新型コロナウイルス感染症 布鎌小学校における感染対策...

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新型コロナウイルス感染症 布鎌小学校における感染対策ガイドライン概要版(令和2年5月28日) 令和2年6月8日更新 学校再開にあたり、「学校全体で感染対策に取り組む体制」を整備し、児童・保護者及び教職員が安全で安心な学校生活を送ることができるように、本校に応じた「感染症対策ガイドライン」を設け、教育活動を行っていきます。 1 校内体制の整備 健康観察の徹底 <対策本部の役割> (1)家庭における登校前の検温・風邪症状の確認 平時:感染対策の検討・実施、児童等及び教職員の健康状況確認等 □ 家庭で「体調チェックカード」を記入し、登校時に学校へ提出する。 感染者等発生時:対応の総括・指示、保健所との連絡、情報発信等 (2) 学校における 登校時の健康状態の確認 対 策 本 部 校長、教頭、事務、教務主任、養護教諭 □ 教室、保健室と分離した部屋の確保 □ 体温計の準備 □ 消毒用品等の整備 職員全員で研修を行い、「検温」及び「保護者引渡し時」等の共通理解を図る。 事務等管理チーム 感染症予防対策に係る予算、物品の購入・管理、 町内等学校間の情報収集・連携、諸事の記録 等 4 基本的な感染症対策の徹底 保健チーム 感染対策の指導・徹底、児童等の健康状況の集約、 校内消毒用の薬剤管理、体調不良時の対応に係る 適切な消毒作業を行うために、全職員にて研修を行い共通理解を図っている。 体制整備 等 児童及び作業をする職員の安全面にも十分に留意する。 児童支援チーム 登校時の健康状態確認の指揮(体調チェックカー ・ 石けんによる手洗い ド等)、感染者や濃厚接触者等に対する差別・偏見 手洗い場が「密な状態」にならないように、ベランダ・トイレ等の水道を一つずつ離して ・いじめ等の防止、心のケア、スクールカウンセ 使用する。(使用できる蛇口にのみに石けんを設置しわかりやすいようにする。) ラーとの連携 等 トイレ等は一定の間隔を保つことができるよう、床部分に立ち位置の掲示サインを行う。 ・ 咳エチケット 教務チーム 時間割の作成、授業実施形態の検討、学習内容の □ 学校教育活動においては、通常マスクを着用する。 精選 等 □ のどが渇かなくても定期的に水分補給する等、特に熱中症に注意する。 ・ 学校施設や用具等の消毒 2 連絡体制の整備 □ 児童の下校後に、全職員で一斉に、消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)を用い適切に (1) 関係機関への連絡 消毒作業を行う 栄町教育委員会 学校教育課 Tel : 0476-33-7717 (教室、手すり、ドアノブ、昇降口扉の手を触れる部分、靴箱、各箇所の水道の蛇口、トイレ等) 布鎌小学校学校医 北総栄病院 Tel : 0476-95-6811 □ 希釈した消毒液をペットボトル等に入れる際は、誤って飲むこと等がないよう、容器に 佐倉保健福祉センター(佐倉保健所) Tel : 043-483-1133(代) 消毒液であることを明記し、児童の手が届かない場所に置く。 □ 消毒液は放課後の一斉消毒作業後に、職員室にて保管する。 (2)教職員への連絡 ・ 換 □ 職員用メール・連絡網 可能な限り、常時、2方向の窓を同時に開けて換気を行う。(エアコン使用時も換気を行う。) ・各教科活動等 (3)保護者、児童等への連絡 □ 共用の教材、教具、情報機器などを適切に消毒する。 ①保護者メール(マチコミメール) ②ホームページ ③学校連絡網 等 □ 図書室等の返却された図書は、いったん仮置きし、職員が消毒してから本棚に返却する。 保護者の連絡先(携帯番号、メールの変更や住居の異動等)が変更した場合は、 (学校図書館司書とも連携) 速やかに担任や学校に連絡をしていただく。 ・ 給食及び昼食 □メール配信登録の確認 □ 学齢に応じ、給食配膳時に担任以外の職員を配置し、児童の机、配膳台等の消毒を行い、 □家庭調査票での連絡先の確認 配膳の保健・安全指導を行う。 □ 給食では対面とならないよう児童は同じ方向を向き、班での会食は行わない。

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新型コロナウイルス感染症 布鎌小学校における感染対策ガイドライン概要版(令和2年5月28日) 令和2年6月8日更新

学校再開にあたり、「学校全体で感染対策に取り組む体制」を整備し、児童・保護者及び教職員が安全で安心な学校生活を送ることができるように、本校に応じた「感染症対策ガイドライン」を設け、教育活動を行っていきます。

