イスズソフト取扱説明書5.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)診断機能表...

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使用前に必ずこの取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使い下さい。 いつでも活用できるように大切に保管して下さい。 株式会社 日本ベンチャー Japan Venture INC 第 2 回 発行日 平成 24 年 8 月 2 日 第 3 回 発行日 平成 25 年 10 月 25 日 イスズソフト取扱説明書 (Ver7 .0*)

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ご使用前に必ずこの取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使い下さい。

いつでも活用できるように大切に保管して下さい。

株式会社 日本ベンチャー Japan Venture INC

第 2回 発行日 平成 24年 8月 2日

第 3回 発行日 平成 25年 10月 25日

イスズソフト取扱説明書

(Ver7 .0*)

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2

目 次

1.車両側診断カプラの位置 ------------------------------------- 3

2.診断テスターと車両の接続方法 ------------------------------- 3

3.診断に当たって --------------------------------------------- 4

4.いすゞ診断ソフト車両別システム対応表 ----------------------- 5

5.いすゞ診断ソフト診断機能表 --------------------------------- 6

6.いすゞ診断ソフトエンジン対応表 ----------------------------- 11

7.診断テスターの操作 ----------------------------------------- 13

1.診断 ------------------------------------------------- 14

2.作業サポート ----------------------------------------- 19

8.作業サポート手順 ------------------------------------------- 21

1.サプライポンプ学習初期化 ----------------------------- 21

2.インジェクタID読出し、登録 ------------------------- 21

3.DPD強制再生 --------------------------------------- 24

4.DPD差圧チェック ----------------------------------- 35

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3

黒 赤

バッテリーケーブル

1.車両側診断カプラの位置

2.診断テスターと車両の接続方法

車両側の診断コネクタと診断テスターを接続する際は、下記事項に注意してください。

1. 平成19年以降のトラックは全車OBD-Ⅱケーブルで接続し、使用できます。

2. エルフ、平成19年以前の車両は、バッテリケーブルで電源を供給してください。

3. フォワード、ギガ、平成19年以前の車両はいすゞ専用カプラを装着し、接続してください。

4. エルガなどのバスは平成19年以降の車両でもいすゞ専用カプラが必要です。

診断テスター側 車両側

24V車用カプラセット

シガライターケーブル

バッテリーケーブル

いすゞ専用診断カプラ

(フォワード、ギガ、エルガなどバス)

24Vカプラセットはオプションです。

2007以前の車両は診断カプラ

に電源が供給されていないので

バッテリーケーブルまたは

A/Cアダプタで診断テスターに電源

を供給して下さい。

- +

- +

12Vで使用する

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4

3.診断に当たって 1.自己診断コード表示と消去

自己診断コードの表示や消去する場合は、イグニッションスイッチ「ON」エンジン停止

状態で行ってください。

エンジン始動状態では消去されない車両があります。

2.データ表示

データ表示は、全項目表示と選択項目表示の 2モードあります。

全体的データを確認する場合は、全項目表示を選択し、関連データを同一ページで確認す

る場合は、選択表示を実行します。

3.アクティブテスト

アクティブテストは、システムにより実行する条件が成立している場合に実行できます。

イグニッション、スイッチON、エンジン停止状態または、エンジンがかかっている状態

などテスト項目ごとに条件があります。

4.作業サポート

作業サポートは、部品交換時の初期化やDPDの強制再生などに使用します。

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4.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)車両別システム対応表

対応車両 対応システム 対応年式 自己

診断

フリーズ

表示

データ

表示

データ

比較

作業サポ

ート

アクティ

ブテスト

エルフ

ENG 2002~ ● ● ● ● ●

アイドリングスト

ップ 2007~ ● ● ●

クラッチ

フリー

2002~ ● ● ●

スムーサーE 2002~ ● ● ●

スムーサー

EX 2007~ ● ● ●

ABS 1998~ ● ● ●

BCM 2006~ ● ● ● ●

イモビ 2006~ ●

MIMAMORI 2007~ ● ● ●

SRS 2002~ ●

フォワード

ENG 2004~ ● ● ● ●

尿素SCR 2010~ ● ● ●

スムーサー

FX

2004~ ●

ABS ● ● ●

BCM 2006~ ●

イモビ 2006~ ●

SRS 2006~ ●

ギガ

ENG 2004~ ● ● ● ●

尿素SCR 2010~ ● ● ●

スムーサG 2006~ ●

エアサス 2006~ ●

SRS 2004~ ●

ISS 2004~ ● ● ● ●

ジャニー

ENG 2004~ ● ● ● ●

AT 2004~ ● ● ● ●

ABS 2004~ ● ● ● ●

SRS 2004~ ●

エルガミオ

ENG 2004~ ● ● ● ●

ISS 2004~ ● ● ● ●

SRS 2004~ ●

ガーラミオ ENG 2004~ ● ● ● ●

SRS 2004~ ●

カーラ ENG 2005~ ● ● ● ●

SRS 2005~ ●

フォーク

リフト ENG 2004~ ● ● ● ●

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5.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)診断機能表

システム 診断機能 機 能 内 容

エンジン

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録、データ比較

アクティブ

テスト

フューエルレール圧 設定値と実コモンレール圧の差を確認。

インジェクタ停止 気筒の燃料噴射停止 #1~/#6

メイン噴射時期 インジェクションタイミングの変化を確認。

プレ噴射停止 プレ燃料噴射量 0mm3

/st付近を確認。

強制インジェクタ 駆動インジェクタの動作音確認。

グローリレーコマンド グローリレー及び表示灯のON確認。

排気ブレーキ 排気ブレーキマグネットバルブの作動確認。

リターダ リターダマグネットバルブの作動確認。

インテークスロットル インテークスロットルバルブの動作確認。

排気スロットル 排気スロットルマグネットバルブの作動確認。

EGR EGRバルブの開閉動作確認。

ターボチャージャ ノズルコントロールアクチュエーターの作動確認。

作業サポート

ポンプ機差学習値

クリア サプライポンプ交換時、機差学習値をクリア。

インジェクタID 各気筒のインジェクタIDコードを確認。

IDコード登録 インジェクタ交換時のIDコード登録。

IDアップロード 交換前ECMからIDコードを読取り記憶。

IDダウンロード ECM交換後、記憶したIDコードを登録。

DPD再生データ

リセット

DPD交換時及び強制再生を実行する前に、

DPD再生データをリセットする。

DPD差圧測定 車両ごとの差圧基準値表示、差圧測定

DPD強制再生 DPDに蓄積したPMを再燃焼して取り除く。

DPD再生ゆっくり DPDに蓄積したPMを再燃焼して取り除く。

Q 調補正データアップロード ECMからQ調補正データを読取る。

Q 調補正データダウンロード ECMにQ調補正データを書込む。

エンジン始動回数読取 ECMからエンジン始動回数を読取る。

スターター始動回数書込 スターター交換後に始動回数を設定する。

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5.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)診断機能表

