DSS 3D Manual 新潟原動機[email protected] TEL MAIL 03-5256-1733 FAX 03-3525-4233 3D Manual...

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陸用・舶用エンジンのメーカーである新潟原動機株式会社では、 他社に先駆けて3D CADを導入しました。 またXVLにもいち早く着目し、パーツカタログやサービスマニュアル、 販売説明用のビデオなど様々な社内活用を進めてきました。 ここでは、その一例をインタビューと合わせてご紹介いたします。 3D多機能マニュアル 導入事例紹介 3D多機能マニュアル 導入事例紹介 新潟原動機株式会社 様 3D多機能マニュアルとは 軽量かつ高精度な表現力で注目されているXVLを駆使し、視覚的な分かりやすさと インタラクティブな機能を備えたHTMLベースのマニュアルです。 Japanese English 28AHX サービスマニュアル 開 始 終 了 きっかけは、3D CADの活用と XVLの将来性 新潟原動機は陸用、舶用、鉄道用など様々なエン ジンを製造している日本を代表する製造メーカだ。 若原氏は3D CADの活用を模索する中で、XVL の軽量かつ高精度の表現力を持つフォーマットに 実用性と将来性を確信し、先ずは保守部品サービス 分野での活用を狙い、電子パーツカタログの制作に 取り組んだ。インターネットを通じて3Dモデルを確 認しながら部品注文から調達までスムーズに実現 できるシステムは、現場を中心に高い評価を得て、 今では重要な業務システムとなっている。 Case study 1 Profile 背景 様々なシーンで活用できる マニュアルに 「現場の声とXVLのポテンシャル、そしてそれを 形にするダイテックの技術によりとても素晴らしい マニュアルが完成した。これからも改良を加えながら、 将来的には様々なシーンで活用できるマニュアルに したい」と若原氏はすでに未来を見据え計画を進めて いる。 評価 Case study 1 目指したのは、現場が求める 究極のサービスマニュアル 次に取り組んだのがサービスマニュアルだ。こちら は点検サービス分野での活用を狙いとした。 製品は、その組み立て方やメンテナンス方法にも 特殊な知識を必要とする。 作業者が使うマニュアルはこれまでプリンタから 出力したものをファイリングして使用していた。写真 や手書きのイラストを駆使して作成したマニュアル はとても見やすく、長年にわたり現場で使用されて きたが、制作には多くの時間と専門的なスキルが必要 とされ、社内で制作することに時間が必要となって いた。 サービスマニュアルを制作するにあたり一番 大切にしたのは現場の声だ。企画段階から何度も レビューを重ね、現場が必要とする機能は可能な 限り搭載した。 従来のサービスマニュアルは、テキストとそれを 補足する写真やイラストで構成されるが、それだけ では表現できない動きをXVLのアニメーション機能 を使って表現した。 また作業には細心の注意が必要なことから実際の 作業を撮影したビデオ動画やCG動画を使い、製品 の構造や作業のコツなども分かりやすく表現した。 さらには3Dモデルを選択すると該当する部品に関 する情報が表示される機能を搭載し、社内システム との情報連携を可能にした。 Case study 1 取組み 新潟原動機株式会社 管理室 情報システムグループ長 若原 剛人 氏 3Dサービスマニュアル 新潟内燃機工場での取材の様子 * 取材日時 2017 年 6 月 * 記載の担当部署は、取材時の組織名です。 3Dサービスマニュアル 導入事例 1 Daitec Smart Solution Daitec Smart Solution 01 3 D Manual

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Page 1: DSS 3D Manual 新潟原動機...dss@daitecjp.com TEL MAIL 03-5256-1733 FAX 03-3525-4233 3D Manual Daitec Smart Solution 01 Title DSS_3D Manual_新潟原動機 Created Date 6/13/2018

陸用・舶用エンジンのメーカーである新潟原動機株式会社では、

他社に先駆けて3D CADを導入しました。

またXVLにもいち早く着目し、パーツカタログやサービスマニュアル、

販売説明用のビデオなど様々な社内活用を進めてきました。

ここでは、その一例をインタビューと合わせてご紹介いたします。

3D多機能マニュアル

導入事例紹介3D多機能マニュアル

導入事例紹介新潟原動機株式会社 様

3D多機能マニュアルとは軽量かつ高精度な表現力で注目されているXVLを駆使し、視覚的な分かりやすさとインタラクティブな機能を備えたHTMLベースのマニュアルです。

Japanese English

28AHXサービスマニュアル

開 始 終 了

きっかけは、3D CADの活用とXVLの将来性 新潟原動機は陸用、舶用、鉄道用など様々なエンジンを製造している日本を代表する製造メーカだ。 若原氏は3D CADの活用を模索する中で、XVLの軽量かつ高精度の表現力を持つフォーマットに実用性と将来性を確信し、先ずは保守部品サービス分野での活用を狙い、電子パーツカタログの制作に取り組んだ。インターネットを通じて3Dモデルを確認しながら部品注文から調達までスムーズに実現できるシステムは、現場を中心に高い評価を得て、今では重要な業務システムとなっている。

