上松議会報152c - Agematsuあげまつ議会だより152号 2 Q 活動火山対策特別措置...

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No.152号 平成29年1月26日 発行:上松町議会 発行責任者:中村今朝男 編集:議会報編集特別委員会 長野県木曽郡上松町駅前通り2-13 (0264)52-2001 一 般 質 問 … P2~4 平成28年度 一般・特別会計補正予算 … P4 産業建設常任委員会委員会検査報告… P7 平成 28 12 定例会 議会開催日: 12 14 日~ 16 今年も明るく素晴らしい年に 新春を祝う狼煙揚げ(島区)

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No.152号 平成29年1月26日

発行:上松町議会 発行責任者:中村今朝男 編集:議会報編集特別委員会 長野県木曽郡上松町駅前通り2-13 (0264)52-2001

▶一 般 質 問 … P2~4▶平成28年度 一般・特別会計補正予算 … P4▶産業建設常任委員会委員会検査報告… P7

平成28年12月定例会議会開催日:12月14日~16日

今年も明るく素晴らしい年に新春を祝う狼煙揚げ(島区)

議長就任あいさつ

上松町議会議長

 中村

今朝男

 新年明けましておめでとうございます。

 平成二十九年の輝かしい新春を迎え、

心よりお喜びを申しあげます。

 日頃は、上松町議会に対しましてご支

援、ご協力を頂き感謝申しあげます。

 この度、平成二十八年十二月定例議会

において、不肖私、議員の皆様のご推挙

を頂き、上松町議会議長に就任させてい

ただく事となりました。

 この時期に議長職を担う事となり、責

任の重さを痛感すると共に、浅学菲才な

私ですが、誠心誠意努力する所存ですので

宜しくお願い致します。

 まち・ひと・しごと創生法が制定され、

以後「上松町地方人口ビジョン」「上松

町総合戦略」が新たに策定されてスター

トしたところです。

 今後、住民の期待に応えられるよう明

るく住みよいまちづくりと、住民福祉の

向上を目指し町政と議会が一体となり進

めて参ります。

 おわりに上松町の益々の発展と、皆様

方にとって良き一年となりますようご祈

念申し上げ就任のご挨拶といたします。

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2あげまつ議会だより152号

Q 

活動火山対策特別措置

法の一部改正により、上松

町も御嶽山火山対策会議に

加入となったがその経過は。

A 

御嶽山が積雪時にマグマ

噴火を起こした場合、火口付

近の雪が融解し「融雪型火山

泥流が発生する」という国土

交通省のシミュレーションで

ある。

 

木曽川下流部の泥流到達点

が上松町桟橋下流二〇〇m程

であるため、御嶽山火山防災

協議会への加入となった。

 

途中のダムは通常管理で、

越流する想定となっている。

Q ダムはその時の状況によ

り貯水量が変わる。

 三浦ダムと牧尾ダムは其々

六,〇〇〇万㎥の貯水量があ

り、いくつかのダムを越えて

くると貯水率が高いほど火山

泥流の規模が大きくなる。

 万が一の時、規模によって

は上流域にも火山泥流が遡上

する可能性がある。広域での

検討も必要ではないか。

A 

広域連合として関係機関

に問い合わせ、対策が必要な

ものには鋭意努力して行く。

 

河川沿線の安全対策、防災

対策を防災計画の中で見直

す。

Q 災害時の一次集合場所の

見直しはどの様に行うか。

A 

一月末を目途に駐在員を

通じて、避難経路、場所の検

討をしていただく。

Q 災害時の避難所運営体制

は考えているか。

A 

住民の皆さんの活動が重

要である。地域防災計画の見

直しの中で運営についても取

り組む。

Q 消防団より援助組織の提

案があったようだが、検討は

進んでいるか。

A 

機能別消防団の提案が

あった。

 

上松町と木曽町を除く郡内

四町村で組織編成されている

が、当町で編成した場合の処

遇について消防団で精査して

いる。

御嶽山火山防災協議会に加入となった経過は答 町内一部が融雪型火山泥流の影響範囲のため小林 功 議員

Q まちづくりの方向性や主

な施策を定めた町総合計画に

おいて、観光の振興に関する

記述で﹁森林セラピー﹂の用

語は何度も登場するが、﹁森

林浴﹂の用語は一度も登場し

ない。

 町総合戦略においても同様

である。

 この事実をどのように理解

すべきか?

