ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

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ExpressMail Ver4.0 導入ガイド. NEC 第二システムソフトウェア事業部. 本資料について. 本資料では、メールサーバとして ExperssMail を検討していただく為に必要な詳細な情報および、導入までに必要な情報を提供する事により、お客様に納得して ExpressMail をご購入いただく事を目的としています。. ExpressMail Ver4.0 の機能詳細 関連ソフトウェア 旧バージョンからの変更点 主なクライアントとの接続性について 導入時の注意事項. ExpressMail Ver4.0 機能詳細. プログラム構成. - PowerPoint PPT Presentation

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ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

NEC第二システムソフトウェア事業部

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本資料について

• ExpressMail Ver4.0 の機能詳細• 関連ソフトウェア• 旧バージョンからの変更点• 主なクライアントとの接続性について• 導入時の注意事項

本資料では、メールサーバとして ExperssMail を検討していただく為に必要な詳細な情報および、導入までに必要な情報を提供する事により、お客様に納得して ExpressMail をご購入いただく事を目的としています。

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ExpressMail Ver4.0 機能詳細

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プログラム構成• 以下のコンポーネントにより構成されています。

- ユーザ管理機能- SMTP サーバ ┣メーリングリスト機能 ┣転送・通知機能 ┗リモートメッセージエージェント機能- POP3 サーバ- IMAP4 サーバ- PASSWORD サーバ- CRON サーバ- HTTP サーバ ┣ユーザ設定機能 ┣リモート管理機能 ┗WEBMAIL機能- LDAP サーバ- 統計情報収集機能

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ユーザ管理機能• ExpressMail では、電子メールを使用可能なユーザを

Windows NT のユーザ管理とは別に独自に管理します。管理する項目は以下の通りです。- ユーザ名- 氏名- スプールサイズ- Expire 日数

• スプールサイズは SMTP サービスにより参照され、ユーザ単位にメッセージを保持する最大ディスク容量を設定します。

• Expire 日数は CRON サービスにより参照され、指定した日数を経過したメールは削除されます。

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SMTP サーバ• 以下の SMTP 拡張をサポートしています。

DSN, 8BITMIME, SIZE, ETRN, AUTH* AUTH は、 LOGIN, PLAIN, CRAM-MD5 に対応

• 不正中継の対策設定したネットワーク以外からは自由なメール送信はできないように設定可能です。 SMTP AUTH で認証が成功したユーザは、上記で設定したネットワーク外からでも自由なメール送信が可能です。

• サイズ制限送受信するメールのサイズの上限を設定可能です。

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• ウイルスチェック機能トレンドマイクロ社のファイルサーバ用ウイルス対策製品 ServerProtect と連携し、中継するメールの添付ファイルのウイルスをチェックする事が可能です。ウイルスが検出された場合は、メールの中継をエラーとします。

• 負荷制御メールの送受信量というのは、必ずしもユーザ数に比例するものではなく、必要メモリの見積もりが非常に困難です。必要メモリの見積もりが容易なように送信処理・受信処理それぞれについて同時処理数を設定可能です。

• スプールの容量制限ユーザ単位にディスクの使用量の上限を設定可能です。容量を越えたメール配送はエラーとなり、本人にも警告のメールが通知されます。

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• 不在通知機能ユーザは、 WEB ブラウザを使用して、不在通知を設定しておく事が可能です。不在通知が設定されたユーザに対してメールが配送された場合は、メールの ENVELOPE SENDER に対して、不在通知を送信します( メールヘッダの From ではありません ) 。また不在通知は設定した期間、同一ユーザに対して1度だけ送信されます。

• エイリアス機能管理者はエイリアスによって、指定したメールアドレスで受信したメールを複数の人に配送したり、外部プログラムに処理させる事が可能です。外部プログラムは、 EXE 形式と DLL 形式をサポートします。

• 未サポート機能現在、仮想ドメイン ( 複数ドメイン ) には対応しておりません。

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メーリングリスト機能• 登録したメンバーへの一斉配信が可能です。• サポートしているコマンドは、 digest, get, help, membe

r, off, on, stat, subscribe, summary, unsubscribe です。• 各コマンドの使用可否は、管理者が設定可能です。• 配信したメールは指定した数まで保存されます。• 保存してあるメールは、 summary/get コマンドで取得

