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Part 1 導入偏 - X 脚 – Rev. 1. 5
本間 彰 著
本人の意識とは裏腹に実態は X 脚と腰外れの滑り。(著者)
スキー狂化書
1
-もくじ- 1 はじめに
2 ちょっとした準備 -問題提起-
3 エッジの切り換えはどのようにして行われたか?
4 X 脚を誘発するエッジの切り替え
5 X 脚からの脱出 -エッジの同時切り換え-
6 けっきょくは
7 あとがき - 言いわけとお礼 -
参考資料等
補足 1 同時切り換えの失敗例
補足 2 ストックワーク
補足 3 過度なワイドスタンスの切り換え
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Using photographs and texts without permission is strictly prohibited. COPYRIGHT (C) 2008 Akira Homma.
5 月のキロロの樹氷 ゴンドラ山頂駅から
2
1 はじめに
スキーヤーなら誰もが格好よく滑りたいとおもっている。その思いの
現れであろうか、スピードに乗って壮快に滑るとき、自分もそれなりのシ
ルエットで滑っていると錯覚する。
しかし現実は厳しい! 表紙の滑りのように脚が絞られていたり、腰が内
側にスライドしたりしていることが多い。これらのシルエットは単に“X 脚”、
“腰外れ”などと呼ばれている。加えて写真1のようにトップが鋏状に開
くシェーレンなどスキーヤーの悩みは果てしなく、尽きることはない。
「X 脚は格好が悪い、だから直そう」と考えて
いるスキーヤーは多い。実は格好よりも X 脚
のシルエットが生じるスキー操作、少し硬く
表現すると X 脚のシルエットが生じるような
スキー運動こそ問題にすべきなのだ。
シルエットはあくまで結果である。物事全て
において原因を考えずに結果だけ直そうとし
ても無理があることは云うまでもない。
実際シルエットの背後には“原因の根”が深
く横たわっている。後傾・内倒・腰外れ・シ
ェーレンなどなど、スキーヤーの悩みの元は密接に関連している。
本章では X 脚のシルエットが生じる原因を考えることから始め、スキ
ーを運動として捉えることを試みたい。
これまで無意識に行っていたスキー操作、「切り替え運動の局面」に意
識の光を照射することが狙いである。それによって新しいスキーの世界に
入る扉の鍵を手に入れることができる、と確信している。問題提起の試み
である。
写真 1 X 脚、腰外れ、そして シェーレンのシルエット
3
2 ちょっとした準備 -問題提起-
X 脚の原因を考える前にちょっと準備をしよう。下の一連の写真はター
ンの山回りと呼ばれる運動である。(以下単に山回り)①で前のターンが終
わり、②以降が山回りに入った部分である。③-④の雪面に対するエッジの
角度は容易に想像できる。図中にスキーヤーの前方から見たスキーのトッ
プと雪面の様子を画き入れてある。このままだとエッジが雪面に喰い込ん
でいるため⑤の状態が持続され⑤’の方向にそのまま進行するか、或いは
スキー板の特性で山側に上がるかのどちらかとなるであろう。
それなのに何故破線で示した斜面下方向にスキーを向けることができるの
だろうか???
答えは「雪面に喰い込んだエッジを開放し、続いてもう一方のエッジへと
切り換えることで破線矢印の方向へと進行することができる」と誰でも知
っていることなのだが今一度確認してみよう。この様子を次ページの写真 3に載せる。
①
②
④ ③
⑤ ⑤’
雪面
スキー板のトップ
??? 写真 2 スキー板を谷側-斜面下方向-に向ける運動は良く考えて見ると、とても不思議な運
動である。 日常の感覚にマッチしない運動といえる!
4
③④で雪面に食い込んでいたエッジを切りかえ⑤では雪面に対して③④と
逆方向にエッジを立てている。これが谷回りとよばれているスキー運動で
ある。雪面に対するエッジの変化を理解しよう。
では③④から⑤のようにエッジを切りかえるためにはどのような運動が必
要なのだろう? ほとんどのスキーヤーが無意識に行っている部分である
がこれが問題なのだ。
よく眺めてみると ④と⑤の 間には飛躍があるように見える。実は③と
④の間は 0.9 秒間の時間が経過していてその間にもう一枚写真がある。こ
れを新たに加えてみよう(④’)。次ページへとつづく・・・・
写真 3 山回りから谷回りへ。 滑走中の斜面に対するスキー板とエッジ。角度は連続的に変
化するが簡略化のため傾きの方向だけを表示。
④ ⑤
⑥
⑦
③
スキー板のトップ
雪面
スキー板のトップ
雪面
5
3 エッジの切り換えはどのようにして行われたか?