A 

森林セラピー事業の開始

時、林野庁では森林セラピー

基地は特別な森林浴を体験で

きる場所と定義していた。総

合計画のなかでは特別な森林

浴という意味で森林セラピー

の用語を使った。

 

森林浴を観光の振興からは

ずしたものではない、ないが

しろにしたものではない。

Q 観光は印象や感覚といっ

た感性に訴えるもので、医学

的、科学的なデータとは結び

つきにくいものと考える。

 森林セラピーは医療の専門

家に任せる分野である。

 

木曽ヒノキの林に囲まれた

赤沢自然休養林という舞台で、

観光の主役は森林浴である。

 森林セラピーが登場してか

ら主役を間違えている。

 どのように考えるか?

A 

森林セラピー基地の認定

を受けたところは、森林セラ

ピーに特化して利用者を増や

すことに四苦八苦しているの

が現状である。

 

しかし、森林浴発祥の地と

いう入口を持つ赤沢自然休養

林は、観光客への間口の広さ

で大きな強みを持っている。

 

森林浴を主役にしつつ、森

林セラピーの健康増進効果の

紹介など有効的に活用して、

観光に結び付けていければと

考えている。

Q 

赤沢自然休養林で森林

浴大会が開催されて来年は

三十五周年の節目の年になる。

 観光振興は森林浴を主役に

展開していくべきだ。

 赤沢自然休養林に貸し出し

用ベビーカーの配備を提案す

る。

 貸し出し用ベビーカーを利

用して、ふれあいの道を子ど

もと一緒に散策し森林浴を楽

しむことができる。

 

小さな子ども連れの家族

に、森林浴に出掛けてきても

らうことにつながる。

A 

これまでのベビーカーの

貸し出し希望の声などを調べ

て、来年度に向けて配備につ

いて検討したい。

赤沢観光の主役を間違えている答 森林浴を主役にしつつ、森林セラピーを活用横井 勇 議員

一 般 質 問︵本文は問答も含め質問者の執筆によるものです︒︶

多量の水を蓄えたダム湖

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3 あげまつ議会だより152号

Q 教育長として三期九年を

勤められた思いを伺う。

A 

教育長の役割は行政との

橋渡しだと思う。学校の先生

方や保護者の皆さんの意見を

どの様に行政に反映させて行

くのかを考えて、教育に関わ

る全ての人への助言や支援に

努めていく。

Q 上松小・中学生の学習意

欲を高める方策をどの様に考

えるか。

A 

以前から木曽の子はのん

びりしていると言われてき

た。それぞれの子が高い目標

を持ち、頑張れる様に望む。

 

家庭学習の手引きを作り、

家庭での勉強時間や、早寝早

起き朝ごはんの習慣付けが子

供の成長には必要だと考える。

Q 放課後学童保育は二つの

場所・団体があるが、それぞ

れの違いは何か。

A 

放課後子供教室「きっこ

ろ」と児童クラブ「おひさま

クラブ」が有り、きっころは

文部科学省が管轄する放課後

子供教室推進事業で、放課後

の子ども達の安心・安全な場

所を確保する。教育委員会が

直轄運営している。おひさま

クラブは厚生労働省の管轄す

る放課後児童健全育成事業と

して、保護者が昼間に家庭に

いない小学生に放課後の生活

の場として家庭に代わって保

育する。NPO法人こども未

来会議に業務委託している。

Q おひさまクラブには障が

いのある子も通っているが、

障がいのある子への通所の補

助金や専門の指導員を雇用す

る事を行政で考えられないか。

A 

こども未来会議の行って

いる障がい者支援事業に対し

て、それぞれ補助金制度を活

用して行っていただいている。

要望があれば相談していく。

Q 

中間教室こまくさの学習

支援はどの様に行っているか。

A 

通っている生徒の多様性

を考慮して、学校へ戻れる事

を目標に支援している。

 

