処】終了値には、書式に設定した可変部数と同じ数の可変部を設定してください。 99015:開始値に設定した符号に誤りがあります。開始値を再設定してください。 【意味】選択した属性には、符号付きの値を作成できないため、開始値に符号付きの値を設定できません。 【対処】開始値には符号なしの値を設定してください。 99016:終了値に設定した符号に誤りがあります。終了値を再設定してください。 【意味】選択した属性には、符号付きの値を作成できないため、終了値に符号付きの値を設定できません。 【対処】終了値には符号なしの値を設定してください。 99017:増分値と開始値、終了値の値が不整合です。 【意味】設定された開始値と終了値の範囲では、増分値分のデータを作成することができません。 【対処】増分値にあわせて、開始値、終了値の範囲を設定しなおすか、開始値、終了値の範囲内の増分値を設定してください。

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99018:増分値の値が設定できる範囲を超えています。増分値を再設定してください。 【意味】増分値は-9~9までです。それ以外の数値が設定されています。 【対処】-9~9の範囲の数値を設定してください。 99019:設定文字と書式属性が一致しません。 【意味】書式属性に対応する値が開始値、終了値に設定されてません。 【対処】書式属性に対応する値を開始値、終了値に設定してください。設定できる値についてはヘルプを参照してください。 99020:増分値に誤りがあります。増分値を再設定してください。 【意味】増分値に設定できる値は数値です。数値以外が設定されてます。 【対処】-9~9の範囲の数値を設定してください。 99021:文字に小数部を含む数値は設定できません。 【意味】選択した属性が文字の場合に、書式に小数桁は設定できません。 【対処】書式に整数桁の桁数を設定してください。 99022:書式の桁数と、開始値、または終了値の文字列長が一致しません。書式に合わせた開始値・終了値を再設定してください。 【意味】書式の桁数と、開始値、または終了値の文字列長が一致しません。 【対処】書式に合わせた開始値・終了値を再設定してください。 99023:小数部を設定できない属性です。 【意味】選択した属性または、書式設定が整数のため、開始値、終了値または、増分値に小数部を設定できません。 【対処】開始値、終了値または、増分値に整数を設定してください。 99024:小数点の位置に誤りがあります。 【意味】開始値、終了値、または増分値に設定された数値の小数点位置が、数値の先頭や末尾にあります。 【対処】開始値、終了値、または増分値に設定する数値の小数点は、整数と小数部の間に設定してください。 99025:数値が設定されていません。開始値・終了値を数値で設定してください。 【意味】選択した属性または、書式設定が数値なのに、開始値または、終了値に数値以外が設定されてます。 【対処】開始値または、終了値に数値を設定してください。 99026:ファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】環境設定の「TF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」及び、「テストケースファイルを保存するフォルダ」に指定したフォルダが書き込み権限をもたないフォルダです。 【対処】書き込み権限をもつフォルダを指定するか、または、対象フォルダに書き込み許可を与えてから、再度処理してください。 99027:ディスクの容量が不足しています。 【意味】環境設定の「TF-LINDAで使用する作業ファイルを作成するフォルダ」及び、「テ

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ストケースファイルを保存するフォルダ」に指定したフォルダが存在するディスクに空き容量がありません。 【対処】ディスクの空き容量を確認し、再度抽出処理を行ってください。 99028:データファイルを作れませんでした。 【意味】作成するデータの情報が書式情報ファイルになかったため、データを作成できませんでした。 【対処】書式情報を再作成してください。 99029:選択%sと参照%sは同じものです。 【意味】参照元と参照先は同じものです。 【対処】参照先を変更してください。 99030:日付け属性の場合は書式に固定文字は設定できません。 【意味】選択した属性が日付け属性の場合は、書式に固定部を設定できません。 【対処】書式から固定部をはずしてください。 99031:属性が異なるため参照できません。 【意味】参照先属性と参照元属性が異なります。 【対処】参照元属性と同じ属性を参照してください。 99032:符号の付加属性が異なるため参照できません。 【意味】参照先属性と参照元属性の符号の有無が異なります。 【対処】参照元属性と符号の有無が同じものを参照してください。 99033:桁数が大きいため参照できません。 【意味】参照先の属性の桁数が、参照元の属性の桁数より大きいため、データを作成すると桁あふれとなるため、参照できません。 【対処】参照元の属性の桁数より小さいか、同じ桁数のものを参照してください。 99034:参照%sを指定してください。 【意味】書式が「他項目の参照」の場合に、参照先が指定されてません。 【対処】参照先を指定してください。 99035:書式の設定に誤りがあります。書式を再設定してください。 【意味】書式に設定された可変部、及び固定部の設定方法があやまってます。 【対処】可変部は%桁数属性、固定部は''内に情報を設定してください。詳しい設定方法はヘルプを参照してください。 99036:書式が設定されていません。書式を設定してください。 【意味】種別が書式となっているのに、書式が設定されてません。 【対処】書式を設定してください。 99037:開始値が設定されていません。開始値を設定してください。 【意味】書式が設定されているのに、開始値が設定されてません。 【対処】開始値を設定してください。 99038:終了値が設定されていません。終了値を設定してください。

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【意味】書式が設定されているのに、終了値が設定されてません。 【対処】終了値を設定してください。 99039:増分値が設定されていません。増分値を設定してください。 【意味】書式が設定されているのに、増分値が設定されてません。 【対処】増分値を設定してください。 99040:符号なし%sに符号あり書式は設定できません。 【意味】属性が符号なしの場合に、書式に符号あり書式は設定できません。 【対処】書式に符号なし書式を設定してください。 99041:符号付きの書式が先頭にないため、書式は設定できません。 【意味】選択した属性が符号ありの場合に、書式の先頭に可変部が設定されてない。 【対処】符号あり属性の場合は、書式の先頭には可変部を設定してください。 99042:%s名が入力されていません。%s名を入力してください。 【意味】データを置換する名前が設定されてません。 【対処】データを置換する名前を設定してください。 99043:指定された%sは、選択されていないか、制限または、存在しない%sです。選択された%sがわからない場合は、参照ボタンを押して一覧から選択してください。 【意味】指定された名は存在しません。 【対処】存在する名前を指定してください。 99044:書式情報はすべて削除されています。書式情報ファイルを削除しますか? 【意味】生成書式一覧にあった書式がすべて削除されました。そのため、書式情報ファイルには情報はありません。データ生成画面で削除できますが、どうしますか? 【対処】書式情報ファイル削除してよい場合は「はい」のボタンを押してください。削除してはいけない場合は「いいえ」を押してください。 99045:数値の最大桁数の18桁内で設定出来る数値の範囲を超えたため、数値のデータ作成はできません。 【意味】データ生成で作成できる数値の最大桁数は18桁です。作成中に18桁を超えた場合はデータは作成できません。 【対処】数値の書式を設定する場合に、作成データが18桁を超えないように、開始値、終了値、増分値を設定してください。 99046:符号なし書式に符号は設定できません。符号の有無を確認し書式を再設定してください。 【意味】データを生成する属性は符号なし属性です。書式の符号は設定できません。 【対処】書式の符号を除いて設定してください。 99047:すでに書式例に設定されいる書式です。 【意味】書式例に追加しようとした書式はすでに書式例にあるため設定できません。 【対処】書式例の一覧にない書式を追加してください。 99048:デフォルトの書式例は削除できません。 【意味】書式例には、参考のため固定の書式が設定されてます。その書式は書式例一覧から

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削除できません。 【対処】書式例の固定書式以外を選択して、削除してください。 99049:開始値に設定できる範囲を超えてます。開始値を再設定してください。 【意味】開始値に設定できる128バイトより大きい文字列が設定されました。 【対処】128バイト以内の文字列を開始値に設定してください。 99050:終了値に設定できる範囲を超えてます。終了値を再設定してください。 【意味】終了値に設定できる128バイトより大きい文字列が設定されました。 【対処】128バイト以内の文字列を終了値に設定してください。 99051:固定文字に符号は設定できません。 【意味】数値属性の場合には、固定部の文字に符号は設定できません。 【対処】固定部の文字から符号を除いてください。 99052:書式の桁数に誤りがあります。文字属性に符号付き書式を設定している場合は符号域が必要なため、書式に設定できる桁数は属性長から1桁引いた値です。 【意味】書式に設定した可変部の桁数、固定部の桁数を足しこんだ全体の桁数が、属性の桁数より大きいため書式を設定できません。 【対処】書式に設定した可変部の桁数、固定部の桁数を足しこんだ全体の桁数は、属性の桁数内で設定してください。属性が文字で書式の可変部に符号付きの数値を設定している場合は、書式の可変部、固定部の全体桁数より符号桁を引いた桁数を全体桁数としてください。 99053:書式の可変部の桁数が最大桁数を超えました。 【意味】書式が文字の場合に、設定できる可変部最大桁数5桁を超えました。 【対処】可変部の最大桁数を5桁以内で設定してください。5桁より大きいデータを作成したい場合は、多く可変部を設定してください。 99054:開始値または終了値に設定された日付の桁数に誤りがあります。再設定してください。 【意味】開始値、終了値に設定された桁数と書式に設定された日付の桁数が一致しません。 【対処】書式に設定した日付の桁数と一致する開始値、終了値を設定してください。 99055:開始値または終了値に設定された時間の桁数に誤りがあります。再設定してください。 【意味】開始値、終了値に設定された桁数と書式に設定された時間の桁数が一致しません。 【対処】書式に設定した時間の桁数と一致する開始値、終了値を設定してください。 99056:開始値または終了値に設定された日付、時間の桁数に誤りがあります。再設定してください。 【意味】開始値、終了値に設定された桁数と書式に設定された日付、時間の桁数が一致しません。 【対処】書式に設定した日付、時間の桁数と一致する開始値、終了値を設定してください。 99057:書式情報ファイルの作成システム情報が一致しません。 【意味】書式情報ファイルは、起動中のTF-LINDAでは扱えません。 【対処】書式情報ファイル名を再作成してください。

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99058:開始値または終了値が設定可能な範囲内ではありません。設定可能範囲内で再設定してください。 【意味】開始値、終了値に設定した値が、日付及び時間を作成できる値ではありません。 【対処】日付及び時間を作成できる値を開始値、終了値に設定してください。作成できる値の範囲はヘルプを参照してください。 99059:0値または数値以外の値が設定されました。 【意味】書式が日付及び時間の場合に、開始値、終了値に日付及び時間以外の値が設定されたか、0が設定されました。 【対処】開始値、終了値に0以外の日付及び時間を設定してください。 99060:レジストリキー値がありません。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 99061:レジストリキー情報を取得できませんでした。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 99062:レジストリキーに情報がありません。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 99063:レジストリキー情報を設定する領域が不足しています。 【意味】環境設定の情報をレジストリへ保存する処理で、エラーが発生しました。 【対処】Windows(R)システムの存在するドライブの容量不足が考えられます。空き容量を確認してください。 99064:引用符がダブルクォーテーションの場合は、固定部にダブルクォーテーションは設定できません。 【意味】引用符にダブルクォーテーションを指定した場合は、作成する文字はダブルクォーテーションで括られます。ダブルクォーテーションは文字の括りを示すため、固定部には設定できません。 【対処】固定部にダブルクォーテーションを設定しないでください。 99065:NOT NULLの%sにはNULL値は設定できません。書式を設定するか他の%sを参照してください。 【意味】NULLが設定できない属性に、NULLを設定しようとしました。 【対処】NULL以外の書式を選択してください。 99066:NOT NULL%sに書式が設定されていません。書式を設定しなくてもいいですか?%s名: 【意味】生成書式一覧のNOT NULL属性のものがあります。書式を設定せずに終わっていいですか?

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【対処】書式を設定せずに終了する場合は「はい」ボタンを押してください。書式を設定する場合は「いいえ」ボタンを押して画面に戻って設定してください。 99067:%sに書式が設定されていません。書式を設定しなくてもいいですか? 【意味】生成書式一覧に全く書式が設定されてません。書式を設定せずに終わっていいですか? 【対処】書式を設定せずに終了する場合は「はい」ボタンを押してください。書式を設定する場合は「いいえ」ボタンを押して画面に戻って設定してください。 99068:内部情報のアクセスでエラーが発生しました。キャンセル処理で終了してください。 【意味】何らかの原因で内部処理にエラーが発生しました。 【対処】富士通技術員(SE)に連絡してください。 99069:参照%sが小数部を持たない為、参照できません。 【意味】参照元属性に小数部がある場合は、参照先属性に小数部が必要です。 【対処】小数部属性がある参照先項目を設定してください。 99070:%s情報の内容と書式情報の内容が違います。書式情報ファイルを削除しました。 【意味】書式情報ファイルの内容が、データを作成しようとした属性と異なります。 【対処】書式情報ファイルを再作成する必要があります。書式情報ファイルを削除していい場合は「はい」のボタンを押してください。削除しない場合は「いいえ」のボタンを押してください。 99071:%s情報の内容と書式情報の内容が違います。データ生成画面を終了する場合はキャンセルを押してください。 【意味】書式情報の内容が、データを作成しようとした属性と異なります。 【対処】以前作成した書式情報とデータを作成しようとした属性とに違いがないか確認してください。画面を終了する場合は、「キャンセル」のボタンを押してください。 99072:指定された%sは存在しません。%s名を再指定してください。 【意味】指定された名は存在しません。 【対処】存在する名前を指定してください。 99073:数値が設定されていません。書式を確認してください。 【意味】属性が数値の場合に、固定部に数値以外の値が設定されてます。 【対処】固定部に数値を設定してください。 99074:参照する%sが存在しません。 【意味】参照の対象となる項目が存在しません 【対処】存在する項目を指定するか、書式を変更してください。 99075:正しい書式を生成できない%sがあります。 【意味】データ生成がサポートしていない属性が書式一覧に含まれています。(制限/仕様) 【対処】対象の項目の書式を削除してください。値として正しくなくても、生成は行えます。 99076:データがLINDAで保証できるサイズを超えます。2GBを超えるデータは作成できま

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せん。2GBまでのデータが作成されました。 【意味】生成するデータがLindaで保証できるサイズ(2GB)を超えています。(制限/仕様) 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 99077:書式情報ファイルに設定されているレベル項目数と項目のレベル情報が異なってます。 【意味】同上。 【対処】メッセージのとおり、対処してください。 99078:項目の対象となるレベル項目情報がありませんでした。 【意味】繰り返しのレベル情報の展開に失敗しました。 【対処】処理をやりなおしてください。それでも同じ現象が発生する場合は、富士通技術員(SE)に連絡してください。 99079:データ生成処理を中断しました。データファイルは作成されていません。 【意味】通知メッセージ:プログレスDでキャンセル押下時に表示 【対処】なし 99101:%sの登録に失敗しました LWListCtrlColumnInit 【意味】通知メッセージ:列 or 項目の登録に失敗しました。 【対処】なし 99102:繰り返しのレベルに0は指定できません。繰り返しのレベルを指定しなおしてください。 【意味】繰り返しのレベルに0は指定できません。 【対処】繰り返しのレベルを指定しなおしてください。 99103:繰り返し数に0は指定できません。繰り返し数を指定しなおしてください。 【意味】繰り返し数に0は指定できません。 【対処】繰り返し数を指定しなおしてください。 99104:同一レベルに既に繰り返しが指定されています。繰り返しのレベルを指定しなおしてください。 【意味】同一レベルに既に繰り返しが指定されています。 【対処】繰り返しのレベルを指定しなおしてください。 99105:書式情報が変更されています。変更を保存しますか? 【意味】書式情報が変更されています。 【対処】変更を保存しますか? 99106:書式情報が変更されています。変更を破棄しますか? 【意味】書式情報が変更されています。 【対処】変更を破棄しますか? 99107:書式例の一覧が更新されています。変更を保存する場合はOKボタンより終了してください。変更を保存しますか? 【意味】書式例の一覧が更新されています。

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【対処】変更を保存する場合は「はい」を選択して、ダイアログのOKボタンより終了してください。 99108:繰り返しの先頭になる%sが指定されていません。繰り返しの先頭%sのレベルには1を設定してください。 【意味】繰り返しの先頭のレベル1が設定されていません。 【対処】繰り返しの先頭の列 or 項目にレベル1を指定してください。 99109:指定された繰り返しの件数が制限値を超えています。指定できる繰り返し件数は%ld件です。 【意味】指定された繰り返しの件数が制限値を超えています。 【対処】繰り返しの指定を制限値以内まで減らして処理を行ってください。 99110:繰り返しで生成されるデータの件数が、指定されたデータ生成件数を超えています。繰り返しで生成される件数は%ld件です。指定されたデータ生成件数までの生成を行いますか? 【意味】繰り返しで生成されるデータの件数が、指定されたデータ生成件数を超えています。 【対処】指定された件数まで作成する場合は「はい」を押下してください。 99111:対象のファイルに対する権限がありません。システム管理者に確認してください。 【意味】指定されたファイルパスには書き込み権限がありません。 【対処】管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 99112:対象のフォルダは存在しません。 【意味】対象のフォルダは存在しません。 【対処】存在するフォルダを指定してください 99113:対象のフォルダに作成されるファイルを削除する権限がありません。システム管理者に確認してください。 【意味】対象のフォルダに作成されるファイルを削除する権限がありません。 【対処】管理者に通知してアクセス権限を取得してください。 99114:対象のファイルは存在しません。 【意味】対象のファイルは存在しません。 【対処】存在するファイルを指定してください 99115:対象のファイルは排他制御されています。対象のファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 【意味】対象のファイルは排他制御されています。 【対処】対象のファイルを使用しているアプリケーションを終了して処理を行ってください。 99116:対象のファイルに書き込み権限がありません。対象のファイルに書き込み権限を設定して処理を行ってください。 【意味】対象のファイルに書き込み権限がありません。 【対処】対象のファイルに書き込み権限を設定して処理を行ってください。

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99121:列挙ファイルのOPENに失敗しました。 【意味】列挙ファイルのOPENに失敗しました。 【対処】列挙ファイルを確認して、処理を行ってください。 99122:列挙ファイルの読み込みに失敗しました。 【意味】列挙ファイルの読み込みに失敗しました。 【対処】列挙ファイルを確認して、処理を行ってください。 99123:列挙データのエラー出力ファイルのOPENに失敗しました。エラー出力ファイルをOPENしているアプリを終了して再度実行してください。 【意味】列挙データのエラー出力ファイルのOPENに失敗しました。 【対処】エラー出力ファイルをOPENしているアプリを終了して再度実行してください。 99124:列挙データのエラー出力ファイルの書き込みに失敗しました。 【意味】列挙データのエラー出力ファイルの書き込みに失敗しました。 【対処】出力先の空き容量を確認、または、エラー出力ファイルをOPENしているアプリがあれば終了して再度実行してください。 99125:%sの長さ以上のデータが定義されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の長さ以上のデータが定義されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99126:日本語%sに全角文字以外の文字が指定されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の日本語属性に全角文字以外の文字が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99127:数値%sのデータに数値以外の文字が指定されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の数値属性に数値以外の文字が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99128:数値%sのデータに符号が2回指定されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の数値属性に符号が2回指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99129:数値%sのデータの途中に符号が指定されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の数値属性のデータの途中に符号が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99130:符号のない数値%sのデータに符号が指定されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の符号のない数値属性のデータに符号が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99131:数値%sのデータに小数点が2回指定されています。 【意味】列挙ファイルの列 or 項目の数値属性のデータの途中に小数点が2回指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。

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99132:数値%sのデータに指定できない小数点以下桁が指定されています。 【意味】列挙ファイルの数値属性のデータに指定できない小数点以下桁が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99133:数値%sのデータに指定できない整数部桁が指定されています。 【意味】列挙ファイルの数値属性のデータに指定できない整数部桁が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99134:小数点以下桁がない数値%sのデータに小数点以下桁が指定されています。 【意味】小数点以下桁がない数値属性のデータに小数点以下桁が指定されています。 【対処】列挙ファイルを修正して、処理を行ってください。 99135:列挙ファイルのデータのチェック中にエラーが発生しました。エラーの発生したデータを修正して再度実行してください。 【意味】列挙ファイルのデータのチェック中にエラーが発生しました。 【対処】エラーの発生したデータを修正して再度実行してください。 99136:列挙ファイルにはデータが記述されていません。列挙ファイルにデータを記述してください。 【意味】列挙ファイルにはデータが記述されていません。 【対処】列挙ファイルにデータを記述してください。 99137:列挙型の指定を許可していない属性です。他の生成種別を選択してください。 【意味】列挙型の指定を許可していない属性です。 【対処】他の生成種別を選択してください。 99138:列挙ファイルが指定されていません。ファイル名を指定してください。 【意味】列挙ファイルが指定されていません。 【対処】ファイル名を指定してください。  

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ホストデータ変換ツール

機能概要

TF-LINDA ホストデータ変換ツールでは、ホスト版TF-LINDAのデータ転送機能によりダウンロードしたファイルを、Windows 64bit版 NetCOBOL 10.1.0以降で扱えるデータ形式に変換します。

特徴

TF-LINDA ホストデータ変換ツールでは、FIMPORTコマンドがサポートしていない以下の点に対応しています。

-レコード長が4,096バイトを超えるデータファイル

-レコード形式が可変長のデータファイル

※ホスト側とパソコン側とで可変長ファイルの形式が異なるため、特別な変換が必要です。

データファイル形式

TF-LINDA ホストデータ変換ツールで扱えるファイル形式を以下に示します。

-順編成ファイル(固定長/可変長どちらでも可能)

操作手順

TF-LINDA ホストデータ変換ツールの操作手順を以下に示します。

1. 「ファイル(F)」メニューの「データファイル変換(C)」を選択します。

2. 「ホストデータ変換情報設定 1/2」画面が表示されます。

この画面では、以下の項目を設定します。

-変換元ファイル名

-変換先ファイル名

-変換完了後、変換元ファイルを削除する

設定が完了したら、「次へ」ボタンを押下します。

3. 「ホストデータ変換情報設定 1/2」画面で設定した内容に問題なければ、「ホストデータ変換情報設定 2/2」画面が表示されます。

この画面では、以下の項目を確認できます。

-変換元ファイル名

-変換先ファイル名

-データファイル情報(ファイル編成、レコード形式、最大レコード長、最小レコード長)

設定に間違いがなければ、「完了」ボタンを押下します。→次へ進む。

設定が間違っていれば、「戻る」ボタンを押下します。→「ホストデータ変換情報設定 1/2」画面へ戻ります。

4. データ変換処理が開始し、「データ変換中です」メッセージが表示されます。

5. 変換処理が正常終了すると、「変換処理が正常終了しました」メッセージが表示されます。

画面説明

ホストデータ変換情報設定 1/2

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●変換元ファイル名

ホスト版TF-LINDAのデータ転送機能によりダウンロードしたファイル(*.LNW)を指定します。

●変換先ファイル名

変換処理によって生成するデータファイル名を指定します。

●変換完了後、変換元ファイルを削除する

チェックすると変換処理が正常終了した際、変換元ファイルを削除します。

ホストデータ変換情報設定 2/2

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●変換元ファイル名

前画面で設定した変換元ファイル名を表示します。

●変換先ファイル名

前画面で設定した変換先ファイル名を表示します。

●データファイル情報(ファイル編成、レコード形式、最大レコード長、最小レコード長)

前画面で設定した変換元ファイルが保持している情報を表示します。

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FUJITSUSIMPLIA/MF­STEPCOUNTER

ユーザーズガイド

(プログラムステップ計測ツール) 

 

 

 

 

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x64-Windows版 SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER V60L10

オンラインマニュアル

第 1.0版

はじめに

SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERは、C、COBOL、Java、IDL、HTML、JSP、CSS、JavaScript、ASP、C#、Visual

Basic、VBScript、JScriptのソースファイル、インクルードファイル、COBOL登録集をもとに、個々のプログラムステップ情

報の計測と、各開発資源の相互関係を解析し、ドキュメントを作成するアプリケーションです。

ヘルプを読むために

HTML3.2以降をサポートするWWWブラウザをお使いください。

登録商標について

本オンラインマニュアルで使われている登録商標及び商標は、以下のとおりです。

- Microsoft,Windows,MS-DOS,MS,Visual C#,Visual Basicは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登

録商標です。

- INFORMIXは、米国Informix Software,Inc.の登録商標です。

- OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中

の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

略記について

本オンラインマニュアルでは、各製品を次のように略記しています。

「Windows(R) 8 x64」または、

「Windows(R) 8 Pro x64」、

「Windows(R) 8 Enterprise x64」

→ 「Windows 8」

「Microsoft(R) Windows 7(R) Home Basic x64」または、

「Microsoft(R) Windows 7(R) Home Premium x64」、

「Microsoft(R) Windows 7(R) Professional x64」、

「Microsoft(R) Windows 7(R) Enterprise x64」、

「Microsoft(R) Windows 7(R) Ultimate x64」

→ 「Windows 7」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter」または、

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「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials」、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation」

→ 「Windows Server 2012」

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard」または、

「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise」→ 「Windows Server 2008」

