トーカロ株式会社トーカロ株式会社

トーカロの現状と将来

2007年12月4日

1

業績予想は本資料の発表日現在の将来に関する前提・見通し・計画に基づく予測が含まれております。実際の業績は、今後さまざまな要因により予測数値と異なる結果となる可能性があります。

この資料の著作権はトーカロ株式会社に帰属します。

いかなる理由によっても、当社に許可無く資料を複製・配布する事を禁じます。

業績予想に関する注意事項業績予想に関する注意事項

2

：神戸市東灘区深江北町4丁目13番4号

：代表取締役会長　中 平　晃

：代表取締役社長　町垣　和夫

：1951年7月（東洋カロライジング工業）

： 26億5,882万3千円（2007年9月末現在）

：233億65百万円（2007年3月期）

： 63億68百万円（2007年3月期）

： 37億68百万円（2007年3月期）

：溶射を中心とした表面改質

：480名（2007年9月末、前期末比23名増） 　

■本社

■代表者

■設立

■資本金

■売上高

■経常利益

■当期純利益

■事業内容

■従業員数

会社データ会社データ

トーカロ株式会社トーカロ株式会社

溶溶 射射 T DT D ZACZAC PTAPTA

3

日本コーティングセンター株式会社（JCC)日本コーティングセンター株式会社（JCC)

注 ： 2004月9月9日付で当社子会社となりました。2006年5月1日に当住所に移転しました。

■本社

■代表者

■設立

■資本金

■売上高

■経常利益

■当期純利益

■事業内容

■従業員数

：神奈川県座間市小松原1-43-34

：代表取締役社長　 山 根 省 三

：1985年4月1日

：50,000千円（2007年9月末現在、当社出資比率：100％）

：19億27百万円（2007年3月期）

： 4億73百万円（2007年3月期）

： 1億68百万円（2007年3月期）

： PVD(物理蒸着法)処理を中心とする表面改質

： 72名(2007年9月末現在、前期末比4名増）

連結子会社データ連結子会社データ PVDPVD

4

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

-1,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

（百万円） （百万円）

◆金属溶射部門の研究開始

◆溶射の売上がカロライズの売上を上回る

◆神戸工場にプラズマ溶射装置導入

◆溶射部門の本格営業開始

◆東洋カロライジング設立

◆東洋カロライジング設立

◆トーカロ株式会社に社名変更

◆トーカロ株式会社に社名変更

◆明石工場にＶＰＳを導入

◆溶射技術開発研究所設立

◆株式店頭公開

◆株式店頭公開

◆ＪＡＦＣＯＳＩＧが公開買い付け　

◆ＪＡＦＣＯＳＩＧが公開買い付け　

◆ＪＡＦＣＯＳＩＧと合併、新会社発足

◆ＪＡＦＣＯＳＩＧと合併、新会社発足

（年）（注1）1990年度は決算期変更のため、9ヶ月決算（注2）2001年度は合併初年度の当社の実績数字に実質上の存続会社である旧トーカロの最終事業年度末日の翌日から　　　　合併期日の前日までの実績数字を合算して記載

創　生　期 発　展　期

10,000

1995 20002000199019851980197519701965196019551951

◆東証二部再上場

◆東証二部再上場

20052005

◆東証一部に上場

◆東証一部に上場

経常利益（右軸）

売上高（左軸）

◆外国企業からの買収攻勢を受ける

　◆外国企業からの買収攻勢を受ける

　

20,000

23,365

6,368

当社発展の軌跡（単独）当社発展の軌跡（単独）

5

（百万円 ）

724

10,726

02/3

4,530

22,000

08/3（予想）

07/3 06/305/304/303/3決算期

6,368

23,365

5,1534,4852,6571,574経常利益

19,34017,72013,94711,966売上高

（左座標）

（右座標）

0

5,000

10,000

15,000

20,000

（百万円 ）

売上高と経常利益の推移（単独）売上高と経常利益の推移（単独）

売上高（左軸）

経常利益（右軸）

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

（百万円 ）

（百万円 ）

6

主な事業主な事業

溶射加工部門半導体・液晶分野

産業機械分野

鉄鋼分野

その他分野　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　紙・パルプ・石油化学　etc.