システム 診断機能 機 能 内 容

アイド

リング

ストップ

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

作業サポート

高所作業車設定 高所作業車かどうかを選択

車型情報更新 エンジン・トランスミッションを選択

アイドリングストップシステムメン

メンタナンスデータクリア アイドリングストップ メンテナンス データをクリア

アイドリングストップシステム運

行データクリア アイドリングストップ 運行データをクリア

スムーサ

Ex

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

作業サポート

車型のプログラム 車両タイプ・高所作業車を選択 PTO要求エンジン回転数 PTOを使用するときのエンジン回転数を設定

スピードメータ ドリブン

ギヤのプログラム スピードメータドリブンギヤを設定

タイヤサイズのプログラム タイヤ動荷重半径を設定

タイヤ補正率のプログラム タイヤ補正率を選択(0.96のみ選択可能)

ファイナルギヤ比書き換え ファイナルギヤレシオを設定

ABS装着のプログラム ABS装着の有無を選択

スムーサ

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

作業サポート

車型のプログラム 車両タイプ・高所作業車を選択 PTO要求エンジン回転数 PTOを使用するときのエンジン回転数を設定

スピードメータ ドリブン

ギヤのプログラム スピードメータドリブンギヤを設定

ボディコント

ロール

モジュール

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

アクティブテスト

アンサーバック テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[oFF]

ブロワーリレー テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[OFF]

コンプレッサーリレー テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[OFF]

ドアロック テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[OFF]

ドアアンロック テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[OFF]

ルームライト テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[OFF]

ワイパー テスト [終了]⇒[OFF]⇒[ON]⇒10 秒後に自動[OFF]

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システム 診断機能 機 能 内 容

スムーサ

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

アクティブ

テスト

ブザー信号 ON/OFF動作の確認を行う。

メイン電源リレー ON/OFF動作の確認を行う。

ソノレイド電源リレー ON/OFF動作の確認を行う。

PTO リレー ON/OFF動作の確認を行う。

トレーラーリレー ON/OFF動作の確認を行う。

Splitter M/V_G (Hi) ON/OFF動作の確認を行う。

Splitter M/V_G (Lo) ON/OFF動作の確認を行う。

Range M/V_J (Hi) ON/OFF動作の確認を行う。

Range M/V_J (Loi) ON/OFF動作の確認を行う。

HSA M/V ON/OFF動作の確認を行う。

クラッチエア ON/OFF M/V1 ON/OFF動作の確認を行う。

クラッチエア ON/OFF M/V2 ON/OFF動作の確認を行う。

緊急用クラッチ M/V ON/OFF動作の確認を行う。

CSB(カウンターシャフトブレー

キ)M/V

ON/OFF動作の確認を行う。

GSU M/V 電源 ON/OFF動作の確認を行う。

Exh ブレーキカット ON/OFF動作の確認を行う。

作業サポート

クラッチ学習値消去 クラッチ板接続位置学習値を消去する

ギヤポジション学習値

消去

ギヤインでの実駆動力の伝わり始めの

ストローク学習値をクリアする。

エアサス

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

アクティブ

テスト

(後前軸右) 強制給気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後前軸右) 強制排気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後前軸左) 強制給気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後前軸左) 強制排気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後々軸右) 強制給気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後々軸右) 強制排気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後々軸左) 強制給気 ON/OFF動作の確認を行う。

(後々軸左) 強制排気 ON/OFF動作の確認を行う。

キックドライブランプ ON/OFF動作の確認を行う。

ハイトランプ ON/OFF動作の確認を行う。

ブザー ON/OFF動作の確認を行う。

ブザー(外) ON/OFF動作の確認を行う。

作業サポート 積載履歴消去 積載履歴消去を行う。

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5.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)診断機能表

システム 診断機能 機 能 内 容

ボディコント

ロール

モジュール

作業サポート

キーレスエントリー 登録クリア リモートキーの登録をクリア

エンジンオイル寿命警報用走

行距離

エンジンオイル寿命警報用の走行距離を変更

トランスミッションオイル寿命警

報用走行距離

トランスミッションのいる寿命警報用の走行距離を変

スタータ寿命推定用始動回

スタータ寿命推定用の始動回数を変更

アワーメータ情報クリア アワーメータ情報をクリア

燃料表示データクリア 燃料表示データをクリア

エンジンオイル寿命警報用走

行距離クリア

エンジンオイル寿命警報用走行距離をクリア

トランスミッションオイル寿命警

報用走行距離クリア

トランスミッションオイル寿命警報用走行距離をクリア

エンジンオイル警報しきい値 エンジンオイル警報しきい値を変更(㎞単位)

トランスミッションオイル警報しき

い値

トランスミッションオイル警報しきい値を変更(㎞単位)

BCM データアッフロード/ダウ

ンロード

BCMデータのアップロードまたはダウンロード

イモビ

ライザー

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

作業サポート ECU 識別読出し ECU 識別情報の表示

MIMAMORI

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

作業サポート

車型情報更新 トランスミッションタイプ、ABS 装備の有無を選択

エンジン型式更新 エンジン型式を変更

トランスミッション型式更新 トランスミッション型式を変更

ファイナルギヤレシオ更新 ファイナルギヤレシオを変更

タイヤ有効半径更新 タイヤ有効半径を変更(タイヤサイズ選択)

