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結核感染 結核発病
一次結核(5%未満)
結核菌保菌内因性再燃二次結核(約5%)
発病しない
治療 治癒咳、倦怠感、痰、血痰、微熱
臨床症状、レントゲン検査、CT検査、結核菌検査、病理検査
IGRA検査(ツベルクリン検査)
結核の診断に必要な検査
• 結核が疑われるとX線検査、CT検査、IGRA検査、結核菌検査を行う
• X線や細菌検査は結核を発病しているかの検査• IGRAはまだ発病していない感染も検査できる
INH、RFP、EB、PZA2ヶ月
+ INH、RFP 4ヶ月
結核菌とは
莢膜
線毛
核様物質
細胞質膜細胞壁
細胞質
鞭毛
ぶ
分厚い脂肪層(主成分:ミコール酸)
・酸・アルカリに対する抵抗性・塩素系消毒薬、逆性せっけんなどに対する抵抗性・乾燥などの環境変化への耐性・一般細菌感染に使われる抗結核薬以外の抗生物質に対する抵抗性
一般細菌 結核菌
結核は飛沫核(空気)感染!飛沫
直径5μm以上落下速度30~80cm/secすぐに床面に落下
飛沫核
蒸発
直径5μm未満落下速度0.06~1.5cm/sec⾧時間、空中を浮遊
結核、麻疹(はしか)、水痘(水ぼうそう)などが飛沫核(空気)感染を引き起こす
黄色ブドウ球菌、大腸菌
インフルエンザ
結核
空気感染を予防するには…通常の(サージカル)マスクでは結核菌の空気感染は防御できない…(患者からの飛沫は抑えられる)
微粒子用マスク(N95マスク)を着用する必要がある!!(結核患者さんと接する医療従事者は必須!)
細菌検査1.培地を使って菌を増やして(培養)、菌の種類(菌種)を決定する
2.検体(喀痰、尿、便など)を染色して顕微鏡で観察し、菌がいるか調べる
3.目的とする菌の遺伝子が存在するか調べる
ー培養検査
ー塗抹検査
ー遺伝子検査
細菌検査の流れ
遺伝子検査
塗抹検査
検体提出
抗酸菌前処理法
培養検査
培養陽性同定検査※
薬剤感受性検査※
培養検査
培養陰性
4~5時間
1~2時間
培養検査だと時間がかかりすぎるので、塗抹検査や遺伝子検査を併用する
最大8週間
培養検査培養検査• 培地を使って菌を増やして(培養)、菌の種類(菌種)を決定する
培地ー細菌が増殖しやすい栄養素を含んだもの(寒天培地、液体培地)
検体(主に喀痰)が提出
培地に塗る
※前処理ー菌を集めたり、結核菌以外の菌を殺す処理
前処理※
培養
最大8週間
培養検査
• 塗抹検査よりも感度が高い• 効果のある薬剤がわかる(薬剤感受性検査)• 菌の種類がわかる(同定検査)• 結果が出るまで数週間かかる
培養検査
大腸菌ー17分結核菌ー792~932分
世代時間(菌が一回分裂するまでの時間)
塗抹検査
• 短時間で結果が得られる• 治療効果判定に有効• 結核菌かどうかの鑑別は困難• 一定以上の菌量が必要
塗抹検査
結核菌? 他の抗酸菌?
塗抹検査陽性⇒排菌している⇒他の人にうつす可能性!!
遺伝子検査
• 短時間で結果がわかる• 結核菌かどうかがわかる• 一定以上の菌量が必要• 死菌※かどうかの区別がつかない
遺伝子検査
耐性遺伝子(薬が効かない原因)の検出もできる!!
※死菌…過去に感染した残骸
細菌検査でわかること
• 喀痰や胃液から結核菌が検出
• 排菌の可能性
• 「他人に感染するような形で呼気から排出していること」の証明
時間がかかったり、判断が難しいものがあるので、色々な検査を組み合わせて考える