§4-1. 呼吸作用的概念和生理意义 §4-2. 呼吸代谢的生化途径 §4-3. 电子传递与氧化磷酸化 §4-4. 呼吸作用的指标及影响因素 §4-5. 呼吸作用与农业生产
人工呼吸器患者への保守的酸素療法 - JSEPTIC · 2015-02-17 ·...
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背 景
• 酸素療法は低酸素血症の予防や治療に重要
• しかし、低酸素血症の予防や治療は、逆に高酸素血症となり、
有害(肺線維化など)となる可能性を秘めている
• 高酸素血症は、肺血管抵抗の増加から心拍出量を低下させ、
様々な臓器でフリーラジカルを発生させる
• 高酸素血症による弊害は、COPD急性増悪、心停止後、腹部
手術後の患者などで報告されている
研究方法
• デザイン:pilot prospective before-and-after trial
• 対象:48時間以上人工呼吸器管理が予想される患者
• 場所:メルボルンのオースティン病院ICU(3次施設) 22の複合ICUベッド
• 期間:
Conventional群 2012年5月~2012年6月
(酸素化の目標はベッドサイドの臨床医に一任)
Conservative群 2012年10月~2013年1月
(SpO2:90-92%を目標に可能な限りFiO2を下げる)
• 高酸素の状態:SpO2が98%以上
研究方法
• 調査項目:年齢、性別、入院理由、APACHE Ⅲ、腎代替療法
(RRT)、人工呼吸導入の理由
人工呼吸開始後(6時・12時・18時・24時)4点での
PEEP、MV、FiO2、SpO2、PaO2、pH、PaCO2、
Hb、乳酸値、Cr
• 主要評価項目:最初の10日間におけるP/F比の変化
• 副次評価項目:最初の10日間における乳酸値とCrの変化、
ICU入室中の呼吸器以外の新たな臓器障害、
不整脈、感染、高度な低酸素、RRTの導入、
抗せん妄薬、輸血使用の有無、
28日間の呼吸器離脱、ICU退室、入院日数、
28日目の生存率
結 果
• Conventional oxygen therapy
(従来の酸素療法)
51名
• Conservative oxygen therapy
(保守的な酸素療法)
54名
• 両群の基本属性は近似していた
(統計学的な検定に関する記述はない)
結 果
• Conservative群は、conventional群と比較して人工呼吸器管理中のSpO2、PaO2、FiO2が有意に低値であった
• Conservative群は、人工呼吸器管理中の酸素投与量を約2/3減少させた(15,580L [8,263-29,351L] vs 5,122L [1,837-10,499L])(p<0.001)。
• 両群間において、P/F比、人工呼吸器管理期間、PEEP、pH、PaCO2に差はなかった。
Conservative oxygen therapy Conventional oxygen therapy p value
SpO2,% 95.5 (94.0-97.3) 98.4 (94.0-97.3) <.001
PaO2,torr 83 (71-94) 107 (94-131) <.001
FiO2 0.27 (0.24-0.30) 0.40 (0.35-0.44) <.001
中央値(四分位範囲)
人工呼吸器管理中の時間加重平均値
結 果
【 Figure 1 】
最初の10日間におけるSpO2・PaO2・FiO2
• 有意にConservative群で低かった
【 Figure 2 】
SpO2・PaO2・FiO2の時間の割合
Conventional群
• SpO2が98%以上であった時間は59%
Conservative群
• 酸素が過剰な時間は有意に減少した
• FiO2-0.2でSpO2-92%以上のこともあった
Conventional群はFiO2-0.2となる時間はなかったが、Conventional群は33%の時間をFiO2-0.2で管理していた
Figure 1 Figure 2
結 果
【 Figure 3 】
最初の10日間におけるP/F比・乳酸値・Crの比較
• すべてにおいて、両群に有意差はなかったが、乳酸値はConservative群で低下傾向であった
Figure 3
結 果 【 Figure 3 】
最初の10日間におけるP/F比・乳酸値・Crの比較
• すべてにおいて、両群に有意差はなかったが、乳酸値はConservative群で低下傾向であった
Figure 3
Table 3
Table 4
【 Table 4 】 調整オッズ比
• 呼吸器以外の臓器障害が減少
【 Table 3 】
多変量解析
• 乳酸の48時間値は低下傾向であった(p=.050)
私 見
• 仮説では、”critically ill patients”とあるが、Conservative群において、FiO2-0.2に下げても、SpO2が目標値(90~92%)に達しなかった患者がいたということは、呼吸不全としては軽症者が多かったのでは?
• 肺障害に関して、P/F比を指標としているが、一回換気量のdataがないため、換気量が肺に与えた影響の可能性を否定できない。
• 過剰な酸素投与が行われ、不必要な酸素投与は避けるべきだという報告があるなか、とても興味深い結果であり、重症な呼吸不全患者も含めた今後のRCTが望まれる。
茨城県厚生連総合病院水戸協同病院 救急部・集中治療部 阿部智一先生 監修