可能なほか、 WEB ブラウザで参照可能であり、その場合、パスワードを設定可能です。

• 保存メールを IMAP 共有フォルダとして公開することで、管理者が保存メールを削除することも可能です。

• メーリングリスト宛のメールの発信者の制限が可能です。

• Subject や Reply-To の書き換えを設定可能です。

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転送・通知機能• ユーザ単位にメール転送先の指定やメール着信の通

知設定が可能です。• メールの差出人や件名による条件設定を行うことで、

特定のメールだけを転送・通知することが可能です。• 転送するメールには、添付ファイルの削除指定や大

きなメールの分割指定等も可能です。• メールを転送する際、転送メールをサーバにも残す

設定が可能です。• ユーザはこれらの設定を、サーバ管理者の手を煩わ

すことなく、 WEB ブラウザから行うことが可能です。• メールコマンドにより転送・通知の ON/OFF を設定

することが可能です。

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リモートメッセージエージェント機能• リモートメッセージエージェント機能とは、特定の

メールアドレス ( ユーザ名 -agent) 宛に、コマンドを記述したメールを送信することで、該当ユーザのINBOX 内のメールを外出先等から参照することが可能になる機能です。

• コマンドには、 get/summary があり、メール本体 / 概要を取得することができ、新着メールのみを指定することも可能です。

• WEB ブラウザを使用して、エージェントへのアクセスを許可するメールアドレスを指定することが可能です。

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POP3 サーバ• パスワード漏洩の危険性が低い、 APOP 認証に対応

しています。 • ネットワーク単位のアクセス制限が可能です。• クリアテキスト認証による接続のネットワーク単位

でのアクセス制限が可能です。• POP3 のオプションコマンドである、 TOP, UIDL コ

マンドをサポートしています。• 古い規約との互換性の為、 LAST コマンドをサポー

トしています。• Outlook Express や Netscape Messenger等の SSL に対

応しています。

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IMAP4 サーバ• IMAP4rev1 に対応し、パスワード漏洩の危険性が低い

CRAM-MD5 認証をサポートしています。• ネットワーク単位のアクセス制限が可能です。• クリアテキスト認証による接続のネットワーク単位

でのアクセス制限が可能です。• IMAP4 の拡張として、 NAMESPACE, IDLE, LITERAL

+, UIDPLUS をサポートしています。• SEARCH コマンドでは ISO-2022-JP をサポートして

います。検索対象は、 ISO-2022-JP, Shift_JIS, EUC-JP の charset のメッセージとなります。

• フォルダの同時アクセスが可能です。複数のメールクライアントを起動したり、ネットワーク障害でコネクションが残ってしまった場合等でも、問題なく使用可能です。

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• ウイルスチェック機能トレンドマイクロ社 ServerProtect と連携し、 IMAP のAPPEND コマンドで追加するメールの添付ファイルのウイルスをチェックする事が可能です。ウイルスが検出された場合は、 APPEND コマンドをエラーとします。

• 容量制限機能IMAP の APPEND コマンドでユーザ管理機能で設定した容量を越えてメールを追加しようとした場合はエラーとします。

• 共有フォルダの管理者を設定し、管理者が作成したフォルダをユーザが参照可能です。共有フォルダへのメッセージの追加は管理者および管理者が指定したユーザが行います。

• Outlook Express や Netscape Messenger等の SSL に対応しています。

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PASSWORD サーバ• Eudora Pro 等のメールクライアントからパスワード

を変更可能とする為のサーバ機能です。• パスワードの変更はユーザ設定機能を利用して、 W

EB ブラウザからも行う事が可能です。

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CRON サーバ• 指定した期間経過した古いログを削除します。• ユーザ管理で指定した各ユーザの EXPIRE 日数に基づき、指定した期間経過した古いメールを削除します。

• 毎日、ディスクの空き容量と、 SMTP の送受信の SUMMARY を postmaster に通知します。

Page 17: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

HTTP サーバ• ユーザ設定機能、リモート管理機能、 WEBMAIL 機

能を提供するサーバです。• 他の HTTP サーバと共存できるように、ポート番号 5800 で動作するようになっています(変更可能)。

• ネットワーク単位のアクセス制限が可能です。• リモート管理は登録したユーザのみ使用可能です。• Internet Explorer や Netscape Navigator等の SSL に対

