ECO VC活動概要 - Panasonic USA · 2020-06-28 · ECO-VC Administration, Global Procurement...

2020年度

ECO・VC活動概要

2020年１月

パナソニック株式会社グローバル調達社ECO・VC活動事務局

内容項目ページ

１．概要 (1)ECO・VC活動とは P4

(2)ECO・VC活動のコンセプト P5

(3)ECO・VC活動の範囲 P6

(4)ECO・VC活動の視点 P7

(5)ECO・VC活動の推移（効果実績・応募件数） P8,P9

２．スケジュール年間スケジュール（2020年度活動予定） P11

３．募集 ※別添『2020年度 ECO・VC活動募集要項』のとおり

４．審査 (1)審査会の概要 P13

(2)審査会の評価基準 P14

(3)審査プロセス P15

５．その他 (1)『環境技術データベース』の登録・公開 P17

(2)登録証の発行 P18

参考資料環境ビジョン2050実現に向けた活動方向 P20～P22

別紙；アクセスマップ（審査会場）問合せ先： [email protected]

2

ECO-VC Administration, Global Procurement Company, Panasonic Corporation

1. 概要


１．(1)ECO・VC活動とは

4

ECO・VC（ECO Value Creation)活動・当社の調達活動について、製品や購入先様における省エネルギー、製品の小型化・軽量化・部品点数の削減による省資源、リサイクル材の使用や脱石油材料への代替化など、環境配慮活動を通じて、「温室効果ガス削減」・「循環型モノづくり」とコスト合理化の両立を目指す取組みのことVCとは『Value Creation（バリュー・クリエーション）』の略・世界中の購入先様からアイデアを集め、優れた取組み事例は、「ECO・VC活動表彰式・交流会」などの場で紹介し、購入先様との共有と当社グループでの横展開を図っている。2009年度から活動を開始

温室効果ガス削減

両立

循環型モノづくり

コスト合理化


１．(2) ECO・VC活動のコンセプト

5

ＣＯ２削減再生資源活用投入資源削減

地球環境負荷削減

Function （機能)

Value（価値）＝ーーーーーーーーーーCost （費用）

Ｖalueの最大化（価値）満足の度合い

Ｆunction（機能）得られた効用

Ｃost （費用）支払った費用

部材コスト合理化


１．(3) ECO・VC活動の範囲

6

パナソニック購入先様お客様物流物流

・軽量化/小型化

・省資源化

・梱包の最適化

・標準化/共用化

・部品点数削減

・素材代替化

・リサイクル材活用

・在庫削減金型管理

・輸送の効率化

・モーダルシフト

・梱包改善

・倉庫の有効活用

・設備の省電力化

・空調の効率化

・廃棄材ゼロ

・輸送の効率化・モーダルシフト・梱包改善・倉庫の有効活用・異業種共同輸送

・商品の省電力化

・ダントツのエコ商品

・省エネ・蓄エネ・

創エネ商品

・「家丸ごと」エコ

・エコナビ商品展開

製造・販売・物流・企業活動サプライチェーンのすべてのプロセスが対象

http://reco.dospara.co.jp/cl001/click.gif?item=&cpage=4000&citem=PARTS-0000099087&redirecturl=02acd559fab0f326f56618d8e645147377eee4145246029b8f5a72a5973449c2fede25aad4c6a0a486bdaf60774a57ee707ee93b3d0d3e71904ec908367aec77fd956f5cc79d511c4a54cf875eb73f43609cddebfdf881927423848e5cd9f98b

