オージー 技研 株式会社...小型介護浴槽 HK-770 車椅子入浴装置 HK-812...

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医療・リハビリ機器メーカーとしての技術力を活かし、特殊入浴装置分野で国内 トップメーカーとなる。車椅子入浴装置で座位入浴という新カテゴリーを確立。 特殊入浴装置で国内シェアー40% 厚生省(現 厚生労働省)が平成元年から実施した高齢者保健福祉推進10ヶ年計画(ゴール ドプラン)にいち早く対応。介護者の労力軽減と入浴者のQOL向上を実現する特殊入浴装置 の国内トップメーカーとして、老人福祉施設や医療施設で高い評価を獲得。平成3年に商品化 した専用車椅子で座位のまま入浴できる据置型車椅子入浴装置(チェアーインバス)では、座 位入浴というカテゴリ 確立した 代表取締役 奥田 介護労力の軽減とQOL を実現する特殊入浴装置 のトップメーカー オージー技研 株式会社 岡山県 岡山市中区海吉1835-7 1966年(昭和41年)設立 086-277-7181 http://www.og-giken.co.jp/ 位入浴というカテゴリーを確立した医療・リハビリ機器の技術を活かして 国産初の低周波治療器で創業、同じく国産初となる電動間歇牽引装置で企業の基礎を築くな ど、技術力とオリジナリティーで業界をリード。2008年には筋電検出と低周波出力を分離す る独自技術により、対象者の筋電信号を的確に検出して、最も適した電気刺激を自動出力でき るリハビリテーション用先進トレーニングシステム を開発。こうした高いセンシングやメカ トロ技術が安全で安心できる特殊入浴装置を生み出している。 デザイン力で人にやさしい機器を開発 デザインも重要な技術力と位置付け、製品デザインでも業界をリードしている。暗いイメー ジだった運動療法機器を明るくしたり、ステンレス製で冷たいイメージだった特殊入浴装置も、 FRP化とカラーリングで一変させた。2004年からはグッドデザイン賞を特殊入浴装置×2、 物理療法機器×1、運動療法機器×4の計7製品で受賞。 小型介護浴槽 HK-770 車椅子入浴装置 HK-812 順送式入浴装置 HK-236

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医療・リハビリ機器メーカーとしての技術力を活かし、特殊入浴装置分野で国内トップメーカーとなる。車椅子入浴装置で座位入浴という新カテゴリーを確立。

特殊入浴装置で国内シェアー40%

厚生省(現 厚生労働省)が平成元年から実施した高齢者保健福祉推進10ヶ年計画(ゴールドプラン)にいち早く対応。介護者の労力軽減と入浴者のQOL向上を実現する特殊入浴装置の国内トップメーカーとして、老人福祉施設や医療施設で高い評価を獲得。平成3年に商品化した専用車椅子で座位のまま入浴できる据置型車椅子入浴装置(チェアーインバス)では、座位入浴という新カテゴリ を確立した

代表取締役奥田 宏

介護労力の軽減とQOLを実現する特殊入浴装置のトップメーカー

オージー技研株式会社

岡山県岡山市中区海吉1835-7

1966年(昭和41年)設立℡ 086-277-7181

http://www.og-giken.co.jp/

位入浴という新カテゴリーを確立した。

医療・リハビリ機器の技術を活かして

国産初の低周波治療器で創業、同じく国産初となる電動間歇牽引装置で企業の基礎を築くなど、技術力とオリジナリティーで業界をリード。2008年には筋電検出と低周波出力を分離する独自技術により、対象者の筋電信号を的確に検出して、最も適した電気刺激を自動出力できるリハビリテーション用先進トレーニングシステム を開発。こうした高いセンシングやメカトロ技術が安全で安心できる特殊入浴装置を生み出している。

デザイン力で人にやさしい機器を開発

デザインも重要な技術力と位置付け、製品デザインでも業界をリードしている。暗いイメージだった運動療法機器を明るくしたり、ステンレス製で冷たいイメージだった特殊入浴装置も、FRP化とカラーリングで一変させた。2004年からはグッドデザイン賞を特殊入浴装置×2、物理療法機器×1、運動療法機器×4の計7製品で受賞。

小型介護浴槽 HK-770 車椅子入浴装置 HK-812 順送式入浴装置 HK-236

長年培ったロール成形技術などを活用し、高強度・軽量・低コスト化を実現。

ロール成形技術と溶接技術などの融合

同社は、自動車部品メーカー3社の自動車関連事業の統合により誕生。それぞれの企業が長年培ってきた加工技術(塑性加工、溶接加工、表面処理など)を高度に融合させ、新たなモノ作りを積極的に展開している。特に 超高張力鋼板のプレス成形 ロ ル成形技術 各種

