メディチ家の至宝 リリース 修正0128 - 東京都庭園 …開催概要...

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2016年4月22日(金)~7月5日(火) TTM Press Release, January 2016 次回展覧会のお知らせ 東京都庭園美術館

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Page 1: メディチ家の至宝 リリース 修正0128 - 東京都庭園 …開催概要 展覧会タイトル:メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画 会期:2016年4月22日(金)‒7月5日(火)

2016年4月22日(金)~7月5日(火)                                                                                                                       

TTM  Press  Release,  January  2016 ■次回展覧会のお知らせ

東京都庭園美術館                                                                                                                       

Page 2: メディチ家の至宝 リリース 修正0128 - 東京都庭園 …開催概要 展覧会タイトル:メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画 会期:2016年4月22日(金)‒7月5日(火)

■開催概要

展覧会タイトル:メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画 会期:2016年4月22日(金)‒7月5日(火) 会場:東京都庭園美術館(本館・新館) 休館日:第2・第4水曜日(4/27 5/11,5/25 6/8,6/22 ) 開館時間:10:00‒18:00(入館は閉館の30分前まで) 観覧料: 一般:1,400(1,120)円 大学生(専修・各種専門学校含む):1,120(890)円 中・高校生・65歳以上:700(560)円

( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。 小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。 教育活動として教師が引率する都内の小中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)。 第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。 前売り券e+(イープラス)にてオンライン販売いたします。 http://eplus.jp ※1月下旬より販売開始予定

ルネサンス文化発祥の地、フィレンツェ。そのフィレンツェに300年に渡って君臨したメディチ家。優れた芸術家たちの強力な擁護者となった一族の名は、ルネサンス芸術の代名詞といっても過言ではありません。《大公の宝物館》と呼ばれるフィレンツェのピッティ宮殿銀器博物館には、メディチ家に纏わる財宝が集められています。「祖国の父」と呼ばれたコジモ1世から「メディチ家の法王」と呼ばれたクレメンス7世らが制作依頼、収集した眩いまでの美術工芸品は、当時、富と権力の象徴でした。一方、衰えゆくメディチ家を誇り高く受け継いだアンナ・マリア・ルイーザが愛したルネサンス期のジュエリーにも目を見張るものがあります。大公家に伝わる宝物を網羅する同博物館のコレクションは、まさにメディチ家の波乱に満ちた歴史を物語っています。本展では、ブロンズィーノをはじめとする肖像画や、一族を華々しく彩ったルネサンス・ジュエリー等を一堂に展覧いたします。メディチ家に伝わる珠玉のコレクションを紹介する、日本国内初の展覧会です。 <展示内容>美術工芸品とジュエリー:約60点、絵画:約20点 <監修>マリア・スフラメッリ(ピッティ宮殿銀器博物館前館長)     石鍋真澄(成城大学教授、本展日本側監修)

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TTM  Press  Release,  January  2016

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、TBS、朝日新聞社 後援:イタリア大使館 学術協力:ピッティ宮殿銀器博物館、ウフィッツィ美術館 協力:アリタリア-イタリア航空、アルテリア、日本通運 協賛:野崎印刷紙業 年間協賛:戸田建設株式会社 企画協力:アートプランニングレイ

1.記念講演会:「メディチ家と宝石―ロレンツォ・イル・マニフィコ時代の結婚と美術」          講師:石鍋真澄(成城大学教授、本展日本側監修)                 日時:2016年4月23日(土)14:00-15:30 会場:新館ギャラリー2

※今後も新しいプログラムが決定次第、情報をアップしていきます。 ■関連イベント

ドレスコード割引「真珠 (Pearl)」 真珠(パール:人造物可)を身に着けてご来館のお客様は、100円引きでご覧いただけます (他の割引との併用はできません)

日伊国交樹立150周年記念

2.トークイベント:「イタリアの工房とルネサンス・ジュエリーの魅力」        講師:長井豊(オラフォ:貴金属工芸家)×関昭郎(当館事業企画係長)               日時:2016年5月28日(土)14:00-15:30 会場:新館ギャラリー2

※いずれも入館者対象・無料・事前申込不要

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■見どころ

メディチ家に伝わる珠玉のコレクション、日本国内初公開 フィレンツェのピッティ宮殿銀器博物館には、ルネサンス芸術の庇護者だったメディチ家の財宝が集められています。なかでも「芸術家の性格と君主の魂を持つ」と言われ、フィレンツェの「黄金時代」を築いたロレンツォ・イル・マニフィコ(大ロレンツォ)を魅了した古代や中世のカメオは本展の見どころの一つです。ルネサンスの人々は古代ギリシャ・ローマの文化に高い関心を持ち、神話からインスピレーションを得て多くの作品を作りました。本展にも《バッカスとアリアドネが描かれたカメオのついたペンダント》、《優美神を描いたカメオのついたペンダント》、《ミネルヴァと幼児ヘラクレスを描いたカメオのついたペンダント》など、古代の神々や神話をモチーフにしたカメオが多数出品されます。アジアでも初公開となる珠玉のコレクションをお楽しみください。