「Windows 8」または、

「Windows 7」、

「Windows Server 2012」、

「Windows Server 2008」

→ 「Windows」

Copyright 1994­2013 FUJITSU LIMITED

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導入の手引き

STEPCOUNTERのインストール

STEPCOUNTERのインストールについては、製品に付属するソフトウェア説明書を参照してください。

STEPCOUNTERをはじめてお使いになる方は、サンプルの使い方を参照ください。一通りの操作について説明して

います。

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[ファイル]メニューのコマンド

ファイル(F) 計測(K) 表示(V) オプション(O) ウィンドウ(W)

メニューコマンド   機能

新規計測 新規に計測を行い、計測結果を画面に表示します。

読み込み 既存の計測結果ファイルを読み込み、計測結果を画面に表示します。

対象資産一覧の編集 指定した計測対象の一覧に対して追加、削除等の編集を行います。

上書き保存 計測結果をファイルへ上書き保存します。

名前を付けて保存 計測結果をファイルへ名前を指定して保存します。

選択範囲のみCSV形式

ファイルの作成

計測結果の表示形式がリストビュー形式で表示されている場合に、選択されている対象ファ

イル行のみCSV形式のファイルへ保存します。

(リストビュー形式時のみ可能。表示形式の変更については「ステップ数計測-表示」オプ

ションの設定を参照してください。)

CSV形式ファイルの作

計測結果の内容をCSV形式のファイルへ保存します。

帳票形式時のCSV形式ファイル

リストビュー形式時のCSV形式ファイル

印刷 印刷に関する情報を設定し、プリンタへ計測結果を出力します。

(計測結果の表示形式が帳票形式時のみ可能。表示形式の変更については「ステップ数計

測-表示」オプションの設定を参照してください。)

ファイル履歴 過去に扱った計測結果ファイルを新しいものから最大5件表示します。選択された計測結果

ファイルを読み込み、計測結果を画面に表示します。

 関連項目

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ツールバー

・表示フォルダツールバー

計測対象資産をサブフォルダを含めた計測を行った場合、「表示フォルダツールバー」のプルダウンメニューには

各サブフォルダ名と、全ての計測対象ファイルを意味する「全体」がリストされます。

このうちの1つを選択することにより、各フォルダ毎の計測結果を表示したり、全ての計測結果を表示したりと切

り替えることが出来ます。

修正量計測時は、新側フォルダを基準とします。

(リストビュー形式時のみ可能)

・メインツールバー

アイコン 対応するメニューコマンド

新規計測

読み込み

上書き保存

名前を付けて保存

選択範囲のみCSV形式ファイルの作成

CSV形式ファイルの作成

印刷

全計測

変更部分のみ計測

ステップ数計測オプション

修正量計測オプション

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+               新規計測

+ 読み込み

+ 対象資産一覧の編集

+ 上書き保存

+ 印刷

+ 全計測

+ 変更部分のみ計測

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新規計測の方法

対象資産を以下の2つの方法で計測することができます。

計測方法 説明

ステップ数計

測資産の規模を有効ステップ数と注釈ステップ数に分けて計測できます。

修正量計測現在の資産と過去の資産を比較することにより、削除/修正/挿入ステップ数を計測することがで

きます。

ステップ数計測するには

0. C/C++言語およびCOBOL言語資産の計測で、includeやcopy句などの組込みファイルのステップ数を含めた計測

を行う場合には、最初に「ステップ数計測-サーチパス」オプションの設定により、includeファイルやコピー句

ファイルなどのパスを指定してください。また「ステップ数計測-計測」オプションの設定で「組込みメンバを計測

する」を選択してください。

ただし、この場合はプログラムファイルと組込みファイルの関係を解析して計測に非常に時間がかかるようになり

ますので、計測対象の本数を絞るなどしてください。(※1)

1. [ファイル]メニューの[新規計測]コマンドを選びます。

2. 新規計測 1/2 ダイアログボックスの[計測種類]で「ステップ数計測」を選択します。[言語種別]、[対象資産の指

定方法]及び[文字コードの指定]を選択し、[次へ]ボタンを押下します。

3. 新規計測 2/2 ダイアログボックスで計測対象となるソースファイルまたは、ソースファイルが存在するフォルダ

を指定します。

4. 計測対象を全て指定して、[完了]ボタンを押下します。計測処理の終了後、計測結果を画面に表示します。

※1) プログラムファイルと組込みファイルの関係を解析せずに短時間で組込みファイルのステップ数を計測する

には、上記の手順0を行わず、手順2の[対象資産の指定方法]で[ファイル]を選択、手順3のソースファイル選択時に

[ファイルの種類]を[全てのファイル(*.*)]に設定して組込みファイルを指定し、計測します。

修正量計測するには

1. [ファイル]メニューの[新規計測]コマンドを選びます。

2. 新規計測 1/2 ダイアログボックスの[計測種類]で「修正量計測」を選択します。[言語種別]、[対象資産の指定方

法]及び[文字コードの指定]を選択し、[次へ]ボタンを押下します。

3. 新規計測 2/2 ダイアログボックスで計測対象となる新旧のソースファイルまたは、ソースファイルが存在する

フォルダを指定します。

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4. 計測対象を全て指定して、[完了]ボタンを押下します。計測処理の終了後、計測結果を画面に表示します。

※1) 対象資産の指定方法で「ファイル」を選択した場合、新旧で異なるファイル名を比較することができます

が、「フォルダ」を選択した場合は同一のファイル名で比較します。サブフォルダを含めて計測する場合は、サブ

フォルダ名も同じ名前である必要があります。

選択した言語種別に応じて、ファイルの拡張子を元に以下の言語種類で計測を行います。

種類欄はプログラムステップ情報(リストビュー形式)画面の「種類」欄に表示される名称です。

拡張子欄にはインストール時に設定されている拡張子を掲載しています。「共通-拡張子」オプションによって変更できます。

なお、複数の種類に同一拡張子が設定されている場合、下表の上位に記載されている言語種類(自動識別を除く)と判断して計

測を行います。

言語種別 種類 拡張子

自動識別

計測対象ファイルの拡張子を

判断して、自動で種類を識別

します。

各言語に指定可能な拡張子

COBOL COBOL(*.CBL),(*.COB),(*.COBOL),(*.SCOB),

(*.PCO)

C/C++ C/C++

(*.C),(*.CPP),(*.H),(*.RC)

(*.Hは「ステップ数計測-計測」オプショ

ンの設定に依存します。)

Java

Java自動生成ソース

Javaクラス

Javaインタフェース(*.JAVA)

SQLJ (*.SQLJ)

IDL IDL (*.IDL)

HTML/JSP/JS/CSS

(※2)

HTML (*.HTML),(*.HTM)

JSP(*.JSP),(*.JSPF),(*.TAG),(*.TAGX),

(*.TAGF)

VB.NET (*.VB)

VBScript (*.VBS)

JavaScript (*.JS)

StyleSheet (*.CSS)

ASP.NET (*.ASP),(*.ASPX)

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.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS

(※2)

C# (*.CS)

VB.NET (*.VB),(*.VBS)

HTML (*.HTML),(*.HTM)

JavaScript (*.JS)

CSS (*.CSS)

Visual Basic 6.0 VB6.0(*.FRM),(*.BAS),(*.CLS),(*.CTL),

(*.PAG),(*.DSR)

※2) "JS" は JavaScript と JScript の略です。 "CSS" は Cascading Style Sheets の略です。

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対象資産一覧の編集方法

指定した対象資産一覧の編集を行います。

以下の場合、対象資産一覧の編集を行って、全計測または変更部分のみ計測を行います。

1. 新規計測において指定した対象資産一覧を再編集したい。

2. 計測結果ファイル読み込み後の対象資産一覧の編集をしたい。

3. 計測後の対象資産一覧の編集をしたい。

対象資産一覧を編集するには

1. [ファイル]メニューの[対象資産一覧の編集]コマンドを選びます。

2. ステップ数計測の場合、対象資産一覧の編集ダイアログボックスで必要項目の設定をします。

3. 修正量計測の場合、新旧対象資産一覧の編集ダイアログボックスで必要項目の設定をします。

4. 全ての指定が済んだら、[OK]ボタンを押下します。

この後、[全計測]または[変更部分のみ計測]により、計測処理が開始され、計測結果を画面に表示します。

対象資産編集を行いOKボタンをクリックすると画面上に表示されている計測結果が未保存の場合でも無条件に破棄されま

す。

表示される画面(ファイルまたは、フォルダ)は、新規計測時に新規計測 1/2 ダイアログボックスの[対象資産の指定方法]で選

択した方法に依存します。

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計測結果ファイルの読み込み方法

計測、表示、編集対象の計測結果ファイルを読み込みます。

ファイルを読み込むには

1. [ファイル]メニューの[読み込み]コマンドを選びます。

2. [計測結果ファイルの読み込み]ダイアログボックスより、計測結果ファイルを選択し[開く]ボタンを押下しま

す。

3. 計測結果ファイル保存時の計測結果が画面に表示されます。

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計測結果ファイルの保存方法(名前をつけて保存)

新規計測の保存及び、既存の計測結果ファイル名の変更による保存を行います。

ファイルを保存するには

1. [ファイル]メニューの[名前を付けて保存]コマンドを選びます。

2. [計測結果ファイルの保存]ダイアログボックスより、計測結果ファイル名を指定し[保存]ボタンを押下します。

3. 指定したファイル名で計測結果ファイルが作成されます。

関連項目

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計測結果ファイルの保存方法(上書き保存)

再計測において、元の計測結果ファイルを更新して保存します。

ファイルを保存するには

1. [ファイル]メニューの[上書き保存]コマンドを選びます。

2. 計測結果ファイルを新しい計測結果で上書き更新されます。

関連項目

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CSV形式ファイル作成(選択範囲のみ)

選択されている計測結果のみCSV形式のファイル(リストビュー形式)に保存します。

ファイルを保存するには

1. CSV形式ファイルへ出力する計測結果をリストビューより選択します(複数選択可能)。

2. [ファイル]メニューの[選択範囲のみCSV形式ファイルの作成]コマンドを選びます。

3. [CSV形式ファイルの作成]ダイアログボックスより、CSV形式ファイル名を指定し[保存]ボタンを押下します。

4. 指定したファイル名でCSV形式ファイルが作成されます。

・計測結果をリストビュー形式で表示し、合計や平均の行のみを選択している場合は、このコマンドを実行できません。

・[選択範囲のみCSV形式ファイル作成]時の合計、平均値は、CSV形式ファイルに出力した情報のみを対象としていま

す。

関連項目

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CSV形式ファイル作成

計測結果をCSV形式のファイルに保存します。計測結果の表示方式によって、保存されるフォーマットが異なります。

帳票形式時のCSV形式ファイル

リストビュー形式時のCSV形式ファイル

ファイルを保存するには

1. [ファイル]メニューの[CSV形式ファイルの作成]コマンドを選びます。

2. [CSV形式ファイルの作成]]ダイアログボックスより、CSV形式ファイル名を指定し[保存]ボタンを押下します。

3. 指定したファイル名でCSV形式ファイルが作成されます。

関連項目

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計測結果の印刷方法

画面表示が帳票形式の場合は、以下の手順で印刷することが出来ます。

リストビュー形式の場合はCSVファイルに出力し、表計算ソフトなどで印刷してください。

計測結果を印刷するには

1. [ファイル]メニューの[印刷]コマンドを選びます。

2. 印刷 ダイアログボックスにて必要項目の設定をし、[OK]ボタンを押下します。

3. 計測結果がプリンタに印刷されます。

項目 内容

使用するプリンタ 現在選択されているプリンタを表示します。

ドキュメント種別/印刷

範囲印刷するドキュメント種別の選択およびドキュメントごとの印刷範囲を表示します。

印刷範囲 ドキュメントごとの印刷範囲を指定します。(指定ボタン押下時)

部数 ドキュメントごとの印刷部数を指定します。(指定ボタン押下時)

プリンタの設定 プリンタの設定を行います。

プリンタ固有の設定についてはプリンタの取扱説明書を参照し、プリンタの能力にあった設定を行ってください。

計測結果を帳票形式で表示している場合のみ、このコマンドを実行できます。

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ステップ数の計測方法(全計測)

新規計測及び、全対象ファイルの再計測を実行し、計測結果の表示を行います。

全計測するには

1. [計測]メニューの[全計測]コマンドを選びます。

2. 計測処理が開始され、計測結果を画面に表示します。

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ステップ数の計測方法(変更部分のみ計測)

[対象資産一覧の編集]処理にて対象資産の追加を行った部分に対してのみ計測し、計測結果の表示を行います。対象資産追加が

行われず、オプションの変更のみが行われた場合、再計測しないで変更後のオプションでの計測結果再表示のみが実行されま

す。

変更部分の計測をするには

1. [計測]メニューの[変更部分のみ計測]コマンドを選びます。

2. 計測処理が開始され、計測結果を画面に表示します。

以下の場合、変更部分のみ計測を行うことができません。

1. 新規計測の場合

2. 対象資産一覧の編集で対象資産の削除を行った場合

3. 「ステップ数計測-サーチパス」オプションでサーチパスの追加/削除を行った場合

4. 「ステップ数計測-計測」オプションの「組込みメンバを計測する」を変更した場合

5. 「ステップ数計測-計測」オプションの「埋め込みSQLを計測する」を変更した場合

6. 「ステップ数計測-計測」オプションの「サブフォルダも検索する」を変更した場合

7. 「ステップ数計測-計測」オプションの「空白行を計測する」を変更した場合

8. 「ステップ数計測-計測」オプションの「空白行は注釈行として計測する」を変更した場合

9. 「ステップ数計測-計測」オプションの「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」を変更した場合

10. 「ステップ数計測-計測」オプションの「フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測する」を変更した

場合

11. 「ステップ数計測-計測」オプションの「プログラムID単位に計測する」を「しない」から「する」に変更した

場合で、表示オプションを変更した場合

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「ステップ数計測-計測」オプションの設定

ステップ数計測により出力する計測結果の種類、および計測方法について設定します。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-計測」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-計測」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

プログラムステップ情報を出力

する

プログラムソースのステップ数を出力するかを指定します。

組込みメンバステップ情報を出

力する

プログラムソースより展開されている組込みメンバのステップ数を出力するかを

指定します。

組込みメンバを計測する 組込みメンバのステップを計測するかを指定します。

埋め込みSQLを計測する 埋め込みSQLのステップを分けて計測するかを指定します。

サブフォルダも検索する 対象資産を指定する際、フォルダによる指定で行う場合、サブフォルダ配下に存

在するファイルも計測対象とするかを指定します。(※1)

空白行を計測する 空白行を計測するかを指定します。選択すると空白行を注釈行として計測しま

す。選択しない場合には、空白行は計測されません。(空白行とは長さが0バイ

トの行、または半角/全角空白、タブのみで構成される行のことです。)

空白行は注釈行として計測する 選択される場合、空白行は注釈行として計測します。選択されない場合、空白行

として計測します。空白行を計測しない場合には選択不可。(空白行とは長さが

0バイトの行、または半角/全角空白、タブのみで構成される行のことです。)

"{"、"}"のみの行は注釈行として

計測する

"{"、"}"のみの行の計測方法を変更できます。選択すると、"{"、"}"のみの行を注釈

行として計測します。ただし、"{ }"のような行は有効行のままです。選択しない

場合は、"{"、"}"のみの行を有効行として計測します。

プログラムID単位に計測する COBOL言語種別で計測する際、プログラムID単位に計測するかを指定します。1

つのソースファイル中に複数のプログラムが含まれている場合、副プログラムも

計測します。

フォルダ指定の場合、ヘッダー

ファイル(*.h)も計測する

C/C++言語種別で計測する際、ヘッダーファイルもプログラムステップ情報とし

て計測するかを指定します。(※2)

※1)計測オプション「サブフォルダも検索する」はプログラムステップの計測のみに適用され、組込みメンバを計測する場合

のサーチパスは指定したフォルダのみ参照します。

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※2)計測オプション「組込みメンバを計測する」が有効となっている場合、この機能は使用できません。ヘッダーファイルは

組込み情報として計測されます。

変更を計測結果に反映するためには、「全計測」または、「変更部分のみ計測」を実行する必要があります。ただし「組

込みメンバを計測する」「埋め込みSQLを計測する」「サブフォルダも検索する」「空白行を計測する」「空白行は注釈行とし

て計測する」「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」「プログラムID単位に計測する」「フォルダ指定の場合、ヘッダー

ファイル(*.h)も計測する」変更時は、「全計測」を実行する必要があります。

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「ステップ数計測-表示」オプションの設定

ステップ数計測時の画面表示形式及びリストビュー形式画面に関する情報を指定します。修正量計測時の設定は、「修正量計測-

表示」オプションの設定を参照してください。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-表示」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-表示」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

初期画面表示 計測結果を帳票形式/リストビュー形式のどちらで表示するかを指定します。

ファイル情報を表示 ファイル情報の種類、サイズ、更新日付の初期表示/非表示を指定します。

SQLステップ数を表示 SQL情報のSQL、ETCの初期表示/非表示を指定します。

SQLステップ率を表示 SQL情報のSQL率の初期表示/非表示を指定します。

注釈ステップ数を表示 注釈ステップ数の初期表示/非表示を指定します。

注釈率を表示 注釈率、Javadoc率の初期表示/非表示を指定します。

組込み情報を表示 プログラム情報では、組込み形態別項目、組込みメンバ情報では、組込み情報の

初期表示/非表示を指定します。

フォルダ名を表示 フォルダ名の初期表示/非表示を指定します。

注釈率下限値 注釈率の下限値を設定します。設定値以下の注釈率を赤色表示します。

変更を計測結果に反映するためには、「全計測」または、「変更部分のみ計測」を実行する必要があります。特に計測を

行わずに表示形式のみを変更したい場合は、「変更部分のみ計測」を実行してください。

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「ステップ数計測-サーチパス」オプションの設定

ソースプログラムで展開されている、組込みファイルが存在するフォルダのパスを、最大10件まで指定できます。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-サーチパス」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-サーチパス」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

フォルダ 追加対象のフォルダ名を表示/入力します。

フォルダリスト 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。

参照 フォルダ名を参照します。

追加 [フォルダ]に表示されているフォルダ名を追加登録します。

削除 登録済のフォルダ名を登録解除します。

・変更を計測結果に反映するためには、「全計測」を実行する必要があります。

・同一フォルダの重複登録はできません。

・計測時の検索順序は、登録順のとおりです。

・計測対象ファイルの存在するフォルダは、サーチパスに登録しなくても自動的に検索します。

・検索の優先順位は、サーチパスで登録したフォルダ・対象資産ファイルの存在するフォルダの順です。

・サーチパスはサブフォルダを検索する事はせず、指定したフォルダのみ検索します。

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「ステップ数計測-CSVファイル」オプションの設定

CSV形式ファイルの出力に関する情報を指定します。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-CSVファイル」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-CSVファイル」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

非表示の項目は出力しない 非表示としている項目を出力対象とするかを指定します。

合計,平均行は出力しない 合計、平均行を出力するかを指定します。

計測結果をリストビュー形式で表示している場合のみ、有効となります。

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「ステップ数計測-帳票」オプションの設定

帳票形式画面及び印刷帳票に関する情報を指定します。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-帳票」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-帳票」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

ファイルパス名を出力する フォルダ名を出力するかを指定します。

SQLステップ情報を出力する

「ステップ数計測-計測」オプションの[埋め込みSQLを計測する]に関係なくSQL

ステップ情報を出力するかを指定します。

[埋め込みSQLを計測する]にチェックが入っていない場合はゼロを出力します。

ファイルの更新日付を出力する ファイルの更新日付を出力するかを指定します。

注記 帳票に印刷する注記を設定します(30バイトまで)。

「注記」以外の項目は、変更を計測結果に反映するために、「全計測」または、「変更部分のみ計測」を実行する必要が

あります。

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「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションの設定

Java自動生成ソース計測時の手書き部分を識別する、手書き開始/終了識別子に関する情報を指定します。

ここで指定された識別子を含む行の間を手書き部として計測し、手書きステップ数として表示します。それ以外を自動生成部と

して計測し、組み込みステップ数として表示します。

計測基準の詳細についてはJava自動生成ソース計測基準を参照してください。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-自動識別(Java)」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 説明

[計測中に識別子不整合

エラーを表示]

・計測中に識別子不整合エラーを表示する場合

[計測中に識別子不整合エラーを表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

[識別子]登録済みの手書き開始識別子・手書き終了識別子・コメントが表示されます。複数選択が

可能です。(識別子の組み合わせは、最大100件まで指定可能です。)

[取り込み]

識別情報が格納されている識別子ファイルの内容を[識別子]リストに登録する場合、

[取り込み]ボタンを押下します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

このとき、[識別子]リストに登録されている識別子は消去します。

[書き出し][識別子]に表示されている登録済み識別子を識別子ファイルとして保存する場合、[書

き出し]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

[追加][識別子]に新しい識別子を追加する場合、[追加]ボタンを押します。識別文字列指定

ダイアログを表示します。

[削除][識別子]で削除する識別子をクリックし、[削除]ボタンを押します。複数選択が可能

です。

標準では以下の識別子が登録されています。

開始識別子 終了識別子 コメント

// >> 外部アジャスト対象の開始位置 // >> 外部アジャスト対象の終了位置 CBMBuilder

//>>ユーザ領域開始 //ユーザ領域終了<< ユーザ領域保護ツール

<!-->>ユーザ領域開始 <!-ユーザ領域終了<<--> ユーザ領域保護ツール

//******************** 変更可能領域 開始 //******************** 変更可能領域 終了ユーザ領域保護ツール

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******************** ********************

変更を計測結果に反映するためには、「全計測」または、「変更部分のみ計測」を実行する必要があります。

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「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションの設定

Visual Basic 6.0ソース計測時の自動生成部分を識別する、開始/終了識別子に関する情報を指定します。

ここで指定された識別子を含む行の間を自動生成部として計測し、組み込みステップ数として表示します。それ以外を手書き部

として計測し、手書きステップ数として表示します。(Java自動識別オプションとは逆ですのでご注意ください。)

計測基準の詳細についてはVB6.0自動生成ソース計測基準を参照してください。

設定するには

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」の設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 説明

[計測中に識別子不整合

エラーを表示]

・計測中に識別子不整合エラーを表示する場合

[計測中に識別子不整合エラーを表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

[識別子]登録済みの手書き開始識別子・手書き終了識別子・コメントが表示されます。複数選択が

可能です。(識別子の組み合わせは、最大100件まで指定可能です。)

[取り込み]

識別情報が格納されている識別子ファイルの内容を[識別子]リストに登録する場合、

[取り込み]ボタンを押下します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

このとき、[識別子]リストに登録されている識別子は消去します。

[書き出し][識別子]に表示されている登録済み識別子を識別子ファイルとして保存する場合、[書

き出し]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

[追加][識別子]に新しい識別子を追加する場合、[追加]ボタンを押します。識別文字列指定

ダイアログを表示します。

[削除][識別子]で削除する識別子をクリックし、[削除]ボタンを押します。複数選択が可能

です。

標準では以下の識別子が登録されています。

開始識別子 終了識別子 コメント

VERSION 5.00 Attribute VB_Exposed VB6.0(*.frm)

VERSION 1.0 CLASS Attribute VB_Exposed VB6.0(*.cls等)

標準で登録されているVB6.0用の識別子はマイクロソフト社の公開された仕様に基づいたものではありません。このた

め、正確に計測されない場合は識別子を編集/追加してください。

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変更を計測結果に反映するためには、「全計測」または、「変更部分のみ計測」を実行する必要があります。

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「修正量計測-計測」オプションの設定

修正量計測時に出力する計測結果の種類および、計測方法について設定します。

設定するには

1. [オプション]メニューの「修正量計測-計測」の設定コマンドを選びます。

2. 「修正量計測-計測」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

サブフォルダも検索する 対象資産を指定する際、フォルダによる指定で行う場合、サブフォルダ配下に存

在するファイルも計測対象とするかを指定します。

有効行のみ計測する 有効行のみ修正量を計測します。注釈行を含めて計測する場合には、このオプ

ションを選択しないでください。

空行も計測する 空行を計測するかを指定します。選択すると空行を注釈行として計測します。選

択しない場合には、空行は計測されません。(空行とは長さが0バイトの行、ま

たは半角/全角空白、タブのみで構成される行のことです。)

"{"、"}"のみの行は注釈行として

計測する

"{"、"}"のみの行の計測方法を変更できます。選択すると、"{"、"}"のみの行を注釈

行として計測します。ただし、"{ }"のような行は有効行のままです。選択しない

場合は、"{"、"}"のみの行を有効行として計測します。

語間複数空白を無視する 新旧の資産で、空白行や語間の空白の数が異なる場合に同じと見なすかどうかを

指定します。選択すると個数が異なっても同じものと見なします。

例)"int a;" <=> "int a;"

