システム監視サービス説明書ユーザーズガイド...

システム監視サービス説明書


ユーザーズガイド/監視項目説明

第１．０版

富士通株式会社

２０１８年３月


All Rights Reserved, Copyright FUJITSU LIMITED 2018


第１.０版

発行日 2018年 3月

All Rights Reserved, Copyright © 富士通株式会社

本書は、改良のため予告なく変更することがあります。

本書の無断複製・転載を禁じます。



はじめに

■このたびは「FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス（以下、本サービスとします）」

をご検討いただき、誠にありがとうございます。

この「FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービスユーザーズガイド（以下、本書とします）」

は、本サービスをご契約いただいたお客様、またはご採用いただくお客様のための資料です。下記に

つきましてご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

１．ご検討中のお客様は、本書を本サービスご採用可否のご判断のためにのみ、ご参照願います。

２．本書および本書の内容について、第三者へご開示/ご提供ならないようにお願いいたします。

３．発行元の許可なく、本書の記載内容を複写／転写することを禁止します。

本書には本サービスをご採用いただくための情報を記載しています。

ご契約いただいたお客様は、ご利用前に本書をよくお読みの上、本サービスをご利用ください。なお、

本書は大切に保管してください。

ご採用いただけないお客様は、お客様の責任で本書をすみやかに廃棄願います。

本書の作成にあたって、細心の注意を払い可能な限り分かりやすい記載に努めていますが、本書の記

述に誤りや欠落があっても弊社はいかなる責任も負わないものとします。本書及びその記述内容は予

定なく変更される場合があります。

本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編しないでください。

免責事項について

・本サービスのマニュアルに記載されていない操作を行なったことで思わぬ誤動作や、予期せぬ課

金が発生した場合であっても一切の責任を負いません。

・本サービスの利用、または利用できなかったことにより万が一損害（業務の中断・データの破損/

損失・事故などによる損害や第三者からの賠償請求の可能性を含む）が生じたとしても、責任を一

切負いません。



目次

1. FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービスについて .................................................................. 1 2. 監視種別 .................................................................................................................................................... 1 3. 提供機能 .................................................................................................................................................... 2 4. サービス利用開始から契約のながれ ......................................................................................................... 3

4.1. サービス利用 ...................................................................................................................................... 3 4.1.1 契約関連手順 ............................................................................................................................... 3 4.1.2 ヘルプデスク問い合わせ・申請手順 ......................................................................................... 16 4.1.3 契約情報の参照手順 ................................................................................................................... 17

5. 監視項目 .................................................................................................................................................. 18 6. 障害レベル ............................................................................................................................................... 19 7. 監視項目について .................................................................................................................................... 20 7.1. URL監視 ............................................................................................................................................ 20 7.2. ping監視 .......................................................................................................................................... 21 7.3. ポート監視 ....................................................................................................................................... 22 7.4. CPU負荷監視 ..................................................................................................................................... 23 7.5. メモリ負荷監視 ................................................................................................................................ 24 7.6. ディスク使用量監視 ......................................................................................................................... 25 7.6.1. Linuxサーバの場合 .................................................................................................................. 25 7.6.2. Windows サーバの場合 ............................................................................................................... 26

7.7. プロセス監視 .................................................................................................................................... 27 7.8. サービス監視 .................................................................................................................................... 28 7.9. ファイルシステム名確認方法（Linux サーバ） ............................................................................... 29 7.10. プロセス名確認方法（Linuxサーバ） ............................................................................................ 30


