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平成 19 年 10 月記事更新 (株)SIPシステム
-はじめに-
本システムは、土地改良基準「パイプライン」に準拠した、節点水頭法によるクローズドタ
イプ(閉管路)の管網計算が可能なシステムです。節点水頭法は、ハーディ・クロス法では解
析できない、樹枝状の管網計算も可能な解析方法です。
従来の管網計算システムでは、管網図の構築をCAD等で作成したレイアウト図(管網図)
を見ながら、計算シートに「節点データ」「管長データ」を直接入力し管網計算を行う手法が
多く見られましたが、弊社システムでは、「背景地図(ラスター/ベクター)」を読み込み、節
点、管路を作成すれば管長は自動計算、有効水頭や流速等の判定結果を画面表示します。
また、有効水頭等が許容値を満足しない場合は「管路比較検討」機能により、適正な管径を
選択指定が可能です。出力帳票では、計算書、平面図、縦断図の作成も可能です。
上水道/土地改良の管網計算のツールとしてご利用頂ければ幸いです。
解析手法は「節点水頭法」(汎用的なハーディ・クロス法は網計算のみ)
だから、「網状の配管」「樹枝の配管」の何れの管網計算が可能。
地図情報「ラスター」や「ベクター」地図を読み込み「背景図」として、節点、管
路をプロットすることが可能。また、管路の移動・回転も可能。
作成した管網図から「管長を自動集計」、地盤高さ、流量データを入力すれば瞬時に
流速、水頭の評価を行い画面表示します。また、「多点注入」の設定も可能。
指定した流速、水頭を満足しない場合は、管路毎に「比較検討」機能で、適正管径を
管種DBより表示、適用した管径で全管網の再計算を行い結果表示します。
計算結果の「計算書」はもちろん、背景図を盛り込んだ「平面図」の作成や、管路図
を指定して「縦断図」の作成が容易に可能。
流量節点に入力する流出量を容易に算出できる「かんがい用水量集計システム」や「上
水道給水量計算システム」をオプション機能として用意、データ連動が可能。
また、DXF の読込み変換出力が可能な「DXFファイルコンバータ」も有ります。
解析
背景図
計算機能
判定機能
計算書
オプション
管網計算システムの基本操作概要
①初期設定 1.管種 DBMの確認
2.平面図/縦断図の初期設定 注)DBM:データーベースマネージャー
1.管種 DBMの確認(ファイル/管種 DBM:オプション/設定)
1) 管種DBMの編集(流量係数等)/新規追加
2) 平面図/縦断図の印刷出力設定
1. 計算タイプ/計算精度の指定
1) 平均流速は「ヘーゼンウィリアムス」を選択
2. 流量単位と流出量の種類を指定
1) 流出量は通常 2 種類で通常期と代掻期
2) 流出量の単位を選択
3. 標準管種と損失割増係数の指定
1) 管種DBより標準管をここで選定しておく
2) 全損失水頭を一定率で割増が可能
但し、折れ点に個別の損失係数も可能
4. 判定基準と計算基準位置の指定
1) ここで入力指定した数値で計算結果を判定
2) 各損失水頭計算で計算位置の指定が可能
1. 計算書の印刷 1) 管路/節点データ/水理計算書の印刷
2. 平面図の印刷 1)平面図の印刷は初期設定条件に従い印刷平面図の印刷
⑤計算開始
⑧縦断図の作成
新規データシートの作成 (ワークシート)
1. 縦断図の作成 1) 縦断図作成の為の路線の設定 2) 縦断図はワークシートのタグに表示
⑨終了
②基本データ入力の設定 1.計算タイプ/計算精度の指定 2.流量単位と流出量の種類を指定 3.標準管種と損失割増係数の指定 4.判定基準と計算基準位置の指定
③背景図(地図)の読み込み 1.ラスター画像/スケールの設定
「JPG」「BMP」の地図画像ファイル
資料-②参照 背景図は読み込まなくても管網図の作成は可能。但し、管路長は管路リスト項目で手入補正を行う。
④各節点/管路の作成
1.動水節点のプロット 2.流量節点のプロット 3.管路の設定(管種/管径) 4.折れ点の設定
1. 動水節点のプロット(背景図に配置) 1) 多点流入(複数動水節点)の設定が可能
2. 流量節点のプロット(背景図に配置) 1) 流量節点は「+」値が流出で「-」値が流入
3. 管路の設定(i-j点の方向) 1) 管路の設定は i-j点を意識して線引き 2) 管種の設定は「管路データ設定」で行う
4. 折れ点の設定 1) 現況に合わせた管路の描画(補正機能) 2) その他の損失係数の設定
「計算開始」→「管路比較検討」が可能
計算書の印刷
⑥判定結果の表示
OUT 1. 管路比較検討(適正管径の判定)
1) 判定基準で「OUT」と評価された管路の検討2) 管路にマウスを合わせ右ボタンクリック ⑦管路比較検討⑥判定OK
縦断図の印刷 1. 縦断図の印刷 1) 縦断図の印刷は初期設定条件に従い印刷
システムの主な機能 1.起動画面とその概要
プログラム起動後のメインメニュー画面、および画面構成は以下の如くです。
1) Area①(コマンドバー) 管網計算を行う基本的操作ボタンです。
上側よりコマンドバーを順次実行することにより、管網図の作成から印刷までが可能となります。 2) Area②(ワークシート)
管網図の作成や管路データを登録するときの作業エリアを言います。背景図を「基図読込み」ボタンで 読込み、動水位節点、流量節点、管路を作成し計算実行が可能となります。
3) Area③(ツールバー) 管網計算において、使用頻度の高い操作をボタン化し配置しています。
管網図作成中や計算後に、各種ボタンをクリック(ボタンの反転表示)することにより、その機能を利用で きます。選択した機能を終了する場合は、再度そのボタンをクリックします。
4) Area④(ツールエリア)
画面上では、管径毎に色分けして表示するように機能設定しているケースでス。非表示とすること
も可能です。
基本データの入力画面です。
・計算タイプの設定
・1管網に対して 大5
ケースの流量データを
登録、計算可能です。
・算出基準を選択できます。
2.管網図の作成
①基図を読み込みます。
②動水位節点をプロットします。
③流量節点をプロットします。
④節点と節点をクリックして管路を作成します。
⑤管路を現況に合わせるため、折れ点を作成します。
⑥折れ点により管路が現況に合わせられました。