写真スペース

Q いじめ根絶風土建設にど

んな認識で対しているか。

A 

どこにでも起こり得る問

題だと認識している。

Q 当事者意識がないと一般

論になりがち。具体策の構築

を期する。

 当町は心の面での町創生を

目指しており、町民の理解が

不可欠だ。

 

次の三点の説明は十分か。

①根絶風土の建設②人心融和

の町づくり③町を挙げた実践

A 

学校の実践を基盤に、町

内に啓発する。現在、町民の

声をくみ取るべく進行中。

Q 教育委員会だよりの﹁明

るく笑顔あふれ、いじめ差別

のない町﹂の趣旨は何か。

 ﹁明るい﹂に対して逆の印

象の子への差別が助長される

点が危惧されないか。

A 

いじめ根絶の町づくりが

主眼だ。要点や意味の説明を

丁寧にし、問題を克服する。

Q 常に﹁声がけ﹂を求めて

いる。誰に声がけし、その先

はどうするのか。

A 

町の子をみんなで見守

り、声がけし、育てる地域共

同体の再構築が根本だ。今後

協議会で具体策を構築する。

Q 

町民に、﹁子どもに命を

大事にする心﹂や﹁思いやり

の心﹂を育てることを求めて

いる。

 

また、﹁いじめはダメ﹂と

繰り返し言って聞かせること

や﹁子どもの範たる行動﹂も

求めている。

 価値観が多様化した現今で

は難題だ。

 ﹁べき論の繰り返し﹂は聞

く側に圧力となって、いじめ

の潜伏化を促す危惧もある。

情報提供が必要だ。

A 

自己有用感を育てる学校

教育や、協議会で構築した具

体策を提示していく。

上松小学校にある読書をする少女像

いじめ根絶風土建設は進んだか答 子どもと保護者を核にして拡充中中野隆夫 議員

3期を勤めた教育長の4期への意気込みは答 教育の現場と行政の橋渡しを念頭に努める鈴木紀夫 議員

一 般 質 問︵本文は問答も含め質問者の執筆によるものです︒︶

命を大切にする こころ を学ぶ

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4あげまつ議会だより152号

Q 

十一月三十日の臨時会、

冒頭の町長あいさつにおい

て、田上町長は任期満了に伴

い来年三月二十一日告示、同

二十六日投開票の日程で行う

町長選に、出馬しないとの考

えを明らかにした。この機会

に土地開発公社の理事長を長

年務めてこられた田上町長

に、これからの公社の在り方

について、いま一度うかがい

たい。

 