1 All Rights Reserved, Copyright FUJITSU LIMITED 2018

1. FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービスについて本サービスでは、K5 IaaS上のお客様業務サーバを中心に、パブリッククラウド・プライベートクラウド・

オンプレミス環境が混在するシステム環境において、一括して「監視」「通報」を提供するサービスです。

外部ネットワークに配備された対象機器の監視に加え、お客様環境内に監視プロキシサーバを配備し、監視

対象サーバへ監視エージェントを導入することで、内部ネットワークに配備された対象機器を監視するこ

とができます。

2. 監視種別本サービスでは、表 1にある 3つの監視種別に大別された監視を実施します。

表 2.1. 監視種別一覧

監視種別説明

URL 監視 Internet から接続可能な監視対象 URL のウェブシステムが動作しているかを監視

します。

死活監視監視対象のコンピュータやシステムが動作しているかを監視します。

監視パック上記死活監視に追加して、監視対象の CPU やメモリ、ディスクなどの負荷、使用

量、プロセス稼働数やサービス(Windows)の稼働状況を監視します。

※ 契約途中の監視種別間プラン変更はお受けできません。プラン変更が必要な場合、解約後新規契約とな

ります。



3. 提供機能本サービスでは第 1 章で説明した 3 つの監視種別ごとに以下の機能を用意しております。お客様の環境に

合わせて、最適な監視種別を表 2の監視項目から選択してください。

詳細な監視項目につきましては本書 5.以降の章をご参照ください

表 3.1. 提供機能一覧

監視対象機能提供メニュー

URL監視死活監視監視パック

外部

サーバ URL監視 ○ ○ ○

内部

サーバ

死活監視

(URL/ping/ポート) － ○ ○

リソース監視

(CPU/メモリ/ディスク) －－ ○

業務監視機能

(プロセス/サービス) －－ ○

監視画面

(ダッシュボード) ○ ○ ○

障害メール通知 ○ ○ ○

各機能概要 ●「URL 監視」機能

DMZ に配置された Internet から直接アクセス可能なサーバ向けの機能監視対象 URL に対し、応答時間

の閾値監視と、指定された要求文字列の有無を監視します。 ●「死活監視」機能（本機能は Internet から直接アクセスできない内部サーバ向けの機能となります。）

・監視対象 URL に対し、応答時間の閾値監視と、指定された要求文字列の有無を監視します。・監視対象サーバの 1 ポート(TCP)に対し、 ICMP ping を送信することで、死活監視します。・DMZ に配置されたサーバに対しての死活監視は、内部サーバと同様の経路を利用して監視します。

●「リソース監視」機能（本機能は Internet から直接アクセスできない内部サーバ向けの機能となります。）・監視対象 CPU に対し、全コアの使用率の平均値を監視します。・監視対象メモリに対し、使用率を監視します。・Linux は 1 ファイルシステム、Windows は 1 パーティションに対し、使用率を監視します。

●「業務監視」機能（本機能は Internet から直接アクセスできない内部サーバ向けの機能となります。）

・監視対象プロセスに対して、プロセス数を監視します。・監視対象 Windows サーバのサービスに対して、死活を監視します。

●「監視画面」機能

・システム全体の状況を把握するための Web 画面を提供します。・監視対象の CPU・メモリ・ファイルシステムまたはパーティションの使用率を確認できます。・監視対象 URL の 1 秒あたりのダウンロードスピード・レスポンスタイムを確認できます。・監視対象サーバのポート、ping 状況を確認できます。・監視対象サーバで稼動するプロセス数、サービス死活情報を確認できます。・過去発生した障害の履歴を確認できます。

●「障害メール通知」機能

・各種監視機能が問題を検知した場合に、指定されたメールに対して通知をします。・複数の監視サーバが個別に監視しているため、通知メールは複数送信されます。



4. サービス利用開始から契約のながれ 4.1. サービス利用

ここでは、システム監視サービスを利用する上での、新規契約・契約変更・解約するための契約関連手

順と、パスワード忘却時の設定や各種情報参照などを依頼する際のヘルプデスク申請手順、契約情報の参

照手順について説明します。

4.1.1 契約関連手順システム監視サービスでの新規申込、変更申込、解約申込の際は、申込書での契約が必要となります。

担当営業経由で下記申込書を入手して、必要事項を記載した上でExcelデータ、及び社印を押印後の原紙ま

たはPDFを担当営業に提出してください。

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス監視パック新規申込書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス死活監視新規申込書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス URL監視新規申込書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス監視パック変更申込書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス死活監視変更申込書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス URL監視変更申込書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス解約申込書

正式に弊社受領後に、担当営業経由で下記請書を通知いたします。

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス監視パック申込請書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス死活監視申込請書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス URL監視申込請書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス監視パック変更申込請書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス死活監視変更申込請書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス URL監視変更申込請書