大小文字を区別する 新旧の資産で、英大文字と英子文字を区別するかどうかを指定します。選択する

と区別します。

例)"int a;" <=> "int A;"

注釈行範囲を意識する c/c++やJava等の/* ~ */コメントのように、その行自体は注釈と見なされなくて

も注釈の範囲になっている行を注釈と見なすかどうかを指定します。選択する

と、注釈と見なします。

(→「修正量計測基準」参照)

変更を計測結果に反映するためには、「全計測」を実行する必要があります。

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「修正量計測-表示」オプションの設定

修正量計測時に出力する計測結果の種類および、計測方法について設定します。

設定するには

1. [オプション]メニューの「修正量計測-表示」の設定コマンドを選びます。

2. 「修正量計測-表示」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 内容

ファイル情報を表示 初期表示時にファイル名、ファイル種類、更新日付、ファイルサイズを表示する

かを指定します。

フォルダ名を表示 初期表示時にフォルダ名を表示するかを指定します。

変更を計測結果に反映するためには、「全計測」を実行する必要があります。

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「共通-拡張子」オプションの設定

計測したい対象資産の拡張子を変更できます。

各言語種別の言語種類毎に、10個までの任意の拡張子を追加できます。

1つの拡張子は10文字以下です。全角文字は使用出来ません。

言語種別間で同一の拡張子を指定できますが、言語種類間ではできません。

指定された拡張子のファイルは、指定された言語種別の言語種類のコメント規約で計測されます。

計測結果の種類欄には関連付けられた言語種類が表示され、計測結果画面およびCSVファイルに出力されます。

設定するには

1. [オプション]メニューの「共通-拡張子」の設定コマンドを選びます。

2. 「共通-拡張子」オプションダイアログボックスで必要項目の設定をします。

項目 説明

[拡張子] 言語種別、言語種類、拡張子とコメントの一覧を表示します。

[取り込み]

拡張子情報が格納される拡張子ファイルの内容を、[拡張子]に取り込む場合、[取り込

み]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。このと

き、[拡張子]に表示される登録済み拡張子は、消去されます。

[書き出し][拡張子]に表示されている登録済み拡張子を拡張子ファイルとして保存する場合、[書

き出し]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

[変更][拡張子]に新しい拡張子を変更する場合、[変更]ボタンを押します。拡張子変更ダイ

アログを表示します。

[初期化]追加された拡張子の情報を初期化する場合、[初期化]ボタンを押します。拡張子リスト

は拡張子初期値に設定する。

変更を計測結果に反映するためには、「全計測」を実行する必要があります。

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コマンド説明

コマンドラインのパラメータと戻り値について説明します。コマンドを指定したショートカットやバッチファイルを作成するこ

とにより、定型的な計測を定期的に繰り返すことが容易になります。

パラメタを指定せずにコマンドのみで実行した場合は、MF-STEPCOUNTER画面を表示します。

新規計測

コマンドライン実行時に様々なオプションを指定して新規計測を行うことができます。

コマンド

CMFSTP64.EXE [-TYPE STP/MOD] 計測対象ファイル/フォルダ -LANG 言語種別 [-FORCE] [-CHAR SJIS/

UNICODE] [-CSV CSVファイル名/出力先フォルダ名] [-LOG 計測結果ログファイル名] [各オプション]

[]で括られたパラメータは省略可能です。

パラメータ

"-TYPE"スイッチは、計測種類を指定します。省略した場合にはステップ数計測が指定されたとして処理を実行しま

す。

STP:ステップ数計測を実行します。

MOD:修正量計測を実行します。

"計測対象ファイル/フォルダ"は、計測対象するファイル、またはフォルダを指定します。新規計測する場合は省

略することはできません。

ステップ数計測を実行する場合:計測対象するファイル、またはフォルダを指定します。

修正量計測を実行する場合:比較元のフォルダと比較先のフォルダを半角空白で区切って指定します。

"-LANG"スイッチは、計測対象の言語種別を指定します。新規計測する場合は省略することはできません。

言語種別には以下のものを指定します。

言語種別 計測基準

ALL 自動言語計測基準

COBOL COBOL計測基準

C C/C++計測基準

JAVA Java計測基準

IDL IDL計測基準

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JAVAAUTO Java自動生成ソース計測基準

HTML HTML/JSP/JS/CSS計測基準

DOTNET .NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS計測基準

VB Visual Basic 6.0計測基準

"-FORCE"スイッチを指定した場合には、計測対象ファイルに関するエラー(オープンエラーやコード変換エラー)

が発生しても計測処理を続行します。

"-CHAR"スイッチは、対象資産の文字コードを指定します。省略した場合はShiftJISが指定されたとして処理を実行

します。

SJIS:ShiftJISとして実行します。

UNICODE:UNICODEとして実行します。

"-CSV"スイッチは、計測結果のCSVファイルの出力先を指定します。省略した場合にはユーザ環境変数"TEMP"に指

定されているフォルダに出力されます。

CSVファイル名:指定したファイル名で出力されます。

出力先フォルダ名:指定したフォルダに日時を付与したファイル名"mfstp64_YYYYMMDDHHMMSS.csv"で出力さ

れます。

"-LOG"スイッチは、計測結果ログファイルの出力先を指定します。省略した場合にはユーザ環境変数"TEMP"に指定

されているフォルダに出力されます。日時を付与したファイル名"mfstp64_YYYYMMDDHHMMSS.log"で出力され

ます。

計測結果ログファイル名:指定したファイル名で出力されます。

"各オプション"スイッチには、以下の表のスイッチを指定できます。

各スイッチを省略した場合は、以下の表の初期値が指定されていると見なして動作します。

計測種類("-TYPE"スイッチ)の指定により、指定可能なスイッチが異なります。

スイッチ パラメータ 内容説明 初期値

TYPEスイッ

STP MOD

「ステップ数計測-計測」オプション

-PGMON:出力する

OFF:出力しないプログラムステップ情報の出力 ON ○ ‐

-INCON:出力する

OFF:出力しない組込みステップ情報の出力 ON ○ ‐

-CPYCNTON:計測する

OFF:計測しない組込みメンバを計測する OFF ○ ‐

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-SQLON:計測する

OFF:計測しない埋め込みSQLを計測する ON ○ ‐

-STPSUBFLDON:検索する

OFF:検索しないサブフォルダも検索する ON ○ ‐

-STPBLKON:計測する

OFF:計測しない空白行を計測する ON ○ ‐

-COMMBLK

ON:注釈行として計測

する

OFF:空白行として計測

する。

空白行は注釈行として計測する OFF ○ ‐

-STPBRCON:計測する

OFF:計測しない

"{"、"}"のみの行は注釈行として計

測するOFF ○ ‐

-HON:計測する

OFF:計測しないヘッダーファイル(*.h)も計測する ON ○ ‐

-PGMIDON:計測する

OFF:計測しないプログラムID単位に計測する ON ○ ‐

「ステップ数計測-表示」オプション

-DSPFRM

FRM:帳票形式

LIST:リストビュー形

表示形式 LIST ○ ‐

-LSTFILEON:表示する

OFF:表示しないファイル情報を表示 ON ○ ‐

-LSTSQLCNTON:表示する

OFF:表示しないSQLステップ数を表示 ON ○ ‐

-LSTSQLRATON:表示する

OFF:表示しないSQLステップ率を表示 ON ○ ‐

-

LSTCOMMCNT

ON:表示する

OFF:表示しない注釈ステップ数を表示 ON ○ ‐

-

LSTCOMMRAT

ON:表示する

OFF:表示しない注釈率を表示 ON ○ ‐

-LSTINCON:表示する

OFF:表示しない組込み情報を表示 ON ○ ‐

-LSTFLDON:表示する

OFF:表示しないフォルダ名を表示 ON ○ ‐

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「ステップ数計測-サーチパス」オプション

-PATHLSTPATH1*PATH2*……

PATH10

サーチパス(複数指定の場合

は、"*"で区切る)指定なし ○ ‐

「ステップ数計測-CSVファイル」オプション

-NONDSPITEMON:出力しない

OFF:出力する非表示の項目は出力しない ON ○ ‐

-TOTAVEON:出力しない

OFF:出力する合計,平均行は出力しない OFF ○ ‐

「ステップ数計測-帳票」オプション

-PRTPATHON:印刷する

OFF:印刷しないファイルパス名を印刷する ON ○ ‐

-PRTSQLON:印刷する

OFF:印刷しないSQLステップ情報を印刷する ON ○ ‐

-PRTDATEON:印刷する

OFF:印刷しないファイルの更新日付を印刷する ON ○ ‐

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプション

-JAVAFILE ファイルパス JAVA自動識別子ファイル 指定なし ○ ‐

「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプション

-VBFILE ファイルパス VB6.0自動識別子ファイル 指定なし ○ ‐

「修正量計測-計測」オプション

-MODSUBFLDON:検索する

OFF:検索しないサブフォルダも検索する ON ‐ ○

-VALIDON:計測する

OFF:計測しない有効行のみ計測 ON ‐ ○

-MODBLKON:計測する

OFF:計測しない空白行も計測する OFF ‐ ○

-MULBLKON:無視する

OFF:無視しない語間複数空白を無視する OFF ‐ ○

-MODBRCON:計測する

OFF:計測しない

"{"、"}"のみの行は注釈行として計

測するOFF ‐ ○

-UPPERON:区別する

OFF:区別しない大小文字を区別する OFF ‐ ○

ON:意識する

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-COMMOFF:意識しない

注釈範囲を意識する OFF ‐ ○

「修正量計測-表示」オプション

-FLDINFOON:表示する

OFF:表示しないフォルダを表示 ON ‐ ○

-FILEINFOON:表示する

OFF:表示するファイル情報を表示 ON ‐ ○

「共通-拡張子」オプション

-EXTFILE ファイルパス カスタマイズ拡張子ファイル 指定なし ○ ○

戻り値

計測結果出力後の"CMFSTP64.EXE"の戻り値は以下の通りです。

0:正常終了。

1:正常終了(計測エラーがあった場合)。

3:計測結果ログを出力できなかった場合。

4:計測結果ファイル(*.csv)が生成できなかった場合。

5:計測資産の読み込みエラーがあった場合。

7:外部ファイル(*.AJD)取り込みエラーがあった場合。

8:2重起動エラーがあった場合。

9:コマンドラインエラーがあった場合。

再計測

MF-STEPCOUNTER画面で計測した結果(計測結果ファイル(*.STP))を指定することにより、同一条件で再計測を行う

ことができます。

コマンド

CMFSTP64.EXE 計測結果ファイル(*.STP) [-FORCE] [-CSV CSVファイル名/出力先フォルダ名] [-LOG 計測結果ログ

ファイル名] [各オプション]

[]で括られたパラメータは省略可能です。

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パラメタ

"計測結果ファイル(*.STP)"は、MF-STEPCOUNTER画面でのステップ数計測、または修正量計測の結果を保存した計

測結果ファイル(*.STP)"を指定します。省略することはできません。

計測種類、言語種別、対象資産、文字コードは、計測結果ファイル(*.STP)を保存した時のものが適用されるため、

指定する事はできません。

CHARオプションおよびLANGオプションを指定した場合は、コマンドラインエラーとなります。

"-FORCE"スイッチを指定した場合には、計測対象ファイルに関するエラー(オープンエラーやコード変換エラー)

が発生しても計測処理を続行します。

"-CSV"スイッチは、計測結果のCSVファイルの出力先を指定します。省略した場合にはユーザ環境変数"TEMP"に指

定されているフォルダに出力されます。

CSVファイル名:指定したファイル名で出力されます。

出力先フォルダ名:指定したフォルダに日時を付与したファイル名"mfstp64_YYYYMMDDHHMMSS.csv"で出力さ

れます。

"-LOG"スイッチは、計測結果ログファイルの出力先を指定します。省略した場合にはユーザ環境変数"TEMP"に指定

されているフォルダに出力されます。日時を付与したファイル名"mfstp64_YYYYMMDDHHMMSS.log"で出力され

ます。

計測結果ログファイル名:指定したファイル名で出力されます。

"各オプション"スイッチについて

各オプション"スイッチは、下記事項以外は新規計測の表と同様です。

計測オプション、サーチパスオプション、修正量計測オプションを省略した場合は、計測結果ファイル(*.STP)を保

存した時のオプションが適用されます。

オプションを変更したい場合は計測結果ファイル(*.STP)を再度作成してください。

戻り値

計測結果出力後の"CMFSTP64.EXE"の戻り値は以下の通りです。

0:正常終了。

1:正常終了(計測エラーがあった場合)。

3:計測結果ログを出力できなかった場合。

4:計測結果ファイル(*.csv)が生成できなかった場合。

5:計測資産の読み込みエラーがあった場合。

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6:計測結果ファイル(*.stp)の読み込みエラーがあった場合。

7:外部ファイル(*.AJD)取り込みエラーがあった場合。

8:2重起動エラーがあった場合。

9:コマンドラインエラーがあった場合。

使用例

以下の例では、インストール先を"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER"にした場合で説明しています。

CMFSTP64.EXEのみ指定した場合

本ツールの起動のみを行います。その後の操作については新規計測の方法または計測結果ファイルの読み込み方

法を参照下さい。

パラメタの説明

FORCE

=> 計測対象ファイルに計測エラーが発生しても、計測処理を続行します。

使用例

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe"

SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERを起動します。

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" -force

SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERを 起動します。計測対象ファイルに計測エラーが発生しても、計測処理を続行

します。

新規計測(ステップ計測) 引数に計測対象ファイルを指定した場合

計測対象ファイルを、指定した言語種別の計測基準により、新規計測し、計測結果を出力します。

ただし、計測対象のファイルは単一のファイルしか指定できません。また、ワイルドカード(*や?を使ったファイ

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ル指定)による指定もできません。複数のファイルを計測したい場合は、下記のフォルダ指定を使用してくださ

い。

パラメタの説明

LANG 言語種別

=> 言語種別の計測基準により、新規計測します。

指定されていない場合、パラメタエラーとなります。

CHAR 文字コード

=> 指定した文字コードで計測します。

CSV CSVファイル名(*.CSV)

=> 計測結果をCSVファイルへ出力して終了します。

CSVファイルの出力先に同名のファイルが存在する場合、上書きされます。

計測終了後に、CSVファイルを出力して終了します。

CSV 出力先フォルダ名

=> 計測結果を出力先フォルダへ出力して終了します。出力されるCSVファイル名は"計測年月日時分

秒.CSV"になります。

CSVファイルの出力先に同名のファイルが存在する場合、上書きされます。

計測終了後に、CSVファイルを出力して終了します。

使用例

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work\test.c -lang c -char sjis -force

計測対象ファイルtest.cを 文字コードShift-JISで、言語種別C/C++の計測基準により、新規計測し、計測結果

をユーザ環境変数"TEMP"に指定されているフォルダの計測年月日時分秒.csvに出力して終了します。 計測対象ファ

イルに計測エラーが発生しても、計測処理を続行します。

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work\test.c -lang c -csv

d:\work\csv\test.csv

計測対象ファイルtest.cを言語種別C/C++の計測基準により、新規計測し、計測結果をtest.csvに出力して終了

します。

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work\test.c -lang c -csv d:\work\csv

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計測対象ファイルtest.cを言語種別C/C++の計測基準により、新規計測し、計測結果を計測年月日時分秒.csv

に出力して終了します。

新規計測(ステップ計測) 引数に計測対象フォルダを指定した場合

計測対象フォルダ内のソースファイルを、指定した言語種別の計測基準により、新規計測し、計測結果を出力しま

す。

計測対象となるソースファイルは、指定した言語種別が対象としている拡張子のファイルとなります。

パラメタの説明

FORCE

=> 計測対象ファイルに計測エラーが発生しても、計測処理を続行します。

LANG 言語種別

=> 言語種別の計測基準により、新規計測します。

指定されていない場合、パラメタエラーとなります。

CHAR 文字コード

=> 指定した文字コードで計測します。

CSV CSVファイル名(*.CSV)

=> 計測結果をCSVファイルへ出力します。

CSVファイルの出力先に同名のファイルが存在する場合、上書きされます。

計測終了後に、CSVファイルを出力して終了します。

CSV 出力先フォルダ名

=> 計測結果を出力先フォルダへ出力します。出力されるCSVファイル名は"計測年月日時分秒.CSV"になりま

す。

CSVファイルの出力先に同名のファイルが存在する場合、上書きされます。

計測終了後に、CSVファイルを出力して終了します。

使用例

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work -lang c -char -unicode -force

計測対象フォルダworkに存在する計測対象ファイルを、 文字コードUNICODEで、言語種別C/C++の計測基

準により、新規計測し、計測結果をユーザ環境変数"TEMP"に指定されているフォルダの計測年月日時分秒.csvに出

力して終了します。 計測対象ファイルに計測エラーが発生しても、計測処理を続行します。

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c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work -lang c -csv

d:\work\csv\test.csv

計測対象フォルダworkに存在する計測対象ファイルを、言語種別C/C++の計測基準により、新規計測し、計

測結果をtest.csvに出力して終了します。

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work -lang c -csv d:\work\csv

計測対象フォルダworkに存在する計測対象ファイルを、言語種別C/C++の計測基準により、新規計測し、計

測結果を計測年月日時分秒.csvに出力して終了します。

再計測(ステップ計測) 引数に計測結果ファイルを指定した場合

指定された計測結果ファイル(*.STP)を読み込み後再計測し、計測結果をCSVファイルに出力します。

パラメタの説明

FORCE

=> 計測対象ファイルに計測エラーが発生しても、計測処理を続行します。

CSV CSVファイル名(*.CSV)

=> 計測結果をCSVファイルへ出力します。

CSVファイルの出力先に同名のファイルが存在する場合、上書きされます。

計測終了後に、CSVファイルを出力して終了します。

CSV 出力先フォルダ名

=> 計測結果を出力先フォルダへ出力します。出力されるCSVファイル名は"計測年月日時分秒.CSV"になりま

す。

CSVファイルの出力先に同名のファイルが存在する場合、上書きされます。

計測終了後に、CSVファイルを出力して終了します。

使用例

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe"d:\work\test.stp -force

計測結果ファイルtest.stpを再計測し、計測結果をユーザ環境変数"TEMP"に指定されているフォルダの計測

年月日時分秒.csvに出力して終了します。 計測対象ファイルにエラーが発生しても計測処理を続行します。

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work\test.stp -csv

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d:\work\csv\test.csv

計測結果ファイルtest.stpを再計測し、計測結果をtest.csvに出力して終了します。

c:\>"c:\Program Files\SIMPLIA\MF-STEPCOUNTER\CMFSTP64.exe" d:\work\test.stp -csv d:\work\csv

計測結果ファイルtest.stpを再計測し、計測結果を計測年月日時分秒.csvに出力して終了します。

計測結果ファイル、計測対象ファイル/フォルダ、およびCSVファイル/フォルダはフルパスで指定してください。ファイ

ル名のみや相対パスは指定しないで下さい。

旧バージョンで計測した計測結果ファイルは、1度メイン画面で保存したファイルを指定してください。旧バージョンで保存し

た計測結果ファイルでは再計測できません。

ファイル名やフォルダ名に空白を含む場合は、パスを""で括ってください。

例)cmftstp32.exe "d:\work folder\test.stp"

コマンドプロンプトから実行する場合は、環境変数のPATHに本製品のインストールフォルダを指定していると、exeファイル名

による起動が簡単にできます。

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プログラムステップ情報(帳票形式)

プログラムステップ情報の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を以下に示します。知りたい箇所をクリックしてください。

※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

関連項目

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を示します。

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組込みメンバステップ情報(帳票形式)

組込みメンバステップ情報の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を以下に示します。知りたい箇所をクリックしてください。

※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

関連項目

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を示します。

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プログラムステップ情報(リストビュー形式)

プログラムステップ情報の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を以下に示します。知りたい箇所をクリックしてください。

※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

任意の行を選択して右クリックすることにより、ポップアップメニューが表示されて以下の操作が可能になります。

以下の表示/非表示の切り替え(計測言語種類に依存します)

ファイル情報/SQLステップ数/SQLの比率/注釈ステップ数/注釈の比率/組込み形態別/フォルダ名

クリップボードへのCSV形式でのコピー

関連項目

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を示します。

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組込みメンバステップ情報(リストビュー形式)

組込みメンバステップ情報の出力例(C/C++の帳票)を以下に示します。知りたい箇所をクリックしてください。

※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

関連項目

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を示します。

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プログラムステップ情報(修正量計測)

修正量計測時のプログラムステップ情報の出力レイアウト例(Javaの帳票)を以下に示します。知りたい箇所をクリックしてく

ださい。

【有効行のみ計測の場合】

【有効行と注釈行の計測の場合】

任意の行を選択して右クリックすることにより、ポップアップメニューが表示されて以下の操作が可能になります。

以下の表示/非表示の切り替え(計測言語種類に依存します)

ファイル情報/フォルダ名

クリップボードへのCSV形式でのコピー

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自動識別計測基準

計測されるファイルは各言語種別の計測基準の通りに計測します。また、言語種別は計測されるファイルの拡張子によって判定

します。

各計測対象ファイルの拡張子と計測基準の関係は以下の表を参照してください。

拡張子欄にはインストール時に設定されている拡張子を掲載しています。「共通-拡張子」オプションによって変更できます。

拡張子 種類 計測基準

(*.CBL),(*.COB),(*.COBOL),(*.SCOB),(*.PCO) COBOL COBOL計測基準

(*.C),(*.CPP),(*.H),(*.RC) C/C++ C/C++計測基準

(*.JAVA)

Javaクラス

Javaインタ

フェースJava計測基準

(*.SQLJ) SQLJ

(*.IDL) IDL IDL計測基準

(*.HTML),(*.HTM) HTML

HTML計測基準(*.JSP),(*.JSPF),(*.TAG),(*.TAGX),(*.TAGF) JSP

(*.JS) JavaScript

(*.CSS) StyleSheet

(*.ASP),(*.ASPX) ASP.NET

.NET計測基準(*.CS) C#

(*.VB),(*.VBS) VB.NET

(*.FRM),(*.BAS),(*.CLS),(*.CTL),(*.PAG),(*.DSR) VB6.0 VB6.0計測基準

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COBOL計測基準

COBOLの計測基準は以下のようになります。

注記判定

・ 7カラム目が次のいずれかであるもの。

- 「*」 一般注記行

- 「/」 改ページ指定

- 「D」 デバッグ行

・ 先頭行が次のいずれかであるもの。

- 「@OPTIONS」 翻訳オプション指定

- 「PROCESS」 翻訳オプション指定

- 「CBL」 翻訳オプション指定

・ 埋め込みSQL文の注記。

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

・ 行内注記 「*>」 から行末まで。

備考

・ COBOLの自由形式の正書法には対応していません。

・ .NETプログラミング機能及びオブジェクト指向プログラミング機能におけるプログラム構造には対応していませ

ん。

・ COBOL言語の場合の空白行とは、行番号のみの行、または7桁目以降が半角/全角空白およびタブのみの行で

す。

登録集判定

・ 登録集(COPY)の判定は次のようになります。

- COPY ・・・・・・

・ 登録集(INCLUDE)の判定は次のようになります。

- INCLUDE ・・・・・・

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備考

・ 語 COPY、INCLUDEで拡張子を含めたファイル名を指定している場合、新規計測の方法で示した拡張子以外の

ファイルも計測されます。

・ 語 COPY、INCLUDEと登録集ファイル名の間には一つ以上の空白かタブが必要です。また、改行している場合は

計測対象ファイルの制限となります。

・ 埋め込みSQLのインクルードファイル(EXEC SQL INCLUDE)や、埋め込みSQL中の登録集は組込みメンバの対

象にはなりません。

・ AIMのDBを使用する際の 「SUBSCHEMA名」 は登録集として計測しません。

宣言部と実行部の判定

・ 宣言部の判定基準を以下に示します。

- ソースファイルの先頭を含め 「IDENTIFICATION DIVISION」 から 「PROCEDURE DIVISION」 の

直前まで。

・ 実行部の判定基準を以下に示します。

- 「PROCEDURE DIVISION」 よりソースファイル終了まで。

備考

・ 計測対象となるCOBOLプログラムはソースファイル中に見出し部の開始(語 IDENTIFICATION DIVISION)と手

続き部の開始(語 PROCEDURE DIVISION)が記述されていなければなりません。どちらか一方あるいは両方が未

記述やコピー句登録集ファイル内に記述されている場合、STEPCOUNTERは正常な計測ができません。

・ 「ステップ数計測-計測」オプション[プログラムID単位に計測する]が選択されている場合、「IDENTIFICATION

DIVISION」から次の「IDENTIFICATION DIVISION」の直前までを1プログラムとして、メインプログラムと副プ

ログラムを計測します。

プログラムが入れ子になっている場合は、外側のプログラムのプログラム終わり見出しは、最後に検出したプログ

ラムの計測結果としてステップ数が加算されます。

出力される計測結果に、ファイル名とプログラムIDが表示されます。

・ 「ステップ数計測-計測」オプション[プログラムID単位に計測する]が選択されていない場合、メインプログラム

のみ計測されます。ただし、メインプログラムとして計測されるのは、副プログラムの「IDENTIFICATION

DIVISION」より前までの行になります。出力される計測結果に、ファイル名のみが表示されます。

埋め込みSQL判定(COBOL)

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ANSI規格に準拠しているSQL文法を示します。(ORACLE、RDBⅡ、informixなど)

1. 宣言節

EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION END-EXEC ┐

01 ~ ┐ │

01 ~ ├ ホスト変数、標識変数の宣言├ 宣言も埋め込みSQL部として

01 ~ ┘ │ カウントします。(5ステップ)

EXEC SQL END DECLARE SECTION END-EXEC ┘

2. その他

EXEC SQL ┐

~ ├ 「EXEC SQL」から「END-EXEC」までを埋め込みSQL部として

END-EXEC ┘ カウントします。(3ステップ)

- 埋め込みSQL中で「-(ハイフン)」が2個連続して出現した場合、その行末まで注記とみなしま

す。

- 語 EXECと語 SQLの間は一つ以上の空白かタブが必要です。また、改行している場合は計測対象

ファイルの制限となります。

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.cob)

.....*....1....*....2....*....3....*....4....*....5....*....6....

