メキシコにおける水・衛生セクター - JICA...メキシコにおける水・衛生セクター 現状と統計 上水・排水・下水設備総務部 飲用化・処理管理
農業用水の取水に伴い被害が 拡大している特定外来生物等に ......1.目的...
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農業用水の取水に伴い被害が拡大している特定外来生物等について
関東農政局利根川水系土地改良調査管理事務所
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Ⅰ.管内で⾒られる特定外来⽣物等(1)
水際の植物■オオフサモ 特 緊
水面にマット状に繁茂するオオフサモ(写真は5月)
日当たりのよい水辺や湿地に生育
<対策>●生育量が少ない時期に除去する
●切れ藻(茎の破片)からも再生するので、それらもできるだけ回収する
●湿った土の上に置くと、根付いて再生するので、乾いた場所に置く茎:水面上の高さ10~30cm
■ナガエツルノゲイトウ 特 緊 水辺でも陸上でも生育できる <水田への侵入防止対策>●給水栓にざる、網の設置●トラクター移動時の清掃
<除去時の注意事項>●生育量が少ない時期までに除
去する●茎の破片からも再生するので、
それらもできるだけ回収する●乾いた陸上でも、根付いて再生
するので、ブルーシートやアスファルトの上等に置き枯させる
排水作業時にスクリーンをふさぎ、排水ができなくなる。また、水路だけでなく、水田の中にも広がり、収量が下がる。など被害が拡大している。茎:長さ1m以上
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水面にマット状に広がるナガエツルノゲイトウ(写真は7月)。春から秋にかけて繁茂し続ける
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Ⅰ.管内で⾒られる特定外来⽣物等(2)
水中の植物
重■オオカナダモ ■コカナダモ
コンクリート二面張りの排水路で繁茂するオオカナダモ(写真は12月)。生育が旺盛な春期から夏期にかけて切れ藻が多い
土砂が溜まると生育しやすい重
●生育量が少ない時期までに除去する
●切れ藻(茎の破片)からも再生するので、それらもできるだけ回収する
●乾燥に弱いので、陸揚げや池干しすれば、枯死する
葉の幅:2~4.5mm 葉の幅:1~2.5mm
水に浮く植物
■ボタンウキクサ 特 緊
高さ30cm沈水植物(写真はオオカナダモ)の上で繁茂するボタンウキクサ(写真は12月)
他の植物に絡まって定住
●生育量が少ない時期までに除去する
●引っかかりやすい環境を減らす
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写真はオオカナダモ
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貝類
Ⅰ.管内で⾒られる特定外来⽣物等(3)
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<対策>●薬剤、耕運機による殺貝、網の設置による分布拡大防止。
●耕起による殺貝●田植えを早める、田植え後の浅水管理(水中でないと稲を食べられない)
●その他対策は農水省Hpを用排水路でも増殖して発生源になっている
■スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
■カワヒバリガイ
1年で1~3センチ、越冬した大人の貝は5センチくらいまで成長
殻長2~3センチ
死骸で給水栓が詰まった
<対策>●トラップを仕掛け侵入していないか確認
●スクリーンなど銅による被覆や 塗料等による付着防止対策、薬による駆除、ため池等の干し上げによる駆除
●その他対策は農水省Hpを
詰まってしまう厄介者
稲の苗やレンコンの食害が発生
特 緊
重
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1.目的 近年、農業用水の取水・送水に起因して、特定外来生物の生息域が拡大し、
農業用水の取水や配水、排水作業に支障をきたすとともに、水田の中にも生息が拡大し米の減収被害も発生している。
関東農政局管内における被害状況や対応状況等を取りまとめ、土地改良施設を管理している県や市町村、土地改良区の方と情報共有を図ることで、被害の早期発見や、拡大の防止、有効な除去方法等を共有し、農業用水の取水に起因する被害の拡大を防止したい。
2.調査対象 関東農政局管内1都8県及び関係市町村、関係土地改良区へ調査依頼 施設管理者47機関、5県19市町村が回答
3.調査内容アンケートにより、特定外来生物(カワヒバリガイ、ナガエツルノゲイトウ、
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)、その他)の発見・被害の有無、発見場所、対応状況等を確認
