メディア 利用・信頼度調査 査報告書 1- 1 - I...

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調査概要 ・調査方法: インターネットによる回答選択方式および自由記述方式 ・調査期間: 2016 年 2 月 19 日~2 月 22 日 ・有効回答: 800 名 ・回答者の属性: -男女別:男性(400 名)、女性(400 名) -世代別:学生(男女各 100 名)、20 代(男女各 100 名)、 40 代(男女各 100 名)、60 代(男女各 100 名) 平成 28 9 30 PR総研 共同ピーアール株式会社 メディア利用・信頼度調査 調 査 報 告 書

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調査概要

・調査方法: インターネットによる回答選択方式および自由記述方式

・調査期間: 2016 年 2 月 19 日~2 月 22 日

・有効回答: 800 名

・回答者の属性:

-男女別:男性(400 名)、女性(400 名)

-世代別:学生(男女各 100 名)、20 代(男女各 100 名)、

40 代(男女各 100 名)、60 代(男女各 100 名)

平成 28年 9月 30日

PR総研

共同ピーアール株式会社

メディア利用・信頼度調査

調 査 報 告 書

調 査 報 告 書

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I 調査総括(エグゼクティブサマリー)

1.メディアの利用度と信頼度 (1)メディアに対する利用率を見ると、一位は「ネット検索」となり大手マスコミである「テ

レビ」や「新聞」を上回る結果となった。 また、「ニュースサイト」の利用率が三位となり「新聞」を上回ることが明らかとなった。 利用率は、一位「ネット検索」二位「テレビ」三位「ニュースサイト」四位「新聞」五位「ライン」の順となった。 (グラフ 1 参照)

(2)このメディアの利用状況を基にクラスター分析した結果、調査対象者をその利用特性から次のように4つのタイプに分類する事が出来た。 ①オピニオン派(17.9%)多くのメディアを駆使して情報を取っている ➁トラディショナルメディア派(32.5%)テレビ・新聞などのトラディショナルメディアを中心として情報収集 ③デジタルメディア派(37.5%)デジタルメディアを駆使し、トラディショナルメディア利用は控えめ ④情報無関心派(12.1%)あまりメディアを利用していない

(グラフ 2 参照)

グラフ 1

グラフ 2

Q1メディア利用度

73.667.9

51.6

33.137.0

6.0

22.1

12.0 13.5

2.9 2.97.8

1.9 4.40.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

12ネット検

1テレ

13ニュ

ース

サイ

ト2新

10ライ

11ホー

ムペ

ージ

9ツイ

ッター

4ラジ

8フェイ

スブ

ック

6専門

雑誌

5週刊

14ニュ

ース

アプ

3業界

7会員

制ネ

ット

1.00

1.50

2.00

2.50

3.00

3.50

4.00

よく利用する たまに利用する めったに利用しない 使わない 平均値

メディア利用から見た クラスタ特性

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

1テレビ

2新聞

3業界紙

4ラジオ

5週刊誌

6専門雑誌

7会員制ネ

ット

8フ

ェイスブ

ック

9ツイ

ッター

10ライン

11ホー

ページ

12ネ

ット検索

13

ュー

スサイト

14

ュー

スアプリ

平均値 オピニオン派 デジタルメディア派 情報無関心派 トラディッショナルメディア派

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(3)これを属性別に分布させたのが下のグラフ 3 である。

オピニオン派はどの属性にも存在するが、年齢が高くなるに従ってやや減少していく傾向

がある。ただし、女性は40代以降急速に少なくなる。

デジタルメディア派は明らかに学生、20代を中心として多数存在する。またその反面

60代男性では極端に少なくなる傾向がある。

トラディショナルメディア派はデジタルメディア派と真逆に年齢が上がるにつれ増加し、

60代でその割合が高くなる。ただし、20代社会人男性には一定の割合存在する。

最後の情報無関心派についてはどの世代にも一定数存在するが、20代の男性。男女学生

に増える傾向が認められた。

グラフ 3

属性別クラスタ構成比

17.9

2825

22

1318

22

8 7

35

28

62

21

32.5

13

2236

68

67

44

64

12.1 1418

914

10 10 8

37.5

45

10

38

61

14

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

合計

男性/学生

男性/

20代

男性/

40代

男性/

60代

女性/学生

女性/

20代

女性/

40代

女性/

60代

オピニオン派 デジタルメディア派 トラディッショナルメディア派 情報無関心派

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2.メディアに対する期待価値

PR総研では、メディアに対するユーザーの期待価値を

メディア期待価値=Σ(要素機能の重要度×要素機能の期待度)

といった形で定義し、今回の調査でその両面を測定し「メディアへの期待価値」を産出した。

(1)要素機能の重要度については、

今回、以下に挙げる13の要素機能の重要度について測定を行った。その結果「情報信頼

性」や「わかりやすさ」についての重要度が高く支持された。(グラフ 4 参照)

グラフ 4

Q2メディア重視度

53.9

43.8 43.8

35.4 38.532.9 31.7 30.1

24.2 21.717.1

9.9 10.4

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

4情報

信頼

12分

かりや

すさ

13運

営主

6アクセ

スの

容易

8公平

1情報

2速報

7検索

10取

材能

5専門

11編

集能

3保存

9双方

向性

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

重視する やや重視する あまり重視しない 重視しないの 平均値

メディア期待価値とは

一般生活者は「メディア」に対して様々な視点から多くのニーズ(要素機能)を持っており、人によりその要素機能に対する「重要度」は異なる。(今回の調査においては基本機能として13の要素機能を設定した。グラフ 4 参照) また、それぞれのメディアの種類に対応して「メディアへの期待」(どの様な要素機能の実現が期待できるか)を持っている。

メディアに対する評価(期待価値)は、自分が抱いているメディアが提供する要素機能への重要度とその実現への期待を乗じたものの総和(Σ)として定義できると考えられる。言い換えると、「自分がメディアに提供して欲しいと考えている要素を実現してくれる可能性の高いメディアこそが、自分にとって「価値のあるメディア」であると言うことができ、これを「メディアに対する期待価値」として数値化するコトにより、メディアを評価する指標とした。

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(2)メディアに対する期待値を表したのが下のグラフ5である。このグラフから明らかなよう

に、一般生活者がメディアに期待していることは、「情報の信頼性」「分かりやすさ」「情報

量」「公平性」に代表される。(各メディアへの期待値の平均より)

しかし、メディア毎に見ると明らかに差が認められる。テレビメディアでは「分かりやす

さ」と「速報性」が大きく期待されるのに対して、新聞メディアに対しては、「情報の信頼

性」や「公平性」「取材能力」が強く期待されるといったことが明らかとなった。

一方デジタルメディア系では、最も利用度の高いネット検索メディアでは、「アクセス性」

「検索性」「情報量」などが強く期待されている。(17 ページ参照)

グラフ 5

メディアに対する期待(トラディッショナルメディア)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

情報

信頼

分か

りやす

情報

公平

取材

能力

速報

アクセ

ス性

編集

能力

専門

検索

運営

主体

保存

双方

向性

調査メディア平均 テレビ 一般新聞 業界紙 週刊誌 専門誌

メディアに対する期待(デジタルメディア)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

情報

信頼

分か

りや

すさ

情報

公平

取材

能力

速報

アクセ

ス性

編集

能力

専門

検索

運営

主体

保存

双方

向性

調査メディア平均 SNS ネット検索 ニュースサイト 企業HP

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(3)先に述べた構成要素の重要度と各メディアへの期待度を基にそれぞれのメディアの利用者

が持つメディアに対する「期待価値」を算出したのが、下の表 1 である。

この表を見ると、全体的に最も期待価値の高いメディアは、「新聞メディア」であり僅差で

「テレビメディア」が続く。デジタルメディアでは「ネット検索メディア」が期待価値三

位につける結果となった。また、伸長著しい「SNS」であるがメディアとしての期待価値

は最下位にとどまり、メディアとしては未だ期待が低いことが明らかとなった。

(4)これを属性別に見ると、40代男性のメディアに対する強い期待を見て取ることが出来る。

これに対して若い世代では相対的にメディアに対する期待が少なく、特に20代社会人女

性は「新聞」「テレビ」に対してもメディア全体の平均にも達しない低い期待価値となった

ことは見逃せない。

(5)このメディアに対する期待価値を利用度との関係でプロットしたのがグラフ 6 である。こ

こで明らかなのは利用度と期待価値には相関関係がないと言うことである。利用度ではト

ップの「ネット検索」であるが、期待価値は「テレビ」や「新聞」には及ばない。同様に

利用率で「新聞」を超える「ネット検索」も期待価値は新聞に大きく水をあけられている。

表 1

グラフ 6

メディア期待価値

一般新聞 テレビネット検

索業界紙 専門誌

ニュースサイト

企業HP 週刊誌 SNS

全体計 61.7 61.4 56.0 53.7 52.6 47.5 44.6 43.0 42.6男性/学生 50.2 53.9 48.4 45.3 50.2 45.4 41.3 40.7 41.1男性/20代 54.8 54.3 57.0 47.6 42.2 49.5 46.6 41.4 42.8男性/40代 65.9 67.2 68.8 74.4 66.6 56.0 52.6 47.6 43.3男性/60代 68.1 69.4 59.0 53.2 50.8 50.4 42.2 43.2 42.2女性/学生 61.4 59.0 52.8 41.6 49.6 43.8 48.3 35.9 49.9女性/20代 47.5 49.8 46.7 53.0 51.4 39.8 38.6 42.9 42.0女性/40代 59.1 61.3 54.9 40.7 47.5 48.2 43.2 47.7 36.0女性/60代 73.4 74.2 60.6 57.5 66.7 46.8 45.3 42.7 34.0全体計 61.7 61.4 56.0 53.7 52.6 47.5 44.6 43.0 42.6オピニオン派 58.1 62.6 59.2 59.9 55.4 53.9 51.2 45.9 52.4デジタルメディア派 58.4 59.5 55.7 42.5 48.1 46.0 43.3 35.4 42.2情報不活性派 43.7 42.2 36.3 39.0 33.1 30.6 25.5 27.7 29.0オールドメディア派 67.8 68.2 58.5 48.4 54.7 48.6 45.5 44.5 33.6

