静岡理工科大学フォーミュラプロジェクト Team 2....

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  • 静岡理工科大学フォーミュラプロジェクト

    2014 年度チーム企画書

  • 1.全日本学生フォーミュラ大会とは

    すでにご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、簡単に学生フォーミュラ大会の概

    要、大会内容等を説明させていただきます。

    1.1大会概要

    会場 静岡県小笠山総合運動公園(エコパ)

    期間 毎年 9月の第一週(5日間)

    主催者 公益社団法人自動車技術会

    ※2014年は第 12回大会が開催されます。

    Fig 1 昨年度大会集合写真

    〈大会出場チーム〉

    エンジン車(ICV) 約 80校(うち、毎年 10校程海外チームが参戦)

    電気自動車(EV) 約 8校(ICVとのダブルエントリーチームも含む)

    2013年度大会(第 11回大会)は、ICV参加校 78校、EV参加校 8校。

    〈大会趣旨〉

    主役である学生が自ら構想・設計・製作したフォーミュラカーによりものづくりの総合

    力を競い,産学官民で支援して,自動車技術ならびに産業の発展・振興に資する人材を

    育成する.

    〈大会種目〉

    ●車輌を走行させ競技する動的審査

    ●デザインやコストの口頭試問やビジネスプランをプレゼンテーションする静的審査

    の主に 2 つの審査に分かれています。

    動的審査・静的審査得点の合計ポイントで大会の順位が付けられます。

    また、動的審査に出場するためには、車検を通らなければなりません。

    (1.3 にてご説明致します。)

    1.2 車両について 車輌の規定について簡単にご説明致します。

    ①主な設計要件

    ・タイヤがカウルで覆われず、コックピットがオープンなフォーミュラスタイルの車両

    ・4サイクルピストンエンジンを使用し,排気量は 610cc以下,過給器の装着は可.

    ・リストリクター(最大直径 20mm)による吸気制限を受ける.

    ・ホイールベースは 1525mm以上、トレッドはフロント又はリアの大きい方に対して 75%

    以上.

  • ・ホイールは 8インチ以上.

    ・排気音量は、排気口から水平面 45度、50㎝の位置で 110dB以下(所定の回転数).

    ②主な安全要件

    ・横転・衝突時などにドライバーを保護するために,コクピット周りなどの構造・材料

    などが詳細規定さている.

    ・ドライバーの保護用具・シートベルトなどについて規定されている.

    ・ブレーキは 4輪全てに作動し,独立した 2系統の油圧回路を有すること.

    ③主な車両規定

    ・Formula SAEのルールおよび日本大会ローカル規則に準拠して製作されていること.

    ・過去の全日本 学生フォーミュラ大会に出場した車両は,参加できない.

    これらを満たした車両の設計・製作をおこないます。

    1.3 審査について

    〈車検〉動的審査をおこなうための重要な審査になります。得点はつきません。

    ●技術検査

    FSAE ルール、日本ローカルルールに定められた車両の規定、設計要件の適合性確認

    のため審査員が車両の細部までチェックしていきます。

    ●チルト検査

    車両を 45 度傾斜させて燃料漏れ確認、ドライバーを乗車させ 60 度傾斜させて転倒

    しないことの確認をおこないます。

    ●騒音審査

    所定の条件で騒音レベルを確認し、110dB 以下で騒音検査に通ります。

    ●ブレーキ審査

    4 輪ブレーキ(4 輪ロック)の作動を確認、検査します。

    ●レインテスト ※EV のみ

    EV フォーミュラに対し、水分から十分に絶縁されているかを確認します。

    〈動的競技〉

    ●アクセラレーション

    0-75mを走行し、加速性能を競います。

    各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行します。(以下の競技も同様)

