近隣を大切に! みんな大好き足利のまち · 2019. 1. 24. ·...

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みんなだいすき!! 足利元気アップ!! ご 挨 拶 2018年 夏 号 第 29 号 近隣を大切に!      みんな大好き足利のまち 近隣を大切に!      みんな大好き足利のまち 近隣を大切に!      みんな大好き足利のまち 近隣を大切に!      みんな大好き足利のまち 編集・発行 とみなが悦子 足利市大沼田町921-8 TEL/FAX 0284-91-3382 ①文部科学省では、地方公共団体間のICT環境整備状況に格差があるとの調査結果を踏まえ、平成26年度 からは都道府県単位に加えて市区町村単位の実態調査結果も公表し、地方財政措置の積極的な活用と安定的 かつ計画的な学校のICT環境整備を推進している。教室でのコンピューター利用を視野に入れ、デスクトップ パソコンからノートパソコンへの更新や、タブレット端末を導入すべきと考えるがどうか。 現在小中学校には学習用パソコン1,810台、実物投影機120台、大型デジタルテレビ520台、テレビを電子黒板化するユニット63台を 整備している。教員が校務で使用するパソコンも918台整備している。文部科学省が示した「平成30年度以降の学校におけるICT 環境の整備方針」では、可動式コンピューターの整備の必要性が示されているため、学習用コンピューターの次回更新時期に合わせて 検討していく。(教育長・次長) ②平成29年3月に公示された新学習指導要領では、情報活用能力が言語能力や問題発見・解決能力等と同様に 学習の基盤となる資質・能力と位置づけられ、小学校においてはプログラミング教育が必修化されることと なったが、どのような教育内容なのか。また、今後の取り組み方針を聞きたい。 プログラミング教育は、自分の考えたことを実現するために、どのような手順を踏み、どこをどうすれば、より よいものになるかということを論理的に考える、いわゆるプログラミング的思考を育てる教育と言えること。 今後の取り組み方針については、足利の子供たちがコンピュータに臆することなく、楽しく活用し、プログラ ミング的思考を働かせ、やり遂げた達成感を味わいながら各教科の学びをより深められるように取り組んでいく、 さらに、プログラミング教育を各教科の指導と関連づけることで学力向上を図りたい。(教育長) ③同事業では、各市区町村が取り組むべき事業項目として、地域の医療・介護の資源の把握、在宅医療・介護連携の 課題と抽出の対応策の検討など、全8項目が国から示されている。平成30年4月には全ての市区町村でこの8項目を 原則として実施することとされているが、本市での実施状況と課題を聞きたい。 これまでの事業の実施状況は、「地域の医療・介護資源の把握」では、調査結果を基に「在宅医療と介護ガイド」を 作成し関係機関等へ配付しました。「切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築」では、主治医不在時の対応を モデル的に実施した。また、「地域住民への普及啓発」では、「地域で支える在宅医療」をテーマに寸劇を交えながらパネルディス カッションを行った。今後も、住み慣れたわが家で医療や介護を希望する高齢者の増加が見込まれることから、ワーキンググループを 中心に課題の解決に向け協議を重ね、高齢者が安心して暮らしやすい仕組みづくりに取り組んでいく。(健康福祉部長) ④少子化が問題になる中、自治体による子育て支援は不可欠である。新生児の1,000人に1~2人は聴覚に障がいが あるとされるが、早い段階で補聴器の装着や適切な訓練を始めることで、言語力がつきやすいとするデータもある。 全ての新生児に新生児聴覚検査を実施すべきと考えるが、本市での同検査の実施状況について聞きたい。新生児 聴覚検査の費用を公費で助成することにより、新生児を抱える世帯の経済的負担を減らすことができ、少子化対策 にもつながると考えるがどうか。 平成29年度の受診率は、96.6%と高い状況、実施していない乳児は、乳児家庭全戸訪問時に受診勧奨をするほか、4か月児健診にて、 すべてのこどもに音への反応を確認し、聴覚に心配がある場合には専門医へ紹介状を出すなど、早期に検査できるよう体制を整えてる。 検査には、1回5000円程度の費用がかかる。新生児聴覚検査の公費助成については、県内や近隣の市町の動向や市の財源確保の見通し などを含めて検討する。(健康福祉部長) ⑤平成25年12月に制定された国土強靱化基本法では、地方公共団体も国土強靱化に関する施策を策定し、 実施する責務を有するとされ、この責務を果たす手段が国土強靭化地域計画であるとされている。同計画は、 今後どのような災害等が発生しても被害を小さくすることや国土強靭化に係る各種の事業がより効果的かつ スムーズに進捗することが期待できることから、本市でも同計画を策定すべきと考えるがどうか。 本市では、総合計画の防災分野に位置付けている「災害対策の充実」の実現に向けて、地域防災計画、水防計画、 また業務継続計画を作成し、大規模自然災害等に備えている。具体的には、市民への情報伝達の方法、各機関との 連絡方法の整備、また避難所開設時のマニュアルの作成や要配慮者利用施設における避難確保計画の作成指導のほか、インフラ整備や 公共施設のマネージメント等、地域計画に結び付く施策を全庁的におこなっている。本市での地域計画の策定については、国の「国土 強靭化基本計画」や県の地域計画の理念等を十分に理解した上で、その必要性について研究していく。(総務部長) 大阪北部地震が発生し、ブロック塀が倒壊。小学生が犠牲になったほか、被災家屋も多くあり ました。(市内の小中学校のブロック塀も点検し、対策も検討中)日本中どこの地でも、いつでも 地震災害・水害が発生する可能性があります。備えは欠かせません。6月議会は国土強靭化地域 計画について質問をしました。足利市に、今後どのような災害等が発生しても被害を小さくする ことを目途に策定するものです。小さな声を聴く力を活かし、生活実感に根差した政策を実現 するために、一生懸命に働いてまいります。 足利市議会一般質問要旨 (平成30年6月13日 足利市議会にて)