ECO-VC Administration, Global Procurement Company, Panasonic Corporation 7

キーワード取組みと成果の事例

製品の省電力化・効率を15％向上した電源ユニットを開発・特殊マイコン開発で、待機電力0.1W以下を実現

製造工程(工場)の省電力化・加熱炉への断熱材導入等の省エネ取組みにより、チップ抵抗製造時の電力を20％削減

再生可能エネルギーの導入・モータ製造工程の電力を太陽光発電（再エネ）100％の電力に切替え

小型化・軽量化・LSIのパッケージの15％小型化・チップシュリンク化

標準化・共用化・カバー・ケースを共用化することにより、新規金型を削減

省資源・投入資源を削減、100％リサイクル材の活用・通い箱を使用することにより梱包費用削減

リサイクル材・筐体の樹脂に再生樹脂を20％使用

素材代替化・単一素材化・配管の材料を銅から鉄に変更し、大幅な合理化を実現

新素材使用・熱伝導性に優れた新素材を放熱板に採用し、冷却ファンを廃止、コンデンサを標準品に変更

部品点数削減・金型、プレス工程の改善により構成部品の一体化に成功し、部品点数を25％削減

輸送の効率化・積載率向上、共同輸送、まとめ輸送等

直送化、ラウンド輸送の推進・消費地への直送推進や帰り便の活用等

梱包改善・輸送・保管最適サイズ化、省資源梱包によるダウンサイズ、材料の見直し等

モーダルシフト、IT技術の活用・トラック⇒鉄道、船舶などへの輸送のモード変更、ICタグ活用、貨物追跡システム構築など

低公害車・バイオ燃料・エコトラックの導入、エコドライブの推進等、バイオ燃料の導入・拡大

倉庫スペースの有効利用・保管効率の向上、拠点集約、不良品在庫の撲滅等

新輸送ルートの開発・AIR輸送を削減、リードタイム短縮等に貢献

物流品質の改善・事故削減対応策実施によるロスの低減

その他・ウエルドレス成形の完成により、筐体の塗装をやめVOC、CO2の削減を同時に達成

１．(4) ECO・VC活動の視点


１．(5) ECO・VC活動の推移①（効果実績・応募件数）

8

活動成果の質・量向上に向けて ⇒

総括：コスト合理化累計 1,944億円、提案件数累計 8,959件

VE手法を駆使した効率的な提案活動をお願いします。

削減実績推移ご提案件数推移

09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年

92

154213

235250255

176153

116122178

単位：億円コスト合理化

CO2削減量

09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年

3 6

3241

48 51 48

25

6 3

28

単位：万トン

再生資源活用量

09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年

0.6

1.21.7 1.7 1.9 2.1

1.9 1.8

0.30.01

0.01

単位：万トン投入資源削減量

09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年

0.1

1.21.6

1.82.1

2.42.1 2

0.10.3

1.99

単位：万トン

09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年

512

668

890866

1077

1445

933

622

354

820772

単位：件部品点数削減薄肉化軽量化生産性向上商品力向上

＜取り組みの視点＞


１．(5) ECO・VC活動の推移②（応募件数）※2017年度以前は、各カンパニーの件数で実績計上

カンパニー 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度

集中契約C - - - - - ※ ※ ※ ※ 180 69

AP 58 192 241 294 706 1,142 703 447 217 428 341

LS

LC 5 14 12

33 64 50 46 26 26 27 55PES 28 2 15

PEW 13 4 50

PH 9 63 28 15 22 14 26 30 31 45 46

CNS

AVC 223 174 178 189 83

93 30 30 17 12 20PMC 7 14 98 7

PSN 15 12 10

PSFS 13 35 27 30 32 53 62 48 31 50 53

AMINFO 5 13 18 22 20 13 9 18 11 11 19

エナジー 29 22 23 39 30 18 19 5 6 18 79

IS23 46 39

62 508 6

18 15 29 6213 14 47 21 13

PHC 3 4 4 3 1 - - - - - -

三洋 0 16 67 0 0 0 - - - - -

MRO 0 3 0 0 - - - - - 10 20

プロキュアメント社部材 39 19 56 34 - - - - - - -

原材料ＴＣ 18 0 17 17 0 0 - - - - 8

グローバルロジスティクス本部 11 21 60 57 - - - - - - -

海外製造会社 - - - 63 62 33 19 - - 10 -

合計 512 668 901 866 1,077 1,445 933 622 354 820 772


２. スケジュール


カンパニー貢献技術開発原価改善品質SCM

ECO・VC

加工一般

7月頭(予定)

最終審査会

5月29日(予定)

種別年 2020年

月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

※

P

E

P

M

●12月(予定)本年度・登録証発行・応募テーマDB登録

※統合を検討

※ECO･VC最終審査会とカンパニー貢献審査会の同日開催

２. 年間スケジュール（2020年度活動予定）

一次審査会

●1月下旬活動概要・募集要項 Web告知

●12月～1月前年度・登録証発行・応募テーマDB登録

●１月下旬～部門説明会実施

11月下旬(予定)