コメント 000100 @OPTIONS QUOTE

コメント 000200* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

コメント 000300* ステップ数計測機能 COBOL ソース計測の例

コメント 000400* ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

コメント 000500* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

000600 IDENTIFICATION DIVISION.

000700 PROGRAM-ID. TEST01.

000800 AUTHOR. FUJITSU LTD.

コメント 000900*

001000 ENVIRONMENT DIVISION.

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001100 CONFIGURATION SECTION.

001200 SOURCE-COMPUTER. FACOM.

001300 OBJECT-COMPUTER. FACOM.

コメント 001400D WITH DEBUGGING MODE.

001500 SPECIAL-NAMES.

001600 SUBSCHEMA-NAME. "AAAAA".

001700 INPUT-OUTPUT SECTION.

001800 FILE-CONTROL.

コメント 001900* 表示ファイル

002000 SELECT DSP-FILE ASSIGN TO DSPDD.

コメント 002100/

002200 DATA DIVISION.

コメント 002300* 基底場所節

002400 BASED-STORAGE SECTION.

コメント 002500* ファイル節

002600 FILE SECTION.

002700 FD DSP-FILE.

002800 INCLUDE DSP01.

コメント 002900* 作業場所節

003000 WORKING-STORAGE SECTION.

コメント 003100* RDBホスト変数

SQL文 003200 EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION END-EXEC.

SQL文 003300 01 SQL-USERID PIC X(20).

SQL文 003400 01 SQL-PASSWD PIC X(20).

SQL文 003500 EXEC SQL END DECLARE SECTION END-EXEC.

コメント 003600* 共通領域

003700 COPY COMMWK1 REPLACING ==X== BY ==C==.

コメント 003800* 定数節

003900 COPY CONST01 OF COMMDD.

004000 LINKAGE SECTION.

004100 REPORT SECTION.

004200 SCREEN SECTION.

コメント 004300/

004400 PROCEDURE DIVISION.

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004500 MAIN01 SECTION.

SQL文 004600 EXEC SQL

SQL文 004700 CONNECT :SQL-USERID

SQL文 004800 IDENTIFIED BY :SQL-PASSWD

コメント 004900 -- "PASS-WORD"

SQL文 005000 END-EXEC.

コメント 005100

005200 MOVE A TO B. *> Aは~

コメント 005300 *> Bは~

コメント 005400* 次のMOVE命令は3行としてカウントされる

005500 MOVE

005600 B TO

005700 C.

コメント 005800

005900 STOP RUN.

コメント 006000/

[プログラムID単位に計測する]が選択されている場合は以下TEST011として計測さ

れ、選択されていない場合は計測対象外となる。

006100 IDENTIFICATION DIVISION.

006200 PROGRAM-ID. TEST011.

コメント 006300*

006400 END PROGRAM TEST011.

006500 END PROGRAM TEST01.

006600

[EOF]

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C/C++計測基準

C/C++の計測基準は以下のようになります。この計測基準はRDB部分を除きリソースファイルにも適用されます。

注記判定

・ 「/*」 と 「*/」 で括られたステップ。(C,C++)

・ 「//」 から行末まで。(C++)

・ 埋め込みSQL文の注記。(C)

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

・ "{"、"}"のみの行。(「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」オプション選択時。ただし、" { }"のような行は

有効行のままです。)

インクルード判定

・ #include <・・・・・>

・ #include "・・・・・"

・ #include ・・・・・

・ rcinclude ・・・・・

備考

・ #includeは小文字で記述されていなければなりません。

・ 埋め込みSQLのインクルードファイル(EXEC SQL INCLUDE)は組込みメンバの対象にはなりません。

・ 埋め込みSQL中のインクルード(#include等)は組込みメンバの対象にはなりません。

埋め込みSQL判定(C)

ANSI規格に準拠したSQL文法(ORACLE、RDBⅡ、informixなど)か、informix ESQL/Cに準拠している文法。

・ 「EXEC SQL」 から 「;(セミコロン)」 まで。

・ 「$」 から 「;(セミコロン)」 まで。

・ 埋め込みSQL中で 「-(ハイフン)」 が2個連続して出現した場合、その行末まで注記とみなします。

備考

・ 「EXEC SQL」は大文字で記述されていなければなりません。

・ 語 EXECと語 SQLの間は一つ以上の空白かタブが必要です。また、改行している場合は計測対象ファイルの制限

となります。

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・ C/C++の変数で"$"を変数名に含む場合、SQL行と見なされます。必要に応じてSQL計測をしないように「ステッ

プ数計測-計測」オプションを変更してください。

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.c)

コメント /* ステップ数計測機能 C言語 ソース計測の例 */

コメント /* ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004 */

#include <stdio.h>

#include "pp.h"

コメント

SQL文 EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION;

SQL文 VARCHAR user[20];

コメント /* VARCHAR user[20]; */

SQL文 long ten;

SQL文 char stname[14];

SQL文 char kouza _code[6];

SQL文 char kouza _name[24];

SQL文 EXEC SQL END DECLARE SECTION;

SQL文 EXEC SQL INCLUDE SQLCA;

コメント

main()

{

long I,j,max,ten_sv;

コメント

strcpy(user.arr,"SCOTT"); /*文字列の複写*/

user.len=strlen(user.ar);

strcpy(pass.arr,"TIGER");

pass.len=strlen(pass.arr);

SQL文 EXEC SQL CONNECT : user IDENTIFIED BY :pass; /*COMMENT*/

SQL文 EXEC SQL WHENEVER NOT FOUND GOTO NOT_FOUNTED;

while(1) {

SQL文 EXEC SQL DECLARE TEN_CUR CURSOR FOR

SQL文 SELECT SEISEKI.TEN, STUDENT.STNAME

SQL文 FROM SEISEKI, STUDENT, KOZA

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SQL文 WHERE SEISEKI.STNO=STUDENT.STNO --COMMENT

コメント --COMMENT

SQL文 AND SEISEKI.KOUZA_CODE=:kouza _code

SQL文 AND SEISEKI.KOUZA_code=:kouza _code

SQL文 ORDER BY SEISEKI.KOUZA_CODE=:kouza _code;

コメント /* printf("\n講座コードを入力してください(eで終了)");*/

scanf("%s",kouza_code);

コメント /** ・・・・・

コメント *** ・・・・・

*/ if(kouza_code[0]='e') exit(0);

}

}

[EOF]

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Java言語計測基準

Javaの計測基準は以下のようになります。

注記判定

・ 「/*」 と 「*/」 で括られたステップ。

・ 「//」 から行末まで。

・ 「/**」 と 「*/」 で括られたステップ。(Javadocコメント)

・ 埋め込みSQL文の注記。

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

・ "{"、"}"のみの行。(「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」オプション選択時。ただし、" { }"のような行は有効行のままです。)

埋め込みSQL判定(Java)

・「#sql」 から 「;(セミコロン)」 まで。

#sql *** *** ;

#sql *** = { *** } ;

#sql { *** } ;

「{ }(括弧)」が無い時は、最初の「;(セミコロン)」 まで。

「{ }」がある時は、最初の「};」 まで。

「{ }」のネストは無いものとする。

・埋め込みSQL中で 「-(ハイフン)」 が2個連続して出現した場合、その行末まで注記とみなします。

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.java)

コメント /*

コメント ** ステップ数計測機能 SQLJ ソース計測の例

コメント ** ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

コメント */

import java.sql.*;

import sqlj.runtime.ref.DefaultContext; //sqljランタイムクラスのimport

コメント //sqljランタイムクラスのimport

import oracle.sqlj.runtime.Oracle;

コメント

SQL文 #sql iterator Cursor1(String empno, String firstnme);

SQL文 #sql iterator

SQL文 Cursor2(String);

コメント

public class sampleClass {

SQL文 #sql cursor1 = { SELECT empno,firstnme from employee };

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コメント

SQL文 #sql { begin

SQL文 execute immediate

SQL文 `insert into ` ||:which_table ||

SQL文 `(ename, empno, sal) values( :1, :2, :3)'

コメント -- note: PL/SQL rule is table | col name cannot be

コメント -- a bind argument in USING

コメント -- also,binds are by position except in dynamic PL/SQL blocks

SQL文 using :ename, :empno, :sal;

SQL文 end;

SQL文 };

コメント

javadoc /**

javadoc 更新を行うスタティックメソッド

javadoc */

private static void staticUpdateReturning(int empno, double newSal)

throws SQLException {

System.out.println("static update-returning for empno " + empno);

String ename;

SQL文 #sql { begin

SQL文 update emp set sal = :newSal

SQL文 where empno = :empno

SQL文 returning ename into :OUT ename; -- :OUT is for SQLJ bind

コメント -- :OUT is for SQLJ bind

SQL文 end;

SQL文 };

System.out.println("Update the salary of employee " + ename);

}

コメント

}

[EOF]

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Java自動生成ソース計測基準

Java自動生成ソースの計測基準は以下のようになります。

注記判定・埋め込みSQL判定(Java)

・Java言語計測基準に準拠します。

手書き・自動生成部分の判定

・手書き・自動生成部分は、「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションで設定した内容を元に判定します。開始識別子の直後の行から

終了識別子の直前の行までを手書き部分、それ以外を自動生成部分として計測します。

・自動識別子は前方一致で検索されます。

・以下の識別子は、判定の対象外となるため、注意が必要です。

-1つの開始識別子・終了識別子の範囲内に存在する、入れ子状態の開始識別子・終了識別子

-開始識別子・終了識別子の組み合わせが不当である場合の終了識別子

-開始識別子が存在しない終了識別子

・自動識別子が1対も無いソースの計測結果は、全て自動生成ソース(組込みステップ数)として計測されます。

備考

・ 計測結果出力時は、自動生成部分を組込みステップ情報として出力します。

・ 標準で登録されている識別子については、「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションの設定を参照ください。

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(生成sample.java)

組込み/コメント /*

組込み/コメント ** ステップ数計測機能 SQLJ 手書き・自動生成部分判定の例

組込み/コメント ** ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

組込み/コメント */

組込み/有効 import java.sql.*;

組込み/有効 import sqlj.runtime.ref.DefaultContext; //sqljランタイムクラスのimport

組込み/コメント //sqljランタイムクラスのimport

組込み/有効 import oracle.sqlj.runtime.Oracle;

組込み/コメント

組込み/SQL文 #sql iterator Cursor1(String empno, String firstnme);

組込み/SQL文 #sql iterator

組込み/SQL文 Cursor2(String);

組込み/コメン

組込み/有効 public class sampleClass {

組込み/SQL文 #sql cursor1 = { SELECT empno,firstnme from employee };

組込み/コメント

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組込み/SQL文 #sql { begin

組込み/SQL文 execute immediate

組込み/SQL文 `insert into ` ||:which_table ||

組込み/SQL文 `(ename, empno, sal) values( :1, :2, :3)'

組込み/コメント -- note: PL/SQL rule is table | col name cannot be

組込み/コメン

ト -- a bind argument in USING

組込み/コメント -- also,binds are by position except in dynamic PL/SQL blocks

組込み/SQL文 using :ename, :empno, :sal;

組込み/SQL文 end;

組込み/SQL文 };

組込み/コメン

ト //>>ユーザ領域開始

手書き/javadoc /**

手書き/javadoc 更新を行うスタティックメソッド

手書き/javadoc */

手書き/有効 private static void staticUpdateReturning(int empno, double newSal)

手書き/有効 throws SQLException {

手書き/有効 System.out.println("static update-returning for empno " + empno);

手書き/有効 String ename;

手書き/SQL文 #sql { begin

手書き/SQL文 update emp set sal = :newSal

手書き/SQL文 where empno = :empno

手書き/SQL文 returning ename into :OUT ename; -- :OUT is for SQLJ bind

手書き/コメント -- :OUT is for SQLJ bind

手書き/SQL文 end;

手書き/SQL文 };

手書き/有効 System.out.println("Update the salary of employee " + ename);

手書き/有効 }

組込み/コメント //ユーザ領域終了>>

組込み/有効 }

[EOF]

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IDL言語計測基準

IDLの計測基準は以下のようになります。

注記判定

・ 「/*」 と 「*/」 で括られたステップ。

・ 「//」 から行末まで。

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

・ "{"、"}"のみの行。(「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」オプション選択時。ただし、" { }"のような行は

有効行のままです。)

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.idl)

コメント /*

コメント ** ステップ数計測機能 IDL ソース計測の例

コメント ** ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

コメント */

module Module1 {

コメント

コメント // インタフェース宣言

interface Func1 {

typedef long otype;

exception FuncException { //例外宣言

コメント //例外宣言

string reason;

};

コメント

otype Open(in string name)

raises(FuncException);

readonly attribute long data;

typedef Object FuncObject;

}

}

[EOF]

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HTML/JSP/JS/CSS計測基準

HTML/JSP/JS/CSSの計測基準は以下のようになります。

注記判定

・ HTML、JSPファイルの「<!--」と「-->」で括られたステップ。(※1、※2)

・ HTML、JSPファイルの「<comment>」と「</comment>」で括られたステップ。(※2)

・ JSPファイルの「<%--」と「--%>」で括られたステップ。(※2)

・ JSPファイルの「<%」と「%>」で括られた範囲内にある「//」で開始されるステップ。

・ JSPファイルの「<%」と「%>」で括られた範囲内にある「/*」と「*/」で括られるステップ。

・ HTML、JSPファイルの<SCRIPT>タグで括られたステップ。(※3)

・ HTML、JSPファイルの<STYLE>タグで括られたステップ。

・ JSまたはCSSファイル内の「//」で開始されるステップ。

・ JSまたはCSSファイル内の「/*」と「*/」で括られたステップ。

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

・ "{"、"}"のみの行。(「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」オプション選択時。ただし、" { }"のような行は

有効行のままです。)

※1) <SCRIPT>タグで「language」及び「type」の属性値としてJavaScript、VBScriptが指定された場合、「<!--

」と「-->」で括られた記述は各スクリプト/言語の注釈判定により計測されます。上記以外のスクリプトが指定さ

れた場合、計測エラーとなり<SCRIPT>~</SCRIPT>範囲はコメント行として計測されます。

※2) <XMP>タグで括られたコメント表記や、<PLAINTEXT>タグ以降に記述したコメント表記は対象外となり、

有効行と計測されます。

※3) <SCRIPT>タグで「language」及び「type」の属性値が省略されている場合、<SCRIPT>タグで括られた記述

はJavaScriptの注釈判定により計測されます。

備考

・ 「language」及び「type」属性が記述される<SCRIPT>タグは1行で記述されていなければ正確な計測ができま

せん。

<SCRIPT>タグの途中で改行されている場合、前回指定された<SCRIPT>タグのスクリプト属性で計測されます。

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.html)

有効 <HTML>

有効 <HEAD>

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コメント <!-- ステップ数計測機能 HTML ソース計測の例 -->

コメント <!-- ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004 -->

コメント

有効 </HEAD>

有効 <BODY>

コメント <COMMENT>テスト資産です</COMMENT>

有効 <SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">

有効 <!--

コメント //test01関数

有効 function test01(){

コメント /*そのまま復帰*/

有効 return true;

有効 }

有効 -->

有効 </SCRIPT>

有効 <SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">

有効 <!--

コメント //test02関数

有効 function test02(){

コメント /*そのまま復帰*/

有効 return true;

有効 }

有効 -->

有効 </SCRIPT>

有効 <STYLE TYPE="text/css">

有効 <!--

コメント /*スタイル*/

有効 name {background-color:#ffcccc}

有効 -->

有効 </STYLE>

有効 </BODY>

有効 </HTML>

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[EOF]

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.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS計測基準

ASP.NET、C#、VB.NET資産、及びHTML、JS、CSSを含めた計測が可能です。

( 以下、ASP/ASP.NET を ASP、Visual Basic/Visual Basic.NET を VB と略します。 )

.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSSの計測基準は以下のようになります。

注記判定

・ ASP、HTMLファイルの「<!--」と「-->」で括られたステップ。(※1、※2)

・ ASP、HTMLファイルの「<comment>」と「</comment>」で括られたステップ。(※2)

・ ASPファイルの「<%--」と「--%>」で括られたステップ。(※2)

・ ASPファイルの「<%」と「%>」で括られたステップ。(※3)

・ ASP、HTMLファイルの<SCRIPT>タグで括られたステップ。(※4)

・ ASP、HTMLファイルの<STYLE>タグで括られたステップ。

・ C#、JS、CSSファイル内の「//」で開始されるステップ。

・ C#、JS、CSSファイル内の「/*」と「*/」で括られたステップ。

・ VB、VBScriptファイル内の「Rem」で開始されるステップ。

・ VB、VBScriptファイル内の「'」で開始されるステップ。

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

・ "{"、"}"のみの行。(「"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する」オプション選択時。ただし、" { }"のような行は

有効行のままです。)

※1)<SCRIPT>タグで「language」及び「type」の属性値としてC#、VB、JavaScript、VBScript、JScriptが指定さ

れた場合、「<!--」と「-->」で括られた記述は各スクリプト/言語の注釈判定により計測されます。上記以外のス

クリプトが指定された場合、計測エラーとなり<SCRIPT>~</SCRIPT>範囲はコメント行として計測されます。

※2)<SCRIPT>タグ、<STYLE>タグ、<XMP>タグ、「<%@」と「 %>」、「<%」と「%>」で括られたコメント表

記や、<PLAINTEXT>タグ以降に記述したコメント表記は対象外となり、有効行と計測されます。

※3)@languageディレクティブでC#、VB、JavaScript、VBScript、JScriptが指定された場合、「<%」と「%>」

で括られた記述は各スクリプト/言語の注釈判定により計測されます。@languageディレクティブが省略されてい

る場合、「<%」と「%>」で括られた記述はVBScriptの注釈判定により計測されます。

※4)<SCRIPT>タグで「language」及び「type」の属性値が省略されている場合、<SCRIPT>タグで括られた記述

は、@languageディレクティブで指定されたスクリプト属性により計測されます。

備考

・ 「language」及び「type」属性が記述される<SCRIPT>タグは1行で記述されていなければ正確な計測ができま

せん。

<SCRIPT>タグの途中で改行されている場合、以下のスクリプト属性で計測されます。

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-ASPファイルの場合

<SCRIPT>タグの改行位置によって、@languageディレクティブで指定されたスクリプト属性または前

回指定された<SCRIPT>タグのスクリプト属性で計測されます。

-HTMLファイルの場合

前回指定された<SCRIPT>タグのスクリプト属性で計測されます。

・<SCRIPT>タグや@languageディレクティブに指定可能なスクリプト属性は、計測対象資産の拡張子によって異な

ります。

拡張子 対象スクリプト

*.asp JavaScript、VBScript、JScript

*.aspx C#、VB、JavaScript、VBScript、JScript

*.htm、*.html JavaScript、VBScript、JScript

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.aspx)

有効 <%@ Page ContentType="text/html" Language="VB" %>

コメント <%--

コメント * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

コメント ステップ数計測機能 ASP.NET ソース計測の例

コメント ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

コメント * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

コメント --%>

コメント

有効 <HTML>

有効 <HEAD>

有効 <TITLE>ASP.NET Sample</TITLE>

コメント <%-- サンプルソース --%>

有効 <meta content="JavaScript" name="vs_defaultClientScript">

コメント

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有効 <script runat="Server">

有効 Sub Page_Load(sender As Object, e As EventArgs)

コメント 'ページの初期化

有効 TextBox.text = "テキストボックス"

有効 Button01.Attributes.add("OnClick","alert('ボタン1が押下されました。');")

有効 End Sub

有効 </script>

有効 <script language="JavaScript">

有効 <!--

コメント /* test01関数 */

有効 function test01(){

コメント //メッセージを表示します

有効 window.alert("ボタン2が押下されました。");

有効 }

有効 -->

有効 </script>

コメント

有効 </HEAD>

有効 <body>

有効 <form runat="server">

コメント <!-- コメント -->

有効 <h1>サンプルソース</h1>

有効 <P><asp:textbox id="TextBox" runat="server"></asp:textbox></P>

有効 <asp:button id="Button01" runat="server" Text="ボタン1"></asp:button><br>

有効 <br>

有効 <input type="button" OnClick="test01();" value="ボタン2">

有効 </form>

有効 </body>

有効 </HTML>

[EOF]

判定 ソースプログラム記述(sample.cs)

コメント /* ステップ数計測機能 C# ソース計測の例 */

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コメント /* ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004 */

有効 using System;

コメント

有効 class HelloClass

有効 {

有効 static void Main()

有効 {

コメント // Hello worldを表示します。

有効 Console.WriteLine("Hello World!");

有効 }

有効 }

[EOF]

判定 ソースプログラム記述(sample.vb)

コメント '* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

コメント ' ステップ数計測機能 VisualBasic.NET ソース計測の例

コメント ' ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

コメント '* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

有効 Imports System

有効 Class Hellow

コメント

有効 Shared Sub Main()

コメント Rem Hello worldを表示します。

有効 Console.WriteLine("Hello world!")

有効 End Sub

コメント

有効 End Class

[EOF]

判定 ソースプログラム記述(sample.asp)

有効 <%@ LANGUAGE="VBScript" %>

有効 <%

コメント '****************************

コメント ' ステップ数計測機能 ASP ソース計測の例

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コメント ' ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

コメント '****************************

有効 %>

コメント

有効 <HTML>

有効 <HEAD>

コメント <%-- サンプルソース --%>

有効 <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">

有効 <META http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">

有効 <META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">

有効 <META http-equiv="Pragma" content="no-cache">

有効 <LINK rel="StyleSheet" href="sample.css">

有効 <TITLE>ASP Sample</TITLE>

コメント

有効 <SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">

有効 <!--

コメント /* test01関数 */

有効 function test01(){

コメント //メッセージを表示します

有効 window.alert("ボタンが押下されました。");

有効 return true;

有効 }

有効 -->

有効 </SCRIPT>

有効 </HEAD>

コメント

有効 <BODY>

有効 <%

コメント '文字列を表示します

有効 Response.Write "Hello World!!"

有効 %>

有効 <DIV align="center">

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有効 <TABLE>

有効 <INPUT type="submit" onClick="return test01();" name="Move" value=" テスト ">

有効 </TABLE>

有効 </DIV>

有効 </BODY>

有効 </HTML>

[EOF]

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Visual Basic 6.0計測基準

Visual Basic 6.0の計測基準は以下のようになります。

注記判定

・ 「Rem」で開始されるステップ。

・ 「'」で開始されるステップ。

・ 空白行。(空白行は注釈行として計測する」オプション選択時。)

手書き・自動生成部分の判定

・手書き・自動生成部分は、「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションで設定した内容を元に判定します。開始識別子の行から終了

識別子の行までを自動生成部分、それ以外を手書き部分として計測します。Java自動生成ソースの計測基準とは逆になりますので、ご注意

ください。

・自動識別子は前方一致で検索されます。

・以下の識別子は、判定の対象外となるため、注意が必要です。

-1つの開始識別子・終了識別子の範囲内に存在する、入れ子状態の開始識別子・終了識別子

-開始識別子・終了識別子の組み合わせが不当である場合の終了識別子

-開始識別子が存在しない終了識別子

・自動識別子が1対も無いソースの計測結果は、全て手書きソース(手書きステップ数)として計測されます。

備考

・ 計測結果出力時は、自動生成部分を組込みステップ情報として出力します。

・ 標準で登録されている識別子については、「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションの設定を参照ください。

計測判定例

判定 ソースプログラム記述(sample.frm)

手書き/コメント '* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

手書き/コメント ' ステップ数計測機能 VisualBasic ソース計測の例

手書き/コメント ' ALL Rights Reserved Copyright FUJITSU LIMITED 2004

手書き/コメント '* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

手書き/コメント

組込み/有効 VERSION 5.00

組込み/コメント

組込み/有効 Begin VB.Form Form1

組込み/有効 Caption = "Form1"

組込み/有効 ClientHeight = 3195

組込み/有効 ClientLeft = 60

組込み/有効 ClientTop = 345

組込み/有効 ClientWidth = 4680

組込み/有効 LinkTopic = "Form1"

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組込み/有効 ScaleHeight = 3195

組込み/有効 ScaleWidth = 4680

組込み/有効 StartUpPosition = 3 'Windows の既定値

組込み/有効 End

組込み/コメント

組込み/有効 Attribute VB_Name = "Form1"

組込み/有効 Attribute VB_GlobalNameSpace = False

組込み/有効 Attribute VB_Creatable = False

組込み/有効 Attribute VB_PredeclaredId = True

組込み/有効 Attribute VB_Exposed = False

手書き/コメント

手書き/有効 Imports System

手書き/有効 Class Hellow

手書き/コメント

手書き/有効 Shared Sub Main()

手書き/コメント Rem Hello worldを表示します。

手書き/有効 Console.WriteLine("Hello world!")