利用度 × 期待価値

1テレビ2新聞

3業界紙

5週刊誌

6専門雑誌

10SNS

11ホームページ

12ネット検索

13ニュースサイト

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

1 1.5 2 2.5 3 3.5 4

利用度

期待

価値

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(6)メディアに対する信頼度を直接尋ねたところ、「一般新聞」「テレビ」の二つのメディアが

高い信頼度を獲得した。次いで「ニュースサイト」「企業HP」「ネット検索」の順となっ

た。逆にSNS系のメディアや「ニュースアプリ」「会員制ネット」については低い信頼度

にとどまった。

また、信頼度と利用度との関係を見ると、緩い相関はあるものの必ずしも信頼度が高くて

も利用率が高くなるわけではない。(グラフ 7 参照)

●「新聞」と「ニュースサイト」を比較すると、ほぼ同様のコンテンツを提供しているに

もかかわらず利用度の高い「ニュースサイト」の信頼度は「新聞」に遠く及ばない。

●最も利用度の高い「ネット検索」の信頼度は新聞/テレビの半分程度

●同じデジタルメディアでも「ニュースアプリ」は「ニュースサイト」に利用度も信頼度

も遠く及ばない

●SNSの中で最も利用度の高い「ライン」でもメディアとしての信頼度は低い

グラフ 7

利用度 × 信頼度

1テレビ

2新聞

3業界紙4ラジオ

5週刊誌

6専門雑誌

7会員制ネット

8フェイスブック

9ツイッター10ライン

11ホームページ12ネット検索

13ニュースサイト

14ニュースアプリ

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

1 1.5 2 2.5 3 3.5 4

利用度

信頼

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(7)更に先に述べた各メディアに対する「要素機能への重要度」が、メディアに対する信頼度と

どのように関係しているかを明らかにするためにロジスティクス回帰分析を行った。

(表 2 参照)

●テレビメディアに対する信頼を支えているのは、「情報の信頼性」に加え、「分かりやすさ」

と「速報性」「専門性」であると考えられる。

●それに対して、新聞メディアの信頼を支えているのは「情報の信頼性」と「分かりやすさ」

はテレビと同じだがそれ以外に「情報量」「公平性」「取材能力」が抽出された。

●ニュースサイトとニュースアプリは大きく異なり、ニュースアプリへの信頼度形成に「取

材能力」が重視される反面「情報の信頼性」が抽出されなかったことが特徴的である。

●また、企業のHPがメディアとして信頼されるためには、「情報の信頼性」に加え、「専門

性」や「運営主体の信頼性」が重視されることが明らかとなった。

表 2

**:1%有意 *:5%有意

χ 2乗検定 テレビ 新聞ネット検

索ニュースアプリ

ニュースサイト

企業HP

情報量 ** *速報性 **保存性

情報の信頼性 ** ** ** * **専門性 * * **アクセスの容易さ *検索性 **公平性 **双方向性 *取材能力 * **編集能力 **わかりやすさ ** **運営主体・企業 **

※信頼度を目的変数としてロジスティック回帰分析を行った結果

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(8)メディアを何故信頼するかを直接尋ねたところ、テレビ・新聞などのトラディショナルメデ

ィアとデジタルメディアではそれぞれ特徴がある。トラディショナルメディアが「責任感」

をトップにあげているのに対して、デジタルメディアでは「利用者の多さ」をトップにあげ、

「責任感」は4位となった。

グラフ 8

メディアの信頼理由

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

責任

利用

者の

多さ

偏りの

ない

情報

提供

メデ

ィアとして

の歴

裏付

け取

メデ

ィアイメー

メデ

ィアとして

の考

え方

権力

に屈

しな

専門

性探

専門

スタッフ

有名

評論

家の

起用

大衆

に迎

合しな

顔の

見え

る編

集長

信頼

する知

人の

利用

友人

・知人

のす

すめ

その

マスメディア ITメディア□マスメディア □デジタルメディア

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3.情報ニーズに対する利用メディアとその信頼性

「世の中の動向把握」「ショッピング」「商品理解」「危機管理」などの情報ニーズ(シーン)を

10通り設定し、そこで「利用するメディア」と「信頼するメディア(3ツ以内に絞って)」

について調査を行った。

(1)その結果を一覧表にまとめたのが下の表 3 である。

●「ネット検索」「テレビ」「ニュースサイト」の3つのメディアはいずれの情報ニーズに対し

ても高い利用度を示した。特に「ネット検索」は、「世の中の動向」「災害危機」の二つのシー

ンで「テレビ」を下回ったがそれ以外のニーズについてはいずれもトップの高い利用を獲得

している。

●「一般新聞」は、多くの情報ニーズに対応して利用されているモノの、「ショッピング」「商

品情報」「料飲店」「趣味」など日常生活周辺ニーズでの利用率がやや下がるといった特徴が

見られた。

●「HP」は今回調査した全16メディアの中で5位の高い利用率を獲得した。中でも「企

業情報」や「商品情報」だけでなく「ショッピング」「趣味対応」「仕事関連」などのニーズ

に対してもよく利用されていることが明らかとなった。

●「友人・知人」については日常生活を中心とした利用構造となっている。中でも「料飲店

情報」については「テレビ」を抜いて二位の利用を獲得している。

●「SNS」メディアは日常生活にかかわる情報ニーズを中心として広く利用がされるように

なっている。

●「口コミサイト」は明らかに日常生活に特化した利用構造となった。特に「商品情報」につ

いては「テレビ」に続く三位の利用率を獲得しているのが特徴的である。

表 3

利用率(%)1世の中の動向利用

2ショッピング利用

3商品利用

4料飲店利用

5趣味利用

6災害利用

7個人危機利用

8公的情報利用

9仕事利用

10企業利用

平均利用率

ネット検索 41.6 50.8 52.6 48.5 57.9 33.5 43.8 31.1 54.9 31.9 44.7テレビ 60.8 29.3 35.9 29.3 27.6 53.4 31.5 30.0 23.5 25.8 34.7ニュースサイト 44.4 22.6 23.1 19.4 22.8 33.9 20.4 18.3 23.9 22.8 25.2一般新聞 32.1 10.8 12.9 8.5 11.6 23.4 17.0 21.1 17.1 17.6 17.2企業HP 6.9 18.3 28.0 14.8 16.1 6.3 8.5 12.8 17.9 40.8 17.0友人・知人 10.4 22.0 19.5 30.5 19.1 8.3 13.1 12.4 12.1 7.4 15.5SNS 17.3 14.4 16.3 15.8 21.0 14.1 6.9 5.6 7.1 8.0 12.7口コミサイト 6.9 23.0 29.9 24.9 12.0 2.6 4.4 3.8 5.0 6.0 11.9専門雑誌 6.3 7.6 10.9 6.6 18.8 3.5 8.6 7.1 20.3 9.6 9.9店舗・店員 4.8 20.5 21.0 10.8 7.9 2.8 4.6 4.4 5.3 5.3 8.7専門家 6.3 2.3 3.9 3.1 7.4 9.3 13.5 9.4 12.1 5.5 7.3ラジオ 13.3 4.8 5.5 4.1 5.3 17.5 6.5 5.5 4.8 5.1 7.2通販サイト 4.4 21.6 19.3 4.0 8.0 2.0 3.0 2.5 4.1 2.8 7.2広告 3.1 12.8 12.4 7.4 6.0 1.5 1.4 5.0 3.1 6.8 6.0業界紙 6.4 3.5 4.9 2.4 6.0 3.0 3.9 5.1 9.5 11.1 5.6週刊誌 8.0 5.9 5.9 5.3 9.0 3.5 3.9 3.5 3.6 4.1 5.3

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(2)今回の調査では利用度と共に信頼度を測定した。そこで利用者の中に占める信頼する割合

を算出し、それぞれのメディアの特徴を洗い出したのが、下のグラフ 9 である。

このグラフから分かるように利用度と利用者の信頼度は緩やかな相関関係を持っている。

しかし、「専門家」や「専門雑誌」は利用者が高くないにもかかわらず利用者からは高い信頼

を獲得するといった特徴を持っている。

グラフ 9

(3)この利用者の信頼度割合を偏差値として再計算したのが下の表 4 である。

●「災害情報でのテレビメディア」「個人的危機に対応した専門家」「企業情報利用に対応し

たHP」の三つはその利用者から非常に高い信頼度を獲得した。

●「口コミサイト」は日常の情報収集に高い信頼度を示した。「友人・知人」も「口コミサイト」

ほどではないがほほ同様に、日常情報でやや高い信頼度が確保された。

●「一般新聞」は「世の中の動向把握」や「危機管理」「公的情報」などに関しては高い信頼

度を獲得しているが、日常の情報に関しては平均の信頼度にも満たない状況となった。

表 4

平均利用率 × 平均信頼割合

ネット検索

テレビ

ニュースサイト

一般新聞

企業HP

友人・知人

SNS

口コミサイト

専門雑誌

店舗・店員

専門家

ラジオ

通販サイト広告

業界紙

週刊誌

R2 = 0.6563

30%

35%

40%

45%

50%

55%

60%

65%

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0

平均利用率

平均

信頼

割合

信頼度歩留まり1世の中の動向利

2ショッピング利用

3商品利用

4料飲店利用

5趣味利用

6災害利用

7個人危機利用

8公的情報利用

9仕事利用

10企業利用

ネット検索 52.2 63.2 56.1 61.5 67.1 52.2 63.6 59.8 68.2 55.7テレビ 65.4 52.5 48.6 53.3 53.6 74.2 62.9 58.9 49.1 53.7ニュースサイト 62.7 45.7 49.0 54.4 53.3 57.7 60.1 52.7 51.8 49.5一般新聞 65.2 48.0 44.6 47.4 55.0 66.0 59.9 66.3 50.9 58.3企業HP 39.7 54.8 56.1 51.1 54.3 56.0 52.1 54.7 54.0 73.5友人・知人 50.8 58.0 52.2 69.2 55.9 48.3 59.1 56.0 55.2 50.5SNS 51.4 49.4 43.2 50.1 56.4 49.1 46.5 37.6 45.5 46.7口コミサイト 41.9 66.6 63.3 60.6 54.9 39.5 37.3 49.5 43.7 51.6専門雑誌 38.5 52.6 44.0 52.8 65.8 59.4 56.2 56.6 64.9 51.6店舗・店員 36.9 57.9 58.7 44.3 42.2 40.4 55.0 40.9 53.8 43.5専門家 44.7 29.4 58.6 45.3 53.7 65.5 76.3 56.6 60.3 55.2ラジオ 48.3 45.1 35.2 46.8 42.0 69.7 48.6 45.2 45.1 41.6通販サイト 32.0 51.6 43.3 39.8 42.8 28.1 46.4 43.7 37.2 37.6広告 35.1 37.5 42.7 44.2 38.5 43.7 46.0 35.9 35.1 42.4業界紙 50.4 34.8 41.2 41.8 42.4 38.5 44.6 52.4 52.8 50.5週刊誌 27.1 40.3 29.7 40.5 41.1 37.0 28.5 48.2 32.0 37.2

