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約 80%が考えたことがあると答 えています。しかし、そのこと を家族や医療関係者と詳しく話 し合っている方は、一般国民で 2.7%、医療介護スタッフで約7% とわずかでした。 話し合ったことがない理由を尋 ねると、一般国民も医療介護ス タッフも、約 60%の方が話し合う きっかけがないから、約 30%の方 が話し合う必要がないからと答え ています。しかし、人生の終末期 においては、約 70%の方で意思決 定が不可能とされています。 今、ここ調布の地では、行政、 介護、医療者が力を合わせ、地 域住民の健康と暮らしを支えて います。地域住民の人生の最終 段階を考えることは、健康と暮 アドバンス・ケア・プランニング ~いのちの終わりについて話し合いを始める~ 副院長、地域連携室長 中村 ゆかり らしの延長線上であり、その人 らしく生きることを支えること ではないでしょうか。 いつも調布東山病院地域連携室 広報誌 “つなぐ” をご覧いただき ましてありがとうございます。今 回は、地域で生きる、看取るを支 えるために、「アドバンス・ケア・ プランニング ~いのちの終わり について話し合いを始める~」に ついてご紹介したいと思います。 とうざん通信 医療法人社団東山会 地域連携室 広報誌 2018.9.1 発行 No. 9 特集 ACP (アドバンス・ケア・プランニング) 2、3 ページ 皆さんは、ご自分の最期、ご家 族の最期をどのように迎えるか 考えたことがありますか? どこで迎えるのか? 誰と迎えるのか? どんな医療やケアを 受けたいのか? 自分が決められなくなったら、 誰に決めてほしいのか? そして、そのことをどなたかに伝 えているでしょうか? 厚生労働省が行った、平成 29 年度の人生の最終段階における 医療に関する意識調査では、“人 生の最終段階における医療や療 養について考えたことがあり ますか” の問いに、一般国民の 約60%、医療介護スタッフの

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約 80%が考えたことがあると答えています。しかし、そのことを家族や医療関係者と詳しく話し合っている方は、一般国民で2.7%、医療介護スタッフで約 7%とわずかでした。 話し合ったことがない理由を尋ねると、一般国民も医療介護スタッフも、約60%の方が話し合うきっかけがないから、約30%の方が話し合う必要がないからと答えています。しかし、人生の終末期においては、約70%の方で意思決定が不可能とされています。 今、ここ調布の地では、行政、介護、医療者が力を合わせ、地域住民の健康と暮らしを支えています。地域住民の人生の最終段階を考えることは、健康と暮

アドバンス・ケア・プランニング  ~いのちの終わりについて話し合いを始める~

副院長、地域連携室長中村 ゆかり

らしの延長線上であり、その人らしく生きることを支えることではないでしょうか。

 いつも調布東山病院地域連携室広報誌 “つなぐ” をご覧いただきましてありがとうございます。今回は、地域で生きる、看取るを支えるために、「アドバンス・ケア・プランニング ~いのちの終わりについて話し合いを始める~」についてご紹介したいと思います。

とうざん通信

医療法人社団東山会 地域連携室 広報誌 2018.9.1 発行 No. 9

特集ACP

(アドバンス・ケア・プランニング)

☞ 2、3ページ

皆さんは、ご自分の最期、ご家族の最期をどのように迎えるか考えたことがありますか? どこで迎えるのか?      誰と迎えるのか? どんな医療やケアを

受けたいのか? 自分が決められなくなったら、

誰に決めてほしいのか?

そして、そのことをどなたかに伝えているでしょうか?

 厚生労働省が行った、平成 29年度の人生の最終段階における医療に関する意識調査では、“人生の最終段階における医療や療養について考えたことがありますか” の問いに、一般国民の約 60%、医療介護スタッフの

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トピックス

7月23日「第14回 調布医療連携カンファレンス」を開催しました

 日本医師会では、「将来の変化に備え、将来の医療およびケアについて、患者さんを主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰

り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのこと」と定義しています。

 皆さんは、事前指示やリビングウィルという言葉を聞かれたことがあると思います。事前指示とは、事故や重症疾患によって意思決定能力が失われた時にどのような医療を希望、または拒否するのかを意識が清明なうちに表明しておくもので、リビングウィル