始めに上松町が公社に出資

している資金はいくらあるか。

A 

昭和四十八年に土地開発

公社が設立した当時の出資金

は三百万円で、そののち二百

万円が追加されて、合計五百

万円の出資がされている。

Q 平成二十一年九月に駅西

土場に誘致企業の工場の増築

工事を完成させるにあたり、

上松駅土場を下河原地区へと、

代替土場事業を土地開発公社

がてがけるために、平成二十

年度の補正予算で二回にわた

り公社に対する債務保証(金

額にして三億六千万円)をし

た覚えがある。

 その時以来、公社の焦げ付

きを何らかの形で解消したい

とのことで、旭町分譲地購入

を町で行い、町営住宅をつ

くったことや最近になり林の

平分譲地が売却できたことが

わかっているが、ほかにどん

な事業がなされたか。まだ処

分されていない分譲地、ある

いは未開発の土地は保有して

いるか。

A 

平成二十二年からは土地

造成事業は行っていない。島

地区に未開発地が残っている。

Q 私はもはや土地開発公社

の役割は終わったと思う。

 バブル期のように、土地の

価格が急上昇し、ぼんやりし

ていると必要な土地が買えな

い、価格もどんどん上がって

しまうような異常な時代にお

いては、一定の役割を担って

いたと思うが、かつてのよう

な意味での先行取得の必要は

ないと考える。公社は廃止す

べきと考えるがいかがか。

A 

土地開発公社は公有地の

拡大に関する法律に基づいて

設立されて一定の役割を果た

してきた。債務保証の返済の

見通しも平成二十九年度末に

は完済できる予定。したがっ

て、返済が完了すれば公社の

残った財産等を処分して解散

をすべきと考える。その考え

は監事につたえてある。

土地開発公社の解散をいつ行うか答 平成29年度の末には目途を立てたい永井嘉男 議員

一 般 質 問

平成 28年度 一般会計補正予算Q 防災無線工事の端末設置

は町内の業者を依頼するよう

にしているか。

A 

プロポーザルの説明会で

お願いはしている。地元業者

を下請けで使うとの提案も

あった。

Q 木製ガードレールの取り

替えの内容は。

A 

林の平地区の木製ガード

レールの横木が腐食のために

取り替える。

Q 木製ガードレールは耐用

年数や安全面の観点からふさ

わしくないので、鉄製ガード

レールにした方が良いのでは

ないか。

A 

今回はコンクリート擬装

が強固であるので費用の面か

ら横木だけの取り替えとし

た。木製ガードレールは恒久

的でない認識はあるので、更

新時には検討していく。

Q 赤沢の木製ガードレール

も朽ちて景観上ふさわしくな

いが、冬期に修繕予定はある

か。

A 

森林管理署と上松町の設

置したところが混在している

が、赤沢自然休養林の観光を

控えて出来る限りの修繕はし

たい。

Q 上松町の森林セラピー事

業に交付金を活用しないか。

交付金の募集が出てから考え

ていたのでは時間がなく間に

合わない。人口が減り税収入

が減っていく厳しい財政運営

をする中で、交付金を得るた

めの準備や計画はあるか。

A 

森林セラピー事業以外に

も観光関係も考えたい。素案

を作り交付金があれば考え

る。

Q 地域おこし協力隊に応募

がなかった理由は。

A 

二名の応募があり、一名

の方は面接まで進んだが本人

の都合で取りやめとなった。

Q 上松町の魅力を前面に出

して募集しては。

A 

町の魅力をPRして良い

人材を求めていく。

補正予算

主な質疑応答

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5 あげまつ議会だより152号

Q 町道駅西線の旭橋架替え

工事費が減額となった理由

は。

A 

交付金の減額による。

 

国や県に再三要望はしてい

るが、他の県でも同じ悩みが

あり、交付金の配分は厳しい

ものがある。

 

橋の架け替えは二年で行い

たかったが三年になってし

まった。

 

情報の収集や財源確保に努

力する。

Q 圃場整備で地権者の理解

が得られずに事業が停滞して

いる事をどう考えるか。

A 

町としても県側と地権者

の話し合いには参加している

が、前に進まない。

Q 前に進まない事は県側に

好印象ではなく、交付金の配

分に悪影響がでるのではない

か。町の職員がこまめに地権

者へ説明に伺った方が良いの

ではないか。

A 

県の同意も得ながら町独

自でも交渉を進めたい。

Q 保育園の給食費の増額は

材料費高騰のためと説明が

あったが、小学校の方が人数

が多いので同じように計上さ

れるのではないか。

A 

保育園の給食費は全額を

町で見ており、小学校は給食

費をいただいている。今回の

補正は食器の更新である。

Q 

今年は天候不順で難し

かったと思うが、地産地消に

どの程度取り組んでいるか。

A 

地産地消としてお米は地

元のものを使用している。

 