手書き/有効 End Sub

手書き/コメント

手書き/有効 End Class

[EOF]

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修正量計測基準

修正量の計測基準は以下の通りです。制限事項・注意事項も参照ください。

→制限事項

→注意事項

対象となるファイル/フォルダについて

ファイル指定およびフォルダ指定とも、新旧のファイル/フォルダをペアで指定します。

・ファイル指定では、新旧のファイル名が異なっていても構いません。

・フォルダ指定では、新旧フォルダの同名ファイルが比較されます。サブフォルダが一致していない場合など、新

旧で一致しないファイル名が存在する場合、それぞれのファイルの修正ステップ数は削除のみ、または挿入のみに

なります。

有効行・注釈行

・有効行および注釈行の判定は、各言語種別の計測基準に準じます。

・ステップ数計測の計測方法とは異なるため、ステップ数計測の有効/注釈ステップ数とは一致しません。

-「注釈行範囲を意識する」オプションの指定で計測方法が異なります(下記「比較オプション」参照)。

→ステップ数計測では常に注釈範囲を意識した計測になっています。

-1行の中に有効部分と注釈部分が存在する場合、修正量は有効/注釈部分それぞれで計測されます。

→ステップ数計測では、有効ステップ数として計測されます。

修正量計測の結果からは次の式で算出できます。

【ステップ数計測と同じ注釈行数】=【全体ステップ数】-【「注釈行範囲を意識する」場合の有効ステップ数】

・空行や"}"のみの行など、「修正量計測-計測」オプションの指定によって計測の仕方が変化するものがありますの

で、ご注意ください。

挿入/修正/削除の判定

・新旧のファイルで、一致する行数が最大となるような比較を行います。

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・旧ファイルの不一致と判定された行を削除行、新ファイルの不一致と判定された行を挿入行とします。

・不一致行で連続した削除/挿入がある場合、不一致部分の最初から削除/挿入行数のうちどちらか最小の行数分

を「修正行」と見なします。

・有効行をコメントアウトした場合は、有効行の削除と注釈行の挿入となり、「修正行」とはなりません。

【判定例】

旧ソース 新ソース 判定結果

a = 0; //初期値 a = 1; //初期値 有効行の修正行

b = 0; //初期値 b = 0; 注釈行の削除行

c = 0; // c = 0; 有効行の削除行と注釈行の挿入行

【修正行の判定例】

旧ソース 新ソース 判定結果

//変数定義 //変数定義 一致

int a; int X; "int a;"の削除と"int X;"の挿入が対応→修正行

int b; int Y; "int b;"の削除と"int Y;"の挿入が対応→修正行

int c; (行無し) "int c;"の削除のみ→削除行

//初期化処理 //初期化処理 一致

比較オプション

・新旧ファイルの比較時に、語間の空白を意識する/しない、大文字/小文字を意識する/しないなどのオプショ

ンは、「修正量計測-計測」オプションの設定に従います。

・「注釈行範囲を意識する」オプションは、c/c++やJava等の/* ~ */コメントのように、その行自体は注釈と見な

されなくても注釈の範囲になっている行を注釈と見なすかどうかを指定します。

【オプションによる判定の違い】

例 意識しない 意識する

/* 次の処理をコメントアウト 注釈行 注釈行

a = a + 1; 有効行 注釈行

*/ 注釈行 注釈行

下記計測判定例の24~30行目を参照してください。

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計測判定例

以下の修正量計測オプションでのJavaソースの判定例です。

有効行と注釈行を計測する

空行も計測する

"{"、"}"のみの行は注釈行として計測しない

【注釈行範囲を意識しない場合】

有効 注釈 No. 旧ファイル 新ファイル

1 public class CompSample { public class CompSample {

挿入 2 int memory; int memory; //前回の計算結果

3 /** /**

修正 4 * @param args * @version 1.0

挿入 5 (行無し) * @param 引数1と2から計算

6 */ */

7 public static void main(String[] args) { public static void main(String[] args) {

修正 8 //TODO 自動生成されたメソッド //インスタンスの生成

9 CompSample cs CompSample cs

10 = new CompSample(); = new CompSample();

修正 11 //実行

修正 12 int a = 10; int a = Integer.parseInt(args[0]);

修正 13 int b = 20; int b = Integer.parseInt(args[1]);

14 System.out.println( cs.add(a, b) ); System.out.println( cs.add(a, b) );

削除 挿入 15 System.out.println( cs.sub(a, b) ); //System.out.println( cs.sub(a, b) );

16 } }

17

18 //加算メソッド //加算メソッド

19 public int add(int a, int b) { public int add(int a, int b) {

修正 挿入 20 return a+b; memory = a + b; //加算結果を記憶

挿入 21 (行無し) return memory;

22 } }

23

挿入 24 (行無し) /*

25 //減算メソッド //減算メソッド

26 public int sub(int a, int b) { public int sub(int a, int b) {

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挿入 27 memory = a - b; memory = a - b; //減算結果を記憶

28 return memory; return memory;

29 } }

挿入 30 (行無し) */

31 } }

※11行目は空白行から「//実行」コメントへの修正と見なされます(空白行は注釈行です)。

【計測結果】

有効 注釈

挿入 修正 削除 挿入 修正 削除

2 4 1 6 2 0

【注釈行範囲を意識する場合】

3~6行目および24~30行目のコメントアウトが以下のように判定されます。

有効 注釈 No. 旧ファイル 新ファイル

3 /** /**

修正 4 * @param args * @version 1.0

挿入 5 (行無し) * @param 引数1と2から計算

6 */ */

… … … … …

挿入 24 (行無し) /*

25 //減算メソッド //減算メソッド

削除 挿入 26 public int sub(int a, int b) { public int sub(int a, int b) {

削除 挿入 27 memory = a - b; memory = a - b; //減算結果を記憶

削除 挿入 28 return memory; return memory;

削除 挿入 29 } }

挿入 30 (行無し) */

新ファイル26~29行目の内容は注釈と見なされるため、修正が無くても有効行の削除と注釈の挿入とみなされま

す。

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【計測結果】

有効 注釈

挿入 修正 削除 挿入 修正 削除

1 3 5 10 3 0

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制限事項

注意事項

SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERを使用するにあたっての制限事項を以下に示します。

・ SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERでは、260バイト以上のパスを取り扱うことができません。

・ 4GByte以上のソースファイルを計測することはできません。

・ サーチパスに指定できるパス数は10件までです。11件以上のパスの指定はできません。

・ 計測オプションで「組込みメンバを計測する」を指定している場合に、組込みメンバを計測対象ファイルとして計測した場

合、正常な計測ができません。

・ 組込みメンバの入れ子の階層は8階層までです。それ以上は計測を行いません。

・ 計測対象資産は、各言語の文法に従って正しく記述されていることを前提としています。

・ 印刷用紙の大きさはA4縦の固定になります。それ以外の様式を指定した場合、印刷結果は保証されません。

・ 帳票の注釈欄の文字数は日本語で15文字、英数半角文字で30バイトまでです。それ以上の文字数は指定できません。

・ 埋め込みSQLのインクルード(EXEC SQL INCLUDE,$include)で指定されたインクルードファイルは組込みメンバの対象とはな

りません。

・ 埋め込みSQL中の登録集やインクルード(#include等)は組込みメンバの対象にはなりません。

・ 平均や率の計算は、全て小数点第一位で四捨五入しています。

・ 平均行の小数点以下の丸め誤差により、特に計測対象資産数や資産規模などが小さい場合に、値の矛盾や異常な値(100%以

上など)が表示されることがあります。

・ 帳票形式とリストビュー形式で平均行の各値の算出方法が異なるため、値が異なる場合があります。

修正量計測について

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・ 計測可能なファイルは30,000ステップまでです。ただし、有効行のみ計測する場合は、有効行が30,000ステップまでなら全

体でそれ以上でも計測可能です。

・ ステップ数計測で可能な以下の計測は、修正量計測では以下の制限があります。

COBOL、C/C++の組み込みメンバを展開した計測はできません。

COBOL、C/C++の埋め込みSQLを分けて計測することは出来ません(有効/注釈ステップ数に含まれます)。

COBOLの宣言部と実行部に分けた計測はできません。

COBOLのプログラムID単位の計測はできません。ファイル単位になります。

帳票形式について

・ ファイル名の出力可能な長さは言語種別や帳票オプション(SQLステップ数の出力、ファイル日付の出力)により変化しま

す。各状況による最大長以後のファイル名は出力されません。

リストビュー形式について

・ 注釈率下限値の判定について

比較対象の値は表示用データです。表示データは小数点第一位で四捨五入されているため、本来対象とならないものまで赤色表

示の対象となります。

例) 注釈率下限値:20%以下を指定している場合、以下のケースでも赤色表示される。

20% (本当は20.1%だが四捨五入しているため、画面上20%で表示されている)

・ Java言語時のファイル種別の判定について

1つのファイル中に複数のクラス/インタフェース定義が存在する場合は、最初のクラス/インタフェースで判定します。

・ リストビュー形式の印刷はできません。CSV形式ファイルへ出力後、Excelなどの表計算ソフトなどで編集して印刷してくださ

い。

・ 各列に対するソートの昇順/降順指定は、リストビュー形式画面を閉じると初期化されます。また、プログラム情報と組込み

メンバ情報の両方が表示されている場合、それぞれの同項目間での同期はとりません。

・ 表示フォルダの変更は、リストビュー形式画面を閉じると初期化されます。

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・ 注釈率は「100%-[宣言部有効ステップ数%]-[実行部有効ステップ数%]」で計算されるため、注釈ステップ数と合

計ステップ数から計算した注釈率と合わない場合があります。

計測対象資産について

・ 計測対象資産中に「CR+LF」以外の改行コードが存在する場合、計測結果は保証されません。

・ ShiftJISまたは、UNICODE(UTF-8およびBOM(Byte Order Mark)ありのUCS2(ビッグエンディアンまたはリトルエンディア

ン))で記述されるソースファイルを対象としているため、これ以外の文字コードで記述されているソースファイルの計測結果

は保証されません。

・修正量計測では、1つのファイルは30,000ステップまでです。ただし、有効行のみ計測する場合には、有効ステップ数が

30,000ステップまでになります(全体で30,000ステップを超えても構いません)。

COBOLの計測について

・ ソース中に見出し部の開始(IDENTIFICATION DIVISION)と手続き部の開始(PROCEDURE DIVISION)が記述されていなけ

ればなりません。一方あるいは両方が未記述やコピー句登録集に記述されている場合、正常な計測ができません。

・ COBOLの自由形式の正書法には対応しておりません。

・ プログラムやコピー句登録集の一連番号領域(1~6カラム目)、標識領域(7カラム目)、A領域(8~12カラム目)に跨ってタブ表

記が使用される場合、正常に計測されません。

・ 組込みメンバを計測する場合でフォルダ単位で計測対象資産を指定したとき、組込みメンバが指定フォルダと同一にある場合

や、指定フォルダのサブフォルダにあり、計測オプションでサブフォルダも検索する指定になっている場合、それらのフォルダ

をサーチパスに指定していても、組込みメンバもプログラムステップとして計測されてしまいます。組込みメンバは指定フォル

ダ配下以外に配置するようにしてください。

C/C++の計測について

・ 文字列定数の継続行に記述されている、#include,rcincludeは組込み命令として認識します。

例) 以下の場合、「AAA.H\」を組込みメンバ名と見なし計測対象としてサーチします。

strcpy(szBuf,"ABCDEFG \

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#include \"AAA.H\"");

Java自動生成ソース・Visual Basic 6.0の計測について

・ 100件を超える識別子の登録はできません。

・ Java自動生成ソース及び、Visual Basic 6.0の計測において以下の識別子は、判定対象外です。

-1つの開始識別子・終了識別子の範囲内に含まれる、入れ子状態の開始識別子と終了識別子

-開始識別子と組み合わせの合わない不当な終了識別子

-開始識別子の存在しない終了識別子

・ 標準で登録されているVB6.0用の識別子はマイクロソフト社の公開された仕様に基づいたものではありません。このため、正

確に計測されない場合は識別子を編集/追加してください。

・ 標準で提供されているVB6.0自動識別オプションでは以下の制限があります。

-*.clsファイルによっては"Attribute VB_Exposed"属性の記述行以降にも,"Attribute VB_Ext_KEY"という属性を記述した行が

あるものが確認されています。このような行は手書き行として計測されてしまいます。

ASPの計測について

・ 「language」及び「type」属性が記述される<SCRIPT>タグが、途中で改行されている場合、誤ったスクリプト属性で計測さ

れてしまいます。

文字コードの指定について

・誤った文字コードが指定されている場合、計測結果は保証されません。

・異なる文字コードが使用されている計測対象資産を同時に計測した場合、指定した文字コード以外のファイルの計測結果は保

証されません。

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注意事項

制限事項

SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERを使用するにあたっての注意事項を以下に示します。

共通事項

・SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERが使用するフォントとして、以下のフォントがWindowsのシステムに組み込まれている必要があ

ります。

- MS 明朝

・ディスプレイ解像度は、640×480以上を使用してください。

ステップ数計測

・組込みメンバのフォルダの検索ついて

「ステップ数計測-サーチパス」オプションで指定したフォルダとは別に対象資産と同一フォルダ内も検索します。

「ステップ数計測-サーチパス」オプションに指定が無い場合は、対象資産と同一フォルダ内のみ検索します。

優先順位は、「ステップ数計測-サーチパス」オプションで指定したフォルダ内を先に検索します。

・「ステップ数計測-計測」オプション「組込みメンバを計測する」をチェックした場合の計測処理時間は、組込みメンバの呼び

出し数や構成・階層の深さといった要素に比例し、複雑なほど多くの時間を要します。必要でない限り、チェックをはずしてご

使用されることをお勧めします。

・計測の言語種別に「Java自動生成ソース」を選択した場合、Java自動識別オプションの設定で指定した識別子が1対も無いソー

スの計測結果は、全て自動生成ソース(組込みステップ数)として計測されます。

・計測の言語種別に「Visual Basic 6.0」を選択した場合、VB6.0自動識別オプションの設定で指定した識別子が1対も無いソース

の計測結果は、全て手書きステップ数として計測されます。

修正量計測

・対象資産の指定方法でファイルによる指定を選択した場合、新旧で異なるファイル名を比較することができますが、フォルダ

による指定を選択した場合は同一のファイル名で比較します。サブフォルダを含めて計測する場合は、サブフォルダ名も同じ名

前である必要があります。

・「修正量計測-計測」オプションの指定によって、総ステップ数が変化しますのでご注意ください。

例)有効行のみの計測では総ステップ数も有効行のみのステップ数になります。

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メッセージ一覧

中間ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

中間ファイル[ファイル名]の書き込みに失敗しました。

計測結果の出力に失敗しました。

計測結果ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

計測結果ファイル[ファイル名]の書き込みに失敗しました。

計測結果ファイル[ファイル名]の形式が正しくありません。

計測対象ファイル[ファイル名]の形式が正しくありません。

計測対象ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

計測対象ファイル[ファイル名]の注釈表記([数値]行目開始)が正しくありません。

計測対象ファイル[ファイル名]のSQL表記([数値]行目開始)が正しくありません。

3万ステップを超える計測対象ファイルがありました。

計測エラーが[数値]件ありました。エラーファイルを確認して下さい。

大きすぎて出力できないステップ数がありました。

CSV形式ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

CSV形式ファイル[ファイル名]の書き込みに失敗しました。

環境変数TEMPの値が正しくありません。[フォルダ名]を作業用フォルダとします。

メモリ不足のため、リストボックスへの文字列追加ができません。

サーチパス件数が多すぎます。最大[数値]件まで指定可能です。

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対象が多すぎます。一度に選択できるのは[数値]件までです。操作を何回かに分けて下さい。

ページ指定に誤りがあります。

部数指定に誤りがあります。

プリンタが使用できません。

スプール用のディスク容量が不足しているため印刷できません。

スプール用のメモリが不足しているため印刷できません。

ドキュメント種別の指定に誤りがあります。

計測結果が保存されていません。保存しますか?

メモリ不足のためメッセージ通知ができませんでした。

作業用フォルダ[フォルダ名]の作成に失敗しました。SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERを起動できません。

TEMPフォルダ名の取得に失敗しました。

対象資産フォルダ名ファイルのオープンに失敗しました。

対象資産ファイル名ファイルのオープンに失敗しました。

指定されたフォルダは存在しません。

指定された文字列はフォルダ名ではありません。

同名のフォルダが既に登録されています。

指定されたフォルダの下位階層フォルダが既に登録されています。

指定されたフォルダの上位階層フォルダが既に登録されています。

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資産が1つも登録されていません。

サポートしていない形式の計測結果ファイルです。

組込みメンバステップ情報の計測結果がありませんでした。

識別文字列は、最大件数件以上指定できません。

識別文字列の指定が重複しています。

識別子の組み合わせが不当です。

識別子ファイルの読み込みに失敗しました。

識別子ファイルの書き出しに失敗しました。

設定内容を消去し、外部ファイルの識別子を取り込みます。

計測対象ファイル[ファイル名]のタグ表記([数値]行目開始)が正しくありません。

このオプションを有効にすると、COBOLソースの計測がプログラムID単位となります。

また、計測結果のファイル名にプログラムID情報が付加されて表示されます。

副プログラムを計測したくない場合は、このオプションを無効にしてください。

このオプションを無効にすると、COBOLソースの計測はメインプログラムのみとなります。

また、計測結果のファイル名にプログラムID情報は付加されません。

副プログラムも含めて計測したい場合は、このオプションを有効にしてください。

このオプション設定時は、「フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測する」機能は使用できませ

ん。

古いバージョンの計測結果ファイルが読み込まれました。

プログラムID単位に計測する場合は、計測オプションの設定を見直してください。

古いバージョンの計測結果ファイルが読み込まれました。

ヘッダーファイル(*.h)をプログラムステップ情報として計測する場合は、計測オプションの設定を見直してく

ださい。

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計測対象ファイル[ファイル名]のコード変換時にファイル入出力エラーが発生しました。

設定内容を消去し、外部ファイルの拡張子を取り込みます。よろしいですか?

拡張子ファイルの読み込みに失敗しました。

拡張子ファイルの書き出しに失敗しました。

拡張子文字列中で、拡張子個数は、10個以上指定できません。

各拡張子の文字列長は1~10文字で指定してください。

使用できない文字が拡張子に含まれています。

日本語(2byte)文字は指定できません。

拡張子文字列の指定が重複しています。

同じ言語種別レコード中で、既に指定されています。

標準で定義している拡張子と、該当拡張子文字列の指定が重複しています。

ファイル[ファイル名]の開発言語は識別できません。

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サンプルの使い方

STEPCOUNTERのインストールフォルダには"sample"フォルダが作成され、各種言語のサンプルソースが格納されています。

【ステップ数計測用サンプル】

ファイル名 文字コード 説明

sample.c ShiftJIS Cソース例

sample.cob ShiftJIS COBOLソース例

sample.java ShiftJIS JAVA(SQLJ)ソース例

生成sample.java ShiftJIS 生成されたJAVA(SQLJ)ソース例

sample.idl ShiftJIS IDLソース例

sample.html ShiftJIS HTMLソース例

sample.vb,sample.cs,sample.asp,sample.aspx ShiftJIS VB.NET/C#/ASP/ASP.NETソース例

sample.frm ShiftJIS VB6.0ソース例

【修正量計測用サンプル】

ファイル名 文字コード 説明

CompSamle_old.java,

CompSamle_new.java

ShiftJIS 修正量計測例

これらのソースは、計測基準の説明例と同じものです。

ステップ数を計測するには

1. [ファイル]メニューの[新規計測]コマンドを選びます。

2. 新規計測 1/2 ダイアログボックスで[計測種類]で「ステップ数」を選択します。[言語種別]、[対象資産の指定方法]及び、

[文字コードの指定]に「ShiftJIS」を選択し、[次へ]ボタンを押下します。

3. 新規計測 2/2 ダイアログボックスで計測対象となるソースファイルまたは、ソースファイルが存在するフォルダを指定し

ます。

4. [完了]ボタンを押下すると計測処理が開始され、計測結果を画面に表示します。

修正量を計測するには

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1. [ファイル]メニューの[新規計測]コマンドを選びます。

2. 新規計測 1/2 ダイアログボックスで[計測種類]で「修正量」を選択します。[言語種別]は計測したい言語種別を、[対象資

産の指定方法]でファイルを選択、[文字コードの指定]に「ShiftJIS」を選択し、[次へ]ボタンを押下します。

3. 新規計測 2/2 ダイアログボックスで計測対象となる新旧のソースファイルを指定します。

4. [完了]ボタンを押下すると計測処理が開始され、計測結果を画面に表示します。

表示形式を変更するには (ステップ数計測のみ)

1. [オプション]メニューの「ステップ数計測-表示」オプションの設定コマンドを選びます。

2. 「ステップ数計測-表示」オプションダイアログボックスの[初期画面表示]で[帳票形式]か[リストビュー形式]を選択し

ます。

3. リストビュー形式を選択した場合は、同画面で初期表示する項目を選択することができます。

4. 帳票形式を選択した場合は、ステップ数計測オプションの「帳票」タブを選択して「ステップ数計測-帳票」オプションダ

イアログボックスを表示することにより、表示する情報を選択することができます。

5. [計測]メニューの[変更部分のみ計測]コマンドを選ぶことにより、再度計測することなく表示形式を変更することができま

す。

6. [表示]メニューから各種表示項目の表示/非表示などが選択できます。詳細については[表示]メニューのコマンドを参照し

てください。

計測結果を印刷するには (ステップ数計測のみ)

1. 計測結果を印刷する場合は、帳票形式で表示してください。リストビュー形式では印刷はできません(後で説明するCSV

形式でファイル保存して、表計算アプリケーションなどで印刷してください)。

2. [ファイル]メニューの[印刷]コマンドを選びます。

3. 印刷 ダイアログボックスにて必要項目の設定をし、[OK]ボタンを押下します。

4. 計測結果がプリンタに印刷されます。

5. 詳細については計測結果の印刷方法を参照してください。

計測結果をCSVファイルに保存するには

1. [ファイル]メニューの[CSV形式ファイルの作成]コマンドを選びます。

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2. [CSVファイル形式の作成]ダイアログボックスより、CSV形式ファイル名を指定し[保存]ボタンを押下します。

3. 指定したファイル名でCSV形式ファイルが作成されます。

リストビュー形式で表示している場合は、任意の行を選択してその行の情報だけを出力できます。

1. CSV形式ファイルへ出力する計測結果をリストビューより選択します(複数選択可能)。

2. [ファイル]メニューの[選択範囲のみCSV形式ファイルの作成]コマンドを選びます。

3. [CSV形式ファイルの作成]ダイアログボックスより、CSV形式ファイル名を指定し[保存]ボタンを押下します。

CSVファイルに保存する場合、表示形式によって保存される書式が異なります。帳票形式の場合またはリストビュー形式の場

合を参照してください。

計測結果を保存するには

1. [ファイル]メニューの[名前を付けて保存]コマンドを選びます。

2. [計測結果ファイルの保存]ダイアログボックスより、計測結果ファイル名を指定し[保存]ボタンを押下します。

3. 指定したファイル名で計測結果ファイルが作成されます。

対象資産を変更した場合や計測結果が更新された場合は、[ファイル]メニューの[上書き保存]コマンドを選びます。

計測結果ファイルを読み込むには

1. [ファイル]メニューの[読み込み]コマンドを選びます。

2. [計測結果ファイルの読み込み]ダイアログボックスより、計測結果ファイルを選択し[開く]ボタンを押下します。

3. 計測結果ファイル保存時の計測結果が画面に表示されます。

計測対象ソースでコピー句ファイルやインクルードファイルを使用している場合は、計測の前に「ステップ数計測-サー

チパス」オプションの設定が必要です。

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[計測]メニューのコマンド

ファイル(F) 計測(K) 表示(V) オプション(O) ウィンドウ(W)