(意思表示を記録した紙面)と代理決定者の指名から構成されます。しかし、1990 年代に米国で 9000 人を対象とした研究が行われ、事前指示書が

 医療従事者の知識・技術の向上を図り、互いに顔の見える連携を築くことを目的に年 2 回開催している、調布医療連携カンファレンス。第 14 回は、東京慈恵会医科大学附属柏病院の三浦靖彦先生に 「地域で育むアドバンスケアプランニング」と題してご講演いただきました。 多くの地域の先生方、多職種の皆さまにご参加いただき、講演後は貴重なご意見、ご質問も出され、有意義な勉強会となりました。

アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning, ACP)とは

あっても患者家族の望む医療処置が増えなかったことがわかりました。その理由として、代理決定者が事前指示の作成に関与しておらず、なぜ患者がその選択をしたのか、その理由や背景、価値が分からない、医療従事者や家族が考える患者にとっての最善と患者の意向が一致しないことがあげられました。その結果を踏まえ ACP という考え方が生まれました。

 つまり、意思表示ができなくなった時に備え、どのような医療やケアを希望するのかを考える点では、事前指示と同じことなのですが、違う点は、1)患者—代理決定者—医療

者が一緒に話し合うこと2)その話し合いの中でその

人の人生観、価値観を理解し、共有すること

3)意向は変わるので、繰り返し行うこと

 話し合いのプロセスそのものが、ACP なのです。

事前指示と何が違うのでしょうか?

 ACP を行うと、患者の自己コントロール感が高まる、病院死の減少、代理決定者—医師のコミュニケーションが改善、より患者の意向が尊重されたケアが実践され、患者と家族の満足度が向上し、遺族の不安や抑うつが減少することが示されています。 しかし、一方で問題点も指摘されています。それは行うタイミングです。 早すぎると、将来を予測することが困難、どんな選択をしたか覚えていない、 1~2年経つと意向が変わる。 遅すぎると、患者は話し合うことを避ける(否認する)傾向がある、生命の危機に直

ACP のメリットとデメリット

面しているときは時間がない、話し合いがされても行われる医療行為をするかしないかに限られ、その背景にある価値観や目標が探索されない。 そこで、タイミングの一つの目安として、1)元気な頃:地域住民にも

しもの時の話し合いについて知ってもらう。人生観・価値を話し合う。信頼できる人を聞く。

2)病気になった時:サプライズクエスチョン(目の前にいる人が一年以内に亡くなったら驚きますかと自分に問う)➡驚かなかったら ACP を行う時と考えてもいい。

3)人生の最終段階を自分のこととして考える時期:治療や・ケアの目標や具体的な内容について話し合う。

 これをお読みになって、ACPが人生の最終段階に近い病院だけではなく、地域のかかりつけの先生や看護師さん、クリニックの受付の方、ケアマネージャーやヘルパーさん、栄養士、リハビリ、薬局のスタッフのみなさん、そして市民の方々も ACP に関わることが大切であることがご理解いただけたでしょうか。

ACP のこれから

 頭で理解できても、実際行うためには、どんな風に話を始めればいいのか皆さん戸惑われることと思います。

 国レベルでは、平成 30 年 3月、人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドラインが作成され、国民に対する啓蒙活動とともに、全国で ACP 研修会、ACP 指導者研修会が開催されています。

 当院では、患者さんと話し合うきっかけを作ろうと、 “ これからのこと” という冊子を作り、少しずつ患者さんやご家族にお届けしています。そして、院内で患者さんやご家族の思いを受け止めるために、ACP の勉強会を始めました。

 ここ、調布の地域では、まだ取り組みは始まっていません。地域住民の方々を支える地域包括ケアの一つとして ACPが広がるよう、当院も皆さまとともに活動して行きたいと思っています。

 是非ご一緒に、いのちの終わりについての話し合いを始めてみませんか?