3.折れ点の機能
折れ点には、管路を現状図に合わせる他、ポンプ、減圧弁、損失水頭の機能を付加できます。
4.動水位/流量節点データ
流量節点データの入力画面です。
動水位(水供給源)データの入力画面です。
5.計算結果の画面
6.比較検討機能
7.印刷帳票
計算結果の画面です。 節点の赤色は、有効水頭が許容値を満足しない事を表し、管路の赤矢印は流量方向と流速が許容値を満足していない事を表します。
比較検討結果の画面です。 この画面では、選択した管路が許容値を満足するためには「管径」が「100~125」呼び径の管径を選択しなさいと計算結果を表示しています。
平面図の出力画面です。 縦断図の出力画面です。
8.その他の損失係数の考慮その適用手法
本システムでは、各管路の折れ点に、[折れ点][増減圧ポンプ] [減圧弁] [各種損失係数]の 4 種類の設定が可能です。設定方法は、以下の要領で行います。
設定方法は、設定したい管路上にカーソルを置き(赤色反転)マウスの右ボタンをクリックすると、ショートカットメニューが表示されますのでそこから「折れ点リスト」を選択する方法と、「管路リスト」コマンドバーをクリック「管路データ」入力画面の「折れ点数」の項目から、「折点情報一覧表」を表示して設定が可能です。
折れ点の番号は、管路番号の始点節点番号から終点節点番号へ向かった番号(1.2.3・・・)と対応します。 「折点タイプ」の選択は、 にカーソルを合わせ、マウスをクリックする毎に、表示が「折点」→「増減圧ポン プ」→「各種損失係数」→「減圧弁」と切り替わりますので、指定したい項目を選択します。 選択した「折点タイプ」に応じて、増減圧もしくは損失係数等の数値を入力します。
<流入・流出による損失の考え方> 本システムの各種損失水頭Hの算出は、管路内にある損失折れ点の係数「f」を求め、H=f×Hv から 計算しています。
項目 6)、7)で樹枝状配管時のみ対応の理由は、樹枝状配管の場合は、設計段階で節点に対して水の
流れが決まっているので流出入の判断が可能ですが、管網配管の場合は、水の流れは水理計算を実
行しないと判断がつかないので、管網配管では流出入による損失を考慮できないとしています。
よって本システムでは、流出入による損失は、樹枝配管のみとしています。また、その設定は以下の要 領で行って下さい。
<流量節点の損失の設定方法> 流量節点における損失は、現状考慮できませんの
で、必要な場合はその近辺に折れ点を設置して 損失係数を考慮するようにして下さい。
9.減圧弁を設定した場合の静水位
基本データの入力項目で、「□静水位が減圧弁の影響を受け
る」の項目にチェックマークし、且つ折れ点で減圧弁を設定 した場合、縦断図の作図においてその減圧値分だけ静水位を 下げて表示します。また、縦断図のバンド項目名および計算書に静水位を表示します。 但し、管網配管内に減圧弁を設定し静水位に影響を与える場合は、管網内の 大の静水位を採用し ます。詳細は下記項目を参照下さい。
<静水位を正常に取得できない場合の考え方>
通常「減圧弁」は、送水管(網配管の上流側)に設置されますので、下図左図の如く減圧された静水 位は、各節点に均等に減圧されますので問題ありません。 しかしながら、右図の減圧弁が網内にある場合は問題が発生します。 例えば、下右図において、管路 2-3 間に 10m の減圧弁を設置し、流量方向が 1-2-3-4-5-2 の場合、 節点 3、4、5 の静水位は 50m になるように思われますが、減圧前の節点 2 の静水位 60m?と 50m?で 一致しなくなります。また、流量方向が 1-2-5-4-3-2 となった場合、2-3 間で 10m 減圧してしまうと、節点 2 の静水位が同様に一致しなくなります。
よって本システムでは、水は高所から低い方に流れるという観点から、減圧弁が網内にある場合は、そ の一番高い静水位が管網内を支配するとして前節点の静水位を採用しています。
減圧弁を設定
静水位の 項目を追加
10.折れ点を流量節点に変換機能(折れ点→流量節点)
本プログラムでは、一旦「折れ点」と設定した後「流量節点」へ変換することが可能です。 例えば、「流量節点①-②」間の管長が長く、且つその管路を複数の「折れ点」で構築していたとし ます。その後、設計変更等が生じ、その管路上に新たに「流量節点」を設ける必要が生じた場合、従 来では、その管路「①-②」を一旦削除して、その間に「流量節点③」を設け、再度管路を「①-③-②」 と繋げる必要がありました。 その結果、管路を削除した時点で「折れ点」も削除されていますので、再度現況に合わせ「折れ点」
を再設定する必要がありました。(Ver2.4.19.166 以前の商品) その点を考慮し、「折れ点」を「流量節点」に置き換える事で操作性を向上しました。 設定に関する操作方法と注意点は以下の通りです。(Ver2.4.20.167 以降で対応) <折れ点→流量節点への変換方法> コマンドバー「折点追加」ボタンをクリックして表示される管路図において、流量節点に変換し たい「折れ点」上にカーソルを置き、右クリックするとプロパティ画面が表示されます。 プロパティ画面の下にある「折れ点->流量節点」をクリックすると「流量節点」に変換されます。
管路図を表示している画面上でも、変更したい折れ点の位置を特定できていれば、同様にその位置 で右クリックし てプロパティ画 面を表示、変換 が可能です。
流量節点に変更 することで「流 量節点データ」 および 「管路データ」 も自動的に変更 されますが、デ ータの入力が必 要となります。 次ページ参照
11.管路図の移動と回転機能
5) 2)管路図の移動と回転
読み込んだ背景図に対して管路図を移動や回転する
事が可能です。
背景図を読み込み、管路図を作成した後背景図が変更と
なり、再度背景図を入れ替えた場合、管路と背景図間で
「ズレ」が生じた場合等で利用します。
操作は、プルダウンメニューから操作した移動方法をクリックして、その直後に操作可能となります。 移動する方法は、移動および回転のそれぞれ2種類あります。
2)-1.「節点を基準に座標移動」
移動したい節点をクリックし、次に移動
したい位置をクリックすれば管路図が移動します。
2)-2.「任意点を基準に座標移動」
移動したい任意の点をクリックし、次に移動 したい位置をクリックすると管路図が移動します。