メニューコマンド   機能

全計測 指定されている全計測対象ファイルに対して再計測を行い、計測結果を画面に表示します。

オプションの変更を計測結果に反映したい場合は、このコマンドを実行する必要がありま

す。

変更部分のみ計測  「対象資産一覧の編集」処理で追加したファイルに対してのみ計測を行い、計測結果を表示

します。

「対象資産一覧の編集」処理で削除した場合は本コマンドは使用できません。全計測を行

なってください。

 関連項目

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[表示]メニューのコマンド

ファイル(F) 計測(K) 表示(V) オプション(O) ウィンドウ(W)

メニューコマンド   機能

ツールバー  メイン/表示制御/表示フォルダの各ツールバーの表示/非表示を切り替えます。

ステータスバー  ステータスバーの表示/非表示を切り替えます。

ファイル情報  ファイル情報の種類、サイズ、更新日付の表示/非表示を切り替えます。(※1)

SQLステップ数  SQL情報のSQL、ETCの表示/非表示を切り替えます。(※1)

SQLの比率  SQL情報のSQL率の表示/非表示を切り替えます。(※1)

注釈ステップ数  注釈、JavaDoc、ETCの表示/非表示を切り替えます。(※1)

注釈の比率 注釈率、Javadoc率の表示/非表示を切り替えます。(※1)

組込み形態別  プログラム情報では、組込み形態別項目、組込みメンバ情報では、組込み情報の表示/非表

示を切り替えます。(※1)

フォルダ名  フォルダ名の表示/非表示を切り替えます。(※1)

初期表示に戻す  各列の表示/非表示を表示オプションで指定した状態に戻します。(※1)

前ページ  現在アクティブなドキュメントウィンドウの表示ページを一つ前に戻します。 (※2)

次ページ  現在アクティブなドキュメントウィンドウの表示ページを一つ後に進めます。 (※2)

先頭ページ  現在アクティブなドキュメントウィンドウで先頭ページを表示します。 (※2)

最終ページ  現在アクティブなドキュメントウィンドウで最終ページを表示します。 (※2)

ページ指定  現在アクティブなドキュメントウィンドウで指定ページを表示します。 (※2)

※1 計測結果の表示形式がリストビュー形式時のみ可能です。

※2 計測結果の表示形式が帳票形式時のみ可能です。

 関連項目

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[オプション]メニューのコマンド

ファイル(F) 計測(K) 表示(V) オプション(O) ウィンドウ(W)

メニューコマンド   機能

「ステップ数計測-計測」オプ

ションステップ数計測の種別及び情報について設定します。

「ステップ数計測-表示」オプ

ション  画面の表示形式及びリストビュー形式画面に関する情報を指定します。

「ステップ数計測-サーチパス」

オプション 

ソースプログラムで展開されている組込みファイルが存在するフォルダのパス

を指定します。

「ステップ数計測-CSVファイル」

オプションCSV形式ファイルの出力に関する情報を指定します。

「ステップ数計測-帳票」オプ

ション 帳票形式画面及び印刷帳票に関する情報を指定します。

「ステップ数計測-自動識別

(Java)」オプション

Java自動生成ソース計測時の手書き部分/自動生成部分の計測に関する情報を

指定します。

「ステップ数計測-自動識別

(VB6.0)」オプション

Visual Basic 6.0ソース計測時の手書き部分/自動生成部分の計測に関する情報

を指定します。

「修正量計測-計測」オプション 修正量計測の種別及び情報について設定します。

「修正量計測-表示」オプション 修正量計測の初期表示について設定します。

「共通-拡張子」オプションステップ数計測、また修正量計測で計測したい対象資産の拡張子を指定できま

す。

 関連項目

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[ウィンドウ]メニューのコマンド

ファイル(F) 計測(K) 表示(V) オプション(O) ウィンドウ(W)

COBOLやC/C++など計測結果の表示で、プログラムステップ情報ウィンドウ以外に組込みメンバステップ情報ウィンドウが表示

されるような、複数のウィンドウが表示される場合に使用します。

メニューコマンド   機能

重ねて表示  すべてのウィンドウのタイトルバーが見えるように、開いているウィンドウを少しずつずら

して並べます。

縦に並べて表示  すべてのウィンドウが見えるように、開いているウィンドウを上下に敷きつめて並べます。

横に並べて表示 すべてのウィンドウが見えるように、開いているウィンドウを左右に敷きつめて並べます。

 現在表示されているドキュメントウィンドウのタイトルバー文字列がメニューサブ項目として追加されます。追加された

サブメニュー項目を選択することにより、希望のドキュメントウィンドウをアクティブ化できます。

 関連項目

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CSV形式ファイル(帳票形式)

計測結果ファイルは通常STEPCOUNTERが読み書きする専用の形式で保存されますが、「CSV形式ファイルの作成」を行うことに

より、「CSV(Comma Separated Value)形式」のファイルで保存することができます。ただし、作成されたCSV形式ファイルを再

びSTEPCOUNTERで読み込むことはできません。また、帳票イメージでの一部の内容のみ出力されます。

CSV形式ファイルの出力形式

0, "c:\test\", "PROG0001", 318, 11, 0, 0, 519, 27, 0, 0, 0

0, "c:\test\", "PROG0002", 613, 24, 0, 0, 768, 33, 0, 0, 0

:

2, "c:\test\", "ZCOPY01", 86, 5, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0

2, "c:\test\", "ZCOPY02", 56, 8, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0

:

1, "c:\test\", "ZINC000", 46, 3, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0

1, "c:\test\", "ZINC001", 81, 3, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12)

№ 出力項目 説明

(1) 計測ファイル種別 0:C/C++ソースファイル、およびCOBOLソースファイル

1:C/C++インクルードファイル、およびCOBOLインクルードファイル

2:COBOLコピー登録集ファイル

4:リソースインクルードファイル

5:Java/SQLJソースファイル

6:IDLソースファイル

7:HTMLソースファイル

8:JSPソースファイル

9:JSソースファイル

10:CSSソースファイル

11:ASP.NETソースファイル

12:C#ソースファイル

13:VB.NETソースファイル

14:VBScriptソースファイル

15:Visual Basic 6.0ソースファイル

(2) フォルダ名 帳票オプションの[ファイルパス名を出力する]が指定されている場合に出

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力 指定していない場合は空欄 ダブルクォート(")でくくる

(3) 計測ファイル名 計測ファイル名 ダブルクォート(")でくくる

(4) 宣言部実ステップ数 COBOL宣言部の実ステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

(5) 宣言部注釈ステップ数 COBOL宣言部の注釈ステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

(6) 宣言部空白ステップ数 COBOL宣言部の空白ステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

(7) 宣言部埋め込みSQLス

テップ数

COBOL宣言部の埋め込みSQLステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

(8) 実行部実ステップ数 COBOL実行部の実ステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 実ステップ数

(9) 実行部注釈ステップ数 COBOL実行部の注釈ステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 注釈ステップ数(Javadoc

コメント含む)

(10) 実行部空白ステップ数 COBOL実行部の空白ステップ数

C/C++,Java/SQLJ,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

(11) JavaDocコメントステッ

プ数

Java/SQLJのJavadocコメントのステップ数

COBOL,C/C++,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

(12) 実行部埋め込みSQLス

テップ数

COBOL実行部の埋め込みSQLステップ数

C/C++,SQLJの場合は 埋め込みSQLステップ数

Java,IDL,HTML,ASP,VB6.0の場合は 0

・「ステップ数計測-計測」オプションの[ドキュメント/計測種別]の指定に関わらず、出力されるのはプログラムステッ

プ情報のみです。

・SQLステップ数については帳票オプションの[SQLステップ数情報を出力する]の指定に関わらず、常に出力されます。

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CSV形式ファイル(リストビュー形式)

計測結果ファイルは通常STEPCOUNTERが読み書きする専用の形式で保存されますが、「CSV形式ファイルの作成」を行うことに

より、「CSV(Comma Separated Value)形式」のファイルで保存することができます。ただし、作成されたCSV形式ファイルを再

びSTEPCOUNTERで読み込むことはできません。基本的にリストビューで表示している情報をそのままの形式で出力します。

CSV形式ファイルの出力例

"***** SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER ***** 2000年08月09日 09:29:18 [UNICODE]"

"プログラムステップ情報"

"ファイル", "総ステップ数",,"手書きステップ数",,"組込みステップ数",

"ファイル名", "有効", "計", "有効", "計", "有効", "計"

"CMFSTP64.cpp", 4014, 6164, 1613, 2073, 2401, 4091

"合計", 4014, 6164, 1613, 2073, 2401, 4091

"平均", 4014, 6164, 1613, 2073, 2401, 4091

"組込みメンバステップ情報(include)"

"ファイル", "ステップ数内訳",

"ファイル名", "有効","計"

"childfrm.h", 23, 53

"cmfstp64.h", 99, 161

"合計", 122, 214

"平均", 61, 107

タイトル行について

・[タイトル]、[作成日時]、[文字コード]を出力します。[文字コード]は新規計測時に指定した文字コード(ShiftJISまたは

UNICODE)が出力されます。

明細行について

・リストビュー形式画面に表示されているデータのみを出力対象としています。よって[表示フォルダ]コンボボックスの表示

フォルダ指定により、表示データを絞り込んでいる場合、そのデータだけが出力対象となります。

出力項目について

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・[CSVファイル]オプションの[非表示の項目は出力しない]を指定するとリストビュー形式画面で非表示としている項目の出力が

抑止されます。

・各項目の詳細については、計測結果の説明を参照ください。

合計,平均行について

・[選択範囲のみCSV形式ファイル作成]時の合計、平均値は、CSV形式ファイルに出力した情報のみを対象としています。[CSV

ファイル]オプションの[合計,平均行は出力しない]を指定していない場合に出力されます。

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メニューコマンド

[ファイル]メニューのコマンド

[計測]メニューのコマンド

[表示]メニューのコマンド

[オプション]メニューのコマンド

[ウィンドウ]メニューのコマンド

その他

ショートカットキー

ツールバー

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組込みステップ数

組込みステップ数は、インクルードファイル/登録集/自動生成部のステップ数です。組込みステップ数としてカウントする情報

は言語種別により異なりますので、下記の表を参照して確認してください。

言語種別 説明

自動識別 計測対象ファイルの言語種別によって出力されます

COBOL 登録集のステップ数 (※1)

C/C++ インクルードファイルのステップ数 (※1)

Java 出力されません

IDL 出力されません

Java自動生成ソース 自動生成部のステップ数 (※2)

HTML/JSP/JS/CSS 出力されません

.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS 出力されません

Visual Basic 6.0 自動生成部のステップ数 (※2)

※形式は、総ステップのトピックを参照してください。

※1)組込みメンバステップ情報(帳票形式、リストビュー形式)の出力が可能です。

※2)組込みメンバステップ情報(帳票形式、リストビュー形式)の出力はできません。

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新規計測 1/2 ダイアログボックス

言語種別及び、対象資産の指定方法を指定します。

項目 説明

[計測種類] 「ステップ数計測」か「修正量計測」を選択します。

[言語種別]

ドロップダウンリストボックスを開き、計測対象資産の言語を選択します。

ステップ数計測の場合は、「自動識別」、「COBOL」、「C/C++」、「Java」、

「IDL」、「Java自動生成ソース」、「HTML/JSP/JS/CSS」、

「.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS」、「Visual Basic 6.0」より選択します。

修正量計測の場合は、「自動識別」、「COBOL」、「C/C++」、「Java」より選択しま

す。

「自動識別」を選択する場合、計測されるファイルは自動識別計測基準の通りに計測しま

す。

[対象資産の指定方法]

「ファイル」を選択すると、ファイル単位で計測対象資産を選択できます。

「フォルダ」を選択した場合はフォルダ単位で選択できます。サブフォルダを含めて検索

するかどうかは、「ステップ数計測-計測」オプションまたは「修正量計測-計測」オプ

ションで設定してください。

[文字コードの指定]

計測対象資産の文字コードを「ShiftJIS」、「UNICODE」より選択します。

「UNICODE」では、UTF-8およびBOM(Byte Order Mark)ありのUCS2(ビッグエンディア

ンまたはリトルエンディアン)に対応しています。

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=> 新規計測 2/2 ダイアログボックス(ステップ数計測)

=> 新規計測 2/2 ダイアログボックス(修正量計測)

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新規計測 2/2 ダイアログボックス(ステップ数計測)

計測対象資産を指定します。[新規計測 1/2]ダイアログボックスの[対象資産の指定方法]での選択により、[ファイルによる対

象資産の指定]または、[フォルダによる対象資産の指定]画面が表示されます。

[ファイルによる対象資産の指定]の場合

項目 説明

[登録ファイル] 登録済みのファイル名(ファイル名とフォルダ名)の一覧が表示されます。複数選択が可

能です。(削除で使用)

[追加] [追加]ボタンを押下すると[ファイルの指定]ダイアログボックスが表示されます。そこで

ファイルを指定し、[開く]ボタンを押下すると[登録ファイル]にファイル名が登録されま

す。複数選択も可能です。

各言語毎に拡張子オプションで指定した拡張子のファイルを指定可能です。

[削除] [登録ファイル]で削除するファイル名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

[フォルダによる対象資産の指定]の場合

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項目 説明

[フォルダ] [参照]ボタン押下による参照設定したフォルダ名の表示。直接手入力することも可能で

す。

[フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。ダブルクリックにより、選択したフォルダ

名が[フォルダ]エディットボックスに表示されます。複数選択が可能です。(削除で使

用)

[参照] フォルダ名を参照したい場合、[参照]ボタンを押します。[フォルダの参照]ダイアログ

ボックスを表示します。

[追加] [フォルダ]エディットボックスにフォルダ名が表示されている状態で[追加]ボタンを押下

します。

計測オプションで[サブフォルダを検索する]を有効にした場合

既に上位フォルダが登録されている状態でその配下の下位フォルダを登録することはでき

ません。

既に下位フォルダが登録されている状態(複数の場合あり)でその上位にあたるフォルダ

を登録することはできません。

[削除] [フォルダリスト]で削除するフォルダ名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

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新規計測 2/2 ダイアログボックス(修正量計測)

計測対象資産を指定します。[新規計測 1/2]ダイアログボックスの[対象資産の指定方法]での選択により、[ファイルによる対

象資産の指定]または、[フォルダによる対象資産の指定]画面が表示されます。

ファイルによる指定を選択した場合、新旧で異なるファイル名を比較することができますが、フォルダによる指定を選択した場

合は同一のファイル名で比較します。サブフォルダを含めて計測する場合は、サブフォルダ名も同じ名前である必要がありま

す。

[ファイルによる対象資産の指定]の場合

項目 説明

[旧ファイルリスト] 登録済みのファイル名(ファイル名とフォルダ名)の一覧が表示されます。新ファイルリ

ストの同一No.のファイル同士が比較されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[新ファイルリスト] 登録済みのファイル名(ファイル名とフォルダ名)の一覧が表示されます。旧ファイルリ

ストの同一No.のファイル同士が比較されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[追加] [追加]ボタンを押下すると[ファイルの指定]ダイアログボックスが表示されます。そこで

ファイルを指定し、[開く]ボタンを押下すると[登録ファイル]にファイル名が登録されま

す。複数選択も可能です。

各言語(COBOL、JAVA)毎に拡張子オプションで指定した拡張子のファイルを指定可能で

す。

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[削除] [登録ファイル]で削除するファイル名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

[フォルダによる対象資産の指定]の場合

項目 説明

[旧フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。新フォルダリストの同一No.のフォルダ同

士が比較されます。ダブルクリックにより、選択したフォルダ名が[フォルダ]エディット

ボックスに表示されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[新フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。旧フォルダリストの同一No.のフォルダ同

士が比較されます。ダブルクリックにより、選択したフォルダ名が[フォルダ]エディット

ボックスに表示されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[参照] フォルダ名を参照したい場合、[参照]ボタンを押します。[フォルダの参照]ダイアログ

ボックスを表示します。

[追加] [フォルダ]エディットボックスにフォルダ名が表示されている状態で[追加]ボタンを押下

します。

計測オプションで[サブフォルダを検索する]を有効にした場合

既に上位フォルダが登録されている状態でその配下の下位フォルダを登録することはでき

ません。

既に下位フォルダが登録されている状態(複数の場合あり)でその上位にあたるフォルダ

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を登録することはできません。

[削除] [フォルダリスト]で削除するフォルダ名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

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対象資産一覧の編集 ダイアログボックス(ステップ数)

新規計測にて指定した対象資産一覧及び、計測結果ファイル読み込み後の対象資産一覧に追加/削除等の編集を行います。[新規

計測]時にファイルによる指定をしていれば、[ファイルによる指定]画面が、フォルダによる指定をしていれば、[フォルダによる

指定]画面が表示されます。

[ファイルによる指定]の場合

項目 説明

[登録ファイル] 登録済みのファイル名(ファイル名とフォルダ名)の一覧が表示されます。複数選択が可

能です。

[追加] [追加]ボタンを押下すると[ファイルの指定]ダイアログボックスが表示されます。そこで

ファイルを指定し、[開く]ボタンを押下すると[登録ファイル]にファイル名が登録されま

す。複数選択も可能です。

各言語毎に拡張子オプションで指定した拡張子のファイルを指定可能です。

[削除] [登録ファイル]で削除するファイル名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

[フォルダによる指定]の場合

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項目 説明

[フォルダ] [参照]ボタン押下による参照設定したフォルダ名の表示。直接手入力することも可能で

す。

[フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。ダブルクリックにより、選択したフォルダ

名が[フォルダ]エディットボックスに表示されます。複数選択が可能です。

[参照] フォルダ名を参照したい場合、[参照]ボタンを押します。[フォルダの参照]ダイアログ

ボックスを表示します。

[追加]

[フォルダ]エディットボックスにフォルダ名が表示されている状態で[追加]ボタンを押下

します。

計測オプションで[サブフォルダを検索する]を有効にした場合

既に上位フォルダが登録されている状態でその配下の下位フォルダを登録することはでき

ません。

既に下位フォルダが登録されている状態(複数の場合あり)でその上位にあたるフォルダ

を登録することはできません。

[削除] [フォルダリスト]で削除するフォルダ名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

対象資産一覧の編集を行いOKボタンをクリックすると画面上に表示されている計測結果が未保存の場合でも無条件に破

棄されます。

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対象資産一覧の編集 ダイアログボックス(修正量計測)

新規計測にて指定した対象資産一覧及び、計測結果ファイル読み込み後の対象資産一覧に追加/削除等の編集を行います。[新規

計測]時にファイルによる指定をしていれば、[ファイルによる対象資産の指定]または、[フォルダによる対象資産の指定]画面が

表示されます。

ファイルによる指定を選択した場合、新旧で異なるファイル名を比較することができますが、フォルダによる指定を選択した場

合は同一のファイル名で比較します。サブフォルダを含めて計測する場合は、サブフォルダ名も同じ名前である必要がありま

す。

[ファイルによる対象資産の指定]の場合

項目 説明

[旧ファイルリスト] 登録済みのファイル名(ファイル名とフォルダ名)の一覧が表示されます。新ファイルリ

ストの同一No.のファイル同士が比較されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[新ファイルリスト] 登録済みのファイル名(ファイル名とフォルダ名)の一覧が表示されます。旧ファイルリ

ストの同一No.のファイル同士が比較されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[追加] [追加]ボタンを押下すると[ファイルの指定]ダイアログボックスが表示されます。そこで

ファイルを指定し、[開く]ボタンを押下すると[ファイルリスト]にファイル名が登録され

ます。複数選択も可能です。

各言語(COBOL、JAVA)毎に拡張子オプションで指定した拡張子のファイルを指定可能で

す。

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[削除] [ファイルリスト]で削除するファイル名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

[フォルダによる対象資産の指定]の場合

項目 説明

[旧フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。新フォルダリストの同一No.のフォルダ同

士が比較されます。ダブルクリックにより、選択したフォルダ名が[フォルダ]エディット

ボックスに表示されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[新フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。旧フォルダリストの同一No.のフォルダ同

士が比較されます。ダブルクリックにより、選択したフォルダ名が[フォルダ]エディット

ボックスに表示されます。複数選択が可能です。(削除で使用)

[参照] フォルダ名を参照したい場合、[参照]ボタンを押します。[フォルダの参照]ダイアログ

ボックスを表示します。

[追加] [フォルダ]エディットボックスにフォルダ名が表示されている状態で[追加]ボタンを押下

します。

計測オプションで[サブフォルダを検索する]を有効にした場合

既に上位フォルダが登録されている状態でその配下の下位フォルダを登録することはでき

ません。

既に下位フォルダが登録されている状態(複数の場合あり)でその上位にあたるフォルダ

を登録することはできません。

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[削除] [フォルダリスト]で削除するフォルダ名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

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計測結果ファイルの保存方法

計測結果ファイルの保存方法(上書き保存)

計測結果ファイルの保存方法(名前をつけて保存)

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CSV形式ファイル作成

CSV形式ファイル作成

CSV形式ファイル作成(選択範囲のみ)

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印刷 ダイアログボックス

印刷に関する情報を設定します。

項目 説明

[使用するプリンタ] 現在選択されているプリンタを表示します。

[ドキュメント種別/印

刷範囲]

印刷するドキュメント種別の選択およびドキュメントごとの印刷範囲を表示します。

ドキュメントを印刷対象としたい場合

印刷したいドキュメント種別名をクリックし、チェックマークを表示します。

印刷範囲を変更したい場合

ドキュメント毎の[指定]ボタンを押下します。印刷範囲指定ダイアログボックスが

表示されます。

印刷部数を変更したい場合

ドキュメント毎の[指定]ボタンを押下します。印刷範囲指定ダイアログボックスが

表示されます。

[プリンタの設定] プリンタの変更/設定を行います。

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「ステップ数計測-計測」オプションダイアログボックス

計測オプションは、出力する計測結果の種類および、計測方法について設定します。

項目 説明

[ドキュメント/計測種

別] 

1つ以上の選択が必要です。

・プログラムステップ情報を出力する場合

[プログラムステップ情報を出力する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・組込みメンバステップ情報を出力する場合

[組込みメンバステップ情報を出力する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[組込みメンバステップ情報を出力する]のみを選択して、htmlやjavaソース等、組込みメ

ンバステップ情報の出力のないソースを計測すると、自動的に[プログラムステップ情報

を出力する]にチェックが入ります。

[計測方法] ・組込みメンバを計測する場合

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[組込みメンバを計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・埋め込みSQLを計測する場合

[埋め込みSQLを計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・サブフォルダも検索する場合

[サブフォルダも検索する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・空白行を計測する場合

[空白行を計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・空白行は注釈行として計測する場合

[空白行は注釈行として計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する場合

["{"、"}"のみの行は注釈行として計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[COBOLの計測方法] ・COBOL言語種別の計測で、プログラムID単位に計測する場合

[プログラムID単位に計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[C/C++の計測方法] ・C/C++言語種別の計測で、ヘッダーファイル(*.h)もプログラム情報として計測する場合

[フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測する]をクリックし、チェックマーク

を表示します。

[組込みメンバを計測する]を選択すると、自動的に[フォルダ指定の場合、ヘッダーファ

イル(*.h)も計測する]のチェックが外され、選択できなくなります。

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「ステップ数計測-表示」オプションダイアログボックス

画面の表示形式及びリストビュー形式画面に関する情報を指定します。

項目 説明

[初期画面表示]  ・帳票形式で計測結果を出力する場合

[帳票形式]をクリックし、チェックマークを表示します。

・リストビュー形式で計測結果を出力する場合

[リストビュー形式]をクリックし、チェックマークを表示します。

[リストビュー形式]  ・ファイル情報を表示する場合

[ファイル情報を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・SQLステップ数を表示する場合

[SQLステップ数を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

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・SQLステップ率を表示する場合

[SQLステップ率を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・注釈ステップ数を表示する場合

[注釈ステップ数を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・注釈率を表示する場合

[注釈率を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・組込み情報を表示する場合

[組込み情報を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・フォルダ名を表示する場合

[フォルダ名を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・注釈率下限値を変更する場合

[注釈率下限値]の▼ボタンをクリックし、ドロップダウンリストから設定したい値を選択

します。

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「ステップ数計測-サーチパス」オプションダイアログボックス

サーチパスに関する情報を指定します。

項目 説明

[フォルダ] [参照]ボタン押下による参照設定したフォルダ名が表示されます。直接手入力することも

可能です。

[追加]ボタンによりフォルダリストに追加してください。

[フォルダリスト] 登録済みのフォルダ名の一覧が表示されます。複数選択が可能です。(フォルダパスは、

最大10件まで登録できます。)