1 校内体制の整備 3 健康観察の徹底

<対策本部の役割> (1)家庭における登校前の検温・風邪症状の確認

平時:感染対策の検討・実施、児童等及び教職員の健康状況確認等 □ 家庭で「体調チェックカード」を記入し、登校時に学校へ提出する。

感染者等発生時:対応の総括・指示、保健所との連絡、情報発信等

(2) 学校における 登校時の健康状態の確認

対 策 本 部 校長、教頭、事務、教務主任、養護教諭 □ 教室、保健室と分離した部屋の確保 □ 体温計の準備 □ 消毒用品等の整備

□ 職員全員で研修を行い、「検温」及び「保護者引渡し時」等の共通理解を図る。

事務等管理チーム 感染症予防対策に係る予算、物品の購入・管理、 町内等学校間の情報収集・連携、諸事の記録 等 4 基本的な感染症対策の徹底

保健チーム 感染対策の指導・徹底、児童等の健康状況の集約、

校内消毒用の薬剤管理、体調不良時の対応に係る 適切な消毒作業を行うために、全職員にて研修を行い共通理解を図っている。

体制整備 等 児童及び作業をする職員の安全面にも十分に留意する。

児童支援チーム 登校時の健康状態確認の指揮(体調チェックカー ・ 石けんによる手洗い

ド等)、感染者や濃厚接触者等に対する差別・偏見 □ 手洗い場が「密な状態」にならないように、ベランダ・トイレ等の水道を一つずつ離して

・いじめ等の防止、心のケア、スクールカウンセ 使用する。(使用できる蛇口にのみに石けんを設置しわかりやすいようにする。) ラーとの連携 等 □ トイレ等は一定の間隔を保つことができるよう、床部分に立ち位置の掲示サインを行う。

・ 咳エチケット 教務チーム 時間割の作成、授業実施形態の検討、学習内容の □ 学校教育活動においては、通常マスクを着用する。 精選 等 □ のどが渇かなくても定期的に水分補給する等、特に熱中症に注意する。 ・ 学校施設や用具等の消毒

2 連絡体制の整備 □ 児童の下校後に、全職員で一斉に、消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)を用い適切に

(1) 関係機関への連絡 消毒作業を行う

栄町教育委員会 学校教育課 Tel : 0476-33-7717 (教室、手すり、ドアノブ、昇降口扉の手を触れる部分、靴箱、各箇所の水道の蛇口、トイレ等)

布鎌小学校学校医 北総栄病院 Tel : 0476-95-6811 □ 希釈した消毒液をペットボトル等に入れる際は、誤って飲むこと等がないよう、容器に

佐倉保健福祉センター(佐倉保健所) Tel : 043-483-1133(代) 消毒液であることを明記し、児童の手が届かない場所に置く。

□ 消毒液は放課後の一斉消毒作業後に、職員室にて保管する。

(2)教職員への連絡 ・ 換 気

□ 職員用メール・連絡網 □ 可能な限り、常時、2方向の窓を同時に開けて換気を行う。(エアコン使用時も換気を行う。)

・各教科活動等

(3)保護者、児童等への連絡 □ 共用の教材、教具、情報機器などを適切に消毒する。

①保護者メール(マチコミメール) ②ホームページ ③学校連絡網 等 □ 図書室等の返却された図書は、いったん仮置きし、職員が消毒してから本棚に返却する。

保護者の連絡先(携帯番号、メールの変更や住居の異動等)が変更した場合は、 (学校図書館司書とも連携)

速やかに担任や学校に連絡をしていただく。 ・ 給食及び昼食

□メール配信登録の確認 □ 学齢に応じ、給食配膳時に担任以外の職員を配置し、児童の机、配膳台等の消毒を行い、

□家庭調査票での連絡先の確認 配膳の保健・安全指導を行う。

□ 給食では対面とならないよう児童は同じ方向を向き、班での会食は行わない。

校内体制の整備

健康観察の徹底

連絡体制の整備

基本的な感染症対策の徹底

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5 感染者等が発生した場合の対応

以下のチェック 項目を参考に、対策本部を中心として教職員で分担して対応にあたる。

(1)感染者が発生した場合の対応

ア 初動対応 イ その他

【児童(生徒)等又は教職員の場合】 【児童(生徒)等の場合】

□感染者の発生を把握後、管理職は速やかに教育委員会に電話報告する。 □ 感染拡大防止の必要上、当該児童生徒等が明らかになることもあるが、その場合に

(市町村立学校→市町村教育委員会→教育事務所→学校危機管理担当) おいても、差別・偏見・いじめなどの対象とならないよう、十分な配慮や注意を行う。

栄町立布鎌小学校 → 栄町教育委員会学校教育課(課長) ①感染症に対する「正しい知識」及び「正しい感染症予防の対策」を理解できるよう、

□対策本部の招集、全教職員への連絡を行う。 養護教諭と連携して、学齢に応じた学習指導を行う。(令和2年6月3日~5日に

①校長が招集。対策本部で確認後、全職員へ周知。 実施済み。継続指導を行うが、今後も、必要に応じて実施する。)