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みんなだいすき ! ! 足利元気アップ ! !

ご 挨 拶

2018年 夏 号

第 29号

近隣を大切に!         みんな大好き足利のまち近隣を大切に!     

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編集・発行とみなが悦子住 所

足利市大沼田町921-8TEL/FAX 0284-91-3382

①文部科学省では、地方公共団体間のICT環境整備状況に格差があるとの調査結果を踏まえ、平成26年度からは都道府県単位に加えて市区町村単位の実態調査結果も公表し、地方財政措置の積極的な活用と安定的かつ計画的な学校のICT環境整備を推進している。教室でのコンピューター利用を視野に入れ、デスクトップパソコンからノートパソコンへの更新や、タブレット端末を導入すべきと考えるがどうか。 現在小中学校には学習用パソコン1,810台、実物投影機120台、大型デジタルテレビ520台、テレビを電子黒板化するユニット63台を整備している。教員が校務で使用するパソコンも918台整備している。文部科学省が示した「平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針」では、可動式コンピューターの整備の必要性が示されているため、学習用コンピューターの次回更新時期に合わせて検討していく。(教育長・次長)

②平成29年3月に公示された新学習指導要領では、情報活用能力が言語能力や問題発見・解決能力等と同様に学習の基盤となる資質・能力と位置づけられ、小学校においてはプログラミング教育が必修化されることとなったが、どのような教育内容なのか。また、今後の取り組み方針を聞きたい。プログラミング教育は、自分の考えたことを実現するために、どのような手順を踏み、どこをどうすれば、よりよいものになるかということを論理的に考える、いわゆるプログラミング的思考を育てる教育と言えること。今後の取り組み方針については、足利の子供たちがコンピュータに臆することなく、楽しく活用し、プログラミング的思考を働かせ、やり遂げた達成感を味わいながら各教科の学びをより深められるように取り組んでいく、さらに、プログラミング教育を各教科の指導と関連づけることで学力向上を図りたい。(教育長)

③同事業では、各市区町村が取り組むべき事業項目として、地域の医療・介護の資源の把握、在宅医療・介護連携の課題と抽出の対応策の検討など、全8項目が国から示されている。平成30年4月には全ての市区町村でこの8項目を原則として実施することとされているが、本市での実施状況と課題を聞きたい。これまでの事業の実施状況は、「地域の医療・介護資源の把握」では、調査結果を基に「在宅医療と介護ガイド」を作成し関係機関等へ配付しました。「切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築」では、主治医不在時の対応をモデル的に実施した。また、「地域住民への普及啓発」では、「地域で支える在宅医療」をテーマに寸劇を交えながらパネルディスカッションを行った。今後も、住み慣れたわが家で医療や介護を希望する高齢者の増加が見込まれることから、ワーキンググループを中心に課題の解決に向け協議を重ね、高齢者が安心して暮らしやすい仕組みづくりに取り組んでいく。(健康福祉部長)

④少子化が問題になる中、自治体による子育て支援は不可欠である。新生児の1,000人に1~2人は聴覚に障がいがあるとされるが、早い段階で補聴器の装着や適切な訓練を始めることで、言語力がつきやすいとするデータもある。全ての新生児に新生児聴覚検査を実施すべきと考えるが、本市での同検査の実施状況について聞きたい。新生児聴覚検査の費用を公費で助成することにより、新生児を抱える世帯の経済的負担を減らすことができ、少子化対策にもつながると考えるがどうか。 平成29年度の受診率は、96.6%と高い状況、実施していない乳児は、乳児家庭全戸訪問時に受診勧奨をするほか、4か月児健診にて、すべてのこどもに音への反応を確認し、聴覚に心配がある場合には専門医へ紹介状を出すなど、早期に検査できるよう体制を整えてる。検査には、1回5000円程度の費用がかかる。新生児聴覚検査の公費助成については、県内や近隣の市町の動向や市の財源確保の見通しなどを含めて検討する。(健康福祉部長)