代表取締役社長水松 幹夫

安全性の高い独自バンパービームで世界展開

株式会社アステア

岡山県総社市真壁1597

2003年(平成15年)設立℡ 0866-93-2323

http://www.asteer.co.jp

特に、超高張力鋼板のプレス成形・ロール成形技術、各種テーラードブランク技術などに代表される特長技術は、製品開発を協力にサポートしている。

自動車バンパービーム

自動車のバンパービームは、衝突時の車体損傷を軽減する機能を持っている。「日の字バンパー」は、形状と工法の工夫により、一般的なプレス加工ではなくロール成形で「日の字」形状の閉断面構造に加工。これにより、薄くて硬い780~1180MPaの超高張力鋼板を使用することができ、従来品と同じ強度で、2~3割軽量化を実現している。更に、高強度と軽量化を両立させる次世代の

バンパービームを開発。

世界へ事業拡大

「日の字バンパー」は、97年に技術開発し、日本、アメリカ、ドイツの3カ国で特許を取得している。国内の複数自動車メーカーに採用されたほか、海外メーカーへの特許使用権の提供や技術供与などを積極的に進めており、2007年にアメリカの鋼材加工会社と使用許可契約を結ぶなど、累計8件に達している。

ロール成形ライン

溶組ライン

日の字バンパービーム

次世代バンパービーム

国内有数の大型五軸加工機の台数を所有し、輸送用(鉄道、航空宇宙等)、液晶半導体、製鉄、風力発電、工作機械等様々な産業用部品の機械加工を請け負える高度な“ものづくり”技術を有する。

多数の大型五軸加工機を有し様々な産業用部品を機械加工

国内有数の大型五軸加工機の台数を所有し、鉄道、航空宇宙、液晶、半導体、製鉄、工作機械、風力発電等あらゆる産業用機械部品の機械加工を請け負うことができる高度な技術を有する。特定の産業向けの売上げ割合が20%以上超える部品がないなど、全国から様々な産業用機械部品の機械加工を請け負ってきた実績を有する。

代表取締役田中 秀明

様々な産業用部品の機械加工を請負う高度な技術

有限会社田中鉄工所

岡山県総社市下林700-11

1956年(昭和31年)創業1987年(昭和62年)設立℡ 0866-92-1157

http://www.tanakaworks.jp/

常に最先端の産業用部品を請け負うクラフツマン(高度な技術集団)

新幹線(N700系)車体フレーム用のアルミ合金を10ミクロン精度で削り出す加工を行うなど、ローテク分野はもとより、産業動向の変動に応じたその時々の最先端の産業用部品の機械加工を請け負ってきた。また、同社の技術を頼りに加工を持ち込んで来る大手メーカーからの注文にも積極的に対応してきた高度な技術集団(クラフツマン)。

積極的な品質認証取得

ISO9001を2006年度に収得し顧客の要求に対応できるよう各種測定工具を取りそろえ、保持できる体制を整えてきた。また、取得が難しい航空機業界のISO9100にもトライしており、品質に対する取り組みは積極的。

新幹線N700系車体フレーム

大型五軸加工機 航空機部品 風力発電部品

「高速オンライン検査システム」の提供で、生産現場の効率化とそれによる限られた技術人材の有効活用が期待できる。

代表取締役万殿 貴志

インテリジェント冷間ロール成型機の事業化

株式会社英田エンジニアリング

岡山県美作市三保原町606

1974年(昭和49年)設立℡ 0868-74-3637

http:// www.aida-eng.co.jp/

「高速連続自動運転技術」の実現

広島大学:石井抱教授の開発シーズである「高速ビジョンシステム」を導入し、成形時における製品のダイナミックな変形を高速ビジョンにより瞬時判断し、その情報フィードバックして自動矯正を行うアルゴリズムを開発。オンライン事中検査に基づく「高速連続自動運転技術」が実現した。

「高速オンライン検査システム」を開発

自社の有する冷間ロール成形加工技術を更に高度化した「高速成形用」の新型冷間ロール成型技術とともに、「オンライン事中検査」と「自動矯正機能」を実現する「高速オンライン検査システム」を開発。こうして、ロール成形にとどまらず、高速成形製品の品質保証と高生産性を可能とする「インテリジェント冷間ロール成型機」を製品化。

インテリジェント冷間ロール成型機の事業化。熟練工の有効活用へ

成形加工では、不良発生の都度、ラインを止めての検査・矯正を行ってきた。こうしたオフライン矯正には、多くの熟練工の人手を必要とするため、限られた人員の中では大きな負担となってきた。同社のインテリジェント冷間ロール成型機は、生産現場の効率化とそれによる限られた技術人材の有効活用が期待できる。