FUJITSU Cloud Service K5 システム監視サービス解約申込請書

4.1.1.1.新規申込方法システム監視サービスを利用するには、事前にK5サービスのご契約が必要です。またK5サービスご契

約後に、PaaSポータルサービスにログインし、以下情報を登録して下さい。

PaaSポータルの利用方法、PaaSポータルでのサービス登録方法などについては、以下のURLで公開

されている、『K5ポータルユーザーズガイド』および『PaaSサービスポータルユーザーズガイド』を

参照してください。

http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/k5/document/

表 4.1.1.1.1. K5 ポータル登録情報

項目名称利用目的 1 契約番号申込書、サービス利用後のヘルプデスク申請時に必要

（入力項目） 2 ユーザー名／パスワード K5 ポータルのログイン時に必要

・システム監視サービスの利用情報を K5 ポータルにて参照するこ

とができます。

・システム監視サービス監視画面には利用できません。 3 サービスグループ申込書に必要（入力項目）

4 サブサービスグループ申込書に必要（入力項目）


1

新規申込の流れは下記となります。

URL監視

1. サービス契約者から弊社担当営業に申込書（Excel、及び社印押印後の原紙またはPDF）をご提出。

2. ヘルプデスクより、申込書に記載されたシステム監視サービス情報送付先のe-mailアドレス（以下、

お客様情報送付先）に疎通確認完了/サービス利用開始通知ならびに暫定パスワードを送付（送付され

る暫定パスワードの参照URLには、有効期間(1日)が設定されていますのでご注意願います。また、弊

社担当営業が窓口へ申込をしてから、上記通知が届くのに5営業日を目安とします。）

3. 弊社担当営業よりサービス契約者に利用開始通知（申込請書）をメールでご連絡

本サービスは利用開始の前に初期設定が必要です。サービス利用開始予定日の5営業日前までに申込書を

ご提出ください。また、申込が想定以上に集中した場合には5営業日を上回ってしまう可能性がありま

す。利用開始日は、疎通完了/サービス利用開始通知をご確認ください。

申込書での入力が必要な項目については、下記の「表4.1.1.1.2. URL監視新規申込書項目一覧」を参

照してください。

表 4.1.1.1.2. URL 監視新規申込書項目一覧

No. 項目名 ◎必須

△任意

説明補足

1 申込日 ◎ 申込日を記入してください－

2 開始希望日 ◎ サービスを利用開始する希

望日を記入してください。

開始希望日の５営業日前まで

に申込書の提出が必要です。

3 契約番号 ◎ K5契約番号を記入してく

ださい。

K5ポータル登録時に払い出さ

れます

4 サービスグループ ◎ PaaSポータルで利用サー

ビスをグルーピングして表

示するための情報です。作

成済のサービスグループ、

サブサービスグループをご

記入ください。

詳細はPaaSサービスポータル

ユーザーズガイド「2.2サービ

スグループ情報管理」をご参

照ください。

5 サブサービスグループ ◎ 同上同上

6 申込サービス種別 - URL監視固定

7 URL監視数 ◎ 対象となるURL監視対象の

数量を入力ください。

別紙に対象となる設定項目を

数量分ご記載ください。

8 氏名 ◎ ユーザーの暫定パスワード

およびPSK鍵等の情報を送

付する際のお名前として使

用します。

－


2

9 e-mailアドレス ◎ ユーザーの暫定パスワード


付する際のe-mailアドレス

に使用します。

暫定パスワードおよびPSK鍵

は、別途ヘルプデスクより、

このe-mailアドレスに送付し

ます。

送付される暫定パスワードの

参照URLには、有効期間(1日)が設定されていますのでご注

意願います。

（別紙） ◎ 別紙記載の説明に従い記入

をお願いします。

死活監視/監視パック



お客様情報送付先）に設定完了ならびに暫定パスワード、PSK鍵を送付（送付される暫定パスワード

の参照URLには、有効期間(1日)が設定されていますのでご注意願います。また、弊社担当営業が窓口

へ申込をしてから、上記通知が届くのに5営業日を目安とします。）

3. お客様にて監視Proxy、監視Agentのインストール、ならびに通信許可設定を実施頂きます。実施完了

後ヘルプデスクまで構築完了のご連絡（30日間ご連絡を頂けない場合は、自動的に課金を開始させて

いただきます）

また、ヘルプデスクにご連絡の際は、メール本文に以下内容をご記載ください。

契約番号：xxxxxxxx（契約番号をご記載ください）

サービス名：システム監視サービス

サービス申込番号：XXXXXXXXXXXXXXXX（メールにて通知のありました番号をご記載ください）

連絡事項：Proxy/Agent導入完了

4. ヘルプデスクよりお客様情報送付先に疎通確認完了/サービス利用開始通知をメールでご連絡

（構築完了のご連絡を頂いてから上記通知が届くのに3営業日を目安とします。）


本サービスは利用開始の前に初期設定ならびにご希望のお客様での監視Proxy、監視Agentのインストール