新たに挿入した④’をよく見ると④からポジションを後ろに移動し山側の
腰を一度軽く折り曲げている。これは山側のスキー板にウェートを移し脚
を絞ってエッジングを求める動作をやりやすくするためである。プルーク
ボーゲンのそれとなんら違いはない。
ひとたび山側スキーのターン内エッジが立つとスキーは谷側に向けてター
ンをはじめる。後は“器用に脚を平行に揃えシルエットをつくる”。そして
何ごとも無かったようにすましていると良いのである。
④-④’の間は 0.7 秒、④’-⑤の間は 0.2 秒である。僅か 1 秒以内の動作
を見極めることは通常不可能であろう。一見破綻なく足を平行に揃えて滑
っているように見えても時間の経過を拡大すると補助的な運動を行ってい
ることがわかる。
通常、プルークボーゲンそしてシュテムターン(まれにプルークターン)
とスキー技術が向上するに伴い、滑りに連続性が出てくるように見える。
しかし上の例でみたように“素早く目立たないように”何らかの補助的運
動を行い、谷回りを誘導しているスキーヤーは多い。
⑤④
⑦
⑥
④’
写真 4 エッジを切り換えるための補助的動作。 写真 4 に④’を挿入した。スキー板の傾き
に注目! 時間の経過は④-④’の間は 0.7 秒、④’-⑤の間は 0.2 秒。補助的動作は短時間の
うちに素早く行い、後は何事も無かったように滑り続ける。
6
4 X 脚を誘発するエッジの切り替え
これまで見たようにターン外側(山側)のスキーにエッジングを求め、
谷回りの運動を誘発-始動する方法はプルークボーゲンやシュテムターン
で身につけた運動であり、もっとも自然な動作と言えるだろう。
次の写真は“器用に脚を揃えてシルエットをつくる”ことに未習熟な
「正直なスキーヤー」の滑りをオーバーに演技した。②で後ろよりにスキ
ーに乗っているのがわかる。脚を絞りやすいからである。つまり“X 脚と後
傾”は仲よしなのである。この運動要素がその後のシルエットに発展する
ことは容易に想像できるだろう。
写真 5 後傾のポジションと X 脚のシルエットに加えて⑤⑥⑦では腰が内側にスライドしてい
る。この滑りにおいては自然といえば自然である。 ⑤では内足へ荷重が分散したためにスキー
の先端が鋏状(シェーレン)となっている。次の章で述べるようにエッジを同時に切り換えるこ
とを行わない限りこのようなシルエットが伴うことは防ぎようのないことだろう。⑤のような雰
囲気の漂う(シルエット)スキーヤーはあなたの周りにもいないだろうか?
④
⑥
⑦
③
②
⑤
①
7
5 X 脚からの脱出 -エッジの同時切り換え-
下の図はこれまで見た X 脚を誘発するエッジの切り換えのイラストで
ある。一度プルークボーゲンやシュテムターンのように両スキー内側のエ
ッジを立てて、切り替えを行うため膝が脚の内側に入り込み X 脚のシルエ
ットを誘発する。
これを避けるためにはスキーのエッジ操作を以下のように平行に同時に操
作することが考えられる。具体的には下図の中央に示したように一度両方
のスキー板が雪面に(同時に)フラットに置かれる部分を経由する。
写真 6 はこのような同時操作を意識して行った滑り。②でスキー板が雪面
にフラットに置かれていることに注意。
① ②
④ ⑤
⑥
③
⑦ ⑧ ⑨
写真 6 平行同時操作の切り替え。 ①-③とターン内側下方向へ徐々に上体を運ぶことでエ
ッジの開放・切り換えを行い、谷回り運動を行った。目線をターン内側にリードしているこ
とと、腰の位置に注意。⑦は後方のスキーヤーが気になったためで撮影中に上方の美人スキ
ーヤーが気になったり、ふてくされたためなどの不届きな行為では無いので念のため!