ジュエリーと肖像画が語るスキャンダルに満ちた一族の栄光と悲劇 本展では歴代メディチ家当主や妃の肖像画約20点と彼らにまつわるジュエリー約60点が展示されます。フィレンツェの「黄金時代」を築いたロレンツォ・イル・マニフィコ、初代トスカーナ大公コジモ1世、フランス王アンリ2世の妻となったカテリーナ・デ・メディチ、フランス王アンリ4世の妻となったマリア・デ・メディチ、そして、メディチ家の財産を「フィレンツェから持ち出さない、一般に公開すること」を条件にトスカーナ大公国に全て遺贈したメディチ家最後血族アンナ・マリア・ルイーザ。それぞれが一言では語り尽くせない波乱万丈の人生を生きたメディチ家の人々の肖像画と彼らにまつわるジュエリーが、フィレンツェ公、そしてトスカーナ大公家となった一族の歴史を物語ります。

日本初公開、17歳でこの世を去ったマリア・デ・メディチの肖像画 日本初公開となる《マリア・デ・メディチの肖像》。ここに描かれている女性は、初代トスカーナ大公となったコジモ1世と妻でスペイン貴族のエレオノーラ・ディ・トレドの長女です。マリアの母親エレオノーラは美貌の持ち主で知られており、コジモ1世に大変愛されました。この肖像画をみると娘のマリアも母親譲りの美しい女性だったのでしょう。17歳という若さでこの世を去った時、コジモ1世はその死を大変悲しんだと言われています。肖像画はアーニョロ・ブロンズィーノ(1503-1572年)作で、ブロンズィーノ作品特有の滑らかな肌の質感の美しさが光ります。

アール・デコ様式の空間でメディチ家の至宝を堪能 アール・デコの館として知られる当館は1933年に朝香宮の邸宅として建設されました。邸宅という親密な空間の中で展示しているため、作品をより身近に感じることができます。その空間の中で、メディチ家の人々の肖像画、そして彼らが身につけていたであろうジュエリーを鑑賞すると、ルネサンス時代の人々の息遣いを身近に感じることができるかもしれません。庭園美術館ならではの展示をお楽しみください。

Page 4: メディチ家の至宝 リリース 修正0128 - 東京都庭園 …開催概要 展覧会タイトル:メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画 会期:2016年4月22日(金)‒7月5日(火)

■広報用画像 下記のほか各種広報用画像をご用意しています。高解像度データダウンロード専用URLをご案内いたしますので、ご希望の方は [email protected]までご連絡願います。 ※ご使用時の注意とお願い ・写真使用の際はキャプション・クレジットの掲載を必ずお願いいたします。 ・トリミング、文字載せは原則不可。二次使用は禁止いたします。 ・使用の際は事実確認のため、記事校正を必ずさせていただきます。 ・掲載紙又は、掲載記事を担当者までお送り願います。

お問い合わせ先 東京都庭園美術館 広報担当:板谷、浜崎

TEL. 03-3443-0201 Mail. [email protected]

会場情報 東京都庭園美術館|東京都港区白金台5–21–9 [目黒駅]JR 山手線東口/東急目黒線正面口より徒歩7 分 [白金台駅]都営三田線/東京メトロ南北線1 番出口より徒歩6 分 TEL. 03-3443-0201 FAX. 03-3443-3228 www.teien-art-museum.ne.jp

1.ブロンズィーノ《マリア・デ・メディチの肖像》 1551年 油彩/板 49×37㎝ ウフィッツィ美術館蔵(フィレンツェ) 2.トスカーナ大公の工房(ジュリオ・パリージの下絵に基づく) 《コジモ2世のエクス・ヴォート》(奉納品)1617-1624年 鍍金ブロンズの額に入れられた、宝石と七宝、貴石モザイクを用いた浮き彫り54.5×64.5cm ピッティ宮殿銀器博物館蔵(フィレンツェ) 3. 16世紀ドイツ(ミュンヘン)工芸 《蜂に襲われる竜のついたペンダント》 1580年頃 七宝を施した金、2個のルビー、1個の真珠 65×32.4㎜ ピッティ宮殿銀器博物館蔵(フィレンツェ) 4.ルイジ・フィアミンゴ 《ロレンツォ・イル・マニフィコの肖像》 1550年頃 油彩/板 74×59cm ピッティ宮殿銀器博物館蔵(フィレンツェ) 5. 16世紀フランドル工芸《セイレーンのついたペンダント》 1570-1580年頃七宝を施した金、26個のルビー、7個の真珠、5個のダイアモンド 108×57mm ピッティ宮殿銀器博物館蔵(フィレンツェ)

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