募集期間カンパニー審査

推薦検討（通年）審査会

★6/18（木）16:00 推薦締切

★4/23(木) 16:00提出期限（→事務局）

※PEPM:ﾊﾟﾅｿﾆｯｸｴｸｾﾚﾝﾄﾊﾟｰﾄﾅｰｽﾞﾐｰﾃｨﾝｸﾞ

★カンパニー締切り

表彰式・交流会


４．審査


項目内容備考

開催予定〇１次審査会：松心会館 5月下旬（予定）

〇最終審査会：松心会館 7月上旬（予定）

※詳細は別途ご連絡いたします。

※参照：アクセスマップ

審査方法

○審査単位

審査は複数のグループで構成

グループ数は４～５（各グループ審査員３名）

○発表方法：プレゼン形式

○時間：

・発表時間：10分

・質疑応答：10分計20分

○審査方法

100点満点×審査員数の合計点（グループ単位）

※審査テーマ数、当日の運営により

変更が生じる場合があります。

４．(1)審査会の概要


４．(2) 審査会の評価基準

14

項目評価ポイント評価結果

評価ウエイト評価

取り組み

内容

先進性・他社に対する優位性・新規性(業界初・世界初等など)・他社の模倣や既存の技術ではなく独自の発想か・他社に先駆けて、パナソニックに提案しているか

2035

難易度・達成への難易度は高いか・業界の常識を打ち破る取り組みか 15

パナソニック

グループへの

貢献度 /

将来性

環境貢献・CO2排出量削減（削減量・率）・投入資源の削減、再生資源利用（量・率） 20

65

合理化・PL/BS視点で評価(コストダウン金額・率/在庫削減/LT削減等) 20

商品力強化・パナソニック商品力向上への貢献度または将来性で評価（省電力化等、パナソニック商品力・ブランド力向上） 10

発展性・今後の更なる展開、発展性の有無・他カンパニー・商品への展開の可能性を評価 10

その他・発表内容や説明のわかりやすさ、プレゼンテーション資料の工夫など、当日のプレゼンテーション内容全般から総合的に判断し、加点する。

5

合計 100


15

全応募

●最終審査会

各グループ1・2位が最終審査会進出

●１次審査会

・イノベーション推進部門

・品質・環境本部

・カンパニー調達

・グローバル調達社

◎審査員

・イノベーション推進部門

・品質・環境本部・グローバル調達社

◎審査員

加工部品・一般の部50件（※5グループの場合）

各3・4位（奨励賞）

全応募から優秀事例を最大50件をノミネート

金賞：2件

銀賞：3件

金賞・銀賞・銅賞

を決定

※10社進出の場合

銅賞：5件

※順位は各グループ単位の総点基準

各1位・2位（最終審査会進出)

４．(3) 審査プロセス ※応募件数等により変更の場合有り

15


５．その他


５．(1) 『環境技術データベース』の登録・公開

17

★応募いただいたすべての事例は、弊社の『環境技術データベースシステム』に登録し、全カンパニーに公開させていただきます。※社外公開はいたしません。

検索条件を入力し、提案内容を確認


５．(2)登録証の発行

★応募いただいたすべてのテーマに「登録証」を発行させていただきます。


参考資料

環境ビジョン2050実現に向けた活動方向

・20年度ECO-VC活動では、エネルギーに関する取組は従来通りCO2削減の枠組みで評価・なお、再生可能エネルギーの換算方法については、19年度から概要と募集要項に追記済

2020年1月6日発表

ＧＰ２０２１： 2021年度に達成すべき目標とアクションプラン

課題 2021年度目標

重点課題

エネルギー

使うエネルギー総量に対する創るエネルギー総量の比率拡大使う：創る＝8.5：1

製品・サービス

創るエネルギー量の拡大創るエネルギー量３万GＷh以上

使うエネルギーの削減貢献量の拡大削減貢献量直接 2.5 万GＷh以上

間接 0.2 万GＷh以上

創るエネルギー事業の拡大エナジー関連事業の拡大

省エネルギー事業の拡大 IoT/AIを活用した製品・サービスの拡大

工場

CO2ゼロモデル工場の推進・水素応用技術実証工場の確立・グローバル各地域でCO2ゼロモデル工場を1工場以上実現

再生可能エネルギー利用拡大・自社拠点再エネ導入 40,000MWh・再エネ外部調達の推進

エネルギーミニマム生産の推進・IoT活用によるロス削減・工法革新による生産性向上

資源

サーキュラーエコノミー型事業の創出既存事業と循環経済の関連性マッピングの100%完了

投入資源を減らし循環資源の活用を拡大再生樹脂利用量 4.2万トン以上 (2019～2021年度累計)

グローバルで工場廃棄物をゼロエミッション化工場廃棄物リサイクル率 99％以上

継続課題

水生産活動での水使用量削減

化学物質生産活動、製品での化学物質による環境負荷を最小化

生物多様性持続可能な原材料調達を推進

地域社会地域社会貢献および次世代育成の取り組みを推進

ｺﾝﾌﾟﾗｲｱﾝｽ環境法規制の順守徹底


アクセスマップ松心(しょうしん)会館

八島交差点

大日交差点

地下鉄谷町線守口駅

Ｎ

パナソニック

地下鉄谷町線大日駅

LS社本社

西三荘駅

門真市駅

IS社本社

至大阪淀屋橋

至京都出町柳

国道163号線

CNS社南門真

CNS社北門真

門真市役所

門真消防署

歴史館

至大阪/伊丹空港

本社

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大阪電通高校

松心会館生産技術本部

本社技術部門守口

＜所在地＞大阪府門真市中町1-19TEL: (06)6907-4812 Fax: (06)6907-4813

＜交通機関＞公共交通機関でご来場下さい１.大阪方面より●地下鉄御堂筋線梅田駅⇒淀屋橋駅（乗り換え）京阪電車淀屋橋駅⇒門真市駅より徒歩５分

２.京都方面より●京阪電車三条駅⇒門真市駅より徒歩５分●近鉄電車京都駅⇒丹波橋駅（乗り換え）京阪電車丹波橋駅門真市駅より徒歩５分

３.大阪/伊丹空港より●大阪モノレール大阪空港駅⇒門真市駅より徒歩５分

西三荘駅

問合せ先： [email protected]

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