受講者の活躍の場を創造するヒント ·...
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受講者の活躍の場を創造するヒント
~ 全国各地の地域コミュニケーション事例 ~
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• 「食品安全」のインタープリター活動は、始まったばかり (講演活動は盛んだが・・・・)
• 参考事例もほとんどなし、方法論も未確立、学問としての研究も始まったばかり
• 皆さんは、パイオニア
• 活動の場を模索・創造・開拓して行きましょう。
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こんな場面で活躍されてみてはいかがでしょう(1)
• 自治体主催の食品関連行事に、メンバーとして参加(食の安全安心フェア、地域懇談会、食品安全フォーラムなどに発表者として参加)
• 地元の科学館、博物館主催のイベントに、講演者、実演者として参加
• 学校教育の一環として、食に関する特別授業などに先生役として参加
• 地元の学校で食育の一環として、食の話をする
• 町内会、自治会で、講師として食の安全の話をする
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• 企業やNGOで、講師として食の話をする
• 調理師学校、カルチャーセンターなどの料理教室で、食の安全の話をする
• 雑誌、ホームページ、ブログに、食の安全の記事を書く
• テレビ番組やラジオ番組に、食関連のゲストとして出演する
• 食関連の見学会や展示会に、案内役として活躍する
• 今はやりの「サイエンス・カフェ」に話し手として参画、あるいは主催した
こんな場面で活躍されてみてはいかがでしょう(2)
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全国の自治体主催のコミュニケーション事例
北から南へ
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自治体の活動を分類してみると・・・
• 講演、意見交換会、ワークショップ、フォーラム
⇒講師、パネリスト講師、パネリスト
• 食品衛生監視員、サポーター、モニター ⇒
• 情報誌、ニュースの発行 ⇒記者、原稿執筆者記者、原稿執筆者
• 交流・体験ツアー ⇒案内人、実演者案内人、実演者
• キャンペーンイベント ⇒企画者、実行者企画者、実行者
• パネル展示 ⇒パネル製作、解説者パネル製作、解説者
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北海道
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消費者の食に関する不安・不信感を軽減しようと、食品衛生指導員による営業施設での指導に消費者を同行する「合同巡回」を企画した。
巡回後に、意見交換会を実施した。(コーディネーターは県職員)
秋田県:食品衛生指導員と消費者の「合同巡回」
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福島県:食の安全・安心フォーラム
県産食品の安全確保と地産地消をテーマに、県内を巡回
⇒ パネリスト?
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群馬県:
食品安全語部の会「ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク」との協働による意見交換
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東京都:食の安全調査隊
公募都民が主体的に食の安全について意見交換
ディスカッションやインタビューなどのグループ活動を行い、その内容を「食の安全都民フォーラム」で発表
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東京都:食の安全都民フォーラム
消費者・事業者・行政が
一堂に会して、食の安全
について情報共有
(ファシリテーター、パネラー
は都職員)
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東京都新宿区: 区民参加型の消費者懇談会
「大丈夫ですか? 台所の衛生対策」民間の専門家からの説明、実験
保健所職員からの説明
参加者との意見交換
区民など31名
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東京都新宿区:考えよう「食と健康」食品衛生フェア2007
クイズ
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川越市: 食品衛生 出前講座
自治会、市民団体、公益法人などを対象に、食中毒予防や食品表示について意見交換
(高齢者学習会、公民館主催のセミナー など)
講師:県の食品衛生監視員
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山梨県:消費生活情報誌「かいじ号」の発行
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山梨県:「食の安全・安心を語る会」
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山梨県:「食の安全・安心交流ツアー」
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兵庫県:食の安全安心フェア
消費者、食品関係事業者、専門家などが、食品の安全性に関する正しい知識の普及を目的に、意見交換する
講習会
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パネル展示・食中毒
・兵庫県食の安全安心施策
・表示
・食品の選び方
・遺伝子組換え・輸入食品 等
食品衛生監視員が
パネルについて説明
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体験コーナーを設置・手洗いチェッカー
・ATP検査
・放射温度計
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高知県:意見交換会
事例発表・・・ 農家 (農薬使用の実際)営業者 (お店の衛生管理)(表示を中心とした取組紹介)
行政等 (行政の講話)
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福岡市: 食中毒・感染症予防キャンペーン
地元短大のボランティアと保健所が、幼稚園や保育園に出向き園児や保護者を対象に、オリジナルパネルシアターや着ぐるみを利用した教室を実施
(19年度は、34回 実施)
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福岡市: まちかど食の安全見張り番
検査する食品の選択を消費者に委ね、その検査結果等に関する情報を提供することにより、「食」に対する安心の提供を図る (19年度の参加者12名、試買4回)
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福岡市:市の19年度インタープリター育成講座受講者の活動
① 食の安全・安心フォーラムに、パネリストとして参加
② 自社工場の社員教育の一環として講演
③ 社内報に、食に関する記事を執筆
「福岡市の環境」サイトhttp://kankyo.city.fukuoka.lg.jp/study/jinzai/koushi/index.html
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ご活躍を期待しております!
