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2020年3月期

決算説明資料

2020年5月20日

太平電業株式会社

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目次

Ⅰ 決算概要１．2020年3月期決算実績２．2021年3月期決算予想３．株主還元の方針

Ⅱ 新中期経営計画（2020年度～2022年度）

Ⅲ ＜参考資料＞会社概要

1


1. 2020年3月期決算ハイライト

• 事業用火力発電設備工事ならびに製鉄関連設備工事の増加により、前年度を上回る

• 事業用火力発電設備工事および原子力発電設備工事、ならびに製鉄関連設備工事の増加により、前年度を上回る

• 建設工事の収支状況は依然厳しいものの、事業用火力発電設備補修・改造工事ならびに環境保全設備工事の増加により、前年度を上回る

2


１．2020年３月期（連結）決算実績サマリー

（単位：百万円）

3

2019年3月期

2020年3月期

前期比2020年3月期

2020年3月期

計画比

実績実績増減比当初計画

修正後計画

増減比

受注高 103,209 125,393 21.5% 121,400 121,400 3.3%

売上高 101,141 119,459 18.1% 104,000 118,600 0.7%

営業利益 3,491 9,450 170.6% 4,900 6,000 57.5%

経常利益 4,013 9,580 138.7% 5,200 6,200 54.5%

親会社株主に帰属する当期純利益 2,795 6,190 121.4% 3,400 3,900 58.7%



１．2020年３月期（個別）決算実績サマリー

4

2019年3月期

2020年3月期

前期比2020年3月期

2020年3月期

計画比

実績実績増減比当初計画

修正後計画

増減比

受注高 97,648 119,633 22.5% 117,000 117,000 2.3%

売上高 96,813 113,246 17.0% 100,000 113,500 -0.2%

営業利益 3,150 8,824 180.1% 4,300 5,390 63.7%

経常利益 3,662 8,858 141.9% 4,600 5,560 59.3%

当期純利益 2,782 5,892 111.8% 3,000 3,630 62.3%


１．2020年３月期（個別）決算実績セグメント別サマリー（建設・補修）


5

売上営業利益

売上営業利益

売上営業利益

建設工事部門

36,282 -3,296 45,838 -793 9,556 2,503

補修工事部門

60,531 6,446 67,408 9,617 6,877 3,171

合計 96,813 3,150 113,246 8,824 16,433 5,674

2019年3月期 2020年3月期前期比


１．貸借対照表（個別）の概要

(単位：百万円下段は構成比)

6

2019年3月期 2020年3月期増減主な要因

流動資産 73,994(71.0%)

91,307(74.2%)

17,313 完成工事未収入金9,074

固定資産 30,154(29.0%)

31,683(25.8%)

1,529 機械装置　 3 ,133

資産合計 104,148(100.0%)

122,990(100.0%)

18,842

流動負債 29,150(28.0%)

37,490(30.5%)

8,340 未成工事受入金 2,771

固定負債 12,927(12.4%)

19,795(16.1%)

6,868 社債　　　　 4 ,600

負債合計 42,077(40.4%)

57,286(46.6%)

15,209

純資産合計 62,071(59.6%)

65,704(53.4%)

3,633

負債純資産合計 104,148(100.0%)

122,990(100.0%)

18,842


2．2020年３月期業績見込（連結・個別）

7

業績予想

配当予想

現段階において、新型コロナウイルス感染拡大によ

る影響を合理的に算定することが困難なことから未

定としております。

今後、業績予想の開示が可能となった時点で、速や

かに公表いたします。

業績を見通せない状況であるため、配当予想につい

ても未定としております。


56,152 62,247 67,60671,275 62,340

24,770

52,43630,042

48,35854,660

2017.3期

（実績）

2018.3期

（実績）

2019.3期

（実績）

2020.3期

（実績）

2020.3期

（当初見込）

2021.3期

（見込）

建設工事部門補修工事部門

114,683 117,000

97,648（-14.9％）

単位：百万円

80,922

未定（+41.7％）

119,633

（+22.5％）

2．受注高（個別）の推移

2020年3月期は前年同期比22.5％増、当初の見込からは2.3％増となった。

8


3．配当金及び純資産配当率(DOE)の推移 (個別)

※当社は2017年10月1日を効力発生日として、当社普通株式について2株を1株にする株式併合を実施しました。

9

5060 60

8070

1.7%

2.5%

1.8%

2.5%

2.6%

0.0%

0.5%

1.0%

1.5%

2.0%

2.5%

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

2016.3期 2017.3期 2018.3期 2019.3期 2020.3期

配当額（円）純資産配当率

記念配当分

2020


Ⅱ 新中期経営計画（2020年度～2022年度）

10


コーポレートガバナンスコードの遵守・コンプライアンス（法令遵守）の観点・収益力,競争力向上のための効率性確保の観点・ＲＯＥに偏重せず中長期的な観点による最適資本構成とのバランス最適化を図り、経営上の危機耐性確保