が必要です。サービス利用開始予定日の10営業日前までに申込書をご提出ください（お客様での監視

Proxy、監視Agentのインストール作業を2日と想定）。

また、申込が想定以上に集中した場合、お申込み頂いた監視サーバの対象台数が5台を超える場合、お客

様での監視Proxy、監視Agentインストール作業が2日を超える場合には10営業日を上回ってしまう可能性

があります。利用開始日は、疎通完了/サービス利用開始通知をご確認ください。

申込書での入力が必要な項目については、下記の「表4.1.1.1.3.死活監視新規申込書項目一覧」「表

4.1.1.1.4.監視パック新規申込書項目一覧」を参照してください。


3

表 4.1.1.1.3. 死活監視新規申込書項目一覧


△任意

説明補足




開始希望日の10営業日前まで



ださい。


れます










照ください。


6 申込サービス種別 - 死活監視固定

7 監視対象サーバ台数 ◎ 監視対象となるサーバ数を

ご記入ください

標準でサーバ1台当たりURL監

視×2、ping監視×1、ポート

監視×1までの監視が可能で

す。別紙に対象となる設定項

目を数量分ご記載ください。

また、監視ProxyサーバのOS監

視を実施する場合は、監視対

象サーバ台数に監視Proxyサー

バ数量を追加ください

8 監視 Proxyサーバ導入台

数

◎ 通常1台でご記入下さい。監視対象サーバが300台を超え

る場合、もしくは互いに疎通

できない複数ネットワーク間

に監視対象サーバが跨る場合

は各々のネットワークにProxy

サーバが必要になります

9 URL 監視追加数 △ サーバ1台ごとの標準数を

超える監視を行いたい場

合、追加を行う総数（全サ

ーバで追加を行う合計値）

をご記入下さい


サーバ毎にご記載ください。

10 ポート監視追加数 △ 同上同上

11 Ping監視追加数 △ 同上同上


4




用します。

－








ます。



意願います。



表 4.1.1.1.3. 監視パック新規申込書項目一覧


△任意

説明補足







ださい。


れます










照ください。


6 申込サービス種別 - 監視パック固定


5

7 監視対象サーバ台数 ◎ 監視対象となるサーバ数を

ご記入ください



監視×1、CPU監視×1、メモリ

監視×1、HDD監視×1、プロセ

ス/サービス監視×5までの監

視が可能です。別紙に対象と

なる設定項目を数量分ご記載

ください。





8 監視 Proxyサーバ導入台

数

◎ 通常1台でご記入下さい。監視対象サーバが300台を超え

る場合、もしくは互いに疎通

できない複数ネットワーク間

に監視対象サーバが跨る場合

は各々のネットワークにProxy

サーバが必要になります

9 URL 監視追加数 △ サーバ1台ごとの標準数を

超える監視を行いたい場

合、追加を行う総数（全サ

ーバで追加を行う合計値）

をご記入下さい


サーバ毎にご記載ください。



12 CPU 監視追加数 △ 同上同上

13 メモリ監視追加数 △ 同上同上

14 HDD 監視追加数 △ 同上同上

15 プロセス・サービス監視

追加数

△ 同上同上




用します。

－


6








ます。



意願います。




7

4.1.1.2.変更申込方法各監視種別に対する監視対象サーバ追加/削除、監視Proxyサーバ追加/削除、URL監視項目追加/削除、

ping監視項目追加/削除、ポート監視項目追加/削除、CPU監視項目追加/削除、メモリ監視項目追加/削

除、HDD監視項目追加/削除、プロセス/サービス監視項目追加/削除についての変更申込の流れは下記とな

ります。

URL監視



お客様情報送付先）に疎通確認完了/サービス利用開始を通知（弊社担当営業が窓口へ申込をしてか

ら、上記通知が届くのに5営業日を目安とします。）


本サービスは変更にあたり設定が必要です。サービス利用開始予定日の5営業日前までに申込書をご提出

ください。また、申込が想定以上に集中した場合には5営業日を上回ってしまう可能性があります。利用

開始日は、疎通完了/サービス利用開始通知をご確認ください。

申込書での入力が必要な項目については、下記の「表4.1.1.2.1.URL監視変更申込書項目一覧」を参照

してください。また、申込書別紙記載内容については別紙注意事項をご参照ください

表 4.1.1.2.1. URL 監視変更申込書項目一覧


△任意

説明補足







ださい。


れます

4 サービス申込番号 ◎ システム監視サービス申込

時に付与された番号をご記

入下さい。

－

[現プラン契約情報] 以下項目に対して現在の契

約数の記入をお願いします


6 URL 監視追加数 ◎ 現在の契約数の記入をお願

いします

[追加申込情報] 以下項目に対して追加数の

記入をお願いします



8

8 URL 監視追加数 △ 追加を行う数をご記入下さ

い。

[削除申込情報] 以下項目に対して削除数の



10 URL 監視追加数 △ 削除を行う数をご記入下さ

い。


9

死活監視/監視パック