[文/中村 ゆかり(副院長、地域連携室長)、イラスト/山澤 明子

(看護師)]

▲当院の医師、看護師、ケアマネージャー、医療ソーシャルワーカーで作成した

「これからのこと」

▲三浦靖彦先生(中央)と、小川聡子理事長(左)、 中村ゆかり医師(右)

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トピックス

6月8日 第8回 医療・介護勉強会を開催しました

 高齢者を支えている皆様と共に、学びながら地域包括ケアシステムの実現を目指す場として、医療・介護勉強会を開催しました。 当院医師、看護師らによるACP のドラマ映像や替え歌「恋する意思決定支援」、実例を交えた話と、興味深い講演が続きました。

「ACPについて 〜その人らしく生ききるための認定看護師の関わり〜」 大波 由香子(緩和ケア認定看護師、当院勤務)

「自宅看取りにおける医療と介護の連携 〜入浴サービスを通して〜」 長谷川 千夏(介護支援専門員、ファインケアステーション調布)

「家族の葛藤に寄り添い自宅で看取った事例」 小笠原 恵子(介護支援専門員、当院勤務)

「看看連携について」 林 美由紀(入退院支援室科長、看護師、当院勤務)

▲ ACP のドラマ映像

「ユマニチュード」が各種メディアに取り上げられました

▶︎「毎日新聞」6月10日付朝刊

東山会が法人全体で導入に向けて取り組んでいる認知症のケアメソッド「ユマニチュード」。毎日新聞では当院のケアの様子や取り組み、職員のコメントが紹介されました。また、文藝春秋では「認定インストラクターが所属する法人/施設」として紹介されています。

▶︎「文藝春秋」7月号

【第1巻 ユマニチュードって何だろう -入門編】 ユマニチュードの考案者であるイブ・ジネスト先生が介護に悩む家族を訪問して行った「特別講義」の模様など

【第2巻 ユマニチュードをやってみよう -実技編】 認知症の介護でよくある “ 困った状況 ” の原因とユマニチュードによる対応を紹介するミニドラマなど

【第3巻 私のユマニチュード -家族の実践編】 地域の介護力を上げるためにユマニチュードの普及に乗り出した福岡市の取り組みや、自宅で介護に取り入れて実践している家族の様子など

NHK 厚生文化事業団「優しい認知症ケア ユマニチュード」の DVD を貸し出しいたします

問い合わせ/地域連携室      (042-481-5044)

NHK 厚生文化事業団「福祉ビデオシリーズ」の1つとしてユマニチュードの DVD が製作されました。こちらを3巻セットで無料貸し出しいたします。詳細は地域連携室までお問い合わせください。

日本経済新聞、NHK の取材も予定されています。 ▶NHK病棟見学

の様子

トピックス

5月26日 第94回 とうざん生活習慣病教室を開催しました

トピックス

7月20日 調布市主催 小学生と保護者対象ヘルスアップ教室の講師をつとめました

 昨年につづき、熊谷真義医師(糖尿病内分泌内科)が調布市内の小学校4・5・6年生とその保護者を対象とした〈生活習慣病〉教室の講師をつとめました。「Dr. くまがいにつづけ! 生活習慣病を学んでこどもドクターになろう!」と銘打ち、クイズを盛り込んだ講義やからだを使ったゲームを通して生活習慣病について学びました。

 最後は子どもたちに “ こども医師免許証 ” を授与。こどもドクターとして、家族の “ 診断書 ” を

作って家族の健康を守り、そして自分の生活習慣を見直すきっかけづくりの場となりました。

テーマ「膵臓」

 今回は、当院の山本立真医師が膵臓について外科医の立場でお話しいたしました。膵臓の基本的な知識から病気まで、図や絵を用いてわかりやすく説明しました。 最近有名人が膵臓の病気にかかったことが話題になったことも

なわとび、何分跳んだら、あめ玉 1 個分のカロリー消費?!

まずはしっかり話を聞いて。この後のゲームで出てきます。

▲山本立真医師

あり、当日は 100 名もの方が来場。講演後には活発な質疑応答も行わ

れ、関心の高さがうかがえました。

▲満員の会場

トピックス

6月23日 つなぐカフェを開催しました

 地域の皆様をお招きして、認知症や健康について、看護師や保健師、ケアマネージャーとお話しできる場として「つなぐカフェ」を開催しました。 今回は、「介助のコツ」「マッサー

ジ」「認知症ケア」の3つのテーマでミニ講演も行いました。

12 月 1 日(土)9 時 30 分〜 11 時 30 分調布東山病院 7階 職員食堂

次回は

日本経済新聞朝刊「迫真」コーナー掲載予定:9 月3日(月)の週

NHK 総合「ひるまえほっと」11:05 〜 11:54

「@ほっと」コーナー放送予定:10 月 19 日(金)