4.調査期間令和元年11月13日~令和元年12月20日
Ⅱ.調査概要
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那珂川沿岸
茨城中部
北総中央
印旛沼二期
栃木南部
赤城西麓
荒川中部
笛吹川釜無川
伊那西部
竜西
牧之原
大井川用水三方原用水二期
Ⅲ.調査結果(カワヒバリガイ分布状況)
<凡例>:発見あり、被害なし
:発見あり、被害あり霞ヶ浦用水
鏑川
新利根川沿岸
両総用水
大利根用水
成田用水
北総東部
三方原
大井川天竜川下流
カワヒバリガイ
3
1
3
2
2
5
43
57
2
23
5
0 5 10 15
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
山梨県
長野県
静岡県
カワヒバリガイ被害状況
発見あり、被害あり 発見あり、被害なし 発見なし、不明
※ 地区全体で発見されたわけではなく、関係改良区のいずれかで発見されれば印をつけている。 6
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Ⅲ.調査結果(カワヒバリガイ被害状況調査等)
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施設管理者の状況
平成25年度より、農業環境技術研究所の伊藤上級研究員と揚水機場・支線機場で調査を行い、揚水機場の取水口付近ではカワヒバリガイの存在を確認しました。
カワヒバリガイでパイプラインの詰まりが発生し、昨年の冬に地元の方とバックホウと手作業で駆除しました。
カワヒバリガイについて、スクリーン等の目地詰りを手作業による掻き出し作業、パイプライン管内の清掃
カワヒバリガイについては、「侵略的外来種コンソーシアム」に加入し、減少及び駆除を目的に調整池・ため池の落水・低水位管理を実施している。また、ため池等にトラップを設置し、侵入の有無、生息が増大しているかの目安としている。死んだ貝によりパイプライン及びほ場蛇口が閉塞する通水障害が発生している。
カワヒバリガイは生息しているが、施設管理上問題は発生していないため定期的に確認している。
カワヒバリガイ・・・加圧機場にフィルタを設置、揚水機場取水口スクリーンを銅製に更新
カワヒバリガイに関してはおおむね用水幹線のみの発生であるが毎年下流域に発生場所が広がりつつある様に思われるので、今後管内のパイプライン等への被害は時間の問題と考える。
カワヒバリガイ:用水終了時に通水清掃した。
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Ⅲ.調査結果(カワヒバリガイ被害状況調査等)
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施設管理者の状況
目視調査の結果、トンネル内壁に付着している状況は昨年度と同様又は変化していない。過去、特に異常繁殖が認められた秋葉取水口より下流1km区間について、試料を抜き取り、生息調査を行った結果、生息数に大きな変化はなかった。近年、カワヒバリガイの生息状況に大きな変化が見られていないが、今後も定期的に調査を行い、経過観察を行っていく。管理所取水口及び導水路トンネルのカワヒバリガイ生息状況調査を実施
カワヒバリガイについて、通水に障害が出るほどの大量発生は見られないため、日々の目視点検程度での確認であり、末端給水栓での死骸の詰まりについては、個人及び組合(管理者) にて除去県営用水路にも死骸が見られるが、詰まるまでの被害というのは無いカワヒバリガイについて、通水に障害が出るほどの大量発生は見られないため、日々の目視点検程
度での確認であり、末端給水栓での死骸の詰まりについては、個人及び組合(管理者) にて除去
カワヒバリガイについては、平成18年度に導水トンネル内での繁殖が発見され、管理者にて毎年点検を実施している。平成21年度以降は大きな状況変化はない。(当改良区管内では10年程前に死骸を発見した程度)
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那珂川沿岸
茨城中部
北総中央
印旛沼二期
栃木南部
赤城西麓
荒川中部
笛吹川釜無川
伊那西部
竜西
牧之原
大井川用水三方原用水二期
Ⅲ.調査結果(ナガエツルノゲイトウ分布状況)
※ 地区全体で発見されたわけではなく、関係改良区のいずれかで発見されれば
印をつけている。
<凡例>:発見あり、被害なし
:発見あり、被害あり
延方
新利根川沿岸
手賀沼
印旛沼干拓
両総用水
大利根用水
2
3 1
53
67
3
23
12
0 5 10 15
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
山梨県
長野県
静岡県
ナガエツルノゲイトウ被害状況
発見あり、被害あり 発見あり、被害なし 9
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Ⅲ.調査結果(ナガエツルノゲイトウ被害状況調査等)