◎監視Proxyサーバ/監視対象サーバ追加を伴う場合


2. ヘルプデスクより、申込書に記載されたシステム監視サービス情報送付先のe-mailアドレスに設定完

了通知をご連絡（弊社担当営業が窓口へ申込をしてから、上記通知が届くのに5営業日を目安としま

す。）

3. お客様にて監視Proxy、監視Agentのインストール、ならびに通信許可設定を実施頂きます。実施完了

後ヘルプデスクまで構築完了のご連絡（30日間ご連絡を頂けない場合は、自動的に課金を開始させて

いただきます）

また、ヘルプデスクにご連絡の際は、メール本文に以下内容をご記載ください。

契約番号：xxxxxxxx（契約番号をご記載ください）

サービス名：システム監視サービス

サービス申込番号：XXXXXXXXXXXXXXXX（メールにて通知のありました番号をご記載ください）

連絡事項：Proxy/Agent導入完了




◎監視Proxyサーバ/監視対象サーバ追加を伴わない場合（リソース追加／削除、サーバ削除など）





本サービスは変更にあたり設定が必要です。監視Proxyサーバ/監視対象サーバ追加を伴う場合、お客様

での監視Proxy、監視Agentのインストールが必要です。サービス利用開始予定日の10営業日前までに申込

書をご提出ください（お客様での監視Proxy、監視Agentのインストール作業を2日と想定）。

また、申込が想定以上に集中した場合、お申込み頂いた監視サーバの対象台数が5台を超える場合、お客

様での監視Proxy、監視Agentインストール作業が2日を超える場合には10営業日を上回ってしまう可能性

があります。利用開始日は、疎通完了/サービス利用開始通知をご確認ください。

サーバの追加/削除が伴わない場合は、サービス利用開始予定日の5営業日前までに申込書をご提出くださ

い。また、申込が想定以上に集中した場合には5営業日を上回ってしまう可能性があります。利用開始日

は、疎通完了/サービス利用開始通知をご確認ください。

申込書での入力が必要な項目については、下記の「表4.1.1.2.2.死活監視変更申込書項目一覧」「表

4.1.1.2.3.監視パック変更申込書項目一覧」を参照してください。また、申込書別紙記載内容について

は別紙注意事項をご参照ください


10

表 4.1.1.2.2. 死活監視変更申込書項目一覧


△任意

説明補足







ださい。


れます



入下さい。

－




6 監視対象サーバ台数 ◎ 現在の契約数の記入をお願

いします

7 監視 PROXYサーバ導入台

数

◎ 同上

8 URL 監視追加数 △ 同上

9 ポート監視追加数 △ 同上

10 Ping監視追加数 △ 同上




12 監視対象サーバ台数 △ 追加する数量をご記載くだ

さい








数

△ 追加する数量をご記載くだ

さい



14 URL 監視追加数 △ 追加を行う総数（全サーバ

で追加を行う合計値）をご

記入下さい。

また、監視サーバ1台当た

りの標準枠内での追加/削

除の場合は、合わせて枠内

で追加を行う総数（全サー







なる設定項目をサーバ毎にご


11

バで追加を行う合計値）を

ご記入下さい。

記載ください。




12




18 監視対象サーバ台数 △ 削除する数量をご記載くだ

さい




数

△ 削除する数量をご記載くだ

さい



20 URL 監視追加数 △ 削除を行う総数（全サーバ


記入下さい。


りの標準枠内での削除の場

合は、合わせて枠内で削除

を行う総数（全サーバで追

加を行う合計値）をご記入

下さい。











表 4.1.1.2.3.監視パック変更申込書項目一覧


△任意

説明補足







ださい。


れます



入下さい。

－




6 監視対象サーバ台数 ◎ 現在の契約数の記入をお願

いします


数

◎ 同上

8 URL 監視追加数 △ 同上

9 ポート監視追加数 △ 同上


13

10 Ping監視追加数 △ 同上

11 CPU 監視追加数 △ 同上

12 メモリ監視追加数 △ 同上

13 HDD 監視追加数 △ 同上


追加数

△ 同上




16 監視対象サーバ台数 △ 追加する数量をご記載くだ

さい








数

△ 追加する数量をご記載くだ

さい



18 URL 監視追加数 △ 追加を行う総数（全サーバ


記入下さい。


りの標準枠内での追加/削

除の場合は、合わせて枠内

で追加を行う総数（全サー

バで追加を行う合計値）を

ご記入下さい。















追加数

△ 同上同上




26 監視対象サーバ台数 △ 削除する数量をご記載くだ

さい




14


数

△ 削除する数量をご記載くだ

さい



28 URL 監視追加数 △ 削除を行う総数（全サーバ


記入下さい。


りの標準枠内での削除の場

合は、合わせて枠内で削除

を行う総数（全サーバで追

加を行う合計値）をご記入

下さい。















追加数

△ 同上同上


15

4.1.3.解約申込方法解約申込の流れは下記となります。

1. サービス契約者から弊社担当営業に解約申込書をご提出(Excel、及び社印押印後の原紙またはPDF)