10 月 27 日(土)14 時〜 15 時 30 分 調布東山病院7階会議室

次回は

「成人ぜん息」について、遠藤順治医師(当院呼吸器内科)がお話しいたします。

トピックス

中田高央医師 内視鏡センター長に就任

 9月1日付で、中田高央医師が内視鏡センター長に就任しました。

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き、メーカー側へも改良点などの意見を伝えていく使用者とメーカーを繋ぐ大事な役目だとおっしゃいます。不具合や事故が起きた時には、次に起きないようホームページで注意喚起をするなど情報を発信する。これらを着実に行うことで、照明デザイナーや助手の方の信頼を得ています。そして、紹介した機材を使ってよかったといってもらえた時にやりがいを感じるとおっしゃっていました。 1998 年の長野冬季オリンピックでは、イギリス BBC からの依頼でボブスレー、リュージュの照明も担当されました。確かな技術と品質管理が世界からも評価されています。

映画の街 調布。周りに映画関係の会社が集まっている「『ここでしかできない街

づくり』に協力してやっていきたい!」と、とても心強い言葉をいただきました。「地域のために」という思いをもっていらっしゃるところに、当院との共通点も見えました。 今年のちょうふブルーサークル運動、そして年に一度、3時間だけの特別な野川の桜ライトアップと、アーク・システムさんが作る世界にぜひ触れてみてください。

あっ! 調布にこんなところが・

・ ・

照明で世界をつくる

株式会社アーク・システム

調布市には、撮影所をはじめとして美術装飾の会社やプロダクションなど多種

多様な映画映像関連企業が 40 社ほどあります。その中で、テレビコマーシャル、プロモーションビデオ、イベントなどに関わる照明機材のレンタルやサポートをしている会社が、株式会社アーク・システムさんです。

 今回お話を伺ったのは、代表取締役副社長 長井弘

ひ ろ む愛さん。

調布東山病院との関わりは、昨年、世界糖尿病デーにちなんで当院をブルーにライトアップするちょうふブルーサークル運動にご協力いただいたのがきっかけです。

ひとつひとつの「作品」にあわせて よりよいものを作るため、照明デザイナーの方のお話や、監督の意図、コンテ、時間帯や季節、現場の大きさといったことを考慮して、見合う機材を導入します。たとえば、野川の桜ライトアップでは、太陽光に近い明かりを使っているそうです。

機材コーディネーターとしての信頼 2000 種類ほどある機材をきちんとメンテナンスし、現場でトラブルなく使っていただ

▲今回お話をしてくださった 長井さん。本格的な照明で キメてくださいました。

私たちが普段撮影するときのポイントを伺うと、「影が一つになるように」「屋内と屋外の光のバランス」「晴れた日と曇りの日で影がシャープだったりフラットになったりするので、そのバランス」とのこと。写真好きの方は参考になさってみてください。

▲照明のメンテナンス中。 大きなライトで熱さも暑さも 厳しい。

秋の七草の一つで、日当たりの良い山野に生える多年草。漢字では「女郎花」と書き、万葉時代から和歌に詠まれている。茎は直立し、草丈は60cmから1mになる。8月~10月に、茎の上部が枝分かれし先端に散房状に黄色い小さな花をつける。花冠は5裂し、雄しべは4本、雌しべは1本である。

山田隆 Dr. の

季節の植物図鑑 Vol. 9

オミナエシ

写真を撮るときのポイントを伺いました

地域連携室よりお知らせ

調布東山病院で対応できる診療科別疾患のご案内

 いつも調布東山病院をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 地域連携室では、診療科ごとの特徴や対応可能な疾患・症状などをまとめ、先生方のご診療にご活用していただこうと考えております。 今回は代表として、一般内科と外科をご紹介いたします。今後、全診療科を揃えて先生方へ配布する予定です。

外科

特徴・消化管の癌

上部(胃・十二指腸)下部(小腸・大腸)

・消化器疾患胆石症、胆嚢炎、虫垂炎など

・一般外科鼠径ヘルニアなど

・良性緊急疾患虫垂炎、胆嚢炎など

対応可能な疾患・症状【外来】胃癌、大腸癌、胆嚢結石症、胆嚢ポリープ、急性虫垂炎、鼠径ヘルニア など

初期対応可能:イレウス、急性胆嚢炎、消化管穿孔

▶(上下)倉庫には出番を待つたくさ

んの機材。(右)トラックの荷台。

外傷:午前中、または水・金・土曜日午後に事前連絡ください。原則対応可能です。

皮膚・皮下腫瘤:切除は日程調整

褥瘡:月・水曜日(応相談 土曜)