野菜等は同じ品質で同じ数

をそろえようとすると青果業

から購入となる。

Q 上松中学校の大会派遣該

当人数は何名か。

A 

該当生徒は一名。

Q 北信越レベル、全国レベ

ルで頑張っている子ども達を

みんなで応援する空気を盛り

上げないか。

A 

それぞれのバックアップ

しているクラブの意向や本人

の意向もあると思うが、教育

委員会としては町全体で応援

していければと思う。

一般会計(第 5 号)  補正予算額 △ 39,282 千円 総額 3,807,498 千円主な歳入

国庫支出金 1,016 千円 高齢者施設等の防犯対策強化事業

土木費国庫補助金 △ 10,626 千円 社会資本整備交付金

負担金 △ 2,577 千円 介護保険町村負担金返還金による減

県支出金 280 千円 鳥獣被害防止緊急捕獲対策事業

町債 △ 19,900 千円 町道駅西線旭橋架替事業債

主な歳出

企画費 △ 8,685 千円 地域おこし協力隊事業(応募がなかったため)

選挙費 4,944 千円 上松町長選挙

児童福祉費 1,059 千円 保育園給食材料費

農林水産費 1,081 千円 有害鳥獣駆除費

商工振興費 1,465 千円 木造住宅新築補助費

国庫補助事業費 △ 8,860 千円 町道駅西線旭橋架替工事(交付金減額のため)

道路橋梁維持費 1,373 千円 道路施設修繕・除雪対策事業

債務負担行為

県営中山間総合整備事業 130,00 千円 防災無線整備事業(28年度~ 29年度)

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6あげまつ議会だより152号

国民健康保険特別会計(第 4 号) 補正額 30,263 千円 総額 557,473 千円

歳入国庫支出金 95,327 千円

歳出保険給付費 330,168 千円

繰越金 86,414 千円 諸支出金 8,948 千円

奨学金特別会計(第 1 号) 補正額 720 千円 総額 3,852 千円歳入 返還金・繰越金 3,852 千円 歳出 奨学金貸与費 3,852 千円

公共下水道特別会計(第 3 号) 補正額 △ 4,500 千円 総額 203,598 千円

歳入使用料 △ 648 千円

歳出総務費 △ 1,800 千円

繰越金 △ 1,852 千円建設事業費 △ 2,700 千円

町債 △ 2,000 千円

水道事業会計(第 4 号)収益的収入 補正額 △ 4,055 千円 総額 249,940 千円収益的支出 補正額 0 千円 総額 249,872 千円

資本的支入 補正額 0 千円 総額 76,174 千円資本的支出 補正額 540 千円 総額 157,082 千円

Q 医療費が高額になってき

ている。健康診断が充実して

自分の不健康が分かり即病院

となる。健康診断と病院の中

間をどう考えるか。

A 

健康診断で持病が分かり

早期治療で医療費も安くな

る。特定健診の指導もしてい

る。

Q もっとわかりやすい自分

の健康管理する資料作りに取

り組んでいただきたい。

A 

広報等で保健師・栄養士

が毎月原稿を載せているが、

より一層健康のために運動の

習慣を付けるなど関係機関と

協力して情報は随時提供して

いく。

国民健康保険

特別会計補正予算

主な質疑応答

平成 28年度 特別会計補正予算

村上眞章議員辞職の件

全会一致 許可

議長の選挙

地方自治法第一一八条第

二項の規定により指名推

薦とする。

 

当選者 中村今朝男議員

副議長の選挙

地方自治法第一一八条第

二項の規定により指名推

薦とする。

 

当選者 永井嘉男議員 

議会運営委員の補充委員選任

委員会条例第七条第四項

の規定により議長が指名

する。

補充委員 永井嘉男議員

木曽広域連合議会議員の

補充議員の選挙

地方自治法第一一八条第

二項の規定により指名推

薦とする。

 

当選者 横井 勇議員 

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7 あげまつ議会だより152号

 

当委員会には、下記の検査

事項①及び②を明らかにする

ために、上松町議会九月定例

会において、地方自治法第

九十八条の権限が委任され

た。

☆検査の趣旨

 

本委員会に付託された背景

には、地元に工事発注出来な

かったのかという点にある。

 

