『ETC2.0』対応車載器へのご検討比較案 - ICS · 2019-10-24 ·...
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組合員各位
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は、当組合を御利用いただき心より御礼申し上げます。
さて、ETC コーポレートカード(車両限定の緑色のカード)をご利用の皆様には本年1月の請求書に同封してご案内致しました
通り、国交省は平成28年4月1日からETC2.0※1 対応の車載器搭載車両を条件に補正予算を利用し、現在のETCカード割引を
平成29年3月末まで継続する旨を発表しました。
先日、東日本高速道路㈱(ネクスコ東日本)からも3月14日付で正式な通達が届いております(別紙参照)。
しかし、ネクスコによる経過措置として従来のETC車載器搭載車両も一定期間は現行の割引が継続されますが、現段階では
経過措置の期間は6ヶ月との見通しであるため、半年後の10月からはETC2.0非対応車両におきましては、激変緩和措置として
の国費約10%相当額分が現行の割引より下がる見込みです。
利用によっては、1台ごとに割引のメリットが出る車両や出ない車両もありますので、助成金をうまく利用しながら、かかる
費用(ETC2.0対応車載器本体価格、取付工賃、セットアップ料金)に対し、下記の金額等を参考に購入すべきかの判断材料に
していただければと思います。
また、この割引を継続して受けるためには、ネクスコに対し変更の手続きが必要なため、ETC2.0対応車載器を取付けされた際、
当組合にご連絡の上、必ずそのセットアップ証明書をFAXやメールで送信いただきますようお願い致します。
<ETC2.0車載器の価格>
ETC2.0の車載器は、品薄との声も聞こえますが、メーカー・機種・性能などにより価格は
若干異なり、1台当たり約4~6万円と思われます。
※詳しくは、販売店やメーカー(デンソー・パナソニック・カー用品店・ディーラー)にお問い合わせ下さい。
<ETC2.0車載器購入の助成金>
①ネクスコ 3社及び高速道路保有・債務返済機構から1台当たり1万円(先着数十万台規模)
②公益社団法人全日本トラック協会から1台当たり4千円(先着50万台分)
※詳しくは、上記①.②にお問い合わせください。
つきましては、〈裏面〉に具体例を記載しております。
ネクスコの経過措置が6ヶ月間で、激変緩和措置としての国費約10%相当額分が平成29年3月31日で終了した場合を具体例①と
し、もしそれ以降も継続(もう1年延長)される場合は具体例②としておりますので、参考までにこちらも合わせてご覧下さい。
敬具
※1 【 ETC2.0 】とは ・・・ 道路側のアンテナであるITSスポット(全国1,600ヶ所)との高速・大容量・双方向通信による世界初の路車
協調システムを採用。 今までのETCの高速道路利用料金収受だけではなく、渋滞回避、安全運転支援、災害時支援といったドライバーに
とって有益な情報を提供する次世代型サービス。 対応カーナビやスマートフォン等にも連動可能。
平成28年3月18日
情報通信システム協同組合
代表理事 甲斐啓二
『ETC2.0』対応車載器へのご検討比較案
・・・ ネクスコによる経過措置が6ヶ月(平成28年9月30日迄)で、
10%相当額が平成29年3月31日で終了した場合
■車輌1台当たりの6ヶ月間の平均割引対象額(高速国道)が約10万円のケース
H28.10 H28.11 ~ H29.2 H29.3
10 10 ~ 10 10
2.55 2.55 ~ 2.55 2.55
3.5 3.5 ~ 3.5 3.5
0.95 0.95 ~ 0.95 0.95
※上記の場合、半年間でETC2.0車載器利用とETC2.0非対応車載器利用の割引額の差が約5.7万円となるため、
10万円以上利用される車輌はETC2.0車載器にされる方がお得になるかと思われます。
■車輌1台当たりの6ヶ月間の平均割引対象額(高速国道)が約4万円のケース
H28.10 H28.11 ~ H29.2 H29.3
4 4 ~ 4 4
0.75 0.75 ~ 0.75 0.75
1.1 1.1 ~ 1.1 1.1
0.35 0.35 ~ 0.35 0.35
※上記の場合、半年間でETC2.0車載器利用とETC2.0非対応車載器利用の割引額の差が約2.1万円となるため、
ETC2.0車載器取付等の費用によってはお得にならない場合もあります。
・・・ ネクスコによる経過措置が6ヶ月(平成28年9月30日迄)で、
10%相当額が平成30年3月31日まで継続になった場合
■車輌1台当たりの18ヶ月間の平均割引対象額(高速国道)が約4万円のケース
H28.10 H28.11 ~ H30.2 H30.3
4 4 ~ 4 4
0.75 0.75 ~ 0.75 0.75
1.1 1.1 ~ 1.1 1.1
0.35 0.35 ~ 0.35 0.35
※上記の場合、1年半でETC2.0車載器利用とETC2.0非対応車載器利用の割引額の差が約6.3万円となるため、
ETC2.0車載器取付等の費用によってはお得になるかと思われます。
ETC2.0非対応型の割引額 13.5
ETC2.0の割引額 19.8
差額 6.3
差額 2.1
具体例 ②
年月日 合計(万円)
割引対象額 72
割引対象額 24
ETC2.0非対応型の割引額 4.5
ETC2.0の割引額 6.6
ETC2.0の割引額 21
差額 5.7
年月日 合計(万円)
具体例 ①
年月日 合計(万円)
割引対象額 60
ETC2.0非対応型の割引額 15.3
お得になる
ケース
微妙な
ケース
お得になる
ケース
平成 28年 3月 14日
お 客 様 各 位
東日本高速道路株式会社
北海道支社
平成 28年 4月 1日からの ETC コーポレートカードの割引について
平素より、ETCコーポレートカードをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、平成 28年 4月 1日からの ETCコーポレートカードの割引について、下記の通り変更となります
ので、お知らせいたします。
1. 平成 28年 4月 1日以降の割引内容
車両単位割引
自動車 1台ごとの 1ヶ月の高速国道のご利用額 割引率
5千円を超え、1万円までの部分 10%(※20%)
1万円を超え、3万円までの部分 20%(※30%)
3万円を超える部分 30%(※40%)
※は、激変緩和措置の割引率です。(平成 29年 3月 31日まで)
※は、ETC 2.0対応の車載器搭載車両に限り適用されます。
なお、経過措置として、平成 28年 4月 1日以降、一定期間は従来の ETC車載器搭載車両にも適用します
が、経過措置終了時期などの詳細につきましては、関係機関と調整のうえ、決まり次第お知らせ致しま
す。
今後とも、高速道路等をご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
2. お問合わせ先
東日本高速道路株式会社 北海道支社 大口・多頻度窓口(料金サービス課内)
TEL 011-896-5315
お問い合わせの受付時間/9時~18時(土・日・祝日を除く平日)
以 上