※ 利用者に占めるそのメディアを信頼している割合を「偏差値」として表した

※「信頼度歩留まり」とはそのメディアの利用者に絞り込んだ信頼度の割合

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4. インターネットの利用とコンテンツに対する信頼

(1)インターネットを利用するための機器は「自宅PC」が最も多く、僅差で「スマートフ

ォン」が続く。

「自宅PC」については女子学生を除く全ての層で高い利用を得られたのに対して、「ス

マートフォン」は20代女性や男子学生に特化した利用となっている。また「タブレッ

ト」に関しては40代・60代男性の利用率が高くなった。(33 ページ参照)

(2)インターネットコンテンツの利用度と信頼度を見たところ、利用度信頼度とも「ニュー

ス記事」が高い評価を受ける結果となった。また利用度は必ずしも高くないものの利用

者から信頼されているコンテンツとしては、「企業からの情報」や「専門家のコメント」

が示された。(グラフ 10 参照)

スマートフォンの利用率が50%を超えているにもかかわらず、「SNSコンテンツ」に

ついては利用度も上がらず信頼度は低いレベルにとどまっているのが明らかとなった。

ただし、メディアの利用度が高い「オピニオン派」に絞ってみると「SNSコンテンツ」

の利用度はかなり高く今後の利用拡大が期待される結果となった。

グラフ 10

インターネットコンテンツ 利用度 × 信頼度

1ニュース記事

2専門家のコメント

3ユーザーレビュー

4企業からの情報

5著名人ブログ

6一般ブログ 7SNSコンテンツ

8Q&A情報

1ニュース記事O

2専門家のコメントO

3ユーザーレビューO

4企業からの情報O

5著名人ブログO

6一般ブログO

7SNSコンテンツO

8Q&A情報O

R2 = 0.5109

2.25

2.50

2.75

3.00

3.25

1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0

利用度

信頼

◆ 全体平均● オピニオン平均

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5. 企業情報の接触とコンテンツ評価

(1)企業情報を収集した経験は8割の対象者が経験あるとしている。この中で日常的に企業情

報を利用している(よく利用する+たまに利用する)のは4割弱に上っていることが確認

された。(38 ページ参照)

(2)更にその「きっかけ」を尋ねたところ、「商品の検討」や「新商品発売」などの商品廻りの

きっかけが中心となった。次いで「トラブル記事や好意的記事」などのマスコミ報道がき

っかけとなっている。(39 ページ参照)

(3)また、企業情報の収集は8割近い対象者が経験しており、そのうちの4割弱は日常的に企

業情報を収集していることも確認された。企業情報収集手段としては、「HP閲覧」「口コ

ミサイト利用」「情報サイト活用」といった順となった。(43 ページ参照)

(4)またダイレクトに企業から情報を収集する手段としては5割を超える人がメールサービス

を始めとする各種コミュニケーションへ参加していることが確認された。

また、SNS系の「公式アカウント」については未だ利用率は上がっていないモノの、「女

子学生」を中心としてスマホ世代に利用が広がっている。(44 ページ参照)

(5)企業のイメージを形成するのに貢献するコンテンツとしては、「商品・サービス」にまつわ

るモノが挙げられた。次いで「企業HP」「マスコミのマイナス報道」「リスクへの対応」

などが挙げられた。

特に情報感度の高い「オピニオン派」では「経営者の発言」を特に高く挙げる声が認めら

れた。(グラフ 11 参照)

グラフ 11

企業イメージ形成コンテンツ(クラスタ別)

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

商品

・サービ

企業

HP

マス

コミ報道低評価

リスク対応

い合わせ対応

商品提供方法

ットの書き込み

友人知人の評判

消費者の声取り入れ

ユーザーボイス

広告宣伝

マス

コミ報道高評価

情報開示姿勢

社員の発言

経営者の発言

社会貢献活動

専門家の

コメント

全体計 オピニオン派 デジタルメディア派 情報無関心派 トラディッショナルメディア派

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(6)企業が発信するコンテンツに対する評価を見ると、商品廻りのコンテンツについては比較

的満足度が高いものの、「季節の話題」や「企業の社会貢献」などのコンテンツに対する満

足度は低い。(グラフ 12 参照)

グラフ 12

企業コンテンツ評価

10.5 8.6 8.9 7.3 8.4 5.9 5.1 6.4 5

51 53.9 51.4

45.4 44.843.5 43.4 39.5

39.1

24.8 22.5 26.3

33.5 30.431.4 33.4

34.5 36.6

13.8 15 13.5 13.9 16.5 19.3 18.1 19.6 19.3

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

6利用

方法

1新商

2アップ

デー

9クレー

ム対

3イベ

ント案

5ユー

ザー

ボイス

7活動

報告

4季節

の話

8社会

貢献

活動

2

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

2.7

良い やや良い あまり良くない やめて欲しい 平均値

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II 調査結果の概要

1. メディアの利用度

(1)メディアの利用に関しては、「ネット検索」が「テレビ」を押さえ最も高い利用率を獲得し

た。(グラフ 13 参照)

(2)また、「ニュース検索サイト」が「新聞」を抜いて第三位の利用率となった。しかし、今話

題の「ニュースアプリ」は現状では調査した14メディア中12位とまだ全体で見た利用

率は必ずしも高得点を獲得できていない。

(3)伸長著しいSNS系メディアの中では、「ライン」の利用率が「ツイッター」や「フェース

ブック」を押さえ、「新聞」に次いで5位にランクされた。

(4)これを更に対象者属性別に見ると、「ネット検索」や「ニュースサイト」はいずれの属性か

らも利用されているのに対して、SNS系メディアは20代のヤング中心の利用となった。

「ライン」は20代女性に加え男子学生まで取り込んだ利用になっているのに対して、「ツ

イッター」は学生に特化、「フェースブック」は20代社会人女性の利用がやや高くなるも

ののそれ以外の層での利用は進んでいないといった特徴を認めることが出来た。

(5)また、「新聞」に関しては、60代の男女に特化した利用構造を持っているコトが確認され

た。

グラフ 13

Q1メディア利用度

73.667.9

51.6

33.137.0

6.0

22.1

12.0 13.5

2.9 2.97.8

1.9 4.40.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

12ネット検

1テレビ

13ニュー

スサ

イト

2新聞

10ライン

11ホー

ムペ

ージ

9ツイッター

4ラジ

8フェイス

ブック

6専門

雑誌

5週刊

14ニュー

スア

プリ

3業界

7会員

制ネ

ット

1.00

1.50

2.00

2.50

3.00

3.50

4.00

よく利用する たまに利用する めったに利用しない 使わない 平均値

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- 15 -

2. ユーザーのメディアに求めるモノ(要素機能の重要性)

(1)ユーザーがメディアに求める要素機能としては、調査した13項目についてみると、「情報

信頼性」「分かりやすさ」「運営主体の信頼感」「アクセスの良さ」「公平性」といった順と

なった。(グラフ 14 参照)

(2)また、メディアに期待する要素機能の重要性について属性別に大きな差は認められなかっ

た。

グラフ 14

Q2メディア重視度

53.9

43.8 43.8

35.4 38.532.9 31.7 30.1

24.2 21.717.1

9.9 10.4

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

4情報

信頼

12分

かりや

すさ

13運

営主

6アクセ

スの

容易

8公平

1情報

2速報

7検索

10取

材能

5専門

11編

集能

3保存

9双方

向性

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

重視する やや重視する あまり重視しない 重視しないの 平均値

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3. メディアに対する期待

(1)それぞれのメディアについての期待を具体的に13項目について聞いたところ、最も期待

度が高かったのは「情報の信頼性」であり、次いで「分かりやすさ」「情報量」「公平性」

と言った順となった。(グラフ 15 参照)

(2)メディア別に期待内容を見ると、テレビメディアに関しては、「分かりやすさ」「速報性」

「情報の信頼性」について期待されているのに対して、新聞メディアでは「情報の信頼性」

「公平性」「取材能力」「分かりやすさ」「編集能力」が期待されており、微妙な違いを見せ

ている。

また当然のことであるが、業界紙や専門誌は「専門性」に加え、「取材能力」「情報の信頼

性」「編集能力」などが強く期待された結果となった。

グラフ 15

メディアに対する期待(オールドメディア)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

情報

信頼

分か

りや

すさ

情報

公平

取材

能力

速報

アクセ

ス性

編集

能力

専門

検索

運営

主体

保存

双方

向性

調査メディア平均 テレビ 一般新聞 業界紙 週刊誌 専門誌

メディアに対する期待(トラディショナルメディア)

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(3)一方話題のデジタルメディアに関してみると、ネット検索については、「検索性」「ア

クセス性」「情報量」「速報性」「分かりやすさ」が強く期待される結果となった。次いでニ

ュースサイトに関しては、「速報性」「アクセス性」に加え「情報の信頼性」「分かりやすさ」

「情報量」が期待されている結果となった。また、SNSメディアについては「アクセス

性」「速報性」の二つが強く期待される結果となった。(グラフ 16 参照)