また、平成二十七年度赤沢

自然休養林トイレ客車新設に

伴う設計業務委託及び工事に

ついて、平成二十八年九月定

例会での一般質問における質

疑、並びに同定例会に提出さ

れた、平成二十七年度一般会

計決算認定議案の質疑を通し

て、地方自治法第二条第十四

項に規定されている「地方自

治体は、その事務を処理する

に当たっては、住民の福祉の

増進に努めるとともに、最小

の経費で最大の効果を挙げる

ようにしなければならない」

に沿って、この事業が適正に

行なわれているか調べる事を

求められたものである。

☆検査事項

①平成二十七年度赤沢自然休

養林トイレ客車新設に伴う

設計業務委託の設計数量・

単価及び設計額の妥当性に

関する事項

②平成二十七年度赤沢自然休

養林トイレ客車新設工事の

特命随意契約による請負契

約の妥当性に関する事項

☆委員会の開催

 

平成二十八年十月二十一日

から十二月九日までの間に、

五回開催した。

☆検査の結果

 

設計額の妥当性について

は、内部調査報告で、「本事

業における実施設計の総額

は、一般論からして割高の金

額になっていると言えるかも

しれないが、仕様書に基づい

て移動可能な堅牢な施設とし

て考案した」と説明している。

本検査では、設計委託料、工

事人工数量、労務単価、ヒノ

キ材数量、トイレの単価、運

搬費等の明細及び積算につい

て質したが、妥当といえる回

答が得られなかった。

 

特命随意契約による請負契

約の妥当性については、一般

質問、決算認定質疑での答弁

と同様、「赤沢森林鉄道にお

ける機関車全般に対する熟知

度が必要という判断の中、随

意契約の条項を適用した」と

しており、トイレ客車本体や

プラットホームとの関連につ

いては、「工期も考慮し一括

発注を前提とした」と説明し

ているが、台車部分、トイレ

客車部分、そしてプラット

ホーム部分の組み合わせで、

三つ位の事業費比較検討が考

えられ、さらに運搬費や堅牢

性の要否も反映すべきであっ

た。

 

当初からの、一括で随意契

約という前提が、請負契約に

疑義を抱く原因となり、妥当

性に疑問がある。

 

内部調査の報告の中で、「こ

の度の疑念を生じる結果を招

いたことは、実施設計を依頼

した担当課や担当者として、

設計書の納品時にチェックを

怠った結果であり、大変遺憾

に思う」、「本事業の執行に当

たっては、事業実施担当課に

おいて実施設計の内容を精査

することなく受け止めてい

る」と説明している。また、

検査の過程では、工事の進捗

を証明する各種の書類が不整

備である質問に対して「ご指

摘のとおりです」という回答

が多く、本事業の適正さが疑

われることとなっており、か

つ、一般質問時の答弁、決算

認定議案質疑の答弁、そして

今回の検査質問事項に対する

回答を通して、明瞭な回答は

得られなかった。

 

本検査は、地方自治法第

九十八条第一項に、「地方公

共団体の議会は、当該地方公

共団体の事務に関する書類及

び計算書を検閲し、当該地方

公共団体の長、委員会又は委

員の報告を請求して、当該事

務の管理、議決の執行及び出

納を検査することができる」

と規定されており、これに基

づき実施したが、本工事施工

に関する疑問を解明するに至

らなかった。以上の報告を

もって、本委員会に付託され

た検査は終了する。

 

この検査の結果は、十二月

十四日開催の議会十二月定例

会で産業建設常任委員長から

報告があった。

 

その後、全員協議会を開催

して協議が行なわれ、十二月

十六日に再開した定例会で議

長から、「赤沢のトイレ客車

の件につきまして百条委員会

の設置はしないということに

なり、この件につきましては

終結ということになりまし

た」と報告があった。

(委員会検査を終えて)

 

今回の工事は、その特殊性

や随意契約に関する理事者側

の解釈について、懸念する点

がある。改善方策については、

町長から「このような事例の

再発防止に役場組織をあげて

取り組む決意である」と内部

調査結果の報告があったこと

を尊重したい。

 