2. 弊社担当営業よりサービス契約者に解約完了通知(解約申込請書)をメールでご連絡(弊社担当営業が窓

口へ申込をしてから、弊社担当営業に解約完了通知が届くのに5営業日を目安とします）。

本サービスの解約は月度単位にて行いますので、月額料金については解約月（解約申込請書に記載されて

いる解約日の月）についても発生します。日割り計算はいたしません。

本サービスの解約処理は、解約希望日から5営業日前までに申込書の提出が必要です。

解約年月日の翌日以降に、本サービスを利用することはできませんので、ご注意ください。

なお、解約年月日の翌営業日にサービス側作業を行うため、アラート通知メールが解約年月日の翌営業日

以後も送付される場合があります。

解約申込書での入力が必要な項目については、下記の「表 4.1.3.1. 解約申込書項目一覧」を参照して

ください。

表 4.1.3.1. 解約申込書項目一覧


△任意

説明補足


2 解約希望日 ◎ サービスを解約する希望日

を記入してください。

解約希望日の5営業日前までに

申込書の提出が必要です。


ださい。


れます



入下さい。

－


16

4.1.2 ヘルプデスク問い合わせ・申請手順下記の各種申請につきまして、ヘルプデスクにメールで申請してください。申請から 3 営業日を目安に作

業を完了して、ヘルプデスクからメールで結果を回答いたします。

表 4.1.2.1.ヘルプデスク項目一覧

No. 申請名申請種別補足

1 監視項目変更依頼監視項目

変更依頼

変更依頼書（別紙）をヘルプデスクまで送付ください。変更可

能項目は以下になります。

2 その他問合せ問合せヘルプデスクにメールにてお問い合わせください

表4.1.2.2. ヘルプデスク経由での変更可能項目

項目設定項目

設定項目アカウント

アカウント追加

パスワード再設定

PSK鍵 PSK鍵再通知

基本設定アカウント削除

アラート通知メール送付先変更

復旧メール通知

URL監視障害レベル

監視間隔

タイムアウト

要求文字列

連続検出回数

死活監視(ping/ポート) 監視間隔

障害レベル

CPU/メモリ監視障害レベル

CPU使用率閾値

メモリ使用率閾値

監視間隔

連続検出回数

ディスク監視障害レベル

ディスク使用率閾値

監視間隔

連続検出回数

プロセス監視（Linux）監視間隔

稼働数閾値

より多い／より少ない

障害レベル


17

サービス監視（Windows）監視間隔

障害レベル

4.1.3 契約情報の参照手順

K5ポータルを利用することで、システム監視サービスの契約情報を参照することができます。

4.1.3.1. K5ポータルの利用方法 K5ポータルでの、システム監視サービスの契約情報を確認する際の利用手順や詳細はK5ポータルの下

記ドキュメントを参照してください。

K5 ポータルユーザーズガイド「7.1 ご利用料金」を参照してください。


18

5. 監視項目

本サービスでは第 1章で説明した 3つの監視種別に分類され、計 8種類の監視項目を用意しております。

お客様の環境に合わせて、最適な監視種別を表 5.1. 監視項目から選択してください。

表 5.1. 監視項目一覧

監視項目／監視種別 URL監視死活監視監視パック

URL監視 ○※4 ○ ○

ping監視－ ○ ○

ポート監視－ ○ ○

CPU負荷監視－－ ○

メモリ負荷監視－－ ○

ディスク使用量監視－－ ○

プロセス監視※1 －－ ○

サービス監視※2 －－ ○

監視 PROXYサーバインストール※3 不要必要※5 必要※5

監視 Agentインストール※3 不要必要必要

※1 : プロセス監視は Linux系 OSのみの対応となります。

※2 : サービス監視は Windows系 OS のみの対応となります。

※3 : 監視 PROXYサーバ、監視 Agent インストールはお客様作業となります。インストール手順を記載し

たマニュアルは別紙で提供いたします。監視 PROXY サーバ⇔監視 Agent 間の通信は非暗号化通信となりま

す。（監視 PROXY サーバ⇔本サービス間は暗号化通信となります。）

※4 : 外部ネットワークに配置されているウェブの監視のみが対象となります。

※5 : 監視 Proxyサーバの OS監視を実施する場合は、監視対象サーバとしての費用追加ならびに監視 Agent

の導入が必要となります。


19

6. 障害レベル

本サービスでは監視対象に障害が検知された場合、アラートメールを送信します。検知する障害レベル

は表 6.1. 障害レベル一覧に示す 5段階で設定することができます。

表 6.1. 障害レベル一覧

障害レベル

致命的な障害

重度の障害

軽度の障害

警告

情報

また、障害レベルに応じて最大 3つの宛先にメールを送信する設定を行うことができます。合わせて、

アラート通知の状態が復旧した際に、復旧通知メールを送信する/しない設定を行うことが可能です。

重要度高

重要度低


20

7. 監視項目について

7.1. URL監視

URL監視はお客様が公開しているウェブページアクセスし、ページが正常に表示されていること、またペ

ージが悪意ある第三者に改ざんされていないことを監視します。ウェブ監視を実施する場合、以下の情報

が必要となります。

表 7.1.1. ポート監視必要情報一覧

必要情報説明

監視対象 URL 監視するウェブページの URLです。

タイムアウト時間(秒) ウェブページにアクセスしてから応答なしと判断するまで時

間です。

文字列監視対象 URL へのアクセス後、正常にページが表示されたと

判断するウェブ画面上に表示される文字列を指定します※。

※文字列がウェブページ上に存在しなかった場合、ページに

何らかの改竄または、異常によりページが正常に表示されな

かったと判断し、アラートメールを送信します。

監視間隔(秒) ウェブページへのアクセスを実施する時間間隔(秒)です。

以下の 3つから選択可能です。

180秒

300秒

600秒

障害レベル第 3章の 5種類の障害レベルから選択することができます。

URL監視では、以下の制限があります。