周辺事業部門TD処理加工部門

ZACコーティング加工部門

PTA処理加工部門

PVD部門 (JCC ： 日本コーティングセンター㈱ )

（ 82.2％ ）

（ 17.8％ ）

7

　当社の特徴と強み　当社の特徴と強み

溶射を主体とした開発主導型企業溶射を主体とした開発主導型企業

営業・製造・技術の三位一体による全国展開営業・製造・技術の三位一体による全国展開

ハイエンド商品に注力した高収益体質ハイエンド商品に注力した高収益体質

8

三位一体型の事業展開三位一体型の事業展開

営　業

提案営業

個別ニーズ 顧　客

製　造 技術

溶射技術開発研究所

9

研究開発体制研究開発体制

基礎技術の開発基礎技術の開発 実用化技術の開発実用化技術の開発

全国 国公立

研究機関

全国20大学

産学共同開発産学共同開発

社内の三位一体開発社内の三位一体開発

特許取得数　　１94件

溶射技術開発研究所

(2007年3月末現在)

大手企業30社

ビジネスの確保他社との差別化

共同開発特許の共同出願

10

全天候型経営に向けて全天候型経営に向けて

高技術・高収益体質の、内容の充実した中堅企業へ

特定の分野、企業、商品に依存しすぎない特定の分野、企業、商品に依存しすぎない

伸びる分野、伸びる技術に経営資源を投入伸びる分野、伸びる技術に経営資源を投入

好不況に関係なく技術開発・商品開発・市場開拓を継続好不況に関係なく技術開発・商品開発・市場開拓を継続

独占的な中・小型の商品を多数持った幅広い商品構成独占的な中・小型の商品を多数持った幅広い商品構成

11

鉄線・銅線 鉄　鋼

伸線機ポンプ・バルブ

高速輸送

医療

環境

原子力

最先端発電

特殊印刷

化学

製紙・パルプ

エネルギー貯蔵

半導体

液　晶

集積ベンチャービジネスI V B ( Integrated Venture Business)I V B ( Integrated Venture Business)

?

??