(4)最後の企業のホームページメディアについては、「情報の信頼性」に加え「事業主体の信頼」

「分かりやすさ」「専門性」が期待されることとなった。

グラフ 16

(5)それぞれのメディアに対する期待の大きさを見るためにメディア利用者に絞った回答個数

を一覧にしたのが、下の表 5 である。

ここから見えてくることとしては、テレビや一般紙については、40代以上から期待を集

めている反面20代の期待は少ないこと、業界紙や専門誌・ネット検索は40代男性の期

待が多いことがうかがえる。

表 5

メディアに対する期待(ITメディア)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

情報

信頼

分か

りや

すさ

情報

公平

取材

能力

速報

アクセ

ス性

編集

能力

専門

検索

運営

主体

保存

双方

向性

調査メディア平均 SNS ネット検索 ニュースサイト 企業HP

※利用者に絞った期待要素の総量/回答個数

テレビ 一般新聞 業界紙 週刊誌 専門雑誌 SNS 企業HPネット検

索ネット

ニュース全体計 3.7 3.7 3.0 2.0 2.9 1.9 2.1 3.1 2.3男性/学生 2.9 2.6 2.2 1.7 2.7 1.8 1.8 2.4 2.1男性/20代 3.1 3.2 2.5 1.9 2.0 2.0 2.3 3.4 2.6男性/40代 4.2 4.1 4.9 2.3 4.2 2.0 2.8 4.3 3.1男性/60代 4.3 4.3 2.9 1.9 2.7 1.9 1.9 3.4 2.6女性/学生 3.4 3.7 1.8 1.3 2.6 2.5 2.4 2.8 2.0女性/20代 2.6 2.4 3.1 2.0 2.9 1.9 1.6 2.3 1.6女性/40代 3.7 3.5 1.9 2.5 2.5 1.3 2.0 3.1 2.4女性/60代 4.6 4.6 3.2 1.8 4.1 1.0 2.1 3.4 2.1

メディアに対する期待(デジタルメディア)

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4. メディアに対する信頼度

(1)メディアに対する信頼度を直接尋ねたところ、「一般新聞」「テレビ」の二つのメディアが

高い信頼度を獲得した。次いで「ネットニュース」「企業HP」「ネット検索」の順となっ

た。

逆にSNS系のメディアや「ニュースアプリ」「会員制ネット」については低い信頼度にと

どまった。(グラフ 17 参照)

(2)これを更に属性別に見ると、一般紙やテレビは60代を中心として 40 代以上で信頼を獲得

していることが判る。その一方ネットニュースは 40 代以上の信頼は一般紙やテレビに及ば

ないモノの若い男性からの信頼も厚め総合で3番目の支持を獲得することとなった。

グラフ 17

属性別メディア信頼度

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

一般新聞

テレビ

ット

ュー

企業

HP

ット検索

専門雑誌

業界紙

ラジオ

ュー

スアプリ

ツイ

ッター

週刊誌

ライン

ェイスブ

ック

会員制ネ

ット

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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(3)次にトラディショナルメディアとデジタルメディアに分けて信頼する理由を更に聞いたと

ころ、トラディショナルメディアに関しては、「責任感」「利用者の多さ」「偏りのない情報

提供」「メディアとしての歴史」「裏付け取材」などが評価されていることが明らかとなっ

た。その一方IT関連メディアについては、「利用者の多さ」を中心として、「偏りのない

情報提供」「権力に屈しない姿勢」や「責任感」「専門性」などが評価理由として挙げられ

た。(グラフ 18 参照)

(4)トラディショナルメディアを信頼する理由を属性別に見ると、60代の高齢者(特に男性)

が多くの項目で高い評価をしているコトがうかがえる。(グラフ 19 参照)

グラフ 18

グラフ 19

メディアの信頼理由

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

責任

利用

者の

多さ

偏りの

ない

情報

提供

メデ

ィアとして

の歴

裏付

け取

メデ

ィアイメー

メデ

ィアとして

の考

え方

権力

に屈

しな

専門

性探

専門

スタッフ

有名

評論

家の

起用

大衆

に迎

合しな

顔の

見え

る編

集長

信頼

する知

人の

利用

友人

・知人

のす

すめ

その

マスメディア ITメディア

属性別マスメディア信頼理由

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

責任感

利用者の多さ

偏りのな

い情報提供

メデ

ィアとしての歴史

裏付け取材

メデ

ィアイメージ

メデ

ィアとしての考え

権力

に屈しな

専門性探求

専門

スタ

ッフ

有名評論家の起用

大衆

に迎合しな

顔の見える編集長

信頼する知人の利用

友人

・知人のすすめ

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

□トラディショナルメディア □デジタルメディア

属性別トラディショナルメディア信頼理由

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(5)次にデジタルメディアについてその信頼理由を属性別に見ると、40代以上の男性を中心

に多くの信頼理由が示された。逆に女性層からは「利用者が多い」以外の理由はあまり示

されなかった。(グラフ 20 参照)

グラフ 20

属性別ITメディア信頼理由

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

利用者の多さ

偏りのな

い情報提供

権力

に屈しな

責任感

専門性探求

専門

スタ

ッフ

大衆

に迎合しな

メデ

ィアとしての考え

裏付け取材

メデ

ィアイメージ

有名評論家の起用

信頼する知人の利用

友人

・知人のすすめ

メデ

ィアとしての歴史

顔の見える編集長

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

属性別デジタルメディア信頼理由

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(6)この結果を信頼しているメディア別に集計したのが下のグラフ 21 である。

●トラディショナルメディアに関しては、「新聞」「テレビ」では信頼する理由として「責

任感」や「偏りのない情報提供」がその理由としてより強く意識されているのに対して、

「専門誌」や「業界紙」では「専門スタッフ」の存在や「著名な評論家の起用」がより強

く意識される結果となった。

●またデジタルメディアでは、「ニュースアプリ」で「大衆に迎合しない」「権力に屈しな

い」に加え、「友人・知人のすすめ」「メディアイメージ」など信頼を獲得する理由を多岐

にわたってあげる傾向が認められた。

グラフ 21

利用者別メディア信頼理由(オールドメディア)

29 23 23 22 18 17 16 16 14 14 12 11 9 6 4 300

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

責任感

利用者の多さ

偏りのな

い情報提供

メデ

ィアとしての歴史

裏付け取材

メデ

ィアイメージ

メデ

ィアとしての考え

権力

に屈しな

専門性探求

専門

スタ

ッフ

有名評論家の起用

大衆

に迎合しな

顔の見える編集長

信頼する知人の利用

友人

・知人のすすめ

にな

全体平均 一般新聞利用者 テレビ利用者 専門雑誌利用者 業界紙利用者

メディア利用者別信頼理由(ITメディア)

28 16 15 14 13 13 12 11 10 9 7 6 6 5 4 350

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

利用者の多さ

偏りのな

い情報提供

権力

に屈しな

責任感

専門性探求

専門

スタ

ッフ

大衆

に迎合しな

メデ

ィアとしての考え

裏付け取材

メデ

ィアイメージ

有名評論家の起用

信頼する知人の利用

友人

・知人のすすめ

メデ

ィアとしての歴史

顔の見える編集長

にな

全体平均 ネットニュース利用者 企業HP利用者 ネット検索利用者 ニュースアプリ利用者

利用者別メディア信頼理由(トラディショナルメディア)

メディア利用者別信頼理由(デジタルメディア)

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メディア接触のための機器

(1)メディア接触のための機器(媒体)を確認したところ、「テレビ」が最も多く次いで「パソ

コン」「スマホ・タブレット」「新聞」と続く。(グラフ 22 参照)

(2)属性別にメディア機器(媒体)の利用率を見ると、テレビや新聞は高齢の男女中心となっ

ているのに対して、「スマホ・タブレット」は20代の女性や男子学生中心の利用となって

いるコトがうかがえる。

グラフ 22

属性別メディア接触のための機器

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

テレビ

パソ

コン

スマホ

・タブレ

新聞

友人知人

ラジオ

雑誌

携帯電話

店舗店員

ゲー

ム機

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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5. 情報ニーズ(シーン)と利用/信頼メディア

グラフ 23

※「信頼性歩留まり」とは、そのメディアの利用者に絞り込んだ時の信頼度の割合

(1)情報ニーズ別に利用度と信頼度を測定した

「世の中の動向把握ニーズ」についてよく利用されているメディアとしては、「テレビ」「ニ

ュースサイト」「ネット検索」「一般新聞」といった順となった。

また、信頼されているメディアとしては、「一般新聞」が僅差ではあるが、「ネット検索」

を抜いて三位に位置づけられた。これは利用者に占める「信頼する割合」が高いためであ

り、逆に週刊誌のように利用者に占める信頼する割合が著しく低い場合は極端に信頼度が

下がる結果となった。(グラフ 23 参照)

(2)これを更に属性別に見ると、テレビや一般新聞は高齢の女性を中心として60代の男性の

利用率が高くなるのに対して、SNSは女子学生や20代の社会人男女の利用率が高くな

るといった特徴がある。

(3)また、それぞれのメディア利用者に絞って、そのメディアに対する信頼度の割合を見たと

ころ(信頼度歩留まり)

一般新聞の信頼度が一番高くなることが確認された。

世の中の動向メディア利用度(属性別)/信頼度

67.6%64.2%

50.7%

67.3%

49.7%45.9%

49.0%

18.8%

34.8%37.7%

48.4%

33.3%

41.3%

31.3%

25.0%

29.0%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

テレビ

ュー

スサイト

ット検索

一般新聞

SNS

ラジオ

友人

・知人

週刊誌

企業

HP

コミサイト

業界紙

専門雑誌

専門家

店舗

・店員

通販サイト

広告

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 24 -

グラフ 24

(4)次にショッピングニーズのメディア利用についてみると、「ネット検索」「テレビ」「口コミ

サイト」「ニュースサイト」「友人/知人」と言った順で利用されていることがわかる。

これを更にメディアへの信頼度といった点で見ると、「テレビより口コミサイト」「ニュー

スサイトより友人・知人」「通販サイトより店舗・店員」の方が信頼度が高くなると言った

ことが見て取れる。

また、「広告」メディアは一定の利用度となったモノの信頼される割合が低く、全体として

の信頼度は低いと評価された。(グラフ 24 参照)