②さらに緊急な場合は、全職員と同時に行う。(小規模校のため) ②「差別・偏見・いじめ」を生まない指導を、各学年で、継続的に指導する。

□保健所との対応窓口を決定する。

原則、教頭を窓口とする。 時間の経緯等の記録補助として事務職等を充てる。 【児童(生徒)等又は教職員の場合】

□ 保健所の指導の下、対策本部は 教育委員会等と連携して、今後の対応を検討する。 □ 濃厚接触者等へ適切な対応を実施する。保健所から、濃厚接触者とされた者は、

<県教育委員会のマニュアルより> 自宅待機を行い、保健所の指導に従う。

教育委員会は、感染者が発生した場合、原則として、学校全体について、14日間を目安に、 □ 保健所の指導の下、次亜塩素酸ナトリウムを使用し、当該児童(生徒)等又は教職員の

学校保健安全法第20条に基づく臨時休業を行う 。(抜粋)※状況により別途判断される場合あり。 行動範囲を考慮し、接触箇所(可能性のある箇所を含む)等、校内の消毒を行う。

□ 感染者本人に係る詳細な情報を収集する。保健所の指導の下、本人のプライバシーに (2)濃厚接触者が発生した場合の対応 (省略・ガイドライン本冊へ)

配慮し、学校が把握できる範囲で、感染者本人の行動記録等を時系列で整理する。 教育委員会は、濃厚接触者が発生した場合、原則として、臨時休業は実施しない。

児童(生徒)等の場合:健康状態(発症日、症状等)、クラス、(部活動)、通学手段、 (3)出欠席等の扱い(感染・濃厚接触者以外の場合を含む) (省略・ガイドライン本冊へ)

直近2週間の学校のスケジュール、出席状況 等 6 児童等に対する正しい知識等の指導

教 職 員 の 場 合 :健康状態(発症日、症状等)、教科、クラス、(部活動)、分掌、 児童等が、新型コロナウイルス 感染症及びその感染予防対策について正しい知識を身に付け、

通勤手段、直近2週間の学校のスケジュール、勤務状況、 自ら感染のリスクを避ける行動をとることができるよう、指導資料等を活用し、発達段階に応じた

校外活動状況 等 指導を行う 。

□ 保健所の行う「濃厚接触者の特定」に協力する。保健所の指導の下、感染者本人の ① 感染症に対する「正しい知識」及び「正しい感染症予防の対策」を理解できるよう、

行動記録に基づき、児童等 及び教職員の 、接触者のリストを作成し、 情報提供を 養護教諭と連携して、学齢に応じた学習指導を行う。(再掲)

行う。 ② スクールカウンセラーによる職員研修(学校再開時における児童の心のケアについて)を

□ 他の児童等及び教職員の健康状態を把握する。 行い、児童の感染症に関する不安について、教育相談と併せて、教職員が

□ 学校医等へ感染者発生を報告する。 ようにする。(6 月 5 日実施)

□ 保護者宛て連絡内容を検討し、緊急メール等を活用して、児童等の自宅待機について連絡する。 ③ 「差別・偏見・いじめ」を生まない指導を、学級指導、道徳、教育相談(教育相談

□ 臨時休業に入る前に、各担任を中心に、臨時休業中の健康観察や学習課題等について、 月間を含む)・命を大切にするキャンペーン、保健指導等、全ての教育活動の中で

児童等に連絡する。 ていねいに取り組んでいく。

□ 感染者の家庭と連絡を取り、状況に応じて支援に努める。 7 教職員の感染予防の徹底

□ 教職員の勤務体制を整備する。(教職員に濃厚接触者等がいる場合を想定) 多数の児童等と接する立場にあることから、 日頃から体調管理に努め、職場はもとより、

□ 報道対応の窓口を決定し、 教育委員会と連携し情報を収集・整理する。 職場外でも感染予防の徹底に努める。

□ 職員も「体調チェックカード」を記入する。(再掲)

(本ガイドラインは、最新の知見や状況等を踏まえ、随時、更新してまいります 。)

感染症が発生した場合の対応

児童等に対する正しい知識等の指導

教職員の感染予防の徹底

感染症が発生した場合の対応