2)-3.「角度入力による回転」
回転したい中心位置をクリックすると
回転角度入力画面は表示されますのでここで
角度を入力します。
正値(+):時計回り
負値(-):反時計回り
入力が終わりましたら
「OK」ボタンをクリ
ックすると管路図が回
転表示されます。
2)-4.「3 点指示による回転」
管路図を 3点指示で回転が可能です。
回転は、先ず管路図に対して、回転の中心位置をクリックします。
次に、1 つ目の参照位置を指定クリックします。その後 2つ目の回転先をクリックすると管路図が
回転移動します。
12.オプション(管路データCSV入出力システム)
本機能は、「管路データCSV入出力システム」(オプション商品)をご購入された場合に利用が可
能です。本体プログラムの管網計算で入力登録した管路データについて、その後の設計変更等で「流
量係数」等が変更となった場合、本体プログラムでは管路一本(行)毎に変更を加えなければなりま
せんが、本システムを活用することに一括で修正が可能となります。
<機能的概要> 1.本体プログラムの「管網計 算システム」で作成した管路 データ「節点、呼び径、管路 長流速係数、管種データ」に ついてCSV出力が可能で す。
2.CSV(出力)された管路デ ータファイルを Excel 等で 読込み、編集後、「管網計算 システム」で読み込めば、管 路データを自動的に書き換 え処理を行います。
3.編集された管路データを「管 網計算システム」に読み込 む際、管種データベースに 無い「管種、記号、呼び径」 の組合せがあると自動的に 管種データマネージャーに登 録します。
4.編集された管路データの管 路長は、「管網計算システム」 に読み込むと固定管路長とし て認識します。
<管路データ編集項目> 1.「管路数」「管路の始点-終点」:管路毎に編集可能です。修正した管路数を記入します。(追加も可能)2.「管路長」:編集可能です。手入力された固定長として認識されます。 3.「流速係数」:編集可能です。マニング時には「祖度係数」と表示されます。 4.「呼び径」:編集が可能です。標準DBに無い管種は新規登録されます。 5.「記号」「管種」:編集が可能です。標準DBに無い管種は新規登録されます。
13.オプション商品機能(上水給水量計算システム)
本システムは、 大給水量の算出方法「計画戸数から算出」・「総宅地面積と平均宅地面積から算出」を指定して、各節点における給水量を計算し、管網計算システムの流量として連動します。 機能的には、時間係数の考慮や消火栓容量の計算も可能です。
尚、本機能の詳細につきましては、「上水道給水量計算システム」のリーフレット、マニュアル等を参照下さい。
14.オプション商品機能(かんがい用水量集計システム)
本システムは、かんがい区域(水田)における「代かき期」「普通期」および「管理用」の単位水量を計算し
必要 大用水量の計算を行います。
集計はブロック単位や作業日毎に集計を行い、節点流量集計では、その結果を本体プログラムの管網計算
システムへデータ転送します。これによりかんがい用水量の管網計算が可能となります。
尚、本機能の詳細につきましては、「かんがい用水量集計システム」のリーフレット、マニュアル等を参照下さ
い。
15.オプション(DXFファイルコンバータ)
本機能は、「DXFファイルコンバータ」(オプション商品)を導入された場合に利用が可能です。
汎用CAD等で作成された地図データ(DXFファイル)を、管網図作成用の背景図として読み込み、管網作成
後は、管路図(管路データ)や縦断図をDXFファイルとして出力が可能なシステムです。
1)ベクター背景図用(X)/DXFファイル取込み(Z)
ベクターデータ(DXFファイル)を管網計算システムへ取り込む場合に選択します。
「DXFファイル取込み(Z)」をクリックすると、DXFファイル選択ダイアログボックス(右図)が表示されます
ので、取り込みたいDXFファイルを選択、図面スケールの入力を行い、「更新して終了」ボタンをクリッ
クすれば、背景図画像が管網計算システムへ読み込まれます。
(ベクターデータを読み込んだ後、ツールバーの「ALL」ボタンで背景図をワークシート中央に配置しま
す。読み込んだ直後、背景図が画面表示されていない状態の操作です。)
「レイヤー表示」機能を利用すれば、取り込む画像をレイヤー毎の指定も可能です。
尚、本機能の詳細につきましては、「DXF
ファイルコンバータ」のリーフレット、マニュ
アル等を参照下さい。
2)作図用(Y)/DXFファイル出力(Z)
本項目は、「管網計算システム」で計算実行を行った後、作成した管路図(管路データ)や縦断図
をDXFファイルとして出力が可能な機能です。本項目で、出力されたDXFファイルデータは、汎用
CAD等で読み込み画像編集が可能となります。
水理解析は節点水頭法(水位法)により「管網配管」および「樹枝状配管」の解析が可能 価格 \294,000-(税込)
○土地改良計画設計基準(農林)
・設計「パイプライン」 ○水道環境部水道整備(厚生省) ・「簡易水道施設基準解説」
○かんがい用パイプラインの設計 ○上水道管網配管の設計
○ヘーゼンウイリアムス公式 ○マニング公式(開水路) ○ウェストン公式(上水小口径)
本システムは、管網配管だけでなく樹枝状配管も解析が可能な節点水頭法を用いて水理計算を行います。 管網のレイアウトは、基図(背景地図)を読み込み、グラフィカルイメージで流量節点を配置し管路を作成、折 点機能により現況路線も作成が可能。また折点に減圧弁、増圧ポンプ、その他の損失係数を考慮でき、計算結果 に対して管路比較検討機能で適正管径の選択が可能。出力帳票は、計算書、平面図、縦断図の作成が可能な他、 オプション商品によりDXFファイルの入出力や管路データCSV入出力機能でのデータ編集等も可能です。
1.使用される管種及び材料特性データは、管種データベース(ダクタイル 鋳鉄管、鋼管、硬質塩化ビニル管、ポリエチレン管、強化プラスチック 複合管)に標準登録されており、新規登録や登録管データの編集も可能です。
2.管網計算は、 大5ケースまで異なる流量データで一括計算処理が可能。 3.管網配管は、背景図を読み込みグラフィカルイメージで動水位節点、流量節 点を設定し、折れ点機能により現況図に合わせた管路図の作成が可能です。