AD 入力更新 ON=1、OFF=0

ECM故障データ DTC コードとステータス、エンジンラン時間を表示

その他 ECU 故障データ 故障データとステータス ID、フリーズフレームデータ 1~20

ECU Lock DPD データの消去、

みまもり全データクリア みまもり全データをクリア

みまもり DTC データクリア みまもり全 DTC データをクリア

エンジン DMU全データクリア エンジンDMU全データをクリア

TCM DMU全データクリア トランスミッションコントロールモジュールの全データをクリア

エンジン DMU強制記録 エンジンDMU強制記録

TCM DMU強制記録 トランスミッションDMU強制記録

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5.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)診断機能表

システム 診断機能 機 能 内 容

ISS

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

アクティブテスト

ランプ系 アイドリング ストップ ランプ 、メンテナンス ランプ テスト

⇒[作動]/[非作動]/[終了]

リレー系 スタータ リレー、 A/C カットオフリレー 、ロービーム カット リレー、

ブザーカット リレー、アイドルアップカットリレー テスト

⇒[作動]/[非作動]/[終了]

マグネチックバルブ系 エンジンストップバルブテスト⇒[作動]/[非作動]/

[終了]

作業サポート

スタート カウンターのリセット スタートカウンター リセット

スタート カウンターのプログラム 総カウンター作動回数と現カウンター作動回数入力

車型のプログラム 車両タイプを選択

クラッチ

フリー

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

作業サポート クラッチ摩耗データ表示 ECUからクラッチ摩耗データを読取る

クラッチ摩耗データ書込み クラッチ板交換時にクラッチ摩耗データを書き込む。

尿素SCR

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

アクティブテスト 尿素水インジェクタ アドブルー噴射量の増減を行う。

尿素戻しバルブ ON/OFF動作の確認を行う。

ABS

自己診断 故障箇所表示及び消去、診断結果の記録

データ表示 データ表示、診断結果の記録

アクティブテスト

ランプ系 ワーニングランプ(ABS、ARS)

リレー系 ABS リレー

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6.いすゞ診断ソフト (Ver7.0*)エンジン対応表

種 別 車種名

車両

型式 エンジン型式

対応年代 診断カプラ

和暦 西暦 共通 専用

小型

トラック ELF

KK 4HF1、4HF1-CNG '11.01~ '99.01~ ●

KK 4HG1、4HG1-LPG '11.04~ '99.04~ ●

KK 4HJ1 '11.04~ '99.04~ ●

KK 4HK1-T '12.12~ '00.12~ ●

KR 4HJ1 '14.08~ '02.08~ ●

KR 4HJ1 '14.08~ '02.08~ ●

KR 4HL1-N '14.06~ '02.06~ ●

KR 4HL1 '14.06~ '02.06~ ●

KR 4HL1-N '14.06~ '02.06~ ●

PB 4HG1(LPG) '16.06~ '04.06~ ●

PB 4HF1(CNG) '16.06~ '04.06~ ●

PB 4JG2(LPG) '16.06~ '04.06~ ●

PB 4HL1 '16.06~ '04.06~ ●

PDG 4HK1-TC '18.12~ '06.12~ ●

BKG 4JJ1-TC '18.12~ '06.12~ ●

BDG 4JJ1-TC '18.12~ '06.12~ ●

SKG 4JJ1-TCC,TCS,TCH '23.05~ '11.05~ ●

TKG 4JJ1-TCC,TCS,TCH '23.05~ '11.05~ ●

中型

トラック フォワード

KK,KL 6HL1-(N)(S) '11.04~ '99.04~ ●

KK,KL 6HK1-TC '11.04~ '99.04~ ●

PJ 6HK1-TC '16.04~ '04.04~ ●

PB 6HL1-TC '16.04~ '04.04~ ●

PA 6HK1-TC '16.10~ '04.10~ ●

PKG 4HK1-TC '19.05~ '07.05~ ●

PDG 4HK1-TC '19.05~ '07.05~ ●

SKG,TKG 4HK1-TCC,TCS,TC

H '23.05~ '11.05~ ●

TKG,LKG 6HK1-TCC,TCS,TC

H '23.05~ '11.05~ ●

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6.いすゞ診断ソフト (Ver7.0*)エンジン対応表

種 別 車種名

車両

型式 エンジン型式

対応年代 診断カプラ

和暦 西暦 共通 専用

大型

トラック ギガ

KL 8PE1-(N)(S) '12.02~ '00.02~ ●

KL 10PE1-(N)(H) '12.02~ '00.02~ ●

KL 6WF1-TC '11.06~ '99.06~ ●

KL 6WG1-TC '10.06~ '98.06~ ●

KL 6SD1-TC '12.08~ '00.08~ ●

PJ 6WF1-TC '17.06~ '05.06~ ●

PJ 6WG1-TC '17.07~ '05.07~ ●

PJ 6UZ1-TC '17.07~ '05.07~ ●

PKG 6WG1-TC '19.03~ '07.03~ ●

PKG 6UZ1-TC '19.03~ '07.03~ ●

PDG 6WG1-TC '19.03~ '07.03~ ●

PDG 6UZ1-TC '19.03~ '07.03~ ●

LKG 6UZ1-TC '21.05~ '10.05~ ●

LDG 6UZ1-TC '21.05~ '10.05~ ●

小型バス ジャニー PB J05D '16.08~ '04.08~ ●

BDG J05D '19.08~ '07.08~ ●

中型バス

エルガミオ

PA 6HK1-TCN '16.08~ '04.08~ ●

PDG 6HK1-TCN '19.08~ '07.08~ ●

SDG 4HK1-TCH '23.11~ '11.11~ ●

SKG 4HK1-TCH '24.07~ '12.07~ ●

ガーラミオ PB J07E '16.09~ '04.09~ ●

ADG J07E '19.02~ '07.02~ ●

大型バス ガーラ

ADG,BDG,LDG J08E '18.02~ '06.02~ ●

ADG,PKG,LKG E13C '17.08~ '05.08~ ●

QPG,QKG 6HK1-TCS '21.08~ '10.08~

LKG J08E '21.08~ '10.08~

QPG E13C '24.06~ '12.06~

オフロード フォーク

リフト

中型 4HK1 '16.08~ '04.08~ ●

大型 6HK1-TC '16.08~ '04.08~ ●

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7.診断テスターの操作 いすゞ診断ソフトを選択し、実行すると下記のメインメニューが表示されます。