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同時操作を行うためには脚の運動だけでは不可能である。上体をターン内
側下方向に運ぶ“新たな運動”が必要となる。上体をターン内側下方向に
運ぶことによって(斜面下方向への落下)体軸が傾く。するとブーツも内
側に傾きスキー板のエッジが同時に解放される。更にターン内側に上体が
移動することによりエッジの切り替えが行われ、スキーヤーはスキー板の
上を横切る。いわゆる“重心移動によるクロスオーバー”である。
積極的に上体をターン内側に運ぶことにより切り換えを行った滑りを
写真 7-8 に示す。 基本となる運動は写真 6 の滑りと同質である。滑走ス
ピードによってターン内側への移動量とタイミングなどが異ってくる。
①
②
③
写真 8 写真 7 に比べてスピードが少ないためターン内側への移動量が少なく、エッジの切
り替えに時間がかかっている。
①
②
④
⑤
③
写真 7 斜面下方向への積極的な上体を移動によるエッジの切
り換え。前のターンから抜け出す瞬間(①)スキー板は走り、
落下しながらスキーヤーは次のターンへと入る(②)!高価な
用具の性能が も有効に生かされる瞬間である。
9
6 けっきょくは
X 脚のシルエットが生じる原因の一つとしてエッジの切り替えを“同時
におこなうことができない”ことがあげられる。これはプルークボーゲン、
シュテムターンと発展させてきたスキー技術から脱却できていないことに
起因しているとも考えられる。
これまでのべたことは
① ターンは山回りと谷回りで構成される。
② 山回りと谷回りでは斜面に対するエッジ(の角度)が逆になる。
③ このためエッジを切り換える運動が必要となる。
④ しかし、二本の板のエッジを同時に切り換えることは困難である。
⑤ そのためスキーを平行に揃えたままプルークやシュテムのような角付
け、荷重によって谷まわりを誘導する。
⑥ 角付けのため絞り込んだ脚を修正無しで谷回りにはいるとX脚のシルエ
ットとなる。
私の滑りはだいじょうぶ! と思っているあなたに・・
以下に切り換え運動の診断方法を載せてみた。もし、今の滑りに不満
があるなら試して頂きたい。○×をつけて全部×ならば自分がどのような
切り換え運動を行っているか、いまいちど考え直してみることを勧める。
X 脚、シェーレンが目立たない場合でも①スキー板に対して腰をターンの内
側にスライドさせる、あるいは逆に ②自分を中心にターン外側へスキー
板をスライドさせる、などの補助的動作によって谷回りのきっかけを作っ
ている可能性が大きい。
いわゆる“上手な人”はほんの僅かの時間と極めてコンパクトな動きの中
でこれらを行っている。従ってちょっと見ただけではわからない。他人の
目が必ず有効という訳ではないのである。
切り換え運動の自己診断
・ 常にストックワークを伴って滑っている。(形だけの腕の振込みは除外)
・ 山まわりから(ターン後半から)抜けだす感覚が理解できる。
・ スキー板の上を体がよぎって行く(あるいは入れ替わる)感覚がある。
・ ターン中に落下(落差)を感じる瞬間がある。 ・ 切り換え後、スキーが体の後ろからついてくる感覚がある。
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深雪の滑降は楽しい。 深雪を滑ることができないスキーヤーは足元だ
けでスキー操作をおこなおうとする。 ここでも落下の感覚を伴ったスキーの同時操作
が要求される。 この落下に伴う浮遊感覚こそ 深雪滑降の醍醐味なのである。
ハイ!小さくなって、 ハイ!次にストックを前に出して大きくなっ
て・・・などなど・・何でも良い。 細かいことは抜きにして、ともかく体全体を使
い、斜面下方向へ動いてみよう。 きっと落下のタイミングがわかるはずだ。
11
7 あとがき - 言いわけとお礼 -
はじめからこのようなテキストを書くつもりはなかった。スキー運動
の基礎からはじめ、切り換え運動の重要さをテーマにしたテキストの執筆
を試みてきたがどれも頓挫してしまった。運動はスキーヤーの内面的要素
(意識)が主体であるため説明することの難しさを痛感した。そこで、誰
もが見てわかる X 脚のシルエットから話題を展開し、遡って切り換え運動
の説明を試みることにしたのである。
このテキストのモデルは全て著者自身である。明ければ翌春(2009)は還暦
を迎える。にもかかわらず拙い滑りを晒し、このようなテキストを書くこ
とは“酔狂”と揶揄されても仕方の無いことであろう。それを覚悟で筆を
とったのは切り換え運動の重要さを一人でも多くのスキーヤーに認識して
もらいたいと言う著者の強い思い入れからである。
かつてあれほど熱中したスキーも今はそれほど楽しくなくなってしまっ
たのはすべて原因が切り換え運動の習熟度に依存していると言っても過言
では無い。
私自身スポーツマンとして活躍した経験はなく仕事はディスクワーク、
加えて極めて貧弱・貧相な体躯をしている。もし写真 7-8(ページ 7)をご
覧になり、少しでも滑りに躍動感を感じて頂けたならそれは私の身体能力
や運動能力によるものではなく、まさに落下の感覚(落差)を伴った切り
換え運動がもたらした結果であることをご理解頂きたい。
今日の発達した用具を用い、本稿で述べた同時切り換えによる運動を意
識した滑りは必ずスキーヤーを驚喜の世界に連れていってくれると確信し
ている。それは誰でもが訪れることのできる、永遠に発展する尽きること
の無いマニアックな世界なのだ。
「スキー狂化書」、このいささかふざけたテキストの題名にはこのような
私の深く熱い思いが込められているのである。
本稿を閉じるに当たり研究会のメーンバーにお礼を述べたい。雪上あ
るいはグラスを傾けながらの議論が私の意識を常に新鮮なものにしてくれ
た。特に撮影に論議に多くの時間を割いて頂いた谷田弘明氏にはことばで
は尽くせないお世話になりました。この場をかりてお礼申し上げます。
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後になりました。 ここまで読んで頂いた皆様に心より感謝致しま
す。できるだけ著者の意図が伝わるように努力したつもりですが、下手な
演技が災いして思うに任せませんでした。しかし、もし“もう一度スキー
に取り組んで見よう”といった気持ちになって頂けたらこんな嬉しいこと
はありません。
いつか雪上でお会いできることを夢見て Part1 導入編を終わりにした
いとおもいます。次回はもう少し具体的に「切り替え運動」「クロスオーバ
ー」を取り上げてみたいとおもいます。
ありがとうございました。
2008 年7月
参考資料等
リッチベルガー「エレガントスキー」DVD スキージャーナル 2004 年発行. 渡辺一樹「スキー上達 BOOK」成美堂出版 2003 年発行.