4.動水節点は、多点注入が可能な他、折れ点に減圧弁、ポンプ、その他の損失 (湾曲、屈折等の損失係数)を考慮した設定が可能です。
5.管網計算の判定は、許容流速( 小、 大)および余裕高/有効水頭( 低、 高)の入力設定に従い判定結果を表示します。判定を満足しない場合は「管路比 較検討」機能にて、許容値内に納まる適正管径を表示、選択が可能となります。
6.出力帳票は、計算書、平面図、縦断図、管路比較検討書をプレビュー画面表示後印刷が可能です。 7.オプション商品の利用に、ベクター地図の読み込みや管路情報のDXF化、上水道/かんがい用水の流量データの計算、
管路データの一括変換機能などで入力データの効率化を計れます。
管網/樹枝対応
CONTACT (TEL):06-6125-2232 (FAX):06-6125-2233
ACCESS (URL):http://www.sipc.co.jp (Mail):[email protected]
●「DXFファイルコンバータ」 (税込価格 ¥105,000-) : DXF ファイルの読込み、管路図、縦断図を DXF 出力します。
●「管路データ CSV 入出力システム」 (税込価格 ¥52,500- ) : 管路データを CSV 出力し Excel 等で編集後、読込みが可能です。
●「上水道給水量計算システム」 (税込価格 ¥52,500- ) : 宅地開発等の上水道の必要 大給水量を計算します。 ●「かんがい用水量集計システム」 (税込価格 ¥105,000- ) : 灌漑用水の代かき期、普通期の 大必要用水量を計算します。
ご案内 ・本商品に関するご質問、資料請求、見積依頼等ございましたら、お電話、メール等
にて弊社「大阪事務所」までお問合せ下さい。商品の操作概要等をご確認頂ける「体験版CD-ROM」を用意しております。
・弊社ホームページよりも商品概要、リーフレット、出力例、体験版プログラムなどの
ダウンロードを可能としておりますのでご利用下さい。
株式会社SIPシステム
【大阪事務所】 〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場1-18-24-501
(お問合せ先) TEL:06-6125-2232 FAX:06-6125-2233
【 本 店 】 〒599-8128大阪府堺市東区中茶屋77-1-401
TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1041
○基 本 O S :Windows Me/2000/XP/XP-2 ○ハード環 境 :PentiumⅡ233MHz以上/画面解像度1024×768以上/HD容量100MB以上 ○ドライブ環境 :CD-ROMドライブ必須/FDドライブまたはUSBポート必須(プロテクト用)
●基本データ入力
<管網計算の流れ>
●基本データの入力 ●動水位節点の登録 ●流量節点の作成
●管路&折れ点の作成 ●計算/判定/比較検討
●計算書/平面/縦断図
●折れ点機能
●平面図印刷設定
●管路データ入力
●比較検討機能
CONTACT (TEL):06-6125-2232 (FAX):06-6125-2233
ACCESS (URL):http://www.sipc.co.jp (Mail):[email protected]
本システムは「管網計算システム」のオプション商品となります単独では起動致しません。 価格 \105,000-(税込)
本コンバータは、本体プログラムの「管
網計算システム」の背景図用としてDXFフ
ァイル(ベクターデータ)の読み込みや
「管網計算システム」で作成された「管路
図(含む管路情報)」および「縦断図」を
汎用CADで編集可能なDXFファイルに変換
出力することが可能なシステムです。
ラスターデータ(jpg/bmp等)では容量が 大きくて読み込みが不可能な場合など有効 なツールとなります。
1.汎用CADで作成された地図情報のDXFファイル(ベクターデータ)を「管網計算システム」へ読み込み、管網配管作成
の背景図として利用が可能です。読み込まれたDXFファイルは、CADで作成されたレイヤ情報を保持していますので、
イヤ情報に対して表示/非表示の切り替えが可能です。
2.「管網計算システム」で作成した「管路図(管路データを含む)」および「縦断図」をDXFファイルに変換し出力します。
(但し、読み込んだ背景図はDXFファイルとして出力は行いません)
3.平面図DXFファイル出力では、「節点情報」「管路情報」を個々に選択してDXFファイルへの出力変換が可能です。
縦断図DXFファイル出力では、作成した路線(縦断図)毎にDXFファイルへの出力変換が可能です。
4.DXFファイルコンバータの起動は、本体システム「管網計算システム」から可能となります。
管網オプション商品
ACCESS (URL):http://www.sipc.co.jp (Mail):[email protected]
CONTACT (TEL):06-6125-2232 (FAX):06-6125-2233
○ 基 本 OS :Windows Me/XP/2000(本商品の起動にExcelは不要です。)
○ ハード環境 :PentiumⅡ233MHz以上/画面解像度1024×768を推奨/HD容量100MB以上 ○ ドライブ環境 :CD-ROMドライブ必須/FDドライブまたはUSBポート必須(プロテクト用)
株式会社SIPシステム
【大阪事務所】 〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場1-18-24-501
(お問合せ先) TEL:06-6125-2232 FAX:06-6125-2233
【 本 店 】 〒599-8128大阪府堺市東区中茶屋77-1-401
TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1041
ご案内 ・本商品に関するご質問、資料請求、見積依頼等ございましたら、お電話、メール等にて弊社「大阪事務所」までお問合せ下さい。商品の操作概要等をご確認頂
ける「体験版CD-ROM」を用意しております。 ・弊社ホームページよりも商品概要、リーフレット、出力例、体験版プログラムなどのダウンロードを可能としておりますのでご利用下さい。