各システム共に自己診断やデータ表示、アクティブテストは診断機能表を参考に行ってください。

また、テスターの基本操作は診断テスター本体取扱い説明書をご覧ください。

この章では、特に作業サポートの操作及び手順を説明します。

1.メニューとシステム選択

診断システムの選択は、各区分ごとに下記のようなサブメニューが表示されます。

例として大型トラック→パワートレイン→エンジン→エンジン型式の順で記載しています。

車両区分 診断系統名 システム名 型 式 名

診断システム選択

車両区分

診断系統名

システム名

型式名

小型トラック

パワートレイン

エンジン

4HF1

記録データクリア

診断

オンライン

メインメニュー

決定

「↑↓」キーで選択し、ENTキーで実行する。

記録データクリア

テスターの診断結果記録エリアをクリアします。

診断

車両の診断を行います。

オンライン

カルテとデータ通信を行います。

ESCキーで車両メーカー選択に戻る。

「↑↓」キーで項目を選択し、ENTキーでサブメニュー

が表示されます。

目的の項目を選択し、「ENT」キーで決定し、「ESC」キ

ーで再びシステム選択に戻ります。

手順

車両区分→診断系統名→システム名→型式名の順に

診断するシステムを選択します。

最後に「決定」を選択し、「ENT」キーで選択したシステ

ムと通信を開始します。

決定後でないとメインメニューには戻れない。

小型トラック

中型トラック

大型トラック

バス

オフロード

パワートレイン

シャシー

ボディ

インフォメーション

エンジン

トランスミッショ

アイドリングストップ

小型トラック

4HF1

4HG1

4HJ1

4HK1

4HL1-NA

4HJ1-NA

4HL1-TC

4HF1(CNG)

4HG1(LPG)

4JG2(LPG)

4HK1-TC

4JJ1-TC

中型トラック

IE 6HL1(ポンプ)

IE 6HK1(コモンレール)

6HL1-NA

6HL1-TC

4HK1-TC

6UZ1-TC

大型トラック

IE 6WF1(ポンプ)

IE 6WG1(ポンプ)

6UZ1-TC

6WF1-TC

6WG1-TC

バス

6HK1-TC

オフロード

4JJ1-TC

4HK1-TC

6HK1-TC

6UZ1-TC

6WG1-TC

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1.診断 メインメニューから「診断」を選択すると下記の設定内容が表示されます。

平成 19年車(OBD-Ⅱ B型コネクタ)装着車を例に操作手順を記入。

車両は、型式BKG-、フォワード、エンジン、6HK1-TCを診断する場合の操作手順。

診断システム選択

車両区分

診断系統名

システム名

型式名

中型トラック

パワートレイン

エンジン

6HL1-NA

決定

診断システム選択

小型トラック

中型トラック

大型トラック

バス

診断システム選択

車両区分

診断系統名

システム名

型式名

小型トラック

パワートレイン

エンジン

4HF1

決定

車両区分(小型トラック)で「ENT」キーを

押します。

「↓」キー2回押し、(大型トラック)を選択し、

「ENT」キーを押します。

(表示は反転表示の点滅に変わる)

ESCキーで診断システム選択に戻る。

(中型トラック)が選択され、初期の設定状態

が表示されます。

パワートレインとエンジンは選択OKなので

「↓」キーを3回押して型式名を選択する。

(表示は反転表示となる。)

「ENT」キーを押して型式サブメニューを

表示する。

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15

診断システム選択

車両区分

診断系統名

システム名

型式名

大型トラック

パワートレイン

エンジン

6HL1-NA

決定

型式選択

6HL1-NA

6HK1-TC

4HK1-TC

6UZ1-TC

診断システム選択

車両区分

診断系統名

システム名

型式名

中型トラック

パワートレイン

エンジン

6HK1-TC

決定

「ENT」キーを押して型式サブメニューを

表示する。

「↓」キーを1回押して(6HK1-TC)を選択する。

( 6HK1-TC)が点滅する。

「ENT」キーを押し、決定する。

(表示は反転表示に変わる。)

「ESC」キーを押して、診断システム選択

メニューに戻る。

「↓」キーを1回押して(決定)を選択する。

(決定)が反転表示となる。

「ENT」キーを押し、カプラの選択に進む。

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カプラの選択

共通カプラ(OBD-Ⅱ)

「ENT」キーを押し、診断選択に進む。

ESCキーでメインメニューに戻る。

診断選択

診断

「ENT」キーを押し、診断を開始する。

ESCキーでメインメニューに戻る。

通信中です。

しばらくお待ち下さい。

チェック中

20%

エンジンシステムと通信を行います。

エンジンシステムが応答する場合、診断システ

ム選択にエンジンと表示し、応答がない場合、

通信異常が表示されます。

イスズカプラ

作業サポート

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診断システム選択

エンジン

エンジンシステムと通信できた場合、エンジン

と表示されます。

ENTキーで実行する。

ESCキーで診断系統選択に戻る。

通信中です。

しばらくお待ち下さい。

チェック中

20%

通信異常

通信が出来ません。

電源をOFFにして、ケーブル等を

確認して下さい。

通信ができない場合

1.選択したシステムが実装されてない。

2.車両のキースイッチがONになっていない。

3.OBD-Ⅱケーブルの取付けが悪い。

4.選択が間違っている。

上記の事項を確認してください。

ESCキーで診断系統選択に戻る。

エンジンシステムの各種情報を読取ります。

1. 読取れない場合、通信異常が表示されます。

2. 診断ソフトにシステム情報が登録されてい

ない場合、ECU IDを表示します。

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診断ソフトにシステムの情報が登録されていると診断メニューが表示されます。

以上、エンジン診断時の手順を記入しました。

自己診断やデータ表示、アクティブテスト、データ記録及び診断結果の記録など詳細は診断テスター

本体取扱い説明書をご覧ください。

診断メニュー

自己診断

データ表示

データ記録

「↑↓」キーで選択し、ENTキーで実行する。

自己診断 故障コードの表示、消去

データ表示 データの確認

データ記録 参考値データ記録、連続記録

アクティブテスト アクチェータを強制的に駆動。

ESCキーで診断システムメニューに戻る。

アクティブテスト

ECU ID表示

ECU ID表示

ECU IDと車両情報を記入して弊社宛

FAXしてください。

情報収集にご協力ください。

ENTキーで次に進みます。

識別コード 4D55

パーツNO 8242151615

ECU ID表示

ECU固有の識別コードを表示する。

この項目が表示されたシステムの診断は診断ソフトが

対応していないシステムです。

自己診断は実行できますが、通信や表示データは

不完全です。

診断ソフトの対応を迅速に行うため、車検書に識別コ

ードとパーツNOを記入してFAXをお願いします。

ESCキーで診断システムメニューに戻る。

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2.作業サポート 診断選択から「作業サポート」を選択すると下記の設定内容が表示されます。

