長野県消防防災航空隊の概要...長野県消防防災航空隊の活動...

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長野県消防防災航空隊の概要 長野県消防防災航空隊の基地 (所在地)長野県松本市大字空港東9,030 基地は「信州まつもと空港」に隣接

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長野県消防防災航空隊の概要

長野県消防防災航空隊の基地 (所在地)長野県松本市大字空港東9,030 基地は「信州まつもと空港」に隣接

活動エリア

周囲を三千メートル級の山々に囲まれ、南北に約 200 キロメートル、東西に約

100 キロメートルの広大エリアを管轄している。

周囲は三千メートル級の山々に囲まれている信州

長野県消防防災航空隊の活動

【火災防ぎょ活動】 林野火災などの空中消火活動 年間平均 10 件

【救急活動】 山村、へき地からの傷病者の搬送、傷病者の医療機関への搬送など

年平均6件(救助活動と併せた件数では 37 件)

【救助活動】河川、湖等での水難事故又は山岳遭難事故等での救助活動

災害被災地等からの孤立者の救出活動など 年平均 80 件

【災害応急対策活動】 自然災害発生時の情報収集活動

大規模事故等の状況把握

被災地等への医薬品等の輸送など 年平均 9 件

【広域応援活動】他県への応援活動 年平均 5 件

https://www.pref.nagano.lg.jp/shobo/kentoukai/kentoukai1.html

【運航形態】

自主運航を基軸に!

長野県は県職員の操縦士及び整備士による自主運航を基軸としています。

現在は運航体制の構築途中のため、操縦士は県職員 2 名と民間派遣の 2 名、整

備士は民間派遣の 3 名により運航しています。

【運用する機体】

新型「ベル412EPI」を導入!

2020 年 10 月には、新型の「ベル412EPI」1機が納入され、遅くとも 2021

年 4 月には同機による活動を再開する予定です。新たに導入する機体には、安全

装備の充実とヘリサットを装備します。

なお、現在は民間事業者から「ベル412EP」を借り上げて活動しています。

【長野県消防防災航空体制の再構築の状況】

二度と事故を起こさないために、更なる安全対策を着実に推進

・安全運航に関する組織マネジメントの強化

・2 人操縦体制の導入(H30.3~)

・複数チェック体制の導入(H30.8~)

・安全装備を充実した新機体の導入など

(「消防防災航空体制のあり方検討会」で検討した更なる安全対策など、消防防災航空体制の再構築の概

要については、消防課のページに掲載していますのでご覧ください。)

運航責任者

総括隊長

消防防災航空センター所長

消防防災航空隊員の総括指揮

安全運航管理者

安全運航管理幹

安全運航管理体制の確保、安全に

関する隊員への教育訓練

消防航空隊長

消防航空副隊長

各班の中から総括隊長が指定

各班の連携、業務の効果的な遂行

航空班

班長、副班長

消防班

班長、副班長

管理班

班長、副班長

委託運航班

班長、副班長

職員操縦士

職員整備士

消防吏員

※県内の消防本部か

ら派遣されます。

県事務職員

県運航管理員

委託業者から派

遣された操縦士

と整備士

航空機の運航及

び整備

消防防災活動 機体管理及び

気象確認等

契約に基づく運

航業務

長野県消防防災航空隊組織図