Case study 1 Pro�le背景

様々なシーンで活用できるマニュアルに 「現場の声とXVLのポテンシャル、そしてそれを形にするダイテックの技術によりとても素晴らしいマニュアルが完成した。これからも改良を加えながら、将来的には様々なシーンで活用できるマニュアルにしたい」と若原氏はすでに未来を見据え計画を進めている。

評価Case study 1目指したのは、現場が求める究極のサービスマニュアル 次に取り組んだのがサービスマニュアルだ。こちらは点検サービス分野での活用を狙いとした。 製品は、その組み立て方やメンテナンス方法にも特殊な知識を必要とする。 作業者が使うマニュアルはこれまでプリンタから出力したものをファイリングして使用していた。写真や手書きのイラストを駆使して作成したマニュアルはとても見やすく、長年にわたり現場で使用されて

きたが、制作には多くの時間と専門的なスキルが必要とされ、社内で制作することに時間が必要となっていた。 サービスマニュアルを制作するにあたり一番大切にしたのは現場の声だ。企画段階から何度もレビューを重ね、現場が必要とする機能は可能な限り搭載した。 従来のサービスマニュアルは、テキストとそれを補足する写真やイラストで構成されるが、それだけでは表現できない動きをXVLのアニメーション機能を使って表現した。 また作業には細心の注意が必要なことから実際の作業を撮影したビデオ動画やCG動画を使い、製品の構造や作業のコツなども分かりやすく表現した。さらには3Dモデルを選択すると該当する部品に関する情報が表示される機能を搭載し、社内システムとの情報連携を可能にした。

Case study 1 取組み

新潟原動機株式会社管理室情報システムグループ長

若原 剛人 氏

3Dサービスマニュアル

新潟内燃機工場での取材の様子

* 取材日時 2017年 6月* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

3Dサービスマニュアル導入事例 1

DaitecSmartSolution

Daitec Smart Solution 013DManual

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発電プラント紹介動画導入事例 2

* 取材日時 2017 年 6 月* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

Pro�le

新潟原動機株式会社マーケティングセンター国際営業グループ陸用チーム長

渡辺 孝一 氏

「より分かりやすく伝えたい」その思いから3Dの動画を選択 新潟原動機では陸用エンジンを使った発電プラントの建設も対応している。お客様のニーズに合わせながらクリーンで安定的な電源供給を可能としている。 これまで営業スタッフが頭を悩ませていたのは、発電プラントができるまでにどういうプロセスがあるのかということが、お客様にうまく伝わらないということであった。特に海外のお客様に対しては、図面を片手に説明するも、うまく理解してもらえないことがあった。そこで「より分かりやすく伝えたい」という思いから、全社的に推進している3Dデータを活用して動画を作ることを決心した。 CG動画を作成するとなると、まずいくら費用がかかるのだろうという不安や、そもそもどこにお願いすればよいかわからないという実情からなかなか実現できずにいたところ、XVLの活用で実績のあるダイテックを紹介してもらった。 

Case study 2 背景

せっかく作るなら、他にはない良いものを作りたい 3D動画を制作するにあたり、ベンチマークにしたのが、自社のサイトや動画投稿サイトにアップされている海外メーカーの動画だった。CGをふんだんに使った映像は、テンポの良いBGMも相まって非常にクオリティが高く、ブランドイメージの向上にも役に立っているようだ。

 しかしそれを真似るのではなく「せっかく作るなら、他にはない良いものと作ろう」と本プロジェクトはスタートした。 それは、製品紹介だけではなく、営業マテリアルを主として使うことを考慮して、3Dモデルも実際のプラントのデータを使用するなど、随所にこだわりを見せた。 限られた資料、コスト、そして時間の中での制作は意外にも楽しく、打合せのたびに新しい発想が生まれ、それを形にしていった。 XVLの効果はそのようなレビュー中も存分に発揮され、その軽量かつ高精度な表現力によって打ち合わせがスムーズに運んだだけでなく、新たなアイデアを生み出すきっかけにもなった。XVLで部位や動作等を確認し、最後にCGソフトで仕上げるといった効率の良いフローもこの時に確立したものだ。

Case study 2 取組み

可能性を秘めた3Dデータさらなる活用を推進したい このようにして完成した動画は、お客様をはじめとして社内での評価も非常に高く、現在では新潟原動機ホームページのトップページにも掲載されているほどだ。 今後の予定として渡辺氏は、「XVLをはじめとする3Dデータの活用はまだ可能性を持っている。別の部門とも連携を取りながらさらなる活用を推進したい」と語る。

Case study 2 評価

XVLを確認しながらの打合せの様子

発電プラント紹介動画(エンジン搬入 コロ引き)

発電プラント紹介動画(発電プラント完成)

XVLならびにXVL製品に関する製品名、製品ロゴはラティス・テクノロジー株式会社の商標または登録商標です。その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

新潟原動機株式会社

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〒101-0021東京都千代田区外神田2-14-5(新潟原動機ビル)昭和15年2月3日(2003年)30億円https://www.niigata-power.com/indexj.html

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