平成 19年車(OBD-Ⅱ B型コネクタ)装着車を例に操作手順を記入。

車両は、型式BKG-、フォワード、エンジン、6HK1-TCの操作手順。

診断ソフトにシステムの情報が登録されていると診断メニューが表示されます。

診断選択

診断

「ENT」キーを押し、診断を開始する。

ESCキーでメインメニューに戻る。

通信中です。

しばらくお待ち下さい。

チェック中

20%

エンジンシステムと通信を行います。

エンジンシステムが応答する場合、診断システ

ム選択にエンジンと表示し、応答がない場合、

通信異常が表示されます。

作業サポート

作業サポート

エンジン

「↑↓」キーで選択し、ENTキーで実行する。

自己診断 故障コードの表示、消去

データ表示 データの確認

データ記録 参考値データ記録、連続記録

アクティブテスト アクチェータを強制的に駆動。

ESCキーで診断システムメニューに戻る。

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作業サポート

メモリ関連作業

「↑↓」キーで選択し、ENTキーで実行する。

自己診断 故障コードの表示、消去

データ表示 データの確認

データ記録 参考値データ記録、連続記録

アクティブテスト アクチェータを強制的に駆動。

ESCキーで診断選択に戻る。

作業サポートメニュー

ポンプ機差学習値クリア

インジェクタID表示

インジェクタID登録

「↑↓」キーで選択し、ENTキーで実行する。

左記メニューは一部を記入しています。

ESCキーで作業サポートに戻る。

インジェクタIDアップロード

インジェクタIDダウンロード

DPD差圧測定

DPD強制再生

DPD再生ゆっくり

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8.作業サポート手順

1.サプライポンプ機差学習値クリア ECMを交換した場合やサクションコントロールバルブ、サプライポンプを交換した場合、フュ

ーエルポンプ調整リセットを行い、再度学習する必要が有ります。

再学習を行わないと正常なコモンレール圧が得られない為、出力不足やアイドル不良の原因に

もなります。

フューエルポンプリセットを実行後、完全暖気後にデータ表示でポンプ機差学習が「完了」を確

認してください。

作業手順 ①車両のイグニッションスイッチを「ON」(エンジンを始動しない)にする。

②フューエルポンプ調整リセット(ポンプ機差学習値クリア)を行う。

③アイドリング状態でデータ表示にてポンプ機差学習の項目が完了になることを確認する。

機差学習

2.インジェクタID読出し、登録 ECMやインジェクタを交換した場合、インジェクタIDを登録する必要があります。

作業手順 ①車両のイグニッションスイッチを「ON」(エンジンを始動しない)にする。

②インジェクタID関連の項目を選択し、実行する。

2-1.気筒別IDコード確認 交換したインジェクタのIDを登録し、登録後の確認する場合に使用します。

1.メニューからを選択し、ENTキーで実行する。

2.【フューエルポンプ調整リセットを行います。】が表示されたら「ENT」キーで実行する。

3【フューエルポンプ調整リセットが完了しました。】が表示したら「ENT」キーで戻る

4. エンジンを始動し、データ表示で「ポンプ機差学習」が「完了」に変化するまで暖気する。

1. 「インジェクタIDコード」を選択し、実行する。

2. 注意事項が表示されるので「ENT」キーを押して画面を切替え、注意事項を確認する。

3.【全気筒のIDコードを読み出します。】が表示される。 「ENT」キーで実行する。

ID読み取り中は 【実行中】 表示する。

4.【全気筒のIDコードを読み出しました。】のメッセージが表示される。

5.「ENT」キーをONするとIDコードが表示される。

6.「ESC」キーでメニューに戻ります。

1.「イスズ」→「診断」→「車両選択」→「カプラ選択」→「作業サポート」を実行する。

2.「エンジン」→、「メモリ関連作業」→メニューから項目を選択し、実行する。

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インジェクタ IDの読み方

インジェクタ ID(30 桁)

6412556756781235789512000000EF

登録データ(24 桁)

6412556756781235789512EF

2-2.手動IDコード登録 交換したインジェクタのIDをECMに書込む時に使用します。

気筒ごとに交換するインジェクタの実線で囲まれた24桁(23桁~28桁の 0は飛ばす)

のIDコードを書き取ります。

注意 エンジン型式によりインジェクタ型式 2桁目(モデルコード)が異なります。

異なるインジェクタの書き込みは否定されます。

インジェクタID表示例

画面のキー表示

1.「IDコード登録」を選択し、実行する。

2.注意事項が表示されるので「ENT」キーを押して画面を切替え、注意事項を確認する。

3.気筒選択画面が表示される。 左右キーで気筒を選択し、「ENT」キーで実行する。

テスターはデータ入力キーを表示します。

4.選択キーとENTキーを使用し、ID(24桁)を編集する。

5.「開始」を選択し、実行する。

IDを書込み中は 【実行中】を表示し、書込みが終了すると【書込み終了】のメッセージが表

示されます。

入力されたIDコードに誤りがある場合、【入力されたIDコードに誤りがあります。】のメッセ

ージが表示されます。もう一度IDの編集を行って修正してください。

6.車両のキーを切って「ENT」キーをONにする。規定時間後にメニューに戻ります。

7.次のIDを登録する場合は、車両のキーをONして、「手動IDコード」を実行してください。

0 1 2 3 ←

4 5 6 7 →

8 9 A B クリア

C D E F 開始

コード入力

1. 上下左右キーを使用して画面の英数字を選択する。

2. ENTキーをONすると編集表示部数字が入ります。

コードの再編集

1. 変更したい位置に画面の→←を選択し、ENTキーをONして

移動する。

2. 下左右キーを使用して画面の英数字を選択し、ENTで確定す

る。

インジェクタ ID

6412 5567

5678 1235

7895 1200

0000 EF

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2-3ECM交換時のIDコード登録 ECMを交換した場合、交換前のECMに登録してあるIDを読み取り、交換後に読み

