食品中の残留農薬分析の技能試験 - AIST · 2018. 4. 4. · お問い合わせ先...

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■ お問い合わせ先 計量標準総合センター https://www.nmij.jp/inquiry/ 食品中の残留農薬分析の技能試験 分析結果の信頼性を確保するためには、技能試験などに参加して、ご自身の分析方法の妥当性 や分析能力を客観的に評価する必要があります。 そこで、NMIJは食品メーカーや検査機関などを対象として、食品中の残留農薬分析に関する技 能試験を実施しています。本試験は2012年に開始し、2016年には89機関もの方々にご参加いた だきました。2017年からは、コンソーシアム(*)としての取り組みを開始し、引き続き、多くの方々 にご参加いただいております。 (*)産総研が企業・大学等から会員を募り、会費(負担金)又は寄附金をいただいて産学官連携の支 援、 成果の利用促進、情報の収集及び提供等を行うためのテーマ別の研究会。本コンソーシアム の会費(参加費)は、一口35,000円(税込)で、一口につき1件の技能試験にご参加いただけます。 第7回の参加者募集は、NMIJのホームページ(www.nmij.jp)で、 2017年11月~12月頃に開始する予定です。 本件に関するお問い合わせは、Eメールで[email protected] までお願いいたします。 2017/11月~12月頃 ~2018/1月中旬 2018/3月中旬 2018/3月中旬~ 5月下旬 2018/5月下旬~ 8月下旬 2018/9月中旬~ 9月下旬 参加申込み開始 参加申込み期間 試料発送 参加者の分析期間 NMIJの分析および解析 フォローアップセミナー 第7回(2018年予定)スケジュール 試験試料と分析対象農薬 試験試料 分析対象農薬 参加機関数 第1回 (2012年) 大豆 フェニトロチオン、ダイアジノン、 クロルピリホス、ペルメトリン 43 第2回 (2013年) 玄米 フェニトロチオン、イソプロチオラン、 エトフェンプロックス 58 第3回 (2014年) 玄麦 フェニトロチオン、ダイアジノン、 マラチオン、エトフェンプロックス 72 第4回 (2015年) 玄米 フェニトロチオン、チアメトキサム、 エトフェンプロックス 86 第5回 (2016年) 大豆 フェニトロチオン、 クロルピリホス 89 第6回 (2017年) 玄米 フェニトロチオン、イソプロチオラン、 エトフェンプロックス 33 第7回 (2018年予定) 玄麦 フェニトロチオンなどを予定 参加者の分析能力の評価例 (玄米中のフェニトロチオン) セミナーの様子 ネギへの農薬散布 技能試験試料(玄米) 1. 農薬が残留した農産物を用いて試験試料を調製しています: 実試料分析に近い条件で分析能力を評価できます! 2. 認証標準物質の値付け分析法によっても参照値を付与しています: より信頼性が高い分析値との比較が可能です! 3. 技能試験終了後にフォローアップセミナーを開催しています: 分析終了後まで参加者のみなさまをサポートします! 【本技能試験の特徴】 3 2 1 0 -1 -2 -3 z-スコア 参加機関 データ数:56; ┃z┃≦2: 50, 2<┃z┃<3:3, 3≦┃z┃: 3

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■ お問い合わせ先計量標準総合センターhttps://www.nmij.jp/inquiry/

食品中の残留農薬分析の技能試験 分析結果の信頼性を確保するためには、技能試験などに参加して、ご自身の分析方法の妥当性や分析能力を客観的に評価する必要があります。 そこで、NMIJは食品メーカーや検査機関などを対象として、食品中の残留農薬分析に関する技能試験を実施しています。本試験は2012年に開始し、2016年には89機関もの方々にご参加いただきました。2017年からは、コンソーシアム(*)としての取り組みを開始し、引き続き、多くの方々にご参加いただいております。(*)産総研が企業・大学等から会員を募り、会費(負担金)又は寄附金をいただいて産学官連携の支

援、 成果の利用促進、情報の収集及び提供等を行うためのテーマ別の研究会。本コンソーシアムの会費(参加費)は、一口35,000円(税込)で、一口につき1件の技能試験にご参加いただけます。

第7回の参加者募集は、NMIJのホームページ(www.nmij.jp)で、2017年11月~12月頃に開始する予定です。

本件に関するお問い合わせは、Eメールで[email protected]までお願いいたします。

2017/11月~12月頃  ~2018/1月中旬2018/3月中旬2018/3月中旬~ 5月下旬2018/5月下旬~ 8月下旬2018/9月中旬~ 9月下旬

参加申込み開始参加申込み期間試料発送

参加者の分析期間

NMIJの分析および解析

フォローアップセミナー

第7回(2018年予定)スケジュール試験試料と分析対象農薬試験試料 分析対象農薬 参加機関数

第1回(2012年) 大豆 フェニトロチオン、ダイアジノン、

クロルピリホス、ペルメトリン 43

第2回(2013年) 玄米 フェニトロチオン、イソプロチオラン、

エトフェンプロックス 58

第3回(2014年) 玄麦 フェニトロチオン、ダイアジノン、

マラチオン、エトフェンプロックス 72

第4回(2015年) 玄米 フェニトロチオン、チアメトキサム、

エトフェンプロックス 86

第5回(2016年) 大豆 フェニトロチオン、

クロルピリホス 89

第6回(2017年) 玄米 フェニトロチオン、イソプロチオラン、

エトフェンプロックス 33

第7回(2018年予定) 玄麦 フェニトロチオンなどを予定 -

参加者の分析能力の評価例(玄米中のフェニトロチオン) セミナーの様子

ネギへの農薬散布

技能試験試料(玄米)

1. 農薬が残留した農産物を用いて試験試料を調製しています:  実試料分析に近い条件で分析能力を評価できます!

2. 認証標準物質の値付け分析法によっても参照値を付与しています:  より信頼性が高い分析値との比較が可能です!

3. 技能試験終了後にフォローアップセミナーを開催しています:  分析終了後まで参加者のみなさまをサポートします!

【本技能試験の特徴】

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z-スコア

参加機関データ数: 56; ┃z┃≦2: 50, 2<┃z┃<3: 3, 3≦┃z┃: 3