100年企業に向けての出発

「建設会社」と「上場会社」の 2本の柱～100年企業への出発～

売上高⇓

1,000億維持1,500億円に向けての

筋力をつける

≪上場会社の使命≫～継続的発展と社会的役割～

≪建設会社の使命≫～技術力向上と付加価値の創生～

ROE⇓

8％以上

努力目標としての指標

11

一貫体制の確立

→更なるO&Mの充実、ＥＰＣ強化、新規分野参入


投資活動の進捗状況

西風新都バイオマス発電所 2019年10月運転開始

•所在地：広島県広島市

•定格出力：7,100kw

•使用燃料：未利用木質バイオマス一般木質バイオマス建設廃材

•敷地面積：約37,000㎡

再生可能エネルギーと地域社会への貢献、そして新たな事業展開へ

12


新中期経営計画の骨子

13

1.持続的発展のための企業基盤向上 2.事業環境変化に対応できる収益基盤の確保

▶EPCへの対応強化

▶攻めのコーポレートガバナンス社外取締役の比率を上げることにより、経営の透明性の向上を図り企業の持続的発展を目指す。

従来 2020年6月（株主総会決議後）

従来

社内取締役（7）社外取締役（3）社内取締役（6）社外取締役（4）

設計から補修工事までを一貫して行うことで、プラントのトータルサポート会社としての地位を築く。

今後の展開

▶再生可能エネルギー等の新規分野への参入ESGの観点から、脱炭素社会に向けて再生可能エネルギー発電事業等に積極的に参入する。

水力工事風力工事地熱工事

原子力安全対策工事

バイオマス発電

▶事業投資の展開・活用

発電所運営の知見を活かした付加価値の創造

西風新都バイオマス発電所

埼玉工場リノベーション

発電所運営の知見を活かした付加価値の創造

工事支援工場からの脱却

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温室効果ガスの削減を目的とした事業運営

①西風新都バイオマス発電所の運営

②再生可能エネルギー発電事業・原子力安全対策工事への積極参入

水力工事風力工事地熱工事

地球環境に配慮した発電事業を積極的に担っていくことにより、温室効果ガスの削減に寄与していくと共に新たな収益基盤の確保を目指していく

間伐材建材太陽光

原子力安全対策工事バイオマス発電

ESGへの取り組み


過去から現在への変化そして将来の展望

15

プラント総合企業へ

建設・補修

建設・補修

建設・補修

発電運転

発電運転

ＥＰＣコンサルタント

新たな知見

プラント建設会社 10年前の姿

今の姿

目指す姿

70年を超える歴史の中で培ったプラント工事専門会社としての経験・技術力を土台に、新たにＥＰＣ、コンサルタント業務を手掛け、より高いレベルでお客様のニーズに応えるプラント総合企業として、業界で確固たる独自のポジション構築を図る


解体

建設（工事）

火力補修

過去

原子力

原子力原子力

解体

運転

火力補修

建設（工事）

現在建設（EPC）

風力・水力等

解体

建設（工事）

運転

火力補修

将来売上1,500億への土台作り

過去から現在への変化そして将来の展望

16

従来の火力建設・補修工事中心の事業形態から、各事業を相互に作用させ、安定した収益基盤の確保および新規事業への挑戦により社会貢献のできる企業を目指す

収益基盤の維持確保

新規事業への挑戦


Ⅲ ＜参考資料＞会社概要

17


事業概要

（業種別）

発電設備部門：火力発電、原子力発電、ガスタービン発電、

ディーゼル発電、地熱発電、複合発電、

風力発電所等の建設および補修工事、

O&M、運転業務委託

基幹産業部門：製鉄、石油化学、精糖、セメントなどの各種プラント

設計、製作、建設および補修工事

環境装置部門：ゴミ焼却、汚泥処理、リサイクルプラントの建設および補修工事

電気計装部門：各種電気設備、変電所、制御、光通信設備、

計装装置の設計、製作、据付、および補修工事

土木建築部門：各種プラント関連設備の土木建築の設計・施工、

空調および衛生設備の設計・施工

製作部門：各種機械加工製品、各種製缶製品、各種配管

プレハブ、第二種圧力容器、電気・計装盤

＜参考資料＞１．事業内容概要

18


＜参考資料＞２．事業展開（ネットワーク）

九州支店

名古屋支店

中国支店

北海道支店

大阪支店

本社

埼玉工場

東北支店

技能訓練センター

若狭支店

東京支店

香港支店

台湾支店

インドネシア現地法人

フィリピン現地法人

タイ現地法人

ヤンゴン支店

北陸支店

19

西風新都バイオマス発電所


免責事項

当資料に記述されている業績予想並びに将来予測は、発表時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため実際の業績は、様々な要因の変化により、記述されている将来の見通しとは大きく異なる結果となる可能性があります。また、当資料は投資家判断の参考となる情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入や売却を勧誘するものではありません。

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