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施設管理者の状況
ナガエツルノゲイトウについて、排水路の水流障害が発生することから大型重機を使って水路法面へ上げて水流障害対策を行っている。
ナガエツルノゲイトウについては用水機場に流れてきたものを引き上げて除去している。
除去作業後、構内で自然乾燥させクリーンセンターにて処分
ナガエツルノゲイトウについては、農研機構、県等と現地確認及び除去作業を行っている。
令和元年6月27日ナガエツルノゲイトウ繁茂状況を調査し、既に相当数が繁茂している。排水機場にてポンプと連動している除塵機(スクリーン)にナガエが絡まり過負荷で停止する被害がでている。
ナガエツルノゲイトウに関しても数年前より見受けられ発生場所を拡大しつつある。
スクリーンに絡まった様子繁茂状況
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那珂川沿岸
茨城中部
北総中央
印旛沼二期
栃木南部
赤城西麓
荒川中部
笛吹川釜無川
伊那西部
竜西
牧之原
三方原用水二期
Ⅲ.調査結果(スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)分布状況)
※ 地区全体で発見されたわけではなく、関係改良区のいずれかで発見されれば印をつけている。
※ 下記の関係都県、市町村でジャンボタニシの発見の報告があった。
(国営造成施設以外も含む)
栃木県足利市、埼玉県熊谷市、神奈川県、静岡県掛川市、菊川市、御前崎市
<凡例>:発見あり、被害なし
:発見あり、被害あり
延方地区大里
天竜川下流
新利根川沿岸
利根中央
印旛沼干拓
両総用水
北総東部
大利根用水
大井川用水
1
15
3
1
1
4
53
65
2
23
5
0 5 10 15
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
山梨県
長野県
静岡県
ジャンボタニシ被害状況
発見あり、被害あり 発見あり、被害なし 発見なし、不明11
大里用水土地改良区より情報提供
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Ⅲ.調査結果(スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)被害状況調査等)
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施設管理者の状況
ジャンボタニシについて、特に対策はしていない。
ジャンボタニシ(スクリミンゴガイ)については卵があれば、水の中に沈める。
平成28年度よりジャンボタニシにより田植え後の苗を食害される被害を受けている。地元の活動組織が多面的機能支払交付を利用して駆除対策を行っているが、完全に駆除することができず、被害の収束には至っていない状況である。
20年ほど前から発生。主に流れの緩やかな排水路付近に生息。水に濡れないところまで登り産卵するので、卵を発見した際は水の中に卵を落とすなど対応している。
ジャンボタニシ(スクリミンゴガイ)については、昨年度発見し県の指導の下、除去作業を行った。
ジャンボタニシ・・・組合員への機関紙記事で注意喚起
ジャンボタニシに関しては管内全域にみられ、無対策の水田等では水稲への被害がみられる。昨年度、今年度においては「ジャンボタニシ防除対策モデル事業」において調査を行っている。
ジャンボタニシ:特に対策は行わなかったが、発生しなくなった。
水路擁壁産卵状況(7月) 稚貝発生状況(9月)
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Ⅲ.調査結果(スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)被害状況調査等)
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施設管理者の状況
当改良区施設に被害等が発生していないので特に対応はない。
当改良区の理事役員に聞いた所ジャンボタニシは発見されたが少なかった。
ジャンボタニシについては、耕作者等の対応
ジャンボタニシ(スクリミンゴガイ):捕獲 多面的機能交付金活動組織にて駆除
県、市町村の状況
取水口へのネット設置や浅水管理、冬季の耕転実施等、自衛策を伝える。
防除薬剤の購入に対し補助を行っている。
平成28年度以降、スクリミンゴガイの生息域が県内で拡大し、一部市町村で被害が確認されたため、県農業技術センターは、JAと連携して生産者に対する指導を行っている。平成28年から多面的機能支払事業資源向上支払交付金(国庫)を活用して、水路や水田における防除作業を実施。
スクミノン等の殺貝剤の散布による対応。(市、JAの補助金制度あり)冬期に石灰窒素を試験的に散布。(次年度に結果が分かる。)JAがジャンボタニシ対策の研修会を開催。