(5)更にこれを属性別に見ると、いくつかの特徴がうかがえる。

●女性はどの年代でも友人・知人メディアやテレビの利用率が高くなる。

●60代の生活者は「通販サイト」「新聞」「広告」などを利用する割合が高くなる。

●20代の女性でSNSメディアの利用率が高くなる。

(6)そのメディア利用者に絞った信頼度を見ると、ショッピングに関する信頼度は「口コミサ

イト」が最も高くなる個とが確認された。

ショッピングメディア利用度(属性別)/信頼度

64.8%

51.2%

69.1%

42.5%

58.2%

50.0%

58.0%54.1%

47.2%

32.0%

45.4%

51.3%

35.6%

41.7%

28.6%

21.7%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

ット検索

テレビ

コミサイト

ュー

スサイト

友人

・知人

通販サイト

店舗

・店員

企業

HP

SNS

広告

一般新聞

専門雑誌

週刊誌

ラジオ

業界紙

専門家

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 25 -

グラフ 25

(7)商品情報を収集するためのメディアとしては、「ネット検索」「テレビ」「口コミサイト」「企

業HP」「ニュースサイト」が多く使われていることが明らかとなった。

これを信頼度の観点から見ると、口コミサイトの信頼度がテレビのそれを超え二位にラン

クされていることが判る。(グラフ 25 参照)

特に「口コミサイト」や「店舗」を情報元としている人のそのメディアに対する信頼度は

高い。また、利用者は極端に少ないが、「専門家からの情報」はそれ利用している人にとっ

て大きく信頼できるモノと評価されている。

(8)これを更に属性別に見ると、

●「テレビ」「口コミサイト」「友人・知人」などのメディアは女性層の利用が多くなる。

●男性40代は「企業HP」や「口コミサイト」「ニュースサイト」などのデジタルメディ

アの利用度が高くなる。

●SNSについては若い女性や男子学生の利用度が多くなる。

(9)商品情報についてそれぞれのメディア利用者に絞ってメディアの評価を聴いたところ、「口

コミサイト」の信頼度が高くなると共に、「店舗・店員」の信頼度が高くなることが明らか

となった。また、「専門家」についてはその利用者が非常に少ないモノの利用者からの信頼

度はかなり高いことも確認された。

商品情報メディア利用度(属性別)/信頼度

55.7%

46.2%

64.9%

55.7%

46.8%

59.0%

50.8%

40.4%

22.0%

29.1%

36.7%

59.0%

38.7%

41.1%

39.3%39.4%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

ット検索

テレビ

コミサイト

企業

HP

ュー

スサイト

店舗

・店員

友人

・知人

通販サイト

SNS

一般新聞

広告

専門雑誌

週刊誌

ラジオ

業界紙

専門家

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 26 -

グラフ 26

(10)料飲店の情報を収集するメディアとしては、「ネット検索」に次いで「友人・知人」「テ

レビ」「口コミサイト」「ニュースサイト」といったメディアを利用する割合が高い。

また「テレビメディア」は利用されている割に使用者からの信頼度が低く、信頼度とい

った点では「口コミサイト」を下回る信頼度となった。(グラフ 26 参照)

(11)これを更に属性別に見ると、女性全般で「友人・知人」や「口コミサイト」を利用する

割合が高くなる。また、20代の女性はSNSを利用する割合が高くなることも確認さ

れた。また、60代の男性は「一般新聞」や「ニュースサイト」を利用する割合が高く

なることも明らかとなった。

(12)それぞれのメディアの利用者に絞った、そのメディアに対する信頼度では、「友人・知人」

からの情報に対する信頼度が最も高いことが確認された。

料飲店メディア利用度(属性別)/信頼度

62.7%

72.5%

52.2%

61.4%

53.6%

49.3%

40.5%

51.5%

35.8%

43.9%

35.0% 37.5%

41.9%

40.7%

44.7%48.1%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

ット検索

友人

・知人

テレビ

コミサイト

ュー

スサイト

SNS

企業

HP

店舗

・店員

一般新聞

広告

専門雑誌

週刊誌

ラジオ

通販サイト

専門家

業界紙

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 27 -

グラフ 27

(13)趣味に関する情報を収集するためのメディアとしては、「ネット検索」「テレビ」「ニュー

スサイト」「SNS」などの利用率が高くなっている。

これを更に信頼度との関係で見ると、「専門雑誌」を利用している人たちの信頼割合が高

く、「ニュースサイト」を超えて三位の信頼度を獲得していることが判る。また利用者は

限られるが、「専門家」情報利用者の「専門家」に対する信頼度がやや高くなることも確

認された。(グラフ 27 参照)

(14)これを属性別に見ると20代女性のSNS利用は高くテレビメディアを超えて二位の利

用度となっている。同様に女性全般に友人・知人の利用度が高くなる傾向が認められた。

一方男性層では「専門雑誌」や「企業HP」の利用度が女性層に比べて高くなることも

確認された。

(15)趣味に関する情報については、利用者に絞ってみると「専門雑誌」や「専門家」に対す

る信頼度が高くなった。

趣味の情報メディア利用度(属性別)/信頼度

69.8%

55.5%

68.1%

54.3%

38.0%

52.7%

38.3%

33.3%

37.7%

38.8%

36.7%

54.2%

53.4%

56.2%

52.2%

52.5%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

ット検索

テレビ

ュー

スサイト

SNS

友人

・知人

専門雑誌

企業

HP

コミサイト

一般新聞

週刊誌

通販サイト

店舗

・店員

専門家

業界紙

広告

ラジオ

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 28 -

グラフ 28

(16)災害情報を始めとする公の危機管理情報に関しては、「テレビ」「ニュースサイト」「ネッ

ト検索」「一般新聞」「ラジオ」と言った順で利用されていることが確認された。

これを更に信頼度と言った視点で見ると、「テレビ」「一般新聞」「ラジオ」「専門家」「専

門雑誌」については、利用者の中に占める「信頼感」が高い反面、「ネット検索」「SNS」

「ニュースサイト」などのデジタルメディアは利用者に占める信頼のイメージは少なく

なる傾向が認められた。(グラフ 28 参照)

(17)これを属性別に見ると、20代女性や男子学生は「ニュースサイト」や「SNS」を60

代の高齢者は「一般新聞」や「ラジオ」を多く利用するといった傾向が認められた。

(18)災害情報に関して、それぞれのメディア利用者に絞って信頼度を見ると、「ラジオ」「専

門家」「専門雑誌」に対する信頼度が高くなることがわかった。

災害情報メディア利用度(属性別)/信頼度

78.8%

57.8%

50.7%

73.1%

46.8%

67.7%

55.6%

31.4%

60.0%

34.6%

20.0%

40.0%

68.4%

45.8%

35.7%

33.3%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

テレビ

ュー

スサイト

ット検索

一般新聞

ラジオ

SNS

専門家

友人

・知人

企業

HP

週刊誌

専門雑誌

業界紙

店舗

・店員

コミサイト

通販サイト

広告

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 29 -

グラフ 29

(19)病気などを始めとする個人的な危機に関する情報の利用については、「ネット検索」「テレ

ビ」「ニュースサイト」「一般新聞」「専門家」といった順で利用されている。

これを利用度と信頼度の関係から見ると、「専門家」からの情報はその利用者から高く信

頼される傾向があることが分かった。(グラフ 29 参照)

(20)これを更に属性別に見ると、女性や高齢者のメディア利用が活発であることが認められ

た。特に「ネット検索」や「テレビ」デコの傾向が強い。また、「専門家」や「友人・知人」

については女性層の利用が高く認められた。

(21)個人的危機に関する情報に関しては、それぞれのメディア利用者に絞って信頼度を見る

と、「専門家」に対する信頼度が著しく高いことがわかる。

個人的危機メディア利用度(属性別)/信頼度

60.6%

81.5%

55.8%

50.6%54.3%

31.8%

41.0%

20.5%

42.9%

43.3%46.2%

43.5%

59.5%60.8%

64.4%65.3%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

ット検索

テレビ

ュー

スサイト

一般新聞

専門家

友人

・知人

専門雑誌

企業

HP

SNS

ラジオ

店舗

・店員

コミサイト

業界紙

週刊誌

通販サイト

広告

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 30 -

グラフ 30

(22)福利厚生などを始めとする「公的情報」に関するメディア利用としては、「ネット検索」

「テレビ」「一般新聞」「ニュースサイト」に加え「HP」や「友人・知人」がよく利用されてい

ることが明らかとなった。

利用メディアに対する信頼度といった点では特に「一般新聞」の利用者に占める信頼度

の割合が顕著に高い。(グラフ 30 参照)

(23)これを属性別に見ると、「テレビ」や「一般新聞」において60代の利用が高くなる傾向が

認められた。また、「友人・知人」は女性層全般での利用率が高くなる傾向が認められた。

(24)公的情報に関するそれぞれのメディア利用者に絞った信頼度では「一般新聞」の信頼度

が最も高くなった。

公的情報メディア利用度(属性別)/信頼度

59.3%

68.7%

56.3%

41.8%

51.0%

30.0%

36.4%

45.7%

40.0%

47.4%

32.1%

56.4%

55.6%53.9%51.4%

60.5%

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

ット検索

テレビ

一般新聞

ュー

スサイト

企業

HP

友人

・知人

専門家

専門雑誌

SNS

ラジオ

業界紙

広告

店舗

・店員

コミサイト

週刊誌

通販サイト

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 31 -

グラフ 31

(25)仕事上の情報収集に関しては、「ネット検索」「ニュースサイト」「テレビ」に加え「専門

雑誌」「企業HP」「一般新聞」などのメディアがよく利用されている。これを更に信頼

度との関係から見ると、「専門雑誌」や「専門家」を利用している人からの信頼度がかな

り高くなる傾向を認めることが出来た。(グラフ 31 参照)