• ご紹介した各自治体の事例は、受講者の皆さまの活動の可能性を発見していただくために示したものであり、現時点で各自治体が受講者の将来の活動を確約したものではありません。
• 今後、皆さまが各自治体のなかで、あるいは自治体と良好な関係を築く中で、活動の輪を広げて行っていただければ幸いです。
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• この資料は、食品安全委員会と各自治体が主催する「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター(インタープリター型)育成講座」において、受講者の討議のための補助資料として作成されたものです。講座の全実施過程において、今後、内容や表現等が変更される可能性があります。
• したがって、本資料を本講座以外の機会において、使用・複製・引用・公開することはご遠慮下さい。
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いろいろな事例
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岩手県:出前講座
テーマ: 「食の安全について」講師: 県職員
内容:●食品に関する現状(中国産冷凍ギョウザ問題、食品偽装表示など)
●食品の安全性の確保(生産者・食品製造者の取り組みなど)
●食品の安心感を支える食品表示
●その他(質疑応答)
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東京都板橋区:食品添加物シンポジウム
内容:●基調講演
●意見交換会パネリストとして食品衛生監視員の参加を予定
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長野市:「一日食品衛生監視員」事業
対象者(5名程度)
長野市内の希望者(消費者、学生など)
●食品衛生・食品衛生監視についての説明●食品取り扱い施設の監視指導体験●食品検査の説明・体験
講師(説明者)長野市保健所食品衛生監視員
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愛知県:
「食の安全・安心県民交流会」
「食の安全・安心県民講座」
「食の安全・安心地域フォーラム」
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和歌山県:食の安全タウンミーティング開催地: 新宮市
講師: 新宮保健所 衛生環境課 医療技師 坂田貫氏
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和歌山県:
「わかやま食の安全サポーター」を募集します
和歌山県では、県民の食への関心を高め、食の安全や食生活の改善に関する知識等の普及を図るとともに、県民からいただいたご意見等を食の安全施策に反映させるため、「わかやま食の安全サポーター」を募集します。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031600/02_topics/sapota/simg/sapota.pdf
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香川県:養成講座
食生活改善推進員養成講座(市町で実施)のカリキュラムに、「食品衛生と食環境保全」をテーマとした2時間の講義
食生活改善推進リーダー養成講座(保健所で実施)
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徳島県:食の見て知って納得講座
消費者が直接、食品の生産現場などを訪問し、見学や事業者等と意見交換することにより、自分の目で食の安全を確認し、安心につなげる
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徳島県ホームページで開催報告が見られますhttp://www.pref.tokushima.jp/generaladmin.nsf/topics/41B89B2C26275
39549257363002524D7?opendocument
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北九州市:食品衛生カレッジモニター
食物栄養学を学ぶ大学生を対象に、
食品衛生に関する勉強会や施設の視察、意見交換を行う。
北九州市食肉センターの見学
講義 「食肉センターの概要と食肉衛生検査」
意見交換会
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大分県:学校給食関連のワークショップ「食検Gメンが語る!食肉の不安解消、深~イ話」
阿部次男さん (大分県食肉衛生検査所)
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長崎県:食品の安全・安心リスクコミュニケーション
「わかりやすい食品表示をめざして」
パネラー5名のうち3名は民間団体から
「みんなで考えよう! 食品と農薬」
パネラー5名のうち4名は
民間団体から
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熊本県:県内行事
食の安全セミナー「輸入食品の安全性を考える ~輸入食品の検査体制について~ 」 講演: (社)日本乳業協会 常務理事
食品表示フォーラム「食品表示の信頼性確保のために ~生産者と消費者をつなぐ食品表示~ 」 説明、パネルディスカッション
くまもとグリーン農業推進フォーラム「安全安心な農産物を食卓へつなぐ」
基調講演、事例発表、意見交換
食育推進くまもと県民大会親子食育教室、食育体験教室、基調講演、活動事例紹介
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鹿児島県:食の安心・安全セミナー