本工事に関連して、担当職

員二人を訓告、町長ら三人を

厳重注意としたことが、十二

月定例会で報告された。

(産業建設常任委員長)

産業建設常任委員会

委員会検査報告

(要旨)

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8あげまつ議会だより152号

条例制定及び改正等の議決結果報告 損害賠償の額の決定の専決処分 ―条例 上松町国民健康保険税条例の一部改正 可 決

H28補正予算

平成 28年度上松町一般会計補正予算(第5号) 可 決平成 28年度上松町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 可 決平成 28年度上松町奨学金特別会計補正予算(第1号) 可 決平成 28年度上松町公共下水道特別会計補正予算(第3号) 可 決平成 28年度上松町水道事業特別会計補正予算(第4号) 可 決

陳情第5号 地方議員の厚生年金制度への加入を求める意見書 採 択第6号 上松町補助金の支給について平等を求める陳情書 継続審査

請願 第1号 出羽海部屋・御嶽海関の幟旗のための旗竿の基礎と旗竿設置を求める請願書 趣旨採択

上松町議会11月臨時会 平成28年11月30日

条例

一般職員の給与に関する条例の一部改正 可 決特別職の職員で常勤の者等の給与及び旅費に関する条例の一部改正 可 決議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 可 決

H28補正予算

平成 28年度上松町一般会計補正予算(第4号) 可 決平成 28年度上松町国民健康保険特別会計補正予算(第 3号) 可 決平成 28年度上松町水道事業会計補正予算(第 3号) 可 決

平成 28 年度上松町一般会計補正予算(第 4 号)歳入 3,846,780 千円 歳出 3,846,780 千円 補正額 0 円人事院勧告による給与改定に伴う増額分は予備費で充当

平成 28 年度上松町国民健康保険特別会計補正予算(第 3 号)歳入 527,210 千円 歳出 527,210 千円 補正額 △ 73 千円人事院勧告による給与改定に伴う増額分は共済組合減額分で充当

平成 28 年度上松町水道事業会計補正予算(第 3 号)収益的収入 253,995 千円 補正額 0 円 支出 249,872 千円 補正額 76 千円資本的収入 76,174 千円 補正額 0 円 支出 156,542 千円 補正額 △ 60 千円(不足額 80,368 千円は過年度分・当年度分損益勘定留保資金で補填)

人事院勧告による給与手当法定福利費補正

Page 9: 上松議会報152c - Agematsuあげまつ議会だより152号 2 Q 活動火山対策特別措置 A加入となったがその経過は。町も御嶽山火山対策会議に法の一部改正により、上松

9 あげまつ議会だより152号

平成28年度松塩筑木曽老人福祉施設組合議会 11月定例会  平成28年 11月 7日●議事

認定 平成 27年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計歳入歳出決算認定 認 定

条例

松塩筑木曽老人福祉施設組合情報公開条例の一部改正 可 決

松塩筑木曽老人福祉施設組合個人情報保護条例の一部改正 可 決

松塩筑木曽老人福祉施設組合情報公開・個人情報保護審査会条例 可 決補正予算 平成 28年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計補正予算(第 1号) 可 決

報告松塩筑木曽老人福祉施設組合一般職の給与に関する条例等の一部を改正する条例の専決処分 ―

損害賠償の額の決定の専決処分 ―

平成28年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計補正予算(第1号)補正額 26,600 千円 補正後の総額 4,764,600 千円

松塩筑木曽老人福祉施設組合議会全員協議会1.給与制度等検討委員会の委員の指名2.平成 29 年度~平成 31 年度実施計画の策定について3.組合施設のあり方研究会の進捗状況について

松塩筑木曽老人福祉施設組合議会報告

平成 28年度木曽広域連合議会 第 4回定例会  平成 28年 11 月 29 日●議事

条例木曽広域連合職員の給与に関する条例の一部改正 可 決

木曽広域連合副管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正 可 決

補正予算

平成 28年度木曽広域連合一般会計補正予算(第 3号) 可 決

平成 28年度木曽広域連合介護保険特別会計補正予算(第 3号) 可 決

平成 28年度木曽広域連合一般会計補正予算(第 3号)