(26)また、仕事上の情報収集を属性別に見ると、60代男性の利用度が他の属性と比較して

活性化していることがうかがえる。また専門雑誌については女性層全般の利用率も高く

なっている。逆に「業界紙」については男性層の利用が高くなるといった特徴がうかが

える。

(27)仕事関係の情報収集に関しては、それぞれのメディア利用者に絞ると「専門雑誌」や「専

門家」からの情報への信頼度が高い。

仕事関連情報メディア利用度(属性別)/信頼度

71.2%

67.0%

53.1%49.1%

54.5%

61.2%

51.6%

42.3%

52.8%

41.7%

31.7%

25.0%

29.0%

40.0%

46.8%

50.2%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

ット検索

ュー

スサイト

テレビ

専門雑誌

企業

HP

一般新聞

友人

・知人

専門家

業界紙

SNS

店舗

・店員

コミサイト

ラジオ

通販サイト

週刊誌

広告

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 32 -

グラフ 32

(28)最後に「企業に関する情報収集」ニーズについて利用率をみると、「企業のHP」がトッ

プとなり、次いで「ネット検索」「テレビ」「ニュースサイト」「一般新聞」「業界紙」の

順でよく利用されている。

これを利用者のメディアに対する信頼度といった視点で見ると、利用率で「ネット検索」

を抜きトップの利用率となった「HP」であるが信頼度といった点からも他のメディア

を大きく引き離して高い信頼度を獲得している。また、「HP」以外では「一般新聞」や

「専門家」からの情報が高い信頼度を獲得するに至っている。(グラフ 32 参照)

(29)これを更に属性別に見ると、60代男性のメディア利用が多くのメディアで著しく高く

なっており「企業情報の収集」ニーズが活性化していることをうかがわせる。

(30)また、それぞれのメディアの利用者に絞ってみたところ「企業HP」に対する信頼度が

極めて高いことが確認された。

企業関連情報メディア利用度(属性別)/信頼度

77.9%

47.4%

58.5%

50.0% 48.6% 50.0%

54.5%

37.3%

55.2%52.7%

38.2%43.8%

48.6%

32.1%31.7%

39.6%

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

企業

HP

ット検索

テレビ

ュー

スサイト

一般新聞

業界紙

専門雑誌

SNS

友人

・知人

広告

コミサイト

専門家

店舗

・店員

ラジオ

週刊誌

通販サイト

にな

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

利用度計 信頼度計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代

女性/学生 女性/20代 女性/40代 女性/60代 信頼度歩留まり

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- 33 -

6. インターネットの利用状況

(1)インターネットを利用するための機器に関しては、「自宅PC」がトップとなり以下「スマ

ートフォン」「ラップトップ」と言った順で続く。

これを属性別に見ると「スマートフォン」の利用が属性により大きな差が出ており、20

代の女性や男子学生の利用が非常に高く「自宅PC」をしのぎ一位の利用率となっている。

また、40 代60代の男性では「会社のPC」を利用する割合も高くなった。

(グラフ 33 参照)

グラフ 33

インターネット利用の為の機器(属性別)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

自宅デ

スクト

ップ

スマートフォン

ップト

ップ

PC

会社

PC

タブレ

ット

携帯電話

ゲー

ム機

その他

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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- 34 -

(2)またインターネットにおける利用サイトでは、「プロバイダーサイト」の利用率が最も高く、

次いで「情報検索サイト」「通販サイト」「投稿サイト」と言った順となった。

これを属性別に見ると、「投稿サイト」については学生や20代男性の、「コミュニケーシ

ョンサイト」については学生や20代女性の利用が、口コミサイトでは 20.代の女性の利

用高くなることが確認された。また、「通販サイト」や「企業HP」については60代の利

用が多くなる傾向が認められた。

グラフ 34

インターネット利用サイト(属性別)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

ポータルサイト

情報検索サイト

通販サイト

投稿サイト

コミ

ュニケーシ

ョンサイ

企業ホー

ページ

ュー

スサイト

コミサイト

ロバイダサイト

会員制サイト

エンタメサイト

にな

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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- 35 -

(3)インターネットコンテンツの利用度と信頼度を調べた。

インターネットコンテンツの利用度を調べたのが下のグラフ である。ここから分かるよう

にインターネットコンテンツで利用度の高いのは、「ニュース記事」次いで「Q&A情報」「ユ

ーザーレビュー」の順となった。(グラフ 35 参照)

グラフ 35

(4)インターネットコンテンツに対する信頼度を調べたところ、「ニュース記事」「企業からの情

報」「専門家のコメント」などは信頼度が比較的高く示されたが、逆に「SNS コンテンツ」

については信頼度が比較的低く示された。

グラフ 36

インターネットコンテンツ利用状況

47.8

13.4 13.46.6

22.6

5.3 5.9 3.6

3.23

1.711.81

2.072.23

2.25

2.452.48

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

1ニュ

ース

記事

8Q&

A情報

3ユー

ザー

レビ

ュー

4企業

から

の情

7SNSコン

テン

2専門

家の

コメン

6一般

ブロ

5著名

人ブ

ログ

1

1.5

2

2.5

3

3.5

よく利用 たまに利用 めったに利用しない 使わない 利用平均値

インターネットコンテンツ信頼度

21.4

7.3 6.312.6

5.59.5

4.9 5.1

3.00

2.662.58

2.82

2.43

2.76

2.44 2.41

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

1ニュ

ース

記事

8Q&

A情報

3ユー

ザー

レビ

ュー

4企業

から

の情

7SNSコン

テン

2専門

家の

コメン

6一般

ブロ

5著名

人ブ

ログ

1

1.5

2

2.5

3

3.5

信頼できる ややできる あまりできない 信頼できない 信頼平均値

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- 36 -

(5)インターネットコンテンツの利用度と信頼度を属性別に表したのが下のグラフ である。コ

ンテンツの利用に差が出たのは「SNSコンテンツ」で20代の対象者の利用度が高いのに対し

て40代以上での利用度がかなり低くなるといった結果となった。また、そもそも利用度が

低いブログであるが、60代男女に加え男子学生の利用度も極端に少なくなった。

信頼度については利用度ほど属性別の差を認めることが出来なかった。その中では「Q&A 情

報」に対して60代男女の信頼度が他の属性と比較してやや高くなることが確認された。(グ

ラフ 37 参照)

グラフ 37

ネットコンテンツの利用度と信頼度(属性別)

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

1ニ

ュー

ス記事

8Q&

A情報

3ユーザー

レビ

ュー

4企業からの情報

7SNS

コンテンツ

2専門家の

コメント

6一般ブ

ログ

5著名人ブ

ログ

1ニ

ュー

ス記事信頼

8Q&

A情報信頼

3ユーザー

レビ

ュー信

4企業からの情報信頼

7SNS

コンテンツ信

2専門家

コメント信頼

6一般ブ

ログ信頼

5著名人ブ

ログ信頼

平均値 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

利 用 度 信 頼 度

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- 37 -

(6)インターネットメディアを利用をする上での留意点を尋ねたのが下のグラフ 38 である。

その結果「不審なメールは開かない」「複数のサイトを利用」「レビュー除法を確認」「信頼で

きるサイトを利用」「裏付けの確認」「個人情報の制御」など数多くの点で注意を払っている

ことが示された。

(7)これを更に属性別に見ると、若い女性を中心として「レビュー情報を確認」や「不審なメ

ールは開かない」「信頼できる情報元を利用」などをより強く留意する傾向が認められた。

グラフ 38

インターネットメディア利用の留意点(属性別)

0

10

20

30

40

50

60

70

80

メー

ルを開かな

複数サイト活用

レビ

ュー情報を確認

信頼できるサイト利

裏付けを取る

個人情報制御

情報元の信頼

店舗で確認

写真や動画

情報元が有名

友人知人で検証

アクセス制限

にな

ットを利用しな

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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- 38 -

7. 企業情報の収集

(1)企業情報を収集した経験を持つのは全体で8割を超える高い値を示した。

「良く収集する」「たまに収集する」とする日常生活で企業情報を活用している人に絞ると

4割弱の人が企業情報を収集している実態が明らかとなった。(グラフ 39 参照)

(2)これを属性別に見ると、男性では年齢が上がるほど、女性では年齢の若い人ほど企業情報

を収集する傾向が高くなることが見て取れる。

グラフ 39

属性別企業情報収集経験

5.82

117 6

103 5

2

31 38 31

27

43.6 4437

37 46

38

57

50

30

2639

3532.1

40

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

全体計

男性/学生

男性/

20代

男性/

40代

男性/

60代

女性/学生

女性/

20代

女性/

40代

女性/

60代

0

5

10

15

20

25

30

35

良く収集 たまに収集 めったに収集しない 収集経験なし

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- 39 -

(3)次に企業情報を収集するきっかけについてまとめたのが下のグラフ 40 である。

企業情報を収集するきっかけとなったのは、「商品購入を検討したとき」が最も高く、次い

で「新商品の話題」「企業のトラブル情報」「企業への好意的話題」といった順となった。

これを先の企業情報収集度合いとクロスさせて集計すると、企業情報を日常的に収集する

層(良く収集する+たまに収集する)は商品にまつわる検討時に企業情報を収集する傾向

が認められた。特に「良く企業情報を収集する」層は、「企業への好意的な話題」をきっか

けとして情報を収集する傾向が認められた。

グラフ 40

企業情報収集のきっかけ(収集頻度別)

0

10

20

30

40

50

60

商品購入検討

新商品の話題

トラブル記事

好意的記事

友人

・知人の話題

趣味で

就職活動

株購入株価確認

仕事上の取引

友人の就職

全体計 良く収集 たまに収集 めったに収集しない

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- 40 -

(4)このきっかけを更に属性別に比較すると、(グラフ 41 参照)

●60 代男性や40以上の女性は「商品関連」をきっかけに企業情報を収集するようになっ

ている

●また20代の対象者は「就職活動」をきっかけとする割合が増加する。

●40代以上の男性は、「株式購入」や「仕事上の情報収集」をきっかけに企業情報を収集

するようになった割合が高くなる。

グラフ 41

企業情報収集のきっかけ

0

10

20

30

40

50

60

70

商品購入検討

新商品の話題

トラブル記事

好意的記事

友人

・知人の話題

趣味で

就職活動

株購入株価確認

仕事上の取引

友人の就職

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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- 41 -