ダブルクリックにより、選択したフォルダ名が[フォルダ]エディットボックスに表示され

ます。この状態で[参照]ボタンを押下すると、[フォルダの参照]ダイアログボックスでそ

のフォルダを初期表示します。

[参照]  フォルダ名を参照したい場合、[参照]ボタンを押します。[フォルダの参照]ダイアログ

ボックスを表示します。

[追加]  [フォルダ]エディットボックスにフォルダ名が表示されている状態で[追加]ボタンを押下

すると、サーチパスとして[フォルダリスト]に追加されます。

[削除]  [フォルダリスト]で削除するフォルダ名をクリックし、[削除]ボタンを押します。 複数選

択も可能です。

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「ステップ数計測-CSVファイル」オプションダイアログボックス

CSVファイルの出力項目に関する情報を指定します。

項目 説明

[非表示の項目は出力し

ない]

・非表示項目をCSV形式ファイルに出力しない場合

[非表示の項目は出力しない]をクリックし、チェックマークを表示します。

[合計,平均行は出力し

ない]

・合計、平均行をCSV形式ファイルに出力しない場合

[合計,平均行は出力しない]をクリックし、チェックマークを表示します。

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「ステップ数計測-帳票」オプションダイアログボックス

帳票形式画面及び印刷帳票に関する情報を指定します。

項目 説明

[ファイルパス名を出力

する]

・フォルダ名を出力する場合

[ファイルパス名を出力する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[SQLステップ情報を出力

する]

・SQLステップ情報を出力する場合

[SQLステップ情報を出力する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[ファイルの更新日付を

出力する]

・ファイルの更新日付を出力する場合

[ファイルの更新日付を出力する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[注記]・注記を設定する場合

[注記]エディットボックスに文字列を30バイト以内で入力します。

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「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックス

Java自動生成ソース計測時の手書き部分/自動生成部分の計測に関する情報を指定します。

項目 説明

[計測中に識別子不整合

エラーを表示]

・計測中に識別子不整合エラーを表示する場合

[計測中に識別子不整合エラーを表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

[識別子]登録済み開始識別子・終了識別子・コメントが表示されます。複数選択が可能です。(識

別子の組み合わせは、最大100件まで指定可能です。)

[取り込み]

識別情報が格納されている識別子ファイルの内容を[識別子]リストに登録する場合、

[取り込み]ボタンを押下します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

このとき、[識別子]リストに登録されている識別子は消去します。

[書き出し][識別子]に表示されている登録済み識別子を識別子ファイルとして保存する場合、[書

き出し]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

[追加][識別子]に新しい識別子を追加する場合、[追加]ボタンを押します。識別文字列指定

ダイアログを表示します。

[削除][識別子]で削除する識別子をクリックし、[削除]ボタンを押します。複数選択が可能

です。

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[複数指定]

範囲指定するには

対象範囲の先頭項目をクリックし、シフトキーを押しながら、末尾項目をクリックします。または先頭項目付近の空白領域

(ファイル名以外の領域)をクリックしてボタンを押したまま末尾項目までマウスポインタを上下にずらし、ボタンを放しま

す。マウスを使用しない場合はシフトキーを押したまま上下矢印キーで項目移動することにより選択範囲を指定できます。

個別指定するには

コントロールキーを押しながら、項目をクリックします。キーボード操作のみでの個別指定はできません。

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識別文字列指定ダイアログボックス

Java自動生成ソース計測時の手書き部分/自動生成部分を判定する識別子を指定します。

項目 説明

[開始文字列] 開始識別子を指定する。

[終了文字列] 終了識別子を指定する。

[コメント] 識別子に対するコメントを指定する。

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「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションダイアログボックス

Visual Basic 6.0ソース計測時の手書き部分/自動生成部分の計測に関する情報を指定します。

項目 説明

[計測中に識別子不整合

エラーを表示]

・計測中に識別子不整合エラーを表示する場合

[計測中に識別子不整合エラーを表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

[識別子]登録済み開始識別子・終了識別子・コメントが表示されます。複数選択が可能です。(識

別子の組み合わせは、最大100件まで指定可能です。)

[取り込み]

識別情報が格納されている識別子ファイルの内容を[識別子]リストに登録する場合、

[取り込み]ボタンを押下します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

このとき、[識別子]リストに登録されている識別子は消去します。

[書き出し][識別子]に表示されている登録済み識別子を識別子ファイルとして保存する場合、[書

き出し]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

[追加][識別子]に新しい識別子を追加する場合、[追加]ボタンを押します。識別文字列指定

ダイアログを表示します。

[削除][識別子]で削除する識別子をクリックし、[削除]ボタンを押します。複数選択が可能

です。

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識別文字列指定ダイアログボックス

Visual Basic 6.0ソース計測時の手書き部分/自動生成部分を判定する識別子を指定します。

項目 説明

[開始文字列] 開始識別子を指定する。

[終了文字列] 終了識別子を指定する。

[コメント] 識別子に対するコメントを指定する。

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「修正量計測-計測」オプションダイアログボックス

計測オプションは、出力する計測結果の種類および、計測方法について設定します。

項目 説明

[計測方法] ・サブフォルダも検索する場合

[サブフォルダも検索する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・有効行のみ計測する場合

[有効行のみ計測]をクリックし、チェックマークを表示します。

・空行も計測する

[空行も計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・"{"、"}"のみの行は注釈行として計測する

["{"、"}"のみの行は注釈行として計測する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・空白行や語間の空白の個数を無視して計測したい場合

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[語間複数空白を無視する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・英大文字と小文字を区別して計測したい場合

[大小文字を区別する]をクリックし、チェックマークを表示します。

・/* ~ */などの複数行間に渡る注釈を意識して計測したい場合

[注釈行範囲を意識する]をクリックし、チェックマークを表示します。

[有効行のみ計測]を選択すると、[空行も計測する]が選択できなくなります。

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「修正量計測-表示」オプションダイアログボックス

表示オプションは、修正量計測の初期表示について設定します。

項目 説明

[初期表示] ・ファイル情報を表示する場合

[ファイル情報を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

・フォルダ名を表示する場合

[フォルダ名を表示]をクリックし、チェックマークを表示します。

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「共通-拡張子」オプションダイアログボックス

対象資産の拡張子を変更できます。

項目 説明

[拡張子] 言語種別、言語種類、拡張子とコメントの一覧を表示します。

[取り込み]

拡張子情報が格納される拡張子ファイルの内容を、[拡張子]に取り込む場合、[取り込

み]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。このと

き、[拡張子]に表示される登録済み拡張子は、消去されます。

[書き出し][拡張子]に表示されている登録済み拡張子を拡張子ファイルとして保存する場合、[書

き出し]ボタンを押します。[ファイルの参照ダイアログボックス]を表示します。

[変更][拡張子]に新しい拡張子を変更する場合、[変更]ボタンを押します。拡張子変更ダイ

アログを表示します。

[初期化]変更した拡張子の情報をインストール時の状態に戻したい場合、[初期化]ボタンを押し

ます。拡張子リストは拡張子初期値の内容が設定されます。

    変更を計測結果に反映するためには、「全計測」を実行する必要があります。

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拡張子変更 ダイアログボックス

拡張子を変更します。

項目 説明

[言語種別] 言語種別は変更できません。

[言語種類] 言語種類は変更できません。

[拡張子]拡張子文字列を変更する。複数の拡張子を指定する場合は、コンマ(",")で区切ります。拡

張子を削除する場合、削除したい拡張子を空白にします。

[コメント] 拡張子に対するコメントを変更できます。

拡張子は空白の場合、この言語種別の計測対象はありません。

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拡張子初期値

拡張子の初期値を以下に記載する。

言語種別 言語種類 拡張子

COBOL COBOL *.cbl;*.cob;*.cobol;*.scob;*.pco

C/C++ C/C++ *.c;*.cpp;*.h;*.rc

JAVA JAVA *.java

SQLJ *.sqlj

IDL IDL *.idl

JAVA自動生成 JAVA *.java

SQLJ *.sqlj

HTML/JSP/JS/CSS HTML *.html;*.htm

JSP *.jsp;*.jspf;*.tag;*.tagx;*.tagf

VB.NET *.vb

VBScript *.vbs

JavaScript *.js

StyleSheet *.css

.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS ASP.NET *.asp;*.aspx

C# *.cs

VB.NET *.vb

VBScript *.vbs

HTML *.html;*.htm

JavaScript *.js

StyleSheet *.css

Visual Basic 6.0 VB6.0 *.frm;*.bas;*.cls;*.ctl;*.pag;*.dsr

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平均

出力項目 説明

平均 全計測対象資産の合計を計測本数で平均した値

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合計

出力項目 説明

合計 全計測対象資産の合計

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小計

出力項目 説明

小計 同一フォルダ単位での合計(「ステップ数計測-帳票」オプションの[ファイルパ

ス名を出力する]指定時)

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組込み形態別

組込み形態別は、登録集の呼出し形態毎、またはインクルードファイルの呼出し形態毎の組込みメンバのステップ数の合計で

す。出力する情報は言語種別により異なりますので、下記の表を参照して確認してください。

【COBOLの場合】

出力項目 説明

 C (COPY)  COPY句の呼出しで組み込んだメンバ (登録集) のステップ数の合計

 C率  組込みステップ数の中の C (COPY) の割合 (※1)

 I (INC)  INCLUDE句の呼出しで組み込んだメンバ (登録集) のステップ数の合計

 I率  組込みステップ数の中の I (INC) の割合 (※1)

【C/C++の場合】

出力項目 説明

 I (inc)  include呼出しで組み込んだメンバ (インクルードファイル) のステップ数の合

 I率  組込みステップ数の中の I (inc) の割合 (※1)

 R (rc)  rcinclude呼出しで組み込んだメンバ (インクルードファイル) のステップ数の合

 R率  組込みステップ数の中の R (rc) の割合 (※1)

※「Java」、「IDL」、「Java自動生成ソース」、「HTML/JSP/JS/CSS」及び、「.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS」の時

は、出力されません。

※1)リストビュー形式の場合は出力されません。

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手書きステップ数

手書きステップ数は、インクルードファイル/登録集を除くステップ数、または手書き部のステップ数です。手書きステップ数と

してカウントする情報は言語種別により異なりますので、下記の表を参照して確認してください。

言語種別 説明

COBOL 登録集を除くステップ数

C/C++ インクルードファイルを除くステップ数

Java 出力されません

IDL 出力されません

Java自動生成ソース 手書き部のステップ数

HTML/JSP/JS/CSS 出力されません

.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS 出力されません

Visual Basic 6.0 手書き部のステップ数

※形式は、総ステップのトピックを参照してください。

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総ステップ数

総ステップ数は、1プログラムを構成するステップ数です。総ステップ数として出力する情報は言語種別により異なりますの

で、下記の表を参照して確認してください。

【COBOLの場合】

出力項目 説明

宣言 宣言部の有効ステップ数 (プログラムの先頭からPROCEDURE DIVISION直前ま

でのステップ数)

宣言率 合計ステップ数の中の宣言ステップ数の割合 (※1)

SQL (宣言部) 宣言部の埋め込みSQLのステップ数

SQL率 (宣言部) 宣言ステップ数の中のSQLの割合

ETC (宣言部) SQLを除いた宣言ステップ数

ETC率 (宣言部) 宣言ステップ数の中のETCの割合 (※1)

実行 実行部の有効ステップ数 (PROCEDURE DIVISION以降のステップ数)

実行率 合計ステップ数の中の実行ステップ数の割合 (※1)

SQL (実行部) 実行部の埋め込みSQLのステップ数

SQL率 (実行部) 実行ステップ数の中のSQLの割合

ETC (実行部) SQLを除いた実行ステップ数

ETC率 (実行部) 実行ステップ数の中のETCの割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白行 空白ステップ数

計 宣言部のステップ数と実行部のステップ数と注釈ステップ数の合計

【C/C++の場合】

出力項目 説明

有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

SQL 埋め込みSQLのステップ数

SQL率 有効ステップ数の中のSQLの割合

ETC SQLを除いた有効ステップ数

ETC率 有効ステップ数の中のETCの割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

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注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白行 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

【Java, Java自動生成ソースの場合】

出力項目 説明

有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

SQL 埋め込みSQLのステップ数

SQL率 有効ステップ数の中のSQLの割合

ETC (有効行) SQLを除いた有効ステップ数

ETC率 (有効行) 有効ステップ数の中のETCの割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

Javadoc Javadocのステップ数

Javadoc率 注釈ステップ数の中のJavadocの割合

ETC (注釈行) Javadocを除いた注釈のステップ数

ETC率 (注釈行) 注釈ステップ数の中のETCの割合 (※1)

空白行 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

【IDLの場合】

出力項目 説明

有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白行 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

【HTML/JSP/JS/CSSの場合】

出力項目 説明

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有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白行 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

【.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSSの場合】

出力項目 説明

有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白行 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

【VB 6.0 の場合】

出力項目 説明

有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白行 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

※1) リストビュー形式の場合は出力されません。

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更新日付

出力項目 説明

更新日付 計測対象ファイルの更新日付。(「ステップ数計測-帳票」オプションの[ファイ

ルの更新日付を出力する]指定時)

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プログラム名

出力項目 説明

プログラム名 計測対象ファイル

    ファイル名の出力可能な長さは言語種別や「ステップ数計測-帳票」オプション(SQLステップ数の出力、ファイル日付

の出力)により変化します。各状況による最大長以後のファイル名は出力されません。

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シーケンス番号

出力項目 説明

シーケンス番号 ソース/インクルードファイル(登録集ファイル)に対する連番

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プログラム情報

プログラムステップ情報(リストビュー形式)

プログラムステップ情報(帳票形式)

組込みメンバステップ情報(リストビュー形式)

組込みメンバステップ情報(帳票形式)

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プログラムステップ情報(帳票形式)

プログラムステップ情報

(帳票形式)

プログラムステップ情報

(リストビュー形式)

組込みメンバステップ情報

(帳票形式)

組込みメンバステップ情報

(リストビュー形式)

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を以下に示します。

出力項目 出力方法

ファイル更新日付 計測対象ファイルにエラーがある場合、出力されません。

各ステップ数 計測対象ファイルにエラーがある場合、10桁の「*」で出力されます。(No.2 の

例)

組込みメンバにエラーがある場合、ステップ数の前方に「*」を付加して出力され

ます。(No.3 の例)

各比率 計測対象ファイルにエラーがある場合、3桁の「*」で出力されます。(No.2 の

例)

組込みメンバにエラーがある場合、比率の前方に「*」を付加して出力されます。

(No.3 の例)

合計 計測対象ファイルにエラーがある場合、加算しません。

組込みメンバにエラーがある場合は、加算します。

平均 計測対象ファイルにエラーがある場合、本数に含まないで算出します。

組込みメンバにエラーがある場合は、本数に含みます。

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※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

※ SQLステップ数、SQL率は出力していません。

関連項目

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使用プログラム及び組込みメンバ名

使用プログラム及び組込みメンバ名は、登録集を展開しているプログラム名/登録集名、またはinclude展開しているプログラム

名/インクルード名です。出力する情報は言語種別により異なりますので、下記の表を参照して確認してください。

【COBOLの場合】

出力項目 説明

使用プログラム及び

組込みメンバ名

(P) 展開しているプログラム名

(C) 展開している登録集名

【C/C++の場合】

出力項目 説明

使用プログラム及び

組込みメンバ名

(P) 展開しているプログラム名

(I) 展開しているインクルード名

表示されるファイル名は12文字までです。13文字以上のファイル名は12文字目までしか表示されません。

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使用回数

出力項目 説明

使用回数 計測対象内での使用回数

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のべ総ステップ数

出力項目 説明

のべ総ステップ 計測対象内でののべステップ数(インクルード(登録集)ステップと使用回数

との積)

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使用箇所

出力項目 説明

使用箇所 登録集の展開箇所(Cでは未計測)

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ステップ数内訳

ステップ数内訳は、組込みメンバの計測ステップ数です。

出力項目 説明

有効 注釈を除いたステップ数

有効率 合計ステップ数の中の有効ステップ数の割合 (※1)

SQL 埋め込みSQLのステップ数

SQL率 有効ステップ数の中のSQLの割合

ETC SQLを除いた有効ステップ数

ETC率 有効ステップ数の中のETCの割合 (※1)

注釈 注釈のステップ数

注釈率 合計ステップ数の中の注釈の割合

空白 空白ステップ数

計 有効ステップ数と注釈ステップ数の合計

※1) リストビュー形式の場合は出力されません。

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組込みメンバ名

出力項目 説明

組込みメンバ名 インクルード(登録集)ファイル名

    ファイル名の出力可能な長さは言語種別や帳票オプション(SQLステップ数の出力、ファイル日付の出力)により変化し

ます。各状況による最大長以後のファイル名は出力されません。

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組込みメンバステップ情報(帳票形式)

プログラムステップ情報

(帳票形式)

プログラムステップ情報

(リストビュー形式)

組込みメンバステップ情報

(帳票形式)

組込みメンバステップ情報

(リストビュー形式)

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++の帳票)を以下に示します。

出力項目 出力方法

ファイル更新日付 計測対象ファイルにエラーがある場合、出力されません。

各ステップ数 計測対象ファイルにエラーがある場合、10桁の「*」で出力されます。(No.2 の

例)

各比率 計測対象ファイルにエラーがある場合、3桁の「*」で出力されます。(No.2 の

例)

合計 計測対象ファイルにエラーがある場合、加算しません。

平均 計測対象ファイルにエラーがある場合、本数に含まないで算出します。

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※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

※ SQLステップ数、SQL率は出力していません。

関連項目

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フォルダ名

出力項目 説明

フォルダ名 計測対象ファイルのフォルダ名

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ファイル情報

出力項目 説明

ファイル名 計測対象ファイル名

種類 計測対象ファイルの言語名

詳細は「新規計測の方法」の注意欄を参照

サイズ 計測対象ファイルの論理サイズ

更新日付 計測対象ファイルの更新日付

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プログラムステップ情報(リストビュー形式)

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++のリストビュー形式)を以下に示します。

出力項目 出力方法

ファイルサイズ 計測対象ファイルにエラーがある場合、0 で出力されます。

ファイル更新日付 計測対象ファイルにエラーがある場合、出力されません。

各ステップ数 計測対象ファイルにエラーがある場合、10桁の「*」で出力されます。(例の 2行目)

組込みメンバにエラーがある場合、ステップ数の前方に「*」を付加して出力されます。(例の 3行目)

各比率 計測対象ファイルにエラーがある場合、4桁の「*」で出力されます。(例の 2行目)

組込みメンバにエラーがある場合、比率の前方に「*」を付加して出力されます。(例の 3行目)

合計 計測対象ファイルにエラーがある場合、加算されません。

組込みメンバにエラーがある場合は、加算されます。

平均 計測対象ファイルにエラーがある場合、本数に含まないで算出します。

組込みメンバにエラーがある場合は、本数に含みます。

※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

※ SQLステップ数、SQL率は表示していません。

※ ファイルサイズのセル幅は丁度の幅よりも広がります。

関連項目

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組込みメンバステップ情報(リストビュー形式)

プログラムステップ情報

(帳票形式)

プログラムステップ情報

(リストビュー形式)

組込みメンバステップ情報

(帳票形式)

組込みメンバステップ情報

(リストビュー形式)

計測対象ファイルにエラーがある場合の出力レイアウト例(C/C++のリストビュー形式)を以下に示します。

出力項目 出力方法

ファイルサイズ 計測対象ファイルにエラーがある場合、0 で出力されます。

ファイル更新日付 計測対象ファイルにエラーがある場合、出力されません。

各ステップ数 計測対象ファイルにエラーがある場合、10桁の「*」で出力されます。(例の 2行目)

各比率 計測対象ファイルにエラーがある場合、4桁の「*」で出力されます。(例の 2行目)

合計 計測対象ファイルにエラーがある場合、加算されません。

平均 計測対象ファイルにエラーがある場合、本数に含まないで算出します。

※ それぞれの言語種別により若干帳票イメージが異なります。

※ SQLステップ数、SQL率は出力していません。

※ ファイルサイズのセル幅は丁度の幅よりも広がります。

関連項目

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総ステップ数(修正量計測)

新旧資産の総ステップ数を出力します。

出力項目 説明

旧 旧側資産の総ステップ数

新 新側資産の総ステップ数

※「修正量計測-計測」オプションの設定で「有効行のみ計測」を選択している場合(初期値)、総ステップ数は有効ステップ数

になりますので、ご注意ください。 ※また、その他の計測オプションによっても計測値が異なります。例えば、初期設定では空

行も注釈行として総ステップ数に含まれますが、「修正量計測-計測」オプションの設定 で「空行も計測する」を選択していない

場合は計測対象にならず、ステップ数に含まれません。

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有効ステップ数(修正量計測)

新旧資産の有効ステップ数を以下の項目毎に出力します。

出力項目 説明

挿入 新側資産で「挿入」と判定された有効ステップ数

修正 新旧資産で修正と判定された有効ステップ数

(新側と旧側で「修正」と判定されたペアの有効ステップ数の合計※)

削除 旧側資産で「削除」と判定された有効ステップ数

旧全体 旧側資産全体での有効ステップ数

新全体 新側資産全体での有効ステップ数

※修正量計測基準の計測例を参照してください。

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注釈ステップ数(修正量計測)

新旧資産の注釈ステップ数を以下の項目毎に出力します。

出力項目 説明

挿入 新側資産で「挿入」と判定された注釈ステップ数

修正 新旧資産で修正と判定された注釈ステップ数

(新側と旧側で「修正」と判定されたペアの注釈ステップ数の合計※)

削除 旧側資産で「削除」と判定された注釈ステップ数

旧全体 旧側資産全体での注釈ステップ数

新全体 新側資産全体での注釈ステップ数

※修正量計測基準の計測例を参照してください。

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中間ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

MF-STEPCOUNTERが内部で使用する中間ファイルのオープンに失敗しました。中間ファイルは[環境変数TEMPに

設定されているフォルダ\MFSTPTMP]という名前のフォルダ配下にまとめて格納され、MF-STEPCOUNTER終了時

にMFSTPTMPのフォルダごと削除されます。

想定される原因

1. MF-STEPCOUNTER起動中に中間ファイルが削除された。

2. 媒体不良。

対処方法

環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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中間ファイル[ファイル名]の書き込みに失敗しました。

MF-STEPCOUNTERが内部で使用する中間ファイルの書き込みに失敗しました。中間ファイルは[環境変数TEMPに

設定されているフォルダ\MFSTPTMP]という名前のフォルダ配下にまとめて格納され、MF-STEPCOUNTER終了時

にMFSTPTMPのフォルダごと削除されます。

想定される原因

1. 環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)に空きがない。

2. 媒体不良。

対処方法

環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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計測結果の出力に失敗しました。

画面またはプリンタへのドキュメント出力処理で異常が発生しました。

想定される原因

1. 中間ファイルが正常に作成されなかった。(中間ファイルのオープン、書き込みエラーがその前に出ていた。)

2. 読み込みの場合、指定された計測結果ファイルの内容が正しくない。

対処方法

読み込みの場合は正しい内容の計測結果ファイルを指定してください。

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計測結果ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

指定された計測結果ファイルのオープンに失敗しました。

想定される原因

1. 読み込みの場合、指定された計測結果ファイルが存在しない。(名前が正しくない。)

2. 媒体不良。

対処方法

計測結果ファイルの格納先ドライブが使用可能かどうか確認してください。読み込みの場合は正しい計測結果ファ

イル名を指定してください。

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計測結果ファイル[ファイル名]の書き込みに失敗しました。

指定された計測結果ファイルの書き込みに失敗しました。

想定される原因

1. 計測結果ファイル格納先フォルダ(ドライブ)に空きがない。

2. 媒体不良。

対処方法

計測結果ファイルの格納先ドライブが使用可能かどうか確認してください。

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計測結果ファイル[ファイル名]の形式が正しくありません。

指定された計測結果ファイルの内容に誤りがあります。

想定される原因

1. 計測結果ファイル以外のファイルを指定して読み込みを行った。

2. 計測結果ファイルの内容が破壊されている。

3. 媒体不良。

対処方法

正しい内容の計測結果ファイルを指定してください。

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計測対象ファイル[ファイル名]の形式が正しくありません。

計測対象のソースファイルの内容に誤りがあります。(メッセージの出力先はディスプレイ、エラーファイルの両方

です。)

想定される原因

1. 計測対象としてテキストファイル以外のファイルを指定して計測を行った。

2. 指定文字コードと計測対象ファイルのコードが異なっている。

対処方法

計測対象にはテキストファイル以外を指定することができません。正しいソースファイルを計測対象として指定し

てください。

また、誤ったコードを指定した場合、計測結果は保証されません。文字コードとソースファイルのコードを一致さ

せて下さい。

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計測対象ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

計測対象ソースファイルのオープンに失敗しました。

想定される原因

1. 指定されたソースファイルが存在しない。

2. 媒体不良。

対処方法

現在、計測対象ソースファイルが存在するかどうか確認してください。

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計測対象ファイル[ファイル名]の注釈表記([数値]行目開始)が正しくありません。

計測対象ソースファイル内の注釈表記に誤りがあります。(C/C++、Java、Java自動生成ソース、ID

Lの計測時に判定、通知されます。またメッセージの出力先はディスプレイ、エラーファイルの両方です。)