アクセスに認証(ユーザ ID、パスワード入力)が必要なウェブページの監視は本サービスでは対象外と

させていただきます。

ウェブページ上で再生される動画、音声案内の監視(音や映像が想定通りに再生されるか)は対象外と

させていただきます。

監視種別：URL監視のご契約においては、外部に公開されたウェブページの監視が対象となります。

お客様社内で限定公開されているウェブページ(たとえば業務管理サイト)の監視には以下の設定が必要

となります。

監視種別：死活監視/監視パックいずれかをご契約頂き、お客様環境内に監視 Proxy サーバの設置を行

う。

監視対象 URLに対して監視 Proxy サーバからのアクセスを許可する。


21

7.2. ping監視

ping監視は監視対象サーバへ ICMP pingを送信することで、監視対象が稼働していることを確認します。

ping監視を実施する場合、以下の情報が必要となります。

表 7.2.1. ping監視必要情報一覧

必要情報説明

監視対象ネッ

トワーク

外部ネットワークインターネットを経由して本サービスの監視サーバから ICMP

pingを送信し、サーバの状態を監視します。

内部ネットワークお客様環境内に設置された監視 Proxy サーバから ICMP ping

を送信し、サーバの状態を監視します。

監視間隔(秒) ICMP pingを実施する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒


ping監視ではお客様環境で以下の設定がされている必要があります。

外部ネットワークを実施する場合

- 監視対象にグローバル IPアドレスが割り振られている。

- 監視対象が DMZ(非武装地帯)に設置されている。

- ファイアーウォールのルールで内部に設置された監視 Proxy サーバからの ICMP ping が許可さ

れている。

内部ネットワークを実施する場合

- お客様環境内に監視 Proxyサーバが設置されている。

- 監視対象が監視 Proxy サーバからの ICMP pingを許可している。


22

7.3. ポート監視

ポート監視は監視対象でアプリケーションが応答するポートに対してアクセスし、アプリケーションが

稼働していることを確認します。ポート監視を実施する場合、以下の情報が必要となります。

表 7.3.1. ポート監視必要情報一覧

必要情報説明

ポート番号監視するポート番号です。

監視対象ネットワー

ク

外部ネットワー

ク

インターネットを経由して本サービスの監視サーバからアプ

リケーションが応答するポートにアクセスします。

内部ネットワー

ク

内部ネットワークに設置された監視 Proxy サーバから監視対

象のアプリケーションが応答するポートにアクセスします。

監視間隔(秒) ポートアクセスを実施する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒


ポート監視ではお客様環境で以下の設定がされている必要があります。

外部ネットワークを実施する場合

- 監視対象にグローバル IPアドレスが割り振られている。

- 監視対象が DMZ(非武装地帯)に設置されている。

- ファイアーウォールのルールで内部に設置されたProxyサーバからの監視対象のポートアクセス

が許可されている。

内部ネットワークを実施する場合

- お客様環境内に監視 Proxyサーバが設置されている。

- 監視対象が監視 Proxy サーバからのポートアクセスが許可されている。

ポート監視では、以下を前提条件としています。

監視対象は TCP接続ポートのみとなります。


23

7.4. CPU負荷監視

監視対象の CPU 負荷(使用率)を監視します。CPU 負荷監視を実施する場合、以下の情報が必要となりま

す。

表 7.4.1. CPU負荷監視必要情報

必要情報説明

CPU使用率閾値(%) 障害アラートを送信する CPU負荷の閾値(%)です。

監視間隔(秒) CPU負荷を確認する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒

連続検出回数 CPU負荷閾値より大きい値が本項目で設定された回数を超えて検知された場

合にアラートを送信します。


CPU負荷監視ではお客様環境で以下の設定がされている必要があります。

お客様環境内に監視 Proxyサーバが設置されている。

監視対象に監視 Agent がインストール・設定されている。

CPU 負荷監視では、以下が前提条件となります。

CPU がマルチコア、マルチスレッドの場合、全コア、全スレッドの平均値を監視データとして取得し

ます。

「CPU使用率閾値(%)」は最大 3段階までとなります。

→段階ごとに「障害レベル」が設定できます。


24

7.5. メモリ負荷監視

監視対象のメモリ負荷(使用率)を監視します。メモリ負荷監視を実施する場合、以下の情報が必要とな

ります。

表 7.5.1. メモリ負荷監視必要情報一覧

必要情報説明

メモリ使用率閾値(%) 障害アラートを送信するメモリ負荷の閾値(%)です。

監視間隔(秒) メモリ負荷を確認する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒

連続検出回数メモリ負荷閾値より大きい値が本項目で設定された回数を超えて検知された

場合にアラートを送信します。


メモリ負荷監視ではお客様環境で以下の設定がされている必要があります。



メモリ負荷監視では、以下が前提条件となります。

「メモリ使用率閾値(%)」は最大 3段階までとなります。



25

7.6. ディスク使用量監視

ディスク使用量監視では監視対象の各ディレクトリ/ドライブ毎の使用率を監視します。

ディスク使用量監視では、お客様環境で以下の設定がされている必要があります。



ディスク使用量監視では、以下が前提条件となります。

「ディスク使用率閾値(%)」は最大 3段階までとなります。


7.6.1. Linuxサーバの場合

監視対象が Linux サーバでディスク使用量監視を実施する場合、以下の情報が必要となります。