8. 企業イメージとコンテンツ

(1)企業イメージを形成することに影響を与えるコンテンツとしては、「商品・サービス」に関

するコンテンツが第一位にランクされた。次いで「企業のHP」「マスコミからの厳しい報

道(低評価)」「リスク発生時の対応」「各種問い合わせに対する対応」などが示された。逆

に「企業の社会貢献活動」や「専門家からのコメント」などは企業イメージの形成にそれ

ほど影響しないことも確認された。(グラフ 42 参照)

(2)これを更に属性別に見ると、

●「商品・サービス」「友人・知人の評判」については、女性全般や60代男性が

●「企業HP」や「問い合わせ対応」は60代男女が

●「ネットの書き込み」は20代女性層に

●「経営者の発言」については男性全般

に影響を与えて企業イメージを形成せしめていることがうかがえる。

(3)また、企業情報の収集頻度別にこのデータを見ると、企業情報を「良く収集する」人では、「経

営者の発言」「リスクへの対応」「ネットへの書き込み」などが企業イメージ形成に影響を与

えていることが確認された。

グラフ 42

企業イメージ形成コンテンツ

0

10

20

30

40

50

60

商品

・サービ

企業

HP

マス

コミ報道低評

リスク対応

い合わせ対応

商品提供方法

ットの書き込み

友人知人の評判

消費者の声取り入

ユーザーボイス

広告宣伝

マス

コミ報道高評

情報開示姿勢

社員の発言

経営者の発言

社会貢献活動

専門家の

コメント

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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(4)企業発の情報発信に対する利用者の評価をまとめたのが下の 43 である。

ここで明らかなように「商品・サービスの利用方法」「新商品」「各種のアップデート」に係

わる情報コンテンツは高い評価を受けることになった反面、「社会貢献」「季節の話題」「活動

報告」「ユーザースボイス」などに対しては厳しい評価となった。

(5)これを更に属性別に見たのが 44 である。

●20代社会人男性はいずれのコンテンツに対しても相対的に高い評価をしている。

●その反面20代女性層は「イベント情報」や「ユーザーボイス」に対する評価がより厳しく

なった。

グラフ 43

企業コンテンツ評価

10.5 8.6 8.9 7.3 8.4 5.9 5.1 6.4 5

51 53.9 51.4

45.4 44.843.5 43.4 39.5

39.1

24.8 22.5 26.3

33.5 30.431.4 33.4

34.5 36.6

13.8 15 13.5 13.9 16.5 19.3 18.1 19.6 19.3

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

6利用

方法

1新商

2アップ

デー

9クレ

ーム

対応

3イベ

ント案

5ユー

ザー

ボイス

7活動

報告

4季節

の話

8社会

貢献

活動

2

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

2.7

良い やや良い あまり良くない やめて欲しい 平均値

企業コンテンツ評価(収集経験者のみ)

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

2.7

2.8

2.9

3.0

6利用方法

1新商品

2ア

ップデート

3イ

ベント案内

9ク

レー

ム対応

5ユーザーボイス

7活動報告

4季節の話題

8社会貢献活動

平均値 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

グラフ 44

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(6)企業情報の収集方法としては、「HP閲覧」「口コミサイト閲覧」「情報サイト閲覧」が

中心となり、次いで「友人・知人への問い合わせ」「マスコミ情報検索」と続いている。(グ

ラフ 45 参照)

(7)これを属性別に見ると60代の男性や女性社会人は「HP閲覧」をよく利用する傾向が認め

られた。また、「公式アカウント」については女子学生の利用が高くなっている。

グラフ 45

企業コンテンツ収集方法

0

10

20

30

40

50

60

70

80

HP閲覧

コミサイト活用

情報サイト閲覧

友人知人問

い合わせ

マス

コミ記事検索

公式アカウ

ント閲覧

会社情報取り寄せ

店頭で問

い合わせ

直接問

い合わせ

専門家問

い合わせ

業界関係者問

い合わせ

マス

コミ

への問

い合わ

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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(8)企業とのダイレクトなコミュニケーション手段について調べたところ、ダイレクトなコミ

ュニケーション手段を持たない人が48%となり、半数の人が何らかのダイレクトなコミ

ュニケーションに参加していることが確認された。

ダイレクトなコミュニケーション津サールとしては「メールサービス」利用者が最も多く

次いで「フェースブックアカウント」「郵送DM」とつづく。(グラフ 46 参照)

(9)これを属性別に見ると

●男性は年齢が高くなるに従い、ダイレクトなコミュニケーションを持つ傾向が認められ

た。中でも「メールサービス」の利用度が非常に高くなる。

●女性層ではダイレクトコミュニケーションの利用率はあまり変化がない。ただ20代女

性は「ラインの公式アカウント」の利用率が明らかに高くなるのに対して、年齢の高い層で

は「メールサービス」の利用度が高くなると言った差が認められた。

グラフ 46

企業との関係媒体

39.123 29

45 53

3140

50 42 44.8 37.348.1

12.4

18

1226 7

36.4

16.35.4

11.3

13

1211

10 28 249

3

31.5

14.04.6

5.2

13.4

112

10

26 717

14

20

18.9

8.718.5

6.2

-47.9-64

-55-45 -37 -42 -44 -43

-53

-28

-51.3 -46.2

-71.1

15.8

19

10 1222

7

1.56 1.53 1.56

1.35

1.57 1.59

1.84

1.491.53

1.83

1.57

1.42

1.21

-100

-50

0

50

100

150

全体計

男性/学生

男性/

20代

男性/

40代

男性/

60代

女性/学生

女性/

20代

女性/

40代

女性/

60代

オピ

ニオ

ン派

デジタルメデ

ィア派

オー

ルドメデ

ィア派

情報不活性派

0.00

0.20

0.40

0.60

0.80

1.00

1.20

1.40

1.60

1.80

2.00

メールサービス フェイスブック公式アカウント ライン公式アカウント 郵送DM 特にない 平均利用数

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9. 企業の情報発信に対する意見(自由記入から)

(1)企業の情報発信について自由に記入していただいたモノにアフターコードを行い集計した

のが下のグラフ 47 である。

対象者の意見を集約するとグラフで表したように、「リスク対応のあり方」「商品情報」「情報

提供方法の改善」「お得情報」「IR情報」「情報の信頼性や正確性・スピード・公平性」に

ついて「個人情報」などに分類する事が出来た。

(2)特に「リスク対応」や「商品情報」「情報提供方法の改善」についての意見が多く示された。

グラフ 47

企業の情報発信に望むモノ(自由記入)

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

16.0

18.0

リスク対応

商品情報

提供方法改善

お役立ち

・お得情

IR情報

信頼性

正確性

スピード

個人情報

社会貢献

公平性

その他

全体計 男性/学生 男性/20代 男性/40代 男性/60代 女性/学生

女性/20代 女性/40代 女性/60代

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附 アンケート調査票

Q1 次に挙げるメディアについてあなたは日常生活でどの程度利用なさっていますか(それぞれのメディ

アについてお聞かせください)

(1)テレビ ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(2)一般新聞 ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(3)業界紙 ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(4)ラジオ ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(5)週刊誌 ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(6)専門雑誌 ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(7)会員制ネットワーク(ミクシー等)

①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(8)フェイスブック ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(9)ツイッター ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(10)ライン ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(11)企業のHP ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(12)インターネット検索 ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(13)インターネットニュースサイト(ヤフーニュースなど)

①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(14)ニュースアプリ(グノシーなど)

①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

Q2 あなたはメディアを利用する場合に、次に挙げる要素をどの程度重視なさいますか。それぞれの要素

についてお答えください。(〇はそれぞれ一つ)

(1)情報量 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(2)速報性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(3)保存性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(4)情報の信頼性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(5)専門性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(6)アクセスの容易さ ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(7)検索性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(8)公平性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(9)双方向性 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(10)取材能力 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(11)編集能力 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(12)わかりやすさ ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

(13)運営主体・企業 ①重視する ②やや重視 ③あまり重視しない ④重視しない

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Q3 次に挙げるメディアから得られる情報に対して、期待している点をお聞かせください。全体的印象で

お聞かせください(それぞれのメディアについて、〇はいくつでも)

(1)テレビ

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(2)一般新聞

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(3)業界紙

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(4)週刊誌

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(5)専門雑誌

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(6)SNS(フェイスブックやツイッター・ライン)

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(7)インターネット検索

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(8)インターネットニュースサイト

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

(9)企業の公式HPやサイト

①情報量 ②速報性 ③保存性 ④情報の信頼性 ⑤専門性 ⑥アクセスの容易さ

⑦検索性 ⑧公平性 ⑨双方向性 ⑩取材能力 ⑪編集能力 ⑫わかりやすさ ⑬運営主体

⑭特に期待するものはない

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Q4 次に挙げるメディアについて、そこで得られる情報についてあなたが信頼できると考えているメデ

ィアをお聞かせください。(〇はいくつでも)

①テレビ ②一般新聞 ③業界紙 ④ラジオ

⑤週刊誌 ⑥専門雑誌 ⑦会員制ネットワーク(ミクシー等)

⑧フェイスブック ⑨ツイッター ⑩ライン ⑪企業のHP ⑫インターネット検索

⑬インターネットニュース(ヤフーニュースなど) ⑭ニュースアプリ(グノシーなど)

⑮その他( ) ⑯特に信頼できるものはない

Q5 あなたがメディアを信頼できると判断するのはどの様な理由からですか、マスメディアとインター

ネット関連メディアに分けて、当てはまるもの全てお知らせ下さい。(〇はいくつでも)

(1)テレビ、新聞をはじめとするマスメディアについて

①コンテンツの裏付け取材能力 ②発信情報に対する責任感 ③多くの専門スタッフとのネット

ワーク ④有名評論家などの起用・ネットワーク ⑤権力に屈しない姿勢 ⑥大衆に迎合しない姿勢

⑦より深い専門性への探求力 ⑧自分の信頼している人が利用している ⑨利用者が多い

⑨メディアとしての考え方・指向性の表明 ⑩メディアとしての歴史(社歴) ⑪顔の見える編集長

⑫友人・知人の評価・薦め ⑬偏りのない情報提供 ⑭メディアのイメージ ⑮その他( )