想定される原因

1. 注釈開始記号(/*)またはJavadocコメント開始記号(/**)に対応する注釈終了記号(*/)が発見されない状態で

計測対象ソースファイルの終端に達した。

対処方法

計測対象ソースファイル内の注釈表記を確認してください。

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計測対象ファイル[ファイル名]のSQL表記([数値]行目開始)が正しくありません。

計測対象ソースファイル内の埋め込みSQL表記に誤りがあります。(計測オプションでSQLありが指定された場合の

み通知されます。またメッセージの出力先はディスプレイ、エラーファイルの両方です。)

想定される原因

1. 埋め込みSQL開始記号($,EXEC SQL等)に対応する埋め込みSQL終了記号(;,END-EXEC等)が発見されない状態で計

測対象ソースファイルの終端に達した。

対処方法

計測対象ソースファイル内の埋め込みSQL表記を確認してください。

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3万ステップを超える計測対象ファイルがありました。

3万ステップを超える計測対象ファイルがありました。

想定される原因

修正量計測で3万ステップ以上のソースファイルを計測した。

ただし、「修正量計測-計測」オプションの設定で「有効行のみ計測」が選択されている場合は、注釈行を除く有効

行が3万ステップ以上のソースファイルを計測した場合に発生します。

対処方法

対象のソースファイルの有効・注釈の削除/修正/挿入ステップ数に「****」が表示されていますので、確認して

ください。

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計測エラーが[数値]件ありました。エラーファイルを確認して下さい。

計測対象ソースファイル内に注釈表記エラーまたは埋め込みSQL表記エラーがありました。エラーファイル(環境変

数TEMPに設定されているフォルダ\MF_STP64.ERR)を確認してください。

想定される原因

1. 計測対象ソースファイル内に注釈表記エラー、埋め込みSQL表記エラー等があった。

対処方法

エラーファイルを確認してエラーが存在するソースファイルを修正してください。

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大きすぎて出力できないステップ数がありました。

計測対象ソースファイルのステップ数がMF-STEPCOUNTERの許容範囲を超えました。計測結果として、ステップ

数は"**********"、パーセントは"***"と出力されます。

想定される原因

1. ステップ数(合計、のべ総ステップも含む)が99,999,999を超えた。

対処方法

99,999,999ステップ以上のドキュメント出力はできません。

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CSV形式ファイル[ファイル名]のオープンに失敗しました。

CSV形式ファイル作成時に、指定されたファイルをオープンできませんでした。

想定される原因

1. 媒体不良。(格納先がフロッピーディスクの場合、フロッピーディスクが差し込まれていない。)

対処方法

CSV形式ファイルを作成するフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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CSV形式ファイル[ファイル名]の書き込みに失敗しました。

CSV形式ファイル作成時に、指定されたファイルをオープンできませんでした。

想定される原因

1. CSV形式ファイルを作成するフォルダ(ドライブ)に空きがない。

2. 媒体不良。

対処方法

CSV形式ファイルを作成するフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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環境変数TEMPの値が正しくありません。[フォルダ名]を作業用フォルダとします。

環境変数TEMPに設定されているドライブ、フォルダが無効です。[フォルダ名]をMF-STEPCOUNTERの作業用フォ

ルダとし、中間ファイルを[フォルダ名]\MFSTPTMPという名前のフォルダ配下に作成します。なおエラーファイ

ルは[フォルダ名]配下に作成します。

想定される原因

1. 環境変数TEMPが未定義である。

2. 環境変数TEMPに設定されているフォルダが存在しない。

3. 媒体不良。(フロッピーディスクの場合差し込まれていない。)

対処方法

環境変数TEMPに有効なパスを設定してください。([フォルダ名]に十分な空きがあればこのままでもMF-

STEPCOUNTERは動作しますが、環境変数TEMPに設定されてるフォルダ(ドライブ)はWindowsが作業領域として使

用しますので正しい値を設定してください。)

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メモリ不足のため、リストボックスへの文字列追加ができません。

新規計測ダイアログボックスまたは対象ファイル編集ダイアログボックスで、リストボックスへの文字列追加の際

メモリ不足が発生しました。

想定される原因

1. ファイル、フォルダ、対象ファイル一覧リストボックスのいずれかにメモリの許容範囲を超える件数の項目を追

加(表示)しようとした。

対処方法

リストボックスへ追加可能な項目の最大件数はメモリ容量によって制限されます。それを超える件数の項目追加は

できません。

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サーチパス件数が多すぎます。最大[数値]件まで指定可能です。

サーチパスの指定件数がMF-STEPCOUNTERの制限値を超えました。

想定される原因

1. ファイル、フォルダ、対象ファイル一覧リストボックスのいずれかにメモリの許容範囲を超える件数の項目を追

加(表示)しようとした。

対処方法

件数の制限値内でサーチパスの指定を行ってください。

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対象が多すぎます。一度に選択できるのは[数値]件までです。操作を何回かに分けて下さい。

新規計測ダイアログボックスまたは対象ファイル編集ダイアログボックスで対象ファイル一覧への追加、削除操作

を行う際の選択件数(反転表示項目数)がMF-STEPCOUNTERの制限値を超えました。

想定される原因

1. 選択件数(反転表示項目数)が制限値を超えた。

対処方法

追加、削除操作を何回かに分割して一回の選択件数を制限値内に収めてください。

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ページ指定に誤りがあります。

ウィンドウメニューのページ指定ダイアログボックスまたは印刷範囲指定ダイアログボックスで誤ったページが指

定されました。

想定される原因

1. 計測結果として作成されたドキュメントとして存在しないページ数が指定された。

2. 数値以外の文字(空白、タブを含む)が指定された。

対処方法

正しいページ数を指定してください。

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部数指定に誤りがあります。

印刷範囲指定ダイアログボックスで誤った部数が指定されました。

想定される原因

1. 0以下の数値を指定した。

2. 数値以外の文字(空白、タブを含む)が指定された。

対処方法

正しい部数を指定してください。

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プリンタが使用できません。

印刷に使用するプリンタが使用可能状態にありません。

想定される原因

1. 通常使うプリンタが設定されていない。

対処方法

コントロールパネルを使用して通常使うプリンタを設定してください。

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スプール用のディスク容量が不足しているため印刷できません。

印刷時に使用するスプールフォルダ(環境変数TEMPに設定されているフォルダ)の容量不足のため印刷を行うことが

できません。

想定される原因

1. スプールフォルダの容量不足。

対処方法

環境変数TEMPに十分な空きがあるフォルダ(ドライブ)を指定してください。

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スプール用のメモリが不足しているため印刷できません。

印刷時に使用するスプールメモリの容量不足のため印刷を行うことができません。

想定される原因

1. メモリの容量不足。

対処方法

メモリの制限を超える印刷はできません。

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ドキュメント種別の指定に誤りがあります。

計測オプション設定ダイアログボックスまたは印刷ダイアログボックスでのドキュメント種別指定に誤りがありま

す。

想定される原因

1. 出力、計測するドキュメントとして何も指定(チェック)されなかった。

対処方法

出力、計測対象として最低一つのドキュメントを指定しなければなりません。ダイアログボックス内での設定値を

取り消す場合は「キャンセル」を選択してください。

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計測結果が保存されていません。保存しますか?

現在の計測結果が破棄されようとしています。よろしいですか?

想定される原因

未保存の計測結果が画面上にある状態で以下に示すいずれかの操作が行われた。

1. ファイルメニューから「新規計測」が選択された。

2. ファイルメニューから「読み込み」が選択された。

3. MF-STEPCOUNTERの終了メニューが選択された。

4. Windowsを終了させた。

対処方法

保存する場合は「はい」、破棄する場合は「いいえ」を選択してください。

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メモリ不足のためメッセージ通知ができませんでした。

メモリ不足のためメッセージ通知用のメッセージボックスを生成することができませんでした。(このメッセージは

エラーファイルに出力されます。)

想定される原因

1. メモリ不足

対処方法

他に起動中のアプリケーションがあればそれらを終了してください。

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作業用フォルダ[フォルダ名]の作成に失敗しました。SIMPLIA/MF-STEPCOUNTERを起動できません。

中間ファイル格納用一時フォルダを作成することができませんでした。

想定される原因

1. 環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)に空きがない。

2. 媒体不良

対処方法

環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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TEMPフォルダ名の取得に失敗しました。

環境変数TEMPに設定されているフォルダ名の取得に失敗しました。

想定される原因

1. OSの不良。

対処方法

環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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対象資産フォルダ名ファイルのオープンに失敗しました。

MF-STEPCOUNTERが内部で使用する中間ファイル[対象資産フォルダ名ファイル]のオープンに失敗しました。中間

ファイルは[環境変数TEMPに設定されているフォルダ\MFSTPTMP]という名前のフォルダ配下にまとめて格納さ

れ、MF-STEPCOUNTER終了時にMFSTPTMPのフォルダごと削除されます。

想定される原因

1. MF-STEPCOUNTER起動中に中間ファイルが削除された。

2. 媒体不良。

対処方法

環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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対象資産ファイル名ファイルのオープンに失敗しました。

MF-STEPCOUNTERが内部で使用する中間ファイル[対象資産ファイル名ファイル]のオープンに失敗しました。中間

ファイルは[環境変数TEMPに設定されているフォルダ\MFSTPTMP]という名前のフォルダ配下にまとめて格納さ

れ、MF-STEPCOUNTER終了時にMFSTPTMPのフォルダごと削除されます。

想定される原因

1. MF-STEPCOUNTER起動中に中間ファイルが削除された。

2. 媒体不良。

対処方法

環境変数TEMPに設定されているフォルダ(ドライブ)が使用可能かどうか確認してください。

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指定されたフォルダは存在しません。

指定されたフォルダは存在しません。

想定される原因

1. 指定された名前のフォルダが存在しない。

対処方法

フォルダが存在するか確認してください。

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指定された文字列はフォルダ名ではありません。

指定された文字列はフォルダ名ではありません。

想定される原因

1. ファイル名である。

対処方法

フォルダを確認してください。

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同名のフォルダが既に登録されています。

同名のフォルダが既に登録されています。

想定される原因

1. 同名のフォルダが既に登録されている。

対処方法

同一フォルダを重複して登録することはできません。

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指定されたフォルダの下位階層フォルダが既に登録されています。

指定されたフォルダの下位階層フォルダが既に登録されています。

想定される原因

1. ステップ数計測/修正量計測の計測オプションの[サブフォルダを検索する]がチェックされている。

対処方法

下位階層フォルダを削除するか、計測オプションの[サブフォルダを検索する]を外してください。

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指定されたフォルダの上位階層フォルダが既に登録されています。

指定されたフォルダの上位階層フォルダが既に登録されています。

想定される原因

1. ステップ数計測/修正量計測の計測オプションの[サブフォルダを検索する]がチェックされている。

対処方法

上位階層フォルダを削除するか、計測オプションの[サブフォルダを検索する]を外してください。

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資産が1つも登録されていません。

資産が1つも登録されていません。

想定される原因

修正量計測で対象となるファイルまたはフォルダを指定していない。

対処方法

対象となるファイルまたはフォルダを指定してください。

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サポートしていない形式の計測結果ファイルです。

サポートしている計測結果ファイルの形式ではありませんでした。

想定される原因

1. サポートしていないバージョンのMF-STEPCOUNTERで作成された計測結果ファイルである。

2. 計測結果ファイルでは無い。

対処方法

指定したファイルを確認してください。

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組込みメンバステップ情報の計測結果がありませんでした。

組込みメンバステップ情報の計測結果がありませんでした。

想定される原因

「ステップ数計測-計測」オプションの「プログラムステップ情報を出力する」のチェックが外され、「組込みス

テップ情報を出力する」がチェックされている状態で、以下の場合に発生します。

1. COBOLのCOPY句ファイルやC/C++のincludeファイル等の組込みファイルがソース中で使用されていない。

2. 組込みファイルの存在するフォルダをサーチパスオプションで指定していない。

対処方法

組込みファイルを使用している場合は、「ステップ数計測-サーチパス」オプションで指定してください。

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識別文字列は、最大件数件以上指定できません。

Java自動生成ソース及び、Visual Basic 6.0ソースの手書き部分・自動生成部分を判定する識別子は、100件以上指

定できません。

想定される原因

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスで100件を超える識別子を指定しようとした場

合に発生します。

「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションダイアログボックスで100件を超える識別子を指定しようとした場

合に発生します。

対処方法

100件以内で識別子を指定してください。

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識別文字列の指定が重複しています。

Java自動生成ソース及び、Visual Basic 6.0ソースの手書き部分・自動生成部分を判定する識別子に既に同一の識別

子が登録されています。

想定される原因

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスで、追加登録しようとした識別子は既に登録済

みです。

「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションダイアログボックスで、追加登録しようとした識別子は既に登録

済みです。

対処方法

登録済み識別子の内容を確認してください。

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識別子の組み合わせが不当です。

Java自動生成ソース及び、Visual Basic 6.0の計測時に、ソース内に識別子の不整合が存在します。

想定される原因

当メッセージは、「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスまたは、「ステップ数計測-自

動識別(VB6.0)」オプションダイアログボックスで[計測中に識別子不整合エラーを表示する]を選択した場合に表

示されます。計測対象であるJava自動生成ソースまたは、Visual Basic 6.0ソース内に、以下の識別子不整合が存在

する可能性があります。

1.1つの開始識別子・終了識別子の範囲内に、入れ子状態の別の開始識別子・終了識別子が存在します。

2.開始識別子・終了識別子の組み合わせが不当です。

3.開始識別子のない終了識別子が存在します。

4.開始識別子と対になる終了識別子が存在しません。

対処方法

計測対象資産(Java自動生成ソース、Visual Basic 6.0)を確認し、必要であればソース内の識別子を修正します。

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識別子ファイルの読み込みに失敗しました。

識別子ファイルの読み込みに失敗したため、識別子の取り込みができません。

想定される原因

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスまたは、「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」

オプションダイアログボックスで識別子の取り込みをする際、識別子ファイルの読み込みで以下のエラーが発生し

た可能性があります。

1.識別子ファイルの内容エラー

2.識別子ファイルの排他エラー

3.AJDファイルを複数選択した場合のエラー

対処方法

読み込み対象の識別子ファイルを確認してください。

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識別子ファイルの書き出しに失敗しました。

識別子ファイルの書き込みに失敗したため、識別子の書き出しができません。

想定される原因

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスまたは、「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」

オプションダイアログボックスの書き出し処理で、識別子ファイルのアクセスで以下のエラーが発生した可能性が

あります。

1.識別子ファイルの排他エラー

2.識別子ファイル出力先フォルダの容量不足

対処方法

書き込み対象の識別子ファイルまたは、出力先フォルダを確認してください。

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設定内容を消去し、外部ファイルの識別子を取り込みます。

識別子ファイルに格納される識別子を取り込むため、登録済みの識別子を消去します。

想定される原因

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックスまたは、「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」

オプションダイアログボックスで識別子取り込みの際に表示される確認メッセージです。

対処方法

登録済み識別子を消去し、識別子ファイルの識別子を取り込む場合は、処理を続行してください。

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計測対象ファイル[ファイル名]のタグ表記([数値]行目開始)が正しくありません。

計測対象ソースファイル内のタグ表記に誤りがあります。

想定される原因

開始タグに対応する終了タグが発見されない状態で計測対象ソースファイルの終端に達した。

対処方法

計測対象ソースファイル内のタグ表記を確認してください。

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このオプションを有効にすると、COBOLソースの計測がプログラムID単位となります。

また、計測結果のファイル名にプログラムID情報が付加されて表示されます。

副プログラムを計測したくない場合は、このオプションを無効にしてください。

「ステップ数計測-計測」オプションが変更されました。

想定される原因

「ステップ数計測-計測」オプション「プログラムID単位に計測する」を有効に変更した。

対処方法

プログラムID単位に計測されます。

メインプログラムのみを計測したい場合は、このオプションを無効にする必要があります。

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このオプションを無効にすると、COBOLソースの計測はメインプログラムのみとなります。

また、計測結果のファイル名にプログラムID情報は付加されません。

副プログラムを含めて計測したい場合は、このオプションを有効にしてください。

「ステップ数計測-計測」オプションが変更されました。

想定される原因

「ステップ数計測-計測」オプション「プログラムID単位に計測する」を無効に変更した。

対処方法

メインプログラムのみ計測され、副プログラムは計測されません。

副プログラムも計測したい場合は、このオプションを有効にする必要があります。

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このオプション設定時は、「フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測する」機能は使用できません。

組込みメンバを計測する場合、「フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測する」機能が使用できなくな

ります。

想定される原因

「ステップ数計測-計測」オプション「組込みメンバを計測する」を有効に変更した。

対処方法

組込みメンバを計測する場合、C/C++言語種別のフォルダ計測すると、組込みメンバステップ情報としてヘッダー

ファイル(*.h)が計測されます。

プログラムステップ情報としてヘッダーファイル(*.h)を計測したい場合は、このオプションを無効にする必要があ

ります。

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古いバージョンの計測結果ファイルが読み込まれました。

プログラムID単位に計測する場合は、計測オプションの設定を見直してください。

計測結果ファイルのバージョンが古いため、計測オプション「プログラムID単位に計測する」を無効に変更しま

す。

想定される原因

COBOL言語種別で計測した古いバージョンの計測結果ファイルを読み込んだ。

対処方法

計測オプション「プログラムID単位に計測する」が無効に変更されます。

プログラムID単位に計測したい場合は、オプションを有効に変更し、全計測する必要があります。

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古いバージョンの計測結果ファイルが読み込まれました。

ヘッダーファイル(*.h)をプログラムステップ情報として計測する場合は、計測オプションの設定を見直してください。

計測結果ファイルのバージョンが古いため、計測オプション「フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測

する」を無効に変更します。

想定される原因

C/C++言語種別で計測した古いバージョンの計測結果ファイルを読み込んだ。

対処方法

計測オプション「フォルダ指定の場合、ヘッダーファイル(*.h)も計測する」が無効に変更されます。

ヘッダーファイル(*.h)も計測したい場合は、オプションを有効に変更し、全計測する必要があります。

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計測対象ファイル[ファイル名]のコード変換時にファイル入出力エラーが発生しました。

エラー詳細: No such file or directory(2)

計測対象ファイルのUNICODEからShift JISへの変換時にエラーが発生しました。ファイルが壊れていないか、制限

に抵触していないか確認してください。

想定される原因

計測対象資産の文字コードがUNICODEの場合で、制限に抵触する資産を計測した場合など。

対処方法

起動オプションで-FORCEオプションを追加することにより、計測を続行することができます。

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設定内容を消去し、外部ファイルの拡張子を取り込みます。よろしいですか?

拡張子ファイルに格納される拡張子を取り込むため、登録済みの拡張子を消去します。

想定される原因

「共通-拡張子」オプションで拡張子取り込みの際に表示される確認メッセージです。

対処方法

登録済み拡張子を消去し、拡張子ファイルの拡張子を取り込む場合は、処理を続行してください。

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拡張子ファイルの読み込みに失敗しました。

拡張子ファイルの読み込みに失敗したため、拡張子の取り込みができません。

想定される原因

「共通-拡張子」オプションで拡張子の取り込みをする際、拡張子ファイルの読み込みで以下のエラーが発生した可

能性があります。

1.拡張子ファイルの内容エラー

2.拡張子ファイルの排他エラー

3.AJDファイルを複数選択した場合のエラー

対処方法

読み込み対象の拡張子ファイルを確認してください。

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拡張子ファイルの書き出しに失敗しました。

拡張子ファイルの書き込みに失敗したため、拡張子の書き出しができません。

想定される原因

「共通-拡張子」オプションの書き出し処理で、拡張子ファイルのアクセスで以下のエラーが発生した可能性があり

ます。

1.拡張子ファイルの排他エラー

2.拡張子ファイル出力先フォルダの容量不足

対処方法

書き込み対象の拡張子ファイルまたは、出力先フォルダを確認してください。

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拡張子文字列中で、拡張子個数は、10個以上指定できません。

1つの言語種類/言語種別で指定出来る追加拡張子は、10個までです。

想定される原因

拡張子指定ダイアログの拡張子欄で、拡張子個数を10個以上指定した。

対処方法

拡張子個数は10個以下指定してください。

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各拡張子の文字列長は1~10文字で指定してください。

各拡張子の文字列長は1~10文字で指定してください。

想定される原因

拡張子文字列中で、10文字以上の拡張子を指定した。

対処方法

拡張子の文字は10文字以下で指定してください。

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使用できない文字が拡張子に含まれています。

使用できない文字が拡張子に含まれています。

想定される原因

拡張子文字列中で、以下の文字を使用した。

< 、>、/、\、|、:、"、*、?

対処方法

使用できない文字をチェックし、拡張子文字列を修正してください。

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日本語(2byte)文字は指定できません。

日本語(2byte)文字は指定できません。

想定される原因

拡張子文字列中で、日本語と他の2バイト文字があります。

対処方法

拡張子文字列中から、日本語と他の2バイト文字を消去してください。

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拡張子文字列の指定が重複しています。

拡張子文字列の指定が重複しています。

想定される原因

拡張子文字列中で、重複している拡張子があります。

対処方法

拡張子文字列中から、重複している拡張子を消去してください。

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同じ言語種別レコード中で、既に指定されています。

同じ言語種別レコード中で、既に指定されています。

想定される原因

同じ言語種別で既に指定されている拡張子を指定した。

対処方法

拡張子を見直してください。

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標準で定義している拡張子と、該当拡張子文字列の指定が重複しています。

標準で定義している拡張子と、該当拡張子文字列の指定が重複しています。

想定される原因

標準で定義している拡張子と同じ拡張子を指定した(例えばJava言語の拡張子"java"等)。

対処方法

拡張子を見直してください。

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ファイル[ファイル名]の開発言語は識別できません。

計測資産はファイル別指定するとき、計測対象のソースファイルの拡張子は識別できません。

想定される原因

計測対象の拡張子は各言語に指定可能な拡張子ではない。

対処方法

計測対象は各言語に指定可能な拡張子のファイルを指定してください。

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CSV形式ファイル

CSV形式ファイル(リストビュー形式)

CSV形式ファイル(帳票形式)

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ダイアログボックスの操作方法

新規計測 1/2 ダイアログボックス

新規計測 2/2 ダイアログボックス(ステップ数計測)

新規計測 2/2 ダイアログボックス(修正量計測)

対象資産一覧の編集 ダイアログボックス(ステップ数計測)

対象資産一覧の編集 ダイアログボックス(修正量計測)

ページ指定 ダイアログボックス

印刷 ダイアログボックス

印刷範囲指定 ダイアログボックス

「ステップ数計測-計測」オプションダイアログボックス

「ステップ数計測-表示」オプションダイアログボックス

「ステップ数計測-サーチパス」オプションダイアログボックス

「ステップ数計測-CSVファイル」オプションダイアログボックス

「ステップ数計測-帳票」オプションダイアログボックス

「ステップ数計測-自動識別(Java)」オプションダイアログボックス

「ステップ数計測-自動識別(VB6.0)」オプションダイアログボックス

「修正量計測-計測」オプションダイアログボックス

「修正量計測-表示」オプションダイアログボックス

「共通-拡張子」オプションダイアログボックス

識別文字列指定 ダイアログボックス(Java)

識別文字列指定 ダイアログボックス(VB6.0)

拡張子文字列指定 ダイアログボックス

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拡張子変更 ダイアログボックス

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計測基準

COBOL計測基準

C/C++計測基準

Java言語計測基準

IDL言語計測基準

Java自動生成ソース計測基準

HTML/JSP/JS/CSS計測基準

.NET(ASP/C#/VB)/HTML/JS/CSS計測基準

Visual Basic 6.0

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ページ指定 ダイアログボックス

帳票形式の計測結果表示画面で、表示したいページを指定します。

項目 説明

[ページ] 表示したいページを[ページ]エディットボックスに設定します。

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印刷範囲指定 ダイアログボックス

印刷ページ範囲及び、印刷部数を設定します。

項目 説明

[ドキュメント] 設定対象のドキュメントを表示します。

[印刷範囲]

[全ページ]、[ページ指定]のどちらかを選択します。

[ページ指定]を選択した場合、[開始ページ]、[終了ページ] エディットボックスに値を設

定します。両方に"0"を指定すると全ページが印刷されます。

[終了ページ]に"0"を指定すると最終ページまで印刷されます。

[終了ページ]に"0"以外のページを指定した時は、[開始ページ]に"0"以外のページ数を指

定してください。

[部数] 印刷部数を[部数]エディットボックスに設定します。

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拡張子文字列指定ダイアログボックス

追加したい拡張子を指定します。

項目 説明

[言語種別] 言語種別を指定します。

[言語種類] 言語種類を指定します。

[拡張子]拡張子文字列を指定します。複数の拡張子を指定する場合は、コンマ(",")で区切ります。

例)abc,def

[コメント] 拡張子に対するコメントを記述できます。

   

拡張子を指定するまで、OKボタンは選択不可です。