補正額 178 千円 補正後の総額 4,135,280 千円

平成 28年度木曽広域連合介護保険特別会計補正予算(第 3号)

補正額 3,598 千円 補正後の総額 4,266,010 千円木曽広域連合議会全員協議会

1.新焼却炉建設について2.介護保険の状況について

木曽広域連合議会報告

Page 10: 上松議会報152c - Agematsuあげまつ議会だより152号 2 Q 活動火山対策特別措置 A加入となったがその経過は。町も御嶽山火山対策会議に法の一部改正により、上松

10あげまつ議会だより152号

あげまつ議会だより141号

平成26年7月24日発行10

 冬の午後五時、すっかり暗くなっ

た山あいのまちに、情報無線の屋

外スピーカーから誰もが口ずさん

だことのある唱歌「故郷」のメロ

ディーが流れてきます。「♪うさぎ

追いしかの山 小ぶな釣りしかの

川…」。

 作詞者の高野辰之さんは長野県

永江村(現在の中野市)の出身です。

幼少期を過ごしたふるさとの思い

出を歌にしたと伝えられています。

 歌が発表されたのは今から百年

も前の一九一四年(大正三年)です。

ウサギもフナも今では目にするこ

とがなくなりました。

 「山は青きふるさと 水は清きふ

るさと」で歌は終わります。ここ

は思い出を歌ったのではなく、未

来永劫”あり続けてほしい“と

いう願いを歌にしたと言われてい

ます。

 山があり、水が流れ、田や畑が

あって、人の暮らしがあります。

 このまちに住む私たちには見な

れているこのまちの山や川が、大

切に守り続けて行きたいふるさと

の風景です。       (横井)

豊明市訪問

 

十一月一六、十七の二日間を

通し次の施設を視察しました。

・まちかど保健室

 

官学協働での包括ケアを

目指して団地にオープン。

住民の健康管理や一人暮ら

しの高齢者の見守り、相談

等に対応している。

・病後児保育室「えがお」

 

病気の快復期で病後児

保育が可能と診断された

子供を預かる病後児専用

施設。二百名程の登録が

あり一日五名まで預かる

事ができる。

・藤田保健衛生大学病院

 

診療科三十四を有する

大学病院。ロボット支援

下内視鏡手術(ダビィン

チ)を二台導入するなど

最先端医療に取り組むと

ともに地域包括ケアにも

力をいれている。

 

豊明市とは、「災害協定の

締結」など相互関係が深まっ

ています。今後更に、交流を

深めていきたいと思います。

開催日 

:十一月二十七日

    (日)午後二時から

会場  

:上松町公民館

参加住民:六名

テーマ 

:今後のまちづくり

     

について

 テーマも含めて次のような

内容が懇談されました。

・赤沢森林鉄道のPRについて

・決算不認定について

・町道の維持管理について

・自然災害を見据えた

防災対策について  

など

 

皆様から頂いた貴重なご

意見を踏まえ、なお一層住み

よい上松町を目指して参りま

す。 議

会町民懇談会

友好自治体議員

合同研修会

委員や個人活動以外の件

十月

3日 

愛知中部水道企業団

 

管内議会議員との懇談会

24日 

木曽南部土砂防災

 

ネットワーク議員連盟総会

十一月

3日 

上松町功労者表彰式

6日 

上松町消防記念日

10日 

長野県地方自治

      

政策課題研修会

16・17日

 

上松町・豊明市

友好自治体議員合同研修会

 

・まちかど保健室視察

 

・病後児保育室「えがお」

  

視察

 

・藤田保健衛生大学病院

  

施設見学

25日 

上松町防火懇談会

27日 

議会町民懇談会

30日 

臨時議会

十二月

14・16日 

上松町定例議会

26~30日 

消防団年末夜警

議会活動報告