資料5 2015.3.20 6次産業化サミット · 浜田市における 6次産業化の取り組み...

23
浜田市における 6次産業化の取り組み 浜田市長 久保田章市 2015.3.20 6次産業化サミット 資料5 1

Transcript of 資料5 2015.3.20 6次産業化サミット · 浜田市における 6次産業化の取り組み...

浜田市における 6次産業化の取り組み

浜田市長 久保田章市

2015.3.20 6次産業化サミット 資料5

1

浜田市の紹介

□新「浜田市」誕生 2005年10月 1市3町1村が合併 □人口 57,778人 高齢化率33.3% (2014年3月末)

□面積 約690k㎡ (東京23区より広い市域)

島根県

浜田市

2

□ 浜田漁港(特3漁港)周辺

□ 魚市場でのセリの様子

浜田市の風景 (海側)

□ 「石見畳ヶ浦」(天然記念物) □ 「浜田城」跡

3

□山村風景

□ 三隅神社つつじ祭り

□ 棚田

□美人湯で有名な「美又温泉」

浜田市の風景 (山側)

4

□水産品関係 「山陰浜田港」鮮魚 「どんちっち三魚」(アジ・ノドグロ・カレイ) 干物 ふぐ味醂干 赤てん

浜田の地産品

5

□農産品関係 ピオーネ 赤梨 西条柿 イチゴ 手作りハム・ソーセージ どぶろく 西条柿セミドライ

6

ふるさと寄付

5 11 4 15 16

115

700

0

100

200

300

400

500

600

700

800

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

寄付金額百万円

(2015/3/13) 年度

7

人気特産品ベスト5

のどぐろ一夜干し

ハム・ベーコン・ソーセージ詰め合わせ

第4位

アンコウの切り身(鍋用)

第5位

のどぐろ・水カレイ・白イカ干物セット

特産品数は、約80品目

ポーク しゃぶしゃぶ用

8

プレゼンター
プレゼンテーションのノート
特産品の見直しを行いました。 申込みの少なかった6品を廃止し、16品を追加しました★。 その結果、新たに追加した特産品が申込みの6割以上を占め、 人気ベスト10に8品がランクインしました。 そして改善の3点目★。

事例1 「西条柿」の6次産業化 ①セミドライ商品

②柿エキス入り清涼飲料

9

「西条柿」について

□特徴 ・柿の中でも中国地方特有の品種であり、「渋柿」。 ・渋抜きして食べるようになったのは、昭和に入ってから。 ・渋抜きされた西条柿は、甘く、美味しく、人気がある。 ・しかし、出荷後、数日で柔らかくなり、日持ちがしない。 □浜田市での生産 ・生産額は約46百万円。

・生産農家数は約90軒。

(共に2013年度)

10

①西条柿のセミドライ商品

□開発経緯 ・「日持ちがしない」欠点を補い、付加価値を 高めるため、ある柿農家が開発。 ・その後、包装資材販売会社が事業参入。 □販路開拓を「市」が支援 ・市の「産業振興課」職員が、首都圏中心に

スーパー、百貨店などに売り込み。

・「ふるさと寄付」の特産品リスト、「はまおく」

(浜田からの贈り物情報誌)にリストアップ。

11

②柿エキス入り清涼飲料

□開発経緯 ・昔から、「柿は二日酔いに効く」と言われている。 ・柿に含まれる「タンニン」が、アルコール分解を早 めることに着目。 ・「島根県健康食品産業創出プロジェクト」の一環で、 島根大学生物資源科学部、島根県農業技術 センター、JAいわみ中央(当時)が連携して開発。

□生産、販売はJAが担当

・商品名は「晩夕飲力」。生産、販売はJAいわみ中央が担当。

・「ふるさと寄付」特産品。浜田市観光協会でもネット販売。

12

事例2 異業種連携で「ジェラート」事業

楓ジェラート

楓ジェラート販売店

楓ジェラート ケース

13

近隣市の乳牛牧場で生産した「牛乳」を活用

乳牛牧場牛舎 約1200頭を飼育

搾乳設備

14

事業者は、牧場飼料を輸送していた運送会社 ~新事業として「ジェラート事業」に参入

飼料運送トラック

ダンプトラック

15

「市」も販路拡大を支援

支援1 「ふるさと寄付」特産品

・1万円以上寄付者に12個入り 「楓ジェラート」セットをプレゼント

支援2 情報誌「はまおく」掲載

・浜田からの贈り物の情報誌

「はまおく」に掲載

楓ジェラート12個セット

16

事例3 農福連携で食品事業展開 ~社会福祉法人「いわみ福祉会」の取り組み

□いわみ福祉会 ・ 1973年 社会福祉法人 いわみ福祉会設立 ・ 障害者支援施設などを運営

障害者支援施設「桑の木園」

17

農業、食品事業に展開 農業

「洋菓子店」事業 「イタリアンレストラン」事業

18

地域の食材を使っての「食品加工」事業進出

□まず、着目したのは、さつまいも「紅はるか」

⇒当面、3商品を開発、製造開始

「おいもの学校」 (焼きいも輪切り)

「おいもの学校」 (干しいも)

焼きいも「いわみ蜜衛門」

19

専用工場整備し、「食品加工」本格参入へ

⇒当面は、さつまいも「紅はるか」を使って開発、製造

将来的には、地域内の他の農産物も使って商品化へ

食品加工工場 殺菌機

20

21

販路開拓は、浜田市が支援

東京のスーパー 広島のスーパー 東京の寿司店

① 「産業振興課」職員による営業活動 ・2014年4月、「産業振興課」新設。課員9名。 (従来からあった外部組織「はまだ産業振興機構」を吸収) ・「浜田株式会社」の営業部隊の位置づけ。

② 「はまおく」 浜田からの贈りもの情報誌 (浜田市運営)

22

□特徴 ①贈答用の特産品に特化 ②価格は、原則、3千円、5千円、 1万円の3種類 □出品数 約100商品 (業者数 約70社) □主たるターゲット ・浜田市在住者 ・市外に居住する浜田市関係者

③ 「はまとく」 浜田市観光協会運営 ネット通販サイト

23

□出品数 約370商品 (業者数 約60社) □主たるターゲット 浜田産品に関心のある 全国の消費者