応しております。

Page 18: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

ユーザ設定機能• 電子メールのユーザが設定を変更する為の機能です。• WEB ブラウザで http://hostname:5800/mail/ へアクセ

スする事により、使用可能です。• パスワードの変更、メールの転送の設定、不在通知

の設定、リモートメッセージエージェントの設定が可能であり、不在通知を送信したアドレスの一覧が参照可能です。

Page 19: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

リモート管理機能• WEB ブラウザを使用してネットワーク経由で、 Exp

ressMail の管理を行う為の機能です。• http://hostname:5800/mail/admin/ でアクセスする事で、

使用可能です。

Page 20: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

WEB メール機能• WEB ブラウザからメールを送受信する機能です。• ExpressMail Ver4.0 単体では、同時1ユーザに制限さ

れています。 ExpressMail/WEB-EXT Ver2.0 を購入する事で、同時使用ユーザ数が100増えます。最大 501 まで、増やす事ができます。

• アドレス帳をはじめとした個人の設定をすべてサーバ側で保持しますので、クライアント側には WEBブラウザが使用可能な環境があればメールの送受信が可能です。学校の端末室などに最適です。

• サーバ上に作成したフォルダや既読フラグは、 IMAP サーバ機能と共有していますので、状況により、 IMAP と使い分ける事が可能です。

• Internet Explorer や Netscape Navigator等の SSL に対応しております。

Page 21: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

• メニュー画面新規メールの作成、アドレス帳の編集、個人設定の変更を選択します。

• フォルダ画面フォルダの作成・変更・削除・選択を行います。このフォルダは IMAP4クライアントでも参照可能です。

• サマリー画面選択したフォルダのメッセージの一覧を表示します。

• メール画面サマリー画面で選択したメールを表示します。添付ファイルはアンカーとして表示され、クリックする事で保存・表示など可能です。メニュー画面新規メールの作成、アドレス帳の編集、個人設定の変更を選択します。

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• 新規メール作成画面では、宛先の指定を予め作成したアドレス帳で行う事が可能なほか、ファイルを添付する事も可能です (MIME base64 形式です ) 。

• 一般的なメールクライアント同様、アドレス帳を作成し、メールアドレスの管理を行う事ができ、共有アドレス帳へのアクセスも可能です。設定は個人毎にサーバ側に保存されます。

• ServerProtect と連携する設定を行っているときは、添付ファイルを指定した時点で、ウイルスチェックが行われます。ウイルスが検出された場合、ファイルの添付が失敗します。

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• LDAP を利用した、共有アドレス帳機能を提供します。• ExpressMail 単体では、 10 エントリのみ登録可能です。

LDAP-EXT の追加購入により、登録可能数が 1000 エントリ追加されます ( 最大 5010 まで増やせます ) 。

• 日本語は UTF-8 で扱われ、各社のクライアントから日本語で検索 /表示可能です。

• エントリの登録は、ウィザード形式による登録、 CSV ファイルからの一括登録、 ExpressMail のアカウント情報のインポートが可能です。

• ウィザード形式では以下の属性が登録できます。氏名、メールアドレス、名字、名前、会社名、所属、役職、電話番号、 FAX番号、国、郵便番号、都道府県、市町村、番地、メモ、 URL

LDAP サーバ

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• サーバログを解析し、サーバの統計情報をグラフとして表示することが可能です。

• 収集可能な情報には、メールの送受信量 / 回数やPOP3/IMAP4 のアクセス数 / 最大同時アクセス数などがあります。

統計情報収集機能

• ユーザ毎のディスク使用量も表示可能です。

Page 25: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

• ExpressMail の各サービスは権限の低いユーザで動作します。万一セキュリティホールが見つかった場合でも、被害を最小限に抑えます。

• セットアップ時には、メールサーバが接続された LAN からのみ自由にメールの発信が可能であり、 POP3/IMAP4 接続をメールサーバが接続された LAN 以外から行うには APOP/CRAM-MD5 認証が必要なようにセットアップされます。必要に応じて、設定を変更して下さい。