?・・・

12

溶射の原理溶射の原理

溶射ガン

飛行中の溶融粒子

衝突粒子

金 属非金属

プラスチック他

=>Ｖｉｄｅｏ=>Ｖｉｄｅｏ

13

物理的機能物理的機能

熱的機能熱的機能

電気的機能電気的機能

化学的機能化学的機能

生体的機能生体的機能

光学的機能光学的機能

耐磨耗性耐磨耗性

耐ﾋﾞﾙﾄﾞｱｯﾌﾟ性耐ﾋﾞﾙﾄﾞｱｯﾌﾟ性

耐熱性耐熱性

絶縁性絶縁性

耐薬品性耐薬品性

生体適正生体適正

光沢度光沢度

劣化防止劣化防止

主な付加機能 応用例

製紙ロール半導体製造装置

製紙ロール半導体製造装置

鋼板用ロール鋼板用ロール

タービンブレードタービンブレード

電気部品電気部品

化学プラント化学プラント

人工骨・人工関節人工骨・人工関節

装飾品装飾品

機械部品機械部品

機械的機能機械的機能

機能維持機能維持

材料は1,000種類以上

無限に近い用途開発

の可能性

材料は1,000種類以上

無限に近い用途開発

の可能性

溶 射溶溶 射射

耐ｴﾛｰｼﾞｮﾝ性耐ｴﾛｰｼﾞｮﾝ性

耐焼付性耐焼付性

断熱性断熱性

導電性導電性

耐腐食性耐腐食性

反射防止性反射防止性

汚染防止汚染防止

溶射の付加機能溶射の付加機能

14

半導体製造用エッチャーセラミック溶射ウエハチャック

(静電チャック）

半導体製造装置用での適用例半導体製造装置用での適用例半導体製造装置用での適用例

デポシールド

溶射部品

15

産業機械分野での適用例産業機械分野での適用例産業機械分野での適用例

ガスタービン発電機ガスタービン発電機

静翼ガスタービン

水力発電機用ランナ

水力発電機用ガイドベーン

水力発電水力発電

ＮａＳ電池 モジュール 電池容器　　　内部構造

溶射皮膜

電力貯蔵（ＮａＳ電池）電力貯蔵（ＮａＳ電池）

硫黄

ナトリウム

16

産業機械分野での適用例産業機械分野での適用例産業機械分野での適用例

風力発電（大型ベアリング）

新幹線トラクションモータ用

電気絶縁ベアリング

17

鉄鋼・自動車分野での適用例鉄鋼・自動車分野での適用例鉄鋼・自動車分野での適用例

自動車用金型炉内ロール（ハースロール）

めっき浴中ロール（シンクロール）

入り側ルーパー

ペイオフリール

ガルバナイジング炉

溶融めっき浴

スキンパスミル

テンションレベラー

出側ルーパー

テンションリール

典型的な連続溶融亜鉛メッキライン

連続熱処理炉

18

製紙分野での適用例製紙分野での適用例製紙分野での適用例

　溶射中　　　　　　 仕上げ後製紙ロールへのＷＣサーメット溶射

非粘着コーティング非粘着コーティング

ヤンキードライヤー（現地加工）

溶射溶射溶射

仕上げ研磨仕上げ研磨仕上げ研磨

19

トーカロ(37.8%)

②③④⑤⑥

①

(7.3%)(2.7%)(3.0%)

(2.9%)(2.8%)

市場規模：450億円 （2005年度）市場規模：450億円 （2005年度）

推定推定 溶射の市場規模溶射の市場規模≪ジョブショップ別シェア≫

（出所）デジタルリサーチ社「溶射市場の現状と展望（2002年版）」を元に他関連記事及び当社実績 に基づく推定値

その他(43.5%)

他79社（計62.2％）他79社

（計62.2％）

20

■塩浴法による超硬薄膜コーティング

◆自動車、産業機械、鉄鋼業界向け中心

◆自動車のハイテン化で需要増期待

■化学的緻密化法によるｾﾗﾐｯｸｺｰﾃｨﾝｸﾞ

◆繊維、機械業界向け中心

◆当社独自の技術で、応用範囲広い

プレス金型

ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ被覆用ﾆｯﾌﾟﾙ

ポンプインぺラー

伸線機用段車

TD処理加工TD処理加工

ZACコーティング加工ZACコーティング加工

周辺加工部門

21

■プラズマ粉体肉盛

◆鉄鋼、産機、ﾎﾟﾝﾌﾟ･ﾊﾞﾙﾌﾞ業界向け中心

◆高品質分野で特殊性を生かす ボールバルブ

原子力用カートリッジ

PTA処理加工PTA処理加工

PVD加工PVD加工

プライムｺｰﾄドリル

DLC (スリックコート　Ｓ、H)