取ったIDを書込む時に使用します。

作業手順

①イグニッションをONにして交換前のECMに登録してあるIDを読み取る。

②イグニッションをOFFにしてECMを交換する。

③イグニッションをONにして交換後のECMにIDを登録する

2-4.自動IDコードの登録

注意 保存IDデータがない場合

「保存データがないか。または、保存データに誤りがあります。」を表示します。

再度、交換前のECMを取り付けIDを読み取ってください。

1. 「IDコードアップロード」を選択し、実行する。

2. 注意事項が表示されるので「ENT」キーを押して画面を切替え、注意事項を確認する。

3.IDコードを読み出すメッセージが表示される。 「ENT」キーONする。

ID読み取り中は 【実行中】 表示する。

4.IDコードを読み出したメッセージが表示される。 「ENT」キーをONする。

5.全気筒のIDコードが表示される。 「ENT」キーをONする。

6.IDコードを保存するメッセージが表示される。 「ENT」キーをONする。

7.IDコードを保存したメッセージが表示される 「ENT」キーをONする。

8.メニューに戻る。

1. 「IDコードダウンロード」を選択し、実行する。

2. 注意事項が表示されるので「ENT」キーを押して画面を切替え、注意事項を確認する。

3. 自動IDコードの登録のメッセージが表示される。「ENT」キーONする。

ID書込み中は 【実行中】 表示する。

4.IDコードの書込み終了のメッセージが表示される。「ENT」キーをONする。

5.車両のキーを切って「ENT」キーをONしてください。規定時間後にメニューに戻る。

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3.PM強制再生 DPDランプ及びエンジンチェックランプが点灯状態で、手動再生ができない場合や走行速

度が著しく低下した場合、DPD強制再生を行い、DPDに蓄積したPMを取り除きます。

作業手順 1. エンジン停止状態(15分以上経過)で、エンジンオイルを点検し、オイルレベルを記録する。

2. イグニッションキーON(エンジン始動しない)で DPD関係の故障コードを点検する。

故障コードがある場合は、消去する。

消去できない場合は関連部位を点検し、整備を行う。

3. DPD差圧を測定し、記録する。

DPD 強制再生前に DPD 差圧測定を行い、1Kpa 以下及び 20kPa 以上の場合、点検または、分解

し、DPDフィルターをエアブローし、PMを除去する。

4. 水温 70 ゚ C以上までエンジンを暖機する。

5. DPD蓄積(PM)ステータスを確認する。

DPD蓄積(PM)ステータス 5及び DPD距離(TRIP)ステータス 4はゆっくり再生を実施する。

6. 車両をイグニッションON(エンジン駆けない)にする。

7. 暖機中または差圧測定中にチェックエンジンランプが点灯した場合は故障コードを消去する。

8. DPD強制再生またはゆっくり再生を実施する。

再生中に排気温度 1の最高温度を記録する

排気温度 1 の最高温度が 500℃以下の場合は再生不良のため、DPD 装置やインジェクタ及び

排気絞りを点検する。

排気温度 1が 700 ゚ Cを超えた場合、DPD装置を焼損する恐れがある為、強制再生を中止し

アイドリング状態で 150℃まで冷却後、温度センサ 1の点検または、DPDフィルターを

分解して、エアブローし、PMを除去する。

9. 強制再生では 30分前後、ゆっくり再生では 120分前後で終了します。

10.再生終了後、排気温度 1を規定温度まで冷却する。

11.再生後の差圧を測定し、基準値内か点検する。(基準外の場合再生異常である)