    ●スキッドパッド

    8の字コースを走行し、コーナリング性能を競います。

    各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行します。

    ●オートクロス

    直線・ターン・スラローム・シケインなどによる約800mの複合コースを1周走行

  • し、走行性能を競います。

    各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行します。

    ●エンデュランス・燃費

    オートクロスのコースを周回して約20km走行し、耐久性、燃費を競います。

    2ドライバー制で各々のドライバーが 10km を担当し,2人の総合タイムの早い順に、

    得点が与えられます。コースから外れたり、パイロン(三角コーン)をはねたりした

    場合は減点となり、タイムから与えられた得点から引かれます。

    〈静的審査〉

    ●コスト

    学生に実際の生産現場のコスト観念を身につけるのが狙い。

    生産 1000 台を仮定したコストテーブルに基づき、自分たちが製作した車両の「コス

    トレポート」を事前に提出します。大会当日は、「リアルケースシナリオ」として大

    会直前に指定された部品の製造工程などの口頭試問をおこない、それらの妥当性・知

    識・理解度を評価します。

    ●デザイン

    自ら設計・製作した車両のコンセプトや車両性能、信頼性、整備性などをまとめたレ

    ポートを事前に提出、大会当日は車両を見ながらの審査員による口頭試問をおこない

    ます。

    ●プレゼンテーション

    学生のプレゼンテーション能力をつけさせるのが狙い。

    自分たちのチームを会社に見立て、自ら設計・製作した車両を商品として製造・販売

    するためのビジネスケースを、事前に簡単にまとめ提出、大会当日審査員に対しプレ

    ゼンテーションします。

    事前に提出する資料と大会当日の審査で得点が与えられます。

    動的審査 配点:675 点

    アクセラレーション 75 点

    スキッドパッド 50 点

    オートクロス 150 点

    エンデュランス 300 点

    燃費 100 点

    静的審査 配点:325 点

    コスト 100 点

    デザイン 150 点

    プレゼンテーション 75 点

    合計 1000 点(満点)

    Fig2 アクセラレーション Fig3 エンデュランス Fig4 コストリアルケース Fig5 デザイン審査

  • 2. 静岡理工科大学フォーミュラプロジェクトについて

    静岡理工科大学フォーミュラプロジェクト(以下、本学チーム)は、2006 年に全日

    本学生フォーミュラ大会の会場が静岡県袋井市/掛川市の小笠山総合運動公園(エコパ)

    に移転したのをきっかけに発足しました。チーム発足当初から ICV は単気筒エンジン

    にスーパーチャージャを搭載し過給する方法や、電流によって減衰力を変えることので

    きる磁性流体を用いた MR ダンパの採用をしております。

    2009 年からは EV の製作を始め、2011 年の EV デモ大会、2012 年の EV プレ大会

    を経て、2013 年の第 11 回全日本学生フォーミュラ大会での正式な EV 本大会で EV 部

    門総合優秀賞を頂くことが出来ました。2012 年度からは学生フォーミュラの大会に

    ICV、EV の 2 台体制で出場しています。

    2.2 過去 8 年間のマシン紹介(写真)

    Fig6 2006 年初出場(第 4 回大会) Fig7 2007 年(第 5 回大会)

    Fig8 2008 年 (第 6 回大会) Fig9 2009 年(第 7 回大会)

    Fig10 2010 年(第 8 回大会) Fig11 2011 年(第 9 回大会)

  • Fig12 2012 年(第 10 回大会) Fig13 2013 年(第 11 回大会)

    2.3 本学チームの特徴

    本学チームの特徴の1つは、前述した、ICV、EV の 2 台での出場です。EV 製作の

    発足が全国の学フォーミュラチームの中で最も早い 2009 年からとなります。2013 年

    度(2013 年 9 月)大会時点では、ICV、EV の 2 台での出場は全国で静岡理工科大学の

    みとなり、日本の中でも珍しいチームです。

    2 つ目の特徴は、静岡理工科大学の所在が、大会会場であるエコパに全国で最も近い

    大学であるということから、他大学、海外チームとの交流や大会主催側のお手伝い、エ

    コパでのボランティア等を活動の中で数多く行なっているということです。