その他

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関連ソフトウェア

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• ExpressMail/WEB-EXT Ver2.0ExpressMail Ver4.0 の WEBMAIL 機能の同時使用ユーザ数を 100追加します (ExpressMail 単体では 1です ) 。最大 501 まで増やせます。

• ExpressMail/LDAP-EXT Ver2.0ExpressMail Ver4.0 の 共有アドレス帳のエントリ数を 1000増やします (ExpressMail 単体では 10 です ) 。最大 5010 まで増やせます。

• トレンドマイクロ ServerProtect for Windows NTExpressMail で中継するメールに対して、ウイルスチェックを行う事が可能になります。

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旧バージョンからの変更点旧バージョンのご使用のユーザはバージョンアップの参考にして下さい。

Page 29: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

• IIS に依存した機能は、独自の HTTP サーバを使用するように変更されました。

• フォルダ構造が変更され、 IMAP4 の性能が改善されました。

• APOP/CRAM-MD5 に対応しました。• ネットワーク単位のアクセス制限が可能になりまし

た。• SMTP の不正中継の対策が容易になりました。• サービスを実行しているユーザの権限を低くしまし

た。

Ver1.x から Ver2.x で行われた変更の概要

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Ver2.x から Ver3.0 で行われた変更の概要• フォルダ構造が変更になり、突然の電源断、ハー

ド・ソフト障害発生時でも、フォルダが破壊される危険性が低くなりました。

• IMAP4 で、同一フォルダに対する同時アクセス時の動作が変更になりました。旧バージョンでは、同時アクセス時には、 READ-ONLY でのアクセスとなりましたが、 Ver3.0 では、 READ-WRITE で可能です。

• SMTP AUTH に対応しました。• トレンドマイクロ社 ServerProtect との連携により、

中継するメールのウイルスチェックが可能になりました (Ver2.2 から ) 。

Page 31: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

• WEBMAIL 機能が i-mode 端末からも利用可能になりました。

• POP3/IMAP4/HTTP が SSL に対応しました。• メール転送機能が強化され、条件付き転送や添付

ファイルを削除しての転送などに対応しました。• リモートメッセージエージェント機能により、メー

ルコマンドによりメールの参照が可能になりました。• 統計情報収集機能により、サーバの統計情報のグラ

フ表示が可能になりました。• メーリングリストの過去メールが、 IMAP 共有フォ

ルダとしてアクセス可能になりました。

Ver3.0 から Ver4.0 で行われた変更の概要

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主なクライアントとの接続性について

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• Microsoft Outlook Express 5

• Netscape Messenger 4.7

• Orangesoft Winbiff 2.31beta

• Eudora Pro 4.2j

●SMTP AUTH による接続が確認できているクライアント

• Netscape Messenger 4.7

• Orangesoft Winbiff 2.31beta

● IMAP4 で共有フォルダをアクセスできる事が確認できて いるクライアント

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• Microsoft Outlook Express 5

• Netscape Messenger 4.7アドレス帳における検索結果のプロパティ表示は文字化けしますが、「再読み込み」で正しく表示できます。

• Orangesoft Winbiff 2.31beta

• クニリサーチ Eudora Pro4.2j

●LDAP サーバ機能による日本語検索が確認できているク ライアント

●WEBMAIL 機能のクライアントとして動作確認をしている WEB ブラウザ• Microsoft Internet Explorer 4.0 以上• Netscape Navigator/Communicater 4.0 以上

Page 35: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

導入時の注意事項

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ネットワーク• 以下のいずれかのネットワーク構成である必要があ

ります。- DNS が運用されているイントラネット- インターネット

• 自ホスト / 自ドメインの情報が登録された DNS サーバが用意できる事

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ハードウェア (1)

• 最低限必要なハードは以下の通りです。- Pentium 100MHz 以上- メインメモリ 64MByte 以上- ハードディスクの空き容量 10MByte 以上- 800×600 以上のディスプレイ- CD-ROM ドライブ- Windows NT 4.0 日本語 Intel 版が動作 する事

• 望ましい構成- IDE ディスクのモデルは避け、 SCSI ディスクのモデルを 選択して下さい。- 信頼性の確保にはディスクアレイ (RAID5 ) モデルの選 択や UPS の追加が必要です。