12.排気温度 1が差圧測定温度以下まで冷却し、エンジンを停止する。

13.エンジン停止から 15分経過後にエンジンオイル量を点検し、増加していれば交換する。

14.ゆっくり再生後は、エンジンオイルを交換する

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3-1.故障コードの点検

3-2.差圧測定

3-3.再生モードの決定

1.車両のイグニッションON(エンジン停止)にする。

2.「イスズ」→「診断」→「診断システム選択」→「カプラ選択」→「診断」→

「パワートレン」を実行する。

テスターは通信チェック後、対応システムを表示する。

3.故障コード及びステータスを確認する。

エンジンを実行し、診断メニューから「自己診断」を選択し、実行する。

DPD関係の故障コードがあれば消去する。

消去できない場合、点検を行う。

1.故障コード点検後、ESCキーで診断/作業サポートまで戻る。

2.エンジンを始動し、作業サポートを実行する。

「エンジン」→、「メモリ関連作業」→「差圧測定」を選択し、実行する。

ソフトキーで「基準」を選択し、許容値を確認する。

3.アクセルでアクセルを踏み、排気温度 1 が規定温度になったときの差圧を

測定する。

※20kPa 以上の場合、DPDを分解し、点検及びエアブローを行い、PMを除去する。

8.「ESC」キーで診断メニューに戻る。

1.アイドリング状態でデータ表示を選択し実行する。

2.DPD距離ステータスとDPD蓄積ステータスを 確認する。

3.DPD蓄積ステータスが5またはDPD距離ステータスが 4 の場合はゆっくり再生を選択し、それ以外は強

制再生を選択する。

※型式PB、PJなど 2006 年までの車両は DPD PM ステータスと DPD TRIP(トリップ) ステータスを確

認する。

※型式PB、PJなど 2006 年までの車両はゆっくり再生の機能がない。

4.「ESC」キーで作業サポートメニューに戻る。

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3-4.DPD強制再生の実行

特記事項

1.強制再生中はアイドル回転数が上がり、終了まで約15分から30分程度時間を要します。

2.ゆっくり再生の場合、PMの蓄積量によって変化しますが約2時間程度時間を必要とします。

3.強制再生が終了するとエンジン回転数が下がります。

4. 強制再生終了後、アイドリング状態で排気温度 1が差圧測定温度まで冷却する。

PM強制再生の注意事項

強制再生の時間が非常に長い場合(エンジン回転数が下がらない。)触媒劣化が考えられる。

①DPDフィルターの破損、亀裂、または溶損を確認する。

②酸化触媒の破損、亀裂、溶損または過度の堆積物を確認する。

③酸化触媒の劣化を確認する。

9.DPD強制再生手順 強制再生やゆっくり再生を選択、実行すると画面上に注意事項と手順が表示される。

DPDはPMが基準以上に多く蓄積している場合、再生を行うと高温となり焼損する恐れがある。

注意事項をよく読み、安全で正確な作業をしてください。

DPD 強制再生

注意事項

DPD 強制再生前に DPD 差圧測定を行い、1Kpa

以下及び 10kPa以上の場合、または、DPD強制

再生中に排気温度 1 が 700 ゚ C を超えた場合、

DPD 装置の点検または、分解し、DPD フィルターを

エアブローしPMを除去する。

スキップ

操作

↑↓キーでページを切替えて注意文及び操作手順を

良く読み手順を確認する。

ENTキーで注意事項表示をスキップし、DPD再生デー

タリセットに進む。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

1. イグニッションON(エンジン停止)にする

2.DPD強制再生またはDPDゆっくり再生を選択し、実行する。

※注意事項と作業手順が表示されるのでよく読み手順に従って作業を行う。

※強制再生の実行はテスターのガイダンスに従い作業を行う。

3.強制再生→冷却→強制再生後の差圧測定が終了したら「ENT」キーでメニューに戻る

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DPD 強制再生

注意事項

PMがアッシュ状になっている場合、

エアブローしても取れない。

この場合、アッシュ除去装置で除去する。

または。フィルターを交換となる。

スキップ

DPD 強制再生

作業要項

①エンジン停止状態(15 分以上経過)でエンジンオイル

を点検し、オイルレベルを記録する。

②イグニッションキー ON(エンジン始動しない)で DPD

関係の故障コードを点検する。

故障コードがある場合は、消去する。

③水温 80 ゚ C以上までエンジンを暖機する。

スキップ

DPD 強制再生

作業要項

④DPD 蓄積(PM)ステータスを確認する。

DPD蓄積(PM)ステータス 5及びDPD距離(TRIP)

ステータス 4はゆっくり再生を実施する。

⑤DPD 差圧を測定し、記録する。

⑥暖機中または差圧測定中にチェックエンジンランプ

が点灯した場合は故障コードを消去する。

スキップ

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DPD 強制再生

作業要項

⑦イグニッションキーを OFF にする。

再度イグニッションキーON(エンジン駆けな

い)にし、DPD 強制再生または、ゆっくり再生

を実施する。

再生中に排気温度 1の最高温度を記録する

スキップ

DPD 強制再生

作業要項

⑧強制再生では 30 分前後、ゆっくり再生で

は 120 分前後で終了します。

⑨再生終了後、排気温度 1 を規定温度まで

冷却する。

⑩再生後の差圧を測定し、記録する。

差圧が基準外の場合再生異常である。

スキップ

DPD 強制再生

作業要項

⑪排気温度 1 が 150 ゚ C以下まで冷却し、

エンジンを停止する。

⑫エンジン停止から 15 分経過後にエンジンオイル量

を点検し、増加していれば交換する。

⑬ゆっくり再生後は、エンジンオイルを交換する

次へ

操作

↓↑キーでページを切替えて注意文及び操作手順を

再度を確認できる。

ENTキーでDPD再生データリセットに進む。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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DPD 再生データリセット

PAGE 1 / 1

リセットを実行して下さい。

========================================

エンジン回転数 0rpm

DPD モード 5

DPD 距離ステータス 3

DPD 再生不良 0

DPD 再生未完了 0

DPD 蓄積ステータス 3

実行 記録

DPD 再生データリセット

PAGE 1 / 1

実行中

========================================

エンジン回転数 0rpm

DPD モード 5

DPD 距離ステータス 3

DPD 再生不良 0

DPD 再生未完了 0

DPD 蓄積ステータス 3

中止 記録

DPD 再生データリセット

PAGE 1 / 1

完了

========================================

エンジン回転数 0rpm

DPD モード 5

DPD 距離ステータス 3

DPD 再生不良 0

DPD 再生未完了 0

DPD 蓄積ステータス 3

次へ 記録

手順

ENTキーでDPD再生データリセットを実行する。

記録

→←キーで記録を選択し、ENTキーで記録画面に

移行します。

記録は各画面で実行できますが記録エリアは

DT-2000 で3項目、DT-3300 で4項です。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーで診断システムメニューに戻る。

手順

DPD再生データを正常にリセットした。

ENTキーでエンジン始動判定へ進む。

DPD再生データをリセットできない場合、リセット異常

が表示される。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

Page 30: イスズソフト取扱説明書5.いすゞ診断ソフト(Ver7.0*)診断機能表 作業サポート E スピードメータ アンサーバック ボディコント

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DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

始動判定

========================================

DPD モード 5

エンジン回転数 0rpm

中止 記録

DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

エンジンを始動して下さい。

========================================

DPD モード 5

エンジン回転数 0rpm

中止 記録

DPD 再生データリセット

DPD再生データリセット異常

以下を確認してください。

1. キャビンがロックしていない。

2. 故障コードを消去していない。

確認

手順

DPD再生データリセット異常を表示する。

リセット条件が成立していない場合リセットできない。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

手順

エンジンを始動する。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

ENT キーを押して下さい。

========================================

DPD モード 5

エンジン回転数 550rpm

再生 記録

DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

DPD スイッチを押して下さい。

========================================

DPD 再生スイッチ OFF

DPD モード 80

エンジン回転数 600rpm

中止 記録

DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

暖機中

========================================

DPD モード 95

エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0 kPa

中止 記録 表示

手順

ENTキーをONしてDPD強制再生を実行する。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

手順

インパネ上のDPDランプが点滅していることを

確認し、DPDスイッチをONする。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

水温が 80℃以下でDPD強制再生を実行した場合、

80℃以上になるまで暖気状態となる。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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表示項目選択