周辺加工部門

■PVD(物理蒸着）セラミックコーティング

　◆プラズマ技術に特化したＪＣＣの優れた薄膜

　◆高硬度・超耐熱酸化 ・超潤滑

■PVD(物理蒸着）セラミックコーティング

　◆プラズマ技術に特化したＪＣＣの優れた薄膜

　◆高硬度・超耐熱酸化 ・超潤滑

トーカロ株式会社トーカロ株式会社

08/3期 計画概要08/308/3期期 計画概要計画概要

23

△27.7

△27.6

△30.1

△29.7

△5.6

（％）金額

△1,070

△1,802

△2,017

△1,976

△1,421

増減

3,860

6,537

6,698

6,646

25,212

07/3期実績

JCCTOCALO

2,757

4,584

4,530

4,483

22,000

164

281

281

287

1,890

4,670△100営 業 利 益

2,790△132当期純利益

4,734△132税引前利益

4,680△132経 常 利 益

23,790△100売 上 高

08/3期連結調整後

連結調整

（単位：百万円）

注：百万円未満の端数は切り捨てております。

　業績予想（連結）　業績予想（連結）

24

（ % ）

△5.6△1,42125,21223,790売上高合計（連結）

△3.1△571,8491,792ＰＶＤ部門（ＪＣＣ）

額07/3期 実績08/3期 予想

△5.8

△27.8

△4.8

△3.5

7.77.79.3

△22.3△5.2

増　 減

△1,364

△212

△37

△39

364254331

△2,026△1,076

23,36221,997売上高合計（単独）

764552ＰＴＡ部門

768731ＺＡＣ部門

1,1141,075ＴＤ部門

4,7555,1203,3013,5563,5573,8889,1007,073

20,71419,638溶射加工

　　　　　　　売上高　　　（単位：百万円）

注：百万円未満の端数は切り捨てております。

半導体･液晶

産 業 機 械

鉄 鋼

そ の 他

部門別売上高予想（連結）部門別売上高予想（連結）

25

部門別売上高予想（連結）部門別売上高予想（連結）

23,790(百万円)

半導体・液晶

産業機械鉄鋼

その他

TD部門

ZAC部門

PTA部門

PVD部門

29.7%

16.3%

15.0%

21.5%

4.5%

3.1%

2.3%

7.6%

17.5%

溶射加工

82.5%

26

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

05/304/3

03/302/3

01/32000/3

99/398/3 08/3

06/3(予想)

液晶分野売上

半導体分野売上

（百万円）

07/3

半導体・液晶分野売上推移半導体・液晶分野売上推移

08/3期

中間期

実績

375 592

2,216

1,221636

2,5233,232

4,527

7,232 6,969

9,100

97/3

7,073

3,576

1,266

3,390

5,1165,181

6,832

2,961

5,8061,137

2,116 1,787

2,268

615

27

1,113.341,054.90981.56１株当たり純資産（円）

176.59

63.4

17,590

17.0

16.9

19.7

08/3期期末予想

20.326.6売上高経常利益率（％）

9.427.5ＲＯＥ（％）

ＲＯＡ（％） 9.227.7

95.64244.37１株当たり当期純利益（円）

61.056.8自己資本比率（％）

16,66615,508純資産（百万円）

08/3期中間期

07/3期

08/3期　期中平均株式数　15,799,422株ＲＯＥ= 当期純利益

（前期末自己資本＋当期末自己資本）／２ ＲＯA=経常利益

（前期末総資本＋当期末総資本）／２

経営指標 （連結）経営指標 （連結）

注：百万円未満の端数は切り捨てております。

28

（百万円）1,5933,300

08/3（予想）

1,0374,950

07/306/3 05/304/303/3決算期

7192,021

611437422減価償却費

1,4351,245467設備投資額

03/3期 04/3期 05/3期 06/3期 07/3期

（百万円 ）

設備投資額及び減価償却額推移（単独)設備投資額及び減価償却額推移（単独)

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

00

500500

10001000

15001500

（百万円 ）

設備投資額（左軸）

減価償却費（右軸）

08/3期

720720

1,3801,380

08/3期中間期実績

08/3期中間期実績

29

（円 ）

（％ ）25.8

45.00

08/3 予想07/306/305/304/3決算期

18.9

45.00

18.016.013.3配当性向

35.0055.0030.00配当額配当額

（％ ）（円 ）

1株当たり配当額と配当性向の推移（単独)1株当たり配当額と配当性向の推移（単独)

（左座標）

（右座標）

0

10

20

30

40

50

60

10

15

20

25

30

配当額配当額（左軸）（左軸）

配当性向（右軸）

2005年5月20日付けで株式分割（1株=>2株）

実配当額

分割後の株数とした場合

23.623.6

22.5022.50

08/3期中間期実績

08/3期中間期実績

30

海外との交流海外との交流

台湾

トンファーロン

東華隆

中国広州

技術供与会社

子会社

大韓民国ドイツ

中国深圳

アメリカ・アイダホ

インド

AssosiatedThermal Spray 和勝金属

Sulzer MetcoCoatings

漢泰科技

第一ウィンテック

NxEdge上海宝鋼設備検修

宝鋼機械廠

中華人民共和国

31

32

・溶射技術開発研究所・北九州工場・神戸工場・名古屋工場・明石第三工場

登録事業者： トーカロ株式会社 本社関連事業所

高品質と環境への優しさを追求高品質と環境への優しさを追求

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