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ハードウェア (2)

• メールの送受信量・同時接続数・ LDAP のエントリ数に応じたメインメモリが必要です。

• ExpressMail の各サーバ機能は、おおよそ以下のメモリを消費します ( 同時接続数は、ユーザ数とは異なる事に注意して下さい ) 。 3 + 0.2 × 同時接続数 (Mbyte)

• LDAP サーバ機能は、上記以外にエントリ情報数に応じたメモリを消費します。 エントリ数 *0.02 (Mbyte)

Page 39: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

• SMTP サーバ機能に関しては、登録したユーザがメールを発信する目的に使用する以外に、外部からメールを受信する目的にも使用される為、ユーザ数から消費メモリを予測するのが困難です。メールの送受信量が多い場合は、 ExpressMail 管理者ガイドの第7章を参照してチューニングを行う必要があります。

• 上記以外に、管理作業を行う為のメモリも必要です。• 他のアプリケーションを同一マシンにインストール

する場合は、そのメモリ消費も考慮の上、十分余裕を持ったメモリを搭載して下さい。

Page 40: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

ソフトウェア (1)• NT 4.0 は、 SP3 以降を推奨します。• OptionPack をインストールする場合は、 SMTP サー

ビスをインストールしないで下さい。• ESMPRO 製品群の中には ExpressMail の HTTP サービ

スのポート番号 (5800) とぶつかる物がありますので、ポート番号の変更など行う必要があります。

• メールクライアントは、 SMTP/POP3 もしくは IMAP4対応のものを別途用意する必要があります (WEBMAIL 機能を使用する場合は必ずしも必要ではありません ) 。

• WEB ブラウザは、 HTML3.2/ フレームをサポートした製品であれば使用可能ですが、 Windows 上で動作するものを推奨します。

Page 41: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

ソフトウェア (2)

• メールサーバには、安定稼動の為、なるべく他のソフトはインストールしないで下さい。

Page 42: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

お試し版による評価

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お試し版について

• 2~3ヶ月おきに期間限定・登録ユーザ数限定のお試し版を提供しております。

• お試し版の有効期間は、提供時期により異なります。ダウンロード時によくご確認下さい。

• 登録ユーザ数は 10 に制限されています。• マニュアル ( 管理者ガイド ) もお試し版に含まれていま

す。• サーバ機能の使用感は、評価するメールクライアント

により異なります ( 特に IMAP4/ LDAP は、クライアントによる差異が大きな機能です ) 。複数のメールクライアントによる評価をお勧めします。

Page 44: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

ライセンスについて

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• ExpressMail はサーバ ( マシン ) 単位にライセンスが必要です。複数サーバ ( クラスタ構成等も含みます )に ExpressMail をインストールする際は、サーバ台数分の ExpressMail をご購入下さい。

• ExpressMail として、アカウント ( ユーザ ) 登録数やSMTP/POP3/IMAP4 の同時接続数に、特に制限はございません ( ただしサーバリソースの範囲内に限ります ) 。

• WEBMAIL 機能の同時利用者数および LDAP サーバ機能の共有アドレス帳エントリ数には制限がありますのでご注意下さい。詳しくは、該当機能の項目を参照下さい。

ライセンス

Page 46: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

お問い合わせ・サポート

Page 47: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

製品の購入に関して• 製品の購入は最寄りの NEC営業経由でお願い致しま

す。 NEC の営業一覧は以下の URL で参照可能です。

http://www.express.nec.co.jp/service/kyoten.html

Page 48: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

製品の技術的な問い合わせ

• 以下の URL で受け付けています。

http://www.nec.co.jp/contact/

なお、購入後のサポートには、保守契約 (PP サポートサービス ) が必要です。 PP サポートサービスに関しては、以下の URL を参照して下さい。

http://www.ace.comp.nec.co.jp/support/pp/index.htm

Page 49: ExpressMail Ver4.0 導入ガイド

• ExpressMail は NEC の商標です。• ServerProtect はトレンドマイクロ株式会社の商標で

す。• Windows NT はマイクロソフトの米国およびその他

の国における登録商標です。• その他の製品名・社名はそれぞれの製品の商標また

は登録商標です。