キロロ長嶺コース終点から望む羊蹄山
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補足 1 同時切り換えの失敗例
同時切り換えの難しさはスピード、雪質などの斜面条件と身体能力の
バランスに依存することである。落下の感覚-斜面下方向への運動感覚を伴
わないでターン内側に体を運ぶとき単に遠心力の壁に体を寄りかけた“内
到ターン”と紙一重になる。以下の滑りは切り換えに失敗した例である。
写真 9 ①-②と既にポジションが後ろである。③で腰を内側にスライドさせエッジングを
求め内足加重によってターンを行っている。そのため④では山回りから抜け出すことが困
難となり次のターン内側への重心移動を開始できないまま切り換えに入ってしまった。
という滑ですこれは!
③
⑥
①
②
④
⑤
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補足 2 ストックワーク
これまで見てきた滑りは常に上体が固定されていたことに気がついただ
ろうか?(写真 7、8 を除く)ストックを両脇にぶら下げたままの滑走であ
る。今日ゲレンデで も多く見られる滑りのスタイルでもある。
写真 6 も上体を固定することを演技のベースとして行ったが良く見るとタ
ーン外側の腕に積極的な動きが見えるだろう。これはターン内側へと重心
を移動するように意識したことによりバランスを取るための補助動作が現
れたからである。
エッジの同時切り換えはターン内側への重心移動(落下の感覚)によって
なされるが、この運動を導き出してくれるのがストックワークである。ス
トックワークは非常に重要な運動要素である。
今回のテーマから外れるが同じような斜面条件下で切り換えに入る直前の
運動局面の比較を行った。写真 10 参照。 明らかにストックワークを伴っ
た滑りの方が自然に見えるのは何故だろう? この演技では左から右へと
スピードが上がってゆく。
写真 10 カービングスキーが出現してから「ヤジロベエ」のように 2 本のストックをぶら下
げたまま滑走するスキーヤーがゲレンデを席巻して既に久しい。(写真左) 頑なに上体を固
定して滑走することには何か特別な理由があるのだろうか?
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補足 3 過度なワイドスタンスの切り換え
カービングスキーの出現と共に脚を広げて滑るスキーヤーが増えた。
姿勢を低くして脚を広げるのがカービングターンのポジションと認識して
いるスキーヤーはけっこう多いようである。
そこでワイドスタンスによる切り替えを試みた。写真 11 参照。 重心は常
に両スキーのほぼ中央に位置しているのでちょうどプルークボーゲンを平
行スタンスで行っているような切り換えの運動となる。僅かな外スキーの
角付けでターンは始動する。
内足が邪魔をするためにターン内側へ重心を運びエッジを切り替えること
が困難となっている。常にスキー板の上に乗ってスキー操作を行いスキー
が谷回りを開始してくれるのをまっている滑りとなる。下の写真に躍動感
が感じられないのはこのような消極的な滑りの結果である。
二本のスキー板は平行なのだが切り換えの運動はプルークボーゲンのそれ
と代わることは無い。
この滑ではターン内側(斜面下側)への積極的な落下感覚を楽しむ事など、
とうてい不可能であろう。スピードにのって爽快感を味わうことはそれな
りに可能とおもわれるが・・・・・・
写真 11 過度に開いた内足が邪魔をするため写真 7 のようにターン内側へ重心移動を行
うことによるエッジの同時切り換え操作は極めて困難となっている。プルークボーゲンの
ように、切り換えの段階において“既に両スキーの角付けがなされている”ので谷回りの
始動のための補助的な運動は不要である。スキー運動としてはパラレルスタンスのプルー
クボーゲン? とでも云えるだろうか。