特徴・予約制

複数臓器にまたがる疾患、臓器専門的な診療を要しない内科系疾患。臓器別内科外来もございます。どの診療科を受診させたらよいか迷う場合は、一般内科にご紹介ください。

・予約なし感冒様症状や腹痛、下痢など当日具合の悪い患者様、診断がついていない疾患、病院での診療が必要な疾患(急性疾患、慢性疾患)

対応可能な疾患・症状【全身症状】発熱、原因不明熱、体重減少、浮腫、脱水、食欲不振、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、多発関節痛、意識障害 など

【局所症状】頭痛、目眩、しびれ、麻痺、咽頭痛、咳、痰、血痰、胸痛、背部痛、下痢、嘔気、嘔吐、腹痛、腰痛 など

【疾患】脳梗塞、上気道炎、気管支炎、肺炎、誤嚥性肺炎、胸膜炎、気胸、肺気腫、気管支喘息、心不全、胃腸炎、糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、痛風、偽痛風、関節リウマチ、リウマチ性疾患、急性腎障害、慢性腎臓病、腎盂腎炎、膀胱炎、インフルエンザ、麻疹、風疹 など

一般内科

※癌治療最新のガイドラインを原則としており、手術実績や術後在院日数、術前術後の化学療法についても基幹病院同様となっております。

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編集 /発行調布東山病院 経営企画部広報課TEL : 042-481-5583 FAX : 042-481-5535

編集後記 今回はアドバンス・ケア・プランニング(ACP)を特集しました。話しにくいことですが、当院看護師のやさしいイラストとともに、穏やかな気持ちで話し合う機会を持てたらと思います。(広報課) 表紙イラスト:山澤 明子

月〜土・9:00 〜 16:30日祝日・休み地域連携室 診察・検査・入院など、

お気軽にご相談ください。TEL : 042 - 481 - 5044(直通)FAX : 042 - 481 - 5056▶

トピックス

これからの地域のイベント 東山会のイベント

 昨年 10 月、多摩川地区で行われた「地域見守り訓練」が今年も開催されます。この訓

練は、「認知症の方が行方不明になった」という想定で、認知症の高齢者に扮した方を探すというものです。まちの中で、「自宅に帰れない」「どこに行くつもりだったのか分からない」と戸惑っている方に、どう声をかけて手を差し伸べるのか。実体験を通じて学んでいただけます。■日時/ 2018 年 12 月 8 日(土)午後予定■集合会場/未定■お問い合わせ/調布市地域包括支援センター せいじゅ:042-483-1358

 11 月 14 日は “ 世界糖尿病デー ” です。糖尿病の予防や継続治療の重要性を伝えるこの日のモチーフカラーであるブルーの光で、調布東山病院をライトアップします。また、18 日(日)には当院でイベントを予定しています。詳細は決まり次第、お知らせします。

12 月 8日(土)「第3回 ちょうふ地域見守り訓練」

11月 12日(月)〜18日(日)日没〜21時まで“ 世界糖尿病デー ” ブルーライトアップ

地域の医療介護を支える仲間向けイベント

日時/11月 16日(金)18:30~ 20:30(開場 18:00)

会場/ 調布東山病院 7階 食堂 参加費/無料  定員/ 50 名 お問い合わせ/調布東山病院 在宅センター 光永(042-481-5626)

医療・介護勉強会

講演テーマ「糖尿病と生きる人のサポーターになろう          〜糖尿病治療の現場は病院だけじゃない! むしろ自宅なんだ!〜」 今回は糖尿病をテーマに、3つの事例発表と、グループワークを予定しています。

〜その人らしく暮らせる地域を目指すために〜

第9回 

※参加申し込みの詳細は後日ご案内いたします。

医師向けイベント

調布医 療 連 携2019 年 1 月 22 日(火) 19 時 30 分〜 開催予定 講師/ 須永 眞司(当院 院長)テーマ/血液や尿検査によるがん検診(仮)   参加費/ 500 円(軽食をご用意いたします)お問い合わせ・申し込み/地域連携室(042-481-5044) ※参加申し込みの詳細は後日ご案内いたします。

カンファレンス

前回 第 14 回 カンファレンスの 記事は2ページから。

第 15回

須永眞司院長

ご参加をお待ちしています!