主要項目

選択項目

表示項目選択

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イグニッション電圧

バッテリ電圧

目標アイドル回転

エンジン回転数

アクセルペダルセンサ 1

アクセルペダルセンサ 2

アクセルペダル開度

フューエルレール圧

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暖機中

========================================

DPD モード 95

エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

DPD 強制再生

記録 表示 中止

モニタデータの項目変更

手順

→←キーで画面ソフトキー表示を選択し、ENTキーを

ONする。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

主要項目

当社が定めた表示項目、表示を操作しない場合、この

項目が表示される。

選択項目

この機能はデータ表示の選択項目と同一機能で表示

項目を自由に選択できる。

手順

→←キーで画面ソフトキー表示を選択し、ENTキーを

ONする。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

手順

↑↓キーで項目を選択し、ENTキーで決定する。

そのまま再度↑↓キーで次の項目を選択する。

DPDモード、エンジン回転数、水温、排気温度 1

排気温度2の5項目は固定され、最大 11項目選択でき

る。

ESCキーで強制再生画面に戻る。

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DPD 強制再生

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暖機中

========================================

DPD モード 95

エンジン回転数 750rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止 記録

DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

再生開始

========================================

DPD モード 200

エンジン回転数 1150rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止 記録

DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

予備昇温中

========================================

DPD モード 220

エンジン回転数 1150rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止 記録

表示

表示

表示

エンジン暖気が終了し再生を開始する。

強制再生時間は再生開始から約30分位かかる。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

DPDフィルターを徐々に加熱する。

DPDフィルターは材質がセラミックの為、急激な加熱を

行うと割れることがある。

そのため徐々に加熱する。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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DPD 強制再生

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再生中(1)

========================================

DPD モード 270

エンジン回転数 1150rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 540 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止 記録

DPD 強制再生

PAGE 1 / 1

再生終了

========================================

DPD モード 10

エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 580 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止 記録

表示

表示

記録

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DPD 差圧チェック

DPD 強制再生

メモリ3

登録

削除

表示

メモリ4

DPD加熱が終了し、再生が開始される。

排気温度 1(フィルター前)温度が時間と共に

上昇し 500℃近辺で一時安定する。

再生終了が近づくと 600℃近辺に上昇し、その後、

下降する、この状態を2,3回繰り返し終了となる。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

DPD強制再生中のデータを記録する。

手順

→←キーで画面上のソフトキーを選択し、登録キー

選択状態でENTキーをONして記録する。

通常は再生前に差圧チェックを行う為、再生記録は

メモリ2、3に登録する。(登録は自動)

メモリ4は再生後の差圧チェック用に残しておく。

記録したデータはカルテで取り込み、印刷してレポート

を作成できる。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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10.DPD差圧チェック手順 DPD差圧チェックは排気温度 1が規定温度に達した時のアクセル全開状態で測定します。

診断テスターは最大差圧をホールドし、アクセルペダルを離した後でもデータを表示します。

また、基準値を表示しますので、必ず確認してください。

差圧測定時のデータを記録することができ、カルテで印刷をして保管やレポートができます。

DPD 強制再生

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排気温度 1 を 200 ゚ Cまで冷却

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DPD モード 30

エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止 記録

DPD 強制再生

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冷却完了

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DPD モード 30

エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 200 ゚ C

排気差圧 5.0kPa

中止

記録

DPD 差圧チェック

作業要項

①排気温度 1 が測定温度以下であることを

確認する。測定温度以上の場合は、アイドル

リング状態でエンジンを冷却する。

②無負荷最高回転数までエンジン回転を上げ、

排気温度 1 が測定温度に達した時の差圧

データを確認する。

次へ

表示

表示

DPD強制再生が終了すると自動的にDPD冷却画面に

移行する。

冷却終了温度はエンジンによって異なる。

(表示例は 4HL1 である)

エンジン回転調整ノブがある車両は 1500 回転位に

調整すると早く冷却できる。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

再生前は排気温度が低いためある程度(100℃位)

まで、温めてから行う。

強制再生囚虜後は、DPDを基準温度まで冷却すると

自動的にDPD差圧測定画面に移行する。

ENTキーで差圧測定に移行する。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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DPD 差圧チェック

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最大差圧 1.0kPa

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エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 210 ゚ C

排気差圧 1.0kPa

戻る

基準 記録

DPD 差圧チェック

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最大差圧 1.0kPa

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エンジン回転数 600rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 210 ゚ C

排気差圧 1.0kPa

戻る

基準 記録

DPD 差圧チェック

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車種 エルフ

エンジン 4HL1

測定温度 270℃

基準 1.0≦差圧≦2.2

車種 エルフ

エンジン 4HK1

測定温度 200℃

基準 1.0≦差圧≦5.9

戻る

DPD差圧基準値の表示

手順

→←キーで画面上ソフトキー基準を選択し、ENT

キーをONする。

DPD基準値表示に移行する・

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

DPD差圧基準値の表示

手順

↑↓キーでページを切替え、エンジン型式と基準値の

表示を確認する。

ENTキーで差圧測定画面に戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

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強制再生は手順を守り、確実な作業をしてください。

また、再生温度が上がらない、再生が終了しない、開始しないなど、排気シャッターやEGRバルブ

インジェクタなどの不具合で正常に行えない場合は、当社お客様相談窓口にご連絡ください。

DPD 差圧チェック

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最大差圧 5.6kPa

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エンジン回転数 3100rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 210 ゚ C

排気差圧 5.6kPa

戻る

基準 記録

DPD 差圧チェック

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最大差圧 5.6kPa

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エンジン回転数 3100rpm

エンジン水温 80 ゚ C

排気温度 1 200 ゚ C

排気温度 2 210 ゚ C

排気差圧 1.0kPa

戻る

基準 記録

表示項目選択

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DPD 差圧チェック

DPD 強制再生

DPD 差圧チェック

登録

削除

表示

メモリ4

アクセルを連続して全開にし、排気温度 1 が規定温度

に達したときのDDPD差圧を測定する。

最大差圧のホールド

DPD差圧測定を行うと測定中の最大差圧をホールドし

ます。

ENTキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

測定中のデータを記録します。

手順

測定前に→←キーで画面上ソフトキー記録を選択。

差圧測定中の最大差圧に達したとき、ENTキーを

ONして記録画面に移行する。

ENTキーで記録に移行します。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。

画面上ソフトキー登録が選択されている状態で

ENTキーをONするとデータを記録できます。

手順

→←キーで削除、表示を選択しENTキーONで

実行する。

ENTキーで記録に移行します。

ESCキーでメモリ関連作業メニューに戻る。