本システムは「管網計算システム」のオプション商品です単独では起動致しません。管路データを一括編集可能 価格 \52,500-(税込)
1. 本体プログラムの「管網計算システム」で作成した管路データ「節点、呼び径、管路長、流速係数、管種データ」についてCSV出力が可能です。(汎用表計算システムでの読み込みが可能となります。)
2. CSV(出力)された管路データファイルをExcel等で読込み、管路データを編集後、本体プログラムの「管網 計算システム」で読み込めば、管路データを自動的に書き換え(置換え)処理を行います。
3. 管路データ(CSV)の入出力は「オプション」メニューの「管路CSV出力、入力」により行います。 4. 編集された管路データ(CSV)を本体プログラム「管網計算システム」に読み込む際、管種データベースに無い「管
種、記号、呼び径」の組合せがあると自動的に管種データマネージャに登録します。 5. 編集された管路データ(CSV)の管路長は、本体プログラム「管網計算システム」に読み込む際に手入力された固
定管路長として認識されます。
管網オプション商品
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CONTACT (TEL):06-6125-2232 (FAX):06-6125-2233
○ 基 本 OS :Windows Me/XP/2000(本商品の起動にExcelは不要です。) ○ ハード環境 :PentiumⅡ233MHz以上/画面解像度1024×768を推奨/HD容量100MB以上 ○ ドライブ環境 :CD-ROMドライブ必須/FDドライブまたはUSBポート必須(プロテクト用)
<管路データ編集項目> 1.「管路数」「管路の始点-終点」:管路毎に編集可能です。修正した管路数を記入します。(追加も可能) 2.「管路長」:編集可能です。手入力された固定長として認識されます。 3.「流速係数」:編集可能です。マニング時には「祖度係数」と表示されます。 4.「呼び径」:編集が可能です。標準DBに無い管種は新規登録されます。 5.「記号」「管種」:編集が可能です。標準DBに無い管種は新規登録されます。
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TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1041
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○ 厚生省生活衛生局 ・簡易水道施設基準解説 全国簡易水道協議会発行
○ 給水量を計画戸数から算出 ○ 宅地面積から給水量を算出 ○ 同時開栓数から算出 ○ 消火栓使用時(1節点)
本システムは、上水道の管網計
算で必要となる 大給水量(含む
消火栓使用時)を、計画戸数、宅
地面積または同時開栓数から求
め「管網計算システム」へ節点流
量データとして転送します。
上水道の管網計算では、多数
存在する流量節点に流量データ
の入力が必要ですが、本システム
を導入して頂くことによりスピ
ーディーにデータ入力が可能と
なります。
1.時間 大給水量に必要な「時間係数」については、時間 大比グラフより
求めた係数(自動計算)もしくは手入力による指定が可能です。
2.「時間平均給水量+消火水量」の消火栓時給水水量について、ひとつの管網(ワークシート)に対して1節点
の消火栓の設定が可能です。(1管網路線に対して複数の消火栓があったとしても同時開栓は1個との判断)
3.「管網計算」で節点データを登録した後本システムを起動すると、節点情報データが連動表示され、各節点の
大給水量が計算された後、連動ボタンにより「管網計算」の節点番号と照合しデータ転送を行います。
4.時間 大給水量等の計算結果は、「計算確認」ボタンで内容確認が可能です。
5.計算結果は、CSV形式またはExcelフォームへ直接書出しを行いますので表計算ソフトで編集が可能です。
管網オプション商品
ACCESS (URL):http://www.sipc.co.jp (Mail):[email protected]
CONTACT (TEL):06-6125-2232 (FAX):06-6125-2233
○ 基 本 OS :Windows Me/XP/2000(本商品の起動にExcelは不要です。) ○ ハード環境 :PentiumⅡ233MHz以上/画面解像度1024×768を推奨/HD容量100MB以上 ○ ドライブ環境 :CD-ROMドライブ必須/FDドライブまたはUSBポート必須(プロテクト用)
株式会社SIPシステム
【大阪事務所】 〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場1-18-24-501
(お問合せ先) TEL:06-6125-2232 FAX:06-6125-2233
【 本 店 】 〒599-8128大阪府堺市東区中茶屋77-1-401
TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1041
ご案内
・本商品に関するご質問、資料請求、見積依頼等ございましたら、お電話、メール等にて弊社「大阪事務所」までお問合せ下さい。
商品の操作概要等をご確認頂ける「体験版CD-ROM」を用意しております。 ・弊社ホームページよりも商品概要、リーフレット、出力例、体験版プログラムなど
のダウンロードを可能としておりますのでご利用下さい。
本システムは「管網計算システム」のオプション商品となります単独では起動致しません。 価格 \105,000-(税込)
○ 土地改良事業計画設計基準 ・「パイプライン」を参考
○ 土地改良事業団体連合会 ・かんがい用水量計算例参考
○ 「代かき期」単位水量の計算 ○ 「普通期」単位水量の計算 ○ 「管理用水」単位水量の計算 ○ 必要 大用水量の計算
本システムは、灌漑区域(水田)
における「代かき期」「普通期」お
よび「管理用」の単位水量を計算
し、必要 大用水量の計算を行い
ます。集計はブロック単位や作業
日毎に集計を行い、節点流量集計では、その結果を本体プログラムの