市内のシルバー人材センターに、公共用排水路に生息するジャンボタニシの駆除業務を委託している。ここ3年間の駆除実績としては、平成29年度:4,006.7kg、平成30年度:3,210.1kg、平成31(令和元)年度:5,011.6kgであった。年々、個体数が急激に増加しており、今まで発生がなかった地域にも発生してきているとの報告有り。
水路清掃
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那珂川沿岸
茨城中部
北総中央
印旛沼二期
栃木南部
赤城西麓
荒川中部
笛吹川釜無川
伊那西部
竜西
牧之原
三方原用水二期
Ⅲ.調査結果(その他分布状況)
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※ 地区全体で発見されたわけではなく、関係改良区のいずれかで発見されれば印をつけている。
<凡例>:発見あり、被害なし
:発見あり、被害あり
新利根川沿岸
(ミズヒマワリ、オオフサモ)
両総(オオフサモ)
成田用水(シジミ)
大利根用水(オオカナダモ)
霞ヶ浦用水
(カミツキガメ、チャネルキャットフィッシュ、オオフサモ)
鬼怒中央(オオカナダモ)
利根中央(オオカナダモ)
中信平二期(コカナダモ)
三方原
(ヒシ、アゾラクリスタータ)
大井川用水
オオカナダモ
オオフサモ
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Ⅲ.調査結果(その他被害状況調査等)
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施設管理者の状況
ミズヒマワリは新利根川にある堰に引っ掛かり堰の開け閉めに支障があった。
オオフサモについて、排水路の水流障害が発生することから大型重機を使って水路法面へ上げて水流障害対策を行っている。
チャネルキャットフィッシュについては、管水路内に流入し、分水工のバルブを閉塞する通水障害が発生している。その都度、バルブを分解し除去している。オオフサモについては、調整池の一部に生息しており、特に対応はしていない。そこから生息拡大はしていない。
岡本頭首工上流中洲にてオオカナダモ(アナカリス)がここ数年で増殖している。(洪水時取水工に張り付く)人力では重量等があり除塵不可の為、ゲート開閉操作等の操作で下流に流す対応している。(時間かかる)
オオカナダモの繁茂している水路については、浚渫等を実施し対応している。(根付きの防止)
オオカナダ藻:水路浚渫 結果又生えてくる。
コカナダモの発見、被害あり国営調整池:2年に1度程度土砂上げを実施。国営幹線水路:毎年土砂上げと清掃を実施。
ヒシやアゾラクリスタータなどの浮草については、当改良区他、管理者により除去
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○ 本地域は、八戸市北部の五戸川流域の水田地帯で、駆除が難しい特定外来生物オオハンゴンソウの群生が見られるようになり、地域の生態系への影響が危惧されていた。
○ 平成20年度から始めたオオハンゴンソウの駆除活動を、本制度により継続的に実施するとともに、植栽活動や啓発・普及活動も実施。
○ 継続的な駆除活動と啓発・普及活動により、地域住民の生態系保全等に対する意識が向上し、オオハンゴンソウ群落も徐々に減少している。
新和地区資源保全隊(青森県八戸市)
活動開始前の状況や課題 取組内容 取組の効果
(参考)多面的機能支払の活用による外来種の駆除
【地区概要】・取組面積 23ha (田23ha)
・資源量 開水路7.1km、農道4.8km
・主な構成員農業者、自治会、改良区、小学校PTA
・交付金 約1百万円(H29)
農地維持支払資源向上支払(共同)
○継続的な啓発・普及活動により、地域住
民の生態系保全に対する意識が向上。活動参加者は一定程度確保できており、近年は30名を超える地域住民が作業を実施。
○毎年、確認されたオオハンゴンソウを全
て駆除することにより、地区内のオオハンゴンソウの群落が徐々に減少。
○平成20年度から、市内の各地でオオハンゴンソウが見られるようになったことから、駆除活動を継続的に実施(毎年9月頃に年1回実施)。
○駆除活動等、本組織の活動内容を地
域に紹介する広報誌を発行(年1回)し、啓発・普及を行っている。
しんわ はちのへし
都市的地域
広報誌「保全隊新聞」 看板による活動紹介オオハンゴンソウの駆除活動オオハンゴンソウ
○本地域は、八戸市北部の五戸川流域
に位置する市街地に隣接する水田地帯である。
○平成14年度頃から、特定外来生物であるオオハンゴンソウの群生が見られるようになり、地域の生態系に影響することが心配された。
○オオハンゴンソウは、繁殖力が旺盛で、
スコップ等で根ごと引き抜く必要があることから、駆除には大きな負担がかかった。
【毎年の駆除量:30L入りゴミ袋×20~30袋】