⑤平成25年12月に制定された国土強靱化基本法では、地方公共団体も国土強靱化に関する施策を策定し、実施する責務を有するとされ、この責務を果たす手段が国土強靭化地域計画であるとされている。同計画は、今後どのような災害等が発生しても被害を小さくすることや国土強靭化に係る各種の事業がより効果的かつスムーズに進捗することが期待できることから、本市でも同計画を策定すべきと考えるがどうか。本市では、総合計画の防災分野に位置付けている「災害対策の充実」の実現に向けて、地域防災計画、水防計画、また業務継続計画を作成し、大規模自然災害等に備えている。具体的には、市民への情報伝達の方法、各機関との連絡方法の整備、また避難所開設時のマニュアルの作成や要配慮者利用施設における避難確保計画の作成指導のほか、インフラ整備や公共施設のマネージメント等、地域計画に結び付く施策を全庁的におこなっている。本市での地域計画の策定については、国の「国土強靭化基本計画」や県の地域計画の理念等を十分に理解した上で、その必要性について研究していく。(総務部長)

 大阪北部地震が発生し、ブロック塀が倒壊。小学生が犠牲になったほか、被災家屋も多くありました。(市内の小中学校のブロック塀も点検し、対策も検討中)日本中どこの地でも、いつでも地震災害・水害が発生する可能性があります。備えは欠かせません。6月議会は国土強靭化地域計画について質問をしました。足利市に、今後どのような災害等が発生しても被害を小さくすることを目途に策定するものです。小さな声を聴く力を活かし、生活実感に根差した政策を実現するために、一生懸命に働いてまいります。

足利市議会一般質問要旨(平成30年6月13日 足利市議会にて)

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皆様のご意見・ご要望・ご相談をお寄せください。Eメール:[email protected] / FAX 0284-91-3382

*八幡西公園の交通安全対策で「立て看板」を設置**八幡西公園の交通安全対策で「立て看板」を設置*

*終活(エンディングノート)**終活(エンディングノート)*

 八幡西公園が開設となり多くの皆さまが利用されて

おります。

 周辺道路への安全対策として「道路交通標識」の

設置が予定されております。設置までに時間がかかる

ため、「安全を呼びかける看板」を立てることにしま

した。「事故に合わない!、起こさない!」を合言葉に

して公園を大いに活用してまいりたいです。

 エンディングノートとは…元気なうちから自分が大切にしているもの、

いろいろな人とのつながり、医療や介護サービスの希望などを記録する

もので、家族や自分の大切な人たちに伝えるきっかけとするものです。

『わたしの足あと』は…市が作成した無料配布のエンディングノートです。

これを活用して、 終活について考えてみませんか?

〈配布場所〉元気高齢課 ☎⑳2246

(足利市役所(本庁舎1階17番窓口)、地域包括支援センター、

各公民館および市ホー ムページ)

*学校図書館活用推進事業**学校図書館活用推進事業*

 平成30年度から、小中学校を巡回し学校図書館をより良くし、子ども

たちが多くの本を利用しやすくするために学校図書館指導員を2名配置。

(平成27年12月議会に於いて児童生徒の読書活動を推進するため学校

図書館司書の配置を要望した事が実現しました。)

*八幡西公園の交通安全対策で「立て看板」を設置*公園の交通安全対策で「立て看板*八幡西公園の交通安全対策で「立て看板」を設置*八幡西公園が開設となり多くの皆さまが利用されて

おります。

周辺道路への安全対策として「道路交通標識」の

設置が予定されております。設置までに時間がかかる

ため、「安全を呼びかける看板」を立てることにしま

した。「事故に合わない!、起こさない!」を合言葉に

して公園を大いに活用してまいりたいです。

*終活(エンディングノート)*活 エンディングノート **終活(エンディングノート)*

エンディングノートとは…元気なうちから自分が大切にしているものの、、、

いろいろな人とのつながり、医療や介護サービスの希望などを記録するるるる

もので、家族や自分の大切な人たちに伝えるきっかけとするものです。。

『わたしの足あと』は…市が作成した無料配布のエンディングノートです。。

これを活用して、 終活について考えてみませんか?

〈配布場所〉元気高齢課 ☎⑳2246

(足利市役所(本庁舎1階17番窓口)、地域包括支援センター、

各公民館および市ホー ムページ)

*学校図書館活用推進事業業**学校図書館活用推進事業*学校図書館活用推進事業*

平成30年度から、小中学校を巡回し学校図書館をより良くし、子ども

たちが多くの本を利用しやすくするために学校図書館指導員を2名配置。

(平成27年12月議会に於いて児童生徒の読書活動を推進するため学校

図書館司書の配置を要望した事が実現しました。)