「管網計算システム」へ流量節点データとして転送を行います。
1.「代かきブロック数」と「かんがいブロック面積」については、かんがい面
積、代かき日数、トラクター作業面積より自動計算表示します。
2.計画減水深を入力する事により、水田、畑・樹園地の単位水量(代かき、管
理用、普通期)の 大を自動計算します。但し、水田と畑の混在においては、
「技術書・パイプライン」の「併用パイプラインの特性」を検討した上でご
利用下さい。(6.パイプラインシステムの設計)
3.データ入力は、節点番号、ブロック、作業日、用地番号、用地種別等を一覧
表入力としていますので判りやすく、また入力されたデータ行については追
加、削除、移動も可能です。
4.自動給水栓、手動給水栓を入力することにより、給水栓の集計が可能です。
5.必要用水量の集計は、ブロック、作業日毎、節点毎から選択しプレビュー画面表示後が可能です。
6.「管網計算」で節点データを登録した後本システムを起動すると、節点情報が連動表示され、各節点における必要用水量
が計算された後、連動ボタンにより「管網計算」の節点番号と照合しデータ転送を行います。
管網オプション商品
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○ 基 本 OS :Windows Me/XP/2000(本商品の起動にExcelは不要です。) ○ ハード環境 :PentiumⅡ233MHz以上/画面解像度1024×768を推奨/HD容量100MB以上 ○ ドライブ環境 :CD-ROMドライブ必須/FDドライブまたはUSBポート必須(プロテクト用)
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・本商品に関するご質問、資料請求、見積依頼等ございましたら、お電話、メ
ール等にて弊社「大阪事務所」までお問合せ下さい。 商品の操作概要等をご確認頂ける「体験版CD-ROM」を用意しております。
・弊社ホームページよりも商品概要、リーフレット、出力例、体験版プログラム
などのダウンロードを可能としておりますのでご利用下さい。
その他
上水道および土地改良設計業務に携わる皆様へ「パイプライン(管網計算)設計シリーズ」のご案内です。「上水道給水量」「かんがい用水量」の管網計算(網配管・樹枝状配管)から「埋設管の構造計算」、「スラスト力
の判定+対策工」まで、一連のパイプラインの設計業務が弊社ソフトウェアで可能。コストパフォーマンスにも優れた商品としてご紹介しております。身近な設計ソフトウェアとしてご検討頂ければ幸いです。(株)SIPシステム
<管網計算システム/¥294,000(税込)> ① 節点水頭法により樹枝状および網状の管網計算が可能。② 動水頭の多点注入、また流量節点+折れ点の数は無制限。③ 背景地図を読み込み管網図を作成、管路長は自動算出、
手入力により管長(固定)を指定した計算も可能。 ④ 折れ点に増減圧ポンプ・減圧弁、わん曲部等の損失係数
を「各種損失係数」として考慮することが可能。 ⑤ 管径比較検討機能により、適正管径を選択指定可能。 ⑥ 計算書、平面図、縦断図をプレビュー表示後印刷可能。⑦ 「かんがい用水量」「上水道給水量」「DXFコンバータ」
「管路データCSV入出力」等のオプションも充実。
<管路構造計算システム/¥210,000(税込)> ① とう性菅、不とう性管の管路構造計算が可能。 ② 施工断面は「溝形」「突出形」「逆突出形」「矢板施工」「簡
易土留施工」の選択が可能。 ③ 計算は、埋設深と計算ピッチを入力すれば一括計算を行
い、断面毎の計算結果一覧表を作成可能。 ④ 埋設深で異なる鉛直土圧公式を自動判定し計算。 ⑤ 基礎材の反力係数、浮き上がり、凍結深の計算も可能。 ⑥ 計算書は、個別印刷、一覧表、Word出力が可能。 ⑦ データの一部は、スラスト対策工へデータ連動が可能。
<スラスト対策工設計システム/¥157,500(税込)> ① 適用管種は、とう性菅、不とう性管の検討が可能。 ② 「屈曲部」「分岐部」「片落部」「弁栓部」についてスラ
スト力の検討を行い「NG」の場合、対策の検討が可能。③ スラスト力の対策として、離脱防止継手による「一体化
長の計算」(溶接・接着/継手の選択)または「スラストブロック」による対策工の計算が可能。
④ スラストブロックは、屈曲部4タイプと任意形スラストブロックを指定可能。分岐部は、2 タイプ、片落部は 1タイプのブロック形状の指定が可能。
⑤ 設計水圧は、検討断面毎に指定が可能。 ⑥ 「管路構造計算システム」からデータ引用が可能な他
計算書は一覧表作成やWord出力が可能。
1.「DXFファイルコンバータ」(¥105,000)、「管路データCSV入出力システム」(¥52,500):管網計算システムのオプション商品 2.「上水道給水量計算システム」(¥52,500)、「かんがい用水量集計システム」(¥105,000):管網計算システムのオプション商品 3.「水路設計計算システム」、「集水桝構造計算システム」、「長方形板の計算システム」など
株式会社 SIPシステム 【本 店】 〒599-8128 大阪府堺市東区中茶屋 77-1-401
TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1047 【大阪事務所】 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場 1-18-24-501
TEL:06-6125-2232 FAX:06-6125-2233
<<ご案内>(お問い合せは大阪事務所まで)
・商品に関する詳細資料、体験版CD-ROM 等を用意しております。
・ご検討商品のお見積書の作成致します。
・商品に関するご質問(Mail/Tel)お受けしております。
・商品の詳細は、弊社ホームページでもご確認いただけます。
http://www.sipc.co.jp mail@sipc.co.jp
その他 商品の ご紹介
●管網計算システムの出力 1)入力データ 2)管網計算書 3)平面図 4)縦断図 5)CSV出力
●管路構造計算システムの出力1)入力データ 2)管路計算書(共通) 3)管路断面毎計算書(詳細) 4)管路計算一覧表
●スラスト対策工設計 システムの出力 1)入力データ 2)スラスト力計算書 3)断面毎計算書 4)形式毎計算一覧表