表 7.6.1.1. ディスク監視(Linux)必要情報一覧

必要情報説明

ディレクトリ名監視するディレクトリ名です。

監視間隔(秒) ディスク負荷を確認する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒

ディスク使用率閾値(%) 障害アラートを送信するディスク負荷の閾値(%)です。

連続検出回数ディスク負荷閾値より大きい値が本項目で設定された回数を超えて検知され

た場合にアラートを送信します。



26

7.6.2. Windowsサーバの場合

監視対象が Windowsサーバでディスク使用量監視を実施する場合、以下の情報が必要となります。

表 7.6.2.1. ディスク監視(Windows)必要情報一覧

必要情報説明

ドライブ名監視するドライブ名です。

監視間隔(秒) ディスク負荷を確認する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒

ディスク使用率閾値(%) 障害アラートを送信するディスク負荷の閾値(%)です。

連続検出回数ディスク負荷閾値より大きい値が本項目で設定された回数を超えて検知され

た場合アラートを送信します。



27

7.7. プロセス監視

プロセス監視では、Linux系 OS のサーバにおいて、監視対象で稼働している各プロセスの稼働数を監視

します。プロセス監視を実施する場合、以下の情報が必要となります。

表 7.7.1. プロセス監視必要情報一覧

必要情報説明

プロセス名監視対象のプロセス名です。

監視間隔(秒) プロセスの稼働数を確認する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒

稼働数閾値障害アラートを送信するプロセス稼働数の閾値です。

より多い/より少ない監視するプロセスの稼働数が「稼働数閾値」より「多い」または「少ない」

場合にアラートメールを送信します。


プロセス監視では、お客様環境で以下の設定がされている必要があります。



プロセス監視では、以下が前提条件となります。

「稼働数閾値」は最大 3段階までとなります。



28

7.8. サービス監視

サービス監視では、WindowsOSのサーバにおいて、監視対象で稼働しているサービスの死活監視を実施し

ます。

サービス監視を実施する場合、以下の情報が必要となります。

表 7.8.1. サービス監視必要情報一覧

必要情報説明

サービス名※ 監視対象のサービス名です。

監視間隔(秒) プロセスの稼働数を確認する時間間隔(秒)です。


180秒

300秒

600秒


サービス監視ではお客様環境で以下の設定がされている必要があります。



※ スタートメニューを右クリックし、「コントロールパネル」－「サービス」の「名前」欄より監視対象

となるサービス名をご確認ください。


29

7.9. ファイルシステム名確認方法（Linuxサーバ）

本シートでは、「ディスク監視」の「ファイルシステム名」を記入する

監視対象ファイルシステム名の確認方法を説明します。

【前提】

本シートでは以下の項目を前提として説明します。

・ホスト OSが Linux である。

・コマンドライン実行が可能である。

【確認手順】

1. 監視対象であるホスト上で以下のコマンドを実行します。

[user1@test_server ~]$ df -h

2. 「1.」のコマンド実行によって表示される一覧から「Filesystem」列を確認します。

Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on

/dev/xvda2 9.8G 2.9G 6.5G 31% /

tmpfs 848M 0 848M 0% /dev/shm

/dev/xvda1 97M 77M 16M 83% /boot

3. 「2.」で確認した「Filesystem」の列から、監視したい「ファイルシステム名」を

「ディスク Read/Write監視項目設定記入シート」の「ファイルシステム名」に記入してください。

※上記の場合、「/dev/xvda1」、「/dev/xvda2」が監視対象ファイルシステム名となります。


30

7.10. プロセス名確認方法（Linuxサーバ）

本項では、「プロセス監視」の「プロセス名」に記入するホストの

監視対象プロセス名の確認方法を説明します。

【前提】

本項では以下の項目を前提として説明します。

・ホスト OSが Linux である。

・コマンドライン実行が可能である。

【確認手順】

1. 監視対象であるホスト上で以下のコマンドを実行します。

[user@test-zabbix-pro-age ~]$ pstree -p -A

2. 「1.」のコマンドを実行して表示される「init(1)」を起点としたツリーの第一階層に記載されている

親プロセス名

(以下の例では httpdを監視対象とした場合を想定)を確認します。

init(1)-+-abrt-dump-oops(1653)

|-abrtd(1645)

|-acpid(1216)

|-atd(1727)

|-auditd(958)---{auditd}(959)

|-automount(1290)-+-{automount}(1291)

| |-{automount}(1292)

| |-{automount}(1295)

| `-{automount}(1298)

|-certmonger(1742)

|-crond(1713)

|-cupsd(1188)

|-dbus-daemon(1171)

|-hald(1226)-+-hald-runner(1227)-+-hald-addon-acpi(1284)

| | `-hald-addon-inpu(1259)

| `-{hald}(1228)

|-httpd(1662)-+-httpd(3157)

| |-httpd(3158)

| |-httpd(3159)

| |-httpd(3160)


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