⑯特にない

(2)インターネット関連メディアについて

①コンテンツの裏付け取材能力 ②発信情報に対する責任感 ③多くの専門スタッフとのネット

ワーク ④有名評論家などの起用・ネットワーク ⑤権力に屈しない姿勢 ⑥大衆に迎合しない姿勢

⑦より深い専門性への探求力 ⑧自分の信頼している人が利用している ⑨利用者が多い

⑨メディアとしての考え方・指向性の表明 ⑩メディアとしての歴史(社歴) ⑪顔の見える編集長

⑫友人・知人の評価・薦め ⑬偏りのない情報提供 ⑭メディアのイメージ ⑮その他( )

⑯特にない

Q6 あなたが普段情報を得るためによく利用している媒体(ツール)はどの様なものですか(〇はいく

つでも)

①テレビ ②新聞 ③ラジオ ④雑誌 ⑤パソコン ⑥スマートフォン・タブレット ⑦携帯電話

⑧ゲーム機 ⑨友人・知人 ⑩店舗・店員 ⑪その他( )

Q7 あなたは次のようなケースでは、どのメディアから得られた情報(コンテンツ)を参考にしていま

すか。参考にしているメディアを全てお聞かせください。また、その中で信頼しているメディアを

三つ以内でお聞かせください。(それぞれのケースについて番号でお答えください。)

①テレビ ②一般新聞(電子メディアを含む) ③業界紙(電子メディアを含む)④ラジオ ⑤週

刊誌・月刊誌 ⑥専門雑誌 ⑦SNS(フェイスブックやツイッターなど) ⑧各種広告 ⑨通販サ

イトや通販雑誌 ⑩企業のホームページ ⑪口コミ情報サイト(価格.Comなど) ⑫インターネ

ットの検索 ⑬インターネットニュースサイト ⑭友人知人の口コミ ⑮店舗・店員・社員

⑯各種専門家 ⑰その他( ) ⑱特にない・ほとんど利用しない

(1)世の中の動向把握 ■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(2)ショッピングに関する情報

■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

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(3)商品に関する情報 ■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(4)料飲店などのお店に関する情報

■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(5)趣味に関する情報収集■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(6)危機管理対応(災害や事故など)

■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(7)危機管理対応(病気など個人的危機)

■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(8)福祉その他の公的情報■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(9)仕事・勉強などでの関連情報(調べ物を含む)

■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

(10)企業や企業活動についての情報

■よく利用するコンテンツ( )■信頼しているコンテンツ( )

【ここからはインターネットを中心に伺います】

Q8 次に挙げるインターネットサイトであなたがよく利用するものをお聞かせください。(〇はいくつで

も)

➀ヤフーなどのポータルサイト ②BIGLOBEなどのプロバイダーサイト

③マスメディア系ニュースサイト ④ネット通販サイト ⑤ザックなどのエンタメサイト

⑥アットコスメなどの口コミサイト ⑦ミクシー等の会員制サイト

⑧ウィキペディアなどの情報検索サイト ⑨ユーチューブなどの投稿サイト

⑩企業・店舗などのホームページ ⑪フェイスブック・ツイッター・ラインなどのコミュニケーシ

ョンサイト ⑫その他( ) ⑬特にない

Q9 インターネットサイトを閲覧する上で主に利用されている機器は何ですか(〇はいくつでも)

➀自宅のデスクトップPC ②会社のパソコン ③ラップトップパソコン ④携帯電話

⑤スマートフォン ⑥タブレット ⑦ゲーム機 ⑧その他 ⑨インターネットは利用していない

Q10 次に挙げるインターネットを通して得られる情報(コンテンツ)をどの程度利用しておられます

(それぞれについて〇は一つだけ)

(1)ニュース・記事 ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(2)専門家のコメント ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(3)ユーザーレビュー ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(4)企業から発信される各種情報

①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(5)ブログ(著名人) ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(6)ブログ(一般人) ①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

(7)ソーシャルメディア(フェイスブック、ツィッターなど)

①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

Page 51: メディア 利用・信頼度調査 査報告書 1- 1 - I 調査総括(エグゼクティブサマリー) 1.メディアの利用度と信頼度 (1)メディアに対する利用率を見ると、一位は「ネット検索」となり大手マスコミである「テ

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(8)各種Q&A情報(ヤフー知恵袋など)

①よく利用 ②たまに利用 ③めったに利用しない ④使わない

Q11 同様に、次に挙げるインターネットを通して得られる情報(コンテンツ)をどの程度信頼(信用)

しておられますか(それぞれについて〇は一つだけ)

(1)ニュース・記事 ①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(2)専門家のコメント ①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(3)ユーザーレビュー ①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(4)企業から発信される各種情報

①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(5)ブログ(著名人) ①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(6)ブログ(一般人) ①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(7)ソーシャルメディア(フェイスブック、ツイッターなど)

①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

(8)各種Q&A情報(ヤフー知恵袋など)

①信頼できる ②ややできる ③あまりできない ④信頼できない

Q12 あなたはインターネットから得た情報を活用する場合、どのようなコトに注意していますか(当

てはまるもの全てに○をおつけ下さい)

① 情報はできる限り複数のサイトで確認するようにしている

② 信頼できる(評判の良い)サイトを利用するよう心がけている

③ 文章だけでなく、写真や動画がついているものを見るようにしている

④ 情報元が信頼出来るものを利用している/情報元を確認する

⑤ 情報元がテレビや新聞など大手マスコミのものを利用するようにしている

⑥ インターネットからの情報は参考程度に考え、利用する場合は裏付けを取るようにしている

⑦ ネット情報を活用する場合は極力友人や知人に確認している

⑧ 商品購入に際しては、極力レビュー情報を見るようにしている

⑨ 商品情報についてはできる限り店舗で確認するようにしている

⑩ 自分から発進する情報にアクセス制限をかけている

⑪ 自分の個人情報をネットに極力漏らさないようにしている

⑫ 送り主がはっきりしないEメールは開かないようにしている

⑬ 特に注意していることはない

⑭ インターネットを活用することはほとんど無い

【ここからは企業の情報について伺います】

Q13 あなたが「企業に対するイメージ」を形成する上で大きく影響を受けていると思われる情報(コ

ンテンツ)は何ですか(当てはまるものにいくつでも○をおつけ下さい)

①マスコミの報道(高評価) ②マスコミ報道(不祥事などのマイナス評価) ③専門家のコメン

ト ④商品やサービス ⑤経営者の発言(記者会見など)⑥社員の発言や行動 ⑦広告宣伝

⑧問い合わせに対する対応(修理・クレームを含む) ⑨友人・知人の評判 ⑩ネット上の書き込

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み ⑪企業のホームページ ⑫企業の社会貢献活動 ⑬企業情報の開示に対する姿勢 ⑭消費者

の声を取り入れる姿勢 ⑮リスク・トラブル発生時の対応 ⑯商品・サービスの提供方法 ⑰ユー

ザーの発言 ⑱その他( )

Q14 あなたの方から企業についての情報を収集したことがありますか(〇は一つだけ)

①よく収集する ②たまに収集する ③めったに収集しない ④収集したことがない

Q15 どの様なときに企業の情報を収集しようと考えましたか(〇はいくつでも)

① マスコミで良い意味で企業が話題になったとき

② 不祥事など悪い意味で企業が話題になったとき

③ 新商品・新技術などが話題となったとき

④ その会社の商品やサービスを購入・利用しようと考えた(検討した)とき

⑤ 友人・知人の間で話題になったとき(良くも悪くも)

⑥ 友人・知人が就職したとき

⑦ 自分や家族の就職活動に伴って

⑧ 株を購入(投資)しようとしたとき/株主として企業の動向を知りたいとき

⑨ 仕事上で取引を考えたとき

⑩ なんとなく趣味で

⑪ その他( ) ⑫特にない

Q16 企業情報の収集に際してどのような方法を採られましたか(〇はいくつでも)

① 過去のマスコミ記事の検索

② マスコミ(業界紙などを含む)への問い合わせ

③ 会社案内や各種レポートの取り寄せ

④ 当該企業のホームページの閲覧

⑤ フェイスブックやラインなどの公式アカウトの閲覧

⑥ ウィキペディアなどの情報サイトの閲覧

⑦ 電話やメールなどで直接その企業へ問い合わせる

⑧ 友人・知人に聴く

⑨ 専門家に問い合わせる

⑩ 業界関係者に問い合わせる

⑪ 店頭で販売担当者・営業担当者に聴く

⑫ インターネットの口コミサイトなどの利用

⑬ その他( )

⑭ 特にない

Q17 あなたは現在企業からダイレクトに届く情報発信を利用していますか(メルマガやフェイスブッ

ク・ラインなどの公式ページを含む) それはどの様なものですか(〇はいくつでも)

①メールサービス(携帯サイトを含む) ②フェイスブックやツイッターの公式アカウント

③ラインの公式アカウト ④郵送による各種案内(通販カタログは除く) ⑤その他 ⑥特にない

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Q18 合計で何社ぐらいに登録されていますか(〇は一つだけ)

①10社以内 ②11~30社 ③31~50社 ④51~100社 ⑤101社以上 ⑦ない

Q19 企業から送られてくる色々な情報についてあなたは率直に言ってどの様に評価しておられますか

(それぞれのコンテンツ毎にお聞かせください)

(1)新商品や新サービスの内容 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(2)商品・サービスのアップデート①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(3)各種イベントの案内 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(4)季節の話題 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(5)お客様の商品に対する評価 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(6)商品・サービスの使い方 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(7)企業活動の現況 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(8)企業の社会貢献活動に関して ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

(9)クレームなどへの対応 ①良い ②やや良い ③あまり良くない ④やめて欲しい

Q20 最後に、「企業からの情報発信」に関して今後強化して欲しいと思われる情報はどの様なものです

か自由にお答えください。