お問い合せ先:株式会社SIPシステム 大阪事務所まで 【本 店】 〒599-8128 大阪府堺市東区中茶屋77-1-401 TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1047【大阪事務所】 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1-18-24-501 TEL:06-6125-2232 FAX:06-6125-2233
株式会社SIPシステム
ソフトウェア導入ご検討用資料
平成 19 年 3 月版 <Rev.9.2>
1.はじめに 2.システム開発環境
1)開発言語 2)プロテクト方式 3)ビューアー版起動 4)製品版CD-ROM
3.バージョンアップとメンテナンス対応 1)バージョンアップ 2)メンテナンス
4.パッケージ商品について 1)商品形態 2)キーディスク(FD)の補償 3)商品発送
1
1.はじめに
この度は、弊社土木設計ソフトウェアをご検討頂き誠に有難うございます。
ご検討に際し、弊社ソフトウェアの開発概要およびメンテナンス対応等につきまして本書にまと めさせて頂きましたので、ソフトウェア導入のご検討用資料としてご活用頂ければ幸いです。
2.システム開発環境
2.1 開発言語
弊社では、現在下記3種類の開発言語を使用しております。
1)高級言語 Pascal(パスカル)(開発商品Cグループ)
主に水理計算システム/構造計算システム等で利用しています。
構造化プログラムミングに優れ、データ構築性のあるオブジェクト指向の強い言語とい
われ、MDIなどの機能を有効的に活用でき統一した商品プログラムの開発が可能です。
・対象商品(参考):水路設計計算システム/管網計算システム
2)高級言語 Visual Basic/C++(開発商品Bグループ)
VB は高度な RAD 機能を備えているため、ユーザビリティに配慮したユーザーインターフ
ェースの開発を他の開発言語よりも容易に行う事が可能です。また、計算上の処理速度を求
められる場合は、処理速度が速い Visual C++での対応開発も行っています。
・対象商品(参考):堤体の安定計算システム/RC・無筋擁壁の設計システム
3)Microsoft 社Excel VBA言語(開発商品Aグループ)
煩雑な計算部分をマクロ言語の利用より簡素化できるため開発スピード上げることが
可能、また出力帳票を Excel 上で編集できる等のメリットがありますが、Excel バージョ
ンやOS環境などに左右されやすく使用制限が発生する場合があります。
・対象商品(参考):旧管路構造計算システム/旧集水桝構造計算システム
2.2 プロテクト方式
弊社「製品版」のプロテクト方式には、下記 3タイプがありユーザ様のご希望によりご提供
させて頂きます。(キーディスクFD以外は、別途費用が発生します。)
<プロテクト方式>
① キーディスク(3.5”FD)方式(商品価格に含む)
② ハードプロテクトHASP(USB)方式(別途費用¥10,500-/個)
③ ネット認証(LAN環境で起動)方式(別途費用¥73,500-(¥52,500-)/1Lan 環境)
1)キーディスク(FD)方式(商品価格に含む)
キーディスク方式は、3.5”FDにご購入商品の保護情報を登録しご提供する方法です。
初回プログラム起動時に、パス
ワードを 1 回登録すれば、以後
FDドライブに「キーディスク
(FD)」をセットしていればプ
ログラム起動が可能となります。
「キーディスク(FD)」方式
の導入から起動までの手順は右 図以下のようになります。 1枚の「キーディスク(FD)」 に、複数商品の登録も可能です。
2
2)ハードプロテクトHASP(USB)方式(別途費用¥10,500-/個)
HASP(USB)は、右図のような形をしており、ご購入された商品の保護情
報が HASP に登録されております。(複数商品の登録も可能です。)
プログラムインストールし、HASP(USB)専用のドライバをインストールされた後、パソコンの USB ポ
ートに挿入すれば、プログラムが起動します。
3)ネット認証(LAN環境で起動)方式(別途費用¥73,500-(¥52,500-)/1Lan 環境)
ネット認証システムとは、LAN 上でサーバとするパソコンに 「ネット認証システム」と「ネット認証用HASP(USB)」をセ ットし、クライアントパソコンに製品版プログラムをインストール (複数可)することで、Lan上のどのクライアントパソコンから も使用権の範囲内で、製品版プログムの起動が可能なシステムです。 サーバパソコン 1 台、単独の運用も可能です。
ネット認証システムは、ひとつの LAN 環境下において1セットの認証プログラム
が必要となります。WANには対応しておりません。 対応OSは、WindowsXP および Windows2000 となります。
『ネット認証システム導入のメリット』
1.「キーディスクFD」方式よりプログラム動作が速く信頼性あります。
2.複数のパソコンで同一商品をご利用の場合、パソコン間でプロテクトキーの抜き差しの必要がありません。
3.商品プロテクト HASP の個数が6本以上となる場合「ネット認証システム」がお得です。4.「ネット認証システム」は、INメールで「認証コード」の発行を行いますので、追加商
品ご購入の場合「認証コードファイル」を弊社よりメール受信・登録すれば、即商品の起動が即可能となります。
『HASP(USB)方式のメリット』 1.「キーディスクFD」方式より、プログラム保護情報を確認する動作が速くプログラム起
動や計算速度が速く、操作性が向上します。 2.破損に対する信頼性が高いので、FDのような劣化の心配が無い。
3
2.3 ビューアー版起動
プログラムは、「キーディスクFD(またはHASP)」を各ドライブに挿入しておくことで
製品版として起動します。
キーディスクをセットせずに起動した場合や使用途中でキーディスクをドライブから抜いた
場合、プログラムは「ビューアー版」として認識します。
「ビューアー版」の状態では、新規データの作成はできませんが、既に作成されたデータや
サンプルデータを読み込んでの計算実行や印刷は可能です。弊社では、この「ビューアー版」
でご利用頂ける状態を「体験版」としています。
「ビューアー版」の活用方法としては、製品版で作成したデータファイルの読み込みが可能
となりますので、例えば:業者間において設計計算書のチェック等で印刷帳票のやり取りが必
要な場合、弊社商品プログラムを両社でインストールして頂き、正規版で作成したデータファ
イルをメール等で送信する事により、正規版を保有されていない場合でも「ビューアー版」と
して起動し、そのデータファイルを読み込めば計算書の印刷が可能となります。
2.4 製品版CD-ROM
「製品版CD-ROM」およびメンテナンス
用の「差替版CD-ROM」には、弊社製品版
プログラム、体験版プログラム、操作概要書、
リーフレット、出力例、サンプルデータ等の全
てが納められています。
製品版プログラムのインストールおよびメン
テナンス用アップデートプログラムについては
起動メニュー画面の
・「製品版のインストール」コーナーより
体験版プログラムのインストールについては
・「体験版のインストール」コーナーより
よりインストールを可能としております。
3.バージョンアップとメンテナンス対応
3.1 バージョンアップ
基準書改定やプログラム改定により商品がバージョンアップした場合、弊社HPへその内容
の掲載またはバージョンアップ案内をご購入ユーザ様へご案内させて頂きます。
基本的なバージョンアップ管理は、以下の内容としております。
<メジャーバージョンアップ>
通常 Ver1.0→Ver2.0、Ver2.0→Ver3.0 というような上位桁バージョンが切り替わった場合
を指します。主として基準書改訂や、大幅な機能アップを行った場合に行われ、商品価格が
改定になる場合や VerUp 費用をご提示させて頂く場合があります。この様な場合、既ユーザ
様への VerUp 費用は、新規商品価格の 30%相当、もしくはご購入して頂いた時点の金額と新
商品価格との差額分を VerUp 費用として提示させて頂いております。
<マイナーバージョンアップ>
通常 Ver1.0→Ver1.1、Ver1.4→Ver1.6 というような下位桁バージョン番号の切り替えを指
します。商品の一部機能アップやプログラム修正を行った場合にマイナーバージョンアップ
を行っています。本バージョンナンバーでその時点の商品の 新バージョンの確認が可能と
なります。(例:Ver2.2.2.145)
この場合は、無償差替え(HP/メンテナンスコーナー等で無償提供)の対象となります。
4
3.2 メンテナンス対応(問合せ)
プログラムの操作等に関するお問合せは、直接メール、お電話またはFAX連絡票にて
お問合せをお受けしております。
プログラムの不具合等に関するメンテナンス情報については、弊社より提供されますメンテ
ナンス情報メールサービス、または弊社ホームページのメンテナンスコーナーへご利用前にア
クセスして頂ければ、常に 新版のプログラムの入手を可能としております。
また、弊社よりメンテナンス用「差替版プログラムCD-ROM」を送付させて頂く場合も
あります。
<弊社HPよりダウンロード>
弊社ホームページからご利用商品の 新版プログラム情報(メンテナンス情報)の入手が
可能です。HPアドレス(http://www.sipc.co.jp)へアクセスして頂き、ご利用商品の
バージョンナンバーとメンテナンスコーナーに記載の 新バージョンナンバーを確認し、古
い場合は、 新プログラムへのアップデートが可能となります。
4.パッケージ商品構成について
4.1 納品形態
パッケージ商品には、下記のものをパッケージケース梱包しご提供致します。
1)プログラムCD-ROM-----------------------1 枚
2)キーディスク(3.5”FD)--------------------1 枚(または HASP(USB)タイプ:有償)
3)案内書(納品/送付書)------------------------1 枚
4)案内書(メンテナンスに関するご案内とお願い)-1枚
5)使用許諾契約書(ソフトウェア使用許諾契約書)-1枚
6)パスワード連絡票-----------------------------1 枚(HASP の場合は無し)
7)インストールマニュアル(全商品共通)---------1 冊
8)オペレーションマニュアル(操作概要書)-------1 冊
複数本ご購入の場合は、同一パッケージ内にご購入商品のキーディスク・マニュアルが追加同封
されます。
4.2 キーディスク(3.5”FD)の補償
プロテクトキーディスク(3.5”FD)につきましては、通常にご利用になる分については破
損するケースは殆どありませんが、仮にキーディスクにトラブル(キーを認識しない)が発生
しました場合には、以下の対応をさせて頂いております。
<使用許諾書>からの抜粋
第 4 条(保証の制限)
2)お客様の正常なるご使用において不可抗力により、キーディスク(FD)の破損および
それに類する具象が発生した場合、本商品ご購入後3ヶ月以内は無償にて再発行させて
頂きます。但し、上記事由を含め、ご購入後3ヶ月を越える破損につきましては、有償
(キーディスク作成手数料¥5,000-/1 件)、紛失の場合は、販売価格の 50%にてご提供
させて頂きます。(注:破損の場合は、破損キーディスクとの交換となります。)
4.3 商品発送(納品)について
ご注文頂きました商品の発送は、原則注文書受領日の翌日宅配便発送としております。
金曜日の発送分は、月曜日到着となります。(地域より異なります。)
お急ぎの場合は、当日発送のご相談に応じておりますので弊社までご連絡下さい。
開発・販売元 :株式会社SIPシステム 大阪事務所(お問合せ先) 〒542-0081 大阪市中央区南船場 1-18-24-501
TEL:06-6125-2232 FAX:06-6125-2233 本 店 〒599-8128 大阪府堺市東区中茶屋 77-1-401
TEL:072-237-1474 FAX:072-237-1041
ご案内ご検討頂いております弊社ソフトウェアにつきま
しては、下記ホームページアドレスより「リーフレット」「出力例」「体験版PRG」等のダウンロードを可能としておりますのでご利用下さい。
http://www.sipc.co.jp [email protected]